JPH10164883A - インバータ制御装置 - Google Patents
インバータ制御装置Info
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- JPH10164883A JPH10164883A JP8337621A JP33762196A JPH10164883A JP H10164883 A JPH10164883 A JP H10164883A JP 8337621 A JP8337621 A JP 8337621A JP 33762196 A JP33762196 A JP 33762196A JP H10164883 A JPH10164883 A JP H10164883A
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- inverter
- magnetic flux
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧の変動等により主回路の直流電圧が
低下した場合でも、インバータのの出力電圧波形に歪み
が生じないようにして、巻上電動機の定格電圧を電源電
圧にまで高め、巻上電動機及び駆動用インバータのコス
トダウンを図る。 【構成】 ACR17より出力される電圧指令から、所
要直流電圧算出部22で算出した主回路の所要直流電圧
と、電圧検出器20で検出した実際の直流電圧とを比較
部23で比較し、その差Δvを算出する。そして主回路
の直流電圧が所要直流電圧より低下すると、その差Δv
に応じた磁束指令の補正量ΔΦを磁束補正量算出部24
で算出し、磁束指令Φoを補正して励磁電流を下方調整
することにより、インバータの出力電圧を下げ、電圧波
形に歪みが生じないようにする。
低下した場合でも、インバータのの出力電圧波形に歪み
が生じないようにして、巻上電動機の定格電圧を電源電
圧にまで高め、巻上電動機及び駆動用インバータのコス
トダウンを図る。 【構成】 ACR17より出力される電圧指令から、所
要直流電圧算出部22で算出した主回路の所要直流電圧
と、電圧検出器20で検出した実際の直流電圧とを比較
部23で比較し、その差Δvを算出する。そして主回路
の直流電圧が所要直流電圧より低下すると、その差Δv
に応じた磁束指令の補正量ΔΦを磁束補正量算出部24
で算出し、磁束指令Φoを補正して励磁電流を下方調整
することにより、インバータの出力電圧を下げ、電圧波
形に歪みが生じないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘導電動機を駆
動し、速度制御を行うベクトル制御インバータ制御装置
の改良に関するものである。
動し、速度制御を行うベクトル制御インバータ制御装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、制御技術の進歩に伴って、産業機
械の電動機の多くがインバータ駆動による交流電動機と
なり、その中でも直流電動機と同等の制御性能が得られ
るベクトル制御方式が広く採用されている。
械の電動機の多くがインバータ駆動による交流電動機と
なり、その中でも直流電動機と同等の制御性能が得られ
るベクトル制御方式が広く採用されている。
【0003】以下、適用を交流エレベータ装置を例に記
載する。図3は、従来の一般的なベクトル制御方式の全
体構成を示す図であり、1は三相交流電源、2は交流電
源を直流に変換するコンバータ、3はこのコンバータの
出力を平滑する平滑コンデンサ、4はコンバータ2の出
力を可変電圧可変周波数の交流に変換するインバータ、
5はインバータ4の出力の各相の出力電流を検出する電
流検出器、6はインバータ4によって給電されエレベー
タを駆動する誘導電動機、7はパルスジェネレータ、8
は誘導電動機6によって駆動される巻上機の綱車、9は
綱車8に巻掛けられた主索、10は主索9に結合された
かご、11は同じく釣り合い錘、12は理想の速度パタ
ーンを出力する速度パターン発生回路、13はF/V変
換器、14はASR(速度調節器)、15はベクトル制
御回路、16は励磁電流を設定するための磁束指令Φo
を出力する磁束指令設定回路、17はACR(電流調節
器)、18はPWM回路(パルス幅変調回路)、19は
インバータ素子のベースドライブ回路である。
載する。図3は、従来の一般的なベクトル制御方式の全
体構成を示す図であり、1は三相交流電源、2は交流電
源を直流に変換するコンバータ、3はこのコンバータの
出力を平滑する平滑コンデンサ、4はコンバータ2の出
力を可変電圧可変周波数の交流に変換するインバータ、
5はインバータ4の出力の各相の出力電流を検出する電
流検出器、6はインバータ4によって給電されエレベー
タを駆動する誘導電動機、7はパルスジェネレータ、8
は誘導電動機6によって駆動される巻上機の綱車、9は
綱車8に巻掛けられた主索、10は主索9に結合された
かご、11は同じく釣り合い錘、12は理想の速度パタ
ーンを出力する速度パターン発生回路、13はF/V変
換器、14はASR(速度調節器)、15はベクトル制
御回路、16は励磁電流を設定するための磁束指令Φo
を出力する磁束指令設定回路、17はACR(電流調節
器)、18はPWM回路(パルス幅変調回路)、19は
インバータ素子のベースドライブ回路である。
【0004】以上の構成において、エレベータ運転時
は、交流電源1の出力がコンバータ2及び平滑コンデン
サ3を通して直流に整流され、インバータ4により再度
可変電圧、可変周波数の交流電源に変換される。これに
より、誘導電動機6が駆動され、エレベータが運転され
る。
は、交流電源1の出力がコンバータ2及び平滑コンデン
サ3を通して直流に整流され、インバータ4により再度
可変電圧、可変周波数の交流電源に変換される。これに
より、誘導電動機6が駆動され、エレベータが運転され
る。
【0005】一方、インバータ4の制御は、速度パター
ン発生回路12から出力される速度パターンに従って制
御される。すなわちその制御方法は、パルスジェネレー
タ7からF/V変換器13を通して誘導電動機の速度が
フィードバックされ、このフィードバックされた誘導電
動機速度と速度パターンとの偏差が、ASR14に入力
され増幅されてトルク指令となり、これがベクトル制御
回路に入力される。
ン発生回路12から出力される速度パターンに従って制
御される。すなわちその制御方法は、パルスジェネレー
タ7からF/V変換器13を通して誘導電動機の速度が
フィードバックされ、このフィードバックされた誘導電
動機速度と速度パターンとの偏差が、ASR14に入力
され増幅されてトルク指令となり、これがベクトル制御
回路に入力される。
【0006】このベクトル制御回路15では、ベクトル
制御の理論に基づき、パルスジェネレータ7より誘導電
動機6の回転角を入力し、交流のベクトルとして、磁束
指令を基にした励磁電流成分とトルク指令を基にしたト
ルク電流成分とが直交状態を保ち、他励の直流機と同等
に制御するように、互いに独立に制御できる位相を持っ
た電流指令を出力する。
制御の理論に基づき、パルスジェネレータ7より誘導電
動機6の回転角を入力し、交流のベクトルとして、磁束
指令を基にした励磁電流成分とトルク指令を基にしたト
ルク電流成分とが直交状態を保ち、他励の直流機と同等
に制御するように、互いに独立に制御できる位相を持っ
た電流指令を出力する。
【0007】次に、このベクトル制御回路15からの電
流指令と、電流検出器5からの実電流検出値との偏差が
ACR17で増幅されてインバータ4の電圧指令とな
り、この電圧指令をPWM回路18でパルス信号に変換
し、ベースドライブ回路19によって、インバータ4を
構成する半導体素子をスイッチングすることにより、可
変電圧・可変周波数の交流電力を誘導電動機6に供給し
て制御するようにしている。
流指令と、電流検出器5からの実電流検出値との偏差が
ACR17で増幅されてインバータ4の電圧指令とな
り、この電圧指令をPWM回路18でパルス信号に変換
し、ベースドライブ回路19によって、インバータ4を
構成する半導体素子をスイッチングすることにより、可
変電圧・可変周波数の交流電力を誘導電動機6に供給し
て制御するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、商用電源で直
接駆動される誘導電動機の場合、電源電圧が低下すると
回転磁界が弱まるため、流入電流の増加による電動機の
温度上昇や発生トルクの低下が生じる。これが電動機や
負荷の許容範囲内であれば特に問題とはならないが、上
記のようにベクトル制御インバータで駆動される誘導電
動機の場合、インバータのトルク制御が出力電流制御
(電動機電流の励磁分、トルク分の分離制御)により行
われるため、制御上必要な出力電圧発生が電源電圧低下
等により不可能な状況でも、指令電流を極力流すべく電
流制御ループが動作し、その結果、電動機印加電圧に波
形歪みが発生する。
接駆動される誘導電動機の場合、電源電圧が低下すると
回転磁界が弱まるため、流入電流の増加による電動機の
温度上昇や発生トルクの低下が生じる。これが電動機や
負荷の許容範囲内であれば特に問題とはならないが、上
記のようにベクトル制御インバータで駆動される誘導電
動機の場合、インバータのトルク制御が出力電流制御
(電動機電流の励磁分、トルク分の分離制御)により行
われるため、制御上必要な出力電圧発生が電源電圧低下
等により不可能な状況でも、指令電流を極力流すべく電
流制御ループが動作し、その結果、電動機印加電圧に波
形歪みが発生する。
【0009】インバータ制御エレベータでは、上記波形
歪みに起因するトルクリップルの発生や、トルク制御性
能の劣化は走行性能の低下につながることから、電源電
圧変動やその他の電圧降下要因により、インバータの出
力可能な電圧が低下した場合を想定して巻上電動機定格
電圧が決定されており、例えば200V系電源に対する
電動機定格電圧は170Vに設定される。
歪みに起因するトルクリップルの発生や、トルク制御性
能の劣化は走行性能の低下につながることから、電源電
圧変動やその他の電圧降下要因により、インバータの出
力可能な電圧が低下した場合を想定して巻上電動機定格
電圧が決定されており、例えば200V系電源に対する
電動機定格電圧は170Vに設定される。
【0010】これは走行性能を確保するための特殊電圧
設定であるが、そのために電動機の巻線仕様は特殊なも
のとなり、安価で入手性の良い汎用モータ(定格電圧2
00V)が使用できないという問題がある。しかも、電
動機定格電圧の低下に伴う電流増加に対応する必要か
ら、インバータの電流容量も大きくする必要があり、コ
ストの上昇を招く結果となっていた。
設定であるが、そのために電動機の巻線仕様は特殊なも
のとなり、安価で入手性の良い汎用モータ(定格電圧2
00V)が使用できないという問題がある。しかも、電
動機定格電圧の低下に伴う電流増加に対応する必要か
ら、インバータの電流容量も大きくする必要があり、コ
ストの上昇を招く結果となっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決することを目的としたもので、その特徴とするとこ
ろは、主回路の直流電圧を検出する電圧検出手段と、主
回路の所要直流電圧と前記直流検出手段により検出した
直流電圧とを比較し、その差(不足電圧)を算出する手
段と、該不足電圧の値に応じて磁束指令の補正量を算出
する磁束補正量算出手段とを備えたことにある。
解決することを目的としたもので、その特徴とするとこ
ろは、主回路の直流電圧を検出する電圧検出手段と、主
回路の所要直流電圧と前記直流検出手段により検出した
直流電圧とを比較し、その差(不足電圧)を算出する手
段と、該不足電圧の値に応じて磁束指令の補正量を算出
する磁束補正量算出手段とを備えたことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、主回路の直流電圧を
電圧検出器で検出し、インバータの電圧指令から算出し
た所要直流電圧と比較する。そしてその差(不足電圧)
に応じて磁束指令の補正量を算出し、磁束指令を補正し
てインバータの出力電圧を下げ、主回路の直流電圧が低
下した場合でもインバータの電圧波形が歪まないように
する。
電圧検出器で検出し、インバータの電圧指令から算出し
た所要直流電圧と比較する。そしてその差(不足電圧)
に応じて磁束指令の補正量を算出し、磁束指令を補正し
てインバータの出力電圧を下げ、主回路の直流電圧が低
下した場合でもインバータの電圧波形が歪まないように
する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の全体構成を示す図であり、2
0は主回路の直流電圧(平滑コンデンサ3の端子電圧)
V1を検出する電圧検出器、21は主回路の所要直流電
圧V2と実際の直流電圧V1との差(不足電圧)Δvを
算出する手段としての機能と、該不足電圧Δvの値に応
じて磁束指令Φoの補正量ΔΦを算出する磁束補正量算
出手段としての機能とを実現するマイクロコンピュータ
である。このマイクロコンピュータ21は、インバータ
が歪みのない所要電圧波形を出力するのに必要な主回路
の所要直流電圧V2を、ACR17の電圧指令から算出
する所要直流電圧算出部22と、該所要直流電圧V2
と、実際の直流電圧V1とを比較し、その差Δvを算出
する比較部23と、該不足電圧Δvに応じた磁束指令補
正量ΔΦを算出する磁束補正量算出部24とからなる。
なお、その他、図3と同一のものについては同一の符号
にて示している。
明する。図1は、本発明の全体構成を示す図であり、2
0は主回路の直流電圧(平滑コンデンサ3の端子電圧)
V1を検出する電圧検出器、21は主回路の所要直流電
圧V2と実際の直流電圧V1との差(不足電圧)Δvを
算出する手段としての機能と、該不足電圧Δvの値に応
じて磁束指令Φoの補正量ΔΦを算出する磁束補正量算
出手段としての機能とを実現するマイクロコンピュータ
である。このマイクロコンピュータ21は、インバータ
が歪みのない所要電圧波形を出力するのに必要な主回路
の所要直流電圧V2を、ACR17の電圧指令から算出
する所要直流電圧算出部22と、該所要直流電圧V2
と、実際の直流電圧V1とを比較し、その差Δvを算出
する比較部23と、該不足電圧Δvに応じた磁束指令補
正量ΔΦを算出する磁束補正量算出部24とからなる。
なお、その他、図3と同一のものについては同一の符号
にて示している。
【0014】以上の構成において、通常は主回路の直流
電圧V1は、インバータが歪みのない正弦波の電圧波形
を出力するのに必要な直流電圧V2より大きく、従って
励磁電流を弱める必要はないので磁束指令の補正量ΔΦ
は0となるが、電源電圧の変動等により主回路の直流電
圧V1が低下し、所要直流電圧V2を下回るとその差Δ
vが比較部23で算出され、さらにそのΔvに応じた補
正量ΔΦが磁束補正量算出部24で算出されて出力され
る。この結果、磁束指令ΦoはΔΦだけ低下し、すなわ
ち励磁電流はその分だけ弱められ、インバータの出力電
圧も低下して出力電圧波形が歪むのを防止する。
電圧V1は、インバータが歪みのない正弦波の電圧波形
を出力するのに必要な直流電圧V2より大きく、従って
励磁電流を弱める必要はないので磁束指令の補正量ΔΦ
は0となるが、電源電圧の変動等により主回路の直流電
圧V1が低下し、所要直流電圧V2を下回るとその差Δ
vが比較部23で算出され、さらにそのΔvに応じた補
正量ΔΦが磁束補正量算出部24で算出されて出力され
る。この結果、磁束指令ΦoはΔΦだけ低下し、すなわ
ち励磁電流はその分だけ弱められ、インバータの出力電
圧も低下して出力電圧波形が歪むのを防止する。
【0015】次にこのマイクロコンピュータ21内のソ
フトウェアで実行される、磁束補正量算出の処理手順に
ついて、図2のフローチャートにより説明する。
フトウェアで実行される、磁束補正量算出の処理手順に
ついて、図2のフローチャートにより説明する。
【0016】まずステップS1において、主回路の直流
電圧V1を検出し、ステップS2でACR17の電圧指
令からそのときの所要直流電圧V2を算出する。ここで
所要直流電圧V2は、電圧指令をVac(正弦波)とする
とそのピーク値の絶対値、すなわち V2=|Vacのピーク値| として算出することができる。
電圧V1を検出し、ステップS2でACR17の電圧指
令からそのときの所要直流電圧V2を算出する。ここで
所要直流電圧V2は、電圧指令をVac(正弦波)とする
とそのピーク値の絶対値、すなわち V2=|Vacのピーク値| として算出することができる。
【0017】次にステップS3で、V2とV1の差であ
るΔvを算出し、そのΔvの値に応じてステップS4以
下で図1に示すような磁束の補正量ΔΦを決める。まず
ステップS4で、Δvが所定値aより大きいか否かを判
定し、所定値a以下であれば励磁電流を弱める必要はな
いのでステップS5で補正量ΔΦ=0とする。もしΔv
が所定値aより大きい場合は、ステップS6で上限値b
より大きいか否かを判定し、上限値bに達するまでは、
ステップS8で補正量ΔΦがΔvに比例するように、す
なわち、 ΔΦ=c(Δv−a)/(b−a) として補正量ΔΦを出力する。もしΔvが上限値bを越
える場合は、ステップS7で補正量ΔΦを上限値cと
し、励磁電流が極端に下がることのないようにする。
るΔvを算出し、そのΔvの値に応じてステップS4以
下で図1に示すような磁束の補正量ΔΦを決める。まず
ステップS4で、Δvが所定値aより大きいか否かを判
定し、所定値a以下であれば励磁電流を弱める必要はな
いのでステップS5で補正量ΔΦ=0とする。もしΔv
が所定値aより大きい場合は、ステップS6で上限値b
より大きいか否かを判定し、上限値bに達するまでは、
ステップS8で補正量ΔΦがΔvに比例するように、す
なわち、 ΔΦ=c(Δv−a)/(b−a) として補正量ΔΦを出力する。もしΔvが上限値bを越
える場合は、ステップS7で補正量ΔΦを上限値cと
し、励磁電流が極端に下がることのないようにする。
【0018】このようにして、磁束指令発生装置から出
力される磁束指令Φoは、主回路の直流電圧が所要直流
電圧より低下すると、その不足分に応じて磁束指令が下
方調整され、その結果インバータの出力電圧も低下し
て、出力波形に歪みを生じる事なくベクトル制御が行わ
れることになる。
力される磁束指令Φoは、主回路の直流電圧が所要直流
電圧より低下すると、その不足分に応じて磁束指令が下
方調整され、その結果インバータの出力電圧も低下し
て、出力波形に歪みを生じる事なくベクトル制御が行わ
れることになる。
【0019】なお、上記の説明において、励磁電流を下
方調整し、電動機電圧を下げて運転すると、概略その割
合で電流が増加し、電動機損失が大きくなるが、このよ
うな運転は以下の4条件が重なった場合に限られるた
め、エレベータのように駆動・回生を繰り返す変動負荷
の場合、運転サイクル全体から見ると励磁弱め制御を要
する期間の割合は小さく、電動機温度上昇への影響は僅
かである。
方調整し、電動機電圧を下げて運転すると、概略その割
合で電流が増加し、電動機損失が大きくなるが、このよ
うな運転は以下の4条件が重なった場合に限られるた
め、エレベータのように駆動・回生を繰り返す変動負荷
の場合、運転サイクル全体から見ると励磁弱め制御を要
する期間の割合は小さく、電動機温度上昇への影響は僅
かである。
【0020】(1)電源電圧降下が大きい。 (2)負荷の方向が駆動側である。 (3)負荷が重い。 (4)電動機速度が定格付近である。
【0021】特に、大電流が流れ電動機発生損失の大き
くなる加減速領域では、電動機速度が定格に満たないこ
とから励磁弱めの必要は発生せず、また、エレベータ運
転サイクルの約半分を占める回生動作時には主回路の直
流電圧が上昇するため、やはり励磁弱めは不要となる。
従って本発明により、励磁弱めを行っても、電動機温度
に及ぼす影響は小さく、特に問題が生じることはない。
くなる加減速領域では、電動機速度が定格に満たないこ
とから励磁弱めの必要は発生せず、また、エレベータ運
転サイクルの約半分を占める回生動作時には主回路の直
流電圧が上昇するため、やはり励磁弱めは不要となる。
従って本発明により、励磁弱めを行っても、電動機温度
に及ぼす影響は小さく、特に問題が生じることはない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、電源電圧と同一の定格
電圧を持つ汎用モータを巻上機に用いることが可能とな
る。しかも、電動機の定格電圧を高めることにより、加
速時最大電流や負荷サイクルを考慮した実効電流も減少
することから、インバータの容量の削減につながり、エ
レベータの巻上電動機及び駆動用インバータの大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
電圧を持つ汎用モータを巻上機に用いることが可能とな
る。しかも、電動機の定格電圧を高めることにより、加
速時最大電流や負荷サイクルを考慮した実効電流も減少
することから、インバータの容量の削減につながり、エ
レベータの巻上電動機及び駆動用インバータの大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の全体構成を示す図である。
【図2】本発明における、磁束補正量算出の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】従来のベクトル制御インバータの全体構成を示
す図である。
す図である。
1 三相交流電源 2 コンバータ 3 平滑コンデンサ 4 インバータ 5 電流検出器 6 誘導電動機 10 かご 12 速度指令発生回路 14 ASR 15 ベクトル制御回路 16 磁束指令発生回路 17 ACR 18 PWM回路 19 ベースドライブ回路 20 電圧検出器 21 マイクロコンピュータ 22 所要直流電圧算出部 23 比較部 24 磁束補正量算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 裕 大阪府茨木市庄1丁目28番10号 フジテッ ク株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電力を直流電力に変換するコンバー
タと、その直流電力をベクトル制御により、任意の可変
電圧・可変周波数の交流に変換し、誘導電動機に給電す
るインバータとからなるインバータ制御装置において、
主回路の直流電圧を検出する電圧検出手段と、主回路の
所要直流電圧と前記直流検出手段により検出した直流電
圧とを比較し、その差(不足電圧)を算出する手段と、
該不足電圧の値に応じて磁束指令の補正量を算出する磁
束補正量算出手段とを備えたことを特徴とするインバー
タ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337621A JPH10164883A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インバータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337621A JPH10164883A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インバータ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164883A true JPH10164883A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18310384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8337621A Pending JPH10164883A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インバータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164883A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100407632B1 (ko) * | 2000-02-28 | 2003-12-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터의 제어장치 |
| KR100407629B1 (ko) * | 2000-02-15 | 2003-12-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터의 제어장치 |
| JP2006174531A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 電動機制御装置 |
| JP2006168882A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御システム |
| WO2007013448A1 (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータ装置 |
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