JPH10163553A - 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、露光装置並びにレーザ管 - Google Patents

連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、露光装置並びにレーザ管

Info

Publication number
JPH10163553A
JPH10163553A JP9006441A JP644197A JPH10163553A JP H10163553 A JPH10163553 A JP H10163553A JP 9006441 A JP9006441 A JP 9006441A JP 644197 A JP644197 A JP 644197A JP H10163553 A JPH10163553 A JP H10163553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
excimer laser
gas
light
continuous wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9006441A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10163553A5 (ja
JP4162730B2 (ja
Inventor
Tadahiro Omi
忠弘 大見
Nobuyoshi Tanaka
信義 田中
Masaki Hirayama
昌樹 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP00644197A priority Critical patent/JP4162730B2/ja
Priority to US08/893,977 priority patent/US6331994B1/en
Priority to CNB971192936A priority patent/CN1150665C/zh
Priority to DE1997627174 priority patent/DE69727174T2/de
Priority to TW086110213A priority patent/TW352483B/zh
Priority to EP97305404A priority patent/EP0820132B1/en
Priority to CA002210830A priority patent/CA2210830C/en
Priority to MYPI97003256A priority patent/MY119714A/en
Priority to KR1019970033837A priority patent/KR100347826B1/ko
Publication of JPH10163553A publication Critical patent/JPH10163553A/ja
Priority to US09/538,284 priority patent/US6603786B1/en
Priority to KR1020020011158A priority patent/KR100349015B1/ko
Publication of JPH10163553A5 publication Critical patent/JPH10163553A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4162730B2 publication Critical patent/JP4162730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ材料やその表面への負荷が少なく、か
つ、ミラーもしくはレンズスキャンの制御系が簡略にす
ることができる連続発光エキシマレーザ発振装置・発振
方法及び露光装置、レーザ管を提供すること。 【解決手段】 Kr,Ar,Ne等の不活性ガスとF2
ガスが混合され、レーザガスを収納するためのレーザチ
ャンバと、一対の反射鏡からなる光共振器とを有するエ
キシマレーザ発振装置において、該レーザガスを収容す
るためのレーザチャンバの内表面をフッ化物で構成し、
かつ248nm、193nmといった所望の波長の光に
対する無反射面とするとともに、該レーザーガスを連続
的に励起するためのマイクロ波の導入手段を設けた、出
力側反射鏡前記波長の光に対する90%以上の反射率と
したことを特徴とする。レーザガスは連続的に供給する
ことが好ましく、また、F2濃度は、1〜6%、圧力を
数10Torr〜1atmが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、連続発光が可能な
連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、エキシ
マレーザ露光装置並びにレーザ管に関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザは、紫外域で発振する唯
一の高出力レーザとして注目されており、電子産業や化
学産業、エネルギー産業において応用が期待されてい
る。
【0003】具体的には、金属、樹脂、ガラス、セラミ
ックス、半導体等の加工や化学反応等に利用されてい
る。
【0004】エキシマレーザ光を発生させる装置は、エ
キシマレーザ発振装置として知られている。マニホルド
内に充填されたAr,Kr,Ne,F2等のレーザガス
を電子ビーム照射や放電等により励起状態にする。する
と、励起されたF原子は基底状態の不活性KrF*,A
rF*原子と結合して励起状態でのみ存在する分子を生
成する。この分子がエキシマと呼ばれるものである。エ
キシマは不安定であるため、直ちに紫外光を放出して基
底状態に落ちる。これをボンドフリー遷移あるいは自然
発光というが、この励起分子を利用して一対の反射鏡で
構成される光共振器内で位相のそろった光として増幅し
てレーザ光として取り出すのものがエキシマレーザ発振
装置である。
【0005】ところで、従来、エキシマレーザ発振装置
については、レーザ媒質のエキシマの寿命が非常に短い
ので連続的な励起が不可能であると考えられており、立
ち上がりの速いパルス電流(10nsec程度)を間歇
的に流すパルス励起が行われている。
【0006】そのため、従来のエキシマレーザ発振装置
における電極は半年程度の寿命である。
【0007】また、半導体の加工工程において繰り返し
数100Hzから1kHzのパルス発振タイプの連続発
光エキシマレーザ発振装置を用いて例えば化学増幅型レ
ジストの露光を行うと、レンズ材料やその表面の無反射
多層膜の寿命が極めて短いという問題がある。
【0008】この点について以下詳細に述べる。
【0009】化学増幅型レジストの感度は、20mJ/
cm2程度である。従って、0.1W/cm2の光であれ
ば0.2secの露光で十分である。1W/cm2の光
であれば0.02secとなる。光学系におけるかなり
の損失等を考えると10W程度の光出力で十分というこ
とになる。
【0010】しかるに、現在のパルス発光(1kHz)
では、10nsec程度のパルス光を毎秒1,000回
程度発生させている。0.2secが露光時間とする
と、200パルスで、20mJ/cm2必要ということ
になる。光学系による損失等で、1/100にエネルギ
が落ちるとすると、図2に示すようなパルスdutyを
考慮して各パルスの発光強度I0は、次の通りとなる。
【0011】 I0(watt)×10(nsec)×2×102(パルス)×10-2(効率) =2×10-2(Joul) I0=2×10-2/10-8×2 =1×106(watt) 10nsecの間、一定の光出力が得られるとして、1
MWのパルス光になる。実際には、図3に示すようにな
る。
【0012】実際は図3に示すようなパルス波形になっ
ているため、光パルスの強度は2〜3MWのピークパワ
ーになることになる。間歇的に数MWといった短波長の
光が入射するため、レンズ材料やその表面の無反射多層
膜の耐久性がきわめて厳しくなってくる。
【0013】また、エキシマレーザリソグラフィーの時
代にはステップアンドリピート時の露光が一括で行われ
るわけではなく、ミラーもしくはレンズのスキャンによ
るスキャニング露光ということになる。毎秒1000発
程度のパルス光で、0.2秒露光ということになると一
回の露光で200パルス程度しか使えない。これで例え
ば25×35mm2エリアの露光を均一照射にしようと
すると、ミラーもしくはレンズ のスキャンとパルス光
の相対関係をきわめて厳しく制御しなければならず極め
て複雑な制御システムが光要素に要求される。なおか
つ、現状ではパルス光の出力が10%程度ゆらいでい
る。そのためにミラーもしくはレンズスキャンの制御系
はきわめて複雑にならざるを得ないという問題があり、
エキシマレーザ露光装置も複雑で高いものにしている。
【0014】さらに、従来のエキシマレーザ発振装置は
次なる問題をも有している。すなわち、エキシマレーザ
光の中でもKrFレーザやArFレーザは、レーザガス
として反応性の高いフッ素ガスを用いるために、レーザ
ガスを収容し、そのガスに放電エネルギーを与えるため
のレーザチャンバ内でのフッ素の濃度が減少する。そこ
で、レーザチャンバへの供給電圧を上げて所定の出力を
得られるように制御するのであるが、そのような制御で
も出力が得難くなった場合には、一度発振を停止して、
フッ素ガスの補充を行う。さらに、発振を続けるとフッ
素の補充を行っても、所定のレーザ出力が得られなくな
り、こうなると、レーザチャンバを交換しなければなら
ない。
【0015】また、パルス電圧により放電を起こし、数
10ns程度発光を起こさせるエキシマレーザ発光装置
の場合、発光している時間が短すぎるため、出力光の発
光スペクトルの波長半値幅は、300pm程度と広い。
そのため、グレーチング等の狭帯域化モジュールによる
単色化によって、はじめて、1pm以下の波長半値幅を
得ている。
【0016】現状の技術では所定の周期毎にフッ素ガス
を補充し、印加電圧を上げながら発振を行う必要があ
る。換言すれば、フッ素ガスが、チャンバ内表面との反
応などにより、時間とともに減少している。よって、レ
ーザチャンバの寿命という点では、いまだ十分なもので
はなく、特に、物品の加工等で長期間レーザを使用する
場合には、チャンバの寿命は加工物品の製造スループッ
トを向上する上で重要な要因である。
【0017】また、グレーチング等の狭帯域化モジュー
ルを用いた単色化によって、1pm以下の波長半値幅を
得ることが現在可能となっているが、その反面、グレー
チング等を用いた狭帯域化により出力光の発光強度が減
少しており、加工物品の製造スループット向上の大きな
妨げとなっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、レンズ材料
やその表面への負荷が少なく、かつ、ミラーもしくはレ
ンズスキャンの制御系を簡略にすることができ、かつエ
キシマレーザの寿命が十分長くなって量産の使用に耐え
る連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法並びに
露光装置を提供することを目的とする。
【0019】さらに、出力光の強度を高くしながら、狭
帯域化が実現されるエキシマレーザ発振装置及び発振方
法を提供することを目的とする。
【0020】本発明は、狭帯化モジュールを用いなくと
も波長幅の狭いスペクトルが達成でき、装置の小型化・
簡略化が実現されたエキシマレーザ露光装置を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の連続発光エキシ
マレーザ発振装置は、Kr,Ar,Neから選ばれた1
種以上の不活性ガスとF2ガスとの混合ガスからなるレ
ーザガスを収納するためのレーザ管からなるレーザチャ
ンバと、該レーザチャンバを挟んで設けられた一対の反
射鏡からなる光共振器とを有するエキシマレーザ発振装
置において、該レーザガスを収容するためのレーザチャ
ンバの内面を、248nm、193nm、157nmと
いった所望の波長の光に対する無反射面とするととも
に、該内面の最表面をフッ化物で構成し、該レーザチャ
ンバ内のレーザガスを連続的に励起するためのマイクロ
波の導入手段を設け、さらに、出力側の反射鏡の反射率
を90%以上としたことを特徴とする。
【0022】本発明の連続発光エキシマレーザ発振方法
は、内面を、248nm、193nm、157nmとい
った所望の波長の光に対する無反射面とするとともに、
該内面の最表面をフッ化物で構成したレーザ管からなる
レーザチャンバ内に、Kr,Ar,Neから選ばれた1
種以上の不活性ガスとF2ガスとの混合ガスからなるレ
ーザガスを連続的に供給し、該レーザガスを収容するた
めのレーザチャンバの内面を、248nm、193n
m、157nmといった所望の波長の光に対する無反射
面とするとともに、該内面の最表面をフッ化物で構成
し、該レーザチャンバ内にマイクロ波を導入することに
よりレーザガスを連続的に励起し、出力側の反射鏡の反
射率を90%以上である一対の反射鏡により共振させる
ことにより連続発光させることを特徴とする。
【0023】本発明の連続発光エキシマレーザ露光装置
は、上記連続発光エキシマレーザ発振装置と、照明光学
系、結像光学系、ウエハを保持するためのステージとを
有することを特徴とする。
【0024】本発明のエキシマレーザは、連続発振エキ
シマレーザにおいて、エキシマレーザガスを収納する為
のレーザチャンバと;該レーザチャンバを挟むように配
置した一対の反射鏡からなる光共振器と;該光共振器の
光路内に配置され、発振する光を選択する光選択手段
と;該エキシマレーザガスを連続的に励起するためのマ
イクロ波導入手段と;該マイクロ導入手段によって連続
的にマイクロ波を導入させるとともに、エキシマレーザ
の発振を停止する際、該光選択手段によって選択する光
を変更させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0025】
【作用及び実施の形態】以下に本発明の作用を発明をな
すに際して得た知見及び実施の形態とともに説明する。
【0026】本発明においては、連続発光を行っている
ため、前述したミラーもしくはレンズのスキャンとパル
スとの相対的関係の制御が不要となり、光学系の制御が
極めて簡単になる。
【0027】また、本発明者が解析したように、0.1
W/cm2の光であれば0.2secの露光で十分であ
り、1W/cm2の光であれば0.02secとなるの
であるから、光学形における光の損失等を考えると、1
0W程度の出力で十分ということになり、レンズ材料や
その表面の寿命を長くすることが可能となる。さらに、
次のもろもろの作用が達成される。
【0028】第1に、ガラス等の光学材料に対するダメ
ージが減少することである。KrFあるいはArF等の
通常のエキシマレーザは10〜20nsecという短い
パルス発光であるのに対し、パルスの繰り返し周波数は
1000Hz程度に過ぎない。従って、このパルスのピ
ークの光強度は、光学系の効率という問題を抜きにして
も同じ強度で連続発光している時の1万倍以上ある。エ
キシマの領域で起こる材料の損傷の主原因は2光子吸収
にあることが知られており、光のピーク強度の2乗に比
例する現在のエキシマレーザでの光損傷は連続発光の場
合より少なく見積もっても108倍厳しい。ガラス材の
耐久がArFの領域で問題となっているのは以上の理由
による。従って、連続発光光源の実現はArFまで含め
て紫外域での材料問題を一気に解決する。
【0029】第2に、狭帯域の光特有の減少のスペック
ルの発生を抑制することが容易なことである。パルス発
光の場合、ランダムな干渉縞であるスペックルを効果的
に消し去るためには、一つ一つのパルスでの発光タイミ
ングと公知のスペックル除去手段とを高精度に同期させ
る必要がある。これに対し、連続発振であれば特別な同
期手段を必要とせず簡単な、例えば、回転拡散板のよう
な公知の手段で容易にスペックルを除去することができ
る。このため光学系の構成を簡単にすることができ、コ
ストの削減にも効果的である。
【0030】第3に、露光量制御が容易なことである。
パルス発光のような離散的な露光を行う場合、露光量を
制御する最小単位は1パルスの露光量の制御性にもよる
が、基本的には、パルスの数に依存している。総合で1
00パルスで露光するとした時の次の単位は99パルス
または101パルスであり、制御精度は±1%となる。
もちろん、最後の1パルスの制御については種々の手段
が提案されているが、制御性あるいは制御のためにはこ
のような離散性による分解能がなく、より細かな露光量
制御が望ましい。線幅が細かくなるに従い、厳しい露光
量制御が要求されているなかで、連続発光光源が与える
効果は大である。
【0031】ところで、前述したように、従来、エキシ
マレーザについては、エキシマ状態にあるエネルギー準
位が短い寿命なので、原子を励起準位にある程度の時間
留めておくことができず、連続的な励起が不可能である
と考えられており、立ち上がりの速いパルス励起を行わ
ざるを得なかった。
【0032】本発明においては、レーザガスを収容する
ためのレーザチャンバの内面を、248nm、193n
m、157nmといった所望の波長の光に対する無反射
面とする。
【0033】レーザチャンバ内面を無反射面にする理由
は、自然放出した光が同内面で反射して励起されている
ガスにもどってきて、KrF*またはArF*を励起状態
から基底状態に遷移させることを防ぐためである。
【0034】ここで、無反射とは、100%透過あるい
は吸収の場合のみならず、ある程度の反射率を有してい
てもよい。反射率50%以下が好ましく、20%以下が
より好ましく、5%以下がさらに好ましい。具体的装置
により持続して一様なレーザ光が得られるように適宜選
択すればよい。
【0035】さらに、レーザチャンバと反応してF2
減少するのを防ぐために、レーザチャンバの内面はフッ
化物で構成されている。特にF2に対して安定している
ステンレスの表面にFeF2の層が形成されたもの、ま
たは金属上にニッケルを鍍金しさらにその表面にNiF
2の層が形成されたもの、またはアルミニューム合金上
にAlF3とMgF2の層が形成されたもののいずれかで
構成されている。
【0036】また、本発明においては、出力側の反射鏡
の反射率を90%以上とする。
【0037】現在の共振器構成は片側100%反射に対
し、出力側反射は10%程度である。
【0038】ところで、従来のKrF*エキシマのレー
ザガス組成は例えば次の通りである。 Kr/Ne/F2=0.数%:98%:0.数%
【0039】F2の濃度は1%以下と少ない。これは、
2をあまり多くすると、電子がFに吸引されて負のイ
オンとなり放電が安定しないためである。一方圧力は、
3〜4気圧となっている。かかる圧力としているのはF
2濃度は少なくしたことを補いなるべく大量のKrF*
作るためである。
【0040】連続発光の場合には10W程度出力があれ
ばよいのである。許容される利得α 2を推察する。
【0041】・共振器内のレーザ光強度 飽和強度Is程度の強度でレーザを動作させない限り、
上準位のエキシマはほとんど衝突によって消滅してしま
う。飽和強度は利得gが小信号利得g0の1/2になる
強度であり、KrFエキシマの場合次のように求められ
る(「エキシマレーザの開発と応用技術・例」(渡部俊
太郎 監著))。 Is=hν/στ =1.3MW/cm2 h:プランク定数 6.63×10-34J・s ν:振動数 3×108/0.248×10-6
=1.2×1015 σ:誘導放出断面積 2×10-16cm2 τ:上準位寿命 3ns (衝突による脱励起を含む) 上準位寿命τは、ガス圧が低いと衝突が起きにくくなる
ので、最大で放射寿命(自由空間での寿命)まで大きく
なる。この場合の寿命は6.7nsであり飽和強度Is
は、 Is=0.6MW/cm2となる。
【0042】・レーザの取り出し効率 単位体積から毎秒取り出される光子数と生成されるエキ
シマの数の比である。レーザの取り出し効率ηexは以下
で求められる。 ηex=(I/Is)(1−(1+I/Is)−αn
0) I:レーザ光強度 Is:飽和強度 αn:不飽和吸収係数 g0:少信号利得 と表される。αn>0なので、 ηex<(I/Is)/(1+I/Is) レーザ光強度IがIs以下ではレーザ発振は効率が悪く
なる。例えば共振器内のレーザ光強度Iが500W/c
2の時、 ηex=1/2600以下(レーザの取り出し効率ηex
非常に小さい。) よって効率よくレーザ発振させるためには、飽和強度の
1.3MW/cm2程度が必要である。
【0043】以下本発明の好ましい実施態様例を述べ
る。
【0044】(レーザガス)本発明においてはレーザ媒
質であるレーザガスは、Kr,Ar,Neから選ばれた
1種以上の不活性ガスとF2ガスとの混合ガスからな
る。
【0045】これらのうち、使用したい波長により適宜
ガス種を組み合わせればよい。例えば、248nmの波
長の場合にはKr/Ne/F2とし、193nmの場合
にはAr/Ne/F2とし、157nmの場合にはNe
/F2とすればよい。
【0046】本発明においては、レーザチャンバ内にレ
ーザガスを連続的に供給することが好ましい。そのため
のより具体的なレーザガスの供給系例を図7に示す。
【0047】図7において21a,21bはガス導入口
である。ガス導入口21a,21bはレーザチャンバ2
0の両端に設けたり、また、レーザチャンバ20の略々
中央にはガス排出口22を設けてある。なお、必要に応
じガス排出口には真空ポンプ等を設けておいてもよい。
レーザガスは両端のガス導入口21a,21bから両ガ
ス導入口21a,21bで等しい流量で供給し、略々中
央に設けたガス排出口22から排出させる。その理由
は、出力端の光反射板の表面保護を兼ねるからである。
すなわち、光反射板の最表面は必ずフッ化膜の薄膜等で
被覆してあるからF2、F*に反応することはないからで
ある。また、ガス導入口21a,21b、ガス排出口2
2の形状はマイクロ波電流が流れる方向にスリット状で
あることが望ましい。
【0048】一方、図7において25a,25b,2
6,27a,27bはバルブである。レーザガスの初期
導入時には、バルブ25aを27aを閉、バルブ25
b,27bを開とし、レーザガス源からバルブ25a,
27a近傍までの配管内のパージを行う。配管内パージ
後、バルブ25b,27bを閉、26を開としてレーザ
ガスをレーザチャンバ20内に導入し、一旦レーザチャ
ンバ20内をパージ後そのままレーザガスの導入を行い
レーザ発振を行えばよい。もちろんパージ等が不要の場
合は上記バルブは設ける必要はない。なお、図19にお
いて、28は流量をコントロールするためのマスフロー
コントローラ(MFC)あるいは圧力フローコントロー
ラ(PFC)である。PFCが好ましい。29はフィル
タである。
【0049】本発明においては、安定した連続発振を得
る上においてレーザガス中におけるF2濃度は0.1原
子%以上6原子%以下であり、1〜6原子%が好まし
い。4〜6%がより好ましい。
【0050】また、レーザガスの圧力は、10Torr
〜1atmが好ましい。50Torr〜1atmがより
好ましい。すなわち、本発明においては、かかる低い圧
力においても安定した放電が得られ、ひいては、安定し
た連続発振、連続発光が得られるのである。従来技術に
おいては、レーザガスの圧力は3〜4気圧であった。そ
れは、従来技術においては、F2濃度を高めるとF-とな
り電子がなくなってしまい放電が不安定となるためF2
濃度は1%以下(実際はそれよりさらに低い)とし、そ
れを補填すべく3〜4気圧とせざるを得なかったのであ
る。しかるに本発明においては、F2濃度を高めてもか
かるマイクロ波による安定した放電が得られ従って、圧
力を高めて補填する必要がない。もちろん何らかの理由
により圧力を高める必要があれば高めてもよい。
【0051】図26は、反応式、KrFエキシマレーザ
のレーザ管内で生じる反応を示している。ここで注目す
べきはである。KrF*エキシマを生成するために
は、F-及びF2が必要であることがわかる。一方、よ
り光を放出したエキシマは、基底状態の希ガス原子(K
r)とハロゲン(F)に戻りKrF*エキシマ生成に直
接必要なF2やF-にはならない。
【0052】しかもよりハロゲン原子(F)がハロゲ
ン分子(F2)を生成する反応は非常に遅いのである。
【0053】以上のことから、放電空間内で光を放出し
て基底状態に戻ったハロゲン原子をハロゲンイオン(F
-)やハロゲン分子(F2)で置換することが大切にな
る。
【0054】(レーザ管)レーザ管40(図8、図9)
は、レーザチャンバを構成する管であり、マイクロ波を
導入するための窓部44を有している。レーザ管40は
その窓部44側において導波管42と接続される。レー
ザ管40の内部と導波管42の内部とはシールされてお
り、シールは絶縁板41をレーザ管40の窓部44に設
けることにより行われる。絶縁板41については後述す
る。
【0055】プラズマ励起部の終端の断面形状すなわち
レーザチャンバを構成するレーザ管40の断面形状は、
図8に示すように、略半円筒状(あるは半楕円状)(図
8(a))、円筒状(図8(b))、楕円状(図8
(c))等とすることができる。
【0056】さらに、より好ましい形状は、図9(a)
に示す楕円形状であり、この楕円の短径方向はマイクロ
波の導入方向となっている。従って、図9(a)に示す
断面形状の場合には、マイクロ波はレーザ管内のレーザ
媒質であるレーザガスに万遍なく導入される。また、単
位面積あたりより密度の高いレーザを得ることができ、
また外部に出力することができる。
【0057】さらに、レーザ管40の窓部44は図9
(b)に示すように、レーザ管40側が広がるテーパを
設けてもよい。テーパは逆に付けてもよい。
【0058】レーザ管40と導波管42との接続は、例
えば、図8あるいは図9に示すように、両者にフランジ
部を設けてシール締め付けを行えばよい。
【0059】本発明においては、レーザ管40の内部に
は、電極等の部品を内蔵する必要がない。すなわち、後
に電極等を内部に組み込む必要がない。従って、作製行
程によって絶縁板41をレーザ管40に予めに取り付け
ておいてもよい。絶縁板41の取付は、例えば、焼嵌め
により行えばよい。なお、図9(b)に示す場合におい
ては絶縁板41はレーザ管40の内部側から嵌め込めば
よい。
【0060】なお、このレーザ管40はレーザチャンバ
を構成するものであり、前述した通りその最表面は
*,KrF*,ArF*との反応を抑えるためフッ化物
で構成される。
【0061】また、レーザ管40の母体の材質を金属と
することにより、作製が容易となり、冷却効率がよくな
る。特に、温度変化により光共振器長が変化するのを防
止する為に熱膨張係数がほとんど零の金属を使用するこ
とが好ましい。加えて、その内表面にはマイクロ波の表
皮深さ(skin depth)より少なくとも厚くし
て、銅や銀の様に電気伝導度の高い金属をメッキなどの
手段により設けることが望ましい。
【0062】絶縁板41の好適な実施態様としては、少
なくともプラズマに接する側の面(レーザ管40側の
面)には多層膜(例えば、SiO2、Al23、Ca
2、MgF2、LaF2膜)がコートされ、最表面には
フッ化物の薄膜(例えば、CaF2、MgF2、LaF2
その他のフッ化物の薄膜)が形成されている例を挙げら
れる。
【0063】さらに、絶縁板41は、その材料の要件と
して供給するマイクロ波に対して圧倒的に損失が少な
く、機械的に丈夫であり、水に溶けない等の条件を備え
ている。
【0064】また、その厚さは、マイクロ波の波長(管
内波長)の半波長の整数倍又は略々整数倍の厚さになっ
ていればよい。
【0065】(マイクロ波)本発明では、レーザガスの
励起手段としてマイクロ波を用いる。マイクロ波を用い
ることにより、レーザガスを連続的に励起し、連続発光
を達成する。
【0066】マイクロ波の供給源としては例えば商品名
ジャイロトロンを用いればよい。
【0067】マイクロ波の周波数、電力は、レーザガス
の成分ガスの分圧などにより適宜決定すればよい。一般
的にはマイクロ波の周波数は1GHz〜50GHzが好
ましく、5〜40GHzがより好ましく、20〜35G
Hzがさらに好ましい。また、マイクロ波の電力は数1
00W〜数kWが好ましい。
【0068】励起用のマイクロ波の周波数ωを、例え
ば、35GHzとすると、プラズマ励起ガスの主体とな
るNeの電子との衝突断面積から決まる電子のNe原子
との衝突周波数ωcが励起マイクロ波周波数と等しくな
るガス圧力は160Torrとなる。
【0069】この状態の時、同一電力によるプラズマ励
起は最も効率よくなる。
【0070】δ=(2/ωμ0σ)1/2 から決まる表皮深さがプラズマ励起が効率よく起こる深
さである。ωはマイクロ波の角周波数、μ0は真空透磁
率、σはプラズマの導電率である。
【0071】35GHzのマイクロ波でガス圧160T
orr、電子密度1014cm-3とした場合、 ω=2π×35×109[s-1] μ0=4π×10-7[H/m] σ=12.8[Ω-1-1] となり、 δ=750μm となる。
【0072】例えば、35GHzのマイクロ波を、高さ
5mm、幅10cmのオーバーサイズ導波管で誘導す
る。
【0073】SiO2,CaF2,MgF2等の絶縁板で
導波管部とプラズマ励起部を機密遮蔽する。絶縁板の厚
さは絶縁板の誘電率も考慮した管内波長λgの半分の長
さの略々整数倍にする。
【0074】従って、17.5GHzのマイクロ波では
80Torrのガス圧で衝突周波数と等しくなる。35
GHzをプラズマ周波数とすると、その時の電子密度
は、5×1013cm-3となる。35GHzで100W〜
1kW程度の電力で、70〜80Torrから大気圧
(1気圧)程度のガスプラズマをたてれば1014cm-3
台の濃度のF*,KrF*,ArF*は確実に実現でき
る。
【0075】また、マイクロ波を供給するに際しては、
プラズマ励起部に接する導波管及び絶縁板の表面は24
8nm等の波長に対して無反射板になっていることが好
ましい。
【0076】一方、導波管と絶縁板との間隔は、図10
あるいは図11(a)に示すように、λg/2としても
よいし、図11(b)に示すようにλgとしてもよい。
あるいは3λg/2でもよい。
【0077】なお、導波管内における放電を防止する上
からその中は真空とすることが好ましい。真空度として
は10-4Torr以下程度で放電は防止できる。
【0078】なお、導波管42における、レーザ管40
との接続部近傍の内面は、レーザ管40の内面と同様に
無反射面とすることが好ましい。導波管42内面におけ
る反射光がレーザ管40内に戻ることを防止するためで
ある。
【0079】さらに、安定した放電を起こさせるために
図12に示すように電磁石あるいは永久磁石により磁場
を与えることが好ましい。
【0080】(マイクロ波導入手段)また、マイクロ波
の導入手段の構造例を図13〜図18に示す。
【0081】図13に示す例ではマイクロ波導入手段で
ある導波管1は、スロットSを複数有するスロット導波
管である。スロット導波管1は、レーザ管2と軸方向に
平行にその外周に接続されている。スロット導波管1上
部より数GHz〜数10GHzの電磁波が導入され、こ
の電磁波は、電界が紙面に垂直方向を向いたTE10モ
ードとして導波管1内を伝搬する。
【0082】スロット導波管1の図面上の下面には、図
14に示すように細長いスロット11が多数開いてお
り、電磁波は導波管1中を伝搬しながら、このスロット
Sより導波管1の外部へ放出される。
【0083】スロットSより放出された電磁波は、誘電
体板3を介してレーザ管2内に導入され、レーザ管2内
のレーザガスをイオン化してプラズマを発生させる。磁
場発生部10は、レーザ管2に垂直方向の磁界を導入す
るための永久磁石、または電磁石である。ここで使用す
る永久磁石としては強力な磁力を有する鉄バナジューム
磁石又は、Nb・Fe・B磁石が適している。
【0084】レーザ管2内に磁場を導入することによ
り、プラズマ中の電子をトラップして壁面での損失を減
らし、より高密度のプラズマを得ることができる。磁場
強度を適切に選べば、電子サイクロトロン共鳴により更
に高密度のプラズマが得られる。
【0085】もちろん、磁場を印加しなくても十分高密
度のプラズマが得られる場合には、磁場発生部10は必
要ない。
【0086】レーザ管2には、例えばガス導入口8より
Kr、Ne、F2ガスが導入/排出される。プラズマ発
生時にガスの入れ替えが必要がない場合には、レーザ管
2内にガスを封入しておけばよいため、ガス導入口8は
必要ない。プラズマ中では、KrF等の寿命が10ns
ec程度のラジカルが連続的に発生し、これがKrとF
に解離する際に光を放出する。この光は出力側鏡5と反
射側鏡6で形成される光共振器内を往復しながら誘導放
出を促し、また誘導放出により増幅される。出力側鏡5
の反射率は90%以上であり、この出力側鏡を透過した
光は、外部にレーザ光として放出される。
【0087】図13に示す例では、レーザ管本体の材質
はアルミニウム合金を用いることができるが、効率を上
げるためにレーザ本体内面及び誘電体3の内面には誘電
体多層膜が形成されており、発振器長における反射率は
無反射になっている。
【0088】レーザ管2や、導波管1を冷却するため
に、冷却水導入口9を有する冷媒容器7とこれらの間に
は、冷却水、大気、N2ガス等の冷媒が流せる構造にな
っている。また、スロット導波管1は、導波管1内で放
電が起こることを防止するために、真空にできる構造に
なっている。
【0089】図14は、スロット導波管1を下部から見
た図である。
【0090】図14(a)は、導波管1の軸に対して垂
直方向を向いたスロットSが、導波管1内電磁波の波長
と等しい間隔で並んだものである。各スロットからは、
位相が揃った導波管軸方向に偏波した直線偏波の電磁波
が放出される。
【0091】図14(b)は、導波管軸に対して45度
傾いたスロットが、導波管内電磁波の波長と等しい間隔
で並んだものである。各スロットからは、位相が揃った
導波管軸方向に対して45度傾いた方向に偏波した直線
偏波の電磁波が放出される。
【0092】図11(c)は、導波管軸に対して45度
傾き、直交した2本のスロットのペアが、導波管内電磁
波の波長と等しい間隔で並んだものである。各スロット
からは、位相が揃った円偏波の電磁波が放出される。
【0093】これらのスロットの長さは、各スロットか
ら放出される電磁波の強度がほぼ等しいくなるように、
導波管内の電磁波強度分布に応じた決められる。また、
スロットの角度、スロット間の間隔は上記以外であって
もよい。
【0094】図15の構造では、テーパー導波管11上
部より数GHz〜数10GHzの電磁波が導入され、こ
の電磁波はテーパー部で広げられた後、誘電体板3を通
してレーザ管2内に導入される。図15に示す例では、
テーパー導波管11の電磁波導入部付近では電界が紙面
に水平方向を向いたTE10モードとして伝搬するが、
電界が紙面に垂直方向を向いていてもよい。その他は図
13に示すものと同様である。
【0095】図16と図17はマイクロ波を表面波とし
て導入した例であり、図16に示す構造では、円筒形の
誘導管を用いるギャップ付き導波管12上部から数GH
z〜数10GHzの電磁波が導入され、この電磁波は電
界が紙面に水平方向を向いたTE10モードとして管内
を伝搬する。ギャップ付き導波管12のギャップ部か
ら、誘電管14の管軸方向の電界が印加される。こうし
て導入されたマイクロ波は誘電管14内では、ギャップ
部から左右の管軸方向に伝播する表面波となる。この表
面波電界によりプラズマ中の電子が加速されて高密度の
プラズマが維持される。
【0096】レーザ管の中央部からなだらかに減衰する
モードの揃った表面波が伝播するため、局所的なマイク
ロ波電界の強弱が出来ない。従って、プラズマ表面で均
一なプラズマ励起が行われるため、効率よく高密度プラ
ズマが発生できる。また、マイクロ波電界をギャップ部
のみに印加すればよいので、マイクロ波回路が非常に簡
単である。このプラズマ発生方法では、数mm以下と細
く、長い高密度プラズマを効率よく発生できるため、細
いレーザを発振させるには最適といえる。誘電管14
は、図16に示す例では、CaF2である。可動短絡板
13は、短絡の位置調整することにより、電磁波発生部
への反射を抑えるために設けられたものであるが、特に
可動である必要はない。また、電磁波の周波数が高く導
波管の寸法が十分に小さい場合は、導波管のギャップ部
は特に必要ない。磁場発生部10は永久磁石または電磁
石であり、誘電管14の管軸方向の磁場を発生させる。
その他は図13に示す構成と同様である。
【0097】図17は誘導板14aを用いた例であり、
円筒形の誘電管を用いる場合と原理的には同じ。幅が広
く厚さが薄いプラズマを発生するのに適している。プラ
ズマの下部分はプラズマ生成とは無関係なので、レーザ
管軸と垂直方向の高速なガス流を作りやすい。
【0098】図18に示す構造は、同軸変換導波管16
上部から数GHz〜数10GHzの電磁波が導入され、
この電磁波は電界が紙面に水平方向を向いたTE10モ
ードとして管内を伝搬する。この電磁波は、シールド板
15と誘電管14内プラズマとの間を伝搬する左右方向
の電磁波にモードを変えて伝搬する。プラズマ表面に流
れる高周波電流により高密度プラズマが生成される。そ
の他は図13乃至図17に示す構成と同様である。
【0099】図19に示す構造は、同軸変換導波管16
上部から数GHz〜数10GHzの電磁波が導入され、
この電磁波は電界が紙面に水平方向を向いたTEモード
として管内を伝搬する。この電磁波は、シールド板15
と誘電管14内プラズマとの間を伝搬する右方向の電磁
波にモードを変えて伝搬する。その他は図18に示す構
造と同様である。
【0100】(レーザガスの導入形態)図24は本発明
の別の実施形態によるエキシマレーザ発振装置を示して
いる。マイクロ波の導入の方法及び構成は、図13に示
したエキシマレーザ発振装と同じであり、矩形導波管1
を介して、不図示のマイクロ波電源であるジャイロトロ
ンからのマイクロ波をスロット板3を介してレーザ管2
内に導入する。
【0101】一方、図13を参照して説明した装置で
は、レーザガスをレーザ管の長手方向端部から導入し長
手方向の他方の端部から排出可能な構成を採用してい
た。これに対して本実施形態によるエキシマレーザ発振
装置では、レーザ管2の長手方向に沿って長穴を設けレ
ーザガスの排出口22としている。これにより、導入口
21より導入されたレーザガスはレーザ管内の放電空間
を経てその両側にある排出口22より排出される。
【0102】安定的に連続発光のエキシマレーザ光を得
る為には、1つにビームを細くすればよい。例えば、レ
ーザ光強度は1.3MW/cm2で1kWを得るには、
直径0.3mmほどの領域においてプラズマが得られれ
ばよいことがわかっている。上述した図24の装置で
は、このように狭い領域にプラズマを集中して発生させ
ることが出来るので、細いビームの連続発光のエキシマ
レーザ光が得られる。
【0103】この時のミラー6の反射率は100%、出
力側ミラーの反射率は99%とするとよい。
【0104】又、連続発光のエキシマレーザ光を安定的
に得るためには、放電空間にフッ素分子(F2)とフッ
素イオン(F-)が存在し、エキシマ(KrF*)を十分
に形成し得る状態にしなければならない。その為には、
新鮮なフッ素ガス(F2)を放電空間に高速で多量に導
入し、レーザ光放出により基底状態に戻ったフッ素原子
(F)を放電空間より排出することが望ましい。
【0105】本実施の形態では、上述したレーザガスの
循環置換を高速で行う為に、レーザ管の長手方向(放電
空間の長手方向)と交差する方向から新しいレーザガス
を導入し、又排出するようにレーザガスの導入口と排出
口を設けている。
【0106】又、こうしたガスの高速循環は放電空間に
あるガス及びプラズマを高速で置換するので、レーザ管
を冷却する効果もある。
【0107】図27は更にレーザガスの高速循環を可能
にする形態を示したものであり、ガス導入口23及びガ
ス排出口24に比べ放電空間ではガスの流れるところが
狭くなっており、その結果放電空間において高速のガス
循環・置換が行われる。
【0108】又、プラズマを狭い領域に閉じこめる為の
磁石10については、図24のようにレーザ管の長手方
向を横切る磁力線が生じるように配置する構成に限ら
ず、レーザ管の長手方向に沿って磁力線が生じるように
配置することもできる。
【0109】図25は本発明の別の実施形態によるエキ
シマレーザ発振装置を示している。
【0110】マイクロ波の導入の方法及び構成は、図1
6に示したエキシマレーザ発振装置と同じであり、矩形
導波管12を介して不図示のマイクロ波電源であるジャ
イロトロンからのマイクロ波をギャップを介してレーザ
管14内に導入される。マイクロ波はレーザ管の壁を伝
搬して長手方向に伝わり、レーザ管14内ので放電を生
じレーザガスのプラズマを生じる。
【0111】図24の装置が図16の装置と異なる点は
レーザガスの導入方法である。
【0112】図16の装置がレーザガスをレーザ管の長
手方向端部から導入し、長手方向に沿ったガスの流れを
形成したのに対し、図25の装置は、レーザ管の側壁に
長穴をその長手方向がレーザ管の長手方向と平行になる
ように2つ設けて、一方からレーザガスを導入し、他方
からレーザガスを排出するように構成されている。
【0113】これによりレーザガスはレーザ管内をその
長手方向を横切るように流れる。このように本実施の形
態においても放電空間にあるガス及び/又はプラズマを
高速で置換するので放電空間においてエキシマを安定的
に生成することが出来る。又、レーザ管を冷却する効果
もある。
【0114】こうしたガスの導入及び排出の方法は、図
7〜22を参照して説明した全ての装置に適用できる。
【0115】(冷却)100W〜1kW程度のマイクロ
波を入射した10W程度のレーザ光を得るのであるか
ら、相当の発熱が起こる。熱膨張してしまうと波長が変
わるから精密な冷却が必要である。この部分に熱膨張の
ない金属を使って内面に銅めっき、銀めっきをするのが
よい。
【0116】プラズマ励起部を金属にするのは冷却効率
を高めるためである。水冷は、冷却水温度・冷却水流量
・冷却水圧力を制御しながら行う、例えば、図20に示
す。冷却装置により冷却を行うことが好ましく、冷却水
から気体を脱気し、圧送圧力を1kg/cm2程度にす
ると冷却水圧送に伴う振動が発生せず好ましい。
【0117】(共振器)レーザ管の光軸上に一対の反射
鏡を配置することにより、誘導放出によりレーザ光を取
り出すことができる。
【0118】後述するようにビームの径を細くして光強
度を保つことにより連続発光のエキシマレーザ光を得る
場合には、一方の反射鏡の反射率を100%、レーザ光
を取り出す出力側の反射鏡の反射率を99.0%とする
ことが好適である。
【0119】プラズマ発光部の断面積を5mm×0.2
mm=1×10-2cm2とすると共振器内を進行するレ
ーザの電力は1MW/cm2×10-2cm2=10KWで
ある。そこで出力ミラーの反射率が99.0%のとき、
外部に出力されるレーザ電力は100W、99.9%の
とき10Wである。マイクロ波電源、ジャイロトロンの
出力は0.5〜10KWであるので、99.0%反射鏡
の場合の100Wでも十分実現できる。出力される10
0Wのうち、1%にあたる1Wは、ウエハに届くであろ
うから、0.02secで露光できる。レジストの露光
は20mJ/cm2必要であるからである。
【0120】又、共振器内での損失を極端に小さくする
ことにより光強度を保つ場合には、一方の反射鏡の反射
率を100%、出力側の反射鏡の反射率を99.5%以
上より好ましくは99.9%以上とする事が好ましいも
のである。
【0121】図28にプリズムを利用して両端の反射率
が100%となる共振器を構成を示した。全反射のプリ
ズム202、203への入射角はブリュースター角とな
っており、入射時の光量損失は生じない。また全反射プ
リズム202、203内部での反射は全反射を利用して
おり、反射時の光量損失も生じない。したがって、共振
器両端での反射率は100%となる。出力光は、レーザ
チューブ201と全反射プリズム202の間に設置され
た出力光取り出し板204における入射角を調整する事
により反射率0%から数%まで設定できる。
【0122】図28図に示す例では、ビームが出力光取
り出し板に2箇所において、左右進行波が表裏両面で反
射するので、出力ビームの数は8と多くなる。これらの
出力ビームの処理のため装置が複雑になってしまう。出
力ビームの数を減らし装置の複雑化を防ぐための例とし
て図29に示す変形例があげられる。
【0123】図29(a)に示す例は、共振器内のビー
ム毎に出力光取り出し板をa,bの2個設け、一方
(b)をブリュースター角に設定する。共振器内のビー
ムは直線偏光しているので、ブリュースター角に設定さ
れている出力光取り出し板bでは反射光は生じない。し
たがって、出力ビームの数は4である。出力光取り出し
板bを設ける理由は、出力光取り出し板bによって生じ
たビームの位置ずれを補正するためである。
【0124】図29(b)に示す変形例では共振器内の
ビームの回折を利用して出力光を取り出すものであり、
出力ミラーは共振器内のビームの一方に接するように配
置され、片面または両面に高反射コートを施してある。
出力ミラーに漏れ出してきた回折光は、高反射コートが
施された面で反射し出力ビームとなる。出力ビームの数
は2である。
【0125】図29(c)に示す変形例ではエバネセン
ト波を利用して出力光を取り出すものであり、全反射プ
リズム202または203の全反射面にエバネセント波
取り出しプリズムを波長程度隔てて設置することによっ
て漏れてきた光(エバネセント波という)を出力光とし
て取り出すものである。出力ビームの数は2である。
【0126】(露光装置)図1はエキシマレーザ発振装
置を用いた露光装置を示す。
【0127】発振装置A1から出射した光はミラー及び
レンズA2を介して走査光学系に導かれる。
【0128】走査光学系は走査レンズA4と、角度を変
化し得る走査ミラーA3とを有している。走査光学系か
ら出射された光はコンデンサレンズA5を介してマスク
パターンを有するレチクルA6に照射される。以上が露
光装置の照明光学系の構成である。
【0129】レチクルA6により所定のマスクパターン
に応じた明暗分布をもつ光は対物レンズ7を有する結像
光学系によりステージ上に載置されたウエハA8上に結
像されマスクパターンに応じた潜像がウエハA8表面の
感光性レジストに形成される。
【0130】以上のとおり、図1に示す露光装置はエキ
シマレーザ発振装置A1、照明光学系、結像光学系、ウ
エハA8を保持するためのステージA9とを有してい
る。
【0131】なお、この装置においては、発振装置A1
と走査光学系との間に不図示の狭帯化モジュールが設け
られている。また、発振装置A1自体がパルス発振タイ
プとなっている。
【0132】(露光装置の出力方法例)連続発振エキシ
マレ一ザの出力光を利用をon/offするに下記のよ
うな方法が考えられる。 (1)エキシマレーザ装置の外部に遮断手段を設ける。 (2)連続励起手段をon/offする。
【0133】しかしながら、(1)の方法では、エキシ
マレーザがDeepUV光であり、その出力が他のレー
ザに比べ高いことから、遮断手段への損傷が大きく遮断
手段の寿命が短い。応答性の高いAO素子(音響光学素
子)を用いた遮断手段の寿命はとくに短い。また、出力
光を遮断してもレーザ内部では発振が続いているので、
レーザ内部の光学系が無用に損傷し、寿命が短かくな
る。
【0134】また、(2)の方法では、安定した励起状
態を形成するにはある程度の時間が必要であるので、連
続励起手段をonしても、すぐには所望の連統発振光が
得られない。
【0135】本発明を図に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0136】図22は本発明が連続発振エキシマレーザ
の概略図である。101は、Kr,Ne、F2ガスが封
入されたレーザチャンバ、102は、レーザからの光を
出力するアウトプットミラー、103はマイクロ波をレ
ーザチャンバに導入する誘電体、104はマイクロ波を
導波するスロット導波管、105は、マイクロ波を供給
するマイクロ波発振源である。106は、発振する波長
を選択する波長選択ユニットで、一対のプリズムで構成
された光束径を拡大する拡大プリズム106−1と、任
意の波長を抽出する回折格子106−2で構成されてい
る。
【0137】107は、一対のレンズで構成されビーム
整形光学系108のレーザ側レンズの焦点位置に設けら
れた空間フィルターであって、レーザからの出力光の広
がり角を制御する。109はシャッター、110は、波
長選択ユニット106、マイクロ波発振源105、シャ
ッター109を制御する制御系である。
【0138】ここで、アウトプットミラー102と回折
格子106−2で、エキシマレーザの共振器を構成して
いる。
【0139】(動作の説明)マイクロ波発振源105か
らのマイクロ波は、スロット導波管104によって導波
され、誘電体3を介してレーザチャンバ101内のエキ
シマレーザガスを連続励起する。励起されたエキシマレ
ーザガスからの光は、拡大プリズム106−1を介し
て、回折格子106−2に入射する。回折格子から所定
の波長領域の光のみが、再び拡大プリズム106−1を
介してレーザチャンバ101に戻り、励起されたエキシ
マレーザガスで誘導励起発光し、その光がアウトプット
ミラー102と回折格子106−2で構成される光共振
器内を往復しながら順次誘導放出することにより、回折
格子により選択された所定の波長領域の光のみが増幅す
る。そして、増幅された光の一部がアウトプットミラー
102を介して出力される。
【0140】次に連続発振エキシマレーザの出力光の利
用をon/offする為の動作について説明する。
【0141】連続発振エキシマレーザの出力光を遮断す
る場合、制御系110は、マイクロ波の供給を連続して
行いながら、シャッター109を作動させてエキシマレ
ーザガスからの光がアウトプットミラー102に行くの
を遮断するようにシャッターを閉める。すると光共振器
内で発振していた光が発振できなくなり、急激に、連続
発振エキシマレーザからの出力光が遮断できる。
【0142】また、連続発振エキシマレーザの出力光を
再度利用をする場合、制御系110は、マイクロ波の供
給を連続して行いながら、シャッター9を作動させてエ
キシマレーザガスからの光がアウトプットミラー102
に行くようにシャッターを開く。エキシマレーザガスで
自然発光している光が即座に安定して光共振器内で発振
し、連続発振エキシマレーザから安定した出力光が応答
性良く得られる。
【0143】次に連続発振エキシマレーザの出力光の利
用をon/offする為のもう一つの動作について説明
する。
【0144】連続発振エキシマレーザの出力光を遮断す
る場合、制御系110は、マイクロ波の供給を連続して
行いながら、回折格子106−2を回動させる。すると
回折格子により選択された所定の波長領域の光が変更さ
れ、変更された波長領域の光のみが、再び拡大プリズム
106−1を介してレーザチャンバ101に戻る。この
時、変更された波長領域は、エキシマレーザガスで決ま
る発振可能領域の波長とことなるようにしてあるため、
励起されたエキシマレーザガスで誘導励起発光せず、よ
って光が発振できなくなり、急激に、連続発振エキシマ
レーザからの出力光が遮断できる。その現象を図24を
用いて説明する。
【0145】通常、エキシマレーザはそのガスによって
波長に対する利得が決まっている。その関係が図23の
利得曲線GCである。このとき、利得がある波長領域
(λ−δλ〜λ+δλ)の光(G)が励起されたエキシ
マレーザガスに入射されると、誘導励起発光し、エキシ
マレーザは発振する。一方、利得がある波長領域(λ−
δλ〜λ+δλ)と異なる領域(NG)の光が励起され
たエキシマレーザガスに入射されると、誘導励起発光せ
ず、エキシマレーザは発振しない。本実施例では、その
現象を利用して、連続発振エキシマレーザの出力光を遮
断する場合、回折格子106−2によって、レーザチャ
ンバに戻す光として、利得がある波長領域(λ−δλ〜
λ+δλ)と異なる領域の光を選択している。
【0146】このとき、発振はしていないが自然発光分
の光が出力されるが、その光は、指向性がないため、空
間フィルター107によってほとんど遮断される。
【0147】また、連続発振エキシマレーザの出力光を
再度利用をする場合、制御系110は、マイクロ波の供
給を連続して行いながら、回折格子106−2を回動さ
せて、回折格子により発振可能領域の波長が選択され、
その光のみが、再び拡大プリズム106−1を介してレ
ーザチャンバ101に戻る。すると、即座に励起された
エキシマーレーザガスで誘導励起発光し、光共振器内で
発振し、連続発振エキシマレーザから安定した出力光が
応答性良く得られる。
【0148】
【実施例】図20に本実施例で使用した連続発光エキシ
マレーザ発振装置を示す。
【0149】本例では、光共振器として円筒状のものを
用いた。
【0150】その内面には、無反射膜を形成した。な
お、最表面はフッ化物により形成した。
【0151】その外周には、ジャケット状の冷却装置を
設けた。その最表面は断熱材で覆い、流入冷却水の温度
を雰囲気温度より低くかつ流出冷却水の温度に略一致さ
せるように制御するための手段を設けた。これにより光
共振器の温度変動を非常に小さくすることができた。
【0152】導波管としては、図17に示したもの(高
さ5mm、幅10cmのオーバーサイズ導波管)を用い
ており、その内部は10-4Torrレベルの真空にし
た。
【0153】一方、本例でも磁石により磁界を形成し安
定したプラズマ励起を図った。
【0154】絶縁板44は、共振器側は、CaF2、M
gF2からなる多層コートの無反射膜を形成した。最表
面はフッ化物よりなる膜を形成した。
【0155】マイクロ波は、商品名ジャイロトロンを用
い、その供給周波数は35GHzとし、ガス組成は、K
r/Ne/F2(3%:92%: 5%)とした。
【0156】圧力は大気圧とした。従って、ωc=4.
5ωとなり、励起周波数の一周期中に電子は4.5回衝
突する。ωc:光電子の衝突角周波数
【0157】本例では、さらに、図20に示すように、
レーザチャンバ20の両端側にガス導入口21aと21
bとを設け、さらにその中央部にガス排出口22を設け
た。これにより供給するレーザガスを中央に向かって流
す構成とした。その理由は、前述した通り、出力端光反
射板の表面保護を兼ねるためである。すなわち、光反射
板の最表面は必ずフッ化膜の薄膜等で被覆してあるから
2、F*に反応することをなからしめるためである。
【0158】光反射板の反射率は99%以上とした。
【0159】本例では、マイクロ波電界とほぼ垂直の方
向に直流磁場がかかるように、磁石51を配置してあ
り、放電開始及び放電維持は極めて安定に行える。
【0160】光発振器は、内径が数mm〜数cmの金属
円筒からなる。金属円筒の内表面は無反射多層膜を被覆
した。その最表面にはフッ化物膜を形成した。
【0161】光反射板31とレーザチャンバを構成する
レーザ管(本例では金属円筒31)とのシール接合は、
図21に示すように行った。
【0162】すなわち、光反射板31と金属円筒32の
フランジ32aとの間にテフロン板リング33aを介在
せしめるとともに、光反射31の外側はテフロン板リン
グ33b、金属板リング35を介在させて、ボルト34
により締め付けることにより圧接した。なお、Oリング
36によりシールを行った。もちろんボルト34を用い
ることなく、ベアリングを用いたスクリューにより取り
付けてもよい。
【0163】以上の構成により発光を行ったところ十分
な出力を有する連続発光が達成された。
【0164】また、この連続発光エキシマレーザ発振装
置置を用いてステッパを構成したところ構成が簡略化さ
れ、また、レンズ材料等の寿命が向上した。
【0165】(他の実施例)図24、図25に示す装置
を用いて、共振器内の損失を極端に小さくすることによ
って、安定した連続発光のエキシマレーザ光を得ること
が出来た。
【0166】例えば、レーザガスの圧力を65Torr
としガスによるエネルギーの損失を1%に抑えた。これ
とともに、一方の反射光の反射率を100%出力側の反
射鏡の反射率を99.5%以上として安定共振器を構成
した。これにより、レーザ発振のために必要とされる利
得を往復で2%以上とし、利得を損失より大きくなるよ
うにできた。
【0167】なお、マイクロ波エネルギーとして35G
Hzを用い、レーザ管内の圧力を160Torrにする
場合には、ガスによる損失が若干増えるので出力側の反
射鏡の反射率を99.9%以上にする事が望ましい。
【0168】
【発明の効果】本発明によれば、レンズ材料やその表面
への負荷が少なく、かつ、ミラーもしくはレンズスキャ
ンの制御系が簡略にすることができる連続発光エキシマ
レーザ発振装置及びステッパを提供することができる。
【0169】第1に、ガラス等の光学材料に対するダメ
ージが減少することである。KrFあるいはArF等の
通常のエキシマレーザは10〜20nsecという短い
パルス発光であるのに対し、パルスの繰り返し周波数は
1000Hz程度に過ぎない。従って、このパルスのピ
ークの光強度は、光学系の効率という問題を抜きにして
も同じ強度で連続発光している時の1万倍以上ある。エ
キシマの領域で起こる材料の損傷の主原因は2光子吸収
にあることが知られており、光のピーク強度の2乗に比
例する現在のエキシマレーザでの光損傷は連続発光の場
合より少なく見積もっても108倍厳しい。ガラス材の
耐久がArFの領域で問題となっているのは以上の理由
による。従って、連続発光光源の実現はArFまで含め
て紫外域での材料問題を一気に解決する。
【0170】第2に、狭帯域の光特有の減少のスペック
ルの発生を抑制することが容易なことである。パルス発
光の場合、ランダムな干渉縞であるスペックルを効果的
に消し去るためには、一つ一つのパルスでの発光タイミ
ングと公知のスペックル除去手段とを高精度に同期させ
る必要がある。これに対し、連続発振であれば特別な同
期手段を必要とせず簡単な、例えば、回転拡散板のよう
な公知の手段で容易にスペックルを除去することができ
る。このため光学系の構成を簡単にすることができ、コ
ストの削減にも効果的である。
【0171】第3に、露光量制御が容易なことである。
パルス発光のような離散的な露光を行う場合、露光量を
制御する最小単位は1パルスの露光量の制御性にもよる
が、基本的には、パルスの数に依存している。総合で1
00パルスで露光するとした時の次の単位は99パルス
または101パルスであり、制御精度は±1%となる。
もちろん、最後の1パルスの制御については種々の手段
が提案されているが、制御性あるいは制御のためにはこ
のような離散性による分解能がなく、より細かな露光量
制御が可能となる。線幅が細かくなるに従い、厳しい露
光量制御が要求されているなかで、連続発光光源が与え
る効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エキシマレーザ露光装置の概念図である。
【図2】パルス状態を示す概念図である。
【図3】実際のパルス状態を示す概念図である。
【図4】自然発光の減衰状態を示す図である。
【図5】利得幅とモード状態を示す図である。
【図6】エキシマレーザにおける光の集束の様子を示す
グラフである。
【図7】レーザチャンバへのガス供給系を示す概念図で
ある。
【図8】レーザ管の形状例を示す断面図である。
【図9】レーザ管の他の形状例を示す断面図である。
【図10】導波管との終端と絶縁板との間隔を示す斜視
図である。
【図11】導波管の終端と絶縁板との間隔を示す斜視図
である。
【図12】磁場の印加を示す斜視図である。
【図13】マイクロ波の供給装置を有する連続発光エキ
シマレーザ発振装置例の横断面図及びA−A断面図であ
る。
【図14】図13における導波管1の下面図である。
【図15】マイクロ波供給装置を有する連続発光エキシ
マレーザ発振装置の横断面図及びB−B断面図である。
【図16】マイクロ波供給装置を有する連続発光エキシ
マレーザ発振装置の横断面図である。
【図17】マイクロ波供給装置を有する他の連続発光エ
キシマレーザ発振装置の横断面図である。
【図18】マイクロ波供給装置を有する連続発光エキシ
マレーザ発振装置の横断面図である。
【図19】マイクロ波供給装置を有する連続発光エキシ
マレーザ発振装置の横断面図である。
【図20】実施例に係るエキシマレーザ発振装置の側面
図及び正面図である。
【図21】実施例に係るエキシマレーザ発振装置におけ
る光反射板とレーザ管(金属円筒)とのシール構造を示
す断面図である。
【図22】本発明の実施態様例に係るエキシマレーザの
概念図である。
【図23】本発明の実施態様例に係るエキシマレーザに
おける利得曲線を示すグラフである。
【図24】本発明の実施形態に係るエキシマレーザ発振
装置の概念図である。
【図25】本発明の他の実施形態に係るエキシマレーザ
発振装置の概念図である。
【図26】エキシマの反応式を示す図である。
【図27】マイクロ波供給装置を有する他の連続発光エ
キシマレーザ発振装置の横断面図である。
【図28】プリズムを利用して両端の反射率が100%
となる共振器の正面図及び側面図である。
【図29】図28の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
A1 発振装置、 A3 走査ミラー、 A4 走査レンズ、 A5 コンデンサレンズ、 A6 レチクル、 A7 対物レンズ、 A8 ウエハ、 A9 ステージ、 1 スロット導波管、 2 レーザ管、 3 誘電体板、 5 出力側鏡、 6 反射側鏡、 8 ガス導入口、 9 冷媒容器、 10 磁場発生部、 11 スロット、 12 ギャップ付き導波管、 14 誘電管、 14a 誘電板、 13 可動短絡板、 15 シールド板、 16 同軸変換導波管、 20 レーザチャンバ(レーザ管)、 21a,21b ガス導入口、 22 ガス排出口、 25a,25b,26,27a,27b バルブ、 28 MFC,PFC、 29 フィルタ、 31 反射鏡、 32 金属円筒(レーザ管)、 32a フランジ、 33a、33b テフロン板リング、 34 ボルト、 35 金属板リング、 36 Oリング、 40 レーザ管、 41 絶縁板、 42 導波管、 50 温度制御装置、 51 磁石、 101 レーザチャンバ、 102 アウトプットミラー、 103 誘電体、 104 スロット導波管、 105 マイクロ波発振源、 106 波長選択ユニット、 106−1 拡大プリズム、 106−2 回折格子、 107 ビーム整形光学系、 108 空間フィルター、 109 シャッター、 110 制御系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01S 3/041 H01S 3/03 J 3/134 3/04 G (31)優先権主張番号 特願平8−264912 (32)優先日 平8(1996)10月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 田中 信義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 平山 昌樹 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉(無番地) 東北大学工学部電子工学科内

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Kr,Ar,Neから選ばれた1種以上
    の不活性ガスとF2ガスとの混合ガスからなるレーザガ
    スを収納するためのレーザ管からなるレーザチャンバ
    と、該レーザチャンバを挟んで設けられた一対の反射鏡
    からなる光共振器とを有するエキシマレーザ発振装置に
    おいて、 該レーザガスを収容するためのレーザチャンバの内面
    を、248nm、193nm、157nmといった所望
    の波長の光に対する無反射面とするとともに、該内面の
    最表面をフッ化物で構成し、 該レーザチャンバ内のレーザガスを連続的に励起するた
    めのマイクロ波の導入手段を設け、 さらに、出力側の反射鏡の反射率を90%以上としたこ
    とを特徴とする連続発光エキシマレーザ発振装置。
  2. 【請求項2】 該レーザチャンバ内面の構造はステンレ
    スの表面にFeF2の層が形成されたもの、または金属
    上にニッケルを鍍金さらにその表面にNiF 2の層が形
    成されたもの、またはアルミニウム合金上にAlF3
    MgF2の層が形成されたものであることを特徴とする
    請求項1記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  3. 【請求項3】 該チャンバ内にレーザガスを連続的に供
    給するための手段を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザガスがKr/Ne/F2から
    なり、Krが1〜6%(原子%:以下同じ)であり、F
    2が1〜6%であることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザガスがAr/Ne/F2から
    なり、Arが1〜6%、F2が1〜6%であることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の連続発光
    エキシマレーザ発振装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザガスがNe/F2からなり、
    2が1〜6%であることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振装
    置。
  7. 【請求項7】 前記レーザガスを前記レーザチャンバの
    両端側から導入し、レーザチャンバの中央部から排出す
    ることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項記載
    の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  8. 【請求項8】 前記マイクロ波は、1GHz〜50GH
    zであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
    項記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  9. 【請求項9】 前記マイクロ波を導入するための導波管
    の内部が真空となっていることを特徴とする請求項1乃
    至8のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振
    装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザ管の光路垂直断面が楕円形
    であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  11. 【請求項11】 前記楕円形は、その短径方向がマイク
    ロ波導入方向であることを特徴とする請求項10記載の
    連続発光エキシマレーザ発振装置。
  12. 【請求項12】 磁場を印加することを特徴とする請求
    項1乃至11のいずれか1項記載の連続発光エキシマレ
    ーザ発振装置。
  13. 【請求項13】 磁場を印加する手段が、鉄バナジュー
    ム系磁石又はNb・Fe・B磁石であることを特徴とす
    る請求項12記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  14. 【請求項14】 前記レーザガスのガス圧を数10To
    rr〜1atm程度としたことを特徴とする請求項1乃
    至13のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発
    振装置。
  15. 【請求項15】 前記レーザチャンバの外周を、最表面
    が断熱材で覆われているジャケット状の冷却装置で覆
    い、流入冷却水の温度を雰囲気温度より低くかつ流出冷
    却水の温度を雰囲気温度に略一致させるように制御する
    ための冷却手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    14のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振
    装置。
  16. 【請求項16】 前記マイクロ波の導入手段の内部とレ
    ーザチャンバ内とは絶縁板により隔離され、該絶縁板の
    レーザチャンバ側の最表面にはフッ化物の薄膜が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか
    1項記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  17. 【請求項17】 マイクロ波導入手段には複数のスロッ
    トが形成されこれらスロットからマイクロ波がレーザチ
    ャンバに導入されることを特徴とする請求項1乃至16
    のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振装
    置。
  18. 【請求項18】 前記スロット同士の間隔は、レーザチ
    ャンバの軸方向に向かい中央から両端に向かうに従い広
    がっていることを特徴とする請求項17記載のエキシマ
    レーザ発振装置。
  19. 【請求項19】 マイクロ波導入手段のマイクロ波放出
    部はレーザチャンバ側に向かい広がっていることを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれか1項記載のエキシマ
    レーザ発振装置。
  20. 【請求項20】 マイクロ波導入手段のマイクロ波放出
    部はマイクロ波の周波数に応じた幅のギャップを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項記載
    の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  21. 【請求項21】 内面を、248nm、193nm、1
    57nmといった所望の波長の光に対する無反射面とす
    るとともに、該内面の最表面をフッ化物で構成したレー
    ザ管からなるレーザチャンバ内に、Kr,Ar,Neか
    ら選ばれた1種以上の不活性ガスとF2ガスとの混合ガ
    スからなるレーザガスを連続的に供給し、 該レーザガスを収容するためのレーザチャンバの内面
    を、248nm、193nm、157nmといった所望
    の波長の光に対する無反射面とするとともに、該内面の
    最表面をフッ化物で構成し、 該レーザチャンバ内にマイクロ波を導入することにより
    レーザガスを連続的に励起し、 出力側の反射鏡の反射率を90%以上である一対の反射
    鏡により共振させることにより連続発光させることを特
    徴とする連続発光エキシマレーザ発振方法。
  22. 【請求項22】 前記レーザガスがKr/Ne/F2
    らなり、Krが1〜6%であり、F2が1〜6%である
    ことを特徴とする請求項21記載の連続発光エキシマレ
    ーザ発振方法。
  23. 【請求項23】 前記レーザガスがAr /Ne/F2
    らなり、Arが1〜6%、F2が1〜6%であることを
    特徴とする請求項21記載の連続発光エキシマレーザ発
    振装置。
  24. 【請求項24】 前記レーザガスがNe/F2からな
    り、Neが94〜99%、F2が1〜6%であることを
    特徴とする請求項21記載の連続発光エキシマレーザ発
    振方法。
  25. 【請求項25】 前記レーザガスを前記レーザチャンバ
    の両端側から導入し、レーザチャンバの中央部から排出
    することを特徴とする請求項21乃至24のいずれか1
    項記載の連続発光エキシマレーザ発振方法。
  26. 【請求項26】 前記マイクロ波は、1GHz〜50G
    Hzであることを特徴とする請求項21乃至25のいず
    れか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振方法。
  27. 【請求項27】 前記マイクロ波を導入するための導波
    管の内部が真空とすることを特徴とする請求項21乃至
    26のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振
    方法。
  28. 【請求項28】 前記レーザ管の光路垂直断面が、楕円
    形であることを特徴とする請求項21至25のいずれか
    1項記載の連続発光エキシマレーザ発振方法。
  29. 【請求項29】 前記楕円形は、その短径方向がマイク
    ロ波導入方向であることを特徴とする請求項28記載の
    連続発光エキシマレーザ発振方法。
  30. 【請求項30】 磁場を印加することを特徴とする請求
    項21乃至29のいずれか1項記載の連続発光エキシマ
    レーザ発振方法。
  31. 【請求項31】 前記一対の反射鏡からなる光共振器の
    間隔を略々15cm以下としたことを特徴とする請求項
    21乃至30のいずれか1項記載の連続発光エキシマレ
    ーザ発振方法。
  32. 【請求項32】 前記レーザガスのガス圧を数10To
    rr〜1atm程度としたことを特徴とする請求項21
    乃至31のいずれか1項記載の連続発光エキシマレーザ
    発振方法。
  33. 【請求項33】 前記レーザチャンバの外周を、最表面
    が断熱材で覆われているジャケット状の冷却装置で覆
    い、流入冷却水の温度を雰囲気温度より低くかつ流出冷
    却水の温度を雰囲気温度に略一致させるように制御して
    冷却を行うことを特徴とする請求項21乃至32のいず
    れか1項記載の連続発光エキシマレーザ発振方法。
  34. 【請求項34】 レーザチャンバを構成するレーザ管に
    おいて、その内面を、248nm、193nm、157
    nmといった所望の波長の光に対する無反射面とすると
    ともに、該内面の最表面をフッ化物で構成し、かつマイ
    クロ波を導入するための窓を設けるとともに、該窓に絶
    縁板が設けられていることを特徴とするレーザ管。
  35. 【請求項35】 前記絶縁板は、焼嵌めにより設けてあ
    ることを特徴とする請求項34記載のレーザ管。
  36. 【請求項36】 請求項1乃至20のいずれか1項記載
    の連続発光エキシマレーザ発振装置と、照明光学系、結
    像光学系、ウエハを保持するためのステージとを有する
    ことを特徴とするエキシマレーザ露光装置。
  37. 【請求項37】 連続発振エキシマレーザにおいて、エ
    キシマレーザガスを収納する為のレーザチャンバと;該
    レーザチャンバを挟むように配置した一対の反射鏡から
    なる光共振器と;該光共振器の光路内に配置され、発振
    する光を選択する光選択手段と;該エキシマレーザガス
    を連続的に励起するためのマイクロ波導入手段と;該マ
    イクロ導入手段によって連続的にマイクロ波を導入させ
    るとともに、エキシマレーザの発振を停止する際、該光
    選択手段によって選択する光を変更させる制御手段とを
    有する連続発振エキシマレーザ。
  38. 【請求項38】 前記光選択手段は、波長を選択する波
    長選択素子を有し、前記制御手段は、前記光選択素子に
    よってエキシマレーザガスによって定まる発振可能領域
    の波長と異なる領域の波長を選択して、エキシマレーザ
    の発振を停止させることを特徴とする請求項37記載の
    連続発振エキシマレーザ。
  39. 【請求項39】 前記光選択手段は、シャッターを有
    し、前記制御手段は、前記レーザチャンバに導光される
    光を該シャッターによって遮断させてエキシマレーザの
    発振を停止させることを特徴とする請求項38記載の連
    続発振エキシマレーザ。
  40. 【請求項40】 前記連続発振エキシマレーザからの出
    力光を集光する手段と、集光点に位置し、該出力光の広
    がり角を制限する空間フィルターとを有することを特徴
    とする請求項37記載の連続発振エキシマレーザ。
  41. 【請求項41】 請求項37乃至40のいずれか1項記
    載の連続発振エキシマレーザを備え、レチクル上のパタ
    ーンをウエハ上に露光することを特徴とするエキシマレ
    ーザ露光装置。
  42. 【請求項42】 出力側の反射率を95%以上にしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項記載の
    連続発光エキシマレーザ発振装置。
  43. 【請求項43】 出力側の反射率を99.5%以上にし
    たことを特徴とする請求項42記載の連続発光エキシマ
    レーザ発振装置。
  44. 【請求項44】 出力側の反射率を99.95%、他方
    の反射率を100%としたことを特徴とする請求項43
    記載の連続発光エキシマレーザ発振装置。
  45. 【請求項45】 前記レーザガスはF2を0.1原子%
    〜6原子%の濃度で含むことを特徴とする請求項1乃至
    6、8乃至20のいずれか1項記載の連続発光エキシマ
    レーザ発振装置。
  46. 【請求項46】 請求項1において、前記レーザチャン
    バのレーザ光の光軸方向を横切るようにレーザガスを流
    すようにしたことを特徴とする連続発光エキシマレーザ
    発振装置。
  47. 【請求項47】 全反射プリズムによってレーザ共振器
    を構成し、該全反射プリズムの共振器内のビームの入射
    角をブリュースター角とし、該全反射プリズムとレーザ
    チューブの間に出力光取り出し板を設けたことを特徴と
    する請求項42記載の連続発光エキシマレーザ発振装
    置。
  48. 【請求項48】 出力光取り出し板を共振器内のビーム
    毎に2個設け、一方をブリュースター角に設定したこと
    を特徴とする請求項47記載の連続発光エキシマレーザ
    発振装置。
  49. 【請求項49】 片面または両面に高反射コートが施さ
    れ、共振器内のビームの一方に接するように配置された
    出力ミラーを設けたことを特徴とする請求項47記載の
    連続発光エキシマレーザ発振装置。
  50. 【請求項50】 前記全反射プリズムの全反射面にエバ
    ネセント波取り出しプリズムを波長程度隔てて設置した
    ことを特徴とする請求項47記載の連続発光エキシマレ
    ーザ発振装置。
JP00644197A 1996-07-19 1997-01-17 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、並びにレーザチャンバ Expired - Lifetime JP4162730B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00644197A JP4162730B2 (ja) 1996-07-19 1997-01-17 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、並びにレーザチャンバ
US08/893,977 US6331994B1 (en) 1996-07-19 1997-07-16 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
MYPI97003256A MY119714A (en) 1996-07-19 1997-07-18 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
TW086110213A TW352483B (en) 1996-07-19 1997-07-18 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
EP97305404A EP0820132B1 (en) 1996-07-19 1997-07-18 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
CA002210830A CA2210830C (en) 1996-07-19 1997-07-18 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
CNB971192936A CN1150665C (zh) 1996-07-19 1997-07-18 准分子激光器振荡设备和方法及曝光设备和激光管
DE1997627174 DE69727174T2 (de) 1996-07-19 1997-07-18 Excimer-Laseroszillatorgerät und Verfahren, Excimer-Laserbelichtungsgerät und Laserröhre
KR1019970033837A KR100347826B1 (ko) 1996-07-19 1997-07-19 엑시머레이저발진장치및방법,엑시머레이저노광장치,그리고레이저관
US09/538,284 US6603786B1 (en) 1996-07-19 2000-03-30 Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
KR1020020011158A KR100349015B1 (ko) 1996-07-19 2002-03-02 엑시머레이저발진장치 및 방법, 엑시머레이저노광장치,그리고 레이저관

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20881796 1996-07-19
JP21205996 1996-07-22
JP21292396 1996-08-12
JP8-212923 1996-10-04
JP8-212059 1996-10-04
JP26491296 1996-10-04
JP8-208817 1996-10-04
JP8-264912 1996-10-04
JP00644197A JP4162730B2 (ja) 1996-07-19 1997-01-17 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、並びにレーザチャンバ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006107848A Division JP3972061B2 (ja) 1996-07-19 2006-04-10 連続発光エキシマレーザ発振装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH10163553A true JPH10163553A (ja) 1998-06-19
JPH10163553A5 JPH10163553A5 (ja) 2005-03-17
JP4162730B2 JP4162730B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=27518716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00644197A Expired - Lifetime JP4162730B2 (ja) 1996-07-19 1997-01-17 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、並びにレーザチャンバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4162730B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151390A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Canon Inc 投影露光装置及びデバイス製造方法
JP2002151392A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Canon Inc 投影露光装置及びデバイス製造方法
JP2007295003A (ja) * 2007-07-23 2007-11-08 Tadahiro Omi エキシマレーザ発振装置及び発振方法、露光装置ならびにレーザ管
CN114843868A (zh) * 2018-04-23 2022-08-02 极光先进雷射株式会社 激光腔和电子器件的制造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151390A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Canon Inc 投影露光装置及びデバイス製造方法
JP2002151392A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Canon Inc 投影露光装置及びデバイス製造方法
JP2007295003A (ja) * 2007-07-23 2007-11-08 Tadahiro Omi エキシマレーザ発振装置及び発振方法、露光装置ならびにレーザ管
CN114843868A (zh) * 2018-04-23 2022-08-02 极光先进雷射株式会社 激光腔和电子器件的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4162730B2 (ja) 2008-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6603786B1 (en) Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
Jain et al. Ultrafast high-resolution contact lithography with excimer lasers
JP4052155B2 (ja) 極端紫外光放射源及び半導体露光装置
US6804327B2 (en) Method and apparatus for generating high output power gas discharge based source of extreme ultraviolet radiation and/or soft x-rays
US6690702B1 (en) Excimer laser oscillation apparatus and method, excimer laser exposure apparatus, and laser tube
JP3818405B2 (ja) レーザ発振装置
JP4162730B2 (ja) 連続発光エキシマレーザ発振装置及び発振方法、並びにレーザチャンバ
JP4128264B2 (ja) エキシマレーザ発振装置及び発振方法
JP4117694B2 (ja) エキシマレーザ発振装置及び露光装置
US20240405497A1 (en) Chamber of gas laser apparatus and electronic device manufacturing method
JP3972061B2 (ja) 連続発光エキシマレーザ発振装置
JP6252358B2 (ja) 極端紫外光光源装置
JP2007295003A (ja) エキシマレーザ発振装置及び発振方法、露光装置ならびにレーザ管
US6650678B1 (en) Laser oscillating apparatus
US20250233378A1 (en) Chamber of gas laser apparatus, gas laser apparatus, and electronic device manufacturing method
JP4303350B2 (ja) レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法
Mizoguchi et al. Euv sources
JP4204689B2 (ja) レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法
JP4302810B2 (ja) レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法
JP2000252563A (ja) レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法
JP4256519B2 (ja) レーザ発振装置、露光装置及びデバイスの製造方法
PETELIN et al. Plasma sources for deep-UV lithography
Dutov et al. Compact rf-self-excited slab CO2 laser
PETELIN et al. VLSI ELECTRONICS: MICROSTRUCTURE SCIENCE, VOL. 8

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060510

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070406

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term