JPH10169113A - 天 窓 - Google Patents

天 窓

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JPH10169113A
JPH10169113A JP33385996A JP33385996A JPH10169113A JP H10169113 A JPH10169113 A JP H10169113A JP 33385996 A JP33385996 A JP 33385996A JP 33385996 A JP33385996 A JP 33385996A JP H10169113 A JPH10169113 A JP H10169113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止水性および現場での作業性を向上させるこ
とができる天窓の提供。 【解決手段】 天窓10を複数のユニットフレーム11
と、各ユニットフレーム11間に現場で嵌め込まれるガ
ラスパネル14とから構成し、このうちユニットフレー
ム11を、水勾配に沿って並設される一対の縦枠材15
を三本の無目材16で連結するとともにガラスパネル1
9を嵌め込んで工場生産した。これによれば、水勾配方
向の各ユニットフレーム11は、縦枠材15の端部同士
が連結されるから、横目地を短くでき、止水性を良好に
できる。また、ユニットフレーム11が工場生産される
ことで、建設現場では、各ユニットフレーム11を配置
した後、ガラスパネル14を嵌め込むだけでよく、現場
での作業性も良好にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天窓(トップライ
ト、スカイライト)に係り、例えば、ビル等の傾斜した
屋根部に設けられる大面積の天窓に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、ビル等の建物の中には傾斜した
屋根部に天窓が設けられたものがある。このような天窓
は、建物の屋根に設けられる採光用の窓であり、壁面の
窓からの採光に比べて採光量が多く、かつ意匠性に優れ
た建物とすることができるため、近年広く利用されるよ
うになった。
【0003】そして、このような天窓の施工方法として
は、ユニット工法およびノックダウン工法が知られてい
る。ユニット工法では、工場で縦材および横材からなる
矩形の枠組みに、ガラス等のパネルを嵌め込んで複数の
ユニットを形成し、建設現場でそれらのユニットを順次
配置することで天窓を組み立てる。また、ノックダウン
工法では、長尺な縦枠材、長尺な横枠材、およびパネル
の各々を個別に建設現場に持ち込み、この建設現場にお
いて、各枠材を格子状に接合し、これらの枠材で区画さ
れた開口部分にパネルを嵌め込むことで天窓を組み立て
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユニット工法
により、複数のユニットを縦方向(水勾配に沿った方
向)および横方向(水勾配に対し直交する方向)に沿っ
て配置した場合には、ユニットの全周に亘って連続した
目地が存在するようになるため、目地の止水処理が煩雑
になるという問題があった。また、天窓の下方には、仮
に目地から雨水等が漏れても止水性能が維持されるよう
に、その雨水を受ける縦樋および横樋が設けられること
が多いが、特に、横樋には天窓の水勾配に対して直交す
る別方向の水勾配を付けなければならないうえ、この横
樋を縦樋に連通させなければならず、建設現場での横樋
の設置に手間がかかるという問題があった。
【0005】一方、ノックダウン工法によれば、各構成
部材を個別に建設現場に持ち込むため、建設現場での施
工を短工期で行うことは困難であった。さらに、ノック
ダウン工法によれば、連続した長い目地や、目地の下方
の樋は存在しないものの、縦枠材と横枠材との接続部分
は構造が複雑であるため、交差部位に対し現場で止水処
理を施すのは容易ではない。このため、止水処理の煩雑
さを完全に解消することはできず、止水性を向上させる
には限界があった。
【0006】本発明の目的は、止水性および建設現場で
の作業性を向上させることができる天窓を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の天窓は、構成部
材の形状等を工夫して目地の箇所を減らすことにより、
前記目的を達成しようとするものである。具体的には、
本発明の天窓は、傾斜した屋根部に設けられる天窓であ
って、傾斜に沿って配置される一対の縦枠材と、これら
縦枠材間に予め配置された無目材とからユニットフレー
ムを構成し、複数のユニットフレームの各縦枠材の一端
同士を連結して各縦枠材と無目材により区画される開口
部を形成し、この開口部にパネルを配置したことを特徴
とするものである。
【0008】このような本発明によれば、各縦枠材の一
端同士を連結することで天窓を組み立てるため、横方向
の目地としては、各縦枠材の端部間にのみ長さの短い目
地が存在するだけとなる。また、縦枠材および無目材の
接続部分の止水処理を、例えば、予め工場等で行うこと
により、接続部分の構造が複雑でも、その止水処理が効
率よく確実に行われるようになる。従って、建設現場で
の止水処理が容易となり、従来の煩雑さが解消される。
また、横方向に長い目地が存在しないことで横樋が不要
になるから、横樋を設置する手間が省けるうえ、縦枠材
と無目材とを、例えば、工場等で予め連結すれば、建設
現場では、各ユニットフレームを連結したり、連結され
た各ユニットフレーム間の開口部にパネルを嵌め込むだ
けでよく、天窓の施工が迅速に行われるようになり、現
場での作業性が向上する。
【0009】また、本発明の天窓では、複数のユニット
フレームのうち少なくともいずれか一つのユニットフレ
ームは、各縦枠材が予め複数の無目材により連結され、
各縦枠材および各無目材により区画形成される開口部に
予めパネルが配置されていてもよい。このような場合に
は、天窓を構成するパネルの一部を、例えば、工場等で
予め嵌め込むことにより、建設現場で嵌め込むパネルの
数が減り、現場作業がより軽減される。
【0010】そして、本発明では、開口部を、各無目材
間に配置した少なくとも一つの縦中骨材により複数の開
口部としてもよい。このような場合には、縦中骨材を設
けることにより、天窓の剛性が向上する。
【0011】さらに、本発明の天窓では、各縦枠材は、
互いに隙間を開けて直線上に配置された複数の縦材と、
これら縦材を連結するジョイントスリーブとから構成さ
れ、これらのジョイントスリーブは、当該ジョイントス
リーブを介して連結される縦材のうち少なくともいずれ
か一方の縦材に摺動自在に接続されていてもよい。縦枠
材は、気温の上昇に伴って熱膨張すると、その際の寸法
の伸びが特に長手方向に対して顕著に現れる。しかし、
縦枠材を構成する各縦材を、摺動自在とされたジョイン
トスリーブによって連結する場合には、各縦材の膨張に
よる伸は、がジョイントスリーブの摺動により、縦材間
の隙間で吸収されるようになるから、縦枠材全体が気温
に影響され難くなる。また、ユニットフレームの大きさ
は、所定の大きさのモデュールを単位として決められる
が、縦枠材が複数の縦材で構成されれば、その縦枠材を
連続した一体物の形材で製作する必要がなくなる。この
ため、一体物の形材で製作する場合よりも長い縦枠材が
得られるようになり、大モデュールのユニットフレーム
が製作されるようになる。
【0012】また、本発明の天窓では、各ユニットフレ
ームは、傾斜に直交して複数個並設されているととも
に、これら並設された各ユニットフレームの縦枠材間の
目地に沿って樋が設けられていてもよい。このような場
合には、傾斜(水勾配)と直交する方向にもユニットフ
レームを配置し、より大面積の天窓を形成しても、横方
向に対向し合う縦枠材間の目地に沿って樋を設けるか
ら、仮に目地から雨水が漏れたとしても、雨水が下流側
に確実に排水されるようになる。この際、樋は、目地に
沿って設けられることで、天窓の水勾配と同方向の水勾
配を自動的に有するようになるから、この樋の設置作業
には手間がかからず、現場での作業性が阻害されること
はない。
【0013】そして、本発明の天窓では、樋は、目地を
介して対向し合う各縦枠材のうち少なくとも一方の縦枠
材に一体に設けられた上方位置の一次樋と、各縦枠材の
下方位置に配置された二次樋とから構成されていてもよ
い。このような場合には、雨水が一次樋から溢れたとし
ても、二次樋で受けられるようになるから、雨水の漏れ
がより確実に防止され、止水性が一層向上する。
【0014】さらに、本発明の天窓では、各ユニットフ
レーム間の目地には樋よりも上方位置にシール部材が配
置されているとともに、各ユニットフレーム間の目地の
うち傾斜に沿った目地と傾斜に直交した目地との交差部
位は、この交差部位を形成する各ユニットフレームのい
ずれかに固定されたカバー部材で隠蔽され、このカバー
部材の周縁と交差部位を形成する各ユニットフレームお
よびシール部材との間には、別のシール部材が介装され
ていることが好ましい。
【0015】目地に配置されたシール部材は、各ユニッ
トフレームの熱膨張あるいは収縮によって繰り返し圧縮
を受けるが、その影響は特に目地の交差部位において顕
著である。すなわち、目地の交差部位では、繰り返し圧
縮によってシール部材の剥がれが促進されることにな
る。そこで、交差部位をカバー部材で隠蔽し、カバー部
材の周縁と各ユニットフレームおよびシール部材との間
に別のシール部材を介装すれば、この別のシール部材
は、ユニットフレームの熱膨張や収縮によって繰り返し
圧縮を受けることがないから、このシール部材とカバー
部材、ユニットフレーム、および先のシール部材との間
には隙間が生じない。従って、このシール部材で囲まれ
た目地の交差部位には雨水が一切かからず、交差部位を
埋めているシール部材に剥がれが生じても、止水性の低
下を招かない。さらには、交差部位をカバー部材で隠蔽
することで、シール部材の紫外線による劣化が防止され
るから、繰り返し圧縮に対するシール部材の耐久性が良
好になり、一層剥がれ難くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、第1の実施の形態に係
る天窓10が設けられたビル1の概略全体を示す斜視
図、図2は、天窓10の構成部材を示す斜視図、図3
は、天窓10の構成部材を拡大して示す平面図である。
【0017】図1〜図3において、天窓10は、ビル1
の傾斜した屋根部2の略全域に亘って設けられており、
その傾斜が水勾配になっている。そして、この天窓10
は、縦方向および横方向に沿って配置された複数のユニ
ットフレーム11と、このユニットフレーム11を縦方
向に沿って連結した際に形成された開口部12に配置さ
れる現場施工用の縦中骨材13と、同様に開口部12に
嵌め込まれるガラスパネル14とから構成され、このガ
ラスパネル14は、本発明におけるパネルであり、現場
施工用である。
【0018】ユニットフレーム11は、縦方向に沿って
平行に並設された一対の縦枠材15と、これらの縦枠材
15の長手方向の途中を連結する三本の無目材16と、
各無目材16間に配置された縦中骨材17と、これらの
部材15〜17で仕切られた開口部18に嵌め込まれた
ガラスパネル19とから構成されている。各縦枠材1
5、無目材16、縦中骨材17、およびガラスパネル1
9は、工場で予め一体に組み立てられた後、建設現場に
運び込まれるようになっている。そして、ガラスパネル
19も本発明におけるパネルであ。
【0019】そして、各部材15〜17、および前述の
縦中骨材13は、例えば、アルミ押出形材であり、ガラ
スパネル14,19は、例えば、合わせガラス等であ
る。なお、縦枠材15、無目材16、縦中骨材13,1
7は、特にアルミ押出形材に限定されるものではなく、
また、パネルとしても、特に合わせガラスに限定される
ものではない。例えば、アルミ押出形材の代わりに鋼製
の形材等を用いてもよく、合わせガラスの代わりに合成
樹脂製等の単層のパネルを用いてもよい。
【0020】このようなユニットフレーム11は、縦方
向に沿って架設された後述する建物躯体に適宜な支持部
材を介して支持されている。また、縦方向に沿って配置
された各ユニットフレーム11において、縦枠材15の
対向し合う端部A同士は(図3)、ジョイントスリーブ
20を介して連結され、これらの端部A間が横目地21
になっている。また、横方向に沿って配置された各ユニ
ットフレーム11において、対向し合う縦枠材15間
は、縦方向に長い連続した縦目地22になっている。
【0021】ジョイントスリーブ20は、図4および図
5に示すように、薄型の略角筒状であり、ユニットフレ
ーム11を構成する縦枠材15において、下方(水勾配
における下流側)の端部A内に配置されている。このジ
ョイントスリーブ20の側面には三つのボルト孔23が
穿設されているとともに、内部にはビス24で固定され
たナットブロック25が設けられており、このナットブ
ロック25にはボルト孔23に対応した位置に図示しな
いネジ部が設けられている。一方、縦枠材15の側面に
は、二つのボルト孔26と、縦枠材15の長手方向に沿
った長孔27とが穿設されている。
【0022】このようなジョイントスリーブ20は、工
場で予め縦枠材15の端部A内に配置されるとともに、
ボルト28が長孔27に挿通されてナットブロック25
に螺合されることにより取り付けられている。すなわ
ち、ジョイントスリーブ20は、ボルト28と長孔27
との関係により、このボルト28が緩められることで所
定ストローク摺動可能となっている。
【0023】そして、建設現場において、ジョイントス
リーブ20は、摺動によってその先端側Bが端部Aから
大きく突き出されるとともに(図4中の二点鎖線)、こ
の先端側Bは、他のユニットフレーム11を構成する縦
枠材15の上流側の端部A内に係合し、これにより、縦
方向に配置された一対のユニットフレーム11の縦枠材
15同士が所定間隔を開けて互いに連結されるようにな
っている。この際、ジョイントスリーブ20の残り二つ
のボルト孔23は、縦枠材15の各ボルト孔26に対応
し、これらのボルト孔23,26に図示しないボルトが
螺着されることにより、ジョイントスリーブ20が強固
に固定されるようになっている。
【0024】また、図3および図5において、横方向に
配置された各ユニットフレーム11の互いに対向し合う
縦枠材15のうち、一方の縦枠材15Aには他方の縦枠
材15側に延出した断面L字形の延出部29が設けられ
ている。この延出部29は、縦枠材15Aの長手方向に
沿って連続して設けられており、この延出部29には、
平面部31およびこの平面部31の両端から立ち上がっ
た立面部32,33を有する断面略J字形状の樋部材3
0が嵌め込まれている。そして、一方の立面部33の先
端は、折曲部33Aとなっており、この折曲部33Aが
他方の縦枠材15の対向面に当接してシールされてい
る。また、各縦枠材15の下方には、二点鎖線で示すよ
うに、断面略コ字形状の別の樋部材34が配置されてい
る。
【0025】図6〜図8は、図3の囲み円VI〜VIIIで囲
まれた部分を拡大して示す斜視図である。これら図6、
図7、および図3において、樋部材30は、縦枠材15
Aと略同一長さ寸法を有しているが、縦枠材15Aに一
体に嵌め込まれるにあたっては、長手方向の一端側が縦
枠材15Aの端部Aから突出するようにずれて配置され
る。すなわち、樋部材30は、その一端側において、上
流側のユニットフレーム11を構成する縦枠材15Aの
延出部29に跨っており、これにより、この樋部材30
と上流側の縦枠材15Aに嵌め込まれている別の樋部材
30との境界部分は、縦枠材15A間の横目地21から
ずれた位置とされている。そして、各樋部材30同士
は、各々の内面に密着して跨設された連通部材35によ
って連通され、これら樋部材30と連通部材35とで、
天窓10の縦方向に沿って連続した一次樋36を構成し
ている。
【0026】一方、縦枠材15の下方に配置された樋部
材34は、長尺なアルミ押出形材からなり、縦方向に沿
って複数本配置されている。各樋部材34は、所定間隔
を開けて配置されているとともに、連通部材37によっ
て互いに連通されている。この連通部材37は、上流側
よりも下流側が幅狭とされているとともに、上流側の端
部が上流側の樋部材34の外側面38にビス止めされ、
下流側の端部が下流側の樋部材34内にその底面39か
ら浮いた状態で納められている。また、連通部材37
は、横目地21や一次樋36の連通部材35が配置され
た位置からずれて配置されている。そして、これら樋部
材34と連通部材37とで、連続した二次樋40を構成
している。
【0027】図7に示すように、縦枠材15には無目材
16が図示しないビスによって接続されており、その接
続部位であって、縦枠材15におけるコ字形状のガラス
保持部41においては、切削加工により平坦とされた底
面部42に止水ブロック43が配置され、また、鉛直面
部44に水抜き孔44Aが穿設されている。これによ
り、ガラスパネル19の呑み込む部分から雨水が漏れた
場合には、その雨水が水抜き孔44Aを通って下方の一
次樋36に流れ落ちるようになっている。
【0028】図8に示すように、無目材16には、縦中
骨材17がL字形状のブラケット45を介し、ナット4
6および各リップ溝内に配置されたボルト47により互
いに接続されている。また、その接続部位であって、無
目材16の上面48は、その下流側部分を除いて切削加
工により平坦とされ、上流側の縦中骨材17の上面49
とシール部材50を介して連続している。これにより、
縦中骨材17に漏れた雨水が下流側の無目材16まで流
れ、この無目材16を通って前述の水抜き孔44A(図
7)まで達するようになる。
【0029】なお、図8において、符号51は、縦中骨
材17の鉛直な突辺部52と係合してガラスパネル19
を押圧する押縁である。また、図6〜図8において、図
中の矢印は、縦目地22やガラスパネル19の呑み込む
部分から雨水が漏れた場合において、その雨水の排水経
路を示すものである。
【0030】図9は、図3における矢印IX−IXから見た
断面図であって、縦横方向の四つのユニットフレーム1
1により形成された各目地21,22の交差部位Cでの
断面図である。この図9および図3に示すように、横目
地21においては、縦方向に近接対向した縦枠材15の
隙間から、各ジョイントスリーブ20の上面および一側
面に当接するように配置されたL字形状のバックアップ
材53Aと、これらのバックアップ材53Aを覆いかつ
各縦枠材15の断面形状に沿って杓子状に充填されたシ
ーリング材53Bとが配置されている。そして、これら
バックアップ材53Aおよびシーリング材53Bによっ
てシール部材53が構成されているとともに、このシー
ル部材53で横目地21の止水処理が施されている。
【0031】また、縦目地22において、横方向に近接
対向した縦枠材15における鉛直面部44(図7)間に
は、バックアップ材55Aとシーリング材55Bとが配
置され、これらによりシール部材55が構成されている
とともに、縦目地22の止水処理が施されている。そし
て、横目地21と縦目地22とでは、縦目地22が横目
地21に対して勝っており、建設現場では、先ず、縦目
地22の止水処理が施され、この後、横目地21の止水
処理が施されるよになっている。
【0032】さらに、図9において、交差部位Cを形成
する各ユニットフレーム11の一つには、図10(A)
にも示すように、上下流側の鉤形係止部57を有する固
定部材58がビスにより固定され、この固定部材58の
鉤形係止部57には、アルミプレート59の裏面に設け
られた二条の凹状の係合部60が係合するようになって
いる。ここで、固定部材58は、アルミ製の板材の曲げ
加工により形成され、また、係合部60は、複数のアル
ミ製の打ち抜き材をアルミプレート59にタッグ溶接等
することにより形成されている。そして、固定部材58
とアルミプレート59とで、本発明のカバー部材61を
構成している。
【0033】さらに、カバー部材61を構成するアルミ
プレート59の周縁と、各ユニットフレーム11および
各目地21,22との間には、図10(B)にも示すよ
うに、バックアップ材62Aおよびシーリング材62B
からなるシール部材62が介装され、このシール部材6
2により、交差部位Cの表面が完全に密封されている。
【0034】さて、図9において、天窓10の下方に
は、各ユニットフレーム11を支持する各種の部材が配
置されている。横方向に隣接配置されたユニットフレー
ム11において、各無目材16の下面には、コ字形状の
受金物65の両端部に形成された略水平な受面部66が
接続され、この受金物65の内側に前述の樋部材34が
ボルト止めされている。また、受金物65の下面にはT
字形状の支持金物67が接続され、この支持金物67の
鉛直部分が二枚の挟持片68で挟持され、この挟持片6
8が図11に示す建物躯体3の管状部材4に所定間隔で
溶接等により固着されている。
【0035】図11において、建物躯体3は、挟持片6
8(図9)が固着された管状部材4の他、水平および鉛
直方向に延びた管状部材5,6、さらに、各管状部材4
〜6を接合する球体7を備え、天窓10の最下端部分を
構成するユニットフレーム11において、縦枠材15の
下端が各接合部材69〜71を介してその球体7に接合
されている。そして、二次樋40を構成する樋部材34
の下端にはキャッチパン72が設けられ、このキャッチ
パン72に流れ込んだ雨水は、カーテンウォール73用
の鉄骨材74の上端に設けられた別のキャッチパン75
に排水用の耐圧ホース76を通って流れ落ちた後、この
キャッチパン75の端部からアルミパネル76の水抜き
孔を通ってカーテンウォール73の外面上を流れ落ちる
ようになっている。
【0036】また、この図11および図1において、天
窓10の外周にはステンレス管からなる枠状のメンテナ
ンスパイプ77が配置されている。このメンテナンスパ
イプ77は、連結部材78およびこれに接続される支持
管79を介して鉄骨材74の上端に連結されている。
【0037】連結部材78は、図12に示すように、メ
ンテナンスパイプ77に対して直角に配置された第1管
状部材81を備えており、この第1管状部材81内に支
持管79の先端が挿入されている。第1管状部材81の
内部において、メンテナンスパイプ77には第1管状部
材81よりも径寸法が小さくかつ短尺な第2管状部材8
2の一端が溶接により固着され、この第2管状部材82
の他端側には第1管状部材81の内径と略等しい径寸法
の円形プレート83が溶接され、そして、この円形プレ
ート83の周縁が第1管状部材81の内面に溶接されて
いる。
【0038】このような連結部材78は、支持管79に
対し、第1管状部材81を貫通したボルト84およびこ
れに螺合されたナット85によって固定されているとと
もに、第1管状部材81における円形プレート83より
も上方位置に水抜き孔89を有し、第1管状部材81と
メンテナンスパイプ77との当接部分から入り込んだ雨
水や、メンテナンスパイプ77の内部から水抜き孔90
を通って入り込んだ雨水が、その円形プレート83で止
められて水抜き孔89から外部に排水されるようになっ
ている。
【0039】一方、支持管79の内部には円形の防水プ
レート86が溶接されており、この防水プレート86の
周縁部分がシーリング材87によって止水処理されてい
る。また、支持管79には水抜き孔88が穿設されてお
り、支持管79内に入り込んだ雨水は、防水プレート8
6で止められ、この水抜き孔88から排水されるように
なっている。
【0040】このような本実施の形態においては、以下
のように天窓10の施工を行う。先ず、工場において、
縦枠材15、無目材16、縦中骨材17、およびガラス
パネル19により、複数のユニットフレーム11を組み
立てておく。この際、縦枠材15の一端側にジョイント
スリーブ20を配置しておくとともに、一次樋36を構
成する樋部材30を予め縦枠材15Aに配置しておく。
次いで、これらのユニットフレーム11およびガラスパ
ネル14等の現場施工用の部材を建設現場に運ぶ。
【0041】建設現場では、建物躯体3に設けられた複
数の受金物65に樋部材34を架け渡して固定するとと
もに、樋部材34同士を連結部材37で連結して二次樋
40を完成させる。この後、各ユニットフレーム11を
受金物65の受面部66上に載置して縦方向および横方
向に並設し、縦方向に配置されたユニットフレーム11
の縦枠材15同士をジョイントスリーブ20を介して連
結する。この際、各ユニットフレーム11の樋部材30
同士を連結部材35で連結して一次樋36を完成させ
る。さらに、各ユニットフレーム11の配設によって形
成された開口部12に縦中骨材13およびガラスパネル
14を配置する。
【0042】次いで、各目地21,22において、互い
に近接対向する縦枠材15間にシール部材53,55を
配置して止水処理を施し、最後に、各目地21,22の
交差部位Cをカバー部材61で隠蔽するとともに、シー
ル部材62で密封する。
【0043】このような本実施の形態によれば、以下の
ような効果がある。すなわち、天窓10では、縦方向に
配置された各ユニットフレーム11の連結が対向する縦
枠材15の端部Aで行われるから、横目地21は各縦枠
材15を合わせた幅寸法分程度の短いものとなり、従来
のユニット工法で存在した長い横目地を省くことができ
る。また、縦枠材15および無目材16の交差部分につ
いては、工場で予め止水処理可能であるから、その止水
処理を効率よく確実に行うことができ、現場での処理が
不要である。従って、建設現場では、目地処理を大幅に
簡素化して容易に行うことができ、止水性を向上させる
ことができる。
【0044】そして、カバー部材61を構成するアルミ
プレート59の周縁と、各目地21,22の交差部位C
を形成する各ユニットフレーム11との間には、連続し
たシール部材62が配置されているが、このシール部材
62は、繰り返し圧縮を受けない位置に配置されている
から、このシール部材62を長期間確実に密着させてお
くことができる。このため、シール部材62で囲まれた
交差部位Cに雨水が一切かからなくなり、シール部材5
3,55に剥がれが生じても、交差部位Cから雨水が漏
れることはない。
【0045】この際、交差部位Cがカバー部材61で隠
蔽されていることで、各目地21,22に充填されたシ
ーリング材53B,55Bは、紫外線による劣化が防止
されるから、シール部材53,55は、ユニットフレー
ム11の膨張収縮による繰り返し圧縮を受けても剥がれ
難くなり、止水性を良好に維持できる。
【0046】また、各目地21,22がともに各樋3
6,40の上方に位置しているうえ、ユニットフレーム
11が予め工場生産されるから、建設現場では、ユニッ
トフレーム11を配置した後、開口部12に縦中骨材1
3およびガラスパネル14を組み込むだけでよく、従来
のような横樋を不要にでき、横樋の設置作業を省くこと
ができる。従って、従来のユニット工法やノックダウン
工法に比し、現場での天窓10の施工を迅速に行うこと
ができ、現場での作業性をも向上させることができる。
【0047】さらに、ユニットフレーム11の各縦枠材
15には、工場で予めジョイントスリーブ20が設けら
れているから、建設現場でユニットフレーム11を縦方
向に沿って配置する際には、連結部材を別途用意する手
間を省くことができる。また、その連結作業は、ジョイ
ントスリーブ20を摺動させて下流側のユニットフレー
ム11の縦枠材15に係合すればよく、連結作業を容易
に行うことができる。この際、ジョイントスリーブ20
の先端は、縦枠材15に挿入されて係合しているだけな
ので、縦枠材15の熱伸びを各縦枠材15間の隙間で吸
収することができ、ユニットフレーム11内の内部応力
を生じ難くできる。
【0048】また、縦枠材15の下方には一次、二次樋
36,40が設けられているため、各目地21,22か
ら雨水が漏れても、雨水を確実に排水することができ
る。また、一次樋36と二次樋40とに分かれているた
め、雨水が一次樋36から溢れたとしても、二次樋40
で雨水を確実に受けることができ、止水性を一層良好に
できる。この際、一次、二次樋36,40を構成してい
る各樋部材30,34は、横目地21からずれた位置で
継がれているため、漏れ易い箇所を分散させることで、
止水性を確実に維持できる。
【0049】そして、樋部材30が工場で予め縦枠材1
5A内に一体に配置されているため、建築現場では、一
次樋36を容易に形成でき、また、樋部材34を受金物
65間に架け渡すことで、水勾配に沿った二次樋40を
容易に形成できるから、一次、二次樋36,40の設置
作業を手間をかけずに行え、現場での作業性が阻害され
るのを防止できる。
【0050】また、天窓10には縦中骨材13,17が
用いられているため、天窓10全体の剛性を大きくする
ことができる。特に、縦中骨材17を用いてユニットフ
レーム11を構成したため、ユニットフレーム11は、
工場から建築現場へ輸送される際にも、剛性不足により
歪んだりせず、その取扱も容易にできる。
【0051】さらに、天窓10の外周にはメンテナンス
パイプ77が設けられているため、メンテナンスパイプ
77間にロープ等を掛け渡し、このロープを利用しなが
ら作業を行うことで、天窓10の清掃や修繕等のメンテ
ナンスを安全に行うことができる。
【0052】また、メンテナンスパイプ77と連結部材
78との接続部分、すなわち、メンテナンスパイプ77
と第2管状部材82との溶接部分は、連結部材78の第
1管状部材81によって隠されているため、ビードの跡
が露出せず、メンテナンスパイプ77の外観を良好にで
きる。
【0053】図13,14には、本発明の第2の実施の
形態に係る天窓のユニットフレームが示されている。な
お、前記実施の形態と同じ構成部材には同一符号を付
し、それらの詳細な説明を簡略化または省略する。
【0054】図13,14において、ユニットフレーム
111の各縦枠材115は、水勾配における上流側の縦
材116と、下流側の縦材117と、これらの縦材11
6,117を連結するジョイントスリーブ118とから
構成されている。縦材116,117間には隙間が形成
されているとともに、各縦材116,117とジョイン
トスリーブ118とは各々二本のボルト119、三本の
ボルト119により接続されている。
【0055】下流側の縦材117とジョイントスリーブ
118とを接続している三本のボルト119のうち、二
本のボルト119Aは、縦材117に穿設された長孔1
20に挿通されており、また、二点鎖線で示したボルト
119Bは、工場でユニットフレーム111の組立時に
用いられ、ユニットフレーム111が建設現場で配置さ
れた後に取り除かれるようになっている。また、各縦材
116,117間の隙間は、工場で予めシーリング材1
21等で止水処理が施されるようになっている。
【0056】このようなユニットフレーム111を用い
た場合には、前述した実施の形態での効果に加え、以下
のような効果がある。すなわち、天窓が完成した状態で
は、縦枠材115を構成している各縦材116,117
のうちの下流側の縦材117は、長孔120に挿通され
たボルト119Aによってのみジョイントスリーブ11
8に接続されるから、各縦材116,117に熱伸び等
が生じた場合には、ジョイントスリーブ118が長孔1
20の長径方向に沿って摺動し、その伸び分が各縦材1
16,117間の隙間で吸収されるようになる。従っ
て、縦枠材115の上下端に生じる熱伸び量が小さく抑
えられるため、特に横目地に作用する圧縮力を小さくで
き、目地の交差部位の剥がれをより有効に抑えることが
できる。また、熱伸びが抑えられることで、ユニットフ
レーム111内の内部応力も一層生じ難くできる。
【0057】また、縦枠材115は、各縦材116,1
17から構成されているため、連続した一体物の形材で
製作する必要がない。このため、縦枠材115を一体物
の形材で製作する場合よりも長くでき、ユニットフレー
ム11をより大モデュールのものにできる。
【0058】図15には、本発明の第3の実施の形態に
係る天窓のユニットフレームが示されている。なお、本
実施の形態でも、前記各実施の形態と同じ構成部材には
同一符号を付し、それらの詳細な説明を簡略化または省
略する。
【0059】図15において、ユニットフレーム211
は、一対の縦枠材215とこれらを連結する一本の無目
材16とから構成されており、前記各実施の形態のよう
な工場施工用のガラスパネルを備えていない。すなわ
ち、このユニットフレーム211を用いた場合には、工
場等で予め各縦枠材および無目材16によりユニットフ
レーム211を組み立て、天窓を構成するガラスパネル
14を全て建設現場で嵌め込む。
【0060】このような実施の形態でも、従来のユニッ
ト工法やノックダウン工法に比し、止水性および現場で
の作業性を十分に向上させることができる。また、パネ
ルの種類としては、現場施工用のガラスパネル14だけ
であるため、部材の管理等も容易に行うことができる。
【0061】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、前記第1、第2の実施の形態
では、縦方向に沿って配置された一対のユニットフレー
ム11,111において、各縦枠材15,115が三本
の無目材16によって連結され、第3の実施の形態で
は、各縦枠材215が一本の無目材16で連結されてい
たが、縦枠材を連結する無目材の本数は任意である。た
だし、第1、第2の実施の形態のように、無目材を複数
本用いれば、工場で予め複数のパネルを嵌め込んでおく
ことができ、現場施工用のパネルの数を減らして現場作
業をより軽減できるという効果が得られるため、そうす
ることが好ましい。また、例えば、各実施の形態でのユ
ニットフレーム11,111,211を組み合わせる
等、無目材の本数の異なるユニットフレームを組み合わ
せて天窓を構成してもよい。
【0062】そして、前記第1,第2の実施の形態にお
いて、ユニットフレーム11,111の各無目材16間
には一本の縦中骨材17が用いられていたが、このよう
な縦中骨材の本数は、天窓の大きさや要求される剛性等
を勘案して適宜決められてよく、また、縦枠材や無目材
で十分な剛性を確保できる場合には、第3の実施の形態
のように、縦中骨材を省略してもよい。なお、第1の実
施の形態で説明した現場施工用の縦中骨材13について
も同様である。
【0063】また、天窓の最下端や最上端位置に配置さ
れるユニットフレームとしては、前記各実施の形態のよ
うな構造ではなく、縦枠材の下端や上端を横材で連結し
た構造としてもよい。つまり、例えば、天窓の最下端に
配置されるユニットフレームでは、その上流側のみに他
のユニットフレームを連結することで、現場施工用のパ
ネルを嵌め込む開口部を形成できるようにしてもよく、
また、最上端に配置されるユニットフレームでは、その
下流側のみに他のユニットフレームを連結して、開口部
を形成するようにしてもよい。
【0064】さらに、カバー部材61やジョイントスリ
ーブ20,118の構造は、第1、第2の実施の形態の
ものに限定されるものではなく、縦枠材等の断面形状を
勘案して適宜な構造としてよい。例えば、前述したカバ
ー部材61は、固定部材58とアルミプレート59とか
ら構成され、固定部材58が一つのユニットフレーム1
1にビス止めされるようになっていたが、固定部材を用
いず、単にアルミプレートをシール部材を介して配置し
てもよい。また、ジョイントスリーブ20,118で
は、縦枠材15,115側に設けられた長孔27,12
0によって摺動可能とされていたが、このような長孔を
ジョイントスリーブ側に設けてもよい。ただし、カバー
部材やジョイントスリーブは、本発明に必須のものでは
なく、その実施にあたって適宜省略可能である。しか
し、カバー部材、ジョイントスリーブを用いることで、
前述した効果が得られるので好ましい。
【0065】前記第1の実施の形態では、一次樋36と
二次樋40とが設けられていたが、縦樋としては、これ
らのうちのいずれか一方が設けられた場合でも本発明に
含まれる。しかしながら、一次樋と二次樋とを別々に設
けることで、止水性が向上するのでよい。
【0066】また、本発明の天窓全体の平面形状は、前
記第1の実施の形態のような矩形に限定されるものでは
なく、例えば、他の多角形や、円形、楕円形等であって
もよく、建物の全体形状等を勘案して任意に決められて
よい。
【0067】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、傾
斜に沿って配置された各ユニットフレームの連結は、こ
れらユニットフレームを構成する縦枠材の端部同士の接
続によって行われるため、この接続部分に形成される横
目地を長さの短いものにして止水性を向上させることが
できる。また、ユニットフレームは、工場で予め縦枠材
を無目材で連結されたものであるから、建設現場では、
各ユニットフレームを配置した後に現場施工用のパネル
を嵌め込むだけでよく、現場での作業性を向上させるこ
ともできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る天窓の概略全
体を示す斜視図である。
【図2】前記天窓の構成部材を示す分解斜視図である。
【図3】前記構成部材を拡大して示す平面図である。
【図4】前記構成部材同士の連結部分を示す側面図であ
る。
【図5】図4における矢印Vから見た縦断面図である。
【図6】図3における囲み円VIで囲まれた部分を示す斜
視図である。
【図7】図3における囲み円VIIで囲まれた部分を示す
斜視図である。
【図8】図3における囲み円VIIIで囲まれた部分を示す
斜視図である。
【図9】図3における矢印IX−IXから見た縦断面図であ
る。
【図10】前記天窓の他の構成部材の取付状態を示す斜
視図である。
【図11】前記天窓の外周に設置されたメンテナンスパ
イプを示す縦断面図である。
【図12】前記メンテナンスパイプの要部を示す断面図
である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る天窓の構成
部材を示す斜視図である。
【図14】図13の構成部材の連結部分を示す側面図で
ある。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る天窓の構成
部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…天窓、11,111…ユニットフレーム、12,
18…開口部、13,17…縦中骨材、14,19…パ
ネルであるガラスパネル、15,115…縦枠材、16
…無目材、20,118…ジョイントスリーブ、21…
横目地、22…縦目地、36…一次樋、40…二次樋、
53,55,62…シール部材、61…カバー部材、C
…交差部位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した屋根部に設けられる天窓であっ
    て、前記傾斜に沿って配置される一対の縦枠材と、これ
    ら縦枠材間に予め配置された無目材とからユニットフレ
    ームを構成し、複数の前記ユニットフレームの各縦枠材
    の一端同士を連結して前記各縦枠材と前記無目材により
    区画される開口部を形成し、この開口部にパネルを配置
    したことを特徴とする天窓。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の天窓において、前記複
    数のユニットフレームのうち少なくともいずれか一つの
    ユニットフレームは、前記各縦枠材が予め複数の前記無
    目材により連結され、前記各縦枠材および各無目材によ
    り区画形成される開口部に予めパネルが配置されている
    ことを特徴とする天窓。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の天窓に
    おいて、前記開口部を、前記各無目材間に配置した少な
    くとも一つの縦中骨材により複数の開口部としたことを
    特徴とする天窓。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の天窓に
    おいて、前記各縦枠材は、互いに隙間を開けて直線上に
    配置された複数の縦材と、これら縦材を連結するジョイ
    ントスリーブとから構成され、これらのジョイントスリ
    ーブは、当該ジョイントスリーブを介して連結される縦
    材のうち少なくともいずれか一方の縦材に摺動自在に接
    続されていることを特徴とする天窓。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の天窓に
    おいて、前記各ユニットフレームは、前記傾斜に直交し
    て複数個並設されているとともに、これら並設された各
    ユニットフレームの縦枠材間の目地に沿って樋が設けら
    れていることを特徴とする天窓。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の天窓において、前記樋
    は、前記目地を介して対向し合う各縦枠材のうち少なく
    とも一方の縦枠材に一体に設けられた上方位置の一次樋
    と、前記各縦枠材の下方位置に配置された二次樋とから
    構成されていることを特徴とする天窓。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の天窓に
    おいて、前記各ユニットフレーム間の目地には前記樋よ
    りも上方位置にシール部材が配置されているとともに、
    前記各ユニットフレーム間の目地のうち前記傾斜に沿っ
    た目地と前記傾斜に直交した目地との交差部位は、この
    交差部位を形成する各ユニットフレームのいずれかに固
    定されたカバー部材で隠蔽され、このカバー部材の周縁
    と前記交差部位を形成する各ユニットフレームおよび前
    記シール部材との間には、別のシール部材が介装されて
    いることを特徴とする天窓。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206827A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 三協立山株式会社 屋根
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JP2022105682A (ja) * 2020-07-30 2022-07-14 株式会社アルミックイマイ トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造
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JP2023160236A (ja) * 2022-04-21 2023-11-02 三協立山株式会社 開口部装置

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