JPH10162921A - ステアリングロールコネクタ - Google Patents
ステアリングロールコネクタInfo
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- JPH10162921A JPH10162921A JP8321392A JP32139296A JPH10162921A JP H10162921 A JPH10162921 A JP H10162921A JP 8321392 A JP8321392 A JP 8321392A JP 32139296 A JP32139296 A JP 32139296A JP H10162921 A JPH10162921 A JP H10162921A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 49
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラットケーブル2を途中で反転させた状態
で収納し、その反転部2aの内側に弾性リング3を配置
したタイプのステアリングロールコネクタにおいて、弾
性リング3が反転部2aからずれるのを確実に防止す
る。 【解決手段】 弾性リング3の上縁または下縁に連続し
た複数の歯を形成し、ロータ20に、弾性リング3の歯
と噛合する連続した複数の歯23を設ける。
で収納し、その反転部2aの内側に弾性リング3を配置
したタイプのステアリングロールコネクタにおいて、弾
性リング3が反転部2aからずれるのを確実に防止す
る。 【解決手段】 弾性リング3の上縁または下縁に連続し
た複数の歯を形成し、ロータ20に、弾性リング3の歯
と噛合する連続した複数の歯23を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールとステアリングコラムの間に取り付けて、
ステアリングホイールと車体側とを電気的に接続するス
テアリングロールコネクタに関する。
ングホイールとステアリングコラムの間に取り付けて、
ステアリングホイールと車体側とを電気的に接続するス
テアリングロールコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、ステアリングロールコネ
クタは、ステータとロータとからなるドーナツ状のケー
シングの中に渦巻き状に巻いたフラットケーブルを収納
し、フラットケーブルの一端をステータ側に、他端をロ
ータ側に固定した構成になっている。そして、ステータ
をステアリングコラムに固定し、さらにステアリングシ
ャフトにステアリングホイールを取り付けると、ロータ
がステアリングホイールに連結されて、ステアリングホ
イールを回したときにフラットケーブルの巻き状態が変
化しながらロータが回転するようになっている。なお、
フラットケーブルの巻き方向を途中で反転させることに
よって、フラットケーブルの全長を短くしたステアリン
グロールコネクタが提案されている。
クタは、ステータとロータとからなるドーナツ状のケー
シングの中に渦巻き状に巻いたフラットケーブルを収納
し、フラットケーブルの一端をステータ側に、他端をロ
ータ側に固定した構成になっている。そして、ステータ
をステアリングコラムに固定し、さらにステアリングシ
ャフトにステアリングホイールを取り付けると、ロータ
がステアリングホイールに連結されて、ステアリングホ
イールを回したときにフラットケーブルの巻き状態が変
化しながらロータが回転するようになっている。なお、
フラットケーブルの巻き方向を途中で反転させることに
よって、フラットケーブルの全長を短くしたステアリン
グロールコネクタが提案されている。
【0003】このフラットケーブル反転タイプのステア
リングロールコネクタにおいてロータを回すと、フラッ
トケーブルは、反転部がロータの周方向へ移動しながら
ロータ側からステータ側へ、あるいはステータ側からロ
ータ側へと巻き取られて行くが、反転部からフラットケ
ーブルが巻き緩んだり、あるいは、ロータの回転方向が
急に代わった場合などに反転部でフラットケーブルが折
れ曲がったりするおそれがある。そこで、そのような問
題を防止するために、ロータの周面に沿って巻かれたフ
ラットケーブルと、ステータの周面に沿って巻かれたフ
ラットケーブルのそれぞれに圧接する弾性リングをフラ
ットケーブルの反転部の内側に設け、弾性リングをフラ
ットケーブルとの間の摩擦力によってフラットケーブル
の反転部とともに動かせることにより反転部の形状を保
つようにしたものが提案されている。
リングロールコネクタにおいてロータを回すと、フラッ
トケーブルは、反転部がロータの周方向へ移動しながら
ロータ側からステータ側へ、あるいはステータ側からロ
ータ側へと巻き取られて行くが、反転部からフラットケ
ーブルが巻き緩んだり、あるいは、ロータの回転方向が
急に代わった場合などに反転部でフラットケーブルが折
れ曲がったりするおそれがある。そこで、そのような問
題を防止するために、ロータの周面に沿って巻かれたフ
ラットケーブルと、ステータの周面に沿って巻かれたフ
ラットケーブルのそれぞれに圧接する弾性リングをフラ
ットケーブルの反転部の内側に設け、弾性リングをフラ
ットケーブルとの間の摩擦力によってフラットケーブル
の反転部とともに動かせることにより反転部の形状を保
つようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成にお
いては、弾性リングの駆動を摩擦力のみに頼っているの
で、反転部との同時移動の信頼性に乏しく、長期間使用
しているうちに弾性リングが反転部からずれてしまうお
それがあった。
いては、弾性リングの駆動を摩擦力のみに頼っているの
で、反転部との同時移動の信頼性に乏しく、長期間使用
しているうちに弾性リングが反転部からずれてしまうお
それがあった。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、フラットケーブルを途中で反転させ、その反転部
の内側に弾性リングを配置したタイプのステアリングロ
ールコネクタにおいて、弾性リングが反転部からずれる
のを確実に防止することである。
題は、フラットケーブルを途中で反転させ、その反転部
の内側に弾性リングを配置したタイプのステアリングロ
ールコネクタにおいて、弾性リングが反転部からずれる
のを確実に防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
係るステアリングロールコネクタは、相対回転可能なロ
ータとステータとからなるドーナツ状ケーシング内に、
フラットケーブルが、反転部を介して内巻き部と外巻き
部で巻き方向を逆にして収納され、かつ、その一端がス
テータに、他端がロータに固定され、さらに、この反転
部の内側に、フラットケーブルの内巻き部と外巻き部に
それぞれ圧接する弾性リングが配置されたステアリング
ロールコネクタであって、上記技術的課題を解決するた
めに、弾性リングのずれを防止するための手段として、
弾性リングの上縁または下縁に連続した複数の歯を形成
し、ロータに、弾性リングの歯と噛合する歯連続した複
数の歯を形成したことを特徴としている。
係るステアリングロールコネクタは、相対回転可能なロ
ータとステータとからなるドーナツ状ケーシング内に、
フラットケーブルが、反転部を介して内巻き部と外巻き
部で巻き方向を逆にして収納され、かつ、その一端がス
テータに、他端がロータに固定され、さらに、この反転
部の内側に、フラットケーブルの内巻き部と外巻き部に
それぞれ圧接する弾性リングが配置されたステアリング
ロールコネクタであって、上記技術的課題を解決するた
めに、弾性リングのずれを防止するための手段として、
弾性リングの上縁または下縁に連続した複数の歯を形成
し、ロータに、弾性リングの歯と噛合する歯連続した複
数の歯を形成したことを特徴としている。
【0007】上記構成においては、ロータが回転する
と、ロータに形成した歯も一緒に回転する。したがっ
て、弾性リングは、ロータの歯の移動に伴い、ケーシン
グ内をロータの回転方向へ移動する。その際、弾性リン
グは、フラットケーブルの内巻き部及び外巻き部に対し
て圧接していて、圧接した部分が摩擦力によってその位
置にとどまろうとするため、フラットケーブルに対して
滑って移動するのではなく、ケーシング内で自転しなが
ら公転することによって、フラットケーブルの反転部の
移動に追随する。したがって、弾性リングがフラットケ
ーブルの反転部内に位置し続け、その位置からずれない
ので、フラットケーブルがケーシング内で巻き緩んだり
折れ曲がったりすることを防止できる。
と、ロータに形成した歯も一緒に回転する。したがっ
て、弾性リングは、ロータの歯の移動に伴い、ケーシン
グ内をロータの回転方向へ移動する。その際、弾性リン
グは、フラットケーブルの内巻き部及び外巻き部に対し
て圧接していて、圧接した部分が摩擦力によってその位
置にとどまろうとするため、フラットケーブルに対して
滑って移動するのではなく、ケーシング内で自転しなが
ら公転することによって、フラットケーブルの反転部の
移動に追随する。したがって、弾性リングがフラットケ
ーブルの反転部内に位置し続け、その位置からずれない
ので、フラットケーブルがケーシング内で巻き緩んだり
折れ曲がったりすることを防止できる。
【0008】また、上記構成においては、弾性リングの
ずれを防止するための手段として、弾性リングとロータ
に互いにかみ合う歯を形成する代わりに、フラットケー
ブルの反転部の内側に配置した弾性リングに加えて、さ
らに複数の弾性リングを、フラットケーブルの内巻き部
と外巻き部にそれぞれ圧接し、かつ各弾性リングが互い
に近接して隣り合うようにケーシング内に配置してもよ
い。
ずれを防止するための手段として、弾性リングとロータ
に互いにかみ合う歯を形成する代わりに、フラットケー
ブルの反転部の内側に配置した弾性リングに加えて、さ
らに複数の弾性リングを、フラットケーブルの内巻き部
と外巻き部にそれぞれ圧接し、かつ各弾性リングが互い
に近接して隣り合うようにケーシング内に配置してもよ
い。
【0009】このように構成すれば、ロータを回転させ
たときに、各弾性リングがフラットケーブルの内巻き部
と外巻き部との間の摩擦力によってケーシング内を自転
しながら公転し、フラットケーブルの移動に追随する。
ここで、例えば弾性リングの一つについてフラットケー
ブルとの間に滑りが発生すると、その弾性リングは移動
を停止しようとするが、他の複数の弾性リングはフラッ
トケーブルとの間の摩擦力によって移動し続けるので、
停止しようとする弾性リングと接触する。複数の弾性リ
ングの移動し続けようとする力の方が、停止しようとす
る一つの弾性リングの力よりも当然に大きいので、停止
しようとする弾性リングが後ろから押されることにな
る。そして、いったん押されて移動のきっかけが与えら
れると、停止しようとしていた弾性リングもそのまま停
止し続けようとはせず、再度フラットケーブルとの間の
摩擦力で自ら移動して行く。
たときに、各弾性リングがフラットケーブルの内巻き部
と外巻き部との間の摩擦力によってケーシング内を自転
しながら公転し、フラットケーブルの移動に追随する。
ここで、例えば弾性リングの一つについてフラットケー
ブルとの間に滑りが発生すると、その弾性リングは移動
を停止しようとするが、他の複数の弾性リングはフラッ
トケーブルとの間の摩擦力によって移動し続けるので、
停止しようとする弾性リングと接触する。複数の弾性リ
ングの移動し続けようとする力の方が、停止しようとす
る一つの弾性リングの力よりも当然に大きいので、停止
しようとする弾性リングが後ろから押されることにな
る。そして、いったん押されて移動のきっかけが与えら
れると、停止しようとしていた弾性リングもそのまま停
止し続けようとはせず、再度フラットケーブルとの間の
摩擦力で自ら移動して行く。
【0010】したがって、この場合にも、各弾性リング
の位置がフラットケーブルの反転部に対してほとんどず
れないので、フラットケーブルが巻き緩んだり折れ曲が
ったりすることを防止できる。
の位置がフラットケーブルの反転部に対してほとんどず
れないので、フラットケーブルが巻き緩んだり折れ曲が
ったりすることを防止できる。
【0011】なお、このようにケーシング内に複数の弾
性リングを配置した構成においても、各弾性リングの上
縁または下縁とロータに互いにかみ合う歯を形成するこ
とは、弾性リングのずれをさらに確実に防止するうえに
おいて極めて有効である。
性リングを配置した構成においても、各弾性リングの上
縁または下縁とロータに互いにかみ合う歯を形成するこ
とは、弾性リングのずれをさらに確実に防止するうえに
おいて極めて有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態
を、図1から図5を用いて詳細に説明する。
を、図1から図5を用いて詳細に説明する。
【0013】図1は、このステアリングロールコネクタ
の軸直角断面図である。このステアリングロールコネク
タは、自動車のステアリングコラム側の部材(図示せ
ず)に固定されるステータ10と、ステータ10に対し
て回転可能でステアリングホイール(図示せず)と連結
されるロータ20とからなるドーナツ状のケーシング1
内に、渦巻き状に巻いて途中で巻き方向を反転させたフ
ラットケーブル2を収納し、かつ、反転部2aの内側
に、弾性リング3を配置したものである。なお、詳細は
図示していないが、フラットケーブルは、外側の端部が
ステータ10側の端子(図示せず)に、内側の端部がロ
ータ20側の端子(図示せず)に固定されていて、ステ
アリングホイールと車体側の電気的接続を保ったまま、
ステアリングホイールの回転に対して、フラットケーブ
ルの巻き状態が変化することで追随するようになってい
る。
の軸直角断面図である。このステアリングロールコネク
タは、自動車のステアリングコラム側の部材(図示せ
ず)に固定されるステータ10と、ステータ10に対し
て回転可能でステアリングホイール(図示せず)と連結
されるロータ20とからなるドーナツ状のケーシング1
内に、渦巻き状に巻いて途中で巻き方向を反転させたフ
ラットケーブル2を収納し、かつ、反転部2aの内側
に、弾性リング3を配置したものである。なお、詳細は
図示していないが、フラットケーブルは、外側の端部が
ステータ10側の端子(図示せず)に、内側の端部がロ
ータ20側の端子(図示せず)に固定されていて、ステ
アリングホイールと車体側の電気的接続を保ったまま、
ステアリングホイールの回転に対して、フラットケーブ
ルの巻き状態が変化することで追随するようになってい
る。
【0014】図2は弾性リング3の斜視図、図3は図1
のIII−III線断面図、図4は図1におけるIV方向矢視図
である。弾性リング3は、ステンレスの薄板をリング状
に巻いて形成したものであり、ケーシング内のドーナツ
状スペースの幅(ケーシングの半径方向の幅)よりも大
きな直径の円形になっている。弾性リング3は、上縁部
に、連続した複数の歯3aを有しており、展開すれば、
ラックギヤのような形状を呈するものである。
のIII−III線断面図、図4は図1におけるIV方向矢視図
である。弾性リング3は、ステンレスの薄板をリング状
に巻いて形成したものであり、ケーシング内のドーナツ
状スペースの幅(ケーシングの半径方向の幅)よりも大
きな直径の円形になっている。弾性リング3は、上縁部
に、連続した複数の歯3aを有しており、展開すれば、
ラックギヤのような形状を呈するものである。
【0015】ステータ10は、大略円板状で中央に円形
の開口を有する基板11と、基板11に固定されるサブ
ステータ12とから構成されている。サブステータ12
は、円筒状の外周壁12aと、その上端部から径方向内
側へ向かって延出するフランジ12bとから構成されて
いる。ロータ20は、サブステータの円形開口に嵌合す
る内周壁21と、その上端から径方向外方へ延出する上
板22とから形成され、上板22の外周縁部がサブステ
ータ12のフランジ12bによって基板11側に押さえ
られている。
の開口を有する基板11と、基板11に固定されるサブ
ステータ12とから構成されている。サブステータ12
は、円筒状の外周壁12aと、その上端部から径方向内
側へ向かって延出するフランジ12bとから構成されて
いる。ロータ20は、サブステータの円形開口に嵌合す
る内周壁21と、その上端から径方向外方へ延出する上
板22とから形成され、上板22の外周縁部がサブステ
ータ12のフランジ12bによって基板11側に押さえ
られている。
【0016】ロータ20における内周壁21と上板22
の連接部分には、弾性リング3の上縁部に形成した歯3
aと噛み合う複数の歯23が、内周壁21の周方向に連
続して形成されている。この歯23は、弾性リング3の
歯3aとかみ合いやすいように、ロータ20の径方向外
方へ向かって、幅が細くなり(図1参照)、かつ上板2
2からの高さが低くなっている(図3参照)。なお、弾
性リング3の歯3aとロータ20の歯23は、フラット
ケーブル3とロータ20の上端22との間のスペースで
噛み合うように形成されている。
の連接部分には、弾性リング3の上縁部に形成した歯3
aと噛み合う複数の歯23が、内周壁21の周方向に連
続して形成されている。この歯23は、弾性リング3の
歯3aとかみ合いやすいように、ロータ20の径方向外
方へ向かって、幅が細くなり(図1参照)、かつ上板2
2からの高さが低くなっている(図3参照)。なお、弾
性リング3の歯3aとロータ20の歯23は、フラット
ケーブル3とロータ20の上端22との間のスペースで
噛み合うように形成されている。
【0017】上記構成において、弾性リング3は、外力
を取り除いた状態(常態)で円形であるものが、ケーシ
ング1の半径方向にたわんだ状態でフラットケーブル2
の反転部2aの内側に配置されているで、フラットケー
ブル2の内巻き部2bと外巻き部2cの両方に対して図
1の矢印A方向及びB方向に圧接し、フラットケーブル
2の反転部2aにおける巻き緩みを防止している。した
がって、例えば弾性リング3を用いない場合は自動車の
走行時の振動でフラットケーブル2が揺れて異音が発生
するおそれがあるが、上記構成ではそのような問題は生
じない。
を取り除いた状態(常態)で円形であるものが、ケーシ
ング1の半径方向にたわんだ状態でフラットケーブル2
の反転部2aの内側に配置されているで、フラットケー
ブル2の内巻き部2bと外巻き部2cの両方に対して図
1の矢印A方向及びB方向に圧接し、フラットケーブル
2の反転部2aにおける巻き緩みを防止している。した
がって、例えば弾性リング3を用いない場合は自動車の
走行時の振動でフラットケーブル2が揺れて異音が発生
するおそれがあるが、上記構成ではそのような問題は生
じない。
【0018】ロータ20を矢印C方向に回転させると、
フラットケーブル2がD方向へ繰り出されるのと同時
に、ロータ20の歯23と弾性リング3の歯3aとがか
み合っているので、弾性リング3がロータ20の回りを
D方向に自転しながらE方向に公転する。その際、弾性
リング3は、フラットケーブル2がロータ20からステ
ータ10へ繰り出されるのと同じ速度で移動するので、
常にフラットケーブル2の反転部2aの内側に位置す
る。また、ロータ20を矢印Cとは反対の方向へ回転さ
せた場合は、フラットケーブル2と弾性リング3も前述
とは逆の方向へ互いに同調して移動するので、この場合
にも弾性リング3はフラットケーブル2の反転部2aの
内側に位置し続ける。したがって、ロータ20の回転方
向にかかわらず、フラットケーブル2の巻き緩みが防止
される。
フラットケーブル2がD方向へ繰り出されるのと同時
に、ロータ20の歯23と弾性リング3の歯3aとがか
み合っているので、弾性リング3がロータ20の回りを
D方向に自転しながらE方向に公転する。その際、弾性
リング3は、フラットケーブル2がロータ20からステ
ータ10へ繰り出されるのと同じ速度で移動するので、
常にフラットケーブル2の反転部2aの内側に位置す
る。また、ロータ20を矢印Cとは反対の方向へ回転さ
せた場合は、フラットケーブル2と弾性リング3も前述
とは逆の方向へ互いに同調して移動するので、この場合
にも弾性リング3はフラットケーブル2の反転部2aの
内側に位置し続ける。したがって、ロータ20の回転方
向にかかわらず、フラットケーブル2の巻き緩みが防止
される。
【0019】なお、上記構成においては、弾性リング3
をひとつ用いているだけであるため、フラットケーブル
2が、場合によっては外周壁12側で仮想線Fで示すよ
うに巻き緩むことが考えられるが、そのようなことが生
じたとしても、この部分においてはフラットケーブル2
の巻き半径が大きいのでフラットケーブル2の耐久性に
は影響しないし、フラットケーブル2を途中で反転させ
ていて巻き数が少ないので、振動等による異音も生じな
い。
をひとつ用いているだけであるため、フラットケーブル
2が、場合によっては外周壁12側で仮想線Fで示すよ
うに巻き緩むことが考えられるが、そのようなことが生
じたとしても、この部分においてはフラットケーブル2
の巻き半径が大きいのでフラットケーブル2の耐久性に
は影響しないし、フラットケーブル2を途中で反転させ
ていて巻き数が少ないので、振動等による異音も生じな
い。
【0020】また、上記構成においては、弾性リング3
の歯3aとかみ合う歯23をロータ20にのみ形成して
いるが、ステータ10側にも形成することが好ましい。
これは、例えば弾性リング3をプラスチックで形成した
場合など、ステアリングロールコネクタの周囲温度が高
くなると、弾性リングが図1のたわんだ形で形状が固ま
り、フラットケーブル2の外巻き部2cに対して滑るお
それがあるのを確実に防止できるからである。
の歯3aとかみ合う歯23をロータ20にのみ形成して
いるが、ステータ10側にも形成することが好ましい。
これは、例えば弾性リング3をプラスチックで形成した
場合など、ステアリングロールコネクタの周囲温度が高
くなると、弾性リングが図1のたわんだ形で形状が固ま
り、フラットケーブル2の外巻き部2cに対して滑るお
それがあるのを確実に防止できるからである。
【0021】図5は、弾性リングの変形例を示す斜視図
である。この例では、弾性リング4は、ステンレス鋼の
薄板を2〜3重巻きにした構成になっている点が上述の
実施形態とは異なっているが、上縁に、連続した複数の
歯4aを有する点は上述と同様である。このように構成
することにより、弾性リング4の耐久性を増すことがで
きる。
である。この例では、弾性リング4は、ステンレス鋼の
薄板を2〜3重巻きにした構成になっている点が上述の
実施形態とは異なっているが、上縁に、連続した複数の
歯4aを有する点は上述と同様である。このように構成
することにより、弾性リング4の耐久性を増すことがで
きる。
【0022】次に、図6及び図7に示した第2実施形態
について説明する。この例において、ステータ10の構
成は第1実施形態と同じであり、ロータ20の構成は、
歯23が形成されていない点を除いては第1実施形態と
同じである。さらに、フラットケーブル2も第1実施形
態と同様の巻き方でケーシング1内に収納されているの
で、これらについての詳細な説明は省略する。本実施形
態においては、弾性リング5,6は、ステンレスの薄板
をリング状に巻いたものであるが、第1実施形態とは異
なり、上縁に歯は形成されていない。そして、全部で4
つの弾性リング5,6が、フラットケーブル2の内巻き
部2bと外巻き部2cにそれぞれ圧接した状態で、互い
に隣り合うように配置されていて、そのうちの一つの弾
性リング5がフラットケーブル2の反転部2aの内側に
位置している。
について説明する。この例において、ステータ10の構
成は第1実施形態と同じであり、ロータ20の構成は、
歯23が形成されていない点を除いては第1実施形態と
同じである。さらに、フラットケーブル2も第1実施形
態と同様の巻き方でケーシング1内に収納されているの
で、これらについての詳細な説明は省略する。本実施形
態においては、弾性リング5,6は、ステンレスの薄板
をリング状に巻いたものであるが、第1実施形態とは異
なり、上縁に歯は形成されていない。そして、全部で4
つの弾性リング5,6が、フラットケーブル2の内巻き
部2bと外巻き部2cにそれぞれ圧接した状態で、互い
に隣り合うように配置されていて、そのうちの一つの弾
性リング5がフラットケーブル2の反転部2aの内側に
位置している。
【0023】このように構成した場合、ロータ20を回
転させたときに、各弾性リング5,6は、それぞれが、
フラットケーブル2の内巻き部2bと外巻き部2cとの
間の摩擦力によってケーシング1内を自転しながら公転
する。ここで、例えば弾性リング5,6の一つがフラッ
トケーブル2に対して滑ると、その弾性リングは停止し
ようとするが、他の複数の弾性リング5,6がフラット
ケーブル2との間の摩擦力によって移動し続けるので、
停止しようとする弾性リングと接触する。そして、複数
の弾性リング5,6の移動し続けようとする力の方が、
一つの弾性リング5の停止しようとする力よりも当然に
大きいので、停止しようとする弾性リング5が押される
ことになる。いったん押されて移動のきっかけが与えら
れると、停止しようとしていた弾性リング5もそのまま
停止し続けようとはせず、再度フラットケーブル2との
間の摩擦力で自ら移動して行く。
転させたときに、各弾性リング5,6は、それぞれが、
フラットケーブル2の内巻き部2bと外巻き部2cとの
間の摩擦力によってケーシング1内を自転しながら公転
する。ここで、例えば弾性リング5,6の一つがフラッ
トケーブル2に対して滑ると、その弾性リングは停止し
ようとするが、他の複数の弾性リング5,6がフラット
ケーブル2との間の摩擦力によって移動し続けるので、
停止しようとする弾性リングと接触する。そして、複数
の弾性リング5,6の移動し続けようとする力の方が、
一つの弾性リング5の停止しようとする力よりも当然に
大きいので、停止しようとする弾性リング5が押される
ことになる。いったん押されて移動のきっかけが与えら
れると、停止しようとしていた弾性リング5もそのまま
停止し続けようとはせず、再度フラットケーブル2との
間の摩擦力で自ら移動して行く。
【0024】したがって、この場合にも、各弾性リング
5の位置がフラットケーブル2の反転部2aに対してほ
とんどずれないので、フラットケーブル2が巻き緩んだ
り折れ曲がったりすることを防止できる。なお、このよ
うにケーシング1内に複数の弾性リング5,6を配置し
た構成においても、各弾性リング5,6の上縁または下
縁と、ロータ20、またはロータ20とステータ10の
両方に互いにかみ合う歯を形成することは、弾性リング
5のずれをさらに確実に防止するうえで極めて有効であ
る。
5の位置がフラットケーブル2の反転部2aに対してほ
とんどずれないので、フラットケーブル2が巻き緩んだ
り折れ曲がったりすることを防止できる。なお、このよ
うにケーシング1内に複数の弾性リング5,6を配置し
た構成においても、各弾性リング5,6の上縁または下
縁と、ロータ20、またはロータ20とステータ10の
両方に互いにかみ合う歯を形成することは、弾性リング
5のずれをさらに確実に防止するうえで極めて有効であ
る。
【0025】
【実施例】次に、第1実施形態に対応する実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0026】弾性リング3は、前述したように、ケーシ
ング1内のドーナツ状スペースの径方向の幅、つまり外
周壁12aと内周壁21の間の間隔よりも大きな直径の
円形になるように形成されているが、弾性リング3の板
厚に対して直径が大きすぎるとフラットケーブル2の内
巻き部2b及び外巻き部2cとの接触部分の長さが長く
なるので弾力性が弱くなることが考えられ、逆に小さす
ぎると弾性リング3のたわみが小さくなるのでフラット
ケーブル2の外巻き部2cに対する十分な圧接力が得ら
れなくなることが考えられる。このため、ステアリング
ロールコネクタの外周壁12a及び内周壁21の直径に
対して、弾性リング3の常態での直径を、適当な圧接力
が得られる範囲内の値にすることが望ましい。
ング1内のドーナツ状スペースの径方向の幅、つまり外
周壁12aと内周壁21の間の間隔よりも大きな直径の
円形になるように形成されているが、弾性リング3の板
厚に対して直径が大きすぎるとフラットケーブル2の内
巻き部2b及び外巻き部2cとの接触部分の長さが長く
なるので弾力性が弱くなることが考えられ、逆に小さす
ぎると弾性リング3のたわみが小さくなるのでフラット
ケーブル2の外巻き部2cに対する十分な圧接力が得ら
れなくなることが考えられる。このため、ステアリング
ロールコネクタの外周壁12a及び内周壁21の直径に
対して、弾性リング3の常態での直径を、適当な圧接力
が得られる範囲内の値にすることが望ましい。
【0027】例えば、ステアリングロールコネクタの外
周壁12aの内径をφ90mm、内周壁21の外径をφ
40mmにすると、常態での直径は、φ32mm〜φ4
5mm程度の大きさに形成するのが好ましい。そうする
ことによって、フラットケーブル2の内巻き部2b及び
外巻き部2cに対して弾性リング3がしっかりと圧接さ
せることができる。
周壁12aの内径をφ90mm、内周壁21の外径をφ
40mmにすると、常態での直径は、φ32mm〜φ4
5mm程度の大きさに形成するのが好ましい。そうする
ことによって、フラットケーブル2の内巻き部2b及び
外巻き部2cに対して弾性リング3がしっかりと圧接さ
せることができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係るステアリングロ
ールコネクタの軸直角断面図である
ールコネクタの軸直角断面図である
【図2】 図1のステアリングロールコネクタに使用し
ている弾性リングの斜視図である。
ている弾性リングの斜視図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図1のIV方向矢視図である。
【図5】 図2に示した弾性リングの変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係るステアリングロ
ールコネクタの軸直角断面図である。
ールコネクタの軸直角断面図である。
【図7】 図6のステアリングロールコネクタに使用し
ている弾性リングの斜視図である。
ている弾性リングの斜視図である。
1 ケーシング 2 フラットケーブル 2a 反転部 2b 内巻き部 2c 外巻き部 3,4,5,6 弾性リング 3a,4a 歯 10 ステータ 11 基板 12 サブステータ 12a 外周壁 12b フランジ 20 ロータ 21 内周壁 22 上板 23 歯
Claims (2)
- 【請求項1】 相対回転可能なロータ(20)とステータ(1
0)とからなるドーナツ状ケーシング(1)内に、フラット
ケーブル(2)が、反転部(2a)を介して内巻き部(2b)と外
巻き部(2c)で巻き方向を逆にして収納され、かつ、その
一端がステータ(10)に、他端がロータ(20)に固定され、
さらに、該反転部(2a)の内側に、フラットケーブル(2)
の内巻き部(2b)と外巻き部(2c)にそれぞれ圧接する弾性
リング(3)が配置されたステアリングロールコネクタに
おいて、 上記弾性リング(3)は、上縁または下縁に、連続した複
数の歯(3a)を備え、 上記ロータ(20)が、上記弾性リング(3)の歯(3a)と噛合
する連続した複数の歯(23)を備えたことを特徴とするス
テアリングロールコネクタ。 - 【請求項2】 相対回転可能なロータ(20)とステータ(1
0)とからなるドーナツ状ケーシング(1)内に、フラット
ケーブル(2)が、反転部(2a)を介して内巻き部(2b)と外
巻き部(2c)で巻き方向を逆にして収納され、かつ、その
一端がステータ(10)に、他端がロータ(20)に固定され、
さらに、該反転部(2a)の内側に、フラットケーブル(2)
の内巻き部(2b)と外巻き部(2c)にそれぞれ圧接する弾性
リング(5)が配置されたステアリングロールコネクタに
おいて、 上記弾性リング(5)に加え、さらに複数の弾性リング(6)
が、上記フラットケーブル(2)の内巻き部(2b)と外巻き
部(2c)にそれぞれ圧接し、かつ各弾性リング(5,6)が互
いに近接して隣り合うように上記ケーシング(1)内に配
置されたことを特徴とするステアリングロールコネク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321392A JPH10162921A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | ステアリングロールコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321392A JPH10162921A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | ステアリングロールコネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162921A true JPH10162921A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18132045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321392A Pending JPH10162921A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | ステアリングロールコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162921A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6572393B2 (en) | 2001-02-15 | 2003-06-03 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Cable reel |
| EP2048038A1 (de) * | 2007-10-11 | 2009-04-15 | Nexans | Vorrichtung zur Signal-bzw. Stromübertragung zwischen relativ zueinander bewegbaren Endstellen |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP8321392A patent/JPH10162921A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6572393B2 (en) | 2001-02-15 | 2003-06-03 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Cable reel |
| EP2048038A1 (de) * | 2007-10-11 | 2009-04-15 | Nexans | Vorrichtung zur Signal-bzw. Stromübertragung zwischen relativ zueinander bewegbaren Endstellen |
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