JPH10163052A - 鉄心材料の搬送方法及びその搬送装置 - Google Patents

鉄心材料の搬送方法及びその搬送装置

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JPH10163052A
JPH10163052A JP33449396A JP33449396A JPH10163052A JP H10163052 A JPH10163052 A JP H10163052A JP 33449396 A JP33449396 A JP 33449396A JP 33449396 A JP33449396 A JP 33449396A JP H10163052 A JPH10163052 A JP H10163052A
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sheet
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transport
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真澄 白石
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0206Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
    • H01F41/0213Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s)
    • H01F41/0226Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s) from amorphous ribbons

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アモルファスシート素板を所定の長さ寸法で
順次切断してシート材料を設け、このシート材料を、次
工程に迅速・確実に反転・搬送する。 【解決手段】 シート材料Bを搬送する装置100は、
シート材料Bの切断長さに対応して搬送長さが可変でき
る第1の搬送コンベア9と、第2の搬送コンベア10と
からなり、シート材料Bを反転する装置11は、搬送装
置100に近接して逆L字形に形成した第1,第2の反
転コンベア13,14を垂直方向に段差を有して設置
し、更に、反転装置11のシート材料B送出口13c,
14cには、搬送装置100の上方において、反転した
シート材料Bを次工程に送出するための乗載装置21
a,21bを設置し、これら、搬送装置100,反転装
置11,乗載装置21a,21bをコ字形に配置して形
成した搬送手段により、シート材料を省スペースで迅速
・確実に反転さる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状の非晶質磁性合金
薄帯からなる鉄心材料を1ターンカット方式で巻回し、
例えば、配電用の変圧器に用いる巻鉄心を製造する場
合、前記鉄心材料を前記巻鉄心の巻回に際し、円滑・良
好に搬送して巻鉄心を迅速・確実に巻回するようにした
鉄心材料の搬送方法及びその搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、配電用変圧器等に使用する巻鉄心
の磁性材料としては、従来から使用している方向性のけ
い素鋼帯に代えて、アモルファスシート素板(非晶質磁
性合金薄帯あるいは単にアモルファスという)が使用さ
れるようになってきた。然るに、前記アモルファスシー
ト素板を所定の長さに切断して形成したシート材料は、
その製造過程がこれまでの方向性けい素鋼帯と異なり、
溶融金属を結晶化させることなく固化するためには、急
速冷却を必要としていた。即ち、溶融金属を固定冷媒で
ある冷却ロールの外周面上に噴出させ、これを極めて短
時間で冷却固化させることにより、非晶質状態を得るよ
うにしていたので、シート材料の厚さは極く薄いものに
限定され、その幅方向端面の板厚差は一般に、数ミクロ
ンの板厚偏差があった。
【0003】そして、前記シート材料を用いて巻鉄心を
製造する場合は、シート材料を直接円形又は矩形状に連
続巻回してノーカット方式の巻鉄心を形成する場合と、
シート材料を所定の長さに切断し、これを順次巻芯に巻
回してそれぞれの両端を接合することにより、1ターン
カット方式の巻鉄心とを形成する場合がある。
【0004】ところが、前記のようにシート材料を巻回
してノーカット方式又は1ターンカット方式の巻鉄心を
形成した場合、シート材料自体が図23で示すように、
一方の板厚t1 が他方の板厚t2 に対して幅方向に板厚
偏差(t1 −t2 )が生じている関係上、この状態で、
シート材料200の巻回を続行すると、シート材料20
0の板厚偏差はその巻回数が増せば増すほど大きくな
り、図24に示すように、巻回された巻鉄心201の断
面はその形状が傾斜している。
【0005】前記の場合、巻鉄心はその積層厚があらか
じめ設定されているので、図24で示す巻鉄心201の
板厚の厚い部位(t1n側)は規定厚に達しているため、
固く巻回でき鉄心の占積率を高くすることができる。一
方、板厚が薄い部位(t2n側)は、規定厚に達していな
いため、シート材料200間に隙間が生じ鉄心の占積率
が低下するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、巻鉄心
の板厚がその幅方向において、一方の板厚が他方に比べ
て薄い場合の巻鉄心における締付圧力は、板厚の厚い方
が強くなり、薄い方は逆に弱く、巻鉄心自体の剛性にア
ンバランスが生じるという問題があった。又、鉄心の占
積率低下は所定の鉄心重量が得られないばかりか、磁束
が流れる鉄心断面積は小さく、この結果、磁束密度が高
くなり損失を増大させるという問題があった。
【0007】前記鉄心の占積率に関する問題を解決して
その向上をはかるために、例えば、特公平2−2824
3号には、シート材料を1ターンカット方式、又は、ノ
ーカット方式で巻回して巻鉄心を製造する過程におい
て、シート材料をその巻回途中で一旦切断し、その幅方
向を180°転回させて巻回作業を行うようにしたもの
が示されており、前記転回作業は1台の巻鉄心を巻回す
るにあたり、数回行うことによって板厚偏差の悪影響を
排し、巻鉄心の占積率向上をはかるようにした方法が示
されている。
【0008】しかし、前記の方法では、巻鉄心の巻回途
中でその動作を数回停止させながらその都度シート材料
を切断し、この状態で、シート材料(フープ状に巻回さ
れているもの)を180°転回させ、この後再度シート
材料を継ぎ合せて巻回を再開していたので、巻鉄心の巻
回作業は非常に手間と時間がかかることはもとより、フ
ープ状に巻回したシート材料を、巻回途中で数回反転さ
せることは、フープ状のシート材料自体が相当大きく、
しかも、重量があるため、前記反転作業は手間がかか
り、巻回作業の稼働率が低下し、この種巻鉄心の製造効
率を阻げる大きな要因となっていた。
【0009】本発明は、前記の問題点に鑑み、非晶質磁
性合金薄帯からなる鉄心材料の搬送方法を改善すること
により、鉄心材料の板厚偏差により生ずる悪影響の問題
を解決したものである。即ち、鉄心材料であるアモルフ
ァスシート素板のシート材料は、一方の板厚の厚い側と
他方の板厚が薄い側とが重なるように、表面同志あるい
は裏面同志を互いに重ね合せて巻回すると、巻鉄心の幅
方向端面の板厚が均一化して、シート材料の板厚偏差が
良好に解消できるという点に着目し、前記巻鉄心の鉄心
材料であるシート材料を、その切断後の搬送途中におい
て、一旦反転させて搬送するという手段を用いることに
より、鉄心材料の搬送範囲の省スペース化がはかれ、し
かも、あらかじめ鉄心材料を反転させて搬送する手段に
より、鉄心材料の表面同志あるいは裏面同志の重ね合せ
を迅速・確実に行うことを可能とした、鉄心材料の自動
反転機能を備えた改良された搬送方法とその搬送装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、アモルファスシート素板を所定の長さ
に順次切断して設けたシート材料は、その幅方向の板厚
に偏差がある場合に備えて、あらかじめ巻鉄心を巻回す
る前に板厚の厚い側と薄い側とが重なるように、表面同
志あるいは裏面同志を互いに重ね合わせることによって
板厚偏差が解消するという点に着目した。本発明は、前
記着目点の実施に当り、シート材料の表面同志あるいは
裏面同志を巻鉄心巻回前のいづれかの段階で重ね合せる
ことができるようにするために、1台の巻鉄心を巻回す
るのに必要なシート材料の半分は必ず反転(裏返し)さ
せないと、シート材料の表面同志等の重ね合せが不可能
である点に鑑み、前記シート材料同志の重ね合せ手段は
別として、その前提となるシート材料を、アモルファス
シート素板から切断した後の搬送途中において円滑・良
好に反転(裏返し)させ、次工程におけるシート材料の
表面同志あるいは裏面同志の重ね合せ作業が迅速・確実
に行えるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明は、前記に基づき鉄心材料(シート
材料)の迅速な搬送と、搬送途中で円滑な反転を行える
ようにした鉄心材料の搬送方法及び搬送装置を提供する
もので、特に、本発明においては、搬送スペースの効率
化をはかる関係上、シート材料をその搬送途中で円滑に
反転させてそのまま次工程に搬送することにより、次工
程での前記反転して搬送されたシート材料と、正転(表
面を表向きとした)状態に復帰させたシート材料との重
ね合せ作業の円滑化をはかるようにしたもので、シート
材料をその搬送途中で円滑に反転させて搬送することに
より、省スペースでシート材料の搬送を行えるようにし
たことを特徴とするものである。
【0012】そして、本発明の請求項1に記載した、ア
モルファスシート素板を所定の長さ寸法で順次切断して
形成したシート材料を次工程に搬送するためのシート材
料の搬送方法は、アモルファスシート素板を複数枚積層
してこれを順次あらかじめ設定した所定の長さに切断す
る工程と、前記切断されたシート材料を、アモルファス
シート素板の切断時のみ停止する第1の搬送コンベアと
常時駆動している第2の搬送コンベアとからなる搬送手
段にて水平方向に直線移送させる工程と、前記シート材
料の搬送途中においてシート材料を、その表面を反転手
段にて切断時とは逆方向に反転させて移送する工程と、
前記反転させたシート材料を次工程に搬送する乗載手段
に反転した状態で移送・乗載する工程とからなり、前記
所定の長さに切断したアモルファスシート素板のシート
材料を、その搬送途中において前記反転手段により表面
を切断前と逆方向の裏面側に反転させて次工程に搬送す
るようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2に記載した、アモルファ
スシート素板を所定の長さに順次切断して形成したシー
ト材料の搬送装置は、所定の長さに切断したシート材料
を水平方向に直線移送させる搬送手段を、駆動源を個別
に具備して鉄心搬送台上を水平方向に直線移動可能とし
た一対の第1,第2の搬送コンベアと、これら各搬送コ
ンベアの一方端に駆動結合した駆動源と、前記各搬送コ
ンベアの他方端と駆動結合されて鉄心搬送台上に設置し
た第1のシリンダ装置と、前記第1,第2の搬送コンベ
アの中間部にそれぞれ個別に駆動結合され、かつ、前記
第1のシリンダ装置とは同期してその逆方向に直線移動
可能に設置された第2,第3のシリンダ装置とを備えて
構成し、前記切断されたシート材料を搬送途中で反転さ
せる反転手段は、水平方向に搬送されたシート材料を挟
持した状態で垂直方向に一定の高さまで移動させた後、
再度前記とは逆方向に水平移動させるように逆L字状に
形成した一対の第1,第2の反転コンベアとからなり、
更に、前記搬送手段と反転手段とを、事前に制御装置に
設定したシーケンスに従って駆動制御するようにしたこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3に記載した、シート材料
の搬送手段と反転手段とを駆動制御する制御装置は、ア
モルファスシート素板の切断時において搬送手段の第1
の搬送コンベアを停止させて第2の搬送コンベアと反転
手段とを駆動させ、アモルファスシート素板の切断後は
前記搬送手段と反転手段とを同期的に駆動させる制御シ
ーケンスを具備して構成したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4に記載した、シート材料
を搬送途中において反転させる反転手段は、一対の搬送
ベルトを並設させて逆L字状に、かつ、シート材料を挟
持可能に巻掛けて構成し、搬送手段にて直線状に搬送さ
れたシート材料を、一対の搬送ベルトに挟持して垂直方
向に搬送すると同時に、シート材料をその表面が反転す
る直角方向に転回させて次工程に搬送するように構成し
たことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項5に記載した反転手段は、
一対の搬送ベルトを並設させて逆L字状に、しかも、シ
ート材料を挟持可能に巻掛けて、シート材料の送出口を
上段側の乗載手段と対応させて配置した第1の反転コン
ベアと、前記第1の反転コンベアの内側方向に配設され
てシート材料の送出口を下段側の乗載手段と対応して一
対の搬送ベルトを巻掛けて配置した第2の反転コンベア
とからなり、この第1,第2の反転コンベアの搬送コン
ベア側に位置する部位に、シート材料を前記第1,第2
の反転コンベア側に交互に振分けて案内する振分ローラ
を取付け、前記シート材料を第1,第2の反転コンベア
に交互に振分けて前記乗載手段に反転させて搬送・乗載
するように構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の請求項1に記載したアモルファスシー
ト素板を所定の長さに順次切断して形成したシート材を
次工程に搬送するシート材料の搬送手段においては、シ
ート材料を直線移送の途中で垂直搬送し、一定の高さま
で搬送したらシート材料を反転する方向に転回させて所
定の乗載手段まで搬送するようにしたので、シート材料
を比較的短い距離で反転させて次工程に搬送することが
できるので、巻鉄心を巻回する手段においてシート材料
の搬送距離を短縮化することができ、シート材料を迅速
・確実に次工程に搬送できるため、巻鉄心の製造作業を
省スペースで効率的に行うことを可能とした。
【0018】本発明の請求項2に記載した、アモルファ
スシート素板を所定の長さに順次切断して形成したシー
ト材料の搬送装置においては、前記シート材料を直線移
送させる搬送手段を、シート材料を直線的に搬送する搬
送路において2分割して個々の駆動源により個別に駆動
可能とした第1,第2の搬送コンベアによって構成し、
切断するシート材料の長さ寸法に対応して第1,第2の
搬送コンベア個々の搬送寸法(搬送手段全体の寸法は不
変)が可変でき、かつ、コンベア自体を個別に駆動制御
させてシート材料を直線移送させるようにしたので、シ
ート材料はその切断長さが順次可変しても、第1,第2
の搬送コンベアもそれに応じて搬送寸法が可変できる。
【0019】即ち、第1の搬送コンベアは、切断する長
さ寸法のアモルファスシート素板を乗載し、切断時のみ
一旦駆動を停止(第2の搬送コンベアは駆動続行中)す
るが、切断後は直ちに駆動して切断したシート材料を第
2の搬送コンベア側に給送すると同時に、次に切断する
シート材料を所定の長さ搬送して停止する。一方、第2
の搬送コンベアは駆動が連続しており、切断されたシー
ト材料をそのまま搬送して反転手段に給送する。このよ
うに、切断長の異なるシート材料は、その切断の都度第
1,第2の搬送コンベアにて滞留することなく直ちに反
転手段に送出することができる。又、第1,第2の搬送
コンベアは2分割して形成されており、しかも、両コン
ベアはシート材料の切断する長さに対応して個々に搬送
長さが可変できるように構成されているので、シート材
料はその切断時のみ駆動を停止している第1の搬送コン
ベア上に保持されているため、円滑な切断が行えるとと
もに、切断後は直ちに常時駆動している第2の搬送コン
ベアと同期して共動することにより迅速に搬送すること
ができる。
【0020】前記シート材料の切断前の送出しと、切断
後の送出しとを例えば1本のベルトを用いたコンベアで
行うことも可能である。しかし、この場合、シート材料
をその切断に際してコンベアを駆動し、かつ、シート材
料を送出装置の駆動により所定の長さ送出してコンベア
を停止し、この後シート材料を切断し、切断後はコンベ
アを再駆動して切断したシート材料と次に切断するシー
ト材料の送出しとを同時に行ってシート材料を再切断す
る場合と、シート材料の切断後このシート材料をコンベ
アを駆動して次の工程に送出した後、前記コンベアを一
旦停止し、この後、コンベアと送出装置とを同時に駆動
してシート材料をその切断する長さ分だけ送出し、切断
時は再びコンベアを停止して切断を行い、切断後はコン
ベアを再駆動して切断したシート材料を次工程に送出す
る場合とがある。然るに、前者は切断したシート材料を
次に切断するシート材料の長さ分しか送ることができな
いため、切断したシート材料はコンベア上に滞留して次
工程への搬送に時間を要するという問題がある。一方、
後者は切断したシート材料を次工程に送出した後、コン
ベアを再駆動して次のシート材料の切断の準備を行う関
係上、コンベアはシート材料の搬送、切断に際しては、
その都度起動・停止を繰返すことになるため、アモルフ
ァスシートの切断に手間がかかる問題があった。本発明
は前記のように、搬送手段が2個の搬送コンベアにより
分割して構成されているので、前記の点は良好に解決す
ることができる。
【0021】又、反転手段においては、前記搬送手段と
連接されて逆L字状に直立して形成した一対の第1,第
2の反転コンベアからなり、第1の反転コンベアの下側
内懐に第2の反転コンベアが介在されており、これら第
1,第2の反転コンベアはシート材料を一対の搬送ベル
トにより挟持して搬送できるように構成されているた
め、搬送手段から搬送されたシート材料は、反転手段に
て水平方向から垂直方向に搬送する方向が変換され、こ
の後、再度シート材料をその表面が反転する水平方向に
移送方向を変換して次工程に送ることが可能となる。こ
の結果、前記搬送手段では表向きにして搬送されてきた
シート材料が、反転手段にて垂直方向に移送され、この
反転手段から次工程に移送する際は、すべて表面が裏向
きに反転されているので、シート材料は反転手段の採用
によって省スペースで効率的に反転させて次工程に移送
することができる。
【0022】本発明の請求項3に記載した、前記搬送手
段と反転手段とを駆動制御する制御装置は、搬送及び反
転の各手段をシート材料の切断後においては、同期させ
て駆動するシーケンスが組込まれているので、シート材
料の搬送が2つのコンベア、即ち、搬送コンベアと反転
コンベアとを連系させて駆動させることができ、シート
材料の直線,反転搬送を省スペースで迅速・確実に行う
ことができる。
【0023】本発明の請求項4に記載した、シート材料
を反転させる反転手段は、シート材料が挟持できるよう
に一対の搬送ベルトを逆L字型に巻掛けて搬送手段とは
直角方向に直立して形成されているので、搬送手段から
直線移送されるシート材料を簡易に垂直方向に移送し
て、そのままシート材料が反転する方向(表面を裏向き
とする方向)に転回させることができるため、シート材
料の搬送及び反転手段は少ない設置スペースを有効利用
して設置できるので利便である。
【0024】更に、請求項5に記載した、シート材料を
反転させる反転手段においては、直線移送されるシート
材料を効率的に反転させるために、第1,第2の反転コ
ンベアを上下方向に段差を保って直立させた状態で一対
形成し、これら第1,第2の反転コンベアのシート材料
の送出口と対応する部位には、搬送手段の上方におい
て、反転されたシート材料を乗載して次工程に送る乗載
手段を複数段備え、一方、前記第1,第2の反転コンベ
アのシート材料の送入口には、シート材料を第1,第2
の反転コンベアに交互に振分けて反転・搬送させる振分
ローラを具備して構成したので、シート材料は一対の反
転コンベアと、これと対応する乗載手段とを使用して効
率的に反転・搬送させることができ至便である。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6によ
って説明する。なお、本発明によって搬送された鉄心材
料を用いて巻鉄心を巻回・形成する装置を示す実施例
は、図7ないし図20によって説明する。最初に、本発
明の実施例も含めて巻鉄心を巻回・形成するための製造
工程について説明する。
【0026】巻鉄心の製造工程は大別すると、アモルフ
ァスシート素板Aの切断工程と、切断したシート材料B
の反転工程と、シート材料Bを所要数積層してシート素
板Cを形成する工程と、前記シート素板Cを所要数積層
して1ブロック分の巻回シート素体Dを形成する工程
と、前記1ブロック分の巻回シート素体Dを巻回して巻
鉄心80を形成する工程とからなる。
【0027】又、各工程においては、例えば図1,2に
示すように、アモルファスシート素板Aを所定枚数づつ
事前に設定した長さ寸法で切断する切断装置1と、前記
切断したシート材料Bを搬送しながらその表面を反転さ
せる反転装置11と、前記反転させたシート材料Bを乗
載する乗載装置21a,21bと、更に、図6〜8にお
いて、乗載装置21a,21bから順次次工程に給送さ
れるシート材料Bを、前記反転状態を維持させたものと
正転方向に反転させたものとを交互に積層してアモルフ
ァスのシート素板Cを形成する積層装置31と、前記シ
ート素板Cを階段状に所要段数積層して1ブロック分の
巻回シート素体Dを形成するシート素体積層装置45
と、更に、この巻回シート素体Dを搬送するコンベア装
置61と、前記搬送された巻回シート素体Dを円形に順
次巻回するための巻回装置65とがそれぞれ具備されて
おり、これら各装置1,11,21a,21b,31,
45,61,65を組合せて巻鉄心の製造装置を構成す
るものである。
【0028】次に、前記巻鉄心の製造装置に組込まれて
いる本発明の鉄心材料の搬送手段を構成する搬送装置を
図1ないし図6により説明する。最初に、アモルファス
シート素板Aを切断してシート材料Bを形成する場合に
ついて説明する。図1において、2はフープ材としてア
モルファスシート(非晶質磁性合金薄帯)素板Aを所定
の長さづつ巻戻しを行う巻戻し装置で、前記アモルファ
スシート素板Aはそれぞれ図示しない電動機によって駆
動するドラム3に巻取られており、本実施例では、例え
ば、アモルファスシート素板Aを5枚重ねて切断する関
係上、アモルファスシート素板Aをフープ状に巻取った
ドラム3を5個用いた例について説明する。前記各ドラ
ム3に巻取られたアモルファスシート素板Aは、ドラム
3をそれぞれ電動機により同時に駆動してアモルファス
シート素板Aを巻戻し、巻戻しされたアモルファスシー
ト素板Aはガイドローラ4,5を介して図2に示す切断
装置1側に給送される。
【0029】前記個々に巻戻された各アモルファスシー
ト素板Aは、図1で示すように、巻戻し装置2の終端に
縦設したガイドローラ5の下側において、自重によりル
ープL状に弛ませて5枚重ねとする。前記ループL状に
弛ませて5枚重ねとしたアモルファスシート素板Aのル
ープLの長さ設定は、例えば、図示しない発光素子と受
光素子とからなる光電式の検出装置にて行う。即ち、ル
ープL状に弛ませたアモルファスシート素板Aの下方端
が所定の長さ垂下すると、発光素子からの発光信号がア
モルファスシート素板Aに遮ぎられ受光素子に受信され
なくなる。
【0030】前記発光信号が受信されなくなると、受光
素子からの発信信号により巻戻し装置2の電動機を停止
させてアモルファスシート素板Aのドラム3からの巻戻
しを一旦停止し、逆に、発光信号を受光素子が受信した
ときは電動機を再駆動させて、アモルファスシート素板
Aの巻戻しを行うことによりループLの長さを設定す
る。前記アモルファスシート素板AのループLの長さ調
整は、巻戻し装置2の電動機を前記検出装置によって良
好に駆動制御することにより、常に一定の長さに垂下保
持させることができる。
【0031】前記ループL状に弛ませたアモルファスシ
ート素板Aは、5枚重ねとなした状態で、ガイドローラ
6を介して送込ローラ8によって切断装置1側に送出さ
れる。そして、前記アモルファスシート素板Aを給送す
る送込ローラ8は、図2で示すように従動ローラ8a
と、電動機M1 にて駆動するロータリーエンコーダ7を
具備した駆動ローラ8bとによって構成されている。
【0032】前記電動機M1 は図2で示すコントローラ
(制御装置)CSからの指令信号によってその回転数が
制御されている。即ち、アモルファスシート素板Aの送
込み長さと、送込み回数等とが事前に設定されている。
又、前記切断装置1は固定カッタ1aと、可動カッタ1
bとからなり、この切断装置1もアモルファスシート素
板Aの送込ローラ8と同様に、前記コントローラCSか
らの指令信号によって駆動するように構成されている。
【0033】そして、前記ドラム3に巻回されたアモル
ファスシート素板Aを巻戻してこれを所定の長さに切断
する場合は、図1で示すように、アモルファスシート素
板Aは巻戻し装置2にて巻戻され、ガイドローラ6を通
過した時点で5枚重ねに重合されて送込ローラ8に送込
まれる。前記送込ローラ8に送込まれたアモルファスシ
ート素板Aは、コントローラCSにより駆動制御される
送込ローラ8により、あらかじめ設定された長さ寸法で
所定回数順次切断装置1に送出する。
【0034】前記送込ローラ8にて切断装置1に送出さ
れるアモルファスシート素板Aの送出寸法(切断する長
さ)は、例えば、巻鉄心においてはL+2πt(n−
1)にて設定する(この際、Lは巻鉄心の内周長、tは
30枚重ねしたアモルファスシート素板Aの板厚、nは
巻鉄心の内側から巻回されるシート素板Cの数(図22
参照)を示すものである)。なお、本実施例では、前記
シート素板Cを例えば、5段に積層して後述する巻回シ
ート素体Dを設ける関係上、前記送出寸法の設定に基づ
き、5枚重ねしたアモルファスシート素板Aを同一寸法
で6回切断して巻鉄心(n=5)のシート素板Cを形成
し、次層以降のシート素板Cを形成する場合は、前層の
シート素板Cの長さ寸法に2πt分の寸法だけ短くして
切断する。このシート素板Cを形成する作業を5回繰返
して1ブロック分の巻回シート素体Dを設けるもので、
この場合、最初に形成するシート素板Cの長さ寸法は、
1ブロック分の巻回シート素体Dの中で一番長い寸法の
ものから形成し、そのブロックの最後となる5番目のシ
ート素板Cは、そのブロックにおける一番短い寸法(巻
鉄心の最内層)で切断することになる。なお、巻回シー
ト素体Dはその巻回方向によっては、シート素板Cの切
断長さの寸法の順番が変わるが、これはコントローラC
Sによって自由に設定することができる。例えば、巻回
シート素体Dの1ブロック分のシート素板Cを前記とは
逆に最初に短い寸法のものから形成し、これを5段の最
初に積層(1番下に積層)し、以下切断長さの長い順に
積層して1ブロック分の巻回シート素体を形成すること
である。
【0035】次に、前記所定の長さ寸法に切断されたシ
ート材料Bを、搬送装置及び反転装置11により反転さ
せながら、次工程に搬送する場合について説明する。最
初に、シート材料Bを直線移送する搬送装置100につ
いて説明する。図2及び図3において、搬送装置100
は搬送台枠101上面の鉄心搬送台102上に2分割し
て水平移動可能に設置した第1,第2の搬送コンベア
9,10からなる。そして、これら第1,第2の搬送コ
ンベア9,10は、それぞれ個別に駆動源となる電動機
2 ,M3 と、駆動源が空圧,油圧,電動等からなる第
1〜第3のシリンダ装置a〜cと、更に、前記第1〜第
3のシリンダ装置a〜cと前記電動機M2,M3 との間
で巻掛けた搬送ベルトd,eとによって概略構成されて
いる。
【0036】第1の搬送コンベア9は切断装置1側に、
第2の搬送コンベア10は反転装置11側にそれぞれ近
接して横一線上に配置されている。そして、第1の搬送
コンベア9は、図2で示すように、鉄心搬送台102上
に設置した第1のシリンダ装置aと、搬送台枠101内
の下側に横架した下側取付台f上に設置した第3のシリ
ンダ装置cの滑動体a1 ,c1 間に駆動可能に張架した
搬送ベルトdを切断装置1側において、所要のガイドロ
ーラを介して電動機M2 に駆動結合することにより構成
されている。
【0037】又、第2の搬送コンベア10は、前記第1
の搬送コンベア9と相対向する、反転装置11側におい
て、第1のシリンダ装置aと、搬送台枠101内の上側
に横架した上側取付台gに設置した第2のシリンダ装置
bの滑動体a1 ,b1 間に駆動可能に張架した搬送ベル
トeを所要のガイドローラを介して電動機M3 に駆動結
合して構成されている。
【0038】前記搬送装置100は第1,第2の搬送コ
ンベア9,10の一方端を、第1のシリンダ装置aの滑
動体a1 に相対応させて取付け、他方端は各搬送コンベ
ア9,10毎に、対応するシリンダ装置b,cの滑動体
1 ,c1 に巻掛けられてそれぞれ電動機M2 ,M3
より個別に駆動されいる。そして、搬送装置100の駆
動に際しては、コントローラCSより電動機M2 ,M3
及び各シリンダ装置a〜cに指令信号が出力されて搬送
装置100を適量駆動させる。この場合は、すべてコン
トローラCSから駆動指令(指令信号)が出力される。
【0039】即ち、第1の搬送コンベア9は、シート材
料Bの切断にあたり、アモルファスシート素板Aの送込
み時と、切断されたシート材料Bを反転装置11に移送
させるときのみ電動機M2 が起動して駆動する。従っ
て、アモルファスシート素板Aの切断時は駆動を停止し
ている。第2の搬送コンベア10は第1の搬送コンベア
9とは異なり、アモルファスシート素板Aの送込みには
関係しない(アモルファスシート素板Aはその切断時第
2の搬送コンベア10上まで送込まれない)ため、電動
機M3 を起動して常時駆動している。
【0040】又、第1,第2の搬送コンベア9,10の
搬送長さは、切断されたシート材料Bの長さ寸法によっ
て可変させることができる。これは、前記したように、
アモルファスシート素板Aをその切断時において、常時
駆動している第2の搬送コンベア10に跨がらせること
により、アモルファスシート素板Aが振動して切断作業
に支障をきたすのを防ぐためである。この結果、搬送装
置100に送込まれて第1の搬送コンベア9からアモル
ファスシート素板Aの先端が、第2の搬送コンベア10
側に移送されるのを防ぐため、事前にコントローラCS
からの指令信号により、第1〜第3のシリンダ装置a〜
cが同時に起動し、第1のシリンダ装置aの滑動体a1
を、アモルファスシート素板Aの送込み長さに応じて、
例えば、図2において左方向に一定の距離移動させる。
【0041】この際、前記滑動体a1 の滑動に呼応して
第2,第3のシリンダ装置b,cの滑動体b1 ,c1
前記滑動体a1 とは逆方向に同時に滑動(図2の右方
向)し、第1,第2の搬送コンベア9,10の搬送ベル
トe,fの一方端を個別に結合した第1のシリンダ装置
aの滑動体a1 を特別に大きな力を要することなく(3
個のシリンダ装置a〜cが同時に駆動するため、滑動体
1 の滑動力を軽減することが可能となる)滑動させる
ことができる。この結果、第1,第2の搬送コンベア
9,10の搬送長さは、図2に示すように、アモルファ
スシート素板Aの切断する長さ寸法が短いときは、第1
の搬送コンベア9の搬送長が短いものの、図3で示すよ
うに、アモルファスシート素板Aの切断する長さが順次
長くなるにつれて、滑動体a1 は第1のシリンダ装置a
を図3のように左側に移動し、第1の搬送コンベア9の
搬送長を順次長くする。逆に、第2の搬送コンベア10
の搬送長は短くなる。
【0042】一方、第1,第2の搬送コンベア9,10
の中間点を支えている第1,第2のシリンダ装置b,c
の各滑動体b1 ,c1 は、図3のように、滑動体a1
は反対方向に滑動して、第1,第2の搬送コンベア9,
10の搬送長の可変を円滑に行わせる。前記搬送装置1
00の搬送長の設定は、第1,第2の搬送コンベア9,
10の駆動とは別に、アモルファスシート素板Aの送込
ローラ8により送込量が事前にコントローラCSにて設
定されているので、アモルファスシート素板Aの送込
時、コントローラCSからの指令信号により第1〜第3
のシリンダ装置a〜cを駆動し、今回切断するアモルフ
ァスシート素板Aの送込量から前回切断したときのアモ
ルファスシート素板Aの送込量を減算した数値分だけ滑
動体a1 〜c1 を滑動させることにより、第1,第2の
各搬送コンベア9,10の搬送長を容易に可変すること
ができる。
【0043】この結果、搬送装置100上に送込まれた
アモルファスシート素板Aは、第1の搬送コンベア9上
にのみに乗載させることができるので、切断時におい
て、常時駆動している第2の搬送コンベア10によって
アモルファスシート素板Aの切断が妨げられることは全
くない。その上、切断装置1にてアモルファスシート素
板Aを切断すると、切断されたシート材料Bは、第1の
搬送コンベア9がコントローラCSからの指令信号を受
けて直ちに駆動することにより、該コンベア9から第2
の搬送コンベア10上に移送されると同時に、次に切断
を行うアモルファスシート素板Aを乗載したら第1の搬
送コンベア9は一旦停止する。一方、第2の搬送コンベ
ア10に送出されたシート材料Bは、反転装置11に給
送され表面側を反転されて次工程に給送される。
【0044】前記反転装置11は、図2,4で示すよう
に、搬送装置100で搬送されたシート材料Bをその搬
送途中で表面を裏向きに反転させて、シート材料Bを次
工程に搬送する乗載装置21a,21bに給送するよう
に構成されている。前記反転装置11は図2のように、
鉄心搬送台102上に直立させた支持手段11a,11
aにより取付けられて、図2で示すように、第2の搬送
コンベア10の終端に近接してほぼ垂直に立設した状態
で形成されており、図4により大別して説明すると、シ
ート材料Bの振分ローラ12と、縦長で逆L字形に形成
した第1の反転コンベア13と、第1の反転コンベア1
3の内側に収容した状態で同じく逆L字形に形成した第
2の反転コンベア14からなり、前記第1,第2の各反
転コンベア13,14は、第1,第2の搬送コンベア
9,10により水平方向に搬送されたシート材料Bを縦
向に変換して一旦垂直に給送したあと、シート材料Bを
その表面が反転する方向で再び横向きに変換して後述す
る乗載装置21a,21bに水平状態で搬送できるよう
に構成されている。
【0045】次に、反転装置11の詳細構造について説
明する。最初に、搬送装置100から水平に搬送された
シート材料Bを第1及び第2の反転コンベア13,14
に振分けて送出する振分ローラ12の構造について説明
すると、この振分ローラ12は、図4で示すように、搬
送装置100の第2の搬送コンベア10の最先端(図4
の左側)に該コンベア10と共動して駆動するように付
設されている。即ち、図4,6において、支持手段11
aに基端となるローラRaを連絡板11bを介して回動
自在に枢着し、連絡板11bの先端には前記ローラRa
と平行にガイドローラRbを連絡板11b,11b間に
枢支し、更に、前記連絡板11b,11b間に介挿した
支持杆11cと鉄心搬送台102との間には、ピストン
P(図5参照)を支持杆11cに連結した空気圧等を駆
動源としたシリンダ16がその基部を鉄心搬送台102
に枢支して取付けられている。
【0046】そして、前記シリンダ16を駆動してピス
トンPを上動させると、振分ローラ12は、ローラRa
の軸部Ra1 を支点として図5に示すように、連絡板1
1b,11bを支持杆11cを介して時計方向に回動
し、ガイドローラRbを第1の反転コンベア13のシー
ト材料Bの送入口13bから第2の反転コンベア14の
シート材料Bの送入口14b側に移動させることができ
る。前記ガイドローラRbの移動に際しては、ローラR
a,ガイドローラRb間は、第2の搬送コンベア10を
構成する搬送ベルトeが一体的に巻掛けられているもの
の、搬送ベルトeはその長さ寸法に変化を生じさせるこ
とはないので、第2の搬送コンベア10は振分ローラ1
2を、第1〜第2の反転コンベア13,14間を交互に
移動させても、搬送ベルトeはその駆動を阻げられるこ
となく、円滑に駆動を継続することができるように構成
されている。
【0047】つづいて、図4に示す第1の反転コンベア
13の構造について説明する。前記第1の反転コンベア
13は、無端状の搬送ベルトiを図4において、ほぼ逆
L字型に巻掛けることができるように複数のガイドロー
ラRを支持手段11a,11a(図6参照)間に跨がっ
て配設し、この反転コンベア13の中枢となる一対の搬
送ベルトiを、上下方向に配設した前記ガイドローラR
間において縦方向に張架・巻掛けて、一対の搬送ベルト
iが重合する垂直部とその上方端を水平方向にほぼ直角
に曲成させた部位とに、即ち、シート材料の送入口13
bと送出口13cとの間において、シート材料Bを縦方
向及び反転させて横方向に移送できるように挟持する重
合部13aを具備して構成されている。そして、この第
1の反転コンベア13はその頂部側に配置した電動機M
4 にて縦方向に駆動する。
【0048】次に、第2の反転コンベア14の構造につ
いて説明する。図4において第2の反転コンベア14
は、第1の反転コンベア13の内懐の形成された凹部1
5に収容できるように設置されている。そして、前記第
2の反転コンベア14は、図4で示すように、支持手段
11a,11a(図6参照)間において、所定数のガイ
ドローラR1 を用いて3角形状態に上下2段にわたり配
設し、これら上下2段に3角形状態に配設したガイドロ
ーラR1 間に、一対の無端状の搬送ベルトjを、縦方向
にわたり張架・巻掛け、前記一対の搬送ベルトjが重合
するシート材料Bの送入口14bと送出口14cとの間
で、前記シート材料Bを縦方向及びシート材料Bをその
表面が反転する横方向に向けて移送できるように挟持す
る重合部14aを備えて構成されている。この第2の反
転コンベア14は電動機M5 にて駆動される。
【0049】図4において、17は第1の反転コンベア
13の送出口13cの外側に設けたシート材料B送出用
の第1のローラ部材であり、空気圧等を駆動源としたシ
リンダ17a側に回転可能に配設したローラR2 と、第
1の反転コンベア13の最終端側のガイドローラRに歯
車G1 を介して駆動可能に結合したローラR3 とからな
り、第1の反転コンベア13の送出口13cより反転し
て水平方向に給送されるシート材料Bの搬送速度を抑制
して、シート材料Bを後述する乗載装置21aの定位置
に乗載させるように構成されている。
【0050】図4において、18は第2の反転コンベア
14の送出口14c側に付設したシート材料B送出用の
第2のローラ部材であり、第1のローラ部材17と同様
に構成されている。即ち、送出口14c側においてシリ
ンダ18aに回転可能に取付けたローラR4 と、第2の
反転コンベア14のほぼ中間部に配設したガイドローラ
1 に歯車G2 を介して駆動連結したローラR5 とから
なり、第2の反転コンベア14にて反転して水平方向に
送出されるシート材料Bを、その送出速度を抑制して乗
載装置21bの定位置に乗載させるものである。
【0051】更に、図4に示すS1 ,S2 は第1,第2
の反転コンベア13,14の送出口13c,14c側に
配置したシート材料B検出用のセンサであり、これらセ
ンサS1 ,S2 にて前記シート材料Bの送出口13c,
14cから突出する送出端が検出されると、その検出信
号によりコントローラCSからシリンダ17a,18a
を駆動する指令信号が出力される。
【0052】前記のように反転装置11は、第1,第2
の反転コンベア13,14と、シート材料Bを前記両コ
ンベア13,14に交互に振り分ける振分ローラ12
と、反転されたシート材料Bを一定の制動力を付与して
乗載装置21a,21bに移送する第1,第2のローラ
部材17,18と、反転されたシート材料Bの送出端を
検出して第1,第2のローラ部材17,18を駆動制御
するセンサS1 ,S2 とによって構成されている。そし
て、前記反転装置11に具備されている電動機M4 ,M
5 ,シリンダ16,17a,18aは、すべてあらかじ
め設定したシーケンスに従ってコントローラCSからの
指令信号により駆動制御される。
【0053】次に、前記反転装置11から反転して給送
されたシート材料Bを反転したまま乗載する乗載装置2
1a,21bについて説明する。乗載装置21a,21
bは反転装置11が第1,第2の2つの反転コンベア1
3,14によって構成されている関係上、本例は図2,
図6,図7で示すように、搬送装置100の上方におい
て、第1,第2の反転コンベア13,14の各送出口1
3b,14bと同一線上の位置で上下2段にわたって形
成されている。
【0054】そして、前記乗載装置21a,21bは図
6,図7で示すように、支持手段11a,11aと支持
枠体11d間において、長尺状のローラ22を複数本所
定の間隔を保ってローラ受体20a,20bに回転自在
に取付け、これら各ローラ22間には、各ローラ22の
端末(支持枠体11d側)に取付けた歯車23と、各歯
車23間において各ローラ22を相互に連動させる連動
歯車24とを駆動結合し、電動機M6 に止着した駆動歯
車23aに前記ローラ22端末の歯車23と連動歯車2
4とを結合させて電動機M6 を駆動させることにより、
各ローラ22を反転装置11の第1,第2の反転コンベ
ア13,14の回転方向と直交する方向に回転させるよ
うに構成されている。
【0055】前記第1,第2の乗載装置21a,21b
は、反転装置11の第1,第2の反転コンベア13,1
4から反転して給送されるシート材料Bがローラ22上
に乗載され、かつ、センサS1 あるいはセンサS2 が反
転給送されるシート材料Bを無しと判断したとき、即
ち、シート材料Bがほぼローラ22上に移送されたこと
を検出すると、センサS1 ,S2 からの検出信号を受け
たコントローラCSは、電動機M6 に駆動のための指令
信号を出力し、電動機M6 を起動させるように構成され
ている。なお、図4に示す25はローラ受体20a,2
0bの端部に、反転装置11の各送出口13c,14c
側に向けて突設したシート材料Bの受止板である。
【0056】次に、アモルファスシート素板Aの切断及
び切断したシート材料Bを反転搬送して乗載装置21
a,21bに乗載するまでの搬送過程について説明す
る。アモルファスシート素板Aの切断に際しては、アモ
ルファスシート素板Aを本例では5枚重合して順次送込
ローラ8にて切断装置1に送出される。前記送込ローラ
8はコントローラCSからの指令信号により送込み長さ
が事前に設定されている。アモルファスシート素板Aの
送出時、コントローラCSからの指令信号により切断装
置1の可動カッタ1bは上動しており、かつ、搬送装置
100の第1の搬送コンベア9はアモルファスシート素
板Aが乗載できる長さ寸法を維持して停止している。
【0057】前記第1の搬送コンベア9のアモルファス
シート素板Aを乗載する長さ寸法とは、例えば、巻鉄心
の最内周を構成するシート材料は一番短いために、図2
で示すように、アモルファスシート素板Aがその先端を
搬送コンベア9上に乗載して切断装置1により切断でき
る長さを示すものである。これは、前述したように、搬
送装置100自体が2つに分割されて第1,第2の搬送
コンベア9,10によって構成されているためである。
従って、例えば、アモルファスシート素板Aを巻鉄心の
最外周の長さ寸法で切断する場合は、図3で示すように
第1の搬送コンベア9の長さ寸法を、切断するアモルフ
ァスシート素板Aの長さ寸法に合せてその乗載寸法が長
くしてある。
【0058】前記第1の搬送コンベア9の搬送長さをア
モルファスシート素板Aの長さ寸法に合せることは、第
2の搬送コンベア10が反転装置11とともに、アモル
ファスシート素板Aの切断作業時は常時駆動しているた
めである。これは、アモルファスシート素板Aの切断時
に、その先端部が第2の搬送コンベア10上に乗載され
ていると、前記アモルファスシート素板Aが搬送コンベ
ア10の駆動により揺動し、アモルファスシート素板A
を設定寸法で切断することが困難であるからに他ならな
い。
【0059】逆に、搬送装置100自体をすべて停止し
て切断すれば前記の問題は解決するが、切断したシート
材料Bが巻鉄心の内周側に用いる場合、設定寸法が短い
ためにアモルファスシート素板Aの送込み量も少ない、
かつ、搬送装置100の駆動時間も短くなる結果、切断
したシート材料Bが搬送装置100上に滞留して、搬送
に時間を要したり、更に、搬送装置100自体を、切断
したシート材料Bを運ぶためと、アモルファスシート素
板Aの送込みのためとに区分して駆動させることによ
り、アモルファスシート素板Aの送込みが遅れて切断作
業に効率性を欠くといった問題を回避するためである。
【0060】搬送装置100を本発明のように、第1,
第2の搬送コンベア9,10に区分して形成したのは、
前記の問題を解決するためのもので、第1の搬送コンベ
ア9は切断したシート材料Bを第2の搬送コンベア10
に移送したら、そのまま次層のシート材料Bを切断する
関係上、直ちにアモルファスシート素板Aの送込みを行
うことが可能となる。即ち、本発明では、シート材料B
の搬送と、アモルファスシート素板Aの送込み及びその
切断を、搬送装置100を2つに区分したことにより同
時に行うことができる。
【0061】アモルファスシート素板Aの切断に当って
は、前記のように、アモルファスシート素板Aを5枚1
組として重合し、これを送込ローラ8にて設定された長
さ分だけ切断装置1から第1の搬送コンベア9上に送込
み、この後、切断装置1をコントローラCSからの指令
信号により作動させ、アモルファスシート素板Aを切断
してシート材料Bを形成する。本実施例では、同じ長さ
寸法のシート材料Bを30枚必要とする関係上、アモル
ファスシート素板Aを同じ長さ寸法で6回切断すること
になる。これは、アモルファスシート素板A自体が1枚
当り非常に薄く、けい素鋼帯1枚当りの厚さに揃えるに
は同じ長さ寸法のものを30枚必要とするためである。
【0062】本例では前記のように、同じ長さ寸法のシ
ート材料Bを必要枚数切断したら、次に切断されるシー
ト材料Bの長さ寸法は、前層のシート材料Bの長さ寸法
に2πt(tはシート材料Bの30枚分の板厚)分を減
算した長さで切断するもので、この切断する長さ寸法の
設定は、すべてコントローラCSからの指令信号に基づ
き送込ローラ8の駆動を制御することによって行う。
【0063】前記切断装置1によりあらかじめ設定され
た長さ寸法で切断されたシート材料(5枚1組のもの)
Bは、前記切断と同時に第1の搬送コンベア9がコント
ローラCSからの指令信号で電動機M2 が起動すること
により駆動し、切断したシート材料Bを常時駆動してい
る第2の搬送コンベア10に移送する。シート材料Bが
第2の搬送コンベア10で搬送されて振分ローラ12の
位置に達すると、前記振分ローラ12はコントローラC
Sからの指令信号により事前に設定されたシート材料B
の搬送方向、即ち、シート材料Bを送出する第1の反転
コンベア13又は第2の反転コンベア14と対峙してい
る。
【0064】従って、例えば、コントローラCSにて最
初に切断したシート材料Bは第1の反転コンベア13に
給送し、次に切断されたシート材料Bは第2の反転コン
ベアにより給送し、以下、交互に給送方向を変換して搬
送するように設定してあれば、前記振分ローラ12は常
にシート材料Bを搬送する方向の第1又は第2の反転コ
ンベア13,14と対峙しているので、シート材料Bを
事前に設定した反転コンベア13又は14の方向に良好
に振分けて搬送することができる。
【0065】本実施例では、最初に図4で示す如く、振
分ローラ12を第2の搬送コンベア10と平行させて水
平に保持させてあるので、搬送コンベア10で搬送され
たシート材料Bは、そのまま水平方向に移動して既に搬
送コンベア10と同様に駆動している第1の反転コンベ
ア13の送入口13bに進入し、シート材料Bの先端が
第1の反転コンベア13の搬送ベルトiにより形成され
る重合部13aに挟持されると、第2の搬送コンベア1
0及び振分ローラ12上を水平移動していたシート材料
Bは図4において、第1の反転コンベア13の重合部1
3aに沿って順次垂直方向に転回されて反転コンベア1
3の上部側に移送される。そして、前記一対の搬送ベル
トiからなる重合部13aに挟持されて上動するシート
材料Bは、重合部13aの頂部においてシート材料Bを
切断時とは逆方向、即ち、表面を裏向きに反転させる方
向(図4の右側方向)に転回し、反転した状態で再び水
平方向に復帰させて送出口13cから第1の乗載装置2
1a側に給送される。なお、この時点で既にコントロー
ラCSからの指令信号により、送込ローラ8,切断装置
1,第1搬送コンベア9を駆動し、前記と同じ長さ寸法
で2番目のシート材料Bを切断する。
【0066】シート材料Bが反転した状態で第1の反転
コンベア13の送出口13cから突出し、その先端がセ
ンサS1 によって検出されると、コントローラCSから
の指令信号によって、電動機M6 は通電が断れ第1の乗
載装置21aの駆動を停止する。又、第1のローラ部材
17のシリンダ17aは、シート材料Bの先端が乗載装
置21a上に乗載した時点で駆動して降下し、ローラR
2 ,R3 によりシート材料Bを軽く挟持し、歯車G1
介して第1の反転コンベア13の最終のガイドローラR
と共動回転するローラR3 により、シート材料Bの給送
速度を抑制させる。
【0067】この結果、シート材料Bはその後端が送出
口13cから送出される時点では、送出速度が適度に制
動が加えられて制御されているので、第1の乗載装置2
1aには、第1の反転コンベア13の終端に位置してい
るガイドローラRに歯車G1を介して回転するローラR
2 ,R3 にて、シート材料Bの送出が補助的に行われる
ことにより、前記シート材料Bをほぼ定位置に乗載させ
ることができる。シート材料Bがその終端がセンサS1
に検出されて第1の乗載装置21aに乗載された時点
で、コントローラCSからの指令信号にて電動機M4
びシリンダ17aは停止され、第1の反転コンベア13
は駆動を停止し、シリンダ17aは原位置に作動してロ
ーラR2 ,R3 の間隔を広くする。
【0068】最初に切断されたシート材料Bが第1の乗
載装置21aに乗載される時点で、既に次のアモルファ
スシート素板Aを切断装置1に定量送出して切断された
シート材料Bは、前記と同様に第1,第2の搬送コンベ
ア9,10により水平方向に搬送され、振分ローラ12
の位置まで送出されている。一方、振分ローラ12は図
5に示すように、シート材料Bを第2の反転コンベア1
4側に送出すべく、シリンダ16によりローラRaの枢
軸Ra1 を支点としてローラRb側が、第2の反転コン
ベア14の送入口14bと対応する位置まで上動してい
る。
【0069】前記振分ローラ12の駆動は、例えば、第
2の反転コンベア10と振分ローラ12との境に設置し
た図示しないセンサが、シート材料Bが通過したことを
検出した時点で、コントローラCSからの指令信号によ
りシリンダ16を駆動してシート材料Bの送出方向を切
換える。又、第2の反転コンベア14は第1の反転コン
ベア13とともに、該コンベア13,14にて送出する
シート材料Bを切断する切断装置1が作動した時点で、
コントローラCSからの指令信号にて駆動を開始する。
なお、必要に応じて第1,第2の反転コンベア13,1
4を第2の搬送コンベア10と同様に常時駆動させるよ
うにしてもよい。ただ、本例ではシート材料Bを第1,
第2の乗載装置21a,21aに移送した時点で、一旦
停止するという事例で説明する。
【0070】前記振分ローラ12のところまで搬送され
た次のシート材料Bは、前記のように、既に振分ローラ
12が図5のように第2の反転コンベア14の送入口1
4bに位置しているので、シート材料Bはそのまま前記
送入口14bから第2の反転コンベア14の重合部14
aに挟持されて反転コンベア14内を上動し、前記重合
部14aが途切れる第2の反転コンベア14の送出口1
4cの手前で、シート材料Bを切断時とは逆方向,即
ち、シート材料Bの表面を裏向きに反転させる方向に転
回(図5の右側方向)し、シート材料Bを反転させた状
態で水平方向に復帰させ、送出口14cから受止板25
を介して第1の乗載装置21aの下側に配置した第2の
乗載装置21bに移送する。この時点で、既に第3番目
となるシート材料Bの切断が行われている。
【0071】そして、前記第2番目のシート材料Bの先
端が第1の反転コンベア14の送出口14cから送出さ
れると、センサS2 がこれを検出しこのセンサS2 の検
出信号にて第2の乗載装置21bの図示しない電動機が
停止し、第2の乗載装置21bの駆動を停止させる。
又、この時点で、第2のローラ部材18のシリンダ18
aが駆動し、最初のシート材料Bを第1の乗載装置21
aに給送した場合と同様に、ローラR4 ,R5 によりシ
ート材料Bの給送速度を抑制して2番目のシート材料B
を第2の乗載装置21bの定位置まで給送する。この場
合、ローラR5 は歯車G2 を介して第2の反転コンベア
14の最終のガイドローラR1 と共動回転してシート材
料Bを給送するもので、前記ローラR3 の駆動と同じで
あるので、詳細な説明は割愛する。シート材料Bが第2
の乗載装置21bに給送されて乗載されたら、電動機M
5 ,シリンダ18aは前記電動機M4 ,シリンダ17a
と同様に、次のシート材料Bの反転・給送に備えて一旦
駆動を停止する。
【0072】以上説明したように、本発明は複数枚(5
枚)重合したアモルファスシート素板Aを送りローラ8
により定量切断装置1に送込み、これを切断したら切断
されたシート材料Bを直ちに第1,第2の搬送コンベア
9,10にて順次搬送し、振分ローラ12により第1,
第2の反転コンベア13,14に交互に送出してそれぞ
れ反転させて、第1,第2の乗載装置21a,21bに
給送するようにしたもので、シート材料Bはその切断後
振分ローラ12と2つの反転コンベア13,14の存在
により、連続した状態で順次2つの乗載装置21a,2
1bに、交互に反転して給送・乗載することを可能とし
た。
【0073】即ち、搬送装置100にて順次搬送される
シート材料Bは、振分ローラ12により第1及び第2の
反転コンベア13,14に交互に振分けられて進入し、
それぞれの反転コンベア13,14にて前記搬送装置1
00にて搬送された状態とは正反対の方向(裏面)に反
転されて、各反転コンベア13,14と対応する乗載装
置21a,21b上に反転・給送されて乗載される。
【0074】そして、前記シート材料Bは、前記したよ
うにアモルファスシート素板Aを所定枚数(本例では5
枚)重合し、これをあらかじめ設定した長さ寸法で所定
回数(本例では6回)切断してシート材料Bを形成し、
前記切断されたシート材料Bは、切断されたものから順
次第1,第2の搬送コンベア9,10から振分ローラ1
2を介して、第1,第2の反転コンベア13,14に交
互に振分けて給送し、前記シート材料Bが第1,第2の
反転コンベア13,14内を移動する途中で、その進行
方向(シート材料の長手方向)側において順次反転して
第1,第2の乗載装置21a,21bに移送されて乗載
される。なお、第1,第2の乗載装置21a,21bに
反転して乗載されたシート材料Bは、シート材料Bが乗
載された都度、前記第1,第2の乗載装置21a,21
bが交互に駆動して次工程に搬送される。
【0075】前記のように、同一長さ寸法のシート材料
Bをアモルファスシート素板Aにより本例では6回(合
計30枚)切断したら、次層に巻回されるシート材料B
は、前層のシート材料Bの長さ寸法に2πt(tはシー
ト材料B30枚の板厚)の長さ寸法を減算して切断し、
以下、前記した最初のシート材料Bを搬送したときと同
様にして次層のシート材料Bを乗載装置21a,21b
に反転して送出する。以下、順次長さ寸法を事前に設定
した寸法に従ってアモルファスシート素板Aを切断し、
これを第1,第2の搬送装置21a,21bに連続して
反転させた状態で給送する。この結果、一つの巻鉄心を
巻回するに必要なシート材料Bは、前記搬送手段の改善
に伴い、アモルファスシート素板Aを連続的に切断して
搬送できるため、鉄心材料の切断作業を容易に効率化す
ることができ利便である。なお、図4に示すRc,Rd
は搬送ベルトi,jのテンションを調節するためのテン
ションローラである。
【0076】つづいて、前記シート材料Bを反転して乗
載した第1,第2の乗載装置21a,21bは、シート
材料Bが第1,第2の反転コンベア13,14の各送出
口13c,14cに無しとセンサS1 ,S2 が検出する
と、コントローラCSからの指令信号によって電動機M
6 が起動し、各ローラ22を、電動機M6 の駆動歯車2
3aとローラ22の端末に取付けた歯車23及び各歯車
23間に介在した連動歯車24とによって回転させ、例
えば、第1の乗載装置21aに乗載したシート材料Bを
図7において、長手方向と直交とする幅方向を先頭にし
て、次工程となる積層装置31側に横滑り状態で移送す
る。
【0077】前記第1,第2の乗載装置21a,21b
からシート材料Bを次工程の積層装置31に搬送するに
際しては、シート材料Bが第1の乗載装置21aに乗載
され、かつ、次のシート材料Bが第1の反転コンベア1
3中を移動していても、センサS1 にてそれが検出され
ないとき、第1の乗載装置21aは前記のように作動し
てシート材料Bを次工程に反転した状態で送出し、次に
乗載されるシート材料BがセンサS1 にて検出されるま
で駆動している。
【0078】一方、第2の乗載装置21bでは、シート
材料Bが第2の反転コンベア14の送出口14cから相
当突出してその一部が既に第2の乗載装置21bに給送
されて乗載される段階にある。この段階で第2の乗載装
置21bは、シート材料BがセンサS2 にて検出されて
いるため駆動はしないが、センサS2 にてシート材料B
の第2の反転コンベア14からの反転・給送が終ったこ
とを検出した時点で駆動し、第2の乗載装置21bに反
転乗載されたシート材料Bを次工程に搬送するものであ
る。
【0079】このように、本発明においては、アモルフ
ァスシート素板Aを複数枚重ね、これを所定寸法で複数
回切断することにより、所定の長さ寸法を備えた複数枚
のシート材料Bを次工程に搬送する手段として、シート
材料Bの搬送装置(横方向に2列)100と、シート材
料Bを搬送途中で反転する反転装置(縦方向に2列)1
1と、前記反転したシート材料Bを次工程に搬送するま
での間、乗載している乗載装置(上下に2段)21a,
21bは、すべて2種類分形成されているので、アモル
ファスシート素板Aの切断が連続的に行い得、しかも、
前記切断と呼応して切断したシート材料Bを、2種類の
搬送,反転,乗載手段を有効利用して損傷することな
く、反転させた状態で次工程に迅速・確実に送出するこ
とができる。
【0080】この結果、巻鉄心の巻回に当り、前記シー
ト材料Bの搬送の効率化をはかることは、1ターンカッ
ト方式の巻鉄心の巻回作業を効果的に促進してその生産
性を飛躍的に向上させることができる。又、前記の搬
送,反転,乗載の各手段は、横,縦,上下の各方向に2
列に区分して設置されているので省スペース化がはか
れ、しかも、すべてがコントローラCSからの指令信号
により、間欠,交互,連続的にと個々に区分して駆動制
御されているので、アモルファスシート素板Aの切断か
ら切断したシート材料Bを反転して次工程に搬送するま
での作業は、狭隘な設置スペースを有効利用して人手を
要することなく、迅速・容易に、かつ、効率的に行うこ
とができる。
【0081】次に、本発明により搬送した前記シート材
料Bを用いて巻鉄心を巻回する場合について説明する。
シート材料Bにより巻鉄心を巻回する場合は、次に示す
装置を用いて行う。即ち、同じ長さ寸法のシート材料B
をその表面と裏面とを交互に組合せて積層(1組5枚重
ねとしたシート材料Bを、同じ長さ寸法のものを6組用
いて組毎に交互に正転(表面)同士と反転(裏面)同士
とを組合せて積層する)したシート素板Cを形成する積
層装置31と、前記シート素板Cを適当段数階段状に積
層して巻回シート素体Dを形成するシート素体積層装置
45と、更に、巻回シート素体Dを巻回する巻回装置6
5とを用いて巻鉄心の巻回を行う。
【0082】次に、前記乗載装置21a,21bから幅
方向を先頭として交互に転送されるシート材料Bを、正
転(表面)同士と反転(裏面)同士とを交互に組合せて
シート素板Cを積層する積層装置31の構成を図7〜9
によって説明する。図7及び図9において、積層装置3
1は乗載装置21a,21bの手前側(図7では下側,
図9では左側を示す)において、搬送台枠101上に設
置され、大別すると、上段側の乗載装置21aと連系し
て配置した鉤形の反転戻しコンベア32と、下段側の乗
載装置21bと連系する平板状の搬送コンベア33と、
シート材料Bを積層する第1,第2の積層・整列手段3
4,35と、シート材料Bの幅方向の端面を整列させる
整列手段36とによって構成されている。
【0083】前記反転戻しコンベア32は、図9で示す
ように、入口(上部)側は上段の乗載装置21aと同一
高さの位置で設置され、一方、出口(下部)O側は搬送
台枠101上方の整列手段36の上部に配置し、前記反
転戻しコンベア32はシート材料Bを給送途中に反転さ
せて表面である正転方向に戻すために複数のガイドロー
ラR7 が、無端ベルトB3 を鉤形に配置すべく取付けら
れて構成されており、前記乗載装置21aとは歯車32
bを介して共動可能に連結されている。
【0084】つづいて、前記水平状態に配置した搬送コ
ンベア33は、入口側が下段側の乗載装置21bに歯車
33bを介して駆動結合され、出口側は反転戻しコンベ
ア32の出口Oと所定の間隔を保って同一線上の位置で
ガイドローラR8 を介して張架した無端ベルトB4 を用
いて構成されている。そして、前記反転戻しコンベア3
2と搬送コンベア33の各出口側の下側には、シート材
料Bを円滑に滑落させる複数のガイド板37が所定の角
度傾斜させて配設されている。
【0085】次に、第1,第2の積層・整列手段34,
35は、図6で示すように、搬送台枠101の長手方向
と直交する端部に取付けた取付枠体38(図9参照)
に、図9に示す如く上下2段に区分して取付けたシリン
ダ39a,39bの駆動部(ピストン)に基端を止着し
てガイド板37,37間を横切って先端部分を、搬送コ
ンベア33側のガイド板37の上端と平行する位置まで
延出した第1,第2の整列樋40a,40bによって構
成されている。前記第1,第2の整列樋40a,40b
は図8,9に示すように、各ガイド板37間に所定数
(シート材料Bを水平に受止めることができる間隔)配
列されている。更に、前記第1,第2の整列樋40a,
40bは、図9に示すように、基端側が水平な先端側に
比べて一定の高さとなるよう傾斜して形成されている。
【0086】更に、整列手段36は図8,9に示すよう
に、反転戻しコンベア32の出口O側と対応する取付枠
体38の上端に取付けたシリンダ36aと、このシリン
ダ36aと対向して搬送コンベア33側の下側に支持台
36cを介して取付けたシリンダ36bと、前記各シリ
ンダ36a,36bの駆動ピストンの先端に取付けた整
列板41,41とによって構成されており、各ガイド板
37間に第1,第2の整列樋40a,40bと衝接しな
い位置で配設されている。前記整列手段36,36,第
1,第2の積層・整列手段34,35は、コントローラ
CSにより個別に駆動制御されている。
【0087】なお、図7,8で示す42は第2の整列手
段で、第2の積層・整列手段35上に積層されたシート
素板Cの長さ方向の端面を整列するもので、図7,8に
示すように、第1の積層・整列手段34上に横向に配置
した長尺状の進退位置調節可能なシリンダ43と、この
シリンダ43の駆動部43bに取付けられてシート素板
Cの長手方向の一方を整列させる整列当片43aと、シ
ート素板Cの長手方向の他方(図8の左側)に縦設した
シリンダ44のピストンに取付けた整列当板44aとに
よって構成されている。又、第2の整列手段42も第
1,第2の整列手段34,35と同様にコントローラC
Sにより駆動制御されている。
【0088】次に前記積層装置31によって乗載装置2
1a,21bから交互から給送されるシート材料Bを6
回重ね合せて1つのシート素板Cを積層する場合につい
て説明する。前記シート材料Bが上段側の乗載装置21
aから給送されると、積層装置31の反転戻しコンベア
32及び搬送コンベア33は、歯車32b,33bを介
して乗載装置21a,21bと駆動結合されているの
で、図9で示すように、そのまま駆動している反転戻し
コンベア32の入口X側から無端ベルトB3 の重合部3
2aに挟持されてコンベア32内に搬送される。この場
合、シート材料Bは乗載装置21aから給送された時点
では反転状態に保持されているが、反転戻しコンベア3
2が鉤形に形成されているため、前記コンベア32の出
口O側から送出されるときは、正転方向(表面)側に再
び反転されて送出される。
【0089】前記反転戻しコンベア32から送出された
シート材料Bは、正転方向に反転された状態で、ガイド
板37上を滑落して図9に示す第1の整列樋40aに載
置される。前記シート材料Bが第1の整列樋40aに乗
載されると、前記反転戻しコンベア32はセンサS1
次のシート材料Bを検出しない限り第1の乗載装置21
aが駆動している関係上、駆動を続行し、センサS1
次のシート材料Bの送出を検出すると、前記反転戻しコ
ンベア32は第1の乗載装置21aの停止に伴い駆動を
中止する。前記第1の整列樋40aに乗載されたシート
材料Bは、整列手段36のシリンダ36aにより整列板
41を押動して、シート材料Bの幅方向端面をシリンダ
36b側のガイド板37に押し当てて1層分のシート材
料B(5枚1組分のもの)を整列させる。
【0090】一方、下段側の乗載装置21bから送出さ
れたシート材料B(5枚1組分のもの)は、図9に示す
ように、平板状の搬送コンベア33に反転されたまま無
端ベルトB4 の重合部33aに挟持され、そのままの状
態でガイド板37の傾斜面上に落下し、前記第1の整列
樋40a上に既に乗載されているシート材料B上に積載
される。即ち、反転戻しコンベア32から送出されたシ
ート材料Bは、その送出途中に正転方向(表向)に反転
されて第1の整列樋40aに載置され、前記搬送コンベ
ア33より反転したまま送出されたシート材料Bは、第
1の整列樋40aに載置されているシート材料Bの上に
反転したままの状態(裏面を上向きとして)で積載され
る。この結果、前記一対のシート材料Bは表面同士を重
ね合せて第1の整列樋40a上に乗載されることにな
る。
【0091】前記のように、搬送コンベア33からシー
ト材料Bが第1の整列樋40a上に乗載されると、セン
サS2 がシート材料Bを検出しない限り、搬送コンベア
33と下段側の乗載装置21bは、駆動を続行する。そ
して、センサS2 が次のシート材料Bの送出を検出する
と、前記搬送コンベア33は第2の乗載装置21bの停
止に伴い駆動を中止する。このあと、整列手段36のシ
リンダ36bにより整列板41をシリンダ36a側に押
動して、第1の整列樋40a上の2層分のシート材料B
(10枚2組分のもの)をガイド板37に押し当ててそ
の幅方向の端面を整列させる。
【0092】そして、例えば、シート材料Bが所定層数
(本例では4層分)積載されていないときは、前記の積
層・整列工程を所定回数繰返し、第1の整列樋40a上
にシート材料Bを図22で示すように、表面同士及び裏
面同士を交互に重ね合せて4層分積層すると、第1の整
列樋40aがシリンダ39aにて後退(図9に2点鎖線
で示す位置に後退)して第1の整列樋40aを開放し、
4層分のシート材料Bを直下の第2の整列樋40b上に
降下・乗載する。4層分のシート材料Bが第2の整列樋
40bに乗載されると、整列手段36のシリンダ36a
が起動し、整列板41をシリンダ36b側に押動して、
シート材料Bをガイド板37に押し当ててその幅方向端
面を整列する。つづいて、このあと、残り2層分のシー
ト材料Bの積層・整列工程を繰返(本例の整列樋40b
での整列作業はあと1回繰返す)し、シート材料Bを反
転戻しコンベア32からは表向きに反転し、搬送コンベ
ア33からは裏向きに反転させたまま、第2の整列樋4
0bに降下させて積層することにより、第2の積層・整
列手段35の第2の整列樋40bにシート材料Bを図2
2で示すように、積層面の表面同士及び裏面同士の重ね
合せを交互に繰返して、シート材料Bを6層分積層した
シート素板Cを形成する。
【0093】シート材料Bを前記6層分(本例の場合で
あり、これに限定するものではない)積層したら、第1
の整列樋40aを図9に実線で示すように、シリンダ3
6b側に突出(第1の整列樋40a閉鎖)させるととも
に、再度シリンダ36aにて整列板41をシリンダ36
b側に押動し、第2の整列樋40b上のシート素板Cの
幅方向端面をガイド板37に押し当てて整列させる。
【0094】シート素板Cの幅方向を整列したら、コン
トローラCSの指令信号により第2の整列手段42を駆
動し、図8,10で示すように、シート素板Cの一方
(図10の左側)に位置するシリンダ44により整列当
板44aを降下(整列当板44aはシート素板Cの幅方
向の整列時に降下させておいてもよい)してシート素板
Cの長手方向の端面と対向させ、つづいて、第2の整列
手段42のもう一方のシリンダ43を起動し、その整列
当片43aを、シート素板Cの他方(図10の右側)の
端面を押圧するように図10の左方に移動し、シート素
板Cの長手方向を前記整列当片43aと整列当板44a
とにより整列させることにより、前記シート素板Cの積
層を完了する。シート素板Cの積層を終えたら、シリン
ダ43,44は一旦原位置に戻る。
【0095】なお、シート素板Cの長手方向を整列する
際、第2の整列樋40bは図9で示すように、その一部
がテーパー状に形成されているので、シート素板Cは少
し湾曲した状態で第2の整列樋40bに保持される結
果、長手方向から力を加えても、撓むことがないので長
手方向の整列作業を円滑に行うことができる。又、第1
の整列樋40aもその一部が傾斜して形成されているた
め、シート材料Bは幅方向への動きが容易となり、幅方
向の整列作業も円滑に行うことができる。
【0096】次に、前記シート素板Cを第2の整列樋4
0bから引出して、これを階段状に積層するシート素体
積層装置45の構成を図11〜19によって説明する。
前記シート素体積層装置45は、積層装置31にて積層
されたシート素板Cを挟持する挟持(チャック)装置4
6と、シート素板Cを積層装置31から引出してコンベ
ア装置61まで搬送し、かつ、前記搬送したシート素板
Cを、例えば、長さ寸法の長いものから短いものへと順
に階段状に積層する搬送・積層装置47と、前記コンベ
ア装置61上に載置したシート素板Cの側面(幅方向の
端面)を整列させる整列装置48(図8,9,16参
照)と、更に、前記整列したシート素板Cを次のシート
素板Cを積層するまでの間押圧保持する押圧装置51
(図9,16参照)とによって概略構成されている。
【0097】最初に、挟持装置46の構成について説明
すると、図11において挟持装置46は搬送・積層装置
47の可動台49に垂設保持され、シート素板Cを挟持
する開閉自在な一対の挟着片x,yを先端に有し、後端
には挟着片x,yを開閉するシリンダ50が取付けられ
ており、例えば、シリンダ50のピストンを進退させる
と、挟持片x,y基部の図示しないローラを左右に回動
させて挟着片x,yを開閉させるようにしたもので、常
時は前記挟着片x,yは引張ばね50a(図12参照)
の引張力にて図11のように閉状態に保持されている。
又、前記挟持装置46は可動台49に設置したシリンダ
50bにより所定の寸法で昇降できるように取付けられ
ている。
【0098】次に、前記挟持装置46を図11におい
て、左右方向に一定の距離移動させてシート素板Cを所
定段数積層する搬送・積層装置47は、図示しない支持
装置等にてシリンダ44の前方(図11の左側)に取付
けた進退位置調節可能なシリンダ47aと、このシリン
ダ47aの駆動部47bに取付けた前記可動台49とか
らなり、可動台49には挟持装置46が垂設されてい
る。
【0099】つづいて、整列装置48について説明す
る。図7,16,17において、ガイド板37を配設し
た搬送台枠101上に、ガイド板37を配設した位置に
おいて、巻回装置65のところまで、縦断面が例えば、
コ字状の鉄骨材をレール状に配置して形成したガイド部
材52,52aと、前記ガイド部材52,52aの中の
一方、即ち、図16の左側に示すガイド部材52に、コ
ンベア装置61上に導出したシート素板Cの側面と対応
する位置で、図8に示す如く複数個配列して取付けたシ
リンダ53aにより、もう一方のガイド部材52a側に
進退する整列板53bを具備した整列手段53とによっ
て構成されている。
【0100】前記整列板53bは図17に示すように、
シリンダ53aのピストンに止着した固定板53cとの
間に緩衝バネ53dを介してシート素板Cの端面を緩衝
的に押圧するように形成されている。又、ガイド部材5
2,52aとガイド板37との関係は、ガイド板37が
ガイド部材52,52aの互いに相対向する面に設けた
切欠部(図示せず)に基部を嵌着し、ガイド板37,3
7とガイド部材52,52aとが図7,16で示すよう
に、同一面となるように形成されている。従って、縦長
なシート素板Cはその一方の側面(図16の左端面)を
整列板53bで押圧すると、シート素板Cの他方は図1
6で示すように、ガイド部材52aに押圧されてその端
面をガイド板37とガイド部材52aとによって確実に
整列させることができる。
【0101】次に押圧装置51について説明する。この
押圧装置51はコンベア装置61上に導出されたシート
素板Cを整列装置48により整列させた後、次層のシー
ト素板Cを引出して前層のシート素板C上に乗載するま
での間、そのシート素板Cをコンベア装置61上に揺動
不能に保持するもので、図8,9,18で示すように、
ガイド部材52,52aの上面に最短のシート素板Cが
押圧できる範囲で複数個(本例では各ガイド部材52,
52aに2個)配置したシリンダ54と、このシリンダ
54のピストンの下端に取付けられて、ガイド部材5
2,52aのシート素板Cと対応する面を開口して設け
た窓孔55(図10,18参照)からシート素板C上に
突出する押圧片56とによって構成されており、シート
素板Cの側面上部を良好に押圧する。
【0102】前記シート素体積層装置45を構成する挟
持装置46,搬送・積層装置47,整列装置48,押圧
装置51は、コントローラCSにより所定のシーケンス
に従って駆動制御されている。そして、シート素板Cを
積層して1ブロックの巻回シート素体Dを形成する場合
は、積層装置31の第2の積層・整列手段35にシート
材料Bを所定数積層してシート素板Cを形成すると、挟
持装置46は図11で示す実線の位置から2点鎖線で示
す位置(積層装置31)まで、シリンダ47aにより移
動すると同時に、挟持片x,yをシリンダ50により引
張バネ50aの力に抗して拡げる。そして、挟持装置4
6が図12に示すシート素板Cを挟持する位置まで移動
すると、挟持装置46は停止してシート素板Cの長手方
向の先端が挟持片x,y間に嵌入される。
【0103】この状態で、挟着片x,yをシリンダ50
により作動させてシート素板Cを挟持すると、積層装置
31の第2の積層・整列手段35のシリンダ39bによ
り第2の整列樋40bを図9で2点鎖線で示すように後
退させて、第2の整列樋40bを開放すると、シート素
板Cは図13に示すように、挟持装置46による挟持部
分を除いてコンベア装置61上に落下する。シート素板
Cが降下したら前記第2の積層・整列手段35の整列樋
40bはシリンダ39bの起動により図9に実線で示す
ように、原位置に復帰して次のシート素板Cの乗載に備
える。
【0104】挟持装置46によってシート素板Cを挟持
すると、挟持装置46は搬送・積層装置47のシリンダ
47によって図2,13の左側方向(巻回装置65側)
にあらかじめ設定した距離だけシート素板Cを引きずっ
てに移動する。そして、図14に示すように、挟持装置
46は定位置まで移動すると停止する。
【0105】挟持装置46が定位置まで移動すると、シ
リンダ50bが始動して前記挟持装置46を図12に示
す第2の整列樋40bの位置から、図14に示すガイド
部材52aの近くまで降下させる。この後、シリンダ5
4,54が起動してガイド部材52,52aの窓孔55
から外方に突出する押圧片56,56の先端を降下さ
せ、シート素板Cの幅方向の端面上部を図14で示すよ
うにコンベア装置61上で押圧する。シート素板Cを押
圧したらシリンダ50により挟着片x,yを開いてシー
ト素板Cの挟持を解除し、前記シート素板Cの挟持部分
を図15で示すようにコンベア装置61上に乗載する。
この後、シリンダ54,54によるシート素板Cの押圧
を解き、つづいて、シリンダ53aにより固定板53
c,緩衝バネ53dを介してシート素板Cの一方の側端
面(図16の左側)を、整列板53bによりガイド部材
52a及びガイド部材52a側のガイド板37に押動し
てシート素板Cの側面を整列する。
【0106】前記シート素板Cの整列作業が終了した
ら、再度シリンダ54,54を起動し図15,18で示
すように、押圧片56,56によりシート素板Cの側端
面を上方から押圧する。前記シート素板Cをコンベア装
置61上に押圧している間に、挟持装置46はシリンダ
50bにより図11に実線で示す原位置に戻る。そし
て、シート素板Cの積層段数が設定した層数(本例では
5層)に達するまで、前記シート材料Cのコンベア装置
61への挟持・搬送,押圧,整列の各工程を順次繰返し
てシート素板Cを所定段数積層する。
【0107】前記シート素板Cをコンベア装置61に引
出したとき、次層のシート素板Cを乗載するまでの間前
層のシート素板Cを押圧片56,56にて押圧保持し、
次層のシート素板Cを挟持装置46にて前層のシート素
板C上に引出して乗載したときは、シリンダ54,54
により押圧片56,56を上動し、コンベア装置61に
最初に乗載した前層のシート素板Cの押圧を解き、再度
シリンダ54,54を始動してシート素板Cを前層・次
層の2層分押圧片56,56にてコンベア装置61上で
押圧する。前記シート素板Cを2層分押圧した後、挟持
装置46の挟持片x,yによりシート素板Cの挟持を解
除する。つづいて、シリンダ54,54により押圧片5
6,56を上動させシート素板Cの押圧を解除する。
【0108】そして、コンベア装置61上に2層分段部
を有して積層載置されたシート素板Cは、前記挟持及び
押圧の各装置46,51による固定解除に伴い、整列手
段53が作動してシート素板Cの側面を整列させそれが
終了すれば押圧装置51が再動作し、コンベア装置61
上のシート素板Cを次層のシート素板Cが積層されるま
での間押圧保持する。
【0109】前記のように、1組5枚のシート材料Bを
積層装置31にて所定回数(本例では6回)積層して設
けたシート素板Cを、前記シート素体積層装置45によ
り順次積層装置31の第2の積層・整列手段35から引
出し、図19に示すように、長さ寸法の長いものを下か
ら順に階段状に積層して1ブロック(本例ではシート素
板Cを5層積層したものを指す)の巻回シート素体Dを
形成する。1ブロックの巻回シート素体Dは、前記のよ
うに、シート素板Cを最初にそのブロックにおける最長
の長さ寸法のものからアモルファスシート素板AをL+
2πt(n−1)送出して形成する。次層以降の巻回シ
ート素体Dを形成する場合も、そのブロックにおける最
長の長さ寸法をベースとして前記送出寸法に基づき形成
するもので、各巻回シート素体Dのブロックを形成する
シート素板Cの切断寸法は事前にコントローラCSにて
設定されている。前記シート素板Cを図19に示すよう
に階段状に積層する場合は、搬送・積層装置47をコン
トローラCSからの指令信号により停止する位置(図1
9に挟持片x,yを2点鎖線で示す位置)を各シート素
板Cの長さ寸法に対応して事前に設定しておくことによ
り、1ブロックの巻回シート素体Dは順次シート素板C
を積層装置31から引出して、図19のように階段状に
積層することができる。
【0110】次に、前記巻回シート素体Dをコンベア装
置61により巻回装置65まで搬送して、巻鉄心を巻回
するコンベア装置61と巻回装置65の構成について説
明する。コンベア装置61は図2,9,19で示すよう
に、搬送台枠101の中央部にその長さ方向に沿って巻
回装置65まで延長して形成したベルトコンベア62
と、このベルトコンベア62上に巻回装置65に向って
移動する巻回シート素体Dを自重によって押圧する押圧
手段63と、巻回シート素体Dを一定の押圧力で押圧付
勢しながら巻回装置65に送り込むシート素体送込手段
64とによって構成されている。
【0111】そして、前記コンベア装置61のベルトコ
ンベア62は、無端ベルトをローラ間に張架して図示し
ない電動機を用いて駆動可能に形成されており、又、押
圧手段63は図2に示すように、一対のローラR9 ,R
10間に巻回シート素体Dが容易に挟み込むことができる
ように、上側のローラR9 はガイド枠体63aを用いて
上下動可能に形成し、巻回シート素体DがローラR9
10間に進入すると、上側のローラR8 がガイド枠体6
3aのガイド溝63bに沿って上動し、巻回シート素体
DをローラR9 の自重にて押圧する。なお、ローラ
9 ,R10は図示しない連結手段により共動回転可能に
結合されている。
【0112】更に、シート素体送込手段64は図2のよ
うに、巻回シート素体Dを適当な押圧力で付勢するシリ
ンダ64aと、電動機M7 にて回転する送りローラ64
bとからなり、巻回シート素体Dはシリンダ64aに設
けたローラR11と送りローラ64bとの間に進入する
と、これを例えば、図示しないセンサが検出してコント
ローラCSからの指令信号にてシリンダ64aを起動
し、ローラR11を降下して送りローラ64bとの間で所
要の押圧力で押圧すると同時に、電動機M7 がベルトコ
ンベア62と同期して起動し、巻回シート素体Dを揺動
しない程度の押圧力により押圧して巻回装置65に給送
する。巻回シート素体Dが巻回装置65に巻込まれて、
図示しないセンサがコンベア装置61上に巻回シート素
体Dの無いことを検出したらコンベア装置61は次の巻
回に備えて一旦停止する。
【0113】そして、巻回シート素体Dの巻回装置65
への給送に際しては、巻回シート素体Dがシート素板C
により1ブロック分積層されると、即ち、例えば、切断
装置1の切断回数が1ブロック分の巻回シート素体Dを
設ける回数だけ作動したとき、コントローラCSからコ
ンベア装置61の図示しない電動機に指令信号を送出し
てコンベア装置61を駆動する。従って、本例では、切
断装置は1回に5枚のアモルファスシート素板Aを切断
してシート材料Bを形成する。このシート材料Bは5枚
1組のものを図22で示すように、表面同士(3回)及
び裏面同士(2回)を重ね合せて、6層に積層して1つ
のシート素板Cを形成する。この結果、前記シート素板
Cは図22のように、その幅方向端面の板厚偏差を良好
に解消することができる。
【0114】このシート素板Cは更に5層分を階段状に
積層して1ブロック分の巻回シート素体Dを形成してい
る。又、コントローラCSは切断装置1を1つのシート
素板Cを形成するのに6回動作し、更に、これを5回乗
算することにより、計30回切断装置1を作動させる
と、始めてコンベア装置61を駆動し、前記巻回シート
素体Dを巻回装置65に搬送するようにシーケンスが組
込まれている。なお、巻回シート素体Dの搬送中も切断
装置1はアモルファスシート素板Aの切断作業を続行
し、巻鉄心1台分のシート材料Bを切断し、これを用い
てシート素板C,巻回シート素体Dを形成して巻鉄心の
巻回を行うか、コンベア装置61の駆動中は切断を中断
し、1ブロック分の巻回シート素体Dが巻回されたら、
再び切断装置1を駆動して巻回シート素体Dを形成する
かは必要に応じて決定すればよい。
【0115】次に、巻回装置65について説明する。前
記巻回装置65は、図20に示すように、巻取枠66を
取外し自在に止着した巻軸67と、巻取枠66に巻取ら
れた巻回シート素体Dの外周を取り囲み押えつけてこれ
を回転駆動させる巻込ベルト68と、この巻込ベルト6
8を回転可能に架張するために配設した複数個のガイド
ローラ69と、これらガイドローラ69の1つに駆動連
結されて巻込ベルト68を回転移動させる電動機M
8 と、更に、巻込ベルト68に一定の張力を付与するた
めのシリンダ70とによって構成されている。
【0116】巻回シート素体Dの巻回に当っては、コン
ベア装置61により巻回装置65側に給送し、巻回シー
ト素体Dの先端がシート素体送込手段64を通って巻回
装置65の巻込位置Gに達すると、これを図示しないセ
ンサが検出して電動機M8 を起動し、巻込ベルト68を
回動して巻回シート素体Dの先端を、巻取枠66あるい
は巻取枠66に既に巻回されている巻回シート素体D
と、巻込ローラ71との間に潜り込ませ、巻取枠66等
の外周面に巻込ベルト68に圧接された状態で巻回シー
ト素体Dを順次円形に巻取る。
【0117】そして、所定の巻回シート素体Dを巻回
し、これを巻取枠66から取り外し、図示しない矩形成
形治具を用いて円形に巻回した鉄心を矩形成形すること
により、図21に示す、1ターンカット方式の巻鉄心8
0を形成する。このようにして巻回した巻鉄心80の積
層断面は、図22で示すように、その左右の積厚寸法
が、シート材料Bを一層分ずつ、正方向(表面)同士と
反転させた状態(裏面)同士とを交互に重ね合せて積層
してあるので、幅方向の板厚偏差を解消して同一寸法で
巻鉄心80を巻回することが可能となる。
【0118】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法及び
装置において、所要の寸法で切断したアモルファスシー
ト素板からなるシート材料を搬送するようにしたので、
次に示すような効果を有する。
【0119】本発明の請求項1の発明においては、シー
ト材料を直線移送する途中で垂直搬送し、一定の高さま
で搬送したらシート材料をその表面が反転する方向に転
回させて所定の乗載手段まで搬送することができるの
で、シート材料を比較的短い距離で反転させて次工程に
搬送することが可能となり、巻鉄心を巻回形成する手段
において、シート材料の搬送距離を極力短縮化すること
ができるため、鉄心材料であるアモルファスシート素板
からなるシート材料を迅速・確実に次工程に搬送でき、
これにより、巻鉄心の製造作業を省スペースで効率的に
行うことができる。
【0120】本発明の請求項2の発明においては、アモ
ルファスシート素板を所定の長さ寸法で切断した前記シ
ート材料を直線移送させる搬送手段を、シート材料を直
線的に搬送する搬送路において2分割して個々の駆動源
により個別に駆動する第1,第2の搬送コンベアによっ
て構成し、前記第1の搬送コンベアは、切断する長さ寸
法のアモルファスシート素板を乗載し、切断時のみ一旦
駆動を停止(第2の搬送コンベアは駆動続行中)する
が、切断後は直ちに駆動を再開して切断したシート材料
を第2の搬送コンベア側に搬送すると同時に、次に切断
するシート材料となるアモルファスシート素板を所定の
長さ搬送して停止する。一方、第2の搬送コンベアは駆
動を継続しており、前記切断されたシート材料をそのま
ま搬送して反転手段に給送する。このように、切断長の
異なるシート材料を、その切断の都度第1,第2の搬送
コンベアにて滞留することなく直ちに反転手段に送出す
ることができる。しかも、第1,第2の搬送コンベアは
2分割して形成されており、その上、両コンベアはシー
ト材料の切断する長さに対応して個々に搬送長さが可変
できるので、シート材料はその切断時のみ駆動を停止し
ている第1の搬送コンベア上に保持させることができる
結果、切断が円滑に行い得、かつ、切断後は直ちに常時
駆動している第2の搬送コンベアと同期して共動するこ
とにより迅速に搬送することができる。
【0121】又、反転手段においては、前記搬送手段と
連接されて逆L字状に直立して形成した一対の第1,第
2の反転コンベアからなり、第1の反転コンベアの下側
内懐に第2の反転コンベアが介在されており、これら第
1,第2のコンベアには、シート材料の搬送部を一対の
搬送ベルトにより挟持して搬送できるように構成したの
で、前記搬送手段から搬送されたシート材料は、反転手
段にて水平方向から垂直方向へと搬送する方向が円滑に
変換でき、この後、シート材料の表面が反転する水平方
向に再度転回させて次工程に送ることが可能となる。こ
の結果、前記搬送手段では表向きにして搬送されたシー
ト材料が、反転手段にて垂直方向に移送され、かつ、こ
の反転手段から次工程に移送する際は、すべて表面が裏
向きとなるように反転することができるので、シート材
料は前記反転手段の採用により省スペースで効率的に反
転作業を行うことができる。
【0122】本発明の請求項3の発明においては、前記
搬送手段と反転手段とを駆動制御する制御装置を、シー
ト材料の切断後においては、両手段を同期させて駆動制
御するシーケンスが組込まれているので、シート材料の
搬送が2つのコンベア、即ち、搬送コンベアと反転コン
ベアとを連系させて駆動させることができるため、シー
ト材料の直線,反転搬送を省スペースで迅速・確実に行
うことができ、これにより巻鉄心の製作作業を効率的に
行うことが可能となる。
【0123】本発明の請求項4の発明においては、シー
ト材料を反転させる反転手段が、シート材料を挟持でき
るように一対の搬送ベルトを逆L字型に巻掛けて、搬送
手段とは直角方向に直立して形成されているので、搬送
手段から直線移送されるシート材料を簡易に垂直方向に
移送して、そのままシート材料が反転する方向(表面を
裏向きとする方向)に転回させることが容易に行えるた
め、シート材料の搬送及び反転手段は、少ない設置スペ
ースを有効利用して設置でき利便である。
【0124】本発明の請求項5の発明においては、更
に、前記シート材料を反転させる反転手段を、直線移送
されるシート材料を効率的に反転させる関係上、第1,
第2の反転コンベアを上下方向に段差を設けて直立させ
た状態で一対形成し、これら、第1,第2の反転コンベ
アの各シート材料送出口と対応する部位には、搬送手段
の上方において、反転されたシート材料を乗載して次工
程に送る乗載手段が複数段設置されており、一方、前記
第1,第2の反転コンベアの各シート材料送入口には、
前記シート材料を第1,第2の反転コンベアに交互に振
分けて反転・搬送させる振分ローラを具備して構成した
ので、シート材料は一対の反転コンベアと、これと対応
する乗載手段とを使用して効率的に反転・搬送させるこ
とができ至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】アモルファスシート素板の巻戻し装置を示す概
略図である。
【図2】本発明の鉄心材料の搬送手段を備えた巻鉄心製
造装置の全体を示す構成図である。
【図3】本発明の鉄心材料の搬送手段の要部を示す正面
図である。
【図4】本発明の鉄心材料の搬送装置において、鉄心材
料を反転して搬送する手段を示す構成図である。
【図5】同じく鉄心材料を反転して搬送する装置におい
て、鉄心材料を振分けて搬送する場合を示す構成図であ
る。
【図6】巻鉄心製造装置の要部を示す側面図である。
【図7】巻鉄心製造装置の要部を示す平面図である。
【図8】巻鉄心製造装置の要部を示す正面図である。
【図9】シート材料を反転方向と反転方向から正転方向
に反転させて交互に積層する積層装置の側面図である。
【図10】同じく積層装置の要部を縦断して示す正面図
である。
【図11】シート素板を搬送し積層する装置の構成図で
ある。
【図12】シート素板の引出状況を示す説明図である。
【図13】シート素板を引出した状態を示す説明図であ
る。
【図14】シート素板の引出途中を示す説明図である。
【図15】シート素板をコンベア装置上に乗載した状態
を示す説明図である。
【図16】シート素板の整列装置を示す要部断面図であ
る。
【図17】整列装置に用いる整列手段の要部を示す縦断
面図である。
【図18】シート素板を押圧する押圧装置の概略構成図
である。
【図19】シート素板を積層して巻回シート素体を形成
するシート素体積層装置の概略構成図である。
【図20】巻回装置の概略構成図である。
【図21】本発明の方法と装置を用いて巻回し、これを
矩形成形した巻鉄心の正面図である。
【図22】本発明の方法と装置を用いて製造した巻鉄心
の要部断面図である。
【図23】アモルファスシート素板を示す断面図であ
る。
【図24】アモルファスシート素板を積層して構成した
従来の巻鉄心の要部を縦断して示す断面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 9,10 搬送コンベア 11 反転装置 13 第1の反転コンベア 14 第2の反転コンベア 21a,21b 乗載装置 31 積層装置 34 第1の積層・整列手段 35 第2の積層・整列手段 36 整列手段 37 ガイド板 40a 第1の整列樋 40b 第2の整列樋 42 第2の整列手段 45 シート素体積層装置 46 挟持装置 47 搬送・積層装置 48 整列装置 51 押圧装置 53 整列手段 61 コンベア装置 65 巻回装置 80 巻鉄心 100 搬送装置 A アモルファスシート素板 B シート材料 C シート素板 D 巻回シート素体 S1 ,S2 センサ M1 〜M8 電動機 R,R1 〜R11 ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファスシート素板を複数枚積層し
    てこれを順次あらかじめ設定した所定の長さ寸法で切断
    する工程と、前記切断されたアモルファスシート素板の
    シート材料を、アモルファスシート素板の切断時のみ停
    止する第1の搬送コンベアと常時駆動している第2の搬
    送コンベアとからなる搬送手段にて水平方向に直線移送
    させる工程と、前記切断されたシート材料の搬送途中に
    おいてシート材料を、反転手段にて表面を切断時とは逆
    方向に反転させて移送する工程と、前記反転させたシー
    ト材料を次工程に搬送する乗載手段に反転した状態で移
    送・乗載する工程とからなり、前記アモルファスシート
    素板を所定の長さに切断したシート材料を、その搬送途
    中において前記反転手段により切断前の表面をその逆方
    向となる裏面側に反転させて次工程に搬送するようにし
    たことを特徴とする鉄心材料の搬送方法。
  2. 【請求項2】 所定の長さに切断したアモルファスシー
    ト素板からなるシート材料を水平方向に直線移送させる
    搬送手段は、駆動源を個別に具備して鉄心搬送台上を水
    平方向に直線移動する一対の第1,第2の搬送コンベア
    と、これら各搬送コンベアの一方端に駆動結合した駆動
    源と、前記各搬送コンベアの他方端に駆動結合されて鉄
    心搬送台上に設置した第1のシリンダ装置と、前記第
    1,第2の搬送コンベアの中間部にそれぞれ個別に駆動
    結合され、かつ、前記第1のシリンダ装置とは同期して
    逆方向に直線移動可能に設置された第2,第3のシリン
    ダ装置によって構成し、前記切断されたシート材料をそ
    の搬送途中で反転させる反転手段は、水平方向に搬送さ
    れたシート材料を挟持した状態で垂直方向に一定の高さ
    移動させた後、再度シート材料が反転する水平方向に移
    動させるように逆L字状に形成した一対の第1,第2の
    反転コンベアからなり、更に、前記搬送手段と反転手段
    とを、事前に設定したシーケンスに従って駆動制御する
    制御装置を具備して搬送装置を構成したことを特徴とす
    る鉄心材料の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、アモルファスシート素
    板の切断時は搬送手段の第1の搬送コンベアを停止させ
    て第2の搬送コンベアと反転手段とを駆動させ、アモル
    ファスシート素板の切断後は前記搬送手段と反転手段と
    を同期的に駆動させる制御シーケンスを具備して構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の鉄心材料の搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反転手段は、一対の搬送ベルトを並
    設させて逆L字状に、かつ、シート材料を挟持可能に巻
    掛けて構成し、搬送手段にて直線状に搬送されたシート
    材料を、前記一対の搬送ベルトに挟持して垂直方向に搬
    送すると同時に、シート材料をその表面が反転する直角
    方向に転回させて次工程に搬送できるように構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の鉄心材料の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記反転手段は、一対の搬送ベルトを並
    設させて逆L字状に、しかも、シート材料を挟持可能に
    巻掛けて、シート材料の送出口を上段側の乗載手段と対
    応させて配置した第1の反転コンベアと、前記第1の反
    転コンベアの内側方向に配設されてシート材料の送出口
    を下段側に位置する乗載手段と対応して配置した第2の
    反転コンベアとからなり、この第1,第2の反転コンベ
    アの搬送手段側に位置する部位に、シート材料を前記第
    1,第2の反転コンベア側に交互に振分けて案内する振
    分ローラを取付け、前記シート材料を第1,第2の反転
    コンベアに交互に振分けて前記乗載手段に反転させて搬
    送するように構成したことを特徴とする請求項4記載の
    鉄心材料の搬送装置。
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