JPH10166446A - 内張り材及びそのライニング方法 - Google Patents

内張り材及びそのライニング方法

Info

Publication number
JPH10166446A
JPH10166446A JP34453196A JP34453196A JPH10166446A JP H10166446 A JPH10166446 A JP H10166446A JP 34453196 A JP34453196 A JP 34453196A JP 34453196 A JP34453196 A JP 34453196A JP H10166446 A JPH10166446 A JP H10166446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
woven
plain
lining material
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34453196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Ikeda
新太郎 池田
Toru Fukusato
亨 福里
Kazuhiro Marubayashi
和弘 丸林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kokan Koji KK
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Koji KK filed Critical Nippon Kokan Koji KK
Priority to JP34453196A priority Critical patent/JPH10166446A/ja
Publication of JPH10166446A publication Critical patent/JPH10166446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多湿環境のもとでも安全に作業できるとともに
迅速な加熱硬化を行う。 【解決手段】非導電性フェルトシ−ト2と平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3からなる内張り材1の平織りカ−ボン織
布シ−ト3の一方の端部と他方の端部から一定距離離れ
た位置に2本の平行電極4a,4bを仮止めする。内張
り材1をパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側にな
るように巻回し、マンホ−ルから損傷部まで引き込む。
パッカ−5に圧力流体を供給して拡径し、内張り材1を
下水道本管の内面に押圧して電極4a,4bに低電圧を
印加し平織りカ−ボン織布シ−ト3を発熱させ、非導電
性フェルトシ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬
化させて下水道本管の損傷部にライニング層を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水道,上水
道,送油管その他あらゆる既設配管内の損傷や劣化して
いる部分に合成樹脂管を形成する内張り材及びそのライ
ニング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、下水道や上水道等の既設管の強度
補強や防食対策,漏水・浸水対策あるいは流量改善など
を目的として、既設管内面に合成樹脂管を形成するライ
ニング工法が脚光を浴びている。
【0003】従来のライニング工法で作業能率を高める
ために、例えば特開平2−155719号公報に示されている
ように、導電性を有する帯状の樹脂吸収層を利用した内
張り材が使用されている。この内張り材20は、図10
(a)に示すようにポリエステル製のフェルト材にカ−
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層21の上面両端部に銅線22a,22bを
絶縁テ−プで取付け、銅線22a,22bが取付けられ
た導電性を有する樹脂吸収層21の面にポリエステル製
のフェルト材からなる他の樹脂吸収層23を段違いに取
付け、導電性を有する樹脂吸収層21の両端部を絶縁テ
−プ24で絶縁してから、図9(b)に示すように、管
状に成形してテ−プ25で固定し、樹脂吸収層21,2
3に熱硬化性樹脂を含浸して形成している。そして、内
張り材20を加圧空気を利用して既設管内に反転挿入し
たのち、内張り材20の銅線22a,22bに通電して
カ−ボン繊維の発熱を利用して熱硬化性樹脂を直接加熱
して速やかに硬化させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記内張り材20によ
り管内面をライニングしたときに、通電電極である銅線
22a,22bがライニングした樹脂層内に取り残され
てしまい永久構造物となる。例えば下水道管の内面に形
成されたライニング層には外水圧により曲げ変形が加え
られるが、ライニング層に取り残された2本の銅線がラ
イニング層の曲げ強度や曲げ弾性率を低下させてしま
う。
【0005】また、ポリエステル製のフェルト材にカ−
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層は、カ−ボン短繊維間の接触抵抗が大き
く、導電性を有する樹脂吸収層全体の電気抵抗が大きく
なり、樹脂吸収層全体を発熱させて熱硬化性樹脂を加熱
硬化するためには必要な電流を得るためには、銅線間に
印加する電圧を高くしなければならない。例えば厚さが
0.2mm〜0.3mm,幅200mm,長さ500mmのカ−ボン
フェルトのみの長さ方向の両端に銅板を押圧して銅板間
の抵抗を測定したところ、抵抗値は15Ω以上になっり、
熱硬化性樹脂を加熱硬化するために必要とする60℃から
100℃にの表面温度に発熱するために必要な電流を得る
ためには75V以上の電圧を銅板間に印加しなければなら
なかった。これはカ−ボン短繊維間の接触抵抗が大きい
ためである。ポリエステル製のフェルト材にカ−ボン繊
維を混合した不織布の場合にはカ−ボン短繊維間の接触
抵抗がカ−ボンフェルトよりさらに大きくなり、銅線間
に印加する電圧はさらに高くしなければならない。
【0006】例えば下水道管内のように多湿環境のとこ
ろでは作業者の感電障害の発生を防止するために通電電
圧を低くする必要がある。例えば浴槽中の安全電圧は常
人でAC10Vとされ、労働安全衛生法では30Vが安全電
圧とされている。また、作業者の感電障害の発生を防止
するための危険接触電圧は日本においては規定されてい
ないがドイツでは65V、スイスでは50V、英国では40V
と規定されている。しかしながら、ポリエステル製のフ
ェルト材にカ−ボン繊維を混合した不織布からなる樹脂
吸収層を使用した内張り材においては電極となる銅線間
に75V以上の電圧を印加する必要があり、作業者の安全
上から問題があった。
【0007】さらに、樹脂吸収層として不織布だけを使
用した内張り材は一般に強度が低く、この強度を補強す
るために樹脂吸収層を厚くしなければならない。このよ
うに樹脂吸収層を厚くすると管内の有効断面積が減少
し、管内の流体抵抗が大きくなってしまう。
【0008】この発明はかかる短所を改善し、多湿環境
のもとでも安全に作業することができるとともに迅速な
加熱硬化を行うことができる内張り材とそのライニング
方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内張り材
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成されたことを特徴とする。
【0010】また、この発明に係る第2の内張り材は、
導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性
樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トを長手方向の一
方の端部で非導電性フェルトシ−トが導電性を有する平
織りカ−ボン織布シ−トより長くなるように段違いに張
り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段違いになった部
分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維
の織布シ−トを張り合わせたことを特徴とする。
【0011】この発明に係る内張り材のライニング方法
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成された内張り材の平織りカ−ボン織布シ−トの長
手方向の一方の端部と他方の端部から一定距離をおいた
位置に固有抵抗の小さな金属導体からなる電極を平行に
仮止めし、電極を仮止めした内張り材の両端部を重ね合
わせて流体圧で拡径するパッカ−表面に巻回し、上記パ
ッカ−を本管の補修部分まで移動した後、パッカ−内部
に加圧流体を供給してパッカ−を拡径して内張り材を本
管に押圧し、電極に低電圧の電圧を供給して加熱硬化性
樹脂を硬化することを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る他の内張り材のライ
ニング方法は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせた内張り材の
平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部に固有抵
抗の小さな金属導体からなる電極を平行に仮止めし、電
極を仮止めした内張り材の両端部を非導電性繊維の織布
シ−トが中間になるように重ね合わせて流体圧で拡径す
るパッカ−表面に巻回し、上記パッカ−を本管の補修部
分まで移動した後、パッカ−内部に加圧流体を供給して
パッカ−を拡径して内張り材を本管に押圧し、電極に低
電圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化することを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の内張り材は非導電性フ
ェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−トとの二層構造
となっている。非導電性フェルトシ−トはポリエステル
フェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和ポリエス
テル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬化ライニ
ング層となったときに必要な厚さを確保する。非導電性
フェルトシ−トの全長はライニングする既設管の内径よ
り一定長さだけ長く形成されている。平織りカ−ボン織
布シ−トは平織直交炭素繊維織布からなり、非導電性フ
ェルトシ−トと同じ幅と同じ長さを有し、非導電性フェ
ルトシ−トに張り合わされている。
【0014】この内張り材を使用して例えば下水道本管
の損傷部を補修するときは、平織りカ−ボン織布シ−ト
の一方の端部と他方の端部から一定距離離れた位置に銅
帯又はアルミニュ−ム帯からなる2本の平行電極を平織
りカ−ボン織布シ−トの幅全体にわたり糸等で位置決め
程度に仮止めする。この状態で内張り材を流体圧で拡径
するパッカ−にカ−ボン織布シ−トが内側になるように
巻回し、各電極に通電導線を接続する。そしてパッカ−
に巻回した内張り材をマンホ−ルから損傷部まで引き込
む。パッカ−を損傷部まで移動したら、パッカ−に圧力
流体を供給して拡径し、内張り材を下水道本管の内面に
押圧する。この押圧により各電極は平織りカ−ボン織布
シ−トに完全に密着し、各電極と平織りカ−ボン織布シ
−トとの接触抵抗を非常に小さくする。
【0015】この状態で電極に低電圧を印加して平織り
カ−ボン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布
シ−トを発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した
加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本管の損傷部
にライニング層を形成する。この加熱硬化性樹脂を加熱
硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織布シ−トは固
有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であり、電極の固有抵
抗が(1/106)Ω-cm程度であるから、平織りカ−ボ
ン織布シ−トの全面に電流を均一に流すことができる。
また、平織りカ−ボン織布シ−トの固有抵抗が(1/10
3)Ω-cm程度であるから、所定の電流を流すために必
要とする電圧を10V以下の低電圧にすることができ、下
水道本管のように多湿環境のところでも、作業者の感電
障害発生を防止することができる。
【0016】上記のように下水道本管の内面に内張り材
でライニング層を形成したのち、パッカ−内の加圧流体
を排出してからパッカ−と通電導線及び仮止めしてある
電極を回収し、ライニング層を非導電性フェルトシ−ト
と平織りカ−ボン織布シ−トだけで形成する。
【0017】また、内張り材としては、導電性を有する
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせても良い。そして内張り材をライニングする
ときは、平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部
に銅帯からなる2本の平行電極を仮止めし、非導電性繊
維の織布シ−トが中間になるように重ね合わせてパッカ
−表面に巻回し、電極間を非導電性繊維の織布シ−トと
平織りカ−ボン織布シ−トで絶縁して、多湿環境のとこ
ろでも電極間に短絡が生じることを確実に防ぐ。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の内張り材を示す
斜視図である。図に示すように、内張り材1は非導電性
フェルトシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3との二
層構造となっている。非導電性フェルトシ−ト2はポリ
エステルフェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和
ポリエステル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬
化ライニング層となったときに必要な厚さを確保する。
この非導電性フェルトシ−ト2の全長Lはライニングす
る既設管の内径より一定長さ、例えば10cm程度長く形
成されている。平織りカ−ボン織布シ−ト3は厚さが0.
1mm〜0.3mmの平織直交炭素繊維織布からなり、図1
に示すように非導電性フェルトシ−ト2と同じ幅と同じ
長さを有し、非導電性フェルトシ−ト2に張り合わされ
ている。
【0019】上記のように構成した内張り材1を使用し
て下水道本管の損傷部を補修するときは、図2に示すよ
うに、平織りカ−ボン織布シ−ト3の一方の端部と他方
の端部から一定距離L1、例えば両端の重ね合わせ代よ
り5cm程度離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム帯か
らなる2本の平行電極4a,4bを平織りカ−ボン織布
シ−ト3の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止め
する。この状態で図3の斜視図に示すように流体圧で拡
径するパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側になる
ように内張り材1を巻回し、電極4a,4bに通電導線
6a,6bを接続する。このパッカ−5に巻回した内張
り材1をマンホ−ルから下水道本管に挿入して、他方の
マンホ−ルから損傷部まで引き込む。このようにパッカ
−5を下水道本管に引き込むときに、パッカ−5に巻回
した内張り材1は重なり合った部分が非導電性フェルト
シ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂の粘性により軽く接
着しているから、引込み中にパッカ−5から離れること
なしに移動することができる。パッカ−5が損傷部まで
移動して、損傷部を覆うように位置決めしたら、図4の
側面断面図に示すように、パッカ−5に加圧流体供給装
置7から流体供給ホ−ス8を介して圧力流体を供給して
パッカ−5を拡径し、内張り材1を下水道本管9の内面
に押圧する。このように内張り材1を下水道本管9の内
面に押圧したときに2つの電極4a,4bはパッカ−5
の膨張力により、図5の部分断面図に示すように、平織
りカ−ボン織布シ−ト3に完全に密着し、電極4a,4
bと平織りカ−ボン織布シ−ト3との接触抵抗を非常に
小さくすることができる。また、2つの電極4a,4b
は非導電性フェルトシ−ト2により絶縁されているか
ら、電極4a,4bに電圧を印加しても短絡することな
く、平織りカ−ボン織布シ−ト3全体に電流を流すこと
ができる。
【0020】この状態で電極4a,4bに接続した通電
導線6a,6bに電源装置10から低電圧を印加して平
織りカ−ボン織布シ−ト3に電流を流し、平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3を発熱させ、非導電性フェルトシ−ト2
に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本
管9の損傷部にライニング層を形成する。この加熱硬化
性樹脂を加熱硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織
布シ−ト3は固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であ
り、電極4a,4bの固有抵抗が(1/106)Ω-cm程
度であるから、平織りカ−ボン織布シ−ト3の全面に電
流を均一に流すことができる。また、平織りカ−ボン織
布シ−ト3の固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度である
から、例えば幅が500mm、長さが800mmの内張り材1
に16A程度の電流を流すために必要とする電圧は10V以
下の低電圧で良く、下水道本管9のように多湿環境のと
ころでも、作業者の感電障害発生を防止することができ
安全に作業を行うことができる。
【0021】例えば幅が500mm、長さが800mmの内張
り材1に16A程度の電流を流したときに、1分以内で平
織りカ−ボン織布シ−ト3の全面が60℃〜100℃に達
し、非導電性フェルトシ−ト2に含浸したエポキシ樹脂
を30分程度で加熱硬化することができ、パッカ−5に温
水を供給して間接的に加熱する場合と比べて1/2の時
間で樹脂を加熱硬化することができた。
【0022】さらに、形成されたライニング層は非導電
性フェルトシ−ト2により一定厚さに形成されていると
ともに、内面には高強度な平織りカ−ボン織布シ−ト3
があるから、耐曲げ変形が飛躍的に向上し、下水道管の
ように地下水による外圧が加えられるような環境でも安
定して使用することができる。また、内面に高強度な平
織りカ−ボン織布シ−ト3があるから、フェルト層単体
のライニング層と比べて厚さを薄くすることができ、下
水等に対する抵抗を減らして下水等を円滑に流すことが
できる。
【0023】上記のように下水道本管9の内面に内張り
材1でライニング層を形成したのち、パッカ−5内の加
圧流体を排出してからパッカ−5と通電導線6a,6b
を回収する。この通電導線6a,6bを回収するとき
に、内張り材1に仮止めしてある電極4a,4bも同時
に回収することができ、ライニング層を非導電性フェル
トシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3だけで形成す
ることができる。
【0024】上記実施例は非導電性フェルトシ−ト2の
全面に平織りカ−ボン織布シ−ト3を張り合わせた場合
について説明したが、図6の斜視図に示すように、電極
4bを取り付ける位置より長さL1の先端部には平織り
カ−ボン織布シ−ト3を張り合わせなくても上記実施例
と同様な作用,効果を奏することができる。
【0025】また、上記各実施例は非導電性フェルトシ
−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3とからなる内張り
材1を使用した場合について説明したが、図7の斜視図
に示すように、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
ト3と加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−
ト2を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−ト
2が平織りカ−ボン織布シ−ト3より一定長さL2、例
えば5cm程度長くなるように段違いに張り合わせ、非
導電性フェルトシ−ト3の段違いになった部分に、非導
電性繊維の織布シ−ト11を平織りカ−ボン織布シ−ト
2と連続して張り合わせた内張り材1aを使用しても良
い。ここで非導電性繊維の織布シ−ト11は平織りカ−
ボン織布シ−ト2と連続して張り合わされたときに、非
導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3、例え
ば10cm程度長くなるように形成されている。
【0026】この内張り材1aをライニングするとき
は、図7の斜視図に示すように、平織りカ−ボン織布シ
−ト2の長手方向の両端部に銅帯又はアルミニュ−ム帯
からなる2本の平行電極4a,4bを仮止めし、電極4
a,4bを仮止めした内張り材1aの両端部を非導電性
繊維の織布シ−ト11が中間になるように重ね合わせて
流体圧で拡径するパッカ−5表面に巻回し、パッカ−5
を下水道本管9の補修部分まで移動した後、パッカ−5
内部に加圧流体を供給してパッカ−5を拡径して内張り
材1aを下水道本管9に押圧し、電極4a,4bに低電
圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化する。この電
極4a,4bに電圧を印加するときに、図8の部分断面
図に示すように、電極4a,4bが非導電性繊維の織布
シ−ト11と平織りカ−ボン織布シ−ト2で絶縁されて
いるから、多湿環境のところでも電極4a,4b間で短
絡が生じることを確実に防ぐことができる。
【0027】上記実施例は非導電性繊維の織布シ−ト1
1が非導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3
だけ長くなるように形成した場合について説明したが、
非導電性繊維の織布シ−ト11の端部が非導電性フェル
トシ−ト2の端部と一致するようにしても良い。
【0028】また、平織りカ−ボン織布シ−ト2の黒色
をマスキングするために、図9の斜視図に示すように、
平織りカ−ボン織布シ−ト2の電極4a,4bを取り付
ける部分を除いて白色系の例えばポリエステルツフェル
ト樹脂やガラス系織布からなるマスキングシ−ト12を
張り合わせた3層構造の内張り材1bを使用しても良
い。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、内張り
材は非導電性フェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−
トとの二層構造で形成し、既設管の損傷部を補修すると
きは、平織りカ−ボン織布シ−トの一方の端部と他方の
端部から一定距離離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム
帯からなる2本の平行電極を平織りカ−ボン織布シ−ト
の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止めし、この
状態で内張り材を流体圧で拡径するパッカ−にカ−ボン
織布シ−トが内側になるように巻回し、パッカ−に巻回
した内張り材を損傷部まで引きにでから、パッカ−に圧
力流体を供給して拡径し、内張り材を既設管の内面に押
圧して、各電極を平織りカ−ボン織布シ−トに完全に密
着させるようにしたから、各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触抵抗を非常に小さくすることができ、電
極間に電流を流したときに各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触が異常に温度上昇することを防止でき
る。
【0030】また、2つの電極は非導電性フェルトシ−
トにより絶縁されているから、電極に電圧を印加しても
短絡することなく、平織りカ−ボン織布シ−ト全体に電
流を流すことができる。
【0031】また、電極に電圧を印加して平織りカ−ボ
ン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布シ−ト
を発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した加熱硬
化性樹脂を直接加熱して硬化させるから、加熱硬化性樹
脂を短時間で硬化させることができ、作業時間を大幅に
短縮することができる。
【0032】また、平織りカ−ボン織布シ−トの固有抵
抗が(1/103)Ω-cm程度であるから、所定の電流を
流すために必要とする電圧を10V以下の低電圧にするこ
とができ、下水道本管のように多湿環境のところでも、
作業者の感電障害発生を防止することができる。
【0033】また、内張り材としては、導電性を有する
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせた内張り材を使用し、平織りカ−ボン織布シ
−トの長手方向の両端部に銅帯等からなる2本の平行電
極を仮止めし、非導電性繊維の織布シ−トが中間になる
ように重ね合わせてパッカ−表面に巻回すことにより、
電極間を非導電性繊維の織布シ−トと平織りカ−ボン織
布シ−トで絶縁することができ、多湿環境のところでも
電極間に短絡が生じることを確実に防ぐことができ、安
全に作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の内張り材を示す斜視図であ
る。
【図2】上記内張り材に電極を取り付けた状態を示す斜
視図である。
【図3】上記内張り材をパッカ−に巻き付けた状態を示
す斜視図である。
【図4】上記内張り材を下水道本管に固定した状態を示
す側面断面図である。
【図5】上記内張り材を下水道本管に押圧した状態を示
す部分断面図である。
【図6】第2の内張り材を示す斜視図である。
【図7】第3の内張り材を示す斜視図である。
【図8】第3の内張り材を下水道本管に押圧した状態を
示す部分断面図である。
【図9】第4の内張り材を示す斜視図である。
【図10】従来例の内張り材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 内張り材 2 非導電性フェルトシ−ト 3 平織りカ−ボン織布シ−ト 4 電極 5 パッカ− 11 非導電性繊維の織布シ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸林 和弘 神奈川県茅ヶ崎市柳島2−1−60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
    トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
    の二層構造で形成されたことを特徴とする内張り材。
  2. 【請求項2】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
    トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
    を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
    電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
    うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
    違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
    て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせたことを特徴
    とする内張り材。
  3. 【請求項3】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
    トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
    の二層構造で形成された内張り材の平織りカ−ボン織布
    シ−トの長手方向の一方の端部と他方の端部から一定距
    離をおいた位置に固有抵抗の小さな金属導体からなる電
    極を平行に仮止めし、電極を仮止めした内張り材の両端
    部を重ね合わせて流体圧で拡径するパッカ−表面に巻回
    し、上記パッカ−を本管の補修部分まで移動した後、パ
    ッカ−内部に加圧流体を供給してパッカ−を拡径して内
    張り材を本管に押圧し、電極に低電圧の電圧を供給して
    加熱硬化性樹脂を硬化することを特徴とする内張り材の
    ライニング方法。
  4. 【請求項4】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
    トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
    を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
    電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
    うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
    違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
    て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせた内張り材の
    平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部に固有抵
    抗の小さな金属導体からなる電極を平行に仮止めし、電
    極を仮止めした内張り材の両端部を非導電性繊維の織布
    シ−トが中間になるように重ね合わせて流体圧で拡径す
    るパッカ−表面に巻回し、上記パッカ−を本管の補修部
    分まで移動した後、パッカ−内部に加圧流体を供給して
    パッカ−を拡径して内張り材を本管に押圧し、電極に低
    電圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化することを
    特徴とする内張り材のライニング方法。
JP34453196A 1996-12-10 1996-12-10 内張り材及びそのライニング方法 Pending JPH10166446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34453196A JPH10166446A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 内張り材及びそのライニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34453196A JPH10166446A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 内張り材及びそのライニング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10166446A true JPH10166446A (ja) 1998-06-23

Family

ID=18370005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34453196A Pending JPH10166446A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 内張り材及びそのライニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10166446A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030012435A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 박기종 합성수지관용 보수판
KR20030012436A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 박기종 합성수지관의 수밀벨트용 연결판
KR100957846B1 (ko) * 2008-01-17 2010-05-14 봉화토건 합자회사 배관 보수 장치 및 그 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030012435A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 박기종 합성수지관용 보수판
KR20030012436A (ko) * 2001-08-01 2003-02-12 박기종 합성수지관의 수밀벨트용 연결판
KR100957846B1 (ko) * 2008-01-17 2010-05-14 봉화토건 합자회사 배관 보수 장치 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5010440A (en) Pipe liner having electrically conductive wires for hardening and electrostatic build-up prevention
US2938992A (en) Heaters using conductive woven tapes
US6426489B1 (en) Flat resistance heating element
CN101277556A (zh) 电热装置和使用该电热装置的管路衬里施工方法
JPH07302683A (ja) 面状発熱体とその製造方法
US4497760A (en) Cable sheath repair method
JPH10166446A (ja) 内張り材及びそのライニング方法
KR101734378B1 (ko) 탄소직물 면상 발열체의 제조 방법 및 상기 방법에 의해 제조되는 탄소직물 면상 발열체
JP2635736B2 (ja) 管路補修工法
JP2007174816A (ja) 回転電機の固定子、およびその製造方法
CN114001208A (zh) 管道系统
CN104411899B (zh) 加热并连接沥青或合成膜片材的装置及其沥青或合成膜
JP2002316118A (ja) 遮水シートの端部処理構造
KR102325068B1 (ko) 발열 매트 및 이의 제조 장치
JP2857428B2 (ja) 管路をその内面から部分補修する装置
KR100422095B1 (ko) 가요성 불연면제어 면발열체
JP2001023453A (ja) ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル
JP7022298B2 (ja) コイル装置の製造方法
JP3954120B2 (ja) 既設管渠内面を被覆するライニング材および該ライニング材から形成されたライニング層を備えた管渠
US9034778B2 (en) Fail safe protective wrapping
KR200195313Y1 (ko) 면상발열체를 이용한 온열매트
KR200420142Y1 (ko) 보호막을 가진 면상발열체
KR200237093Y1 (ko) 절연용 테이프 구조
JP2023019270A (ja) ヒート管及びその製造方法
JPH0590926U (ja) 変圧器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02