JPH10164848A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH10164848A JPH10164848A JP8315326A JP31532696A JPH10164848A JP H10164848 A JPH10164848 A JP H10164848A JP 8315326 A JP8315326 A JP 8315326A JP 31532696 A JP31532696 A JP 31532696A JP H10164848 A JPH10164848 A JP H10164848A
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Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回路部品のばらつき等があっても圧電トランス
の電力変換効率を常に最大とし且つ出力を調整できる電
力変換装置を提供する。 【解決手段】圧電トランス駆動回路3は周波数制御回路
7により制御されて圧電トランス4に駆動電圧V3 を出
力する。圧電トランス4は駆動電圧V3 で駆動されて出
力(電圧V4 ,電流I4 )を負荷2に供給する。出力電
圧検出回路5で出力電圧V4 を検出し、微分回路6でそ
の微分値を得る。周波数制御回路7は共振周波数fA よ
りも高い周波数f0 から周波数を連続的に低下(スイー
プ)させる。共振周波数fA 付近の周波数f1 となった
ときに、微分回路6から与えられる検出電圧の微分値が
略ゼロとなる。このとき、周波数制御回路7は周波数の
スイープを停止し、駆動電圧V3 の周波数fを共振周波
数f1 に維持する。その結果圧電トランス4の電力変換
効率ηを最大値に極めて近い値とできる。
の電力変換効率を常に最大とし且つ出力を調整できる電
力変換装置を提供する。 【解決手段】圧電トランス駆動回路3は周波数制御回路
7により制御されて圧電トランス4に駆動電圧V3 を出
力する。圧電トランス4は駆動電圧V3 で駆動されて出
力(電圧V4 ,電流I4 )を負荷2に供給する。出力電
圧検出回路5で出力電圧V4 を検出し、微分回路6でそ
の微分値を得る。周波数制御回路7は共振周波数fA よ
りも高い周波数f0 から周波数を連続的に低下(スイー
プ)させる。共振周波数fA 付近の周波数f1 となった
ときに、微分回路6から与えられる検出電圧の微分値が
略ゼロとなる。このとき、周波数制御回路7は周波数の
スイープを停止し、駆動電圧V3 の周波数fを共振周波
数f1 に維持する。その結果圧電トランス4の電力変換
効率ηを最大値に極めて近い値とできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電トランスを用
いた電力変換装置に関するものである。
いた電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放電灯等を負荷とする電力変換装
置において、電磁型トランスに代わるものとして、電磁
型トランスよりも小型化が可能であって効率もよい圧電
トランスが注目されている。このような圧電トランスを
用いて放電灯の連続的な放電を可能ならしめるための電
力変換装置の例が特開平7−220888号公報に開示
されている。以下、この公報に記載されている従来装置
について説明する。
置において、電磁型トランスに代わるものとして、電磁
型トランスよりも小型化が可能であって効率もよい圧電
トランスが注目されている。このような圧電トランスを
用いて放電灯の連続的な放電を可能ならしめるための電
力変換装置の例が特開平7−220888号公報に開示
されている。以下、この公報に記載されている従来装置
について説明する。
【0003】図33は上記従来装置を示すブロック構成
図、図34は図33における自励方式の駆動回路26の
回路構成図、図35は図33における電流検出回路32
の回路構成図、図36は放電灯Laと圧電トランス28
の特性を示す特性曲線である。図示するようにこの電力
変換装置20は、直流電源22からの直流電圧Vaを任
意の電圧に昇圧或い降圧するチョッパ回路24を有して
おり、このチョッパ回路24の出力電圧Vbは駆動回路
26に入力される。
図、図34は図33における自励方式の駆動回路26の
回路構成図、図35は図33における電流検出回路32
の回路構成図、図36は放電灯Laと圧電トランス28
の特性を示す特性曲線である。図示するようにこの電力
変換装置20は、直流電源22からの直流電圧Vaを任
意の電圧に昇圧或い降圧するチョッパ回路24を有して
おり、このチョッパ回路24の出力電圧Vbは駆動回路
26に入力される。
【0004】この駆動回路26は、圧電トランス28に
対して周期的に反転する電圧Vcを印加するものであ
る。圧電トランス28は、後述するように圧電セラミッ
ク素子よりなり、上記した電圧の印加により出力側に高
い電力を発生させるものである。この圧電トランス28
の出力を例えば冷陰極管などの放電灯Laに印加するこ
とによりこれを点弧し且つ放電を継続させるようになっ
ている。
対して周期的に反転する電圧Vcを印加するものであ
る。圧電トランス28は、後述するように圧電セラミッ
ク素子よりなり、上記した電圧の印加により出力側に高
い電力を発生させるものである。この圧電トランス28
の出力を例えば冷陰極管などの放電灯Laに印加するこ
とによりこれを点弧し且つ放電を継続させるようになっ
ている。
【0005】この放電灯Laには、これに流れる電流
(ランプ電流)を検出するために電流検出回路32が接
続されており、この検出値は圧電トランス28の出力を
制御して放電灯Laの発光量を調節する発光量制御部3
3に接続されている。具体的には、この発光量制御部3
3は、電流検出回路32からの検出値を示す電圧と基準
電圧34との差電圧を増幅する誤差増幅回路36と、こ
の回路36からの誤差電圧を基に出力パルス幅が可変さ
れる、例えばパルス幅変調を用いたパルス幅制御回路
(PWM)38とよりなり、この制御回路38より出力
される制御信号により上記チョッパ回路24のパルス幅
を制御して出力電圧Vbを調整するようになっている。
(ランプ電流)を検出するために電流検出回路32が接
続されており、この検出値は圧電トランス28の出力を
制御して放電灯Laの発光量を調節する発光量制御部3
3に接続されている。具体的には、この発光量制御部3
3は、電流検出回路32からの検出値を示す電圧と基準
電圧34との差電圧を増幅する誤差増幅回路36と、こ
の回路36からの誤差電圧を基に出力パルス幅が可変さ
れる、例えばパルス幅変調を用いたパルス幅制御回路
(PWM)38とよりなり、この制御回路38より出力
される制御信号により上記チョッパ回路24のパルス幅
を制御して出力電圧Vbを調整するようになっている。
【0006】ここで、駆動回路26と圧電トランス28
との回路構成を図34も参照して説明する。図示するよ
うにこの駆動回路26は、自励式の駆動回路であり、2
つのトランジスタ、例えばPNPトランジスタよりなる
第1のスイッチトランジスタ40とNPNトランジスタ
よりなる第2のスイッチトランジスタ42をコレクタ同
士結合することにより相補形出力として構成される。上
記第1のスイッチトランジスタ40のエミッタは、電圧
Vbが印加される一方の端子A1に接続され、第2のス
イッチトランジスタ42のエミッタは、他方の端子A2
に接続される。上記2つのトランジスタ40、42のベ
ース電流を制御するために例えばPNPトランジスタよ
りなるトランジスタ44が設けられる。
との回路構成を図34も参照して説明する。図示するよ
うにこの駆動回路26は、自励式の駆動回路であり、2
つのトランジスタ、例えばPNPトランジスタよりなる
第1のスイッチトランジスタ40とNPNトランジスタ
よりなる第2のスイッチトランジスタ42をコレクタ同
士結合することにより相補形出力として構成される。上
記第1のスイッチトランジスタ40のエミッタは、電圧
Vbが印加される一方の端子A1に接続され、第2のス
イッチトランジスタ42のエミッタは、他方の端子A2
に接続される。上記2つのトランジスタ40、42のベ
ース電流を制御するために例えばPNPトランジスタよ
りなるトランジスタ44が設けられる。
【0007】上記端子A1には、第1の抵抗R01及び第
1のダイオードD01を介して第2のスイッチトランジス
タ42のベースが接続され、この第1のダイオードD01
の順方向はベース側になるように介設される。また、第
1のスイッチトランジスタ40のベースは第2の抵抗R
02を介してトランジスタ34のコレクタに接続されると
共にこのコレクタにはこのコレクタ側を順方向とした第
2のダイオードD02が第1の抵抗R01と第1のダイオー
ドD01の接続点との間で接続されている。また、このト
ランジスタ34のエミッタは、端子A2に接続されると
共にこのベースは第3の抵抗R03に接続されている。
1のダイオードD01を介して第2のスイッチトランジス
タ42のベースが接続され、この第1のダイオードD01
の順方向はベース側になるように介設される。また、第
1のスイッチトランジスタ40のベースは第2の抵抗R
02を介してトランジスタ34のコレクタに接続されると
共にこのコレクタにはこのコレクタ側を順方向とした第
2のダイオードD02が第1の抵抗R01と第1のダイオー
ドD01の接続点との間で接続されている。また、このト
ランジスタ34のエミッタは、端子A2に接続されると
共にこのベースは第3の抵抗R03に接続されている。
【0008】一方、圧電トランス28は、例えばジルコ
ン酸チタン酸鉛等を焼成してなる薄板状の圧電セラミッ
ク素子46を有している。このセラミック素子46の長
さ、幅、厚みは例えばそれぞれ28mm、7.5mm、
2.0mm程度に設定されている。このセラミック素子
46の図中左側の駆動部の上下面には例えば銀焼付け等
により得られた一対の入力電極48,50が形成され
る。また、セラミック素子46の右半分である発電部の
端面には出力電極54が形成され、離間させて帰還電極
52が並設される。各電極48,50,54の面積は、
これらの電極相互間で形成される静電容量を最適な値に
設定するように規定される。一方の入力電極48は、端
子A1に接続され、他方の入力電極50は、第1及び第
2のスイッチトランジスタ40,42の両コレクタの接
続点に接続される。また、帰還電極52は第3の抵抗R
03に接続される。また、端子A1は、電流検出回路32
を介して放電灯Laの一方の電極56に接続され、出力
電極54は他方の電極58に接続されている。
ン酸チタン酸鉛等を焼成してなる薄板状の圧電セラミッ
ク素子46を有している。このセラミック素子46の長
さ、幅、厚みは例えばそれぞれ28mm、7.5mm、
2.0mm程度に設定されている。このセラミック素子
46の図中左側の駆動部の上下面には例えば銀焼付け等
により得られた一対の入力電極48,50が形成され
る。また、セラミック素子46の右半分である発電部の
端面には出力電極54が形成され、離間させて帰還電極
52が並設される。各電極48,50,54の面積は、
これらの電極相互間で形成される静電容量を最適な値に
設定するように規定される。一方の入力電極48は、端
子A1に接続され、他方の入力電極50は、第1及び第
2のスイッチトランジスタ40,42の両コレクタの接
続点に接続される。また、帰還電極52は第3の抵抗R
03に接続される。また、端子A1は、電流検出回路32
を介して放電灯Laの一方の電極56に接続され、出力
電極54は他方の電極58に接続されている。
【0009】一方、電流検出回路32は、図35に示す
ようにその順万向が相互に逆方向となるように並列接続
された一対のダイオードD03,D04よりなり、セラミッ
ク素子46の出力電極54側が順方向となるように設け
たダイオードD03に直列に可変抵抗R05を接続し、この
可動端子60から電流値を示す検出電圧を出力するよう
になっている。
ようにその順万向が相互に逆方向となるように並列接続
された一対のダイオードD03,D04よりなり、セラミッ
ク素子46の出力電極54側が順方向となるように設け
たダイオードD03に直列に可変抵抗R05を接続し、この
可動端子60から電流値を示す検出電圧を出力するよう
になっている。
【0010】次に、動作について説明する。まず、直流
電源22からの直流電圧Vaは、チョッパ回路24にて
パルス幅制御回路38からの制御信号により昇圧或いは
降圧されて直流電圧Vbを出力し、この電圧は駆動回路
26へ入力される。この駆動回路26は圧電トランス2
8に対して周期的に反転する電圧Vcを印加し、圧電ト
ランス28を伸縮振動させる。すると圧電トランス28
で圧電効果によって電圧が発生し、その一部は自励用帰
還信号として上記駆動回路26に戻され、大部分は放電
灯Laに供給されてこれを点弧し、且つ放電を継続させ
ることになる。
電源22からの直流電圧Vaは、チョッパ回路24にて
パルス幅制御回路38からの制御信号により昇圧或いは
降圧されて直流電圧Vbを出力し、この電圧は駆動回路
26へ入力される。この駆動回路26は圧電トランス2
8に対して周期的に反転する電圧Vcを印加し、圧電ト
ランス28を伸縮振動させる。すると圧電トランス28
で圧電効果によって電圧が発生し、その一部は自励用帰
還信号として上記駆動回路26に戻され、大部分は放電
灯Laに供給されてこれを点弧し、且つ放電を継続させ
ることになる。
【0011】この時の放電灯Laのランプ電流は、電流
検出回路32にて検出され、この検出電圧は誤差増幅回
路36にて基準電圧34と比較され、誤差電圧を出力す
る。この誤差電圧に基づいてパルス幅制御回路38は、
パルス幅変調を行なって制御信号を形成し、これを上述
のようにチョッパ回路24へ供給することによって出力
電圧Vbを制御し、放電灯Laにおける発光量を調整す
ることになる。
検出回路32にて検出され、この検出電圧は誤差増幅回
路36にて基準電圧34と比較され、誤差電圧を出力す
る。この誤差電圧に基づいてパルス幅制御回路38は、
パルス幅変調を行なって制御信号を形成し、これを上述
のようにチョッパ回路24へ供給することによって出力
電圧Vbを制御し、放電灯Laにおける発光量を調整す
ることになる。
【0012】ここで駆動回路26における動作を具体的
に説明する。図34において、まず端子A1、A2に直
流電圧Vbが印加されると第1の抵抗R01、第1のダイ
オードD01を通って第2のスイッチトランジスタ42の
ベースに電流が流れ、このトランジスタ42がオンな
り、圧電トランス28の入力電極48,50に電圧Vc
(Vb)が印加されて、この部分の入力容量が充電され
る。
に説明する。図34において、まず端子A1、A2に直
流電圧Vbが印加されると第1の抵抗R01、第1のダイ
オードD01を通って第2のスイッチトランジスタ42の
ベースに電流が流れ、このトランジスタ42がオンな
り、圧電トランス28の入力電極48,50に電圧Vc
(Vb)が印加されて、この部分の入力容量が充電され
る。
【0013】この充電により帰還電極52には負の電圧
が発生し、この電圧によって第3の抵抗R03を介してト
ランジスタ44のベースは順バイアスされ、このトラン
ジスタ44はオンとなる。すると、このトランジスタ4
4のオンにより第1のスイッチトランジスタ40はオン
となり、第2のスイッチトランジスタ42はオフとな
り、圧電トランス28の入力容量は放電されることにな
る。この放電により帰還電極52には正の電圧が発生す
るので第3の抵抗R03を介してトランジスタ44のベー
スが逆バイアスされ、このトランジスタ44がオフする
ため、第1のスイッチトランジスタ40はオフとなり、
第2のスイッチトランジスタ42は再度オンとなる。以
後、同じ動作が繰り返し行われ、圧電トランス28の入
力電極48,50には高周波電圧が印加される。この結
果、入力電極48と出力電極54との間には昇圧された
高周波電圧が発生し、この高周波電圧が電極46,48
に供給されて冷陰極管等の放電灯Laを発光させること
になる。
が発生し、この電圧によって第3の抵抗R03を介してト
ランジスタ44のベースは順バイアスされ、このトラン
ジスタ44はオンとなる。すると、このトランジスタ4
4のオンにより第1のスイッチトランジスタ40はオン
となり、第2のスイッチトランジスタ42はオフとな
り、圧電トランス28の入力容量は放電されることにな
る。この放電により帰還電極52には正の電圧が発生す
るので第3の抵抗R03を介してトランジスタ44のベー
スが逆バイアスされ、このトランジスタ44がオフする
ため、第1のスイッチトランジスタ40はオフとなり、
第2のスイッチトランジスタ42は再度オンとなる。以
後、同じ動作が繰り返し行われ、圧電トランス28の入
力電極48,50には高周波電圧が印加される。この結
果、入力電極48と出力電極54との間には昇圧された
高周波電圧が発生し、この高周波電圧が電極46,48
に供給されて冷陰極管等の放電灯Laを発光させること
になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一般に、圧電トランス
28出力の負荷に対する共振特性は図37に示すように
なり、このときの圧電トランス28の電力変換効率η
は、圧電トランス28を駆動する電圧Vcの周波数fに
よって異なり、圧電トランス28の電力変換効率ηは出
力の共振点(共振ピーク)の周波数fA に一致したとき
に最も高くなる。一方、圧電トランス28の共振特性は
Qファクタが高いため、共振周波数fA のときの特性と
ほぼ同じ特性となる周波数f1 の幅は非常に狭い(図3
7参照)。
28出力の負荷に対する共振特性は図37に示すように
なり、このときの圧電トランス28の電力変換効率η
は、圧電トランス28を駆動する電圧Vcの周波数fに
よって異なり、圧電トランス28の電力変換効率ηは出
力の共振点(共振ピーク)の周波数fA に一致したとき
に最も高くなる。一方、圧電トランス28の共振特性は
Qファクタが高いため、共振周波数fA のときの特性と
ほぼ同じ特性となる周波数f1 の幅は非常に狭い(図3
7参照)。
【0015】ところで、上記従来装置においては圧電ト
ランス28を自励発振動作させているため、圧電トラン
ス28の動作周波数は圧電トランス28自身の固有振動
数によって決定される。しかしながら、負荷が変動する
と、出力の共振ピークの周波数(圧電トランス28の電
力変換効率ηがピークとなる周波数)fA あるいはそれ
と同様の特性が得られる周波数f1 に圧電トランス28
の動作周波数を固定することが困難となる。また、圧電
トランス28の自励信号をスイッチ素子(トランジスタ
44)に与える抵抗R03などの部品ばらつきによって動
作周波数が変化するので、上記のように動作周波数を共
振周波数fA (あるいはf1 )に固定することは非常に
困難である。
ランス28を自励発振動作させているため、圧電トラン
ス28の動作周波数は圧電トランス28自身の固有振動
数によって決定される。しかしながら、負荷が変動する
と、出力の共振ピークの周波数(圧電トランス28の電
力変換効率ηがピークとなる周波数)fA あるいはそれ
と同様の特性が得られる周波数f1 に圧電トランス28
の動作周波数を固定することが困難となる。また、圧電
トランス28の自励信号をスイッチ素子(トランジスタ
44)に与える抵抗R03などの部品ばらつきによって動
作周波数が変化するので、上記のように動作周波数を共
振周波数fA (あるいはf1 )に固定することは非常に
困難である。
【0016】このように、上記従来装置においては、圧
電トランス28の電力変換効率ηを最大にし且つそれを
維持することができないという問題があった。本発明は
上記問題点の解決を目的とするものであり、回路部品の
ばらつき等があっても圧電トランスの電力変換効率を常
に最大とし且つ出力を調整できる電力変換装置を提供し
ようとするものである。
電トランス28の電力変換効率ηを最大にし且つそれを
維持することができないという問題があった。本発明は
上記問題点の解決を目的とするものであり、回路部品の
ばらつき等があっても圧電トランスの電力変換効率を常
に最大とし且つ出力を調整できる電力変換装置を提供し
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、圧電トランスを具備し、圧電ト
ランスにおける電力変換効率が最大となる共振周波数と
同一又は近傍の周波数にて上記圧電トランスを駆動して
負荷に電力を供給する変換手段と、変換手段の入力側又
は出力側の少なくとも一方に設けられて上記変換手段か
ら負荷への出力を調整する調整手段とを備えたことを特
徴とし、回路部品のばらつき等があっても圧電トランス
の電力変換効率を常に最大として高効率にでき、且つ調
整手段によって負荷への出力を調整できる。
目的を達成するために、圧電トランスを具備し、圧電ト
ランスにおける電力変換効率が最大となる共振周波数と
同一又は近傍の周波数にて上記圧電トランスを駆動して
負荷に電力を供給する変換手段と、変換手段の入力側又
は出力側の少なくとも一方に設けられて上記変換手段か
ら負荷への出力を調整する調整手段とを備えたことを特
徴とし、回路部品のばらつき等があっても圧電トランス
の電力変換効率を常に最大として高効率にでき、且つ調
整手段によって負荷への出力を調整できる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記共振周波数が変動した場合に上記圧電トランス
の駆動周波数を変動後における共振周波数と同一又は近
傍の周波数に補正する補正手段を備えたことを特徴と
し、負荷のインピーダンスが変化して共振周波数が変動
した場合であっても、補助手段によって圧電トランスの
電力変換効率を常に最大として高効率にできる。
て、上記共振周波数が変動した場合に上記圧電トランス
の駆動周波数を変動後における共振周波数と同一又は近
傍の周波数に補正する補正手段を備えたことを特徴と
し、負荷のインピーダンスが変化して共振周波数が変動
した場合であっても、補助手段によって圧電トランスの
電力変換効率を常に最大として高効率にできる。
【0019】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記変換手段にてインバータを構成したことを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項1の発明において、
上記負荷を放電灯としたことを特徴とし、負荷である放
電灯の始動並びに定常点灯が確実に行え、温度変化等が
あっても圧電トランスの電力変換効率を常に最大として
高効率にでき、且つ調整手段によって放電灯の出力を調
整できる。
て、上記変換手段にてインバータを構成したことを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項1の発明において、
上記負荷を放電灯としたことを特徴とし、負荷である放
電灯の始動並びに定常点灯が確実に行え、温度変化等が
あっても圧電トランスの電力変換効率を常に最大として
高効率にでき、且つ調整手段によって放電灯の出力を調
整できる。
【0020】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記調整手段が変換手段の入力側に設けたチョッパ
回路から成ることを特徴とし、簡単な構成で出力の調整
が容易に行える。請求項6の発明は、請求項1の発明に
おいて、上記調整手段が降圧チョッパ回路から成り、降
圧チョッパ回路の出力を平滑せずに出力して成ることを
特徴とする。
て、上記調整手段が変換手段の入力側に設けたチョッパ
回路から成ることを特徴とし、簡単な構成で出力の調整
が容易に行える。請求項6の発明は、請求項1の発明に
おいて、上記調整手段が降圧チョッパ回路から成り、降
圧チョッパ回路の出力を平滑せずに出力して成ることを
特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、上記調整手段が入力を断続するスイッチ要素を具備
したチョッパ回路と、上記スイッチ要素のデューティ比
又はスイッチング周波数を制御して出力を調整する制御
回路とを備えて成ることを特徴とする。請求項8の発明
は、請求項3の発明において、上記調整手段を上記イン
バータと一体に構成したことを特徴とし、回路部品の削
減と小型化が可能となる。
て、上記調整手段が入力を断続するスイッチ要素を具備
したチョッパ回路と、上記スイッチ要素のデューティ比
又はスイッチング周波数を制御して出力を調整する制御
回路とを備えて成ることを特徴とする。請求項8の発明
は、請求項3の発明において、上記調整手段を上記イン
バータと一体に構成したことを特徴とし、回路部品の削
減と小型化が可能となる。
【0022】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、上記インバータを他励制御する手段と、上記インバ
ータの共振系の共振周波数を可変する手段とを備えたこ
とを特徴とし、簡単な構成で出力の調整が容易に行え
る。
て、上記インバータを他励制御する手段と、上記インバ
ータの共振系の共振周波数を可変する手段とを備えたこ
とを特徴とし、簡単な構成で出力の調整が容易に行え
る。
【0023】
(実施形態1)図1は本発明の第1の実施形態を示すブ
ロック図である。本実施形態は、直流電源1から負荷2
の間に、圧電トランス4を具備し、圧電トランス4にお
ける電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一
又は近傍の周波数f1 にて圧電トランス4を駆動して負
荷2に電力を供給する変換手段Aと、変換手段Aの入力
側に設けられて変換手段Aから負荷2への出力を調整す
る調整手段Bとを備えている。なお、圧電トランス4に
は、例えば従来例における圧電トランス28と同様のも
のを用いればよい。
ロック図である。本実施形態は、直流電源1から負荷2
の間に、圧電トランス4を具備し、圧電トランス4にお
ける電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一
又は近傍の周波数f1 にて圧電トランス4を駆動して負
荷2に電力を供給する変換手段Aと、変換手段Aの入力
側に設けられて変換手段Aから負荷2への出力を調整す
る調整手段Bとを備えている。なお、圧電トランス4に
は、例えば従来例における圧電トランス28と同様のも
のを用いればよい。
【0024】変換手段Aは、圧電トランス4と、調整手
段Bで調整された電圧V2 を入力とし周期的に変化する
電圧V3 を出力して圧電トランス4を駆動する圧電トラ
ンス駆動回路3と、圧電トランス4の出力電圧V4 を検
出する出力電圧検出回路5と、出力電圧検出回路5の検
出電圧の微分値を得る微分回路6と、微分回路6から得
られる検出電圧の微分値に応じて圧電トランス4の駆動
電圧V3 の周波数fを可変制御する周波数制御回路7と
を具備している。なお、出力電圧検出回路5の代わり
に、圧電トランス4の出力電流I4 を検出する出力電流
検出回路を用いてもよい。
段Bで調整された電圧V2 を入力とし周期的に変化する
電圧V3 を出力して圧電トランス4を駆動する圧電トラ
ンス駆動回路3と、圧電トランス4の出力電圧V4 を検
出する出力電圧検出回路5と、出力電圧検出回路5の検
出電圧の微分値を得る微分回路6と、微分回路6から得
られる検出電圧の微分値に応じて圧電トランス4の駆動
電圧V3 の周波数fを可変制御する周波数制御回路7と
を具備している。なお、出力電圧検出回路5の代わり
に、圧電トランス4の出力電流I4 を検出する出力電流
検出回路を用いてもよい。
【0025】一方調整手段Bは、直流電源1からの直流
電圧V1 を調整して所望の電圧V2を出力する出力調整
回路8と、出力電圧検出回路5の検出電圧に基づいて出
力調整回路8が具備するスイッチング素子(後述する)
のオン時間(パルス幅)を制御するパルス幅制御回路9
とを備えている。図2は圧電トランス駆動回路3の具体
例を示し、出力調整回路8の出力端間にチョークコイル
Laとスイッチング素子Saとを直列接続するととも
に、スイッチング素子Saの両端に圧電トランス4を接
続して構成されている。また、図3は周波数制御回路7
から出力されるスイッチング素子Saの駆動信号(同図
(a)参照)と、圧電トランス4に印加される駆動電圧
V3 (同図(b)参照)とを示している。すなわち、こ
の場合には圧電トランス4に印加される駆動電圧V3が
半波正弦波状の波形となる。
電圧V1 を調整して所望の電圧V2を出力する出力調整
回路8と、出力電圧検出回路5の検出電圧に基づいて出
力調整回路8が具備するスイッチング素子(後述する)
のオン時間(パルス幅)を制御するパルス幅制御回路9
とを備えている。図2は圧電トランス駆動回路3の具体
例を示し、出力調整回路8の出力端間にチョークコイル
Laとスイッチング素子Saとを直列接続するととも
に、スイッチング素子Saの両端に圧電トランス4を接
続して構成されている。また、図3は周波数制御回路7
から出力されるスイッチング素子Saの駆動信号(同図
(a)参照)と、圧電トランス4に印加される駆動電圧
V3 (同図(b)参照)とを示している。すなわち、こ
の場合には圧電トランス4に印加される駆動電圧V3が
半波正弦波状の波形となる。
【0026】また、図4は圧電トランス駆動回路3の他
の具体例を示し、出力調整回路8の出力端間に一対のス
イッチング素子Sb1 ,Sb2 を直列接続するととも
に、低電位側のスイッチング素子Sb2 と並列にチョー
クコイルLbを介して圧電トランス4を接続して構成さ
れている。なお、図5は周波数制御回路7から出力され
るスイッチング素子Sb1 ,Sb2 の駆動信号(同図
(a)(b)参照)と、圧電トランス4に印加される駆
動電圧V3 (同図(c)参照)とを示している。すなわ
ち、この場合には圧電トランス4に印加される駆動電圧
V3 が正弦波状の波形となる。さらに、図6は圧電トラ
ンス駆動回路3の別の具体例を示し、出力調整回路8の
出力端間にチョークコイルLc1 ,Lc2 とスイッチン
グ素子Sc1,Sc2 の直列回路を互いに並列接続する
とともに、チョークコイルLc1 とスイッチング素子S
c1 の接続点及びチョークコイルLc2 とスイッチング
素子Sc2 の接続点の間に圧電トランス4を接続して構
成されている。なお、図7は周波数制御回路7から出力
されるスイッチング素子Sc1 ,Sc2 の駆動信号(同
図(a)(b)参照)と、圧電トランス4に印加される
駆動電圧V3 (同図(c)参照)とを示している。すな
わち、この場合にも圧電トランス4に印加される駆動電
圧V3 が正弦波状の波形となる。
の具体例を示し、出力調整回路8の出力端間に一対のス
イッチング素子Sb1 ,Sb2 を直列接続するととも
に、低電位側のスイッチング素子Sb2 と並列にチョー
クコイルLbを介して圧電トランス4を接続して構成さ
れている。なお、図5は周波数制御回路7から出力され
るスイッチング素子Sb1 ,Sb2 の駆動信号(同図
(a)(b)参照)と、圧電トランス4に印加される駆
動電圧V3 (同図(c)参照)とを示している。すなわ
ち、この場合には圧電トランス4に印加される駆動電圧
V3 が正弦波状の波形となる。さらに、図6は圧電トラ
ンス駆動回路3の別の具体例を示し、出力調整回路8の
出力端間にチョークコイルLc1 ,Lc2 とスイッチン
グ素子Sc1,Sc2 の直列回路を互いに並列接続する
とともに、チョークコイルLc1 とスイッチング素子S
c1 の接続点及びチョークコイルLc2 とスイッチング
素子Sc2 の接続点の間に圧電トランス4を接続して構
成されている。なお、図7は周波数制御回路7から出力
されるスイッチング素子Sc1 ,Sc2 の駆動信号(同
図(a)(b)参照)と、圧電トランス4に印加される
駆動電圧V3 (同図(c)参照)とを示している。すな
わち、この場合にも圧電トランス4に印加される駆動電
圧V3 が正弦波状の波形となる。
【0027】図8は圧電トランス駆動回路3のさらにま
た別の具体例を示し、出力調整回路8の出力端間に一対
のスイッチング素子Sd1 ,Sd2 の直列回路と、一対
のスイッチング素子Sd3 ,Sd4 の直列回路とを並列
接続するとともに、各直列回路におけるスイッチング素
子Sd1 ,Sd2 、Sd3 ,Sd4 の接続点間に圧電ト
ランス4を接続して構成されている。なお、図9は周波
数制御回路7から出力されるスイッチング素子Sd1 〜
Sd4 の駆動信号(同図(a)〜(d)参照)と、圧電
トランス4に印加される駆動電圧V3 (同図(e)参
照)とを示している。この場合、圧電トランス4に印加
される駆動電圧V3 は周期的に反転する方形波状の波形
となる。上述のように、圧電トランス駆動回路3からの
駆動電圧V 3 によって圧電トランス4が励振されて交流
の出力電圧V4 が得られるのであって、本実施形態にお
ける変換手段Aは直流の入力電圧V2 を交流の出力電圧
V4に変換するインバータとして構成されている。
た別の具体例を示し、出力調整回路8の出力端間に一対
のスイッチング素子Sd1 ,Sd2 の直列回路と、一対
のスイッチング素子Sd3 ,Sd4 の直列回路とを並列
接続するとともに、各直列回路におけるスイッチング素
子Sd1 ,Sd2 、Sd3 ,Sd4 の接続点間に圧電ト
ランス4を接続して構成されている。なお、図9は周波
数制御回路7から出力されるスイッチング素子Sd1 〜
Sd4 の駆動信号(同図(a)〜(d)参照)と、圧電
トランス4に印加される駆動電圧V3 (同図(e)参
照)とを示している。この場合、圧電トランス4に印加
される駆動電圧V3 は周期的に反転する方形波状の波形
となる。上述のように、圧電トランス駆動回路3からの
駆動電圧V 3 によって圧電トランス4が励振されて交流
の出力電圧V4 が得られるのであって、本実施形態にお
ける変換手段Aは直流の入力電圧V2 を交流の出力電圧
V4に変換するインバータとして構成されている。
【0028】一方、図10は出力調整回路8の具体例を
示し、直流電源1の出力端間にチョークコイルL1 を介
してバイポーラトランジスタから成るスイッチング素子
Q1を接続するとともに、スイッチング素子Q1 の両端
にダイオードD1 とコンデンサC1 を直列接続し、且つ
コンデンサC1 の両端から出力電圧V2 を取り出すよう
にした昇圧チョッパ回路となっている。スイッチング素
子Q1 がパルス幅制御回路9からの駆動信号によってオ
ン・オフされることにより、入力電圧V1 を昇圧した電
圧V2 が出力される。なお、パルス幅制御回路9は、出
力電圧検出回路5の検出電圧が所定のレベルになるよう
に上記駆動信号のパルス幅を可変する制御(PWM制
御)を行っており、これによって負荷2に供給される電
力の調整が可能となる。また、図11は出力調整回路8
の他の具体例を示し、直流電源1の出力端間にバイポー
ラトランジスタから成るスイッチング素子Q2 とダイオ
ードD2 とを直列接続するとともに、ダイオードD2 の
両端からチョークコイルL2を介して出力電圧V2 を取
り出すようにした降圧チョッパ回路となっている。この
場合には、スイッチング素子Q2 がパルス幅制御回路9
からの駆動信号によってオン・オフされることにより、
入力電圧V1 を降圧した電圧V2 が出力される。
示し、直流電源1の出力端間にチョークコイルL1 を介
してバイポーラトランジスタから成るスイッチング素子
Q1を接続するとともに、スイッチング素子Q1 の両端
にダイオードD1 とコンデンサC1 を直列接続し、且つ
コンデンサC1 の両端から出力電圧V2 を取り出すよう
にした昇圧チョッパ回路となっている。スイッチング素
子Q1 がパルス幅制御回路9からの駆動信号によってオ
ン・オフされることにより、入力電圧V1 を昇圧した電
圧V2 が出力される。なお、パルス幅制御回路9は、出
力電圧検出回路5の検出電圧が所定のレベルになるよう
に上記駆動信号のパルス幅を可変する制御(PWM制
御)を行っており、これによって負荷2に供給される電
力の調整が可能となる。また、図11は出力調整回路8
の他の具体例を示し、直流電源1の出力端間にバイポー
ラトランジスタから成るスイッチング素子Q2 とダイオ
ードD2 とを直列接続するとともに、ダイオードD2 の
両端からチョークコイルL2を介して出力電圧V2 を取
り出すようにした降圧チョッパ回路となっている。この
場合には、スイッチング素子Q2 がパルス幅制御回路9
からの駆動信号によってオン・オフされることにより、
入力電圧V1 を降圧した電圧V2 が出力される。
【0029】図12は圧電トランス4を駆動する駆動電
圧V3 の周波数fに対する、圧電トランス4から出力さ
れる電圧V4 (あるいは出力電流I4 )の共振特性を示
した図である。同図及び図37から明らかなように、駆
動電圧V3 の周波数fが、圧電トランス4の出力電圧V
4 (あるいは出力電流I4 )がピークとなる共振周波数
fA に近いほど、圧電トランス4の電力変換効率ηが最
大値に近くなる。そこで、本実施形態においては、圧電
トランス駆動回路3から出力される駆動電圧V 3 の周波
数fが上記共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
となるように、周波数制御回路7によって圧電トランス
駆動回路3を制御している。
圧V3 の周波数fに対する、圧電トランス4から出力さ
れる電圧V4 (あるいは出力電流I4 )の共振特性を示
した図である。同図及び図37から明らかなように、駆
動電圧V3 の周波数fが、圧電トランス4の出力電圧V
4 (あるいは出力電流I4 )がピークとなる共振周波数
fA に近いほど、圧電トランス4の電力変換効率ηが最
大値に近くなる。そこで、本実施形態においては、圧電
トランス駆動回路3から出力される駆動電圧V 3 の周波
数fが上記共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
となるように、周波数制御回路7によって圧電トランス
駆動回路3を制御している。
【0030】周波数制御回路7は、図12に示すよう
に、まず共振周波数fA よりも高い周波数f0 の駆動電
圧V3 を発生させるとともに、そこから駆動電圧V3 の
周波数fを連続的に低下(スイープ)させるように、圧
電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa
…の動作周波数を制御する。これにより、圧電トランス
4の出力電圧V4 は周波数fの低下につれて徐々に上昇
し、出力電圧V4 がピークとなる共振周波数fA 付近の
周波数f1 となったときに、微分回路6から与えられる
検出電圧の微分値dV4 /dtが略ゼロとなる。よっ
て、周波数制御回路7は、微分値dV4 /dt≒0とな
った場合に、スイッチング素子Sa…の動作周波数のス
イープを停止し、かつそのときの動作周波数を維持する
ので、圧電トランス駆動回路3から出力される駆動電圧
V3 の周波数fもf=f1 に維持され、その結果圧電ト
ランス4の出力電圧V4 はピーク値に近い状態となり、
圧電トランス4の電力変換効率ηが最大値に極めて近い
値となる。
に、まず共振周波数fA よりも高い周波数f0 の駆動電
圧V3 を発生させるとともに、そこから駆動電圧V3 の
周波数fを連続的に低下(スイープ)させるように、圧
電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa
…の動作周波数を制御する。これにより、圧電トランス
4の出力電圧V4 は周波数fの低下につれて徐々に上昇
し、出力電圧V4 がピークとなる共振周波数fA 付近の
周波数f1 となったときに、微分回路6から与えられる
検出電圧の微分値dV4 /dtが略ゼロとなる。よっ
て、周波数制御回路7は、微分値dV4 /dt≒0とな
った場合に、スイッチング素子Sa…の動作周波数のス
イープを停止し、かつそのときの動作周波数を維持する
ので、圧電トランス駆動回路3から出力される駆動電圧
V3 の周波数fもf=f1 に維持され、その結果圧電ト
ランス4の出力電圧V4 はピーク値に近い状態となり、
圧電トランス4の電力変換効率ηが最大値に極めて近い
値となる。
【0031】あるいは、周波数制御回路7をマイクロコ
ンピュータにより構成し、駆動電圧V3 の周波数fを初
期の周波数f0 から連続的に低下(スイープ)させてい
く際に微小時間Δtの間隔で微分回路6からの微分値d
V4 /dtを取込み、n番目の微分値(dV4 /dt)
n と1つ前のn−1番目の微分値(dV4 /dt)n- 1
とを比較して、(dV4 /dt)n <(dV4 /dt)
n-1 の関係が成立するときにその周波数fが共振周波数
fA 付近の周波数f1 となることから、これを検出して
周波数fのスイープを停止し、駆動電圧V3 の周波数f
をf=f1 に維持させるようにしてもよい。なお、出力
電圧検出回路5の代わりに出力電流検出回路を用いた場
合には、微分値がdV4 /dtではなくdI4 /dtと
なる以外はほぼ共通である。
ンピュータにより構成し、駆動電圧V3 の周波数fを初
期の周波数f0 から連続的に低下(スイープ)させてい
く際に微小時間Δtの間隔で微分回路6からの微分値d
V4 /dtを取込み、n番目の微分値(dV4 /dt)
n と1つ前のn−1番目の微分値(dV4 /dt)n- 1
とを比較して、(dV4 /dt)n <(dV4 /dt)
n-1 の関係が成立するときにその周波数fが共振周波数
fA 付近の周波数f1 となることから、これを検出して
周波数fのスイープを停止し、駆動電圧V3 の周波数f
をf=f1 に維持させるようにしてもよい。なお、出力
電圧検出回路5の代わりに出力電流検出回路を用いた場
合には、微分値がdV4 /dtではなくdI4 /dtと
なる以外はほぼ共通である。
【0032】一方、上述のようにして変換手段Aにおけ
る圧電トランス4の駆動周波数fがf=f1 となった
後、調整手段Bにおいては、パルス幅制御回路9が出力
電圧検出回路5からの検出電圧とパルス幅制御回路9自
体が保有する基準値とを比較して、その差電圧に応じて
出力調整回路8のスイッチング素子Q1 …をオン・オフ
する駆動信号のパルス幅を可変することにより、変換手
段Aから負荷2への出力が略一定となるように調整す
る。
る圧電トランス4の駆動周波数fがf=f1 となった
後、調整手段Bにおいては、パルス幅制御回路9が出力
電圧検出回路5からの検出電圧とパルス幅制御回路9自
体が保有する基準値とを比較して、その差電圧に応じて
出力調整回路8のスイッチング素子Q1 …をオン・オフ
する駆動信号のパルス幅を可変することにより、変換手
段Aから負荷2への出力が略一定となるように調整す
る。
【0033】上述のように本実施形態によれば、圧電ト
ランス4における電力変換効率ηが最大となる共振周波
数fA と同一又は近傍の周波数f1 にて圧電トランス4
を駆動しているので、回路を構成する部品のばらつき等
があっても常に圧電トランス4の電力変換効率ηを最大
にすることができる。しかも、調整手段Bを備えたこと
で負荷2への出力を調整することが可能となる。
ランス4における電力変換効率ηが最大となる共振周波
数fA と同一又は近傍の周波数f1 にて圧電トランス4
を駆動しているので、回路を構成する部品のばらつき等
があっても常に圧電トランス4の電力変換効率ηを最大
にすることができる。しかも、調整手段Bを備えたこと
で負荷2への出力を調整することが可能となる。
【0034】なお、負荷2としては放電灯を用いた場合
には、放電灯の点灯後に上述の変換手段Aの周波数制御
を行えばよい。 (実施形態2)図13は本発明の第2の実施形態を示す
ブロック図である。図13に示すように、本実施形態は
基本的な構成が実施形態1と共通であるから、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略し、本実
施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施
形態の特徴は、圧電トランス4の共振周波数fA が変動
した場合に圧電トランス4の駆動周波数fを変動後にお
ける共振周波数fA ’と同一又は近傍の周波数f1 ’に
補正する補正手段Cを備えた点にある。
には、放電灯の点灯後に上述の変換手段Aの周波数制御
を行えばよい。 (実施形態2)図13は本発明の第2の実施形態を示す
ブロック図である。図13に示すように、本実施形態は
基本的な構成が実施形態1と共通であるから、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略し、本実
施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施
形態の特徴は、圧電トランス4の共振周波数fA が変動
した場合に圧電トランス4の駆動周波数fを変動後にお
ける共振周波数fA ’と同一又は近傍の周波数f1 ’に
補正する補正手段Cを備えた点にある。
【0035】補正手段Cは位相制御回路10と周波数制
御回路7とで構成される。位相制御回路10は、圧電ト
ランス4の出力電圧V4 と入力電圧V3 との位相を検出
し、負荷2のインピーダンス変化によって出力電圧V4
の位相がある状態から進んだり又は遅れた場合に、位相
の変化に応じた検出信号を周波数制御回路7に出力する
ものである。
御回路7とで構成される。位相制御回路10は、圧電ト
ランス4の出力電圧V4 と入力電圧V3 との位相を検出
し、負荷2のインピーダンス変化によって出力電圧V4
の位相がある状態から進んだり又は遅れた場合に、位相
の変化に応じた検出信号を周波数制御回路7に出力する
ものである。
【0036】一方位相制御回路10からの検出信号を受
けた周波数制御回路7は、圧電トランス駆動回路3が具
備するスイッチング素子Sa…の動作周波数を再度高く
したり又は低くする。これにより、負荷2のインピーダ
ンス変化によって変動した、圧電トランス4の電力変換
効率ηが最大となる共振周波数fA ’と同一又は近傍の
周波数f1 ’に、駆動電圧V3 の周波数fを補正するこ
とができる。
けた周波数制御回路7は、圧電トランス駆動回路3が具
備するスイッチング素子Sa…の動作周波数を再度高く
したり又は低くする。これにより、負荷2のインピーダ
ンス変化によって変動した、圧電トランス4の電力変換
効率ηが最大となる共振周波数fA ’と同一又は近傍の
周波数f1 ’に、駆動電圧V3 の周波数fを補正するこ
とができる。
【0037】補正手段Cの動作を図14及び図15を参
照してさらに詳しく説明する。図14は圧電トランス4
を駆動する駆動電圧V3 の周波数fに対する、圧電トラ
ンス4から出力される電圧V4 (あるいは出力電流
I4 )の共振特性を示した図であり、曲線イは負荷2の
インピーダンスが変化する前、曲線ロは負荷2のインピ
ーダンスが変化(減少)した後の各共振特性を示してい
る。また、図15は圧電トランス4の等価回路を示して
おり、圧電トランス駆動回路3の出力端間にコンデンサ
C2 と、インダクタンスL3 ,コンデンサC3 ,抵抗R
1 並びにトランスTの1次巻線の直列回路とが並列接続
され、トランスTの2次巻線とコンデンサC 4 とが負荷
2に並列接続された回路で表される。
照してさらに詳しく説明する。図14は圧電トランス4
を駆動する駆動電圧V3 の周波数fに対する、圧電トラ
ンス4から出力される電圧V4 (あるいは出力電流
I4 )の共振特性を示した図であり、曲線イは負荷2の
インピーダンスが変化する前、曲線ロは負荷2のインピ
ーダンスが変化(減少)した後の各共振特性を示してい
る。また、図15は圧電トランス4の等価回路を示して
おり、圧電トランス駆動回路3の出力端間にコンデンサ
C2 と、インダクタンスL3 ,コンデンサC3 ,抵抗R
1 並びにトランスTの1次巻線の直列回路とが並列接続
され、トランスTの2次巻線とコンデンサC 4 とが負荷
2に並列接続された回路で表される。
【0038】まず、実施形態1で説明したように変換手
段Aでは、圧電トランス4の電力変換効率ηが最大とな
る共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 の駆動電
圧V 3 で圧電トランス4が駆動されている。このときの
共振特性は図14の曲線イで表される。ここで、負荷2
のインピーダンスが低下した場合を考える。このときに
は、圧電トランス4の出力電圧V3 の共振特性は図14
の曲線イから曲線ロに変化(左側にシフト)し、共振周
波数fA も低下してfA ’となる。また、圧電トランス
4の出力電圧V4 も減少して曲線イ上のa点から曲線ロ
上のb点に移動する。このように負荷2のインピーダン
スが低下した場合には、図15の等価回路から明らかな
ように圧電トランス4の出力電圧V4 の位相が遅れる。
よって、位相制御回路10により上記出力電圧V4 の位
相の遅れを検出するとともに、その検出信号を周波数制
御回路7に出力する。その結果、周波数制御回路7が圧
電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa
…の動作周波数fをf1 から連続的に低下(スイープ)
させていき、実施形態1で説明したように出力電圧検出
回路5の検出電圧を微分回路6で微分した微分値が略ゼ
ロとなったときに動作周波数のスイープを停止して、新
たな共振周波数fA ’と同一又は近傍の周波数f1 ’
(曲線ロ上のc点)の駆動電圧V3 で圧電トランス4を
駆動する。
段Aでは、圧電トランス4の電力変換効率ηが最大とな
る共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 の駆動電
圧V 3 で圧電トランス4が駆動されている。このときの
共振特性は図14の曲線イで表される。ここで、負荷2
のインピーダンスが低下した場合を考える。このときに
は、圧電トランス4の出力電圧V3 の共振特性は図14
の曲線イから曲線ロに変化(左側にシフト)し、共振周
波数fA も低下してfA ’となる。また、圧電トランス
4の出力電圧V4 も減少して曲線イ上のa点から曲線ロ
上のb点に移動する。このように負荷2のインピーダン
スが低下した場合には、図15の等価回路から明らかな
ように圧電トランス4の出力電圧V4 の位相が遅れる。
よって、位相制御回路10により上記出力電圧V4 の位
相の遅れを検出するとともに、その検出信号を周波数制
御回路7に出力する。その結果、周波数制御回路7が圧
電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa
…の動作周波数fをf1 から連続的に低下(スイープ)
させていき、実施形態1で説明したように出力電圧検出
回路5の検出電圧を微分回路6で微分した微分値が略ゼ
ロとなったときに動作周波数のスイープを停止して、新
たな共振周波数fA ’と同一又は近傍の周波数f1 ’
(曲線ロ上のc点)の駆動電圧V3 で圧電トランス4を
駆動する。
【0039】反対に負荷2のインピーダンスが増大した
場合には、共振周波数fA ’が上昇してfA となるので
(曲線ロ上のd点)、周波数制御回路7が圧電トランス
駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa…の動作周
波数fをf1 ’からf1 に上昇させる必要がある。ここ
で、負荷2のインピーダンスが増大すると圧電トランス
4の出力電圧V4 の位相が進むので、位相制御回路10
によってその位相の進みを検出し、周波数制御回路7に
検出信号を出力する。そして、周波数制御回路7では、
圧電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子S
a…の動作周波数fをf1 ’から連続的に上昇(スイー
プ)させていき、実施形態1で説明したように出力電圧
検出回路5の検出電圧を微分回路6で微分した微分値が
略ゼロとなったときに動作周波数のスイープを停止し
て、新たな共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
(曲線イ上のa点)の駆動電圧V3 で圧電トランス4を
駆動する。
場合には、共振周波数fA ’が上昇してfA となるので
(曲線ロ上のd点)、周波数制御回路7が圧電トランス
駆動回路3が具備するスイッチング素子Sa…の動作周
波数fをf1 ’からf1 に上昇させる必要がある。ここ
で、負荷2のインピーダンスが増大すると圧電トランス
4の出力電圧V4 の位相が進むので、位相制御回路10
によってその位相の進みを検出し、周波数制御回路7に
検出信号を出力する。そして、周波数制御回路7では、
圧電トランス駆動回路3が具備するスイッチング素子S
a…の動作周波数fをf1 ’から連続的に上昇(スイー
プ)させていき、実施形態1で説明したように出力電圧
検出回路5の検出電圧を微分回路6で微分した微分値が
略ゼロとなったときに動作周波数のスイープを停止し
て、新たな共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
(曲線イ上のa点)の駆動電圧V3 で圧電トランス4を
駆動する。
【0040】上述のように本実施形態によれば、圧電ト
ランス4の共振周波数fA が変動した場合に圧電トラン
ス4の駆動周波数fを変動後における共振周波数fA ’
と同一又は近傍の周波数f1 ’に補正する補正手段Cを
備えたので、回路部品のばらつきだけでなく、負荷2の
インピーダンスが急に変化した場合にも常に圧電トラン
ス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同
一又は近傍の周波数f 1 で圧電トランス4を駆動させる
ことができる。なお、本実施形態においても、実施形態
1と同様に調整手段Bによって負荷2への出力を調整可
能であることは言うまでもない。
ランス4の共振周波数fA が変動した場合に圧電トラン
ス4の駆動周波数fを変動後における共振周波数fA ’
と同一又は近傍の周波数f1 ’に補正する補正手段Cを
備えたので、回路部品のばらつきだけでなく、負荷2の
インピーダンスが急に変化した場合にも常に圧電トラン
ス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同
一又は近傍の周波数f 1 で圧電トランス4を駆動させる
ことができる。なお、本実施形態においても、実施形態
1と同様に調整手段Bによって負荷2への出力を調整可
能であることは言うまでもない。
【0041】(実施形態3)図16は本発明の第3の実
施形態を示すブロック図であり、実施形態2における負
荷2を放電灯Laとしたものである。したがって、それ
以外の他の構成は実施形態2と共通であるので、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略する。
施形態を示すブロック図であり、実施形態2における負
荷2を放電灯Laとしたものである。したがって、それ
以外の他の構成は実施形態2と共通であるので、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0042】図17は負荷2を放電灯Laとした場合に
おいて、圧電トランス4を駆動する駆動電圧V3 の周波
数fに対する、圧電トランス4から出力される電圧V4
の共振特性を示した図であり、曲線ハは放電灯La点灯
前のインピーダンスがほぼ無限大に近いとき、曲線ニは
放電灯La点灯後のインピーダンスが有限値のときの各
共振特性を示している。
おいて、圧電トランス4を駆動する駆動電圧V3 の周波
数fに対する、圧電トランス4から出力される電圧V4
の共振特性を示した図であり、曲線ハは放電灯La点灯
前のインピーダンスがほぼ無限大に近いとき、曲線ニは
放電灯La点灯後のインピーダンスが有限値のときの各
共振特性を示している。
【0043】次に本実施形態の回路動作について説明す
る。まず、放電灯Laの点灯前には、変換手段Aの周波
数制御回路7が圧電トランス4の共振周波数よりも高い
周波数f0 にて圧電トランス駆動回路3のスイッチング
素子Sa…をオン・オフさせ、圧電トランス駆動回路3
からの駆動電圧V3(周波数f0 )で圧電トランス4を
駆動するとともに、周波数fをf0 から徐々に低下させ
る。このとき、圧電トランス4の出力電圧V4 は図17
における曲線ハ上のa点から曲線ハに沿って上昇し、出
力電圧V4 が周波数fがf=fK にて放電灯Laの始動
電圧VA (曲線ハ上のb点)に達すれば放電灯Laが始
動し、負荷インピーダンスが無限大から有限値(=R)
に減少する。その結果、共振特性が曲線ハから曲線ニに
変化し、圧電トランス4の出力電圧V4 は曲線ハ上のb
点(始動電圧VA )から曲線ニ上のc点に移動(低下)
する。
る。まず、放電灯Laの点灯前には、変換手段Aの周波
数制御回路7が圧電トランス4の共振周波数よりも高い
周波数f0 にて圧電トランス駆動回路3のスイッチング
素子Sa…をオン・オフさせ、圧電トランス駆動回路3
からの駆動電圧V3(周波数f0 )で圧電トランス4を
駆動するとともに、周波数fをf0 から徐々に低下させ
る。このとき、圧電トランス4の出力電圧V4 は図17
における曲線ハ上のa点から曲線ハに沿って上昇し、出
力電圧V4 が周波数fがf=fK にて放電灯Laの始動
電圧VA (曲線ハ上のb点)に達すれば放電灯Laが始
動し、負荷インピーダンスが無限大から有限値(=R)
に減少する。その結果、共振特性が曲線ハから曲線ニに
変化し、圧電トランス4の出力電圧V4 は曲線ハ上のb
点(始動電圧VA )から曲線ニ上のc点に移動(低下)
する。
【0044】実施形態2で説明したように、負荷インピ
ーダンスが無限大の場合には圧電トランス4の入力電圧
V3 と出力電圧V4 との位相は一致するが、負荷インピ
ーダンスが有限値Rとなって減少すると出力電圧V4 の
位相が遅れることになる。そこで、放電灯Laが点灯し
て共振特性が曲線ハから曲線ニに変化し、出力電圧V 4
が曲線ハ上のb点から曲線ニ上のc点に移動したとき、
補正手段Cの位相制御回路10にて出力電圧V4 の位相
の遅れが検出されれば、周波数制御回路7が圧電トラン
ス駆動回路3を制御して、実施形態2で説明したように
駆動電圧V3 の周波数fをfK から徐々に低下させてい
き、圧電トランス4の電力変換効率ηが最大となる共振
周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 で駆動電圧V3
の周波数fを維持させる。また、放電灯Laの点灯時に
おいて、調整手段Bによって放電灯Laに供給する出力
を調整することができる。
ーダンスが無限大の場合には圧電トランス4の入力電圧
V3 と出力電圧V4 との位相は一致するが、負荷インピ
ーダンスが有限値Rとなって減少すると出力電圧V4 の
位相が遅れることになる。そこで、放電灯Laが点灯し
て共振特性が曲線ハから曲線ニに変化し、出力電圧V 4
が曲線ハ上のb点から曲線ニ上のc点に移動したとき、
補正手段Cの位相制御回路10にて出力電圧V4 の位相
の遅れが検出されれば、周波数制御回路7が圧電トラン
ス駆動回路3を制御して、実施形態2で説明したように
駆動電圧V3 の周波数fをfK から徐々に低下させてい
き、圧電トランス4の電力変換効率ηが最大となる共振
周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 で駆動電圧V3
の周波数fを維持させる。また、放電灯Laの点灯時に
おいて、調整手段Bによって放電灯Laに供給する出力
を調整することができる。
【0045】上述のように本実施形態によれば、負荷2
を放電灯Laとした場合に放電灯Laの始動及び安定点
灯が確実に行えるとともに、放電灯Laの定常点灯時に
は圧電トランス4の電力変換効率ηを最大にしているこ
とから高効率となり、さらに放電灯Laの出力を一定に
することができる。また、温度変化によって放電灯La
の負荷インピーダンスが変化した場合でも、実施形態2
で説明したように補正手段Cの動作によって常に圧電ト
ランス4の電力変換効率ηを最大にすることができ、常
時放電灯Laを高効率で点灯させ且つ出力を一定にする
ことができる。なお、回路部品のばらつきなどがあって
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
を放電灯Laとした場合に放電灯Laの始動及び安定点
灯が確実に行えるとともに、放電灯Laの定常点灯時に
は圧電トランス4の電力変換効率ηを最大にしているこ
とから高効率となり、さらに放電灯Laの出力を一定に
することができる。また、温度変化によって放電灯La
の負荷インピーダンスが変化した場合でも、実施形態2
で説明したように補正手段Cの動作によって常に圧電ト
ランス4の電力変換効率ηを最大にすることができ、常
時放電灯Laを高効率で点灯させ且つ出力を一定にする
ことができる。なお、回路部品のばらつきなどがあって
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0046】また、圧電トランス4の出力電流を検出す
る出力電流検出回路を放電灯Laに直列に設け、その検
出電流を調整手段Bのパルス幅制御回路9に与えるよう
にすれば、パルス幅制御回路9によって出力調整回路8
をパルス幅制御し、放電灯Laの出力電流を一定にする
ことも可能である。 (実施形態4)本実施形態では上記実施形態1〜3にお
ける出力調整回路8の具体例を開示しており、図18は
その回路図を示している。すなわち、直流電源1と圧電
トランス駆動回路3との間にバイポーラトランジスタか
ら成るスイッチング素子Q3 を直列に接続して出力調整
回路8が構成されている。このスイッチング素子Q3 は
パルス幅制御回路9から与えられる方形波の駆動信号
(図19(a)参照)によてオン・オフされる。すなわ
ち、図19(b)に示すようにスイッチング素子Q 3 の
オン時に圧電トランス4の出力電圧V4 (出力電流
I4 )が負荷2に供給され、出力電圧検出回路5にて検
出された検出電圧の積分値に基づいて出力電圧V 4 を一
定にするべく、パルス幅制御回路9が駆動信号のパルス
幅W(図19(a)参照)を調整してPWM制御によっ
て出力電圧V4 の調整が行われるのである。
る出力電流検出回路を放電灯Laに直列に設け、その検
出電流を調整手段Bのパルス幅制御回路9に与えるよう
にすれば、パルス幅制御回路9によって出力調整回路8
をパルス幅制御し、放電灯Laの出力電流を一定にする
ことも可能である。 (実施形態4)本実施形態では上記実施形態1〜3にお
ける出力調整回路8の具体例を開示しており、図18は
その回路図を示している。すなわち、直流電源1と圧電
トランス駆動回路3との間にバイポーラトランジスタか
ら成るスイッチング素子Q3 を直列に接続して出力調整
回路8が構成されている。このスイッチング素子Q3 は
パルス幅制御回路9から与えられる方形波の駆動信号
(図19(a)参照)によてオン・オフされる。すなわ
ち、図19(b)に示すようにスイッチング素子Q 3 の
オン時に圧電トランス4の出力電圧V4 (出力電流
I4 )が負荷2に供給され、出力電圧検出回路5にて検
出された検出電圧の積分値に基づいて出力電圧V 4 を一
定にするべく、パルス幅制御回路9が駆動信号のパルス
幅W(図19(a)参照)を調整してPWM制御によっ
て出力電圧V4 の調整が行われるのである。
【0047】本実施形態によれば、出力調整回路8の構
成としてスイッチング素子が1つで済み、回路の小型化
が可能となる。 (実施形態5)図20は本発明の第5の実施形態を示す
ブロック図である。図20に示すように、本実施形態は
基本的な構成が実施形態1と共通であるから、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略し、本実
施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施
形態の特徴は、調整手段Bを変換手段Aの出力側に設け
たこと、具体的には出力調整回路8を圧電トランス4と
出力電圧検出回路5の間に設けた点にある。
成としてスイッチング素子が1つで済み、回路の小型化
が可能となる。 (実施形態5)図20は本発明の第5の実施形態を示す
ブロック図である。図20に示すように、本実施形態は
基本的な構成が実施形態1と共通であるから、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略し、本実
施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施
形態の特徴は、調整手段Bを変換手段Aの出力側に設け
たこと、具体的には出力調整回路8を圧電トランス4と
出力電圧検出回路5の間に設けた点にある。
【0048】図21は本実施形態における出力調整回路
8の具体回路例を示し、圧電トランス4と出力電圧検出
回路5との間に直列に接続されたバイポーラトランジス
タから成るスイッチング素子Q4 と、スイッチング素子
Q4 のオフ時に変換手段Aの出力側が無負荷状態になる
ことを避けるための抵抗R2 とで構成されている。この
スイッチング素子Q4 はパルス幅制御回路9によってP
WM制御され、これにより変換手段A(圧電トランス
4)の出力電圧V4 の調整が行われるのである。なお、
変換手段Aの動作は実施形態1と共通であり、本実施形
態においても圧電トランス4の電力変換効率ηが最大と
なるように駆動電圧V3 の周波数fが制御され、回路効
率が常に高く維持できる。
8の具体回路例を示し、圧電トランス4と出力電圧検出
回路5との間に直列に接続されたバイポーラトランジス
タから成るスイッチング素子Q4 と、スイッチング素子
Q4 のオフ時に変換手段Aの出力側が無負荷状態になる
ことを避けるための抵抗R2 とで構成されている。この
スイッチング素子Q4 はパルス幅制御回路9によってP
WM制御され、これにより変換手段A(圧電トランス
4)の出力電圧V4 の調整が行われるのである。なお、
変換手段Aの動作は実施形態1と共通であり、本実施形
態においても圧電トランス4の電力変換効率ηが最大と
なるように駆動電圧V3 の周波数fが制御され、回路効
率が常に高く維持できる。
【0049】(実施形態6)本実施形態では上記実施形
態5における出力調整回路8の具体例を開示しており、
図22(a)(b)はその回路図を示している。図22
(a)に示す回路例では、圧電トランス4と出力電圧検
出回路5との間に適当なインピーダンスを有するインピ
ーダンス要素Zとバイポーラトランジスタから成るスイ
ッチング素子Q5 の直列回路を並列接続して出力調整回
路8が構成されている。すなわち、パルス幅制御回路9
によってスイッチング素子Q5 がオン・オフされると、
オン時にのみインピーダンス要素Zが圧電トランス4の
出力側に並列に挿入されることで出力電圧V4 が変化
し、スイッチング素子Q5 のオン時間を出力電圧検出回
路5とパルス幅制御回路9により変えることで負荷2に
供給される出力(=V5 )を調整することができる。
態5における出力調整回路8の具体例を開示しており、
図22(a)(b)はその回路図を示している。図22
(a)に示す回路例では、圧電トランス4と出力電圧検
出回路5との間に適当なインピーダンスを有するインピ
ーダンス要素Zとバイポーラトランジスタから成るスイ
ッチング素子Q5 の直列回路を並列接続して出力調整回
路8が構成されている。すなわち、パルス幅制御回路9
によってスイッチング素子Q5 がオン・オフされると、
オン時にのみインピーダンス要素Zが圧電トランス4の
出力側に並列に挿入されることで出力電圧V4 が変化
し、スイッチング素子Q5 のオン時間を出力電圧検出回
路5とパルス幅制御回路9により変えることで負荷2に
供給される出力(=V5 )を調整することができる。
【0050】また、図22(b)に示す回路例では、イ
ンピーダンス要素Zとスイッチング素子Q5 の並列回路
を圧電トランス4と出力電圧検出回路5との間に直列に
接続して出力調整回路8が構成されている。すなわち、
この回路例の場合もパルス幅制御回路9によってスイッ
チング素子Q5 がオン・オフされると、オフ時にのみイ
ンピーダンス要素Zが圧電トランス4と出力電圧検出回
路5との間に直列に挿入されることで出力電圧V4 が変
化し、スイッチング素子Q5 のオン時間を出力電圧検出
回路5とパルス幅制御回路9により変えることで負荷2
に供給される出力(=V5 )を調整することができる。
なお、インピーダンス要素Zは抵抗、インダクタンスあ
るいはコンデンサをそれぞれ単体で、あるいは組み合わ
せて構成すればよい。
ンピーダンス要素Zとスイッチング素子Q5 の並列回路
を圧電トランス4と出力電圧検出回路5との間に直列に
接続して出力調整回路8が構成されている。すなわち、
この回路例の場合もパルス幅制御回路9によってスイッ
チング素子Q5 がオン・オフされると、オフ時にのみイ
ンピーダンス要素Zが圧電トランス4と出力電圧検出回
路5との間に直列に挿入されることで出力電圧V4 が変
化し、スイッチング素子Q5 のオン時間を出力電圧検出
回路5とパルス幅制御回路9により変えることで負荷2
に供給される出力(=V5 )を調整することができる。
なお、インピーダンス要素Zは抵抗、インダクタンスあ
るいはコンデンサをそれぞれ単体で、あるいは組み合わ
せて構成すればよい。
【0051】(実施形態7)図23は本発明の第7の実
施形態を示すブロック図である。図23に示すように、
本実施形態は基本的な構成が実施形態1と共通であるか
ら、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。本実施形態の特徴は、変換手段Aの圧電トランス
駆動回路3と調整手段Bの出力調整回路8とを出力調整
機能を有する圧電トランス駆動回路11として一体に構
成した点にある。図24は本実施形態の出力調整機能を
有する圧電トランス駆動回路(以下、単に圧電トランス
駆動回路と略す)11の具体回路例を示し、4つのスイ
ッチ要素S21〜S24がブリッジ接続された所謂フルブリ
ッジ形のインバータ回路として構成されている。これら
のスイッチ要素S21〜S24は、対角線上に位置する2組
のスイッチ要素S21とS24、S22とS23が図25に示す
ようにパルス幅制御回路9’から与えられる駆動信号に
よって交互にオン・オフされる。その結果、各スイッチ
要素S21とS24、S22とS23の組の接続点間に接続され
た圧電トランス4に対して、図25に示すような周期的
に正負が反転する矩形波の駆動電圧V3 ’が出力され、
圧電トランス4が駆動される。
施形態を示すブロック図である。図23に示すように、
本実施形態は基本的な構成が実施形態1と共通であるか
ら、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。本実施形態の特徴は、変換手段Aの圧電トランス
駆動回路3と調整手段Bの出力調整回路8とを出力調整
機能を有する圧電トランス駆動回路11として一体に構
成した点にある。図24は本実施形態の出力調整機能を
有する圧電トランス駆動回路(以下、単に圧電トランス
駆動回路と略す)11の具体回路例を示し、4つのスイ
ッチ要素S21〜S24がブリッジ接続された所謂フルブリ
ッジ形のインバータ回路として構成されている。これら
のスイッチ要素S21〜S24は、対角線上に位置する2組
のスイッチ要素S21とS24、S22とS23が図25に示す
ようにパルス幅制御回路9’から与えられる駆動信号に
よって交互にオン・オフされる。その結果、各スイッチ
要素S21とS24、S22とS23の組の接続点間に接続され
た圧電トランス4に対して、図25に示すような周期的
に正負が反転する矩形波の駆動電圧V3 ’が出力され、
圧電トランス4が駆動される。
【0052】ここで、図25に示すように時間幅W1 の
間に一方のスイッチ要素の組S22とS23に対する駆動信
号をパルス幅制御回路9’が間引くことにより、時間幅
W1の期間においては圧電トランス4の駆動電圧V3 ’
の負の電圧がなくなって減少する。すなわち、圧電トラ
ンス4の駆動電圧V3 ’を変化させることにより、圧電
トランス4の出力電圧V4 ’を変化させることができ
る。したがって、上記時間幅W1 をパルス幅制御回路
9’によって可変することにより、圧電トランス4の出
力電圧V4 ’が調整可能となる。なお、実施形態1と同
様に、圧電トランス駆動回路11の動作周波数(駆動電
圧V3 ’の周波数f)は周波数制御回路7によって圧電
トランス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数f
A と同一又は近傍の周波数f1 とされる。
間に一方のスイッチ要素の組S22とS23に対する駆動信
号をパルス幅制御回路9’が間引くことにより、時間幅
W1の期間においては圧電トランス4の駆動電圧V3 ’
の負の電圧がなくなって減少する。すなわち、圧電トラ
ンス4の駆動電圧V3 ’を変化させることにより、圧電
トランス4の出力電圧V4 ’を変化させることができ
る。したがって、上記時間幅W1 をパルス幅制御回路
9’によって可変することにより、圧電トランス4の出
力電圧V4 ’が調整可能となる。なお、実施形態1と同
様に、圧電トランス駆動回路11の動作周波数(駆動電
圧V3 ’の周波数f)は周波数制御回路7によって圧電
トランス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数f
A と同一又は近傍の周波数f1 とされる。
【0053】本実施形態によれば、調整手段Bの一部
(出力調整回路)を変換手段Aを構成しているインバー
タ回路と一体に構成したので、部品点数の削減が可能と
なり、小型化が図れるという利点がある。なお、図26
に示すように変換手段Aに位相制御回路10を具備した
補正手段Cを設ければ、実施形態2と同様に回路部品の
ばらつきだけでなく、負荷2のインピーダンスが急に変
化した場合にも常に圧電トランス4の電力変換効率ηが
最大となる共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
で圧電トランス4を駆動させることができる。
(出力調整回路)を変換手段Aを構成しているインバー
タ回路と一体に構成したので、部品点数の削減が可能と
なり、小型化が図れるという利点がある。なお、図26
に示すように変換手段Aに位相制御回路10を具備した
補正手段Cを設ければ、実施形態2と同様に回路部品の
ばらつきだけでなく、負荷2のインピーダンスが急に変
化した場合にも常に圧電トランス4の電力変換効率ηが
最大となる共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1
で圧電トランス4を駆動させることができる。
【0054】(実施形態8)本実施形態では上記実施形
態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例を
開示しており、図27にその回路図を示す。本実施形態
における圧電トランス駆動回路11は、インダクタンス
L11とスイッチ要素S11の直列回路と、インダクタンス
L12とスイッチ要素S12,S13の直列回路とを直流電源
1に並列にブリッジ接続するとともに、インダクタンス
L11とスイッチ要素S11の接続点と、スイッチ要素
S12,S13の接続点との間から圧電トランス4への駆動
電圧V3 ’を取り出すように構成されている。
態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例を
開示しており、図27にその回路図を示す。本実施形態
における圧電トランス駆動回路11は、インダクタンス
L11とスイッチ要素S11の直列回路と、インダクタンス
L12とスイッチ要素S12,S13の直列回路とを直流電源
1に並列にブリッジ接続するとともに、インダクタンス
L11とスイッチ要素S11の接続点と、スイッチ要素
S12,S13の接続点との間から圧電トランス4への駆動
電圧V3 ’を取り出すように構成されている。
【0055】次に図28を参照して圧電トランス駆動回
路11の動作を説明する。各スイッチ要素S11〜S13は
パルス幅制御回路9’から与えられる駆動信号によって
オン・オフされる。インダクタンスL12に直列接続され
たスイッチ要素S12は、通常オン状態に保持されてお
り、残りのスイッチ要素S11,S13が交互にオン・オフ
される。スイッチ要素S11がオン、S13がオフのとき、
インダクタンスL11にはスイッチ要素S11を介して直流
電源1の出力によりエネルギが蓄積される。同時に既に
エネルギが蓄積されていたインダクタンスL12が圧電ト
ランス4の容量成分と共振し、圧電トランス4に負の共
振電圧V3 ’が出力される。
路11の動作を説明する。各スイッチ要素S11〜S13は
パルス幅制御回路9’から与えられる駆動信号によって
オン・オフされる。インダクタンスL12に直列接続され
たスイッチ要素S12は、通常オン状態に保持されてお
り、残りのスイッチ要素S11,S13が交互にオン・オフ
される。スイッチ要素S11がオン、S13がオフのとき、
インダクタンスL11にはスイッチ要素S11を介して直流
電源1の出力によりエネルギが蓄積される。同時に既に
エネルギが蓄積されていたインダクタンスL12が圧電ト
ランス4の容量成分と共振し、圧電トランス4に負の共
振電圧V3 ’が出力される。
【0056】一方、スイッチ要素S11がオフ、S13がオ
ンのときには、インダクタンスL12にスイッチ要素
S12,S13を介して直流電源1の出力によりエネルギが
蓄積されるとともに、既にエネルギが蓄積されているイ
ンダクタンスL11が圧電トランス4の容量成分と共振
し、圧電トランス4に正の共振電圧V3 ’が出力され
る。よって、スイッチ要素S11,S13を交互にオン・オ
フすれば、図28に示すような略正弦波状の交流電圧
(駆動電圧)V3 ’が圧電トランス4に出力される。
ンのときには、インダクタンスL12にスイッチ要素
S12,S13を介して直流電源1の出力によりエネルギが
蓄積されるとともに、既にエネルギが蓄積されているイ
ンダクタンスL11が圧電トランス4の容量成分と共振
し、圧電トランス4に正の共振電圧V3 ’が出力され
る。よって、スイッチ要素S11,S13を交互にオン・オ
フすれば、図28に示すような略正弦波状の交流電圧
(駆動電圧)V3 ’が圧電トランス4に出力される。
【0057】ここで、図28に示すように時間幅W2 の
間にパルス幅制御回路9’によってスイッチ要素S12を
スイッチ要素S11と同期させてオン・オフすれば、圧電
トランス4へ出力される駆動電圧V3 ’を変化させるこ
とができる。すなわち、図28において時刻t1 〜t2
の期間でスイッチ要素S12がオフされると、このときス
イッチ要素S11がオフ、S13がオンであるから、エネル
ギが蓄積されているインダクタンスL11と圧電トランス
4の容量成分とが共振し、圧電トランス4には正の駆動
電圧V3 ’(=V31)が出力される。また、このときに
はスイッチ要素S12がオフであるから、インダクタンス
L12にはエネルギは蓄積されない。次に時刻t2 〜t3
の期間でスイッチ要素S12がオン、S11がオン、S13が
オフされると、インダクタンスL11にはスイッチ要素S
11を介してエネルギが蓄積されるが、圧電トランス4に
出力される駆動電圧V3 ’はエネルギが蓄積されていな
いインダクタンスL12と圧電トランス4の容量成分の共
振により負の電圧V32となり、その絶対値は時刻t1 〜
t2 の期間の駆動電圧V31よりも低下する。以降、時刻
t7 まで上記動作が交互に繰り返され、駆動電圧V3 ’
の負の部分が低下して減少する。したがって、上記時間
幅W2 をパルス幅制御回路9’によって可変することに
より、圧電トランス4の出力電圧V4 ’が調整可能とな
る。
間にパルス幅制御回路9’によってスイッチ要素S12を
スイッチ要素S11と同期させてオン・オフすれば、圧電
トランス4へ出力される駆動電圧V3 ’を変化させるこ
とができる。すなわち、図28において時刻t1 〜t2
の期間でスイッチ要素S12がオフされると、このときス
イッチ要素S11がオフ、S13がオンであるから、エネル
ギが蓄積されているインダクタンスL11と圧電トランス
4の容量成分とが共振し、圧電トランス4には正の駆動
電圧V3 ’(=V31)が出力される。また、このときに
はスイッチ要素S12がオフであるから、インダクタンス
L12にはエネルギは蓄積されない。次に時刻t2 〜t3
の期間でスイッチ要素S12がオン、S11がオン、S13が
オフされると、インダクタンスL11にはスイッチ要素S
11を介してエネルギが蓄積されるが、圧電トランス4に
出力される駆動電圧V3 ’はエネルギが蓄積されていな
いインダクタンスL12と圧電トランス4の容量成分の共
振により負の電圧V32となり、その絶対値は時刻t1 〜
t2 の期間の駆動電圧V31よりも低下する。以降、時刻
t7 まで上記動作が交互に繰り返され、駆動電圧V3 ’
の負の部分が低下して減少する。したがって、上記時間
幅W2 をパルス幅制御回路9’によって可変することに
より、圧電トランス4の出力電圧V4 ’が調整可能とな
る。
【0058】なお、実施形態1と同様に、圧電トランス
駆動回路11の動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数
f)は周波数制御回路7によって圧電トランス4の電力
変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一又は近傍
の周波数f1 とされる。 (実施形態9)本実施形態では上記実施形態7における
圧電トランス駆動回路11の他の具体例を開示してお
り、図29にその回路図を示す。
駆動回路11の動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数
f)は周波数制御回路7によって圧電トランス4の電力
変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一又は近傍
の周波数f1 とされる。 (実施形態9)本実施形態では上記実施形態7における
圧電トランス駆動回路11の他の具体例を開示してお
り、図29にその回路図を示す。
【0059】本実施形態における圧電トランス駆動回路
11は、4つのスイッチ要素S31〜S34がブリッジ接続
された所謂フルブリッジ形のインバータ回路として構成
されている。これらのスイッチ要素S31〜S34は、直列
接続されたスイッチ要素S31とS32、S33とS34が図3
0に示すようにパルス位相制御回路12から与えられる
駆動信号によって各組毎に交互にオン・オフされ、その
オン・オフの位相をパルス位相制御回路12によって変
化させることでスイッチ要素S31とS32、S33とS34が
同時にオンする時間を変化させることができる。つま
り、圧電トランス4が電源側に接続される時間を変化さ
せることで負荷2に供給される電力を調整しているので
ある。
11は、4つのスイッチ要素S31〜S34がブリッジ接続
された所謂フルブリッジ形のインバータ回路として構成
されている。これらのスイッチ要素S31〜S34は、直列
接続されたスイッチ要素S31とS32、S33とS34が図3
0に示すようにパルス位相制御回路12から与えられる
駆動信号によって各組毎に交互にオン・オフされ、その
オン・オフの位相をパルス位相制御回路12によって変
化させることでスイッチ要素S31とS32、S33とS34が
同時にオンする時間を変化させることができる。つま
り、圧電トランス4が電源側に接続される時間を変化さ
せることで負荷2に供給される電力を調整しているので
ある。
【0060】次に図30を参照して圧電トランス駆動回
路11の動作を説明する。各スイッチ要素S31〜S34は
パルス位相制御回路12から与えられる駆動信号によっ
てオン・オフされる。時刻t1 でスイッチ要素S31がオ
ン、S32がオフすると、スイッチ要素S34はその時点で
既にオンしているから、圧電トランス4には正の駆動電
圧V3 ’が出力される。時刻t2 でスイッチ要素S34が
オフ、S33がオンすると、駆動電圧V3 ’はゼロとな
る。続いて時刻t3 でスイッチ要素S32がオン、S31が
オフすると、スイッチ要素S33は既にオンしているか
ら、圧電トランス4には負の駆動電圧V3 ’が出力され
る。さらに時刻t4 でスイッチ要素S34がオン、S33が
オフすると、駆動電圧V3 ’はゼロとなる。以降、上記
動作が繰り返されて、周期的に反転し且つ休止期間を有
する矩形波の駆動電圧V3 ’が圧電トランス4に出力さ
れる。
路11の動作を説明する。各スイッチ要素S31〜S34は
パルス位相制御回路12から与えられる駆動信号によっ
てオン・オフされる。時刻t1 でスイッチ要素S31がオ
ン、S32がオフすると、スイッチ要素S34はその時点で
既にオンしているから、圧電トランス4には正の駆動電
圧V3 ’が出力される。時刻t2 でスイッチ要素S34が
オフ、S33がオンすると、駆動電圧V3 ’はゼロとな
る。続いて時刻t3 でスイッチ要素S32がオン、S31が
オフすると、スイッチ要素S33は既にオンしているか
ら、圧電トランス4には負の駆動電圧V3 ’が出力され
る。さらに時刻t4 でスイッチ要素S34がオン、S33が
オフすると、駆動電圧V3 ’はゼロとなる。以降、上記
動作が繰り返されて、周期的に反転し且つ休止期間を有
する矩形波の駆動電圧V3 ’が圧電トランス4に出力さ
れる。
【0061】ここで、スイッチ要素S31とS32に対する
スイッチ要素S33とS34のオン時間の位相を変化させ、
両者の位相差θを大きくすれば、駆動電圧V3 ’の休止
期間が増えて出力期間の時間幅W3 が短縮される。その
ため、駆動電圧V3 ’が低下し、負荷2への供給電力が
減少して電力量の調整が可能となる。したがって、パル
ス位相制御回路12によって上記位相差θを可変するよ
うにスイッチ要素S31〜S34を駆動すれば、圧電トラン
ス4の出力電圧V4 ’の調整が可能となるのである。な
お、実施形態1と同様に、圧電トランス駆動回路11の
動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数f)は周波数制御
回路7によって圧電トランス4の電力変換効率ηが最大
となる共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 とさ
れる。
スイッチ要素S33とS34のオン時間の位相を変化させ、
両者の位相差θを大きくすれば、駆動電圧V3 ’の休止
期間が増えて出力期間の時間幅W3 が短縮される。その
ため、駆動電圧V3 ’が低下し、負荷2への供給電力が
減少して電力量の調整が可能となる。したがって、パル
ス位相制御回路12によって上記位相差θを可変するよ
うにスイッチ要素S31〜S34を駆動すれば、圧電トラン
ス4の出力電圧V4 ’の調整が可能となるのである。な
お、実施形態1と同様に、圧電トランス駆動回路11の
動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数f)は周波数制御
回路7によって圧電トランス4の電力変換効率ηが最大
となる共振周波数fA と同一又は近傍の周波数f1 とさ
れる。
【0062】(実施形態10)本実施形態では上記実施
形態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例
を開示しており、図31にその回路図を示す。本実施形
態における圧電トランス駆動回路11は、直流電源1に
直列接続された一対のスイッチ要素S41,S42と、一方
のスイッチ要素S42から可変インダクタンスLp1 を介
して圧電トランス4の駆動電圧V3 ’を取り出すように
構成されている。各スイッチ要素S41,S42は周波数制
御回路7から与えられる駆動信号によって交互にオン・
オフされる。これにより可変インダクタンスLp1 と圧
電トランス4の容量成分とを共振させて、交流の駆動電
圧V3 ’を圧電トランス4に出力するようにしている。
形態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例
を開示しており、図31にその回路図を示す。本実施形
態における圧電トランス駆動回路11は、直流電源1に
直列接続された一対のスイッチ要素S41,S42と、一方
のスイッチ要素S42から可変インダクタンスLp1 を介
して圧電トランス4の駆動電圧V3 ’を取り出すように
構成されている。各スイッチ要素S41,S42は周波数制
御回路7から与えられる駆動信号によって交互にオン・
オフされる。これにより可変インダクタンスLp1 と圧
電トランス4の容量成分とを共振させて、交流の駆動電
圧V3 ’を圧電トランス4に出力するようにしている。
【0063】ここで、可変インダクタンスLp1 のイン
ダクタンス値を可変制御するインダクタンス制御回路1
3が具備されており、可変インダクタンスLp1 のイン
ダクタンス値を変化させることで駆動電圧V3 ’の増減
が可能となり、その結果、圧電トランス4の出力電圧V
4 ’を変化させて負荷2に供給される電力を調整するこ
とができる。なお、実施形態1と同様に、圧電トランス
駆動回路11の動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数
f)は周波数制御回路7によって圧電トランス4の電力
変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一又は近傍
の周波数f1 とされる。
ダクタンス値を可変制御するインダクタンス制御回路1
3が具備されており、可変インダクタンスLp1 のイン
ダクタンス値を変化させることで駆動電圧V3 ’の増減
が可能となり、その結果、圧電トランス4の出力電圧V
4 ’を変化させて負荷2に供給される電力を調整するこ
とができる。なお、実施形態1と同様に、圧電トランス
駆動回路11の動作周波数(駆動電圧V3 ’の周波数
f)は周波数制御回路7によって圧電トランス4の電力
変換効率ηが最大となる共振周波数fA と同一又は近傍
の周波数f1 とされる。
【0064】(実施形態11)本実施形態では上記実施
形態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例
を開示しており、図32にその回路図を示す。本実施形
態における圧電トランス駆動回路11は、直流電源1に
直列接続された一対のスイッチ要素S51,S52と、一方
のスイッチ要素S52にインダクタンスL5 を介して可変
コンデンサCp1 を並列接続し、この可変コンデンサC
p1 の両端から圧電トランス4の駆動電圧V3 ’を取り
出すように構成されている。各スイッチ要素S51,S52
は周波数制御回路7から与えられる駆動信号によって交
互にオン・オフされる。これによりインダクタンスL5
と可変コンデンサCp1と圧電トランス4の容量成分と
を共振させて、交流の駆動電圧V3 ’を圧電トランス4
に出力するようにしている。
形態7における圧電トランス駆動回路11の他の具体例
を開示しており、図32にその回路図を示す。本実施形
態における圧電トランス駆動回路11は、直流電源1に
直列接続された一対のスイッチ要素S51,S52と、一方
のスイッチ要素S52にインダクタンスL5 を介して可変
コンデンサCp1 を並列接続し、この可変コンデンサC
p1 の両端から圧電トランス4の駆動電圧V3 ’を取り
出すように構成されている。各スイッチ要素S51,S52
は周波数制御回路7から与えられる駆動信号によって交
互にオン・オフされる。これによりインダクタンスL5
と可変コンデンサCp1と圧電トランス4の容量成分と
を共振させて、交流の駆動電圧V3 ’を圧電トランス4
に出力するようにしている。
【0065】ここで、可変コンデンサCp1 の容量値を
可変制御する容量制御回路14が具備されており、可変
コンデンサCp1 の容量値を変化させることで駆動電圧
V3’の増減が可能となり、その結果、圧電トランス4
の出力電圧V4 ’を変化させて負荷2に供給される電力
を調整することができる。なお、実施形態1と同様に、
圧電トランス駆動回路11の動作周波数(駆動電圧
V3 ’の周波数f)は周波数制御回路7によって圧電ト
ランス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA
と同一又は近傍の周波数f1 とされる。
可変制御する容量制御回路14が具備されており、可変
コンデンサCp1 の容量値を変化させることで駆動電圧
V3’の増減が可能となり、その結果、圧電トランス4
の出力電圧V4 ’を変化させて負荷2に供給される電力
を調整することができる。なお、実施形態1と同様に、
圧電トランス駆動回路11の動作周波数(駆動電圧
V3 ’の周波数f)は周波数制御回路7によって圧電ト
ランス4の電力変換効率ηが最大となる共振周波数fA
と同一又は近傍の周波数f1 とされる。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明は、圧電トランスを具備
し、圧電トランスにおける電力変換効率が最大となる共
振周波数と同一又は近傍の周波数にて上記圧電トランス
を駆動して負荷に電力を供給する変換手段と、変換手段
の入力側又は出力側の少なくとも一方に設けられて上記
変換手段から負荷への出力を調整する調整手段とを備え
たので、回路部品のばらつき等があっても圧電トランス
の電力変換効率を常に最大として高効率にでき、且つ調
整手段によって負荷への出力を調整できるという効果が
ある。
し、圧電トランスにおける電力変換効率が最大となる共
振周波数と同一又は近傍の周波数にて上記圧電トランス
を駆動して負荷に電力を供給する変換手段と、変換手段
の入力側又は出力側の少なくとも一方に設けられて上記
変換手段から負荷への出力を調整する調整手段とを備え
たので、回路部品のばらつき等があっても圧電トランス
の電力変換効率を常に最大として高効率にでき、且つ調
整手段によって負荷への出力を調整できるという効果が
ある。
【0067】請求項2の発明は、上記共振周波数が変動
した場合に上記圧電トランスの駆動周波数を変動後にお
ける共振周波数と同一又は近傍の周波数に補正する補正
手段を備えたので、負荷のインピーダンスが変化して共
振周波数が変動した場合であっても、補助手段によって
圧電トランスの電力変換効率を常に最大として高効率に
できるという効果がある。
した場合に上記圧電トランスの駆動周波数を変動後にお
ける共振周波数と同一又は近傍の周波数に補正する補正
手段を備えたので、負荷のインピーダンスが変化して共
振周波数が変動した場合であっても、補助手段によって
圧電トランスの電力変換効率を常に最大として高効率に
できるという効果がある。
【0068】請求項4の発明は、上記負荷を放電灯とし
たので、負荷である放電灯を始動並びに定常点灯が確実
に行え、温度変化等があっても圧電トランスの電力変換
効率を常に最大として高効率にでき、且つ調整手段によ
って放電灯の出力を調整できるという効果がある。請求
項5の発明は、上記調整手段が変換手段の入力側に設け
たチョッパ回路から成るので、簡単な構成を出力の調整
が容易に行えるという効果がある。
たので、負荷である放電灯を始動並びに定常点灯が確実
に行え、温度変化等があっても圧電トランスの電力変換
効率を常に最大として高効率にでき、且つ調整手段によ
って放電灯の出力を調整できるという効果がある。請求
項5の発明は、上記調整手段が変換手段の入力側に設け
たチョッパ回路から成るので、簡単な構成を出力の調整
が容易に行えるという効果がある。
【0069】請求項8の発明は、上記調整手段を上記イ
ンバータと一体に構成したので、回路部品の削減と小型
化が可能となるという効果がある。請求項9の発明は、
上記インバータを他励制御する手段と、上記インバータ
の共振系の共振周波数を可変する手段とを備えたので、
簡単な構成で出力の調整が容易に行えるという効果があ
る。
ンバータと一体に構成したので、回路部品の削減と小型
化が可能となるという効果がある。請求項9の発明は、
上記インバータを他励制御する手段と、上記インバータ
の共振系の共振周波数を可変する手段とを備えたので、
簡単な構成で出力の調整が容易に行えるという効果があ
る。
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上における圧電トランス駆動回路の具体例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】同上の動作を説明するための波形図である。
【図4】同上における圧電トランス駆動回路の具体例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】同上の動作を説明するための波形図である。
【図6】同上における圧電トランス駆動回路の具体例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図7】同上の動作を説明するための波形図である。
【図8】同上における圧電トランス駆動回路の具体例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図9】同上の動作を説明するための波形図である。
【図10】同上における出力調整回路の具体例を示す回
路図である。
路図である。
【図11】同上における出力調整回路の具体例を示す回
路図である。
路図である。
【図12】同上の動作を説明するための図である。
【図13】実施形態2を示すブロック図である。
【図14】同上の動作を説明するための図である。
【図15】同上における圧電トランスの等価回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図16】実施形態3を示すブロック図である。
【図17】同上の動作を説明するための図である。
【図18】実施形態4における出力調整回路の具体例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図19】同上の動作を説明するための波形図である。
【図20】実施形態5を示すブロック図である。
【図21】同上における出力調整回路の具体例を示す回
路図である。
路図である。
【図22】(a)及び(b)は実施形態6における出力
調整回路の具体例を示す回路図である。
調整回路の具体例を示す回路図である。
【図23】実施形態7を示すブロック図である。
【図24】同上における圧電トランス駆動回路の具体例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図25】同上の動作を説明するための波形図である。
【図26】同上の他の構成を示すブロック図である。
【図27】実施形態8における圧電トランス駆動回路の
具体例を示す回路図である。
具体例を示す回路図である。
【図28】同上の動作を説明するための波形図である。
【図29】実施形態9における圧電トランス駆動回路の
具体例を示す回路図である。
具体例を示す回路図である。
【図30】同上の動作を説明するための波形図である。
【図31】実施形態10における圧電トランス駆動回路
の具体例を示す回路図である。
の具体例を示す回路図である。
【図32】実施形態11における圧電トランス駆動回路
の具体例を示す回路図である。
の具体例を示す回路図である。
【図33】従来例を示すブロック図である。
【図34】同上における要部の具体例を示す回路図であ
る。
る。
【図35】同上における電流検出回路の具体例を示す回
路図である。
路図である。
【図36】同上の動作を説明するための図である。
【図37】同上の動作を説明するための図である。
A 変換手段 B 調整手段 1 直流電源 2 負荷 3 圧電トランス駆動回路 4 圧電トランス 5 出力電圧検出回路 6 微分回路 7 周波数制御回路 8 出力調整回路 9 パルス幅制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 41/02 H05B 41/24 Z 41/24 41/29 C 41/29 H01L 41/08 A
Claims (9)
- 【請求項1】 圧電トランスを具備し、圧電トランスに
おける電力変換効率が最大となる共振周波数と同一又は
近傍の周波数にて上記圧電トランスを駆動して負荷に電
力を供給する変換手段と、変換手段の入力側又は出力側
の少なくとも一方に設けられて上記変換手段から負荷へ
の出力を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする
電力変換装置。 - 【請求項2】 上記共振周波数が変動した場合に上記圧
電トランスの駆動周波数を変動後における共振周波数と
同一又は近傍の周波数に補正する補正手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 【請求項3】 上記変換手段にてインバータを構成した
ことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 【請求項4】 上記負荷を放電灯としたことを特徴とす
る請求項1記載の電力変換装置。 - 【請求項5】 上記調整手段は変換手段の入力側に設け
たチョッパ回路から成ることを特徴とする請求項1記載
の電力変換装置。 - 【請求項6】 上記調整手段は降圧チョッパ回路から成
り、降圧チョッパ回路の出力を平滑せずに出力して成る
ことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 【請求項7】 上記調整手段は入力を断続するスイッチ
要素を具備したチョッパ回路と、上記スイッチ要素のデ
ューティ比又はスイッチング周波数を制御して出力を調
整する制御回路とを備えて成ることを特徴とする請求項
1記載の電力変換装置。 - 【請求項8】 上記調整手段を上記インバータと一体に
構成したことを特徴とする請求項3記載の電力変換装
置。 - 【請求項9】 上記インバータを他励制御する手段と、
上記インバータの共振系の共振周波数を可変する手段と
を備えたことを特徴とする請求項8記載の電力変換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315326A JPH10164848A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315326A JPH10164848A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電力変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164848A true JPH10164848A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18064066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315326A Withdrawn JPH10164848A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164848A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029957A1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-26 | Alcatel | Switched power supply converter with a piezoelectric transformer |
| WO2008056436A1 (en) * | 2006-11-09 | 2008-05-15 | Tamura Corporation | Input voltage detecting circuit |
| JP2010035314A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 圧電トランスの制御回路および圧電トランスの制御方法 |
| JP2012085529A (ja) * | 2011-12-27 | 2012-04-26 | Oki Data Corp | 電源制御装置及び電源制御方法 |
| WO2013019905A1 (en) * | 2011-08-01 | 2013-02-07 | Knowles Gareth J | Intrinsic adaptive and autonomic piezotransformer circuits |
| JP2018509121A (ja) * | 2014-12-23 | 2018-03-29 | インテル コーポレイション | 選択可能な充電電圧を供給する装置及び方法 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8315326A patent/JPH10164848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029957A1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-26 | Alcatel | Switched power supply converter with a piezoelectric transformer |
| US6738267B1 (en) | 1999-10-19 | 2004-05-18 | Alcatel | Switched power supply converter with a piezoelectric transformer |
| WO2008056436A1 (en) * | 2006-11-09 | 2008-05-15 | Tamura Corporation | Input voltage detecting circuit |
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| WO2013019905A1 (en) * | 2011-08-01 | 2013-02-07 | Knowles Gareth J | Intrinsic adaptive and autonomic piezotransformer circuits |
| JP2012085529A (ja) * | 2011-12-27 | 2012-04-26 | Oki Data Corp | 電源制御装置及び電源制御方法 |
| JP2018509121A (ja) * | 2014-12-23 | 2018-03-29 | インテル コーポレイション | 選択可能な充電電圧を供給する装置及び方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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