JPH10163744A - パラボラアンテナ装置 - Google Patents

パラボラアンテナ装置

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JPH10163744A
JPH10163744A JP32026196A JP32026196A JPH10163744A JP H10163744 A JPH10163744 A JP H10163744A JP 32026196 A JP32026196 A JP 32026196A JP 32026196 A JP32026196 A JP 32026196A JP H10163744 A JPH10163744 A JP H10163744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarization plane
parabolic antenna
radiator
polarization
plane
Prior art date
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Pending
Application number
JP32026196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Makino
鉄雄 牧野
Hideo Yamamoto
英雄 山本
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Nippon Television Network Corp
Original Assignee
Nippon Television Network Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電波の偏波面を微調できるようにする。 【解決手段】パラボラアンテナ10Aに設けられた放射
器25をその放射軸zの周りに回転できる偏波面調整手
段30が設けられる。偏波面調整手段で放射器の偏波面
を微調する。隣接チャネル妨害などが起きているときに
は、放射器をz軸の周りに回転させて偏波面を傾ける。
偏波面を傾けると、妨害波が進入しても希望波に比べて
その受信電界強度が小さくなるから、妨害波による希望
波への影響を逓減でき、また送信側の偏波のズレを調整
することで受信電界強度が強くなるから、何れの場合で
も受信電波の品質を改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パラボラアンテ
ナ装置に関する。詳しくは、パラボラアンテナにその偏
波面を微調できる偏波面調整手段を取り付け、受信し、
若しくは送信する信号の偏波面を微調することによって
隣接チャネル妨害や乱反射による妨害を軽減できるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】中継車などを用いて取材現場から基地局
(中継局)にテレビション信号を伝送する場合、複数の
放送局の中継車からの電波がほぼ同じ基地局に向けて送
信される場合が多い。
【0003】例えば図7のように取材現場に数台の中継
車(図では2台)10、14が置かれ、それらが同一の
テレビ塔11などに設置された基地局12、15との間
で無線中継(例えばSHF帯の伝送)を行う場合がしば
しば発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、無線中継に
使用される送信周波数(キャリア)が隣接している場合
で、しかもテレビ塔11に設置された受信用パラボラア
ンテナ12、15も接近した場所に置かれているような
場合には、隣接チャネルによる希望波以外の電波(破線
図示)を受信してしまうことが多い。
【0005】例えば、相対するパラボラアンテナ10と
12との間で無線中継を行う場合、図7および図8の破
線で示すようにパラボラアンテナ14よりの電波の一部
がパラボラアンテナ12でも受信されることがあり、こ
の場合パラボラアンテナ12にとってはこの破線図示の
妨害波によって隣接チャネル妨害(DU比)が大きくな
ってしまう。隣接チャネル妨害が発生すると、希望波の
信号波(映像および音声)が劣化し、高品質な伝送を実
現できない。
【0006】このような現象は電波の乱反射によっても
発生する。ビルなどによって乱反射された電波が同じよ
うに妨害波としてパラボラアンテナ12で受信されるお
それがあるからである。乱反射によっても受信電波の品
質が劣化してしまう。
【0007】このように隣接チャネル妨害や乱反射によ
る妨害が発生しているときは受信側パラボラアンテナの
偏波面を故意にずらして希望波の受信電界強度に比べて
妨害波の受信電界強度を逓減させればよい。
【0008】また、取材現場などでは平坦な場所に中継
車を駐車できるとは限らない。中継車には図7のように
送信アンテナとしてのパラボラアンテナ10、14がそ
れぞれ搭載され、これらパラボラアンテナ10、14は
中継車に対して垂直に延びているので、傾斜した場所な
どから中継すると送信電波の偏波面が傾いた状態で送信
されることになる。
【0009】受信側のパラボラアンテナ12、15は、
周知のように水平偏波の場合には電波の電界方向がグラ
ンドGNDと平行になるように調整され、垂直偏波の場
合には電波の電界方向がグランドと垂直となるように調
整されている。
【0010】このような受信の偏波面に対して、送信電
波の偏波面は中継地点の場所によって変わってしまう。
送信側のパラボラアンテナ10、14などが中継車に対
して、つまりグランドに対して平行若しくは垂直となる
ように予め調整されているので、傾斜した場所に中継車
を止めて取材を行っているようなときには、偏波面が傾
いた状態で電波を基地局に向けて送信することになる。
【0011】偏波面が違うとそのときの受信電界強度が
低下してしまう。これによっても受信電波の品質が低下
してしまう。このような場合には、受信側若しくは送信
側の偏波面を微調させて両者の偏波面が一致するように
調整すればよい。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、偏波面を微調できるパラボラ
アンテナ装置を提案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係るパラボラアンテナ装置では、パラボ
ラアンテナに設けられた放射器をその放射軸の周りに回
転できる偏波面調整手段が設けられ、この偏波面調整手
段で上記放射器の偏波面を微調できるようにしたことを
特徴とする。
【0014】この発明では、放射器の偏波面を微調でき
るように、放射器を電波進入方向(放射軸z方向)の周
りに回転できるようにする。隣接チャネル妨害などが起
きているときには、放射器をz軸の周りに回転させて偏
波面を傾ける。偏波面を傾けると、希望波に比べて妨害
波の電界強度が小さくなるから、妨害波による希望波へ
の影響を逓減できる。偏波面が傾いたまま送信されてい
るときにも受信電界強度を強くできるから、何れの場合
でも受信電波の品質を改善できる。
【0015】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るパラボラ
アンテナ装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。この発明ではパラボラアンテナに設けられた放射
器の偏波面を微調できる偏波面調整手段を設けたもので
ある。この偏波面調整手段は少なくとも受信側か送信側
の何れかに設けられるものであって、本例では受信側に
設置されたパラボラアンテナ装置にこの調整手段が設け
られた場合を示す。
【0016】図1はこの発明を適用した受信側パラボラ
アンテナ装置20の一実施態様を示す。パラボラアンテ
ナ10はパラボラ状のアンテナ本体10Aとその前面開
口部側を覆うお椀状のカバー(レドーム)10Bとで構
成され、アンテナ本体10Aの背面側に設けられた収納
ボックス21内には水平偏波と垂直偏波の何れかに切り
替える切り替え手段(図示はしない)と、この発明に係
る偏波面調整手段が収納される。
【0017】本例では偏波面切り替え手段と偏波面調整
手段とが兼用構成となされている。これは水平偏波と垂
直偏波との間の偏波面切り替えも、水平偏波あるいは垂
直偏波での偏波面の調整も共に放射器の角度調整に他な
らないからである。
【0018】基台22の上部にはパラボラアンテナ10
の仰角を調整するための回転軸23が設けられ、この回
転軸23に連接して取り付けアーム24が設けられ、こ
のアーム24がボックス21の底部に取り付け固定され
ている。
【0019】回転軸23を角度αだけ回転させると、電
波放射軸zを基準にして前側にp′だけ放射軸zが倒さ
れ、また後ろ側にp”だけ倒れるようになる。これでパ
ラボラアンテナ10の仰角が自在に調整できる。図示は
しないが、パラボラアンテナ10の方位も360゜の範
囲に亘って調整できるような調整手段も設けられてい
る。
【0020】アンテナ本体10Aの中心部には図2に示
すように放射器25が設けられ、この放射器25には導
波管26が連結され、導波管26の一部は収納ボックス
21側に導出される。収納ボックス21内の導波管21
は連結された幾つかの導波管によって構成され、その最
後端部60はこの例では垂直偏波信号(7GHz帯のS
HF信号)の送受信端であり、導波管26より分岐した
分岐導波管の端部61は10GHz帯の周波数に選定さ
れた垂直偏波信号の送受信端である。そして連結導波管
の端部62は7GHzにおける水平偏波信号の送受信端
である。10GHzの水平偏波信号送受信端は図示され
ていない。収納ボックス21内には偏波面の切り替え手
段としても機能する偏波面調整手段30が設けられてい
るが、その詳細は後述する。
【0021】ここで、図5を参照して偏波面を説明す
る。取り扱う電波は直線偏波であって、x、y、zの直
交3軸のうちz軸を電波の進行方向つまり放射器の放射
軸方向とし、グランドGNDに平行な軸を水平軸xとし
たときには、電波の電界成分Eが水平軸xと平行である
直線偏波が水平偏波であり、垂直となる直線偏波(磁界
成分Hがグランドと平行になる)が垂直偏波である。
【0022】そしてここで言う偏波面とは水平偏波の場
合xz面であって、通常の場合には図6に示すようにx
軸がグランドGNDと平行になるように偏波面が調整さ
れている。この発明ではz軸を中心としてこの偏波面を
矢印q方向に微調整できるようにしたものである。こう
することによって、図2の放射器25は図4A、B(水
平偏波の例)に示すようにθだけ傾けられることにな
り、あるいは同図C、D(垂直偏波の例)のようにγだ
け傾けられることになり、水平偏波であろうと、垂直偏
波であろうと受信側の偏波面を自由に変更できることに
なる。
【0023】その結果、送信側のパラボラアンテナの偏
波面が傾いているときは、その方向に受信側の偏波面を
調整できる。送信側の偏波面に受信側の偏波面を一致さ
せることができれば、それだけ受信電界強度が増し、受
信電波の品質を改善できる。
【0024】また、隣接チャネル妨害や乱反射による妨
害が発生しているときは、受信側の偏波面を故意に何れ
かの方向にその偏波面を傾ければ、調整する前よりも妨
害波の受信電界強度が弱くなる。妨害波の受信電界強度
が弱くなると同時に希望波の受信電界強度も低下する
が、元々妨害波の受信電界強度の方が遥かに弱い上、希
望波に比べて妨害波の減衰量が大きいためこのような偏
波面の調整によって隣接チャネル妨害や乱反射による妨
害を軽減できることになる。
【0025】このような偏波面の調整のため、図2に示
すような手段30が採用される。収納ボックス21内に
導かれた円管状の導波管27の外周面にはこれと一体化
された補助管体31が設けられ、その外周には回転軸受
け32が取り付けられ、回転軸受け32は収納ボックス
21に固定される。その固定手段は省略してある。
【0026】補助管体31の外周面の一部には回転駆動
手段40が設けられる。この回転駆動手段40は図3に
も示すように、駆動モータ46を有し、これには伝達ギ
ア41が取り付けられ、伝達ギア41には中間ギア42
が歯合されている。
【0027】中間ギア42は回転伝達手段45に取り付
けられている。回転伝達手段45は回転方向変換手段と
して使用されるものであって、この例ではウオーム歯車
を例示する。したがってウオーム44の軸44aに中間
ギア42が取り付けられ、またウオーム44はウオーム
ホイール43に歯合している。ウオームホイール43は
上述した補助管体31の外周面に取り付け固定されてい
るので、モータ46の回転は、中間ギア42−ウオーム
44−ウオームホイール43−補助管体31のように伝
達され、最終的には導波管27つまり放射器25のz軸
が所定方向に回転される。これによって放射器25の偏
波面を可変できる。
【0028】偏波面をどの方向(時計方向か反時計方
向)に、どれだけ回転させるかは、受信電波の電界強度
および映像をモニタしながら希望波と妨害波との関係か
ら調整することになる。この偏波面の調整は偏波面の切
り替えと同じように、遠隔操作によって行われる。
【0029】遠隔操作はテレビ塔11内の施設から行わ
れる。テレビ塔11は放送局に施設されたものでも、放
送局から離れた中継テレビ塔でも差し支えない。
【0030】偏波面がどれだけ回転したかを検出するた
め、図3のように補助管体31にはさらにギア50が設
けられ、これと歯合するように回転角センサ51が設け
られ、このセンサ出力によって偏波面の回転角度を知る
ようにしている。このギア50とセンサ51は図2には
示されていないが、実際にはウオームホイール43と軸
受け32との間に設けられている。
【0031】上述した実施の態様では、偏波面調整手段
を受信側のパラボラアンテナ装置に適用したが、送信側
のパラボラアンテナ装置に適用することもでき、あるい
はその双方に装備してもよい。偏波面調整手段30など
は上述した具体例に限られない。
【0032】上述した偏波面調整手段と偏波面を切り替
える偏波面切替手段とは同一構成ではなく別構成でもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明ではパラボ
ラアンテナの放射器の放射軸周りにこの放射器を回転さ
せてその偏波面を微調できるようにしたものである。
【0034】これによれば、パラボラアンテナの偏波面
を自由に調整できるから、例えば受信側のパラボラアン
テナにこの偏波面調整手段を設けることによって、隣接
チャネル妨害が発生したり、ビルなどからの乱反射によ
る妨害が発生したようなとき、偏波面を微調することに
よって妨害波を排除して希望波の妨害波との受信電界強
度比を強めることができるので、受信電波の品質を大幅
に向上させることができる。
【0035】もちろん、取材現場からの中継のように送
信側の偏波面が最初からずれて送信される可能性が高い
ときにも、受信側の偏波面を調整することによって送信
側の偏波面と一致させることができるようになり、受信
電界強度を大幅に改善できる特徴を有する。
【0036】したがってこの発明は地上での無線伝送を
行うパラボラアンテナ装置などに適用して極めて好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパラボラアンテナ装置の一実施
態様を示す側面図である。
【図2】その一部の縦断面図である。
【図3】偏波面調整手段を示す要部の図である。
【図4】放射器の開口部と偏波面の関係を示す図であ
る。
【図5】偏波面の説明図である。
【図6】偏波面の微調を示す図である。
【図7】パラボラアンテナを使用した無線伝送路の説明
図である。
【図8】妨害波の説明のための図である。
【符号の説明】
10・・・パラボラアンテナ装置 25・・・放射器 26、27・・・導波管 30・・・偏波面調整手段 32・・・軸受け 40・・・回転駆動手段 46・・・駆動モータ 45・・・ウオーム歯車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラアンテナに設けられた放射器を
    その放射軸の周りに回転できる偏波面調整手段が設けら
    れ、 この偏波面調整手段で上記放射器の偏波面を微調できる
    ようにしたことを特徴とするパラボラアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 上記放射器に接続された導波管に回転伝
    達手段が設けられ、 この回転伝達手段によって上記放射器を放射軸に沿って
    所定角範囲に亘り回転できるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のパラボラアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記回転伝達手段は上記導波管の外周に
    取り付けられたウオーム歯車が使用されたことを特徴と
    する請求項2記載のパラボラアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記偏波面調整手段は、送信側パラボラ
    アンテナか受信側パラボラアンテナの少なくとも何れか
    に設けられたことを特徴とする請求項1記載のパラボラ
    アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 上記偏波面調整手段が受信用パラボラア
    ンテナ側に取り付けられ、 隣接チャネル妨害や乱反射による妨害が少なくなるよう
    に、上記パラボラアンテナの偏波面が微調されるように
    なされたことを特徴とする請求項1記載のパラボラアン
    テナ装置。
JP32026196A 1996-11-29 1996-11-29 パラボラアンテナ装置 Pending JPH10163744A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011217407A (ja) * 2011-07-12 2011-10-27 Mitsubishi Electric Corp フロントフィード装置、及びそのメンテナンス方法
CN103050789A (zh) * 2012-12-30 2013-04-17 广州桑瑞通信设备有限公司 一种极化可调基站天线
CN112103646A (zh) * 2020-09-16 2020-12-18 吴美珠 一种组合天线

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103050789B (zh) * 2012-12-30 2015-03-18 广州桑瑞通信设备有限公司 一种极化可调基站天线
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