JPH10164708A - 電気自動車の回生制動制御装置 - Google Patents

電気自動車の回生制動制御装置

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JPH10164708A
JPH10164708A JP8320259A JP32025996A JPH10164708A JP H10164708 A JPH10164708 A JP H10164708A JP 8320259 A JP8320259 A JP 8320259A JP 32025996 A JP32025996 A JP 32025996A JP H10164708 A JPH10164708 A JP H10164708A
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久光 古賀
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電気自動車の回生制動制御装置に
関し、頻繁な手動操作を要することなく、ブレーキペダ
ルの操作頻度や車両の走行する道路状況等に応じて適切
な回生制動力が得られるようにする。 【解決手段】 車両に搭載されたバッテリ1と、バッテ
リ1に電気的に接続されて、出力軸を車両の駆動輪4に
連結された電動機2と、車両のブレーキペダルの操作頻
度を検出するブレーキ操作頻度検出手段21と、ブレー
キ操作頻度検出手段21からの検出情報に基づいて電動
機2の回生制動力を制御する制御手段7とをそなえるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機によって車
輪を駆動し走行する電気自動車に関し、特に、電動機に
よる回生制動力を制御するための、電気自動車の回生制
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大気汚染の防止や車両による騒音
低減の観点から、電気自動車が注目されつつあるが、こ
のような電気自動車では、いわゆる回生制動を容易に行
なうことができる。この回生制動は、走行用電動機(以
下、モータという)を発電動作に切り換えることで行な
うことができ、駆動輪の回転エネルギをモータを介して
電気エネルギとして回収しながら制動を行なうものであ
る。
【0003】このような回生制動は、一般には、ブレー
キペダルを踏み込んだ時やアクセルペダルの踏み込みを
解除した時にこれに連動して制動力が発生するように制
御される。ところで、アクセルペダルの踏み込みを解除
し、且つブレーキペダルを踏み込んでいない場合には、
内燃機関により駆動される自動車におけるエンジンブレ
ーキに相当するような、ブレーキペダルの踏み込み時よ
りも弱めの回生制動を行なう(この回生を弱回生とい
う)が、この時に必要以上の回生制動力が生じるとドラ
イバの要求以上に車速が落ちてしまうことがある。
【0004】また、市街地走行などの低車速走行では回
生制動を発生させるとモータに供給する励磁電力の方が
大きくなり、省エネルギにならない。そこで、例えば特
開平5−122805号公報には、電気自動車におい
て、アクセルペダルやブレーキペダルを戻したときに働
くエンジンブレーキに相当する弱回生制動力を手動操作
により変更可能にした技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平5−122805号の従来技術では、手動操作に
より回生制動力を調整するため、坂道走行時に勾配変化
によっては弱回生の変更を頻繁に行なわなければならな
いことがあり、ドライバの負担になる。本発明は、上述
の課題に鑑み創案されたもので、頻繁な手動操作を要す
ることなく、ブレーキペダルの操作頻度や車両の走行す
る道路状況等に応じて適切な回生制動力が得られるよう
にした、電気自動車の回生制動制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段は、各請求項に記載された通りのものであるが、ここ
で、請求項2記載の構成に加えて、走行状態検出手段
が、車両の移動距離を検出する移動距離検出手段と、該
車両の車速を検出する車速検出手段とを有し、該道路状
況判定手段が、該移動距離検出手段で検出された移動距
離と、該車速検出手段で検出された車速とに基づいて該
走行道路状況を判定するように構成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての電気自動車の回生制動制御装置について
説明すると、図1において、1は電気エネルギ供給源と
してのバッテリであり、このバッテリ1は繰り返し充電
することができる。2はバッテリ1から電力を供給され
る電動機(走行用モータ)であり、このモータ2の出力
軸には変速機3を介して駆動輪4が駆動連結されてい
る。バッテリ1とモータ2との間には電力変換回路5が
設けられており、バッテリ1からの電力はこの電力変換
回路5を通じて所要の大きさに調整されてモータ2へ供
給されるようになっている。
【0008】また、電力変換回路5はモータコントロー
ラ6を通じて制御されるようになっている。このモータ
コントローラ6では、図示しないアクセルペダルの踏込
量に応じて電力変換回路5を通じてモータ2の出力を制
御するようになっている。そして、モータコントローラ
6内には、回生制御部(制御手段)7が設けられてい
る。
【0009】この回生制御部7では、回生制動の状態を
制御するが、回生制動自体は、周知のように、走行用モ
ータ2を発電動作に切り換えることで駆動輪4の運動エ
ネルギを回収して、これを電気エネルギとしてバッテリ
1に充電する制動である。そして、このような回生制動
の制御のために、回生制御部7には、記憶手段8,判定
手段(道路状況判定手段)9,演算手段10及び指示手
段11等が設けられている。
【0010】また、回生制御部7には、運転状態検出手
段(又は、走行状態検出手段)20が接続されている。
この運転状態検出手段20は車両の運転状態(又は、車
両の走行状態)を検出するものであって、ブレーキ操作
頻度検出手段としてのブレーキ操作検出手段(ブレーキ
スイッチであってもよい)21、アクセル開度検出手段
(アクセルスイッチであってもよい)22、モータトル
ク検出手段(トルク検出手段)23、車速検出手段(車
速センサ)24、操舵角検出手段(操舵角センサ)2
5、モータ回転数検出手段(回転数検出手段)26、シ
フト位置検出手段(前進・後退検出手段)27、車両の
移動距離を検出する移動距離検出手段28から構成され
ており、ブレーキ操作情報やアクセル操作情報(ここで
は、主にブレーキペダルやアクセルペダルの操作頻
度)、モータトルク情報、車速情報、操舵角情報、モー
タ回転数情報、車両の前進・後退情報及び移動距離情
報、回生量調節情報等の運転状態や車両走行状態にかか
る情報が入力されるようになっている。
【0011】なお、車速検出手段(車速センサ)24
は、車速変化検出手段としての機能も有している。すな
わち、この車速センサ24で検出された車速情報をコン
トローラ6内で時間微分することにより車速の変化割合
(加速度や減速度)を算出することができるのである。
上述した記憶手段8には、例えば、車重W,W0、車両
前面投影面積S、転がり抵抗係数μr、空気抵抗係数μ
c、変速機ギヤ比nt、終減速機ギヤ比nf等の車両諸
元データや、後述する勾配−回生増減テーブル(又はマ
ップ)及び回転数−回生テーブル(又はマップ)や、旋
回抵抗Rcにかかるテーブル(又はマップ)等が記憶さ
れている。
【0012】また、判定手段9は、運転状態検出手段2
0からの種々の情報に基づいて、回生制動にかかる判定
を行なうものであり、例えば、車両が前進状態にあるか
後退状態にあるかをシフト位置検出手段27からのシフ
ト位置情報から判定するほか、やはり運転状態検出手段
20からの種々の情報に基づいて、車両が走行している
道路の状況を判定するようになっている。すなわち、こ
の判定手段9では、車両の走行している道路の種別(高
速道路や屈曲路等)や道路の勾配を判定するようになっ
ている。
【0013】このうち、路面の勾配は、判定手段9に設
けられた勾配判定手段9Aにより算出されるようになっ
ている。なお、判定手段9における道路の種別判定や、
勾配判定手段9Aによる道路勾配の判定については後述
する。演算手段10は、回生制動力を制御するための演
算を行なうが、この演算手段10には、回生制動力算出
手段(又は演算手段)12が設けられている。
【0014】この回生制動力算出手段12は、ブレーキ
操作検出手段21や回転数検出手段26や判定手段9等
からの検出及び判定情報に基づいて基本回生制動力にか
かる基準ゲインを演算する基本演算手段(図示省略)
と、路面の勾配状態や走行路(高速道路,屈曲路等)の
状況等に応じた増減ゲインを用いて基本演算手段で演算
された基本回生制動力を補正する補正演算手段(図示省
略)とを有し、基準となる回生制動力(回生量)に、基
本演算手段及び補正演算手段で算出された回生ゲインを
乗算して回生制動力(回生量)を得るようになってい
る。
【0015】そして、回生制動力算出手段12では、道
路状況やドライバの好みに応じて細かく回生ブレーキ力
を設定すべく、勾配判定手段9Aにより路面の勾配が検
出された場合と、路面の勾配が検出されない場合とで、
エンジンブレーキ相当の回生ブレーキ力の設定を異なら
せている。すなわち、判定手段9により、車両が走行し
ている路面の勾配が所定勾配よりも小さいと判定された
場合、即ち略平坦路を走行していると判定された場合
は、下式(1)により、エンジンブレーキ相当の回生ゲ
インを設定する。
【0016】 回生ゲイン=基準ゲイン+増減ゲイン(補正ゲイン) ・・・・・・(1) このうち、基準ゲインは、例えば図2に示すように、モ
ータ2の回転数(回転速度)に比例するように設定され
る。つまり、図2に示すような特性の回転数−回生テー
ブル又はマップを記憶手段8に記憶させ、このテーブル
又はマップに基づいてモータ2の回転数から基準ゲイン
を算出するようになっている。
【0017】また、増減ゲイン(補正ゲイン)は、判定
手段9により判定された走行道路状況に応じて設定され
るようになっている。すなわち、判定手段9は、運転状
態検出手段20からの検出情報に基づいて、車両がどの
様な道路を走行しているのかを判定するものであり、こ
こでは、走行道路が、高速道路,屈曲路(ワインディン
グ路),渋滞路及び市街地走行路のいずれかであると判
定するようになっている。
【0018】そして、判定手段9により走行道路状況が
判定されると、高速道路,屈曲路(ワインディング
路),渋滞路及び市街地走行路に対応した増減ゲイン
(補正ゲイン)K1 〜K4 が設定されるようなってい
る。一方、図3に示すように、勾配判定手段9Aにより
車両が勾配路面を走行していると判定された場合には、
回生制動力算出手段12では、この勾配の大きさと、ブ
レーキ操作検出手段21により検出されるブレーキペダ
ルの操作頻度とを考慮して回生ブレーキのゲインを設定
するようになっており、この場合は、下式(2)により
エンジンブレーキ相当の回生制動力(弱回生)を得るた
めの回生ゲインが設定される。
【0019】 回生ゲイン=勾配基準値(基準ゲイン)×車両状態係数 ・・・・・・・・(2) なお、勾配基準値とは、路面の勾配に応じた回生制動力
の基準ゲインであって、車両状態係数は、車両加速度
(車両の速度変化)とブレーキペダルの操作頻度とに応
じて設定される係数である。また、ブレーキペダルの操
作頻度は、所定時間内におけるブレーキペダルの操作回
数から算出され、ドライバがどれだけの頻度でブレーキ
ペダルを操作しているのかを判断するためのものであ
る。なお、ブレーキペダルの操作頻度を、所定時間内に
おけるブレーキペダルの操作時間の割合により算出する
ようにしてもよい。
【0020】ここで、回生ゲインの設定について、図4
を用いて説明すると、まず、判定手段9では、車速セン
サ24等からの検出情報に基づいて道路勾配を演算し、
回生制動力算出手段12では、この道路勾配に対応した
基準ゲインを設定する。また、基準ゲインは、上述と同
様に、記憶手段8にメモリされた回転数−回生テーブル
又はマップから、モータ2の回転数(回転速度)に比例
するように設定される。
【0021】そして、基準ゲインが設定されると、図4
に示すように、車速の変化とブレーキペダルの操作頻度
とに応じて車両状態係数が設定される。すなわち、勾配
判定手段9Aにより路面の勾配が検出されると、回生制
動力算出手段12では、ブレーキ操作検出手段21と車
速センサ24とからの検出情報を取り込み、ブレーキペ
ダルの操作頻度と車速の変化割合とに基づいて車両状態
係数を決定するようになっている。
【0022】ここで、車両状態係数は、例えば図5に示
すようなデータテーブルとして、記憶手段8にメモリさ
れており、下り勾配において車速が増加していれば車両
状態係数は大きく設定され、車速が減少していれば車両
状態係数は小さく設定される。また、車速の変化が増加
している場合であっても、ブレーキペダルの操作頻度に
応じて、車両状態係数を設定するようになっている。
【0023】さて、ここで上述の勾配判定手段9Aによ
る道路勾配の判定について具体的に説明すると、本実施
形態では、運転状態検出手段20により得られる車両の
状態から道路勾配を判定するようになっており、特に、
車両の走行に関する力の釣合いに基づいて演算を行なう
ことにより勾配を推定するようになっている。つまり、
車両の走行時には、以下のような力の釣合い式が成り立
つ。
【0024】 F=Ra+R・・・・・・・・・・・(3) 但し、F :タイヤで伝達されるタイヤ駆動力又はタイ
ヤ制動力 Ra:加速抵抗 R :走行抵抗 このうち、タイヤ駆動力又はタイヤ制動力Fは次式のよ
うにモータトルク(電流指令値より演算できる)に基づ
いて算出することができる。
【0025】 タイヤ駆動力 F=Tm×ギヤ比×ギヤ効率÷タイヤ動半径 タイヤ制動力 F=Tm′×ギヤ比×ギヤ効率÷タイヤ動半径+Br ・・・・・・(4) 但し、Tm :モータ力行トルク(電流指令値より演
算) Tm′:モータ回生トルク(電流指令値より演算) Br :機械ブレーキ量 また、走行抵抗Rは、路面傾斜角θ、車速Vの関数とし
てR(θ,V)で表されるが、この走行抵抗R(θ,
V)は次式で表される。
【0026】 R(θ,V)=W(μr・cos θ・sin θ)+μc・S・V2 +Rc ・・・・・・(5) 但し、W :車両総重量 S :車両前面投影面積 μr:転がり抵抗係数 μc:空気抵抗係数 Rc:旋回抵抗 なお、旋回抵抗Rcは、実車データをベースに操舵角に
対応した値をテーブル化しておくことで、このテーブル
を用いて操舵角センサ25で検出された操舵角(ハンド
ル角)に基づいて求めることができる。
【0027】また、加速抵抗Raは次式のように車両加
速度aに基づき算出しうる。 Ra=(W+ΔW)・a/g ΔW=W0{Ec+Fc(nt・nf)2 } Ec=g・Iw/(r2 ・W0),Fc=g・Im/(r2 ・W0) ・・・・・・(6) 但し、W0:空車重量 a :車両加速度 g :重力加速度〔=9.8 (m/s2 ) 〕 nt:変速機ギヤ比 nf:終減速機ギヤ比 r :タイヤ動半径 Iw:タイヤ回転部分慣性モーメント Im:モータ回転部分慣性モーメント 上記のタイヤ回転部分とは、タイヤ,ブレーキドラム,
アクスルシャフト等が相当し、モータ回転部分とは、モ
ータロータ,フライホイール,クラッチ等が相当する。
【0028】また、車両加速度aは、次式により求める
ことができる。 a=Δ〔(モータ回転速度÷ギヤ比)×2π・タイヤ半径〕/Δt ・・・・・・・・(7) なお、モータ回転速度の単位は〔回転/秒〕、タイヤ半
径の単位は〔メートル〕、Δtの単位は〔秒〕である。
【0029】また、〔rpm〕単位、即ち、1分当たり
の回転数であるモータ回転数によってモータ回転速度を
表すと、以下のようにある。 モータ回転速度=モータ回転数÷60 ここで、式(3)に、式(5)を代入して整理すると、 W・sin θ≒F−Ra−W・μr−μc・S・V2 −Rc ・・・・・・・・・(8) このような関係式から、勾配抵抗W・sin θ又は勾配度
合θは、モータ2への電流指令値から求まるモータトル
クTm,Tm′と、モータ回転数センサ26の検出値等
から求まる車両加速度aと、車速センサ24で検出され
た車速Vと、操舵角センサ25により検出された操舵角
に基づいて求めることができる旋回抵抗Rcとから、算
出することができるのである。
【0030】次に、判定手段9による道路状況の判定に
ついて説明すると、この判定手段9では、ブレーキ操作
検出手段21,移動距離検出手段28及び車速センサ2
4からの検出情報に基づいて、車両の走行している道路
状況が、高速道路,屈曲路(ワインディング路),渋滞
路及び一般市街地走行路のうちのいずれかであるかを判
定する。
【0031】このような道路状況の判定について具体的
に説明すると、まず、判定手段9では、ブレーキ操作検
出手段21により所定時間(サンプリング時間T)当た
りのブレーキペダルの操作回数を取り込んで、ドライバ
のブレーキペダル操作頻度を算出する。また、移動距離
検出手段28からの検出情報により、所定時間での車両
の移動距離を取り込むとともに、車速センサ24からの
検出情報により、所定時間内での車両の走行時平均車速
を算出する。
【0032】ここで、走行時平均車速とは、車両が走行
している時間における車両速度の平均値であって、車両
が停止しているときの車両速度(V=0)は除外した車
両速度の平均値である。これは、道路状況を正しく判定
するための処置である。すなわち、例えば高速道路を走
行中に、サービスエリアにおいて車両を停止させた場合
には、車両が停止している時間を除外しないと、車両停
止時間が長くなれば長くなるほど車両の平均速度が低下
してしまい、高速道路を走行しているという判定ができ
なくなることが考えられるからである。
【0033】そこで、上述のように、道路状況を正しく
判定すべく、車両が走行しているときに限定して車両速
度を取り込み、その平均値を算出するようになっている
のである。そして、判定手段9では、一定時間内の移動
距離情報と走行時平均車速情報とに基づいて、道路状況
(又は走行状況)を以下の〜のいずれかであると判
定する。 一定時間内の移動距離が長ければ、高速道路を走行し
ていると判定する。 一定時間内の移動距離が短く、且つ走行時平均車速又
は走行時の最高速度が高ければ、屈曲路(ワインディン
グ路)や空いた市街地等を軽快に走行していると判定す
る。 一定時間内の移動距離が短く、且つ走行時平均車速又
は走行時の最高速度が低ければ、渋滞路を走行している
と判定する。 上記〜の判定に当てはまらない場合は、通常の市
街地走行であると判定する。
【0034】なお、上記の一定時間とは、車両速度の平
均値を算出するための所定時間(サンプリング時間T)
とは異なる連続した一定の時間であるが、この時間を所
定時間と一致させてもよい。
【0035】そして、〜の場合には、上述の式
(1)により弱回生の回生ゲインを設定する。なお、勾
配判定手段9Aにより路面の勾配が検出されたときに
は、車両の移動距離及び車速のサンプリングは行なわな
い。ここで、補正ゲイン(増減ゲイン)として、高速
道路の場合にはK1 が、屈曲路の場合にはK2 が、
渋滞路の場合にはK3 がそれぞれ設定されるが、これら
の各補正ゲインK1 〜K3 は、道路状況に応じた大きさ
のゲインとして予め記憶手段8に記憶されたものであ
る。
【0036】また、これらの補正ゲインK1 〜K3 の大
きさは、K1 >K2 >K3 となるような関係に設定され
ており、これにより、道路状況に適したきめ細かな弱回
生ブレーキ力を設定することができるようになる。ま
た、の通常の市街地走行の場合には、ブレーキ操作検
出手段21からの検出情報に基づいて補正ゲインK4
設定される。すなわち、判定手段9により、車両が市街
地走行をしていると判定された場合は、ブレーキ操作検
出手段21により所定時間(サンプリング時間T)にお
けるブレーキペダルの操作頻度を検出して、ブレーキペ
ダルの操作頻度が基準値以下であることが判定された場
合には、ドライバの弱回生制動力の好みと道路状況とが
一致していると判定して、下式のように、基準ゲインK
0 を回生ゲインKとして設定する。すなわち、この場合
は、補正ゲインK4 =0と設定されることになる〔下式
(9)参照〕。
【0037】 回生ゲインK=基準ゲインK0 ・・・・・・・(9) 一方、所定時間(サンプリング時間T)におけるブレー
キペダルの操作頻度が基準値よりも大きいと判定された
場合には、ドライバは現在の弱回生制動力よりも大きな
制動力を要求していることになるので、下式のように、
基準ゲインK0に微小ゲインΔKを加算したものを回生
ゲインKとして設定する。この場合は、微小ゲインΔK
が補正ゲインK4 となる〔下式(10)参照〕。
【0038】 回生ゲインK=基準ゲインK0 +補正ゲインΔK ・・・・・・・(10) そして、市街地走行時には、このようにして回生ゲイン
Kを設定することで、ドライバの好み及び道路状況に適
したきめ細かな弱回生ブレーキ力を設定することができ
るのである。
【0039】ところで、路面の勾配が検出された場合に
は、上述したように、式(2)により弱回生の回生ゲイ
ンが設定される。すなわち、基準ゲインK0 に対して、
図5に示すようなデータテーブルにより設定された車両
状態係数Lθを乗算することで回生ゲインKが設定され
る。ここで、これらを式(2)に当てはめると、下式
(11)のようになる。
【0040】 回生ゲインK=K0 ×Lθ・・・・・・・(11) なお、このようにして弱回生制動力を設定した場合であ
っても、ドライバの好みの制動力が得られない場合に
は、さらに車両状態係数Lθを補正して、回生ゲインを
設定するようになっている。すなわち、上述のようにし
て回生ゲインKを設定した後、ブレーキ操作検出手段2
1及び車速センサ24により、ブレーキペダルの操作状
況や車速変化を検出する。このとき、車速の増加は検出
されなくても、ブレーキペダルが踏み込まれたことが検
出された場合、及びブレーキペダルは踏み込みまれてい
ないが車速の増加が検出された場合には、車両状態係数
Lθに微小補正係数ΔLを加算して、これを改めて車両
状態係数Lθと設定する〔下式(12)参照〕。
【0041】 車両状態係数Lθ=Lθ×微小補正係数ΔL ・・・・・・・(12) また、ブレーキペダルが踏み込まれたことが検出された
にもかかわらず、車速の増加が検出されると、車両状態
係数Lθに上述の微小補正係数ΔLを2倍した値を加算
して、これを改めて車両状態係数Lθと設定するのであ
る〔下式(13)参照〕。
【0042】 車両状態係数Lθ=Lθ×2・ΔL・・・・・(13) なお、ブレーキペダルの踏み込みが検出されず、車速も
増加していない場合は、回生制動力がドライバの好みと
一致しているものとして、このような車両状態係数Lθ
の補正は行なわない。そして、このように路面の勾配が
検出された場合にも、ドライバの好みを反映させてきめ
細かな弱回生制動力を設定することができるようにな
る。
【0043】本発明の電気自動車の回生制動制御装置
は、上述のように設定されているので、例えば図6に示
すようなフローチャートにしたがって、エンジンブレー
キ相当の回生ゲイン(弱回生ゲイン)Kが設定される。
すなわち、ブレーキ操作検出手段21及びアクセル開度
検出手段22によりブレーキペダルオフ、且つアクセル
ペダルオフが検出されると、回生ゲインの設定ルーチン
がスタートし、まずステップS1において、基準ゲイン
0 が設定される。
【0044】次に、ステップS2では、運転状態検出手
段20からの検出情報に基づいて路面勾配が演算され
る。ステップS3では、この演算の結果から路面の勾配
の有無を判定して、路面勾配有りと判定された場合は、
ステップS30以下に進み、路面勾配無しと判定された
場合は、ステップS4以下に進む。ここで、路面勾配無
しと判定された場合について最初に説明すると、まず、
ステップS4でタイマをオンにする。次に、ステップS
5では、ブレーキ操作検出手段21,車速センサ24及
び移動距離検出手段28からの検出情報に基づいて、ブ
レーキ操作情報、車速情報、移動距離情報をサンプリン
グする。
【0045】そして、ステップS6において所定のサン
プリング時間が経過したことが判定されるまで、ステッ
プS5,ステップS6の処理を繰り返す。ステップS6
においてサンプリング時間が経過したことが判定される
と、タイマがオフにされ、次にステップS7に進む。そ
して、このステップS7では、上述の車速及び移動距離
に基づいて走行時の平均車速や移動距離を演算し、この
演算結果に基づいて、ステップS8〜ステップS10に
おいて、車両の走行している道路の状況が判定される。
【0046】すなわち、所定時間内の移動距離が長けれ
ば走行道路が高速道路であると判定し、所定時間内の移
動距離が短く且つ走行時平均車速又は走行時の最高速度
が高ければ屈曲路(ワインディング路)であると判定す
る。また、所定時間内の移動距離が短く且つ走行時平均
車速又は走行時の最高速度が低ければ渋滞路であると判
定し、これらの判定に当てはまらない場合は通常の市街
地走行であると判定する。
【0047】そして、ステップS11以降では、このよ
うな走行道路状況の判定に応じて、補正ゲインK1 〜K
4 が設定される。例えば車両の走行している道路が高速
道路であると判定された場合は、ステップS11に進
み、高速道路用の補正ゲイン(増減ゲイン)K1 が設定
され、その後ステップS12で回生ゲインKがK=K0
+K1 として設定される。
【0048】また、車両の走行している道路がワインデ
ィング路であると判定された場合は、ステップS13で
ワインディング路用の補正ゲインK2 が設定され、ステ
ップS14で回生ゲインKがK=K0 +K2 として設定
される。また、走行道路が渋滞路であると判定された場
合は、ステップS15以下に進み、ステップS15で渋
滞路用の補正ゲインK3 が設定され、ステップS16で
回生ゲインKがK=K0 +K3 として設定される。
【0049】また、走行状況が市街地走行であると判定
された場合には、ステップS17〜ステップS21で回
生ゲインKを設定する。すなわち、まずステップS17
では、ステップS5において取り込まれたブレーキ操作
情報に基づいてブレーキ操作頻度を演算し、ステップS
18において、ブレーキ操作頻度が予め設定された基準
値よりも大きいか否かを判定する。
【0050】そして、このブレーキ操作頻度が基準値以
下であることが判定された場合には、NOのルートを通
ってステップS19に進む。この場合は、ドライバの弱
回生制動力の好みと道路状況とが一致していると判定し
て、基準ゲインK0 に対する補正を行なわず、この基準
ゲインK0 を回生ゲインKとして設定する。また、ブレ
ーキ操作頻度が基準値よりも大きいと判定された場合に
は、YESのルートを通ってステップS20に進む。こ
の場合には、ドライバは現在の弱回生制動力よりも大き
な制動力を要求していることになるので、基準ゲインK
0 に補正ゲインK4 に相当する微小ゲインΔKを加算し
たものを回生ゲインKとして設定する。
【0051】そして、ステップS19又はステップS2
0のいずれかにおいて回生ゲインKが設定されると、ス
テップS21に進んで、今回の制御周期で設定された回
生ゲインKが保存される。ここで、この回生ゲインK
は、K0 =Kと設定され、次回の制御周期においては、
今回設定された回生ゲインKが、基準ゲインK0 として
用いられるのである。
【0052】さて、次にステップS3において路面勾配
有りと判定された場合について説明すると、この場合
は、ステップS3からステップS30に進み、車速の変
化とブレーキペダルの操作頻度とに応じて車両状態係数
Lθを設定し、回生ゲインKをK=K0 ×Lθとして設
定する。そして、ステップS31〜33において、ブレ
ーキ操作検出手段21及び車速センサ24からの検出情
報に基づいて、ブレーキペダルの操作状況や車速変化を
判定する。このとき、ブレーキペダルの踏み込みが検出
され車速の増加が検出されなかった場合、及びブレーキ
ペダルの踏み込みは検出されないが車速の増加が検出さ
れた場合には、ステップS34に進む。
【0053】この場合には、いずれも、ドライバの要求
する弱回生制動力に達していないと判定して、ステップ
S34において車両状態係数Lθに微小補正係数ΔLを
加算して、これを改めて車両状態係数Lθと設定する。
また、ステップS31でブレーキペダルの踏み込みが検
出されながら、ステップS33で車速の増加が検出され
ると、この場合は、弱回生制動力をさらに大きく設定す
る必要があると判定して、ステップS35において車両
状態係数Lθに上述の微小補正係数ΔLを2倍した値を
加算して、これを改めて車両状態係数Lθと設定する。
【0054】そして、ステップS36では、このように
して補正された車両状態係数Lθと基準ゲインK0 の積
を回生ゲインKとして設定するのである。なお、ブレー
キペダルの踏み込みが検出されず、車速も増加していな
い場合は、ステップS32からNOのルートを通って、
ステップS37に進む。すなわち、この場合は、回生制
動力がドライバの好みと一致している、又は路面勾配に
適しているとして、このような車両状態係数Lθの補正
を行なわない。
【0055】そして、ステップS37に進んで、再び路
面勾配の有無を判定する。ここで、路面勾配有りと判定
された場合はステップS31に戻り、ステップS31〜
ステップS37のルーチンを繰り返す。また、路面勾配
無しと判定された場合は、そのままリターンする。した
がって、ステップS3で路面勾配が判定され路面勾配に
応じた車両状態係数Lθが設定された後に、ステップS
37で路面の勾配が判定されなくなる(即ち、所定勾配
以下となる)と、路面勾配の判定以前の制動力に設定さ
れることになる。
【0056】このように、本発明の電気自動車の回生制
動制御装置によれば、判定手段9により路面の勾配が検
出された場合には、路面勾配に応じた車両状態係数Lθ
を用いて回生ゲインを設定することで、路面勾配の大き
さに応じて弱回生制動力をきめ細かく設定できるように
なる。また、このような場合において、上述のように車
速の変化とブレーキペダルの操作状態とから車両状態係
数Lθを補正することで、制御手段7で設定される弱回
生制動力にドライバの好みを反映させることができる。
【0057】一方、路面の勾配が検出されない場合に
は、判定手段9により道路状況を判定して、車両が高速
道路,ワインディング路及び渋滞路のうち、いずれかの
道路を走行していると判定した場合には、それぞれの道
路状況に応じた補正ゲインK1〜K3 を用いて回生ゲイ
ンを補正することで、道路状況に応じた弱回生制動力を
得ることができるのである。
【0058】また、車両が市街地を走行していると判定
された場合には、ブレーキの操作頻度に応じて、回生ゲ
インを補正することにより、ドライバの好みに応じた回
生制動力を設定することができるようになるのである。
そして、上述のように、ドライバの好みや道路状況に応
じて回生制動力を設定することで、弱回生時のフィーリ
ングを向上させることができる。また、ドライバのブレ
ーキペダル操作回数を減少させることかでき、エネルギ
の回生効率を向上させることができるという利点があ
る。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の電気自動車の回生制動制御装置によれば、ブレー
キ操作頻度検出手段からの検出情報に基づいて電動機の
回生制動力を制御することにより、ドライバの好みに応
じたブレーキ力を設定することができるという利点があ
る。
【0060】また、請求項2記載の本発明の電気自動車
の回生制動制御装置によれば、道路状況判定手段により
車両が走行している道路が所定の道路状況であると判定
された場合に、ブレーキ操作頻度検出手段からの検出情
報に基づいて電動機の回生制動力を制御するという構成
により、上記請求項1記載の効果に加えて、道路状況に
応じた回生制動力を設定することができ、ドライバのブ
レーキペダル操作回数を減少させることができるという
利点がある。また、これにより、エネルギの回生効率を
向上させることができ、1回当たりの充電で走行できる
距離を増大させることができる。
【0061】また、請求項3記載の本発明の電気自動車
の回生制動制御装置によれば、道路状況判定手段に設け
られた勾配判定手段が、車速検出手段で検出された車速
とトルク検出手段で検出された出力トルクとに基づいて
車両の走行する道路の勾配を判定するので、新たなセン
サや複雑なロジックを用いることなく簡単且つ確実に道
路の勾配を算出することができる利点がある。
【0062】また、請求項4記載の本発明の電気自動車
の回生制動制御装置によれば、道路状況判定手段により
所定以上の道路勾配が判定されると、ブレーキ操作頻度
検出手段からの検出情報と車速変化検出手段からの検出
情報とに基づいて回生制動力が制御されるので、ドライ
バの好みや道路勾配の大きさを反映させた回生制動力を
設定することができる利点がある。
【0063】また、請求項5記載の本発明の電気自動車
の回生制動制御装置によれば、道路状況判定手段で判定
された道路勾配に基づいて電動機の回生制動力が制御さ
れた後、道路状況判定手段により道路勾配が所定勾配よ
りも小さいことが判定されると、電動機の回生制動力
が、勾配の判定以前の制動力に設定されるので、常に勾
配の変化に応じた適切な回生制動力を得ることができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置による基本回生制動力の設定のための基準
ゲインの特性図である。
【図3】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置による基本回生制動力の補正のための増減
ゲインの特性の説明を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置による基本回生制動力の補正のための増減
ゲインの設定を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置による基本回生制動力の補正のための増減
ゲインのデータテーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態としての電気自動車の回生
制動制御装置による回生制御の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 電動機(走行用モータ) 3 変速機 4 駆動輪 5 電力変換回路 6 モータコントローラ 7 回生制御部(制御手段) 8 記憶手段 9 判定手段(道路状況判定手段) 9A 勾配判定手段 10 演算手段 11 指示手段 12 回生制動力算出手段 13 基本演算手段 14 補正演算手段 15 1次ローパスフィルタ 20 走行状態検出手段(又は運転状態検出手段) 21 ブレーキ操作頻度検出手段としてのブレーキ操作
検出手段 22 アクセル開度検出手段 23 モータトルク検出手段 24 車速検出手段(車速センサ) 25 操舵角検出手段(操舵角センサ) 26 モータ回転数検出手段(回転検出手段) 27 シフト位置検出手段(前進・後進検出手段) 28 移動距離検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 信幸 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 古賀 久光 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 半田 和功 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたバッテリと、 該バッテリに電気的に接続されて、出力軸を該車両の駆
    動輪に連結された電動機と、 該車両のブレーキペダルの操作頻度を検出するブレーキ
    操作頻度検出手段と、 該ブレーキ操作頻度検出手段からの検出情報に基づいて
    該電動機の回生制動力を制御する制御手段とをそなえて
    構成されていることを特徴とする、電気自動車の回生制
    動制御装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載されたバッテリと、 該バッテリに電気的に接続されて、出力軸を該車両の駆
    動輪に連結された電動機と、 該車両のブレーキペダルの操作頻度を検出するブレーキ
    操作頻度検出手段と、 該車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 該走行状態検出手段からの検出情報に基づいて該車両の
    走行道路状況を判定する道路状況判定手段と、 該道路状況判定手段により、該車両が走行している道路
    が所定の道路状況であると判定された場合に、該ブレー
    キ操作頻度検出手段からの検出情報に基づいて該電動機
    の回生制動力を制御する制御手段とをそなえて構成され
    ていることを特徴とする、電気自動車の回生制動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 該走行状態検出手段が、該車両の車速を
    検出する車速検出する車速検出手段と該電動機の出力ト
    ルクを検出するトルク検出手段とを有し、 該道路状況判定手段が、該車速検出手段で検出された車
    速と該トルク検出手段で検出された出力トルクとに基づ
    いて該車両の走行する道路の勾配を判定する勾配判定手
    段をそなえて構成されていることを特徴とする、請求項
    2記載の電気自動車の回生制動制御装置。
  4. 【請求項4】 該走行状態検出手段が、該車速検出手段
    により検出される車速に基づいて車速変化を検出する車
    速変化検出手段をそなえ、 該道路状況判定手段により所定以上の道路勾配が判定さ
    れると、該制御手段により、該ブレーキ操作頻度検出手
    段からの検出情報と該車速変化検出手段からの検出情報
    とに基づいて該回生制動力が制御されることを特徴とす
    る、請求項2又は3記載の電気自動車の回生制動制御装
    置。
  5. 【請求項5】 該道路状況判定手段で判定された道路勾
    配に基づいて該電動機の該回生制動力が制御された後、
    該道路状況判定手段により該道路勾配が所定勾配よりも
    小さいことが判定されると、該制御手段により、該電動
    機の該回生制動力が、該勾配の判定以前の制動力に設定
    されることを特徴とする、請求項4記載の電気自動車の
    回生制動制御装置。
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