JPH1016854A - スクータ型車両におけるエンジン冷却構造 - Google Patents
スクータ型車両におけるエンジン冷却構造Info
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- JPH1016854A JPH1016854A JP8167246A JP16724696A JPH1016854A JP H1016854 A JPH1016854 A JP H1016854A JP 8167246 A JP8167246 A JP 8167246A JP 16724696 A JP16724696 A JP 16724696A JP H1016854 A JPH1016854 A JP H1016854A
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Abstract
アの下面に設けられた導風通路の流路断面積を充分に確
保し、且つ前輪が跳ね上げた泥水等が前記導風通路に浸
入するのを防止する。 【解決手段】 スクータ型車両Vのステップフロア10
とアンダーカバー11との間に車体前後方向に延びる導
風通路51が形成されており、この導風通路51の後端
開口部にエンジンEが臨んでいる。アンダーカバー11
の前端を上向きに湾曲させることにより形成した導風口
53は前上方を向いており、これによりレッグシールド
リヤ部材9の前面により下方に案内された冷却風を効率
的に導風通路51に導入するとともに、前輪Wfが跳ね
上げた泥水等が導風通路51に浸入するのを効果的に防
止することができる。
Description
チューブの後方を覆うレッグシールドと、レッグシール
ドの下端から後方に延びてライダーの足を支持するステ
ップフロアと、ステップフロアの下面を覆うアンダーカ
バーと、ステップフロアの後方に配置されたエンジンと
を備えたスクータ型車両に関し、特に、そのエンジンの
冷却構造に関する。
延びる導風通路を形成し、車体前部から取り入れた冷却
風を前記導風通路を介して車体後部のエンジンに供給す
るものが、実公昭63−4713号公報により公知であ
る。
ものは、ステップフロアの下面中央部に設けたトンネル
状凹部を利用して導風通路を形成しているため、その導
風通路の流路断面積を充分に確保することができず、エ
ンジンを効果的に冷却することが難しいという問題があ
った。また導風通路の入口が前下方に向けて開口してい
るので前輪が跳ね上げた泥水等が導風通路に浸入し易
く、これを防止するために導風通路の入口にルーバーを
設ける必要があった。
で、エンジンに冷却風を供給する導風通路の流路断面積
を充分に確保するとともに、泥水等が前記導風通路に浸
入するのを防止することを目的とする。
に、請求項1に記載された発明は、フレームのダウンチ
ューブの後方を覆うレッグシールドと、レッグシールド
の下端から後方に延びてライダーの足を支持するステッ
プフロアと、ステップフロアの下面を覆うアンダーカバ
ーと、ステップフロアの後方に配置されたエンジンとを
備えたスクータ型車両において、ステップフロア及びア
ンダーカバー間にエンジンに冷却風を導く導風通路を形
成し、アンダーカバーの前端をダウンチューブの下端よ
りも前方で上向きに屈曲させることにより、前記導風通
路に冷却風を導く導風口をアンダーカバーの上端とレッ
グシールドの前面との間に上向きに形成したことを特徴
とする。
1の構成に加えて、前記導風口の前方に隣接するフロン
トフェンダーの下端を該導風口の下端よりも下方に位置
させたことを特徴とする。
1の構成に加えて、前記導風通路に燃料タンクを配置し
たことを特徴とする。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
で、図1はスクータ型自動二輪車の全体側面図、図2は
車体中央部の拡大図、図3は車体後部の拡大図、図4は
図2の4方向矢視図、図5は図4の5−5線断面図、図
6は図4の6−6線断面図、図7は図4の7−7線断面
図、図8はスクータ型自動二輪車の全体平面図である。
Vの骨格を構成する鋼管溶接製フレームFは、車体前下
方に延びるヘッドパイプ1と、ヘッドパイプ1にガセッ
ト2,2を介して結合されて車体後下方に延びるダウン
チューブ3と、ダウンチューブ3の下端近傍から左右に
分岐して車体後上方に延び、後端においてU字状に湾曲
して一体に連なる左右のメインフレーム4,4とを備え
る。左右のメインフレーム4,4の前部とダウンチュー
ブ3の下端とは車体左右方向に延びる補強パイプ5によ
り連結され、また左右のメインフレーム4,4の前後方
向中間部及び後部はそれぞれ車体左右方向に延びる第1
クロスメンバ6及び第2クロスメンバ7により連結され
る。
ィBは、ヘッドパイプ1の前面を覆うレッグシールドフ
ロント部材8と、レッグシールドフロント部材8の後面
に結合されてヘッドパイプ1の後面及びダウンチューブ
3の後面を覆うレッグシールドリヤ部材9と、レッグシ
ールドリヤ部材9の下端に連なるステップフロア10
と、レッグシールドフロント部材8の下端に連なってス
テップフロア10の下面を覆うアンダーカバー11と、
車体後部を覆うリヤカバー12と、リヤカバー12の左
右前部からステップフロア10及びアンダーカバー11
の後端に連なる左右のサイドカバー13,13とから構
成される。ステップフロア10は中央の本体部37と、
その本体部37の左右両側縁に接続される一対の側壁部
38,38との3部材から構成される(図6及び図7参
照)。
ロントフォーク14の下端に、上部をフロントフェンダ
ー15により覆われた前輪Wfが軸支される。レッグシ
ールドフロント部材8及びレッグシールドリヤ部材9の
上端開口部を覆うアッパーパネル16から上方に延出す
るハンドルポスト17の上面に、バーハンドル18の左
右方向中央部が結合される。後端に後輪Wrを軸支した
パワーユニットPの前端が第1クロスメンバ6に上下揺
動自在に支持されており、このパワーユニットPと第2
クロスメンバ7とがリヤクッション19により接続され
る。リヤカバー12の上面にライダーが座乗するシート
20が設けられる。
プフロア10とアンダーカバー11とによって挟まれた
空間に配置される燃料タンク21は、アッパー部材22
及びロア部材23をフランジ部24により結合してな
り、その後部上面には燃料を補給するためのキャップ2
5が設けられる。左右一対のメインフレーム4,4の外
側面上部に沿って左右一対の燃料タンク取付ステー2
6,26が溶接W1 により固定される。燃料タンク21
のフランジ部24を貫通する左右各2本のボルト27…
を前記燃料タンク取付ステー26,26の下面に設けた
溶接ナット28…に螺入することにより、燃料タンク2
1がメインフレーム4,4に固定される(図2及び図5
参照)。
ルト27,27によりステップフロア取付ステー29が
共締めされる。ステップフロア取付ステー29は、燃料
タンク21の上部を跨ぐブリッジ部291 と、このブリ
ッジ部291 の左右両端から前方に延びる一対の脚部2
92 ,292 とを有して平面視コ字状に形成されてい
る。脚部291 ,291 の前端下面に設けた溶接ナット
30,30にステップフロア10の本体部37の左右前
部に上方から挿通された2本のボルト31,31が螺入
され、更にブリッジ部291 の中央下面に設けた溶接ナ
ット32にステップフロア10の本体部37の中央前部
に上方から挿通された1本のボルト33が螺入される
(図2及び図4参照)。前記燃料タンク取付ステー2
6,26の下面に設けた溶接ナット35,35にステッ
プフロア10の本体部37の左右後部に上方から挿通さ
れた2本のボルト36,36が螺入される(図2及び図
7参照)。而して、ステップフロア10の本体部37は
前記5本のボルト31,31,33,36,36により
メインフレーム4,4に固定される(図2、図4及び図
7参照)。
説明する。
フレーム4,4の屈曲部の前面に左右一対のブラケット
41,41が溶接W2 されており、このブラケット4
1,41にアンダーカバー11の左右前端部がクリップ
42,42で固定される。図2及び図6から明らかなよ
うに、燃料タンク取付ステー26,26の前部下縁に切
り起こしにより形成した舌片261 ,261 と、アンダ
ーカバー11の左右側縁に形成した上向きの舌片1
11 ,111 とが、ボルト43,43及びナット44,
44で結合される。図2及び図7から明らかなように、
左右のメインフレーム4,4が上向きに立ち上がる部分
にパワーユニットPを支持するパワーユニット支持ブラ
ケット45,45が溶接W3 される。アンダーカバー1
1の左右側縁に形成した内向きの凹部112 ,11
2 が、前記パワーユニット支持ブラケット45,45に
設けた溶接ボルト46,46にボルト47,47で固定
される。
定されると、そのアンダーカバー11の左右側縁とステ
ップフロア10の本体部37の左右側縁との隙間を塞ぐ
ように、ステップフロア10の左右の側壁部38,38
が固定される。図2、図6及び図7に示すように、ステ
ップフロア10の左右の側壁部38,38は、その上縁
に沿って形成した複数の突起48…を本体部37の側縁
に形成した複数の係止孔49…に係止し、更に側壁部3
8,38に形成した左右各2個の凹部381 …に挿通し
たボルト40…を燃料タンク取付ステー16,16の内
面に設けた溶接ナット39…に螺入することにより固定
される。
のアンダーカバー11との間に前後両端が開口するトン
ネル状の導風通路51が形成され、この導風通路内51
に燃料タンク21が配置される。
ドフロント部材8の下部は門形に切り欠かれて開口52
が形成されており、ダウンチューブ3の下端の前方位置
において、前端が上向きに湾曲したアンダーカバー11
の前縁部113 が前記開口52の下端部間に嵌合する。
このようにして、前記導風通路52の前端に、下側をア
ンダーカバー11の前縁部113 により区画され、上側
をレッグシールドリヤ部材9の下部前壁面により区画さ
れ、且つ左右両側をレッグシールドフロント部材8の下
部内壁面により区画された斜め上向きの導風口53が形
成される。前記パワーユニットPの上部及び左右両側部
を覆うリヤカバー12の内部空間に前記導風通路51の
後端開口部が連なっている。フロントフェンダー15の
下端の高さは、導風口53の下端の高さよりも距離Lだ
け低く形成されている(図2参照)。
フレーム4,4に溶接されたパワーユニット支持ブラケ
ット45,45に、リンク機構54を介してパワーユニ
ットPの前端が上下揺動自在に枢支される。パワーユニ
ットPは車体前後方向に延びて内部に伝動装置を収納す
る伝動ケース55を備えており、この伝動ケース55の
前端にシリンダブロックを後傾させたエンジンEが設け
られる。エンジンEのクランクシャフト56の右端に冷
却ファン57が設けられており、この冷却ファン57に
よってエンジンEを覆うシュラウド58内に冷却風が供
給される。
ーナ59から吸気ダクト60が前方に延びており、この
吸気ダクト60の前端に設けた吸気チャンバー61が左
側のサイドカバー13に形成した開口部131 に臨んで
いる。
弧状に湾曲しており、前端がヒンジ62を介して上下揺
動自在に枢支されたシート20は、その上下方向厚さが
前部及び後部において厚く、前後方向中間部において薄
くなっている。シート20の後部のリヤカバー12に、
空気が流通するルーバー63が設けられる。シート20
の下方にはヘルメットH等を収納する物入れ64が形成
される。
グシールドフロント部材8の下部に形成した開口52を
通過した走行風がレッグシールドリヤ部材9の前面に案
内されて下方に流れ、レッグシールドフロント部材8、
レッグシールドリヤ部材9及びアンダーカバー11間に
画成された導風口53から導風通路51に導かれる。こ
のとき、導風口53は前上方を向いて開口しており、且
つ導風口53の下端(即ち、アンダーカバー11の前縁
部113 )の高さはフロントフェンダー15の下端の高
さよりも高い位置にあるため、前輪Wfが後上方に跳ね
上げた泥水等が導風通路51に浸入し難くなっている。
は燃料タンク21の周囲を通過するため、日照等により
温度上昇した燃料タンク21を効果的に冷却して燃料蒸
気の発生を抑制することができる。ステップフロア10
及びアンダーカバー11間に画成された導風通路51は
充分な流路断面積を有しているため、そこを流れる冷却
風の流速は燃料タンク21との干渉によって大きく低下
することはない。
端開口部からリヤカバー12内に流入する。ルーバー6
3が設けられたリヤカバー12の上面は円弧状に形成さ
れており、そこを通過する走行風の流速が増加してルー
バー63の外部に負圧が発生するため、導風通路51か
らリヤカバー12内に流入した冷却風は前記負圧に吸引
されてルーバー63から外部に排出される。このよう
に、導風通路51から導入された冷却風がリヤカバー1
2の内部をスムーズに流れることにより、パワーユニッ
トPの発熱により温度上昇したリヤカバー12の内部を
効果的に冷却することができる。
に設けた冷却ファン57(図3参照)は導風通路51の
後端開口部の直後に位置しているため、その冷却風をシ
ュラウド58内にスムーズに導入してエンジンEの冷却
効果を高めることができる。しかも、車体前部から取り
入れられた冷却風は塵埃等を多く含まないため、エンジ
ンEのエアクリーナ59に清浄な空気を供給することが
できる。
の自動二輪車に比べて長大なバーハンドル18を備えて
いるため、図8に示すようにシート20を起立させて物
入れ64を開放した状態でバーハンドル18を操作する
と、そのバーハンドル18がシート20と干渉する虞が
ある。しかしながら、本実施例のシート20は、その下
面が円弧状に湾曲して前後方向中央部の肉厚が減少して
いるため(図1参照)、その円弧状凹部にバーハンドル
18の先端のグリップ部を回り込ませて前記干渉を回避
することができる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明によれば、ステップフロア及びアンダーカバー間に導
風通路を形成したので、その導風通路の流路断面積を充
分に確保し、大量の冷却風をエンジンに供給して冷却効
果を高めることができる。しかもアンダーカバーの前端
をダウンチューブの下端よりも前方で上向きに屈曲させ
ることにより、導風通路に冷却風を導く導風口をアンダ
ーカバーの上端とレッグシールドの前面との間に上向き
に形成したので、レッグシールドによって下向きに案内
された冷却風を効率的に導風通路に導くことが可能とな
るばかりか、前輪により後上方に跳ね上げられた泥水等
が導風通路に浸入するのを阻止することができる。
導風口の前方に隣接するフロントフェンダーの下端を該
導風口の下端よりも下方に位置させたので、前輪が後上
方に跳ね上げた泥水等をフロントフェンダーで遮り、導
風通路への浸入を一層効果的に阻止することができる。
導風通路に燃料タンクを配置したので、日照等により温
度上昇した燃料タンクを導風通路を流れる冷却風で冷却
することができる。
ド) 10 ステップフロア 11 アンダーカバー 15 フロントフェンダー 21 燃料タンク 51 導風通路 53 導風口 F フレーム
Claims (3)
- 【請求項1】 フレーム(F)のダウンチューブ(3)
の後方を覆うレッグシールド(9)と、レッグシールド
(9)の下端から後方に延びてライダーの足を支持する
ステップフロア(10)と、ステップフロア(10)の
下面を覆うアンダーカバー(11)と、ステップフロア
(10)の後方に配置されたエンジン(E)とを備えた
スクータ型車両において、 ステップフロア(10)及びアンダーカバー(11)間
にエンジン(E)に冷却風を導く導風通路(51)を形
成し、アンダーカバー(11)の前端をダウンチューブ
(3)の下端よりも前方で上向きに屈曲させることによ
り、前記導風通路(51)に冷却風を導く導風口(5
3)をアンダーカバー(11)の上端とレッグシールド
(9)の前面との間に上向きに形成したことを特徴とす
る、スクータ型車両におけるエンジン冷却構造。 - 【請求項2】 前記導風口(53)の前方に隣接するフ
ロントフェンダー(15)の下端を該導風口(53)の
下端よりも下方に位置させたことを特徴とする、請求項
1記載のスクータ型車両におけるエンジン冷却構造。 - 【請求項3】 前記導風通路(51)に燃料タンク(2
1)を配置したことを特徴とする、請求項1記載のスク
ータ型車両におけるエンジン冷却構造。
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