JPH10169611A - 筒体の密封装置 - Google Patents

筒体の密封装置

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JPH10169611A
JPH10169611A JP34458396A JP34458396A JPH10169611A JP H10169611 A JPH10169611 A JP H10169611A JP 34458396 A JP34458396 A JP 34458396A JP 34458396 A JP34458396 A JP 34458396A JP H10169611 A JPH10169611 A JP H10169611A
Authority
JP
Japan
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cap
seal
cylinder
cylindrical body
snap ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34458396A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Niwa
進 丹羽
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性が向上し、組付が容易となり、部品点
数が少なく、経済性にもすぐれ、筒体内のシール性の向
上が図れ、筒体に対するキャップの抜け防止に適する筒
体の密封装置を提供する。 【解決手段】 筒体の端部内周側に当該筒体内を密封す
るキャップを配置し、キャップを筒体の内周にストップ
リング又はねじを介して結合している筒体の密封装置に
於て、上記ストップリング又はねじより外方におけるキ
ャップの端部外周に環状のシール溝を形成し、このシー
ル溝と筒体の内周との間にシールを嵌合させたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧シリンダ、油
圧緩衝器等の油圧機器において、シリンダ等の筒体の端
部に配置したキャップの軸方向への移動を防止させ且つ
筒体内へ雨水等が浸入するのを防止させるのに適する筒
体の密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダはシリンダチューブの端部
に当該シリンダチューブ内を密封させるキャップを設け
ているのが普通であり、このキャップの取付構造として
は、例えば、図4に示すもの又は実公平7−35126
号公報に開示されたものが知られている。
【0003】図4に示すキャップの取付構造はシリンダ
チューブ20の端部内周にスナップリング23を結合し
たキャップ21と、同じくシリンダチューブ20の上端
部内周とキャップ21の上端部外周との間に介在させた
防錆用のシールたるリング24と、キャップ21の上端
面にボルト26を介して結合され、下面をシリンダチュ
ーブ20の上端面に当接させたプレート25とからな
り、キャップ21の内周にはシールを介してピストンロ
ッド22が摺接するようになっている。
【0004】上記のキャップの取付構造では、キャップ
21をシリンダチューブ20内へシールを介して挿入さ
せ、その後シリンダチューブ20の内周溝内にスナップ
リング23を嵌合させ、次にキャップ21を上方に引き
上げてその上端面をシリンダチューブ20の上端面と同
一レベルに位置させながらキャップ21とシリンダチュ
ーブ20との間にシール24を強制的に挿入させ、次い
で、プレート25をシリンダチューブ20の上端面に当
接させながらボルト26を締め込むものである。この
際、シール24を強制的に挿入させるとフリクションで
キャップ21が下方に移動してしまうので、ボルト26
を利用してあらかじめキャップ21が下方に移動しない
ように引ぎ上げた状態でシール24を装着し、しかる後
ボルト26を外してから再度プレート25をボルト26
でキャップ21に締結するものである。
【0005】他方、上記実公平7−35126号公報に
開示されたキャップの取付構造はシリンダチューブの内
周固定溝とキャップの外周に形成した当接面との間にス
ナップリングを介在してキャップの軸方向外方への抜け
を防止させ、又、キャップの外周外方にスナップリング
と対向するストップリングを取付けてキャップの軸方向
内方への動きを規制させたものである。即ち、このキャ
ップ取付構造はシリンダチューブ内の内圧でキャップに
対する外方への負荷が作用した時キャップの当接面がス
ナップリングの下方外面に当接した外方への動きが規制
され、逆に外部からの圧力でキャップの内方への負荷が
作用した時はストップリングがスナップリングの上方外
面に当接してキャップの内方への動きを阻止するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキャップの
取付構造は作用,効果の上では特に問題となることは無
いが、加工性,取付性,コスト的に若干不具合がある。
即ち、図5に示すキャップの取付構造は、Oリング24
を装置させる際にあらかじめキャップ21自体が下方に
移動しないようにボルト26や他の治具を利用して引き
上げておく必要があるからシール24の組付作業が面倒
であり、更にキャップ21とシール24を保持するため
ブレート25やボルト26が必要であるため部品点数が
多く、組付性,経済性に劣るものである。
【0007】更に上記公報に開示されたキャップの取付
構造に於ては、キャップ側にもストップリングを設ける
ために加工が面倒であり、加工コストが嵩むこと、スト
ップリングを溝内に嵌合させるため、その組付作業が面
倒でコストアップともなること、ストップリングを必要
とするため部品点数が多くなり、重量アップ,コストア
ップとなるということである。
【0008】そこで、本発明の目的は、加工性が向上
し、組付が容易となり、部品点数が少なく、経済性にも
すぐれ、筒体内のシール性の向上が図れ、筒体に対する
キャップの抜け防止に適する筒体の密封装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の手段たる構成は、筒体の端部内周側
に当該筒体内を密封するキャップを配置し、キャップを
筒体の内周にストップリング又はねじを介して結合して
いる筒体の密封装置に於て、上記ストップリング又はね
じより外方におけるキャップの端部外周に環状のシール
溝を形成し、このシール溝と筒体の内周との間にシール
を嵌合させたことを特徴とするものである。
【0010】同じく第2の構成は、筒体の端部内周側に
当該筒体内を密封するキャップを配置し、筒体の内周に
形成した溝内にスナップリングの外径方向断面の半分又
はほぼ半分を嵌合させ、上記キャップの端部外周に形成
した内側当接面を上記スナップリングに当接してキャッ
プの軸方向外方への抜けを防止させ、前記当接面とはス
ナップリングを挾んで形成した外側当接面をスナップリ
ングに当接させてキャップの軸方向内方への抜けを防止
するとともに、前記外側当接面より外方のキャップ外周
にシール溝を形成し、このシール溝における外側装着面
の外径を内側装着面の外径より小さく、シール内径より
大きくしたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
もとづいて説明する。
【0012】図1乃至図3は油圧シリンダに適用した本
発明の一実施の形態を示す。
【0013】油圧シリンダAは図1に示すように、筒体
たるシリンダチューブ1と、シリンダチューブ1内にピ
ストン2を介して移動自在に挿入したピストンロッド3
と、シリンダチューブ1の端部に止め構造Bを介して固
定したキャップ4と、シリンダチューブ1の上端部内周
とキャップ4の上端部外周との間に介在させたシールた
るOリング30と、シリンダチューブ1内にピストン2
で区画された圧力室5,6と、シリンダチューブ1に形
成された各圧力室5,6に連通する油路7,8と、キャ
ップ4の内周に設けられてピストンロッド3に摺接する
ダストシール9とオイルシール10等を備えている。
【0014】上記の油圧シリンダAは油路8に圧油を供
給し、油路7をタンクに接続するとピストン2とピスト
ンロッド3が伸長し、逆に油路8をタンクに接続し、油
路7をポンプに接続して圧油を供給すると圧縮する。
【0015】本発明に係る係るOリング30は止め構造
Bの上方に配置され、外方からの雨水,ダスト等の浸入
を防止すると共に止め構造Bの部分に充填したグリース
等が外部に洩れるのを防止するものである。
【0016】キャップ4の上端部外周にシール溝26を
形成し、キャップ4の組付後外方からこのシール溝26
内にシールたるOリング30を強制的に嵌合させる。シ
ール溝26は後述するようにOリング30の内方が当接
する内側装着面26aと、Oリング30の外方が当接す
る外側装着面26bとを備えている。
【0017】止め構造Bはシリンダチューブ1の端部内
周にキャップ4をネジ結合してもよいが本実施例ではス
ナップリング13で結合する場合について説明する。
【0018】シリンダチューブ1の端部内周11がシリ
ンダチューブ1の本体内周12より外方に拡径されて、
この内周11側にストップリングたるスナップリング1
3を設けてキャップ4の組付作業でシール16を損傷し
ないようにしている。又、キャップ4にはキャップ4の
本体外周14より外方に膨出して拡径した肉厚部15を
形成し、この肉厚部15の端部にスナップリング13に
対向する当接面27を形成している。
【0019】シリンダチューブ1の本体には、ピストン
2がその外周のシールを介して摺接する内周12を備
え、更にシリンダチューブ1の端部内周11は、上記本
体内周12より外方に拡径され、この端部内周11にス
ナップリング13を嵌合させる環状溝cが形成されてい
る。
【0020】スナップリング13断面の外径方向半分又
はほぼ半分が環状溝c内に嵌合して保持され、スナップ
リング13断面の内径方向半分又はほぼ半分はシリンダ
チューブ1の内周11より内方に突出している。
【0021】キャップ4は本体外周14がシリンダチュ
ーブ1の本体内周12にシール16を介して当接し、更
にキャップ4の端部外周には本体外周14より半径方向
に拡径した環状又は隔設したランドたる肉厚部15が形
成され、この肉厚部15の外面はシリンダチユーブ1の
筒部内周11に嵌合している。
【0022】キャップ4の肉厚部15端面にはスナップ
リング13に当接する当接面27を備え、この当接面2
7は図示のようにスナップリング13の球面に沿うよう
弯曲して形成した方がキャップ4とスナップリング13
との当接面積を多く確保できるので強度的に好ましい。
【0023】更にキャップ4の当接面27は、スナップ
リング13の内径より大径でキャップ4の肉厚部15の
外径に連なり、キャップ4の外方向への移動を阻止する
内側当接面27aと、スナップリング13の内径より大
径で当接面27aより小径であって垂直面dに連なって
キャップ4の内方向の移動を阻止する外側当接面27b
が形成される。即ち、第3図において、下方の当接面2
7aはスナップリング13の線体断面における中心Pよ
り下方に位置し、上方の当接面27bは中心Pより上方
に位置している。
【0024】上記のシール溝26は内側装着面26aが
垂直面dの外径に連なり、外側装着面26bが垂直面d
の外径より小径でOリング30内径より大径なテーパ面
eの内方端に連なっている。即ち、第3図において、下
方の内側装着面26aはOリング30の線体断面におけ
る中心Qより下方に位置し、上方の外側装着面26bは
中心Qより上方に位置している。従ってOリング30の
装着作業においてテーパ面eを介してOリング30を挿
入する時、内側装着面26aの外径が大きいため、強制
的に押し込んでもOリング30がシール溝26を越えて
下方に通過することなく装着できる。
【0025】キャップ4を装着する場合には、例えば、
図1、図2、図3に於ては次のように行なう。
【0026】シリンダチューブ1内にピストン2を介し
てピストンロッド3を挿入させておく。この場合、筒体
端部内周11が本体内周12より外側に拡径している場
合にはピストンの外周シールが溝cのエッジと干渉せ
ず、シールを損傷させることなくピストン2を挿入でき
る。
【0027】次にキャップ4をシリンダチューブ1の図
3において上方より挿入させ、肉厚部15をシリンダチ
ューブ1の環状溝cより下方位置に配置させ、この状態
で環状溝c内にスナップリング13を嵌合させる。
【0028】次いで、ピストンロッド3を上方に引き上
げるとピストン2の上端がキャップ4の下端に当り、キ
ャップ4を強制的に引上げるとシリンダチューブ1が外
径方向に若干撓み、又はキャップ4の上端が若干内径方
向に撓みテーパ面eと垂直面dを介してキャップ4がス
ナップリング13の内側を乗り越えて外方に移動する。
この時、スナップリング13の内側が外側当接面27b
と内側当接面27a内に嵌合し、内側当接面27aがス
ナップリング13に当接するためそれ以上キャップ4は
軸方向外方に移動できなくなる。上記の状態ではキャッ
プ4に対してシリンダチューブ1やキャップ4の上端を
撓ませるだけの大きな外力が作用しない限り外方からの
負荷が作用してもキャップ4は外側当接面27bがスナ
ップリング13に当接しているので軸方向内方に移動し
ない。
【0029】テーパ面eは無くても実施可能であるが、
スナップリング13やOリング30をスムースに乗り装
着するためには形成した方が好ましい。
【0030】キャップ4を装着時に上方に引き上げるた
めにピストン2とピストンロッド3を外部から引き上げ
て使用したが、油路8から圧油を供給してピストン2を
伸長して行なってもよく、又は油路7から圧油を圧力室
5に導き、圧力室5の内圧を利用してキャップ4を押し
上げてもよい。
【0031】上記のようにキャップ4を装着した後には
キャップ4は下方に移動しないので、この状態で上方よ
り治具等を利用してOリング30をテーパ面eを介して
下方に押し込むとOリング30がシール溝26に嵌合し
抜けなくなる。この為Oリング30の外部から雨水やダ
ストが浸入せず、逆にグリスやオイル等の外方への洩れ
が防止される。
【0032】
【発明の効果】 各請求項の発明によれば、キャップの端部外周にシー
ル溝を形成し、このシール溝内にシールを嵌合させてい
るから外部より雨水,ダストが筒体内に浸入するのが防
止され、逆にストップリングやねじ部等止め構造に充填
したグリスや油が外部に洩れるのが防止される。
【0033】同じくシールを嵌合させる場合、キャッ
プはあらかじめ外側当接面がストップリングに当接して
いるから、シールの押圧力でキャップが筒体内に移動す
ることが無く、作業性が向上する。
【0034】同じくシールはキヤップに形成したシー
ル溝に嵌合させれば定着できるから、その他のシール定
着用の部材が不要となり、部品点数が少なく、組付性,
加工性,経済性にもすぐれている。
【0035】請求項2の発明によれば、キャップの軸
方向外方への負荷に対しては内側当接面がスナップリン
グに当り、軸方向内方への負荷に対しては外側当接面が
同じくスナップリングに当るため、キャップはどちらの
方向に対しても移動せず所定の位置に保持できる。しか
も二つの面部を形成するだけでキャップを定着できるか
ら部品点数が少なく、加工性,経済性にすぐれている
し、シール溝にOリング等シールを装着する場合にあっ
てもキャップの内方への移動するのを規制する治具等が
不要で作業性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る止め構造を利用し
た油圧シリンダの縦断正面図である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【図3】シールと止め構造の拡大断面図である。
【図4】従来の油圧シリンダの一部切欠き断面図であ
る。
【符号の説明】
1 筒体たるシリンダチューブ 13 ストップリングたるスナップリング 15 ランドたる肉厚部 26 シール溝 26a 内側当接面 26b 外側当接面 27 当接面 27a 内側装着面 27b 外側装着面 30 シールたるOリング c 溝 d 垂直面 e テーパ面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の端部内周側に当該筒体内を密封す
    るキャップを配置し、キャップを筒体の内周にストップ
    リング又はねじを介して結合している筒体の密封装置に
    於て、上記ストップリング又はねじより外方におけるキ
    ャップの端部外周に環状のシール溝を形成し、このシー
    ル溝と筒体の内周との間にシールを嵌合させたことを特
    徴とする筒体の密封装置。
  2. 【請求項2】 筒体の端部内周側に当該筒体内を密封す
    るキャップを配置し、筒体の内周に形成した溝内にスナ
    ップリングの外径方向断面の半分又はほぼ半分を嵌合さ
    せ、上記キャップの端部外周に形成した内側当接面を上
    記スナップリングに当接してキャップの軸方向外方への
    抜けを防止させ、前記当接面とはスナップリングを挾ん
    で形成した外側当接面をスナップリングに当接させてキ
    ャップの軸方向内方への抜けを防止するとともに、前記
    外側当接面より外方のキャップ外周にシール溝を形成
    し、このシール溝における外側装着面の外径を内側装着
    面の外径より小さく、シール内径より大きくしたことを
    特徴とする筒体の密封装置。
JP34458396A 1996-12-09 1996-12-09 筒体の密封装置 Pending JPH10169611A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323011A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Yamaha Motor Co Ltd シリンダにおけるシール構造
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