JPH10167931A - 化粧品用撥水撥油性粉体および該粉体を含有する化粧品 - Google Patents
化粧品用撥水撥油性粉体および該粉体を含有する化粧品Info
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- JPH10167931A JPH10167931A JP32512596A JP32512596A JPH10167931A JP H10167931 A JPH10167931 A JP H10167931A JP 32512596 A JP32512596 A JP 32512596A JP 32512596 A JP32512596 A JP 32512596A JP H10167931 A JPH10167931 A JP H10167931A
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で、製造工程が簡単であり、撥水撥油性
に優れた化粧品用撥水撥油性粉体を提供すること、およ
び化粧崩れが少なく、使用感が良好である化粧品を提供
する。 【解決手段】 フッ素系単量体を含んでなる重合性単量
体を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合する
ことにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液を
非フッ素系溶剤で希釈する工程、粉体を重合体希釈液で
処理する工程からなる化粧品用撥水撥油性粉体の製造方
法。該重合体溶液を非フッ素系溶剤で希釈する工程は、
該重合体溶液から単離した重合体をフッ素系溶剤を含む
溶剤に溶解させて得られた重合体溶液を非フッ素系溶剤
で希釈する工程であってもよい。
に優れた化粧品用撥水撥油性粉体を提供すること、およ
び化粧崩れが少なく、使用感が良好である化粧品を提供
する。 【解決手段】 フッ素系単量体を含んでなる重合性単量
体を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合する
ことにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液を
非フッ素系溶剤で希釈する工程、粉体を重合体希釈液で
処理する工程からなる化粧品用撥水撥油性粉体の製造方
法。該重合体溶液を非フッ素系溶剤で希釈する工程は、
該重合体溶液から単離した重合体をフッ素系溶剤を含む
溶剤に溶解させて得られた重合体溶液を非フッ素系溶剤
で希釈する工程であってもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撥水撥油性に優
れ、化粧崩れが無く、使用感の良好な化粧品を製造する
ための撥水撥油性粉体の製造方法、製造される撥水撥油
性粉体、および撥水撥油性粉体を含有する化粧品に関す
るものである。
れ、化粧崩れが無く、使用感の良好な化粧品を製造する
ための撥水撥油性粉体の製造方法、製造される撥水撥油
性粉体、および撥水撥油性粉体を含有する化粧品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】粉体を含有する化粧品としては、ファン
デーション、おしろい、チークカラー、アイカラー、ボ
ディーパウダーなどがある。化粧品には、通常、体質顔
料、白色顔料、着色顔料と呼ばれる粉体が配合されてい
る。体質顔料はタルク、カオリン、雲母などの無機粉
体、蛋白質粉体、魚鱗箔などの有機粉体から成る。ま
た、白色顔料は酸化チタン、酸化亜鉛などの無機粉体、
着色顔料はベンガラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄などの無機粉
体、レーキ、タール色素などの有機粉体から成る。上記
の粉体は通常、両親媒性であり、水にも油にもなじみや
すい性質を持つ。このため、このような粉体を配合する
化粧品は、水、および、汗、皮脂などの分泌物で濡れや
すく、濡れると本来その化粧品が有する色調が損なわれ
たり、透明化して地肌の色が出てきたり、発汗や顔の動
きで化粧膜が移動、凝集する、いわゆる、「化粧崩れ」
の現象が起こる。
デーション、おしろい、チークカラー、アイカラー、ボ
ディーパウダーなどがある。化粧品には、通常、体質顔
料、白色顔料、着色顔料と呼ばれる粉体が配合されてい
る。体質顔料はタルク、カオリン、雲母などの無機粉
体、蛋白質粉体、魚鱗箔などの有機粉体から成る。ま
た、白色顔料は酸化チタン、酸化亜鉛などの無機粉体、
着色顔料はベンガラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄などの無機粉
体、レーキ、タール色素などの有機粉体から成る。上記
の粉体は通常、両親媒性であり、水にも油にもなじみや
すい性質を持つ。このため、このような粉体を配合する
化粧品は、水、および、汗、皮脂などの分泌物で濡れや
すく、濡れると本来その化粧品が有する色調が損なわれ
たり、透明化して地肌の色が出てきたり、発汗や顔の動
きで化粧膜が移動、凝集する、いわゆる、「化粧崩れ」
の現象が起こる。
【0003】従来より、水、汗による化粧崩れを防止す
る技術として、粉体をシリコーンで表面処理することに
より撥水性を付与することが一般的である。しかし、シ
リコーン処理粉体は、撥水性を有するが撥油性がないた
めに、皮脂による化粧崩れを防止することができなかっ
た。
る技術として、粉体をシリコーンで表面処理することに
より撥水性を付与することが一般的である。しかし、シ
リコーン処理粉体は、撥水性を有するが撥油性がないた
めに、皮脂による化粧崩れを防止することができなかっ
た。
【0004】近年、皮脂による化粧崩れを防止するため
に、フッ素化合物で粉体を表面処理して、撥水撥油性を
付与することが提案されている。例えば、特開昭62−
250074号公報は、フッ素化合物にパーフルオロア
ルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩を用いるこ
とを開示しているが、これは既に実用化されている。し
かし、このフッ素化合物は非常に高価であるという価格
上の問題、非重合性のために化合物の特性を変えにくい
という材料設計上の問題、および、親水性であるために
粉体を水中で表面処理しなければならず、製造工程が複
雑になるという製造上の問題があった。
に、フッ素化合物で粉体を表面処理して、撥水撥油性を
付与することが提案されている。例えば、特開昭62−
250074号公報は、フッ素化合物にパーフルオロア
ルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩を用いるこ
とを開示しているが、これは既に実用化されている。し
かし、このフッ素化合物は非常に高価であるという価格
上の問題、非重合性のために化合物の特性を変えにくい
という材料設計上の問題、および、親水性であるために
粉体を水中で表面処理しなければならず、製造工程が複
雑になるという製造上の問題があった。
【0005】また、特開昭55−167209号公報は
パーフルオロアルキル基を含有する重合体から成る撥水
撥油剤を用いることを開示しているが、これは必ずしも
粉体に撥水撥油性を付与できるとは限らないという問題
点があった。具体的には、この公報の実施例に記載され
ている市販のパーフルオロアルキル基含有アクリレート
ポリマーエマルションを水で希釈して粉体に処理して
も、ほとんどのエマルションが粉体表面に吸着せず、撥
水撥油性を付与することができない。
パーフルオロアルキル基を含有する重合体から成る撥水
撥油剤を用いることを開示しているが、これは必ずしも
粉体に撥水撥油性を付与できるとは限らないという問題
点があった。具体的には、この公報の実施例に記載され
ている市販のパーフルオロアルキル基含有アクリレート
ポリマーエマルションを水で希釈して粉体に処理して
も、ほとんどのエマルションが粉体表面に吸着せず、撥
水撥油性を付与することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
で、製造工程が簡単であり、撥水撥油性に優れた化粧品
用撥水撥油性粉体を提供すること、および化粧崩れが少
なく、使用感が良好である化粧品を提供することにあ
る。
で、製造工程が簡単であり、撥水撥油性に優れた化粧品
用撥水撥油性粉体を提供すること、および化粧崩れが少
なく、使用感が良好である化粧品を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも6
0重量%のフッ素系単量体を含んでなる重合性単量体
を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合するこ
とにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液を非
フッ素系溶剤で希釈し、重合体希釈液を調製する工程、
粉体を重合体希釈液で処理する工程からなる化粧品用撥
水撥油性粉体の製造方法を提供する。本発明は、少なく
とも60重量%のフッ素系単量体を含んでなる重合性単
量体を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合す
ることにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液
から単離した重合体をフッ素系溶剤を含む溶剤に溶解さ
せる工程、 該重合体を溶解させた溶液を非フッ素系溶剤で希釈
し、重合体希釈液を調製する工程、粉体を重合体希釈液
で処理する工程からなる化粧品用撥水撥油性粉体の製造
方法をも提供する。
0重量%のフッ素系単量体を含んでなる重合性単量体
を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合するこ
とにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液を非
フッ素系溶剤で希釈し、重合体希釈液を調製する工程、
粉体を重合体希釈液で処理する工程からなる化粧品用撥
水撥油性粉体の製造方法を提供する。本発明は、少なく
とも60重量%のフッ素系単量体を含んでなる重合性単
量体を、フッ素系溶剤を含んでなる重合溶剤中で重合す
ることにより重合体溶液を調製する工程、該重合体溶液
から単離した重合体をフッ素系溶剤を含む溶剤に溶解さ
せる工程、 該重合体を溶解させた溶液を非フッ素系溶剤で希釈
し、重合体希釈液を調製する工程、粉体を重合体希釈液
で処理する工程からなる化粧品用撥水撥油性粉体の製造
方法をも提供する。
【0008】フッ素系単量体の例はポリフルオロアルキ
ル基含有(メタ)アクリレートである。ポリフルオロアル
キル基含有(メタ)アクリレートは、一般式(I):
ル基含有(メタ)アクリレートである。ポリフルオロアル
キル基含有(メタ)アクリレートは、一般式(I):
【化9】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基、Aは炭素数1〜4のアルキレン基、
基、Aは炭素数1〜4のアルキレン基、
【化10】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
1〜4のアルキレン基である)、または、
1〜4のアルキレン基である)、または、
【化11】 Xは、水素原子、またはメチル基である。]で示され
る。
る。
【0009】ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アク
リレートは、具体的には、次のとおりである。CF3(C
F2)7(CH2)OCOCH=CH2、CF3(CF2)6(C
H2)OCOC(CH3)=CH2、(CF3)2CF(CF2)
6(CH2)2OCOCH=CH2、CF3(CF2)7(CH2)2
OCOC(CH3)=CH2、CF3(CF2)7(CH2)2OC
OCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2
OCOCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(C2H5)(C
H2)2OCOC(CH3)=CH2、(CF3)2CF(CF2)6
CH2CH(OH)CH2OCOCH=CH2 2種以上のポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリ
レートを混合させて用いてもよい。
リレートは、具体的には、次のとおりである。CF3(C
F2)7(CH2)OCOCH=CH2、CF3(CF2)6(C
H2)OCOC(CH3)=CH2、(CF3)2CF(CF2)
6(CH2)2OCOCH=CH2、CF3(CF2)7(CH2)2
OCOC(CH3)=CH2、CF3(CF2)7(CH2)2OC
OCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2
OCOCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(C2H5)(C
H2)2OCOC(CH3)=CH2、(CF3)2CF(CF2)6
CH2CH(OH)CH2OCOCH=CH2 2種以上のポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリ
レートを混合させて用いてもよい。
【0010】本発明においてポリフルオロアルキル基含
有(メタ)アクリレートと共重合する非フッ素系モノマ
ーは、大別すると、非フッ素系アルキル(メタ)アクリレ
ート、非フッ素系アルキル(メタ)アクリレートマクロモ
ノマーの2種である。
有(メタ)アクリレートと共重合する非フッ素系モノマ
ーは、大別すると、非フッ素系アルキル(メタ)アクリレ
ート、非フッ素系アルキル(メタ)アクリレートマクロモ
ノマーの2種である。
【0011】非フッ素系アルキル(メタ)アクリレート
は、例えば、以下の構造式を有する。
は、例えば、以下の構造式を有する。
【化12】 [式中、Xは水素原子またはメチル基であり、nは12
〜22である。]
〜22である。]
【0012】非フッ素系アルキル(メタ)アクリレート
としては、具体的には、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アク
リレート、ベヘニル(メタ)アクリレートなどが例示され
る。
としては、具体的には、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アク
リレート、ベヘニル(メタ)アクリレートなどが例示され
る。
【0013】非フッ素系アルキル(メタ)アクリレートマ
クロモノマーは、例えば、以下の構造式を有する。
クロモノマーは、例えば、以下の構造式を有する。
【化13】 [式中、XおよびYのそれぞれは水素原子またはメチル
基であり、nは12〜22であり、lは5〜100であ
る。]
基であり、nは12〜22であり、lは5〜100であ
る。]
【0014】非フッ素系アルキル(メタ)アクリレートマ
クロモノマーの具体例は次のとおりである。
クロモノマーの具体例は次のとおりである。
【化14】 2種以上の非フッ素系モノマーの混合物を使用してもよ
い。
い。
【0015】本発明において、重合体を構成するモノマ
ーの好ましい組み合わせは次の通りである。 (1)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
トおよびアルキル(メタ)アクリレート (2)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
トおよびアルキル(メタ)アクリレートマクロモノマー (3)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
ト、アルキル(メタ)アクリレートおよびアルキル(メタ)
アクリレートマクロモノマー
ーの好ましい組み合わせは次の通りである。 (1)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
トおよびアルキル(メタ)アクリレート (2)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
トおよびアルキル(メタ)アクリレートマクロモノマー (3)ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレー
ト、アルキル(メタ)アクリレートおよびアルキル(メタ)
アクリレートマクロモノマー
【0016】使用感を改質するためや、粉体との結合力
を調整するために他のモノマーを併用しても良い。他の
モノマーとしては、具体的には、グルシジル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸などが例示さ
れる。他のモノマーの量は、共重合体に対して0.1〜
10重量%、より好ましくは1〜5重量%であることが
好ましい。
を調整するために他のモノマーを併用しても良い。他の
モノマーとしては、具体的には、グルシジル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸などが例示さ
れる。他のモノマーの量は、共重合体に対して0.1〜
10重量%、より好ましくは1〜5重量%であることが
好ましい。
【0017】重合性単量体は、全重合性単量体に対して
少なくとも60重量%のフッ素系単量体を含んでなる。
フッ素系単量体と非フッ素系単量体とからなる共重合体
において、フッ素系単量体含量は、60重量%以上、よ
り好ましくは60〜95重量%、特に好ましくは70〜
90重量%であることが好ましい。共重合体において、
非フッ素系単量体の割合が多いほど、化粧品に配合した
ときの使用感、すなわち、パフによる「とれ」、皮膚に
塗布するときの「のび」などが良くなる。非フッ素系単
量体の割合が40重量%を越えると、粉体に十分な撥油
性を付与することができない。
少なくとも60重量%のフッ素系単量体を含んでなる。
フッ素系単量体と非フッ素系単量体とからなる共重合体
において、フッ素系単量体含量は、60重量%以上、よ
り好ましくは60〜95重量%、特に好ましくは70〜
90重量%であることが好ましい。共重合体において、
非フッ素系単量体の割合が多いほど、化粧品に配合した
ときの使用感、すなわち、パフによる「とれ」、皮膚に
塗布するときの「のび」などが良くなる。非フッ素系単
量体の割合が40重量%を越えると、粉体に十分な撥油
性を付与することができない。
【0018】含フッ素重合体は、粉体100重量部に対
して1〜10重量部、より好ましくは3〜7重量部で使
用することが好ましい。1重量部よりも少ないと、撥水
撥油性を付与することができず、10重量部よりも多い
と使用感が悪くなる。
して1〜10重量部、より好ましくは3〜7重量部で使
用することが好ましい。1重量部よりも少ないと、撥水
撥油性を付与することができず、10重量部よりも多い
と使用感が悪くなる。
【0019】含フッ素重合体はフッ素系溶剤を含む重合
溶剤中で重合される。フッ素系溶剤は、クロロフルオロ
カーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン
(HCFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハ
イドロフルオロエーテル(HFE)、フルオロエーテ
ル、フルオロカーボン(FC)、含窒素フルオロカーボ
ンなどが用いられる。
溶剤中で重合される。フッ素系溶剤は、クロロフルオロ
カーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン
(HCFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハ
イドロフルオロエーテル(HFE)、フルオロエーテ
ル、フルオロカーボン(FC)、含窒素フルオロカーボ
ンなどが用いられる。
【0020】CFCとしては1,1,2−トリクロロ−
1,2,2−トリフルオロエタン(CFC−113)、1,
2,3,4−テトラクロロ−1,1,2,3,4,4−ヘキサ
フルオロブタン(CFC−316)などが挙げられる。
HCFCとしてはジクロロペンタフルオロプロパン(H
CFC−225)、ジクロロフルオロエタン(HCFC
−141b)などが挙げられる。HFCとしては1,1,
1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン(H
FC−4310)、ベンゾトリフロライド、m−キシレ
ンヘキサフロライドなどが挙げられる。
1,2,2−トリフルオロエタン(CFC−113)、1,
2,3,4−テトラクロロ−1,1,2,3,4,4−ヘキサ
フルオロブタン(CFC−316)などが挙げられる。
HCFCとしてはジクロロペンタフルオロプロパン(H
CFC−225)、ジクロロフルオロエタン(HCFC
−141b)などが挙げられる。HFCとしては1,1,
1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン(H
FC−4310)、ベンゾトリフロライド、m−キシレ
ンヘキサフロライドなどが挙げられる。
【0021】HFEとしては一般式: CnHmFlOCxHyFz [式中、nは1〜12の数、mは0〜25の数、lは0〜
11の数、m+l=2n+1であり、xは1〜12の数、yは0
〜25の数、zは0〜11の数、y+z=2x+1である(ただ
し、mとyが同時にゼロであることはなく、lとzが同時に
ゼロであることもない)。]で表される。HFEとして
は具体例には、C4F9OCH3、C4F9OC2H5などが
挙げられる。フルオロエーテルとしては一般式: (CnF2n+1)2O [式中、nは3〜5の数である。]で表される。フルオロ
エーテルとしては、具体的には、(C3F7)2O、(C4
F9)2Oなどが挙げられる。
11の数、m+l=2n+1であり、xは1〜12の数、yは0
〜25の数、zは0〜11の数、y+z=2x+1である(ただ
し、mとyが同時にゼロであることはなく、lとzが同時に
ゼロであることもない)。]で表される。HFEとして
は具体例には、C4F9OCH3、C4F9OC2H5などが
挙げられる。フルオロエーテルとしては一般式: (CnF2n+1)2O [式中、nは3〜5の数である。]で表される。フルオロ
エーテルとしては、具体的には、(C3F7)2O、(C4
F9)2Oなどが挙げられる。
【0022】FCとしては、パーフルオロヘキサン、パ
ーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオ
ロベンゼン、パーフルオロトルエン、パーフルオロキシ
レン、パーフルオロデカリン、パーフルオロメチルデカ
リンが挙げられる。含窒素フルオロカーボンとしては一
般式 (CnF2n+1)3N [式中、nは1〜5の数である。]で表される。含窒素フ
ルオロカーボンとしては、具体的には、パーフルオロト
リプロピルアミン、パーフルオロトリブチルアミンなど
が挙げられる。これらフッ素系溶剤は単独で用いても混
合して用いても良い。
ーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオ
ロベンゼン、パーフルオロトルエン、パーフルオロキシ
レン、パーフルオロデカリン、パーフルオロメチルデカ
リンが挙げられる。含窒素フルオロカーボンとしては一
般式 (CnF2n+1)3N [式中、nは1〜5の数である。]で表される。含窒素フ
ルオロカーボンとしては、具体的には、パーフルオロト
リプロピルアミン、パーフルオロトリブチルアミンなど
が挙げられる。これらフッ素系溶剤は単独で用いても混
合して用いても良い。
【0023】重合溶剤中のフッ素系溶剤含量は30重量
%以上であることが好ましい。30重量%よりもフッ素
系溶剤が少ない場合は、重合中、あるいは重合後に反応
液が凝固してしまうか、凝固しない場合でも、これを用
いて処理粉体を製造したときに十分な撥油性を発現しな
いことがある。
%以上であることが好ましい。30重量%よりもフッ素
系溶剤が少ない場合は、重合中、あるいは重合後に反応
液が凝固してしまうか、凝固しない場合でも、これを用
いて処理粉体を製造したときに十分な撥油性を発現しな
いことがある。
【0024】重合体は溶液重合で製造する。重合性単量
体を、重合性単量体を溶解するフッ素系溶剤を含む重合
溶剤に溶解し、窒素置換後、重合開始剤を投入し、40
〜80℃の範囲で数時間、撹拌して重合させる方法が採
用される。重合開始剤はアゾビスイソブチロニトリル、
過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ジ−第三級−ブ
チルパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、t−ブ
チルパーオキシピバレート、ジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、2,2'−アゾビス(2−メチルプロパ
ンニトリル)などの油溶性のものが用いられる。重合開
始剤は重合性単量体100重量部に対して、0.01〜
5重量部の範囲で用いられる。また、重合の際には、必
要に応じて、連鎖移動剤を加えてもよい。重合後に得ら
れる重合体の分子量は5,000〜500,000であ
り、例えば10,000〜100,000である。
体を、重合性単量体を溶解するフッ素系溶剤を含む重合
溶剤に溶解し、窒素置換後、重合開始剤を投入し、40
〜80℃の範囲で数時間、撹拌して重合させる方法が採
用される。重合開始剤はアゾビスイソブチロニトリル、
過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ジ−第三級−ブ
チルパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、t−ブ
チルパーオキシピバレート、ジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、2,2'−アゾビス(2−メチルプロパ
ンニトリル)などの油溶性のものが用いられる。重合開
始剤は重合性単量体100重量部に対して、0.01〜
5重量部の範囲で用いられる。また、重合の際には、必
要に応じて、連鎖移動剤を加えてもよい。重合後に得ら
れる重合体の分子量は5,000〜500,000であ
り、例えば10,000〜100,000である。
【0025】本発明では重合体を粉体の表面に付着させ
るために、重合体溶液を非フッ素系溶剤に希釈して粉体
と混合する。ここで用いる重合体溶液は次の2種類が挙
げられる。すなわち、(i)重合後の反応液をそのまま
用いる場合と、(ii)反応液から単離した重合体をフッ
素系溶剤30重量%以上含む溶剤中に再び溶解させた溶
液を用いる場合である。通常は前者の方法で行うが、後
者は反応液中の重合体と溶剤以外の成分(例えば、未反
応単量体や開始剤など)が処理粉体中に混入すると都合
が悪い場合に適用される。いずれにしても、本発明で用
いる高フッ素濃度の重合体は、そのまま非フッ素系溶剤
に加えても溶解も分散もしないので、粉体表面を処理す
ることができない。
るために、重合体溶液を非フッ素系溶剤に希釈して粉体
と混合する。ここで用いる重合体溶液は次の2種類が挙
げられる。すなわち、(i)重合後の反応液をそのまま
用いる場合と、(ii)反応液から単離した重合体をフッ
素系溶剤30重量%以上含む溶剤中に再び溶解させた溶
液を用いる場合である。通常は前者の方法で行うが、後
者は反応液中の重合体と溶剤以外の成分(例えば、未反
応単量体や開始剤など)が処理粉体中に混入すると都合
が悪い場合に適用される。いずれにしても、本発明で用
いる高フッ素濃度の重合体は、そのまま非フッ素系溶剤
に加えても溶解も分散もしないので、粉体表面を処理す
ることができない。
【0026】重合体をフッ素系溶剤を30重量%以上含
む溶剤中に溶解させた状態で非フッ素系溶剤に加えるこ
とによって希釈して、重合体希釈液を調製する。非フッ
素系溶剤は、例えば、塩素系溶剤、脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、エステルおよびケトンであってよい。塩
素系溶剤としては、1,1,2,2,−テトラクロロエタ
ン、1,1,1−トリクロロエタン、パークロロエチレ
ン、トリクロロエチレンなどが例示される。脂肪族炭化
水素としては、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オク
タン、n−ノナン、n−デカン、n−ウンデカン、n−
ドデカン、イソヘキサン、イソヘプタン、イソオクタ
ン、イソノナン、イソデカン、イソウンデカン、イソド
デカン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シク
ロペンタン、メチルシクロペンタン、流動パラフィンな
どが例示される。
む溶剤中に溶解させた状態で非フッ素系溶剤に加えるこ
とによって希釈して、重合体希釈液を調製する。非フッ
素系溶剤は、例えば、塩素系溶剤、脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、エステルおよびケトンであってよい。塩
素系溶剤としては、1,1,2,2,−テトラクロロエタ
ン、1,1,1−トリクロロエタン、パークロロエチレ
ン、トリクロロエチレンなどが例示される。脂肪族炭化
水素としては、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オク
タン、n−ノナン、n−デカン、n−ウンデカン、n−
ドデカン、イソヘキサン、イソヘプタン、イソオクタ
ン、イソノナン、イソデカン、イソウンデカン、イソド
デカン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シク
ロペンタン、メチルシクロペンタン、流動パラフィンな
どが例示される。
【0027】芳香族炭化水素としては、トルエン、ベン
ゼン、キシレンなどが例示される。エステルとしては、
酢酸ブチル、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸アシルなど
が例示される。ケトンとしては、メチルイソブチルケト
ン、アセトン、メチルエチルケトンなどが例示される。
ゼン、キシレンなどが例示される。エステルとしては、
酢酸ブチル、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸アシルなど
が例示される。ケトンとしては、メチルイソブチルケト
ン、アセトン、メチルエチルケトンなどが例示される。
【0028】重合体は、有機溶剤による湿式法により粉
体の表面に付着させる。粉体を重合体希釈液と混合し、
溶剤を留去する。すなわち、重合体溶液を上記の非フッ
素系溶剤で希釈した液と粉体を混合し、室温あるいは加
熱下で粉体が液で均一に濡れるまで撹拌する。このとき
の撹拌には、ヘンシェルミキサー、振動式ボールミル、
回転式ボールミル、スーパーミキサー、プラネタリーミ
キサーなどの撹拌装置が使用される。ラボスケールで撹
拌するときは、家庭用のジューサーミキサーを用いても
良い。
体の表面に付着させる。粉体を重合体希釈液と混合し、
溶剤を留去する。すなわち、重合体溶液を上記の非フッ
素系溶剤で希釈した液と粉体を混合し、室温あるいは加
熱下で粉体が液で均一に濡れるまで撹拌する。このとき
の撹拌には、ヘンシェルミキサー、振動式ボールミル、
回転式ボールミル、スーパーミキサー、プラネタリーミ
キサーなどの撹拌装置が使用される。ラボスケールで撹
拌するときは、家庭用のジューサーミキサーを用いても
良い。
【0029】重合体希釈液は、重合体の分散液である。
重合体溶液を非フッ素系溶剤に希釈したときには、重合
体は非フッ素系溶剤に溶解しているのではなく分散して
いなければ、処理粉体に十分な撥油性を付与することが
できない。溶解と分散は重合体溶液を非フッ素系溶剤に
希釈したときの外観で評価できる。すなわち、溶解した
ときは完全に透明であるが、分散したときは半透明以上
の濁度になる。重合体溶液の容量は、特に限定されない
が、非フッ素系溶剤の20%以下、例えば、10%以下
であることが好ましい。重合体溶液の容量が20%より
も多いときは重合体が溶解している場合がある。撹拌
後、真空状態、あるいは、加熱して有機溶剤を留去し、
上記の撹拌装置で処理粉体(撥水撥油性粉体)を均一に
分散する。ラボスケールで撹拌するときは、家庭用のジ
ューサーミキサー、あるいは、スピードカッターを用い
ても良い。
重合体溶液を非フッ素系溶剤に希釈したときには、重合
体は非フッ素系溶剤に溶解しているのではなく分散して
いなければ、処理粉体に十分な撥油性を付与することが
できない。溶解と分散は重合体溶液を非フッ素系溶剤に
希釈したときの外観で評価できる。すなわち、溶解した
ときは完全に透明であるが、分散したときは半透明以上
の濁度になる。重合体溶液の容量は、特に限定されない
が、非フッ素系溶剤の20%以下、例えば、10%以下
であることが好ましい。重合体溶液の容量が20%より
も多いときは重合体が溶解している場合がある。撹拌
後、真空状態、あるいは、加熱して有機溶剤を留去し、
上記の撹拌装置で処理粉体(撥水撥油性粉体)を均一に
分散する。ラボスケールで撹拌するときは、家庭用のジ
ューサーミキサー、あるいは、スピードカッターを用い
ても良い。
【0030】本発明では、表面処理の際に必要ならば、
使用感を改質するための適当な薬剤を併用しても良い。
化粧品用粉体の使用感を改質するための薬剤としては、
レシチン、N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸、シリコ
ーン、キトサン、コラーゲン、ワックスなどが例示され
る。
使用感を改質するための適当な薬剤を併用しても良い。
化粧品用粉体の使用感を改質するための薬剤としては、
レシチン、N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸、シリコ
ーン、キトサン、コラーゲン、ワックスなどが例示され
る。
【0031】重合体で処理される粉体は、通常、化粧品
に用いられるものならば特に限定はなく、例えば、タル
ク、カオリン、雲母、雲母チタン、酸化チタン、酸化
鉄、酸化マグネシウム、一酸化亜鉛、二酸化亜鉛、重質
もしくは軽質炭酸カルシウム、第2燐酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、シリカ、アルミナ、
シリカゲル、カーボンブラック、酸化アンチモン、ケイ
酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム、合成雲母などの無機粉体;蛋白質粉末、魚鱗
箔、金属石鹸、ポリ塩化ビニル、ナイロン12、微結晶
繊維粉末、タール色素、レーキなどの有機粉末等が挙げ
られる。2種以上の重合体で粉体を表面処理してもよ
い。さらに、2種以上の撥水撥油性粉体を化粧品に配合
してもよい。
に用いられるものならば特に限定はなく、例えば、タル
ク、カオリン、雲母、雲母チタン、酸化チタン、酸化
鉄、酸化マグネシウム、一酸化亜鉛、二酸化亜鉛、重質
もしくは軽質炭酸カルシウム、第2燐酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、シリカ、アルミナ、
シリカゲル、カーボンブラック、酸化アンチモン、ケイ
酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム、合成雲母などの無機粉体;蛋白質粉末、魚鱗
箔、金属石鹸、ポリ塩化ビニル、ナイロン12、微結晶
繊維粉末、タール色素、レーキなどの有機粉末等が挙げ
られる。2種以上の重合体で粉体を表面処理してもよ
い。さらに、2種以上の撥水撥油性粉体を化粧品に配合
してもよい。
【0032】本発明の化粧品は、全粉体中に占める撥水
撥油性粉体が1〜100重量%、好ましくは、10〜1
00重量%で含有し、未処理粉体、あるいは、シリコー
ン処理粉体と併用しても良い。1重量%よりも少ないと
きには、化粧品に撥水撥油性を付与することができな
い。本発明の化粧品の撥水撥油性粉体以外の成分は、目
的とする化粧品の種類に応じて、通常の化粧品に配合さ
れる原料から適当なものを、化粧品の撥水撥油性を損な
わない範囲で配合できる。そのような原料には、例え
ば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタ
リンワックス、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、高
級脂肪酸、高級アルコール等の固形・半固形油分;スク
ワラン、流動パラフィン、エステル油、ジグリセライ
ド、トリグリセライド、シリコーン油等の流動油分;パ
ーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パー
フルオロオクタン等のフッ素系油剤;水溶性および油溶
性ポリマー、界面活性剤、無機および有機顔料、シリコ
ーンまたはフッ素化合物で処理された無機および有機顔
料、有機染料等の色剤、エタノール、防腐剤、酸化防止
剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、
保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦
活剤などが挙げられる。
撥油性粉体が1〜100重量%、好ましくは、10〜1
00重量%で含有し、未処理粉体、あるいは、シリコー
ン処理粉体と併用しても良い。1重量%よりも少ないと
きには、化粧品に撥水撥油性を付与することができな
い。本発明の化粧品の撥水撥油性粉体以外の成分は、目
的とする化粧品の種類に応じて、通常の化粧品に配合さ
れる原料から適当なものを、化粧品の撥水撥油性を損な
わない範囲で配合できる。そのような原料には、例え
ば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタ
リンワックス、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、高
級脂肪酸、高級アルコール等の固形・半固形油分;スク
ワラン、流動パラフィン、エステル油、ジグリセライ
ド、トリグリセライド、シリコーン油等の流動油分;パ
ーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パー
フルオロオクタン等のフッ素系油剤;水溶性および油溶
性ポリマー、界面活性剤、無機および有機顔料、シリコ
ーンまたはフッ素化合物で処理された無機および有機顔
料、有機染料等の色剤、エタノール、防腐剤、酸化防止
剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、
保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦
活剤などが挙げられる。
【0033】本発明の化粧品は通常の方法に従って製造
され、ファンデーション、おしろい、チークカラー、ア
イカラーなどの仕上化粧品や、乳液、クリームなどの基
礎化粧品に使用できる。また、ボディーパウダーとして
も使用できる。
され、ファンデーション、おしろい、チークカラー、ア
イカラーなどの仕上化粧品や、乳液、クリームなどの基
礎化粧品に使用できる。また、ボディーパウダーとして
も使用できる。
【0034】
【実施例】本発明の実施例について具体的に説明する
が、この説明が本発明を限定するものではない。以下の
実施例および比較例で得られた撥水撥油性粉体(すなわ
ち、フッ素化合物で処理された粉体)または化粧品の撥
水撥油性は次のように評価した。
が、この説明が本発明を限定するものではない。以下の
実施例および比較例で得られた撥水撥油性粉体(すなわ
ち、フッ素化合物で処理された粉体)または化粧品の撥
水撥油性は次のように評価した。
【0035】撥水撥油性の評価方法 濾紙の上に撥水撥油性粉体あるいは化粧品(パウダリー
ファンデション)を均一に塗布し、水または所定の油を
滴下することにより撥水撥油性の評価をした。撥水性
は、次のような評価基準で評価した。 ○:水を滴下して1分後にしみこまない。 ×:水を滴下して1分後にしみこむ。 また、撥油性は、表1に示す表面張力の異なる8種類の
油を滴下して、1分後にしみこまない油の点数を撥油性
とした。
ファンデション)を均一に塗布し、水または所定の油を
滴下することにより撥水撥油性の評価をした。撥水性
は、次のような評価基準で評価した。 ○:水を滴下して1分後にしみこまない。 ×:水を滴下して1分後にしみこむ。 また、撥油性は、表1に示す表面張力の異なる8種類の
油を滴下して、1分後にしみこまない油の点数を撥油性
とした。
【0036】
【表1】 表1.撥油性試験で用いる油 γ(mN/m) 点数 種類 (25℃) 1 流動パラフィン 31.2 2 ヘキサデカン/流動パラフィン(35/65) 29.6 3 ヘキサデカン 27.3 4 テトラデカン 26.7 5 ドデカン 25.0 6 デカン 23.5 7 オクタン 21.8 8 ヘプタン 20.0
【0037】パウダリーファンデーションの化粧持ちと
使用感の評価方法 フッ素化合物で処理した酸化チタン、黄酸化鉄、ベンガ
ラ、黒酸化鉄、タルク、セリサイトを用いて、表2に従
ってパウダリーファンデーションを調製した。
使用感の評価方法 フッ素化合物で処理した酸化チタン、黄酸化鉄、ベンガ
ラ、黒酸化鉄、タルク、セリサイトを用いて、表2に従
ってパウダリーファンデーションを調製した。
【0038】
【表2】 表2.パウダリーファンデーション処方と製法 原料名 配合量(重量%) 処理粉体 酸化チタン 10.00 黄酸化鉄 2.30 ベンガラ 0.65 黒酸化鉄 0.39 タルク 55.86 セリサイト 20.00 安息香酸メチル 0.30 パーフルオロポリエーテル フォンブリンHC/04 10.5
【0039】製法:粉体成分と安息香酸メチルをアトマ
イザーで混合粉砕し、これをヘンシェルミキサーに移し
て、フォンブリンHC/04を加え、均一に混合した。
これを金型に入れ、プレス成形して、パウダリーファン
デーションとした。
イザーで混合粉砕し、これをヘンシェルミキサーに移し
て、フォンブリンHC/04を加え、均一に混合した。
これを金型に入れ、プレス成形して、パウダリーファン
デーションとした。
【0040】一方、表2の処理粉体を同一組成の市販シ
リコーン処理粉体(シリコーン処理酸化チタン、シリコ
ーン処理黄酸化鉄、シリコーン処理ベンガラ、シリコー
ン処理黒酸化鉄、シリコーン処理タルク、シリコーン処
理セリサイト)に置き換える他は、全く同様の方法によ
り、シリコーン処理粉体のみから成るパウダリーファン
デーションを調製した。
リコーン処理粉体(シリコーン処理酸化チタン、シリコ
ーン処理黄酸化鉄、シリコーン処理ベンガラ、シリコー
ン処理黒酸化鉄、シリコーン処理タルク、シリコーン処
理セリサイト)に置き換える他は、全く同様の方法によ
り、シリコーン処理粉体のみから成るパウダリーファン
デーションを調製した。
【0041】パウダリーファンデーションの化粧持ちと
使用感(のび及びとれ)は、シリコーン処理粉体のみか
ら成るパウダリーファンデーションと比較して、以下の
ような評価基準で評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:同等 ×:やや劣る ××:非常に劣る 評価は官能評価の専門パネラー5名が行い、その平均を
結果とした。
使用感(のび及びとれ)は、シリコーン処理粉体のみか
ら成るパウダリーファンデーションと比較して、以下の
ような評価基準で評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:同等 ×:やや劣る ××:非常に劣る 評価は官能評価の専門パネラー5名が行い、その平均を
結果とした。
【0042】製造例1 還流冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた四
つ口フラスコ中にCH2=CHCOO(CH2)2(CF2C
F2)nCF2CF3(FAと略す,n=3,4,5の化合物
の重量比が5:3:1の混合物)32g、ステアリルア
クリレート(StA)8g、ジクロロペンタフルオロプロ
パン(HCFC−225) 79g、パークロロエチレ
ン 79gを入れ、60℃に加熱後、30分間窒素気流
下で撹拌する。これにt−ブチルパーオキシピバレート
(商品名パーブチルPV、日本油脂製)2gを添加し、
6時間重合し、共重合体の溶液を得た。得られた反応液
の一部をエタノールで沈殿、真空乾燥して、共重合体
(FA/StAの重量比=8/2)を単離した。単離した
ポリマーの重量より、重合率は95%、反応液中のポリ
マー濃度は19%であった。得られたFA/StA共重
合体の分子量をGPCで測定すると、重量平均分子量は
50,000(ポリスチレン換算)であった。
つ口フラスコ中にCH2=CHCOO(CH2)2(CF2C
F2)nCF2CF3(FAと略す,n=3,4,5の化合物
の重量比が5:3:1の混合物)32g、ステアリルア
クリレート(StA)8g、ジクロロペンタフルオロプロ
パン(HCFC−225) 79g、パークロロエチレ
ン 79gを入れ、60℃に加熱後、30分間窒素気流
下で撹拌する。これにt−ブチルパーオキシピバレート
(商品名パーブチルPV、日本油脂製)2gを添加し、
6時間重合し、共重合体の溶液を得た。得られた反応液
の一部をエタノールで沈殿、真空乾燥して、共重合体
(FA/StAの重量比=8/2)を単離した。単離した
ポリマーの重量より、重合率は95%、反応液中のポリ
マー濃度は19%であった。得られたFA/StA共重
合体の分子量をGPCで測定すると、重量平均分子量は
50,000(ポリスチレン換算)であった。
【0043】製造例2 StA 8gに代えてステアリルメタクリレートマクロモ
ノマー[商品名MM−8SMA(分子量9,000)、東亜
合成化学工業製] 8gを使用する以外は、製造例1の
手順を繰り返して共重合体を製造した(FA/MM−8
SMAの重量比=8/2)。重合率95%、反応液中の
ポリマー濃度19%、重量平均分子量40,000(ポ
リスチレン換算)であった。
ノマー[商品名MM−8SMA(分子量9,000)、東亜
合成化学工業製] 8gを使用する以外は、製造例1の
手順を繰り返して共重合体を製造した(FA/MM−8
SMAの重量比=8/2)。重合率95%、反応液中の
ポリマー濃度19%、重量平均分子量40,000(ポ
リスチレン換算)であった。
【0044】製造例3 StA 8gに代えて、StA 4gとMM−8SMA 4
gを使用する以外は、製造例1の手順を繰り返して共重
合体を製造した(FA/StA/MM−8SMAの重量比
=8/1/1)。重合率95%、反応液中のポリマー濃
度19%、重量平均分子量は45,000(ポリスチレ
ン換算)であった。
gを使用する以外は、製造例1の手順を繰り返して共重
合体を製造した(FA/StA/MM−8SMAの重量比
=8/1/1)。重合率95%、反応液中のポリマー濃
度19%、重量平均分子量は45,000(ポリスチレ
ン換算)であった。
【0045】製造例4 FA 32g、StA 8gに代えて、FA 20g、St
A 20gを使用する以外は、製造例1の手順を繰り返
して共重合体を製造した[FA/StAの重量比=5/
5]。重合率95%、反応液中のポリマー濃度19%、
重量平均分子量は45,000(ポリスチレン換算)で
あった。
A 20gを使用する以外は、製造例1の手順を繰り返
して共重合体を製造した[FA/StAの重量比=5/
5]。重合率95%、反応液中のポリマー濃度19%、
重量平均分子量は45,000(ポリスチレン換算)で
あった。
【0046】製造例5 ジクロロペンタフルオロプロパン(HCFC−225)
79gおよびパークロロエチレン 79gに代えて、パ
ークロロエチレン 158gを使用する以外は、製造例
1の手順を繰り返して共重合体を製造した。この重合溶
剤では、重合中に反応液が凝固し、その後の粉体処理が
行えなかった。
79gおよびパークロロエチレン 79gに代えて、パ
ークロロエチレン 158gを使用する以外は、製造例
1の手順を繰り返して共重合体を製造した。この重合溶
剤では、重合中に反応液が凝固し、その後の粉体処理が
行えなかった。
【0047】製造例6 ジクロロペンタフルオロプロパン(HCFC−225)
79gおよびパークロロエチレン 79gに代えて、ト
ルエン 158gを使用する以外は、製造例2の手順を
繰り返して共重合体を製造した。重合率95%、反応液
中のポリマー濃度19%、重量平均分子量40,000
(ポリスチレン換算)であった。
79gおよびパークロロエチレン 79gに代えて、ト
ルエン 158gを使用する以外は、製造例2の手順を
繰り返して共重合体を製造した。重合率95%、反応液
中のポリマー濃度19%、重量平均分子量40,000
(ポリスチレン換算)であった。
【0048】製造例7 FA 32g、StA 8gに代えて、FA 40gを使用
し、HCFC−22579g、パークロロエチレン 7
9gに代えて、HCFC−225 158gを使用する
以外は、製造例1の手順を繰り返してFA単独重合体を
製造した。重合率95%、反応液中のポリマー濃度19
%、重量平均分子量は60,000(ポリスチレン換
算)であった。
し、HCFC−22579g、パークロロエチレン 7
9gに代えて、HCFC−225 158gを使用する
以外は、製造例1の手順を繰り返してFA単独重合体を
製造した。重合率95%、反応液中のポリマー濃度19
%、重量平均分子量は60,000(ポリスチレン換
算)であった。
【0049】実施例1 製造例1のFA/StA共重合体(FA/StA=8/2
wt.)反応液10.53gをn-デカン150gに希釈し
たポリマー分散液とタルク40gをジューサーミキサー
で1分間混合した。60℃で数日間加熱してn-デカン
を留去した後、スピードカッターで30秒間粉砕して、
処理タルクを製造した。
wt.)反応液10.53gをn-デカン150gに希釈し
たポリマー分散液とタルク40gをジューサーミキサー
で1分間混合した。60℃で数日間加熱してn-デカン
を留去した後、スピードカッターで30秒間粉砕して、
処理タルクを製造した。
【0050】実施例2 実施例1のFA/StA共重合体反応液10.53gに代
えて、製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液
から単離したFA/StA共重合体2gとHCFC22
5 4g、パークレン4gから成るポリマー溶液を使用
する以外は、実施例1の手順を繰り返し、処理タルクを
製造した。
えて、製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液
から単離したFA/StA共重合体2gとHCFC22
5 4g、パークレン4gから成るポリマー溶液を使用
する以外は、実施例1の手順を繰り返し、処理タルクを
製造した。
【0051】実施例3 タルクに代えて酸化チタンを使用する以外は実施例1と
同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例4 タルクに代えて黄酸化鉄を使用する以外は実施例1と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例4 タルクに代えて黄酸化鉄を使用する以外は実施例1と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
【0052】実施例5 タルクに代えてベンガラを使用する以外は実施例1と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例6 タルクに代えて黒酸化鉄を使用する以外は実施例1と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例7 タルクに代えてセリサイトを使用する以外は実施例1と
同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例6 タルクに代えて黒酸化鉄を使用する以外は実施例1と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例7 タルクに代えてセリサイトを使用する以外は実施例1と
同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
【0053】実施例8 タルクに代えて、酸化チタン/黄酸化鉄/ベンガラ/黒
酸化鉄/タルク/セリサイト=10.00g/2.30g
/0.65g/0.39g/55.86g/20.00g/
0.30gの混合粉体を使用する以外は実施例1と同様
の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
酸化鉄/タルク/セリサイト=10.00g/2.30g
/0.65g/0.39g/55.86g/20.00g/
0.30gの混合粉体を使用する以外は実施例1と同様
の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
【0054】実施例9 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例2で得られたFA/MM−8SMA(重量比
8/2)共重合体反応液を使用する以外は実施例8と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例10 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例3で得られたFA/StA/MM−8SMA
(重量比8/1/1)共重合体反応液を使用する以外は実
施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造し
た。
て、製造例2で得られたFA/MM−8SMA(重量比
8/2)共重合体反応液を使用する以外は実施例8と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。実施例10 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例3で得られたFA/StA/MM−8SMA
(重量比8/1/1)共重合体反応液を使用する以外は実
施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造し
た。
【0055】実施例11 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例7で得られたFA単独重合体反応液を使用す
る以外は実施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体
を製造した。
て、製造例7で得られたFA単独重合体反応液を使用す
る以外は実施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体
を製造した。
【0056】比較例1 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例4で得られたFA/StA(重量比5/5)共
重合体反応液を使用する以外は実施例8と同様の手順を
繰り返して、処理粉体を製造した。比較例2 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例6で得られたFA/MM−8SMA(重量比
8/2)共重合体反応液を使用する以外は実施例8と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
て、製造例4で得られたFA/StA(重量比5/5)共
重合体反応液を使用する以外は実施例8と同様の手順を
繰り返して、処理粉体を製造した。比較例2 製造例1で得られたFA/StA共重合体反応液に代え
て、製造例6で得られたFA/MM−8SMA(重量比
8/2)共重合体反応液を使用する以外は実施例8と同
様の手順を繰り返して、処理粉体を製造した。
【0057】比較例3 希釈溶剤として、n-デカン150gに代えて、パーフ
ルオロヘキサン150gおよびジクロロフルオロエタン
(HCFC−141b)150gを使用する以外は、実
施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造し
た。FA/StA共重合体は、この混合溶剤に完全に溶
解した。
ルオロヘキサン150gおよびジクロロフルオロエタン
(HCFC−141b)150gを使用する以外は、実
施例8と同様の手順を繰り返して、処理粉体を製造し
た。FA/StA共重合体は、この混合溶剤に完全に溶
解した。
【0058】比較例4 市販の撥水撥油剤エマルション[商品名ユニダインTG
−410(固形分18%)、ダイキン工業製]11.1g
を水189gで希釈した分散液と、実施例8で使用した
混合粉体40gをジューサーミキサーで1分間混合し
た。混合粉体を吸引濾過後、60℃で数時間加熱乾燥し
た。スピードカッターで30秒間粉砕して、処理粉体を
得た。処理粉体のフッ素分を分析した結果、撥水撥油剤
エマルションが、粉体にほとんど吸着していないことが
わかった。
−410(固形分18%)、ダイキン工業製]11.1g
を水189gで希釈した分散液と、実施例8で使用した
混合粉体40gをジューサーミキサーで1分間混合し
た。混合粉体を吸引濾過後、60℃で数時間加熱乾燥し
た。スピードカッターで30秒間粉砕して、処理粉体を
得た。処理粉体のフッ素分を分析した結果、撥水撥油剤
エマルションが、粉体にほとんど吸着していないことが
わかった。
【0059】比較例5 市販のパーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノー
ルアミン塩[商品名ユニダインTG-101(固形分15
%)、ダイキン工業製]13.3gを水186gで希釈し
た分散液と、実施例8で使用した混合粉体40gをジュ
ーサーミキサーで1分間混合した。希塩酸を添加して、
pHを3以下にした後、吸引濾過した。60℃で数時間
加熱乾燥し、スピードカッターで30秒間粉砕して、処
理粉体を得た。
ルアミン塩[商品名ユニダインTG-101(固形分15
%)、ダイキン工業製]13.3gを水186gで希釈し
た分散液と、実施例8で使用した混合粉体40gをジュ
ーサーミキサーで1分間混合した。希塩酸を添加して、
pHを3以下にした後、吸引濾過した。60℃で数時間
加熱乾燥し、スピードカッターで30秒間粉砕して、処
理粉体を得た。
【0060】実施例1〜11および比較例1〜5で得ら
れた処理粉体の撥水撥油性の結果を表3に示す。
れた処理粉体の撥水撥油性の結果を表3に示す。
【0061】
【表3】 撥水撥油性の結果実施例 フッ素化合物 重合溶剤 希釈溶剤 粉体 撥水性 撥油性 1 FA/StA=8/2 225/パ―クロロエチレン n-デカン タルク ○ 6 =1/1 2 単離FA/StA=8/2 〃 〃 〃 ○ 6 3 FA/StA=8/2 〃 〃 黄酸化鉄 ○ 5 4 〃 〃 〃 ベンガラ ○ 5 5 〃 〃 〃 黒酸化鉄 ○ 5 6 〃 〃 〃 タルク ○ 6 7 〃 〃 〃 セリサイト ○ 7 8 〃 〃 〃 混合粉体 ○ 6 9 FA/MM-8SMA=8/2 〃 〃 〃 ○ 6 10 FA/StA/MM-8SMA 〃 〃 〃 ○ 6 =8/1/1 11 FA単独 225単独 〃 〃 ○ 6 比較例1 FA/StA=5/5 〃 〃 〃 ○ 1 比較例2 FA/MM-8SMA=8/2 トルエン n-デカン 混合粉体 ○ 2 比較例3 FA/StA=8/2 225/パ―クロロエチレン PFH/141b 〃 ○ 1 =1/1 =1/1 比較例4 ユニダインTG-410 水系 水系 〃 ○ 0比較例5 ユニダインTG-101 〃 〃 〃 ○ 5 注) 225:HCFC−225 141b:HCFC−141b PFH:パ―フルオロヘキサン
【0062】実施例12 実施例1、実施例3〜7の処理粉体を用いて表2の処方
と製法により、パウダリーファンデーションを調製し
た。実施例13 実施例8で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。
と製法により、パウダリーファンデーションを調製し
た。実施例13 実施例8で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。
【0063】実施例14 実施例11で得られた処理粉体89.2重量%を用いる
以外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファ
ンデーションを調製した。比較例6 比較例1で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。
以外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファ
ンデーションを調製した。比較例6 比較例1で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。
【0064】比較例7 比較例4で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。比較例8 比較例5で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。実施例12〜14ならびに比較
例6〜8のパウダリーファンデーションの撥水性、撥油
性、化粧持ち、のび、とれの評価結果を表4に示す。
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。比較例8 比較例5で得られた処理粉体89.2重量%を用いる以
外は、実施例12の手順を繰り返し、パウダリーファン
デーションを調製した。実施例12〜14ならびに比較
例6〜8のパウダリーファンデーションの撥水性、撥油
性、化粧持ち、のび、とれの評価結果を表4に示す。
【0065】
【表4】 パウダリーファンデーションの評価結果 実施例 フッ素 希釈 撥水 撥油 化粧No. 化合物 重合溶剤 溶剤 性 性 持ち のび とれ 実施例12 FA/StA=8/2 HCFC225/ n-デカン ○ 6 ◎ △ △ パ―クロロエチレン=1/1 実施例13 FA/StA=8/2 〃 〃 ○ 6 ◎ △ △ 実施例14 FA単独 HCFC225単独 〃 ○ 6 ◎ ×-△ ×-△ 比較例6 FA/StA=5/5 〃 〃 ○ 1 △ △ △ 比較例7 ユニダインTG-410 水系 水系 × 0 × × ×比較例8 ユニダインTG-101 〃 〃 ○ 5 ○ × ×
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも60重量%のフッ素系単量体
を含んでなる重合性単量体を、フッ素系溶剤を含んでな
る重合溶剤中で重合することにより重合体溶液を調製す
る工程、 該重合体溶液を非フッ素系溶剤で希釈し、重合体希釈液
を調製する工程、 粉体を重合体希釈液で処理する工程からなる化粧品用撥
水撥油性粉体の製造方法。 - 【請求項2】 少なくとも60重量%のフッ素系単量体
を含んでなる重合性単量体を、フッ素系溶剤を含んでな
る重合溶剤中で重合することにより重合体溶液を調製す
る工程、 該重合体溶液から単離した重合体をフッ素系溶剤を含む
溶剤に溶解させる工程、 該重合体を溶解させた溶液を非フッ素系溶剤で希釈し、
重合体希釈液を調製する工程、 粉体を重合体希釈液で処理する工程からなる化粧品用撥
水撥油性粉体の製造方法。 - 【請求項3】 フッ素系単量体が、一般式(I): 【化1】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基、Aは炭素数1〜4のアルキレン基、 【化2】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
1〜4のアルキレン基である)、または、 【化3】 Xは、水素原子、またはメチル基である。]で示される
ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレートである
請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 重合性単量体がフッ素系単量体および非
フッ素系単量体を含んでなり、 フッ素系単量体が、一般式(I): 【化4】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基、Aは炭素数1〜4のアルキレン基、 【化5】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
1〜4のアルキレン基である)、または、 【化6】 Xは、水素原子、またはメチル基である。]で示される
ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレートであ
り、 非フッ素系単量体が、一般式(II): 【化7】 [式中、Xは水素原子またはメチル基であり、nは12
〜22である。]で示されるアルキル(メタ)アクリレー
ト、および一般式(III): 【化8】 [式中、XおよびYのそれぞれは水素原子またはメチル
基であり、nは12〜22であり、lは5〜100であ
る。]で示されるアルキル(メタ)アクリレートマクロモ
ノマーからなる群から選択された少なくとも1種の化合
物である請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項5】 重合溶剤中のフッ素系溶剤の含量が30
重量%以上である請求項1または2記載の方法。 - 【請求項6】 重合体溶液から単離した重合体を溶解さ
せるための溶剤中のフッ素系溶剤の含量が30重量%以
上である請求項2記載の方法。 - 【請求項7】 重合体溶液の量が、重合体溶液を希釈す
るための非フッ素系溶剤の20容量%以下である請求項
1または2記載の方法。 - 【請求項8】 請求項1または請求項2記載の方法によ
って得られた化粧品用撥水撥油性粉体。 - 【請求項9】 請求項8記載の化粧品用撥水撥油性粉体
を含有することを特徴とする化粧品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32512596A JPH10167931A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 化粧品用撥水撥油性粉体および該粉体を含有する化粧品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32512596A JPH10167931A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 化粧品用撥水撥油性粉体および該粉体を含有する化粧品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10167931A true JPH10167931A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18173366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32512596A Pending JPH10167931A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 化粧品用撥水撥油性粉体および該粉体を含有する化粧品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10167931A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000056820A1 (en) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Daikin Industries, Ltd. | Powder for cosmetic preparation with ultraviolet-screening property |
| WO2013057945A1 (ja) | 2011-10-18 | 2013-04-25 | 日本曹達株式会社 | 表面被覆処理した無機粉体 |
| KR20140145124A (ko) | 2012-03-30 | 2014-12-22 | 가부시키가이샤 코세 | 수지 조성물 및 해당 수지 조성물을 배합하는 화장료 |
| US10470989B2 (en) | 2013-11-15 | 2019-11-12 | Kose Corporation | Surface-treated powder using theanine, and cosmetic preparation containing same |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32512596A patent/JPH10167931A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000056820A1 (en) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Daikin Industries, Ltd. | Powder for cosmetic preparation with ultraviolet-screening property |
| WO2013057945A1 (ja) | 2011-10-18 | 2013-04-25 | 日本曹達株式会社 | 表面被覆処理した無機粉体 |
| KR20140068168A (ko) | 2011-10-18 | 2014-06-05 | 닛뽕소다 가부시키가이샤 | 표면 피복 처리한 무기 분체 |
| KR20140145124A (ko) | 2012-03-30 | 2014-12-22 | 가부시키가이샤 코세 | 수지 조성물 및 해당 수지 조성물을 배합하는 화장료 |
| US10470989B2 (en) | 2013-11-15 | 2019-11-12 | Kose Corporation | Surface-treated powder using theanine, and cosmetic preparation containing same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041020 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |