JPH10164324A - 画像読み取り方法 - Google Patents

画像読み取り方法

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JPH10164324A
JPH10164324A JP8313513A JP31351396A JPH10164324A JP H10164324 A JPH10164324 A JP H10164324A JP 8313513 A JP8313513 A JP 8313513A JP 31351396 A JP31351396 A JP 31351396A JP H10164324 A JPH10164324 A JP H10164324A
Authority
JP
Japan
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image
image sensor
signal
reading
photodiodes
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Pending
Application number
JP8313513A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Tanaka
栄一郎 田中
Takahiko Murata
隆彦 村田
Tetsuro Nakamura
哲朗 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なイメージセンサを用い、しかも高速な
読み取りが可能な画像読み取り方法を提供する。 【解決手段】 光源57を点灯させた状態で原稿51か
らイメージセンサ53への入射光情報を光電変換し、光
電変換によってイメージセンサ53に蓄積された蓄積電
荷を走査しながら読み取って明時画像信号として出力す
る明サイクルと、光源57を消灯させた状態で原稿51
からイメージセンサ53への入射光情報をイメージセン
サ53で光電変換し、光電変換によってイメージセンサ
53に蓄積された蓄積電荷を走査しながら読み取って暗
時画像信号として出力する暗サイクルとを繰り返し実行
し、明時画像信号と暗時画像信号の差に基づいて原稿の
画像情報を読み取る。この際、光源57を暗サイクルに
おけるイメージセンサ53の蓄積電荷の読み取りの終了
後のブランキング期間にのみ点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取り対象原稿
を照明する光源の点灯時に得られる明時画像信号と消灯
時に得られる暗時画像信号の差を読み取り対象原稿の画
像情報を読み取る画像読み取り方法に関し、特に照明の
仕方を工夫して原稿読み取り速度を向上させることがで
きる画像読み取り方法に係る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像読み取り装置は、ファクシミ
リ、複写機、スキャナやハンディスキャナ等の読み取り
装置として広く使用されており、また、用途の多様化の
ため携帯型や特開平8−107495号公報のように表
示装置と画像読み取り装置を一体化したものも提案され
ている。
【0003】この種の画像読み取り装置には、外部光の
影響を除去し、精度の高い画像情報を入力するため、読
み取り対象原稿を照明する光源の点灯/消灯を1ライン
毎に繰り返し、読み取り対象原稿の同一読み取りライン
について光源の点灯時の明時画像信号と光源の消灯時の
暗時画像信号とを読み取り、両者の差を取ることが提案
されている。
【0004】図7には、センサ駆動手段に取り付けられ
た画像読み取り装置を概略的に示している。図7におい
て、センサ駆動手段23に取り付けられた画像読み取り
装置20は、長尺のイメージセンサ21Aとセルファッ
クレンズ(正立等倍ロッドレンズアレイ)21Bと、点
灯/消灯を制御できるライン光源22とから構成され
る。
【0005】そして、読み取り対象原稿等が位置する入
力面26からの反射光を一列の線状受光素子列を持った
イメージセンサ21Bを用い、走査制御手段25により
センサ駆動手段23を制御して画像読み取り装置20を
縦方向に走査しながら検出することにより入力面26上
の情報を入力面26の1ライン毎に順次読み取る。この
際、入力面26の各ラインについて、光源の点灯時と消
灯時の合わせて2回情報を読み取ることになる。
【0006】イメージセンサ21Bで読み取った情報は
読み取り制御手段24により加工される。この場合、ラ
イン光源22の点灯時の明時画像信号と消灯時の暗時画
像信号の差が背景光除去手段24aより出力されること
になり、この差の信号が光源の照明にのみ基づく画像信
号となる。ここで、イメージセンサ21Bとしては、C
CDやBiCMOSプロセスによって作成されるBAS
IS (Base-Stored Image Sensor;テレビジョン学会
誌、Vol.47、PP.1177)を用いることにより高速に読み取
ることができる。これらは、フォトダイオードやフォト
トランジスタで光情報を電荷に変換した後、一括して転
送段に電荷を送ることにより、電荷の転送中にイメージ
センサのフォトダイオードやフォトトランジスタに画像
情報を光入力しても、転送段への電荷転送時間は短くす
ることができるため、各画素毎の蓄積時間が異なること
はない。なお、蓄積時間はある時間間隔(明時信号、暗
時信号の信号電荷)を積分ないし蓄積するときの時間を
いう。
【0007】しかしながら、これらの素子は高価である
ため、白黒用イメージセンサの多くは、フォトダイオー
ドやフォトトランジスタを一次元に配列し、画像情報に
より光電変換された蓄積電荷をシフトレジスタによって
共通信号ラインに順次出力するイメージセンサが用いら
れている。このようなイメージセンサはCMOSプロセ
スやバイポーラプロセスによって作成される。
【0008】フォトダイオードをCMOSシフトレジス
タで走査する例は特開平7−245533号公報に開示
され、バイポーラフォトトランジスタをサイリスタシフ
トレジスタで走査する例は米国特許第4,845,56
7号明細書に開示され、バイポーラフォトダイオードを
CMOSシフトレジスタで走査する例は特開平1−19
8183号公報に開示されている。
【0009】これら後者のセンサチップは、安価で容易
に作成できることから、長尺のセンサを必要とする密着
型イメージセンサにとって有利であり、上記の携帯型や
表示装置と入力装置を一体化した画像読み取り装置に用
いることにより低価格化が期待できる。図8には、上記
の安価なイメージセンサを用いて画像を読み取る場合の
タイミング図を示す。図8において、(a)は1ライン
分の画像情報の読み取り開始を指令するスタート信号S
tを示し、(b)はスタート信号Stに応答してイメー
ジセンサから出力される第1ビットから第nビットまで
の画像信号を示し、(c)は光源の点灯/消灯状態を示
している。
【0010】図8の場合は、1番目のスタート信号St
の発生時から2番目のスタート信号Stの発生に応答し
て第1ビットから第nビットまでの画像信号が全て出力
され終わった後まで、略2サイクル間光源を点灯させ、
そのつぎの2サイクル間は光源を消灯させ、2番目のス
タート信号Stに応答してイメージセンサから出力され
る第1ビットから第nビットまでの画像信号を明時画像
信号とし、4番目のスタート信号Stに応答してイメー
ジセンサから出力される第1ビットから第nビットまで
の画像信号を暗時画像信号としている。このように、略
2サイクル間光源を点灯させることによって、第1ビッ
トの画素に対応した受光素子も、第nビットの画素に対
応した受光素子も同じ時間だけ光が照射されることにな
り、画素による照射時間の違いを無くすことができる。
なお、図8(b)において、T1は第1ビットの画素に
対応した受光素子への照射時間(蓄積時間)を示し、T
nは第nビットの画素に対応した受光素子への照射時間
(蓄積時間)を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CCD
やBASISのようなフォトダイオードに光電変換され
蓄積された電荷を一括して読み出す方法と異なり、光電
変換され蓄積された電荷直接順次読み出す方法では、読
み出しが完了すると同時に電荷蓄積が始まるため、蓄積
および読み出し期間毎に光源の点灯/消灯を切り換えた
場合、各画素には蓄積時間の異なった信号が蓄積され
る。
【0012】このため、図8のように、光源を点灯から
消灯へ、あるいは消灯から点灯へ切り換える以前に同一
ラインを2回走査し、前の回の画像信号を捨てることが
必要である。図8では、(a)のスタート信号Stを受
けて(b)の明時画像信号が第1ビットから第nビット
までを1ライン分として出力される。このとき、各ビッ
トの蓄積時間は、第1ビットは期間T1 、最終ビットの
第nビットは期間Tnである。このため、照明光源は、
2ライン間照明する必要がある。そして、(c)に示さ
れる照明期間の内、1番目のスタートStに対応したラ
インの画像信号を捨て、2番目のスタート信号Stに対
応したラインの画像信号のみを取り出すことが必要であ
る。また、消灯時にも3番目のスタートStからの一定
期間と4番目のスタート信号Stのからの一定期間、そ
れぞれ画像信号を読み出し、3番目のスタート信号St
に対応したラインの画像信号を捨て、4番目のスタート
信号Stのラインの画像信号を消灯信号として取り出す
ことが必要である。
【0013】このように、従来方法では、同一ラインに
ついて4回画像信号を読み取ることが必要となるため、
読み取り速度が著しく遅くなる欠点がある。本発明は上
記問題点に鑑み、安価なイメージセンサを用いることが
でき、しかも外乱光(背景光)の除去が必要な携帯型画
像入力装置においても高速な読み取りが可能な画像読み
取り方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読み取り方
法は、読み取り対象原稿を照明する光源を点灯させた状
態で読み取り対象原稿からイメージセンサへの入射光情
報をイメージセンサで光電変換し、光電変換によってイ
メージセンサに蓄積された蓄積電荷を走査しながら読み
取って明時画像信号として出力する明サイクルと、光源
を消灯させた状態で読み取り対象原稿からイメージセン
サへの入射光情報をイメージセンサで光電変換し、光電
変換によってイメージセンサに蓄積された蓄積電荷を走
査しながら読み取って暗時画像信号として出力する暗サ
イクルとを繰り返し実行し、明時画像信号と暗時画像信
号の差に基づいて読み取り対象原稿の画像情報を読み取
る方法であり、光源を暗サイクルにおけるイメージセン
サの蓄積電荷の読み取りの終了後のブランキング期間に
のみ点灯させる。
【0015】上記のイメージセンサとしては、例えば以
下の2種類がある。第1は、イメージセンサとして、整
列配置されて入射光情報を光電変換する複数のフォトダ
イオードと、複数のフォトダイオードにそれぞれ設けら
れて複数のフォトダイオードにより光電変換された信号
による蓄積電荷をそれぞれインピーダンス変換する複数
の電流増幅用MOS電界効果トランジスタと、複数のフ
ォトダイオードにそれぞれ設けられて複数の電流増幅用
MOS電界効果トランジスタの保持電圧を出力させる複
数のアクセス用MOS電界効果トランジスタと、複数の
フォトダイオードにそれぞれ設けられて複数のフォトダ
イオードをリセットする複数のリセット用MOS電界効
果トランジスタとで構成され、リセット用MOS電界効
果トランジスタを介しフォトダイオードの個別電極を一
定の蓄積時間の間隔でリセット電源に断接し、アクセス
用MOS電界効果トランジスタを介し走査パルスに従っ
て順次、明時画像信号と暗時画像信号とを共通信号ライ
ンから出力する構成のものを用いる。
【0016】第2は、イメージセンサとして、整列配置
されて入射光情報を光電変換する複数のフォトトランジ
スタと、複数のフォトトランジスタにそれぞれ設けられ
て複数のフォトトランジスタにより光電変換された信号
による蓄積電荷を電流出力する複数のアクセス用トラン
ジスタと、複数のフォトトランジスタにそれぞれ設けら
れて複数のフォトトランジスタをリセットする複数のリ
セット用トランジスタとで構成され、リセット用トラン
ジスタを介しフォトトランジスタの個別電極を一定の蓄
積時間の間隔でリセット電源に断接し、アクセス用トラ
ンジスタを介し走査パルスに従って順次、明時画像信号
と暗時画像信号とを共通信号ラインから出力する構成の
ものを用いる。
【0017】この発明によれば、光源を暗サイクルにお
けるイメージセンサの蓄積電荷の読み取りの終了後のブ
ランキング期間にのみ点灯させるので、イメージセンサ
のすべての受光素子に対して、蓄積時間中における光源
点灯時間を同じにすることができ、同一ラインを2回走
査し、前の回の画像信号を捨てるというようなことをし
なくても、各1回走査するだけで、明時映像信号および
暗時映像信号を得ることができる。その結果、安価なイ
メージセンサを用いることができ、しかも外乱光(背景
光)の除去が必要な携帯型画像入力装置においても高速
な読み取りが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のカラ
ー画像読み取り方法について、図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の実施の形態におけるカラー画像読
み取り方法において用いるカラー画像読み取り装置の構
成を示す概略図である。図1において、51は読み取り
対象原稿、52はレンズであり、この例では正立等倍の
ロッドレンズアレイを示しているが、縮小レンズあるい
は縮小レンズレンズアレイでもよい。53は線状のイメ
ージセンサを示し、基板54の上に多数個の光電変換素
子55を整列配置した構造であり、光電変換素子55の
受光面には合わせてn個の受光素子列56が配置されて
いる。原稿照明手段としては、LEDアレイ等からなる
ライン光源57が設けられており、読み取り対象原稿5
1と受光素子列56の相対位置を走査する手段と同期し
てライン光源57を点灯/消灯する手段(図示せず)が
設けられている。図1では、矢印Aが読み取り対象原稿
51の相対的な移動方向を示している。なお、図1の画
像読み取り装置は、図3に示した画像読み取り装置を概
略的に示したものである。
【0019】以上のような構成のカラー画像読み取り装
置を用いるカラー画像読み取り方法では、図1に示すよ
うに、読み取り対象原稿51を照明するライン光源57
を点灯させた状態で読み取り対象原稿51からイメージ
センサ53への入射光情報をイメージセンサ53で光電
変換し、光電変換によってイメージセンサ53に蓄積さ
れた蓄積電荷を走査しながら読み取って明時画像信号と
して出力する明サイクルと、ライン光源57を消灯させ
た状態で読み取り対象原稿51からイメージセンサ53
への入射光情報をイメージセンサ53で光電変換し、光
電変換によってイメージセンサ53に蓄積された蓄積電
荷を走査しながら読み取って暗時画像信号として出力す
る暗サイクルとを繰り返し実行し、明時画像信号と暗時
画像信号の差に基づいて読み取り対象原稿の画像情報を
読み取る。この際、ライン光源57を暗サイクルにおけ
るイメージセンサ53の蓄積電荷の読み取りの終了後の
ブランキング期間にのみ点灯させる。
【0020】上記のブランキング期間は、通常は、読み
取り後の信号処理時間を確保するために設けられたり、
蓄積時間より読み取り時間を早くすることにより、線走
査によってスタートビットと最終ビットの位置がずれる
こと、すなわち斜め読みすることを少なくするために設
けられている。このようにすると、ライン光源57を暗
サイクルにおけるイメージセンサ53の蓄積電荷の読み
取りの終了後のブランキング期間にのみ点灯させるの
で、イメージセンサ57のすべての受光素子に対して、
蓄積時間内の光源点灯時間を同じにすることができ、同
一ラインを2回走査し、前の回の画像信号を捨てるとい
うようなことをしなくても、各1回走査するだけで、明
時映像信号および暗時映像信号を得ることができる。そ
の結果、安価なイメージセンサを用いることができ、し
かも外乱光(背景光)の除去が必要な携帯型画像入力装
置においても高速な読み取りが可能となる。
【0021】図2には、この発明の実施の形態におい
て、フォトダイオードやフォトトランジスタを一次元に
配列し、画像情報により光電変換された蓄積電荷をシフ
トレジスタによって共通信号ラインに順次出力するよう
な、安価なイメージセンサを用いて画像を読み取る場合
のタイミング図を示す。図2において、(a)は1ライ
ン分の画像情報の読み取り開始を指令するスタート信号
Stを示し、1番目および3番目のスタート信号Stの
後の期間は暗サイクルであり、2番目および4番目のス
タート信号Stの後の期間は明サイクルである。(b)
は各スタート信号Stに応答してイメージセンサ53か
ら出力される第1ビットから第nビットまでの画像信号
を示し、暗サイクルにおける暗時画像信号は照明がない
分だけレベルが低くなっており、明サイクルにおける明
時画像信号は照明がある分だけレベルが高くなってお
り、両者の差をとれば、照明のみ(背景光は含まない)
による画像信号となる。(c)は光源の点灯/消灯状態
を示しており、暗サイクルにおけるイメージセンサ53
の蓄積電荷の読み取りの終了後のブランキング期間にの
み点灯させることを示している。なお、光源の点灯/消
灯のタイミングは、スタート信号を受けて所定時間幅の
点灯用タイミングを規定する点灯用タイミングパルスを
発生し、点灯用タイミングパルスの後縁(立ち下がり)
で点灯パルスを発生させ、この点灯パルスの発生期間
中、光源を点灯させる。
【0022】ここで、図1における光電変換素子55の
具体例について、以下に説明する。光電変換素子55に
は、図3に示すバイポーラフォトトランジスタとサイリ
スタシフトレジスタを用いたセンサICや、図5のCM
OSによりフォトトランジスタやシフトレジスタを形成
したセンサIC、あるいは、図5のフォトダイオードに
MOS増幅器とMOSシフトレジスタを用いたIC素子
を用いる。
【0023】まず、図3の光電変換素子について、図4
を参照しながら説明する。図3において、1aから11
aまでのNPNトランジスタのベースとコレクタは1b
から11bまでのPNPトランジスタのコレクタとベー
スにそれぞれ接続され、NPNトランジスタ1a〜11
aとPNPトランジスタ1b〜1bとで、11個のサイ
リスタが形成されている。
【0024】1cから10cまでのNPNトランジスタ
は、NPNトランジスタ1a〜11aとPNPトランジ
スタ1b〜1bとでそれぞれ構成された11個のサイリ
スタのON/OFFを、次段のサイリスタに伝達する中
継トランジスタであり、リセット用トランジスタとして
機能する。2eから9eまでのPNPトランジスタは上
記サイリスタのON/OFFを2fから9fのフォトト
ランジスタに伝達する電流スイッチの役割を果たす。
【0025】NPNトランジスタ12に図4(b)のス
タート信号STを入力し、図4(c),(d)のクロッ
ク信号φ1,φ2をNPNトランジスタ1c〜10cと
NPNトランジスタ1a〜11aの各エミッタに交互に
入力することによって、サイリスタのON/OFFを次
段のサイリスタに伝達する。フォトトランジスタ2f〜
9fのエミッタは、偶数番目と奇数番目とを2つの共通
出力ラインで直接出力端子33,34より出力するか、
あるいはプリアンプを通して出力端子35,36より出
力する。最終段サイリスタの出力端子32は、次段の光
電変換素子(図示せず)の信号入力端子SIに接続さ
れ、サイリスタのON/OFFは次段の光電変換素子に
受け継がれる。
【0026】ダイオード2gから9gはフォトトランジ
スタ2f〜9fに一定電圧で高速充電するためのもので
ある。図4のタイミング図で、(a)の外部クロックE
X−CKから作られたクロック信号φ1,φ2に対し
て、(e)から(j)までの信号Q1からQ6は第1段
から第6段までのサイリスタのON/OFFを示したも
のであり、ハイレベルがオフで、ローレベルがオンを表
す。図4の(k)の信号Sig(1)は奇数番目のフォ
トトランジスタの出力信号を示し、(l)の信号、Si
g(2)は偶数番目のフォトトランジスタの出力信号を
示したものである。
【0027】図3のような光電変換素子を用いて、12
5μmピッチに128個のフォトトランジスタを1列に
配置した16mm長さのセンサIC素子を構成した。こ
のセンサIC素子を基板上に14チップ継ぎ目なく並べ
接続してイメージセンサとした。このイメージセンサ
は、白色照明で出力電流を積分・増幅後、センサ面照度
で25V/lx・sの感度で、S/N比が32dB以上
あった。このイメージセンサを用い、0.5MHzの外
部クロックEX−CKで蓄積時間10msecで走査し
たとき、従来の読み取り方法では1ラインを読み取るの
に40msecかかる。
【0028】一方、図1および図2に示した本発明の実
施の形態の画像読み取り方法では3.6msecの読み
出し期間と、読み出し終了後のブランキング期間6.4
msecの内、5msecのLED点灯期間で、1ライ
ンを合計20msecで読み取れる。ただしこの時、点
灯期間が従来例の半分になっているので、光源となるL
EDのパルスピーク電流は従来例の2倍の電流を必要と
した。また、読み取り画像は当然ながら外乱光の影響も
なく良好な画像情報を再現できた。
【0029】ここで用いたフォトダイオードは1列であ
るが、もう一列遮光したフォトトランジスタを作成し、
同時にアクセスし2つの出力信号の差信号をとることに
よって、暗ノイズを低減してプリアンプや外部アンプの
負担を軽減することができる。すなわち、1列のみで
は、アクセス時のスパイクノイズが大きいため、S/N
が大きくとれない。そのため、ダミーのフォトトランジ
スタを設けて、暗信号のみを取り出し、明信号−暗信号
の演算を行うことでスパイクノイズを除去できる。その
結果、プリアンプや外部アンプにおいて、ノイズ除去を
行う必要がなくなり、それらの負担を軽減することがで
きる。
【0030】また、サイリスタによるシフトレジスタを
用いるのみでなく、バイポーラトランジスタを用いた米
国特許第4,567,529号明細書のデコーダ回路を
用いても同じである。このセンサの場合、ダイナミック
レンジが比較的大きく、一般オフィスで1000〜30
00lx程度の照明光下でも信号が飽和することなく、
外乱光の除去が可能であった。
【0031】つぎに、同じくフォトダイオードを用いシ
フトレジスタで順次アクセスしながらMOSトランジス
タで電流増幅して画像情報を読み出す図5の光電変換素
子の例について、図6の各パルスおよび出力のタイミン
グチャートを用いて説明する。図5において、この光電
変換素子は、フォトダイオード40、フォトダイオード
40の個別電極(アノード)の電圧をゲートに受けて動
作する増幅用MOS電界効果トランジスタ41およびア
クセス用MOS電界効果トランジスタ42およびフォト
ダイオード40の個別電極を初期電位にもどすリセット
用MOS電界効果トランジスタ43とからなる複数個の
画素44と、アクセス用MOS電界効果トランジスタ4
2のゲートに供給する走査信号Y1,Y2,Y3,…を
発生させる走査回路45と、各画素のアクセス用MOS
電界効果トランジスタ42のソースを共通に接続してな
る画素信号出力ライン46と、各画素のフォトダイオー
ド40に対応したリセット用MOS電界効果トランジス
タ43のソースを共通にして接続してリセット電源47
に接続するためのリセットライン48とからなり、CM
OSプロセスで作られる。
【0032】なお、走査信号Y1,Y2,Y3,…とフ
ォトダイオード40のリセットパルスRSのNAND信
号がフォトダイオード40のリセット用MOS電界効果
トランジスタのゲートに入力される。内蔵アンプは必要
に応じて形成するが、アンプ部49ではドライブ用MO
S電界効果トランジスタ1、負荷用MOS電界効果トラ
ンジスタ2、リセットスイッチ3としてのpチャンネル
MOS電界効果トランジスタ、コンデンサ4およびソー
ス抵抗5から構成されるゲート接地アンプを同一チップ
内に形成してもよい。
【0033】ここで、上記の光電変換素子の動作と、リ
セット用MOS電界効果トランジスタを介しフォトダイ
オードの個別電極を一定の蓄積時間の間隔でリセット電
源に接続することとの関係について説明する。すなわ
ち、ある蓄積時間後の信号を読み出した後、電荷の読み
出し(フォトダイオードに蓄積された電荷に対応する電
圧を電流として読み出す)、その後蓄積電荷をリセット
して初期電圧に戻すことが必要であり、そのために上記
のように、リセット電源に接続している。
【0034】図6は図5の光電変換素子の動作タイミン
グを示したもので、外部から供給される(a)のクロッ
クパルスCKおよび(b)のスタートパルスST、走査
回路45から出力される(c),(d),(e)の走査
用信号Y1,Y2,Y3、(f)のフォトダイオード4
0のリセットパルスRS、画素信号出力ライン46から
出力されてアンプ部49に入力される(g)の画素信号
電流Iin、およびアンプ部40から出力される(h)の
画素信号電圧Vout をそれぞれ示している。
【0035】第1画素は走査用信号Y1によってアクセ
スされ、第1画素のフォトダイオード40は走査用信号
Y1とリセットパルスのNAND信号によってリセット
される。したがって、走査用信号Y1の立ち上がりから
リセットパルスRSの立ち上がりの間で画素信号が出力
され、リセットパルスRSの立ち下がりから走査用信号
Y1の立ち下がりまでの間で暗信号つまり基準信号Ire
f ,Vref が出力される。このようにして、画素信号と
基準信号が連続して、走査用信号に応じて出力される。
【0036】例えば、62.5μm間隔でフォトダイオ
ードを一次元に配列し、256画素、16mm長さのセ
ンサチップをCMOSプロセスで作成した。蓄積時間の
間蓄積された画像情報に相当する電荷は、読み出し後に
基準電圧にリセットされることから残像がなく、良好な
光電変換特性を示した。このセンサチップを14チップ
を接続して、A4サイズのイメージセンサを構成した。
クロック周波数2MHz、蓄積時間2.5msec、で
24V/lx・sの感度でS/N比35dB以上を得る
ことができた。
【0037】このイメージセンサを用いて、従来例の図
8のような走査を行った場合、波長565nmのGaP
LED光源を切り換えた時、1ライン走査に10mse
cの読み取り時間が必要となる。これに対し、本願発明
の図2の読み取り方法では、1.8msecの読み出し
期間と、0.7msecのブランキング期間(中、0.
5msecはLED点灯期間)とで、2.5msec、
1ラインを2回読みしてLEDが点灯しないときの信号
を取り出して両者の差をとるから、2.5msec×2
で、1ラインを合計5msecで読み取れる。また、読
み取り画像は当然ながら外部光の影響もなく良好であっ
た。
【0038】ここで、一般照明光3000lx以上では
図5のセンサでは出力電圧が飽和する場合があった。こ
のため、照明光を同一の波長(565nm)を透過する
バンドパスタイプの光学フィルタを図1のレンズ52の
イメージセンサ53側に接着することによって、これを
大きく改善でき、5000lxの照明下でも飽和がなく
正常に動作することを確認できた。
【0039】なお、上記実施の形態では、カラー原稿の
読み取りについて説明したが、白黒原稿の読み取りの場
合も同様に考えることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の画像読み取り方法によれば、光
源による原稿照明時の明時画像信号と光源消灯時の暗時
画像信号との差を原稿の画像情報として読み取る際に、
光源を暗サイクルにおけるイメージセンサの蓄積電荷の
読み取りの終了後のブランキング期間にのみ点灯させる
ので、安価なイメージセンサを用いて高速に良好な画像
を読み取ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像読み取り方法
を実施する画像読み取り装置の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像読み取り方法
の駆動を示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施の形態の画像読み取り方法におい
て用いられるイメージセンサにおける光電変換素子の第
1の例の構成を示す回路図である。
【図4】図3の光電変換素子の動作を示すタイミング図
である。
【図5】本発明の実施の形態の画像読み取り方法におい
て用いられるイメージセンサにおける光電変換素子の第
2の例の構成を示す回路図である。
【図6】図5の光電変換素子の動作を示すタイミング図
である。
【図7】従来例および実施の形態における画像読み取り
装置の一例の構成を示す斜視図である。
【図8】従来例における画像読み取り方法の駆動を示す
タイミング図である。
【符号の説明】
1 ドライブ用MOS電界効果トランジスタ 2 負荷用MOS電界効果トランジスタ 3 リセットスイッチ 4 コンデンサ 5 ソース抵抗 1a〜11a NPNトランジスタ 1b〜11b PNPトランジスタ 1c〜10c NPNトランジスタ 2e〜9e PNPトランジスタ 2f〜9f フォトトランジスタ 2g〜9g ダイオード 2d〜10d 抵抗 12 NPNトランジスタ 20 画像読み取り装置 21A セルフォックレンズ 21B 光センサ 22 ライン光源 23 センサ駆動手段 24 読み取り制御手段 24a 背景光除去手段 25 走査制御手段 26 入射面 32 サイリスタの最終出力 33 共通出力ライン 34 共通出力ライン 35 アンプ出力 36 アンプ出力 40 フォトダイオード 42 増幅用MOS電界効果トランジスタ 43 リセット用電界効果トランジスタ 44 複数個の画素 45 走査回路 46 画素信号出力ライン 47 リセット電源 48 リセットライン 49 アンプ部 51 読み取り対象原稿 52 レンズ 53 イメージセンサ 54 基板 55 光電変換素子 56 受光素子列 57 ライン光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象原稿を照明する光源を点灯
    させた状態で前記読み取り対象原稿からイメージセンサ
    への入射光情報を前記イメージセンサで光電変換し、光
    電変換によって前記イメージセンサに蓄積された蓄積電
    荷を走査しながら読み取って明時画像信号として出力す
    る明サイクルと、前記光源を消灯させた状態で前記読み
    取り対象原稿から前記イメージセンサへの入射光情報を
    前記イメージセンサで光電変換し、光電変換によって前
    記イメージセンサに蓄積された蓄積電荷を走査しながら
    読み取って暗時画像信号として出力する暗サイクルとを
    繰り返し実行し、前記明時画像信号と前記暗時画像信号
    の差に基づいて前記読み取り対象原稿の画像情報を読み
    取る画像読み取り方法であって、 前記光源を前記暗サイクルにおける前記イメージセンサ
    の蓄積電荷の読み取りの終了後のブランキング期間にの
    み点灯させることを特徴とする画像読み取り方法。
  2. 【請求項2】 イメージセンサとしては、整列配置され
    て入射光情報を光電変換する複数のフォトダイオード
    と、前記複数のフォトダイオードにそれぞれ設けられて
    前記複数のフォトダイオードにより光電変換された信号
    による蓄積電荷をそれぞれインピーダンス変換する複数
    の電流増幅用MOS電界効果トランジスタと、前記複数
    のフォトダイオードにそれぞれ設けられて前記複数の電
    流増幅用MOS電界効果トランジスタの保持電圧を出力
    させる複数のアクセス用MOS電界効果トランジスタ
    と、前記複数のフォトダイオードにそれぞれ設けられて
    前記複数のフォトダイオードをリセットする複数のリセ
    ット用MOS電界効果トランジスタとで構成され、前記
    リセット用MOS電界効果トランジスタを介し前記フォ
    トダイオードの個別電極を一定の蓄積時間の間隔でリセ
    ット電源に断接し、前記アクセス用MOS電界効果トラ
    ンジスタを介し走査パルスに従って順次、明時画像信号
    と暗時画像信号とを共通信号ラインから出力する構成の
    ものを用いる請求項1記載の画像読み取り方法。
  3. 【請求項3】 イメージセンサは、整列配置されて入射
    光情報を光電変換する複数のフォトトランジスタと、前
    記複数のフォトトランジスタにそれぞれ設けられて前記
    複数のフォトトランジスタにより光電変換された信号に
    よる蓄積電荷を電流出力する複数のアクセス用トランジ
    スタと、前記複数のフォトトランジスタにそれぞれ設け
    られて前記複数のフォトトランジスタをリセットする複
    数のリセット用トランジスタとで構成され、前記リセッ
    ト用トランジスタを介し前記フォトトランジスタの個別
    電極を一定の蓄積時間の間隔でリセット電源に断接し、
    前記アクセス用トランジスタを介し走査パルスに従って
    順次、明時画像信号と暗時画像信号とを共通信号ライン
    から出力する構成のものを用いる請求項1記載の画像読
    み取り方法。
JP8313513A 1996-11-25 1996-11-25 画像読み取り方法 Pending JPH10164324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182445A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 撮像装置
US9907902B2 (en) 2013-12-20 2018-03-06 Maxim Integrated Products, Inc. Precise accurate measurement of the administration of drugs using the injection method by means of ultrasonic pulse-echo principles

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JP2009182445A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 撮像装置
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