JPH10164911A - 農機における流体物の送出装置 - Google Patents

農機における流体物の送出装置

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JPH10164911A
JPH10164911A JP34062996A JP34062996A JPH10164911A JP H10164911 A JPH10164911 A JP H10164911A JP 34062996 A JP34062996 A JP 34062996A JP 34062996 A JP34062996 A JP 34062996A JP H10164911 A JPH10164911 A JP H10164911A
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JP
Japan
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fluid
nozzle
feeding device
discharge port
feeding
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Application number
JP34062996A
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English (en)
Inventor
Hideaki Fukuma
英明 福間
Tomotaka Mishima
友孝 三島
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体物の収容タンクからノズルまでの排出経
路中の流体物の詰まりを減少させ、繰出条間の流体物の
繰出むらを減少させる流体物の送出装置を提供する。 【解決手段】 流体物を収容する収容タンク18から上
記流体物を圃場面側に送り出す繰出装置14を、繰出装
置14における圃場面に近接した流体物の吐出口47に
接続されて繰出条毎に並設された圃場面に流体物を排出
する各ノズル64に毎に設け、各ノズル64の排出口6
4bに対する各吐出口47の位置を互いに同列位置とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は流体部を条列状に
圃場に繰り出す農機における流体物の送出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来種籾を混入したゲル状の流体(ゲル
材混合種子),ペースト肥料,粒状肥料が混合されたペ
ースト(ゲル状の流体等)等の流体部を条列状に圃場に
繰り出す農機の1種としてゲル材混合種子を播種する播
種機が知られているが、該播種機は圃場を走行しながら
ゲル材混合種子を収容する収容タンクから、該収容タン
クに連結されている播種条毎に設けられた播種用のノズ
ルの播種端(排出口)側に、上記ゲル材混合種子をロー
タリー式やねじ式の繰出装置(ポンプ)によって送り出
し、この送り出されたゲル材混合種子を、上記ノズルの
排出口から排出播種する構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき一般に繰出装
置から各ノズルへのゲル材混合種子の送出機構は、収容
タンクに比較的近接した位置に設けられた1つのポンプ
で構成された繰出装置から全てのノズルにパイプ配管を
行う構造のもの、又は各ノズル毎に設けられたポンプが
集中的に集められて構成された繰出装置から各ノズルに
パイプ配管を行う構造のもの等が知られている。
【0004】しかしこの場合繰出装置からノズルまでの
距離が比較的長く、また各ノズル毎に繰出装置からのパ
イピングの長さが異なるため、パイピング内において比
較的流れやすいゲル材のみ流れて混入されている種籾が
残る等のゲル材混合種子の詰まりが容易に発生し、ある
いは各ノズルにおける繰出装置から繰り出されたゲル材
混合種子の排出口までの到達時間のばらつきによる播種
むらが生じる等の欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の農機における流体物の送出装置は、流体物
を収容する収容タンク18と、該収容タンク18から上
記流体物を圃場面側に送り出す繰出装置14とを備え、
圃場面に流体物を排出するノズル64を上記繰出装置1
4における流体物の吐出口47に接続して繰出条毎に並
設した農機において、上記繰出装置14を各ノズル64
毎に設け、各繰出装置14の吐出口47を圃場面に近接
して位置させ、且つ各ノズル64の排出口64bに対す
る各吐出口47の位置が互いに同列位置となるように各
繰出装置14にノズル64を取り付けたことを第1の特
徴としている。
【0006】また繰出装置14及びノズル64を、各ノ
ズル64に対応する繰出条に対して平面視で重複を含む
1直線L上に配置したことを第2の特徴としている。
【0007】そして上記収容タンク18を粒状体が混合
されたゲル状流体を収容する構造とし、上記繰出装置1
4を、上記ゲル状流体を連続的に送出するネジ式ポンプ
46と、該ネジ式ポンプ46側に送る上記ゲル状流体を
一時的に所定量収容するサブタンク37と、上記ネジ式
ポンプ46を駆動する駆動部38とを直線的に配置した
構造としたことを第3の特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を添付した図面
に基づいて説明する。図1は粒状体である種籾がゲル状
流体に混合された、流体物の一種であるゲル材混合種子
を圃場に播種する本発明を応用した播種機の側面図であ
る。走行機体1が前輪2及び後輪3に支持される機体フ
レーム4上に構成されており、該走行機体1は前方にエ
ンジン(図示せず)を内装するとともに、該エンジンの
後方に運転席6を設けている。そして該運転席6の後方
には平行リンク7を介して播種部8が昇降自在に連結さ
れている。なお走行機体1の構造及び平行リンク7の構
造及び動作等は従来の田植機と同様である。
【0009】次に播種部8の構造について説明する。図
1〜図3に示されるように播種部8はフロート9に支持
された播種フレーム11上に構成されており、該播種フ
レーム11の前端部分が上記平行リンク7に連結されて
いる。このとき播種フレーム11はフロート9の支持ベ
ースとなる左右に横設されたベースフレーム11aと、
該ベースフレーム11aから上方に突出する左右方向に
複数設けられた縦フレーム12とを備えており、左右方
向の略中央に位置する縦フレーム12aには、後述する
ように走行機体1側から駆動力が入力されるギヤケース
13が取り付けられている。
【0010】また上記縦フレーム12には、後述する繰
出装置14を取り付ける取付フレーム16が、上記ギヤ
ケース13の左右に突出して取り付けられており、さら
に上記取付フレーム16からは上方に向けて、正面視で
略U字形又は左右方向に所定間隔を介した一対の棒形状
のタンクフレーム17が突設されている。そして該タン
クフレーム17には、高吸水性高分子化合物であるゲル
状の流体物に粒状体である稲や野菜等作物の種子(種
籾)を混入して形成したゲル材混合種子が充填された収
容タンク18が固定されている。
【0011】このとき該収容タンク18の下面には開口
した取出口19が下方に突出して設けられており、収容
タンク18は、収容タンク18内に収容されているゲル
材混合種子が自重によって該取出口19から排出可能な
構造となっている。なお上記取付フレーム16は他の縦
フレーム12によってもベースフレーム11aに対して
支持されている。
【0012】一方上記ギヤケース13は図3に示される
ように、内部に複数の駆動用のギヤを備えているととも
に、入力軸21と出力軸22が該ギヤに連結されて後方
に突出しており、入力軸21には入力スプロケット23
が、出力軸22にはベベルギヤ24がそれぞれ取り付け
られている。また図2,図4に示されるように出力軸2
2に交差するように回転自在に軸支されギヤケース13
の左右に突出する伝動基軸26と上記出力軸22とは、
出力軸22の端部部分において上記ベベルギヤ24と噛
み合うベベルギヤ27を介して連結されており、両ベベ
ルギヤ24,27の噛合によって出力軸22の回転が伝
動基軸26に伝動されるように構成されている。
【0013】このとき播種フレーム11の下方には走行
機体1側から延出するPTO軸28に連結された駆動ス
プロケット29が設けられており、該駆動スプロケット
29と上記入力スプロケット23が連結具(チェーン)
31を介して連結されている。これにより走行機体1側
からの駆動力は、PTO軸28から駆動スプロケット2
9,チェーン31,入力スプロケット23を介してギヤ
ケース13側(入力軸21)に入力され、出力軸22か
らベベルギヤ24,27を介して伝動基軸26に伝動さ
れる。
【0014】なお上記伝動基軸26の両端部には、図4
に示されるようにカップリング32を介して前述の繰出
装置14への駆動力伝動用の駆動軸33が同心で連結さ
れ、左右方向に延出している。つまり駆動軸33は駆動
力の入力構造からみると伝動基軸26を介した1本の軸
(左右の駆動軸33と伝動基軸26が1本の駆動用の軸
を構成している)と考えられる。
【0015】また上記取付フレーム16には、ゲル材混
合種子送出用の繰出装置14が下方に突出して左右方向
に複数取り付けられており、次に該送出装置14の構造
について説明する。繰出装置14は図3に示されるよう
に、ゲル材混合種子送出用のネジ式ポンプ46を内装し
た繰出部36と、収容タンク18内のゲル材混合種子を
一時的に所定量溜めるサブタンク37と、繰出部36
(ネジ式ポンプ46)を駆動するための駆動部38とで
構成されており、駆動部38の一端(上端)側が取付フ
レーム16側に固定されて、駆動部38,サブタンク3
7,繰出部36の順に下方に連結された構造となってい
る。なお繰出装置14は各播種条毎に(1条に1つ)設
けられている。
【0016】上記駆動部38は一端(下端)にフランジ
38aが備えられているとともに、他端(上端)側が取
付フレーム16にボルト39等によって取り付け可能と
なった中空円筒形状の駆動ケース41内に、駆動力取出
し用の従動軸42が駆動ケース41の軸心方向に回転自
在に支持された構造となっている。このとき該従動軸4
2の取付フレーム16側の端部は駆動ケース41から突
出しており、繰出装置14(駆動部38)が取付フレー
ム16に固定された状態で従動軸42は上記駆動軸33
に対して交差する方向に位置する(図4参照)。また上
記サブタンク37は両端にフランジ37aが設けられた
中空円筒形状をなしている。
【0017】一方上記繰出部36は、一端(サブタンク
37側の端部)にフランジ36aを備えると共に他端
(先端)部分が該先端側が細くなるテーパ形状をなし、
先端部分の内部に先端に向かって細くなるテーパー形状
を有する排出路43が形成された中空略円筒形状の繰出
ケース44内に、吸入部46aがサブタンク37側に、
排出部46bが排出路43側にそれぞれ向くように従来
公知のネジ式ポンプ46が同心上(直線状)に取り付け
られた構造となっている。このとき排出路43が繰出部
36先端に形成された開口した吐出口47に通じている
とともに、該吐出口47とネジ式ポンプ46の排出部4
6bとが近接しており、さらに排出路43のテーパーは
比較的緩やかに形成されている。
【0018】そして繰出装置14は、駆動部38,サブ
タンク37,繰出部36が各フランジ38a,37a,
36aを介して同心上に直線的に固定された構造となっ
ており、駆動ケース41を前述の取付フレーム16に固
定することで播種部8側に取り付けられる。なお取付フ
レーム16における繰出装置14の取り付け部分には、
駆動部38取り付け用の伝動ケース48(図2,図4参
照)が設けられている。
【0019】このとき繰出装置14の取付フレーム16
への取付状態では吐出口47が圃場面Sに近接してお
り、各繰出装置14の吐出口47は圃場面Sに対してほ
ぼ同一の高さとなっている。そしてサブタンク37内に
供給されるゲル材混合種子(供給経路は後述する)はサ
ブタンク37内にサブタンク37の容積分一時的に収容
された後繰出部36に送られ、ネジ式ポンプ46の駆動
によって吐出口47から吐出される。
【0020】次にネジ式ポンプ46の駆動について説明
する。図4に示されるように前述の従動軸42の端部に
はベベルギヤ49が取付けられており、該ベベルギヤ4
9は前述の駆動軸33に取り付けられたベベルギヤ51
と駆動軸33と従動軸42との交差部分(駆動ケース4
1の端部部分で伝動ケース48内)で後述するように弾
力的且つ係脱自在に噛合している。一方ネジ式ポンプ4
6に備えられている金属性のローター52は、上記従動
軸42の他端(サブタンク37側の端部)とカップリン
グ53及びサブタンク37内に軸心方向に収容される中
間軸54を介して連結されている。なお上記駆動軸33
は各繰出装置14間で複数の軸がカップリングで連結さ
れた構造となっている。
【0021】これによってギヤケース13(駆動軸3
3)から出力される駆動力は、ベベルギヤ49,51を
介して各従動軸42に、更に駆動力が伝動された従動軸
42から中間軸54を介してローター52に伝動され、
該ローター52は弾性材で形成されているステーター5
6の内部を、らせん空間が連続して発生するように回転
しながら上下運動して、切れ目の無い無限のピストン運
動を行う。なおローター52及びステーター56の形状
は公知である。一方サブタンク37には周面に開口した
入力口57が形成されており、該入力口57は収容タン
ク18の取出口19に連結ホース58によって接続され
ている。
【0022】ここで上記従動軸42と駆動軸33との連
結構造について説明する。図4に示されるように、従動
軸42側のベベルギヤ49は従動軸42端部に固定され
ているが、駆動軸33側のベベルギヤ51は軸心方向へ
のスライドのみ可能なように駆動軸33に支持されてお
り、この駆動軸33側のベベルギヤ51は両ベベルギヤ
49,51が噛合する方向に基端部側がスプリング59
によって付勢されている。これによって両ベベルギヤ4
9,51はスプリング59によって弾力的に噛合してい
る。
【0023】さらに駆動軸33側のベベルギヤ49の先
端部には軸心に対して交差する方向に受部61が突設さ
れており、また取付フレーム16側(伝動ケース48)
には一端側が該受部61に当接する切換アーム62が、
該端部の駆動軸33の軸心方向に略沿った揺動が可能と
なるように回動自在に軸支されている。そして上記切換
アーム62の他端には操作部であるワイヤー63が接続
されており、該ワイヤー63を操作することによって切
換アーム62が揺動し、該揺動する切換アーム62と受
部61の当接によって駆動軸33側のベベルギヤ51を
スライド移動せしめる構成になっている。
【0024】以上に示す構造により収容タンク18内に
充填されたゲル材混合種子は、取出口19から連結ホー
ス58を介して自重によりサブタンク37に送られ、該
サブタンク内に送られたゲル材混合種子はサブタンク3
7内にサブタンク37の容積分一時的に収容されなが
ら、ネジ式ポンプ46の吸入部46aからネジ式ポンプ
46内部に吸い込まれ、上記切れ目の無い無限のピスト
ン運動により該ローター52とステーター56の間にで
きる連続したらせん空間容積に充満されて、ネジ式ポン
プ46の排出部46bから排出路43に無脈動で定量移
送され、吐出口47から吐出される。
【0025】なおネジ式ポンプ46は公知のものである
ので詳細な説明は割愛する。このとき繰出部36(ネジ
式ポンプ46),サブタンク37,駆動部38が直線的
に配置されているため、繰出装置14は比較的小型に形
成されており、またサブタンク37からネジ式ポンプ4
6へのゲル材混合種子の送りが円滑に行われる。
【0026】このとき上記のようにワイヤー63を操作
し、駆動軸33側のベベルギヤ51を上記付勢力に抗し
てスライドさせることで、駆動軸33側のベベルギヤ5
1を従動軸42側のベベルギヤ49との噛合から噛合解
除すると、駆動部38に駆動力の伝達が行われず、この
両ベベルギヤ49,51の噛合が解除された繰出装置1
4はゲル材混合種子の吐出を行わない。つまり上記構造
により繰出装置14への駆動力の入り切りが比較的簡単
な構造で行われ、容易に所定(任意)の繰出装置14の
駆動を止めることができる。
【0027】またネジ式ポンプ46内にゲル材混合種子
等が詰まるなどのネジ式ポンプ46又はネジ式ポンプ4
6の駆動系にトラブルが発生した場合は、ネジ式ポンプ
46の駆動に通常の動作では考えられない程大きな駆動
トルクが必要になる。この場合該駆動トルクに対して駆
動軸33側のベベルギヤ51がスプリング59の付勢力
に抗してスライドし、両ベベルギヤ49,51の噛合が
解除される。このためギヤケース13内のギヤ,駆動軸
33,伝動基軸26,従動軸42等の駆動系に不必要に
大きな負荷がかかるようなことはなく、上記駆動系の保
護がなされる。つまり上記弾力的なベベルギヤ49,5
1の噛合によりトルクリミッタが構成されている。
【0028】一方前述の吐出口47には側面視において
略L字形をなすパイプ状の播種ノズル64の開口した上
端(接続口)64aが後述するように継ぎ管66及び継
ぎパイプ67を介して接続されており、該播種ノズル6
4は図1〜図3に示されるように開口した下端(排出
口)64bがフロート9の下面より下方に位置して圃場
面S側に突出するように各フロート9の左右に位置して
いる。つまり各播種条毎に設けられた各繰出装置14そ
れぞれに1つの播種ノズル64が接続され、各播種条に
1つ播種ノズル64が備えられている。
【0029】このとき1組となった繰出装置14と播種
ノズル64における排出口64bに対する吐出口47の
位置(上下,左右,前後位置)が、各組で同位置となる
ように各繰出装置14に播種ノズル64が取り付けられ
ており、言い換えると各組の繰出装置14と播種ノズル
64における排出口64bに対する吐出口47の位置が
互いに同列位置となり、吐出口47から排出口64bま
での経路長さが各組ともほぼ等しく形成されている。そ
して吐出口47が圃場面に近接しているため、繰出装置
14(吐出口47)と播種ノズル64とが近接してい
る。なお各収容タンク18には2つの取出口19が設け
られており、つまり1つの収容タンク18に2つの繰出
装置14が取り付けられている。
【0030】ここで上記繰出装置14(吐出口47)と
播種ノズル64との継ぎ管66及び継ぎパイプ67によ
る接続構造について説明する。図5に示されるように吐
出口47の径と播種ノズル64(接続口64a),継ぎ
管66,継ぎパイプ67の内径は同一径に構成されてお
り、播種ノズル64及び継ぎ管66における継ぎパイプ
67との接続部分は継ぎパイプ67の外径と同径に形成
され、継ぎ管66及び播種ノズル64は継ぎパイプ67
に対して外嵌される。
【0031】一方継ぎ管66の他端は繰出ケース44に
対して内嵌され、これによって継ぎ管66と吐出口47
とが連通するが、繰出ケース44の継ぎ管66との嵌合
部分は継ぎ管66の接続部分の外径と同径に形成されて
おり、以上によって繰出装置14(吐出口47)と播種
ノズル64は、吐出口47から播種ノズル64に向かっ
てゲル材混合種子の通路が狭くなることなく(本実施形
態の場合該通路の径は変化しない)接続されている。こ
のとき繰出装置14(吐出口47)と播種ノズル64と
が近接しているため、繰出装置14から播種ノズル64
までのパイピングの長さ(継ぎ管66及び継ぎパイプ6
7の長さ)は従来に比較して短く形成されている。なお
図6に示されるように吐出口47の径に対して、吐出口
47から播種ノズル64に向かって上記通路が広くなる
ように形成してもよい。
【0032】以上に示される構造によって播種ノズル6
4の下端(排出口64b)は、少なくともフロート9が
圃場面Sに接地した状態となると圃場内に挿入され、こ
の状態で走行機体1を走行させるとともに、繰出装置1
4を駆動して吐出口47からゲル材混合種子を吐出せし
めることで、走行機体1の直進に伴ってゲル材混合種子
が播種ノズル64(排出口64b)を介して圃場内に排
出され、ゲル材混合種子が直線状に播種された複数の播
種条が形成される。なお所定の繰出装置14の駆動を前
述のように止めることで、複雑な専用のクラッチ等を用
いることなく容易且つ安価に所定の播種条の播種を行わ
ない(条止めを行う)ことができる。
【0033】このとき播種ノズル64及び繰出装置14
は背面視又は正面視において、軸心が播種ラインL(播
種されるべき仮想的なラインであって、播種後は播種条
の中心線となる)と重複するように設けられており、こ
れによって継ぎ管66及び継ぎパイプ67も軸心が上記
播種ラインL上に位置する状態で播種ノズル18と繰出
装置14とを接続する。このため播種ノズル64と繰出
装置14とのパイピングが湾曲することなく、前述のよ
うに円滑にサブタンク37からネジ式ポンプ46に送ら
れ吐出口47から吐出されるゲル材混合種子は円滑に播
種ノズル64側に送られる。
【0034】そして上記のように各組の繰出装置14と
播種ノズル64における吐出口47から排出口64bま
での経路長さがほぼ等しいため、吐出口47から吐出さ
れ円滑に播種ノズル64に送られるゲル材混合種子の吐
出口47から排出口64bに達するまでの時間が各播種
ノズル64ともほぼ等しくなり、吐出口47から吐出後
のゲル材混合種子の圃場への到達時間のばらつきが生じ
ず、播種むらが発生しない。
【0035】さらに繰出装置14は、フロート9が圃場
面Sに接地した状態での圃場(フロート9)と播種ノズ
ル64における繰出装置14側部分の軸心とのなす角と
略同角度に軸心が傾斜するように斜設され、播種ノズル
64の繰出装置14側部分と軸心がほぼ一直線をなした
状態で播種ノズル64に接続されており、加えて前述の
ように継ぎ管66及び継ぎパイプ67によって、ゲル材
混合種子の流れが妨げられないように繰出装置14と播
種ノズル64が接続されているため、吐出口47から吐
出されるゲル材混合種子はより円滑に播種ノズル64側
に送られ、この部分でのゲル材混合種子の詰まりが防止
される。
【0036】このとき連結ホース58も上記繰出装置1
4の傾斜と側面視において同じ角度で傾斜して繰出装置
14(サブタンク37)と収容タンク18とを連結して
おり、これによって収容タンク18内のゲル材混合種子
は円滑に収容タンク37から繰出装置14側に送られ
る。
【0037】また繰出部36における排出路43のテー
パーは前述のように比較的緩やかに形成されており、ネ
ジ式ポンプ46の排出部46bから吐出口47側に排出
されるゲル材混合種子の吐出口47より上手側(排出路
43部分)での詰まりが発生せず、このためネジ式ポン
プ46の排出部46bから吐出されるゲル材混合種子
は、さらに円滑に播種ノズル64側に送られる。なおゲ
ル材混合種子の詰まりとは、ゲル材のみ流出してゲル材
内に混合されている種子が残ってしまう状態等のことを
示す。
【0038】一方各繰出装置14は前述の取付位置にお
いては、前述のように吐出口47が播種ノズル64(接
続口64a)に近接していることに加えて、繰出部36
(ネジ式ポンプ46)及びサブタンク37と収容タンク
18(取出口19)との距離も比較的短い(繰出装置1
4は、収容タンク18と播種ノズル64の中間位置に設
けられている。)。このため繰出装置14と播種ノズル
64とのパイピング(継ぎ管6及び継ぎパイプ67の長
さ)及び収容タンク18と繰出装置14(サブタンク3
7)とのパイピングが比較的短く形成され、ゲル材混合
種子が流れる際の抵抗が減少し、ゲル材混合種子はより
容易(円滑)に収容タンク18から播種ノズル64に送
られる。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、繰出装置の吐出口と流体物の圃場への排出位置
(ノズルの排出口位置)とが近接すると共に、吐出口と
排出口との位置関係が各ノズルとも同じになるため、繰
出装置とノズルとのパイピングが従来に比較して短縮さ
れ、流体物の排出経路中の詰まりが減少し、更に流体物
の圃場への到達時間のばらつきが生じず、播種むら又は
施肥むら等が発生しないという効果がある。
【0040】また繰出装置及びノズルが、繰出条に対し
て平面視で重複を含む1直線上に配置されると、繰出装
置とノズルとのパイピングが流体物の排出方向に対して
直線状になり、流体物の排出経路中、特にパイピング部
分への詰まりがより減少する。さらに繰出装置を、ネジ
式ポンプとサブタンクと駆動部とを直線的に配置した構
造とすることで、繰出装置を小型化することができると
共に、繰出装置による流体物のノズルへの排出を円滑に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】播種機の左側面図である。
【図2】播種部の要部正面図である。
【図3】播種部の要部側断面図である。
【図4】繰出装置への伝動系統を示す断面図である。
【図5】繰出装置と播種ノズルの接続構造を示す要部断
面図である。
【図6】繰出装置と播種ノズルの他の接続構造を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
14 繰出装置 18 収容タンク 37 サブタンク 38 駆動部 46 ネジ式ポンプ 47 吐出口 64 播種ノズル(ノズル) 64b 排出口 L 播種ライン(直線)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体物を収容する収容タンク(18)
    と、該収容タンク(18)から上記流体物を圃場面側に
    送り出す繰出装置(14)とを備え、圃場面に流体物を
    排出するノズル(64)を上記繰出装置(14)におけ
    る流体物の吐出口(47)に接続して繰出条毎に並設し
    た農機において、上記繰出装置(14)を各ノズル(6
    4)に毎に設け、各繰出装置(14)の吐出口(47)
    を圃場面に近接して位置させ、且つ各ノズル(64)の
    排出口(64b)に対する各吐出口(47)の位置が互
    いに同列位置となるように各繰出装置(14)にノズル
    (64)を取り付けた農機における流体物の送出装置。
  2. 【請求項2】 繰出装置(14)及びノズル(64)
    を、各ノズル(64)に対応する繰出条に対して平面視
    で重複を含む1直線(L)上に配置した請求項1の農機
    における流体物の送出装置。
  3. 【請求項3】 上記流動物を粒状体が混合されたゲル状
    流体とし、上記繰出装置(14)を、ネジ式ポンプ(4
    6)と、該ネジ式ポンプ(46)側に送る上記ゲル状流
    体を一時的に所定量収容するサブタンク(37)と、上
    記ネジ式ポンプ(46)を駆動する駆動部(38)とを
    直線的に配置した構造とした請求項1又は2の農機にお
    ける流体物の送出装置。
JP34062996A 1996-12-05 1996-12-05 農機における流体物の送出装置 Pending JPH10164911A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195748A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 ヤンマー株式会社 粒状体散布装置、及びこれを備えた散布作業車
JP2015208251A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 株式会社クボタ 繰出装置ユニット
KR20160082700A (ko) * 2014-02-10 2016-07-08 얀마 가부시키가이샤 입상체 조출 장치 및 입상체 산포 장치
KR20190010688A (ko) * 2011-12-20 2019-01-30 가부시끼 가이샤 구보다 무논 작업기

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