JPH10165237A - 書類保管用トレー - Google Patents

書類保管用トレー

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JPH10165237A
JPH10165237A JP8352462A JP35246296A JPH10165237A JP H10165237 A JPH10165237 A JP H10165237A JP 8352462 A JP8352462 A JP 8352462A JP 35246296 A JP35246296 A JP 35246296A JP H10165237 A JPH10165237 A JP H10165237A
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Yoshinori Miyamoto
善法 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立てた状態で入れた書類或いはファイル等が
倒れるのを防止できる、製作が容易で安価に製造でき
る、書類保管用トレーを提供する。 【解決手段】 トレー10の底板12の内面側に、前後
方向に延びる凸条38を複数設け、それらの凸状に前後
方向で同じ位置に、切り欠き40を形成する。書類の下
縁部がこの一列になった切り欠きに入り込み、滑りが阻
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書類を収納保管するトレ
ーに関し、さらに詳細に言えば、立てた状態で入れた書
類が、トレーの底面上に倒れるのを防止するようにした
もので、例えば郵便局での区分機による作業を行う際に
使用して好適なトレーである。なお、本明細書において
は、「トレー」の語は、皿状の容器のみでなく、例えば
机或いはキャビネット等の引出しの如き、書類を格納保
管できる他の全ての容器を包含する概念として使用す
る。
【0002】
【従来の技術】現在郵便物には、郵便番号システムが採
用され、郵便物に記載された郵便番号を区分機で読み取
って仕分けしている。平成10年からは7桁の郵便番号
を採用し、配達局では区分機に二回通すことにより、郵
便物を配達員が実際に辿る配達順路に沿った順に整理す
ることが予定されている。この場合、一回目の区分作業
を施した郵便物を、二回目の区分作業の為にその区分さ
れた状態を崩すこと無く保管しておく必要があり、それ
ぞれの区分毎に一旦トレーに保管することとなる。その
際、スペースを効率的に使用するためには、トレーを棚
の上に上下左右に多数並べて配置するのが好都合である
が、その場合、あるトレーの上部は、その上に位置する
他のトレーにより塞がれてしまい、トレーの上側から郵
便物を入れることは出来ない。従って、トレーの形状を
前開きにして、トレーの前方から挿入し、トレーの後方
から順次置くこととなる。その際、郵便物がトレーの中
で倒れてしまうと、次の分を入れるときに入れづらくな
り、又取り出す際にも取り出しにくい。
【0003】机の引出し、キャビネット等、書類を格納
保管する容器で、書類或いは書類を閉じたファイルを、
容器の底部に重ねて収納するのではなく、立てた状態で
格納するタイプのものがある。その場合、容器のスペー
スに対して格納する書類の量が少ないと、書類が容器の
中で立たずに倒れてしまう。
【0004】これを防止するために、例えば引出しの側
壁部にスリットを形成し、このスリットに嵌まる耳部を
備えた仕切り板を取付け、この仕切り板によって書類或
いはファイルが倒れてしまうのを防止している。
【0005】しかし、この構成では部品加工に費用も掛
かり、また、時々仕切り板の取付け位置を変える必要の
生じる場合もある。さらにこのタイプの構成は、先に述
べた前方から入れる郵便物の保管用トレーには採用でき
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の問
題点に鑑みなされたものであり、中に収納した書類或い
はファイル等が倒れるのを防止できる、製作が容易で、
安価に製造できる書類保管用トレーを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る書類保管用トレーでは、その底板の内
面側に、トレーの左右方向に延び、トレー内に立てた状
態で格納された書類の下側縁部に係止し、その底板に沿
っての移動を阻止する係止部を、トレーの前後方向に間
隔をあけて複数箇設けた。
【0008】ある実施の態様では、底板の内面側に、ト
レーの前後方向に延びる複数の凸状の条が、左右方向に
間隔をあけて並行に形成され、その複数の凸状の条のそ
れぞれの頂部には、トレーの前後方向で同じ位置に切り
欠きが刻まれている。
【0009】他の実施の態様では、トレーの前壁は左右
側壁よりその高さは低く形成され、トレーの前壁部に書
類の出し入れが可能な開口部を画成される。
【0010】
【実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるのではない。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
トレー10を、郵便の区分作業を行うときに使用するた
めに、棚に複数個配置した状態を示す、一部を破断して
示す正面概念図であり、図2はその側面図である。1は
棚体であり、上下5段の棚2A、2B、2C、2D、2
Eを備え、各棚は、仕切り3A、3B、3C、等により
複数のトレー収納部2A1、2A2、2A3等に仕切ら
れ、それぞれにトレー10が収納されている。
【0012】図3は、トレー10の平面図であり、図4
は図3の4−4線による断面図である。トレー10は底
板12を備えている。底板12の形状はトレー10の前
後方向にやや長い長方形をしている。底板12の前縁部
及び後縁部から前壁14及び後壁16が立設している。
また、底板12の右縁部及び左縁部から右側壁18及び
左側壁20が立設している。右左側壁18、20と後壁
16とは同じ高さになっているが、前壁14の高さはそ
れらに比して低くなっており、トレー10の前側が開い
た形状になっている。従って、図1、2の如くに棚1に
トレー10を上下に配置しても、トレー10の前側から
郵便物の挿入が可能になっている。
【0013】前後壁、左右側壁共に小さいテーパを付さ
れ、上方へ行くに従い、外方へ僅かに傾いている。従っ
て、一つのトレーの上に他のトレーを入れ子状にして重
ねて収納することが出来、使用していない場合のトレー
の保管スペースを小さくすることが出来る。また、右左
側壁18、20の上縁部22に、所定の長さlの浅い窪
み24がトレーの前後方向で同じ位置に形成され、この
窪みの長さlは、トレー10の右左側壁18、20の底
部の外面間の幅bより僅かに大きくなっている。さら
に、底板12の下面側に短い高さで形成された、互いに
連続した前脚部26、後脚部28、右脚部30、左脚部
32の中、右左脚部30、32の下縁部34に、所定の
長さLの浅い窪み36がトレーの前後方向で同じ位置に
形成され、この窪みの長さLは、トレー10の右左側壁
18、20の上端部の外面間の幅Bより僅かに大きくな
っている。従って、一方のトレーの上にこれと直交する
方向に他のトレーを向けて安定して重ねることができ、
トレー10の中に郵便物を収納した状態で重ねても、内
部の郵便物を損傷することがない。
【0014】トレー10の底板12の内面側に、トレー
10の左右方向で所定の間隔をおいてトレー10の前後
方向に延びる凸状の突起、即ち凸条38が複数個形成さ
れている。凸条38は、図5に示されるように、その断
面が円弧になっている。しかし、必ずしもこの形状に限
定されるものではなく、例えばその断面形状は矩形でも
よい。この複数の凸条38には、トレー10の前後方向
で所定の間隔をおいて、そしてトレー10の前後方向で
同じ位置に、切り欠き40が形成されている。即ち、そ
れぞれの凸条38に形成された切り欠き40は、トレー
10の左右方向に延びる同一直線上に位置して形成され
ている。
【0015】図6は図3のH部の拡大断面図である。図
から明らかなように、切り欠き40の断面は略「レ」の
字を形をしており、その直線部の内面42がトレー10
の後壁16の方へ向いている。なお、直線部の内面42
は、その上縁が前壁14に近づくように僅かなテーパを
備えている。
【0016】以上のように構成されたトレー10に郵便
物を奥から順に入れていくと、最後尾の郵便物T1は、
その上端が後壁16の内面に当接した状態で傾き、それ
だけであれば底板12上を滑って倒れてしまうが、それ
より何通か手前の郵便物Tmの下端部が、最後方の列を
なした切り欠き40の中に嵌入し、滑るのを防止するの
で、倒れない。さらに何通か前方の郵便物Tnがその手
前の列になった切り欠き40に嵌入する。通常郵便物
は、一度に約80通位づつ纏めてトレー10の中に順に
入れられが、このように、所々で郵便物が切り欠き40
内に入り、それにより倒れるのが防止される。なお、取
り出すときには入れた場合とは逆にトレー10の手前側
から順に取り出される。その際、後壁16の左右方向の
中央部で、上縁部から下方所定の位置まで、少なくとも
指をいれることのできる凹陥部43が形成されているの
で、再奥部に置かれた郵便物も容易に取り出せる。
【0017】なお、本実施の形態では、切り欠き40は
トレー10の左右方向で連続していないが、左右方向に
並んだ複数の切り欠き40全体が一つの溝を構成してい
る。本実施の形態では、トレー10は透明のプラスチッ
ク材料を使用して作られており、郵便物の残存を外部か
ら確認でき、好都合である。
【0018】なお、図示はしないが、他の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態で設けた凸条38を設け
ず、底板12の平らな内面側に直接、断面「レ」の字或
いは「V」の字状の、トレー10の左右方向に延びる溝
を形成してもよい。当然この場合には、その溝は第1の
実施の形態に於ける切り欠き40とは異なり、連続した
形状に形成される。
【0019】さらに他の実施の形態においては、第1の
実施の形態における切り欠き40あるいは溝に代えて、
底板12の内面上に形成された、トレー10の前後方向
で所定の間隔をおいて、トレー10の左右方向に延びる
凸状の条を採用することも可能である。その場合、その
凸条は連続した形状としてもよいが、第1の実施の形態
における切り欠き40の如く、不連続状態に形成しても
よい。
【0020】上述の説明から明らかなように、切り欠き
40或いは溝、更には凸状の条の形状は、上記において
説明したものに限定されない。郵便物の下方縁部に当接
し、その位置を越えて郵便物が滑るのを阻止できる形状
であればよい。
【0021】以上、郵便物の収納保管に使用するトレー
を例にとって説明したが、本発明が机やキャビネットの
引出し等、他の書類、更には書類を閉じたファイルを収
納保管する容器全般に適用可能であることは明らかであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立てた状態で入れた書類或いはファイルの下縁部に当接
し、その位置を越えて下縁部が移動するのを阻止できる
係止部をトレーの底板に形成したので、書類の倒れを防
止できる。しかも、従来の仕切り板を使用する構成等と
異なり、前側を開放しておくことにより、トレーの上方
からのみでなく、前側からも、トレーの最奥部まで書類
の出し入れができる。従って、郵便物の区分作業等の如
く、トレーを重ねて配置して仕分け作業を行う場合に
は、きわめて好都合である。また、プラスチックで一体
成形が可能であり、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトレーを棚に複数個配置した状態
を示す、一部を破断した正面概念図である。
【図2】図1の棚及びトレーの左側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるトレーの一
部を破断した平面図である。
【図4】図3の4−4線による断面図である。
【図5】図3の5−5線による拡大断面端面図である。
【図6】図3のH部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 トレー 12 底板 14 前壁 16 後壁 18 右側壁 20 左側壁 38 凸条 40 切り欠き(係止部) 43 凹陥部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と、該底板から立設された前後壁及
    び左右壁を備えた書類保管用トレーにおいて、前記トレ
    ーの前記底板の内面側に、前記トレーの左右方向に延び
    て形成され、前記トレー内に立てた状態で格納された書
    類の下側縁部に係止し、前記底板に沿っての移動を阻止
    する係止部を、前記トレーの前後方向に間隔をあけて複
    数箇設けたことを特徴とする、書類保管用トレー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の書類保管用トレーにおい
    て、前記係止部は、前記底板の内面側に形成された溝で
    あることを特徴とする、書類保管用トレー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の書類保管用トレーにおい
    て、前記底板の内面側に、前記トレーの前後方向に延び
    る複数の凸状の条が、左右方向に間隔をあけて並行に形
    成され、前記溝は、前記複数の凸状の条のそれぞれの頂
    部に、前記トレーの前後方向で同じ位置に刻まれた切り
    欠きから構成されることを特徴とする、書類保管用トレ
    ー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の書類保管用トレーにおい
    て、前記切り欠きの断面は略「レ」の字状をなし、該
    「レ」の字の垂直部の内面側が前記トレーの前記後壁に
    対向する状態に形成されていることを特徴とする、書類
    保管用トレー。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の書類保管用トレーにお
    いて、前記底板の内面側は平らに形成され、前記溝は、
    前記底板の内面に形成された、前記トレーの左右方向に
    連続して延びる溝であることを特徴とする、書類保管用
    トレー。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の書類保管用トレーにおい
    て、前記係止部は、前記底板の内面側に形成された凸状
    部であることを特徴とする、書類保管用トレー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の書類保管用トレーにおい
    て、前記凸状部は、前記トレーの左右方向に間隔を設け
    て形成された複数の突起で構成されていることを特徴と
    する、書類保管用トレー。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の書類
    保管用トレーにおいて、前記前壁は、前記左右側壁より
    その高さは低く形成され、前記トレーの前壁部に書類の
    出し入れが可能な開口部を画成していることを特徴とす
    る、書類保管用トレー。
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