JPH10163280A - 検査方法及び検査装置 - Google Patents

検査方法及び検査装置

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JPH10163280A
JPH10163280A JP8336380A JP33638096A JPH10163280A JP H10163280 A JPH10163280 A JP H10163280A JP 8336380 A JP8336380 A JP 8336380A JP 33638096 A JP33638096 A JP 33638096A JP H10163280 A JPH10163280 A JP H10163280A
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JP
Japan
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wafer
chamber
inspection
plasma processing
oxide film
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Application number
JP8336380A
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English (en)
Inventor
Masahiko Matsudo
昌彦 松土
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウエハWの酸化膜Oを削り取る操作を行なわ
なくてはならず、この操作を繰り返す間にプローブ針N
が経時的に変形し、多数あるプローブ針Nの針先の高さ
が不均一になってプローブ針Nと電極パッドPとの接触
が不安定になり、あるいは針先に酸化アルミニウムの削
り屑が付着し、安定した検査が困難になり、万一導通不
良があっても削り屑に由来するものか、その他の原因に
由来するものかの判断ができないという課題があった。 【解決手段】 ウエハWの電気的特性検査を行う検査装
置において、ウエハWをエッチング処理して電極パッド
表面の酸化膜を除去するプラズマ処理室4を設けると共
にプラズマ処理室4とプローバ室3とを搬送室2を介し
て連結し、且つ、プローバ室3にその内部を非酸化性雰
囲気にする化学的に不活性な窒素ガスを供給するガス供
給源17を接続したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査方法及び検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程は、半導体ウエハ(以
下、単に「ウエハ」と称す。)に熱CVDやプラズマC
VD等により成膜処理を施した後、エッチング処理によ
り不要成膜部分を除去して多数の集積回路(以下、「I
Cチップ」と称す。)を作り込む工程と、各ICチップ
をパッケージングする前にウエハ状態で各ICチップの
電気的特性検査を行い、予め良品ICチップをスクリー
ニングする検査工程を有している。
【0003】検査工程では例えばプローブ装置が用いら
れる。プローブ装置は、一般に、ローダ部とこれに隣接
するプローバ部を備えている。ローダ部は、ウエハをプ
ローバ部へ搬送する部位で、カセット単位で収納された
ウエハを1枚ずつ搬送するピンセットと、ピンセットに
よりウエハを搬送する途中でウエハのプリアライメント
を行うサブチャックとを備えている。また、プローバ部
は、ウエハの電気的特性検査を行う部位で、ウエハを載
置すると共にX、Y、Z及びθ方向で移動可能に構成さ
れたメインチャックと、このメインチャック上のウエハ
の各ICチップの電極パッド(例えば、アルミニウムに
よって形成されている)と電気的に接触しテスタとの間
で電気信号を授受する接触子を有するプローブカードと
を備えている。
【0004】そして、検査の時には、ローダ部では、ピ
ンセットが駆動してカセットからウエハを取り出して搬
送する。この搬送途中でサブチャックがピンセットから
受け取ったウエハのプリアライメントを行う。再びピン
セットが駆動してプリアライメント後のウエハをプロー
バ部のメインチャックへ引き渡す。プローバ部では、メ
インチャックがX、Y及びθ方向で移動してウエハのア
ライメントを行う。アライメント後、メインチャックが
Z方向でオーバドライブすると、ウエハの電極パッドと
プローブ針が電気的に接触し、所定の電気的特性検査が
行われる。検査後、ウエハは逆の経路を辿ってカセット
内へ戻される。以下、カセット内の全ウエハについて電
気的特性検査が行われる。
【0005】ところで、ウエハのICチップTは、図5
〜図7も示すように例えばアルミニウム等の導電性金属
からなる配線膜Lがポリイミド系樹脂等の保護膜Iによ
って保護され、電極パッドPが露出している。露出した
電極パッドPのアルミニウムは極めて酸化され易く、保
護膜Iを形成する際に高熱により膜厚が厚く(例えば、
数100オングストローム)しかも硬い酸化膜Oが形成
されたり、あるいは、ウエハを搬送する間に電極パッド
が自然酸化されて膜厚が薄い(例えば、数10オングス
トローム)の自然酸化膜Oが形成される。酸化膜Oは絶
縁体であるため、各ICチップTを検査する時に電極パ
ッドPと接触子が単に接触するだけでは酸化膜により両
者間の導通が困難になる。
【0006】そこで、ウエハを検査する時には電極パッ
ドの酸化膜を削り取って接触子と電極パッドの導通を図
る必要がある。そのために、例えば図5に示すようにプ
ローブカードの接触子として斜行するプローブ針を用い
る場合には同図の矢印Zで示すようにウエハを載置した
メインチャック(図示せず)をZ方向でオーバードライ
ブさせるようにしている。この操作によってプローブ針
Nにバネ力が蓄勢され、このバネ力で針先が矢印Y方向
へ移動して電極パッドPの酸化膜Oを削り取り、電極パ
ッドPとプローブ針N間を導通させてICチップTの検
査を行うようにしている。また、図6に示すようにプロ
ーブカードの接触子として垂直針N1を用いる場合やプ
ローブカードとしてメンブレンカードを用いる場合には
同図の矢印Zで示すようにメインチャックをZ方向でオ
ーバードライブさせると共にY方向で移動させるように
している。この操作によっプローブカードの垂直針N1
の針先あるいはメンブレンカードのバンプN2によって
酸化膜Oを削り取り、電極パッドPと垂直針N1または
バンプN2間を導通させてICチップTの検査を行うよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5〜
図7に示す場合には、ウエハWの電極パッドPに形成さ
れた絶縁性の酸化膜を除去するためにウエハWを載置し
たメインチャックをオーバードライブしたり、あるいは
メインチャックを上昇させると共に水平方向の微振動を
付与するなどして電極パッドPの酸化アルミニウム膜O
の削り取り操作を行なわなくてはならず、この操作を繰
り返す間にプローブ針Nが経時的に変形し、多数あるプ
ローブ針Nの針先の高さが不均一になってプローブ針N
と電極パッドPとの接触が不安定になり、あるいは針先
に酸化アルミニウムの削り屑が付着し、安定した検査が
困難になり、万一導通不良があっても削り屑に由来する
ものか、その他の原因に由来するものかの判断ができな
いという課題があった。また、針先に酸化膜の削り屑が
付着した場合には、その削り屑を除去しなくてはならな
いという課題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、接触子と電極パッドとを単に軽く接触させ
るだけで常に安定した電気的特性検査を行うことがで
き、しかも、接触子から酸化膜の削り屑を除去する必要
がない検査方法及び検査装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の検査方法は、被検査体の電極に接触子を接触させて被
検査体の電気的特性検査を行う検査方法において、プラ
ズマ処理室において上記被検査体をプラズマ処理して電
極表面の酸化膜を除去した後、この被検査体を検査室へ
搬送し、上記検査室においてプラズマ処理後の被検査体
の電極と接触子とを接触させて上記被検査体の電気的特
性検査を行うことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の検査装置
は、被検査体を載置してX、Y、Z及びθ方向で移動す
る載置台と、この載置台上の上方に配置された接触子と
を有する検査室とを備え、被検査体の電極と接触子とを
接触させて被検査体の電気的特性検査を行う検査装置に
おいて、上記被検査体をプラズマ処理して電極表面の酸
化膜を除去するプラズマ処理室を設けると共に上記プラ
ズマ処理室と上記検査室とを搬送室を介して連結し、上
記検査室に不活性ガスを供給するガス供給手段を接続し
たことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。まず、図1、図2を参照
しながら本発明の検査方法の一実施態様に用いられる本
発明の検査装置の一実施形態について説明する。本実施
形態の検査装置は、図1、図2に示すように、正面側
(図1では下側)に配置され且つ例えば25枚のウエハ
Wが収納されたカセットCを格納するウエハ格納室1
と、このウエハ格納室1の後方で隣接し且つカセット格
納室1からウエハWを1枚ずつ取り出して搬送する搬送
室2と、この搬送室2の左右に配置された検査室3及び
プラズマ処理室4とを備え、プラズマ処理室4において
ウエハWをプラズマ処理(具体的にはエッチング処理)
してウエハWの電極パッド表面の酸化膜を除去した後、
プローバ室3においてそのウエハWを電気的特性検査を
行うようにしてある。
【0012】そして、上記カセット格納室1、搬送室2
及びプラズマ処理室4には真空排気装置(図示せず)が
接続され、この真空排気装置を介してプラズマ処理室4
内を酸化アルミニウム膜のエッチング処理に適した高真
空領域(例えば、数10〜200mTorr)に設定
し、カセット格納室1及び搬送室2はプラズマ処理室4
の真空予備室となるようにしてある。従って、搬送室2
とプラズマ処理室4はゲートバルブ5を介して開閉、遮
断可能にしてあり、搬送室2とプローバ室3はゲートバ
ルブ6を介して開閉、遮断可能にしてある。尚、図1に
おいて、7は液晶表示パネルを備えたオペレーションモ
ニタである。
【0013】また、図1に示すように上記カセット格納
室1内にはカセット載置台(図示せず)が配設され、こ
のカセット載置台上の所定位置へカセットCを載せ、検
査終了後にはここから搬出するようにしてある。また、
搬送室2には屈伸及び旋回可能なウエハアーム8が配設
され、このウエハアーム8はカセット格納室1のカセッ
トCからウエハWを1枚ずつ取り出し、ゲートバルブ
5、6を開放した状態で屈伸してプラズマ処理室4また
はプローバ室3との間でウエハWを移載するようにして
ある。また、このウエハアーム8はプラズマ処理室4ま
たはプローバ室3へウエハWを搬送する前に、サブチャ
ック9上へウエハWを引き渡し、サブチャック9上でオ
リエンテーションフラット(オリフラ)を基準にしてウ
エハWのプリアライメントを行うようにしてある。
【0014】図1、図2に示すように上記プローバ室3
にはXYテーブル10が配設され、このXYテーブル1
0はモータ11を介してX、Y方向で移動するようにし
てある。このXYテーブル10の中央にはメインチャッ
ク12が配設され、図示しない駆動機構によりZ方向で
移動すると共にθ方向で正逆回転するようにしてある。
プローバ室3の上面は開閉可能なテストヘッド13が取
り付けられ、このテストヘッド13の中央に固定された
インサートリング14にプローブカード15が着脱可能
に取り付けられている。更に、プローバ室3内にはアラ
イメント機構16が配設され、メインチャック12を
X、Y、Z及びθ方向で移動させながらアライメント機
構16を介してメインチャック12上のウエハWをプロ
ーブカード15の接触子(斜行プローブ針、垂直針ある
いはメンブレンカードの場合にはバンプ)15Aに対し
て正確に位置決めするようにしてある。アライメント機
構16はメインチャック12とプローブカード15の間
で水平方向で移動する第1カメラ16Aと、メインチャ
ック12の非駆動部に取り付けられた第2カメラ16B
と、合焦ターゲット16Cとを備え、合焦ターゲット1
6Cを介して各カメラ16A、16Bの第1カメラ16
Aでメインチャック12上のウエハWを撮像すると共に
第2カメラ16Bでプローブ針15Aを撮像することに
よりウエハWをプローブ針15Aに対して位置決めする
ようにしてある。
【0015】また、上記プローバ室3には化学的に不活
性なガス(例えば、窒素ガス)の不活性ガス供給源17
が配管18を介して接続され、この不活性ガス供給源1
7をバルブ19の開度を調整することによって所定の流
量で窒素ガスをプローバ室3内へ供給し、プローバ室3
内で窒素ガスによる非酸化性雰囲気を作り、プラズマ処
理室4から搬送されて来るウエハWの電極パッド表面が
自然酸化しないようにしてある。また、図示してないが
プローバ室3は真空排気装置に接続され、カセット格納
室1、搬送室2及びプラズマ処理室4を真空排気してい
る時にプローバ室3内の窒素ガスを排気し、プローバ室
3内で常時窒素ガスの気流(例えば水平気流)を作って
いる。
【0016】上記プラズマ処理室4は、例えば内面がア
ルマイト加工されたアルミニウムによって形成された気
密室内に平行平板電極を備え、真空排気装置により例え
ば数10〜200mTorrの高真空にし、ウエハWに
対してプラズマ処理(具体的にはエッチング処理)を施
し、ウエハWの電極パッド表面の酸化膜を除去するよう
にしてある。平行平板電極は、ウエハWの載置台を兼ね
た下部電極20と、プロセスガス供給部を兼ねた上部電
極21とからなっている。下部電極20上面には図示し
ない静電チャックが取り付けられ、この静電チャックに
よりウエハWををクーロン力により吸着するようにして
ある。更に、下部電極20にはブロッキングコンデンサ
22を介して高周波電源23が接続され、この高周波電
源23から下部電極21に例えば13.56MHzの高
周波電力を印加するようにしてある。また、上部電極2
0は図2に示すように中空の円盤状に形成され、その上
面中央にはエッチング用ガスを供給するガス配管24が
接続されていると共にその下面には多数の孔が全面に分
散して形成されている。更に、ガス配管24には反応性
ガス(例えば塩素系ガスである三塩化ホウ素または四塩
化炭素)の供給源25及びキャリアガス(例えば、アル
ゴンガス)の供給源26が接続され、それぞれのバルブ
27、28の開度を調節して三塩化ホウ素ガスとアルゴ
ンガスを所定の流量比で所定の流量(例えば、三塩化ホ
ウ素ガス換算で100〜500sccm)でプラズマ処
理室4内へ供給するようにしてある。
【0017】従って、例えば、真空排気装置を駆動して
プラズマ処理室4内を所定の高真空度に維持し、下部電
極20に所定電力の高周波電力を印加した状態で所定流
量の三塩化ホウ素ガスを上部電極21から供給しながら
下部電極20と上部電極21間で放電すると三塩化ホウ
素ガスがプラズマ化する。この時、下部電極20でセル
フバイアス電圧が発生し、プラズマ中の反応性イオン
(BClx)が下部電極20側へ垂直に加速されて電極
パッドを直撃し、反応性イオンによる反応性エッチング
により電極パッドの酸化膜(酸化アルミニウム(Al0
X)膜、以下同様)を除去すると共に塩素ラジカルによ
るラジカルエッチングにより電極パッドの酸化アルミニ
ウム膜を除去する。
【0018】次に、本発明の検査方法を上記検査装置の
動作と共に説明する。まず、真空排気装置が始動してウ
エハ格納室1及び搬送室2をそれぞれ真空予備領域にす
ると共にプラズマ処理室4を高真空領域にする。次い
で、ウエハWが収納されたカセットCをカセット格納室
1内へ格納する。その後、ウエハアーム8によりカセッ
トCから1枚のウエハWを取り出し、搬送室2のサブチ
ャック9上へ移載し、サブチャック9においてオリフラ
を基準にしてウエハWをプリアライメントを行う。その
後、プラズマ処理室4側のゲートバルブ5が開いて搬送
室2とプラズマ処理室4を連通し、ウエハアーム8を介
してサブチャック9上のウエハWをプラズマ処理室4の
下部電極20上へ移載する。そして、ウエハアーム8が
プラズマ処理室4から退出すると、ゲートバルブ5が閉
じて搬送室2とプラズマ処理室4を遮断する。この時、
下部電極20では静電チャックによりウエハWを静電吸
着して下部電極20上に固定している。
【0019】引き続き、反応性ガス供給源25及びキャ
リアガス供給源26からそれぞれのガスを所定比(例え
ば、BCl3:Ar=4:1)、所定流量(例えば、5
00sccm)で供給しながら真空排気装置によりプラ
ズマ処理室4内を真空引きして所定の真空度に設定す
る。所定の真空度に達した状態で下部電極20の高周波
電力を印加すると、下部電極20と上部電極21の間で
放電し、三塩化ホウ素ガスのプラズマを発生する。そし
て、三塩化ホウ素ガスから生成した反応性イオンが下部
電極20に向けて垂直に加速され、ウエハWの電極パッ
ドの酸化アルミニウム膜を反応性エッチング及びラジカ
ルエッチングにより除去すると、電極パッドの表面は無
垢のアルミニウム金属になる。
【0020】例えば、図3に示したように下部電極20
に200Wの高周波電力を印加し、三塩化ホウ素ガスを
400sccmの流量で供給して100mTorrの高
真空度下で、ウエハWを1分間だけエッチング処理する
と300オングストロームの酸化アルミニウム膜を除去
することができる。また、自然酸化膜を除去する場合に
は、より低い高周波電力、より少ない三塩化ホウ素ガス
で、より低い真空度で自然酸化膜を除去することができ
る。
【0021】ところで、図3に示すグラフはシリコンウ
エハ表面にアルミニウムが蒸着されたアルミニウムウエ
ハを用いて行った試験データを示したものである。アル
ミニウムウエハに酸化アルミニウム膜を作る場合には、
例えば、湿度100%、温度150℃の高温加湿装置に
アルミニウムウエハを投入し、そこに1時間30分静置
して酸化アルミニウム膜を形成した。酸化膜の有無はシ
ート抵抗値の変化によって判断した。シート抵抗値に変
化がない場合にはアルミニウムウエハの重量変化あるい
はSEM写真によって酸化膜の有無を判断した。
【0022】上述のように電極パッドの酸化アルミニウ
ム膜の除去を行った後、三塩化ホウ素ガスの供給を停止
し、ゲートバルブ5を開放し、ウエハアーム8によりエ
ッチング処理後のウエハWをプラズマ処理室4内から取
り出すと共にゲートバルブ5を閉じた後、搬送室2内の
サブチャック9上へウエハWを移載する。サブチャック
9上でプリアライメントした後、ゲートバルブ6を開放
して搬送室2とプローバ室3を連通させる。この時、プ
ローバ室3内には不活性ガス供給源19から窒素ガスを
供給し、プローバ室3内が既に非酸化性の窒素ガス雰囲
気になっている。尚、カセット格納室1と搬送室2をゲ
ートバルブで区画し、搬送室2からプローバ室3へウエ
ハWを移載する時に、カセット格納室1を真空状態のま
まにして搬送室2のみをプローバ室3と連通させること
により、次に搬送室2のみを真空引きすれば良く、真空
排気装置の負荷が低減する。
【0023】プローバ室3内では窒素ガス雰囲気下でX
Yテーブル10がモータ11により駆動して搬送室2か
らウエハWを受け取る位置に待機している。ここでウエ
ハアーム8が駆動してプリアライメント後のウエハWを
サブチャック9からXYテーブル10のメインチャック
12上へ移載する。この時ゲートバルブ6は閉じてい
る。そして、プローバ室3内で後述の検査を行っている
間に、搬送室2では次に処理すべきウエハWをカセット
Cから取り出し、上述したようにプラズマ処理室4内へ
移載して電極パッドの酸化アルミニウム膜をエッチング
により除去する。
【0024】プローバ室3内ではXYテーブル10及び
メインチャック12がX、Y及びθ方向で移動しながら
アライメント機構16を介してメインチャック12上の
ウエハWをプローブカード15のプローブ針15Aに対
してアライメントを行う。アライメント後、メインチャ
ック12がZ方向に上昇すると、所定の電極パッドとプ
ローブ針15Aとが接触する。この時、電極パッドの酸
化アルミニウム膜が既に除去されアルミニウム金属が無
垢の状態になっているため、図5〜図7に示した従来の
検査方法のように酸化アルミニウム膜の削り取り操作が
不要になる。従って、メインチャック12をZ方向で上
昇させ、電極パッドとプローブ針15Aを軽く接触させ
るだけでテスタと電極パッド間の導通を十分に取ること
ができ、各ICチップの電気的特性検査を確実に行うこ
とができる。また、プローブ針15Aに酸化アルミニウ
ム膜の削り屑が付着しないため、常に安定した導通状態
を維持し、電気的特性検査を確実に行うことができる。
【0025】以上説明したように本実施形態によれば、
ウエハWの電気的特性検査を行う前に、プラズマ処理室
4内でウエハWにエッチング処理を施して電極パッドの
酸化アルミニウム膜を除去するため、ウエハWの電気的
特性検査を行う時に、メインチャック12をオーバドラ
イブさせるなどのメインチャック12の複雑な操作を行
うことなくプローブ針15Aと電極パッドとを単に軽く
接触させるだけで常に安定した検査を行うことができ
る。更に、プローブ針15Aから削り屑を除去するなど
のメンテナンスが不要で、しかも、プローブ針15Aを
軽く接触させるだけで良いため、プローブ針15Aの負
荷が小さく寿命が延びる。
【0026】図4は本発明の検査装置の他の実施形態の
内部を示す平面図で、プラズマ処理室を2室設けたもの
である。本実施形態の検査装置は、同図に示すように、
前後に配置された第1、第2ウエハ格納室31、32
と、両ウエハ格納室31、32の左右に配置された第
1、第2搬送室33、34と、各搬送室33、34に連
結されたプローバ室35及び第1、第2プラズマ処理室
36、37とを備え、プローバ室35及びプラズマ処理
室36、37はいずれも上記実施形態の場合と同様に構
成されている。
【0027】第1カセット格納室31、第1搬送室33
及びプローバ室35は互いに連通し、検査時には窒素ガ
ス等の不活性ガスを受給して常に非酸化性雰囲気になる
ようにしてある。また、第2カセット格納室32及び第
2搬送室34は第1、第2プラズマ処理室36、37の
真空予備室として形成されている。従って、第2カセッ
ト格納室32と第1カセット格納室31及び第1搬送室
33との間はいずれもゲートバルブ(図示せず)を介し
て連通、遮断可能にしてあり、第2カセット格納室32
と第2搬送室34の間にもゲートバルブ(図示せず)が
配設されている。
【0028】そして、第1カセット格納室31にはカセ
ット載置台とカバーが設けられ、このカバーを開閉して
カセットCの搬出入を行うようにしてある。また、第1
搬送室33内には第1ウエハアーム39が配設され、第
1ウエハアーム39を介して第1カセット格納室31か
ら第2カセット格納室32のカセットC内へ、あるいは
第2カセット格納室32内のカセットCからエッチング
処理後のウエハWをプローバ室35へ搬送するようにし
てある。第1ウエハアーム39により第2カセット格納
室32からプローバ室35へウエハWを搬送する時に
は、第1搬送室33内に配設された第1サブチャック4
0においてウエハWのプリアライメントを行うようにし
てある。
【0029】また、第2搬送室34は第1、第2プラズ
マ処理室36、37はゲートバルブ(図示せず)を介し
て連通、遮断可能で、内部が2室に分割されている。第
2搬送室34の各室間はゲートバルブ(図示せず)を介
して連通、遮断可能にしてある。そして、第2カセット
格納室32側の室には第2サブチャック41が配設さ
れ、第2サブチャック41によりウエハWの位置決めを
行うようにしてある。第1、第2プラズマ処理室36、
37側の室には第2ウエハアーム42が配設され、第2
ウエハアーム42を介して第2カセット格納室32と第
1、第2プラズマ処理室36、37間でウエハWを搬送
するようにしてある。カセットCから第1、第2プラズ
マ処理室36、37へウエハWを搬送する途中で第2サ
ブチャック41を用いてウエハWの位置決めを行うよう
にしてある。尚、図4において、38は液晶表示パネル
を備えたオペレーションモニタである。
【0030】次に、本発明の検査方法を上記検査装置の
動作と共に説明する。まず、真空排気装置が始動して第
2搬送室34をそれぞれ真空予備領域にすると共に第
1、第2プラズマ処理室36、37を高真空領域にす
る。次いで、ウエハWが収納されたカセットCを第1カ
セット格納室31内へ格納する。その後、第1ウエハア
ーム8により第1カセット格納室31内のカセットCか
らウエハWを1枚ずつ取り出し、第2カセット格納室3
2内のカセットC内へ移載すると、第2カセット格納室
32と第1搬送室33間のゲートバルブが閉じ、第2カ
セット格納室32が第2搬送室34と同程度まで真空引
きされる。
【0031】第2カセット格納室32内が真空予備領域
になると、ゲートバルブが開き第2カセット格納室32
と第2搬送室34間が連通する。この時、第2ウエハア
ーム42が駆動して第2カセット格納室32内からウエ
ハWを1枚ずつ取り出し、第2サブチャック41におい
て位置決めを行った後、そのウエハWを例えば第1プラ
ズマ処理室36内の下部電極上へ移載する。第1プラズ
マ処理室36では第2ウエハアーム42が退出した後、
ゲートバルブが閉じる。引き続き、反応性ガス供給源2
5及びキャリアガス供給源26からそれぞれ三塩化ホウ
素ガス及びアルゴンガスを所定比、所定流量で供給しな
がら真空排気して第1プラズマ処理室36内を真空引き
して所定の真空度に設定した後、下部電極に高周波電力
を印加して上部電極との間で放電すると三塩化ホウ素ガ
スのプラズマが発生し、ウエハWの電極パッドの酸化ア
ルミニウム膜を反応性エッチング及びラジカルエッチン
グにより除去する。また、この間に第2カセット格納室
32から第2プラズマ処理室37内へ移載し、同様にウ
エハWのエッチングを行う。
【0032】第1プラズマ処理室36内で電極パッドの
酸化アルミニウム膜の除去を行った後、三塩化ホウ素ガ
スの供給を停止し、ゲートバルブを開放し、第2ウエハ
アーム42によりエッチング処理後のウエハWを第1プ
ラズマ処理室36内から取り出すと共にゲートバルブを
閉じた後、第2カセット格納室32内のカセットCの元
の位置へ戻すと共に、次に処理すべきウエハWを第2ウ
エハアーム42によって取り出し、第1プラズマ処理室
36へ移載し、同様の処理を行う。このようにして残り
のウエハWについて第1、第2プラズマ処理室36、3
7を用いて連続的にエッチング処理を行う。
【0033】上述の処理と並行してプローバ室35にお
いてエッチング処理後のウエハWの電気的特性検査を行
う。この時には第1搬送室33と第2カセット格納室3
2間のゲートバルブを開き、窒素ガス雰囲気下で第1ウ
エハアーム39が駆動して第2カセット格納室32内の
カセットCから処理済みのウエハWを取り出し、第1サ
ブチャック40においてプリアライメントを行った後、
このウエハWをプローバ室35内のメインチャック35
A上へ移載する。この時、ゲートバルブは既に閉じてい
る。
【0034】プローバ室35内ではXYテーブル及びメ
インチャックがX、Y及びθ方向で移動しながらアライ
メント機構を介してメインチャック上のウエハWをプロ
ーブカードのプローブ針に対してアライメントを行う。
アライメント後、メインチャックがZ方向に上昇する
と、所定の電極パッドとプローブ針とが接触する。この
時、電極パッドの酸化アルミニウム膜が既に除去されア
ルミニウム金属が無垢の状態になっているため、従来の
検査方法のように酸化アルミニウム膜の削り取り操作が
不要になり、電極パッドとプローブ針15Aを軽く接触
させるだけで十分にテスタと電極パッド間の導通を取る
ことができ、各ICチップの電気的特性検査を確実に行
うことができる。また、プローブ針には酸化アルミニウ
ム膜の削り屑が付着しないため、常に安定した導通状態
を維持し、電気的特性検査を確実に行うことができる。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
図1に示す実施形態の検査装置の場合と同様の作用効果
を期することができる他、第1、第2プラズマ処理室3
6、37で連続的にウエハWのエッチング処理を行うこ
とができるため、検査のスループットを向上させること
ができる。
【0036】尚、本発明は、上記実施形態に何等制限さ
れるものではなく、ウエハWの電気的特性検査を行なう
前に、ウエハWの電極パッド表面の自然酸化膜等の酸化
膜を除去する検査方法及び検査装置であれば良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1及
び請求項2に記載の発明によれば、接触子と電極パッド
とを単に軽く接触させるだけで常に安定した電気的特性
検査を行うことができ、しかも、接触子から酸化膜の削
り屑を除去する必要がない検査方法及び検査装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査方法を実施する際に好適に用いら
れる本発明の検査装置の一実施形態の内部を示す平面図
である。
【図2】図1に示す検査装置の要部の断面を示す図であ
る。
【図3】本発明の検査方法を実施する際に好適に用いら
れる本発明の検査装置の他の実施形態の内部を示す平面
図である。
【図4】図1、図3に示す検査装置を用いて酸化膜を除
去する各所の条件とエッチング速度との関係を示すグラ
フである。
【図5】従来の検査装置を用いてICチップを検査する
時のウエハの動きとプローブ針との関係を示す要部拡大
図である。
【図6】従来の検査装置を用いてICチップを検査する
時のウエハの動きと垂直針との関係を示す要部拡大図で
ある。
【図7】従来の検査装置を用いてICチップを検査する
時のウエハの動きとバンプとの関係を示す要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
2 搬送室 3 プローバ室(検査室) 4プラズマ処理室 10 XYテーブル 12 メインチャック 15 プローブカード 15A プローブ針(接触子) 17 不活性ガス供給源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の電極に接触子を接触させて被
    検査体の電気的特性検査を行う検査方法において、プラ
    ズマ処理室において上記被検査体をプラズマ処理して電
    極表面の酸化膜を除去した後、この被検査体を検査室へ
    搬送し、上記検査室においてプラズマ処理後の被検査体
    の電極と接触子とを接触させて上記被検査体の電気的特
    性検査を行うことを特徴とする検査方法。
  2. 【請求項2】 被検査体を載置してX、Y、Z及びθ方
    向で移動する載置台と、この載置台上の上方に配置され
    た接触子とを有する検査室とを備え、被検査体の電極と
    接触子とを接触させて被検査体の電気的特性検査を行う
    検査装置において、上記被検査体をプラズマ処理して電
    極表面の酸化膜を除去するプラズマ処理室を設けると共
    に上記プラズマ処理室と上記検査室とを搬送室を介して
    連結し、上記検査室に不活性ガスを供給するガス供給手
    段を接続したことを特徴とする検査装置。
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