JPH10168702A - 電磁シールド性能を備えた布 - Google Patents
電磁シールド性能を備えた布Info
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- JPH10168702A JPH10168702A JP8329867A JP32986796A JPH10168702A JP H10168702 A JPH10168702 A JP H10168702A JP 8329867 A JP8329867 A JP 8329867A JP 32986796 A JP32986796 A JP 32986796A JP H10168702 A JPH10168702 A JP H10168702A
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- Japan
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- cloth
- antenna
- electromagnetic shielding
- shielding performance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要な周波数の電波のみを選択しての電磁シ
ールドが可能であり、また、枠としての金属サッシ等に
導電材を接触させる必要もないので設置の自由度も高い
ものであり、既設の建物や室内に対しても簡単に電磁シ
ールドのエリアを形成することができる。 【解決手段】 布地面に、パターン化した小さな線状ア
ンテナ5をこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積を
考慮して定期的に配列させた。
ールドが可能であり、また、枠としての金属サッシ等に
導電材を接触させる必要もないので設置の自由度も高い
ものであり、既設の建物や室内に対しても簡単に電磁シ
ールドのエリアを形成することができる。 【解決手段】 布地面に、パターン化した小さな線状ア
ンテナ5をこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積を
考慮して定期的に配列させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁シールド性能
を備えた布に関するものである。
を備えた布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁シールドの必要性は無線技術を応用
したパーソナルな携帯機器を活用する場合に、情報のセ
キュリティ面から、当該周波数の電波の遮断、すなわち
放射も侵入も防ぐことから必要とされる。
したパーソナルな携帯機器を活用する場合に、情報のセ
キュリティ面から、当該周波数の電波の遮断、すなわち
放射も侵入も防ぐことから必要とされる。
【0003】従来ビル構造の電磁シールドとして、壁や
天井では壁板や天井板に金属箔や金属メッシュを付加す
ることで有効な電磁遮蔽が行えるものとされている。
天井では壁板や天井板に金属箔や金属メッシュを付加す
ることで有効な電磁遮蔽が行えるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら鉄板や
金属メッシュもしくは金属網、または金属箔などで電磁
シールド層を形成する従来の電磁シールド技術では、周
波数に関係なく一律に電波を遮断することを内容とする
ものであり、屋外からの侵入電波を遮断するにともな
い、ビルの内外を通じて使用されるポケットベル、携帯
電話、FM、ラジオ等の放送波などの公衆の重要情報の
電波まで遮断してしまう。
金属メッシュもしくは金属網、または金属箔などで電磁
シールド層を形成する従来の電磁シールド技術では、周
波数に関係なく一律に電波を遮断することを内容とする
ものであり、屋外からの侵入電波を遮断するにともな
い、ビルの内外を通じて使用されるポケットベル、携帯
電話、FM、ラジオ等の放送波などの公衆の重要情報の
電波まで遮断してしまう。
【0005】さらに、これらの金属板および金属箔や金
属メッシュは実用においてアースその他にために建具枠
や柱・梁など他の金属製の部材と電気的に接触を保たね
ばならない。
属メッシュは実用においてアースその他にために建具枠
や柱・梁など他の金属製の部材と電気的に接触を保たね
ばならない。
【0006】しかも、それまで電磁シールド性能を備え
ていない建築物に施すには、壁や天井等を新たに改修し
なければならず、大がかりな工事となる。
ていない建築物に施すには、壁や天井等を新たに改修し
なければならず、大がかりな工事となる。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、布であるので、カーテンを初めとして種々のものに
加工でき、しかも、必要な周波数の電波のみを選択して
電磁シールドが可能であり、また、金属枠等の他の導電
材に接触させる必要もないので設置の自由度も高いもの
であり、必要に応じて簡単に電磁シールドのエリアを確
保することができる電磁シールド性能を備えた布を提供
することにある。
し、布であるので、カーテンを初めとして種々のものに
加工でき、しかも、必要な周波数の電波のみを選択して
電磁シールドが可能であり、また、金属枠等の他の導電
材に接触させる必要もないので設置の自由度も高いもの
であり、必要に応じて簡単に電磁シールドのエリアを確
保することができる電磁シールド性能を備えた布を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、布地面に、パターン化した小さな線
状アンテナをこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積
を考慮して定期的に配列させたこと、第2に、線状アン
テナはY字形のものであることを要旨とするものであ
る。
するため、第1に、布地面に、パターン化した小さな線
状アンテナをこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積
を考慮して定期的に配列させたこと、第2に、線状アン
テナはY字形のものであることを要旨とするものであ
る。
【0009】第3に、線状アンテナは、複数の周波数を
遮断できるように複数種からなること、第4に、線状ア
ンテナは、1885〜1950MHzおよび2420〜2480MHzの
二つの周波数帯を遮断できるものであること、第5に、
線状アンテナは、第1のアンテナをY字形のものと、第
2のアンテナとしてこれを囲う白抜き枠文字のY字形の
ものとの組合わせによる複合アンテナであることを要旨
とするものである。
遮断できるように複数種からなること、第4に、線状ア
ンテナは、1885〜1950MHzおよび2420〜2480MHzの
二つの周波数帯を遮断できるものであること、第5に、
線状アンテナは、第1のアンテナをY字形のものと、第
2のアンテナとしてこれを囲う白抜き枠文字のY字形の
ものとの組合わせによる複合アンテナであることを要旨
とするものである。
【0010】さらに、布地はカーテンとして形成するこ
と、カーペットまたはその下敷き材として形成すること
等を要旨とするものである。
と、カーペットまたはその下敷き材として形成すること
等を要旨とするものである。
【0011】請求項1記載の本発明によれば、パターン
化した小さなアンテナはアンテナ金属部分の面積のみが
電磁波エネルギーを反射するのではなく、アンテナ金属
面の近傍の電磁界に対しても反射効果を有する。また、
吸収損失もあり吸取られた電磁界は線状アンテナ内伝搬
による熱損失として吸収されるので、簡単に電磁遮蔽機
能が得られる。しかも、パターン化した小さな線状アン
テナはその長さを特定することにより、特定の周波数を
遮断でき、その結果、他の電波を通過させるので、外部
からの情報の収集が必要な電波は遮断せず、建物内部で
使用する電波の外部漏れを防ぎ、セキュリティを高める
ことができる。
化した小さなアンテナはアンテナ金属部分の面積のみが
電磁波エネルギーを反射するのではなく、アンテナ金属
面の近傍の電磁界に対しても反射効果を有する。また、
吸収損失もあり吸取られた電磁界は線状アンテナ内伝搬
による熱損失として吸収されるので、簡単に電磁遮蔽機
能が得られる。しかも、パターン化した小さな線状アン
テナはその長さを特定することにより、特定の周波数を
遮断でき、その結果、他の電波を通過させるので、外部
からの情報の収集が必要な電波は遮断せず、建物内部で
使用する電波の外部漏れを防ぎ、セキュリティを高める
ことができる。
【0012】また、このように反射損失及び線状アンテ
ナによる吸収損失によるシールド効果であるため、アン
テナを窓枠の金属サッシに導通させる必要はなく、導電
接続に限定されずに自由な設定ができる。
ナによる吸収損失によるシールド効果であるため、アン
テナを窓枠の金属サッシに導通させる必要はなく、導電
接続に限定されずに自由な設定ができる。
【0013】請求項2記載の本発明によれば、実際の電
波は波の面が横一列ではなく様々な傾きをもっている
が、線状アンテナはY字形とすることで、水平面の電波
以外の傾きの異なる電波にも対応できる。
波は波の面が横一列ではなく様々な傾きをもっている
が、線状アンテナはY字形とすることで、水平面の電波
以外の傾きの異なる電波にも対応できる。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、パターン
化とした線状アンテナは複数の特定の周波数を遮断で
き、より効果的なものとすることができる。
化とした線状アンテナは複数の特定の周波数を遮断で
き、より効果的なものとすることができる。
【0015】請求項4記載の本発明によれば、さらに、
遮断する電波を1885〜1950MHzおよび2420〜2480MH
zの二つの周波数帯のものに特定することで、PHSな
どのデジタルコードレス電話およびそのデータ端末およ
び準マイクロ波による無線LANの遮断を行い、その他
の電波であるポケットベル、携帯電話、FM、ラジオ等
の放送波などの電波サービスを減衰させてしまうことは
ない。
遮断する電波を1885〜1950MHzおよび2420〜2480MH
zの二つの周波数帯のものに特定することで、PHSな
どのデジタルコードレス電話およびそのデータ端末およ
び準マイクロ波による無線LANの遮断を行い、その他
の電波であるポケットベル、携帯電話、FM、ラジオ等
の放送波などの電波サービスを減衰させてしまうことは
ない。
【0016】請求項5記載の本発明によれば、Y字形の
ものと、これを囲う白抜き枠文字のY字形のものとの組
合わせによる複合アンテナとすることで、複数の特定の
周波数を遮断できるものを同一平面に配列できる。
ものと、これを囲う白抜き枠文字のY字形のものとの組
合わせによる複合アンテナとすることで、複数の特定の
周波数を遮断できるものを同一平面に配列できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
ついて詳細に説明する。図1は本発明の電磁シールド性
能を備えた布の1実施形態を示す斜視図である。
ついて詳細に説明する。図1は本発明の電磁シールド性
能を備えた布の1実施形態を示す斜視図である。
【0018】本発明の電磁シールド性能を備えた布1
は、布地面に回線パターンとしての小さなY字形の線状
アンテナ5をこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積
を考慮して定期的に配列させた。
は、布地面に回線パターンとしての小さなY字形の線状
アンテナ5をこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積
を考慮して定期的に配列させた。
【0019】線状アンテナ5は金属製のものであるが、
シルク印刷、金属繊維を用いた織込み、もしくはフィル
ム貼付け、パターン圧着、プリンタ印刷などの方法で設
ける。このうち、プリンタ印刷するには導電性リボンの
使用や、プロッター、金属製のインクの使用等が考えら
れる。
シルク印刷、金属繊維を用いた織込み、もしくはフィル
ム貼付け、パターン圧着、プリンタ印刷などの方法で設
ける。このうち、プリンタ印刷するには導電性リボンの
使用や、プロッター、金属製のインクの使用等が考えら
れる。
【0020】また、フィルム貼付けによる方法では、ポ
リイミドフィルムやポリエステルフィルム、ポリエチレ
ンフィルム等の合成樹脂フィルムに線状アンテナ5は回
線パターンとしてエッチング法やラミネート法やスクリ
ーン印刷法で設けたものを使用する。
リイミドフィルムやポリエステルフィルム、ポリエチレ
ンフィルム等の合成樹脂フィルムに線状アンテナ5は回
線パターンとしてエッチング法やラミネート法やスクリ
ーン印刷法で設けたものを使用する。
【0021】前記エッチング法はフレキシブル基板とし
てのフィルムに銅箔を張り付けたものを基材として使用
し、パターン部にマスキングをして残る部分を溶剤で溶
解する一般のプリント基板と同様な手法からなる。これ
に対してスクリーン印刷法は基材上に銀、銅、金などの
金属ペースト印刷を施すことにより回線パターンを構成
するものである。
てのフィルムに銅箔を張り付けたものを基材として使用
し、パターン部にマスキングをして残る部分を溶剤で溶
解する一般のプリント基板と同様な手法からなる。これ
に対してスクリーン印刷法は基材上に銀、銅、金などの
金属ペースト印刷を施すことにより回線パターンを構成
するものである。
【0022】また、布1は線状アンテナ5の保護のため
に、樹脂コーティングを施すこともある。
に、樹脂コーティングを施すこともある。
【0023】かかる布1は、居住用または事務所用とし
ては、図9に示すようなカーテン6、図10に示すような
カーペット7またはその下敷き材8として形成すること
ができる。さらに、壁や天井の仕上げ材としてのクロス
として形成することができ、図示は省略するが布製パー
テーション、機器カバー、テント、シート、幕構造の屋
根材にも適用可能である。
ては、図9に示すようなカーテン6、図10に示すような
カーペット7またはその下敷き材8として形成すること
ができる。さらに、壁や天井の仕上げ材としてのクロス
として形成することができ、図示は省略するが布製パー
テーション、機器カバー、テント、シート、幕構造の屋
根材にも適用可能である。
【0024】先に、本発明に関連する基本原理について
説明する。図2に示すように導体片3が空中にある場
合、この面に電波が入射すると、図3に示すように1部
が通過し、他は反射する。この場合の透過波の減衰量は
図4に示すように4,6GHz帯は通過するが、12,14
GHz 帯は通過しない。このような特性は導体片3の形
状によって異なる。
説明する。図2に示すように導体片3が空中にある場
合、この面に電波が入射すると、図3に示すように1部
が通過し、他は反射する。この場合の透過波の減衰量は
図4に示すように4,6GHz帯は通過するが、12,14
GHz 帯は通過しない。このような特性は導体片3の形
状によって異なる。
【0025】導体片3を線状である線状アンテナ(ダイ
ポール)とすれば、吸い取られた(受信した電力は)一
部は再放射され、1/4の電力が線状アンテナ(導体)
に熱損失として吸収される。
ポール)とすれば、吸い取られた(受信した電力は)一
部は再放射され、1/4の電力が線状アンテナ(導体)
に熱損失として吸収される。
【0026】図5に示すように平面磁界に平行に置かれ
た半波長(1/2)の線状アンテナはアンテナの金属部
分の面積のみが電磁波エネルギーを受信するのではな
く、金属面の近傍の電磁界を吸い取っている。その広が
りは均一ではないが等価面積Aeは、下記式1で計算値
が表示される。
た半波長(1/2)の線状アンテナはアンテナの金属部
分の面積のみが電磁波エネルギーを受信するのではな
く、金属面の近傍の電磁界を吸い取っている。その広が
りは均一ではないが等価面積Aeは、下記式1で計算値
が表示される。
【0027】
【式1】Ae≒0.13λ2
【0028】このような線状アンテナ4を前記等価面積
Aeに応じて図5に示すように布1の布地面に配列すれ
ば、あたかも金属膜を貼ったのと同様な効果を示す。な
お、線状アンテナ4をなすパターン回線の太さは細く、
かつ適当に損失のあるものを選択する。
Aeに応じて図5に示すように布1の布地面に配列すれ
ば、あたかも金属膜を貼ったのと同様な効果を示す。な
お、線状アンテナ4をなすパターン回線の太さは細く、
かつ適当に損失のあるものを選択する。
【0029】ところで1885〜1950MHzは、現行のパー
ソナル通信(PHS-JAPAN.,PCS-US.DECT-Europe )および
西暦2000年から実用になるFPLMTS(Future Public Land
Mobile Telephone System )の周波数帯であり、2420
〜2480MHzはITUで定めるISM(Industrial-Sci
entific-Medical −−−工業、科学、医療)用の周波数
でビル内では無線LANに割り当てられているほか電子
レンジや大電力の非破壊検査用線形加速機にも使われて
いる。
ソナル通信(PHS-JAPAN.,PCS-US.DECT-Europe )および
西暦2000年から実用になるFPLMTS(Future Public Land
Mobile Telephone System )の周波数帯であり、2420
〜2480MHzはITUで定めるISM(Industrial-Sci
entific-Medical −−−工業、科学、医療)用の周波数
でビル内では無線LANに割り当てられているほか電子
レンジや大電力の非破壊検査用線形加速機にも使われて
いる。
【0030】PHSの場合は波長がλ=153 mm、無線L
ANの場合はλ=122 mmだから、それぞれの線状アンテ
ナ4は面積Ae=3043mm2 atPHS、Ae=1935mm2 at
LANに相当し、これを布1の織面に前記電磁界吸収等
価面積Aeを考慮して点在させればよい。
ANの場合はλ=122 mmだから、それぞれの線状アンテ
ナ4は面積Ae=3043mm2 atPHS、Ae=1935mm2 at
LANに相当し、これを布1の織面に前記電磁界吸収等
価面積Aeを考慮して点在させればよい。
【0031】このように線状アンテナ4は、1885〜1950
MHzおよび2420〜2480MHzの二つの周波数帯を遮断
できるように長さの異なるものを布1の紙面に設けるよ
うにすれば、それ以外のポケットベル(275 〜364 MH
z)、携帯電話(810 〜940MHz、1477〜1501MH
z)、FM放送(76〜90MHz)、中波ラジオ放送(52
6 〜1600kHz)等の放送波などの公衆の重要情報の電
波まで遮断してしまうことはない。
MHzおよび2420〜2480MHzの二つの周波数帯を遮断
できるように長さの異なるものを布1の紙面に設けるよ
うにすれば、それ以外のポケットベル(275 〜364 MH
z)、携帯電話(810 〜940MHz、1477〜1501MH
z)、FM放送(76〜90MHz)、中波ラジオ放送(52
6 〜1600kHz)等の放送波などの公衆の重要情報の電
波まで遮断してしまうことはない。
【0032】しかし、図5のように線状アンテナ4を横
一列に配置するものでは、実際の電波の波面がこのよう
に横一列でなく様々な傾きをもつのに対応できない。そ
こで、本実施形態では線状アンテナ5は図6に示すよう
なY字形とし、その三方向に伸びる端部が隣接する線状
アンテナ5の中心交差部に近づくように配列した。
一列に配置するものでは、実際の電波の波面がこのよう
に横一列でなく様々な傾きをもつのに対応できない。そ
こで、本実施形態では線状アンテナ5は図6に示すよう
なY字形とし、その三方向に伸びる端部が隣接する線状
アンテナ5の中心交差部に近づくように配列した。
【0033】このように形状をY字形としたのは電波の
偏波面への対応のためで、3方に伸びるようにすれば、
電波の波の面がどのような傾きを持つとしてもいずれか
と共振するので、水平面の電波以外の傾きの異なる電波
にも対応できる。
偏波面への対応のためで、3方に伸びるようにすれば、
電波の波の面がどのような傾きを持つとしてもいずれか
と共振するので、水平面の電波以外の傾きの異なる電波
にも対応できる。
【0034】さらに、図7、図8に示すように、線状ア
ンテナ5を、一辺2450MHzのλ/(4√ε)のY字形
の第1の線状アンテナ5aと、周囲が1950MHzのλ/
√εの細い銅線(0.2 φ)のリングとしてこれを囲う白
抜き枠文字のY字形の第2の線状アンテナ5bとの組合
わせによる複合の線状アンテナとして形成してよい。第
1の線状アンテナ5aと第2の線状アンテナ5bを組み
合わせるのは2つの周波数に対応するためである。
ンテナ5を、一辺2450MHzのλ/(4√ε)のY字形
の第1の線状アンテナ5aと、周囲が1950MHzのλ/
√εの細い銅線(0.2 φ)のリングとしてこれを囲う白
抜き枠文字のY字形の第2の線状アンテナ5bとの組合
わせによる複合の線状アンテナとして形成してよい。第
1の線状アンテナ5aと第2の線状アンテナ5bを組み
合わせるのは2つの周波数に対応するためである。
【0035】前記のごとき、第1の線状アンテナ5aと
第2の線状アンテナ5bとは図7に示すように直接交差
しないことが求められるが、非導電性のフィルム等の非
導電層を介在させれば、上下で重ね合わせて配置するこ
とも可能である。
第2の線状アンテナ5bとは図7に示すように直接交差
しないことが求められるが、非導電性のフィルム等の非
導電層を介在させれば、上下で重ね合わせて配置するこ
とも可能である。
【0036】前記の小さな線状アンテナ5は布1の布地
面のうち、裏面側に配列する場合の他、表側に配列し、
この線状アンテナ5を積極的に装飾デザインの一部とし
て構成することも可能である。
面のうち、裏面側に配列する場合の他、表側に配列し、
この線状アンテナ5を積極的に装飾デザインの一部とし
て構成することも可能である。
【0037】このようにして本発明の電磁シールド性能
を備えた布は、これをカーテンやパーテーション等とし
て形成すれば、病院等公共の場所でも簡単に電磁シール
ドエリアを形成することができ、また、建築物で住まい
や事務所で、床材や壁・天井に表面の化粧クロスとして
利用することで、簡単に電磁シールド性能を発揮させる
ことができる。
を備えた布は、これをカーテンやパーテーション等とし
て形成すれば、病院等公共の場所でも簡単に電磁シール
ドエリアを形成することができ、また、建築物で住まい
や事務所で、床材や壁・天井に表面の化粧クロスとして
利用することで、簡単に電磁シールド性能を発揮させる
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明の電磁シールド
性能を備えた布は、必要な周波数の電波のみを選択して
の電磁シールドが可能であり、また、枠としての金属サ
ッシ等に導電材を接触させる必要もないので設置の自由
度も高いものであり、既設の建物や室内に対しても簡単
に電磁シールドのエリアを形成することができるもので
ある。
性能を備えた布は、必要な周波数の電波のみを選択して
の電磁シールドが可能であり、また、枠としての金属サ
ッシ等に導電材を接触させる必要もないので設置の自由
度も高いものであり、既設の建物や室内に対しても簡単
に電磁シールドのエリアを形成することができるもので
ある。
【図1】本発明の電磁シールド性能を備えた布の第1実
施形態を示す斜視図である。
施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の電磁シールド性能を備えた布の電磁シ
ールド原理を示す斜視図である。
ールド原理を示す斜視図である。
【図3】図2の場合における周波数応答の例を示すグラ
フである。
フである。
【図4】導電体を線状アンテナ(ダイポール)とした場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図5】線状アンテナを配置した布の正面図である。
【図6】本発明の電磁シールド性能を備えた布の第1実
施形態を示す平面図である。
施形態を示す平面図である。
【図7】本発明の電磁シールド性能を備えた布の第2実
施形態を示す斜視図である。
施形態を示す斜視図である。
【図8】複合線状アンテナの一例を示す正面図である。
【図9】本発明の電磁シールド性能を備えた布をカーテ
ンとした場合の正面図である。
ンとした場合の正面図である。
【図10】本発明の電磁シールド性能を備えた布をカー
ペットの下敷き材とした場合の斜視図である。
ペットの下敷き材とした場合の斜視図である。
1…布 3…導体片 4…線状アンテ
ナ 5…線状アンテナ 5a…第1の線
状アンテナ 5b…第2の線状アンテナ 6…カーテン 7…カーペット 8…下敷き材
ナ 5…線状アンテナ 5a…第1の線
状アンテナ 5b…第2の線状アンテナ 6…カーテン 7…カーペット 8…下敷き材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 義政 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社関西支店内 (72)発明者 山野上 和志 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社関西支店内 (72)発明者 平井 淳一 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 横田 依早弥 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 布地面に、パターン化した小さな線状ア
ンテナをこのアンテナが有する電磁界吸収等価面積を考
慮して定期的に配列させたことを特徴とする電磁シール
ド性能を備えた布。 - 【請求項2】 線状アンテナは、Y字形のものである請
求項1記載の電磁シールド性能を備えた布。 - 【請求項3】 線状アンテナは、複数の周波数を遮断で
きるように複数種からなる請求項1または請求項2記載
の電磁シールド性能を備えた布。 - 【請求項4】 線状アンテナは、1885〜1950MHzおよ
び2420〜2480MHzの二つの周波数帯を遮断できるもの
である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電磁
シールド性能を備えた布。 - 【請求項5】 線状アンテナは、第1のアンテナをY字
形のものと、第2のアンテナとしてこれを囲う白抜き枠
文字のY字形のものとの組合わせによる複合アンテナで
ある請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電磁シ
ールド性能を備えた布。 - 【請求項6】 布地はカーテンとして形成する請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載の電磁シールド性能を
備えた布。 - 【請求項7】 布地はカーペットまたはその下敷き材と
して形成する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
の電磁シールド性能を備えた布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8329867A JPH10168702A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電磁シールド性能を備えた布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8329867A JPH10168702A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電磁シールド性能を備えた布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10168702A true JPH10168702A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18226135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8329867A Pending JPH10168702A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電磁シールド性能を備えた布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10168702A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2452665B (en) * | 2006-06-02 | 2010-11-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | Radio shielding partitioning plane material and method for manufacturing the same |
| CN115161839A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-10-11 | 浙江理工大学 | 一种基于剪花工艺的电磁屏蔽与防红外侦测织物的制造方法及其制品和应用 |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP8329867A patent/JPH10168702A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2452665B (en) * | 2006-06-02 | 2010-11-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | Radio shielding partitioning plane material and method for manufacturing the same |
| CN115161839A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-10-11 | 浙江理工大学 | 一种基于剪花工艺的电磁屏蔽与防红外侦测织物的制造方法及其制品和应用 |
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