JPH10165698A - ズボンプレッサ - Google Patents

ズボンプレッサ

Info

Publication number
JPH10165698A
JPH10165698A JP33225496A JP33225496A JPH10165698A JP H10165698 A JPH10165698 A JP H10165698A JP 33225496 A JP33225496 A JP 33225496A JP 33225496 A JP33225496 A JP 33225496A JP H10165698 A JPH10165698 A JP H10165698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
movable plate
fixed plate
trouser
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33225496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3821891B2 (ja
Inventor
Susumu Ishikawa
進 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanazawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kanazawa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanazawa Kogyo Co Ltd filed Critical Kanazawa Kogyo Co Ltd
Priority to JP33225496A priority Critical patent/JP3821891B2/ja
Publication of JPH10165698A publication Critical patent/JPH10165698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3821891B2 publication Critical patent/JP3821891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プレスシートを薄肉、柔軟なものとしてズボン
の縫い目部分にこじわの発生がない良好な仕上がりを得
る。構成が簡単で、かつ取扱いが容易、低コスト化も図
れるようにする。 【解決手段】固定板2、回動可能な可動板8、プレスシ
ート12、可動板を一定の開き角度状態に保持する開き
角度保持手段13、可動板を固定板に圧接状態に保持す
る圧接保持手段17,18、各板の少なくともいずれか
一方に設けられたヒータを備える。開き角度保持手段
は、固定板の少なくともいずれか一方の縁部と、これに
対向する可動板の縁部との間に架設された索体13によ
って構成する。索体をガイドとしてプレスシートの上端
側を各板間で移動可能に支持させる。索体を、固定板お
よび可動板の一側縁上部近傍に両端が固定された1本の
チェーンで構成し、このチェーンをプレスシートの上端
側の孔16に挿通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦置きの固定板と
これに閉合する可動板とでズボンを加熱プレスする縦型
のズボンプレッサに係り、特に固定板と可動板との間に
プレスシートを有するズボンプレッサの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ズボンプレッサの開発当初は、固定板と
これに閉合する可動板とを横置きとする横型のものが多
かったが、近年ではスペース利用率および利便性の向上
等を考慮して、固定板と可動板とを縦置きとする縦型の
ものが提案されている。
【0003】また、ズボンの股下部(筒部)を直接重ね
てプレスすると、前後方向中央位置の縫い目部分が他の
部分に比して厚くなり、その縫い目近傍の薄い部分にこ
じわが発生し易いことから、固定板と可動板との間にズ
ボンの股下部間に配置する薄いプレスシートを設け、こ
のプレスシートで厚み吸収を行うことにより、こじわの
発生を防ぐことも提案されている。このプレスシートを
有するズボンプレッサは、横型および縦型のいずれにつ
いても適用されている。
【0004】ところで、プレスシートを有する縦型ズボ
ンプレッサは一般に、基台上に支持されて略垂直に立上
がり、一側面をプレス面とした固定板と、この固定板の
プレス面に対向するプレス面を有し、下端がヒンジ部に
より固定板に回動可能に取付けられた可動板と、これら
固定板および可動板の両プレス面間に配置されたプレス
シートと、可動板を固定板に対して一定の開き角度状態
に保持する開き角度保持手段と、可動板を固定板に対し
て圧接状態に保持する圧接保持手段と、固定板および可
動板の少なくともいずれか一方に設けられたヒータとを
備えている。
【0005】そして従来、縦型のズボンプレッサのプレ
スシートは、例えば特開平5−115699号公報等で
見られるように、単に下端部のみが固定板および可動板
の間に支持されており、上端部は完全にフリーな状態と
なっている。したがって、このようなプレスシートは上
端フリーな状態で座屈に耐え、立上がり姿勢を維持する
必要があることから、全体が硬質樹脂で構成されたり、
あるいは両側端縁部分に芯となる補強構造が採用され、
全体として肉厚が比較的大きくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プレスシートを有する
従来の縦型のズボンプレッサでは、プレスシートを上端
フリーな構成とし、そのシート材として硬さや厚さが比
較的大きいものを適用している。しかしながら、硬質材
料を適用した場合にはズボンの股下の縫い目部分および
その近傍の肉厚差を十分に吸収できず、こじわの発生防
止が必ずしも有効に図れない。また、柔軟材料を使用し
て厚肉とした場合には、ズボンの肉厚差の吸収性につい
ては向上できるものの、上端フリーで立上がり状態を十
分に維持するために腰強さが高いプレスシートとするに
は相当の肉厚を要し、材料の無駄、ヒータの伝熱阻害、
高コスト化等の問題が生じる。さらに、プレスシートの
一部に芯材等を付加し、全体としての柔軟性および薄肉
化を図ることは可能であるが、成形等が複雑となって製
品コストが高くなる等の問題がある。
【0007】一方、固定板と可動板とを下端においてヒ
ンジ結合する縦型ズボンプレッサにおいては、固定板と
可動板との間の隙間が小さいことから、可動板を開位置
にした状態でズボンを一旦セットした後、その可動板を
閉方向に回動してプレスする途中で自重によってズボン
の上側がズリ落ち、裾側にしわを生じる可能性がある。
そこで従来では、可動板の固定板に対する圧接保持手段
として、可動板を固定板に接近した位置で仮止めできる
機構を設け、その仮止め位置でズボンの上端側を引上げ
た後、さらに可動板を固定板側に移動させてプレス状態
として本止めできる機構等を採用している。
【0008】ところが、このような従来の圧接保持手段
は仮止めおよび本止め等の操作部として把手を設ける構
成となっており、ズボン保持とともに仮止めおよび本止
め操作を手作業として行う必要があり、使い勝手が悪
く、取扱いが面倒である等の難点があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、プレスシートを薄肉、柔軟なもの
としてズボンの縫い目部分にこじわの発生がない良好な
仕上がりを得ることができるものであって、構成が簡単
で、かつ取扱いが容易であり、しかも低コスト化も図れ
る縦型のズボンプレッサを提供することにある。
【0010】また本発明の他の目的は、可動板を固定板
に接近した位置で仮止めする操作、および後に両板を圧
接位置に保持させる本止め操作等について、余分な手間
を必要としないで簡便に行うことができるズボンプレッ
サを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、基台上に支持されて略垂直に
立上がり、一側面をプレス面とした固定板と、この固定
板のプレス面に対向するプレス面を有し、下端がヒンジ
部により前記固定板に回動可能に取付けられた可動板
と、これら固定板および可動板の両プレス面間に配置さ
れたプレスシートと、前記可動板を前記固定板に対して
一定の開き角度状態に保持する開き角度保持手段と、前
記可動板を前記固定板に対して圧接状態に保持する圧接
保持手段と、前記固定板および前記可動板の少なくとも
いずれか一方に設けられたヒータとを備えた縦型のズボ
ンプレッサにおいて、前記開き角度保持手段は、前記固
定板の少なくともいずれか一方の縁部と、これに対向す
る前記可動板の縁部との間に架設された索体によって構
成するとともに、この索体をガイドとして前記プレスシ
ートの上端側を前記各板間で移動可能に支持させたこと
を特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のズボン
プレッサにおいて、開き角度保持手段としての索体を、
固定板および可動板の一側縁上部近傍に両端が固定され
た1本のチェーンで構成し、このチェーンをプレスシー
トの上端側の孔に挿通したことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載のズボン
プレッサにおいて、チェーンを挿通する孔は、プレスシ
ートの上端角部に突出する耳片に穿設した孔であること
を特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項3記載のズボン
プレッサにおいて、耳片はプレスシートに回動可能に連
結されていることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1から4までの
いずれかに記載のズボンプレッサにおいて、可動板の圧
接保持手段は、その可動板と固定板との互いに対峙する
両側縁部にそれぞれ配設されて前記可動板の前記固定板
側への閉合動作によりラッチ式に噛合する爪部材および
受け部材によって構成したことを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項5記載のズボン
プレッサにおいて、爪部材および受け部材は、固定板お
よび可動板の各プレス面間に小隙間があく接近位置で噛
合するズボン仮止め用の第1段係止部と、前記両板のプ
レス面が略当接する閉合位置で噛合するズボン本止め用
の第2段係止部とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るズボンプレッ
サの一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本実施形態によるズボンプレッサ
の全体構成を示す斜視図であり、図2および図3はプレ
スシート等の要部構成を拡大して作用とともに示す斜視
図である。図4は可動板の圧接保持手段を拡大して一部
断面で示す構成図であり、図5は図4の平面図である。
また、図6〜図9はプレス作用を順次に示す作用説明図
である。
【0019】まず、図1〜図5によって構成を説明す
る。
【0020】図1に示すように、本実施形態のズボンプ
レッサでは、床上に載置できる左右1対の基台1上に長
方形板状の固定板2が支持され、略垂直に立上がる状態
で固定されている。この固定板2は内部に図示しないヒ
ータを有し、厚さ方向一側面の耐熱布で覆われた平坦な
面がプレス面3となっている。この固定板2の上部には
電源ボックス4が取付けられ、この電源ボックス4のカ
バー部分にスイッチ等の操作部5、小物入れ6、ハンガ
ー7等が設けてある。電源コードは図示を省略してあ
る。
【0021】この固定板2のプレス面3に対向して、ズ
ボンを圧接するための回動可能な可動板8が設けられて
いる。この可動板8は固定板2と同様の長方形状とされ
ている。この可動板8の厚さ方向一側面の固定板2と対
向する面がプレス面9とされ、このプレス面9の表面
は、複数の布が重合して肉厚となるズボンの股上部分を
挟む上部中央部分を除き、クッション材10で覆われて
いる。そして、この可動板8の下端縁が、左右一対のヒ
ンジ部11によって固定板2に回動可能に支持されてい
る。これにより、可動板8の上端側が下端側を支点とし
て固定板2に接離する方向に回動できるようになってい
る。
【0022】また、固定板2および可動板8のプレス面
3,9間には、ズボンの股下部分を押圧するためのプレ
スシート12が配置されている。このプレスシート12
は、上縁がズボンセット時における股下位置に合致する
高さの略長方形状とされており、幅は両板2,8よりも
狭くなっている。そして、プレスシート12の下端には
短い凧足状の突出部が形成してあり、その部分が前記の
ヒンジ部11に止着してある。このプレスシート12
は、比較的柔軟性のあるポリプロピレン (P.P)等
で構成されており、厚さは1mm以下と薄く、半透明状の
ものである。このプレスシート12は表面硬度が小さ
く、プレスすべきズボンの厚みに追従して良好に窪むこ
とが可能である。なお、本実施形態ではプレスシート1
2が一定厚さの平坦な構成で比較的安価なものであり、
上端フリーとした場合には上端側が自重によって傾く
等、腰強さは比較的小さいが、特に補強のための芯等は
設けていない。
【0023】ただし、本実施形態では可動板8を一定の
開き角度状態に保持する開き角度保持手段を利用して、
プレスシート12の上端側を所定高さ位置に保持できる
構成としてある。即ち、開き角度保持手段として索体、
例えば多数の球を数珠状に連続させた1本のチェーン1
3を使用し、このチェーン13の両端を固定板2および
可動板8の一側縁上部近傍に、止め具13aを介してそ
れぞれ固定し、これによりチェーン13の長さ範囲で可
動板8を固定板2から離間する方向に開回動できるよう
にしてある。なお、このチェーン13は図1に示す可動
板8の最大開き角度位置において直線状となり、その状
態において水平ではなく、固定板2側が可動板8側より
少し高くなる傾斜をもつように設定してある。
【0024】そして、プレスシート12にはチェーン1
3と対応する一方の上端角部に位置して、一定長さの耳
片14がピン15を介して回動可能に連結され、この耳
片14の先端側に、チェーン13を構成する球エレメン
トの外径よりも少し大径な孔16が穿設してある。この
耳片14の先端の孔16にチェーン13を挿通すること
により、可動板8を図1の如く開いた状態でプレスシー
ト12の上端部を支持して下方への撓みが生じないよう
にしてある。なお、この耳片14を手で摘んで固定板2
または可動板8側に移動することで、チェーン13をガ
イドとして、プレスシート12を同方向に移動させるこ
とができる。また、耳片14の孔16がチェーン13を
構成する球エレメント間の小径ピン部位置にあるとき
は、耳片14およびプレスシート12の自重によって、
孔16部分が小径ピン部に落ち込む状態として、そのプ
レスシート12を一定位置に停止保持させることもでき
る。
【0025】また、本実施形態では、可動板8を固定板
2に対して圧接状態に保持する圧接保持手段として、図
1に示すように、ラッチ式に噛合する爪部材17および
受け部材18が設けてある。これらの爪部材17および
受け部材18は、固定板2と可動板8との互いに対峙す
る両側縁部にそれぞれ配設され、可動板8の固定板2側
への閉合動作により自動的に噛合するようにしてあり、
さらに図2に示すように、固定板2および可動板8の各
プレス面3,9間に小隙間があく接近位置で噛合するズ
ボン仮止め用の第1段係止部19と、図3に示すように
両板2,8のプレス面3,9が略当接する閉合位置で噛
合するズボン本止め用の第2段係止部20とを有する構
成とされている。
【0026】これら爪部材17および受け部材18の構
成を、図4および図5に詳細に示してある。図4は爪部
材17および受け部材18を図1の上方から見た図で、
固定板2および可動板8を仮想線として示すとともに、
受け部材18の一部を断面として示している。図5は、
さらに爪部材17および受け部材18を、図4の平面図
として示している。
【0027】図4および図5に示すように、爪部材17
は固定板2の反プレス面側にねじに21よって固定され
たシェル部22と、このシェル部22に一体に設けられ
固定板2の側縁部に配置するとともに外側方に向って先
端が突出する係止爪23とを有している。この係止爪2
3は固定板2の側縁部において、その固定板2のプレス
面3から少し反プレス面側に変位した位置に配置し、か
つ可動板8側に向う爪側面が傾斜した係合面24とされ
ている。
【0028】一方、受け部材18は可動板8の反プレス
面側に回動可能に取付けられた回動基部25と、この回
動基部25に一体に設けられ可動板8の側縁部に配置し
た爪受け部26とを有する構成とされている。回動基部
25は可動板8と面する部位に傾斜した逃げ面27を有
するシェル状とされ、取付け金具28を介して可動板8
に支持されている。取付け金具28は、可動板8の反プ
レス面にねじ29によって固定されたベース板30と、
このベース板30の上下端部に一体形成された上下方向
で対向するフランジ部31とからなっており、これらの
フランジ部31に縦方向に沿う軸32が挿通されてい
る。この軸32に回動基部25が支持されて縦軸心回り
(図4の矢印a方向)に回動可能とされ、これにより爪
受け部26は可動板8の側縁部で内外側方向(図4の矢
印b方向)に回動できるようになっている。軸32の周
りには捩じりばね33が設けられ、これにより爪受け部
26が可動板8の内側に向く方向(図4の矢印c方
向)、つまり対向する爪部材17の係止爪23の根元側
に向って付勢されている。
【0029】また、受部材18の爪受け部26は、爪部
材17に向って突出する長い板状のもので、その長手方
向に沿って爪部材17の係止爪23が係止される二つの
係止孔34,35を間隔的に有している。爪部材17に
近い第1の係止孔34が、前述したズボン仮止め用の第
1段係止部19を構成し、爪部材17に遠い第2の係止
孔35が、ズボン本止め用の第2段係止部20を構成し
ている。各係止孔34,35の両側には、受け部材18
の長手方向に沿う内リブ36および外リブ37が設けら
れ、各リブ36,37の先端には、係止爪23の傾斜し
た係合面24と平行な斜面38が形成されており、さら
に爪受け部26の先端には、各リブ36,37の斜面3
8に沿って傾斜して係止爪23の係合面24と係合する
係合鍔39が張り出している。
【0030】次に、図6〜図9も使用してプレス作用に
ついて説明する。なお、これらの図においては説明簡明
化のため、爪部材17および受け部材18等を省略して
ある。
【0031】図6は、ズボンAの股下部の一方の筒部a
1をセットする状態を示している。この場合には、可動
板8およびプレスシート12を固定板2から最大限開い
た状態とし、固定板2のプレス面に筒部a1を沿わせる
とともに、他方の筒部a2および股上部a3は固定板2
の上に載置しておく。ここでチェーン13は伸び切った
状態となっている。
【0032】次に、図7は他方の筒部a2もセットする
状態を示している。この場合には、図6の状態からプレ
スシート12を固定板2側(図の左側)に移動させ、こ
れによりプレスシート12を一方の筒部a1に当てて固
定する。この際、プレスシート12の移動は耳片14を
手で摘んで行えるので操作が容易であり、また耳片14
は伸び切った状態のチェーン13に沿って移動するので
スムーズである。そして、チェーン13は前述したよう
に、固定板2側が少し高くなっているので、プレスシー
ト12は固定板2に近付くに連れて上方に引張り上げら
れる状態となって伸び、柔軟性部材であるにも係わら
ず、自然に真直状態に維持される。同時にこのプレスシ
ート12の持ち上げ力によって、プレスシート12が筒
部a1に達した時に、ズボンAの股部が押上げ状態とな
るので筒部の落ち込み等は生じることがなく、筒部a1
は良好にプレス位置に保持される。この後、ズボンAの
他方の筒部a2を、プレスシート12を覆う状態で垂下
させる。
【0033】図8は、ズボンAを両筒部a1,2とも挟
持する仮止め位置に保持した状態を示している。この場
合、構成部分は図2に示した状態となる。即ち、この工
程では可動板8を固定板2側に移動させ、両板2,8の
プレス面を接近状態とするわけであるが、このとき図2
に示すように、爪部材17の係止爪23が受け部材18
の第1の係止孔34に挿入して係止(噛合)し、この係
止によって可動板8が一旦、固定状態に保持できるよう
になる。そこで、ズボンAの股上部a3を引上げて、各
筒部を良好なプレス状態にセットする。本実施形態にお
いては、この一連の操作を簡易な手作業で容易に行うこ
とができる。つまり、前述の構成説明で示したように、
受け部材18は捩じりばね33によって可動板8の内側
に付勢されるとともに、その付勢方向と反対側に軸32
を中心として回動可能であり、受け部材18の先端には
リブ36,37および係合鍔39が爪部材17の係止爪
23の傾斜した係合面24に沿う角度で張り出してい
る。また、可動板8は固定板2に比して若干幅狭となっ
ている(図4参照)。
【0034】したがって、可動板8を図6の仮止め位置
まで移動した場合には、まず受け部材18のリブの先端
が固定板2のプレス面3の側縁部3a(図4参照)に当
接して少し開き、次いで、係合鍔39が爪部材17の係
止爪23の傾斜した係合面24に係合してさらに開く
(図4矢印d,e参照)。そして、係止爪23が第1の
係合孔34に合致した位置でその係止孔34に挿入し
て、ラッチ状の噛合状態となるものである。以上の作用
は、可動板8の移動によって自動的に行われるので、使
用者は単に可動板8を固定板2側に向けて閉動作するだ
けでよく、係止保持のための手作業は何等必要としな
い。したがって、仮止め位置への可動板8の移動とズボ
ンAの引上げ等が極めて容易に行えるようになる。
【0035】図9は、ズボンAを本止めしたプレス状態
を示している。この場合、構成部分は図3に示した状態
となる。即ち、この工程では可動板8を図8の仮止め状
態からさらに固定板2側に移動させ、両板2,8のプレ
ス面3,9を圧接状態とするわけであるが、このとき図
3に示すように、受け部材18の進行によって爪部材1
7の係止爪23が受け部材18の第2の係止孔35に挿
入して係止(噛合)し、この係止によって可動板8が完
全に固定状態に保持できるようになる。そこで、スイッ
チオンにより、ヒータ加熱を行い、プレス作用を行うこ
とができる。
【0036】以上の実施形態によれば、プレスシート1
2を薄肉、柔軟なものとしたことにより、ズボンの縫い
目部分にこじわの発生がない良好な仕上がりを得ること
ができるとともに、そのための構成がチェーン13を用
いて簡単に実現でき、しかも取扱いが容易で、低コスト
化も図れるものとなる。また、爪部材17および受け部
材18によって、可動板8を固定板2に接近した位置で
仮止めする操作、および後に両板2,8を圧接位置に保
持させる本止め操作等を、余分な手間を必要としないで
簡便に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、ズボンの縫い目部分にこじわの発生がない良好な仕
上がりを簡単な構成で実現でき、しかも取扱いが容易
で、低コスト化も図れ、また、爪部材および受け部材等
の採用によって可動板を固定板に接近した位置で仮止め
する操作、両板を圧接位置に保持させる本止め操作等を
余分な手間を必要としないで簡便に行うことができる等
の優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるズボンプレッサの全
体構成を示す斜視図。
【図2】同実施形態のおけるプレスシート等の要部構成
を拡大して作用とともに示す斜視図。
【図3】前記実施形態におけるプレスシート等の要部構
成を拡大して作用とともに示す斜視図。
【図4】前記実施形態における可動板の圧接保持手段を
拡大して一部断面で示す構成図。
【図5】図4の平面図。
【図6】前記実施形態のプレス作用を示す作用説明図で
あり、ズボンの股下部の一方の筒部をセットする状態を
示す。
【図7】前記実施形態のプレス作用を示す作用説明図で
あり、他方の筒部をセットする状態を示す。
【図8】前記実施形態のプレス作用を示す作用説明図で
あり、ズボンを両筒部とも挟持する仮止め位置に保持し
た状態を示す。
【図9】前記実施形態のプレス作用を示す作用説明図で
あり、ズボンを本止めしたプレス状態を示す。
【符号の説明】
1 基台 2 固定板 3 プレス面 4 電源ボックス 5 操作部 6 小物入れ 7 ハンガー 8 可動板 9 プレス面 10 クッション材 11 ヒンジ部 12 プレスシート 13 チェーン 12a 止め具 14 耳片 15 ピン 16 孔 17 爪部材 18 受け部材 19 第1段係止部 20 第2段係止部 21 ねじに 22 シェル部 23 係止爪 24 係合面 25 回動基部 26 爪受け部 27 逃げ面 26 取付け金具 29 ねじ 30 ベース板 31 フランジ部 32 軸 33 捩じりばね 34 第1の係止孔 35 第2の係止孔 36 内リブ 37 外リブ 38 斜面 39 係合鍔 A ズボン a1,a2 筒部 a3 股上部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に支持されて略垂直に立上がり、
    一側面をプレス面とした固定板と、この固定板のプレス
    面に対向するプレス面を有し、下端がヒンジ部により前
    記固定板に回動可能に取付けられた可動板と、これら固
    定板および可動板の両プレス面間に配置されたプレスシ
    ートと、前記可動板を前記固定板に対して一定の開き角
    度状態に保持する開き角度保持手段と、前記可動板を前
    記固定板に対して圧接状態に保持する圧接保持手段と、
    前記固定板および前記可動板の少なくともいずれか一方
    に設けられたヒータとを備えた縦型のズボンプレッサに
    おいて、前記開き角度保持手段は、前記固定板の少なく
    ともいずれか一方の縁部と、これに対向する前記可動板
    の縁部との間に架設された索体によって構成するととも
    に、この索体をガイドとして前記プレスシートの上端側
    を前記各板間で移動可能に支持させたことを特徴とする
    ズボンプレッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズボンプレッサにおい
    て、開き角度保持手段としての索体を、固定板および可
    動板の一側縁上部近傍に両端が固定された1本のチェー
    ンで構成し、このチェーンをプレスシートの上端側の孔
    に挿通したことを特徴とするズボンプレッサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のズボンプレッサにおい
    て、チェーンを挿通する孔は、プレスシートの上端角部
    に突出する耳片に穿設した孔であることを特徴とするズ
    ボンプレッサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のズボンプレッサにおい
    て、耳片はプレスシートに回動可能に連結されているこ
    とを特徴とするズボンプレッサ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    ズボンプレッサにおいて、可動板の圧接保持手段は、そ
    の可動板と固定板との互いに対峙する両側縁部にそれぞ
    れ配設されて前記可動板の前記固定板側への閉合動作に
    よりラッチ式に噛合する爪部材および受け部材によって
    構成したことを特徴とするズボンプレッサ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のズボンプレッサにおい
    て、爪部材および受け部材は、固定板および可動板の各
    プレス面間に小隙間があく接近位置で噛合するズボン仮
    止め用の第1段係止部と、前記両板のプレス面が略当接
    する閉合位置で噛合するズボン本止め用の第2段係止部
    とを有することを特徴とするズボンプレッサ。
JP33225496A 1996-12-12 1996-12-12 ズボンプレッサ Expired - Fee Related JP3821891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33225496A JP3821891B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 ズボンプレッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33225496A JP3821891B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 ズボンプレッサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10165698A true JPH10165698A (ja) 1998-06-23
JP3821891B2 JP3821891B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=18252901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33225496A Expired - Fee Related JP3821891B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 ズボンプレッサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3821891B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125141A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 縦型ズボンプレッサー
JP2022543893A (ja) * 2019-08-13 2022-10-14 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 衣類処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125141A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 縦型ズボンプレッサー
JP2022543893A (ja) * 2019-08-13 2022-10-14 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 衣類処理装置
US11795609B2 (en) 2019-08-13 2023-10-24 Lg Electronics Inc. Clothes treatment apparatus
US12203210B2 (en) 2019-08-13 2025-01-21 Lg Electronics Inc. Clothes treatment apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3821891B2 (ja) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7299809B2 (en) Dishwasher having a lock with an elastic coupling
US3022589A (en) Washing machine with ironing board
US4517711A (en) Plate clamping device
US4611419A (en) Trouser press
JP3821891B2 (ja) ズボンプレッサ
JPH08182604A (ja) 荷物受け用ボックス
JP4982415B2 (ja) 電気洗濯機
US4514918A (en) Pants presser with spring gripping device
JP2621704B2 (ja) 衣類プレス器
JPH09168467A (ja) ハンガーサポート
JP3181664B2 (ja) モップ把持具
WO1994014660A1 (fr) Appareil pour faire rentrer un parapluie dans une housse
JP2532362Y2 (ja) 空気調和機
JPH06335595A (ja) 洗濯機
KR970006360Y1 (ko) 세탁기의 도어 개폐장치
CN222622903U (zh) 一种夹布拖把
JPS60246798A (ja) 衣類プレス器
JP4095172B2 (ja) 収容体、これを備えた運搬カートおよびごみ箱
JPS60246799A (ja) 衣類プレス器
CA2281315A1 (en) Drum latch retaining mechanism for wet/dry vacuum
JP3627169B2 (ja) 上下開閉式アッパーキャビネット
JPH0740046Y2 (ja) ラッチ装置
CN211368111U (zh) 衣物处理设备
JP3717903B2 (ja) モップ掃除機
JP3062284U (ja) 中折れドアにおける把手の構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees