JPH10169125A - 建築物の屋根裏換気装置 - Google Patents
建築物の屋根裏換気装置Info
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- JPH10169125A JPH10169125A JP32651596A JP32651596A JPH10169125A JP H10169125 A JPH10169125 A JP H10169125A JP 32651596 A JP32651596 A JP 32651596A JP 32651596 A JP32651596 A JP 32651596A JP H10169125 A JPH10169125 A JP H10169125A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 78
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
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- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工が簡単でかつ高い換気性能を確保しなが
ら雨水が屋根裏に流入する恐れがなく、優れた外観を呈
する屋根裏換気装置を提案する。 【解決手段】 最上段のS字瓦5の凹部15aと棟瓦6
の下端6aとの間に形成される開口部を閉じる閉塞瓦1
7として、棟瓦下端6aに略接した状態で隣接するS字
瓦5、5の凸部15b上端間を接続する上面板18と、
上面板18の上方側の一端から最上段のS字瓦5の上端
に係合するように垂下された係合板19と、上面板18
の他端からS字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下
された閉鎖板20とを有し、閉鎖板20に通気口21
を、係合板19に連通口22を形成し、かつS字瓦5の
凹部15a底部との間に通気路24をあけて邪魔板23
を垂下したものを用いた。
ら雨水が屋根裏に流入する恐れがなく、優れた外観を呈
する屋根裏換気装置を提案する。 【解決手段】 最上段のS字瓦5の凹部15aと棟瓦6
の下端6aとの間に形成される開口部を閉じる閉塞瓦1
7として、棟瓦下端6aに略接した状態で隣接するS字
瓦5、5の凸部15b上端間を接続する上面板18と、
上面板18の上方側の一端から最上段のS字瓦5の上端
に係合するように垂下された係合板19と、上面板18
の他端からS字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下
された閉鎖板20とを有し、閉鎖板20に通気口21
を、係合板19に連通口22を形成し、かつS字瓦5の
凹部15a底部との間に通気路24をあけて邪魔板23
を垂下したものを用いた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の屋根裏換気
装置に関し、特に屋根にS字瓦が葺かれ、棟にはその下
部に空間を設けて棟瓦が配設された建築物における屋根
裏換気装置に関する。
装置に関し、特に屋根にS字瓦が葺かれ、棟にはその下
部に空間を設けて棟瓦が配設された建築物における屋根
裏換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物における屋根裏換気装置と
しては、棟の直下の切妻面に換気用開口部を形成してグ
リルを嵌め込んだものが一般的である。また、軒先の側
面等に同様に換気用開口部を形成してグリルを嵌め込ん
だものも知られている。さらに、屋根の棟の一部に、棟
瓦の代わりに棟瓦としての機能を有する金属製の換気装
置を配設したものも知られている。
しては、棟の直下の切妻面に換気用開口部を形成してグ
リルを嵌め込んだものが一般的である。また、軒先の側
面等に同様に換気用開口部を形成してグリルを嵌め込ん
だものも知られている。さらに、屋根の棟の一部に、棟
瓦の代わりに棟瓦としての機能を有する金属製の換気装
置を配設したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、棟の直下の
切妻面に換気用開口部を形成したものでは、設置工事が
面倒であり、また風雨がまともにふきつける場所にある
ため、高い換気能力を確保するために開口面積を大き
く、通気抵抗を小さくしようとすると、暴風雨のときに
雨水がグリルを通過して屋根裏に流入する恐れがあり、
また外観的にも目立ち易い場所に異質な部材が露出する
ので好ましくないという問題があった。また、軒先の側
面に換気用開口部を形成したものでは、低い位置にある
ために必要な換気能力を確保するためにはより大きな開
口面積を確保する必要があり、設置場所の確保及び設置
工事が容易でなく、外観的にも好ましくないという問題
があった。さらに、棟に換気装置を配設したものでは、
最も高い位置にあるため、換気効率が高く、開口面積が
小さくて済み、雨水が浸入し難い構造をとり易いが、棟
瓦とは異質の材料から成る換気装置が棟に配置されるこ
とによって屋根の棟に目立った違和感を生じ、外観的に
好ましくないという問題があった。
切妻面に換気用開口部を形成したものでは、設置工事が
面倒であり、また風雨がまともにふきつける場所にある
ため、高い換気能力を確保するために開口面積を大き
く、通気抵抗を小さくしようとすると、暴風雨のときに
雨水がグリルを通過して屋根裏に流入する恐れがあり、
また外観的にも目立ち易い場所に異質な部材が露出する
ので好ましくないという問題があった。また、軒先の側
面に換気用開口部を形成したものでは、低い位置にある
ために必要な換気能力を確保するためにはより大きな開
口面積を確保する必要があり、設置場所の確保及び設置
工事が容易でなく、外観的にも好ましくないという問題
があった。さらに、棟に換気装置を配設したものでは、
最も高い位置にあるため、換気効率が高く、開口面積が
小さくて済み、雨水が浸入し難い構造をとり易いが、棟
瓦とは異質の材料から成る換気装置が棟に配置されるこ
とによって屋根の棟に目立った違和感を生じ、外観的に
好ましくないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、施工
が簡単でかつ高い換気性能を確保しながら雨水が屋根裏
に流入する恐れがなく、また優れた外観を呈する建築物
の屋根裏換気装置及び屋根裏換気用閉塞瓦を提案するこ
とを目的とする。
が簡単でかつ高い換気性能を確保しながら雨水が屋根裏
に流入する恐れがなく、また優れた外観を呈する建築物
の屋根裏換気装置及び屋根裏換気用閉塞瓦を提案するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図中の参照符号を付して示すならば、請求
項1にあっては、屋根1の野地板3上にS字瓦5が葺か
れ、棟2にはその下部に空間16を設けて棟瓦6が配設
された建築物の屋根裏換気装置であって、最上段のS字
瓦5の凹部15aと棟瓦6の下端6aとの間に形成され
る開口部を閉じる閉塞瓦17を備え、この閉塞瓦17
は、棟瓦下端6aに略接した状態で隣接するS字瓦5、
5の凸部15b上端間を接続する上面板18と、上面板
18の上方側の一端から最上段のS字瓦5の上端に係合
するように垂下された係合板19と、上面板18の他端
からS字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下された
閉鎖板20とを有するとともに、上面板18又は閉鎖板
20に通気口21を形成するとともに、係合板19に連
通口22を形成し、かつ上面板18の下面における通気
口21よりも係合板19よりの位置にS字瓦5の凹部1
5a底部との間に通気路24をあけて邪魔板23を垂下
して成り、建築物の屋根裏空間から野地板3に適宜形成
した通気開口27、S字瓦5の凸部15bの下部空間、
棟瓦6の下部空間16、係合板19の連通口22、邪魔
板23下部の通気路24を順次経て閉鎖板20の通気口
21から外部に連通する換気通路を形成してなる構成を
採用するものである。
に本発明は、図中の参照符号を付して示すならば、請求
項1にあっては、屋根1の野地板3上にS字瓦5が葺か
れ、棟2にはその下部に空間16を設けて棟瓦6が配設
された建築物の屋根裏換気装置であって、最上段のS字
瓦5の凹部15aと棟瓦6の下端6aとの間に形成され
る開口部を閉じる閉塞瓦17を備え、この閉塞瓦17
は、棟瓦下端6aに略接した状態で隣接するS字瓦5、
5の凸部15b上端間を接続する上面板18と、上面板
18の上方側の一端から最上段のS字瓦5の上端に係合
するように垂下された係合板19と、上面板18の他端
からS字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下された
閉鎖板20とを有するとともに、上面板18又は閉鎖板
20に通気口21を形成するとともに、係合板19に連
通口22を形成し、かつ上面板18の下面における通気
口21よりも係合板19よりの位置にS字瓦5の凹部1
5a底部との間に通気路24をあけて邪魔板23を垂下
して成り、建築物の屋根裏空間から野地板3に適宜形成
した通気開口27、S字瓦5の凸部15bの下部空間、
棟瓦6の下部空間16、係合板19の連通口22、邪魔
板23下部の通気路24を順次経て閉鎖板20の通気口
21から外部に連通する換気通路を形成してなる構成を
採用するものである。
【0006】また、請求項2にあっては、閉塞瓦17の
下部に、係合板19と閉鎖板20との間でS字瓦5の凹
部15aに沿って湾曲し、かつその上方側の一端に起立
片26を設けた排水瓦25を配置して成る請求項1に記
載の構成を採用するものである。
下部に、係合板19と閉鎖板20との間でS字瓦5の凹
部15aに沿って湾曲し、かつその上方側の一端に起立
片26を設けた排水瓦25を配置して成る請求項1に記
載の構成を採用するものである。
【0007】また、請求項3の屋根裏換気用閉塞瓦にあ
っては、屋根2の野地板3上にS字瓦5が葺かれ、棟2
にはその下部に空間16を設けて棟瓦6が配設される建
築物における屋根換気用の閉塞瓦17であって、隣接す
るS字瓦5、5の凸部15b上端間を接続する上面板1
8と、上面板18の一端からS字瓦5の一端に係合する
ように垂下された係合板19と、上面板18の他端から
S字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下された閉鎖
板20とを備え、上面板18又は閉鎖板20に通気口2
1が形成されるとともに、係合板19に連通口22が形
成され、かつ上面板18の下面における通気口21より
も係合板19よりの位置にS字瓦5の凹部15a底部と
の間に通気路24が形成されるように邪魔板23が垂下
されてなる構成を採用するものである。
っては、屋根2の野地板3上にS字瓦5が葺かれ、棟2
にはその下部に空間16を設けて棟瓦6が配設される建
築物における屋根換気用の閉塞瓦17であって、隣接す
るS字瓦5、5の凸部15b上端間を接続する上面板1
8と、上面板18の一端からS字瓦5の一端に係合する
ように垂下された係合板19と、上面板18の他端から
S字瓦5の凹部15aを閉鎖するように垂下された閉鎖
板20とを備え、上面板18又は閉鎖板20に通気口2
1が形成されるとともに、係合板19に連通口22が形
成され、かつ上面板18の下面における通気口21より
も係合板19よりの位置にS字瓦5の凹部15a底部と
の間に通気路24が形成されるように邪魔板23が垂下
されてなる構成を採用するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の建築
物の屋根裏換気装置を図1〜図5を参照しながら説明す
る。
物の屋根裏換気装置を図1〜図5を参照しながら説明す
る。
【0009】図1〜図3において、1は建築物の屋根、
2はその棟、3は屋根の下地面を構成する野地板であ
る。野地板3上には桟4がS字瓦5の長さに対応する所
定間隔おきに桁行方向に延設され、この桟4にS字瓦5
の一端下面に突出された係止片5aを係合させて位置決
めしながら野地板3に順次固定することにより、棟2上
を除く野地板3上の略全面がS字瓦5にて葺かれてい
る。
2はその棟、3は屋根の下地面を構成する野地板であ
る。野地板3上には桟4がS字瓦5の長さに対応する所
定間隔おきに桁行方向に延設され、この桟4にS字瓦5
の一端下面に突出された係止片5aを係合させて位置決
めしながら野地板3に順次固定することにより、棟2上
を除く野地板3上の略全面がS字瓦5にて葺かれてい
る。
【0010】棟2の上には、断面形状略円弧状の棟瓦6
を固定するための角材から成る取付材7が桁行方向に配
設され、この取付材7を配設するためのブラケット8が
適当間隔置きに取付けられている。ブラケット8は、両
側の野地板3の上端部に取付けるようにハ字状に開いた
取付部9aが突設された下方開放の縦長コ字状の下部取
付部材9と、取付材7を嵌合して取付けるように上方が
開放されたコ字状の上部取付部材10とから成り、上部
取付部材10から垂下されたねじ軸11が下部取付部材
9に螺合されて高さ調整可能に構成されている。そし
て、棟2上において、両側に位置する最上段のS字瓦
5、5の上端部間を覆うように棟瓦6が配置され、この
棟瓦6がシール材13を介して釘12にて取付材7に固
定されている。14は棟瓦6の両側下端6aの内面と最
上段のS字瓦5、5の上端部上面との間に配置されたシ
ール手段であり、漆喰土やセメントを塗着し、或いはス
ポンジ材やその他のシール材を接着して構成されてい
る。また、棟瓦6の下部には最上段のS字瓦5、5間に
空間16が形成されている。
を固定するための角材から成る取付材7が桁行方向に配
設され、この取付材7を配設するためのブラケット8が
適当間隔置きに取付けられている。ブラケット8は、両
側の野地板3の上端部に取付けるようにハ字状に開いた
取付部9aが突設された下方開放の縦長コ字状の下部取
付部材9と、取付材7を嵌合して取付けるように上方が
開放されたコ字状の上部取付部材10とから成り、上部
取付部材10から垂下されたねじ軸11が下部取付部材
9に螺合されて高さ調整可能に構成されている。そし
て、棟2上において、両側に位置する最上段のS字瓦
5、5の上端部間を覆うように棟瓦6が配置され、この
棟瓦6がシール材13を介して釘12にて取付材7に固
定されている。14は棟瓦6の両側下端6aの内面と最
上段のS字瓦5、5の上端部上面との間に配置されたシ
ール手段であり、漆喰土やセメントを塗着し、或いはス
ポンジ材やその他のシール材を接着して構成されてい
る。また、棟瓦6の下部には最上段のS字瓦5、5間に
空間16が形成されている。
【0011】以上のような基本的な屋根構造において、
最上段のS字瓦5の凹部15aと棟瓦6の下端6aとの
間の開口部を閉じるように、換気機能を持たせた閉塞瓦
17が配設されている。この閉塞瓦17は、図1と図3
及び図4に詳細に示すように、棟瓦6の下端6aに略接
した状態で隣接するS字瓦5、5の凸部15bの上端間
を接続する上面板18と、上面板18の上方側の一端か
ら最上段のS字瓦5の上端に係合するように垂下された
係合板19と、上面板18の他端からS字瓦5の凹部1
5aを閉鎖するように垂下された閉鎖板20とを有して
いる。閉鎖板20の上部には複数の小径の通気口21が
並列して形成され、係合板19の上部にも複数の小径の
連通口22が並列して形成され、かつ上面板18の中間
位置の下面にS字瓦5の凹部15aの底部との間に通気
路24をあけて邪魔板23が垂下されている。
最上段のS字瓦5の凹部15aと棟瓦6の下端6aとの
間の開口部を閉じるように、換気機能を持たせた閉塞瓦
17が配設されている。この閉塞瓦17は、図1と図3
及び図4に詳細に示すように、棟瓦6の下端6aに略接
した状態で隣接するS字瓦5、5の凸部15bの上端間
を接続する上面板18と、上面板18の上方側の一端か
ら最上段のS字瓦5の上端に係合するように垂下された
係合板19と、上面板18の他端からS字瓦5の凹部1
5aを閉鎖するように垂下された閉鎖板20とを有して
いる。閉鎖板20の上部には複数の小径の通気口21が
並列して形成され、係合板19の上部にも複数の小径の
連通口22が並列して形成され、かつ上面板18の中間
位置の下面にS字瓦5の凹部15aの底部との間に通気
路24をあけて邪魔板23が垂下されている。
【0012】また、閉塞瓦17の下部には、図1と図3
及び図5に詳細に示すように、係合板19と閉鎖板20
との間でS字瓦5の凹部15aに沿って湾曲し、その上
方側の一端に起立片26が設けられた排水瓦25が配置
されている。また、図2において、27は野地板3のS
字瓦5の凸部15bに対応する位置に形成された屋根裏
空間に連通するように適宜に開口された通気開口であ
る。
及び図5に詳細に示すように、係合板19と閉鎖板20
との間でS字瓦5の凹部15aに沿って湾曲し、その上
方側の一端に起立片26が設けられた排水瓦25が配置
されている。また、図2において、27は野地板3のS
字瓦5の凸部15bに対応する位置に形成された屋根裏
空間に連通するように適宜に開口された通気開口であ
る。
【0013】なお、シール手段14は当然閉塞瓦17の
上面板18と棟瓦6の両側部内面との間にも配置されて
おり、28は上面板18の上面に形成されたシール手段
14配置用の浅いV溝である。
上面板18と棟瓦6の両側部内面との間にも配置されて
おり、28は上面板18の上面に形成されたシール手段
14配置用の浅いV溝である。
【0014】以上の構成により、図2に矢印で示すよう
に、建築物の屋根裏空間から野地板3に適宜開口された
通気開口27、S字瓦5の凸部15bの下部空間を経て
棟瓦6下部の空間16に入り、さらに図1に矢印で示す
ように、空間16から係合板19の連通口22、邪魔板
23下部の通気路24を経て閉鎖板20の通気口21を
通って外部に連通する換気通路が形成される。
に、建築物の屋根裏空間から野地板3に適宜開口された
通気開口27、S字瓦5の凸部15bの下部空間を経て
棟瓦6下部の空間16に入り、さらに図1に矢印で示す
ように、空間16から係合板19の連通口22、邪魔板
23下部の通気路24を経て閉鎖板20の通気口21を
通って外部に連通する換気通路が形成される。
【0015】かくして、野地板3の略全面にS字瓦5を
葺いた後、棟2上にブラケット8を取付けて取付材7を
配設し、また最上段のS字瓦5における凹部15aの上
部に、図3に示すように、排水瓦25と閉塞瓦17を配
置して閉塞瓦17の係合板19の下端部をS字瓦5の上
端縁に係合させ、次に閉塞瓦17の上面板18の浅いV
溝28上及びS字瓦5の凸部15bの上端にわたって桁
行方向に連続してシール手段14を配置し、その後棟2
上に下端部内面がシール手段14に密着するように棟瓦
6を配置し、この棟瓦6をシール材13を介して釘12
にて取付材7に固定することによって屋根葺きと上記の
ような換気通路を形成する換気装置の設置施工が完了す
る。従って、屋根裏換気装置の設置を簡単に施工するこ
とができる。
葺いた後、棟2上にブラケット8を取付けて取付材7を
配設し、また最上段のS字瓦5における凹部15aの上
部に、図3に示すように、排水瓦25と閉塞瓦17を配
置して閉塞瓦17の係合板19の下端部をS字瓦5の上
端縁に係合させ、次に閉塞瓦17の上面板18の浅いV
溝28上及びS字瓦5の凸部15bの上端にわたって桁
行方向に連続してシール手段14を配置し、その後棟2
上に下端部内面がシール手段14に密着するように棟瓦
6を配置し、この棟瓦6をシール材13を介して釘12
にて取付材7に固定することによって屋根葺きと上記の
ような換気通路を形成する換気装置の設置施工が完了す
る。従って、屋根裏換気装置の設置を簡単に施工するこ
とができる。
【0016】また、屋根の棟2における棟瓦6の下縁近
傍の屋根の最も高い位置に換気用の通気口21が開口さ
れているので、換気効率が極めて高く、従って通気口2
1の総開口面積が小さくても十分な換気能力が発揮され
る。また、その結果複数の通気口21を設けることによ
り個々の通気口21を小径にすることができ、暴風雨時
にも通気口21から雨水が侵入し難く、さらに小径の通
気口21から風とともに侵入した雨水は閉塞瓦17内の
広い空間で風の流速が急激に低下することによって分離
されて排水瓦25上に落下するとともに、分離落下しな
かった雨水も邪魔板23に衝突して分離されて確実に排
水瓦25上に落下し、これを伝って外部のS字瓦5の凹
部15a上に流出される。
傍の屋根の最も高い位置に換気用の通気口21が開口さ
れているので、換気効率が極めて高く、従って通気口2
1の総開口面積が小さくても十分な換気能力が発揮され
る。また、その結果複数の通気口21を設けることによ
り個々の通気口21を小径にすることができ、暴風雨時
にも通気口21から雨水が侵入し難く、さらに小径の通
気口21から風とともに侵入した雨水は閉塞瓦17内の
広い空間で風の流速が急激に低下することによって分離
されて排水瓦25上に落下するとともに、分離落下しな
かった雨水も邪魔板23に衝突して分離されて確実に排
水瓦25上に落下し、これを伝って外部のS字瓦5の凹
部15a上に流出される。
【0017】さらに、棟瓦6の下端とS字瓦5の凹部1
5aとの間に同じ瓦から成る閉塞瓦17が配設されてい
るだけであるので、上記のような高い換気能力を発揮し
ながら屋根の棟2部分に全く違和感が全くなく、外観的
にも優れている。
5aとの間に同じ瓦から成る閉塞瓦17が配設されてい
るだけであるので、上記のような高い換気能力を発揮し
ながら屋根の棟2部分に全く違和感が全くなく、外観的
にも優れている。
【0018】なお、上記実施形態では、閉鎖板20の上
部に通気口21を形成した例を示したが、強い台風が頻
繁に通過するような地域で、屋根に沿って吹き上げる強
い暴風雨により通気口2から強く風雨が侵入することに
よって、万一にも雨水の一部が風とともに邪魔板23の
下部の通気路24を通過し、さらに係合板19の上部の
連通口22まで上昇して空間16まで到達するような恐
れがあるような場合には、図6に示すように、上面板1
8の下側になる部分に通気口21を形成してもよい。そ
の場合、邪魔板23は通気口21よりも係合板19側に
寄った位置に配設する必要がある。一方、雪が頻繁に降
る地域では、図6の構成では通気口21がこのように上
向きになっていると、雪によって通気口21が閉塞され
易いので、図1の実施形態の構成の方が望ましい。
部に通気口21を形成した例を示したが、強い台風が頻
繁に通過するような地域で、屋根に沿って吹き上げる強
い暴風雨により通気口2から強く風雨が侵入することに
よって、万一にも雨水の一部が風とともに邪魔板23の
下部の通気路24を通過し、さらに係合板19の上部の
連通口22まで上昇して空間16まで到達するような恐
れがあるような場合には、図6に示すように、上面板1
8の下側になる部分に通気口21を形成してもよい。そ
の場合、邪魔板23は通気口21よりも係合板19側に
寄った位置に配設する必要がある。一方、雪が頻繁に降
る地域では、図6の構成では通気口21がこのように上
向きになっていると、雪によって通気口21が閉塞され
易いので、図1の実施形態の構成の方が望ましい。
【0019】さらに、以上の実施形態では、閉塞瓦17
の下部に排水瓦25を配置した例を示したが、最上段の
S字瓦5の凹部15a上端縁と閉塞瓦17の係合板19
との係合部に適宜シール手段を講じながら閉塞瓦17を
配置すれば、排水瓦25を省略することができる。しか
し、排水瓦25を配置する方が施工が簡単でありかつ雨
水の野地板3上への漏れ出しを高い信頼性を持って防止
できる。
の下部に排水瓦25を配置した例を示したが、最上段の
S字瓦5の凹部15a上端縁と閉塞瓦17の係合板19
との係合部に適宜シール手段を講じながら閉塞瓦17を
配置すれば、排水瓦25を省略することができる。しか
し、排水瓦25を配置する方が施工が簡単でありかつ雨
水の野地板3上への漏れ出しを高い信頼性を持って防止
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、最上段のS
字瓦の凹部と棟瓦の下端との間に形成される開口部を閉
じる閉塞瓦として、棟瓦下端に略接した状態で隣接する
S字瓦の凸部上端間を接続する上面板と、上面板の上方
側の一端から最上段のS字瓦の上端に係合するように垂
下された係合板と、上面板の他端からS字瓦の凹部を閉
鎖するように垂下された閉鎖板とを有し、上面板又は閉
鎖板に通気口を形成するとともに係合板に連通口を形成
し、かつ上面板の下面における通気口よりも係合板より
の位置にS字瓦の凹部底部との間に通気路をあけて邪魔
板を垂下して成るものを用いて、建築物の屋根裏空間か
ら野地板に適宜形成した通気口、S字瓦の凸部の下部空
間、棟瓦の下部空間、係合板の連通口、邪魔板下部の通
気路を順次経て閉鎖板の通気口から外部に連通する換気
通路を形成しているので、棟瓦と最上段のS字瓦の凹部
の間に閉塞瓦を配置するだけで屋根裏換気装置を設置で
きてその施工が簡単で済み、また棟瓦の下縁近傍の屋根
の最も高い位置に換気用の通気口が開口されているので
換気効率が極めて高く、従って通気口の総開口面積を小
さくして暴風雨時の雨水の侵入を確実に防止しながら十
分な換気能力を得ることができ、さらに、棟瓦とS字瓦
との間に同じ瓦から成る閉塞瓦を配設しただけであるの
で、上記のような高い換気能力を発揮しながら屋根の棟
部分に全く違和感が全くなく、外観的にも優れている等
の効果を発揮する。
字瓦の凹部と棟瓦の下端との間に形成される開口部を閉
じる閉塞瓦として、棟瓦下端に略接した状態で隣接する
S字瓦の凸部上端間を接続する上面板と、上面板の上方
側の一端から最上段のS字瓦の上端に係合するように垂
下された係合板と、上面板の他端からS字瓦の凹部を閉
鎖するように垂下された閉鎖板とを有し、上面板又は閉
鎖板に通気口を形成するとともに係合板に連通口を形成
し、かつ上面板の下面における通気口よりも係合板より
の位置にS字瓦の凹部底部との間に通気路をあけて邪魔
板を垂下して成るものを用いて、建築物の屋根裏空間か
ら野地板に適宜形成した通気口、S字瓦の凸部の下部空
間、棟瓦の下部空間、係合板の連通口、邪魔板下部の通
気路を順次経て閉鎖板の通気口から外部に連通する換気
通路を形成しているので、棟瓦と最上段のS字瓦の凹部
の間に閉塞瓦を配置するだけで屋根裏換気装置を設置で
きてその施工が簡単で済み、また棟瓦の下縁近傍の屋根
の最も高い位置に換気用の通気口が開口されているので
換気効率が極めて高く、従って通気口の総開口面積を小
さくして暴風雨時の雨水の侵入を確実に防止しながら十
分な換気能力を得ることができ、さらに、棟瓦とS字瓦
との間に同じ瓦から成る閉塞瓦を配設しただけであるの
で、上記のような高い換気能力を発揮しながら屋根の棟
部分に全く違和感が全くなく、外観的にも優れている等
の効果を発揮する。
【0021】請求項2によれば、閉塞瓦の下部に、係合
板と閉鎖板との間でS字瓦の凹部に沿って湾曲し、かつ
その上方側の一端に起立片を設けた排水瓦を配置してい
るので、雨水の野地板上への漏れ出しを高い信頼性を持
って防止できるとともに、施工が簡単であるという効果
を発揮する。
板と閉鎖板との間でS字瓦の凹部に沿って湾曲し、かつ
その上方側の一端に起立片を設けた排水瓦を配置してい
るので、雨水の野地板上への漏れ出しを高い信頼性を持
って防止できるとともに、施工が簡単であるという効果
を発揮する。
【0022】また、請求項3によれば、その屋根裏換気
用閉塞瓦を用いることにより、上記請求項1の屋根裏換
気装置を実現してその効果を発揮できる。
用閉塞瓦を用いることにより、上記請求項1の屋根裏換
気装置を実現してその効果を発揮できる。
【図1】本発明の一実施形態の屋根裏換気装置を施工し
た屋根におけるS字瓦の凹部位置で断面した縦断正面図
である。
た屋根におけるS字瓦の凹部位置で断面した縦断正面図
である。
【図2】同実施形態の屋根裏換気装置を施工した屋根に
おけるS字瓦の凸部位置で断面した縦断正面図である。
おけるS字瓦の凸部位置で断面した縦断正面図である。
【図3】同実施形態の屋根裏換気装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図4】同実施形態の屋根裏換気装置に用いる閉塞瓦を
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面
図、(d)は(b)のA−A矢視断面図である。
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は背面
図、(d)は(b)のA−A矢視断面図である。
【図5】同実施形態の屋根裏換気装置に用いる排水瓦を
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図である。
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図である。
【図6】本発明の他の実施形態の屋根裏換気装置を施工
した屋根におけるS字瓦の凹部位置で断面した縦断正面
図である。
した屋根におけるS字瓦の凹部位置で断面した縦断正面
図である。
1 屋根 2 棟 5 S字瓦 6 棟瓦 6a 棟瓦下端 15a S字瓦の凹部 15b S字瓦の凸部 16 空間 17 閉塞瓦 18 上面板 19 係合板 20 閉鎖板 21 通気口 22 連通口 23 邪魔板 24 通気路 25 排水瓦 26 起立片 27 通気開口
Claims (3)
- 【請求項1】 屋根の野地板上にS字瓦が葺かれ、棟に
はその下部に空間を設けて棟瓦が配設された建築物の屋
根裏換気装置であって、最上段のS字瓦の凹部と棟瓦の
下端との間に形成される開口部を閉じる閉塞瓦を備え、
この閉塞瓦は、棟瓦下端に略接した状態で隣接するS字
瓦の凸部上端間を接続する上面板と、上面板の上方側の
一端から最上段のS字瓦の上端に係合するように垂下さ
れた係合板と、上面板の他端からS字瓦の凹部を閉鎖す
るように垂下された閉鎖板とを有するとともに、上面板
又は閉鎖板に通気口を形成するとともに、係合板に連通
口を形成し、かつ上面板の下面における通気口よりも係
合板よりの位置にS字瓦の凹部底部との間に通気路をあ
けて邪魔板を垂下して成り、建築物の屋根裏空間から野
地板に適宜形成した通気口、S字瓦の凸部の下部空間、
棟瓦の下部空間、係合板の連通口、邪魔板下部の通気路
を順次経て閉鎖板の通気口から外部に連通する換気通路
を形成したことを特徴とする建築物の屋根裏換気装置。 - 【請求項2】 閉塞瓦の下部に、係合板と閉鎖板との間
でS字瓦の凹部に沿って湾曲し、その上方側の一端に起
立片を設けた排水瓦を配置したことを特徴とする請求項
1記載の建築物の屋根裏換気装置。 - 【請求項3】 屋根の野地板上にS字瓦が葺かれ、棟に
はその下部に空間を設けて棟瓦が配設される建築物にお
ける屋根換気用の閉塞瓦であって、隣接するS字瓦の凸
部上端間を接続する上面板と、上面板の一端からS字瓦
の一端に係合するように垂下された係合板と、上面板の
他端からS字瓦の凹部を閉鎖するように垂下された閉鎖
板とを備え、上面板又は閉鎖板に通気口が形成されると
ともに、係合板に連通口が形成され、かつ上面板の下面
における通気口よりも係合板よりの位置にS字瓦の凹部
底部との間に通気路が形成されるように邪魔板が垂下さ
れていることを特徴とする屋根裏換気用閉塞瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32651596A JPH10169125A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 建築物の屋根裏換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32651596A JPH10169125A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 建築物の屋根裏換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169125A true JPH10169125A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18188701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32651596A Withdrawn JPH10169125A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 建築物の屋根裏換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169125A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082034A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Shinsei:Kk | 換気棟構造及び換気屋根構造 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32651596A patent/JPH10169125A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082034A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Shinsei:Kk | 換気棟構造及び換気屋根構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |