JPH10169538A - 発電用水車のガイドベーン制御装置 - Google Patents

発電用水車のガイドベーン制御装置

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JPH10169538A
JPH10169538A JP8340490A JP34049096A JPH10169538A JP H10169538 A JPH10169538 A JP H10169538A JP 8340490 A JP8340490 A JP 8340490A JP 34049096 A JP34049096 A JP 34049096A JP H10169538 A JPH10169538 A JP H10169538A
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JP
Japan
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guide vane
power generation
motor
control device
stator
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Application number
JP8340490A
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English (en)
Inventor
Jun Yamamoto
潤 山本
Yoshinari Osada
芳成 長田
Yoichi Haruki
陽一 春木
Mitsuhiro Ibe
光広 井部
Hideaki Koike
秀明 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Nippon Koei Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Nippon Koei Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Control Of Water Turbines (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1種類のモータで駆動と位置制御ができ、か
つ渦巻きケーシングの大きさや形状が異なっても、共通
したモータを用いることができるものを得ることを目的
とする。 【構成】 渦巻きケーシング11側に、リニアモータ7
9の棒状固定子52を取付け、ガイドリング21側に、
略直線的に進退移動する可動子53を連結し、固定子5
2は、軸状の固定側ヨーク54と、その外周に一定間隔
で配置した永久磁石59とからなり、可動子53は、角
筒状の可動側ヨーク61と、その内周囲に等間隔で配置
したコイル62とからなる発電用水車のガイドベーン制
御装置である。そして、開または閉指令が入力すると、
コイル62に3相交流電流が流れ、固定子52と可動子
53に開または閉方向の推進力が得られ、移動を開始
し、ガイドベーン16の開度が徐々に開放または閉鎖方
向に制御される。このように、1種類のモータで駆動と
位置制御ができ、かつ渦巻きケーシングの大きさや形状
が異なっても、共通したモータを用いることができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フランシス水車、プロ
ペラ水車などのガイドベーンの開度を制御するための発
電用水車のガイドベーン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の水車に設けられてい
るガイドベーンを操作する操作方式には、油圧式と電動
式が知られている。油圧式は、大容量機から小容量機ま
で広範囲に使用され、また電動式は、小容量機に使用さ
れている。
【0003】電動式の従来の発電用水車のガイドベーン
制御装置を図9によりさらに詳しく説明する。ダムから
送り込まれた水は、渦巻きケーシング11に案内され、
多数のガイドベーン16の間を通り、渦巻状になって吸
い出し管15へ吸い出されるが、このとき、ランナ14
の付いた主軸13が回転して発電をする。ここで、水量
の変動、消費電力の変動などに応じて、前記ガイドベー
ン16の開度を上げるか下げるかの指令をし、水車出力
を速やかに制御することが必要である。
【0004】ガイドベーン16は、渦巻きケーシング1
1の中心の円板状のカバー12に、ベーン軸17によっ
て回動可能に軸支され、このベーン軸17の外部への突
出部分は、第1リンク18、軸20、第2リンク19に
順次連結され、第2リンク19の他端は、ガイドリング
21に軸22によって軸支されている。前記渦巻きケー
シング11の外側には、電動式の駆動装置30が設けら
れ、駆動アーム23を介して連結されている。この電動
式の駆動装置30は、モータ25の回転を減速機26で
減速し、ボールねじ、ボールナットなどからなる回転/
往復動変換手段27を介してスライド軸29に伝達し、
駆動軸24によって、駆動アーム23に連結したもので
ある。
【0005】モータ25は、水量の変動、消費電力の変
動などに応じたガイドベーン16の開閉制御信号によ
り、正転または逆転をして、減速機26と、回転/往復
動変換手段27とを介してスライド軸29を進退し、駆
動アーム23に連結されたガイドリング21を正方向ま
たは逆方向に回動してガイドベーン16の開度を所定値
に制御するものである。なお、電動式の駆動装置30
は、スライド軸29の進退動に応じてやや横方向に揺動
するので、基端部に横方向の揺動に対処するための回動
自在の揺動吸収手段28が設けられている。前記スライ
ド軸29は、モータに代えて駆動源として油圧シリンダ
などからなる圧油装置に連結すれば、油圧方式になる。
【0006】電動式の問題点 (1)電動式の駆動装置30が渦巻きケーシング11の
外側に離れて設けられているため、装置が大型化し、か
つ電動式の駆動装置30を設置するための大きなスペー
スを必要とする。 (2)減速機26の歯車、回転/往復動変換手段27に
おけるボールねじ、ボールナット、揺動吸収手段28、
可動部分を被覆している防塵手段などは、構造的に複雑
であるだけでなく、機械的接触による金属疲労などのた
め、使用期間に限度がある。 (3)減速機26の歯車、回転/往復動変換手段27に
おけるボールねじ、ボールナットなどは、摩耗、錆び付
きによる一定期間毎の交換、グリースの取替え、トルク
ギャップの校正など面倒な定期点検が必要である。 (4)機械的な伝達であるため、制御応答性をよくする
には精密な加工精度が要求される。また、機構各部にが
たつきが生じると、制御応答性に悪影響を及ぼす場合が
ある。
【0007】油圧式の問題点 (1)ポンプ、タンク、調圧装置などからなる圧油装置
を必要とするので、電動式よりさらに装置が大型化し、
かつ駆動装置を設置するための大きなスペースを必要と
する。 (2)油交換、オーリング交換、油洩れなどに対する定
期的な保守管理に手間がかかる。 (3)油を使用するので、資源や環境に対する問題があ
る。 (4)電動式と同様、機械的な伝達機構の構造が複雑で
ある。
【0008】以上のような問題点を解決するため、本出
願人は、図10(a)(b)に示すような発電用水車の
ガイドベーン制御装置をすでに提案した(特願平6−1
88907号)。これは、ランナ14つき主軸13を、
渦巻きケーシング11から吸い出し管15への水流によ
り回転し、ガイドリング21に設けたガイドベーン16
の開度で水車出力を制御するようにした水車において、
渦巻きケーシング11側に、モータの1次固定子36を
設け、ガイドリング21側に、このモータの回転子を設
け、このモータは、1ないし複数の駆動用誘導型リニア
モータと、1ないし複数の位置制御用パルス型モータと
からなり、ガイドリング21の外周に同心円状に配置し
てガイドベーン16の開閉を制御するようにしたことを
特徴とする発電用水車のガイドベーン駆動装置である。
【0009】このような構成において、開度指令信号が
入力すると、第1駆動用モータ33に交流電流が流れ、
誘導型回転子部40と一体のガイドリング21が移動を
開始するので、ガイドベーン16を徐々に開放する。ガ
イドベーン16の開度が目標値に達したら、その開度を
保持する。このとき、第1駆動用モータ33と第2駆動
用モータ34はともにオンして、正逆バランスしている
状態で開度を保持するとともに、位置制御用モータ35
にも電流を流す。開度が位置精度誤差範囲内かどうかを
判断し、誤差範囲を越えているとき、位置制御用モータ
35により0.5または1ステップずつ時計方向に移動
する。逆に、すでに目標値を越えているときには、0.
5または1ステップずつ反時計方向に移動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような改良され
た発電用水車のガイドベーン制御装置では、装置の小型
化が可能となり、かつ装置設置のための余分なスペース
を必要としないこと、小容量機はもちろん、中容量機以
上にも充分使用できること、定期点検その他のメンテナ
ンスが不必要であること、制御応答性がよいこと、など
の効果を有する。
【0011】しかし、この改良された発電用水車のガイ
ドベーン制御装置にも若干の問題点があった。すなわ
ち、制御のモータは、1ないし複数の駆動用誘導型リニ
アモータと、1ないし複数の位置制御用パルス型モータ
との2種類のモータが必要となること、これら2種類の
モータがガイドリング21の外周に同心円状に配置する
ことなどから渦巻きケーシング11の大きさによってモ
ータの同心円状の形状が違ってくるなど、構造がやや複
雑になるという問題があった。
【0012】本発明は、1種類のモータで駆動と位置制
御ができ、かつ渦巻きケーシングの大きさや形状が異な
っても、共通したモータを用いることができるものを得
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ランナ14つ
き主軸13を、渦巻きケーシング11から吸い出し管1
5への水流により回転し、ガイドリング21に設けたガ
イドベーン16の開度で水車出力を制御するようにした
水車において、前記渦巻きケーシング11側に、リニア
モータ79の棒状固定子52を取付け、前記ガイドリン
グ21側に、前記固定子52に遊嵌して略直線的に進退
移動するリニアモータ79の可動子53を連結し、前記
固定子52は、軸状の固定側ヨーク54と、この固定側
ヨーク54の外周に、可動子53の進退移動方向に略直
交して等間隔で配置した永久磁石59とからなり、可動
子53は、角筒状の可動側ヨーク61と、この可動側ヨ
ーク61の内周囲に等間隔で配置したコイル62とから
なることを特徴とする発電用水車のガイドベーン制御装
置である。
【0014】開度指令が入力すると、リニアモータ79
のコイル62に3相交流電流が流れる。固定側ヨーク5
4と永久磁石59からなる固定子52は、固定的に取り
付けてあるから、コイル62とスペーサ60からなる可
動子53に開方向の推進力が得られ、移動を開始する。
可動子53の移動により、ガイドベーン16を徐々に開
放する。ガイドリング21が回り出し、ガイドベーン1
6が開き始める。
【0015】ガイドリング21の速度が速い場合、速度
検出部77からの出力信号が速度制御回路71へ送ら
れ、比較回路70で指定速度偏差値と比較して、過剰分
だけリニアモータ79に電流を流し、ガイドリング21
に逆方向の力を与えてガイドリング21の速度を調整す
る。ガイドリング21の速度が遅い場合、速度検出部7
7からの出力信号が速度制御回路71へ送られ、比較回
路70で指定速度偏差値と比較して、不足分だけリニア
モータ79a電流を増加し、ガイドリング21に正方向
の力を与えて速度を速める。ガイドベーン16の開度が
目標値に達したら、その開度を保持する。このとき、2
台のリニアモータ79は、ともにオンして、負荷の推力
とバランスしている状態となる。
【0016】
【実施の態様】以下、本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図1ないし図4において、11は渦巻きケーシ
ングで、この渦巻きケーシング11の中心部分には、円
板状のカバー12が固定的に取付けられている。このカ
バー12の中心には、吸い出し管15が設けられるとと
もに、ランナ14付きの主軸13が回動自在に設けら
れ、この主軸13の他端には、図示しない発電装置が設
けられる。
【0017】前記カバー12の外周縁近くの全周囲に、
複数個の、例えば中心角20度の間隔で18個のガイド
ベーン16がベーン軸17によって回動自在に設けられ
ている。前記各ベーン軸17には、第1リンク18が連
結固定され、この第1リンク18の他端には、軸20に
よって第2リンク19が回動自在に連結され、この第2
リンク19の他端は、前記カバー12の外周に回動自在
に設けられたガイドリング21に軸22によって軸支さ
れている。
【0018】前記渦巻きケーシング11の外側の前記ガ
イドリング21の上面に、180度の間隔でベース板5
1が固着され、これらのベース板51の上に、それぞれ
リニアモータ79、79が取り付けられている。
【0019】このリニアモータ79は、前記ベース板5
1の上面両端部に、軸固定板56を取付け、これらの間
に固定子52が固定的に取り付けられる。この固定子5
2は、4角棒状の磁性体からなる固定側ヨーク54の外
周4面に、長さ方向と直交して角棒状の永久磁石59が
等間隔で多数配置されて構成されており、これら永久磁
石59の間にアルミニウムなどの非磁性体のスペーサ6
0が介在されている。また、前記永久磁石59は、図6
に示すように、奇数番目の上面がN、下面がSとなり、
偶数番目の上面がS、下面がNとなるように配置されて
いる。前記固定側ヨーク54の両端には、支持軸55が
取り付けられ、前記軸固定板56に固着されている。ま
た、両端の軸固定板56には、先端にクッション58を
有するストッパ57が取り付けられている。
【0020】前記可動子53は、磁性体にて角筒状に形
成された可動側ヨーク61の内周壁面に、前記永久磁石
59と同一方向にコイルボビンに巻かれたコイル62を
多数固着して構成されている。図6において、前記永久
磁石59が電気的に180度の間隔にて配置されている
ものとすると、前記コイル62は、60度の間隔で隙間
なく配置されている。そして、これらのコイル62を、
A1、A2、A3、B1、B2、B3、…とすると、A
1、B1、…がU相であり、A2、B2、…がW相であ
り、A3、B3、…がV相であり、かつ、各コイル62
の巻初めの方向が、一端側から順次正と逆を交互にして
いる。
【0021】このように構成された可動子53は、固定
子52の外周にわずかなギャップをもって遊嵌され、両
端は、非磁性体のカバー63で被覆される。また、可動
子53の底板部分には、摺動沓65が設けられ、ベース
板51の上面のレール64に嵌合して摺動しつつ移動自
在に設けられている。さらに、可動子53の天板部分と
底板部分にピン66を突設し、駆動アーム23から延長
して設けられた水平アーム部68の長孔67に嵌合して
いる。
【0022】また、可動子53の可動側ヨーク61に、
アーム83が固着され、このアーム83の先端部にナッ
ト82が設けられている。このナット83には、スクリ
ュー80が螺合している。このスクリュー80の両端部
は、軸受82、82にて前記ベース板51の上に支持さ
れている。また、スクリュー80の一端部には、カップ
ラー84、減速機85を介してポール位置検出部76が
設けられ、さらにエンコーダ86が連結されている。
【0023】図5は、制御回路のブロック図であり、開
度指令回路69、比較回路70、速度制御回路71、位
相制御回路72、電流制御回路73、パワー回路74、
電流検出部75、ポール位置検出部76、速度検出部7
7、開度検出部78、リニアモータ79からなる。
【0024】以上のような構成によるガイドベーン16
の開閉制御を図6、図7および図8を用いて説明する。 (1)水車が停止し、ガイドベーン16の開度が0%の
状態で開度指令回路69から例えば「開度80%にせ
よ」との指令が出力したものとする。開度指令信号と、
開度検出部78の信号とが一致していれば「サーボ開度
同じか?」がYESとなるが、開度指令信号が80%、
開度検出部78の信号が0%であるから、NOとなって
つぎのステップへ進む。
【0025】「開度が指令より小か?」がYESの場
合、指令信号は、比較回路70、速度制御回路71、位
相制御回路72、電流制御回路73を介してパワー回路
74へ送られ、2台のリニアモータ79のコイル62の
(A1、B1、C1、D1、…)に3相交流電流のU相
電流が同時に流れて励磁され、可動子53が上げ方向
(図6の矢印方向)に移動を開始する。続いてW相(A
2、B2、…)→V相(A3、B3、…)→U相(A
1、B1、…)→の順序で順次励磁する。すると、リニ
アモータ79は、可動子53が連続的に移動をする。可
動子53の移動により、第2リンク19、第1リンク1
8を介してベーン軸17を回動し、ガイドベーン16を
徐々に開放して開度を上げてゆく。
【0026】さらに詳しくは、コイル62における(A
1、B1、…)(U相)と、(A2、B2、…)(W
相)と、(A3、B3、…)(V相)に、図7に示すよ
うに、120度ずつの位相ずれのあるサインカーブの電
流が与えられる。永久磁石59は、N、Sが交互になる
ように配置されているので、同一方向(例えば開方向)
の推進力が得られる。図6および図7では、可動子53
の移動距離が204mmに対して360度とした例を示
している。
【0027】「開度が指令より小か?」がNOの場合、
3相交流のいずれか一つが切り替えられ、2台のリニア
モータ79のコイル62は、V相(A1、B1、…)→
W相(A2、B2、…)→U相(A3、B3、…)→V
相(A1、B1、…)→の順序で順次励磁する。する
と、リニアモータ79は、可動子53が連続的に移動を
する。可動子53の移動により、第2リンク19、第1
リンク18を介してベーン軸17を回動し、ガイドベー
ン16を徐々に閉鎖して開度を下げてゆく。
【0028】ガイドベーン16の開度が目標値に達した
ら、リニアモータ79の電流値と負荷推力とでバランス
してその開度を保持する。開度を検出した後、開度が誤
差範囲を越えているとき、開度検出部78で検出し、比
較回路70へフィードバックして前記と同様の動作によ
り位置精度誤差範囲内に制御する。
【0029】(2)主軸13の速度が速度検出部77で
検出され、速度制御回路71へフィードバックされ、
「速度が目標値か?」が判断される。YESならつぎの
ステップへ進み、NOなら「速度が目標値より小か?」
が判断される。この「速度が目標値より小か?」がYE
Sなら上げ信号の処理をし、NOなら下げ信号の処理を
して一定速度に制御する。
【0030】(3)ガイドベーン16の位相は、可動子
53の移動位置に連動しているので、この可動子53の
移動に応じてナット82を介してスクリュー80を回転
し、このスクリュー80に連動するポール位置検出部7
6でガイドベーン16の位相を検出する。この位相検出
信号は、位相制御回路72へフィードバックされ、「位
相関係よいか?」が判断される。YESならつぎのステ
ップへ進み、NOなら「位相が進んでいるか?」が判断
される。YESなら位相を遅らせる処理をし、NOなら
位相を進める処理をして所定の位相に制御する。
【0031】(4)パワー回路74からコイル62へ送
られる電流は、電流検出部75で検出され、電流制御回
路73へフィードバックされ、「電流値は目標値か?」
が判断される。YESならつぎのステップへ進み、NO
なら「電流値が目標値より小か?」が判断される。YE
Sなら電流を上げる処理をし、NOなら電流を下げる処
理をして目標値に制御する。以上のようにして、開度、
速度、位相、電流値がそれぞれ設定値に制御されてパワ
ー回路74からの出力でリニアモータ79を駆動し、目
標値の水車出力を得る。
【0032】開度指令回路69から停止信号が入力した
ときは、リニアモータ79の電流値を減少すると、ガイ
ドベーン16は、水圧に基づく自己閉鎖力により閉鎖す
る。ここで、ガイドベーン16を一定速度で一気に閉鎖
する、いわゆる1段閉鎖と、途中までは高速閉鎖し、途
中からゆっくりと閉鎖する、いわゆる2段閉鎖があり、
負荷遮断時の回転上昇率と水圧上昇率の関係により定め
られる。ガイドベーン16の開度が0%になると、水車
は停止する。
【0033】前記図1の実施例では、2台のリニアモー
タ79、79を180度の間隔で設けた場合について説
明したが、さらに大容量機に使用する場合には、2台以
上を一定間隔で取付けるようにしてもよいし、また、小
容量機に使用する場合には、1台のみであってもよい。
また、渦巻きケーシング11の同一面だけでなく、ガイ
ドベーン16の他面のベーン軸17側にもガイドリング
21を設けて、第1リンク18、第2リンク19を介し
て連結し、このガイドリング21に複数台のリニアモー
タ79を設けるようにしてもよい。
【0034】前記実施例では、リニアモータ79を構成
する固定子52を4角棒状とし、可動子53を4角筒状
としたが、これに限られるものではなく、3角、5角な
どの多角形であってもよい。
【0035】前記実施例では、2台のリニアモータ7
9、79のコイル62を同一方向に巻いて、3相電源の
切換により正転用と逆転用として作用せしめるようにし
たが、これに限られるものではなく、一方のリニアモー
タ79と他方のリニアモータ79のコイル62の巻き方
向により正転用と逆転用とすることもできる。
【0036】前記実施例では、渦巻きケーシング11側
の棒状固定子52として永久磁石59を取付け、ガイド
リング21側の可動子53としてコイル62を取り付け
たが、永久磁石59を可動側に取付け、コイル62を固
定側に取り付けても良い。
【0037】前記実施例のリニアモータ79は、棒状固
定子52と可動子53が直線的に進退移動する場合につ
いて説明したが、やや湾曲して進退移動するものも含む
ものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は、渦巻きケーシング11側とガ
イドリング21側のいずれか一方に、リニアモータ79
の棒状固定子52を取付け、他方に、固定子52に遊嵌
して進退移動するリニアモータ79の可動子53を連結
し、固定子52は、軸状の固定側ヨーク54と、この固
定側ヨーク54の外周に、可動子53の進退移動方向に
略直交して等間隔で配置した永久磁石59とからなり、
可動子53は、角筒状の可動側ヨーク61と、この可動
側ヨーク61の内周囲に等間隔で配置したコイル62と
からなる構成とした。したがって、制御のためのモータ
は、1ないし複数の駆動用と位置制御用を兼ねたリニア
モータ1種類だけで済み、構造がきわめて簡単になると
ともに、制御回路も簡単になる。
【0039】また、リニアモータは、略直線的に移動す
る構造であるから、ガイドリング21の外周に同心円状
に配置する必要がなく、渦巻きケーシング11の大きさ
や容量が異なるものでも同一形状のものが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置に用いられるリニアモータ79の一部切り欠いた正面
図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置に用いられるリニアモータ79の斜視図である。
【図5】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置に用いられる制御回路のブロック図である。
【図6】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置に用いられる固定子52と可動子53の展開図であ
る。
【図7】本発明による発電用水車のガイドベーン制御装
置に用いられる可動子53のコイル62の3相コイル電
流波形図である。
【図8】本発明装置の動作説明のためのフローチャート
である。
【図9】従来の電動式の駆動装置30の正面図である。
【図10】本出願により先に提案された発電用水車のガ
イドベーン制御装置を示すもので、(a)は正面図、
(b)は断面図である。
【符号の説明】
11…渦巻きケーシング、12…カバー、13…主軸、
14…ランナ、15…吸い出し管、16…ガイドベー
ン、17…ベーン軸、18…第1リンク、19…第2リ
ンク、20…軸、21…ガイドリング、22…軸、23
…駆動アーム、24…駆動軸、25…モータ、26…減
速機、27…回転/往復動変換手段、28…揺動吸収手
段、29…スライド軸、30…電動式の駆動装置、33
…第1駆動用モータ、34…第2駆動用モータ、35…
位置制御用モータ、36…1次固定子、37…固定台、
38…鉄心、39…巻線、40…誘導型回転子部、41
…パルス型回転子部、42…永久磁石、50…ベース
板、51…ベース板、52…固定子、53…可動子、5
4…固定側ヨーク、55…支持軸、56…軸固定板、5
7…ストッパ、58…クッション、59…永久磁石、6
0…スペーサ、61…可動側ヨーク、62…コイル、6
3…カバー、64…レール、65…摺動沓、66…ピ
ン、67…長孔、68…水平アーム部、69…開度指令
回路、70…比較回路、71…速度制御回路、72…位
相制御回路、73…電流制御回路、74…パワー回路、
75…電流検出部、76…ポール位置検出部、77…速
度検出部、78…開度検出部、79…リニアモータ、8
0…スクリュー、81…軸受、82…ナット、83…ア
ーム、84…カップラー、85…減速機、86…エンコ
ーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春木 陽一 神奈川県横浜市港北区新吉田町2940番地 日本工営株式会社横浜事業所内 (72)発明者 井部 光広 神奈川県横浜市港北区新吉田町2940番地 日本工営株式会社横浜事業所内 (72)発明者 小池 秀明 神奈川県横浜市港北区新吉田町2940番地 日本工営株式会社横浜事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランナ14つき主軸13を、渦巻きケー
    シング11から吸い出し管15への水流により回転し、
    ガイドリング21に設けたガイドベーン16の開度で水
    車出力を制御するようにした発電用水車において、前記
    渦巻きケーシング11側と前記ガイドリング21側のい
    ずれか一方に、リニアモータ79の棒状固定子52を取
    付け、前記渦巻きケーシング11側と前記ガイドリング
    21側のいずれか他方に、前記固定子52に遊嵌して進
    退移動するリニアモータ79の可動子53を連結して前
    記ガイドベーン16の開閉を制御するようにしたことを
    特徴とする発電用水車のガイドベーン制御装置。
  2. 【請求項2】 渦巻きケーシング11側に、リニアモー
    タ79の棒状固定子52を取付け、ガイドリング21側
    に、前記固定子52に遊嵌して進退移動するリニアモー
    タ79の可動子53を連結してなることを特徴とする請
    求項1記載の発電用水車のガイドベーン制御装置。
  3. 【請求項3】 固定子52は、軸状の固定側ヨーク54
    と、この固定側ヨーク54の外周に、可動子53の進退
    移動方向に略直交して等間隔で配置した永久磁石59と
    からなり、可動子53は、角筒状の可動側ヨーク61
    と、この可動側ヨーク61の内周囲に等間隔で配置した
    コイル62とからなることを特徴とする請求項1または
    2記載の発電用水車のガイドベーン制御装置。
  4. 【請求項4】 コイル62は、印加される3相電源を順
    次切換えるように3個1組として順次配置し、永久磁石
    59は、前記コイル62の3個毎にNSを交互に配置し
    てなることを特徴とする請求項3記載の発電用水車のガ
    イドベーン制御装置。
  5. 【請求項5】 コイル62の巻初め方向は、順次交互に
    反転してなることを特徴とする請求項1または2記載の
    発電用水車のガイドベーン制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1300932A3 (en) * 2001-10-05 2004-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Linear motor, stage apparatus, and exposure apparatus
JP2009167948A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The ガイドベーンの操作機構

Cited By (3)

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US6864602B2 (en) 2001-10-05 2005-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Linear motor, stage apparatus, and exposure apparatus
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