JPH1016833A - 走行装置 - Google Patents
走行装置Info
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- JPH1016833A JPH1016833A JP8167220A JP16722096A JPH1016833A JP H1016833 A JPH1016833 A JP H1016833A JP 8167220 A JP8167220 A JP 8167220A JP 16722096 A JP16722096 A JP 16722096A JP H1016833 A JPH1016833 A JP H1016833A
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- traveling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 積載物を安全にかつ効率的に運搬するけこと
ができる走行装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 積載部(5)とクローラ走行機構(2)
との間に、4つの重量検出器(7)を配置し、重心演算
処理部(81)が、重量検出器(7)による検出結果に
基づいて走行装置の重心を求め、その重心位置が適正で
あるか否かを適正判定処理部(82)が判定する。
ができる走行装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 積載部(5)とクローラ走行機構(2)
との間に、4つの重量検出器(7)を配置し、重心演算
処理部(81)が、重量検出器(7)による検出結果に
基づいて走行装置の重心を求め、その重心位置が適正で
あるか否かを適正判定処理部(82)が判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積載部を有する走行
装置に関するもので、特に、階段を昇降することができ
る走行装置に関するものである。
装置に関するもので、特に、階段を昇降することができ
る走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より重量物を積載して走行する装置
としては多種多様なものがある。そのなかで、階段を介
して重い荷を運ぶことは重労働とされており、そのため
階段を昇降できる走行装置が知られ、その一部は実用に
供されている。上述の階段昇降可能な走行装置は、一般
的には、階段を昇降する機構としてクロ−ラと呼ばれる
無限軌道が多く使用される。このクロ−ラは金属やゴム
などからなるベルト状のものを回転プ−リで周回運動さ
せる機構で、階段だけではなく、車輪では走行不可能な
いわゆる不整地などの走行にも使用されている。
としては多種多様なものがある。そのなかで、階段を介
して重い荷を運ぶことは重労働とされており、そのため
階段を昇降できる走行装置が知られ、その一部は実用に
供されている。上述の階段昇降可能な走行装置は、一般
的には、階段を昇降する機構としてクロ−ラと呼ばれる
無限軌道が多く使用される。このクロ−ラは金属やゴム
などからなるベルト状のものを回転プ−リで周回運動さ
せる機構で、階段だけではなく、車輪では走行不可能な
いわゆる不整地などの走行にも使用されている。
【0003】さて、このような従来の装置では、階段を
昇降する際に装置全体が階段のなす角度に傾斜するた
め、その際に装置の重心位置が階段と接する支点部分よ
り下部側に来ると、装置が転倒する危険のあることが知
られていた。つまり、装置が水平にあるときは図9で示
すように装置の重心がほぼ中央にあっても、階段で傾斜
した状態になると図10に示すように重心の鉛直方向に
働く力が装置の階段下部側に振れるため転倒しやすくな
る。このため、装置自体の重心位置と積載物を合計した
全体の重心位置は特に重要な要素となる。
昇降する際に装置全体が階段のなす角度に傾斜するた
め、その際に装置の重心位置が階段と接する支点部分よ
り下部側に来ると、装置が転倒する危険のあることが知
られていた。つまり、装置が水平にあるときは図9で示
すように装置の重心がほぼ中央にあっても、階段で傾斜
した状態になると図10に示すように重心の鉛直方向に
働く力が装置の階段下部側に振れるため転倒しやすくな
る。このため、装置自体の重心位置と積載物を合計した
全体の重心位置は特に重要な要素となる。
【0004】従来のこの種の装置では、階段を走行する
際の方向を固定し、常に階段上方に来る側に予め重心が
偏るように装置を設計しているものがある。また、装置
の一部(主に積載部)を前後に移動できるようにし、階
段昇降に合わせて積み荷毎移動して全体の重心位置を階
段上方側に偏らせる方式が例えば、実開昭57−486
62号公報に開示されている。
際の方向を固定し、常に階段上方に来る側に予め重心が
偏るように装置を設計しているものがある。また、装置
の一部(主に積載部)を前後に移動できるようにし、階
段昇降に合わせて積み荷毎移動して全体の重心位置を階
段上方側に偏らせる方式が例えば、実開昭57−486
62号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、重量物
を積載することを目的とした走行装置では、前述した重
心位置の制御手段は必ずしも有効ではない。つまり、装
置本体の重心位置は予め決められているが、積み荷とし
ての積載物の重量とその積載位置に関しては予測ができ
ないためである。 そのため、従来は安全余裕を大目に
見て積載量の限度をかなり低く抑えたり、積む量や積み
方に関して作業する人の勘に頼っているのが現状であっ
た。
を積載することを目的とした走行装置では、前述した重
心位置の制御手段は必ずしも有効ではない。つまり、装
置本体の重心位置は予め決められているが、積み荷とし
ての積載物の重量とその積載位置に関しては予測ができ
ないためである。 そのため、従来は安全余裕を大目に
見て積載量の限度をかなり低く抑えたり、積む量や積み
方に関して作業する人の勘に頼っているのが現状であっ
た。
【0006】本発明は上述の如き従来の問題点に鑑み、
積載物を安全にかつ効率的に運搬するけことができる走
行装置を得ることを目的とする。
積載物を安全にかつ効率的に運搬するけことができる走
行装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、駆動装置(2)と、該駆動装置上部に配置された積
載部(5)とを有する走行装置において、積載部(5)
と駆動装置(2)との間に配置され、積載部の異なる複
数箇所の重量を検出する重量測定手段(7)と、重量測
定手段(7)による検出結果に基づいて、走行装置全体
の重心位置を求める演算手段(81)と、重心位置が適
正範囲にあるか否かを判定する判定手段(82)とを有
することを特徴とするものである。
は、駆動装置(2)と、該駆動装置上部に配置された積
載部(5)とを有する走行装置において、積載部(5)
と駆動装置(2)との間に配置され、積載部の異なる複
数箇所の重量を検出する重量測定手段(7)と、重量測
定手段(7)による検出結果に基づいて、走行装置全体
の重心位置を求める演算手段(81)と、重心位置が適
正範囲にあるか否かを判定する判定手段(82)とを有
することを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、判定手段により装置の重
心位置が適正範囲内であるか否かが判定されるため、操
作者の積載ミス等により不安定な状態で走行装置を階段
等の傾斜値を走行させることがなくなる。尚、重心位置
が適正範囲内にあるか否かを判定するにあたり、判定手
段は、予め走行装置が用いられる場所(例えば駅構内、
工事作業現場、遊園地等)における傾斜値に基づいて、
その範囲を予め記憶させておくことが望ましい。
心位置が適正範囲内であるか否かが判定されるため、操
作者の積載ミス等により不安定な状態で走行装置を階段
等の傾斜値を走行させることがなくなる。尚、重心位置
が適正範囲内にあるか否かを判定するにあたり、判定手
段は、予め走行装置が用いられる場所(例えば駅構内、
工事作業現場、遊園地等)における傾斜値に基づいて、
その範囲を予め記憶させておくことが望ましい。
【0009】請求項2記載の本発明は、重心位置が適正
範囲外であると判定手段が判定したときに、走行装置の
操作者に警告を発する警告装置(12)を有することを
特徴とするものである。このことにより、操作者に危険
を知らせることができ、これにより操作者は積み荷を乗
せなおしたりして安全に走行できる状態にすることがで
きる。
範囲外であると判定手段が判定したときに、走行装置の
操作者に警告を発する警告装置(12)を有することを
特徴とするものである。このことにより、操作者に危険
を知らせることができ、これにより操作者は積み荷を乗
せなおしたりして安全に走行できる状態にすることがで
きる。
【0010】請求項3記載の本発明は、重心位置が適正
範囲外であると判定手段が判定したときに、駆動装置に
よる走行装置の駆動を停止させる駆動制御手段(9、1
0、11)を有することを特徴とするものである。この
ことにより、操作者のミスにより不安定な状態のまま傾
斜地を走行させてしまうということを回避できる。請求
項4記載の本発明は、走行装置の進行方向における路面
の傾斜を検出する傾斜検出器(60)を有し、判定手段
は、傾斜検出器が傾斜を検出したときに、重心位置が適
正範囲内にあるか否かを判定することを特徴とするもの
である。
範囲外であると判定手段が判定したときに、駆動装置に
よる走行装置の駆動を停止させる駆動制御手段(9、1
0、11)を有することを特徴とするものである。この
ことにより、操作者のミスにより不安定な状態のまま傾
斜地を走行させてしまうということを回避できる。請求
項4記載の本発明は、走行装置の進行方向における路面
の傾斜を検出する傾斜検出器(60)を有し、判定手段
は、傾斜検出器が傾斜を検出したときに、重心位置が適
正範囲内にあるか否かを判定することを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明走行装置における第
1実施形態の概略構成を示す側面図である。図1におい
て、走行装置本体1は、階段を昇降するクローラ走行機
構2、クローラ走行機構を保持するフレーム3、本体の
上部機構をなす本体フレーム部4、重量物を配置するた
めの積載部5、走行装置の走行動作を制御する制御装置
を内部に有する操作部6とを有する。操作部6内の制御
装置は、各種検出器からの信号を受け、処理し、走行部
の制御のための指令を発する役割を担う。また、本体フ
レーム部4と積載部5との間には複数の重量検出器7が
配置されている。
1実施形態の概略構成を示す側面図である。図1におい
て、走行装置本体1は、階段を昇降するクローラ走行機
構2、クローラ走行機構を保持するフレーム3、本体の
上部機構をなす本体フレーム部4、重量物を配置するた
めの積載部5、走行装置の走行動作を制御する制御装置
を内部に有する操作部6とを有する。操作部6内の制御
装置は、各種検出器からの信号を受け、処理し、走行部
の制御のための指令を発する役割を担う。また、本体フ
レーム部4と積載部5との間には複数の重量検出器7が
配置されている。
【0012】図2は装置の上面図であり、本発明の重要
な構成要素である重量検出器7の配置の代表的な例を示
す。本実施形態においては、重量検出器7は積載部5の
底面の四隅にあたる部位に合計4個配置されている。重
量検出器7としては、一般に実用に供されている、いわ
ゆるロードセルなどが利用できる。その測定原理は、荷
重を受ける検出部位の僅かな歪みを内蔵された歪みゲー
ジの出力として電気的に増幅し、外部に取り出すもので
ある。
な構成要素である重量検出器7の配置の代表的な例を示
す。本実施形態においては、重量検出器7は積載部5の
底面の四隅にあたる部位に合計4個配置されている。重
量検出器7としては、一般に実用に供されている、いわ
ゆるロードセルなどが利用できる。その測定原理は、荷
重を受ける検出部位の僅かな歪みを内蔵された歪みゲー
ジの出力として電気的に増幅し、外部に取り出すもので
ある。
【0013】図3を用いて積載部5の重心位置の測定に
ついて述べる。前述したように、積載部5は本体フレー
ム部4とは独立した部材から成り、4つの重量検出器7
を介して本体フレーム部4に固定されているため、当該
検出器7により積載部5の重量を測定できる。具体的に
は、積載部5に積載された荷物の総重量の検出や、積載
された荷物が積載部5のどの辺に偏っているかを知るた
めの重心位置の検出等を行う。ここで、4つの重量検出
器の各々を区別するため、装置前方右側に設けられた検
出器をW1、前方左側に設けられた検出器をW2、後方
右側に設けられた検出器をW3、後方左側に設けられた
検出器をW4と呼称して以下に説明する。
ついて述べる。前述したように、積載部5は本体フレー
ム部4とは独立した部材から成り、4つの重量検出器7
を介して本体フレーム部4に固定されているため、当該
検出器7により積載部5の重量を測定できる。具体的に
は、積載部5に積載された荷物の総重量の検出や、積載
された荷物が積載部5のどの辺に偏っているかを知るた
めの重心位置の検出等を行う。ここで、4つの重量検出
器の各々を区別するため、装置前方右側に設けられた検
出器をW1、前方左側に設けられた検出器をW2、後方
右側に設けられた検出器をW3、後方左側に設けられた
検出器をW4と呼称して以下に説明する。
【0014】積載部5の底面において、重量検出器W1
〜W4の配置距離につき、前後方向をLとし、左右方向
をDとする。いま、装置積載部5に積まれた荷重の総重
量をWとし、その重心位置G2が前方検出器W1、W2
が配置された位置からL1の距離で後方検出器W3、W
4が配置された位置からL2の距離、また右側の検出器
W1、W3が配置された位置からD1の距離、左側の検
出器W2、W4が配置された位置からD2の距離にある
ものとする。
〜W4の配置距離につき、前後方向をLとし、左右方向
をDとする。いま、装置積載部5に積まれた荷重の総重
量をWとし、その重心位置G2が前方検出器W1、W2
が配置された位置からL1の距離で後方検出器W3、W
4が配置された位置からL2の距離、また右側の検出器
W1、W3が配置された位置からD1の距離、左側の検
出器W2、W4が配置された位置からD2の距離にある
ものとする。
【0015】以下重心位置を求める手順を説明する。事
前に判明しているのは、前述した検出器の配置距離Lと
D、及び各重量検出器からの測定結果W1、W2、W
3、W4である。先ず、総重量Wは総和として以下の式
で求められる。 W=W1+W2+W3+W4 また、前後方向においては釣り合いの関係から (W1+W2)=W*L2/L (W3+W4)=W*L1/L また、左右方向においては釣り合いの関係から (W1+W3)=W*D2/D (W2+W4)=W*D1/D 従って、重心の位置を示すL1、L2、D1、D2は以
下の式で求められる。
前に判明しているのは、前述した検出器の配置距離Lと
D、及び各重量検出器からの測定結果W1、W2、W
3、W4である。先ず、総重量Wは総和として以下の式
で求められる。 W=W1+W2+W3+W4 また、前後方向においては釣り合いの関係から (W1+W2)=W*L2/L (W3+W4)=W*L1/L また、左右方向においては釣り合いの関係から (W1+W3)=W*D2/D (W2+W4)=W*D1/D 従って、重心の位置を示すL1、L2、D1、D2は以
下の式で求められる。
【0016】L1=(W3+W4)*L/W L2=(W1+W2)*L/W D1=(W2+W4)*D/W D2=(W1+W3)*D/W 以上、積載部に配置した4個の重量検出器W1〜W4の
測定結果から積載部の重量の重心位置が積載底面のどこ
にあるかが計算で求められることになる。
測定結果から積載部の重量の重心位置が積載底面のどこ
にあるかが計算で求められることになる。
【0017】次に、重心位置の適正範囲の判定方法につ
いて述べる。本実施形態においては、階段を昇降するた
めの走行装置について考えているため、この装置が使用
される場所(例えば駅構内や工事作業現場、遊園地等)
における階段の傾斜角度を事前に測定しておくことで、
装置が転倒しないための限界の重心位置範囲は予め求め
られる。そこで、装置本体のみの重心位置(一定値)G
1と、前述のように求められた積載荷重の重心位置G2
の合成重心Gが、この適正範囲にあるか否かを比較すれ
ばよい。
いて述べる。本実施形態においては、階段を昇降するた
めの走行装置について考えているため、この装置が使用
される場所(例えば駅構内や工事作業現場、遊園地等)
における階段の傾斜角度を事前に測定しておくことで、
装置が転倒しないための限界の重心位置範囲は予め求め
られる。そこで、装置本体のみの重心位置(一定値)G
1と、前述のように求められた積載荷重の重心位置G2
の合成重心Gが、この適正範囲にあるか否かを比較すれ
ばよい。
【0018】この例では、装置の転倒は前後方向を考慮
しているため、適正範囲については前後方向のみ考慮す
れば良く、その場合には図4aに示すような斜線の部分
が適正範囲として設定される。図4aにおいては、a<
L1 <b(L−b<L2 <L−a)とする範囲に適正範
囲を設定した例である。この範囲内に重心位置Gがあれ
ば、図5に示すように、クローラ走行機構2が階段の最
下段の支点S1を通過した直後支点S2に移動したとし
ても、その支点S2よりも重心位置Gが階段上方側にあ
ることになり、安全に階段を昇降することが可能とな
る。
しているため、適正範囲については前後方向のみ考慮す
れば良く、その場合には図4aに示すような斜線の部分
が適正範囲として設定される。図4aにおいては、a<
L1 <b(L−b<L2 <L−a)とする範囲に適正範
囲を設定した例である。この範囲内に重心位置Gがあれ
ば、図5に示すように、クローラ走行機構2が階段の最
下段の支点S1を通過した直後支点S2に移動したとし
ても、その支点S2よりも重心位置Gが階段上方側にあ
ることになり、安全に階段を昇降することが可能とな
る。
【0019】本発明による走行装置は、階段に対して直
角に走行するため、重心位置については前後方向のみを
考慮する例を示したが、さらに安全を期すため、左右方
向のバランスも考慮する場合には図4bに示すように左
右方向の重心位置限界を設定し(c<D1 <d)、結果
的に図にあるように斜線の領域内を適正範囲としてもよ
い。
角に走行するため、重心位置については前後方向のみを
考慮する例を示したが、さらに安全を期すため、左右方
向のバランスも考慮する場合には図4bに示すように左
右方向の重心位置限界を設定し(c<D1 <d)、結果
的に図にあるように斜線の領域内を適正範囲としてもよ
い。
【0020】次に、装置の動作例を図6のブロック図を
用いて説明する。重量検出器W1〜W4は、検出した測
定値を重量演算処理部81へ出力する。重心演算処理部
81は、重量検出器W1〜W4からの信号を受信する
と、総重量の計算、重心位置の計算を行い、適正判定処
理部82にその計算結果を出力する。重量演算処理部8
1及び適正判定処理部82は、制御装置8を構成するも
のであり、この制御装置8は操作部6内に設けられてい
る。適正判定処理部82は、積載部総重量と重心につい
て予め設定されている適正範囲との比較を行う。比較の
結果、積載総重量または重心位置のいずれか一方が適正
範囲外と見なされた場合には、走行モータドライバ回路
9に対して走行停止の指示を出す。走行モータドライバ
回路9はこの指示信号を受信すると、走行モータ10を
停止させるとともに、ブレーキシステム11を作動させ
る。
用いて説明する。重量検出器W1〜W4は、検出した測
定値を重量演算処理部81へ出力する。重心演算処理部
81は、重量検出器W1〜W4からの信号を受信する
と、総重量の計算、重心位置の計算を行い、適正判定処
理部82にその計算結果を出力する。重量演算処理部8
1及び適正判定処理部82は、制御装置8を構成するも
のであり、この制御装置8は操作部6内に設けられてい
る。適正判定処理部82は、積載部総重量と重心につい
て予め設定されている適正範囲との比較を行う。比較の
結果、積載総重量または重心位置のいずれか一方が適正
範囲外と見なされた場合には、走行モータドライバ回路
9に対して走行停止の指示を出す。走行モータドライバ
回路9はこの指示信号を受信すると、走行モータ10を
停止させるとともに、ブレーキシステム11を作動させ
る。
【0021】以上の構成により、積載部に積み荷が搭載
されると逐一その重量と重心位置が測定され、その結
果、適正範囲外と判定されると装置は安全のため走行で
きなくなる。また、適正判定処理部82は、重心位置が
適正でないと判定したときに、警告装置12に適正範囲
外を知らせる信号を出力し、警告音や警告灯などを作動
させても良い。
されると逐一その重量と重心位置が測定され、その結
果、適正範囲外と判定されると装置は安全のため走行で
きなくなる。また、適正判定処理部82は、重心位置が
適正でないと判定したときに、警告装置12に適正範囲
外を知らせる信号を出力し、警告音や警告灯などを作動
させても良い。
【0022】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。第1の実施形態では、装置の状態には依存せず
重量、重心位置の検出結果で即時に走行停止させる例を
説明した。しかし、装置の重心位置などが問題になるの
は、装置が階段などで傾斜するときである。平坦な路面
において走行運搬の用をなすときには、その要件は適用
されない。そこで、装置に階段や段差、傾斜地(坂)等
を自動的に検出する手段を備え、走行路面に前記階段や
坂などを検出したときに、積載部の重量や重心位置が適
正外にあると走行停止するように装置を構成してもよ
い。走行路面に階段や坂があることを検出する装置とし
ては、光学的な距離測定方法などが利用できる。以下に
本装置に組み込まれた階段の傾斜方向を検出する階段検
出器60について簡単に説明する。
明する。第1の実施形態では、装置の状態には依存せず
重量、重心位置の検出結果で即時に走行停止させる例を
説明した。しかし、装置の重心位置などが問題になるの
は、装置が階段などで傾斜するときである。平坦な路面
において走行運搬の用をなすときには、その要件は適用
されない。そこで、装置に階段や段差、傾斜地(坂)等
を自動的に検出する手段を備え、走行路面に前記階段や
坂などを検出したときに、積載部の重量や重心位置が適
正外にあると走行停止するように装置を構成してもよ
い。走行路面に階段や坂があることを検出する装置とし
ては、光学的な距離測定方法などが利用できる。以下に
本装置に組み込まれた階段の傾斜方向を検出する階段検
出器60について簡単に説明する。
【0023】走行装置の進行方向の路面における傾斜地
(例えば階段)の有無や、その階段が上り階段か下り階
段かの判定は、基本的には、装置のある一点から路面ま
での距離を測定することで実現される。つまり、図7に
示すように階段検出器としての距離測定装置(例えば測
距センサ)60を本体の特定の位置に備え付け、そこか
ら、路面までの距離を検出する。路面が平坦であれば、
検出器60はその幾何学的な配置から、路面までの距離
として定められた一定の値を検出する。もし、走行路面
の前方に下り階段があると、図8のように路面までの距
離は長くなり、検出器は平坦な場合の距離値より長い値
を検出する。階段が上りであれば、検出される距離が平
坦な場合よりも短くなり、検出器は平坦な場合よりも短
い距離値を検出する。このようにして、原理的には装置
本体と路面との距離を測定することにより、路面に階段
があることや、その階段が上りか下りかの判定ができる
ことになる。
(例えば階段)の有無や、その階段が上り階段か下り階
段かの判定は、基本的には、装置のある一点から路面ま
での距離を測定することで実現される。つまり、図7に
示すように階段検出器としての距離測定装置(例えば測
距センサ)60を本体の特定の位置に備え付け、そこか
ら、路面までの距離を検出する。路面が平坦であれば、
検出器60はその幾何学的な配置から、路面までの距離
として定められた一定の値を検出する。もし、走行路面
の前方に下り階段があると、図8のように路面までの距
離は長くなり、検出器は平坦な場合の距離値より長い値
を検出する。階段が上りであれば、検出される距離が平
坦な場合よりも短くなり、検出器は平坦な場合よりも短
い距離値を検出する。このようにして、原理的には装置
本体と路面との距離を測定することにより、路面に階段
があることや、その階段が上りか下りかの判定ができる
ことになる。
【0024】この検出器60からの信号を例えば制御装
置8内の重心演算処理部81に出力させ、検出器60が
階段等の傾斜値を検出したときにのみ、制御手段8が上
述の第1実施形態のごとく重心位置が適正範囲内にある
か否かを判定する。このような構成にすれば、階段での
積載制限に束縛されることなく、平坦地ではより多くの
積載量が搬送可能となり、使い勝手が向上する。
置8内の重心演算処理部81に出力させ、検出器60が
階段等の傾斜値を検出したときにのみ、制御手段8が上
述の第1実施形態のごとく重心位置が適正範囲内にある
か否かを判定する。このような構成にすれば、階段での
積載制限に束縛されることなく、平坦地ではより多くの
積載量が搬送可能となり、使い勝手が向上する。
【0025】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、積載物の
量が様々に変化しても階段などを安定に走行するための
重量、重心位置が事前にしかも自動的に判断されるた
め、安全にしかも最大積載量を効率的に運搬することが
可能となる。
量が様々に変化しても階段などを安定に走行するための
重量、重心位置が事前にしかも自動的に判断されるた
め、安全にしかも最大積載量を効率的に運搬することが
可能となる。
【図1】本発明の第一の実施例を示す装置の側面図
【図2】本発明の第一の実施例を示す装置の上面図
【図3】積載部の重心位置を測定する手段を説明する図
【図4】積載部の重心位置適正範囲を説明する図
【図5】積載部の重心位置適正範囲を説明する別の図
【図6】制御手段を示すブロック図
【図7】本発明の第2実施形態を説明する図である。
【図8】本発明の第2実施形態を説明する図である。
【図9】平地における装置の重心位置を示す図
【図10】階段途中における装置の重心位置を示す図
1・・・装置本体 2・・・クローラ走行機構 3・・・クローラフレーム機構 4・・・装置上部機構フレーム 5・・・積載部 6・・・制御部 7・・・重量検出器 8・・・制御装置 81・・・重心演算処理部 82・・・適正判定処理部 9・・・走行モータドライバ 10・・・走行モータ 11・・・ブレーキシステム
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動装置と、該駆動装置上部に配置され
た積載部とを有する走行装置において、 前記積載部と前記駆動装置との間に配置され、前記積載
部の異なる複数箇所の重量を検出する重量測定手段と、 前記重量測定手段による検出結果に基づいて、走行装置
全体の重心位置を求める演算手段と、 前記重心位置が適正範囲にあるか否かを判定する判定手
段とを有することを特徴とする走行装置。 - 【請求項2】 前記重心位置が適正範囲外であると前記
判定手段が判定したときに、走行装置の操作者に警告を
発する警告装置を有することを特徴とする請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】 前記重心位置が適正範囲外であると前記
判定手段が判定したときに、前記駆動装置による前記走
行装置の駆動を停止させる駆動制御手段を有することを
特徴とする請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 走行装置の進行方向における路面の傾斜
を検出する傾斜検出器を有し、 前記判定手段は、前記傾斜検出器が傾斜を検出したとき
に、前記重心位置が適正範囲内にあるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167220A JPH1016833A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167220A JPH1016833A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016833A true JPH1016833A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15845674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8167220A Pending JPH1016833A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016833A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004149023A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 搬送台車 |
| GB2424961A (en) * | 2005-04-04 | 2006-10-11 | Pm Group Plc | Methods of load and axle measurement |
| JP2012002558A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Yamato Scale Co Ltd | 重心位置測定方法およびその装置 |
| JP2012136182A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hino Motors Ltd | 重心位置推定装置、車両、および重心位置推定方法、並びにプログラム |
| JPWO2013084857A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-27 | 国立大学法人東京海洋大学 | 横転限界検出システム |
| JP2016194534A (ja) * | 2016-08-24 | 2016-11-17 | 大和製衡株式会社 | 重心位置測定装置 |
| CN113460143A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-01 | 广西电网有限责任公司贵港供电局 | 一种基于重力感应控制的电动爬梯车 |
| CN116202690A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-06-02 | 珠海上富电技股份有限公司 | 一种卡车重心偏离预警方法及系统 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP8167220A patent/JPH1016833A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN113460143A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-01 | 广西电网有限责任公司贵港供电局 | 一种基于重力感应控制的电动爬梯车 |
| CN116202690A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-06-02 | 珠海上富电技股份有限公司 | 一种卡车重心偏离预警方法及系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051109 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060308 |