JPH10169082A - 軽量木質系材料 - Google Patents
軽量木質系材料Info
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- JPH10169082A JPH10169082A JP32656596A JP32656596A JPH10169082A JP H10169082 A JPH10169082 A JP H10169082A JP 32656596 A JP32656596 A JP 32656596A JP 32656596 A JP32656596 A JP 32656596A JP H10169082 A JPH10169082 A JP H10169082A
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- JP
- Japan
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- wood
- heat insulating
- resin foam
- phenol resin
- insulating material
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- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮強度や曲げ強度が強いが故に大きな耐震
性を有し、また、吸放湿性を有し、かつ、透湿性が低い
がゆえに結露を生じにくく、更には燃えにくさ、断熱性
に優れたパネル状の軽量木質系材料を提供すること並び
に軽量であり、かつ、燃えにくいがゆえに火災時の安全
性に優れた柱材や梁材といった構造用の軽量木質系材料
を提供すること。 【解決手段】 フェノール樹脂発泡体と木材削片
や木粉とから成る断熱材をパネルの中やI型梁の凹部、
ボックス型梁の内部に充填する。 表面材や断熱材中
の木材削片や木粉にリン化合物、ホウ素化合物、ハロゲ
ン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アルミニウム化
合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類もしくは複
数の化合物で難燃化処理を行う。
性を有し、また、吸放湿性を有し、かつ、透湿性が低い
がゆえに結露を生じにくく、更には燃えにくさ、断熱性
に優れたパネル状の軽量木質系材料を提供すること並び
に軽量であり、かつ、燃えにくいがゆえに火災時の安全
性に優れた柱材や梁材といった構造用の軽量木質系材料
を提供すること。 【解決手段】 フェノール樹脂発泡体と木材削片
や木粉とから成る断熱材をパネルの中やI型梁の凹部、
ボックス型梁の内部に充填する。 表面材や断熱材中
の木材削片や木粉にリン化合物、ホウ素化合物、ハロゲ
ン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アルミニウム化
合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類もしくは複
数の化合物で難燃化処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅等の壁材、床
材、天井材、屋根材等として用いられるパネル状の木質
系材料及び住宅の柱や梁といった構造用材料として用い
られる木質系構造用材料に関する。
材、天井材、屋根材等として用いられるパネル状の木質
系材料及び住宅の柱や梁といった構造用材料として用い
られる木質系構造用材料に関する。
【0002】
【従来の技術】阪神・淡路大震災では木造住宅の倒壊が
大きな問題となった。なかでも在来工法、いわゆる軸組
工法で建てられた家に大きな被害が発生した割合が高
く、一方2×4工法やプレハブ工法で建てられた家では
相対的に被害が少なかったことが報告されている。この
認識に基づき在来軸組工法による家の設計でも2×4工
法やプレハブ工法の長所を取り入れる試みがなされてい
る。かかる試みの一つとしてパネルを床、壁、天井、屋
根等に使用するというものがあり、現在様々なパネルが
開発されている。そして、現在開発中のパネルの多くの
ものはパネル内部に断熱材を充填したものである。
大きな問題となった。なかでも在来工法、いわゆる軸組
工法で建てられた家に大きな被害が発生した割合が高
く、一方2×4工法やプレハブ工法で建てられた家では
相対的に被害が少なかったことが報告されている。この
認識に基づき在来軸組工法による家の設計でも2×4工
法やプレハブ工法の長所を取り入れる試みがなされてい
る。かかる試みの一つとしてパネルを床、壁、天井、屋
根等に使用するというものがあり、現在様々なパネルが
開発されている。そして、現在開発中のパネルの多くの
ものはパネル内部に断熱材を充填したものである。
【0003】一方、柱材や梁材といった構造用材料につ
いては、軽い程よいといわれている。これは地震時の揺
れにより建築物に加わるエネルギーはその建築物の重さ
と密接な関係があること、及び材料の接合部や建物の基
礎に加わる力は、建築物の重さに左右されることが主な
理由である。そこで木質系の構造用材料でもI型梁やボ
ックス型梁などのように、軽量化を図った製品が開発さ
れている。
いては、軽い程よいといわれている。これは地震時の揺
れにより建築物に加わるエネルギーはその建築物の重さ
と密接な関係があること、及び材料の接合部や建物の基
礎に加わる力は、建築物の重さに左右されることが主な
理由である。そこで木質系の構造用材料でもI型梁やボ
ックス型梁などのように、軽量化を図った製品が開発さ
れている。
【0004】
1、 内部に断熱材を充填したパネルには、その充填し
た断熱材の種類に応じ以下のような問題点がある。すな
わち、断熱材としてグラスウールを使用した場合には圧
縮強度や曲げ強度が弱く、大きな機械強度を期待できな
い。また、吸湿性が低く透湿性が高いため表面で結露を
生じ易く、パネル自体やひいては建築物が腐朽するおそ
れがある。
た断熱材の種類に応じ以下のような問題点がある。すな
わち、断熱材としてグラスウールを使用した場合には圧
縮強度や曲げ強度が弱く、大きな機械強度を期待できな
い。また、吸湿性が低く透湿性が高いため表面で結露を
生じ易く、パネル自体やひいては建築物が腐朽するおそ
れがある。
【0005】また、断熱材として硬質ウレタンフォーム
を使用した場合には圧縮強度や曲げ強度が比較的弱く、
大きな耐震性を期待できない。また、吸放湿性を有しな
いため結露を生じ易く、パネル自体やひいては建築物が
腐朽するおそれがある。更には燃焼性が高いことから火
災時に簡単に燃焼してしまい、しかも有毒ガスが発生す
るなど被害の拡大化のおそれが高い。
を使用した場合には圧縮強度や曲げ強度が比較的弱く、
大きな耐震性を期待できない。また、吸放湿性を有しな
いため結露を生じ易く、パネル自体やひいては建築物が
腐朽するおそれがある。更には燃焼性が高いことから火
災時に簡単に燃焼してしまい、しかも有毒ガスが発生す
るなど被害の拡大化のおそれが高い。
【0006】2、 従来例にかかるI型梁やボックス型
梁は、軽量であるという長所を有するが耐火性に劣ると
いう欠点がある。
梁は、軽量であるという長所を有するが耐火性に劣ると
いう欠点がある。
【0007】3、 本発明は従来例の以上のような欠点
に鑑み、圧縮強度や曲げ強度が強いが故に大きな耐震性
を有し、また、吸放湿性を有し、かつ、透湿性が低いが
ゆえに結露を生じにくく、更には燃えにくさ、断熱性、
吸音性に優れたパネル状の軽量木質系材料を提供するこ
と並びに軽量であり、かつ、燃えにくいがゆえに火災時
の安全性に優れた柱材や梁材といった構造用の軽量木質
系材料を提供することを目的とする。
に鑑み、圧縮強度や曲げ強度が強いが故に大きな耐震性
を有し、また、吸放湿性を有し、かつ、透湿性が低いが
ゆえに結露を生じにくく、更には燃えにくさ、断熱性、
吸音性に優れたパネル状の軽量木質系材料を提供するこ
と並びに軽量であり、かつ、燃えにくいがゆえに火災時
の安全性に優れた柱材や梁材といった構造用の軽量木質
系材料を提供することを目的とする。
【0008】
1、 上記課題を解決するために、本発明に係る軽量木
質系材料では以下のような手段を講じた。
質系材料では以下のような手段を講じた。
【0009】 フェノール樹脂発泡体と木材削片とか
ら成る断熱材、フェノール樹脂発泡体と木粉から成る断
熱材またはフェノール樹脂発泡体と木材削片と木粉とか
ら成る断熱材をパネルの中やI型梁の凹部、ボックス型
梁の内部に充填する。
ら成る断熱材、フェノール樹脂発泡体と木粉から成る断
熱材またはフェノール樹脂発泡体と木材削片と木粉とか
ら成る断熱材をパネルの中やI型梁の凹部、ボックス型
梁の内部に充填する。
【0010】 表面材にリン化合物、ホウ素化合物、
ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アルミニ
ウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類もし
くは複数の化合物で難燃化処理を行う。
ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アルミニ
ウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類もし
くは複数の化合物で難燃化処理を行う。
【0011】 表面材として石膏ボードを用いる。
【0012】 断熱材中の木材削片や木粉にリン化合
物、ホウ素化合物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ
素化合物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物中の
いずれか1種類もしくは複数の化合物で難燃化処理を行
う。以下、かかる解決手段がいかなる作用を有するかを
述べる。
物、ホウ素化合物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ
素化合物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物中の
いずれか1種類もしくは複数の化合物で難燃化処理を行
う。以下、かかる解決手段がいかなる作用を有するかを
述べる。
【0013】2、 本発明に係る軽量木質系材料では木
材削片あるいは木粉あるいはその双方とフェノール樹脂
発泡体とで構成された断熱材(以下軽量体Aと呼ぶ)を
使用している。この軽量体Aは表1に示すようにフェノ
ールフォームから成る断熱材や硬質ウレタンフォームか
ら成る断熱材より圧縮強度が強い。よって係る特質を有
する軽量体Aを使用したパネル状の軽量木質系材料や構
造用の軽量木質系材料は強度が高く耐震性に優れたもの
となるのである。
材削片あるいは木粉あるいはその双方とフェノール樹脂
発泡体とで構成された断熱材(以下軽量体Aと呼ぶ)を
使用している。この軽量体Aは表1に示すようにフェノ
ールフォームから成る断熱材や硬質ウレタンフォームか
ら成る断熱材より圧縮強度が強い。よって係る特質を有
する軽量体Aを使用したパネル状の軽量木質系材料や構
造用の軽量木質系材料は強度が高く耐震性に優れたもの
となるのである。
【0014】3、 また、軽量体Aは、フェノールフォ
ームから成る断熱材や硬質ウレタンフォームから成る断
熱材が有しない吸放湿性を有している。よって、係る特
質を有する軽量体Aを使用したパネル状の軽量木質系材
料や構造用の軽量木質系材料では、その内部や表面に結
露が生ぜず木材腐朽が発生しない。
ームから成る断熱材や硬質ウレタンフォームから成る断
熱材が有しない吸放湿性を有している。よって、係る特
質を有する軽量体Aを使用したパネル状の軽量木質系材
料や構造用の軽量木質系材料では、その内部や表面に結
露が生ぜず木材腐朽が発生しない。
【0015】4、 表面材にリン化合物、ホウ素化合
物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アル
ミニウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類
もしくは複数の化合物で難燃化処理を行なったり、ある
いは断熱材中の木材削片や木粉にリン化合物、ホウ素化
合物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、ア
ルミニウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種
類もしくは複数の化合物で難燃化処理を行うことで、本
発明に係る軽量木質系材料はより難燃性を高めることが
できる。具体的には、軽量体Aに燐酸アンモニウム水溶
液で難燃化処理を行った(以下軽量体Bと呼ぶ)場合に
は、該軽量体Bは、表3に示すように硬質ウレタンフォ
ームを断熱材として使用した場合に比べ、優れた難燃性
を有することになる。
物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アル
ミニウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類
もしくは複数の化合物で難燃化処理を行なったり、ある
いは断熱材中の木材削片や木粉にリン化合物、ホウ素化
合物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、ア
ルミニウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種
類もしくは複数の化合物で難燃化処理を行うことで、本
発明に係る軽量木質系材料はより難燃性を高めることが
できる。具体的には、軽量体Aに燐酸アンモニウム水溶
液で難燃化処理を行った(以下軽量体Bと呼ぶ)場合に
は、該軽量体Bは、表3に示すように硬質ウレタンフォ
ームを断熱材として使用した場合に比べ、優れた難燃性
を有することになる。
【0016】5、 難燃性をさらに高めたい場合には表
面材として石膏ボードを使用する。石膏ボードは耐火性
に優れたものであるので難燃性がより高まるのである。
面材として石膏ボードを使用する。石膏ボードは耐火性
に優れたものであるので難燃性がより高まるのである。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、好ましい発明の実施の形態
につき図面を参照しながら述べる。
につき図面を参照しながら述べる。
【0021】1、 図1は請求項1記載に係るパネル状
の軽量木質系材料の斜視図である。表面材(1a)と枠
材(2a)からなるパネルの内部にフェノール樹脂発泡
体と木材削片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹
脂発泡体と木粉から成る断熱材(3b)またはフェノー
ル樹脂発泡体と木材削片と木粉とから成る断熱材(3
c)を充填してある。表面材(1a)には製材品、集成
材、合板、木質ボードなどを使用する。一方、枠材(2
a)には製材品や集成材などを使用する。
の軽量木質系材料の斜視図である。表面材(1a)と枠
材(2a)からなるパネルの内部にフェノール樹脂発泡
体と木材削片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹
脂発泡体と木粉から成る断熱材(3b)またはフェノー
ル樹脂発泡体と木材削片と木粉とから成る断熱材(3
c)を充填してある。表面材(1a)には製材品、集成
材、合板、木質ボードなどを使用する。一方、枠材(2
a)には製材品や集成材などを使用する。
【0022】2、 請求項2記載に係る軽量木質系材料
は、請求項1記載に係る軽量木質系材料において枠材
(2a)を使用しないものである。
は、請求項1記載に係る軽量木質系材料において枠材
(2a)を使用しないものである。
【0023】3、 図2は請求項4記載に係る柱状の軽
量木質系材料の斜視図である。この軽量木質系材料はフ
ランジ(5)及びウエブ(6)からなるI型の枠材(2
b)と、該枠材(2b)の凹部(4)に充填された断熱
材と、凹部(4)上に被せられる表面材(1b)とから
形成されている。尚、断熱材はフェノール樹脂発泡体と
木材削片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発
泡体と木粉から成る断熱材(3b)またはフェノール樹
脂発泡体と木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)の
いずれかを用いる。フランジ(5)には製材品や集成材
を用いる。ウエブ(6)には製材品や集成材、合板、木
質系ボードなどを使用する。表面材(1b)には製材品
や集成材、合板、木質系ボードなどを使用する。
量木質系材料の斜視図である。この軽量木質系材料はフ
ランジ(5)及びウエブ(6)からなるI型の枠材(2
b)と、該枠材(2b)の凹部(4)に充填された断熱
材と、凹部(4)上に被せられる表面材(1b)とから
形成されている。尚、断熱材はフェノール樹脂発泡体と
木材削片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発
泡体と木粉から成る断熱材(3b)またはフェノール樹
脂発泡体と木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)の
いずれかを用いる。フランジ(5)には製材品や集成材
を用いる。ウエブ(6)には製材品や集成材、合板、木
質系ボードなどを使用する。表面材(1b)には製材品
や集成材、合板、木質系ボードなどを使用する。
【0024】4、 図3は請求項5記載に係る柱状の軽
量木質系材料の一部切開斜視図である。表面材(1c)
と枠材(2c)でボックス状の外枠を作り、その中にフ
ェノール樹脂発泡体と木材削片とから成る断熱材(3
a)、フェノール樹脂発泡体と木粉から成る断熱材(3
b)またはフェノール樹脂発泡体と木材削片と木粉とか
ら成る断熱材(3c)を充填してある。(7)はスチフ
ナであり座屈を防ぐために必要に応じて挿着する。表面
材(1c)には製材品、集成材、合板、木質ボードなど
を使用する。枠材(2c)及びスチフナ(7)には製材
品、集成材などを使用する。
量木質系材料の一部切開斜視図である。表面材(1c)
と枠材(2c)でボックス状の外枠を作り、その中にフ
ェノール樹脂発泡体と木材削片とから成る断熱材(3
a)、フェノール樹脂発泡体と木粉から成る断熱材(3
b)またはフェノール樹脂発泡体と木材削片と木粉とか
ら成る断熱材(3c)を充填してある。(7)はスチフ
ナであり座屈を防ぐために必要に応じて挿着する。表面
材(1c)には製材品、集成材、合板、木質ボードなど
を使用する。枠材(2c)及びスチフナ(7)には製材
品、集成材などを使用する。
【0025】5、 本発明に係る軽量木質系材料に使用
される断熱材、すなわちフェノール樹脂発泡体と木材削
片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と
木粉から成る断熱材(3b)、フェノール樹脂発泡体と
木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)は高周波全体
加熱法により製造する。この場合断熱材(3a)、(3
b)、(3c)それのみを製造することも、製品内部で
断熱材(3a)、(3b)、(3c)を形成することも
可能である。ここに木材削片や木粉は製材工場あるいは
集成材製造工場で多量に排出されるプレーナ屑やおが屑
あるいはチップ、ストランド状に加工された木材等あら
ゆる形状の木材を使用することができる。
される断熱材、すなわちフェノール樹脂発泡体と木材削
片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と
木粉から成る断熱材(3b)、フェノール樹脂発泡体と
木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)は高周波全体
加熱法により製造する。この場合断熱材(3a)、(3
b)、(3c)それのみを製造することも、製品内部で
断熱材(3a)、(3b)、(3c)を形成することも
可能である。ここに木材削片や木粉は製材工場あるいは
集成材製造工場で多量に排出されるプレーナ屑やおが屑
あるいはチップ、ストランド状に加工された木材等あら
ゆる形状の木材を使用することができる。
【0026】具体的には断熱材(3a)、(3b)、
(3c)のみを製造する場合には容器内に発泡性のフェ
ノール樹脂と、木材削片あるいは木粉またはその双方と
を均一に混合して充填する。充填後高周波全体加熱法で
加熱する。するとフェノール樹脂が発泡して木材削片や
木粉間を充填し、断熱材が得られる。得られた断熱材
(3a)、(3b)、(3c)を所定の寸法に加工して
枠材の中にはめ込み軽量木質系材料を形成するのであ
る。
(3c)のみを製造する場合には容器内に発泡性のフェ
ノール樹脂と、木材削片あるいは木粉またはその双方と
を均一に混合して充填する。充填後高周波全体加熱法で
加熱する。するとフェノール樹脂が発泡して木材削片や
木粉間を充填し、断熱材が得られる。得られた断熱材
(3a)、(3b)、(3c)を所定の寸法に加工して
枠材の中にはめ込み軽量木質系材料を形成するのであ
る。
【0027】また、製品内部で断熱材(3a)、(3
b)、(3c)を形成する場合には枠材と表面材で囲ま
れた空間にフェノール樹脂と、木材削片あるいは木粉ま
たはその双方とを均一に混合して充填する。その上で高
周波全体加熱法で加熱する。するとフェノール樹脂が発
泡して断熱材(3a)、(3b)、(3c)が軽量木質
系材料内に形成されるのである。
b)、(3c)を形成する場合には枠材と表面材で囲ま
れた空間にフェノール樹脂と、木材削片あるいは木粉ま
たはその双方とを均一に混合して充填する。その上で高
周波全体加熱法で加熱する。するとフェノール樹脂が発
泡して断熱材(3a)、(3b)、(3c)が軽量木質
系材料内に形成されるのである。
【0028】以上のようにして断熱材(3a)、(3
b)、(3c)を形成するのであるが木材削片や木粉と
フェノール樹脂発泡体との混合割合を変化させることで
圧縮強度や曲げ強度といった機械的性質や難燃性や吸放
湿性といった性質を変化させることができる。すなわち
圧縮強度や曲げ強度及び吸放湿性を高めたい場合には木
材削片や木粉の比率を増せばよく、一方難燃性や断熱性
を高めたい場合にはフェノール樹脂の比率を高めればよ
い。
b)、(3c)を形成するのであるが木材削片や木粉と
フェノール樹脂発泡体との混合割合を変化させることで
圧縮強度や曲げ強度といった機械的性質や難燃性や吸放
湿性といった性質を変化させることができる。すなわち
圧縮強度や曲げ強度及び吸放湿性を高めたい場合には木
材削片や木粉の比率を増せばよく、一方難燃性や断熱性
を高めたい場合にはフェノール樹脂の比率を高めればよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明の軽量木質系材料は、以上のよう
に難燃性に優れ、また吸放湿性に優れていることから燃
えにくく、かつ、パネル内部や壁内で結露が生じない。
に難燃性に優れ、また吸放湿性に優れていることから燃
えにくく、かつ、パネル内部や壁内で結露が生じない。
【0030】また、パネル状であるため施行が容易であ
り、かつ、内部に断熱材が充填されているため現在行わ
れているような現場での断熱材の充填作業が必要ない。
そのため、工期が短くなり建築費用が節減できる。
り、かつ、内部に断熱材が充填されているため現在行わ
れているような現場での断熱材の充填作業が必要ない。
そのため、工期が短くなり建築費用が節減できる。
【0031】また、柱材や梁材といった、構造用の軽量
木質系材料は従来の木質系構造用材料に比較して軽く、
そのためこの材料を使用すると建築物が軽くなり地震時
の安全性が向上すると共に材料の接合方法には従来より
簡単な方法を使用することができる。
木質系材料は従来の木質系構造用材料に比較して軽く、
そのためこの材料を使用すると建築物が軽くなり地震時
の安全性が向上すると共に材料の接合方法には従来より
簡単な方法を使用することができる。
【図1】 請求項1記載に係るパネル状の軽量木質系材
料の斜視図。
料の斜視図。
【図2】 請求項4記載に係る柱状の軽量木質系材料の
斜視図。
斜視図。
【図3】 請求項5記載に係る柱状の軽量木質系材料の
一部切開斜視図。
一部切開斜視図。
1a、1b、1c・・表面材 2a、2b、2c・
・枠材 3a、3b、3c・・断熱材 4・・凹部 5・・フランジ 6・・ウエブ 7・・スチフナ
・枠材 3a、3b、3c・・断熱材 4・・凹部 5・・フランジ 6・・ウエブ 7・・スチフナ
Claims (6)
- 【請求項1】 表面材(1a)と枠材(2a)とから成
るパネルの内部に、フェノール樹脂発泡体と木材削片と
から成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と木粉
から成る断熱材(3b)またはフェノール樹脂発泡体と
木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)を充填したパ
ネル状の軽量木質系材料。 - 【請求項2】 フェノール樹脂発泡体と木材削片とから
成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と木粉から
成る断熱材(3b)またはフェノール樹脂発泡体と木材
削片と木粉とから成る断熱材(3c)の表面に表面材
(1a)を接着したパネル状の軽量木質系材料。 - 【請求項3】 リン化合物、ホウ素化合物、ハロゲン化
合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アルミニウム化合
物、アンチモン化合物中のいずれか1種類もしくは複数
の化合物で難燃化処理を行った合板または石膏ボードで
表面材(1a)を形成したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載に係るパネル状の軽量木質系材料。 - 【請求項4】 フェノール樹脂発泡体と木材削片とから
成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と木粉から
成る断熱材(3b)またはフェノール樹脂発泡体と木材
削片と木粉とから成る断熱材(3c)を、枠材(2b)
をI型に形成したI型梁の両側の凹部(4)に充填し、
更にその凹部(4)上に表面材(1b)を接着したこと
を特徴とする柱状の軽量木質系材料。 - 【請求項5】 枠材(2b)と表面材(1b)とで側面
を形成したボックス型梁の内部にフェノール樹脂発泡体
と木材削片とから成る断熱材(3a)、フェノール樹脂
発泡体と木粉から成る断熱材(3b)またはフェノール
樹脂発泡体と木材削片と木粉とから成る断熱材(3c)
を充填したことを特徴とする柱状の軽量木質系材料。 - 【請求項6】 フェノール樹脂発泡体と木材削片とから
成る断熱材(3a)、フェノール樹脂発泡体と木粉から
成る断熱材(3b)、フェノール樹脂発泡体と木材削片
と木粉とから成る断熱材(3c)に使用されている木材
削片、木粉またはその双方にリン化合物、ホウ素化合
物、ハロゲン化合物、窒素化合物、ケイ素化合物、アル
ミニウム化合物、アンチモン化合物中のいずれか1種類
もしくは複数の化合物で難燃化処理を行ったことを特徴
とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または
請求項5記載に係る軽量木質系材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32656596A JPH10169082A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 軽量木質系材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32656596A JPH10169082A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 軽量木質系材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169082A true JPH10169082A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18189251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32656596A Pending JPH10169082A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 軽量木質系材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169082A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100300019B1 (ko) * | 1999-06-26 | 2001-09-22 | 이영제 | 흡음재 및 그 제조 방법 |
| KR20020063084A (ko) * | 2001-01-26 | 2002-08-01 | 주식회사 에이치엔씨 | 외벽체와 인접한 슬라브의 코너부용 결로방지 단열재 |
| KR100643592B1 (ko) * | 2002-02-21 | 2006-11-10 | (주)청원씨엠에스 | 결로 방지를 위한 벽체의 코너부용 복합단열판 시공방법 |
| KR100792472B1 (ko) | 2003-08-05 | 2008-01-08 | 김태홍 | 목분을 함유하는 난연성 발포 건축내장재 및 그의 제조방법 |
| JP2010280209A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-12-16 | Yumi Ishino | 竹製板材 |
| GB2490304A (en) * | 2011-03-18 | 2012-10-31 | Ian De Haan | Structural beam with insulation located in a cavity within the beam. |
| KR101438457B1 (ko) * | 2014-05-28 | 2014-09-12 | 유수용 | 목재용 수용성 방염조성물과 방염처리방법 |
| US20230151605A1 (en) * | 2019-07-12 | 2023-05-18 | Shizuka Co., Ltd. | Incombustible sound absorption panel |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32656596A patent/JPH10169082A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100300019B1 (ko) * | 1999-06-26 | 2001-09-22 | 이영제 | 흡음재 및 그 제조 방법 |
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| GB2490304A (en) * | 2011-03-18 | 2012-10-31 | Ian De Haan | Structural beam with insulation located in a cavity within the beam. |
| GB2490304B (en) * | 2011-03-18 | 2016-12-28 | De Haan Ian | Structual beams and methods of forming a structure |
| KR101438457B1 (ko) * | 2014-05-28 | 2014-09-12 | 유수용 | 목재용 수용성 방염조성물과 방염처리방법 |
| WO2015182920A1 (ko) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | 유수용 | 목재용 수용성 방염조성물과 방염처리방법 |
| US20230151605A1 (en) * | 2019-07-12 | 2023-05-18 | Shizuka Co., Ltd. | Incombustible sound absorption panel |
| US11866931B2 (en) * | 2019-07-12 | 2024-01-09 | Shizuka Co., Ltd. | Incombustible sound absorption panel |
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