JPH10165577A - 遊技機のドラム式表示装置 - Google Patents

遊技機のドラム式表示装置

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JPH10165577A
JPH10165577A JP8328449A JP32844996A JPH10165577A JP H10165577 A JPH10165577 A JP H10165577A JP 8328449 A JP8328449 A JP 8328449A JP 32844996 A JP32844996 A JP 32844996A JP H10165577 A JPH10165577 A JP H10165577A
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rotating
ultrasonic motor
speed
pulses
control device
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Kazuo Endo
和郎 遠藤
Koichi Hara
宏一 原
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波モータにより回転される複数の回転ド
ラムを備えた遊技機において、回転ドラムの回転速度を
安定させたり、回転位置の精度を向上する。 【解決手段】 パチンコゲーム機の表示制御回路は、回
転ドラムを回転する指令を受けたときは(B1:YE
S)、超音波モータを設定速度で回転する(B5)。こ
のとき、速度補正モードが設定されていた場合に(B
9:YES)、単位期間において超音波モータのロータ
リエンコーダから出力される区間パルス数が目標パルス
数と異なっていたときは(B11:NO)、超音波モー
タを安定した回転速度で回転するための速度補正周波数
を設定する(B12)。また、位置補正モードが設定さ
れていた場合に(B13:YES)、区間パルス数が目
標パルス数と異なっていたときは(B15:NO)、超
音波モータを高い回転精度で回転するための位置補正周
波数を設定する(B16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回転ドラム
を超音波モータで回転する構成の遊技機のドラム式表示
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ドラム式表
示装置を備えたパチンコゲーム機においては、回転ドラ
ム駆動用のモータとしてステッピングモータを使用する
のが一般的である。このステッピングモータは、印加さ
れる駆動パルスに応じて一定角度ずつ回転するようにな
っており、その回転角度を印加するパルス数により簡単
に制御できることから、回転位置の制御を行う上で極め
て簡便であると共に、複数の回転ドラムの回転制御も容
易に実現できるという利点がある。
【0003】しかしながら、ステッピングモータを低速
で回転させる場合、つまりパルス間隔が長い場合は、回
転が間欠的となり、均一なトルクを得られることができ
ずに回転が不規則となる。
【0004】このような問題を解決するため、近年、超
音波モータを用いたドラム式表示装置が提案されてい
る。この超音波モータは、2枚の圧電セラミックスと弾
性体とを積層してなるステータにロータを加圧接触させ
て構成されており、圧電セラミックスに超音波領域の電
源周波数を印加することにより、弾性体の表面に所定方
向の進行波を発生させ、摩擦力によってロータを進行波
と逆方向に回転させるものである。従って、パルスが駆
動源となるステッピングモータと違って連続波が駆動源
となるため、安定したトルクが得られ、低速回転時にお
いても非常にスムーズな回転動作を実現することができ
る。
【0005】ところで、超音波モータの回転速度は印加
する電圧の周波数によって定まるが、ロータをステータ
にスプリングによって加圧接触させるという構造上の事
情から、一定周波数の電源周波数を印加している状態で
も、速度が不安定になってしまうという特性がある。こ
のような特性の結果、遊技機において回転ドラムの回転
速度を安定させることができなかったり、複数の回転ド
ラムを同期させて回転させることができなかったり、或
いは回転ドラムを所定時間後に所定位置で停止させるこ
とが不確実となり、遊技機の品質が低下するという欠点
がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、超音波モータにより回転される複数の
回転ドラムを備えた遊技機において、回転ドラムの回転
速度を安定させたり、回転位置の精度を向上したりする
ことができる遊技機のドラム式表示装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、並列配置され
た複数の回転ドラムと、電源周波数に応じた速度で前記
回転ドラムを個別に回転させる複数の超音波モータと、
これらの超音波モータの回転に応じてパルスを出力する
複数のエンコーダと、これらのエンコーダからのパルス
に基づいて前記各超音波モータの電源周波数を制御する
制御装置とを備え、前記制御装置は、単位期間毎に前記
エンコーダから出力されるパルス数を計数し、その計数
パルス数が目標パルス数と大小関係を生じたときは、そ
の大小関係が解消されるように前記各超音波モータの電
源周波数を調整する速度補正制御を実行するようにした
ものである(請求項1)。
【0008】このような構成によれば、制御装置が超音
波モータを駆動すると、超音波モータの駆動に応じて回
転ドラムが回転すると共に、その回転に応じてエンコー
ダからパルスが出力される。
【0009】このとき、制御装置による超音波モータの
回転速度が目標速度から外れたときは、単位期間中にエ
ンコーダから出力されるパルス数が目標パルス数と大小
関係を生じるようになる。
【0010】すると、制御装置は、単位期間中にエンコ
ーダから出力されるパルス数と目標パルス数との大小関
係が解消するように超音波モータの電源周波数を調整す
る。これにより、超音波モータの回転速度は略目標速度
に制御されるので、回転ドラムの回転速度を安定させる
ことができる。
【0011】また、本発明は、並列配置された複数の回
転ドラムと、電源周波数に応じた速度で前記回転ドラム
を個別に回転させる複数の超音波モータと、これらの超
音波モータの回転に応じてパルスを出力する複数のエン
コーダと、これらのエンコーダからのパルスに基づいて
前記各超音波モータの電源周波数を制御する制御装置と
を備え、前記制御装置は、単位期間毎に前記エンコーダ
から出力されるパルス数を計数し、その計数パルス数が
目標パルス数と大小関係を生じたときは、その大小関係
が次以降の所定の単位期間の終了時に解消されるように
前記各超音波モータの電源周波数を調整する位置補正制
御を実行するようにしたものである(請求項2)。
【0012】このような構成によれば、制御装置は、エ
ンコーダから出力されるパルス数が目標パルス数と大小
関係を生じたときは、その大小関係が例えば次の単位期
間の終了時に解消されるように超音波モータの電源周波
数を調整する。これにより、超音波モータの回転位置を
調整することができるので、例えば回転ドラムを同期さ
せた状態で回転させることができると共に、回転ドラム
を所定位置で停止させることができる。
【0013】また、本発明は、並列配置された複数の回
転ドラムと、電源周波数に応じた速度で前記回転ドラム
を個別に回転させる複数の超音波モータと、これらの超
音波モータの回転に応じてパルスを出力する複数のエン
コーダと、これらのエンコーダからのパルスに基づいて
前記各超音波モータの電源周波数を制御する制御装置と
を備え、前記制御装置は、単位期間毎に前記エンコーダ
から出力されるパルス数を計数し、その計数パルス数が
目標パルス数と大小関係を生じたときは、その大小関係
が解消されるように前記各超音波モータの電源周波数を
調整する速度補正制御、若しくはその大小関係が次以降
の所定の単位期間の終了時に解消されるように前記各超
音波モータの電源周波数を調整する位置補正制御を選択
的に実行するようにしたものである(請求項3)。
【0014】このような構成によれば、制御装置は、回
転ドラムの回転速度が安定した速度補正制御と回転ドラ
ムの回転位置精度が高い位置補正制御を選択的に実行す
るので、回転ドラムの回転パターンに応じて適切に回転
ドラムを回転させることができる。
【0015】上記各構成において、前記制御装置は、通
常においては速度補正制御を実行し、前記各回転ドラム
を同期させた状態で回転させるときは位置補正制御を実
行するようにしてもよい(請求項4)。
【0016】このような構成によれば、制御装置は、通
常においては速度補正制御を実行するので、各回転ドラ
ムを安定した速度で回転することができる。また、制御
装置は、各回転ドラムを同期させた状態で回転させると
きは、位置補正制御を実行する。これにより、各回転ド
ラムを図柄が並んだ状態で回転することができる。
【0017】また、前記制御装置は、前記超音波モータ
の低速回転時は速度補正制御及び位置補正制御の実行を
停止するようにしてもよい(請求項5)。
【0018】このような構成によれば、エンコーダの分
解能が低くて、超音波モータの低速回転時はエンコーダ
からのパルスに基づくフィードバック制御に支障が生じ
るような場合であっても、制御装置は、超音波モータの
低速回転時は速度補正制御及び位置補正制御の実行を停
止するので、回転ドラムをむらなく回転させることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコゲーム機
に適用した一実施例を図面を参照して説明する。図2は
パチンコゲーム機の正面を示している。この図2におい
て、パチンコゲーム機1にはハンドル2が設けられ、そ
のハンドル2に対する操作に応じて玉皿3に収納されて
いるパチンコ玉が盤面4に発射される。
【0020】盤面4の中央にドラム式表示装置5が配置
されており、盤面4に発射されたパチンコ玉がスタート
入賞口6に入賞するのに応じてドラム式表示装置5が駆
動するようになっている。このドラム式表示装置5は、
駆動が停止した状態で図柄を不規則に表示するようにな
っており、その表示図柄が所定の大当り図柄と一致した
ときは、盤面4に設けられている大入賞口7が開口して
盤面4に発射されて落下するパチンコ玉を受ける大当り
状態となる。
【0021】ここで、上記ドラム式表示装置5の構造に
ついて図3乃至図7を参照して説明する。図3は上記ド
ラム式表示装置5の正面を示し、図4はドラム式表示装
置5を回転ドラムの断面状態で示し、図5はドラム式表
示装置5の側面を示している。これらの図3乃至図5に
おいて、ドラム式表示装置5は、3個の超音波モータユ
ニット8を連結部材9で連結して構成されている。
【0022】また、図6は超音波モータユニット8の正
面を示し、図7は超音波モータユニット8の側面を示し
ている。これらの図6及び図7において、折曲形成され
た矩形状のベース部材10の側面に超音波モータ11が
固定されている。この超音波モータ11は、モータ本体
部11aとロータリエンコーダ11bとをネジ止めによ
り一体化して構成されており、その一体化状態では、モ
ータ本体部11aのシャフトがロータリエンコーダ11
bの回転部に噛合うようになっている。
【0023】ロータリエンコーダ11bの回転部には回
転ドラム12が固定されている。従って、モータ本体部
11aの駆動状態では、シャフトを通じてロータリエン
コーダ11b及び回転ドラム12が回転する。
【0024】尚、ベース部材10の側面にはプリント回
線基板13が装着されており、そのプリント配線基板1
3に実装されたコネクタ13aを通じて駆動用電源が超
音波モータ11bに接続されるようになっている。
【0025】ここで、ロータリエンコーダ11bは、1
回転中における所定の基準回転位置で基準パルスを出力
すると共に、1回転する間に1024パルスを出力する
ようになっている。従って、ロータリエンコーダ11b
から基準パルスが出力されたタイミング以降に出力され
るパルスをカウントすることにより、超音波モータ11
の回転位置、ひいては回転ドラム12の回転位置を判断
することができる。
【0026】図1は、パチンコゲーム機1の全体の電気
的構成を概略的に示している。この図1において、CP
U14はROM15に記憶されたプログラムに従って動
作するようになっている。このCPU14は、ワークデ
ータ記憶用のRAM16、リセット回路17、電源回路
18と接続されていると共に、入力回路19を通じてス
タートセンサ20或いは各種スイッチ21と接続され、
出力回路22を通じて各種ランプ23或いは大入賞口7
開口用のソレノイド24と接続され、表示制御回路25
(本発明の制御装置に相当)を通じてドラム式表示装置
5と接続され、さらに音声出力回路26を通じてスピー
カ27と接続されている。
【0027】次に上記構成の作用について説明する。図
8は、CPU14の動作において本発明と関連する動作
のフローチャートを示している。この図8において、C
PU14は、まず、スタート記憶が有るか否かを判断す
る(ステップA1)。このスタート記憶とは、盤面4の
スタート入賞口6にパチンコ玉が入賞したことにより生
じるスタート権利の保留回数を記憶するもので、4回ま
でスタート権利の保留回数を記憶するようになってい
る。
【0028】さて、CPU14は、盤面4に発射された
パチンコ玉がスタート入賞口6に入賞したとき、或いは
スタート動作が終了したときにスタートが保留になって
いたときは、スタート記憶があると判断し(A1:YE
S)、抽選処理を実行する(A2)。この抽選処理で
は、零から所定値までを繰返してカウントするリングカ
ウンタからランダムなタイミングでカウント値を抽出
し、そのカウント値が予め設定された所定の当り値と一
致した場合は大当たりと判断し、不一致の場合は外れと
判断する。
【0029】続いて、表示指令処理を実行する(A
3)。この表示指令処理では、上述した当り或いは外れ
に基づいてドラム式表示装置5を最終的に停止させたと
きの表示図柄及び当該表示図柄を表示するまでの動作パ
ターンを決定し、表示制御回路25に対して指令を出力
する。
【0030】そして、大当りの場合は(A4:YE
S)、特賞処理を実行する(A5)。つまり、ソレノイ
ド24を駆動することにより大入賞口7を所定時間開口
すると共に、ランプ23を点灯し、さらスピーカ27か
ら効果音を発生する。
【0031】図9は表示制御回路25の動作を示すフロ
ーチャートである。尚、この図9のフローチャートは、
表示制御回路25による1個の超音波モータ11に対す
る制御を表すものであり、このような制御を3個の超音
波モータ11に対して並列に実行するようになってい
る。
【0032】即ち、表示制御回路25は、CPU14か
ら表示指令が与えられたときは(B1:YES)、その
表示指令が示す停止図柄及び動作パターンを記憶してか
ら(B2)、初期周波数をセットする(B3)。この初
期周波数としては、各回転ドラム12を高速回転させる
ための周波数が設定される。
【0033】続いて、フィードバック制御として後述す
る速度補正モードを設定してから(B4)、回転駆動を
開始する(B5)。以上の動作により、図10に示すよ
うに各超音波モータ11が高速回転するので、それに伴
って回転ドラム12が高速回転する。
【0034】ところで、超音波モータ11は振動子の振
動により当該振動子と機械的に接触しているロータを回
転させるという構造であることから、一定周波数の電源
周波数を印加している状態でも、速度が不安定になって
しまうという特性がある。
【0035】このため、各超音波モータ11に対する電
源周波数を同一に設定するにしても、各超音波モータ1
1の回転速度がばらついてしまうと共に、超音波モータ
11の回転位置を制御することができないことから、本
実施例では、ロータリエンコーダ11bからのパルスに
基づくフィードバック制御により超音波モータ11の回
転を制御するようにしている。
【0036】この場合、本実施例では、超音波モータ1
1に対してフィードバック制御するのに際して、速度の
安定を重視した通常の速度補正制御モードと位置決め精
度を重視した位置補正制御モードとの2つのモードを設
定し、回転パターンに応じてそれらのモードを選択的に
切換えるようにした。つまり、各回転ドラム12を安定
した速度で回転させるときは、速度が安定した速度補正
モードを実行し、各回転ドラム12を同期させて回転さ
せるときは、位置精度が高い位置補正制御モードを実行
する。
【0037】即ち、表示制御回路25は、超音波モータ
11を初期周波数で駆動したときは、第1のタイマ及び
第2のタイマをスタートする(B6,B7)。ここで、
第1のタイマとは、フィードバック制御を実行する際に
必要となる速度及び位置検出タイミング決定用であり、
例えば10ms毎に規定タイミングとなるように設定さ
れている。また、第2のタイマとは、動作パターン変化
タイミング決定用及び動作終了決定用であり、動作開始
から数秒で規定タイミングとなると共に、そのタイミン
グから数秒後にタイムアップするように設定されてい
る。
【0038】さて、各タイマをスタートした表示制御回
路25は、第1のタイマが規定タイミングとなるか、第
2のタイマが規定タイミングとなるか、第2のタイマが
タイムアップするかを監視している。
【0039】そして、各超音波モータ11を駆動してか
ら10msが経過して第1のタイマが規定タイミングと
なったときは(B8:YES)、速度補正モードが設定
されているので(B9:YES)、10msの単位期間
においてロータリエンコーダ11bから入力する区間パ
ルス数を読込み(B10)、そのパルス数が規定の目標
値と一致するか否かを判定し(B11)、一致する場合
は(B11:YES)、超音波モータ11の回転速度は
目標速度であると判断して、ステップB8に移行する。
【0040】また、単位期間においてロータリエンコー
ダ11bから入力するパルス数が目標値と一致しない場
合は(B11:NO)、速度補正周波数をセットする
(B12)。具体的には、図11に示すように目標値が
例えば8パルス/10msに設定されていたときに区間
パルス数が例えば7パルスであったときは、超音波モー
タ11の現在の電源周波数は低いと判断し、超音波モー
タ11の電源周波数を上昇するように補正する。従っ
て、次の単位期間においては、超音波モータ11の回転
速度が高くなるので、ロータリエンコーダ11bから出
力されるパルス数は7パルス/10msから増大して例
えば8パルス/10msとなる。
【0041】尚、表示制御回路25は、単位期間におけ
るロータリエンコーダ11bからのパルス数が目標値よ
りも多かったときは、超音波モータ11の電源周波数を
小さくなるように補正する。以上の表示制御回路25の
動作により、超音波モータ11ひいては回転ドラム12
の回転速度は目標速度に制御される。
【0042】さて、表示制御回路25は、速度補正モー
ドが設定された状態で第2のタイマが規定タイミングと
なったときは(B17:YES)、各回転ドラム12を
低速度で同期回転させる期間に移行したと判断して、周
波数を小さくするように変更する(B18)。これによ
り、図10に示すように各超音波モータ11の回転速度
が低下する。続いて、位置補正モードを設定すると共に
(B19)、ドラム同期運転を実行する(B20)。
【0043】このドラム同期運転では、各回転ドラム1
2の表示図柄が同一となるように各超音波モータ11の
回転位置を制御する。つまり、ロータリエンコーダ11
bは所定の基準回転位置で基準パルスを出力すると共に
1回転するのに応じて1024パルスを出力するので、
基準パルスの出力タイミングから出力されるパルス数を
カウントすることにより基準回転位置からの現在の回転
角度を検出することができる。従って、各超音波モータ
11に対して基準回転位置からの回転角度を一致させる
制御を実行することにより各回転ドラム12の表示図柄
を一致させることができる。このような制御の結果、各
回転ドラム12の表示図柄が同一状態で回転するように
なることから、遊技客は、大当たりの期待感を高まらせ
るようになる。
【0044】そして、上述のように回転ドラム12の同
期回転状態で第1のタイマが規定タイミングとなったと
きは(B8:YES)、位置補正モードが設定されてい
るので(B13:YES)、区間パルス数を読込み(B
14)、区間パルス数が目標値か否かを判定し(B1
5)、一致するときは超音波モータ11の回転位置は目
標位置に制御されていると判断し、ステップB8に戻
る。
【0045】また、表示制御回路25は、単位期間にお
いてロータリエンコーダ11bから入力するパルス数が
目標値と一致しない場合は(B14:NO)、位置補正
周波数をセットする(B16)。具体的には、図12に
示すように目標値が8パルス/10msに設定されてい
たときに区間パルス数が例えば7パルスであったとき
は、このままの回転速度を維持したのでは今回の単位期
間と次の単位期間とを合わせたパルス数は14パルスと
なり目標値である14パルス/20msに対して2パル
ス不足することから、次の単位期間で9パルス/10m
sとなるように位置補正周波数をセットする。これによ
り、次の単位期間が終了するタイミングでは、回転ドラ
ム12の回転位置のずれが解消されるようになり、各回
転ドラム12の回転位置を同期させた状態で回転させる
ことができる。
【0046】尚、表示制御回路25は、区間パルスが目
標値よりも大きかったときは、今回の区間パルス数の差
が次の単位期間の終了タイミングで解消されるように位
置補正周波数をセットする。
【0047】以上の動作により、各回転ドラム12は表
示図柄が同期した状態で回転されるように制御されるの
で、遊技客は、大当たりの期待が高まり、遊技に熱中す
るようになる。
【0048】そして、表示制御回路25は、第2のタイ
マがタイムアップしたときは(B21:YES)、周波
数をさらに低くなるように変更する(B22)。これに
より、図10に示すように各超音波モータ11の回転速
度が低下する。
【0049】ところで、上述した位置補正制御モードを
実行することにより、各回転ドラム12を同期させた状
態で回転させることが可能となるものの、各回転ドラム
12を低速回転させる場合は、ロータリエンコーダ11
bの分解能の不足からフィードバック制御するにはパル
ス数が不足する。このため、超音波モータ11を低速回
転させた状態でロータリエンコーダ11bからのパルス
に基づいてフィードバック制御を実行した場合は、超音
波モータ11の回転が円滑でなくなり、回転ドラム12
を滑らかに低速回転することができなくなる。
【0050】そこで、表示制御回路25は、超音波モー
タ11の回転速度を低下したときは、オープン制御モー
ドを設定する(B23)。このオープン制御モードと
は、ロータリエンコーダ11bからのパルスに基づくフ
ィードバック制御の実行を停止するモードである。これ
により、回転ドラム12を同期させて回転することはで
きなくなるものの、極めて低速度であっても滑らかに回
転することができる。
【0051】尚、超音波モータ11に対してオープン制
御を実行する際は、超音波モータ11の電源周波数の周
期を変化させるようにしてもよい。このような制御によ
れば、各回転ドラム12の回転速度が正弦波的に変化す
るので、回転ドラム12が同期せずに回転するにしても
遊技客が違和感を感じることはない。
【0052】続いて、表示制御回路25は、基準パルス
からのトータルパルス数が目標値となったときは(B2
4:YES)、超音波モータ11に対する駆動を停止す
る(B25)。この場合、図10に示すように3個の超
音波モータ11を所定の時間差を存するように停止させ
る。以上の動作により、各回転ドラム12は目標図柄が
表示図柄となるように停止するので、遊技客に対して予
め抽出した図柄を表示することができる。
【0053】上記構成のものによれば、超音波モータ1
1により回転ドラム12の回転を制御する際に、回転ド
ラム12を回転速度が安定した状態で回転させる場合は
速度補正制御を実行し、回転ドラム12の回転位置を重
視する場合は位置補正制御を実行するようにしたので、
回転ドラム12を回転パターンに適した条件で適切に回
転させることができる。
【0054】また、回転ドラム12を極めて低速度で回
転させる場合は、ロータリエンコーダ11bからのパル
スに基づくフィードバック制御の実行を停止するように
したので、回転ドラム12を極めて低速度であっても滑
らかに回転させることができる。
【0055】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。パチン
コゲーム機に限らず、パチスロ機に適用するようにして
もよい。超音波モータ11に対する制御としては、各回
転ドラム12を単に回転させるだけでなく、超音波モー
タ11の高い応答性を利用して、短周期で所定角度の範
囲で往復回転運動を実行することにより所定の表示図柄
を中心として短周期往復運動を実行させるようにしても
よいし、さらに斯様な短周期往復運動を実行させながら
表示図柄が順に異なるように回転運動を付加させるよう
にしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の遊技機のドラム式表示装置によれば、超音波モータに
対する速度制御に伴ってエンコーダから単位期間毎に出
力されるパルス数が目標パルス数と大小関係を生じたと
きは、その大小関係が解消するように超音波モータの電
源周波数を調整する速度補正制御を実行したり、或いは
大小関係が次以降の所定の単位期間の終了時に解消され
るように超音波モータの電源周波数を調整する位置補正
制御を実行するようにしたので、超音波モータにより回
転される複数の回転ドラムを備えた遊技機において、回
転ドラムの回転速度を安定させたり、回転位置の精度を
向上させ、以て超音波モータにより回転される複数の回
転ドラムを備えた遊技機の品質が低下してしまうことを
極力防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパチンコゲーム機の
電気的構成を示す概略図
【図2】パチンコゲーム機の正面図
【図3】ドラム式表示装置の正面図
【図4】ドラムを断面して示す図3相当図
【図5】ドラム式表示装置の側面図
【図6】超音波モータユニットの正面図
【図7】超音波モータユニットの側面図
【図8】CPUの動作を示すフローチャート
【図9】表示制御回路の動作を示すフローチャート
【図10】各超音波モータの回転速度を示すタイミング
チャート
【図11】速度補正制御時にロータリエンコーダから出
力されるパルスを示す模式図
【図12】位置補正制御時にロータリエンコーダから出
力されるパルスを示す模式図
【符号の説明】
1はパチンコゲーム機(遊技機)、5はドラム式表示装
置、11は超音波モータ、11bはロータリエンコー
ダ、12は回転ドラム、14はCPU、25は表示制御
回路(制御装置)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列配置された複数の回転ドラムと、電
    源周波数に応じた速度で前記回転ドラムを個別に回転さ
    せる複数の超音波モータと、これらの超音波モータの回
    転に応じてパルスを出力する複数のエンコーダと、これ
    らのエンコーダからのパルスに基づいて前記各超音波モ
    ータの電源周波数を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、単位期間毎に前記エンコーダから出力
    されるパルス数を計数し、その計数パルス数が目標パル
    ス数と大小関係を生じたときは、その大小関係が解消さ
    れるように前記各超音波モータの電源周波数を調整する
    速度補正制御を実行することを特徴とする遊技機のドラ
    ム式表示装置。
  2. 【請求項2】 並列配置された複数の回転ドラムと、電
    源周波数に応じた速度で前記回転ドラムを個別に回転さ
    せる複数の超音波モータと、これらの超音波モータの回
    転に応じてパルスを出力する複数のエンコーダと、これ
    らのエンコーダからのパルスに基づいて前記各超音波モ
    ータの電源周波数を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、単位期間毎に前記エンコーダから出力
    されるパルス数を計数し、その計数パルス数が目標パル
    ス数と大小関係を生じたときは、その大小関係が次以降
    の所定の単位期間の終了時に解消されるように前記各超
    音波モータの電源周波数を調整する位置補正制御を実行
    することを特徴とする遊技機のドラム式表示装置。
  3. 【請求項3】 並列配置された複数の回転ドラムと、電
    源周波数に応じた速度で前記回転ドラムを個別に回転さ
    せる複数の超音波モータと、これらの超音波モータの回
    転に応じてパルスを出力する複数のエンコーダと、これ
    らのエンコーダからのパルスに基づいて前記各超音波モ
    ータの電源周波数を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、単位期間毎に前記エンコーダから出力
    されるパルス数を計数し、その計数パルス数が目標パル
    ス数と大小関係を生じたときは、その大小関係が解消さ
    れるように前記各超音波モータの電源周波数を調整する
    速度補正制御、若しくはその大小関係が次以降の所定の
    単位期間の終了時に解消されるように前記各超音波モー
    タの電源周波数を調整する位置補正制御を選択的に実行
    することを特徴とする遊技機のドラム式表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、通常においては速度補
    正制御を実行し、前記各回転ドラムを同期させた状態で
    回転させるときは位置補正制御を実行することを特徴と
    する請求項3記載の遊技機のドラム式表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記超音波モータの低
    速回転時は速度補正制御及び位置補正制御の実行を停止
    することを特徴とする請求項3または4記載の遊技機の
    ドラム式表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012161350A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Sammy Corp 弾球遊技機

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