JPH10169624A - ロータリーロック用の穴を塞ぐキャップ - Google Patents

ロータリーロック用の穴を塞ぐキャップ

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JPH10169624A
JPH10169624A JP32976296A JP32976296A JPH10169624A JP H10169624 A JPH10169624 A JP H10169624A JP 32976296 A JP32976296 A JP 32976296A JP 32976296 A JP32976296 A JP 32976296A JP H10169624 A JPH10169624 A JP H10169624A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 容易に取り付けることができるロータリ
ーロック用の穴を塞ぐキャップを提供する。 【解決手段】 キャップ(11)は、プレハブ冷却貯蔵
庫(1)のパネル(2)同士を結合するロータリーロッ
ク用の穴(6)を塞ぐものである。このキャップは、蓋
板(12)と、この蓋板の一面に突出して形成され、か
つ、蓋板の略真ん中を中心とする略同一円上に間隔を開
けて配置されている複数の脚部(13)と、この脚部の
先端部(13a)の外側から蓋板に向かって裾広がりに
傾斜して設けられているヒレ部(14)とを備えてお
り、これらの蓋板、脚部およびヒレ部は軟質樹脂で一体
に形成されている。そして、脚部およびヒレ部がロータ
リーロック用の穴に挿入されて取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレハブ冷却貯蔵
庫のパネル同士を結合するロータリーロック用の穴を塞
ぐキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリーロック用の穴を塞ぐキ
ャップは、図7および図8に図示するような構造をして
いる。図7は従来のキャップの説明図で、(a)がキャ
ップの断面図、(b)がキャップの脚部をロータリーロ
ック用の穴に挿入する直前の断面図である。図8は従来
のキャップの説明図の続きで、(a)がキャップの脚部
をロータリーロック用の穴に挿入している最中の断面
図、(b)がロータリーロック用の穴に取り付けられて
いるキャップの断面図である。
【0003】キャップ01の蓋板02は円板形状をして
おり、その一面には楔状の脚部03が複数設けられてい
る。そして、脚部03の付け根部には溝04が形成され
ており、この溝04が、図8(b)に図示するように、
パネル06の面材07のロータリーロック用の穴08の
周縁部に係合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このキャッ
プ01の脚部03の先端部03aと、キャップ01の中
心軸011との距離r(以下「脚部先端半径r」と呼
ぶ)は、ロータリーロック用の穴08の半径Rよりも、
ほんの少し小さく形成されているが、ほとんど同じ値で
ある。また、ロータリーロックにより互いに結合してい
るパネル06同士を分離する場合には、ロータリーロッ
ク用の穴08に取り付けられているキャップ01を取り
外して、ロータリーロックを操作してロックを解除す
る。この様に、ロータリーロック用の穴08に取り付け
られているキャップ01は取り外すことがあるので、キ
ャップ01を取り外し易いように、キャップ01は柔軟
に構成されている。したがって、図7(b)に図示する
ように、キャップ01をロータリーロック用の穴08に
取り付ける際に、キャップ01の蓋板02の中心部を指
などで矢印で図示するように押すと、キャップ01の蓋
板02が反り返り、脚部03の先端部03aが外側に開
く。そして、脚部先端半径rが、ロータリーロック用の
穴08の半径Rよりも大きくなることがあり、脚部03
の先端部03aを、ロータリーロック用の穴08に挿入
しにくくなる。
【0005】また、キャップ01の脚部03は楔状をし
ており、図8(a)に図示する脚部03の外側面がロー
タリーロック用の穴08の縁部に当接している状態か
ら、さらに押し込む際に、脚部03全体を撓ます必要が
ある。したがって、抵抗がかなりあり、キャップ01の
取り付けに大きな力を要し、指先が痛くなる。しかも、
ロータリーロック用の穴08は多数設けられているの
で、キャップ01の取り付け作業に多大の労力を有して
いる。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、容易に取り付けることができるロータリー
ロック用の穴を塞ぐキャップを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のキャップ(1
1)は、プレハブ冷却貯蔵庫(1)のパネル(2)同士
を結合するロータリーロック用の穴(6)を塞ぐもので
ある。このキャップは、蓋板(12)と、この蓋板の一
面に突出して形成され、かつ、蓋板の略真ん中を中心と
する略同一円上に間隔を開けて配置されている複数の脚
部(13)と、この脚部の先端側部分(13a)の外側
から蓋板に向かって裾広がりに傾斜して設けられ脚部の
外側面との間に溝(16)が形成されているヒレ部(1
4)とを備えており、これらの蓋板、脚部およびヒレ部
は軟質樹脂で一体に形成されている。そして、脚部およ
びヒレ部がロータリーロック用の穴に挿入されて取り付
けられている。
【0008】また、蓋板の一面の中心と脚部の先端部と
の距離(L)が、ロータリーロック用の穴の半径(R)
と略同じか、または、ロータリーロック用の穴の半径よ
りも短い場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明におけるキャップの
実施の一形態を図1ないし図6を用いて説明する。図1
はプレハブ冷却貯蔵庫の斜視図である。図2はパネルの
説明図で、(a)がパネルの斜視図、(b)が(a)の
B-B断面の要部拡大図である。図3はキャップの説明図
で、(a)がキャップの正面図、(b)がキャップの底
面図である。図4はキャップの説明図の続きで、(a)
がキャップの断面図、(b)がキャップの脚部をロータ
リーロック用の穴に挿入する直前の断面図である。図5
はキャップの説明図の続きで、(a)がキャップの脚部
をロータリーロック用の穴に挿入している最中の断面
図、(b)がロータリーロック用の穴に取り付けられて
いるキャップの正面図である。図6は図5(a)の要部
拡大図である。なお、図4(a)と図4(b)とは拡大
倍率が異なっており、キャップなどの大きさが異なって
図示されている。
【0010】図1に図示するプレハブ冷却貯蔵庫1は、
結合装置であるロータリーロックで断熱パネル2を複数
結合させて構成されている。この各断熱パネル2は、ス
テンレス板や塗装鋼板からなる一対の面材3を間隔を開
けて対向させ、面材3間の空間にウレタンなどの断熱材
4を注入発泡させて形成されている。そして、断熱パネ
ル2の庫内側の面材3の複数箇所に略円形の段落ち部5
が形成され、その中央部にロータリーロック用の略円形
の穴6が形成されている。このロータリーロック用の穴
6に、先端部がロータリーロック用の穴6よりも少し大
径のロータリーロックのレンチ導入経路7が連通してい
る。このロータリーロック用の穴6およびレンチ導入経
路7に、レンチを挿入して、ロータリーロックの図示し
ないフックを回動して操作し、隣接する断熱パネル2の
ピンに係合させている。
【0011】このロータリーロック用の穴6は、断熱パ
ネル2同士を結合した後は、キャップ11が嵌め込まれ
て、蓋がされている。このキャップ11は、一面が略平
坦で他面が丸く膨出している略円板状の蓋板12と、こ
の蓋板12の一面から突出している断面略円弧状の複数
の脚部13と、各脚部13の先端部13aの外側から蓋
板12に向かって裾広がりに傾斜して設けられているヒ
レ部14とから構成され、軟質ポリ酢酸ビニール(PV
AC)などの軟質樹脂で一体成形されて弾性を有してい
る。ヒレ部14は、その先端の半径L2(すなわちキャ
ップ11の中心軸線とヒレ部14の先端との距離)が、
ロータリーロック用の穴6の半径Rよりも大きく形成さ
れている。そして、脚部13の外側面とヒレ部14との
間には溝16が形成され、また、ヒレ部14の端部と蓋
板12とは、段落ち部5の厚みと略等しいか、または段
落ち部5の厚みよりも僅かに大きい間隔を有している。
さらに、前記脚部13は複数たとえば4個設けられ、蓋
板12の略真ん中を中心とする略同一円上に間隔を開け
て配置されている。
【0012】そして、蓋板12の中心軸線から脚部13
の先端部13aまでの半径Qは、ロータリーロック用の
穴6の半径Rの略半分程度である。また、蓋板12の脚
部13配置側の面の中心と脚部13の先端部13aまで
の距離Lは、ロータリーロック用の穴6の半径Rと略同
じか、もしくは、ロータリーロック用の穴6の半径Rよ
りも短く形成されている。
【0013】この様に構成されているキャップ11は、
蓋板12の脚部13配置側とは反対側の面を指で押圧し
て、脚部13を断熱パネル2のロータリーロック用の穴
6に挿入して押し込んで取り付けられている。この取り
付け状態を図4ないし図6を用いて説明する。
【0014】まず最初に、蓋板12を指で押圧した際
に、図4(b)に図示するように、蓋板12が反り返
り、脚部13の先端部13aが開き、図4(a)に図示
する蓋板12の中心軸線から脚部13の先端部13aま
での半径Qは、図4(b)に図示する距離Sに拡大す
る。なお、図4(a)と図4(b)とは拡大倍率が異な
っているので、図4上では距離Sは半径Qよりも小さく
表示されているが、実際は拡大している。
【0015】この様に、蓋板12の中心軸線から脚部1
3の先端部13aまでの半径Qは距離Sに拡大するが、
距離Sの最大値は、蓋板12が二つ折りになった場合
で、蓋板12の脚部13配置側の面の中心と脚部13の
先端部13aまでの距離Lであり、この距離Lは前述の
ようにロータリーロック用の穴6の半径Rと略同じか、
それ以下である。そして、キャップ11をロータリーロ
ック用の穴6に嵌め込む際の押圧では、蓋板12が完全
に二つ折りになることはないので、距離Sがロータリー
ロック用の穴6の半径Rよりも大きくなることは殆どな
い。したがって、脚部13を断熱パネル2のロータリー
ロック用の穴6に挿入する際に、その先端部13aがロ
ータリーロック用の穴6の縁部に当接することが少なく
なる。その結果、脚部13をロータリーロック用の穴6
に簡単に挿入することができる。
【0016】そして、脚部13がロータリーロック用の
穴6に挿入されると、図5(a)に図示するように、キ
ャップ11のヒレ部14の外側面が穴6の縁部に当接す
る。この状態から、脚部13をロータリーロック用の穴
6にさらに押し込むと、図6に図示するように、ヒレ部
14が弾性変形して内側すなわちキャップ11の中心軸
側に撓む。そして、前述のように、ヒレ部14の内側に
は溝16の空間が設けられており、この溝16の空間は
ヒレ部14の撓みを妨げることがない。したがって、ヒ
レ部14は、脚部13をほとんど変形させずに、溝16
の空間を狭くしながら、小さな力で撓むことができる。
その結果、ヒレ部14とロータリーロック用の穴6の縁
部との抵抗は小さくなり、脚部13を小さな力で押し込
むことができる。
【0017】さらに、脚部13を押し込み、蓋板12が
面材3の段落ち部5に当接すると、図5(b)に図示す
る様に、ヒレ部14が外側に開き元の状態に戻る。そし
て、ヒレ部14の先端部が面材3の裏面に対向して、キ
ャップ11はロータリーロック用の穴6の縁部の裏面に
係止される。この様にして、キャップ11は断熱パネル
2に取り付けられている。
【0018】また、断熱パネル2を組み立てて製作され
ているプレハブ冷却貯蔵庫1を、解体する際には、キャ
ップ11を取り外し、ロータリーロック用の穴6および
レンチ導入経路7にレンチを挿入して、ロータリーロッ
クのフックを回動して、隣接する断熱パネル2のピンと
の係合を解除し、結合している断熱パネル2を分離す
る。この様に、取り付けられたキャップ11は、取り外
すことがあるが、キャップ11は軟質樹脂で形成されて
おり、簡単に取り外すことができる。
【0019】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、キャップ11は軟質ポリ
酢酸ビニール(PVAC)で形成されているが、軟質樹
脂であれば、他の材質でも可能である。
【0020】(2)キャップ11の蓋板12は、ロータ
リーロック用の穴6を蓋することができるならば、その
形状は適宜変更可能である。 (3)キャップ11の脚部13は、配置や断面形状など
は適宜変更可能である。また、複数であれば、その数も
4個以外でも可能である。
【0021】(4)ヒレ部14の形状は適宜変更可能
で、たとえば、切り込みが入れてあったり、リブなどが
形成されていたりすることも可能である。また、ヒレ部
14は脚部13の先端側部分の外側から蓋板に向かって
裾広がりに形成されているならば、ヒレ部14の配置は
適宜変更可能である。たとえば、ヒレ部14を脚部13
の最先端ではなく、脚部13の途中から形成することも
可能である。 (5)蓋板12の脚部13配置側の面の中心と脚部13
の先端部13aまでの距離Lは、必ずしもロータリーロ
ック用の穴6の半径Rと略同じか、それよりも小さい必
要はなく、大きいことも可能である。ただし、略同じ
か、それよりも小さくしておくと、脚部13の先端部1
3aをロータリーロック用の穴6に挿入することが容易
となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ヒレ部が、キャップの
脚部の先端側部分の外側から蓋板に向かって裾広がりに
傾斜して設けられて、脚部の外側面との間に溝が形成さ
れているので、脚部およびヒレ部をロータリーロック用
の穴に挿入する途中において、ヒレ部の外側面がロータ
リーロック用の穴の縁部に当接しても、ヒレ部が内側に
撓み、抵抗が増大することを防止することができる。し
たがって、キャップの脚部を小さな力で押し込むことが
できる。そして、脚部およびヒレ部がロータリーロック
用の穴に挿入されると、撓んでいるヒレ部が元に戻り、
ヒレ部の先端がロータリーロック用の穴の縁部に係止さ
れる。また、キャップは軟質樹脂で一体に形成されてお
り、ロータリーロック用の穴に嵌め込まれているキャッ
プを、簡単に取り外すことができる。
【0023】また、蓋板の一面の中心と脚部の先端部と
の距離が、ロータリーロック用の穴の半径と略同じか、
または、ロータリーロック用の穴の半径よりも短い場合
には、キャップの蓋板を指などで押した際に、蓋板が反
り返り、脚部の先端部が開いても、脚部の先端部間の間
隔がロータリーロック用の穴の直径よりも大きくなるこ
とが少なくなる。したがって、脚部の先端部がロータリ
ーロック用の穴の縁部に当接することが減少し、キャッ
プの脚部の先端部をロータリーロック用の穴に容易に挿
入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はプレハブ冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図2】図2はパネルの説明図で、(a)がパネルの斜
視図、(b)が(a)の B-B断面の要部拡大図である。
【図3】図3はキャップの説明図で、(a)がキャップ
の正面図、(b)がキャップの底面図である。
【図4】図4はキャップの説明図の続きで、(a)がキ
ャップの断面図、(b)がキャップの脚部をロータリー
ロック用の穴に挿入する直前の断面図である。
【図5】図5はキャップの説明図の続きで、(a)がキ
ャップの脚部をロータリーロック用の穴に挿入している
最中の断面図、(b)がロータリーロック用の穴に取り
付けられているキャップの正面図である。
【図6】図6は図5(a)の要部拡大図である。
【図7】図7は従来のキャップの説明図で、(a)がキ
ャップの断面図、(b)がキャップの脚部をロータリー
ロック用の穴に挿入する直前の断面図である。
【図8】図8は従来のキャップの説明図の続きで、
(a)がキャップの脚部をロータリーロック用の穴に挿
入している最中の断面図、(b)がロータリーロック用
の穴に取り付けられているキャップの断面図である。
【符号の説明】
L 蓋板の脚部配置側の面の中心と脚部の先端部までの
距離 R ロータリーロック用の穴の半径 1 プレハブ冷却貯蔵庫 2 断熱パネル(パネル) 6 ロータリーロック用の穴 11 キャップ 12 蓋板 13 脚部 13a 先端部(先端側部分) 14 ヒレ部 16 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレハブ冷却貯蔵庫のパネル同士を結合
    するロータリーロック用の穴を塞ぐキャップにおいて、 蓋板と、この蓋板の一面に突出して形成され、かつ、蓋
    板の略真ん中を中心とする略同一円上に間隔を開けて配
    置されている複数の脚部と、この脚部の先端側部分の外
    側から蓋板に向かって裾広がりに傾斜して設けられ脚部
    の外側面との間に溝が形成されているヒレ部とを備え、 前記蓋板、脚部およびヒレ部が軟質樹脂で一体に形成さ
    れており、 そして、前記脚部およびヒレ部がロータリーロック用の
    穴に挿入されて取り付けられているロータリーロック用
    の穴を塞ぐキャップ。
  2. 【請求項2】 前記蓋板の一面の中心と脚部の先端部と
    の距離が、ロータリーロック用の穴の半径と略同じか、
    または、ロータリーロック用の穴の半径よりも短いこと
    を特徴とする請求項1記載のロータリーロック用の穴を
    塞ぐキャップ。
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