JPH10164853A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH10164853A JPH10164853A JP8314352A JP31435296A JPH10164853A JP H10164853 A JPH10164853 A JP H10164853A JP 8314352 A JP8314352 A JP 8314352A JP 31435296 A JP31435296 A JP 31435296A JP H10164853 A JPH10164853 A JP H10164853A
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- JP
- Japan
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- capacitor
- circuit
- switching element
- power supply
- main switching
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽負荷時における電源電圧の上昇を抑える。
【解決手段】整流器DBの脈流出力端間に疑似電源とな
るコンデンサC1 と並列接続されたコンデンサC5 ,イ
ンダクタンスL2 及びスイッチング素子Q3 を有するチ
ョッパ回路CH1 を備える。スイッチング素子Q3 は寄
生ダイオードDaを有するFETから成り、インバータ
回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動す
る制御回路CNT1 によってオン・オフされる。制御回
路CNT1によってスイッチング素子Q3 をオン・オフ
することにより、インバータ回路INV1 の動作モード
(放電灯Laを予熱する先行予熱モードと、放電灯La
を点灯させる点灯モード)に応じた回路構成を選択する
ことができる。よって、軽負荷時におけるインバータ回
路INV1 への供給電圧の上昇防止と、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 に対するストレス低減とが同時に可能と
なる。
るコンデンサC1 と並列接続されたコンデンサC5 ,イ
ンダクタンスL2 及びスイッチング素子Q3 を有するチ
ョッパ回路CH1 を備える。スイッチング素子Q3 は寄
生ダイオードDaを有するFETから成り、インバータ
回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動す
る制御回路CNT1 によってオン・オフされる。制御回
路CNT1によってスイッチング素子Q3 をオン・オフ
することにより、インバータ回路INV1 の動作モード
(放電灯Laを予熱する先行予熱モードと、放電灯La
を点灯させる点灯モード)に応じた回路構成を選択する
ことができる。よって、軽負荷時におけるインバータ回
路INV1 への供給電圧の上昇防止と、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 に対するストレス低減とが同時に可能と
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路を
備える電源装置に関するものである。
備える電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、交流電源を整流平滑して得ら
れる直流出力を高周波の交流出力に変換するインバータ
回路を備えた電源装置があり、このような従来装置のい
くつかを以下に説明する。 (従来例1)図35は特開平8−149845号公報に
記載されている本従来例の回路図である。本従来例は、
交流電源ACと、高周波電流カット用のチョークコイル
L0と、ダイオードD1 〜D4 をブリッジ接続して成る
整流器DBと、整流器DBの出力端間に接続されて疑似
電源となるコンデンサC1 と、このコンデンサC1 と並
列に接続されたインバータ回路INV1 と、インバータ
回路INV1 が具備する直列接続された一対の主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 を交互にオン・オフさせる制御回
路CNT0 と、電解コンデンサC5 ,インダクタンスL
2 ,ダイオードD0 ,D7 ,コンデンサC6 を具備する
とともにインバータ回路INV1 の一方の主スイッチン
グ素子Q2 を共用したチョッパ回路CH1 とを備えてい
る。なお、各主スイッチング素子Q1 ,Q2 には、電界
効果トランジスタ以外にもダイオードを逆並列に接続し
たバイポーラトランジスタなどが用いられる場合もあ
る。
れる直流出力を高周波の交流出力に変換するインバータ
回路を備えた電源装置があり、このような従来装置のい
くつかを以下に説明する。 (従来例1)図35は特開平8−149845号公報に
記載されている本従来例の回路図である。本従来例は、
交流電源ACと、高周波電流カット用のチョークコイル
L0と、ダイオードD1 〜D4 をブリッジ接続して成る
整流器DBと、整流器DBの出力端間に接続されて疑似
電源となるコンデンサC1 と、このコンデンサC1 と並
列に接続されたインバータ回路INV1 と、インバータ
回路INV1 が具備する直列接続された一対の主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 を交互にオン・オフさせる制御回
路CNT0 と、電解コンデンサC5 ,インダクタンスL
2 ,ダイオードD0 ,D7 ,コンデンサC6 を具備する
とともにインバータ回路INV1 の一方の主スイッチン
グ素子Q2 を共用したチョッパ回路CH1 とを備えてい
る。なお、各主スイッチング素子Q1 ,Q2 には、電界
効果トランジスタ以外にもダイオードを逆並列に接続し
たバイポーラトランジスタなどが用いられる場合もあ
る。
【0003】インバータ回路INV1 においては、一対
の主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路がコンデン
サC1 に並列接続されている。低電位側の主スイッチン
グ素子Q2 には、直流成分カット(カップリング)用の
コンデンサC3 ,共振用のチョークコイル(インダクタ
ンス)L1 ,放電灯La,共振用のコンデンサC2 ,入
力電流歪改善用のコンデンサC4 並びにコンデンサC4
に並列接続されたダイオードD6 から成る共振回路RE
1 が並列に接続されている(このインバータ回路INV
1 の構成及び動作については、特開平5−38161号
公報、特願平7−310269号等参照)。
の主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路がコンデン
サC1 に並列接続されている。低電位側の主スイッチン
グ素子Q2 には、直流成分カット(カップリング)用の
コンデンサC3 ,共振用のチョークコイル(インダクタ
ンス)L1 ,放電灯La,共振用のコンデンサC2 ,入
力電流歪改善用のコンデンサC4 並びにコンデンサC4
に並列接続されたダイオードD6 から成る共振回路RE
1 が並列に接続されている(このインバータ回路INV
1 の構成及び動作については、特開平5−38161号
公報、特願平7−310269号等参照)。
【0004】本従来例の回路動作を説明する。インバー
タ回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 は制御
回路CNT0 によって高周波で交互にオン・オフされ
る。したがって、高電位側の主スイッチング素子Q1 の
オン時には、(チョッパ回路CH1 の出力電圧Vdc)<
(コンデンサC1 の両端電圧Vc1 +コンデンサC4 の
両端電圧Vc4 )の場合にコンデンサC1 から主スイッ
チング素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンスL1
→放電灯La及びコンデンサC2 →ダイオードD 5 →コ
ンデンサC1 の経路で共振電流が流れるとともに、Vdc
>Vc1 +Vc4の場合にチョッパ回路CH1 から主ス
イッチング素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンス
L1 →放電灯La及びコンデンサC2 →コンデンサC4
→チョッパ回路CH1 の経路で共振電流が流れる。ま
た、低電位側の主スイッチング素子Q 2 のオン時には、
コンデンサC3 の電荷が放出されてコンデンサC3 →主
スイッチング素子Q2 →ダイオードD6 及びコンデンサ
C4 →放電灯La及びコンデンサC2 →インダクタンス
L1 →コンデンサC3 の経路で共振電流が流れる。
タ回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 は制御
回路CNT0 によって高周波で交互にオン・オフされ
る。したがって、高電位側の主スイッチング素子Q1 の
オン時には、(チョッパ回路CH1 の出力電圧Vdc)<
(コンデンサC1 の両端電圧Vc1 +コンデンサC4 の
両端電圧Vc4 )の場合にコンデンサC1 から主スイッ
チング素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンスL1
→放電灯La及びコンデンサC2 →ダイオードD 5 →コ
ンデンサC1 の経路で共振電流が流れるとともに、Vdc
>Vc1 +Vc4の場合にチョッパ回路CH1 から主ス
イッチング素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンス
L1 →放電灯La及びコンデンサC2 →コンデンサC4
→チョッパ回路CH1 の経路で共振電流が流れる。ま
た、低電位側の主スイッチング素子Q 2 のオン時には、
コンデンサC3 の電荷が放出されてコンデンサC3 →主
スイッチング素子Q2 →ダイオードD6 及びコンデンサ
C4 →放電灯La及びコンデンサC2 →インダクタンス
L1 →コンデンサC3 の経路で共振電流が流れる。
【0005】ここで、主スイッチング素子Q1 のオン時
にインダクタンスL1 に蓄積されたエネルギは、主スイ
ッチング素子Q1 のオフに伴ってコンデンサC3 やダイ
オードD7 を通して放出されてチョッパ回路CH1 のコ
ンデンサC5 を充電する。また、主スイッチング素子Q
2 のオン時にチョッパ回路CH1 のインダクタンスL 2
に蓄積されたエネルギは、主スイッチング素子Q2 のオ
フに伴ってダイオードD7 及び主スイッチング素子Q1
の寄生ダイオード(図示せず)を通して放出されてコン
デンサC5 を充電する。
にインダクタンスL1 に蓄積されたエネルギは、主スイ
ッチング素子Q1 のオフに伴ってコンデンサC3 やダイ
オードD7 を通して放出されてチョッパ回路CH1 のコ
ンデンサC5 を充電する。また、主スイッチング素子Q
2 のオン時にチョッパ回路CH1 のインダクタンスL 2
に蓄積されたエネルギは、主スイッチング素子Q2 のオ
フに伴ってダイオードD7 及び主スイッチング素子Q1
の寄生ダイオード(図示せず)を通して放出されてコン
デンサC5 を充電する。
【0006】本従来例では、交流電源ACの全区間にお
いて入力電流(共振電流)を流すことができるから、入
力電流の歪を改善することができ、また、図36に示す
ように疑似電源となるコンデンサC1 の両端電圧Vc1
の谷部がチョッパ回路CH1の出力電圧Vc5 で埋めら
れるから、インバータ回路INV1 への供給電圧Vdcに
休止期間が生じずに入力電流歪を改善することができる
とともに、負荷である放電灯Laへの供給電流のピーク
値を引き下げることができて負荷電流波形を改善するこ
とができるのである。さらに、チョッパ回路CH1 を備
えることで、負荷が放電灯Laである場合のランプ寿命
末期等の負荷異常時や軽負荷時(先行予熱時、無負荷時
あるい調光点灯時)などに、インバータ回路INV1 の
コンデンサC4 の充電電圧が上昇してインバータ回路I
NV1 への供給電圧Vdcが昇圧される問題が回避でき
る。
いて入力電流(共振電流)を流すことができるから、入
力電流の歪を改善することができ、また、図36に示す
ように疑似電源となるコンデンサC1 の両端電圧Vc1
の谷部がチョッパ回路CH1の出力電圧Vc5 で埋めら
れるから、インバータ回路INV1 への供給電圧Vdcに
休止期間が生じずに入力電流歪を改善することができる
とともに、負荷である放電灯Laへの供給電流のピーク
値を引き下げることができて負荷電流波形を改善するこ
とができるのである。さらに、チョッパ回路CH1 を備
えることで、負荷が放電灯Laである場合のランプ寿命
末期等の負荷異常時や軽負荷時(先行予熱時、無負荷時
あるい調光点灯時)などに、インバータ回路INV1 の
コンデンサC4 の充電電圧が上昇してインバータ回路I
NV1 への供給電圧Vdcが昇圧される問題が回避でき
る。
【0007】(従来例2)第2の従来例としては、特開
昭59−220081号公報に記載されているものがあ
り、その概略回路図を図37に、その動作波形図を図3
8に示す。本従来例は、交流電源ACをフィルター回路
Fを介して整流器DBで整流して得られる直流出力を、
インバータ回路INV6 ’で交流電力に変換して負荷で
ある放電灯Laに供給する電源装置である。
昭59−220081号公報に記載されているものがあ
り、その概略回路図を図37に、その動作波形図を図3
8に示す。本従来例は、交流電源ACをフィルター回路
Fを介して整流器DBで整流して得られる直流出力を、
インバータ回路INV6 ’で交流電力に変換して負荷で
ある放電灯Laに供給する電源装置である。
【0008】ここでフィルター回路Fは、交流電源AC
の一端に接続されたインダクタンスL0 と、インダクタ
ンスL0 を介して交流電源ACの両端に並列接続された
コンデンサC1 とから構成される。インバータ回路IN
V6 ’は、一対の主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列
回路と、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路の両
端に並列接続されたコンデンサC6 と、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 の直列回路の両端に並列接続されたダイ
オードD0 ,インダクタンスL2 ,部分平滑(谷埋)用
のコンデンサC5 の直列回路と、主スイッチング素子Q
1 ,Q2 の接続点及びダイオードD0 ,インダクタンス
L2 の接続点間に接続されたダイオードD7 と、主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 の接続点及び整流器DBの正の
出力端子間に接続された負荷回路3,直流成分カット用
のコンデンサC3 の直列回路とから構成され、主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 が交互にオンオフを繰り返すこと
により負荷である放電灯Laを高周波点灯させる所謂ハ
ーフブリッジ式インバータ回路である。なお、主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 は制御回路CNT6 ’により制御
されて交互にオン・オフする。また、主スイッチング素
子Q1 ,Q2 、インダクタンスL2 、部分平滑用のコン
デンサC5 、ダイオードD7 ,D0 からインバータ回路
INV6 ’に電源を供給する(谷埋)電源回路1’が構
成される。負荷回路3は、コンデンサC5 及び整流器D
Bの正の出力端子間に接続されたトランスT1 の1次巻
線n1 ,インダクタンスL1 の直列接続と、トランスT
1 の1次巻線n1 の両端に並列接続された共振用のコン
デンサC2 と、トランスTの2次巻線n2の両端に並列
接続された放電灯Laとから構成される。更に、直流成
分カット用のコンデンサC3 ,インダクタンスL1 ,ト
ランスT1 の1次巻線n 1 及びコンデンサC2 からなる
直列回路により、インバータ回路INV6 ’の高周波出
力の一部を整流器DBの出力端に帰還する高周波出力帰
還手段を構成する。
の一端に接続されたインダクタンスL0 と、インダクタ
ンスL0 を介して交流電源ACの両端に並列接続された
コンデンサC1 とから構成される。インバータ回路IN
V6 ’は、一対の主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列
回路と、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路の両
端に並列接続されたコンデンサC6 と、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 の直列回路の両端に並列接続されたダイ
オードD0 ,インダクタンスL2 ,部分平滑(谷埋)用
のコンデンサC5 の直列回路と、主スイッチング素子Q
1 ,Q2 の接続点及びダイオードD0 ,インダクタンス
L2 の接続点間に接続されたダイオードD7 と、主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 の接続点及び整流器DBの正の
出力端子間に接続された負荷回路3,直流成分カット用
のコンデンサC3 の直列回路とから構成され、主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 が交互にオンオフを繰り返すこと
により負荷である放電灯Laを高周波点灯させる所謂ハ
ーフブリッジ式インバータ回路である。なお、主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 は制御回路CNT6 ’により制御
されて交互にオン・オフする。また、主スイッチング素
子Q1 ,Q2 、インダクタンスL2 、部分平滑用のコン
デンサC5 、ダイオードD7 ,D0 からインバータ回路
INV6 ’に電源を供給する(谷埋)電源回路1’が構
成される。負荷回路3は、コンデンサC5 及び整流器D
Bの正の出力端子間に接続されたトランスT1 の1次巻
線n1 ,インダクタンスL1 の直列接続と、トランスT
1 の1次巻線n1 の両端に並列接続された共振用のコン
デンサC2 と、トランスTの2次巻線n2の両端に並列
接続された放電灯Laとから構成される。更に、直流成
分カット用のコンデンサC3 ,インダクタンスL1 ,ト
ランスT1 の1次巻線n 1 及びコンデンサC2 からなる
直列回路により、インバータ回路INV6 ’の高周波出
力の一部を整流器DBの出力端に帰還する高周波出力帰
還手段を構成する。
【0009】以下に簡単に動作を説明する。まず、交流
電源ACの山部近傍(VAC≧Vc6 )での動作を簡単に
説明する。主スイッチング素子Q1 がオン、スイッチン
グ素子Q2 がオフすると、交流電源AC→フィルター回
路F→整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダイオー
ドD 7 →インダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器
DB→フィルター回路F→交流電源ACの経路で入力電
流Iinが流れると共に、インダクタンスL1 →コンデ
ンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →主スイッチン
グ素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンスL1 の経
路で共振電流が流れる。主スイッチング素子Q 1 がオ
フ、Q2 がオンすると、インダクタンスL2 →コンデン
サC5 →主スイッチング素子Q2 →ダイオードD7 →イ
ンダクタンスL2 の経路でインダクタンスL2 の回生電
流が流れると共に、インダクタンスL1 →コンデンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →コンデンサC6 →主
スイッチング素子Q2 →コンデンサC3 →インダクタン
スL1 の経路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の
回生電流が流れる。やがてインダクタンスL1 を流れる
共振電流の向きが反転してコンデンサC6 →コンデンサ
C2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL
1 →コンデンサC3 →主スイッチング素子Q2 →コンデ
ンサC6 の経路で流れる。そして、主スイッチング素子
Q1 がオン、Q2 がオフすると、交流電源AC→フィル
ター回路F→整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダ
イオードD7 →インダクタンスL2 →コンデンサC5 →
整流器DB→フィルター回路F→交流電源ACの経路で
入力電流が流れると共に、インダクタンスL1 →コンデ
ンサC3→主スイッチング素子Q1 →コンデンサC2 ,
トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL1 の経
路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の回生電流が
流れる。
電源ACの山部近傍(VAC≧Vc6 )での動作を簡単に
説明する。主スイッチング素子Q1 がオン、スイッチン
グ素子Q2 がオフすると、交流電源AC→フィルター回
路F→整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダイオー
ドD 7 →インダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器
DB→フィルター回路F→交流電源ACの経路で入力電
流Iinが流れると共に、インダクタンスL1 →コンデ
ンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →主スイッチン
グ素子Q1 →コンデンサC3 →インダクタンスL1 の経
路で共振電流が流れる。主スイッチング素子Q 1 がオ
フ、Q2 がオンすると、インダクタンスL2 →コンデン
サC5 →主スイッチング素子Q2 →ダイオードD7 →イ
ンダクタンスL2 の経路でインダクタンスL2 の回生電
流が流れると共に、インダクタンスL1 →コンデンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →コンデンサC6 →主
スイッチング素子Q2 →コンデンサC3 →インダクタン
スL1 の経路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の
回生電流が流れる。やがてインダクタンスL1 を流れる
共振電流の向きが反転してコンデンサC6 →コンデンサ
C2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL
1 →コンデンサC3 →主スイッチング素子Q2 →コンデ
ンサC6 の経路で流れる。そして、主スイッチング素子
Q1 がオン、Q2 がオフすると、交流電源AC→フィル
ター回路F→整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダ
イオードD7 →インダクタンスL2 →コンデンサC5 →
整流器DB→フィルター回路F→交流電源ACの経路で
入力電流が流れると共に、インダクタンスL1 →コンデ
ンサC3→主スイッチング素子Q1 →コンデンサC2 ,
トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL1 の経
路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の回生電流が
流れる。
【0010】この場合、コンデンサC6 は交流電源AC
より充電されるので、コンデンサC 6 の両端電圧Vc6
の波形は図38(a)に示す様に交流電源ACの変化に
対して略相似形となる。また、図38(b)に示す様
な、交流電源ACの変化に対して略相似形の波形を有す
る入力電流Iinは、上述の様に主スイッチング素子Q
1 のオンの時のみ流れ、その電流をフィルター回路Fで
フィルタリングすると、図38(b)に示す様な、導通
角の広い入力電流Iinが得られ、よって入力力率を改
善することが可能である。ランプ電流ILaは、図38
(c)に示す様に、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 の
変化に対して略相似形の包絡線を有する交流の高周波電
流波形となる。
より充電されるので、コンデンサC 6 の両端電圧Vc6
の波形は図38(a)に示す様に交流電源ACの変化に
対して略相似形となる。また、図38(b)に示す様
な、交流電源ACの変化に対して略相似形の波形を有す
る入力電流Iinは、上述の様に主スイッチング素子Q
1 のオンの時のみ流れ、その電流をフィルター回路Fで
フィルタリングすると、図38(b)に示す様な、導通
角の広い入力電流Iinが得られ、よって入力力率を改
善することが可能である。ランプ電流ILaは、図38
(c)に示す様に、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 の
変化に対して略相似形の包絡線を有する交流の高周波電
流波形となる。
【0011】次に、交流電源ACの谷部近傍(VAC≦V
c6 )での動作を簡単に説明する。主スイッチング素子
Q1 がオン、Q2 がオフすると、コンテンサC5 →イン
ダクタンスL2 →ダイオードD0 →コンデンサC6 →コ
ンデンサC5 の経路で谷埋電流が流れると共に、インダ
クタンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻
線n1 →主スイッチング素子Q1 →コンデンサC3 →イ
ンダクタンスL1 の経路で共振電流が流れる。主スイッ
チング素子Q1 がオフ、Q2 がオンすると、コンデンサ
C5 →インダクタンスL2 →ダイオードD0 →コンデン
サC6 →コンデンサC5 の経路で谷埋電流が流れると共
に、インダクタンスL1 →コンデンサC 2 ,トランスT
1 の1次巻線n1 →コンデンサC6 →スイッチング素子
Q2 →コンデンサC3 一インダクタンスL1 の経路で共
振電流、つまりインダクタンスL 1 の回生電流が流れ
る。やがてインダクタンスL1 を流れる共振電流の向き
が反転してコンデンサC6 →コンデンサC2 ,トランス
T1 の1次巻線n1 →インダクタンスL1 →コンデンサ
C3 →主スイッチング素子Q2 →コンデンサC6 の経路
で流れる。そして、主スイッチング素子Q1 がオン、Q
2 がオフすると、コンテンサC5 →インダクタンスL2
→ダイオードD0 →コンデンサC6 →コンデンサC5 の
経路で谷埋電流が流れると共に、インダクタンスL1 →
コンデンサC3→主スイッチング素子Q1 →コンデンサ
C2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL
1 の経路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の回生
電流が流れる。
c6 )での動作を簡単に説明する。主スイッチング素子
Q1 がオン、Q2 がオフすると、コンテンサC5 →イン
ダクタンスL2 →ダイオードD0 →コンデンサC6 →コ
ンデンサC5 の経路で谷埋電流が流れると共に、インダ
クタンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻
線n1 →主スイッチング素子Q1 →コンデンサC3 →イ
ンダクタンスL1 の経路で共振電流が流れる。主スイッ
チング素子Q1 がオフ、Q2 がオンすると、コンデンサ
C5 →インダクタンスL2 →ダイオードD0 →コンデン
サC6 →コンデンサC5 の経路で谷埋電流が流れると共
に、インダクタンスL1 →コンデンサC 2 ,トランスT
1 の1次巻線n1 →コンデンサC6 →スイッチング素子
Q2 →コンデンサC3 一インダクタンスL1 の経路で共
振電流、つまりインダクタンスL 1 の回生電流が流れ
る。やがてインダクタンスL1 を流れる共振電流の向き
が反転してコンデンサC6 →コンデンサC2 ,トランス
T1 の1次巻線n1 →インダクタンスL1 →コンデンサ
C3 →主スイッチング素子Q2 →コンデンサC6 の経路
で流れる。そして、主スイッチング素子Q1 がオン、Q
2 がオフすると、コンテンサC5 →インダクタンスL2
→ダイオードD0 →コンデンサC6 →コンデンサC5 の
経路で谷埋電流が流れると共に、インダクタンスL1 →
コンデンサC3→主スイッチング素子Q1 →コンデンサ
C2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL
1 の経路で共振電流、つまりインダクタンスL1 の回生
電流が流れる。
【0012】この場合、コンテンサC6 はコンデンサC
5 ,負荷回路3に徐々に電荷を放電するので、コンデン
サC6 の両端電圧Vc6 の波形は図38(a)に示す様
に徐々に低下していき、また、図38(b)に示す様に
入力電流Iinは流れない。ランプ電流ILaは、図38
(c)に示す様に、コンデンサC6 の両端電圧Vc6の
変化に対して略相似形の包絡線を有する交流の高周波電
流波形となる。
5 ,負荷回路3に徐々に電荷を放電するので、コンデン
サC6 の両端電圧Vc6 の波形は図38(a)に示す様
に徐々に低下していき、また、図38(b)に示す様に
入力電流Iinは流れない。ランプ電流ILaは、図38
(c)に示す様に、コンデンサC6 の両端電圧Vc6の
変化に対して略相似形の包絡線を有する交流の高周波電
流波形となる。
【0013】ところで、上述の様に、部分平滑コンデン
サC5 は主スイッチング素子Q1 がオンした時にしか充
電されず、またコンデンサC5 の充電経路にはインダク
タンスL2 が挿入されているので、図38(a)に示す
様に、コンデンサC5 の両端電圧Vc5 は交流電源AC
を整流したピーク電圧よりも低い値となる。よって、コ
ンテンサC6 の両端電圧Vc6 の波形は、図38(a)
に示す様なリップルを含む電圧波形となり、ランプ電流
ILaの波形も図38(c)に示す様にコンデンサC6
の両端電圧Vc6 の変化に追従したリップルを含む電流
波形となる。
サC5 は主スイッチング素子Q1 がオンした時にしか充
電されず、またコンデンサC5 の充電経路にはインダク
タンスL2 が挿入されているので、図38(a)に示す
様に、コンデンサC5 の両端電圧Vc5 は交流電源AC
を整流したピーク電圧よりも低い値となる。よって、コ
ンテンサC6 の両端電圧Vc6 の波形は、図38(a)
に示す様なリップルを含む電圧波形となり、ランプ電流
ILaの波形も図38(c)に示す様にコンデンサC6
の両端電圧Vc6 の変化に追従したリップルを含む電流
波形となる。
【0014】(従来例3)第3の従来例としては、特開
平8−149845号公報に記載されているものがあ
り、その概略回路図を図39に、その動作波形図を図4
0に示す。図37に示した従来例2と異なる点は、整流
器DBの正の出力端子及び主スイッチング素子Q1 の高
電位側との間にコンデンサC4 ,ダイオードD6 の並列
回路を挿入したことであり、その他の従来例2と同の一
構成には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
平8−149845号公報に記載されているものがあ
り、その概略回路図を図39に、その動作波形図を図4
0に示す。図37に示した従来例2と異なる点は、整流
器DBの正の出力端子及び主スイッチング素子Q1 の高
電位側との間にコンデンサC4 ,ダイオードD6 の並列
回路を挿入したことであり、その他の従来例2と同の一
構成には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0015】本従来例は、交流電源ACの1周期のほぼ
全区間にわたり、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のオン
・オフに応じて交流電源ACからインバータ回路INV
6 ’へ電流が供給されるため、図40(b)に示す様に
入力電流Iinの波形を略正弦波状にすることが可能と
なり、従って、入力力率の向上及び入力電流波形歪の改
善が可能となり、高調波成分を大幅に低減することが可
能となる。
全区間にわたり、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のオン
・オフに応じて交流電源ACからインバータ回路INV
6 ’へ電流が供給されるため、図40(b)に示す様に
入力電流Iinの波形を略正弦波状にすることが可能と
なり、従って、入力力率の向上及び入力電流波形歪の改
善が可能となり、高調波成分を大幅に低減することが可
能となる。
【0016】ところで、本従来例の場合では、インバー
タ回路INV6 ’の共振系は交流電源ACの大きさに応
じて変化する。交流電源ACの山部近傍では、共振系は
インダクタンスL1 ,コンテンサC2 ,トランスT1 の
1次巻線n1 ,放電灯Laとなり、交流電源ACの谷部
近傍では、共振系はインダクタンスL1 ,コンデンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 ,放電灯La,コンデ
ンサC4 となっている。そのため、図40(c)に示す
様なランプ電流ILaが、交流電源ACの電源電圧VACの
ピーク近傍とゼロクロス近傍とで各々最大値に近づく様
になる。つまり、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 と交
流電源電圧VACとの大きさに反比例する共振回路を組み
合わせることにより、出力の低周波リップルを大幅に低
減している。従って、ランプ電流ILaのクレストファク
タCF(=ピーク値/実効値)も改善され、それに伴っ
てランプ力率が改善され、ランプの発光効率も改善され
る。
タ回路INV6 ’の共振系は交流電源ACの大きさに応
じて変化する。交流電源ACの山部近傍では、共振系は
インダクタンスL1 ,コンテンサC2 ,トランスT1 の
1次巻線n1 ,放電灯Laとなり、交流電源ACの谷部
近傍では、共振系はインダクタンスL1 ,コンデンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 ,放電灯La,コンデ
ンサC4 となっている。そのため、図40(c)に示す
様なランプ電流ILaが、交流電源ACの電源電圧VACの
ピーク近傍とゼロクロス近傍とで各々最大値に近づく様
になる。つまり、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 と交
流電源電圧VACとの大きさに反比例する共振回路を組み
合わせることにより、出力の低周波リップルを大幅に低
減している。従って、ランプ電流ILaのクレストファク
タCF(=ピーク値/実効値)も改善され、それに伴っ
てランプ力率が改善され、ランプの発光効率も改善され
る。
【0017】なお、上記従来例2及び3のいずれにおい
ても、主スイッチング素子Q1 ,Q 2 のいずれかがオン
しない限り部分平滑用のコンデンサC5 の充電電流が流
れないため、電源投入時の突入電流を抑制することが可
能となる。しかし、上記従来例2及び3には以下のよう
な問題が生じる。電源投入されてからインバータ回路I
NV6 ’が発振を開始するまでの間は、図39に示す回
路は、図41に示すような回路と等価となる。この等価
回路での交流電源AC→フィルター回路F→整流器DB
→コンデンサC2 ,トランスT1の1次巻線n1 →イン
ダクタンスL1 →コンデンサC3 →ダイオードD7 →イ
ンダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器DB→フィ
ルター回路F→交流電源ACの経路の直流インピーダン
ス要素としては、部分平滑用のコンテンサC5 と直流成
分カット用のコンデンサC3 とが存在する。ところが、
コンデンサC5 の容量はコンデンサC3 の容量に比べて
極めて大きいため、フィルター回路F,整流器DBを介
した交流電源ACはほとんどコンデンサC3 に印加され
る。一方、主スイッチング素子Q1 ,Q2 がデューティ
比50%で発振をしている定常状態では、コンデンサC
6 の両端電圧Vc6 の略半分の電圧が常にコンデンサC
3 に印加されている。
ても、主スイッチング素子Q1 ,Q 2 のいずれかがオン
しない限り部分平滑用のコンデンサC5 の充電電流が流
れないため、電源投入時の突入電流を抑制することが可
能となる。しかし、上記従来例2及び3には以下のよう
な問題が生じる。電源投入されてからインバータ回路I
NV6 ’が発振を開始するまでの間は、図39に示す回
路は、図41に示すような回路と等価となる。この等価
回路での交流電源AC→フィルター回路F→整流器DB
→コンデンサC2 ,トランスT1の1次巻線n1 →イン
ダクタンスL1 →コンデンサC3 →ダイオードD7 →イ
ンダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器DB→フィ
ルター回路F→交流電源ACの経路の直流インピーダン
ス要素としては、部分平滑用のコンテンサC5 と直流成
分カット用のコンデンサC3 とが存在する。ところが、
コンデンサC5 の容量はコンデンサC3 の容量に比べて
極めて大きいため、フィルター回路F,整流器DBを介
した交流電源ACはほとんどコンデンサC3 に印加され
る。一方、主スイッチング素子Q1 ,Q2 がデューティ
比50%で発振をしている定常状態では、コンデンサC
6 の両端電圧Vc6 の略半分の電圧が常にコンデンサC
3 に印加されている。
【0018】つまり、電源投入されてからインバータ回
路INV6 ’が発振を開始するまでの間と、インバータ
回路INV6 ’が発振を開始してから定常状態に至るま
での間とでは、コンデンサC3 の両端電圧Vc3 には大
きな差が発生する。よって、インバータ回路INV6 ’
が発振を開始すると、主スイッチング素子Q1 のオン時
にコンデンサC3 に充電された余分な電荷が放出される
ため、図42に示すようなコンデンサC3 →インダクタ
ンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n
1 →主スイッチング素子Q1 →コンテンサC3 の経路
で、図43(b)に示すような大きな電流I1 が流れる
ことになり、主スイッチング素子Q1 に大きなストレス
がかかってしまう。これを回避するには電流容量の高い
半導体素子が必要となり、装置の大型化及びコストアッ
プなどを招いてしまう。
路INV6 ’が発振を開始するまでの間と、インバータ
回路INV6 ’が発振を開始してから定常状態に至るま
での間とでは、コンデンサC3 の両端電圧Vc3 には大
きな差が発生する。よって、インバータ回路INV6 ’
が発振を開始すると、主スイッチング素子Q1 のオン時
にコンデンサC3 に充電された余分な電荷が放出される
ため、図42に示すようなコンデンサC3 →インダクタ
ンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n
1 →主スイッチング素子Q1 →コンテンサC3 の経路
で、図43(b)に示すような大きな電流I1 が流れる
ことになり、主スイッチング素子Q1 に大きなストレス
がかかってしまう。これを回避するには電流容量の高い
半導体素子が必要となり、装置の大型化及びコストアッ
プなどを招いてしまう。
【0019】(従来例4)上記の問題点を改善した第4
の従来例の概略回路図を図44に示す(この回路構成は
本出願人が特願平7−310268号において提案して
いるものである)。本従来例が図39に示した従来例3
と異なる点は、インダクタンスL2 ,部分平滑用のコン
デンサC5 の直列回路の両端にダイオードD10を逆並列
接続し、ダイオードD7 のアノードと主スイッチング素
子Q2 ,直流成分カット用のコンデンサC3 の接続点と
の間にダイオードD11を接続し、主スイッチング素子Q
1 ,ダイオードD11の直列接続の両端にダイオードD19
を逆並列接続したことであり、その他の従来例3と同一
の構成には同一の符号を付すことより説明を省略する。
なお、本回路では主スイッチング素子Q1 ,Q2 にMO
SFETを用いている。
の従来例の概略回路図を図44に示す(この回路構成は
本出願人が特願平7−310268号において提案して
いるものである)。本従来例が図39に示した従来例3
と異なる点は、インダクタンスL2 ,部分平滑用のコン
デンサC5 の直列回路の両端にダイオードD10を逆並列
接続し、ダイオードD7 のアノードと主スイッチング素
子Q2 ,直流成分カット用のコンデンサC3 の接続点と
の間にダイオードD11を接続し、主スイッチング素子Q
1 ,ダイオードD11の直列接続の両端にダイオードD19
を逆並列接続したことであり、その他の従来例3と同一
の構成には同一の符号を付すことより説明を省略する。
なお、本回路では主スイッチング素子Q1 ,Q2 にMO
SFETを用いている。
【0020】次に動作を簡単に説明する。主スイッチン
グ素子Q1 がオフ、Q2 がオンすると、コンデンサC6
の両端電圧Vc6 が整流器DBの出力電圧とコンデンサ
C4 の両端電圧との総和よりも大きい場合、コンデンサ
C6 →コンデンサC4 →コンデンサC2 ,トランスT1
の1次巻線n1 →インダクタンスL1 →コンデンサC3
→主スイッチング素子Q2→コンデンサC6 の経路で共
振電流が流れ、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 が整流
器DBの出力電圧とコンデンサC4 の両端電圧との総和
よりも小さい場合、交流電源AC→フィルター回路F→
整流器DB→コンデンサC2 ,トランスT1の1次巻線
n1 →インダクタンスL1 →コンデンサC3 →主スイッ
チング素子Q 2 →整流器DB→フィルター回路F→交流
電源ACの経路で共振電流(=入力電流)が流れ、イン
ダクタンスL1 にエネルギが蓄積される。そして主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 がオフすると、インダクタンス
L1 →コンデンサC3 →ダイオードD19→コンデンサC
6 →整流器DB→フィルター回路F→交流電源AC→コ
ンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダク
タンスL1 の経路でインダクタンスL1 に蓄積されてい
たエネルギが放出され、入力電流が流れる。次に、主ス
イッチング素子Q1 がオン、Q2 がオフすると、コンデ
ンサC3 →インダクタンスL1 →コンデンサC2 ,トラ
ンスT1 の1次巻線n1 →コンテンサC4→主スイッチ
ング素子Q1 →ダイオードD11→コンデンサC3 の経路
で共振電流が流れ、コンデンサC4 の充電電荷が放出さ
れると共にインダクタンスL1 にエネルギが蓄積され、
コンテンサC4 の充電電荷がなくなると、コンデンサC
3 →インダクタンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT
1 の1次巻線n1 →ダイオードD6 →主スイッチング素
子Q1 →ダイオードD11→コンテンサC3 の経路で共振
電流が流れる。また、交流電源ACの山部近傍のみ、つ
まりコンデンサC6 の両端電圧Vc6 が整流器DBの出
力電圧とコンデンサC4 の両端電圧との総和よりも小さ
い場合、交流電源AC→フィルター回路F→整流器DB
→コンデンサC 4 ,ダイオードD6 →主スイッチング素
子Q1 →ダイオードD7 →インダクタンスL2 →コンデ
ンサC5 →整流器DB→フィルター回路F→交流電源A
Cの経路で入力電流が流れる。そして主スイッチング素
子Q1 ,Q2 がオフすると、インダクタンスL1 →コン
デンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →コンデンサ
C 4 ,ダイオードD6 →コンデンサC6 →スイッチング
素子Q2 の寄生ダイオード(図示せず)→コンデンサC
3 →インダクタンスL1 の経路でインダクタンスL 1 に
蓄積されていたエネルギが放出され、共振電流が流れ
る。
グ素子Q1 がオフ、Q2 がオンすると、コンデンサC6
の両端電圧Vc6 が整流器DBの出力電圧とコンデンサ
C4 の両端電圧との総和よりも大きい場合、コンデンサ
C6 →コンデンサC4 →コンデンサC2 ,トランスT1
の1次巻線n1 →インダクタンスL1 →コンデンサC3
→主スイッチング素子Q2→コンデンサC6 の経路で共
振電流が流れ、コンデンサC6 の両端電圧Vc6 が整流
器DBの出力電圧とコンデンサC4 の両端電圧との総和
よりも小さい場合、交流電源AC→フィルター回路F→
整流器DB→コンデンサC2 ,トランスT1の1次巻線
n1 →インダクタンスL1 →コンデンサC3 →主スイッ
チング素子Q 2 →整流器DB→フィルター回路F→交流
電源ACの経路で共振電流(=入力電流)が流れ、イン
ダクタンスL1 にエネルギが蓄積される。そして主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 がオフすると、インダクタンス
L1 →コンデンサC3 →ダイオードD19→コンデンサC
6 →整流器DB→フィルター回路F→交流電源AC→コ
ンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →インダク
タンスL1 の経路でインダクタンスL1 に蓄積されてい
たエネルギが放出され、入力電流が流れる。次に、主ス
イッチング素子Q1 がオン、Q2 がオフすると、コンデ
ンサC3 →インダクタンスL1 →コンデンサC2 ,トラ
ンスT1 の1次巻線n1 →コンテンサC4→主スイッチ
ング素子Q1 →ダイオードD11→コンデンサC3 の経路
で共振電流が流れ、コンデンサC4 の充電電荷が放出さ
れると共にインダクタンスL1 にエネルギが蓄積され、
コンテンサC4 の充電電荷がなくなると、コンデンサC
3 →インダクタンスL1 →コンデンサC2 ,トランスT
1 の1次巻線n1 →ダイオードD6 →主スイッチング素
子Q1 →ダイオードD11→コンテンサC3 の経路で共振
電流が流れる。また、交流電源ACの山部近傍のみ、つ
まりコンデンサC6 の両端電圧Vc6 が整流器DBの出
力電圧とコンデンサC4 の両端電圧との総和よりも小さ
い場合、交流電源AC→フィルター回路F→整流器DB
→コンデンサC 4 ,ダイオードD6 →主スイッチング素
子Q1 →ダイオードD7 →インダクタンスL2 →コンデ
ンサC5 →整流器DB→フィルター回路F→交流電源A
Cの経路で入力電流が流れる。そして主スイッチング素
子Q1 ,Q2 がオフすると、インダクタンスL1 →コン
デンサC2 ,トランスT1 の1次巻線n1 →コンデンサ
C 4 ,ダイオードD6 →コンデンサC6 →スイッチング
素子Q2 の寄生ダイオード(図示せず)→コンデンサC
3 →インダクタンスL1 の経路でインダクタンスL 1 に
蓄積されていたエネルギが放出され、共振電流が流れ
る。
【0021】つまり、電源投入されてからインバータ回
路INV6 ’が発振を開始するまでの間は、主スイッチ
ング素子Q1 ,Q2 ,ダイオードD11がオフしているの
で直流電流カット用のコンデンサC3 には電荷は充電さ
れず、インバータ回路INV 6 ’の発振開始直後のコン
デンサC3 による過電流は発生しない。 (従来例5)第5の従来例の概略回路図を図45に、そ
の動作波形図を図46に示す。なお、この回路構成は本
出願人が特願平7−254210号において提案してい
るものである。
路INV6 ’が発振を開始するまでの間は、主スイッチ
ング素子Q1 ,Q2 ,ダイオードD11がオフしているの
で直流電流カット用のコンデンサC3 には電荷は充電さ
れず、インバータ回路INV 6 ’の発振開始直後のコン
デンサC3 による過電流は発生しない。 (従来例5)第5の従来例の概略回路図を図45に、そ
の動作波形図を図46に示す。なお、この回路構成は本
出願人が特願平7−254210号において提案してい
るものである。
【0022】本従来例では、交流電源ACを整流平滑す
る整流器DBの出力端間に、コンデンサC3 と、主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路と、インダクタンス
L2,コンデンサC5 ,ダイオードD7 の直列回路とが
並列接続されるとともに、主スイッチング素子Q1 ,Q
2 の接続点とコンデンサC5 ,ダイオードD7 の接続点
との間にダイオードD0 が接続され、さらに主スイッチ
ング素子Q2 と並列に抵抗R14,スイッチング素子Q8
の直列回路が並列接続されてインバータ回路INV9 が
構成されている。また、負荷ZはインダクタンスL3 ,
コンデンサC16を介して主スイッチング素子Q2 に並列
接続されている。主スイッチング素子Q 1 ,Q2 は発振
回路7によって交互にオン・オフされ、スイッチング素
子Q8 は起動回路8によってオン・オフされる。なお、
起動回路8は発振回路7の制御も行う。
る整流器DBの出力端間に、コンデンサC3 と、主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路と、インダクタンス
L2,コンデンサC5 ,ダイオードD7 の直列回路とが
並列接続されるとともに、主スイッチング素子Q1 ,Q
2 の接続点とコンデンサC5 ,ダイオードD7 の接続点
との間にダイオードD0 が接続され、さらに主スイッチ
ング素子Q2 と並列に抵抗R14,スイッチング素子Q8
の直列回路が並列接続されてインバータ回路INV9 が
構成されている。また、負荷ZはインダクタンスL3 ,
コンデンサC16を介して主スイッチング素子Q2 に並列
接続されている。主スイッチング素子Q 1 ,Q2 は発振
回路7によって交互にオン・オフされ、スイッチング素
子Q8 は起動回路8によってオン・オフされる。なお、
起動回路8は発振回路7の制御も行う。
【0023】次に回路動作を説明する。まず、電源投入
時から一定の期間が経過するまで起動回路8を動作させ
てスイッチング素子Q8 をオンするとともに、発振回路
7を制御して主スイッチング素子Q1 ,Q2 をオフとし
てインバータ回路INV9 の動作を停止させる。このよ
うなインバータ回路INV9 の停止期間中には、整流器
DB→インダクタンスL 2 →コンデンサC5 →ダイオー
ドD7 →主スイッチング素子Q2 の経路で電流が流れて
コンデンサC5 が充電される。そして、上記一定期間が
経過したら、起動回路8がスイッチング素子Q8 をオフ
するとともに発振回路7を制御して主スイッチング素子
Q1 ,Q2 を交互にオン・オフさせる。以降、発振回路
7によって主スイッチング素子Q1 ,Q2 のオン・オフ
を繰り返すことにより、インダクタンスL1 ,コンデン
サC6 ,負荷Zのインピーダンス及び主スイッチング素
子Q 1 ,Q2 の駆動周波数(発振回路7の発振周波数)
によって決まる高周波電力が負荷Zに供給される。
時から一定の期間が経過するまで起動回路8を動作させ
てスイッチング素子Q8 をオンするとともに、発振回路
7を制御して主スイッチング素子Q1 ,Q2 をオフとし
てインバータ回路INV9 の動作を停止させる。このよ
うなインバータ回路INV9 の停止期間中には、整流器
DB→インダクタンスL 2 →コンデンサC5 →ダイオー
ドD7 →主スイッチング素子Q2 の経路で電流が流れて
コンデンサC5 が充電される。そして、上記一定期間が
経過したら、起動回路8がスイッチング素子Q8 をオフ
するとともに発振回路7を制御して主スイッチング素子
Q1 ,Q2 を交互にオン・オフさせる。以降、発振回路
7によって主スイッチング素子Q1 ,Q2 のオン・オフ
を繰り返すことにより、インダクタンスL1 ,コンデン
サC6 ,負荷Zのインピーダンス及び主スイッチング素
子Q 1 ,Q2 の駆動周波数(発振回路7の発振周波数)
によって決まる高周波電力が負荷Zに供給される。
【0024】また、インダクタンスL2 ,コンデンサC
5 ,ダイオードD7 ,D0 で構成される(谷埋)電源回
路は、主スイッチング素子Q2 のオン時に交流電源AC
→整流器DB→インダクタンスL2 →コンデンサC5 →
ダイオードD7 →主スイッチング素子Q2 →整流器DB
→交流電源ACの経路で電流を流して部分平滑(谷埋)
用のコンデンサC5 を充電する。ここで、図46(a)
に示すように、整流器DBからの入力電圧Viがコンデ
ンサC5 の両端電圧Vc5 よりも低くなると、コンデン
サC5 が充電されなくなり、コンデンサC5 の充電電荷
がダイオードD 0 を介して放電されることで図46
(c)に示すような放電電流が流れる。このとき、イン
バータ回路INV9 への入力電圧波形は図46(b)に
示すようになる。つまり、整流器DBからの入力電圧V
iがコンデンサC5 の両端電圧Vc5よりも高いときに
は、図46(d)に示すように降圧チョッパ回路として
動作してコンデンサC5 を充電し、入力電圧Viが両端
電圧Vc5 よりも低いときには上記のようにコンデンサ
C5 の電荷を放電する谷埋(部分平滑)動作を行ってい
る。
5 ,ダイオードD7 ,D0 で構成される(谷埋)電源回
路は、主スイッチング素子Q2 のオン時に交流電源AC
→整流器DB→インダクタンスL2 →コンデンサC5 →
ダイオードD7 →主スイッチング素子Q2 →整流器DB
→交流電源ACの経路で電流を流して部分平滑(谷埋)
用のコンデンサC5 を充電する。ここで、図46(a)
に示すように、整流器DBからの入力電圧Viがコンデ
ンサC5 の両端電圧Vc5 よりも低くなると、コンデン
サC5 が充電されなくなり、コンデンサC5 の充電電荷
がダイオードD 0 を介して放電されることで図46
(c)に示すような放電電流が流れる。このとき、イン
バータ回路INV9 への入力電圧波形は図46(b)に
示すようになる。つまり、整流器DBからの入力電圧V
iがコンデンサC5 の両端電圧Vc5よりも高いときに
は、図46(d)に示すように降圧チョッパ回路として
動作してコンデンサC5 を充電し、入力電圧Viが両端
電圧Vc5 よりも低いときには上記のようにコンデンサ
C5 の電荷を放電する谷埋(部分平滑)動作を行ってい
る。
【0025】ところで、抵抗R14とスイッチング素子Q
8 の直列回路が無い場合について考えてみる。電源投入
直後のインバータ回路INV9 の停止期間中にはコンデ
ンサC5 は充電されず、主スイッチング素子Q2 がオン
すると上記経路でコンデンサC5 に充電電流が流れ始め
るが、この充電電流によってインダクタンスL2 に蓄積
されるエネルギが、主スイッチング素子Q2 のオフ時に
インダクタンスL2 →コンデンサC5 →ダイオードD7
→主スイッチング素子Q1 の寄生ダイオード→インダク
タンスL2 の経路で放出される。また、コンデンサC5
の充電電流のピーク値が主スイッチング素子Q2 のオン
時間tによって下式のように表される。
8 の直列回路が無い場合について考えてみる。電源投入
直後のインバータ回路INV9 の停止期間中にはコンデ
ンサC5 は充電されず、主スイッチング素子Q2 がオン
すると上記経路でコンデンサC5 に充電電流が流れ始め
るが、この充電電流によってインダクタンスL2 に蓄積
されるエネルギが、主スイッチング素子Q2 のオフ時に
インダクタンスL2 →コンデンサC5 →ダイオードD7
→主スイッチング素子Q1 の寄生ダイオード→インダク
タンスL2 の経路で放出される。また、コンデンサC5
の充電電流のピーク値が主スイッチング素子Q2 のオン
時間tによって下式のように表される。
【0026】(Vi−Vc5 )×t/L2 上式から明らかなように、コンデンサC5 の充電電圧が
低い程主スイッチング素子Q2 に流れる電流値が大きく
なる。さらにインダクタンスL2 のエネルギ放出に要す
る時間も長くなるため、次に主スイッチング素子Q2 が
オンした際には、インダクタンスL2 がエネルギを放出
しきれずに主スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードに
電流が流れることになる。
低い程主スイッチング素子Q2 に流れる電流値が大きく
なる。さらにインダクタンスL2 のエネルギ放出に要す
る時間も長くなるため、次に主スイッチング素子Q2 が
オンした際には、インダクタンスL2 がエネルギを放出
しきれずに主スイッチング素子Q1 の寄生ダイオードに
電流が流れることになる。
【0027】このため、主スイッチング素子Q1 の寄生
ダイオードの逆回復時間の間、図47(c)(d)にお
けるA点に示すように、主スイッチング素子Q1 ,Q2
に瞬間的な短絡電流が発生してしまう。また、コンデン
サC5 の両端電圧Vc5 が所定の値になるまで、インダ
クタンスL2 のエネルギが放出されない間に主スイッチ
ング素子Q2 がオンすることになり、インダクタンスL
2 及びコンデンサC5に流れる電流は、図47(b)に
示すように時間的に増大する直流電流となるので、主ス
イッチング素子Q1 ,Q2 にはストレスが印加され続け
ることになる。そこで、上述の本従来例においては、電
源投入直後のインバータ回路INV9停止期間中にコン
デンサC5 を充電するようにして、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に過大なストレスが印加されるのを防止して
いるのである。
ダイオードの逆回復時間の間、図47(c)(d)にお
けるA点に示すように、主スイッチング素子Q1 ,Q2
に瞬間的な短絡電流が発生してしまう。また、コンデン
サC5 の両端電圧Vc5 が所定の値になるまで、インダ
クタンスL2 のエネルギが放出されない間に主スイッチ
ング素子Q2 がオンすることになり、インダクタンスL
2 及びコンデンサC5に流れる電流は、図47(b)に
示すように時間的に増大する直流電流となるので、主ス
イッチング素子Q1 ,Q2 にはストレスが印加され続け
ることになる。そこで、上述の本従来例においては、電
源投入直後のインバータ回路INV9停止期間中にコン
デンサC5 を充電するようにして、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に過大なストレスが印加されるのを防止して
いるのである。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1において
は、インバータ回路INV1 への供給電圧Vdcが図48
に示すように谷部が埋められた(部分平滑された)電圧
となることから、負荷を放電ランプLaとした場合に正
常点灯時の動作周波数で高い効率が得られるような最適
設計を行なうと、インバータ回路INV1 の主スイッチ
ング素子Q1 ,Q 2 の電流波形(ドレイン電流波形)
が、図49に示すように電源電圧Vdcの高い部分(山
部)においては遅相的な電流波形となり問題はないが
(同図(b)参照)、電源電圧Vdcの低い谷部において
は電源電圧Vdcが低下するために同相から進相に近い波
形となり(同図(c)参照)、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスが増加して発熱により破壊
するという問題がある。一方、電源電圧Vdcの谷部にお
ける主スイッチング素子Q1 ,Q2 の電流波形を遅相波
形にしようとすると、電源電圧Vdcの山部においてはよ
り一層の遅相波形となってピーク値の高い電流波形とな
ってしまうので、主スイッチング素子Q1 ,Q2 を構成
する電界効果トランジスタのASO(安全動作領域)を
越えてしまったり、オン抵抗による発熱の増加や、共振
回路における無効電流が非常に多くなって効率の悪いイ
ンバータ回路となってしまうという問題があるため、イ
ンバータ回路の設計が難しいという欠点を有している
(第1の問題点)。
は、インバータ回路INV1 への供給電圧Vdcが図48
に示すように谷部が埋められた(部分平滑された)電圧
となることから、負荷を放電ランプLaとした場合に正
常点灯時の動作周波数で高い効率が得られるような最適
設計を行なうと、インバータ回路INV1 の主スイッチ
ング素子Q1 ,Q 2 の電流波形(ドレイン電流波形)
が、図49に示すように電源電圧Vdcの高い部分(山
部)においては遅相的な電流波形となり問題はないが
(同図(b)参照)、電源電圧Vdcの低い谷部において
は電源電圧Vdcが低下するために同相から進相に近い波
形となり(同図(c)参照)、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスが増加して発熱により破壊
するという問題がある。一方、電源電圧Vdcの谷部にお
ける主スイッチング素子Q1 ,Q2 の電流波形を遅相波
形にしようとすると、電源電圧Vdcの山部においてはよ
り一層の遅相波形となってピーク値の高い電流波形とな
ってしまうので、主スイッチング素子Q1 ,Q2 を構成
する電界効果トランジスタのASO(安全動作領域)を
越えてしまったり、オン抵抗による発熱の増加や、共振
回路における無効電流が非常に多くなって効率の悪いイ
ンバータ回路となってしまうという問題があるため、イ
ンバータ回路の設計が難しいという欠点を有している
(第1の問題点)。
【0029】また、上述のように従来例4においては、
直流成分カット用のコンデンサC3に電荷が充電されな
いため、インバータ回路INV6 ’の発振開始直後の過
電流は発生しないが、コンデンサC3 が充電されないこ
とによって以下のような別の問題が生じる。すなわち、
インバータ回路INV6 ’の発振直後のコンデンサC3
の充電電圧がゼロに等しく、その一方でインバータ回路
INV6 ’の定常動作状態において主スイッチング素子
Q1 ,Q2 がデューティ比50%で発振している場合、
コンデンサC3 の充電電圧はコンデンサC2 の両端電圧
Vc2 のおおよそ半分の電圧となることから、コンデン
サC3 の両端電圧Vc3 には大きな差が発生する。図5
0に示すように、インバータ回路INV6 ’が発振を開
始すると、電源回路3よりトランスT1 の1次巻線→イ
ンダクタL2 →コンデンサC3 →主スイッチング素子Q
1 の経路で同図(b)に示すような電流I2 が流れる。
このとき、直流カット用のコンデンサC3 の充電電圧
(両端電圧)Vc3 はゼロに等しく、回路動作上はコン
デンサC3 が存在しないに等しいため、コンデンサC3
を定常状態の電圧に充電するための直流電流が流れる。
よって、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の電流波形は図
50(c)(d)に示すような波形となり、インバータ
回路INV6 ’の発振開始直後の数サイクルにおいて
は、主スイッチング素子Q1 の電流がゼロ以下でスイッ
チングすることになり、このとき主スイッチング素子Q
1 の寄生ダイオードの逆回復時間の間に、同図(c)
(d)のA点に示すような瞬間的な短絡電流が発生して
しまう。
直流成分カット用のコンデンサC3に電荷が充電されな
いため、インバータ回路INV6 ’の発振開始直後の過
電流は発生しないが、コンデンサC3 が充電されないこ
とによって以下のような別の問題が生じる。すなわち、
インバータ回路INV6 ’の発振直後のコンデンサC3
の充電電圧がゼロに等しく、その一方でインバータ回路
INV6 ’の定常動作状態において主スイッチング素子
Q1 ,Q2 がデューティ比50%で発振している場合、
コンデンサC3 の充電電圧はコンデンサC2 の両端電圧
Vc2 のおおよそ半分の電圧となることから、コンデン
サC3 の両端電圧Vc3 には大きな差が発生する。図5
0に示すように、インバータ回路INV6 ’が発振を開
始すると、電源回路3よりトランスT1 の1次巻線→イ
ンダクタL2 →コンデンサC3 →主スイッチング素子Q
1 の経路で同図(b)に示すような電流I2 が流れる。
このとき、直流カット用のコンデンサC3 の充電電圧
(両端電圧)Vc3 はゼロに等しく、回路動作上はコン
デンサC3 が存在しないに等しいため、コンデンサC3
を定常状態の電圧に充電するための直流電流が流れる。
よって、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の電流波形は図
50(c)(d)に示すような波形となり、インバータ
回路INV6 ’の発振開始直後の数サイクルにおいて
は、主スイッチング素子Q1 の電流がゼロ以下でスイッ
チングすることになり、このとき主スイッチング素子Q
1 の寄生ダイオードの逆回復時間の間に、同図(c)
(d)のA点に示すような瞬間的な短絡電流が発生して
しまう。
【0030】このような瞬間的な短絡電流による主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 への過大なストレスの印加を回
避するためには、インバータ回路INV6 ’の発振開始
直後の共振を鋭くすればよい。つまり、インバータ回路
INV6 ’の発振開始直後の共振を鋭くすることで上記
電流I2 の振幅が増大し、電流I2 が正又は負のタイミ
ングで主スイッチング素子Q1 ,Q2 が動作することで
上述の短絡電流の発生が防止できる。しかしながら、負
荷を放電灯とした場合にインバータ回路INV 6 ’の発
振開始直後の所定期間においては、共振を鈍くすること
で放電灯のフィラメントに予熱電流を供給して充分な予
熱を行った後で放電灯を始動することが一般的に行われ
ている。したがって、インバータ回路INV6 ’の発振
開始直後に共振を鋭くすると放電灯のフィラメントを先
行予熱することができず、いきなり高い電圧が印加され
て放電灯が瞬時に点灯してしまうが、このように先行予
熱を行わずにいきなり放電灯を始動させることは放電灯
の寿命を短くしてしまうという問題がある(第2の問題
点)。
ッチング素子Q1 ,Q2 への過大なストレスの印加を回
避するためには、インバータ回路INV6 ’の発振開始
直後の共振を鋭くすればよい。つまり、インバータ回路
INV6 ’の発振開始直後の共振を鋭くすることで上記
電流I2 の振幅が増大し、電流I2 が正又は負のタイミ
ングで主スイッチング素子Q1 ,Q2 が動作することで
上述の短絡電流の発生が防止できる。しかしながら、負
荷を放電灯とした場合にインバータ回路INV 6 ’の発
振開始直後の所定期間においては、共振を鈍くすること
で放電灯のフィラメントに予熱電流を供給して充分な予
熱を行った後で放電灯を始動することが一般的に行われ
ている。したがって、インバータ回路INV6 ’の発振
開始直後に共振を鋭くすると放電灯のフィラメントを先
行予熱することができず、いきなり高い電圧が印加され
て放電灯が瞬時に点灯してしまうが、このように先行予
熱を行わずにいきなり放電灯を始動させることは放電灯
の寿命を短くしてしまうという問題がある(第2の問題
点)。
【0031】さらに、上記従来例5においては、以下の
ような問題がある。入力電圧Viに対してコンデンサC
5 の両端電圧Vc5 が低い場合に、コンデンサC5 の充
電期間におけるダイオードD0 の電圧波形は、図46
(e)に示すような波形となり、ダイオードD0 に印加
される電圧の最大値が、上記谷埋電源(部分平滑電源)
の最大電圧値Vimax にほぼ等しくなる。さらに、主ス
イッチング素子Q2 に印加される電圧の最大値も上記最
大電圧値Vimax に等しくなる。よって、スイッチング
素子Q8 は、インバータ回路INV9 の動作中にオフで
あることから上記谷埋電源(部分平滑電源)の最大電圧
値Vimax が印加されることになり、インバータ回路I
NV9 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 と同程度の耐圧
のスイッチング素子であることが必要となり、スイッチ
ング素子Q8 の大型化を招くという問題がある(第3の
問題点)。
ような問題がある。入力電圧Viに対してコンデンサC
5 の両端電圧Vc5 が低い場合に、コンデンサC5 の充
電期間におけるダイオードD0 の電圧波形は、図46
(e)に示すような波形となり、ダイオードD0 に印加
される電圧の最大値が、上記谷埋電源(部分平滑電源)
の最大電圧値Vimax にほぼ等しくなる。さらに、主ス
イッチング素子Q2 に印加される電圧の最大値も上記最
大電圧値Vimax に等しくなる。よって、スイッチング
素子Q8 は、インバータ回路INV9 の動作中にオフで
あることから上記谷埋電源(部分平滑電源)の最大電圧
値Vimax が印加されることになり、インバータ回路I
NV9 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 と同程度の耐圧
のスイッチング素子であることが必要となり、スイッチ
ング素子Q8 の大型化を招くという問題がある(第3の
問題点)。
【0032】請求項1乃至5の発明は上記第1の問題点
の解決を目的とするものであり、軽負荷時における電源
電圧の上昇を抑えることのできる電源装置を提供しよう
とするものである。また、請求項6乃至9の発明は上記
第2の問題点の解決を目的とするものであり、インバー
タ回路の発振開始直後にスイッチング素子に印加される
ストレスを低減できる電源装置を提供しようとするもの
である。
の解決を目的とするものであり、軽負荷時における電源
電圧の上昇を抑えることのできる電源装置を提供しよう
とするものである。また、請求項6乃至9の発明は上記
第2の問題点の解決を目的とするものであり、インバー
タ回路の発振開始直後にスイッチング素子に印加される
ストレスを低減できる電源装置を提供しようとするもの
である。
【0033】さらに、請求項10乃至14の発明は上記
第3の問題点の解決を目的とするものであり、インバー
タ回路のスイッチング素子への印加ストレスを低減する
と同時にそのストレスを低減する回路構成の簡略化が可
能な電源装置を提供しようとするものである。
第3の問題点の解決を目的とするものであり、インバー
タ回路のスイッチング素子への印加ストレスを低減する
と同時にそのストレスを低減する回路構成の簡略化が可
能な電源装置を提供しようとするものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、交流電源を整流する整流器と、
整流器の出力端間に接続される第1のコンデンサと、第
1のコンデンサの両端に直列接続される第1及び第2の
主スイッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング
素子と並列接続される共振回路を具備するインバータ回
路と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交
互にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路
は、共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続
される共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング
用の第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続
された第4のコンデンサとを有するとともに第1のコン
デンサと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路
との間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並
列回路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチン
グ素子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダク
タンス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコ
ンデンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッ
チング素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2の
ダイオードの接続点を第3のダイオードにより接続して
成る電源装置において、第2のダイオードと並列にスイ
ッチング素子を設けるとともに、上記制御回路により負
荷の状態に応じて上記スイッチング素子をオン・オフす
ることを特徴とし、通常時には上記スイッチング素子を
オフすることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷
埋め(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れると
ともに、軽負荷時には上記スイッチング素子をオンする
ことでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止すること
ができる。
目的を達成するために、交流電源を整流する整流器と、
整流器の出力端間に接続される第1のコンデンサと、第
1のコンデンサの両端に直列接続される第1及び第2の
主スイッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング
素子と並列接続される共振回路を具備するインバータ回
路と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交
互にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路
は、共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続
される共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング
用の第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続
された第4のコンデンサとを有するとともに第1のコン
デンサと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路
との間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並
列回路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチン
グ素子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダク
タンス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコ
ンデンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッ
チング素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2の
ダイオードの接続点を第3のダイオードにより接続して
成る電源装置において、第2のダイオードと並列にスイ
ッチング素子を設けるとともに、上記制御回路により負
荷の状態に応じて上記スイッチング素子をオン・オフす
ることを特徴とし、通常時には上記スイッチング素子を
オフすることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷
埋め(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れると
ともに、軽負荷時には上記スイッチング素子をオンする
ことでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止すること
ができる。
【0035】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、整流器に接続される第1のコンデンサと、第1の
コンデンサと並列に直列接続される第1及び第2の主ス
イッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング素子
と並列接続される共振回路を具備するインバータ回路
と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交互
にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路は、
共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続され
る共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング用の
第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続され
た第4のコンデンサとを有するとともに第1のコンデン
サと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路との
間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並列回
路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチング素
子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダクタン
ス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコンデ
ンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッチン
グ素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2のダイ
オードの接続点を第3のダイオードにより接続して成る
電源装置において、第2のインダクタンスの両端に設け
られる一対の切換端子と、第1の主スイッチング素子の
高電位側に設けられる共通端子と、上記制御回路により
制御されて上記共通端子を上記一対の切換端子に択一に
切換接続する切換回路を備えたことを特徴とし、通常時
には上記切換回路の共通端子を一方の切換端子に切り換
えることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋め
(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れるととも
に、軽負荷時には上記切換回路の共通端子を他方の切換
端子に切り換えることでインバータ回路の電源電圧の上
昇を防止することができる。
めに、整流器に接続される第1のコンデンサと、第1の
コンデンサと並列に直列接続される第1及び第2の主ス
イッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング素子
と並列接続される共振回路を具備するインバータ回路
と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交互
にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路は、
共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続され
る共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング用の
第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続され
た第4のコンデンサとを有するとともに第1のコンデン
サと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路との
間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並列回
路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチング素
子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダクタン
ス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコンデ
ンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッチン
グ素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2のダイ
オードの接続点を第3のダイオードにより接続して成る
電源装置において、第2のインダクタンスの両端に設け
られる一対の切換端子と、第1の主スイッチング素子の
高電位側に設けられる共通端子と、上記制御回路により
制御されて上記共通端子を上記一対の切換端子に択一に
切換接続する切換回路を備えたことを特徴とし、通常時
には上記切換回路の共通端子を一方の切換端子に切り換
えることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋め
(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れるととも
に、軽負荷時には上記切換回路の共通端子を他方の切換
端子に切り換えることでインバータ回路の電源電圧の上
昇を防止することができる。
【0036】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記制御回路によりオン・オフされて上記第4のコ
ンデンサの両端間を短絡するスイッチング素子を備えた
ことを特徴とし、上記スイッチング素子をオンとして第
4のコンデンサを短絡することにより、無負荷時のよう
に最も負荷が軽くなる場合やその他の異常の場合などに
もインバータ回路の電源電圧の上昇防止が図れる。
て、上記制御回路によりオン・オフされて上記第4のコ
ンデンサの両端間を短絡するスイッチング素子を備えた
ことを特徴とし、上記スイッチング素子をオンとして第
4のコンデンサを短絡することにより、無負荷時のよう
に最も負荷が軽くなる場合やその他の異常の場合などに
もインバータ回路の電源電圧の上昇防止が図れる。
【0037】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記制御回路によりオン・オフされるスイッチング
素子と第7のコンデンサの直列回路が第4のコンデンサ
に並列接続されて成ることを特徴とし、上記スイッチン
グ素子のオン・オフによって第4のコンデンサに第7の
コンデンサが選択的に接続されて第4のコンデンサの見
かけ上の容量が可変されるため、負荷への電力供給量を
絞る場合にもインバータ回路の電源電圧の上昇防止及び
主スイッチング素子に対するストレス低減を図ることが
できる。
て、上記制御回路によりオン・オフされるスイッチング
素子と第7のコンデンサの直列回路が第4のコンデンサ
に並列接続されて成ることを特徴とし、上記スイッチン
グ素子のオン・オフによって第4のコンデンサに第7の
コンデンサが選択的に接続されて第4のコンデンサの見
かけ上の容量が可変されるため、負荷への電力供給量を
絞る場合にもインバータ回路の電源電圧の上昇防止及び
主スイッチング素子に対するストレス低減を図ることが
できる。
【0038】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、上記制御回路によりオン・オフされて上記第4のコ
ンデンサの両端間を短絡する短絡用のスイッチング素子
を備え、上記制御回路によりオン・オフされる切換用の
スイッチング素子と第7のコンデンサの直列回路が第4
のコンデンサに並列接続されて成ることを特徴とし、上
記短絡用のスイッチング素子をオンとして第4のコンデ
ンサを短絡することにより、無負荷時のように最も負荷
が軽くなる場合やその他の異常の場合などにもインバー
タ回路の電源電圧の上昇防止が図れるとともに、上記切
換用のスイッチング素子のオン・オフによって第4のコ
ンデンサに第7のコンデンサが選択的に接続されて第4
のコンデンサの見かけ上の容量が可変されるため、負荷
への電力供給量を絞る場合にもインバータ回路の電源電
圧の上昇防止及び主スイッチング素子に対するストレス
低減を図ることができる。
て、上記制御回路によりオン・オフされて上記第4のコ
ンデンサの両端間を短絡する短絡用のスイッチング素子
を備え、上記制御回路によりオン・オフされる切換用の
スイッチング素子と第7のコンデンサの直列回路が第4
のコンデンサに並列接続されて成ることを特徴とし、上
記短絡用のスイッチング素子をオンとして第4のコンデ
ンサを短絡することにより、無負荷時のように最も負荷
が軽くなる場合やその他の異常の場合などにもインバー
タ回路の電源電圧の上昇防止が図れるとともに、上記切
換用のスイッチング素子のオン・オフによって第4のコ
ンデンサに第7のコンデンサが選択的に接続されて第4
のコンデンサの見かけ上の容量が可変されるため、負荷
への電力供給量を絞る場合にもインバータ回路の電源電
圧の上昇防止及び主スイッチング素子に対するストレス
低減を図ることができる。
【0039】請求項6の発明は、上記目的を達成するた
めに、交流電源を整流する整流器と、高周波でスイッチ
ングされる1乃至複数の主スイッチング素子を具備する
とともに1乃至複数の共振用のインダクタンス、共振用
のコンデンサ、直流成分カット用のコンデンサ並びに負
荷から構成される共振回路を有して上記整流器の出力を
高周波出力に変換して負荷に供給するインバータ回路
と、1乃至複数の部分平滑用のコンデンサを具備して上
記整流器の出力を部分平滑する電源回路とを備えた電源
装置において、上記共振回路を介して整流器の出力側に
上記インバータ回路の高周波出力の一部を帰還する帰還
手段と、交流電源電圧の絶対値が部分平滑用のコンデン
サの両端電圧よりも低いときに上記インバータ回路の発
振を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とし、交
流電源の電源投入時には制御手段によって交流電源電圧
の絶対値が部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低
いときにインバータ回路の発振が開始され、そのため、
直流成分カット用のコンデンサを定常状態に充電する過
程においてインバータ回路の主スイッチング素子へ加わ
るストレスを低減することができる。
めに、交流電源を整流する整流器と、高周波でスイッチ
ングされる1乃至複数の主スイッチング素子を具備する
とともに1乃至複数の共振用のインダクタンス、共振用
のコンデンサ、直流成分カット用のコンデンサ並びに負
荷から構成される共振回路を有して上記整流器の出力を
高周波出力に変換して負荷に供給するインバータ回路
と、1乃至複数の部分平滑用のコンデンサを具備して上
記整流器の出力を部分平滑する電源回路とを備えた電源
装置において、上記共振回路を介して整流器の出力側に
上記インバータ回路の高周波出力の一部を帰還する帰還
手段と、交流電源電圧の絶対値が部分平滑用のコンデン
サの両端電圧よりも低いときに上記インバータ回路の発
振を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とし、交
流電源の電源投入時には制御手段によって交流電源電圧
の絶対値が部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低
いときにインバータ回路の発振が開始され、そのため、
直流成分カット用のコンデンサを定常状態に充電する過
程においてインバータ回路の主スイッチング素子へ加わ
るストレスを低減することができる。
【0040】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、上記インバータ回路の発振開始前に、部分平滑用の
コンデンサを充電する手段を備えたことを特徴とし、イ
ンバータ回路の発振開始前に予め部分平滑用のコンデン
サを充電しておくことにより、インバータ回路の発振開
始時に部分平滑用のコンデンサに流れる電流を減らすこ
とができ、その結果、インバータ回路の主スイッチング
素子に印加されるストレスを低減することができる。
て、上記インバータ回路の発振開始前に、部分平滑用の
コンデンサを充電する手段を備えたことを特徴とし、イ
ンバータ回路の発振開始前に予め部分平滑用のコンデン
サを充電しておくことにより、インバータ回路の発振開
始時に部分平滑用のコンデンサに流れる電流を減らすこ
とができ、その結果、インバータ回路の主スイッチング
素子に印加されるストレスを低減することができる。
【0041】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記インバータ回路の発振開始前に、上記共振回路
を構成する直流成分カット用のコンデンサの両端電圧が
部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低い状態まで
直流成分カット用のコンデンサを充電する手段を備えた
ことを特徴とし、インバータ回路の主スイッチング素子
に印加されるストレスを低減することができる。
て、上記インバータ回路の発振開始前に、上記共振回路
を構成する直流成分カット用のコンデンサの両端電圧が
部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低い状態まで
直流成分カット用のコンデンサを充電する手段を備えた
ことを特徴とし、インバータ回路の主スイッチング素子
に印加されるストレスを低減することができる。
【0042】請求項9の発明は、請求項6〜8の何れか
の発明において、交流電源電圧のゼロクロスを検出する
検出手段を備え、上記制御手段が、検出手段がゼロクロ
スを検出したときに上記インバータ回路の発振を開始さ
せて成ることを特徴とし、交流電源電圧のゼロクロス点
に近いところでは直流成分カット用のコンデンサの両端
電圧が殆どゼロに近いため、インバータ回路の主スイッ
チング素子に印加されるストレスを低減することができ
る。
の発明において、交流電源電圧のゼロクロスを検出する
検出手段を備え、上記制御手段が、検出手段がゼロクロ
スを検出したときに上記インバータ回路の発振を開始さ
せて成ることを特徴とし、交流電源電圧のゼロクロス点
に近いところでは直流成分カット用のコンデンサの両端
電圧が殆どゼロに近いため、インバータ回路の主スイッ
チング素子に印加されるストレスを低減することができ
る。
【0043】請求項10の発明は、上記目的を達成する
ために、交流電源を整流する整流器と、高周波でオン・
オフされる1乃至複数の主スイッチング素子を具備し直
流出力を高周波交流出力に変換して負荷へ供給するイン
バータ回路と、1乃至複数のコンデンサ並びにインダク
タンスを有するとともに上記主スイッチング素子のオン
・オフ動作によって上記コンデンサを充電し整流器の脈
流出力を部分平滑した上記直流出力を上記インバータ回
路に供給する部分平滑回路とを備えた電源装置におい
て、上記部分平滑回路のコンデンサをインダクタンスを
介して上記主スイッチング素子に直列接続するととも
に、上記インバータ回路の動作開始前に上記コンデンサ
を充電する充電回路を上記インダクタンスと主スイッチ
ング素子の直列回路に並列接続して成ることを特徴と
し、充電回路によってインバータ回路の動作開始時に主
スイッチング素子へ加わるストレスを低減できるととも
に、インバータ回路の動作中に充電回路へ印加される電
圧を低減させることができ、且つ充電回路に用いられる
回路部品の耐圧を下げることができて充電回路の小型化
や簡略化が可能となる。
ために、交流電源を整流する整流器と、高周波でオン・
オフされる1乃至複数の主スイッチング素子を具備し直
流出力を高周波交流出力に変換して負荷へ供給するイン
バータ回路と、1乃至複数のコンデンサ並びにインダク
タンスを有するとともに上記主スイッチング素子のオン
・オフ動作によって上記コンデンサを充電し整流器の脈
流出力を部分平滑した上記直流出力を上記インバータ回
路に供給する部分平滑回路とを備えた電源装置におい
て、上記部分平滑回路のコンデンサをインダクタンスを
介して上記主スイッチング素子に直列接続するととも
に、上記インバータ回路の動作開始前に上記コンデンサ
を充電する充電回路を上記インダクタンスと主スイッチ
ング素子の直列回路に並列接続して成ることを特徴と
し、充電回路によってインバータ回路の動作開始時に主
スイッチング素子へ加わるストレスを低減できるととも
に、インバータ回路の動作中に充電回路へ印加される電
圧を低減させることができ、且つ充電回路に用いられる
回路部品の耐圧を下げることができて充電回路の小型化
や簡略化が可能となる。
【0044】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、上記コンデンサを所定のレベル以上に充電した
後は上記充電回路による充電を停止して成ることを特徴
とし、充電回路における不要な電力消費をなくすことが
できる。請求項12の発明は、請求項11の発明におい
て、上記充電回路が、上記コンデンサの充電経路を開閉
する開閉手段を具備することを特徴とし、インバータ回
路の動作中は開閉手段を開成することで充電回路による
上記コンデンサの充電が行われず、充電電流による不要
な電力消費をなくすことができる。
おいて、上記コンデンサを所定のレベル以上に充電した
後は上記充電回路による充電を停止して成ることを特徴
とし、充電回路における不要な電力消費をなくすことが
できる。請求項12の発明は、請求項11の発明におい
て、上記充電回路が、上記コンデンサの充電経路を開閉
する開閉手段を具備することを特徴とし、インバータ回
路の動作中は開閉手段を開成することで充電回路による
上記コンデンサの充電が行われず、充電電流による不要
な電力消費をなくすことができる。
【0045】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、上記開閉手段が、インバータ回路の主スイッチ
ング素子よりも先に動作を開始するとともに、上記主ス
イッチング素子のオン・オフ動作に同期してオン・オフ
動作が繰り返されることを特徴とし、開閉手段の制御が
容易になって回路の簡略化が図れる。請求項14の発明
は、請求項12の発明において、上記開閉手段が、上記
コンデンサの充電電圧レベルに応じてオン・オフ動作が
繰り返されることを特徴とし、開閉手段の制御が容易に
なって回路の簡略化が図れる。
おいて、上記開閉手段が、インバータ回路の主スイッチ
ング素子よりも先に動作を開始するとともに、上記主ス
イッチング素子のオン・オフ動作に同期してオン・オフ
動作が繰り返されることを特徴とし、開閉手段の制御が
容易になって回路の簡略化が図れる。請求項14の発明
は、請求項12の発明において、上記開閉手段が、上記
コンデンサの充電電圧レベルに応じてオン・オフ動作が
繰り返されることを特徴とし、開閉手段の制御が容易に
なって回路の簡略化が図れる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態により詳
細に説明する。 (実施形態1)図1は本発明の第1の実施形態を示す概
略回路図である。図1に示すように、本実施形態の基本
構成は図35に示した従来例1と共通であるので、共通
する部分については同一の符号を付して説明は省略し、
本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
細に説明する。 (実施形態1)図1は本発明の第1の実施形態を示す概
略回路図である。図1に示すように、本実施形態の基本
構成は図35に示した従来例1と共通であるので、共通
する部分については同一の符号を付して説明は省略し、
本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0047】本実施形態は、従来例1においてチョッパ
回路CH1 を構成しているダイオードD0 の代わりに寄
生ダイオードDaを有する電界効果トランジスタから成
るスイッチング素子Q3 を備えるとともに、インバータ
回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動制
御する制御回路CNT1 によって上記スイッチング素子
Q3 のオン・オフ制御を行うようにした点に特徴があ
る。なお、スイッチング素子Q3 として、電界効果トラ
ンジスタの代わりにダイオードが逆並列接続されたバイ
ポーラトランジスタ等を用いてもよい。
回路CH1 を構成しているダイオードD0 の代わりに寄
生ダイオードDaを有する電界効果トランジスタから成
るスイッチング素子Q3 を備えるとともに、インバータ
回路INV1 の主スイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動制
御する制御回路CNT1 によって上記スイッチング素子
Q3 のオン・オフ制御を行うようにした点に特徴があ
る。なお、スイッチング素子Q3 として、電界効果トラ
ンジスタの代わりにダイオードが逆並列接続されたバイ
ポーラトランジスタ等を用いてもよい。
【0048】次に、図2〜図6を参照して本実施形態の
回路動作を説明する。図5は制御回路CNT1 の〜
端子から出力される各駆動信号を示すタイムチャートで
ある。まず、電源投入時からごく短い期間T0 において
は、制御回路CNT1 の端子,端子からは駆動信号
が出力されずに主スイッチング素子Q 1 ,Q2 はオフと
なり、端子からHレベルの駆動信号が出力されてスイ
ッチング素子Q3 がオンとなる。これにより、図6に示
すように整流器DBからコンデンサC5 →インダクタン
スL2 →スイッチング素子Q3 →インピーダンス素子Z
の経路で充電電流i0 が流れてコンデンサC5 が予備充
電される。すなわち、チョッパ回路CH1 を構成するコ
ンデンサC5 は、電源投入時にインバータ回路INV1
が起動する前に充電される必要があり、そのために上記
のような予備充電期間T0 を設けているものである。な
お、インピーダンス素子Zは、充電電流i 0 を低減して
スイッチング素子Q3 を保護するため、挿入することが
望ましい。
回路動作を説明する。図5は制御回路CNT1 の〜
端子から出力される各駆動信号を示すタイムチャートで
ある。まず、電源投入時からごく短い期間T0 において
は、制御回路CNT1 の端子,端子からは駆動信号
が出力されずに主スイッチング素子Q 1 ,Q2 はオフと
なり、端子からHレベルの駆動信号が出力されてスイ
ッチング素子Q3 がオンとなる。これにより、図6に示
すように整流器DBからコンデンサC5 →インダクタン
スL2 →スイッチング素子Q3 →インピーダンス素子Z
の経路で充電電流i0 が流れてコンデンサC5 が予備充
電される。すなわち、チョッパ回路CH1 を構成するコ
ンデンサC5 は、電源投入時にインバータ回路INV1
が起動する前に充電される必要があり、そのために上記
のような予備充電期間T0 を設けているものである。な
お、インピーダンス素子Zは、充電電流i 0 を低減して
スイッチング素子Q3 を保護するため、挿入することが
望ましい。
【0049】上記コンデンサC5 の予備充電完了後、制
御回路CNT1 は端子をLレベルとしてスイッチング
素子Q3 をオフする。ここで、スイッチング素子Q3 が
オフの場合には、コンデンサC6 の低電位側と、インダ
クタンスL2 とダイオードD 7 の接続点とがスイッチン
グ素子Q3 の寄生ダイオードDaによって接続されるこ
ととなり、図2に示すような従来例1と全く同じ回路構
成となる。
御回路CNT1 は端子をLレベルとしてスイッチング
素子Q3 をオフする。ここで、スイッチング素子Q3 が
オフの場合には、コンデンサC6 の低電位側と、インダ
クタンスL2 とダイオードD 7 の接続点とがスイッチン
グ素子Q3 の寄生ダイオードDaによって接続されるこ
ととなり、図2に示すような従来例1と全く同じ回路構
成となる。
【0050】そして、制御回路CNT1 は端子及び
端子から駆動信号を出力して主スイッチング素子Q1 ,
Q2 を高周波で交互にオン・オフする。このときの駆動
信号の周波数f1 は、負荷である放電灯Laを含む共振
回路RE1 の共振周波数よりも充分に高い周波数に設定
し、放電灯Laを始動させずに放電灯Laのフィラメン
トを予熱するようにしている。このように放電灯Laの
フィラメントを予熱する先行予熱期間T1 (図5参照)
においては、放電灯Laが始動していないことから軽負
荷となるのであるが、従来例1に説明したようにチョッ
パ回路CH1 を備えることで、コンデンサC4 の充電電
圧上昇によるインバータ回路INV1 への供給電圧Vdc
の昇圧を防止することができる。さらに、先行予熱期間
T1 における主スイッチング素子Q1 ,Q2 の動作周波
数f1 を共振回路RE1 の共振周波数よりも高く設定し
ているので、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン
電流波形が、電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近
い波形(図49(c)参照)とはならず、遅相的な波形
(図49(b)参照)となって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができる。
端子から駆動信号を出力して主スイッチング素子Q1 ,
Q2 を高周波で交互にオン・オフする。このときの駆動
信号の周波数f1 は、負荷である放電灯Laを含む共振
回路RE1 の共振周波数よりも充分に高い周波数に設定
し、放電灯Laを始動させずに放電灯Laのフィラメン
トを予熱するようにしている。このように放電灯Laの
フィラメントを予熱する先行予熱期間T1 (図5参照)
においては、放電灯Laが始動していないことから軽負
荷となるのであるが、従来例1に説明したようにチョッ
パ回路CH1 を備えることで、コンデンサC4 の充電電
圧上昇によるインバータ回路INV1 への供給電圧Vdc
の昇圧を防止することができる。さらに、先行予熱期間
T1 における主スイッチング素子Q1 ,Q2 の動作周波
数f1 を共振回路RE1 の共振周波数よりも高く設定し
ているので、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン
電流波形が、電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近
い波形(図49(c)参照)とはならず、遅相的な波形
(図49(b)参照)となって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができる。
【0051】一方、予熱後に放電灯Laが始動してから
は、制御回路CNT1 が端子及び端子からの駆動信
号の周波数を低くして、共振回路RE1 の共振周波数に
近づけた動作周波数f2 にて主スイッチング素子Q1 ,
Q2 をオン・オフする。同時に、このような定常点灯期
間T2 においては、制御回路CNT1 が端子をHレベ
ルとしてスイッチング素子Q3 をオンすることで、図3
に示すような回路構成となる。すなわち、ダイオードD
7 のアノード並びにインダクタンスL2 の低電位側が整
流器DBの低電位側出力端(グランドライン)に接続さ
れることでチョッパ回路CH1 が構成されなくなり、そ
の結果、インダクタンスL2 がコンデンサC5 の高周波
電流カット用チョークとなってインバータ回路INV1
の共振回生電流がコンデンサC6 を介して流れ、チョッ
パ回路CH1 を構成していたインダクタンスL2 及びコ
ンデンサC6 がコンデンサC5 のリップル電流を低減す
るような回路構成となる。
は、制御回路CNT1 が端子及び端子からの駆動信
号の周波数を低くして、共振回路RE1 の共振周波数に
近づけた動作周波数f2 にて主スイッチング素子Q1 ,
Q2 をオン・オフする。同時に、このような定常点灯期
間T2 においては、制御回路CNT1 が端子をHレベ
ルとしてスイッチング素子Q3 をオンすることで、図3
に示すような回路構成となる。すなわち、ダイオードD
7 のアノード並びにインダクタンスL2 の低電位側が整
流器DBの低電位側出力端(グランドライン)に接続さ
れることでチョッパ回路CH1 が構成されなくなり、そ
の結果、インダクタンスL2 がコンデンサC5 の高周波
電流カット用チョークとなってインバータ回路INV1
の共振回生電流がコンデンサC6 を介して流れ、チョッ
パ回路CH1 を構成していたインダクタンスL2 及びコ
ンデンサC6 がコンデンサC5 のリップル電流を低減す
るような回路構成となる。
【0052】図3に示す回路構成は特開平5−3816
1号公報に記載されているものとほぼ共通しており、上
記のようにインダクタンスL2 及びコンデンサC6 にて
コンデンサC5 のリップル電流を低減できるため、イン
バータ回路INV1 の電源電圧Vdcも図4に示すような
リップルの少ない電圧とすることができ、交流電源AC
の電源電圧の山部、谷部における電源電圧Vdcの低下を
抑えることができる。さらに、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 の動作周波数を高くすることで共振回路RE
1 のコンデンサC4 両端に生じる共振電圧振幅を増大さ
せ、電源電圧Vdcの低い谷部においても入力電流の休止
期間を生じさせず、入力力率が高く且つ入力電流の高調
波成分の低減も図れる。
1号公報に記載されているものとほぼ共通しており、上
記のようにインダクタンスL2 及びコンデンサC6 にて
コンデンサC5 のリップル電流を低減できるため、イン
バータ回路INV1 の電源電圧Vdcも図4に示すような
リップルの少ない電圧とすることができ、交流電源AC
の電源電圧の山部、谷部における電源電圧Vdcの低下を
抑えることができる。さらに、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 の動作周波数を高くすることで共振回路RE
1 のコンデンサC4 両端に生じる共振電圧振幅を増大さ
せ、電源電圧Vdcの低い谷部においても入力電流の休止
期間を生じさせず、入力力率が高く且つ入力電流の高調
波成分の低減も図れる。
【0053】本実施形態によれば、負荷を放電灯Laと
した場合に、制御回路CNT1 によってスイッチング素
子Q3 をオン・オフすることにより、インバータ回路I
NV 1 の動作モード(放電灯Laを予熱する先行予熱モ
ードと、放電灯Laを点灯させる点灯モード)に応じた
回路構成を選択することができる。すなわち、先行予熱
モードにおいては軽負荷となることから、スイッチング
素子Q3 をオフとして図2に示すような従来例1と共通
回路構成を選択して、コンデンサC4 の充電電圧上昇に
よるインバータ回路INV1 への供給電圧Vdcの昇圧を
防止するとともに、点灯モードにおいてはスイッチング
素子Q3 をオンとして図3に示すような回路構成を選択
して、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン電流波
形が電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近い波形に
なることを回避して遅相的な波形とし、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができ
る。その結果、選択される各回路構成において各モード
に応じた最適な設計を行うことができるという利点もあ
る。
した場合に、制御回路CNT1 によってスイッチング素
子Q3 をオン・オフすることにより、インバータ回路I
NV 1 の動作モード(放電灯Laを予熱する先行予熱モ
ードと、放電灯Laを点灯させる点灯モード)に応じた
回路構成を選択することができる。すなわち、先行予熱
モードにおいては軽負荷となることから、スイッチング
素子Q3 をオフとして図2に示すような従来例1と共通
回路構成を選択して、コンデンサC4 の充電電圧上昇に
よるインバータ回路INV1 への供給電圧Vdcの昇圧を
防止するとともに、点灯モードにおいてはスイッチング
素子Q3 をオンとして図3に示すような回路構成を選択
して、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン電流波
形が電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近い波形に
なることを回避して遅相的な波形とし、主スイッチング
素子Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができ
る。その結果、選択される各回路構成において各モード
に応じた最適な設計を行うことができるという利点もあ
る。
【0054】(実施形態2)図7は本発明の第2の実施
形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成も
図35に示した従来例1とほぼ共通であり、共通する部
分については同一の符号を付して説明は省略する。交流
電源ACの両端に高周波電流カット用のチョークコイル
L0 を介して疑似電源となるコンデンサC1 が接続さ
れ、コンデンサC1 と並列にダイオードブリッジから成
る整流器DBが接続してある。以下、チョークコイルL
0 、コンデンサC1 、整流器DBから成る回路を電源回
路PSと呼ぶこととする。
形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成も
図35に示した従来例1とほぼ共通であり、共通する部
分については同一の符号を付して説明は省略する。交流
電源ACの両端に高周波電流カット用のチョークコイル
L0 を介して疑似電源となるコンデンサC1 が接続さ
れ、コンデンサC1 と並列にダイオードブリッジから成
る整流器DBが接続してある。以下、チョークコイルL
0 、コンデンサC1 、整流器DBから成る回路を電源回
路PSと呼ぶこととする。
【0055】本実施形態における共振回路RE2 は、共
振用のインダクタンスL1 とダイオードD6 (並列に歪
改善用のコンデンサC4 が接続されている)のカソード
との間に共振用のコンデンサC2 を接続するとともに、
コンデンサC2 と並列にトランスT1 の1次側を接続
し、且つトランスT1 の2次側に予熱電流制限用インピ
ーダンス素子であるコンデンサCa,Cbを介して放電
灯Laの各フィラメントが直列に接続して構成されてい
る。
振用のインダクタンスL1 とダイオードD6 (並列に歪
改善用のコンデンサC4 が接続されている)のカソード
との間に共振用のコンデンサC2 を接続するとともに、
コンデンサC2 と並列にトランスT1 の1次側を接続
し、且つトランスT1 の2次側に予熱電流制限用インピ
ーダンス素子であるコンデンサCa,Cbを介して放電
灯Laの各フィラメントが直列に接続して構成されてい
る。
【0056】インバータ回路INV2 を構成する高電位
側の主スイッチング素子Q1 のドレインに共通端子s、
整流器DBの高電位側の出力端に切換端子p、インダク
タンスL2 とコンデンサC5 の接続点に切換端子qをそ
れぞれ設けるとともに、共通端子sに2つの切換端子
p,qを択一的に切換接続するスイッチ回路SWが設け
てある。このスイッチ回路SWは、制御回路CNT2 の
端子から出力される制御信号により駆動されるリレー
回路として構成すればよい。また、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 の接続点と整流器DBの高電位側の出力端の
間には、インバータ回路INV2 の共振電流帰還用のダ
イオードD9 が接続してある。
側の主スイッチング素子Q1 のドレインに共通端子s、
整流器DBの高電位側の出力端に切換端子p、インダク
タンスL2 とコンデンサC5 の接続点に切換端子qをそ
れぞれ設けるとともに、共通端子sに2つの切換端子
p,qを択一的に切換接続するスイッチ回路SWが設け
てある。このスイッチ回路SWは、制御回路CNT2 の
端子から出力される制御信号により駆動されるリレー
回路として構成すればよい。また、主スイッチング素子
Q1 ,Q2 の接続点と整流器DBの高電位側の出力端の
間には、インバータ回路INV2 の共振電流帰還用のダ
イオードD9 が接続してある。
【0057】制御回路CNT2 は端子及び端子から
駆動信号を出力して主スイッチング素子Q1 ,Q2 を高
周波で交互にオン・オフする。その結果、共振回路RE
2 には高周波の共振電流が流れるから、トランスT1 を
介して放電灯Laに高周波電力が供給される。同時に、
コンデンサC4 の両端に高周波電圧を生じさせ、整流器
DBを介して疑似電源となるコンデンサC1 に高周波電
流を流すことにより、交流電源ACの電源電圧周期の全
区間において入力電流を流すことができ、入力力率の改
善が図れる。
駆動信号を出力して主スイッチング素子Q1 ,Q2 を高
周波で交互にオン・オフする。その結果、共振回路RE
2 には高周波の共振電流が流れるから、トランスT1 を
介して放電灯Laに高周波電力が供給される。同時に、
コンデンサC4 の両端に高周波電圧を生じさせ、整流器
DBを介して疑似電源となるコンデンサC1 に高周波電
流を流すことにより、交流電源ACの電源電圧周期の全
区間において入力電流を流すことができ、入力力率の改
善が図れる。
【0058】本実施形態の回路動作を図8〜図13を参
照してさらに詳しく説明する。まず、制御回路CNT2
によりスイッチ回路SWを制御して共通端子sを切換端
子qに接続した場合について説明する。この場合には、
図7に示す回路は図8に示すような回路構成に切り換え
られる。その結果、インダクタンスL2 が主スイッチン
グ素子Q1 のドレインと共振電流帰還用のダイオードD
9 のカソードとの間に挿入され、インダクタンスL2 、
コンデンサC5 、ダイオードD7 ,D0並びに低電位側
の主スイッチング素子Q2 によってチョッパ回路CH2
が構成される。このチョッパ回路CH2 は以下のような
動作を行う。
照してさらに詳しく説明する。まず、制御回路CNT2
によりスイッチ回路SWを制御して共通端子sを切換端
子qに接続した場合について説明する。この場合には、
図7に示す回路は図8に示すような回路構成に切り換え
られる。その結果、インダクタンスL2 が主スイッチン
グ素子Q1 のドレインと共振電流帰還用のダイオードD
9 のカソードとの間に挿入され、インダクタンスL2 、
コンデンサC5 、ダイオードD7 ,D0並びに低電位側
の主スイッチング素子Q2 によってチョッパ回路CH2
が構成される。このチョッパ回路CH2 は以下のような
動作を行う。
【0059】制御回路CNT2 からの駆動信号により主
スイッチング素子Q2 がオンすると、インバータ回路I
NV2 の共振電流i2 は図9に示すように、共振回路R
E2→主スイッチング素子Q2 →共振回路RE2 の経路
で流れ、さらに主スイッチング素子Q2 がオフしたとき
の回生電流i3 は同じく図9に示すように共振回路RE
2 →ダイオードD9 →コンデンサC6 →共振回路RE2
の経路で流れる。この間、チョッパ回路CH2 には主ス
イッチング素子Q2 を介してチョッパ電流i1が流れ
る。次に主スイッチング素子Q2 がオフ、主スイッチン
グ素子Q1 がオンすると、図10に示すようにコンデン
サC5 を電源として共振電流i5 が主スイッチング素子
Q1 →共振回路RE2 →ダイオードD0 →コンデンサC
5 の経路で流れ、主スイッチング素子Q1 がオフした瞬
間の回生電流i6 は主スイッチング素子Q2 の寄生ダイ
オード(図示せず)を介して流れる。また、チョッパ回
路CH2 においては、インダクタンスL2 に蓄積された
エネルギの放出により、インダクタンスL2 →コンデン
サC5 →ダイオードD7 →ダイオードD9 →インダクタ
ンスL2 の経路で電流i4 が流れ、コンデンサC5 が充
電される。
スイッチング素子Q2 がオンすると、インバータ回路I
NV2 の共振電流i2 は図9に示すように、共振回路R
E2→主スイッチング素子Q2 →共振回路RE2 の経路
で流れ、さらに主スイッチング素子Q2 がオフしたとき
の回生電流i3 は同じく図9に示すように共振回路RE
2 →ダイオードD9 →コンデンサC6 →共振回路RE2
の経路で流れる。この間、チョッパ回路CH2 には主ス
イッチング素子Q2 を介してチョッパ電流i1が流れ
る。次に主スイッチング素子Q2 がオフ、主スイッチン
グ素子Q1 がオンすると、図10に示すようにコンデン
サC5 を電源として共振電流i5 が主スイッチング素子
Q1 →共振回路RE2 →ダイオードD0 →コンデンサC
5 の経路で流れ、主スイッチング素子Q1 がオフした瞬
間の回生電流i6 は主スイッチング素子Q2 の寄生ダイ
オード(図示せず)を介して流れる。また、チョッパ回
路CH2 においては、インダクタンスL2 に蓄積された
エネルギの放出により、インダクタンスL2 →コンデン
サC5 →ダイオードD7 →ダイオードD9 →インダクタ
ンスL2 の経路で電流i4 が流れ、コンデンサC5 が充
電される。
【0060】ここで、本実施形態のチョッパ回路CH2
は、インバータ回路INV2 の電源となるコンデンサC
5 が交流電源AC(電源回路PS)に対してインダクタ
ンスL2 を介して接続される降圧チョッパ回路構成とな
り、図11に示すようにコンデンサC5 の両端電圧Vc
5 が電源回路PSから出力される脈流電圧VPSよりも低
い電圧となる。このため、主スイッチング素子Q1 ,Q
2 には交流電源ACの電源電圧よりも低い電圧が印加さ
れることになり、主スイッチング素子Q1 ,Q 2 のスト
レス低減並びに装置の小型化が図れる。
は、インバータ回路INV2 の電源となるコンデンサC
5 が交流電源AC(電源回路PS)に対してインダクタ
ンスL2 を介して接続される降圧チョッパ回路構成とな
り、図11に示すようにコンデンサC5 の両端電圧Vc
5 が電源回路PSから出力される脈流電圧VPSよりも低
い電圧となる。このため、主スイッチング素子Q1 ,Q
2 には交流電源ACの電源電圧よりも低い電圧が印加さ
れることになり、主スイッチング素子Q1 ,Q 2 のスト
レス低減並びに装置の小型化が図れる。
【0061】一方、制御回路CNT2 によりスイッチ回
路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子pに接続
した場合には、図7に示す回路は図2に示した従来例1
と同一の回路構成に切り換えられる。ここで、実施形態
1の図3に示した回路構成においては、インバータ回路
INV1 の電源電圧Vdcを供給するコンデンサC5 が整
流器DBに対してインバータ回路INV1 よりも後段に
設けてあることから、図12に示すように入力電流I in
の休止期間が生じないのであるが、このように交流電源
ACの一周期の全区間において正弦波状の入力電流Iin
を流そうとすると、負荷である放電灯Laに流れるラン
プ電流ILaが入力電流Iinの変動に応じてその谷部で大
きく、山部で小さくなるように変動し、放電灯Laの発
光効率が低下する等の不具合が生じてしまう。それに対
して図2に示すような回路構成を採用することで、イン
バータ回路INV1 の電源電圧Vdcが整流器DBの脈流
出力電圧の谷部で低く、山部で高くなるような電圧波形
となり、その結果、図13に示すようにランプ電流ILa
を入力電流Iinの谷部と山部の両方でピークを持つよう
なリップルの低減された波形とすることができる。
路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子pに接続
した場合には、図7に示す回路は図2に示した従来例1
と同一の回路構成に切り換えられる。ここで、実施形態
1の図3に示した回路構成においては、インバータ回路
INV1 の電源電圧Vdcを供給するコンデンサC5 が整
流器DBに対してインバータ回路INV1 よりも後段に
設けてあることから、図12に示すように入力電流I in
の休止期間が生じないのであるが、このように交流電源
ACの一周期の全区間において正弦波状の入力電流Iin
を流そうとすると、負荷である放電灯Laに流れるラン
プ電流ILaが入力電流Iinの変動に応じてその谷部で大
きく、山部で小さくなるように変動し、放電灯Laの発
光効率が低下する等の不具合が生じてしまう。それに対
して図2に示すような回路構成を採用することで、イン
バータ回路INV1 の電源電圧Vdcが整流器DBの脈流
出力電圧の谷部で低く、山部で高くなるような電圧波形
となり、その結果、図13に示すようにランプ電流ILa
を入力電流Iinの谷部と山部の両方でピークを持つよう
なリップルの低減された波形とすることができる。
【0062】よって本実施形態によれば、放電灯Laを
負荷とする場合、点灯時(点灯モード)においては制御
回路CNT2 によりスイッチ回路SWを制御して共通端
子sを他方の切換端子pに接続して放電灯Laの効率向
上が図れ、先行予熱時(先行予熱モード)や始動時(始
動モード)あるいは寿命末期等の軽負荷時においては制
御回路CNT2 によりスイッチ回路SWを制御して共通
端子sを他方の切換端子qに接続して降圧チョッパ回路
CH2 を構成することでインバータ回路INV 2 への供
給電圧を低減し、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のスト
レス及び耐圧の低減が図れるという利点がある。
負荷とする場合、点灯時(点灯モード)においては制御
回路CNT2 によりスイッチ回路SWを制御して共通端
子sを他方の切換端子pに接続して放電灯Laの効率向
上が図れ、先行予熱時(先行予熱モード)や始動時(始
動モード)あるいは寿命末期等の軽負荷時においては制
御回路CNT2 によりスイッチ回路SWを制御して共通
端子sを他方の切換端子qに接続して降圧チョッパ回路
CH2 を構成することでインバータ回路INV 2 への供
給電圧を低減し、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のスト
レス及び耐圧の低減が図れるという利点がある。
【0063】(実施形態3)図14は本発明の第3の実
施形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成
は実施形態1及び実施形態2とほぼ共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略し、本
実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
施形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成
は実施形態1及び実施形態2とほぼ共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略し、本
実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0064】本実施形態は実施形態1と共通のチョッパ
回路CH1 と、実施形態2における共振回路RE2 のダ
イオードD6 の代わりにFETから成るスイッチング素
子Q 4 をコンデンサC4 に並列接続した共振回路RE3
を有するインバータ回路INV3 とを備え、制御回路C
NT3 の端子から出力する制御信号によりスイッチン
グ素子Q4 のオン・オフを制御する点に特徴がある。
回路CH1 と、実施形態2における共振回路RE2 のダ
イオードD6 の代わりにFETから成るスイッチング素
子Q 4 をコンデンサC4 に並列接続した共振回路RE3
を有するインバータ回路INV3 とを備え、制御回路C
NT3 の端子から出力する制御信号によりスイッチン
グ素子Q4 のオン・オフを制御する点に特徴がある。
【0065】制御回路CNT3 によりスイッチング素子
Q3 ,Q4 がともにオンされた場合、本実施形態は等価
的に図15に示すような回路構成となる。実施形態1で
説明したように、スイッチング素子Q3 がオンされる
と、ダイオードD7 のアノード並びにインダクタンスL
2 の低電位側が整流器DBの低電位側出力端(グランド
ライン)に接続されるためにチョッパ回路CH1 が構成
されなくなり、その結果、インダクタンスL2 がコンデ
ンサC5 の高周波電流カット用チョークとなってインバ
ータ回路INV3 の共振回生電流がコンデンサC6 を介
して流れ、インダクタンスL2 及びコンデンサC6 によ
りコンデンサC5 のリップル電流が低減される。一方、
スイッチング素子Q4 がオンされるとコンデンサC4 の
両端がスイッチング素子Q4 によりバイパスされるた
め、コンデンサC4 による入力電流歪の改善効果は得ら
れない。しかしながら、この回路構成にあっては、整流
器DBの脈流出力電圧が図16に示すようにコンデンサ
C5 で平滑されてインバータ回路INV3 に供給される
ことから、インバータ回路INV3 の電源電圧Vdcが交
流電源ACの電源電圧よりも大きく上昇することがな
い。よって、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の耐圧は交
流電源ACの電源電圧程度で済むという利点がある。
Q3 ,Q4 がともにオンされた場合、本実施形態は等価
的に図15に示すような回路構成となる。実施形態1で
説明したように、スイッチング素子Q3 がオンされる
と、ダイオードD7 のアノード並びにインダクタンスL
2 の低電位側が整流器DBの低電位側出力端(グランド
ライン)に接続されるためにチョッパ回路CH1 が構成
されなくなり、その結果、インダクタンスL2 がコンデ
ンサC5 の高周波電流カット用チョークとなってインバ
ータ回路INV3 の共振回生電流がコンデンサC6 を介
して流れ、インダクタンスL2 及びコンデンサC6 によ
りコンデンサC5 のリップル電流が低減される。一方、
スイッチング素子Q4 がオンされるとコンデンサC4 の
両端がスイッチング素子Q4 によりバイパスされるた
め、コンデンサC4 による入力電流歪の改善効果は得ら
れない。しかしながら、この回路構成にあっては、整流
器DBの脈流出力電圧が図16に示すようにコンデンサ
C5 で平滑されてインバータ回路INV3 に供給される
ことから、インバータ回路INV3 の電源電圧Vdcが交
流電源ACの電源電圧よりも大きく上昇することがな
い。よって、主スイッチング素子Q1 ,Q2 の耐圧は交
流電源ACの電源電圧程度で済むという利点がある。
【0066】また、制御回路CNT3 によりスイッチン
グ素子Q3 がオフ、スイッチング素子Q4 がオンされた
場合には等価的に図17に示すような回路構成となって
チョッパ回路CH1 が構成される。このため、インバー
タ回路INV3 の電源電圧(コンデンサC5 の両端電
圧)Vdcが図18に示すようにチョッパ回路CH1 によ
って谷埋め(部分平滑)された波形となり、インバータ
回路INV3 の全ての動作モード(先行予熱モードや定
常点灯モード等)において上記電源電圧Vdcの昇圧を防
止することができる。さらに、チョッパ回路CH1 が形
成されることで図15に示した回路構成に比較して入力
電流歪を多少改善でき、効率を高くできる。但し、負荷
である放電灯Laに流れるランプ電流ILaが電源電圧V
dcの谷部で大きく山部で小さくなるように変動し、放電
灯Laの発光効率が低下することは否めない。なお、ス
イッチング素子Q4 がオフの場合には、共振回路RE3
の構成はスイッチング素子Q4 の寄生ダイオードDxに
よって実施形態2の共振回路RE2 の構成と同一になる
ので、コンデンサC4 両端に生じる共振電圧により、電
源電圧Vdcの低い谷部においても入力電流の休止期間を
生じさせず、入力力率が高く且つ入力電流の高調波成分
の低減が図れる。
グ素子Q3 がオフ、スイッチング素子Q4 がオンされた
場合には等価的に図17に示すような回路構成となって
チョッパ回路CH1 が構成される。このため、インバー
タ回路INV3 の電源電圧(コンデンサC5 の両端電
圧)Vdcが図18に示すようにチョッパ回路CH1 によ
って谷埋め(部分平滑)された波形となり、インバータ
回路INV3 の全ての動作モード(先行予熱モードや定
常点灯モード等)において上記電源電圧Vdcの昇圧を防
止することができる。さらに、チョッパ回路CH1 が形
成されることで図15に示した回路構成に比較して入力
電流歪を多少改善でき、効率を高くできる。但し、負荷
である放電灯Laに流れるランプ電流ILaが電源電圧V
dcの谷部で大きく山部で小さくなるように変動し、放電
灯Laの発光効率が低下することは否めない。なお、ス
イッチング素子Q4 がオフの場合には、共振回路RE3
の構成はスイッチング素子Q4 の寄生ダイオードDxに
よって実施形態2の共振回路RE2 の構成と同一になる
ので、コンデンサC4 両端に生じる共振電圧により、電
源電圧Vdcの低い谷部においても入力電流の休止期間を
生じさせず、入力力率が高く且つ入力電流の高調波成分
の低減が図れる。
【0067】本実施形態によれば、負荷を放電灯Laと
した場合に、先行予熱モードと点灯モードとにおいてス
イッチング素子Q3 のオン・オフにより回路構成を切り
換えることにより、インバータ回路INV1 の電源電圧
Vdcの昇圧防止と、主スイッチング素子Q1 ,Q2 に対
するストレス低減とが図れるとともに、スイッチング素
子Q4 をオンとしてコンデンサC4 を短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにも電源電圧Vdcの昇圧防止が図れ、
種々の動作モードに対応可能となるという利点がある。
した場合に、先行予熱モードと点灯モードとにおいてス
イッチング素子Q3 のオン・オフにより回路構成を切り
換えることにより、インバータ回路INV1 の電源電圧
Vdcの昇圧防止と、主スイッチング素子Q1 ,Q2 に対
するストレス低減とが図れるとともに、スイッチング素
子Q4 をオンとしてコンデンサC4 を短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにも電源電圧Vdcの昇圧防止が図れ、
種々の動作モードに対応可能となるという利点がある。
【0068】(実施形態4)図19は本発明の第4の実
施形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成
は実施形態1及び実施形態2とほぼ共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略し、本
実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
施形態を示す概略回路図である。本実施形態の基本構成
は実施形態1及び実施形態2とほぼ共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略し、本
実施形態の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0069】本実施形態は実施形態1と共通のチョッパ
回路CH1 と、実施形態2における共振回路RE2 のダ
イオードD6 及びコンデンサC4 と並列にコンデンサC
7 とFETから成るスイッチング素子Q5 の直列回路を
接続した共振回路RE4 を有するインバータ回路INV
4 とを備え、制御回路CNT4 の端子から出力する制
御信号によりスイッチング素子Q5 のオン・オフを制御
する点に特徴がある。すなわち、実施形態1において負
荷を放電灯Laとした場合に、制御回路CNT1 により
主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を高くし放
電灯Laの光出力を低下させて調光点灯させると(調光
点灯モード)、歪改善用のコンデンサC4 の充電期間が
定常点灯モードのときよりも短くなるため、交流電源A
Cの電源電圧VACの谷部ではコンデンサC4 が充分に充
電されずに図20(a)に示すように入力電流波形に休
止区間が生じてしまう。そこで、本実施形態はかかる不
具合を解消するために、コンデンサC4 の見かけ上の容
量を可変する手段(コンデンサC7 とスイッチング素子
Q5 )を設けたものである。よって、上記のような調光
点灯モードにおいて制御回路CNT4 の端子をHレベ
ルとしてスイッチング素子Q5 をオンすれば、コンデン
サC7 がコンデンサC4 と並列接続されてコンデンサC
4 の見かけ上の容量が、容量C4 とコンデンサC7 の容
量C7 との合成容量となって大きくなるから、図20
(b)に示すように休止期間が生じずに電源電圧VACの
略全区間において入力電流Iinを流すことができる。
回路CH1 と、実施形態2における共振回路RE2 のダ
イオードD6 及びコンデンサC4 と並列にコンデンサC
7 とFETから成るスイッチング素子Q5 の直列回路を
接続した共振回路RE4 を有するインバータ回路INV
4 とを備え、制御回路CNT4 の端子から出力する制
御信号によりスイッチング素子Q5 のオン・オフを制御
する点に特徴がある。すなわち、実施形態1において負
荷を放電灯Laとした場合に、制御回路CNT1 により
主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を高くし放
電灯Laの光出力を低下させて調光点灯させると(調光
点灯モード)、歪改善用のコンデンサC4 の充電期間が
定常点灯モードのときよりも短くなるため、交流電源A
Cの電源電圧VACの谷部ではコンデンサC4 が充分に充
電されずに図20(a)に示すように入力電流波形に休
止区間が生じてしまう。そこで、本実施形態はかかる不
具合を解消するために、コンデンサC4 の見かけ上の容
量を可変する手段(コンデンサC7 とスイッチング素子
Q5 )を設けたものである。よって、上記のような調光
点灯モードにおいて制御回路CNT4 の端子をHレベ
ルとしてスイッチング素子Q5 をオンすれば、コンデン
サC7 がコンデンサC4 と並列接続されてコンデンサC
4 の見かけ上の容量が、容量C4 とコンデンサC7 の容
量C7 との合成容量となって大きくなるから、図20
(b)に示すように休止期間が生じずに電源電圧VACの
略全区間において入力電流Iinを流すことができる。
【0070】一方、調光点灯モードにおいては主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を高くして放電灯L
aへの供給電力を減らすため、定常点灯モードよりも軽
負荷になり、コンデンサC4 (コンデンサC4 とコンデ
ンサC7 の並列回路)の両端電圧が上昇するおそれがあ
る。しかしながら、調光点灯モードにおいて制御回路C
NT4 にてスイッチング素子Q3 をオフにすれば、チョ
ッパ回路CH1 が形成され、インバータ回路INV4 に
供給される電源電圧Vdcが谷埋め(部分平滑)されるの
で、実施形態1で説明したように電源電圧Vdcの昇圧を
防止することができるとともに、調光点灯モードにおい
ては主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を共振
回路RE4 の共振周波数よりも高く設定していることか
ら、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン電流波形
が電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近い波形とは
ならず、遅相的な波形となって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができる。
チング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を高くして放電灯L
aへの供給電力を減らすため、定常点灯モードよりも軽
負荷になり、コンデンサC4 (コンデンサC4 とコンデ
ンサC7 の並列回路)の両端電圧が上昇するおそれがあ
る。しかしながら、調光点灯モードにおいて制御回路C
NT4 にてスイッチング素子Q3 をオフにすれば、チョ
ッパ回路CH1 が形成され、インバータ回路INV4 に
供給される電源電圧Vdcが谷埋め(部分平滑)されるの
で、実施形態1で説明したように電源電圧Vdcの昇圧を
防止することができるとともに、調光点灯モードにおい
ては主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数を共振
回路RE4 の共振周波数よりも高く設定していることか
ら、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のドレイン電流波形
が電源電圧Vdcの低い谷部において進相に近い波形とは
ならず、遅相的な波形となって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に対するストレスを低減することができる。
【0071】本実施形態によれば、実施形態1において
負荷である放電灯Laを調光点灯する場合にも、インバ
ータ回路INV4 の電源電圧Vdcの上昇防止及び主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 に対するストレス低減を図るこ
とができる。 (実施形態5)図21は本発明の第5の実施形態を示す
概略回路図である。本実施形態の基本構成は実施形態2
とほぼ共通であり、共通する部分については同一の符号
を付して説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ説明する。
負荷である放電灯Laを調光点灯する場合にも、インバ
ータ回路INV4 の電源電圧Vdcの上昇防止及び主スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 に対するストレス低減を図るこ
とができる。 (実施形態5)図21は本発明の第5の実施形態を示す
概略回路図である。本実施形態の基本構成は実施形態2
とほぼ共通であり、共通する部分については同一の符号
を付して説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ説明する。
【0072】本実施形態は、実施形態2における共振回
路RE2 のダイオードD6 の代わりに実施形態3で説明
したスイッチング素子Q4 並びに実施形態4で説明した
コンデンサC7 とスイッチング素子Q5 の直列回路をコ
ンデンサC4 に並列接続して成る共振回路RE5 を備
え、制御回路CNT5 の端子及び端子から出力する
制御信号により各スイッチング素子Q4 ,Q5 のオン・
オフを制御する点に特徴がある。
路RE2 のダイオードD6 の代わりに実施形態3で説明
したスイッチング素子Q4 並びに実施形態4で説明した
コンデンサC7 とスイッチング素子Q5 の直列回路をコ
ンデンサC4 に並列接続して成る共振回路RE5 を備
え、制御回路CNT5 の端子及び端子から出力する
制御信号により各スイッチング素子Q4 ,Q5 のオン・
オフを制御する点に特徴がある。
【0073】すなわち、負荷を放電灯Laとした場合
に、実施形態4で説明したように調光点灯モードにおい
て制御回路CNT4 の端子をHレベルとしてスイッチ
ング素子Q5 をオンすれば、コンデンサC7 がコンデン
サC4 と並列接続されてコンデンサC4 の見かけ上の容
量が大きくなるから、休止期間が生じずに電源電圧VAC
の略全区間において入力電流Iinを流すことができる。
さらに実施形態3で説明したように、スイッチング素子
Q4 をオンとしてコンデンサC4 並びにコンデンサC7
とスイッチング素子Q5 の直列回路を短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにも電源電圧Vdcの昇圧防止が図れ
る。しかも、実施形態2で説明したように点灯時(点灯
モード)においては制御回路CNT5 によりスイッチ回
路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子pに接続
して放電灯Laの効率向上が図れ、先行予熱時(先行予
熱モード)や始動時(始動モード)あるいは寿命末期等
の軽負荷時においては制御回路CNT5 によりスイッチ
回路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子qに接
続して降圧チョッパ回路CH2 を構成することでインバ
ータ回路INV5 への供給電圧を低減してより深い調光
が可能となり、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のストレ
ス及び耐圧の低減が図れるという利点がある。
に、実施形態4で説明したように調光点灯モードにおい
て制御回路CNT4 の端子をHレベルとしてスイッチ
ング素子Q5 をオンすれば、コンデンサC7 がコンデン
サC4 と並列接続されてコンデンサC4 の見かけ上の容
量が大きくなるから、休止期間が生じずに電源電圧VAC
の略全区間において入力電流Iinを流すことができる。
さらに実施形態3で説明したように、スイッチング素子
Q4 をオンとしてコンデンサC4 並びにコンデンサC7
とスイッチング素子Q5 の直列回路を短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにも電源電圧Vdcの昇圧防止が図れ
る。しかも、実施形態2で説明したように点灯時(点灯
モード)においては制御回路CNT5 によりスイッチ回
路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子pに接続
して放電灯Laの効率向上が図れ、先行予熱時(先行予
熱モード)や始動時(始動モード)あるいは寿命末期等
の軽負荷時においては制御回路CNT5 によりスイッチ
回路SWを制御して共通端子sを他方の切換端子qに接
続して降圧チョッパ回路CH2 を構成することでインバ
ータ回路INV5 への供給電圧を低減してより深い調光
が可能となり、主スイッチング素子Q1 ,Q2 のストレ
ス及び耐圧の低減が図れるという利点がある。
【0074】(実施形態6)図22は本発明の第6の実
施形態を示す概略回路図である。図22に示すように、
本実施形態の基本構成は図39に示した従来例3と共通
であるので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分について
のみ説明する。
施形態を示す概略回路図である。図22に示すように、
本実施形態の基本構成は図39に示した従来例3と共通
であるので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分について
のみ説明する。
【0075】本実施形態は、従来例3の構成において、
交流電源ACの電源電圧VACのゼロクロス点を検出し、
ゼロクロス点付近でインバータ回路INV6 の発振動作
を開始させるように制御回路CNT6 に起動信号を出力
する起動回路2を備えた点に特徴がある。なお、それ以
外にはダイオードD7 のアノードと直流成分カット用の
コンデンサC3 との間にダイオードD11を接続するとと
もに、ダイオードD7のカソードからインダクタンスL
2 とコンデンサC5 の直列回路と並列にダイオードD10
を接続してある点が従来例3の構成と異なる。
交流電源ACの電源電圧VACのゼロクロス点を検出し、
ゼロクロス点付近でインバータ回路INV6 の発振動作
を開始させるように制御回路CNT6 に起動信号を出力
する起動回路2を備えた点に特徴がある。なお、それ以
外にはダイオードD7 のアノードと直流成分カット用の
コンデンサC3 との間にダイオードD11を接続するとと
もに、ダイオードD7のカソードからインダクタンスL
2 とコンデンサC5 の直列回路と並列にダイオードD10
を接続してある点が従来例3の構成と異なる。
【0076】従来例3のところで説明したように、イン
バータ回路INV6 の共振系は交流電源電圧VACの大き
さに応じて変化する。すなわち交流電源電圧VACの山部
近傍では、共振系はインダクタンスL1 ,コンテンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 ,放電灯Laから成
り、交流電源電圧VACの谷部近傍では、共振系はインダ
クタンスL1 ,コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻
線n1 ,放電灯La並びにコンデンサC4 から成ってい
る。ここで、インバータ回路INV6 の定常動作時(例
えば、負荷回路3の放電灯Laを全点灯させる時)にお
けるコンデンサC 4 の両端電圧Vc4 及びコンデンサC
3 の両端電圧Vc3 の波形図を図23に示し、この図を
参照しながら本実施形態の回路動作について説明する。
なお、同図(a)はコンデンサC6 の両端電圧Vc6 の
波形、(b)はコンデンサC4 の両端電圧Vc4 の波
形、(c)はコンデンサC3 の両端電圧Vc3 の波形を
それぞれ示している。
バータ回路INV6 の共振系は交流電源電圧VACの大き
さに応じて変化する。すなわち交流電源電圧VACの山部
近傍では、共振系はインダクタンスL1 ,コンテンサC
2 ,トランスT1 の1次巻線n1 ,放電灯Laから成
り、交流電源電圧VACの谷部近傍では、共振系はインダ
クタンスL1 ,コンデンサC2 ,トランスT1 の1次巻
線n1 ,放電灯La並びにコンデンサC4 から成ってい
る。ここで、インバータ回路INV6 の定常動作時(例
えば、負荷回路3の放電灯Laを全点灯させる時)にお
けるコンデンサC 4 の両端電圧Vc4 及びコンデンサC
3 の両端電圧Vc3 の波形図を図23に示し、この図を
参照しながら本実施形態の回路動作について説明する。
なお、同図(a)はコンデンサC6 の両端電圧Vc6 の
波形、(b)はコンデンサC4 の両端電圧Vc4 の波
形、(c)はコンデンサC3 の両端電圧Vc3 の波形を
それぞれ示している。
【0077】まず、交流電源電圧VACの山部(電圧Vc
6 のピーク近傍)においては、インバータ回路INV6
の動作は以下のようになる。主スイッチング素子Q1 が
オフ、Q2 がオンのときには交流電源ACから整流器D
B→コンデンサC2 及びトランスT1 の1次巻線n1 →
インダクタンスL1 →コンデンサC3 →主スイッチング
素子Q2 →整流器DB→交流電源ACの経路で、主スイ
ッチング素子Q1 がオン、Q2 がオフのときにはコンデ
ンサC3 を電源としてインダクタンスL1 →コンデンサ
C2 及びトランスT1 の1次巻線n1 →ダイオードD6
→主スイッチング素子Q1 →ダイオードD11→コンデン
サC3 の経路で各々共振電流が流れる。
6 のピーク近傍)においては、インバータ回路INV6
の動作は以下のようになる。主スイッチング素子Q1 が
オフ、Q2 がオンのときには交流電源ACから整流器D
B→コンデンサC2 及びトランスT1 の1次巻線n1 →
インダクタンスL1 →コンデンサC3 →主スイッチング
素子Q2 →整流器DB→交流電源ACの経路で、主スイ
ッチング素子Q1 がオン、Q2 がオフのときにはコンデ
ンサC3 を電源としてインダクタンスL1 →コンデンサ
C2 及びトランスT1 の1次巻線n1 →ダイオードD6
→主スイッチング素子Q1 →ダイオードD11→コンデン
サC3 の経路で各々共振電流が流れる。
【0078】一方、交流電源電圧VACの谷部(電圧Vc
6 の谷埋部分)においては、谷埋電源回路1のコンデン
サC5 を電源として、主スイッチング素子Q1 がオフ、
Q2がオンのときにコンデンサC5 →インダクタンスL
2 →ダイオードD0 →コンデンサC4 →コンデンサC2
及びトランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL 1
→コンデンサC3 →主スイッチング素子Q2 →コンデン
サC5 の経路で、主スイッチング素子Q1 がオン、Q2
がオフのときにコンデンサC4 を電源として主スイッチ
ング素子Q1 →ダイオードD11→コンデンサC3 →イン
ダクタンスL1→コンデンサC2 及びトランスT1 の1
次巻線n1 →コンデンサC4 の経路で各々共振電流が流
れる。このように交流電源電圧VACの山部近傍において
は、インバータ回路INV6 の共振電流が流れる経路に
コンデンサC4 が含まれないが、谷部近傍においては上
記経路にコンデンサC4 が含まれ、言い換えれば、交流
電源電圧VACの谷部近傍の共振系にコンデンサC4 が含
まれることになる。
6 の谷埋部分)においては、谷埋電源回路1のコンデン
サC5 を電源として、主スイッチング素子Q1 がオフ、
Q2がオンのときにコンデンサC5 →インダクタンスL
2 →ダイオードD0 →コンデンサC4 →コンデンサC2
及びトランスT1 の1次巻線n1 →インダクタンスL 1
→コンデンサC3 →主スイッチング素子Q2 →コンデン
サC5 の経路で、主スイッチング素子Q1 がオン、Q2
がオフのときにコンデンサC4 を電源として主スイッチ
ング素子Q1 →ダイオードD11→コンデンサC3 →イン
ダクタンスL1→コンデンサC2 及びトランスT1 の1
次巻線n1 →コンデンサC4 の経路で各々共振電流が流
れる。このように交流電源電圧VACの山部近傍において
は、インバータ回路INV6 の共振電流が流れる経路に
コンデンサC4 が含まれないが、谷部近傍においては上
記経路にコンデンサC4 が含まれ、言い換えれば、交流
電源電圧VACの谷部近傍の共振系にコンデンサC4 が含
まれることになる。
【0079】ここで、コンデンサC4 の容量は、直流成
分カット用のコンデンサC3 の容量よりも充分小さい値
に設定してある(C3 ≫C4 )。そのため、コンデンサ
C4の両端電圧Vc4 は、図23(b)に示すような交
流電源電圧VACの谷部において高い振幅を有するととも
に直流成分が印加された波形となる。それに対してコン
デンサC3 の両端電圧Vc3 は、交流電源電圧VACの谷
部においてコンデンサC4 の両端電圧Vc4 に直流成分
が印加されることにより、図23(c)に示すように交
流電源電圧VACの谷部において徐々に電圧値が低下する
とともに交流電源電圧VACのゼロクロス点において略ゼ
ロとなるような波形となる。これは、容量値の小さい方
のコンデンサC4 が上記直流成分を負担することによっ
て生じるものである。
分カット用のコンデンサC3 の容量よりも充分小さい値
に設定してある(C3 ≫C4 )。そのため、コンデンサ
C4の両端電圧Vc4 は、図23(b)に示すような交
流電源電圧VACの谷部において高い振幅を有するととも
に直流成分が印加された波形となる。それに対してコン
デンサC3 の両端電圧Vc3 は、交流電源電圧VACの谷
部においてコンデンサC4 の両端電圧Vc4 に直流成分
が印加されることにより、図23(c)に示すように交
流電源電圧VACの谷部において徐々に電圧値が低下する
とともに交流電源電圧VACのゼロクロス点において略ゼ
ロとなるような波形となる。これは、容量値の小さい方
のコンデンサC4 が上記直流成分を負担することによっ
て生じるものである。
【0080】以上のことから、交流電源電圧VACのゼロ
クロス点においては、直流成分カット用のコンデンサC
3 の両端電圧Vc3 が略ゼロとなり、コンデンサC3 は
インバータ回路INV6 の動作に影響を与えることがな
いことになる。つまり、交流電源電圧VACのゼロクロス
点でインバータ回路INV6 の発振動作を開始すれば、
従来例3の問題点、すなわちコンデンサC3 を定常状態
に充電する過程における主スイッチング素子Q1 ,Q2
へのストレス印加を回避することができるのである。
クロス点においては、直流成分カット用のコンデンサC
3 の両端電圧Vc3 が略ゼロとなり、コンデンサC3 は
インバータ回路INV6 の動作に影響を与えることがな
いことになる。つまり、交流電源電圧VACのゼロクロス
点でインバータ回路INV6 の発振動作を開始すれば、
従来例3の問題点、すなわちコンデンサC3 を定常状態
に充電する過程における主スイッチング素子Q1 ,Q2
へのストレス印加を回避することができるのである。
【0081】そこで、本実施形態では交流電源ACの電
源電圧VACのゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点付近
でインバータ回路INV6 の発振動作を開始させるよう
に制御回路CNT6 に起動信号を出力する起動回路2を
備え、起動回路2からの起動信号を受けたときに制御回
路CNT6 がインバータ回路INV6 の発振動作を開始
させるようにしている。
源電圧VACのゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点付近
でインバータ回路INV6 の発振動作を開始させるよう
に制御回路CNT6 に起動信号を出力する起動回路2を
備え、起動回路2からの起動信号を受けたときに制御回
路CNT6 がインバータ回路INV6 の発振動作を開始
させるようにしている。
【0082】図24は起動回路2の具体回路構成の一例
を示した本実施形態の全体構成図である。4は起動回路
2並びに制御回路CNT6 の動作電源を供給する制御電
源回路であって、整流器DBの脈流出力電圧を抵抗R1
を介してツェナーダイオードZD1 で定電圧化し且つ平
滑コンデンサC11で平滑して直流の動作電源を得てい
る。
を示した本実施形態の全体構成図である。4は起動回路
2並びに制御回路CNT6 の動作電源を供給する制御電
源回路であって、整流器DBの脈流出力電圧を抵抗R1
を介してツェナーダイオードZD1 で定電圧化し且つ平
滑コンデンサC11で平滑して直流の動作電源を得てい
る。
【0083】起動回路2は、交流電源電圧VACを全波整
流する整流器DB2 と、整流器DB 2 の脈流出力電圧を
分圧する分圧抵抗R2 ,R3 と、制御電源回路4の直流
出力電圧を分圧する分圧抵抗R4 ,R5 と、これらの分
圧された電圧信号を比較するオープンコレクタタイプの
コンパレータCP1 と、制御電源回路4の出力端間に直
列接続された抵抗R7 ,コンデンサC12の時定数回路
と、制御電源回路4の直流出力電圧を分圧する分圧抵抗
R8 ,R9 と、コンデンサC12の両端に生じる電圧信号
と分圧抵抗R8 ,R9 で分圧された電圧信号とを比較す
るコンパレータCP2 と、コンパレータCP2 の出力端
とグランドラインの間に接続されて制御回路CNT6 に
よってオン・オフされるスイッチング素子Q6 とを備
え、2つのコンパレータCP1 ,CP2 からの出力信号
を制御回路CNT6 に入力するように構成されている。
なお、コンパレータCP1 の出力端は抵抗R6 を介して
制御電源回路4の高電位側出力端に接続してある。
流する整流器DB2 と、整流器DB 2 の脈流出力電圧を
分圧する分圧抵抗R2 ,R3 と、制御電源回路4の直流
出力電圧を分圧する分圧抵抗R4 ,R5 と、これらの分
圧された電圧信号を比較するオープンコレクタタイプの
コンパレータCP1 と、制御電源回路4の出力端間に直
列接続された抵抗R7 ,コンデンサC12の時定数回路
と、制御電源回路4の直流出力電圧を分圧する分圧抵抗
R8 ,R9 と、コンデンサC12の両端に生じる電圧信号
と分圧抵抗R8 ,R9 で分圧された電圧信号とを比較す
るコンパレータCP2 と、コンパレータCP2 の出力端
とグランドラインの間に接続されて制御回路CNT6 に
よってオン・オフされるスイッチング素子Q6 とを備
え、2つのコンパレータCP1 ,CP2 からの出力信号
を制御回路CNT6 に入力するように構成されている。
なお、コンパレータCP1 の出力端は抵抗R6 を介して
制御電源回路4の高電位側出力端に接続してある。
【0084】分圧抵抗R2 ,R3 で分圧された電圧信号
は、整流器DB2 の脈流出力電圧に比例した信号とな
り、コンパレータCP1 の反転端子に入力される。ま
た、分圧抵抗R4 ,R5 で分圧された電圧信号は、制御
電源回路4の直流出力電圧を分圧した略一定の電圧信号
であって、コンパレータCP1 の非反転端子に入力され
ている。したがって、コンパレータCP1 は、交流電源
電圧VACを全波整流した整流器DB2 の脈流出力電圧に
比例する電圧信号(検出信号)を、制御電源回路4の直
流出力電圧を分圧した略一定の基準信号と比較し、検出
信号レベルが基準信号レベルよりも大きい場合にLレベ
ル、小さい場合にHレベルの信号を出力する。よって、
交流電源電圧VACのゼロクロス付近でコンパレータCP
1 の出力が反転するように各分圧抵抗R1 〜R4 の抵抗
値を設定することにより、交流電源電圧VACのゼロクロ
ス点を検出することができる。
は、整流器DB2 の脈流出力電圧に比例した信号とな
り、コンパレータCP1 の反転端子に入力される。ま
た、分圧抵抗R4 ,R5 で分圧された電圧信号は、制御
電源回路4の直流出力電圧を分圧した略一定の電圧信号
であって、コンパレータCP1 の非反転端子に入力され
ている。したがって、コンパレータCP1 は、交流電源
電圧VACを全波整流した整流器DB2 の脈流出力電圧に
比例する電圧信号(検出信号)を、制御電源回路4の直
流出力電圧を分圧した略一定の基準信号と比較し、検出
信号レベルが基準信号レベルよりも大きい場合にLレベ
ル、小さい場合にHレベルの信号を出力する。よって、
交流電源電圧VACのゼロクロス付近でコンパレータCP
1 の出力が反転するように各分圧抵抗R1 〜R4 の抵抗
値を設定することにより、交流電源電圧VACのゼロクロ
ス点を検出することができる。
【0085】一方、コンパレータCP2 の反転端子には
分圧抵抗R8 ,R9 で分圧された電圧信号(基準信号)
が入力され、非反転端子には時定数回路を構成するコン
デンサC12の両端に生じる電圧信号(遅延信号)が入力
されており、遅延信号レベルが基準信号レベルよりも大
きい場合にHレベル、小さい場合にLレベルの信号がコ
ンパレータCP2 の出力端から出力される。つまり、交
流電源ACの電源投入直後から制御電源回路4の平滑コ
ンデンサC11が充電され始め、しかもコンパレータCP
2 の非反転端子に入力される信号は抵抗R7 とコンデン
サC12の時定数回路によって遅延されることから、コン
パレータCP2 の出力が電源投入後から暫くの間はLレ
ベルに保持され、これによりコンパレータCP1 の出力
に関係なく起動回路2からの出力信号がLレベルとな
る。ところが、整流器DBの脈流出力電圧がゼロクロス
点に近づいてくると、コンパレータCP2 の非反転端子
に入力される遅延信号が分圧抵抗R8 ,R9 で分圧され
た基準信号より大きくなるので、コンパレータCP2 の
出力はLレベルからHレベルに切り換わる。そして、整
流器DBの脈流出力電圧がゼロクロス点に達すると、コ
ンパレータCP1 の出力がLレベルからHレベルに切り
換わり、このときにはコンパレータCP2 の出力端がH
レベルであるから、起動回路2の出力信号もHレベルと
なる。すなわち、起動回路2は交流電源ACの電源投入
直後において交流電源電圧VACのゼロクロス付近でのみ
Hレベルの信号(起動信号)を制御回路CNT6 に出力
する。
分圧抵抗R8 ,R9 で分圧された電圧信号(基準信号)
が入力され、非反転端子には時定数回路を構成するコン
デンサC12の両端に生じる電圧信号(遅延信号)が入力
されており、遅延信号レベルが基準信号レベルよりも大
きい場合にHレベル、小さい場合にLレベルの信号がコ
ンパレータCP2 の出力端から出力される。つまり、交
流電源ACの電源投入直後から制御電源回路4の平滑コ
ンデンサC11が充電され始め、しかもコンパレータCP
2 の非反転端子に入力される信号は抵抗R7 とコンデン
サC12の時定数回路によって遅延されることから、コン
パレータCP2 の出力が電源投入後から暫くの間はLレ
ベルに保持され、これによりコンパレータCP1 の出力
に関係なく起動回路2からの出力信号がLレベルとな
る。ところが、整流器DBの脈流出力電圧がゼロクロス
点に近づいてくると、コンパレータCP2 の非反転端子
に入力される遅延信号が分圧抵抗R8 ,R9 で分圧され
た基準信号より大きくなるので、コンパレータCP2 の
出力はLレベルからHレベルに切り換わる。そして、整
流器DBの脈流出力電圧がゼロクロス点に達すると、コ
ンパレータCP1 の出力がLレベルからHレベルに切り
換わり、このときにはコンパレータCP2 の出力端がH
レベルであるから、起動回路2の出力信号もHレベルと
なる。すなわち、起動回路2は交流電源ACの電源投入
直後において交流電源電圧VACのゼロクロス付近でのみ
Hレベルの信号(起動信号)を制御回路CNT6 に出力
する。
【0086】一方、制御回路CNT6 は起動回路2から
Hレベルの信号(起動信号)をトリガ信号としてインバ
ータ回路INV6 への制御信号(主スイッチング素子Q
1 ,Q2 をオン・オフする駆動信号)の出力を開始する
とともに、起動回路2のスイッチング素子Q6 をオンと
する信号を出力して、起動回路2からの起動信号の入力
を禁止する。ここで、電源投入からインバータ回路IN
V6 が発振を開始するまでの時間は、起動回路2を構成
する上記時定数回路の時定数(抵抗R7 の抵抗値とコン
デンサC12の容量値とで決まる値)によって決定される
ので、時定数を変えることで制御可能である。なお、イ
ンバータ回路INV6 の発振開始後の動作については既
に説明しているので、ここでは省略する。
Hレベルの信号(起動信号)をトリガ信号としてインバ
ータ回路INV6 への制御信号(主スイッチング素子Q
1 ,Q2 をオン・オフする駆動信号)の出力を開始する
とともに、起動回路2のスイッチング素子Q6 をオンと
する信号を出力して、起動回路2からの起動信号の入力
を禁止する。ここで、電源投入からインバータ回路IN
V6 が発振を開始するまでの時間は、起動回路2を構成
する上記時定数回路の時定数(抵抗R7 の抵抗値とコン
デンサC12の容量値とで決まる値)によって決定される
ので、時定数を変えることで制御可能である。なお、イ
ンバータ回路INV6 の発振開始後の動作については既
に説明しているので、ここでは省略する。
【0087】本実施形態によれば、交流電源ACの電源
投入直後において交流電源電圧VACのゼロクロス点での
み起動信号を出力する起動回路2を設け、インバータ回
路INV6 の制御回路CNT6 が起動回路2からの起動
信号をトリガ信号としてインバータ回路INV6 の発振
を開始させるようにしたため、インバータ回路INV 6
の発振を交流電源電圧VACのゼロクロス点で開始させる
ことができ、その結果、インバータ回路INV6 の直流
カット用のコンデンサC3 を充電する必要がなく、コン
デンサC3 の充電過程において主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に印加されるストレスを低減することができ
る。
投入直後において交流電源電圧VACのゼロクロス点での
み起動信号を出力する起動回路2を設け、インバータ回
路INV6 の制御回路CNT6 が起動回路2からの起動
信号をトリガ信号としてインバータ回路INV6 の発振
を開始させるようにしたため、インバータ回路INV 6
の発振を交流電源電圧VACのゼロクロス点で開始させる
ことができ、その結果、インバータ回路INV6 の直流
カット用のコンデンサC3 を充電する必要がなく、コン
デンサC3 の充電過程において主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に印加されるストレスを低減することができ
る。
【0088】(実施形態7)図25は本発明の第7の実
施形態を示す概略回路図である。図25に示すように本
実施形態の基本構成は実施形態6と共通であり、共通す
る部分には同一の符号を付して説明は省略し、本実施形
態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施形態
が実施形態6と異なる点は、ダイオードブリッジから成
る整流器DBの脈流出力端間にコンデンサC13を接続す
るとともに、コンデンサC13の高電位側の一端とインバ
ータ回路INV6 との間に、アノードを整流器DB側に
してダイオードD12を挿入し、起動回路2の検出信号を
コンデンサC13とダイオードD12のアノードとの接続点
から採るようにした点にある。ここで、コンデンサC 13
の容量値は、電源回路1を構成するコンデンサC5 の容
量値よりも充分に小さく設定されているため、起動回路
2に入力される検出信号へのコンデンサC13の影響は殆
ど無く、検出電圧は実施形態6と同様に交流電源電圧V
ACを全波整流した脈流電圧となる。よって、実施形態6
と同様に交流電源ACの電源投入時には交流電源電圧V
ACのゼロクロス点でインバータ回路INV6 の発振が開
始され、主スイッチング素子Q1 ,Q2 に印加されるス
トレスを低減することができる。
施形態を示す概略回路図である。図25に示すように本
実施形態の基本構成は実施形態6と共通であり、共通す
る部分には同一の符号を付して説明は省略し、本実施形
態の特徴となる部分についてのみ説明する。本実施形態
が実施形態6と異なる点は、ダイオードブリッジから成
る整流器DBの脈流出力端間にコンデンサC13を接続す
るとともに、コンデンサC13の高電位側の一端とインバ
ータ回路INV6 との間に、アノードを整流器DB側に
してダイオードD12を挿入し、起動回路2の検出信号を
コンデンサC13とダイオードD12のアノードとの接続点
から採るようにした点にある。ここで、コンデンサC 13
の容量値は、電源回路1を構成するコンデンサC5 の容
量値よりも充分に小さく設定されているため、起動回路
2に入力される検出信号へのコンデンサC13の影響は殆
ど無く、検出電圧は実施形態6と同様に交流電源電圧V
ACを全波整流した脈流電圧となる。よって、実施形態6
と同様に交流電源ACの電源投入時には交流電源電圧V
ACのゼロクロス点でインバータ回路INV6 の発振が開
始され、主スイッチング素子Q1 ,Q2 に印加されるス
トレスを低減することができる。
【0089】一方、本実施形態の特徴であるコンデンサ
C13とダイオードD12により、インバータ回路INV6
の高周波電流の整流器DBへ帰還される電流量を低減す
ることができ、その結果、整流器DBを構成するダイオ
ードに高周波電流が流れることで生じる発熱量を減じる
ことができる。 (実施形態8)図26は本発明の第8の実施形態を示す
概略回路図である。図26に示すように本実施形態の基
本構成は実施形態6とほぼ共通しているので、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略する。
C13とダイオードD12により、インバータ回路INV6
の高周波電流の整流器DBへ帰還される電流量を低減す
ることができ、その結果、整流器DBを構成するダイオ
ードに高周波電流が流れることで生じる発熱量を減じる
ことができる。 (実施形態8)図26は本発明の第8の実施形態を示す
概略回路図である。図26に示すように本実施形態の基
本構成は実施形態6とほぼ共通しているので、共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略する。
【0090】本実施形態のインバータ回路INV7 にお
いては、実施形態1と同様に低電位側の主スイッチング
素子Q2 と並列に負荷回路3が接続されるとともに、コ
ンデンサC4 とダイオードD6 の並列回路も負荷回路3
と主スイッチング素子Q2 との間の低電位側に挿入され
ている。なお、インバータ回路INV7 の基本的な動作
は実施形態1と同様であるので詳しい説明は省略する。
いては、実施形態1と同様に低電位側の主スイッチング
素子Q2 と並列に負荷回路3が接続されるとともに、コ
ンデンサC4 とダイオードD6 の並列回路も負荷回路3
と主スイッチング素子Q2 との間の低電位側に挿入され
ている。なお、インバータ回路INV7 の基本的な動作
は実施形態1と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0091】また、本実施形態の電源回路4において
は、コンデンサC5 とインダクタンスL2 の直列回路
と、ダイオードD0 との接続関係が実施形態6又は7と
は逆になっている。さらに、主スイッチング素子Q1 ,
Q2 の接続点と整流器DBの低電位側出力端(グランド
ライン)との間に抵抗R11を介してFETから成るスイ
ッチング素子Q7 が挿入してあって、このスイッチング
素子Q7 は起動回路2からの信号によってオン・オフさ
れる。
は、コンデンサC5 とインダクタンスL2 の直列回路
と、ダイオードD0 との接続関係が実施形態6又は7と
は逆になっている。さらに、主スイッチング素子Q1 ,
Q2 の接続点と整流器DBの低電位側出力端(グランド
ライン)との間に抵抗R11を介してFETから成るスイ
ッチング素子Q7 が挿入してあって、このスイッチング
素子Q7 は起動回路2からの信号によってオン・オフさ
れる。
【0092】次に、本実施形態のインバータ回路INV
7 の発振開始時における回路動作を図27のタイムチャ
ートを参照しながら説明する。なお、図27における
(a)は交流電源電圧VAC、(b)はコンデンサC6 の
両端電圧Vc6 、(c)はコンデンサC5 の両端電圧V
c5 、(d)は起動回路2から出力されるスイッチング
素子Q7 の駆動信号、(e)は起動回路2から制御回路
CNT6 へ出力される起動信号、(f)は制御回路CN
T6 から主スイッチング素子Q1 ,Q2 に出力される駆
動信号を表している。
7 の発振開始時における回路動作を図27のタイムチャ
ートを参照しながら説明する。なお、図27における
(a)は交流電源電圧VAC、(b)はコンデンサC6 の
両端電圧Vc6 、(c)はコンデンサC5 の両端電圧V
c5 、(d)は起動回路2から出力されるスイッチング
素子Q7 の駆動信号、(e)は起動回路2から制御回路
CNT6 へ出力される起動信号、(f)は制御回路CN
T6 から主スイッチング素子Q1 ,Q2 に出力される駆
動信号を表している。
【0093】時刻t=t0 で交流電源ACが投入される
と、起動回路2からスイッチング素子Q7 へHレベルの
駆動信号が出力され、スイッチング素子Q7 がオンとな
る(図27(d)参照)。そして、電源回路4のコンデ
ンサC5 は、整流器DB→インダクタンスL2 →コンデ
ンサC5 →ダイオードD7 →抵抗R11→スイッチング素
子Q7 →ダイオードD6 →整流器DBの経路で流れる充
電電流によって充電される(同図(c)参照)。
と、起動回路2からスイッチング素子Q7 へHレベルの
駆動信号が出力され、スイッチング素子Q7 がオンとな
る(図27(d)参照)。そして、電源回路4のコンデ
ンサC5 は、整流器DB→インダクタンスL2 →コンデ
ンサC5 →ダイオードD7 →抵抗R11→スイッチング素
子Q7 →ダイオードD6 →整流器DBの経路で流れる充
電電流によって充電される(同図(c)参照)。
【0094】時刻t=t1 においてコンデンサC5 の両
端電圧Vc5 が所定のレベルになるまで充電されると、
起動回路2からスイッチング素子Q7 への駆動信号がL
レベルとされるとともに、交流電源電圧VACのゼロクロ
ス付近で実施形態6又は7と同様に起動回路2から制御
回路CNT6 に起動信号が出力され(同図(a)及び
(e)参照)、制御回路CNT6 がトリガされて時刻t
=t2 の時点から主スイッチング素子Q1 ,Q2 へ高周
波の駆動信号を出力して、インバータ回路INV 7 の発
振動作を開始させる(同図(f)参照)。
端電圧Vc5 が所定のレベルになるまで充電されると、
起動回路2からスイッチング素子Q7 への駆動信号がL
レベルとされるとともに、交流電源電圧VACのゼロクロ
ス付近で実施形態6又は7と同様に起動回路2から制御
回路CNT6 に起動信号が出力され(同図(a)及び
(e)参照)、制御回路CNT6 がトリガされて時刻t
=t2 の時点から主スイッチング素子Q1 ,Q2 へ高周
波の駆動信号を出力して、インバータ回路INV 7 の発
振動作を開始させる(同図(f)参照)。
【0095】而して、本実施形態によれば、インバータ
回路INV7 の発振を開始する前に電源回路4のコンデ
ンサC5 を充電するための手段(抵抗R11とスイッチン
グ素子Q7 )を備えたので、インバータ回路INV6 の
発振開始前に予めコンデンサC5 を充電しておくことに
より、その発振開始時にインダクタンスL2 及びコンデ
ンサC5 に流れる電流を低減し、これによってインダク
タンスL1 に蓄積されたエネルギの放出期間を短くし
て、インバータ回路INV6 の主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に印加されるストレスを低減することができ
る。
回路INV7 の発振を開始する前に電源回路4のコンデ
ンサC5 を充電するための手段(抵抗R11とスイッチン
グ素子Q7 )を備えたので、インバータ回路INV6 の
発振開始前に予めコンデンサC5 を充電しておくことに
より、その発振開始時にインダクタンスL2 及びコンデ
ンサC5 に流れる電流を低減し、これによってインダク
タンスL1 に蓄積されたエネルギの放出期間を短くし
て、インバータ回路INV6 の主スイッチング素子
Q1 ,Q2 に印加されるストレスを低減することができ
る。
【0096】ところで、インバータ回路INV6 の直流
成分カット用のコンデンサC3 は、インバータ回路IN
V6 の発振開始前(停止時)において抵抗R11と直流的
に並列に接続されているから、この時には抵抗R11にお
ける電圧降下に略等しい電圧が印加されている。また、
インバータ回路INV6 の発振前にはコンデンサC5の
両端電圧Vc5 は所定値(=V1 )まで上昇しており、
交流電源電圧VACが上記所定値V1 よりも大きい場合に
は、交流電源ACから整流器DB→インダクタンスL2
→コンデンサC5 →ダイオードD7 →抵抗R11→スイッ
チング素子Q7→ダイオードD6 →整流器DBの経路で
電流が流れる。よって、抵抗R11において電圧降下が生
じることから、コンデンサC3 の両端にも電圧が生じ
る。一方、交流電源電圧VACが上記所定値V1 よりも小
さい場合には、交流電源ACから電源回路4やインバー
タ回路INV6 に電流が流れる経路がないため、コンデ
ンサC3 の両端電圧Vc3 も略ゼロとなる。
成分カット用のコンデンサC3 は、インバータ回路IN
V6 の発振開始前(停止時)において抵抗R11と直流的
に並列に接続されているから、この時には抵抗R11にお
ける電圧降下に略等しい電圧が印加されている。また、
インバータ回路INV6 の発振前にはコンデンサC5の
両端電圧Vc5 は所定値(=V1 )まで上昇しており、
交流電源電圧VACが上記所定値V1 よりも大きい場合に
は、交流電源ACから整流器DB→インダクタンスL2
→コンデンサC5 →ダイオードD7 →抵抗R11→スイッ
チング素子Q7→ダイオードD6 →整流器DBの経路で
電流が流れる。よって、抵抗R11において電圧降下が生
じることから、コンデンサC3 の両端にも電圧が生じ
る。一方、交流電源電圧VACが上記所定値V1 よりも小
さい場合には、交流電源ACから電源回路4やインバー
タ回路INV6 に電流が流れる経路がないため、コンデ
ンサC3 の両端電圧Vc3 も略ゼロとなる。
【0097】すなわち、本実施形態においても起動回路
2で交流電源電圧VACのゼロクロスを検出してインバー
タ回路INV7 の発振を開始するため、実施形態6又は
7と同様に電源投入時における主スイッチング素子
Q1 ,Q2 へのストレスを低減することができるのであ
るが、インバータ回路INV7 の発振開始前のコンデン
サC5 の両端電圧Vc5 (例えば、所定値V1 )に対し
て交流電源電圧VACが低いときにインバータ回路INV
7 の発振を開始した場合でも、インバータ回路INV7
の共振電流がコンデンサC4 を介して流れるため、従来
例2や従来例3に比較して主スイッチング素子Q1 ,Q
2 へのストレスを低減することができる。
2で交流電源電圧VACのゼロクロスを検出してインバー
タ回路INV7 の発振を開始するため、実施形態6又は
7と同様に電源投入時における主スイッチング素子
Q1 ,Q2 へのストレスを低減することができるのであ
るが、インバータ回路INV7 の発振開始前のコンデン
サC5 の両端電圧Vc5 (例えば、所定値V1 )に対し
て交流電源電圧VACが低いときにインバータ回路INV
7 の発振を開始した場合でも、インバータ回路INV7
の共振電流がコンデンサC4 を介して流れるため、従来
例2や従来例3に比較して主スイッチング素子Q1 ,Q
2 へのストレスを低減することができる。
【0098】(実施形態9)図28は本発明の第9の実
施形態を示す概略回路図である。図28に示すように本
実施形態の基本構成は実施形態6並びに8とほぼ共通し
ているので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略する。本実施形態のインバータ回路INV
8 においては、実施形態6と同様に高電位側の主スイッ
チング素子Q1 と並列に負荷回路3が接続されている。
また、電源回路5においては、コンデンサC5 とインダ
クタンスL2 の直列回路が高電位側の主スイッチング素
子Q1 と、ダイオードD0 が低電位側の主スイッチング
素子Q2 とがそれぞれ並列接続されてるとともに、イン
バータ回路INV8 の発振を開始する前に電源回路5の
コンデンサC5 を充電するための手段(抵抗R11とスイ
ッチング素子Q7 の直列回路)がダイオードD0 に並列
接続されている。また、直流成分カット用のコンデンサ
C3 並びにダイオードD7 には各々並列に抵抗R12,R
13が接続されている。なお、インバータ回路INV7 の
基本的な動作は実施形態6〜8と同様であるので詳しい
説明は省略する。
施形態を示す概略回路図である。図28に示すように本
実施形態の基本構成は実施形態6並びに8とほぼ共通し
ているので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略する。本実施形態のインバータ回路INV
8 においては、実施形態6と同様に高電位側の主スイッ
チング素子Q1 と並列に負荷回路3が接続されている。
また、電源回路5においては、コンデンサC5 とインダ
クタンスL2 の直列回路が高電位側の主スイッチング素
子Q1 と、ダイオードD0 が低電位側の主スイッチング
素子Q2 とがそれぞれ並列接続されてるとともに、イン
バータ回路INV8 の発振を開始する前に電源回路5の
コンデンサC5 を充電するための手段(抵抗R11とスイ
ッチング素子Q7 の直列回路)がダイオードD0 に並列
接続されている。また、直流成分カット用のコンデンサ
C3 並びにダイオードD7 には各々並列に抵抗R12,R
13が接続されている。なお、インバータ回路INV7 の
基本的な動作は実施形態6〜8と同様であるので詳しい
説明は省略する。
【0099】一方、インバータ回路INV8 の発振開始
前においては、実施形態8と同様に起動回路2によって
スイッチング素子Q7 がオンされて電源回路5のコンデ
ンサC5 が充電される。ここで、負荷回路3の構成は実
施形態6〜8と共通であるから、負荷回路3には直流イ
ンピーダンス成分はない。よって、2つの抵抗R12,R
13の直列回路に対してコンデンサC5 が並列に接続され
ることになる。また、コンデンサC3 は抵抗R12に並列
接続されているので、コンデンサC3 の両端電圧Vc3
は、最も高くなるときであっても、コンデンサC5 の両
端電圧Vc5 を抵抗R12,R13で分圧したレベルとな
る。
前においては、実施形態8と同様に起動回路2によって
スイッチング素子Q7 がオンされて電源回路5のコンデ
ンサC5 が充電される。ここで、負荷回路3の構成は実
施形態6〜8と共通であるから、負荷回路3には直流イ
ンピーダンス成分はない。よって、2つの抵抗R12,R
13の直列回路に対してコンデンサC5 が並列に接続され
ることになる。また、コンデンサC3 は抵抗R12に並列
接続されているので、コンデンサC3 の両端電圧Vc3
は、最も高くなるときであっても、コンデンサC5 の両
端電圧Vc5 を抵抗R12,R13で分圧したレベルとな
る。
【0100】そこで、インバータ回路INV8 の発振開
始前において、コンデンサC5 の両端電圧Vc5 に対し
てコンデンサC3 の両端電圧Vc3 が低く、且つ実施形
態8と同様に交流電源電圧VACよりもコンデンサC5 の
両端電圧Vc5 が高いときにインバータ回路INV8 の
発振を開始すれば、例えコンデンサC3 がインバータ回
路INV8 の発振開始前に充電されていても、インバー
タ回路INV8 の発振開始時に主スイッチング素子
Q1 ,Q2 へ加わるストレスを低減することが可能であ
る。なお、実施形態6〜8と同様に交流電源電圧VACの
ゼロクロス付近で起動回路2から起動信号を出力してイ
ンバータ回路INV8 の発振を開始させるようにしても
よいことはいうまでもない。
始前において、コンデンサC5 の両端電圧Vc5 に対し
てコンデンサC3 の両端電圧Vc3 が低く、且つ実施形
態8と同様に交流電源電圧VACよりもコンデンサC5 の
両端電圧Vc5 が高いときにインバータ回路INV8 の
発振を開始すれば、例えコンデンサC3 がインバータ回
路INV8 の発振開始前に充電されていても、インバー
タ回路INV8 の発振開始時に主スイッチング素子
Q1 ,Q2 へ加わるストレスを低減することが可能であ
る。なお、実施形態6〜8と同様に交流電源電圧VACの
ゼロクロス付近で起動回路2から起動信号を出力してイ
ンバータ回路INV8 の発振を開始させるようにしても
よいことはいうまでもない。
【0101】(実施形態10)図29は本発明の第10
の実施形態を示す概略回路図である。図29に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態6とほぼ共通してい
るので、共通する部分については同一の符号を付して説
明は省略する。本実施形態は電源回路6の構成において
実施形態6と異なっている。すなわち、本実施形態の電
源回路6は、ダイオードD6 を介して整流器DBの脈流
出力端間に接続されるコンデンサC14,ダイオード
D13,コンデンサC15の直列回路と、コンデンサC14及
びダイオードD13に逆並列に接続されるダイオードD14
と、コンデンサC15及びダイオードD13に逆並列に接続
されるダイオードD15とで構成される。そして、交流電
源電圧VACのピーク付近でコンデンサC14,C15がダイ
オードD13を介して充電され、各コンデンサC14,C15
の両端電圧Vc14,Vc15はコンデンサC14,C15の容
量値がほぼ等しい場合には交流電源電圧VACのピーク値
の略半分となる。交流電源電圧VACが各コンデンサ
C14,C15の両端電圧Vc14,Vc15よりも低いときに
は、コンデンサC14の充電電荷がダイオードD15を介し
て、コンデンサC15の充電電荷がダイオードD14を介し
てそれぞれ放電されるので、この電源回路6は整流器D
Bの脈流出力電圧を部分平滑(谷埋め)してインバータ
回路INV9 に供給する部分平滑電源となる。
の実施形態を示す概略回路図である。図29に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態6とほぼ共通してい
るので、共通する部分については同一の符号を付して説
明は省略する。本実施形態は電源回路6の構成において
実施形態6と異なっている。すなわち、本実施形態の電
源回路6は、ダイオードD6 を介して整流器DBの脈流
出力端間に接続されるコンデンサC14,ダイオード
D13,コンデンサC15の直列回路と、コンデンサC14及
びダイオードD13に逆並列に接続されるダイオードD14
と、コンデンサC15及びダイオードD13に逆並列に接続
されるダイオードD15とで構成される。そして、交流電
源電圧VACのピーク付近でコンデンサC14,C15がダイ
オードD13を介して充電され、各コンデンサC14,C15
の両端電圧Vc14,Vc15はコンデンサC14,C15の容
量値がほぼ等しい場合には交流電源電圧VACのピーク値
の略半分となる。交流電源電圧VACが各コンデンサ
C14,C15の両端電圧Vc14,Vc15よりも低いときに
は、コンデンサC14の充電電荷がダイオードD15を介し
て、コンデンサC15の充電電荷がダイオードD14を介し
てそれぞれ放電されるので、この電源回路6は整流器D
Bの脈流出力電圧を部分平滑(谷埋め)してインバータ
回路INV9 に供給する部分平滑電源となる。
【0102】一方、本実施形態のインバータ回路INV
9 においては、ツェナーダイオードZD2 、抵抗R11及
びスイッチング素子Q7 の直列回路が低電位側の主スイ
ッチング素子Q2 と並列に接続されている。実施形態8
及び9と同様に、スイッチング素子Q7 は起動回路2に
よってインバータ回路INV9 の発振開始前にオンされ
ている。負荷回路3には直流インピーダンス成分がない
ことから、スイッチング素子Q7 がオンすることでコン
デンサC3 がツェナーダイオードZD2 ,抵抗R11を介
して充電される。また、上述のように電源回路6のコン
デンサC14,C 15の両端電圧Vc14,Vc15は交流電源
電圧VACのピーク値の略半分でほぼ等しくなる。
9 においては、ツェナーダイオードZD2 、抵抗R11及
びスイッチング素子Q7 の直列回路が低電位側の主スイ
ッチング素子Q2 と並列に接続されている。実施形態8
及び9と同様に、スイッチング素子Q7 は起動回路2に
よってインバータ回路INV9 の発振開始前にオンされ
ている。負荷回路3には直流インピーダンス成分がない
ことから、スイッチング素子Q7 がオンすることでコン
デンサC3 がツェナーダイオードZD2 ,抵抗R11を介
して充電される。また、上述のように電源回路6のコン
デンサC14,C 15の両端電圧Vc14,Vc15は交流電源
電圧VACのピーク値の略半分でほぼ等しくなる。
【0103】そこで、本実施形態では、コンデンサC3
の両端電圧Vc3 が交流電源電圧V ACのピーク値の略半
分よりも低くなるようにツェナーダイオードZD2 のツ
ェナー電圧を設定するとともに、交流電源電圧VACがコ
ンデンサC14,C15の両端電圧Vc14,Vc15よりも低
いときにインバータ回路INV9 の発振を開始させるよ
うにすることで、インバータ回路INV9 の共振電流を
コンデンサC4 を介して流すことができ、その結果、イ
ンバータ回路INV9 の発振開始時に主スイッチング素
子Q1 ,Q2 に加えられるストレスを低減することがで
きる。
の両端電圧Vc3 が交流電源電圧V ACのピーク値の略半
分よりも低くなるようにツェナーダイオードZD2 のツ
ェナー電圧を設定するとともに、交流電源電圧VACがコ
ンデンサC14,C15の両端電圧Vc14,Vc15よりも低
いときにインバータ回路INV9 の発振を開始させるよ
うにすることで、インバータ回路INV9 の共振電流を
コンデンサC4 を介して流すことができ、その結果、イ
ンバータ回路INV9 の発振開始時に主スイッチング素
子Q1 ,Q2 に加えられるストレスを低減することがで
きる。
【0104】(実施形態11)図30は本発明の第11
の実施形態を示す概略回路図である。図30に示すよう
に本実施形態の基本構成は図45に示した従来例5と共
通するので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分について
のみ説明する。
の実施形態を示す概略回路図である。図30に示すよう
に本実施形態の基本構成は図45に示した従来例5と共
通するので、共通する部分については同一の符号を付し
て説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分について
のみ説明する。
【0105】本実施形態は、従来例5の構成に対して、
高電位側の主スイッチング素子Q1に並列接続されてい
るインダクタンスL2 とコンデンサC5 の接続位置を入
れ換えるとともに、抵抗R14とスイッチング素子Q8 の
直列回路から成る充電回路9をダイオードD0 のアノー
ドとインダクタンスL2 及びコンデンサC5 の接続点と
の間に設けてある点が異なっている。
高電位側の主スイッチング素子Q1に並列接続されてい
るインダクタンスL2 とコンデンサC5 の接続位置を入
れ換えるとともに、抵抗R14とスイッチング素子Q8 の
直列回路から成る充電回路9をダイオードD0 のアノー
ドとインダクタンスL2 及びコンデンサC5 の接続点と
の間に設けてある点が異なっている。
【0106】次に、図31を参照して本実施形態の回路
動作を説明する。まず、電源投入時から一定の期間が経
過するまで起動回路8を動作させてスイッチング素子Q
8 をオンするとともに、発振回路7を制御して主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 をオフとしてインバータ回路IN
V10の動作を停止させる。このようなインバータ回路I
NV10の停止期間中には、整流器DB→コンデンサC5
→抵抗R14→スイッチング素子Q8 →整流器DBの経路
で電流が流れてコンデンサC5 が充電される。そして、
上記一定期間が経過したら、起動回路2がスイッチング
素子Q8 をオフするとともに発振回路7を制御して主ス
イッチング素子Q1,Q2 を高周波で交互にオン・オフ
させる。以降、発振回路7によって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 のオン・オフを繰り返すことにより、インダ
クタンスL3,コンデンサC16並びに負荷Zのインピー
ダンス及び主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数
(発振回路7の発振周波数)によって決まる高周波電力
が負荷Zに供給される。
動作を説明する。まず、電源投入時から一定の期間が経
過するまで起動回路8を動作させてスイッチング素子Q
8 をオンするとともに、発振回路7を制御して主スイッ
チング素子Q1 ,Q2 をオフとしてインバータ回路IN
V10の動作を停止させる。このようなインバータ回路I
NV10の停止期間中には、整流器DB→コンデンサC5
→抵抗R14→スイッチング素子Q8 →整流器DBの経路
で電流が流れてコンデンサC5 が充電される。そして、
上記一定期間が経過したら、起動回路2がスイッチング
素子Q8 をオフするとともに発振回路7を制御して主ス
イッチング素子Q1,Q2 を高周波で交互にオン・オフ
させる。以降、発振回路7によって主スイッチング素子
Q1 ,Q2 のオン・オフを繰り返すことにより、インダ
クタンスL3,コンデンサC16並びに負荷Zのインピー
ダンス及び主スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数
(発振回路7の発振周波数)によって決まる高周波電力
が負荷Zに供給される。
【0107】また、インダクタンスL2 ,コンデンサC
5 ,ダイオードD0 ,D7 で構成される谷埋電源回路
は、主スイッチング素子Q2 のオン時に交流電源AC→
整流器DB→コンデンサC5 →インダクタンスL2 →ダ
イオードD7 →主スイッチング素子Q2 →整流器DB→
交流電源ACの経路で流れる電流によってコンデンサC
5 が充電される。ここで、上記谷埋電源回路に印加され
る電圧は、図31(a)に示すように整流器DBからの
入力電圧ViをコンデンサC5 の両端電圧Vc5で谷埋
め(部分平滑)した電圧波形に等しくなる。さらに、コ
ンデンサC5 の両端電圧Vc5 は所定の一定値となるこ
とから、インダクタンスL2 とコンデンサC5 との接続
点の電圧(Vi−Vc5 )は、図31(b)に示すよう
な波形となり、その最大値はVimax −Vc5 (Vi
max は入力電圧Viの最大値)となる。
5 ,ダイオードD0 ,D7 で構成される谷埋電源回路
は、主スイッチング素子Q2 のオン時に交流電源AC→
整流器DB→コンデンサC5 →インダクタンスL2 →ダ
イオードD7 →主スイッチング素子Q2 →整流器DB→
交流電源ACの経路で流れる電流によってコンデンサC
5 が充電される。ここで、上記谷埋電源回路に印加され
る電圧は、図31(a)に示すように整流器DBからの
入力電圧ViをコンデンサC5 の両端電圧Vc5で谷埋
め(部分平滑)した電圧波形に等しくなる。さらに、コ
ンデンサC5 の両端電圧Vc5 は所定の一定値となるこ
とから、インダクタンスL2 とコンデンサC5 との接続
点の電圧(Vi−Vc5 )は、図31(b)に示すよう
な波形となり、その最大値はVimax −Vc5 (Vi
max は入力電圧Viの最大値)となる。
【0108】一方、電源投入時からインバータ回路IN
V10を停止している一定期間においては、従来例5と同
様に起動回路2によりスイッチング素子Q8 をオンとし
て整流器DB→コンデンサC5 →抵抗R14→スイッチン
グ素子Q8 →整流器DBの経路で電流を流してコンデン
サC5 が所定の両端電圧となるまで充電される。従来例
5の回路構成では、充電回路9が主スイッチング素子Q
2 に並列接続されていたためにインバータ回路INV10
の動作中にはスイッチング素子Q8 に上記入力電圧Vi
の最大値Vimax が印加されていた。
V10を停止している一定期間においては、従来例5と同
様に起動回路2によりスイッチング素子Q8 をオンとし
て整流器DB→コンデンサC5 →抵抗R14→スイッチン
グ素子Q8 →整流器DBの経路で電流を流してコンデン
サC5 が所定の両端電圧となるまで充電される。従来例
5の回路構成では、充電回路9が主スイッチング素子Q
2 に並列接続されていたためにインバータ回路INV10
の動作中にはスイッチング素子Q8 に上記入力電圧Vi
の最大値Vimax が印加されていた。
【0109】しかしながら、本実施形態においては充電
回路9をコンデンサC5 とインダクタンスL2 の接続点
とダイオードD0 のアノードの間に接続したため、主ス
イッチング素子Q2 への印加電圧はダイオードD7 に負
担されることとなって充電回路9には印加されなくな
り、充電回路9のスイッチング素子Q8 に耐圧の低い素
子を用いることが可能となる。しかも、コンデンサ
C5 ,インダクタンスL2 ,ダイオードD0 ,D7 及び
主スイッチング素子Q2 から成る回路が降圧チョッパ動
作を行っている際に充電回路9に印加される電圧も、図
31(b)に示すようにVimax −Vc5 に低減される
ので(従来例5においては、入力電流の最大値Vimax
が印加されていた。)、より耐圧の低い素子を使用で
き、部品の小型化やコストの低減が図れるという利点が
ある。なお、他の構成及び回路動作は従来例5と同様で
あって、インバータ回路INV10の発振開始直後におけ
る主スイッチング素子Q1 ,Q2 へのストレスの印加の
防止も可能であり、さらにインバータ回路INV10の動
作中は充電回路9のスイッチング素子Q8 がオフである
から充電電流が流れず、抵抗R14による不要な電力消費
もないものである。
回路9をコンデンサC5 とインダクタンスL2 の接続点
とダイオードD0 のアノードの間に接続したため、主ス
イッチング素子Q2 への印加電圧はダイオードD7 に負
担されることとなって充電回路9には印加されなくな
り、充電回路9のスイッチング素子Q8 に耐圧の低い素
子を用いることが可能となる。しかも、コンデンサ
C5 ,インダクタンスL2 ,ダイオードD0 ,D7 及び
主スイッチング素子Q2 から成る回路が降圧チョッパ動
作を行っている際に充電回路9に印加される電圧も、図
31(b)に示すようにVimax −Vc5 に低減される
ので(従来例5においては、入力電流の最大値Vimax
が印加されていた。)、より耐圧の低い素子を使用で
き、部品の小型化やコストの低減が図れるという利点が
ある。なお、他の構成及び回路動作は従来例5と同様で
あって、インバータ回路INV10の発振開始直後におけ
る主スイッチング素子Q1 ,Q2 へのストレスの印加の
防止も可能であり、さらにインバータ回路INV10の動
作中は充電回路9のスイッチング素子Q8 がオフである
から充電電流が流れず、抵抗R14による不要な電力消費
もないものである。
【0110】(実施形態12)図32は本発明の第12
の実施形態を示す概略回路図である。図32に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態11と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。
の実施形態を示す概略回路図である。図32に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態11と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。
【0111】本実施形態は、スイッチング素子Q8 の代
わりにツェナーダイオードZD3 を抵抗R14と直列接続
して成る充電回路10を備えた点に特徴を有している。
ここで、ツェナーダイオードZD3 のツェナー電圧は、
インバータ回路INV10の動作時にインダクタンスL2
とコンデンサC5 との接続点に印加される電圧の最大値
Vimax −Vc5 (Vimax は入力電圧Viの最大値)
よりも高い値に設定してある。よって、インバータ回路
INV10の動作中はツェナーダイオードZD3が導通せ
ず、実施形態11と同様に充電回路10には電流が流れ
ない。
わりにツェナーダイオードZD3 を抵抗R14と直列接続
して成る充電回路10を備えた点に特徴を有している。
ここで、ツェナーダイオードZD3 のツェナー電圧は、
インバータ回路INV10の動作時にインダクタンスL2
とコンデンサC5 との接続点に印加される電圧の最大値
Vimax −Vc5 (Vimax は入力電圧Viの最大値)
よりも高い値に設定してある。よって、インバータ回路
INV10の動作中はツェナーダイオードZD3が導通せ
ず、実施形態11と同様に充電回路10には電流が流れ
ない。
【0112】一方、電源投入時からインバータ回路IN
V10を停止している一定期間においては、コンデンサC
5 が充電されていないためにインダクタンスL2 とコン
デンサC5 との接続点の電圧は整流器DBからの入力電
圧Viにほぼ等しい。したがって、入力電圧Viがツェ
ナーダイオードZD3 のツェナー電圧よりも高い場合に
ツェナーダイオードZD3 が導通してコンデンサC5 の
充電が行われ、実施形態11と同様の効果を奏すること
ができる。しかも、本実施形態では起動回路8によって
充電回路10を制御する必要がないので、起動回路8の
構成を簡略化できるという利点もある。
V10を停止している一定期間においては、コンデンサC
5 が充電されていないためにインダクタンスL2 とコン
デンサC5 との接続点の電圧は整流器DBからの入力電
圧Viにほぼ等しい。したがって、入力電圧Viがツェ
ナーダイオードZD3 のツェナー電圧よりも高い場合に
ツェナーダイオードZD3 が導通してコンデンサC5 の
充電が行われ、実施形態11と同様の効果を奏すること
ができる。しかも、本実施形態では起動回路8によって
充電回路10を制御する必要がないので、起動回路8の
構成を簡略化できるという利点もある。
【0113】(実施形態13)図33は本発明の第13
の実施形態を示す概略回路図である。図33に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態12と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。
の実施形態を示す概略回路図である。図33に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態12と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。
【0114】本実施形態は、インダクタンスL2 とコン
デンサC5 の直列回路を低電位側の主スイッチング素子
Q2 と並列に接続するとともにダイオードD0 を高電位
側の主スイッチング素子Q1 と並列に接続し、さらにダ
イオードD0 のカソード(整流器DBの脈流出力端高電
位側)とインダクタンスL2 及びコンデンサC5 の接続
点との間に充電回路10を設けた点が実施形態12と異
なる。
デンサC5 の直列回路を低電位側の主スイッチング素子
Q2 と並列に接続するとともにダイオードD0 を高電位
側の主スイッチング素子Q1 と並列に接続し、さらにダ
イオードD0 のカソード(整流器DBの脈流出力端高電
位側)とインダクタンスL2 及びコンデンサC5 の接続
点との間に充電回路10を設けた点が実施形態12と異
なる。
【0115】また回路動作については、インバータ回路
INV10の動作時、主スイッチング素子Q1 がオンのと
きに整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダイオード
D7→インダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器D
Bの経路でコンデンサC5 の充電電流が流れ、またコン
デンサC5 の放電がダイオードD0 を介して行われる点
が異なるものの、他の動作については実施形態12と共
通である。したがって、本実施形態においてもインバー
タ回路INV10の発振開始前に整流器DBからの入力電
圧ViがツェナーダイオードZD3 のツェナー電圧より
も高い場合にツェナーダイオードZD3 が導通するよう
に上記ツェナー電圧を設定しておけば、実施形態12と
同様の効果を奏することができる。
INV10の動作時、主スイッチング素子Q1 がオンのと
きに整流器DB→主スイッチング素子Q1 →ダイオード
D7→インダクタンスL2 →コンデンサC5 →整流器D
Bの経路でコンデンサC5 の充電電流が流れ、またコン
デンサC5 の放電がダイオードD0 を介して行われる点
が異なるものの、他の動作については実施形態12と共
通である。したがって、本実施形態においてもインバー
タ回路INV10の発振開始前に整流器DBからの入力電
圧ViがツェナーダイオードZD3 のツェナー電圧より
も高い場合にツェナーダイオードZD3 が導通するよう
に上記ツェナー電圧を設定しておけば、実施形態12と
同様の効果を奏することができる。
【0116】(実施形態14)図34は本発明の第14
の実施形態を示す概略回路図である。図34に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態13と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略する。本実施形態におけるインバータ回路INV11
は、ダイオードDa,Dbが逆並列に接続されたバイポ
ーラトランジスタから成る主スイッチング素子Q1 ’,
Q 2 ’の直列回路を有しており、実施形態11〜13の
インバータ回路INV10における主スイッチング素子Q
1 ,Q2 がFETから成る電圧駆動型であるのに対し、
電流駆動型となっている。主スイッチング素子Q1 ’,
Q2 ’のベースには、それぞれ抵抗R17,R18を介して
電流トランスCT1 の2次巻線n2 及び3次巻線n3 が
接続されている。また、電流トランスCT1 の1次巻線
n1 は、コンデンサC16と主スイッチング素子Q1 ’,
Q2 ’の接続点の間に挿入されている。
の実施形態を示す概略回路図である。図34に示すよう
に本実施形態の基本構成は実施形態13と共通するの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明は
省略する。本実施形態におけるインバータ回路INV11
は、ダイオードDa,Dbが逆並列に接続されたバイポ
ーラトランジスタから成る主スイッチング素子Q1 ’,
Q 2 ’の直列回路を有しており、実施形態11〜13の
インバータ回路INV10における主スイッチング素子Q
1 ,Q2 がFETから成る電圧駆動型であるのに対し、
電流駆動型となっている。主スイッチング素子Q1 ’,
Q2 ’のベースには、それぞれ抵抗R17,R18を介して
電流トランスCT1 の2次巻線n2 及び3次巻線n3 が
接続されている。また、電流トランスCT1 の1次巻線
n1 は、コンデンサC16と主スイッチング素子Q1 ’,
Q2 ’の接続点の間に挿入されている。
【0117】また起動回路12は、コンデンサC5 と並
列に接続された抵抗R19とコンデンサC18の直列回路
と、抵抗R19とコンデンサC18の接続点と主スイッチン
グ素子Q2 ’のベースとの間に挿入されたダイアックQ
10と、抵抗R19とコンデンサC 18の接続点と主スイッチ
ング素子Q2 ’のコレクタとの間に挿入されたダイオー
ドD8 とで構成されている。
列に接続された抵抗R19とコンデンサC18の直列回路
と、抵抗R19とコンデンサC18の接続点と主スイッチン
グ素子Q2 ’のベースとの間に挿入されたダイアックQ
10と、抵抗R19とコンデンサC 18の接続点と主スイッチ
ング素子Q2 ’のコレクタとの間に挿入されたダイオー
ドD8 とで構成されている。
【0118】一方充電回路11は、抵抗R14とツェナー
ダイオードZD3 の直列回路を有する点は実施形態13
の構成と共通しており、さらにツェナーダイオードZD
3 のアノードがバイポーラトランジスタから成るスイッ
チング素子Q9 のベースに接続されるとともに、スイッ
チング素子Q9 のコレクタが抵抗R15を介して整流器D
Bの脈流出力端高電位側に接続され、且つスイッチング
素子Q9 のエミッタがコンデンサC5 と起動回路12と
の接続点に接続されて構成されている。
ダイオードZD3 の直列回路を有する点は実施形態13
の構成と共通しており、さらにツェナーダイオードZD
3 のアノードがバイポーラトランジスタから成るスイッ
チング素子Q9 のベースに接続されるとともに、スイッ
チング素子Q9 のコレクタが抵抗R15を介して整流器D
Bの脈流出力端高電位側に接続され、且つスイッチング
素子Q9 のエミッタがコンデンサC5 と起動回路12と
の接続点に接続されて構成されている。
【0119】次に、本実施形態の回路動作を説明する。
まず、インバータ回路INV11の動作について説明す
る。コンデンサC5 が充電されると起動回路12のコン
デンサC18も抵抗R19を介して充電され、コンデンサC
18の両端電圧が所定値を越えるとダイアックQ10がトリ
ガされてターンオンする。これによりインバータ回路I
NV11の主スイッチング素子Q2 ’のベースにトリガ信
号が入力されるので、主スイッチング素子Q2 ’がオン
してインバータ回路INV11が起動(発振が開始)され
る。インバータ回路INV11が起動されると電流トラン
スCT1 の1次巻線n1 にも高周波電流(共振電流)が
流れ、2次巻線n2 及び3次巻線n3 にはそれぞれ逆極
性の起電力が誘起される。これにより、一対の主スイッ
チング素子Q1 ’,Q2 ’が高周波で交互にオン・オフ
され、所謂自励動作によって発振が継続する。なお、イ
ンバータ回路INV11が起動することで起動回路12の
コンデンサC18の充電電流はダイオードD8 →主スイッ
チング素子Q2 ’に流れるためコンデンサC18が充電さ
れず、ダイアックQ10が再度トリガされることはない。
まず、インバータ回路INV11の動作について説明す
る。コンデンサC5 が充電されると起動回路12のコン
デンサC18も抵抗R19を介して充電され、コンデンサC
18の両端電圧が所定値を越えるとダイアックQ10がトリ
ガされてターンオンする。これによりインバータ回路I
NV11の主スイッチング素子Q2 ’のベースにトリガ信
号が入力されるので、主スイッチング素子Q2 ’がオン
してインバータ回路INV11が起動(発振が開始)され
る。インバータ回路INV11が起動されると電流トラン
スCT1 の1次巻線n1 にも高周波電流(共振電流)が
流れ、2次巻線n2 及び3次巻線n3 にはそれぞれ逆極
性の起電力が誘起される。これにより、一対の主スイッ
チング素子Q1 ’,Q2 ’が高周波で交互にオン・オフ
され、所謂自励動作によって発振が継続する。なお、イ
ンバータ回路INV11が起動することで起動回路12の
コンデンサC18の充電電流はダイオードD8 →主スイッ
チング素子Q2 ’に流れるためコンデンサC18が充電さ
れず、ダイアックQ10が再度トリガされることはない。
【0120】さて次に、充電回路11の動作について説
明する。本実施形態においても実施形態12又は13と
同様に、インバータ回路INV11の発振開始前に整流器
DBからの入力電圧ViがツェナーダイオードZD3 の
ツェナー電圧よりも高い場合にツェナーダイオードZD
3 が導通するようにツェナー電圧を設定している。この
ため、交流電源ACの電源投入直後においてはツェナー
ダイオードZD3 が導通してスイッチング素子Q9 がオ
ンとなり、整流器DB→抵抗R15→スイッチング素子Q
9 →コンデンサC5 の経路で電流が流れてコンデンサC
5 が充電される。なお、インバータ回路INV11の動作
中にはツェナーダイオードZD3 が導通しないためにス
イッチング素子Q9 もオフとなり、抵抗R15における不
要な電力消費を避けることができる。さらに、コンデン
サC5 が充電されていない場合には、起動回路12のコ
ンデンサC18も充電されないため、電源投入直後に交流
電源ACが瞬時に低電圧(あるいは停電)となったとき
にコンデンサC5 の両端電圧Vc5 が所定のレベルにま
で充電されなくても、このときにはインバータ回路IN
V11は動作しないことになり、交流電源ACの電源電圧
VAC変動に因る主スイッチング素子Q1 ’,Q2 ’への
ストレスの印加を抑えることができる。
明する。本実施形態においても実施形態12又は13と
同様に、インバータ回路INV11の発振開始前に整流器
DBからの入力電圧ViがツェナーダイオードZD3 の
ツェナー電圧よりも高い場合にツェナーダイオードZD
3 が導通するようにツェナー電圧を設定している。この
ため、交流電源ACの電源投入直後においてはツェナー
ダイオードZD3 が導通してスイッチング素子Q9 がオ
ンとなり、整流器DB→抵抗R15→スイッチング素子Q
9 →コンデンサC5 の経路で電流が流れてコンデンサC
5 が充電される。なお、インバータ回路INV11の動作
中にはツェナーダイオードZD3 が導通しないためにス
イッチング素子Q9 もオフとなり、抵抗R15における不
要な電力消費を避けることができる。さらに、コンデン
サC5 が充電されていない場合には、起動回路12のコ
ンデンサC18も充電されないため、電源投入直後に交流
電源ACが瞬時に低電圧(あるいは停電)となったとき
にコンデンサC5 の両端電圧Vc5 が所定のレベルにま
で充電されなくても、このときにはインバータ回路IN
V11は動作しないことになり、交流電源ACの電源電圧
VAC変動に因る主スイッチング素子Q1 ’,Q2 ’への
ストレスの印加を抑えることができる。
【0121】上述の実施形態11〜14においては、イ
ンバータ回路として2つの主スイッチング素子を用いた
所謂2石式のものについて説明したが、主スイッチング
素子のオン・オフ動作によって電源回路のコンデンサC
5 が充電されるとともに、このコンデンサC5 が部分平
滑(谷埋)電源として動作するような回路構成であれば
インバータ回路の形式は特に限定されず、例えば1石式
や4石式のものであってもよい。
ンバータ回路として2つの主スイッチング素子を用いた
所謂2石式のものについて説明したが、主スイッチング
素子のオン・オフ動作によって電源回路のコンデンサC
5 が充電されるとともに、このコンデンサC5 が部分平
滑(谷埋)電源として動作するような回路構成であれば
インバータ回路の形式は特に限定されず、例えば1石式
や4石式のものであってもよい。
【0122】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源を整流する
整流器と、整流器の出力端間に接続される第1のコンデ
ンサと、第1のコンデンサの両端に直列接続される第1
及び第2の主スイッチング素子並びに何れか一方の主ス
イッチング素子と並列接続される共振回路を具備するイ
ンバータ回路と、第1及び第2の主スイッチング素子を
高周波で交互にオン・オフする制御回路とを備え、上記
共振回路は、共振用の第1のインダクタンスと、負荷に
並列接続される共振用の第2のコンデンサと、直流カッ
プリング用の第3のコンデンサと、第1のダイオードが
並列接続された第4のコンデンサとを有するとともに第
1のコンデンサと第1及び第2の主スイッチング素子の
直列回路との間に第4のコンデンサと第1のダイオード
の上記並列回路が接続されて成り、第1及び第2の主ス
イッチング素子の直列回路に第5のコンデンサ、第2の
インダクタンス並びに第2のダイオードの直列回路と、
第6のコンデンサとが並列接続され且つ第1及び第2の
主スイッチング素子の接続点と第2のインダクタンス及
び第2のダイオードの接続点を第3のダイオードにより
接続して成る電源装置において、第2のダイオードと並
列にスイッチング素子を設けるとともに、上記制御回路
により負荷の状態に応じて上記スイッチング素子をオン
・オフするので、通常時には上記スイッチング素子をオ
フすることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋
め(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れるとと
もに、軽負荷時には上記スイッチング素子をオンするこ
とでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止することが
できるという効果がある。
整流器と、整流器の出力端間に接続される第1のコンデ
ンサと、第1のコンデンサの両端に直列接続される第1
及び第2の主スイッチング素子並びに何れか一方の主ス
イッチング素子と並列接続される共振回路を具備するイ
ンバータ回路と、第1及び第2の主スイッチング素子を
高周波で交互にオン・オフする制御回路とを備え、上記
共振回路は、共振用の第1のインダクタンスと、負荷に
並列接続される共振用の第2のコンデンサと、直流カッ
プリング用の第3のコンデンサと、第1のダイオードが
並列接続された第4のコンデンサとを有するとともに第
1のコンデンサと第1及び第2の主スイッチング素子の
直列回路との間に第4のコンデンサと第1のダイオード
の上記並列回路が接続されて成り、第1及び第2の主ス
イッチング素子の直列回路に第5のコンデンサ、第2の
インダクタンス並びに第2のダイオードの直列回路と、
第6のコンデンサとが並列接続され且つ第1及び第2の
主スイッチング素子の接続点と第2のインダクタンス及
び第2のダイオードの接続点を第3のダイオードにより
接続して成る電源装置において、第2のダイオードと並
列にスイッチング素子を設けるとともに、上記制御回路
により負荷の状態に応じて上記スイッチング素子をオン
・オフするので、通常時には上記スイッチング素子をオ
フすることでインバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋
め(部分平滑)されて負荷電流波形の改善が図れるとと
もに、軽負荷時には上記スイッチング素子をオンするこ
とでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止することが
できるという効果がある。
【0123】請求項2の発明は、交流電源を整流する整
流器と、整流器に接続される第1のコンデンサと、第1
のコンデンサと並列に直列接続される第1及び第2の主
スイッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング素
子と並列接続される共振回路を具備するインバータ回路
と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交互
にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路は、
共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続され
る共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング用の
第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続され
た第4のコンデンサとを有するとともに第1のコンデン
サと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路との
間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並列回
路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチング素
子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダクタン
ス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコンデ
ンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッチン
グ素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2のダイ
オードの接続点を第3のダイオードにより接続して成る
電源装置において、第2のインダクタンスの両端に設け
られる一対の切換端子と、第1の主スイッチング素子の
高電位側に設けられる共通端子と、上記制御回路により
制御されて上記共通端子を上記一対の切換端子に択一に
切換接続する切換回路を備えたので、通常時には上記切
換回路の共通端子を一方の切換端子に切り換えることで
インバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋め(部分平
滑)されて負荷電流波形の改善が図れるとともに、軽負
荷時には上記切換回路の共通端子を他方の切換端子に切
り換えることでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止
することができるという効果がある。
流器と、整流器に接続される第1のコンデンサと、第1
のコンデンサと並列に直列接続される第1及び第2の主
スイッチング素子並びに何れか一方の主スイッチング素
子と並列接続される共振回路を具備するインバータ回路
と、第1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交互
にオン・オフする制御回路とを備え、上記共振回路は、
共振用の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続され
る共振用の第2のコンデンサと、直流カップリング用の
第3のコンデンサと、第1のダイオードが並列接続され
た第4のコンデンサとを有するとともに第1のコンデン
サと第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路との
間に第4のコンデンサと第1のダイオードの上記並列回
路が接続されて成り、第1及び第2の主スイッチング素
子の直列回路に第5のコンデンサ、第2のインダクタン
ス並びに第2のダイオードの直列回路と、第6のコンデ
ンサとが並列接続され且つ第1及び第2の主スイッチン
グ素子の接続点と第2のインダクタンス及び第2のダイ
オードの接続点を第3のダイオードにより接続して成る
電源装置において、第2のインダクタンスの両端に設け
られる一対の切換端子と、第1の主スイッチング素子の
高電位側に設けられる共通端子と、上記制御回路により
制御されて上記共通端子を上記一対の切換端子に択一に
切換接続する切換回路を備えたので、通常時には上記切
換回路の共通端子を一方の切換端子に切り換えることで
インバータ回路の電源電圧がいわゆる谷埋め(部分平
滑)されて負荷電流波形の改善が図れるとともに、軽負
荷時には上記切換回路の共通端子を他方の切換端子に切
り換えることでインバータ回路の電源電圧の上昇を防止
することができるという効果がある。
【0124】請求項3の発明は、上記制御回路によりオ
ン・オフされて上記第4のコンデンサの両端間を短絡す
るスイッチング素子を備えたので、上記スイッチング素
子をオンとして第4のコンデンサを短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにもインバータ回路の電源電圧の上昇
防止が図れるという効果がある。
ン・オフされて上記第4のコンデンサの両端間を短絡す
るスイッチング素子を備えたので、上記スイッチング素
子をオンとして第4のコンデンサを短絡することによ
り、無負荷時のように最も負荷が軽くなる場合やその他
の異常の場合などにもインバータ回路の電源電圧の上昇
防止が図れるという効果がある。
【0125】請求項4の発明は、上記制御回路によりオ
ン・オフされるスイッチング素子と第7のコンデンサの
直列回路が第4のコンデンサに並列接続されて成るの
で、上記スイッチング素子のオン・オフによって第4の
コンデンサに第7のコンデンサが選択的に接続されて第
4のコンデンサの見かけ上の容量が可変され、それによ
り負荷への電力供給量を絞る場合にもインバータ回路の
電源電圧の上昇防止及び主スイッチング素子に対するス
トレス低減を図ることができるという効果がある。
ン・オフされるスイッチング素子と第7のコンデンサの
直列回路が第4のコンデンサに並列接続されて成るの
で、上記スイッチング素子のオン・オフによって第4の
コンデンサに第7のコンデンサが選択的に接続されて第
4のコンデンサの見かけ上の容量が可変され、それによ
り負荷への電力供給量を絞る場合にもインバータ回路の
電源電圧の上昇防止及び主スイッチング素子に対するス
トレス低減を図ることができるという効果がある。
【0126】請求項5の発明は、上記制御回路によりオ
ン・オフされて上記第4のコンデンサの両端間を短絡す
る短絡用のスイッチング素子を備え、上記制御回路によ
りオン・オフされる切換用のスイッチング素子と第7の
コンデンサの直列回路が第4のコンデンサに並列接続さ
れて成るので、上記短絡用のスイッチング素子をオンと
して第4のコンデンサを短絡することにより、無負荷時
のように最も負荷が軽くなる場合やその他の異常の場合
などにもインバータ回路の電源電圧の上昇防止が図れる
とともに、上記切換用のスイッチング素子のオン・オフ
によって第4のコンデンサに第7のコンデンサが選択的
に接続されて第4のコンデンサの見かけ上の容量が可変
され、そのために負荷への電力供給量を絞る場合にもイ
ンバータ回路の電源電圧の上昇防止及び主スイッチング
素子に対するストレス低減を図ることができるという効
果がある。
ン・オフされて上記第4のコンデンサの両端間を短絡す
る短絡用のスイッチング素子を備え、上記制御回路によ
りオン・オフされる切換用のスイッチング素子と第7の
コンデンサの直列回路が第4のコンデンサに並列接続さ
れて成るので、上記短絡用のスイッチング素子をオンと
して第4のコンデンサを短絡することにより、無負荷時
のように最も負荷が軽くなる場合やその他の異常の場合
などにもインバータ回路の電源電圧の上昇防止が図れる
とともに、上記切換用のスイッチング素子のオン・オフ
によって第4のコンデンサに第7のコンデンサが選択的
に接続されて第4のコンデンサの見かけ上の容量が可変
され、そのために負荷への電力供給量を絞る場合にもイ
ンバータ回路の電源電圧の上昇防止及び主スイッチング
素子に対するストレス低減を図ることができるという効
果がある。
【0127】請求項6の発明は、交流電源を整流する整
流器と、高周波でスイッチングされる1乃至複数の主ス
イッチング素子を具備するとともに1乃至複数の共振用
のインダクタンス、共振用のコンデンサ、直流成分カッ
ト用のコンデンサ並びに負荷から構成される共振回路を
有して上記整流器の出力を高周波出力に変換して負荷に
供給するインバータ回路と、1乃至複数の部分平滑用の
コンデンサを具備して上記整流器の出力を部分平滑する
電源回路とを備えた電源装置において、上記共振回路を
介して整流器の出力側に上記インバータ回路の高周波出
力の一部を帰還する帰還手段と、交流電源電圧の絶対値
が部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低いときに
上記インバータ回路の発振を開始させる制御手段とを備
えたので、交流電源の電源投入時には制御手段によって
交流電源電圧の絶対値が部分平滑用のコンデンサの両端
電圧よりも低いときにインバータ回路の発振が開始さ
れ、そのため、直流成分カット用のコンデンサを定常状
態に充電する過程においてインバータ回路の主スイッチ
ング素子へ加わるストレスを低減することができるとい
う効果がある。
流器と、高周波でスイッチングされる1乃至複数の主ス
イッチング素子を具備するとともに1乃至複数の共振用
のインダクタンス、共振用のコンデンサ、直流成分カッ
ト用のコンデンサ並びに負荷から構成される共振回路を
有して上記整流器の出力を高周波出力に変換して負荷に
供給するインバータ回路と、1乃至複数の部分平滑用の
コンデンサを具備して上記整流器の出力を部分平滑する
電源回路とを備えた電源装置において、上記共振回路を
介して整流器の出力側に上記インバータ回路の高周波出
力の一部を帰還する帰還手段と、交流電源電圧の絶対値
が部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低いときに
上記インバータ回路の発振を開始させる制御手段とを備
えたので、交流電源の電源投入時には制御手段によって
交流電源電圧の絶対値が部分平滑用のコンデンサの両端
電圧よりも低いときにインバータ回路の発振が開始さ
れ、そのため、直流成分カット用のコンデンサを定常状
態に充電する過程においてインバータ回路の主スイッチ
ング素子へ加わるストレスを低減することができるとい
う効果がある。
【0128】請求項7の発明は、上記インバータ回路の
発振開始前に、部分平滑用のコンデンサを充電する手段
を備えたので、インバータ回路の発振開始前に予め部分
平滑用のコンデンサを充電しておくことにより、インバ
ータ回路の発振開始時に部分平滑用のコンデンサに流れ
る電流を減らすことができ、その結果、インバータ回路
の主スイッチング素子に印加されるストレスを低減する
ことができるという効果がある。
発振開始前に、部分平滑用のコンデンサを充電する手段
を備えたので、インバータ回路の発振開始前に予め部分
平滑用のコンデンサを充電しておくことにより、インバ
ータ回路の発振開始時に部分平滑用のコンデンサに流れ
る電流を減らすことができ、その結果、インバータ回路
の主スイッチング素子に印加されるストレスを低減する
ことができるという効果がある。
【0129】請求項8の発明は、上記インバータ回路の
発振開始前に、上記共振回路を構成する直流成分カット
用のコンデンサの両端電圧が部分平滑用のコンデンサの
両端電圧よりも低い状態まで直流成分カット用のコンデ
ンサを充電する手段を備えたので、インバータ回路の主
スイッチング素子に印加されるストレスを低減すること
ができるという効果がある。
発振開始前に、上記共振回路を構成する直流成分カット
用のコンデンサの両端電圧が部分平滑用のコンデンサの
両端電圧よりも低い状態まで直流成分カット用のコンデ
ンサを充電する手段を備えたので、インバータ回路の主
スイッチング素子に印加されるストレスを低減すること
ができるという効果がある。
【0130】請求項9の発明は、交流電源電圧のゼロク
ロスを検出する検出手段を備え、上記制御手段が、検出
手段がゼロクロスを検出したときに上記インバータ回路
の発振を開始させて成るので、交流電源電圧のゼロクロ
ス点に近いところでは直流成分カット用のコンデンサの
両端電圧が殆どゼロに近いため、インバータ回路の主ス
イッチング素子に印加されるストレスを低減することが
できるという効果がある。
ロスを検出する検出手段を備え、上記制御手段が、検出
手段がゼロクロスを検出したときに上記インバータ回路
の発振を開始させて成るので、交流電源電圧のゼロクロ
ス点に近いところでは直流成分カット用のコンデンサの
両端電圧が殆どゼロに近いため、インバータ回路の主ス
イッチング素子に印加されるストレスを低減することが
できるという効果がある。
【0131】請求項10の発明は、交流電源を整流する
整流器と、高周波でオン・オフされる1乃至複数の主ス
イッチング素子を具備し直流出力を高周波交流出力に変
換して負荷へ供給するインバータ回路と、1乃至複数の
コンデンサ並びにインダクタンスを有するとともに上記
主スイッチング素子のオン・オフ動作によって上記コン
デンサを充電し整流器の脈流出力を部分平滑した上記直
流出力を上記インバータ回路に供給する部分平滑回路と
を備えた電源装置において、上記部分平滑回路のコンデ
ンサをインダクタンスを介して上記主スイッチング素子
に直列接続するとともに、上記インバータ回路の動作開
始前に上記コンデンサを充電する充電回路を上記インダ
クタンスと主スイッチング素子の直列回路に並列接続し
て成るので、充電回路によってインバータ回路の動作開
始時に主スイッチング素子へ加わるストレスを低減でき
るとともに、インバータ回路の動作中に充電回路へ印加
される電圧を低減させることができ、且つ充電回路に用
いられる回路部品の耐圧を下げることができて充電回路
の小型化や簡略化が可能となるという効果がある。
整流器と、高周波でオン・オフされる1乃至複数の主ス
イッチング素子を具備し直流出力を高周波交流出力に変
換して負荷へ供給するインバータ回路と、1乃至複数の
コンデンサ並びにインダクタンスを有するとともに上記
主スイッチング素子のオン・オフ動作によって上記コン
デンサを充電し整流器の脈流出力を部分平滑した上記直
流出力を上記インバータ回路に供給する部分平滑回路と
を備えた電源装置において、上記部分平滑回路のコンデ
ンサをインダクタンスを介して上記主スイッチング素子
に直列接続するとともに、上記インバータ回路の動作開
始前に上記コンデンサを充電する充電回路を上記インダ
クタンスと主スイッチング素子の直列回路に並列接続し
て成るので、充電回路によってインバータ回路の動作開
始時に主スイッチング素子へ加わるストレスを低減でき
るとともに、インバータ回路の動作中に充電回路へ印加
される電圧を低減させることができ、且つ充電回路に用
いられる回路部品の耐圧を下げることができて充電回路
の小型化や簡略化が可能となるという効果がある。
【0132】請求項11の発明は、上記コンデンサを所
定のレベル以上に充電した後は上記充電回路による充電
を停止して成るので、充電回路における不要な電力消費
をなくすことができるという効果がある。請求項12の
発明は、上記充電回路が、上記コンデンサの充電経路を
開閉する開閉手段を具備するので、インバータ回路の動
作中は開閉手段を開成することで充電回路による上記コ
ンデンサの充電が行われず、充電電流による不要な電力
消費をなくすことができるという効果がある。
定のレベル以上に充電した後は上記充電回路による充電
を停止して成るので、充電回路における不要な電力消費
をなくすことができるという効果がある。請求項12の
発明は、上記充電回路が、上記コンデンサの充電経路を
開閉する開閉手段を具備するので、インバータ回路の動
作中は開閉手段を開成することで充電回路による上記コ
ンデンサの充電が行われず、充電電流による不要な電力
消費をなくすことができるという効果がある。
【0133】請求項13の発明は、上記開閉手段が、イ
ンバータ回路の主スイッチング素子よりも先に動作を開
始するとともに、上記主スイッチング素子のオン・オフ
動作に同期してオン・オフ動作が繰り返されるので、開
閉手段の制御が容易になって回路の簡略化が図れるとい
う効果がある。請求項14の発明は、上記開閉手段が、
上記コンデンサの充電電圧レベルに応じてオン・オフ動
作が繰り返されるので、開閉手段の制御が容易になって
回路の簡略化が図れるという効果がある。
ンバータ回路の主スイッチング素子よりも先に動作を開
始するとともに、上記主スイッチング素子のオン・オフ
動作に同期してオン・オフ動作が繰り返されるので、開
閉手段の制御が容易になって回路の簡略化が図れるとい
う効果がある。請求項14の発明は、上記開閉手段が、
上記コンデンサの充電電圧レベルに応じてオン・オフ動
作が繰り返されるので、開閉手段の制御が容易になって
回路の簡略化が図れるという効果がある。
【図1】実施形態1を示す概略回路図である。
【図2】同上の動作を説明するための説明図である。
【図3】同上の動作を説明するための説明図である。
【図4】同上の動作を説明するための波形図である。
【図5】同上の動作を説明するための信号波形図であ
る。
る。
【図6】同上の動作を説明するための説明図である。
【図7】実施形態2を示す概略回路図である。
【図8】同上の動作を説明するための説明図である。
【図9】同上の動作を説明するための説明図である。
【図10】同上の動作を説明するための説明図である。
【図11】同上の動作を説明するための波形図である。
【図12】同上の動作を説明するための波形図である。
【図13】同上の動作を説明するための波形図である。
【図14】実施形態3を示す概略回路図である。
【図15】同上の動作を説明するための説明図である。
【図16】同上の動作を説明するための波形図である。
【図17】同上の動作を説明するための説明図である。
【図18】同上の動作を説明するための波形図である。
【図19】実施形態4を示す概略回路図である。
【図20】同上の動作を説明するための波形図である。
【図21】実施形態5を示す概略回路図である。
【図22】実施形態6を示す概略回路図である。
【図23】同上の動作を説明するための波形図である。
【図24】要部の具体回路図を含む同上の回路構成図で
ある。
ある。
【図25】実施形態7を示す概略回路図である。
【図26】実施形態8を示す概略回路図である。
【図27】同上の動作を説明するための波形図である。
【図28】実施形態9を示す概略回路図である。
【図29】実施形態10を示す概略回路図である。
【図30】実施形態11を示す概略回路図である。
【図31】同上の動作を説明するための波形図である。
【図32】実施形態12を示す概略回路図である。
【図33】実施形態13を示す概略回路図である。
【図34】実施形態14を示す概略回路図である。
【図35】従来例1を示す概略回路図である。
【図36】同上の動作を説明するための波形図である。
【図37】従来例2を示す概略回路図である。
【図38】同上の動作を説明するための波形図である。
【図39】従来例3を示す概略回路図である。
【図40】同上の動作を説明するための波形図である。
【図41】同上の動作を説明するための説明図である。
【図42】同上の動作を説明するための説明図である。
【図43】同上の動作を説明するための波形図である。
【図44】従来例4を示す概略回路図である。
【図45】従来例5を示す概略回路図である。
【図46】同上の動作を説明するための波形図である。
【図47】同上の動作を説明するための波形図である。
【図48】同上の動作を説明するための波形図である。
【図49】同上の動作を説明するための波形図であり、
(b)(c)はそれぞれ同図(a)のイ及びロ部分を拡
大した図である。
(b)(c)はそれぞれ同図(a)のイ及びロ部分を拡
大した図である。
【図50】同上の動作を説明するための波形図である。
DB 整流器 INV1 インバータ回路 CH1 チョッパ回路 CNT1 制御回路 RE1 共振回路 Q1 ,Q2 主スイッチング素子 La 放電灯 Q3 スイッチング素子 Da 寄生ダイオード
Claims (14)
- 【請求項1】 交流電源を整流する整流器と、整流器の
出力端間に接続される第1のコンデンサと、第1のコン
デンサの両端に直列接続される第1及び第2の主スイッ
チング素子並びに何れか一方の主スイッチング素子と並
列接続される共振回路を具備するインバータ回路と、第
1及び第2の主スイッチング素子を高周波で交互にオン
・オフする制御回路とを備え、上記共振回路は、共振用
の第1のインダクタンスと、負荷に並列接続される共振
用の第2のコンデンサと、直流カップリング用の第3の
コンデンサと、第1のダイオードが並列接続された第4
のコンデンサとを有するとともに第1のコンデンサと第
1及び第2の主スイッチング素子の直列回路との間に第
4のコンデンサと第1のダイオードの上記並列回路が接
続されて成り、第1及び第2の主スイッチング素子の直
列回路に第5のコンデンサ、第2のインダクタンス並び
に第2のダイオードの直列回路と、第6のコンデンサと
が並列接続され且つ第1及び第2の主スイッチング素子
の接続点と第2のインダクタンス及び第2のダイオード
の接続点を第3のダイオードにより接続して成る電源装
置において、第2のダイオードと並列にスイッチング素
子を設けるとともに、上記制御回路により負荷の状態に
応じて上記スイッチング素子をオン・オフすることを特
徴とする電源装置。 - 【請求項2】 交流電源を整流する整流器と、整流器に
接続される第1のコンデンサと、第1のコンデンサと並
列に直列接続される第1及び第2の主スイッチング素子
並びに何れか一方の主スイッチング素子と並列接続され
る共振回路を具備するインバータ回路と、第1及び第2
の主スイッチング素子を高周波で交互にオン・オフする
制御回路とを備え、上記共振回路は、共振用の第1のイ
ンダクタンスと、負荷に並列接続される共振用の第2の
コンデンサと、直流カップリング用の第3のコンデンサ
と、第1のダイオードが並列接続された第4のコンデン
サとを有するとともに第1のコンデンサと第1及び第2
の主スイッチング素子の直列回路との間に第4のコンデ
ンサと第1のダイオードの上記並列回路が接続されて成
り、第1及び第2の主スイッチング素子の直列回路に第
5のコンデンサ、第2のインダクタンス並びに第2のダ
イオードの直列回路と、第6のコンデンサとが並列接続
され且つ第1及び第2の主スイッチング素子の接続点と
第2のインダクタンス及び第2のダイオードの接続点を
第3のダイオードにより接続して成る電源装置におい
て、第2のインダクタンスの両端に設けられる一対の切
換端子と、第1の主スイッチング素子の高電位側に設け
られる共通端子と、上記制御回路により制御されて上記
共通端子を上記一対の切換端子に択一に切換接続する切
換回路を備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項3】 上記制御回路によりオン・オフされて上
記第4のコンデンサの両端間を短絡するスイッチング素
子を備えたことを特徴とする請求項1記載の電源装置。 - 【請求項4】 上記制御回路によりオン・オフされるス
イッチング素子と第7のコンデンサの直列回路が第4の
コンデンサに並列接続されて成ることを特徴とする請求
項1記載の電源装置。 - 【請求項5】 上記制御回路によりオン・オフされて上
記第4のコンデンサの両端間を短絡する短絡用のスイッ
チング素子を備え、上記制御回路によりオン・オフされ
る切換用のスイッチング素子と第7のコンデンサの直列
回路が第4のコンデンサに並列接続されて成ることを特
徴とする請求項2記載の電源装置。 - 【請求項6】 交流電源を整流する整流器と、高周波で
スイッチングされる1乃至複数の主スイッチング素子を
具備するとともに1乃至複数の共振用のインダクタン
ス、共振用のコンデンサ、直流成分カット用のコンデン
サ並びに負荷から構成される共振回路を有して上記整流
器の出力を高周波出力に変換して負荷に供給するインバ
ータ回路と、1乃至複数の部分平滑用のコンデンサを具
備して上記整流器の出力を部分平滑する電源回路とを備
えた電源装置において、上記共振回路を介して整流器の
出力側に上記インバータ回路の高周波出力の一部を帰還
する帰還手段と、交流電源電圧の絶対値が部分平滑用の
コンデンサの両端電圧よりも低いときに上記インバータ
回路の発振を開始させる制御手段とを備えたことを特徴
とする電源装置。 - 【請求項7】 上記インバータ回路の発振開始前に、部
分平滑用のコンデンサを充電する手段を備えたことを特
徴とする請求項6記載の電源装置。 - 【請求項8】 上記インバータ回路の発振開始前に、上
記共振回路を構成する直流成分カット用のコンデンサの
両端電圧が部分平滑用のコンデンサの両端電圧よりも低
い状態まで直流成分カット用のコンデンサを充電する手
段を備えたことを特徴とする請求項7記載の電源装置。 - 【請求項9】 交流電源電圧のゼロクロスを検出する検
出手段を備え、上記制御手段は、検出手段がゼロクロス
を検出したときに上記インバータ回路の発振を開始させ
て成ることを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の
電源装置。 - 【請求項10】 交流電源を整流する整流器と、高周波
でオン・オフされる1乃至複数の主スイッチング素子を
具備し直流出力を高周波交流出力に変換して負荷へ供給
するインバータ回路と、1乃至複数のコンデンサ並びに
インダクタンスを有するとともに上記主スイッチング素
子のオン・オフ動作によって上記コンデンサを充電し整
流器の脈流出力を部分平滑した上記直流出力を上記イン
バータ回路に供給する部分平滑回路とを備えた電源装置
において、上記部分平滑回路のコンデンサをインダクタ
ンスを介して上記主スイッチング素子に直列接続すると
ともに、上記インバータ回路の動作開始前に上記コンデ
ンサを充電する充電回路を上記インダクタンスと主スイ
ッチング素子の直列回路に並列接続して成ることを特徴
とする電源装置。 - 【請求項11】 上記コンデンサを所定のレベル以上に
充電した後は上記充電回路による充電を停止して成るこ
とを特徴とする請求項10記載の電源装置。 - 【請求項12】 上記充電回路は、上記コンデンサの充
電経路を開閉する開閉手段を具備することを特徴とする
請求項11記載の電源装置。 - 【請求項13】 上記開閉手段は、インバータ回路の主
スイッチング素子よりも先に動作を開始するとともに、
上記主スイッチング素子のオン・オフ動作に同期してオ
ン・オフ動作が繰り返されることを特徴とする請求項1
2記載の電源装置。 - 【請求項14】 上記開閉手段は、上記コンデンサの充
電電圧レベルに応じてオン・オフ動作が繰り返されるこ
とを特徴とする請求項12記載の電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314352A JPH10164853A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314352A JPH10164853A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164853A true JPH10164853A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18052302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8314352A Withdrawn JPH10164853A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164853A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004014218A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Hitachi Ltd | 電磁誘導加熱装置 |
| US7312582B2 (en) | 2001-06-22 | 2007-12-25 | Lutron Electronics Co., Inc. | Electronic ballast |
| US12306564B2 (en) | 2022-11-24 | 2025-05-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Power source device and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8314352A patent/JPH10164853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7312582B2 (en) | 2001-06-22 | 2007-12-25 | Lutron Electronics Co., Inc. | Electronic ballast |
| JP2004014218A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Hitachi Ltd | 電磁誘導加熱装置 |
| US12306564B2 (en) | 2022-11-24 | 2025-05-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Power source device and image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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