JPH10167258A - シート製品切断部材、シート製品切断用箱、及びシート製品切断兼支持部材 - Google Patents

シート製品切断部材、シート製品切断用箱、及びシート製品切断兼支持部材

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JPH10167258A
JPH10167258A JP8321779A JP32177996A JPH10167258A JP H10167258 A JPH10167258 A JP H10167258A JP 8321779 A JP8321779 A JP 8321779A JP 32177996 A JP32177996 A JP 32177996A JP H10167258 A JPH10167258 A JP H10167258A
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    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D83/08—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミホイルのようなシート製品を切断する
ための切り歯を有する部材が収容箱に一体的に取付けら
れている場合の取り外しの煩わしさを軽減し、さらに可
能な限り分別収集が容易なシート製品のための切断兼支
持部材を提供する。 【解決手段】 切断兼支持部材13は、シート製品14
を切断するための切断部材16と、シート製品14を支
持するための支持部材17a,bとにより構成され、シ
ート製品14と共に収容箱12内に収容される。切断兼
支持部材13は収容箱12と別体であるため、収容箱1
2から切断兼支持部材13を取り外す際の煩わしさがな
く、その結果、分別収集が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシート製品切断部
材、シート製品切断用箱及びシート製品切断兼支持部材
に関し、特に、リサイクルの観点から分別収集が容易な
シート製品切断部材、シート製品切断用箱及びシート製
品切断兼支持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、製品を生産するのみな
らず、それをいかにしてリサイクルするかが重要となっ
てきている。リサイクルの観点からは、製品の材質によ
って、分別収集が必要である。ところで、シート製品と
して、プラスチック性ラップ、アルミホイル、紙等があ
る。これらのシート製品は、筒状の巻心に幾重にも巻回
されて、収容箱に収容されている。そして、筒状巻心の
両端がその周方向に沿って廻動自在に支持されているた
め、シート製品は収容箱から任意の長さ引き出し可能と
なっている。シート製品が必要な長さ引き出された後
は、収容箱に一体として取付けられている切り歯によっ
てシート製品の幅方向で切り取られる。
【0003】例えば、アルミホイルを収容する収容箱
は、紙製のものであり、その収容箱の側壁上部が鋸歯状
に形成されて、さらに強度を大きくすべく樹脂コートが
なされたものがある。このような収容箱の側壁上部は、
切り歯としての役割を果たす。ここで、樹脂コートがな
されたのは、切り歯の強度を大きくするためである。
又、さらに強度を上げたものとして、金属製のものが、
収容箱の側壁に一体的に取付けられたものがある。特
に、業務用のアルミホイルは、相当長いもので、その切
断回数も、相当なものとなる。従って、切り歯の強度
は、それに応じて要求される。
【0004】一方、シート製品の巻回された巻心を支持
する支持台については、種々の工夫がなされている。例
えば、実開平5−86819号公報では、重量の大きな
業務用のアルミホイルの引き出しがスムーズに行え、輸
送及び引き出しの際にアルミホイルが変形することを防
止できるような支持台が提案されている。又、包装箱の
形状を工夫して、包装箱が支持台を兼ねるような工夫も
実公昭56−28098号公報や実登2506911号
公報で提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属歯
が収容箱に一体として取付けられている場合には、分別
収集のためには、金属歯を収容箱から取り外さなければ
ならない。その際、取り外しが必要であることに加え、
指を怪我してしまう恐れもある。他方、強度を大きくす
べく収容箱を金属製にしたり、収容箱を樹脂製の成形物
にしたりすれば、上記のような問題が解決されるとも考
えられるが、コスト高になってしまうという問題があ
る。
【0006】ゆえに、請求項1の発明は、収容箱からシ
ート製品切断部材の取り外しが不要なシート製品切断部
材を提供することを課題とする。請求項2の発明は、切
断部材の材質と収容箱の材質とが異なる場合であって
も、収容箱からシート製品切断部材の分別を容易に行え
るようなシート製品切断部材を提供することを課題とす
る。請求項3の発明は、請求項1又は2の発明の課題に
加えて、他の大きさの収容箱にも対応できるシート製品
切断部材を提供することを課題とする。請求項4の発明
は、収容箱と切断部材とが分離可能なシート製品切断用
箱を提供することを課題とする。
【0007】又、支持台についても、それ自体の種々の
工夫はなされているが、リサイクルのための分別収集の
観点からの工夫はあまりなされていない。たとえ、なさ
れたとしていても、切り歯が収容箱と一体となっている
との前提のもとに工夫がなされている。ゆえに、請求項
5の発明は、収容箱に収容されるシート製品を引き出す
ための機能及び切断するための機能を有する部材の収容
箱からの取り外しが不要なシート製品切断兼支持部材を
提供することを課題とする。請求項6の発明は、切断兼
支持部材の材質と収容箱の材質とが異なる場合であって
も、分別収集が可能な限り容易に行えるようなシート製
品切断支持部材を提供することを課題とする。請求項7
の発明は、請求項5又は6の発明の課題に加えて、支持
部材と切断部材との接続状態を変化させることができる
ようなシート製品切断兼支持部材を提供することを課題
とする。請求項8の発明は、請求項7の発明の課題に加
えて、シート状をなした切断部材の長手方向の強度を補
強することをその課題とする。請求項9の発明は、請求
項7又は8の発明の課題に加えて、シート状の支持部材
の支持強度を補強することを課題とする。請求項10の
発明は、切断機構と支持機構とを完全に果たせるような
シート製品切断兼支持部材を提供することを課題とす
る。請求項11の発明は、シート製品切断兼支持部材が
樹脂成形品であっても、請求項5から10のいずれかの
発明の課題を解決できるシート製品切断兼支持部材を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、収容
箱に収容されたシート製品を任意の長さで幅方向に切断
する切断部材であって、収容箱に対して別体でかつ着脱
可能なシート製品切断部材である。このような切断部材
では、収容箱と一体でなく別体なため、分離するにして
も収容箱からの切断部材の取り外しが不要である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のシート製品
切断部材の材質が収容箱の材質と異なることを特徴とし
ている。このような切断部材では、材質に応じた分別が
必要な場合であっても、収容箱からの取り外しが不要な
ため、分別も容易に行える。請求項3の発明は、請求項
1又は2のシート製品切断部材が矩形状をなしており、
その長手方向に分割可能であることを特徴としている。
このように分割可能にしたことによって、他の幅のシー
ト製品にも対応できる。
【0010】請求項4の発明は、収容箱と、シート製品
と、切断部材とを備えている。シート製品は収容箱内部
に収容される。切断部材は、シート製品を任意の長さで
幅方向に切断するための部材であって、収容箱に対して
別体でかつ着脱可能なのものである。このようなシート
製品切断用箱においても、収容箱と切断部材とを分離す
るにしても、収容箱から切断部材の取り外しが不要であ
る。
【0011】請求項5の発明は、筒状に捲回されたシー
ト製品と共に、収容箱に収容される収容箱と別体の部材
であって、切断部材と、支持部材とを備えている。切断
部材は、シート製品を任意の長さで幅方向に切断するた
めの矩形状をなした部材である。支持部材は、切断部材
の長手方向に一端に切断部材と同一材質で連続して接続
され、かつ、シート製品の一端を支持する部材である。
このようなシート製品切断兼支持部材によって、少なく
とも切断部材と連続して接続された支持部材とが同一材
質なので、両者の間で分別を行う必要はない。又、切断
部材についても収容箱と別体であることから、分離をす
るにしても取り外しが不要である。
【0012】請求項6の発明は、請求項5のシート製品
切断兼支持部材の材質が収容箱の材質と異なることを特
徴としている。このような切断兼支持部材によって、収
容箱からの取り外しが不要な為、分別を容易に行える。
しかも、切断部材と支持部材とが同一材質なので、より
分別が容易になる。請求項7の発明は、請求項5又は6
の支持部材は、切断部材との接続部分で折曲げ可能であ
ることを特徴としている。このような切断兼支持部材に
よって支持部材と切断部材との接続状態を変化させるこ
とができる。
【0013】請求項8の発明は、請求項7の切断部材が
シート状をなしており、切断部材にはその長手方向に対
する曲げ強度を補強する補強手段が設けられていること
を特徴としている。このように切断部材がシート状で薄
手のものである為、強度が不十分であっても、長手方向
の強度を補強していることから、支持部を折曲げる際
に、切断部材が折り曲がらず、簡単な折曲げ作業が行え
る。
【0014】請求項9の発明は、請求項7又は8の支持
部材がシート状をなしており、支持部材にはシート製品
を支持するための強度を補強する補強手段が設けられて
いることを特徴としている。このように支持部材がシー
ト状で薄手のものであるため、それ自体は強度が不十分
であってもシート製品を支持するための強度を補強して
いることから、支持部材は支持機能を十分に発揮でき、
シート製品が例えば業務用のもののように重い場合であ
っても、十分に対応できる。
【0015】請求項10の発明は、請求項6から9のい
ずれかの支持部材が切断部材の長手方向の両端のそれぞ
れに連続して接続されていることを特徴としている。こ
のように切断部材の長手方向両端に支持部材が連続して
接続されても、支持部材が折曲げ可能であることから、
シート製品の筒状両端を支持できる。請求項11の発明
は、切断兼支持部材が樹脂成形品を含むことを特徴とし
ている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、切断部材が収容箱と別体で着脱可能なことから、収
容箱と一体の場合のような取り外しが必要でなく、取り
外しの際に切り歯によって怪我をすることがないという
効果がある。さらに、切断部材の交換が可能であるとい
う効果がある。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の発明の効果
に加えて、切断部材の材質が収容箱の材質と異なること
から分別収集が必要な場合であっても、その分別が容易
であるという効果がある。又、収容箱の材質が強度の弱
い例えば紙のような材質のものであっても、切断部材の
材質を強度の大きな材質のものとすることができる。こ
れに伴って、シート製品が例えば業務用のアルミホイル
のような切断回数の多いものであっても、切断部材の材
質を収容箱の材質の強度よりも大きくすることで、対応
できるという効果がある。
【0018】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
の効果に加えて、矩形状をなした切断部材が長手方向に
分割可能であることから、分割前後によって異なる幅の
シート製品にも対応でき、需要者は、切断部材を購入す
る必要がなく、幅の異なるシート製品のみを購入すれば
足りるという効果がある。請求項4の発明は、収容箱と
切断部材とが別体であるシート製品切断用箱を提供する
ことにより、切断部材の取り外しが不要となり、切断部
材を収容箱から取り外す際の煩わしさが軽減されると共
に、切断部材によって怪我をするということもなくな
る。更に、切断部材の交換が可能という効果もある。
【0019】請求項5の発明は、一つの部材でシート製
品を切断することとシート製品の一端を支持することが
できる。又、この切断兼支持部材は、収容箱と別体であ
ることから、一体の場合に比べて取り外しが不要であ
り、一体であることに伴う取り外しの際の怪我の可能性
を押えることができる。さらに、切断部材と支持部材と
を一体として分別できて、分別収集を容易に行える。更
に、切断部材等に破損が生じた場合の交換も可能である
という効果がある。
【0020】請求項6の発明は、請求項5の発明の効果
に加えて、切断兼支持部材の材質と収容箱の材質が異な
ることから、切断兼支持部材の強度と収容箱の強度とを
変えることができ、例えば切断兼支持部材の強度を収容
箱の強度に比べて大きくすることができる。これに伴っ
て、業務用のアルミホイルのような長いシート製品を切
断する場合であっても、対応できるという効果がある。
又、材質が異なることから収容箱と切断兼支持部材を分
別収集する際には、切断部材と、支持部材と、収容箱と
を三種類分別する場合に比べて、分別の種類を少なくで
き、分別収集を更に容易化できるという効果がある。
【0021】請求項7の発明は、請求項5又は6の発明
の効果に加えて、支持部材と切断部材とが接続部分で折
曲げ可能であることから、例えば分別収集後に切断兼支
持部材の収集されたスペースを可能な限り小さくできる
ような形態として、例えば平らな状態にすることができ
る。請求項8の発明は、請求項7の発明の効果に加え
て、シート状をなした切断部材であっても、その長手方
向の強度が補強されて、支持部材を折曲げる際に切断部
材が折り曲がらず、折曲げ作業が容易となる。さらに、
切断部材が収容箱の前面に沿った形状の場合には、収容
箱の外側からの衝撃に対しての強度が大きく成るという
効果がある。
【0022】請求項9の発明は、請求項7又は8の発明
の効果に加えて、シート状をなした支持部材のシート製
品を支持する強度が補強されることで、例えばシート製
品が業務用のアルミホイルのような重いものであって
も、十分に長時間支持することが可能となる。請求項1
0の発明は、請求項6から9の発明の効果に加えて、支
持部材が切断部材の長手方向両端のそれぞれに形成され
ることで、収容箱と切断兼支持部材の材質が異なる場合
であっても、二種類の分別収集で済むという効果があ
る。さらに、切断兼支持部材単独で切断兼支持が完全に
行われるため、他に支持機構のための部材を成形する必
要がなく、一体成形の分だけコストを押えることができ
る。さらには、切断部材とその両側の支持部材によっ
て、収容箱の4つの側面のうち3つの側面の強度を大き
くすることができ、例えば落としたり、重ねたりした場
合の衝撃に対して十分に対応できるという効果がある。
【0023】請求項11の発明は、請求項5から10の
発明の効果に加えて、樹脂成形品の切断兼支持部材を用
いることで、簡易に多量生産が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態に
係るシート製品切断用箱の斜視図であり、図2は、図1
の分解斜視図である。図1及び図2を参照して、シート
製品切断用箱11は、収容箱12、切断兼支持部材13
及びシート製品14によって構成される。収容箱12
は、全体として直方体をなした箱であり、紙製のもので
ある。そして、上面が蓋として開閉できるようになって
おり、その内部に切断兼支持部材13及びシート製品1
4が収納される。シート製品14は、業務用のアルミホ
イルであり、巻芯15に巻回されて積層されている。業
務用のアルミホイルは、かなりの巻回が必要であり、重
量もその分だけ重いものとなっている。切断兼支持部材
13は、シート製品14をその任意の長さで幅方向に切
断するための切断機能と、シート製品14を筒の円周に
沿って回動自在に支持するための支持機能とを有する部
材である。
【0025】図3は、図2の切断兼支持部材の平面図で
あり、図4は、図3のIV−IVラインから見た図であ
り、図5は,図3のV−Vライン拡大端面図であり、図
6は図3のVI−VIライン拡大端面図である。以下、
切断兼支持部材13について詳しく説明する。切断兼支
持部材13は、切断機能を有する切断部材16と、支持
機能を有する第1の支持部材17a及び第2の支持部材
17bとで構成される。
【0026】切断部材16は、全体としては矩形状をな
しており、薄い厚さのシート状の樹脂成形物である。切
断部材16の上方一辺は、鋸歯状に形成されて、切り歯
18としての機能を果たしている。又、切断部材16に
はその長手方向に沿ってリブ19a,19bが形成され
ている。リブ19a,19bは、切断部材16の長手方
向の強度を大きくするような役割を果たす。切断部材1
6の長手方向の長さは、L1であり、幅方向の長さはL
2である。
【0027】第1の支持部材17aは、全体としては正
方形で、厚さの薄いシート状の樹脂成形物であり、切断
部材16と一体成形される。中央部分には、巻芯15内
部に挿入されてシート製品14を空中で回動自在に支持
するための第1の凸部20aが形成されている。第1の
凸部20aは、円錐台の形状をなしており、テーパを有
するように成形されている。又、第1の凸部20aを中
心に、放射状で四方に向けて第3のリブ21a〜dが形
成されている。第1の支持部材17aは、切断部材16
の長手方向の一端と第1の接続部分23aで接続されて
いる。第1の接続部分23aは第1の支持部材17aと
切断部材16とを折曲げ可能なために設けられた部分で
あり、ミシン目が形成されている。第2の支持部材17
bも、第1の支持部材17aと同様の部材であり、第1
の凸部20aに対応して第2の凸部20bが設けられ、
第3のリブ21a〜dに対応して第4のリブ22a〜d
が設けられている。そして、第2の支持部材17bは、
切断部材16の長手方向他端と第2の接続部分23bに
よって接続されている。第2の接続部分23bにも、ミ
シン目が形成されている。支持部材17a,17bの一
辺の長さは、L3であり、切断部材16の幅L2に比べ
て、切り歯18の分だけ短いものとなっている。
【0028】このような切断兼支持部材13をシート製
品14と共に収容箱12に収容することについて説明す
る。まず、図3に示すような状態で、切断兼支持部材1
3が例えばテーブルの上におかれる。そして、片方の手
で切断部材16を押えつつ、第1の支持部材17aを切
断部材16に折り重ねる方向に折曲げる。切断部材16
は、シート状の薄手のものであるが、リブ19a,bに
よって長手方向の強度が補強されているため、第1の支
持部材17aを折曲げる際の力によっても、切断部材1
6は、その形状を変形しない。従って、折り曲げ作業
は、容易である。同様に、切断部材16を片手で押えつ
つ、第2の支持部材17bを切断部材16に折り重ねる
方向に折曲げる。
【0029】このようにして、支持部材17a,bが折
曲げ可能な状態になった後、シート製品14が巻回され
た巻芯15の一端に第1の支持部材17aの第1の凸部
20aを挿入し、巻芯15の他端に第2の支持部材17
bの第2の凸部20bを挿入しつつ、切断部材16及び
支持部材17a,bを収容箱12内に収容する。その
後、シート製品14を切断して使用する場合には、必要
な任意の長さシート製品14を回転させて引き出し、切
断部材16の切り歯18によって幅方向に切断する。こ
こで、切断部材16は、長手方向の強度が大きいもので
ある為、切断の際に変形が生じにくく、奇麗に切断を行
える。そして、最終的にシート製品14が全て無くなる
までこの状態で使用される。
【0030】ところで、シート製品14は、支持部材1
7a,bの凸部20a,20bによって回動自在に支持
されるが、第1の凸部20a,第2の20bにはシート
製品14の重量がかかっている。支持部材17a,b
は、シート状で薄手のものであるが、第3のリブ21a
〜dと第4のリブ22a〜dとが形成されているため、
支持部材17a,bの強度は十分なものとなっている。
従って、シート製品14が例えば業務用のアルミホイル
のようにかなりの重量のものであっても、支持部材17
a,bは十分に強度的に耐えられるものとなっている。
【0031】このようなシート製品切断用箱11によっ
て、シート製品14が全て使用された後は、収容箱12
と、切断兼支持部材13と、巻芯15とが残るだけであ
る。しかも、切断兼支持部材13は、収容箱12と別体
で分離可能であるため、その後リサイクルのために分別
収集が必要な場合であっても、収容箱12からの取り外
しを行うことなく、容易に分別が行える。即ち、巻芯1
5が紙製であれば、巻芯15及び収容箱12を一つにま
とめ、切断兼支持部材13を分別すれば済む。さらに
は、巻芯15がなく、シート製品14がそのまま筒状に
巻かれている場合にはシート製品14が全部使用された
後に残るものは、切断兼支持部材13と、収容箱12と
であり、より分別が容易である。そして、分別された切
断兼支持部材13は、接続部23a,bで折り曲げ可能
である為、最も収容スペースを取らない状態として、例
えば平らに変形できる。
【0032】特に、切断部材16は、従来収容箱12に
一体として取付けられていたため、金属製の切り歯では
取り外しの際に危険であり、怪我をしてしまうこともあ
ったが、切断兼支持部材13は、そのような取り外しの
際の困難さがなくて、危険も少なく、怪我しにくいとい
う利点がある。さらに、切断兼支持部材13は、切断部
材16と支持部材17a,bとが一体成形で製造される
ものであるため、ここに切断部材16と支持部材17
a,bとを別体で成形するよりもコストが低いという利
点がある。これは、特に切断部材16と支持部材17
a,bとの材質が異なって、別体の場合と比較すると顕
著である。
【0033】さらに、切断兼支持部材13が収容された
収容箱12の強度は大きくなっている。即ち、収容箱1
2の前面はその裏側に切断部材16があり、収容箱12
の両側面はその裏側に支持部材17a,bがあるので、
外からの衝撃に対して十分耐え得るものになっている。
尚、支持部材は、支持部材17a,bに限定されるもの
ではない。即ち、全ての公知技術が用いられる。例え
ば、凸部20a,20bを形成する代わりに、円形の穴
を設け、その穴にシート製品14が巻回された巻芯15
が挿入されて支持するようなものであってもよい。ただ
し、この場合には、巻芯15は、シート製品14から突
出したような形状としておく必要がある。
【0034】又、凸部20a,bは、円錐台のテーパを
有するものとしている。このように円錐台にすること
で、切断兼支持部材13の積み重ねが容易であるという
利点がある。しかし、凸部20a,bは、必ずしも円錐
台である必要はなく、円柱状であってもよい。ただし、
この場合には巻芯15の径をある程度大きくして回転し
易くする必要がある。
【0035】さらに、凸部20a,bは、それぞれ支持
部材17a,bの中心に設けられているが、少し上方に
偏位させて、シート製品14が下面に接触して生じる擦
れ等を防止するようにして、シート製品14の円滑な引
き出しを可能とするようにしてもよい。さらに、凸部2
0a,bの形状は、半球状のようなものであってもよ
い。
【0036】さらには、円錐台、円柱及び半球の側面に
数箇所突起を設けて、巻芯15との接触部分をさらに少
なくして、シート製品14の引き出しをよりスムーズに
するような工夫がなされてもよい。さらに、図3では、
切り歯が切断部材16の一辺に沿って形成されている
が、上下の両辺に形成して歯の交換ができるようにして
もよい。
【0037】さらに、本発明の実施の形態に係る切断兼
支持部材13は、切断部材16の長手方向両端に支持部
材17a,bを一体成形しているが、いずれか一方の支
持部材が一体成形されるものであってもよい。ただし、
この場合には、一体成形されていない側の支持には、切
断兼支持部材13から切り取られた支持部材17a
(b)が用いられてもよく、公知技術の全てが用いられ
れば良い。
【0038】さらに、切断部材16の長手方向いずれか
一方にのみ支持部が形成される観点からは、切断部材1
6の長さは、収容箱12の箱の長さに相当する長さまで
必要とはされない。さらに、切断部材16と支持部材1
7a(b)とが一体成形されて、接続部分23a(b)
で折曲げ可能とされているが、折曲げ可能とせず、L字
型に固定されるようなものであってもよい。さらには、
いずれか一方がL字形に固定され、他方が折曲げ可能で
あっても、巻芯15への嵌め込みは可能である。
【0039】さらに、折曲げ可能であることからは、切
断部材16がシート状のもので、支持部材17a(b)
が肉厚の厚いものであってもよい。この場合には、第3
のリブ21a〜d(第4のリブ22a〜d)が不要とさ
れる。さらに、切断部材16に形成されたリブ19a,
19bはこれに限定されるものではない。即ち、図7
(a)のように一本のリブでもよく、図7(b)のよう
に長手方向に対して蛇行したリブでもよく、図7(c)
のように長手方向に傾斜したリブであってもよく、図7
(d)のように網目状のリブであってもよい。さらに
は、切断部材(16)の長手方向の強度が十分であれば、リ
ブは不要である。
【0040】さらに、支持部材17a(b)の第3のリ
ブ21a〜d(第4のリブ22a〜d)もこれに限定さ
れるものではない。即ち、好ましくはシート製品14を
支持する下向きの力に対して支持部材17a(b)の強
度を大きくするようなリブであることが望まれる。さら
に、リブ19a,b,第3のリブ21a〜d,第4のリ
ブ22a〜dの突出方向は、図4に示すように収容箱1
2と対向しない側であることが望ましい。これは、その
分だけ収容箱12内の内部の空間を狭くしてしまい、シ
ート製品14の回動部分を確保するのが困難であるから
である。さらには、収容箱12の内側面と可能な限り切
断兼支持部材13が接した方が、安定性があるからであ
る。ただし、切断部材16に形成されるリブ19a,1
9b,リブ24,リブ25,リブ26,リブ27につい
ては、シート製品14の回転に対して妨げとならないよ
うなものである必要がある。
【0041】さらに、本発明の実施の形態では、切断部
材16の両端に支持部材17a,17bを一体成形して
いるが、支持部材17a,17bがいずれも成形され
ず、切断部材16のみが成形されたものであってもよ
い。この場合には、シート製品14を支持する支持機構
は、公知のものが用いられればよい。このような切断部
材16のみであっても、収容箱12と別体であることか
ら、収容箱12との取り外しの煩わしさがなくなると共
に、取り外しの際に生じる怪我のようなことが生じにく
くなるという利点がある。又、切断部材16の切り歯1
8が破損しても、交換が可能という利点がある。逆の観
点からは、切断部材16が十分に強度の大きなものであ
り、切り歯18が相当回数使用されるならば、切断部材
16のみを所持しておけば、これが商品として含まれて
いないのも詰替用として購入することもできる。即ち、
切断兼支持部材13が強度的にしっかりしており、何箱
分ものシート製品14を切断でき、かつ支持できるもの
である場合には、箱とシート製品のみの別売も可能とな
る。
【0042】続けて、切断部材16のみの場合の他の例
について説明する。図8(a)に示すように、収容箱1
2の高さよりも低い切断部材28を収容箱12に設けら
れた切り込み29a,bに差し込むようにしてもよい。
さらに、図8(b)に示すように、切断部材28の表面
に突起30a,30bを設け、長手方向の移動を阻止す
るようにしてもよい。さらに、図8(c)に示すよう
に、長手方向及び下方への移動を防ぐような切り込み3
1a,bを形成して、切断部材28が差し込まれるよう
にしてもよい。
【0043】さらに、図9(a)に示すように、切断部
材32の上方下方のそれぞれに切り歯33a,bを形成
してもよい。この場合には、交換は上下方向を変えるだ
けで可能となる。さらに、図9(b)に示すように、切
断部材34の一辺に亙って切り歯が設けられる必要はな
く、切り歯35のように一部のようなものであってもよ
い。さらに、図9(c)に示すように、切断部材36の
一辺の両端のみに切り歯37a,bを形成するようなも
のであってもよい。さらに、図9(d)に示すように、
切断部材38の形状を断面がL字状の形にして、切断部
材38の安定度を上げてもよい。ただし、シート状の切
断部材16単独であっても、シート製品14の収容方向
を注意すれば、切断部材16は飛び出しにくいと考えら
れる。即ち、図10(a)に示すような方向でシート製
品14が収容箱12に収容された場合には、シート製品
14の回転に伴って、切断部材16が上向きの力を受け
て、飛び出す可能性があるが、図10(b)に示すよう
な方向で収容された場合には、シート製品14が回転し
ても、切断部材16には下向きの力しかかからないた
め、飛び出しにくいと考えられるからである。
【0044】さらに、切断部材16は、シート製品14
の形状に対して、切り歯18の分だけ高くしているた
め、製品の搬送段階での箱の積み重ねの衝撃で、歯が破
損することも考えられるが、例えば、切断部材16の高
さを収容箱12の高さと一致させておき、切り歯18が
出てくるように収容箱12の表面にミシン目を入れてお
き、使用に際してミシン目の部分を取り除いて切り歯1
8を突出するようなものにしておいてもよい。
【0045】他方、そのような面倒な作業を行わず、そ
のまま使用するためには、切断部材16の材質は、切り
歯としての強度を有し、さらに外部からの衝撃によって
も破損しないような材質が好ましい。例えば、樹脂成形
品が望ましい。具体的には、ポリプロピレン(PP)
や、ポリエチレンテレフタレート(PET)、硬質塩化
ビニール等が挙げられる。
【0046】更に、収容箱12と切断部材16とを別体
とする思想からは、収容箱12と切断部材16との材質
の相違は問題とならず、同じ材質であっても、異なる材
質であってもよい。異なる材質の場合には、分別収集が
一体にした場合に比べて容易であるという利点がある。
又、異なる材質の場合には、収容箱をコストのかからな
い紙のような材質を用い、切断部材を業務用アルミホイ
ルにも対応できる強度の材質のものにできる。このこと
は、第1の支持部材17a,第2の支持部材17bと一
体化した切断部材16である切断兼支持部材13につい
ても同様である。
【0047】さらに、切断部材16が収容箱12と別体
であることから以下のような工夫もできる。即ち、図1
1に示すように、切断部材16の長手方向における一端
からL4の長さ位置に切り取り部39を形成し、他端か
らL5の長さに切り取り部40を設けて、(L1−L
4)の長さのシート製品に対応する場合には切り取り部
39の部分で切り取りを行い、(L1−L5)の長さの
シート製品の場合には切り取り部40の分で切り取りを
行って、他のシート製品にも一つの切断部材で対応でき
るという利点がある。
【0048】更に、支持部17a,bが一体成形され
ず、切断部材のみであることからは、シート製品は、巻
回されたものでなくても良い。例えば、収容箱に折り畳
まれたものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート製品切断用箱の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図2の切断兼支持部材13の平面図である。
【図4】図3のIV−IVラインから見た図である。
【図5】図3のV−Vライン拡大端面図である。
【図6】図3のVI−VIライン拡大端面図である。
【図7】図3の切断部材のリブの他の例を示した図であ
る。
【図8】切断部材の他の例を示した図である。
【図9】切断部材のさらに他の例を示した図である。
【図10】切断部材のみの場合のシート製品収容箱への
好ましい収容方向を説明するための図である。
【図11】切断部材のさらに他の例を示した図である。
【符号の説明】
11・・・シート製品切断用箱 12・・・収容箱 13・・・切断兼支持部材 14・・・シート製品 16,28,32,34,36,38・・・切断部材 17a,17b・・・支持部材 19a,b,21a〜d,22a〜d、24,25,2
6,27・・・リブ 23a,b・・・接続部分

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容箱に収容されたシート製品を任意の
    長さで幅方向に切断する切断部材であって、 前記収容箱に対して別体でかつ着脱可能なシート製品切
    断部材。
  2. 【請求項2】 前記シート製品切断部材の材質は、前記
    収容箱の材質と異なることを特徴とする、請求項1記載
    のシート製品切断部材。
  3. 【請求項3】 前記シート製品切断部材は、矩形状をな
    しており、その長手方向に分割可能であることを特徴と
    する、請求項1又は2記載のシート製品切断部材。
  4. 【請求項4】 収容箱と、 前記収容箱内部に収容されるシート製品と、 前記シート製品を任意の長さで幅方向に切断するための
    部材であって、前記収容箱に対して別体でかつ着脱可能
    な切断部材とを備えた、シート製品切断用箱。
  5. 【請求項5】 筒状に巻回されたシート製品と共に、収
    容箱に収容される前記収容箱と別体の部材であって、 前記シート製品を任意の長さで幅方向に切断するための
    矩形状の切断部材と、 前記切断部材の長手方向の一端に前記切断部材と同一材
    質で連続して接続され、かつ、前記シート製品の一端を
    支持する支持部材とを備えた、シート製品切断兼支持部
    材。
  6. 【請求項6】 前記シート製品切断兼支持部材の材質
    は、前記収容箱の材質と異なることを特徴とする、請求
    項5記載のシート製品切断兼支持部材。
  7. 【請求項7】 前記支持部材は、前記切断部材の接続部
    分で折曲げ可能であることを特徴とする、請求項5又は
    6記載のシート製品切断兼支持部材。
  8. 【請求項8】 前記切断部材は、シート状をなしてお
    り、 前記切断部材にはその長手方向に対する曲げ強度を補強
    する補強手段が設けられることを特徴とする、請求項7
    記載のシート製品切断兼支持部材。
  9. 【請求項9】 前記支持部材は、シート状をなしてお
    り、 前記支持部材には前記シート製品を支持するための強度
    を補強する補強手段が設けられることを特徴とする、請
    求項7又は8記載のシート製品切断兼支持部材。
  10. 【請求項10】 前記支持部材は、前記切断部材の長手
    方向の両端それぞれに連続して接続される、請求項6か
    ら9のいずれか記載のシート製品切断兼支持部材。
  11. 【請求項11】 前記切断兼支持部材は、樹脂成形品を
    含む、請求項5から10のいずれか記載のシート製品切
    断兼支持部材。
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