JPH10166633A - 複数の感熱式ヘツドを含む組立体 - Google Patents

複数の感熱式ヘツドを含む組立体

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JPH10166633A
JPH10166633A JP9363157A JP36315797A JPH10166633A JP H10166633 A JPH10166633 A JP H10166633A JP 9363157 A JP9363157 A JP 9363157A JP 36315797 A JP36315797 A JP 36315797A JP H10166633 A JPH10166633 A JP H10166633A
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thermal
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heat
image
heads
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Defille Gert
ゲールト・デフイーウ
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像欠陥の発生を防止する。 【解決手段】 感熱式ヘッドの隣接する列の抵抗体要素
の直線状の配列が、0.2mmより大きな間隔dにより
分離されており、隣接する列の感熱式ヘッドの平坦な支
持体が、(d/2D)の逆正弦と(2d/D)の逆正弦
との間に含まれる角Θを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は、ドラムに支持さ
れたサーモグラフ材料の画像形式の(image-wise)加熱お
よびそれをもっての直接感熱式(thermal)印刷法に適
する感熱式印刷ヘッド組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱式画像形成すなわちサーモグラフィ
ーは、その中で画像が画像形式で修飾された熱エネルギ
ーの使用により発生される記録方法である。
【0003】サーモグラフィーでは3種のアプローチが
知られている。すなわち、 1.可視的画像パターンが、画像形式で加熱される供与
体要素から受容体要素上への着色した種(species)の転
写により形成される、感熱式色素転写印刷、 2.受容体要素に色もしくは光学濃度での変化をもたら
す、化学的もしくは物理的過程に必要な材料の画像形式
での転写、 3.化学的もしくは物理的過程により色もしくは光学濃
度を変化させる物質を含有する記録材料の画像形式での
加熱による、可視的画像パターンの直接の感熱式の形
成。
【0004】サーモグラフ法の調査は、例えば、ブリン
クマン(E. Brinckman)、デルゼン(G. Delzenne)、プー
ト(A. Poot)およびウィレムズ(J. Willems)による本"Un
conventional Imaging Processes"、フォーカル プレ
ス(The Focal Press)、ロンドンおよびニューヨーク(19
78)、第4章に節「4.10 サーモグラフィー」の下に
与えられる。
【0005】感熱式色素転写印刷は色素供与体要素が使
用される記録方法であり、この供与体要素は、それから
着色した部分もしくは取り込まれた色素が、通常は電気
的情報シグナルにより制御されるパターンで熱の適用に
より接触する受容体要素上に転写される色素層を提供さ
れる。感熱式色素転写印刷材料は、例えば、EP-B 13301
2およびEP-A 133 011に記述される。
【0006】画像形成が、受容体要素に色もしくは光学
濃度での変化をもたらす化学的もしくは物理的過程に必
要な材料の画像形式での転写により得られる方法は、例
えば、EP-A 671 283に記述され、ここで、サーモグラフ
法は、(i)結合剤、および加熱に際して銀源を金属銀
に還元することが可能な熱転写可能な還元剤を含有する
供与体層を支持材(support)上に含む還元剤供与体要
素、ならびに(ii)還元剤の存在下に熱により還元され
ることの可能な銀源を含む受容層を支持材上に含む受容
要素、を使用して提供され、このサーモグラフ法は、−
還元剤供与体要素の供与体層を、受容要素の受容層と直
面する関係に導くこと、−感熱式ヘッドによりかように
得られた集合状態(assamblage)を画像形式で加熱し、そ
れにより、感熱式ヘッドにより供給される熱の量に従っ
て受容要素にある量の熱転写可能な還元剤の画像形式で
の転写を引き起こすこと、そして−供与体要素を受容要
素から分離することの段階を含む。この印刷法は、さら
に、「還元剤転写印刷」すなわち「RTP」と称され
る。こうした方法のための材料は、例えば、EP-A 671 2
83、同671 284、同674 216、同677 775、同677 776、同
678 775、同682 438、同683 428および同706 080に記述
される。
【0007】直接感熱式サーモグラフィーは、本質的に
光感受性でないがしかし熱に対し感受性すなわち熱感受
性である材料に関係する。画像形式で適用される熱は、
熱感受性の画像形成材料での可視的変化をもたらすのに
十分である。「直接の」サーモグラフ記録材料の大部分
は化学的タイプのものである。ある変換温度への加熱に
際し、不可逆的な化学反応が起こり、そして着色した画
像が生成される。この不可逆的反応は、例えば、それに
より可視的画像を生じる、その対応する金属に対応する
色素または有機もしくは無機金属化合物(例えば銀、
金、銅もしくは鉄化合物)の還元を生じる、酸とのロイ
コ塩基の反応であり得る。こうした画像形成材料は、例
えば、US-P 3,080,254、EP-B 614 770、EP-B 614 769、
EP-A 685 760、US-P 5,527,757、EP-A 680 833、US-P
5,536,696、EP-B 669 876、EP-A 692391、US-P 5,527,7
58、EP-A 692 733、US-P 5,547,914、EP-A 730 196およ
びEP-A 704 318に記述される。
【0008】幅広い判型の印刷機が使用される場合に、
材料の幅全体にわたり全てのこれらの画像形成材料での
一定の印刷の質を確保することは、感熱式ヘッドにかな
りの要求を置く。30.5cm(12インチ)より長い、典型的
には61.0cm(24インチ)もしくは91.4cm(36インチ)の
長さをもつ感熱式ヘッドは、単一のセラミックの支持体
(substrate)で生成するのが困難である。これはとりわ
け薄いフィルムの感熱式ヘッドについて真実である。従
って、より短い感熱式ヘッドの複数性状態を相互に接合
する、すなわち突き合わせることによりそうした長い感
熱式ヘッドを生じることが必要である。
【0009】これらのより短い感熱式ヘッドが整列して
置かれる場合は、突き合わせる感熱式ヘッドの端の間の
印刷されない領域は、ホワイトアウト(画像形成なし)
が印刷された画像中に観察されるほど大きい。しかしな
がら、これらのより短いヘッドが相互に平行に側面に置
き換えられ、そして、ヘッドの端が、ホワイトアウトが
発生しないように適当な位置におかれる場合、感熱式ヘ
ッドと記録材料との間の接触の程度は、ヘッドの長さに
沿って変化し、印刷濃度、画像の色合いの変動および画
像中のピンホールにさえつながる。
【0010】さらに、EP-A 692 733に開示されるような
3,4-ジヒドロキシ安息香酸エステル、もしくは感熱式
ヘッドでの画像形式での加熱に際して優れた画像の色調
を表す没食子酸エステルのような還元剤を含むベヘン酸
銀を基礎とするサーモグラフ記録材料の場合には、画像
形式での加熱の間の不均一な熱接触が、より不十分な熱
接触に対応する、生じる画像のそれらの部分でのピンホ
ールにつながる。これらのピンホールはおそらく、そう
した条件下でのサーモグラフ記録材料により達成された
より低い温度のための、画像形成過程の間の二酸化炭素
形成によるとみられる。
【0011】不均一な熱接触の問題のための解決はUS-P
5,367,321で提案されている。これは、加熱抵抗要素の
列の複数性状態を開示し、列のそれぞれは、連合する熱
保存層上に側面に配置され、そこで熱保存層の隣接する
2層は相互と重なり合う横断面を有し、そして、2個の
保存層上の直線状の加熱抵抗要素の列の隣接する2個
は、主要な走査方向に垂直な副走査方向で0.2から1.5mm
までの範囲にわたる距離により相互から逸らされる。
【0012】この解決は、サーモグラフ記録材料の支持
材が平坦である場合に問題を解決するが、しかし、熱発
生モジュールの密集性(compactness)の理由のため、熱
発生モジュールは、通常、サーモグラフ記録材料を支持
するドラムとともに設計される。サーモグラフ記録材料
がドラムで支持される場合、この解決は、印刷濃度での
変動、画像の色調での変動、および、画像中のピンホー
ルさえもたらし、これらは、ドラム支持体の直径が減少
される場合、そしてこれゆえに熱発生モジュールの密集
性が増大される際により悪くなる。
【0013】従って、ドラム上に支持されるサーモグラ
フ記録材料との使用にピンホールのない均一な印刷濃度
および均一な画像の色合いを提供する、幅広い判型の印
刷のための感熱式ヘッドの複数性状態を含む集積体の必
要が存在し、それにより幅広い判型の印刷機のために開
発されるべき密集した熱発生組立体を可能にする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、感熱式ヘッド
の場所で画像の欠陥がない(がしかし相互にある)印刷
を提供する、ドラム上に支持されたサーモグラフ記録材
料との使用のための、幅広い判型の印刷機のための感熱
式ヘッドの複数性状態を含む組立体を提供することが、
本発明の目的である。
【0015】従って、均一な印刷濃度を提供する、ドラ
ム上に支持されたサーモグラフ記録材料との使用のため
の、幅広い判型の印刷機のための感熱式ヘッドの複数性
状態を含む組立体を提供することが、本発明のさらなる
目的である。
【0016】従って、均一な画像の色合いを提供する、
ドラム上に支持されたサーモグラフ記録材料との使用の
ための、幅広い判型の印刷機のための感熱式ヘッドの複
数性状態を含む組立体を提供することが、本発明のさら
なる目的である。
【0017】従って、ピンホールのない印刷を提供す
る、ドラム上に支持されたサーモグラフ記録材料との使
用のための、幅広い判型の印刷機のための感熱式ヘッド
の複数性状態を含む組立体を提供することが、本発明の
なおさらなる目的である。
【0018】本発明のさらなる目的および利点は下の記
述から明かとなることができる。
【0019】
【課題を解決するための手段】上に挙げられた目的は、
複数の感熱式ヘッドを含む組立体により実現される。各
感熱式ヘッドは平坦な支持体上に据え付けられた抵抗体
要素の直線状の配列、およびサーモグラフ記録材料を支
持するための直径Dmmのドラムを含み、前述の感熱式ヘ
ッドは、抵抗体要素の直線状のリニア配列が相互に平行
である、少なくとも2個の平行の列に互い違いで据え付
けられ、 i)感熱式ヘッドの隣接する列の前述の抵抗体要素の配
列が、0.2mmより大きな間隔dにより分離されており、 ii)隣接する列の感熱式ヘッドの前述の支持体が、(d
/2D)の逆正弦(arcsime)と(2d/D)の逆正弦
との間に含まれる角Θを包含する、ことを特徴とする。
【0020】(i)直径Dmmのドラム(15)上にサーモ
グラフ記録材料を供給すること、および(ii)上に記述
されるような組立体を使用して前述のサーモグラフ記録
材料を画像形式で加熱すること、の段階を含む直接感熱
式印刷法もまた、本発明により提供される。
【0021】本発明の組立体の好ましい態様において、
感熱式ヘッドの列の支持体は共通の基材(base)例えばア
ルミニウムの冷却用放熱子上に据え付けられる。
【0022】本発明の組立体のさらに好ましい態様にお
いて、抵抗体要素の配列を通過するドラムの半径は、そ
の支持体に標準的である。
【0023】本発明のさらに好ましい態様は依存する請
求項に開示される。
【0024】本発明は、下に、付随する図面の引用を伴
う実施例により記述され、ここで、図1aは幅広い判型
の印刷機のための感熱式ヘッドの従来技術の複数性状態
の上面の展望図を示す。
【0025】図1bは、図1aの感熱式ヘッドの複数性
状態を含む従来技術の組立体の側面の展望図を示し、こ
れからサーモグラフ記録材料は明瞭性のために割愛され
て(omitted)いる。
【0026】図2は本発明による幅広い判型の印刷機の
ための感熱式ヘッドの複数性状態を含む集積体の一態様
の側面の展望図を示し、これからサーモグラフ記録材料
は明瞭性のために割愛されている。
【0027】図3は本発明による幅広い判型の印刷機の
ための感熱式ヘッドの複数性状態を含む集積体の別の態
様の側面の展望図を示し、これからサーモグラフ記録材
料は明瞭性のために割愛されている。
【0028】感熱式ヘッドの複数性状態を含む従来技術
の組立体 図1a、1bは、本実施例では3個の細長い感熱式ヘッ
ド10から成る、US-P 5,367,321による感熱式ヘッドの複
数性状態を含む従来技術の組立体を示す。この感熱式ヘ
ッドは2個の平行の列11、12に互い違いにされた様式で
配置される。各ヘッドは、印刷されるべきサーモグラフ
記録材料16を支持するドラム15の軸に平行に走る、ビー
ズ様の列に相互に並んで幾何学的に並置された加熱抵抗
体要素の大きな複数性状態の直線状の配列14を有する。
加熱抵抗体要素の直線状の配列14は、例えばセラミック
板の形態にある平坦な支持体17上に据え付けられ、ま
た、この支持体は、共通の基材18、例えば感熱式ヘッド
の複数性状態を冷却するために提供されるアルミニウム
の冷却用放熱子の底壁上に据え付けられる。
【0029】サーモグラフ記録材料16は、クランプなど
によりドラム15に固定して付着されたシートの形態にあ
ることができ、この場合、ドラム15は、サーモグラフ記
録材料のシートを支持するのに十分に大きな直径を有す
る。しかしながら、シートもしくはウェブのいずれかの
形態のサーモグラフ記録材料16はまた、制限された角の
例えば20度より小さい領域にわたってドラム15により支
持されることもでき、この場合にドラムはより小さな例
えば40mmより小さな直径を有しうる。
【0030】個々の感熱式ヘッドは12インチの稼働長さ
を有することができ、これは図1aに示される感熱式ヘ
ッドの複数性状態を含む従来技術の組立体が36インチの
印刷幅を包含することを可能にするとみられる。US-P
5,367,321により、図1bでdにより指摘される、支持
体の面に平行な面で測定される列11と12との間の距離
は、0.2ないし1.5mmである。
【0031】感熱式ヘッドの複数性状態を含むこうした
従来技術の組立体がサーモグラフ記録材料の直接感熱式
印刷に使用される場合、画像の完全な幅にわたり、すな
わち組立体中の感熱式ヘッドの複数性状態の完全な長さ
にわたり、ピンホールなしで均一な印刷濃度および画像
の色合いを得ることが不可能なことが判明した。
【0032】本発明の感熱式ヘッドの複数性状態を含む
組立体 本発明の感熱式ヘッドは細長く、そして平坦な支持体1
7'、17"上に据え付けられた抵抗体14'、14"の直線状の
配列を含む。支持体それ自身はアルミニウムもしくは他
の金属製材料で作られた冷却板上に据え付けられうる。
さらに、抵抗体の直線状の配列は保護層で覆われうる。
【0033】図2は本発明の感熱紙サーモグラフ記録材
料ヘッドの複数性状態を含む組立体の態様を示す。感熱
式ヘッドの複数性状態は上に記述されるように2列に互
い違いにされた様式で配置される。ドラム15の直径はD
である。2列の感熱式ヘッドの支持体17'、17"は相互に
角Θで据え付けられる。
【0034】図3は本発明の感熱式ヘッドの複数性状態
を含む改善された組立体のさらなる態様を示す。感熱式
ヘッドの複数性状態は上に記述されるように2列に互い
違いにされた様式で配置される。ドラム15の直径はDで
ある。2列の感熱式ヘッドの支持体17'、17"は相互に角
Θで据え付けられる。支持体の双方の列は共通の支持材
19例えば冷却用放熱子上に据え付けられる。支持材19の
接触する壁は、示されるように感熱式ヘッドを適応させ
るよう機械加工されることができ、それはまた、所望の
配置を得るように感熱式ヘッドそれら自身の支持体とも
なりうる。
【0035】図2および3に表されるような感熱式ヘッ
ドの2列の相対的な角の位置は、明瞭さのために、本発
明の実際で採用されるものを越えてわざと誇張されてい
る。本発明の実際で、角Θが示されるよりずっとより小
さくありうることが理解されることができ、実際の値は
およそ0.03°とおよそ20°との間に含まれる。距離d
は、図2および3に、感熱式ヘッドの2列の抵抗体の直
線状の配列の間の直線距離として表されている。これら
の図面でこの距離を表す線は、これらの列のいずれかひ
とつを通過するドラムの半径に標準的でなく、そしてか
ように、逆正弦という概念を定義する式は理論的に正し
くない。なぜなら、dはそうした半径に真に標準的でな
いからである。しかしながら、関連している角は小さい
ため、実際には、距離dは一方の列の他方の列の半径上
の通常の突出に等しく、そして従って前述の定義が記述
の容易さのために使用される。
【0036】直線状の抵抗体14'の配列もしくは直線状
の抵抗体14"の配列を通過するドラム15の半径20は、そ
れぞれの支持体17'もしくは17"に標準的でありうるが、
しかし、また、それぞれの支持体に標準的から非常にわ
ずかに異なることもできる。
【0037】感熱式ヘッドの複数性状態を含む改善され
た組立体は、サーモグラフ記録材料とのその熱接触を改
善し、それにより、直接感熱式印刷が画像の完全な幅に
わたってピンホールなしに均一な印刷濃度および画像の
色合いを生じることができることを確実にする。
【0038】サーモグラフ記録材料 本発明により、サーモグラフ記録材料は画像形成に必要
な材料もしくは材料の組を含む。
【0039】その一態様において、サーモグラフ記録材
料は昇華可能な色素層および昇華可能な色素の受容層を
含む供与体リボンを含む。
【0040】その別の態様において、それは供与体リボ
ンおよび受容層を含み、その供与体リボンは、熱の影響
下に受容層に転写されそしてその成分とともに色形成反
応を受ける成分を含む。例えば、供与体リボンは階調剤
および/または1個もしくはそれ以上の還元剤を含有す
ることができ、また、受容層は還元可能な銀源を含有す
ることができる。
【0041】そのなおさらなる態様において、それは、
支持材および最低1個の熱感受性要素を含むサーモグラ
フ記録材料である。
【0042】熱感受性要素 本発明の熱感受性要素は、それが画像形式の加熱の影響
下で、要素それ自身でかもしくは画像形式の加熱の間に
昇華される材料を剥離した後かのいずれかに画像を形成
する。この要素は層系を含むことができ、また、いかな
る活性の材料も、熱発生過程の間の相互との熱作動関係
(thermal working relationship)でとは言え異なる層中
に存在しうる。
【0043】こうした熱感受性要素は、例えば、酸を放
出する材料、本質的に光非感受性の還元可能な銀源およ
びそれとの熱作動関係でのそのための還元剤もしくは昇
華可能な色素層を含むロイコ色素を含む。本発明の具体
的な態様において、この要素は、本質的に光非感受性の
還元可能な銀源、それとの熱作動関係でのそのための還
元剤および結合剤を含む。
【0044】還元可能な銀源 本発明の好ましい本質的に光非感受性の還元可能な銀源
は有機銀塩である。本発明の好ましい有機銀塩は、脂肪
酸として知られる脂肪族カルボン酸の銀塩であり、その
脂肪族炭素鎖は好ましくは最低12個の炭素原子を有す
る、例えばラウリン酸銀、パルミチン酸銀、ステアリン
酸銀、ヒドロキシステアリン酸銀、オレイン酸銀および
ベヘン酸銀であり、ベヘン酸銀がとりわけ好ましい。こ
うした銀塩はまた「銀石鹸」とも呼ばれる。加えて、US
-P 4,504,575に記述されるドデシルスルホン酸銀、なら
びにEP-A 227 141に記述されるジ-(2-エチルヘキシル)
-スルホコハク酸銀、例えばGB-P 1,111,492に記述され
るようなチオエーテル基で修飾された脂肪族カルボン
酸、ならびにGB-P 1,439,478に記述されるような他の有
機銀塩例えば安息香酸銀および銀フタラジノンが、同様
に、熱的に発色可能な(developable)銀画像を生じるの
に使用されうる。イミダゾール酸銀、およびUS-P4,260,
677に記述される本質的に光非感受性の無機もしくは有
機銀塩の錯体がさらに挙げられる。
【0045】還元剤 本質的に光非感受性の有機重金属塩の還元に適する有機
還元剤は、芳香族ジおよびトリヒドロキシ化合物、アミ
ノフェノール、メトール(METOL)(商品名)、p-フェニ
レンジアミン、アルコキシナフトール例えばUS-P 3,09
4,41に記述される4-メトキシ-1-ナフトール、ピラゾ
リジン-3-オンタイプの還元剤例えばフェニドン(PHENI
DONE)(商品名)、ピラゾリン-5-オン、インダン-1,
3-ジオン誘導体、ヒドロキシテトロン酸、ヒドロキシ
テトロンイミド、例えばUS-P 4,082,901に記述されるよ
うなヒドロキシルアミン誘導体、ヒドラジン誘導体、な
らびにリダクトン(reductone)例えばアスコルビン
酸、で事実であるような、O、NもしくはCに結合され
た最低1個の活性水素原子を含有する有機化合物であ
る。US-P 3,074,809、同3,080,254、同3,094,417および
同3,887,378もまた参照。
【0046】同じ芳香核例えばベンゼン核上のオルトも
しくはパラ位に最低2個のヒドロキシ基を有する有用な
芳香族ジおよびトリヒドロキシ化合物のうち、ヒドロキ
ノンおよび置換されたヒドロキノン、カテコール、ピロ
ガロール、没食子酸および没食子酸エステルが好まし
い。ポリヒドロキシスピロビスインダン化合物、とりわ
け以下の一般式(I):
【0047】
【化1】
【0048】式中、Rは水素もしくはアルキル例えばメ
チルもしくはエチルを表し、R5およびR6のそれぞれ
(同じもしくは異なる)はアルキル基、好ましくはメチ
ル基もしくはシクロアルキル基例えばシクロヘキシル基
を表し、R7およびR8のそれぞれ(同じもしくは異な
る)はアルキル基、好ましくはメチル基もしくはシクロ
アルキル基例えばシクロヘキシル基を表し、そしてZ1
およびZ2のそれぞれ(同じもしくは異なる)は、オル
トもしくはパラ位で最低2個のヒドロキシル基で置換さ
れた、そして、場合によっては最低1個の炭化水素基例
えばアルキル基もしくはアリール基でさらに置換され
た、芳香族の環もしくは環系例えばベンゼン環を閉じる
のに必要な原子を表す、に対応するこれらがとりわけ有
用である。
【0049】EP-A 692 733に開示されるとりわけ好まし
いカテコールタイプの還元剤は、その中でベンゼン核
が、核の3,4-位に存在する2個を越えないヒドロキシ
基により置換され、かつ、カルボニル基により核に結合
される置換基を核の1位に有するベンゼン化合物、例え
ば、3,4-ジヒドロキシ安息香酸エチルおよびブチルの
ような3,4-ジヒドロキシ安息香酸エステルである。
【0050】本発明の好ましい態様において、還元剤
は、没食子酸、没食子酸エステル、3,4-ジヒドロキシ
安息香酸および3,4-ジヒドロキシ安息香酸エステルか
ら成る群から選択される。
【0051】補助還元剤 主要な(primary)すなわち主な(main)還元剤と考えられ
る上に挙げられた還元剤は、いわゆる補助還元剤と共に
使用されうる。こうした補助還元剤は、例えば、立体的
に妨げられたフェノールであり、これは加熱に際して、
US-P 4,001,026に記述されるようなベヘン酸銀のような
本質的に光非感受性の有機重金属塩の還元での反応性の
パートナーとなるか、もしくは、例えばUS-P 3,547,648
に記述されるタイプのビフェノールである。補助還元剤
は、画像形成層中もしくはそれとの熱作動関係でのポリ
マー性結合層中に存在しうる。
【0052】好ましい補助還元剤は、以下の一般式: Aryl-SO2-NH-Arylene-OH 式中、Arylは一価の芳香基を表し、そしてAryleneは好
ましくは-SO2-NH-基に対しパラ位に-OH基を有す
る二価の芳香基を表す、に対応するスルホンアミドフェ
ノールである。
【0053】熱感受性要素のフィルム形成結合剤 本質的に光非感受性の還元可能な銀源を含有する熱感受
性要素のフィルム形成結合剤は、全ての種類の天然の、
修飾された天然のもしくは合成の樹脂、またはこうした
樹脂の混合物でありうる。ここで、有機重金属塩は均一
に分散され得る。すなわち、例えば、エチルセルロース
のようなセルロース誘導体、セルロースエステル例えば
硝酸セルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプ
ンエーテル、ガラクトマンナン、塩化ポリビニル、後塩
素化塩化ポリビニル、塩化ビニルおよび塩化ビニリデン
のコポリマー、塩化ビニルと酢酸ビニルのコポリマー、
酢酸ポリビニルおよび部分的に加水分解された酢酸ポリ
ビニル、ポリビニルアルコール、反復するビニルアルコ
ール単位の一部がアルデヒド好ましくはポリビニルブチ
ラールと反応していることができる出発材料としてのポ
リビニルアルコールから作られるポリビニルアセター
ル、アクリロニトリルおよびアクリルアミドのコポリマ
ー、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステ
ル、ポリスチレンおよびポリエチレンもしくはそれらの
混合物、のようなα,β-エチレン的に不飽和にされた化
合物由来のポリマー。
【0054】上に挙げられる結合剤もしくはそれらの混
合物は、上昇された温度での酸化還元反応の反応速度を
向上させる蝋すなわち「熱溶媒(thermal solvent)」も
しくは「熱溶媒(thermosolvent)」ともまた呼ばれる
「熱溶媒(heat solvent)」と共に使用されうる。
【0055】本発明の「熱溶媒」という用語により、50
℃より下の温度で記録層において固形状態にあるが、し
かし60℃より上の温度で加熱された領域および/もしく
は酸化還元反応物の最低1個例えば有機重金属塩の還元
剤のための液体の溶媒中の記録層の可塑剤となる、加水
分解可能でない有機材料が意味される。
【0056】階調剤(toning agents) より大きな濃度での自然な黒色画像の色調およびより小
さな濃度での自然な灰色を得るために、記録層は、好ま
しくは有機重金属塩および還元剤を含む混合物中に、サ
ーモグラフィーもしくは光サーモグラフィーから知られ
るいわゆる階調剤を含有する。
【0057】適する階調剤は、US-P 4,082,901に記述さ
れる一般式の範囲内のフタルイミドおよびフタルアジノ
ンである。さらなる引用が、US-P 3,074,809、同3,446,
648および同3,844,797に記述される階調剤に対しなされ
る。他のとりわけ有用な階調剤は、以下の一般式:
【0058】
【化2】
【0059】式中、XはOもしくはN-アルキルを表
し、R1、R2、R3およびR4のそれぞれ(同じもしくは
異なる)は、水素、アルキル例えばC1−C20アルキ
ル、好ましくはC1−C4アルキル、シクロアルキル例え
ばシクロペンチルもしくはシクロヘキシル、アルコキシ
ル好ましくはメトキシもしくはエトキシ好ましくは2個
までの炭素原子を含むアルキルチオ、ヒドロキシ、その
アルキル基が好ましくは2個までの炭素原子を有するジ
アルキルアミノまたはハロゲン好ましくは塩素もしくは
臭素を表すか、あるいは、R1およびR2もしくはR2
よびR3が融合された芳香環好ましくはベンゼン環を完
成するのに必要とされる環の構成員を表すか、または、
3およびR4は融合された芳香環もしくはシクロヘキサ
ン環を完成するのに必要とされる環の構成員を表す、の
範囲内のベンゾキサジンジオンもしくはナフトキサジン
ジオンのタイプのヘテロ環のトーナー化合物である。こ
の一般式の範囲内のトーナーはGB-P 1,439,478およびUS
-P 3,951,660に記述される。
【0060】ポリヒドロキシベンゼン還元剤と組み合わ
せての使用にとりわけ適するトーナー化合物は、US-P
3,951,660に記述される3,4-ジヒドロ-2,4-ジオキソ
-1,3,2H-ベンゾキサジンである。
【0061】他の材料 記録層は、上に挙げられる材料に加え、遊離脂肪酸、界
面活性剤、静電防止剤例えば、例えばF3C(CF2)6
ONH(CH2CH2O)-Hでのようなフルオロカーボン
基を包含する非イオン性静電防止剤、シリコーン油例え
ばバイシロン(BAYSILONE)油 A(バイエル有限会社(Ba
yer AG)の商品名−ドイツ)、紫外光吸収化合物、白色光
を反射するおよび/もしくは紫外輻射を反射する色素、
ケイ素、ならびに/または光学的増白剤、のような他の
添加物を含有しうる。
【0062】支持材 本発明の感熱式画像形成材料の支持材は、例えば白色光
を反射する面を有する透明、半透明、もしくは不透明で
あることができ、また、好ましくは、例えばセルロース
エステル、ポリプロピレン、ポリカーボネートもしくは
ポリエステル例えばポリエチレンテレフタル酸エステル
で作られた薄い透明の樹脂フィルムである。本発明の好
ましい態様において、支持材は透明である。
【0063】支持材は、シート、リボンもしくはウェブ
の形態にあることができ、また、必要が、その上に被覆
された熱感受性記録層への接着を向上させることである
場合は下塗りされる。支持材は、不透明にされた樹脂組
成物、例えば色素および/もしくは微小空隙(micro-voi
d)により不透明にされたポリエチレンテレフタル酸エス
テルから作られることができ、ならびに/または不透明
の色素−結合剤層で被覆されることができ、そして、合
成紙もしくは紙様フィルムと呼ばれうる。こうした支持
材についての情報は、EP 194 106および同234 563なら
びにUS-P 3,944,699、同4,187,113、同4,780,420および
同5,059,579に見出され得る。透明な基材が使用される
べきである場合は、基材は無色もしくは着色した、例え
ば青色を有する、でありうる。
【0064】感熱式ヘッドの複数性状態と接触する最外
層 感熱式ヘッドの複数性状態と接触する最外層は、本発明
の異なる態様において、熱感受性要素の最外層、熱感受
性要素に適用された保護層もしくは支持材の熱感受性要
素と反対側の層でありうる。
【0065】感熱式ヘッドの複数性状態と、感熱式ヘッ
ドの複数性状態と接触する最外層との間の0.3より小さ
い最大の動摩擦係数は、WO 94/11198に記述されるよう
な1種もしくはそれ以上の艶消剤の、WO 94/11199に記
述されるような1種もしくはそれ以上の潤滑剤を場合に
よっては含む1種もしくはそれ以上の熱で融解できる粒
子との、または、150℃より下の融点を有する最低1種
の固形の潤滑剤および結合剤中の最低1種の液体の潤滑
剤との組み合わせにより、当業者により達成され得、そ
の中の潤滑剤の最低1種はEP-A 775 592に記述されるよ
うに、リン酸誘導体である。
【0066】保護層 本発明の、支持材の熱感受性要素と同じ側のサーモグラ
フ記録材料の最外層は、熱感受性要素の局部の変形を避
けるため、および、摩耗に対する抵抗性を向上させるた
めに熱感受性要素適用される保護層でありうる。
【0067】こうした保護層はまた、WO 94/11198に記
述されるような保護最外層から場合によっては突き出る
粒状の材料例えばタルクの粒子も含みうる。他の添加物
例えばコロイド状シリカのようなコロイド状粒子もまた
保護層に取り込まれ得る。
【0068】最外層のための親水性結合剤 本発明の態様により、感熱式ヘッドの複数性状態と接触
する記録材料の最外層は親水性結合剤を含みうる。感熱
式ヘッドの複数性状態と接触する最外層に適する親水性
結合剤は、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール、
セルロース誘導体もしくは他の多糖、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどであ
り、硬化可能な結合剤が好まれ、また、ポリビニルアル
コールがとりわけ好まれる。
【0069】最外層のための架橋剤 本発明の態様により、感熱式ヘッドの複数性状態と接触
する記録材料の最外層が架橋されうる。架橋は、保護層
のためのWO 95/12495に記述されるような架橋剤、例え
ばテトラアルコキシシラン、ポリイソシアネート、ジル
コン酸塩、チタン酸塩、メラミン樹脂など、を使用する
ことにより達成され得、テトラメチルオルトケイ酸塩お
よびテトラエチルオルトケイ酸塩のようなテトラアルコ
キシシランが好まれる。
【0070】最外層のための艶消剤 本発明による感熱式ヘッドの複数性状態と接触する記録
材料の最外層は艶消剤を含みうる。適する艶消剤はWO 9
4/11198に記述され、また、例えばタルク粒子を包含
し、そして場合によっては最外層から突き出る。
【0071】最外層のための潤滑剤 本発明の記録材料の最外層は最低1種の潤滑剤を含みう
る。適する潤滑材料の例は、界面活性剤、液体の潤滑
剤、記録材料の熱発色の間に融解しない固体の潤滑剤、
記録材料の熱発色の間に融解する(熱融解可能な)固体
の潤滑剤もしくはそれらの混合物である。
【0072】潤滑剤は、好ましくは、ケイ素誘導体、ポ
リオレフィン、脂肪酸誘導体、脂肪アルコール誘導体お
よびリン酸誘導体から成る群から選択される。
【0073】静電防止層 本発明の記録材料の好ましい態様において、静電防止層
が、感熱式画像形成過程の間に感熱式ヘッドの複数性状
態と接触しないその最外層に適用される。そのための適
する静電防止層は、EP-A 440 957、US 5,312,681および
US 5,354,613に記述され、US 5,354,613に記述されるも
のが好まれる。
【0074】被覆 本発明の記録材料のいずれかの層の被覆は、例えば、Mo
dern Coating and Drying Technology、エドワード・
D.コーエン(Edward D. Cohen)とエドガー・B.ガト
フ(Edgar B. Gutoff)により編、(1992) VCH パブ
リッシャーズ インク(VCH Publishers Inc.) 220 East
23rd Street, Suite 909 ニューヨーク州ニューヨーク
10010、アメリカ合衆国、に記述されるようないずれ
かの被覆技術により行われうる。
【0075】加工組立体 マーセル デッカー インク(Marcel Dekker, Inc.)、2
70 Madison Avenue、ニューヨーク州ニューヨーク、100
16により印刷された、"Handbook of ImagingMaterial
s"、アーサー・S.ダイアモンド(Arthur S. Diamond)
により編−ダイアモンド リサーチ コーポレーション
(Diamond Research Corporation)−カリフォルニア州ベ
ンチュラ、(1991)、p. 498-502に記述されるように、感
熱式印刷においては、画像シグナルは電気的パルスに変
換され、そしてその後、駆動体(driver)回路により感熱
式印刷ヘッドに選択的に移される。感熱式印刷ヘッドは
微小な熱抵抗体要素から成り、これは電気エネルギーを
ジュール効果を介して熱に変換する。かように熱シグナ
ルに変換される電気的パルスは、その中で発色をもたら
す化学反応が起こる感熱紙の表面に転写される熱として
それら自身を明示する。普遍的な感熱式印刷ヘッドの稼
働温度は300ないし400℃の範囲にあり、そして画素(ピ
クセル)あたりの加熱時間は50msもしくはより短いこと
ができ、感熱式印刷ヘッドの記録材料との圧接触は、良
好な熱の転移を確実にするために、例えば抵抗体要素の
直線状の配列1cmあたり100〜500gである。
【0076】本発明の方法の具体的な態様において、記
録材料の直接の熱による画像形式での加熱はジュール効
果の加熱により進行し、その中で感熱式ヘッドの配列の
選択的にエネルギーを与えられた電気抵抗体が記録層に
接触してもしくはきわめて接近して使用される。感熱式
印刷ヘッドの微小抵抗体での電流を調整する画像シグナ
ルは、例えば、光学電気走査装置からもしくは中間の保
存手段、例えば、場合によっては、その中で画像情報が
特定の必要を満足するように処理され得るディジタル画
像ワークステーションに接続された磁気ディスクもしく
はテープまたは光ディスク保存媒体から直接得られる。
【0077】本発明の一態様において、直接感熱式印刷
法は、(i)上に記述されたサーモグラフ記録材料を直
径Dmmのドラム上に供給すること、および(ii)感熱式
ヘッドの複数性状態を含む上に記述された組立体を使用
してサーモグラフ記録材料を画像形式に加熱すること、
の段階を含む本発明による直接感熱式印刷法のさらなる
態様において、低抗体要素の直線状の配列1cmあたり最
低100gの圧が、サーモグラフ記録材料と感熱式ヘッドの
複数性状態との間に適用される。
【0078】直接感熱式画像形成要素を使用して画像を
作成する方法に関連するEP-A 622 217により、連続色調
複製(reproduction)での改善は、加熱要素の複数性状態
を有する感熱式ヘッドによって感熱式サーモグラフ記録
材料を加熱することにより得られ、加熱要素の活性化
が、以下の等式: P≦Pmax=3.3W/mm2+(9.5W/mm2×Δ) 式中、Pmaxは、線時間(line time)の間に加熱要素によ
り消費される時間平均電力密度P(W/mm2で表される)
の加熱要素全体にわたる最大値である、が満足されるよ
うな方法で総線時間に対する活性化時間の比を表す作業
周期(duty cycle)Δで線ごとに実行されることを特徴と
する。
【0079】直接感熱式画像形成は透明画(transparenc
y)の生成および反射タイプの印刷の双方に使用され得
る。ハードコピーの分野では白色の不透明基材上の記録
材料が使用される。透明基材で黒色に画像形成された透
明画が、グラフィックアートおよび医学診断の双方の分
野で使用される。グラフィックアートの分野では、点お
よび線ははっきりした(hard)諧調をもつサーモグラフ記
録材料を使用して印刷され、そして、透明画は印刷版の
調製の過程で印刷版基材上の光感受性の組成物の被曝で
の遮蔽物として使用される。医学診断の分野では、黒色
に画像形成された透明画はライトボックスで操作する視
診技術で幅広く使用される。
【0080】本発明は、下に、その好ましい態様と共に
記述されることができる一方、本発明をその態様に制限
することが意図されないことが理解されることができ
る。対照的に、それは、付録としてつけられた主な特徴
もしくは態様により定義されるように、本発明の精神お
よび範囲内に包含されうるような全ての代替物、修飾お
よび同等物にわたることが意図される。本発明の感熱式
ヘッドの複数性状態を含む組立体との使用に適するサー
モグラフ記録材料が下に記述される。
【0081】
【実施例】本発明の感熱式ヘッドの複数性状態を含む組
立体とともに用いられるサーモグラフ記録材料の調製 熱感受性要素 100μmの厚さを有する下塗りされたポリエチレンテレフ
タル酸エステルの支持材を、50℃で1時間乾燥した後、
溶媒としてのブタノンおよび以下の材料を含有するコー
ティング組成物でドクターブレードで被覆し、層は、 ・ベヘン酸銀: 6.4g/m2 ・ポリビニルブチラール(モンサント(Monsanto)からのブトヴァル[Butvar]( 商標)B79): 6.47g/m2 ・シリコーン油(バイエル社(Bayer AG)からのバイシロン[Baysilone](商標 )MA): 0.024g/m2 ・7-(エチルカルボナート)-ベンゾ[e][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、階調 剤(下の式IIを参照): 0.718g/m2 ・3,4-ジヒドロキシ安息香酸エチル、還元剤: 1.309g/m2 ・無水テトラクロロフタル酸: 0.154g/m2 ・1-(3-デカノイルアミノフェニル)-1H-テトラゾール-5-チオール: 0.139g/m2
【0082】
【化3】
【0083】を含有する。
【0084】表面保護層での熱感受性要素の被覆 熱感受性要素をその後、存在する材料の重量パーセント
として表わされる以下の組成を含む水性組成物で被覆し
た: ・ポリビニルアルコール(ヴァカー ケミーエ(Wacker Chemie)からのモヴィフ ィオール[Mowiviol](商標)WX 48 20): 2.5% ・イオン交換カラムを通過させることにより酸の形態に変換されたウルトラヴォ ン[Ultravon](商標)W(チバ ガイギー(Ciba Geigy)からの分散剤): 0.09% ・タルク(ニッポン タルク(Nippon Talc)からのタイプP3): 0.05% ・コロイド状シリカ(バイエル社(Bayer AG)からのレヴァシル[Levasil](商 標)VP AC 4055、コロイド状シリカの15%水分散物): 1.2% ・シリカ(グレース(Grace)からのシロイド[Syloid](商標)72): 0.10% ・モノ[イソトリデシルポリグリコールエーテル(3EO)]リン酸(セルヴォ デルデン(Servo Delden) B.V.からのセルヴォキシル[Servoxyl](商標 )VPDZ 3/100): 0.09% ・リン酸モノラウリルおよびリン酸ジラウリルの混合物(セルヴォ デルデン(S ervo Delden) B.V.からのセルヴォキシル[Servoxyl](商標)VPAZ 100): 0.09% ・グリセリンモノ牛脂酸エステル(ヘンケル社(Henkel AG)からのリラニット[R ilanit](商標)GMS): 0.18% ・メタンスルホン酸の存在下に加水分解されたテトラメチルオルトケイ酸塩: 2.1% コーティング組成物のpHを1N硝酸を添加することに
より3.8のpHに調整した。水に不溶であるこれらの組
成物中の潤滑剤は、必要な場合は、分散剤の助けを借り
てボールミル中で分散した。この組成物を、湿潤層に85
μmの厚さで被覆し、そしてその後、40℃で15分間乾燥
し、そして45℃で硬化させた。
【0085】サーモグラフ印刷 カルコンプ[CALCOMP](商標)エコグラフィクス プ
ロッター(ECOGRAPHICSPLOTTER)は、感熱式ヘッドの複数
性状態を含む従来技術の91.4cm(36インチ)の組立体お
よび直径3.40cmのサーモグラフ記録材料の据え付けのた
めのドラムもつ幅広い判型の印刷機である。感熱式ヘッ
ドの複数性状態は3個の感熱式ヘッドから成り、そのセ
ラミック支持体は冷却用放熱子として作用するアルミニ
ウム基材に据え付けられる。感熱式ヘッドのこの複数性
状態の中央の感熱式ヘッドは、2個の外側の感熱式ヘッ
ドに関して水平に1mm移動され、そして従って0°の角
Θで本発明の範囲外となる。
【0086】上に記述されるサーモグラフ記録材料を、
その標準の設定で感熱式ヘッドの複数性状態を含む組立
体をもつこの印刷機と組み合わせて使用するベタの(sol
id)黒色の印刷は、ピンホール、ならびに、印刷機の感
熱式ヘッドの複数性状態の中央の感熱式ヘッドに対応す
るベタの黒色の領域での熱感受性要素およびサーモグラ
フ記録材料の保護層の双方への損傷をもつ印刷物を生じ
た。中央の感熱式ヘッドに対応する画像の領域でのサー
モグラフ記録材料への損傷を避けるための、感熱式ヘッ
ドの複数性状態を含む組立体の位置の調整は、中央の感
熱式ヘッドに対応する画像の領域での改善された画像の
質をもたらしたが、しかし、2個の外側の感熱式ヘッド
に対応する画像のそれらの領域でのピンホールを伴っ
た。感熱式ヘッドの複数性状態を含む従来技術の組立体
で、画像の完全な幅にわたって、すなわち感熱式ヘッド
の複数性状態の完全な長さにわたって、ピンホールのな
い、均一な印刷濃度および画像の色合いを得ることが不
可能なことが判明した。
【0087】画像中のピンホールの存在と一緒になった
印刷濃度および画像の色合いでのこの変動は、感熱式ヘ
ッドの複数性状態を含む従来技術の組立体とドラム上に
支持されたサーモグラフ記録材料との間の不均一な熱接
触による。本発明の感熱式ヘッドの複数性状態を含む組
立体は、感熱式ヘッドの複数性状態とドラム上に支持さ
れたサーモグラフ記録材料との間の均一な熱接触、そし
てそれにより、均一な印刷濃度、均一な画像の色合いお
よびピンホールの非存在を確実にする。
【0088】本発明の好ましい態様を詳細に記述したた
め、今や、当業者には、以下の主要な特徴および態様に
定義されるような本発明の範囲から離れることなく、多
数の修飾がその中でなされ得ることが明らかであること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】幅広い判型の印刷機のための感熱式ヘッドの従
来技術の複数性状態の上面の展望図(図1a)、及び第
1a図の感熱式ヘッドの複数性状態を含む従来技術の集
成体の側面の展望図(図1b)を示し、これからサーモ
グラフ記録材料は明瞭性のために割愛されて(omitted)
いる。
【図2】発明による幅広い判型の印刷機のための感熱式
ヘッドの複数性状態を含む集積体の一態様の側面の展望
図を示し、これからサーモグラフ記録材料は明瞭性のた
めに割愛されている。
【図3】本発明による幅広い判型の印刷機のための感熱
式ヘッドの複数性状態を含む集積体の別の態様の側面の
展望図を示し、これからサーモグラフ記録材料は明瞭性
のために割愛されている。
【符号の説明】
10 感熱ヘッド 11 列 12 列 15 ドラム 17 支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)感熱式ヘッドの隣接する列の抵抗体
    要素の直線状の配列が、0.2mmより大きな間隔dにより
    分離されており、 ii)隣接する列の感熱式ヘッドの平坦な支持体が、(d
    /2D)の逆正弦と(2d/D)の逆正弦との間に含ま
    れる角Θを包含する、ことを特徴とする、複数の感熱式
    ヘッドを含む組立体であって、各感熱式ヘッドが、前述
    の支持体上に据え付けられた前述の抵抗体のリニア配列
    およびサーモグラフ記録材料を支持するための直径Dmm
    のドラムを含み、前述の感熱式ヘッドが、抵抗体要素の
    直線状の配列が相互に平行である少なくとも2個の平行
    の列に互い違いで据え付けられる組立体。
  2. 【請求項2】 (i)直径Dmmのドラム(15)上にサー
    モグラフ記録材料を供給すること、および(ii)請求項
    1の組立体を使用して前述のサーモグラフ記録材料を画
    像形式で加熱すること、の段階を含む、直接感熱式印刷
    法。
JP9363157A 1996-12-16 1997-12-15 複数の感熱式ヘツドを含む組立体 Pending JPH10166633A (ja)

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