JPH10165962A - 汚泥水処理装置 - Google Patents

汚泥水処理装置

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JPH10165962A
JPH10165962A JP8346777A JP34677796A JPH10165962A JP H10165962 A JPH10165962 A JP H10165962A JP 8346777 A JP8346777 A JP 8346777A JP 34677796 A JP34677796 A JP 34677796A JP H10165962 A JPH10165962 A JP H10165962A
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pipe
sludge water
transport pipe
coagulant
flocculant
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JP8346777A
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Norio Monzen
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】汚泥を供給管路を介して搬送中に、凝集剤を確
実に均等に混合するための装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】汚泥の搬送パイプ19の途中に汚泥用の凝
集剤を搬送パイプ19内へ供給する凝集剤供給装置7を
備え、搬送パイプ19の下流端に凝集剤混合装置9が接
続している。凝集剤混合装置9は、受け入れ部25と、
該受け入れ部25から下方へ向かって先細りする形状の
撹拌部27とを備えており、搬送パイプ19の下流側端
部が、受け入れ部25の中心に対し偏寄して接続してい
る。凝集剤供給装置7と凝集剤混合装置9との間におけ
る搬送パイプ19から第1分岐管35が分岐して、その
下流端が凝集剤混合装置9の撹拌部27の下端に上向き
に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥水に凝集剤を
撹拌、混合して汚泥水凝集物を分離処理する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、工事現場において発生する汚泥
水、各種製品の生産過程の中で発生す産業汚泥水、ある
いは家庭用排水に起因する汚泥水の処理が社会的な問題
となっている。
【0003】汚泥水を処理する方法の1つとして、これ
らに凝集剤を混合し、汚泥水中の泥、ゴミおよび有機物
等を吸着、沈殿させて水と分離する方法が考えられてい
る。本発明者等は、その一貫として既にこの種の凝集剤
を開発して、その使用を進めつつある。
【0004】しかし、大量の汚泥水をこの凝集剤あるい
はこれと同種の凝集剤を用いて処理する場合、汚泥水中
に凝集剤を均等に混合することは困難であり、特に汚泥
水を連続処理する過程では、従来の装置では対応しきれ
ない。
【0005】そのため大量の汚泥水を連続処理する場合
には、凝集剤の能力を十分に発揮できるように、凝集剤
を確実に均等で、しかも効率的に混合するための新たな
装置の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に着目してなされたものであり、汚泥水を供給管路
を介して搬送中に、凝集剤を均等に混合するための装置
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の汚泥水処理装
置は、汚泥水を搬送パイプ内へ搬送するためのポンプ
と、前記搬送パイプの途中に接続され、前記汚泥水の凝
集剤を前記搬送パイプ内へ供給する凝集剤供給装置と、
受け入れ部と該受け入れ部から下方へ向かって先細りす
る形状の撹拌部とを備えており、前記搬送パイプの下流
端が、前記受け入れ部の中心に対し偏寄して接続してい
る凝集剤混合装置と、前記凝集剤混合装置の受け入れ部
の上部から延びる流出パイプに接続されている凝集沈殿
槽と、前記凝集剤供給装置と前記凝集剤混合装置との間
における前記搬送パイプから分岐して、その下流端が前
記凝集剤混合装置の撹拌部の下端に上向きに接続されて
いる第1分岐管とを備えて成ることを特徴とする。
【0008】請求項2の汚泥水処理装置は、前記凝集剤
供給装置と前記凝集剤混合装置との間における前記搬送
パイプから分岐して、その下流端が、前記ポンプへ接続
されている汚泥水吸引パイプに接続されている第2分岐
管を備えていることを特徴とする。
【0009】請求項3の汚泥水処理装置は、前記ポンプ
と前記凝集剤供給装置との間における前記搬送パイプか
ら分岐して、その下流端が前記第1分岐管に接続されて
いる第3分岐管を備えていることを特徴とする。
【0010】請求項4の汚泥水処理装置は、前記搬送パ
イプを介して前記受け入れ部に供給される汚泥水の量
と、前記第1分岐管を介して前記撹拌部に供給される汚
泥水の量とを調整するために、前記搬送パイプ、前記第
1分岐管及び/又は前記第3分岐管に開度調節可能なバ
ルブを備えていることを特徴とする。
【0011】請求項5の汚泥水処理装置は、汚泥水を搬
送パイプ内へ搬送するためのポンプと、前記搬送パイプ
の途中に接続され、前記汚泥水の凝集剤を前記搬送パイ
プ内へ供給する凝集剤供給装置と、密閉された撹拌容
器、該撹拌容器内に設けられた撹拌軸、該撹拌軸に取り
付けられた撹拌羽根及びマグネットを収納した従動回転
体、および該従動回転体に隣接して前記撹拌容器の外側
に設けられたマグネットを収納した駆動回転体を備え、
前記搬送パイプの下流端が接続している凝集剤混合装置
と、前記凝集剤混合装置の上部から延びる流出パイプに
接続されている凝集沈殿槽とを備えて成ることを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の汚泥水処
理装置1の全体構造を示し、図2はその中で本発明の特
徴的構成を備えている混合搬送機構3を示している。
【0013】混合搬送機構3は、ポンプ5と、凝集剤供
給装置7と、凝集剤混合装置9とを主要な装置として備
えており、これらがキャスタ11の付いた基台13上に
直接にまたは架台12を介して固定されている。
【0014】ポンプ5は駆動モータ15を備えており、
この駆動モータ15を駆動させることにより、ポンプ5
の側面に接続されている汚泥水吸引パイプ17からタン
ク18内の汚泥水を吸引して、ポンプの上面に接続され
ている搬送パイプ19へ供給するようになっている。な
おポンプ5からの吐出量は、凝集剤供給装置7の近傍に
配置されている制御盤21を操作することにより連続的
に変えることができる。
【0015】搬送パイプ19は、途中で水平方向に屈曲
して、凝集剤混合装置9の上端まで延びており、その途
中には凝集剤供給装置7が、ステンレス製のドライケー
ス83、吸引パイプ85を介して接続されている(図3
参照)。凝集剤供給装置7は、搬送パイプ19内に汚泥
水が流れているときに、その流れによって単位時間当た
り定量づつの粉体を吸引させるように供給することがで
きる装置である。ドライケース83の内部には、複数の
フィン87が形成されている。ドライケース83には、
ドライヤー89が接続され、ドライケース83へ温風を
吹き込むようになっている。なお、搬送パイプ19に
は、予備吸引パイプ86が取り付けられており、この予
備吸引パイプ86からも、凝集剤や他の処理薬剤を供給
することができるようになっている。
【0016】本発明では、粉状の凝集剤を凝集剤供給装
置7内に入れておき、凝集剤を連続的に定量づつ搬送パ
イプ19内に供給できるようになっている。制御盤21
を制御することにより、凝集剤供給装置7から搬送パイ
プ19内に供給する凝集剤の量を変更できるようになっ
ている。ドライヤー89からドライケース83へ温風が
吹き込まれると、フィン87が熱を帯びて、ドライケー
ス83内が乾燥した状態に保たれ、また湿気がパイプ1
9から凝集剤供給装置83へ進入するのを防止できる。
従って、凝集剤供給装置87から供給される凝集剤は、
常に分散した状態でパイプ19へ供給されることにな
る。なおドライケース83に複数のフィン87を設けて
いるのは、熱を帯びる面積を大きくするためである。
【0017】また凝集剤混合装置9は図4に示すよう
に、中空円柱形の受け入れ部25と、そこからフランジ
26を挟んで下方へ次第に縮径しながら延びるほぼ逆円
錐形の撹拌部27とを備えて成る。凝集混合装置9の内
周面には、ポリ四ふっ化エチレンのコーティングが施さ
れ、凝集物が付着しにくくなっている。
【0018】受け入れ部25の円周側面には、該円周側
面の接線方向から搬送パイプ19の端部が接続してい
る。搬送パイプ19は、受入れ部25の中心に対し偏寄
した位置に取り付けられている。また、後述する凝集沈
殿槽へ延びる流出パイプ33の一端が、受入れ部25の
天面31を貫通して接続されている(図4参照)。流出
パイプ33の受入れ部25内へ突出する部分の外周に
は、複数の傾斜円板28が固定されている。複数の傾斜
円板28は、傾斜する方向を交互に変えて配置されてい
る。更に凝集剤混合装置9の下端には、搬送パイプ19
から分岐する第1分岐管35の下流端側が接続されてお
り、これにより搬送パイプ19内を流れる汚泥水の一部
を、撹拌部27の下端から流体圧によりその上方へ向け
て吐出させるようになっている。
【0019】ここで凝集剤混合装置9の機能について簡
単に説明する。凝集剤混合装置9はサイクロンと形態が
似ているが、その機能はサイクロンとは似て非なるもの
である。即ち、凝集剤混合装置9の受け入れ部25内に
流れ込んだ汚泥水は、サイクロン同様に、受け入れ部2
5から撹拌部27にかけて、その内面に沿って螺旋状に
移動しながら下方へ移動しようとする。
【0020】しかし第1分岐管35の下流端から撹拌部
27内へ流れ込む汚泥水が、撹拌部27内で上向きに真
っすぐ進行しようとするため、両方の流れは互いに干渉
して激しい乱流を生じる。その結果、受け入れ部25か
ら流入した汚泥水と第1分岐管35から流入した汚泥水
とがよく混じり合い、このとき汚泥水と凝集剤とが確実
に且つ均等に混合される。更に傾斜円板28によって、
汚泥水に乱れた流れが発生し、混合がより促進されるこ
とになる。従って、凝集剤混合装置9は、分散物を含む
流体から分散物を沈殿させて流体と分散物とを分離する
サイクロンとは本質的に異なる機能を備えている。なお
凝集剤混合装置9での作用については、本願装置の作動
を説明する際に更に詳しく説明する。
【0021】搬送パイプ19からは、第2分岐管37と
第3分岐管39とが分岐している。第2分岐管37は、
その下流端側は汚泥水吸引パイプ17に接続されてい
る。第3分岐管39は、分岐しており、その一端側は第
1分岐管35の途中に接続されている。
【0022】搬送パイプ19には、第3分岐管39の分
岐位置の上流側に第1バルブ41が設けられ、凝集剤供
給装置7の接続箇所と第1、第2分岐管37、39の分
岐位置との間に第2バルブ43が設けられ、凝集剤混合
装置9の上流側に第3バルブ44が設けられている。
【0023】また第1分岐管35には、第3分岐管39
が接続している箇所よりも下流側の位置に第4バルブ4
5が設けられ、第2分岐管37および第3分岐管39に
も、第5バルブ47、第6バルブ49がそれぞれ設けら
れている。更に凝集剤混合装置9から延びる流出パイプ
33には第7バルブ51が設けられている。
【0024】流出パイプ33は、ホース91を介して凝
集沈殿槽53に接続されている。図1、図5に示すよう
に、凝集沈殿槽53の中には、4つのサイクロン55が
設けられており、これらが流出パイプ33から交互に枝
分かれする枝管57に接続している。これにより、凝集
剤によって凝集した汚泥水が流出パイプ33内を流れて
きたときに、各サイクロン55内に入って落下し、凝集
沈殿槽53の下端に溜まるようになっている。なおサイ
クロン55の内周面には、ポリ四ふっ化エチレンのコー
ティングが施されており、凝集物が付着しにくくなって
いる。
【0025】凝集沈殿槽53の底部には、凝集物吸引パ
イプ93が接続され、更にこの凝集物吸引パイプ93に
はポンプ95が接続されており、このポンプ95の作用
によって図示しない凝集物回収槽へ汚泥を送ることがで
きるようになっている。凝集物吸引パイプ93の途中部
分には、第8バルブ97が取り付けられている。凝集沈
殿層53には、洗浄ノズル99が配置され、この洗浄ノ
ズル99には、洗浄パイプ101が接続されている。洗
浄パイプ101には、ポンプ103が接続されている。
このポンプ103の作用によって図示しない洗浄水貯容
槽内の洗浄水が送られ、洗浄ノズル99から洗浄水が噴
射される。なお洗浄パイプ101には、第9バルブ10
2が取り付けられている。
【0026】凝集沈殿槽53には放流水貯容槽103が
接続され、凝集沈殿槽53の上澄みが、放流水貯容槽1
03へ送られるようになっている。放流水貯容槽103
は、還流パイプ105を介して汚泥水吸引パイプ17に
接続されている。還流パイプ105には、ポンプ107
が取り付けられ、このポンプ107と放流水貯容槽10
3との間には、第10バルブ109が設けられている。
なお図1において、符号111は、圧力計を示す。
【0027】本発明の汚泥水処理装置1は以上述べたよ
うな構造を備えている。以下、その作動状態について説
明する。まず本装置の作動を開始する前に、各パイプに
設けられているバルブを適宜の開度になるように調整
し、また制御盤21を操作して駆動モータ15の回転速
度と凝集剤供給装置7からの凝集剤の供給速度を予め設
定した値に調節しておく。この状態で駆動モータ15を
駆動することにより、タンク18内に溜められている汚
泥水は、ポンプ5の吸引力で吸い上げられて、汚泥水吸
引パイプ17、更には搬送パイプ19内へ送り込まれ
る。
【0028】搬送パイプ19内を流れる汚泥水の一部は
第3分岐管39を介して、直接第1分岐管35内へ流れ
込む。第3分岐管39へ流れ込む汚泥水の割合は、第1
バルブ41と第6バルブ49の開度によって決定され
る。なお第3分岐管39へ流れ込む汚泥水には、直接凝
集剤は供給されないから、必要に応じて必要な量だけ第
3分岐管39へ汚泥水を流すようにする。
【0029】第3分岐管39へ流れ込まない残りの汚泥
水は、そのまま搬送パイプ19内を流れて凝集剤供給装
置7の接続箇所に至る。ここで定量の凝集剤が連続して
搬送パイプ19内へ供給されるため、汚泥水と凝集剤と
が一部混合される。しかし汚泥水の粘度が高いため、凝
集剤が汚泥水に均等に混合されることはない。
【0030】その後、搬送パイプ19内を進行する汚泥
水は、搬送パイプ19をそのまま進行する流れと、第3
分岐管39を介して第1分岐管35と第2分岐管37に
分岐する流れとに分かれる。第2分岐管37に分岐した
流れは、再び汚泥水吸引パイプ17内へ戻されて再度ポ
ンプ5で搬送パイプ19内へ流し込まれる。このような
経路を辿る汚泥水は、凝集剤が混合された状態でポンプ
5を通過するために、ポンプ5内で汚泥水と凝集剤とが
強く撹拌混合される。従って凝集剤と汚泥水との混合が
促進されることになる。このような経路を辿る汚泥水の
量は、第5バルブ47の開度によって制御される。
【0031】第1分岐管35に分岐した流れは、途中、
第3分岐管39内の第6バルブ49を介した流れと合流
して、凝集剤混合装置9の撹拌部27の下端に流れ込
む。そして撹拌部27の下端から撹拌部27の真上方向
への流れを生じさせる。また搬送パイプ19をそのまま
進行する汚泥水は、凝集剤混合装置9の受け入れ部25
内に流れ込むため、受け入れ部25から撹拌部27にか
けて、その内面に沿って下方への螺旋状の流れを生じ
る。
【0032】そして図4に矢印で示すように、この下方
への螺旋状の流れと、上記撹拌部27の真上方向への流
れとが撹拌部27内で干渉し合って激しい乱流を生じ
る。その結果、受け入れ部25から流入した汚泥水と第
1分岐管35から流入した汚泥水とがよく混じり合い、
汚泥水と凝集剤とが確実に且つ均等に混合される。この
ようにして汚泥水と凝集剤との接触面積が拡大して、汚
泥水中の泥、ゴミ、有機物等が互いに凝集し合うように
なる。
【0033】撹拌部27内では、その下端から上方へ流
れる汚泥水の勢いにより、凝集物が順次流出パイプ33
内へ送り込まれてゆく。そして汚泥水の凝集物が凝集沈
殿槽53の各サイクロン55に至ると、比重の大きい凝
集物は沈殿して、最終的に凝集沈殿槽53の下端に溜ま
る。
【0034】凝集沈殿槽53の下端に溜った凝集物は、
ポンプ95の吸引力によって凝集物吸引パイプ93から
吸引されて、凝集物回収槽に回収される。このようにし
て連続的にタンク18内の汚泥水が凝集処理されてゆ
き、凝集物沈殿槽53の上端には、汚泥水の上澄みだけ
が滞留する。この上澄みは放流水貯容槽103へ流れ込
み放流される。また、この上澄みの一部は、ポンプ10
7の吸引力によって、汚泥水吸引パイプ17へ送られ、
汚泥水と混合され、ポンプ5によって搬送パイプ19か
ら上述の経路へ戻される。上澄みは、凝集剤を含有して
いるので、凝集効果を有しており、これを汚泥水と混合
することにより、凝集剤の投入量を減らすことができる
ようになる。
【0035】なお、凝集沈殿槽53に付着する凝集物
は、ポンプ103によって洗浄水を洗浄用ノズル99か
ら噴射させることによって洗い流す。
【0036】次に本発明の汚泥水処理装置1の他の実施
の形態について、図6、図7に基づいて説明する。本形
態の装置は、図1に示す装置のうち、混合搬送機構3だ
けが図6に示すような他の混合搬送機構30に変えられ
ている。図6では、図1に示す装置と同様な構成要素に
は、同じ符号を付して示してある。
【0037】混合搬送機構30は、先に説明した混合搬
送機構3と概略同様な構造を備えているが、混合搬送機
構3における凝集剤混合装置9の代わりに他の凝集剤混
合装置90が設けられている。この凝集剤混合装置90
は、図7に示すように密閉した撹拌容器59の中に、該
容器の上下両端で回転可能に支持されている回転軸61
を備え、この回転軸61に2枚の撹拌羽根63が取り付
けられている。
【0038】回転軸61の上端には、マグネット60を
内蔵した従動回転体62が回転軸61に固定されてい
る。撹拌容器59の天板65の上には、マグネット71
を内蔵する駆動回転体73がモータ67の駆動軸69に
取り付けられている。このような構成によって、駆動回
転体73が回転するとき、マグネット60、71同士の
吸引力により、従動回転体62が連動して回転するよう
になっている。
【0039】図6に示すように、搬送パイプ19の下流
端は撹拌容器59の側面下端に接続されており、撹拌容
器59の側面上端に流出パイプ33が接続されている。
なお図1の実施の形態と異なり、第3分岐管39の下流
端は凝集剤供給装置7よりも下流側の搬送パイプ19に
接続されており、これにより凝集剤供給装置7をバイパ
スするようになっている。また本形態では、搬送パイプ
19しか撹拌容器59に接続されていない。
【0040】このような構造を備える汚泥水処理装置1
では、上記実施の形態と同様に、搬送パイプ19内を流
れる汚泥水に凝集剤供給装置7から凝集剤が供給された
後、この汚泥水は撹拌容器59の下端から該容器内へ入
り込む。
【0041】撹拌容器59内では、マグネットの作用に
より、駆動回転体73の回転に連動して従動回転体62
が回転し、その結果、撹拌羽根63が回転している。こ
れにより撹拌容器59内へ入った汚泥水は強く撹拌され
て、汚泥水と凝集剤とが均等に混合されて汚泥水の凝集
物を生じる。凝集物は順次流出パイプ33内へ送り込ま
れ、図1の装置の場合同様に、最終的に凝集沈殿槽53
に溜められて、上澄みと分離される。
【0042】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、凝
集剤混合装置9または凝集剤混合装置90を複数設ける
構成としてもよく、また凝集剤混合装置9と凝集剤混合
装置90とを併用する構成としてもよい。この場合、凝
集剤混合装置9、凝集剤混合装置90は、直列に配置し
ても、並列に配置してもよい。
【0043】受け入れ部25を円形としているが、これ
は楕円形等の閉曲線で定義される形状であればよく、ま
た撹拌部27は、次第に縮径しながら下方へ延びるほぼ
逆円錐形に限らず、多角錐形で下方に向かって先細りす
る形状であってもよい。例えば図8に示す撹拌容器11
3のように、撹拌部117を八角形で、しかも下方に向
かって先細りする形状としてもよい。さらに、受入れ部
25の内周面にアングル形の乱流発生部材115を複数
配置して、乱流発生部材115及び傾斜円板28とによ
って、汚泥水の乱流の発生をより促進させる構成として
もよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、凝集剤混合装置が、水
平断面が円形の受け入れ部と、該受け入れ部から次第に
縮径しながら下方へ延びるほぼ逆円錐形の撹拌部とを備
えており、汚泥水の搬送パイプの下流端が、受け入れ部
の中心に対し偏寄して接続している。また第1分岐管
が、凝集剤供給装置と凝集剤混合装置との間における搬
送パイプから分岐して、その下流端が凝集剤混合装置の
撹拌部の下端に上向きに接続されている。
【0045】従って凝集剤の混合された汚泥水の一部
は、凝集剤混合装置の受け入れ部内に流れ込み、その内
面に沿って下方への螺旋状の流れを生じる。また他の汚
泥水は撹拌部の下端から真上方向へ向かって流れ込むた
め、螺旋状の流れと真上方向への流れとが撹拌部内で干
渉し合って激しい乱流を生じる。
【0046】その結果、受け入れ部から流入した汚泥水
と第1分岐管から流入した汚泥水とがよく混じり合い、
汚泥水と凝集剤とが確実に且つ均等に混合される。
【0047】また凝集剤供給装置と凝集剤混合装置との
間における搬送パイプから分岐して、その下流端が、ポ
ンプへ接続されている汚泥水吸引パイプに接続されてい
る第2分岐管を備えている場合には、第2分岐管を通っ
て汚泥水吸引パイプ内に戻された凝集剤を含む汚泥水
が、ポンプ内で強い撹拌を受けるため良く混合し合っ
て、汚泥水の凝集を促進させることができる。
【0048】更にポンプと凝集剤供給装置との間におけ
る搬送パイプから分岐して、その下流端が第1分岐管に
接続されている第3分岐管を備えている場合には、汚泥
水に凝集剤を加えない経路を提供できる。
【0049】更に搬送パイプを介して受け入れ部に供給
される汚泥水の量と、第1分岐管を介して撹拌部に供給
される汚泥水の量とを調整するために、搬送パイプ、第
1分岐管及び/又は第3分岐管に開度調節可能なバルブ
を備えている場合には、バルブの開度を調整して、受け
入れ部に供給される汚泥水の量と、第1分岐管を介して
撹拌部に供給される汚泥水の量との割合を調整して最適
な混合状態を達成することができる。
【0050】また凝集剤混合装置が、密閉された撹拌容
器、該撹拌容器内に設けられた撹拌軸、該撹拌軸に取り
付けられた撹拌羽根及びマグネットを収納した従動回転
体、および該従動回転体に隣接して前記撹拌容器の外側
に設けられたマグネットを収納した駆動回転体を備え、
該装置に搬送パイプの下流端が接続している場合には、
撹拌容器内を密閉したまま撹拌をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚泥水処理装置の1つの実施の形態の
全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の汚泥水処理装置うち混合搬送機構を示
す斜視図である。
【図3】本発明の汚泥水処理装置の凝集剤供給装置の近
傍の断面図である。
【図4】凝集剤混合装置を示す一部破断斜視図である。
【図5】凝集沈殿槽の内部構造を示す上面図である。
【図6】本発明の汚泥水処理装置の他の実施の形態の混
合搬送機構を示す斜視図である。
【図7】他の実施の形態の混合搬送機構の構造を示す側
断面図である。
【図8】他の実施の形態の撹拌容器の斜視図である。
【符号の説明】
1 汚泥水処理装置 3、30 混合搬送機構 5 ポンプ 7 凝集剤供給装置 9、90 凝集剤混合装置 11 キャスタ 13 基台 15 駆動モータ 17 汚泥水吸引パイプ 18 タンク 19 搬送パイプ 21 制御盤 25 受け入れ部 26 フランジ 27、117 撹拌部 28 傾斜円板 29 円周面 31 天面 33 流出パイプ 35 第1分岐管 37 第2分岐管 39 第3分岐管 41 第1バルブ 43 第2バルブ 44 第3バルブ 45 第4バルブ 47 第5バルブ 49 第6バルブ 51 第7バルブ 53 凝集沈殿槽 55 サイクロン 57 枝管 59、113 撹拌容器 60、71 マグネット 61 回転軸 62 従動回転体 63 撹拌羽根 65 天板 67 モータ 69 駆動軸 73 駆動回転体 83 ドライケース 85 吸引パイプ 87 フィン 89 ドライヤー 91 ホース 93 凝集物吸引パイプ 95 ポンプ 97 第8バルブ 99 洗浄用ノズル 101 洗浄パイプ 102 第9バルブ 103 放流水貯容槽 105 還流パイプ 107 ポンプ 109 第10バルブ 111 圧力計 115 乱流発生部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚泥水を搬送パイプ内へ搬送するためのポ
    ンプと、前記搬送パイプの途中に接続され、前記汚泥水
    の凝集剤を前記搬送パイプ内へ供給する凝集剤供給装置
    と、受け入れ部と該受け入れ部から下方へ向かって先細
    りする形状の撹拌部とを備えており、前記搬送パイプの
    下流端が、前記受け入れ部の中心に対し偏寄して接続し
    ている凝集剤混合装置と、前記凝集剤混合装置の受け入
    れ部の上部から延びる流出パイプに接続されている凝集
    沈殿槽と、前記凝集剤供給装置と前記凝集剤混合装置と
    の間における前記搬送パイプから分岐して、その下流端
    が前記凝集剤混合装置の撹拌部の下端に上向きに接続さ
    れている第1分岐管とを備えて成ることを特徴とする汚
    泥水処理装置。
  2. 【請求項2】前記凝集剤供給装置と前記凝集剤混合装置
    との間における前記搬送パイプから分岐して、その下流
    端が、前記ポンプへ接続されている汚泥水吸引パイプに
    接続されている第2分岐管を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の汚泥水処理装置。
  3. 【請求項3】前記ポンプと前記凝集剤供給装置との間に
    おける前記搬送パイプから分岐して、その下流端が前記
    第1分岐管に接続されている第3分岐管を備えているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の汚泥水処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記搬送パイプを介して前記受け入れ部に
    供給される汚泥水の量と、前記第1分岐管を介して前記
    撹拌部に供給される汚泥水の量とを調整するために、前
    記搬送パイプ、前記第1分岐管及び/又は前記第3分岐
    管に開度調節可能なバルブを備えていることを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の汚泥水処理装置。
  5. 【請求項5】汚泥水を搬送パイプ内へ搬送するためのポ
    ンプと、前記搬送パイプの途中に接続され、前記汚泥水
    の凝集剤を前記搬送パイプ内へ供給する凝集剤供給装置
    と、密閉された撹拌容器、該撹拌容器内に設けられた撹
    拌軸、該撹拌軸に取り付けられた撹拌羽根及びマグネッ
    トを収納した従動回転体、および該従動回転体に隣接し
    て前記撹拌容器の外側に設けられたマグネットを収納し
    た駆動回転体を備え、前記搬送パイプの下流端が接続し
    ている凝集剤混合装置と、前記凝集剤混合装置の上部か
    ら延びる流出パイプに接続されている凝集沈殿槽とを備
    えて成ることを特徴とする汚泥水処理装置。
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