JPH1016845A - 自動二輪車のシート構造 - Google Patents

自動二輪車のシート構造

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JPH1016845A
JPH1016845A JP17049496A JP17049496A JPH1016845A JP H1016845 A JPH1016845 A JP H1016845A JP 17049496 A JP17049496 A JP 17049496A JP 17049496 A JP17049496 A JP 17049496A JP H1016845 A JPH1016845 A JP H1016845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックレストとシートとの間の隙間によって
生じる見栄えの悪化およびその隙間への水の浸入を防止
し、加えてバックレストの小型化を図る。 【解決手段】 タンデムシート4の、メインシート部4
aとタンデムシート部4bとの境界部を形成する縦壁部
190の中央部に、前方に突出する凸部192を形成
し、この凸部192に沿って、バックレスト191を前
後に移動可能に嵌合する。凸部192の前面192a
に、バックレスト191を最も前方に配したときでもそ
の前面192aとバックレスト191との隙間を塞ぐカ
バー部材300を取り付ける。カバー部材300は、前
後方向に伸縮自在でバックレスト191の移動に追従
し、前記隙間を塞ぎ、かつその隙間への水の浸入を防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車のシー
ト構造に係り、特に、運転者等の乗員の腰部を後方から
支持するバックレストが前後方向に移動自在に設けられ
たシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記バックレストが備えられたシートと
しては、例えば、運転者用のメインシート部の後方に乗
員が着座するタンデムシート部が一段高く形成され、両
シート部の境界部である段部を形成する縦壁部の前方
に、バックレストが配設されたものがある。このバック
レストにより、メインシート部に着座する運転者は腰部
が後方から支持され、乗り心地が向上する。このような
バックレストにおいて、従来、その配設位置が、運転者
の身長やライディングポジションの好み等に応じて前後
に調整できるようになっているものが実用化されてい
る。その一構造例としては、前記縦壁部の中央部に車体
前方に突出する凸部が形成され、一方、バックレストの
後面に、縦壁部の凸部に摺動可能に嵌合する凹部が形成
され、バックレストを凸部に沿って前後に移動させ、適
切な位置において、バックレストを固定する。バックレ
ストの固定は、その後面から後方に突出させたステー板
を縦壁部に貫通させるとともにシートの底板にねじ止め
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記バッ
クレストを備えたシート構造においては、バックレスト
を前方に移動させると縦壁部との隙間が拡大し、場合に
よってはその隙間が見えてしまい、見栄えが著しく悪化
していた。また、その隙間に雨水や洗車時に使用する水
が入り込みやすく、このような水が、ステー板が貫通す
る孔からシート内部に浸入するおそれもあった。ここ
で、縦壁部の凸部の長さを大きくとれば、バックレスト
を前方に移動させても、凸部とバックレストとの重畳長
さに余裕が生じ上記問題を回避できる。ところが、これ
によるとバックレストの前後方向が長くなって大型化し
てしまうとともに、シートのデザイン性に制約が与えら
れ、見栄えの悪化を招く。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、バックレストとシートとの間の隙間によって生じる
見栄えの悪化が抑えられるとともに、その隙間への水の
浸入が防止され、加えてバックレストの小型化が図られ
る自動二輪車のシート構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、車体に設けられたシートの所定
箇所に、上方に立ち上がる縦壁部が形成され、この縦壁
部の前方に、シートに着座する運転者あるいは乗員の腰
部を後方から支持するバックレストが前後方向に移動自
在に設けられ自動二輪車のシート構造において、前記バ
ックレストと前記縦壁部との間に、これらの間に生じる
隙間を塞ぐカバー部材が配設されていることを特徴とす
る。
【0006】上記構成によると、バックレストを前方に
移動させても、バックレストとシートの縦壁部との間に
生じる隙間がカバー部材で塞がれる。したがって、隙間
があくことによる見栄えの悪化が抑えられるとともに、
その隙間への水の浸入が防止される。また、隙間を小さ
くするためにバックレストを大型化する必要がなくな
り、逆に小型化が図られる。
【0007】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記縦壁部は、車体前方に突出する凸部を有し、この凸
部に嵌合する凹部が、前記バックレストの後面に形成さ
れ、縦壁部の凸部の前面とバックレストの凹部の奥面と
の間に、前記カバー部材が配設されていることを特徴と
する。
【0008】また、好ましい実施の形態においては、前
記カバー部材は、車体の前後方向に伸縮する弾性部材で
形成されていることを特徴とする。また、好ましい実施
の形態においては、前記カバー部材は、可撓性を有する
材質で形成され、前記縦壁部と前記バックレストとに取
り付けられていることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は、本実施例に係るシート構造を備え
たスクータ型自動二輪車1の側面図である。同図におい
て符号2は車体フレーム、3は動力ユニット、34,5
2はそれぞれ前輪、後輪、35はハンドル、4は運転者
と、その後ろに乗員(タンデムライダー)が着座できる
タンデムシート、1aは樹脂製の車体カバーである。車
体フレーム2は、ヘッドパイプ5と、このヘッドパイプ
5の中央部に固着され車体後方かつ斜め下方に延びる1
本のメインフレーム11と、このメインフレーム11の
下端部にその前端部が固着されて車体後方に延びる左右
一対のサイドフレーム12と、ヘッドパイプ5における
メインフレーム11の接合部よりも下方およびサイドフ
レーム12の前端部にその前端部が固着され、サイドフ
レーム12の下方においてサイドフレーム12にほぼ沿
いながら車体後方に延びる左右一対のダウンチューブ1
3と、サイドフレーム12とダウンチューブ13の後端
部同士を一体に連結する懸架ブラケット14と、この懸
架ブラケット14の後端部にその前端部が固着され、車
体後方に延びるリヤフレーム15と、このリヤフレーム
15の上部に固着され、リヤフレーム15と略三角形を
形成する支持パイプ16等から構成されている。サイド
フレーム12とダウンチューブ13とは、それぞれに固
着された2本の縦パイプ25によっても互いに連結さ
れ、また左右のサイドフレーム12同士は、それぞれに
固着された2本の横パイプ26によって互いに連結され
ている。この車体フレーム2は、鋼材やアルミ等の金属
材料からなり、上記各要素同士の固着は、溶接によって
なされている。
【0011】前記ヘッドパイプ5には、ステアリングシ
ャフト18が貫通されている。このステアリングシャフ
ト18の上端および下端には、アッパホルダ36および
アンダホルダ17が固定されている。アッパホルダ36
には前記ハンドル35が固定され、アンダホルダ17に
は、左右一対のフロントフォーク33が支持されてい
る。フロントフォーク33の下端部には、前記前輪34
が回転自在に支持されている。また、ダウンチューブ1
3の後端部には、駐車時に車体を安定して支持するスタ
ンド23が取り付けられている。
【0012】前記動力ユニット3は、気筒軸が前傾され
た水冷式4サイクル型エンジン50に、Vベルト式無段
変速機51が接続されたものである。この動力ユニット
3は、リンク20を介して前記懸架ブラケット14に揺
動自在に支持されている。無段変速機51の後端部には
前記後輪52が支持されており、エンジン50の動力が
無段変速機51を介して後輪52に伝達されるようにな
っている。無段変速機51の後端部と前記リヤフレーム
15との間には、リヤクッション53が架け渡されてい
る。このリヤクッション53により、動力ユニット3お
よび後輪52の揺動が緩衝される。なお、符号116は
エンジンのラジエータである。
【0013】前記シート4は、運転者が着座するメイン
シート部4aの後方に、乗員が着座するタンデムシート
部4bが形成されてなるもので、前記車体フレーム2の
上部に支持されている。後部のタンデムシート部4bは
メインシート部4aより一段高くなっており、両シート
4a,4bの間には、バックレスト191が配設されて
いる。このバックレスト191は、主に運転者の腰部を
支持することにより乗り心地の向上を図るためのもの
で、配設位置を、運転者の身長やライディングポジショ
ンの好み等に応じて前後に調整できるようになってい
る。シート4は、図2に示すように、前端下部に設けら
れたヒンジプレート250が車体フレーム2に回動自在
に結合され、前端部を中心に上下に開閉するようになっ
ており、閉じた状態で、その後端部に設けられた図示せ
ぬシートロックを介して車体に着脱可能に係合するよう
になっている。
【0014】シート4におけるメインシート部4aの下
方には、燃料タンク211が、車体フレーム2に固定さ
れて配設されている。この燃料タンク211は、その前
端上部に、斜め前方に突出する給油口211aを有して
いる。この給油口211aには、図2に示すように、キ
ャップ251が着脱可能に装着される。前記シート4の
前端面には、図2に示すように、枠状の開口カバー25
2により、給油口211aを露出させる給油開口253
が設けられている。そして、開口カバー252に、給油
開口253を開閉するフューエルリッド215が取り付
けられている。ここで、フューエルリッド215の構造
を、図2ないし図5を参照して説明する。図2はこのリ
ッド部分の断面図であり、図3はリッドを裏側からみた
図である。また、図4はリッドの開閉操作部分の詳細図
であり、図5はその巻きばねの斜視図である。
【0015】このフューエルリッド215は、縦に長い
略長方形の板状に形成されており、図2に示すように、
その下縁に形成されたヒンジ部215aが、開口カバー
252の下縁に回動自在にヒンジ結合されている。フュ
ーエルリッド215の上縁には、フューエルリッド21
5を開けるためのレバー260と、このレバー260と
は別体で、開口カバー252に係合してフューエルリッ
ド215の閉状態を保持するフック270とが設けられ
ている。
【0016】レバー260は、L字状に形成されたレバ
ー本体261の先端に台形状の鍔部262が一体に形成
されたもので、レバー本体261の基端部に一体形成し
た軸受部261a(図3)が、フューエルリッド215
の裏面に設けられた回動軸280に回動自在に装着され
ている。回動軸280は軸心を車体幅方向に配設してフ
ューエルリッド215の裏面の取り付けられている。
【0017】フック270は、フック本体271の先端
にフック爪272が一体に形成されたもので、フック本
体271の基端部に一体形成した軸受部271aが、前
述のレバー本体261の軸受部261aに隣接して、回
動軸280に回動自在に装着されている。このフック2
70にはさらに、突出片270aが一体形成され、この
突出片270aが、レバー本体261の上面側の連接凹
部261C(図3)の上面に係合する。
【0018】回動軸280には、レバー260およびフ
ック270を、図4の矢印P方向に付勢する巻きばね2
90が装着されている。この巻きばね290は、図5に
示すように、中央部のまっすぐ延びる中央係合部291
の両側に、第1ばね部292と第2ばね部293とが形
成されたもので、各ばね部292,293が、回動軸2
80に装着されている。第1ばね部292の端部292
aは、フューエルリッド215の裏面に当接している。
なお、図3は、プレート282を外した状態であり、プ
レートの位置を破線で示している。第2ばね部293の
端部293aは、レバー本体261の側面に突出するバ
ネ受け261bの上面に係合している。このバネ受け2
61bは、前記連接凹部261cに連続して形成されて
いる。また、中央係合部291は、フック本体271の
背面に係合している。
【0019】上記巻きばね290の作用により、レバー
260およびフック270は、常に図4の矢印P方向に
付勢され、給油開口253を閉じた状態において、図2
に示すように、フック270のフック爪272が開口カ
バー252に形成された突片254に係合する。この状
態で、レバー260は、鍔部262がフューエルリッド
215の表面と面一になる位置で保持される。次に、フ
ューエルリッド215に形成された凹所255に指を差
し入れて鍔部262を持ち上げ、レバー260を矢印Q
方向に回動させると、このレバー本体261の連接凹部
261cに当接するフック270の突出片270aを介
して、フック270が、巻きばね290の中央係合部2
91の押圧力に抗して同方向に連動して回動する。これ
により、突片254に対するフック爪272の係合が外
れる。ここから、さらにレバー260を引っ張ると、フ
ューエルリッド215が開く。
【0020】フューエルリッド215が開いた状態でレ
バー260を離すと、ばね部292の端部292aがフ
ューエルリッド215の裏面を押圧し、且つばね部29
3の端部293aがレバー本体261のバネ受け261
bを押圧しているため、この押圧力でレバー260を内
側に押し、レバー260は通常の引込んだ位置に戻る。
【0021】次に、フューエルリッド215を閉じてい
くと、フック爪272が突片254に乗り上げていくこ
とにより、フック270は、巻きばね290の中央係合
部291に抗して、一旦矢印Q方向に回動し、突片25
4を乗越えると、巻きばね290により、矢印P方向に
回動して、フック爪272は突片254に係合する。こ
れにより、フューエルリッド215の閉状態が保持され
る。この閉動作の際、フック270が突片254を乗越
えるときに、一旦矢印Qの方向に回動してフックの突出
片270aも同方向に回動するが、フックとレバーは別
体であって、このフックの突出片270aはレバー本体
261の連接凹部261cの上面に配置されているた
め、レバー本体側に対しなんら作用せず、単にレバー本
体の上面から一旦離れるだけであって、レバー260
は、バネ力により引込んだ状態に保持される。
【0022】このように、レバー260とフック270
が別体で、フューエルリッド215を開けるときにはフ
ック270はレバー260とともに回動し、閉めるとき
には内部でフック270のみが回動する構造により、リ
ッド開閉操作時の使用感が向上し、また巻きばね290
の付勢力は小さくて済み、これに伴って耐久性の向上が
図られる。
【0023】次いで、前記車体カバー1aを説明する。
この車体カバー1aは、図1に示すように、前輪34、
後輪52およびシート4を除く車体のほぼ全体を覆って
いる。この車体カバー1aは、ヘッドパイプ5および左
右のフロントフォーク33の前方から側方を覆うフロン
トカバー6と、このフロントカバー6の上方に固定され
た透明なウインドシールド134と、ハンドル35を覆
うハンドルカバー43と、フロントカバー6の後部に配
設されヘッドパイプ5やサイドフレーム12等の後部を
覆うレッグシールド7と、このレッグシールド7の下方
に連続して配設されて車体後方に延び、左右のサイドフ
レーム12の側方を覆うフートボード8と、このフート
ボード8の下面に連続して配設されて車体後方に延び、
左右のダウンチューブ13の側方を覆うアンダーカバー
9と、フートボード8およびアンダーカバー9に連続し
て配設され、シート4の下方から動力ユニット3の上方
を覆うサイドカバー10とから構成されている。
【0024】以上が、自動二輪車1の全体構成であり、
続いて、本発明に係る前記シート4を、図6ないし図8
を参照して詳述する。図6はシート全体の斜視図、図7
はバックレスト部分の立面図、図8はその平面図であ
る。シート4は、適度なクッション性を有するシート本
体200の下面に、シート底板201が固定されてな
り、メインシート部4aとタンデムシート部4bは、段
部を形成する縦壁部190によって分けられる。この縦
壁部190の前方に、バックレスト191が配設されて
いる。縦壁部190の幅方向中央部には、前方に突出す
る断面長方形状の凸部192が一体に形成されている。
一方、バックレスト191の後面には、シート4の凸部
192を囲んでこの凸部192に嵌合する凹部191a
が形成されている(図6(B))。
【0025】上記バックレスト191の移動調整機構1
93を、以下に説明する。バックレスト191の後面下
部には、凹部191aを形成するフレーム板194が固
定されている。このフレーム板194には、左右2本の
取付けステー195が装着されている。この取付けステ
ー195は、先端側の屈曲した固定部195aと、これ
に連なり後方に延びる位置調整部195bからなり、各
取付けステーの固定部195aがフレーム板194の2
ヵ所でボルト止めされている。各ステーの位置調整部1
95bの後端部には、ボルト210がねじ込まれるねじ
孔195cが形成されている。
【0026】一方、シート4の凸部192の前面の左右
2ヵ所には、前記取付けステー195が移動自在に挿入
される挿通孔196が形成されている。これら挿通孔1
96の後側には、シート底板201の上面に固定された
ガイド部材198が設けられ、ステー195をガイドす
るとともに、左右方向の位置を固定保持する。
【0027】シート底板201には、取付けステー19
5の移動方向に沿って、ステー位置決め用の複数(この
例では5つ)のボルト挿通孔199が等ピッチで形成さ
れている。
【0028】上記移動調整機構193によれば、取付け
ステー195を各ガイド孔196に挿入し、かつバック
レスト191の凹部191aをシート4の凸部192に
嵌合させてバックレスト191を縦壁部190の前方に
配設し、ステー195のねじ孔195cをシート底板2
01のいずれかのボルト挿通孔199に一致させ、その
ボルト挿通孔199に通したボルト210をねじ孔19
5cにねじ込むことにより、バックレスト191はシー
ト4に固定される。
【0029】位置を変える場合には、ボルト210を外
してステー195を前後に移動させ、適当な位置におい
て、前述と同様にボルト210でステー195をシート
底板201に固定することで、運転者の身長やライディ
ングポジションの好みに応じた位置にバックレスト19
1を固定することができる。このようなバックレスト1
91の位置の調整ならびに固定は、シート4を前方に回
動させて開き、シート底板201を露出させた状態で行
う。
【0030】本実施例においては、前記縦壁部190の
凸部192の前面192aに、凸部192とバックレス
ト191との間に生じる隙間を塞ぐカバー部材300が
取り付けられている。このカバー部材300は、矩形状
の底部301と、この底部301の上縁から略直角に立
ち上がる上部302と、底部301の左右の側縁から略
直角に立ち上がる三角形状の側部303とが一体成形さ
れたものである。このカバー部材300は、ゴム等の弾
性かつ可撓性を有する材質でできており、上部302お
よび側部303を車体前方に向けた状態で、底部301
の裏面が、凸部192の前面192aに接着されてい
る。底部301には、前記ステー195が貫通する貫通
部304が形成されている。この貫通部304は蛇腹で
構成されている。この蛇腹は、凸部192の前面に接着
されてはいない。
【0031】上記カバー部材300は、バックレスト1
91が最も前方に移動させられたときには、図7の実線
に示すように、上部302および側部303は前方に伸
び、これらの前端縁はバックレスト191の凹部191
a内に位置する。また、バックレスト191を最も後方
に移動させると(図7の二点鎖線)、カバー部材300
はその上部302が外方に開くように変形することによ
り全体がつぶれ、バックレスト191の移動を妨げな
い。この状態から再びバックレスト191を前方に移動
させると、上部302および側部303は弾性復帰し、
図7の実線の状態に戻る。
【0032】バックレスト191を移動させる際には、
取付けステー195が貫通部304の蛇腹に摺接して移
動するため、ステーが円滑に摺動するとともに、移動後
蛇腹の弾性により挿通孔196を確実に塞ぐ。
【0033】次に、上記カバー部材300の作用ならび
にそれに伴う効果を説明する。バックレスト191が最
も後方に配されると、図7の二点鎖線に示すように、カ
バー部材300はバックレスト191により圧縮され押
しつぶされる。次に、運転者の好みに応じてバックレス
ト191を前方に移動させると、カバー部材300は、
上部302および側部303の弾性によりバックレスト
191に追従して前方に伸びていく。バックレスト19
1を最も前方に配したときには、図7の実線に示すよう
に、上部302および側部303は前方に伸びきるが、
これらの前端縁はバックレスト191の凹部191a内
に位置する。したがって、シート4の凸部192の前面
192aとバックレスト191の凹部191aの周縁と
の間は、どの角度から見てもカバー部材300により塞
がれ、その隙間が視認されない。したがって、その隙間
によって生じる見栄えの悪化が抑えられる。また、その
隙間へ水が浸入したとしても、その水はカバー部材30
0の外面を伝って下方に流れ落ち、ステー195の挿通
孔196からシート4内へ水が浸入するおそれがない。
さらにカバー部材300のステー貫通部394の蛇腹に
より貫通孔196が塞がれるため、内部への水の進入が
さらに確実に防止される。このように、カバー部材30
0により凸部192の前面192aとバックレスト19
1との間に生じる隙間が塞がれるので、隙間を塞ぐべく
凸部192を長く前方に突出させる必要がなくなり、そ
の結果、バックレスト191の小型化が図られる。
【0034】なお、上記カバー部材300は本発明の一
実施例であり、例えば、蛇腹状に形成されて前後方向に
伸縮自在な形態のものでもよい。また、カバー部材は特
に弾性を有さず可撓性を有するのみの材質からなり、縦
壁部190の凸部192の前面192aとバックレスト
191の凹部191aの奥面とに取り付けられ、バック
レスト191の移動につれて伸縮する構成としてもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動二輪
車のシート構造によれば、前後に移動可能に設けられた
バックレストとシートの縦壁部との間に、これらの間に
生じる隙間を塞ぐカバー部材を配設したので、バックレ
ストを前方に移動させても、バックレストとシートの縦
壁部との間に生じる隙間がカバー部材で塞がれる。した
がって、隙間があくことによる見栄えの悪化が抑えられ
るとともに、その隙間への水の浸入が防止され、しか
も、隙間を小さくするためにバックレストを大型化する
必要がなくなることから小型化が図られるといった種々
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るシートを備えたスク
ータ型自動二輪車の側面図である。
【図2】 フューエルリッドの構造を示す断面図であ
る。
【図3】 フューエルリッドの開閉構造を示す裏面図で
ある。
【図4】 同側断面図である。
【図5】 フューエルリッドの開閉構造に用いられる巻
きばねの斜視図である。
【図6】 シートの斜視図である。
【図7】 バックレストの取付け構造を示す側断面図で
ある。
【図8】 図7の取付け構造の要部平面図である。
【符号の説明】
1:自動二輪車、4:シート、190:縦壁部、19
1:バックレスト、191a:凹部、192:凸部、1
92a:凸部の前面、195:取付けステー、195
c:ネジ孔、196:挿通孔、198:ガイド部材、1
99:ボルト挿通孔、200:シート本体、201:シ
ート底板、210:ボルト、300:カバー部材、30
1:カバー部材の底部、302:カバー部材の上部、3
03:カバー部材の側部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられたシートの所定箇所に、
    上方に立ち上がる縦壁部が形成され、この縦壁部の前方
    に、シートに着座する運転者あるいは乗員の腰部を後方
    から支持するバックレストが前後方向に移動自在に設け
    られた自動二輪車のシート構造において、 前記バックレストと前記縦壁部との間に、これらの間に
    生じる隙間を塞ぐカバー部材が配設されていることを特
    徴とする自動二輪車のシート構造。
  2. 【請求項2】 前記縦壁部は、車体前方に突出する凸部
    を有し、この凸部に嵌合する凹部が、前記バックレスト
    の後面に形成され、縦壁部の凸部の前面とバックレスト
    の凹部の奥面との間に、前記カバー部材が配設されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のシー
    ト構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材は、車体の前後方向に伸
    縮する弾性部材で形成されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の自動二輪車のシート構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は、可撓性を有する材質
    で形成され、前記縦壁部と前記バックレストとに取り付
    けられていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の自動二輪車のシート構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318667A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Yamaha Motor Co Ltd 車両用鞍乗り型シート
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