JPH10166446A - 内張り材及びそのライニング方法 - Google Patents
内張り材及びそのライニング方法Info
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- JPH10166446A JPH10166446A JP34453196A JP34453196A JPH10166446A JP H10166446 A JPH10166446 A JP H10166446A JP 34453196 A JP34453196 A JP 34453196A JP 34453196 A JP34453196 A JP 34453196A JP H10166446 A JPH10166446 A JP H10166446A
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多湿環境のもとでも安全に作業できるとともに
迅速な加熱硬化を行う。 【解決手段】非導電性フェルトシ−ト2と平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3からなる内張り材1の平織りカ−ボン織
布シ−ト3の一方の端部と他方の端部から一定距離離れ
た位置に2本の平行電極4a,4bを仮止めする。内張
り材1をパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側にな
るように巻回し、マンホ−ルから損傷部まで引き込む。
パッカ−5に圧力流体を供給して拡径し、内張り材1を
下水道本管の内面に押圧して電極4a,4bに低電圧を
印加し平織りカ−ボン織布シ−ト3を発熱させ、非導電
性フェルトシ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬
化させて下水道本管の損傷部にライニング層を形成す
る。
迅速な加熱硬化を行う。 【解決手段】非導電性フェルトシ−ト2と平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3からなる内張り材1の平織りカ−ボン織
布シ−ト3の一方の端部と他方の端部から一定距離離れ
た位置に2本の平行電極4a,4bを仮止めする。内張
り材1をパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側にな
るように巻回し、マンホ−ルから損傷部まで引き込む。
パッカ−5に圧力流体を供給して拡径し、内張り材1を
下水道本管の内面に押圧して電極4a,4bに低電圧を
印加し平織りカ−ボン織布シ−ト3を発熱させ、非導電
性フェルトシ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬
化させて下水道本管の損傷部にライニング層を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水道,上水
道,送油管その他あらゆる既設配管内の損傷や劣化して
いる部分に合成樹脂管を形成する内張り材及びそのライ
ニング方法に関するものである。
道,送油管その他あらゆる既設配管内の損傷や劣化して
いる部分に合成樹脂管を形成する内張り材及びそのライ
ニング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、下水道や上水道等の既設管の強度
補強や防食対策,漏水・浸水対策あるいは流量改善など
を目的として、既設管内面に合成樹脂管を形成するライ
ニング工法が脚光を浴びている。
補強や防食対策,漏水・浸水対策あるいは流量改善など
を目的として、既設管内面に合成樹脂管を形成するライ
ニング工法が脚光を浴びている。
【0003】従来のライニング工法で作業能率を高める
ために、例えば特開平2−155719号公報に示されている
ように、導電性を有する帯状の樹脂吸収層を利用した内
張り材が使用されている。この内張り材20は、図10
(a)に示すようにポリエステル製のフェルト材にカ−
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層21の上面両端部に銅線22a,22bを
絶縁テ−プで取付け、銅線22a,22bが取付けられ
た導電性を有する樹脂吸収層21の面にポリエステル製
のフェルト材からなる他の樹脂吸収層23を段違いに取
付け、導電性を有する樹脂吸収層21の両端部を絶縁テ
−プ24で絶縁してから、図9(b)に示すように、管
状に成形してテ−プ25で固定し、樹脂吸収層21,2
3に熱硬化性樹脂を含浸して形成している。そして、内
張り材20を加圧空気を利用して既設管内に反転挿入し
たのち、内張り材20の銅線22a,22bに通電して
カ−ボン繊維の発熱を利用して熱硬化性樹脂を直接加熱
して速やかに硬化させるようにしている。
ために、例えば特開平2−155719号公報に示されている
ように、導電性を有する帯状の樹脂吸収層を利用した内
張り材が使用されている。この内張り材20は、図10
(a)に示すようにポリエステル製のフェルト材にカ−
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層21の上面両端部に銅線22a,22bを
絶縁テ−プで取付け、銅線22a,22bが取付けられ
た導電性を有する樹脂吸収層21の面にポリエステル製
のフェルト材からなる他の樹脂吸収層23を段違いに取
付け、導電性を有する樹脂吸収層21の両端部を絶縁テ
−プ24で絶縁してから、図9(b)に示すように、管
状に成形してテ−プ25で固定し、樹脂吸収層21,2
3に熱硬化性樹脂を含浸して形成している。そして、内
張り材20を加圧空気を利用して既設管内に反転挿入し
たのち、内張り材20の銅線22a,22bに通電して
カ−ボン繊維の発熱を利用して熱硬化性樹脂を直接加熱
して速やかに硬化させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記内張り材20によ
り管内面をライニングしたときに、通電電極である銅線
22a,22bがライニングした樹脂層内に取り残され
てしまい永久構造物となる。例えば下水道管の内面に形
成されたライニング層には外水圧により曲げ変形が加え
られるが、ライニング層に取り残された2本の銅線がラ
イニング層の曲げ強度や曲げ弾性率を低下させてしま
う。
り管内面をライニングしたときに、通電電極である銅線
22a,22bがライニングした樹脂層内に取り残され
てしまい永久構造物となる。例えば下水道管の内面に形
成されたライニング層には外水圧により曲げ変形が加え
られるが、ライニング層に取り残された2本の銅線がラ
イニング層の曲げ強度や曲げ弾性率を低下させてしま
う。
【0005】また、ポリエステル製のフェルト材にカ−
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層は、カ−ボン短繊維間の接触抵抗が大き
く、導電性を有する樹脂吸収層全体の電気抵抗が大きく
なり、樹脂吸収層全体を発熱させて熱硬化性樹脂を加熱
硬化するためには必要な電流を得るためには、銅線間に
印加する電圧を高くしなければならない。例えば厚さが
0.2mm〜0.3mm,幅200mm,長さ500mmのカ−ボン
フェルトのみの長さ方向の両端に銅板を押圧して銅板間
の抵抗を測定したところ、抵抗値は15Ω以上になっり、
熱硬化性樹脂を加熱硬化するために必要とする60℃から
100℃にの表面温度に発熱するために必要な電流を得る
ためには75V以上の電圧を銅板間に印加しなければなら
なかった。これはカ−ボン短繊維間の接触抵抗が大きい
ためである。ポリエステル製のフェルト材にカ−ボン繊
維を混合した不織布の場合にはカ−ボン短繊維間の接触
抵抗がカ−ボンフェルトよりさらに大きくなり、銅線間
に印加する電圧はさらに高くしなければならない。
ボン繊維を混合した不織布からなる導電性を有する帯状
の樹脂吸収層は、カ−ボン短繊維間の接触抵抗が大き
く、導電性を有する樹脂吸収層全体の電気抵抗が大きく
なり、樹脂吸収層全体を発熱させて熱硬化性樹脂を加熱
硬化するためには必要な電流を得るためには、銅線間に
印加する電圧を高くしなければならない。例えば厚さが
0.2mm〜0.3mm,幅200mm,長さ500mmのカ−ボン
フェルトのみの長さ方向の両端に銅板を押圧して銅板間
の抵抗を測定したところ、抵抗値は15Ω以上になっり、
熱硬化性樹脂を加熱硬化するために必要とする60℃から
100℃にの表面温度に発熱するために必要な電流を得る
ためには75V以上の電圧を銅板間に印加しなければなら
なかった。これはカ−ボン短繊維間の接触抵抗が大きい
ためである。ポリエステル製のフェルト材にカ−ボン繊
維を混合した不織布の場合にはカ−ボン短繊維間の接触
抵抗がカ−ボンフェルトよりさらに大きくなり、銅線間
に印加する電圧はさらに高くしなければならない。
【0006】例えば下水道管内のように多湿環境のとこ
ろでは作業者の感電障害の発生を防止するために通電電
圧を低くする必要がある。例えば浴槽中の安全電圧は常
人でAC10Vとされ、労働安全衛生法では30Vが安全電
圧とされている。また、作業者の感電障害の発生を防止
するための危険接触電圧は日本においては規定されてい
ないがドイツでは65V、スイスでは50V、英国では40V
と規定されている。しかしながら、ポリエステル製のフ
ェルト材にカ−ボン繊維を混合した不織布からなる樹脂
吸収層を使用した内張り材においては電極となる銅線間
に75V以上の電圧を印加する必要があり、作業者の安全
上から問題があった。
ろでは作業者の感電障害の発生を防止するために通電電
圧を低くする必要がある。例えば浴槽中の安全電圧は常
人でAC10Vとされ、労働安全衛生法では30Vが安全電
圧とされている。また、作業者の感電障害の発生を防止
するための危険接触電圧は日本においては規定されてい
ないがドイツでは65V、スイスでは50V、英国では40V
と規定されている。しかしながら、ポリエステル製のフ
ェルト材にカ−ボン繊維を混合した不織布からなる樹脂
吸収層を使用した内張り材においては電極となる銅線間
に75V以上の電圧を印加する必要があり、作業者の安全
上から問題があった。
【0007】さらに、樹脂吸収層として不織布だけを使
用した内張り材は一般に強度が低く、この強度を補強す
るために樹脂吸収層を厚くしなければならない。このよ
うに樹脂吸収層を厚くすると管内の有効断面積が減少
し、管内の流体抵抗が大きくなってしまう。
用した内張り材は一般に強度が低く、この強度を補強す
るために樹脂吸収層を厚くしなければならない。このよ
うに樹脂吸収層を厚くすると管内の有効断面積が減少
し、管内の流体抵抗が大きくなってしまう。
【0008】この発明はかかる短所を改善し、多湿環境
のもとでも安全に作業することができるとともに迅速な
加熱硬化を行うことができる内張り材とそのライニング
方法を提供することを目的とするものである。
のもとでも安全に作業することができるとともに迅速な
加熱硬化を行うことができる内張り材とそのライニング
方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内張り材
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成されたことを特徴とする。
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成されたことを特徴とする。
【0010】また、この発明に係る第2の内張り材は、
導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性
樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トを長手方向の一
方の端部で非導電性フェルトシ−トが導電性を有する平
織りカ−ボン織布シ−トより長くなるように段違いに張
り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段違いになった部
分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維
の織布シ−トを張り合わせたことを特徴とする。
導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性
樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トを長手方向の一
方の端部で非導電性フェルトシ−トが導電性を有する平
織りカ−ボン織布シ−トより長くなるように段違いに張
り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段違いになった部
分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維
の織布シ−トを張り合わせたことを特徴とする。
【0011】この発明に係る内張り材のライニング方法
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成された内張り材の平織りカ−ボン織布シ−トの長
手方向の一方の端部と他方の端部から一定距離をおいた
位置に固有抵抗の小さな金属導体からなる電極を平行に
仮止めし、電極を仮止めした内張り材の両端部を重ね合
わせて流体圧で拡径するパッカ−表面に巻回し、上記パ
ッカ−を本管の補修部分まで移動した後、パッカ−内部
に加圧流体を供給してパッカ−を拡径して内張り材を本
管に押圧し、電極に低電圧の電圧を供給して加熱硬化性
樹脂を硬化することを特徴とする。
は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬
化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−トの二層構造
で形成された内張り材の平織りカ−ボン織布シ−トの長
手方向の一方の端部と他方の端部から一定距離をおいた
位置に固有抵抗の小さな金属導体からなる電極を平行に
仮止めし、電極を仮止めした内張り材の両端部を重ね合
わせて流体圧で拡径するパッカ−表面に巻回し、上記パ
ッカ−を本管の補修部分まで移動した後、パッカ−内部
に加圧流体を供給してパッカ−を拡径して内張り材を本
管に押圧し、電極に低電圧の電圧を供給して加熱硬化性
樹脂を硬化することを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る他の内張り材のライ
ニング方法は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせた内張り材の
平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部に固有抵
抗の小さな金属導体からなる電極を平行に仮止めし、電
極を仮止めした内張り材の両端部を非導電性繊維の織布
シ−トが中間になるように重ね合わせて流体圧で拡径す
るパッカ−表面に巻回し、上記パッカ−を本管の補修部
分まで移動した後、パッカ−内部に加圧流体を供給して
パッカ−を拡径して内張り材を本管に押圧し、電極に低
電圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化することを
特徴とする。
ニング方法は、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせた内張り材の
平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部に固有抵
抗の小さな金属導体からなる電極を平行に仮止めし、電
極を仮止めした内張り材の両端部を非導電性繊維の織布
シ−トが中間になるように重ね合わせて流体圧で拡径す
るパッカ−表面に巻回し、上記パッカ−を本管の補修部
分まで移動した後、パッカ−内部に加圧流体を供給して
パッカ−を拡径して内張り材を本管に押圧し、電極に低
電圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化することを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の内張り材は非導電性フ
ェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−トとの二層構造
となっている。非導電性フェルトシ−トはポリエステル
フェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和ポリエス
テル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬化ライニ
ング層となったときに必要な厚さを確保する。非導電性
フェルトシ−トの全長はライニングする既設管の内径よ
り一定長さだけ長く形成されている。平織りカ−ボン織
布シ−トは平織直交炭素繊維織布からなり、非導電性フ
ェルトシ−トと同じ幅と同じ長さを有し、非導電性フェ
ルトシ−トに張り合わされている。
ェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−トとの二層構造
となっている。非導電性フェルトシ−トはポリエステル
フェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和ポリエス
テル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬化ライニ
ング層となったときに必要な厚さを確保する。非導電性
フェルトシ−トの全長はライニングする既設管の内径よ
り一定長さだけ長く形成されている。平織りカ−ボン織
布シ−トは平織直交炭素繊維織布からなり、非導電性フ
ェルトシ−トと同じ幅と同じ長さを有し、非導電性フェ
ルトシ−トに張り合わされている。
【0014】この内張り材を使用して例えば下水道本管
の損傷部を補修するときは、平織りカ−ボン織布シ−ト
の一方の端部と他方の端部から一定距離離れた位置に銅
帯又はアルミニュ−ム帯からなる2本の平行電極を平織
りカ−ボン織布シ−トの幅全体にわたり糸等で位置決め
程度に仮止めする。この状態で内張り材を流体圧で拡径
するパッカ−にカ−ボン織布シ−トが内側になるように
巻回し、各電極に通電導線を接続する。そしてパッカ−
に巻回した内張り材をマンホ−ルから損傷部まで引き込
む。パッカ−を損傷部まで移動したら、パッカ−に圧力
流体を供給して拡径し、内張り材を下水道本管の内面に
押圧する。この押圧により各電極は平織りカ−ボン織布
シ−トに完全に密着し、各電極と平織りカ−ボン織布シ
−トとの接触抵抗を非常に小さくする。
の損傷部を補修するときは、平織りカ−ボン織布シ−ト
の一方の端部と他方の端部から一定距離離れた位置に銅
帯又はアルミニュ−ム帯からなる2本の平行電極を平織
りカ−ボン織布シ−トの幅全体にわたり糸等で位置決め
程度に仮止めする。この状態で内張り材を流体圧で拡径
するパッカ−にカ−ボン織布シ−トが内側になるように
巻回し、各電極に通電導線を接続する。そしてパッカ−
に巻回した内張り材をマンホ−ルから損傷部まで引き込
む。パッカ−を損傷部まで移動したら、パッカ−に圧力
流体を供給して拡径し、内張り材を下水道本管の内面に
押圧する。この押圧により各電極は平織りカ−ボン織布
シ−トに完全に密着し、各電極と平織りカ−ボン織布シ
−トとの接触抵抗を非常に小さくする。
【0015】この状態で電極に低電圧を印加して平織り
カ−ボン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布
シ−トを発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した
加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本管の損傷部
にライニング層を形成する。この加熱硬化性樹脂を加熱
硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織布シ−トは固
有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であり、電極の固有抵
抗が(1/106)Ω-cm程度であるから、平織りカ−ボ
ン織布シ−トの全面に電流を均一に流すことができる。
また、平織りカ−ボン織布シ−トの固有抵抗が(1/10
3)Ω-cm程度であるから、所定の電流を流すために必
要とする電圧を10V以下の低電圧にすることができ、下
水道本管のように多湿環境のところでも、作業者の感電
障害発生を防止することができる。
カ−ボン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布
シ−トを発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した
加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本管の損傷部
にライニング層を形成する。この加熱硬化性樹脂を加熱
硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織布シ−トは固
有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であり、電極の固有抵
抗が(1/106)Ω-cm程度であるから、平織りカ−ボ
ン織布シ−トの全面に電流を均一に流すことができる。
また、平織りカ−ボン織布シ−トの固有抵抗が(1/10
3)Ω-cm程度であるから、所定の電流を流すために必
要とする電圧を10V以下の低電圧にすることができ、下
水道本管のように多湿環境のところでも、作業者の感電
障害発生を防止することができる。
【0016】上記のように下水道本管の内面に内張り材
でライニング層を形成したのち、パッカ−内の加圧流体
を排出してからパッカ−と通電導線及び仮止めしてある
電極を回収し、ライニング層を非導電性フェルトシ−ト
と平織りカ−ボン織布シ−トだけで形成する。
でライニング層を形成したのち、パッカ−内の加圧流体
を排出してからパッカ−と通電導線及び仮止めしてある
電極を回収し、ライニング層を非導電性フェルトシ−ト
と平織りカ−ボン織布シ−トだけで形成する。
【0017】また、内張り材としては、導電性を有する
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせても良い。そして内張り材をライニングする
ときは、平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部
に銅帯からなる2本の平行電極を仮止めし、非導電性繊
維の織布シ−トが中間になるように重ね合わせてパッカ
−表面に巻回し、電極間を非導電性繊維の織布シ−トと
平織りカ−ボン織布シ−トで絶縁して、多湿環境のとこ
ろでも電極間に短絡が生じることを確実に防ぐ。
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせても良い。そして内張り材をライニングする
ときは、平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部
に銅帯からなる2本の平行電極を仮止めし、非導電性繊
維の織布シ−トが中間になるように重ね合わせてパッカ
−表面に巻回し、電極間を非導電性繊維の織布シ−トと
平織りカ−ボン織布シ−トで絶縁して、多湿環境のとこ
ろでも電極間に短絡が生じることを確実に防ぐ。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の内張り材を示す
斜視図である。図に示すように、内張り材1は非導電性
フェルトシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3との二
層構造となっている。非導電性フェルトシ−ト2はポリ
エステルフェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和
ポリエステル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬
化ライニング層となったときに必要な厚さを確保する。
この非導電性フェルトシ−ト2の全長Lはライニングす
る既設管の内径より一定長さ、例えば10cm程度長く形
成されている。平織りカ−ボン織布シ−ト3は厚さが0.
1mm〜0.3mmの平織直交炭素繊維織布からなり、図1
に示すように非導電性フェルトシ−ト2と同じ幅と同じ
長さを有し、非導電性フェルトシ−ト2に張り合わされ
ている。
斜視図である。図に示すように、内張り材1は非導電性
フェルトシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3との二
層構造となっている。非導電性フェルトシ−ト2はポリ
エステルフェルト等からなり、エポキシ樹脂系や不飽和
ポリエステル樹脂系等の加熱硬化性樹脂が含浸され、硬
化ライニング層となったときに必要な厚さを確保する。
この非導電性フェルトシ−ト2の全長Lはライニングす
る既設管の内径より一定長さ、例えば10cm程度長く形
成されている。平織りカ−ボン織布シ−ト3は厚さが0.
1mm〜0.3mmの平織直交炭素繊維織布からなり、図1
に示すように非導電性フェルトシ−ト2と同じ幅と同じ
長さを有し、非導電性フェルトシ−ト2に張り合わされ
ている。
【0019】上記のように構成した内張り材1を使用し
て下水道本管の損傷部を補修するときは、図2に示すよ
うに、平織りカ−ボン織布シ−ト3の一方の端部と他方
の端部から一定距離L1、例えば両端の重ね合わせ代よ
り5cm程度離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム帯か
らなる2本の平行電極4a,4bを平織りカ−ボン織布
シ−ト3の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止め
する。この状態で図3の斜視図に示すように流体圧で拡
径するパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側になる
ように内張り材1を巻回し、電極4a,4bに通電導線
6a,6bを接続する。このパッカ−5に巻回した内張
り材1をマンホ−ルから下水道本管に挿入して、他方の
マンホ−ルから損傷部まで引き込む。このようにパッカ
−5を下水道本管に引き込むときに、パッカ−5に巻回
した内張り材1は重なり合った部分が非導電性フェルト
シ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂の粘性により軽く接
着しているから、引込み中にパッカ−5から離れること
なしに移動することができる。パッカ−5が損傷部まで
移動して、損傷部を覆うように位置決めしたら、図4の
側面断面図に示すように、パッカ−5に加圧流体供給装
置7から流体供給ホ−ス8を介して圧力流体を供給して
パッカ−5を拡径し、内張り材1を下水道本管9の内面
に押圧する。このように内張り材1を下水道本管9の内
面に押圧したときに2つの電極4a,4bはパッカ−5
の膨張力により、図5の部分断面図に示すように、平織
りカ−ボン織布シ−ト3に完全に密着し、電極4a,4
bと平織りカ−ボン織布シ−ト3との接触抵抗を非常に
小さくすることができる。また、2つの電極4a,4b
は非導電性フェルトシ−ト2により絶縁されているか
ら、電極4a,4bに電圧を印加しても短絡することな
く、平織りカ−ボン織布シ−ト3全体に電流を流すこと
ができる。
て下水道本管の損傷部を補修するときは、図2に示すよ
うに、平織りカ−ボン織布シ−ト3の一方の端部と他方
の端部から一定距離L1、例えば両端の重ね合わせ代よ
り5cm程度離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム帯か
らなる2本の平行電極4a,4bを平織りカ−ボン織布
シ−ト3の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止め
する。この状態で図3の斜視図に示すように流体圧で拡
径するパッカ−5にカ−ボン織布シ−ト3が内側になる
ように内張り材1を巻回し、電極4a,4bに通電導線
6a,6bを接続する。このパッカ−5に巻回した内張
り材1をマンホ−ルから下水道本管に挿入して、他方の
マンホ−ルから損傷部まで引き込む。このようにパッカ
−5を下水道本管に引き込むときに、パッカ−5に巻回
した内張り材1は重なり合った部分が非導電性フェルト
シ−ト2に含浸した加熱硬化性樹脂の粘性により軽く接
着しているから、引込み中にパッカ−5から離れること
なしに移動することができる。パッカ−5が損傷部まで
移動して、損傷部を覆うように位置決めしたら、図4の
側面断面図に示すように、パッカ−5に加圧流体供給装
置7から流体供給ホ−ス8を介して圧力流体を供給して
パッカ−5を拡径し、内張り材1を下水道本管9の内面
に押圧する。このように内張り材1を下水道本管9の内
面に押圧したときに2つの電極4a,4bはパッカ−5
の膨張力により、図5の部分断面図に示すように、平織
りカ−ボン織布シ−ト3に完全に密着し、電極4a,4
bと平織りカ−ボン織布シ−ト3との接触抵抗を非常に
小さくすることができる。また、2つの電極4a,4b
は非導電性フェルトシ−ト2により絶縁されているか
ら、電極4a,4bに電圧を印加しても短絡することな
く、平織りカ−ボン織布シ−ト3全体に電流を流すこと
ができる。
【0020】この状態で電極4a,4bに接続した通電
導線6a,6bに電源装置10から低電圧を印加して平
織りカ−ボン織布シ−ト3に電流を流し、平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3を発熱させ、非導電性フェルトシ−ト2
に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本
管9の損傷部にライニング層を形成する。この加熱硬化
性樹脂を加熱硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織
布シ−ト3は固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であ
り、電極4a,4bの固有抵抗が(1/106)Ω-cm程
度であるから、平織りカ−ボン織布シ−ト3の全面に電
流を均一に流すことができる。また、平織りカ−ボン織
布シ−ト3の固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度である
から、例えば幅が500mm、長さが800mmの内張り材1
に16A程度の電流を流すために必要とする電圧は10V以
下の低電圧で良く、下水道本管9のように多湿環境のと
ころでも、作業者の感電障害発生を防止することができ
安全に作業を行うことができる。
導線6a,6bに電源装置10から低電圧を印加して平
織りカ−ボン織布シ−ト3に電流を流し、平織りカ−ボ
ン織布シ−ト3を発熱させ、非導電性フェルトシ−ト2
に含浸した加熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、下水道本
管9の損傷部にライニング層を形成する。この加熱硬化
性樹脂を加熱硬化するときに発熱する平織りカ−ボン織
布シ−ト3は固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度であ
り、電極4a,4bの固有抵抗が(1/106)Ω-cm程
度であるから、平織りカ−ボン織布シ−ト3の全面に電
流を均一に流すことができる。また、平織りカ−ボン織
布シ−ト3の固有抵抗が(1/103)Ω-cm程度である
から、例えば幅が500mm、長さが800mmの内張り材1
に16A程度の電流を流すために必要とする電圧は10V以
下の低電圧で良く、下水道本管9のように多湿環境のと
ころでも、作業者の感電障害発生を防止することができ
安全に作業を行うことができる。
【0021】例えば幅が500mm、長さが800mmの内張
り材1に16A程度の電流を流したときに、1分以内で平
織りカ−ボン織布シ−ト3の全面が60℃〜100℃に達
し、非導電性フェルトシ−ト2に含浸したエポキシ樹脂
を30分程度で加熱硬化することができ、パッカ−5に温
水を供給して間接的に加熱する場合と比べて1/2の時
間で樹脂を加熱硬化することができた。
り材1に16A程度の電流を流したときに、1分以内で平
織りカ−ボン織布シ−ト3の全面が60℃〜100℃に達
し、非導電性フェルトシ−ト2に含浸したエポキシ樹脂
を30分程度で加熱硬化することができ、パッカ−5に温
水を供給して間接的に加熱する場合と比べて1/2の時
間で樹脂を加熱硬化することができた。
【0022】さらに、形成されたライニング層は非導電
性フェルトシ−ト2により一定厚さに形成されていると
ともに、内面には高強度な平織りカ−ボン織布シ−ト3
があるから、耐曲げ変形が飛躍的に向上し、下水道管の
ように地下水による外圧が加えられるような環境でも安
定して使用することができる。また、内面に高強度な平
織りカ−ボン織布シ−ト3があるから、フェルト層単体
のライニング層と比べて厚さを薄くすることができ、下
水等に対する抵抗を減らして下水等を円滑に流すことが
できる。
性フェルトシ−ト2により一定厚さに形成されていると
ともに、内面には高強度な平織りカ−ボン織布シ−ト3
があるから、耐曲げ変形が飛躍的に向上し、下水道管の
ように地下水による外圧が加えられるような環境でも安
定して使用することができる。また、内面に高強度な平
織りカ−ボン織布シ−ト3があるから、フェルト層単体
のライニング層と比べて厚さを薄くすることができ、下
水等に対する抵抗を減らして下水等を円滑に流すことが
できる。
【0023】上記のように下水道本管9の内面に内張り
材1でライニング層を形成したのち、パッカ−5内の加
圧流体を排出してからパッカ−5と通電導線6a,6b
を回収する。この通電導線6a,6bを回収するとき
に、内張り材1に仮止めしてある電極4a,4bも同時
に回収することができ、ライニング層を非導電性フェル
トシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3だけで形成す
ることができる。
材1でライニング層を形成したのち、パッカ−5内の加
圧流体を排出してからパッカ−5と通電導線6a,6b
を回収する。この通電導線6a,6bを回収するとき
に、内張り材1に仮止めしてある電極4a,4bも同時
に回収することができ、ライニング層を非導電性フェル
トシ−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3だけで形成す
ることができる。
【0024】上記実施例は非導電性フェルトシ−ト2の
全面に平織りカ−ボン織布シ−ト3を張り合わせた場合
について説明したが、図6の斜視図に示すように、電極
4bを取り付ける位置より長さL1の先端部には平織り
カ−ボン織布シ−ト3を張り合わせなくても上記実施例
と同様な作用,効果を奏することができる。
全面に平織りカ−ボン織布シ−ト3を張り合わせた場合
について説明したが、図6の斜視図に示すように、電極
4bを取り付ける位置より長さL1の先端部には平織り
カ−ボン織布シ−ト3を張り合わせなくても上記実施例
と同様な作用,効果を奏することができる。
【0025】また、上記各実施例は非導電性フェルトシ
−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3とからなる内張り
材1を使用した場合について説明したが、図7の斜視図
に示すように、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
ト3と加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−
ト2を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−ト
2が平織りカ−ボン織布シ−ト3より一定長さL2、例
えば5cm程度長くなるように段違いに張り合わせ、非
導電性フェルトシ−ト3の段違いになった部分に、非導
電性繊維の織布シ−ト11を平織りカ−ボン織布シ−ト
2と連続して張り合わせた内張り材1aを使用しても良
い。ここで非導電性繊維の織布シ−ト11は平織りカ−
ボン織布シ−ト2と連続して張り合わされたときに、非
導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3、例え
ば10cm程度長くなるように形成されている。
−ト2と平織りカ−ボン織布シ−ト3とからなる内張り
材1を使用した場合について説明したが、図7の斜視図
に示すように、導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
ト3と加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−
ト2を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−ト
2が平織りカ−ボン織布シ−ト3より一定長さL2、例
えば5cm程度長くなるように段違いに張り合わせ、非
導電性フェルトシ−ト3の段違いになった部分に、非導
電性繊維の織布シ−ト11を平織りカ−ボン織布シ−ト
2と連続して張り合わせた内張り材1aを使用しても良
い。ここで非導電性繊維の織布シ−ト11は平織りカ−
ボン織布シ−ト2と連続して張り合わされたときに、非
導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3、例え
ば10cm程度長くなるように形成されている。
【0026】この内張り材1aをライニングするとき
は、図7の斜視図に示すように、平織りカ−ボン織布シ
−ト2の長手方向の両端部に銅帯又はアルミニュ−ム帯
からなる2本の平行電極4a,4bを仮止めし、電極4
a,4bを仮止めした内張り材1aの両端部を非導電性
繊維の織布シ−ト11が中間になるように重ね合わせて
流体圧で拡径するパッカ−5表面に巻回し、パッカ−5
を下水道本管9の補修部分まで移動した後、パッカ−5
内部に加圧流体を供給してパッカ−5を拡径して内張り
材1aを下水道本管9に押圧し、電極4a,4bに低電
圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化する。この電
極4a,4bに電圧を印加するときに、図8の部分断面
図に示すように、電極4a,4bが非導電性繊維の織布
シ−ト11と平織りカ−ボン織布シ−ト2で絶縁されて
いるから、多湿環境のところでも電極4a,4b間で短
絡が生じることを確実に防ぐことができる。
は、図7の斜視図に示すように、平織りカ−ボン織布シ
−ト2の長手方向の両端部に銅帯又はアルミニュ−ム帯
からなる2本の平行電極4a,4bを仮止めし、電極4
a,4bを仮止めした内張り材1aの両端部を非導電性
繊維の織布シ−ト11が中間になるように重ね合わせて
流体圧で拡径するパッカ−5表面に巻回し、パッカ−5
を下水道本管9の補修部分まで移動した後、パッカ−5
内部に加圧流体を供給してパッカ−5を拡径して内張り
材1aを下水道本管9に押圧し、電極4a,4bに低電
圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化する。この電
極4a,4bに電圧を印加するときに、図8の部分断面
図に示すように、電極4a,4bが非導電性繊維の織布
シ−ト11と平織りカ−ボン織布シ−ト2で絶縁されて
いるから、多湿環境のところでも電極4a,4b間で短
絡が生じることを確実に防ぐことができる。
【0027】上記実施例は非導電性繊維の織布シ−ト1
1が非導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3
だけ長くなるように形成した場合について説明したが、
非導電性繊維の織布シ−ト11の端部が非導電性フェル
トシ−ト2の端部と一致するようにしても良い。
1が非導電性フェルトシ−ト2の端部より一定長さL3
だけ長くなるように形成した場合について説明したが、
非導電性繊維の織布シ−ト11の端部が非導電性フェル
トシ−ト2の端部と一致するようにしても良い。
【0028】また、平織りカ−ボン織布シ−ト2の黒色
をマスキングするために、図9の斜視図に示すように、
平織りカ−ボン織布シ−ト2の電極4a,4bを取り付
ける部分を除いて白色系の例えばポリエステルツフェル
ト樹脂やガラス系織布からなるマスキングシ−ト12を
張り合わせた3層構造の内張り材1bを使用しても良
い。
をマスキングするために、図9の斜視図に示すように、
平織りカ−ボン織布シ−ト2の電極4a,4bを取り付
ける部分を除いて白色系の例えばポリエステルツフェル
ト樹脂やガラス系織布からなるマスキングシ−ト12を
張り合わせた3層構造の内張り材1bを使用しても良
い。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、内張り
材は非導電性フェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−
トとの二層構造で形成し、既設管の損傷部を補修すると
きは、平織りカ−ボン織布シ−トの一方の端部と他方の
端部から一定距離離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム
帯からなる2本の平行電極を平織りカ−ボン織布シ−ト
の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止めし、この
状態で内張り材を流体圧で拡径するパッカ−にカ−ボン
織布シ−トが内側になるように巻回し、パッカ−に巻回
した内張り材を損傷部まで引きにでから、パッカ−に圧
力流体を供給して拡径し、内張り材を既設管の内面に押
圧して、各電極を平織りカ−ボン織布シ−トに完全に密
着させるようにしたから、各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触抵抗を非常に小さくすることができ、電
極間に電流を流したときに各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触が異常に温度上昇することを防止でき
る。
材は非導電性フェルトシ−トと平織りカ−ボン織布シ−
トとの二層構造で形成し、既設管の損傷部を補修すると
きは、平織りカ−ボン織布シ−トの一方の端部と他方の
端部から一定距離離れた位置に銅帯又はアルミニュ−ム
帯からなる2本の平行電極を平織りカ−ボン織布シ−ト
の幅全体にわたり糸等で位置決め程度に仮止めし、この
状態で内張り材を流体圧で拡径するパッカ−にカ−ボン
織布シ−トが内側になるように巻回し、パッカ−に巻回
した内張り材を損傷部まで引きにでから、パッカ−に圧
力流体を供給して拡径し、内張り材を既設管の内面に押
圧して、各電極を平織りカ−ボン織布シ−トに完全に密
着させるようにしたから、各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触抵抗を非常に小さくすることができ、電
極間に電流を流したときに各電極と平織りカ−ボン織布
シ−トとの接触が異常に温度上昇することを防止でき
る。
【0030】また、2つの電極は非導電性フェルトシ−
トにより絶縁されているから、電極に電圧を印加しても
短絡することなく、平織りカ−ボン織布シ−ト全体に電
流を流すことができる。
トにより絶縁されているから、電極に電圧を印加しても
短絡することなく、平織りカ−ボン織布シ−ト全体に電
流を流すことができる。
【0031】また、電極に電圧を印加して平織りカ−ボ
ン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布シ−ト
を発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した加熱硬
化性樹脂を直接加熱して硬化させるから、加熱硬化性樹
脂を短時間で硬化させることができ、作業時間を大幅に
短縮することができる。
ン織布シ−トに電流を流し、平織りカ−ボン織布シ−ト
を発熱させ、非導電性フェルトシ−トに含浸した加熱硬
化性樹脂を直接加熱して硬化させるから、加熱硬化性樹
脂を短時間で硬化させることができ、作業時間を大幅に
短縮することができる。
【0032】また、平織りカ−ボン織布シ−トの固有抵
抗が(1/103)Ω-cm程度であるから、所定の電流を
流すために必要とする電圧を10V以下の低電圧にするこ
とができ、下水道本管のように多湿環境のところでも、
作業者の感電障害発生を防止することができる。
抗が(1/103)Ω-cm程度であるから、所定の電流を
流すために必要とする電圧を10V以下の低電圧にするこ
とができ、下水道本管のように多湿環境のところでも、
作業者の感電障害発生を防止することができる。
【0033】また、内張り材としては、導電性を有する
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせた内張り材を使用し、平織りカ−ボン織布シ
−トの長手方向の両端部に銅帯等からなる2本の平行電
極を仮止めし、非導電性繊維の織布シ−トが中間になる
ように重ね合わせてパッカ−表面に巻回すことにより、
電極間を非導電性繊維の織布シ−トと平織りカ−ボン織
布シ−トで絶縁することができ、多湿環境のところでも
電極間に短絡が生じることを確実に防ぐことができ、安
全に作業を行うことができる。
平織りカ−ボン織布シ−トと加熱硬化性樹脂を含浸した
非導電性フェルトシ−トを長手方向の一方の端部で非導
電性フェルトシ−トが導電性を有する平織りカ−ボン織
布シ−トより長くなるように段違いに張り合わせ、非導
電性フェルトシ−トの段違いになった部分に平織りカ−
ボン織布シ−トと連続して非導電性繊維の織布シ−トを
張り合わせた内張り材を使用し、平織りカ−ボン織布シ
−トの長手方向の両端部に銅帯等からなる2本の平行電
極を仮止めし、非導電性繊維の織布シ−トが中間になる
ように重ね合わせてパッカ−表面に巻回すことにより、
電極間を非導電性繊維の織布シ−トと平織りカ−ボン織
布シ−トで絶縁することができ、多湿環境のところでも
電極間に短絡が生じることを確実に防ぐことができ、安
全に作業を行うことができる。
【図1】この発明の実施例の内張り材を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】上記内張り材に電極を取り付けた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】上記内張り材をパッカ−に巻き付けた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】上記内張り材を下水道本管に固定した状態を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図5】上記内張り材を下水道本管に押圧した状態を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図6】第2の内張り材を示す斜視図である。
【図7】第3の内張り材を示す斜視図である。
【図8】第3の内張り材を下水道本管に押圧した状態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図9】第4の内張り材を示す斜視図である。
【図10】従来例の内張り材を示す斜視図である。
1 内張り材 2 非導電性フェルトシ−ト 3 平織りカ−ボン織布シ−ト 4 電極 5 パッカ− 11 非導電性繊維の織布シ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸林 和弘 神奈川県茅ヶ崎市柳島2−1−60
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
の二層構造で形成されたことを特徴とする内張り材。 - 【請求項2】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせたことを特徴
とする内張り材。 - 【請求項3】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
の二層構造で形成された内張り材の平織りカ−ボン織布
シ−トの長手方向の一方の端部と他方の端部から一定距
離をおいた位置に固有抵抗の小さな金属導体からなる電
極を平行に仮止めし、電極を仮止めした内張り材の両端
部を重ね合わせて流体圧で拡径するパッカ−表面に巻回
し、上記パッカ−を本管の補修部分まで移動した後、パ
ッカ−内部に加圧流体を供給してパッカ−を拡径して内
張り材を本管に押圧し、電極に低電圧の電圧を供給して
加熱硬化性樹脂を硬化することを特徴とする内張り材の
ライニング方法。 - 【請求項4】 導電性を有する平織りカ−ボン織布シ−
トと加熱硬化性樹脂を含浸した非導電性フェルトシ−ト
を長手方向の一方の端部で非導電性フェルトシ−トが導
電性を有する平織りカ−ボン織布シ−トより長くなるよ
うに段違いに張り合わせ、非導電性フェルトシ−トの段
違いになった部分に平織りカ−ボン織布シ−トと連続し
て非導電性繊維の織布シ−トを張り合わせた内張り材の
平織りカ−ボン織布シ−トの長手方向の両端部に固有抵
抗の小さな金属導体からなる電極を平行に仮止めし、電
極を仮止めした内張り材の両端部を非導電性繊維の織布
シ−トが中間になるように重ね合わせて流体圧で拡径す
るパッカ−表面に巻回し、上記パッカ−を本管の補修部
分まで移動した後、パッカ−内部に加圧流体を供給して
パッカ−を拡径して内張り材を本管に押圧し、電極に低
電圧の電圧を供給して加熱硬化性樹脂を硬化することを
特徴とする内張り材のライニング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34453196A JPH10166446A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 内張り材及びそのライニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34453196A JPH10166446A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 内張り材及びそのライニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10166446A true JPH10166446A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18370005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34453196A Pending JPH10166446A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 内張り材及びそのライニング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10166446A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030012435A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 박기종 | 합성수지관용 보수판 |
| KR20030012436A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 박기종 | 합성수지관의 수밀벨트용 연결판 |
| KR100957846B1 (ko) * | 2008-01-17 | 2010-05-14 | 봉화토건 합자회사 | 배관 보수 장치 및 그 방법 |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP34453196A patent/JPH10166446A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030012435A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 박기종 | 합성수지관용 보수판 |
| KR20030012436A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 박기종 | 합성수지관의 수밀벨트용 연결판 |
| KR100957846B1 (ko) * | 2008-01-17 | 2010-05-14 | 봉화토건 합자회사 | 배관 보수 장치 및 그 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |