JPH10169301A - グラビティヒンジ - Google Patents
グラビティヒンジInfo
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- JPH10169301A JPH10169301A JP35227896A JP35227896A JPH10169301A JP H10169301 A JPH10169301 A JP H10169301A JP 35227896 A JP35227896 A JP 35227896A JP 35227896 A JP35227896 A JP 35227896A JP H10169301 A JPH10169301 A JP H10169301A
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- JP
- Japan
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- door
- hinge
- regulating plate
- pivot shaft
- bracket
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頑丈で耐久性に優れたストッパー機構を備え
ている、ピボットヒンジ型のグラビティヒンジを得る。 【解決手段】 ピボットヒンジからなる上ヒンジ4と下
ヒンジ5のいずれか一方に自閉機構23を設けてグラビ
ティヒンジを構成する。両ヒンジ4・5のいずれか一方
にストッパー機構を設ける。ストッパー機構は、ドア1
の上下端面に固定したドアベース9と、ドアベース9の
回動軌跡に臨んで設けた規制板14とばね15とで構成
する。規制板14の一端はピボット軸7に外嵌し、他端
を戸枠2に固定したブラケット6で回動不能に受け止め
る。ドア1を開放すると規制板14がドア1に同行して
上方移動し、ドアベース9を規制板14で受け止めて、
ドア1を開放規制する。
ている、ピボットヒンジ型のグラビティヒンジを得る。 【解決手段】 ピボットヒンジからなる上ヒンジ4と下
ヒンジ5のいずれか一方に自閉機構23を設けてグラビ
ティヒンジを構成する。両ヒンジ4・5のいずれか一方
にストッパー機構を設ける。ストッパー機構は、ドア1
の上下端面に固定したドアベース9と、ドアベース9の
回動軌跡に臨んで設けた規制板14とばね15とで構成
する。規制板14の一端はピボット軸7に外嵌し、他端
を戸枠2に固定したブラケット6で回動不能に受け止め
る。ドア1を開放すると規制板14がドア1に同行して
上方移動し、ドアベース9を規制板14で受け止めて、
ドア1を開放規制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア開量を規制す
るためのストッパー機構を備えている、ピボットヒンジ
型のグラビティヒンジに関する。
るためのストッパー機構を備えている、ピボットヒンジ
型のグラビティヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】ストッパー機構を備えているグラビティ
ヒンジが実公平3−2626号公報に公知であり、スト
ッパー機構を備えているピボットヒンジが実開平2−1
8082号公報に公知である。前者ヒンジは、上下一対
のヒンジのうち、上側のヒンジをグラビティヒンジとし
て構成し、下側のヒンジにストッパー機構を設けてい
る。ストッパー機構は、ドア側のヒンジプレートの軸受
筒にねじ込んだストッパーねじと、ヒンジ軸の軸中途部
に設けた段部とで構成してあり、ドアの開放動作に連動
してストッパーねじが軸受筒と共に上方移動するとき、
ストッパーねじの内突端を小径軸部の上側の段部で受け
止めて、それ以上ドアが上方スライドするのを規制しド
アの開放限界を規定している。
ヒンジが実公平3−2626号公報に公知であり、スト
ッパー機構を備えているピボットヒンジが実開平2−1
8082号公報に公知である。前者ヒンジは、上下一対
のヒンジのうち、上側のヒンジをグラビティヒンジとし
て構成し、下側のヒンジにストッパー機構を設けてい
る。ストッパー機構は、ドア側のヒンジプレートの軸受
筒にねじ込んだストッパーねじと、ヒンジ軸の軸中途部
に設けた段部とで構成してあり、ドアの開放動作に連動
してストッパーねじが軸受筒と共に上方移動するとき、
ストッパーねじの内突端を小径軸部の上側の段部で受け
止めて、それ以上ドアが上方スライドするのを規制しド
アの開放限界を規定している。
【0003】後者ヒンジでは、開口枠に固定支持される
下側のヒンジ軸と、ヒンジ軸に外嵌するドア側の規制板
との間にストッパー機構を設けている。規制板にはヒン
ジ軸に外嵌する穴を通設し、穴の内面一個所に規制爪を
突設する。この規制爪を受け入れるために、ヒンジ軸の
周面に軸心に沿う縦溝を設け、さらにヒンジ軸の周面に
沿う規制溝を縦溝の中途部から分岐状に形状している。
規制爪は規制溝の周方向端部で受け止め接当され、これ
によりドアの開量を規制している。
下側のヒンジ軸と、ヒンジ軸に外嵌するドア側の規制板
との間にストッパー機構を設けている。規制板にはヒン
ジ軸に外嵌する穴を通設し、穴の内面一個所に規制爪を
突設する。この規制爪を受け入れるために、ヒンジ軸の
周面に軸心に沿う縦溝を設け、さらにヒンジ軸の周面に
沿う規制溝を縦溝の中途部から分岐状に形状している。
規制爪は規制溝の周方向端部で受け止め接当され、これ
によりドアの開量を規制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者ヒンジのストッパ
ー機構は、ドア側ヒンジの軸受筒の上方スライドを規制
して、ドア開量を間接的に規制するので、ストッパーね
じや段部の上下方向の位置の僅かなばらつきによって、
ドアの開放限界位置がばらつきやすい。例えば、開放限
界位置にあるドアに人がもたれかかるような場合には、
ヒンジに大きな回動モーメントが作用するが、こうした
過大なモーメントの全てがストッパーねじに集中するの
で、ストッパーねじが傷みやすく、長期使用時に開放限
界位置が徐々に拡大される。
ー機構は、ドア側ヒンジの軸受筒の上方スライドを規制
して、ドア開量を間接的に規制するので、ストッパーね
じや段部の上下方向の位置の僅かなばらつきによって、
ドアの開放限界位置がばらつきやすい。例えば、開放限
界位置にあるドアに人がもたれかかるような場合には、
ヒンジに大きな回動モーメントが作用するが、こうした
過大なモーメントの全てがストッパーねじに集中するの
で、ストッパーねじが傷みやすく、長期使用時に開放限
界位置が徐々に拡大される。
【0005】後者のピボットヒンジは、構造が簡単な点
で前者ヒンジに優れる。しかし、ドア重量や開閉時のモ
ーメントが規制爪に集中するので、長期使用時の規制爪
の摩耗や、急開閉時の規制爪の変形等が懸念され、適用
対象が小形で軽量のドアに限定される。
で前者ヒンジに優れる。しかし、ドア重量や開閉時のモ
ーメントが規制爪に集中するので、長期使用時の規制爪
の摩耗や、急開閉時の規制爪の変形等が懸念され、適用
対象が小形で軽量のドアに限定される。
【0006】本発明の目的は、大きな回動モーメントに
も十分に耐えることができ、長期使用時にも摩耗や変形
等を生じることのない、頑丈で耐久性に優れたストッパ
ー機構を備えているグラビティヒンジを提供することに
ある。
も十分に耐えることができ、長期使用時にも摩耗や変形
等を生じることのない、頑丈で耐久性に優れたストッパ
ー機構を備えているグラビティヒンジを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のグラビティヒン
ジは、ドア1の上下端面を支持する上ヒンジ4および下
ヒンジ5のいずれか一方に、斜面カム24・25を機構
要素とする自閉機構23が設けてある。上ヒンジ4と下
ヒンジ5は、それぞれ戸枠2に固定されるブラケット6
と、ブラケット6で固定支持される垂直のピボット軸7
と、ドア1の上下端面に固定されてピボット軸7で回動
自在に支持されるドアベース9とからなる。上ヒンジ4
と下ヒンジ5の少なくともいずれか一方に、ドア1の開
放限界を規定するストッパー機構を設ける。ストッパー
機構は、ドアベース9と、ドアベース9の回動軌跡に臨
んでピボット軸7とブラケット6との間に配置した規制
板14とを含む。規制板14は、一端側がピボット軸7
で位置決め保持され、他端側がピボット軸7の回りに回
動不能に接当保持されて、ドア1に同行して上下動でき
る。ドアベース9の前後端面の接衝面31を受け止め
て、ドア1の開放回動を阻止する受止面30を、規制板
14のドアベース9との隣接部に設ける。
ジは、ドア1の上下端面を支持する上ヒンジ4および下
ヒンジ5のいずれか一方に、斜面カム24・25を機構
要素とする自閉機構23が設けてある。上ヒンジ4と下
ヒンジ5は、それぞれ戸枠2に固定されるブラケット6
と、ブラケット6で固定支持される垂直のピボット軸7
と、ドア1の上下端面に固定されてピボット軸7で回動
自在に支持されるドアベース9とからなる。上ヒンジ4
と下ヒンジ5の少なくともいずれか一方に、ドア1の開
放限界を規定するストッパー機構を設ける。ストッパー
機構は、ドアベース9と、ドアベース9の回動軌跡に臨
んでピボット軸7とブラケット6との間に配置した規制
板14とを含む。規制板14は、一端側がピボット軸7
で位置決め保持され、他端側がピボット軸7の回りに回
動不能に接当保持されて、ドア1に同行して上下動でき
る。ドアベース9の前後端面の接衝面31を受け止め
て、ドア1の開放回動を阻止する受止面30を、規制板
14のドアベース9との隣接部に設ける。
【0008】具体的には規制板14のピボット軸側の端
部を、ドア1に対して相対回動できる状態で、ドアベー
ス9とドア1との間に挟み保持する。規制板14の一端
側をピボット軸7に上下スライド自在に外嵌し、規制板
14とブラケット6の軸支壁6aとの間に、規制板14
をドアベース9に向かって押し付け付勢するばね15を
配置する。
部を、ドア1に対して相対回動できる状態で、ドアベー
ス9とドア1との間に挟み保持する。規制板14の一端
側をピボット軸7に上下スライド自在に外嵌し、規制板
14とブラケット6の軸支壁6aとの間に、規制板14
をドアベース9に向かって押し付け付勢するばね15を
配置する。
【0009】ブラケット6の取付壁6bに上下方向のガ
イド溝10を形成し、規制板14の取付壁6bとの接当
面に、ガイド溝10と係合するスライド爪19を設け
る。自閉機構23は、ピボット軸7に外嵌する上下一対
の斜面カム24・25と、両斜面カム24・25に外嵌
する保持筒26とで構成する。下側の斜面カム24はブ
ラケット6に固定し、上側の斜面カム25は保持筒26
を介してドアベース9に固定する。
イド溝10を形成し、規制板14の取付壁6bとの接当
面に、ガイド溝10と係合するスライド爪19を設け
る。自閉機構23は、ピボット軸7に外嵌する上下一対
の斜面カム24・25と、両斜面カム24・25に外嵌
する保持筒26とで構成する。下側の斜面カム24はブ
ラケット6に固定し、上側の斜面カム25は保持筒26
を介してドアベース9に固定する。
【0010】
【作用】殆どの場合、ドア1は自閉機構23に作用する
ドア自体の重量によって、閉じ位置に保持されている。
この状態からドア1を開き操作すると、ドア1に固定し
たドアベース9が同行回動する。しかし、ドアベース9
の回動軌跡に臨んで設けた規制板14は、ブラケット6
で回動規制されているので、ドア1が回動しても当初状
態を維持し続ける。従って、ドア1を所定量開放操作す
ると、図1に示すようにドアベース9の接衝面31が規
制板14に設けた受止面30と接当して、それ以上ドア
1が開放回動するのを規制する。
ドア自体の重量によって、閉じ位置に保持されている。
この状態からドア1を開き操作すると、ドア1に固定し
たドアベース9が同行回動する。しかし、ドアベース9
の回動軌跡に臨んで設けた規制板14は、ブラケット6
で回動規制されているので、ドア1が回動しても当初状
態を維持し続ける。従って、ドア1を所定量開放操作す
ると、図1に示すようにドアベース9の接衝面31が規
制板14に設けた受止面30と接当して、それ以上ドア
1が開放回動するのを規制する。
【0011】このように、ドア1と一体化したドアベー
ス9を規制板14の受板16の受止め面30で直接受け
止めるストッパー機構によれば、ドア1の開放限界位置
のばらつきを抑止できるうえ、ドアベース9と規制板1
4の接当面積を十分に確保できるので、大きな回動モー
メントや衝撃力が作用しても接当部が変形することはな
い。ドア重量の全てを自閉機構23で負担するので、ド
ア開閉に伴って規制板14やドアベース9が摩耗するこ
ともない。ドアベース9を利用してストッパー機構を構
成するので、部品点数を減らすことができる。
ス9を規制板14の受板16の受止め面30で直接受け
止めるストッパー機構によれば、ドア1の開放限界位置
のばらつきを抑止できるうえ、ドアベース9と規制板1
4の接当面積を十分に確保できるので、大きな回動モー
メントや衝撃力が作用しても接当部が変形することはな
い。ドア重量の全てを自閉機構23で負担するので、ド
ア開閉に伴って規制板14やドアベース9が摩耗するこ
ともない。ドアベース9を利用してストッパー機構を構
成するので、部品点数を減らすことができる。
【0012】自閉機構23を含む上下ヒンジ4・5で支
持したドア1は、開閉時に斜面カム24・25の傾斜分
だけ上下に昇降する。このとき、規制板14をドア1に
同行して昇降移動させるために、その一端部をドアベー
ス9とドア1とで挟み保持し、あるいはばね15で規制
板14をドアベース9に向かって押し付け付勢する。こ
うした規制板14は厚み寸法を小さくできる。規制板1
4はドア開閉時に外力を受けて、ピボット軸7の回りに
回動する傾向を生じ、仕上がり寸法のばらつきによって
は規制板14の全体がピボット軸7の回りに回動して、
ピボット軸7とブラケット6との間にかみ込むおそれが
ある。こうした規制板14の回動を確実に防ぐために、
ブラケット6に受けたガイド溝10でスライド爪19を
受け止める。
持したドア1は、開閉時に斜面カム24・25の傾斜分
だけ上下に昇降する。このとき、規制板14をドア1に
同行して昇降移動させるために、その一端部をドアベー
ス9とドア1とで挟み保持し、あるいはばね15で規制
板14をドアベース9に向かって押し付け付勢する。こ
うした規制板14は厚み寸法を小さくできる。規制板1
4はドア開閉時に外力を受けて、ピボット軸7の回りに
回動する傾向を生じ、仕上がり寸法のばらつきによって
は規制板14の全体がピボット軸7の回りに回動して、
ピボット軸7とブラケット6との間にかみ込むおそれが
ある。こうした規制板14の回動を確実に防ぐために、
ブラケット6に受けたガイド溝10でスライド爪19を
受け止める。
【0013】
(実施例1)図1ないし図5は本発明に係るグラビティ
ヒンジの実施例1を示す。図2はグラビティヒンジをト
イレドアに適用した状態を示しており、符号1はドア、
2は戸枠、3はドアノブである。ドア1は一側上下端面
のそれぞれが上ヒンジ4と下ヒンジ5とで開閉自在に支
持してある。下ヒンジ5には後述する自閉機構23が組
み込んであり、これによりドア1は任意の開放位置から
閉じ位置へ復帰揺動でき、常に閉止状態を維持できる。
ヒンジの実施例1を示す。図2はグラビティヒンジをト
イレドアに適用した状態を示しており、符号1はドア、
2は戸枠、3はドアノブである。ドア1は一側上下端面
のそれぞれが上ヒンジ4と下ヒンジ5とで開閉自在に支
持してある。下ヒンジ5には後述する自閉機構23が組
み込んであり、これによりドア1は任意の開放位置から
閉じ位置へ復帰揺動でき、常に閉止状態を維持できる。
【0014】図3および図4において、上ヒンジ4およ
び下ヒンジ5は、それぞれ戸枠2に固定されるブラケッ
ト6と、ブラケット6で支持される垂直のピボット軸7
と、ドア1の上下端面に固定したドアベース9、および
ストッパー機構などで構成する。
び下ヒンジ5は、それぞれ戸枠2に固定されるブラケッ
ト6と、ブラケット6で支持される垂直のピボット軸7
と、ドア1の上下端面に固定したドアベース9、および
ストッパー機構などで構成する。
【0015】上ヒンジ4におけるブラケット6は、水平
の軸支壁6aと垂直の取付壁6bとを直角に折り曲げ
た、ステンレス鋼板製のプレス金具からなり、軸支壁6
aの突端寄りにピボット軸7をかしめ固定する。取付壁
6bには、数個のビス挿通穴を設け、取付壁6bの上端
中央に上下に長いガイド溝10を通設する。下ヒンジ5
におけるブラケット6は、基本的に上ヒンジ4用のブラ
ケット6と上下対称に形成するが、ピボット軸7の径寸
法が上ヒンジ4のピボット軸7に比べて小さく設定して
ある点に違いがある。
の軸支壁6aと垂直の取付壁6bとを直角に折り曲げ
た、ステンレス鋼板製のプレス金具からなり、軸支壁6
aの突端寄りにピボット軸7をかしめ固定する。取付壁
6bには、数個のビス挿通穴を設け、取付壁6bの上端
中央に上下に長いガイド溝10を通設する。下ヒンジ5
におけるブラケット6は、基本的に上ヒンジ4用のブラ
ケット6と上下対称に形成するが、ピボット軸7の径寸
法が上ヒンジ4のピボット軸7に比べて小さく設定して
ある点に違いがある。
【0016】ドアベース9はステンレス板材を打ち抜い
た帯状の金具からなり、板面の一側に軸受穴11を通設
し、他側に複数のビス挿通穴を設ける。軸受穴11の側
の端部には、軸受穴11と同心円状に丸められた逃げ面
12を形成する。逃げ面12に連続するドアベース9の
前後端面が接衝面31となる。このことは後述する。上
ヒンジ4においては、ドア1の上端面に堀り込んだ取付
穴13に軸受穴11が合致する状態で、ドアベース9を
ドア1の上端面にビス止め固定する。
た帯状の金具からなり、板面の一側に軸受穴11を通設
し、他側に複数のビス挿通穴を設ける。軸受穴11の側
の端部には、軸受穴11と同心円状に丸められた逃げ面
12を形成する。逃げ面12に連続するドアベース9の
前後端面が接衝面31となる。このことは後述する。上
ヒンジ4においては、ドア1の上端面に堀り込んだ取付
穴13に軸受穴11が合致する状態で、ドアベース9を
ドア1の上端面にビス止め固定する。
【0017】ストッパー機構は、ドアベース9と、ドア
ベース9の回動軌跡に臨んでピボット軸7とブラケット
6との間に配置した規制板14と、ばね15で構成す
る。規制板14は四角形状の受板16の片面に保持板1
7を溶接して形成する。受板16はドアベース9と同じ
厚みのステンレス板材からなり、その一側縁の前後中央
に四角形状のスライド爪19を突設し、他側縁の前後中
央に部分円弧面からなる逃げ凹部20を形成する。逃げ
凹部20を間に挟む側端面が、ドアベース9を受け止め
る受止面30となる。保持板17はステンレス薄板を打
ち抜いて舌片状に形成してあり、半円状に丸めた側の板
面にピボット軸7に外嵌する穴21を通設する。
ベース9の回動軌跡に臨んでピボット軸7とブラケット
6との間に配置した規制板14と、ばね15で構成す
る。規制板14は四角形状の受板16の片面に保持板1
7を溶接して形成する。受板16はドアベース9と同じ
厚みのステンレス板材からなり、その一側縁の前後中央
に四角形状のスライド爪19を突設し、他側縁の前後中
央に部分円弧面からなる逃げ凹部20を形成する。逃げ
凹部20を間に挟む側端面が、ドアベース9を受け止め
る受止面30となる。保持板17はステンレス薄板を打
ち抜いて舌片状に形成してあり、半円状に丸めた側の板
面にピボット軸7に外嵌する穴21を通設する。
【0018】受板16に設けたスライド爪19をガイド
溝10に差し込み係合した後、保持板17と軸受壁6a
との間にばね15を介装し、穴21およびばね15に通
したピボット軸7を軸支壁6aにかしめ固定することに
より、規制板14をブラケット6と一体化する。ばね1
5は螺旋コイル形の圧縮ばねからなり、保持板17をド
アベース9へ向かって移動付勢する。
溝10に差し込み係合した後、保持板17と軸受壁6a
との間にばね15を介装し、穴21およびばね15に通
したピボット軸7を軸支壁6aにかしめ固定することに
より、規制板14をブラケット6と一体化する。ばね1
5は螺旋コイル形の圧縮ばねからなり、保持板17をド
アベース9へ向かって移動付勢する。
【0019】自閉機構23は、下ヒンジ5のピボット軸
7に外嵌する上下一対の斜面カム24・25と、両カム
24・25に外嵌する保持筒26とからなる。下側の斜
面カム24はブラケット6の軸支壁6aに回動不能に固
定し、上側の斜面カム25は保持筒26に回動不能に固
定する。保持筒26はドアベース9に溶接する。ドア1
を閉じた状態において、上下の斜面カム24・25はカ
ム面27どうしが面接合している(図3参照)。この状
態からドア1を開き操作すると、上側の斜面カム25
は、ピボット軸7の回りに回動しながら下側の斜面カム
24に沿って昇揚される。この後、ドア1から手を離す
と、ドア1は下側の斜面カム24から受ける反力の分力
の作用を受けて、閉じ位置へ自動的に復帰揺動する。
7に外嵌する上下一対の斜面カム24・25と、両カム
24・25に外嵌する保持筒26とからなる。下側の斜
面カム24はブラケット6の軸支壁6aに回動不能に固
定し、上側の斜面カム25は保持筒26に回動不能に固
定する。保持筒26はドアベース9に溶接する。ドア1
を閉じた状態において、上下の斜面カム24・25はカ
ム面27どうしが面接合している(図3参照)。この状
態からドア1を開き操作すると、上側の斜面カム25
は、ピボット軸7の回りに回動しながら下側の斜面カム
24に沿って昇揚される。この後、ドア1から手を離す
と、ドア1は下側の斜面カム24から受ける反力の分力
の作用を受けて、閉じ位置へ自動的に復帰揺動する。
【0020】下ヒンジ5においても、規制板14は上ヒ
ンジ4と同様に予めブラケット6と一体化される。但
し、この場合には、斜面カム24がピボット軸7に外嵌
する状態でドアベース9に固定してあるので、保持板1
7に通設した穴21を斜面カム24の筒外面に外嵌す
る。因みに、斜面カム24の外径寸法と、上側のピボッ
ト軸7の径寸法とは一致している。下ヒンジ5側のドア
ベース9は、その保持筒26がドア1に設けた取付穴1
3に内嵌する状態で、ドア下端面にビス止め固定する。
ンジ4と同様に予めブラケット6と一体化される。但
し、この場合には、斜面カム24がピボット軸7に外嵌
する状態でドアベース9に固定してあるので、保持板1
7に通設した穴21を斜面カム24の筒外面に外嵌す
る。因みに、斜面カム24の外径寸法と、上側のピボッ
ト軸7の径寸法とは一致している。下ヒンジ5側のドア
ベース9は、その保持筒26がドア1に設けた取付穴1
3に内嵌する状態で、ドア下端面にビス止め固定する。
【0021】図5に示すようにドア1を閉じ位置から開
き操作すると、ドアベース9がドア1と同行回動し、同
時にドア1およびドアベース9が上方スライドする。こ
のとき、規制板14もドアベース9に同行して上方スラ
イドするが、回動はしない。従って、図1に示すように
ドアベース9の一方の接衝面31は、規制板14の受止
面30と接当し、それ以上ドア1が開放揺動するのを阻
止する。このように、ドア1に固定したドアベース9
を、その回動軌跡に臨んで設けた規制板14で直接受け
止めてドア開量を規制するストッパー機構によれば、ド
ア1の開放限界を正確に規定でき、規制板14やドアベ
ース9の加工のばらつきによる開放限界位置のばらつき
を十分に抑止できる。
き操作すると、ドアベース9がドア1と同行回動し、同
時にドア1およびドアベース9が上方スライドする。こ
のとき、規制板14もドアベース9に同行して上方スラ
イドするが、回動はしない。従って、図1に示すように
ドアベース9の一方の接衝面31は、規制板14の受止
面30と接当し、それ以上ドア1が開放揺動するのを阻
止する。このように、ドア1に固定したドアベース9
を、その回動軌跡に臨んで設けた規制板14で直接受け
止めてドア開量を規制するストッパー機構によれば、ド
ア1の開放限界を正確に規定でき、規制板14やドアベ
ース9の加工のばらつきによる開放限界位置のばらつき
を十分に抑止できる。
【0022】ドアベース9を規制板14で受け止めた状
態においては、それぞれの受止面30と接衝面31とが
面接触状に接当して、荷重を分散できる。従って、90
度開放位置においてドア1に開き方向の大きな回動モー
メントが作用し、あるいはドアベース9が規制板14に
激しく衝突するような場合にも、受板16やドアベース
9が変形することはない。上下のヒンジ4・5のそれぞ
れにストッパー機構を設けていることも、外部負荷を軽
減することに役立つ。ドア荷重は自閉機構23が負担す
るので、ドア開閉に伴って受板16が摩耗することはな
い。ばね15を螺旋コイルばねで形成しているので、ド
ア1を閉じた状態では、図3に示すように下ヒンジ5の
ばね15が渦巻ばね状に押し潰される。同様にドア1を
90度開放した状態では、図5に示すように上ヒンジ4
のばね15が渦巻ばね状に押し潰される。従って、ドア
1とブラケット6との間の上下隙間をより小さくでき
る。
態においては、それぞれの受止面30と接衝面31とが
面接触状に接当して、荷重を分散できる。従って、90
度開放位置においてドア1に開き方向の大きな回動モー
メントが作用し、あるいはドアベース9が規制板14に
激しく衝突するような場合にも、受板16やドアベース
9が変形することはない。上下のヒンジ4・5のそれぞ
れにストッパー機構を設けていることも、外部負荷を軽
減することに役立つ。ドア荷重は自閉機構23が負担す
るので、ドア開閉に伴って受板16が摩耗することはな
い。ばね15を螺旋コイルばねで形成しているので、ド
ア1を閉じた状態では、図3に示すように下ヒンジ5の
ばね15が渦巻ばね状に押し潰される。同様にドア1を
90度開放した状態では、図5に示すように上ヒンジ4
のばね15が渦巻ばね状に押し潰される。従って、ドア
1とブラケット6との間の上下隙間をより小さくでき
る。
【0023】(実施例2)図6は規制板14の組み付け
形態を変更した実施例2を示す。そこでは、ドアベース
9をスペーサ33を介してビスで締結固定し、ドアベー
ス9とドア1との間の隙間に、上下に反転した規制板1
4の保持板17を挟み保持した。スペーサ33の厚み寸
法は、保持板17の厚み寸法と同じか、これより僅かに
大きく設定する。こうした組み付け形態によれば、ドア
1の昇降動作に同行して規制板14が昇降移動するの
で、ばね15を省略できる。他は実施例1と同じである
ので、同一部材に同じ符号を付して説明を省略する。
形態を変更した実施例2を示す。そこでは、ドアベース
9をスペーサ33を介してビスで締結固定し、ドアベー
ス9とドア1との間の隙間に、上下に反転した規制板1
4の保持板17を挟み保持した。スペーサ33の厚み寸
法は、保持板17の厚み寸法と同じか、これより僅かに
大きく設定する。こうした組み付け形態によれば、ドア
1の昇降動作に同行して規制板14が昇降移動するの
で、ばね15を省略できる。他は実施例1と同じである
ので、同一部材に同じ符号を付して説明を省略する。
【0024】(実施例3)図7は規制板14の一部を変
更した実施例3を示す。そこでは、実施例1における受
板16のスライド爪19と、ブラケット6のガイド溝1
0とをそれぞれ省略し、受板16の側端面をブラケット
6の取付壁6bに当て付けて回り止めできるようにし
た。他は実施例1と同じに構成した。
更した実施例3を示す。そこでは、実施例1における受
板16のスライド爪19と、ブラケット6のガイド溝1
0とをそれぞれ省略し、受板16の側端面をブラケット
6の取付壁6bに当て付けて回り止めできるようにし
た。他は実施例1と同じに構成した。
【0025】自閉機構23は上ヒンジ4に組み込んであ
ってもよい。ストッパー機構は、上下のヒンジ4・5の
いずれか一方にのみ設けることができる。ばね15は圧
縮コイルばねで代用できる。ドア1の開放限界角度は用
途に応じて90度以外の任意角度に設定できる。ドア1
を常開状態で使用する場合には、開放限界を閉じ限界と
読み代える。保持板17の穴21は半円ないしは優弧状
の切欠に変更でき、V字状や台形状の切欠で形成しても
よい。
ってもよい。ストッパー機構は、上下のヒンジ4・5の
いずれか一方にのみ設けることができる。ばね15は圧
縮コイルばねで代用できる。ドア1の開放限界角度は用
途に応じて90度以外の任意角度に設定できる。ドア1
を常開状態で使用する場合には、開放限界を閉じ限界と
読み代える。保持板17の穴21は半円ないしは優弧状
の切欠に変更でき、V字状や台形状の切欠で形成しても
よい。
【0026】
【発明の効果】本発明では、ドア1に固定したドアベー
ス9を、ピボット軸7とブラケット6との間に配置した
規制板14で直接受け止めて、ドア1の開放限界を規定
するので、従来のストッパー機構に比べて強い衝撃や大
きな回動モーメントに十分に耐えられるストッパー機構
が得られ、長期使用時の摩耗や変形等を一掃して、頑丈
で耐久性に優れており、とくに大形で大重量のドアにも
支障なく適用できる、ストッパー付きのグラビティヒン
ジが得られる。ヒンジを構成するドアベース9を利用し
て、これと規制板14等でストッパー機構を構成するの
で、ヒンジの構成部品点数を減少でき、その分だけドア
一枚当たりのヒンジコストを削減できる。
ス9を、ピボット軸7とブラケット6との間に配置した
規制板14で直接受け止めて、ドア1の開放限界を規定
するので、従来のストッパー機構に比べて強い衝撃や大
きな回動モーメントに十分に耐えられるストッパー機構
が得られ、長期使用時の摩耗や変形等を一掃して、頑丈
で耐久性に優れており、とくに大形で大重量のドアにも
支障なく適用できる、ストッパー付きのグラビティヒン
ジが得られる。ヒンジを構成するドアベース9を利用し
て、これと規制板14等でストッパー機構を構成するの
で、ヒンジの構成部品点数を減少でき、その分だけドア
一枚当たりのヒンジコストを削減できる。
【図1】図5におけるA−A線断面図である。
【図2】グラビティヒンジの使用例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】上ヒンジおよび下ヒンジの縦断正面図である。
【図4】上ヒンジおよび下ヒンジの分解斜視図である。
【図5】ドアを開放した状態の上ヒンジおよび下ヒンジ
の縦断正面図である。
の縦断正面図である。
【図6】実施例2に係るストッパー機構の正面図であ
る。
る。
【図7】実施例3に係るストッパー機構の斜視図であ
る。
る。
1 ドア 2 戸枠 4 上ヒンジ 5 下ヒンジ 6 ブラケット 7 ピボット軸 9 ドアベース 14 規制板 23 自閉機構 24・25 斜面カム
Claims (5)
- 【請求項1】 ドア1の上下端面を支持する上ヒンジ4
および下ヒンジ5のいずれか一方に、斜面カム24・2
5を機構要素とする自閉機構23が設けてあるグラビテ
ィヒンジであって、 上ヒンジ4と下ヒンジ5は、それぞれ戸枠2に固定され
るブラケット6と、ブラケット6で固定支持される垂直
のピボット軸7と、ドア1の上下端に固定されてピボッ
ト軸7で回動自在に支持されるドアベース9とからな
り、 上ヒンジ4と下ヒンジ5の少なくともいずれか一方に、
ドア1の開放限界を規定するストッパー機構が設けられ
ており、 ストッパー機構は、ドアベース9と、ドアベース9の回
動軌跡に臨んでピボット軸7とブラケット6との間に配
置した規制板14とを含み、 規制板14は、一端側がピボット軸7で位置決め保持さ
れ、他端側がピボット軸7の回りに回動不能に接当保持
されて、ドア1に同行して上下動でき、 ドアベース9の前後端面の接衝面31を受け止めて、ド
ア1の開放回動を阻止する受止面30が、規制板14の
ドアベース9との隣接部に設けあるグラビティヒンジ。 - 【請求項2】 規制板14のピボット軸側の端部が、ド
ア1に対して相対回動可能な状態で、ドアベース9とド
ア1との間に挟み保持してある請求項1記載のグラビテ
ィヒンジ。 - 【請求項3】 規制板14の一端側がピボット軸7に上
下スライド自在に外嵌されており、規制板14とブラケ
ット6の軸支壁6aとの間に、規制板14をドアベース
9に向かって押し付け付勢するばね15が配置してある
請求項1記載のグラビティヒンジ。 - 【請求項4】 ブラケット6の取付壁6bに上下方向の
ガイド溝10が形成されており、規制板14の取付壁6
bとの接当面に、ガイド溝10と係合するスライド爪1
9が設けてある請求項1又は2又は3記載のグラビティ
ヒンジ。 - 【請求項5】 自閉機構23が、ピボット軸7に外嵌す
る上下一対の斜面カム24・25と、両斜面カム24・
25に外嵌する保持筒26とからなり、下側の斜面カム
24がブラケット6に固定され、上側の斜面カム25が
保持筒26を介してドアベース9に固定してある請求項
1又は2又は3又は4記載のグラビティヒンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35227896A JPH10169301A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | グラビティヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35227896A JPH10169301A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | グラビティヒンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169301A true JPH10169301A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18422975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35227896A Pending JPH10169301A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | グラビティヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169301A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190330899A1 (en) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge Device |
| US10851573B2 (en) | 2018-04-25 | 2020-12-01 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP35227896A patent/JPH10169301A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190330899A1 (en) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge Device |
| US10851573B2 (en) | 2018-04-25 | 2020-12-01 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device |
| US10914109B2 (en) * | 2018-04-25 | 2021-02-09 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device |
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