JPH10170197A - 鈍感型スクイブ - Google Patents
鈍感型スクイブInfo
- Publication number
- JPH10170197A JPH10170197A JP32293196A JP32293196A JPH10170197A JP H10170197 A JPH10170197 A JP H10170197A JP 32293196 A JP32293196 A JP 32293196A JP 32293196 A JP32293196 A JP 32293196A JP H10170197 A JPH10170197 A JP H10170197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insensitive
- squib
- heating element
- explosive
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 誤作動することが無く、小型の電源で複数個
を直列接続でき、斉発性を有し、製造に熟練作業が必要
なく、しかも保守管理が容易で安全性が高い鈍感型スク
イブを提供する。 【解決手段】 鈍感型スクイブ10は、火薬5が充填さ
れた金属筒4と、金属筒4に嵌められ対の電極導体3が
貫通した絶縁体2と、火薬5に接触し絶縁体2の表面で
前記対の電極導体3の架橋位置に設けられた厚膜抵抗か
らなる発熱体1とを有する。発熱体1の抵抗値は、0.
5〜2.0Ωであることが好ましい。
を直列接続でき、斉発性を有し、製造に熟練作業が必要
なく、しかも保守管理が容易で安全性が高い鈍感型スク
イブを提供する。 【解決手段】 鈍感型スクイブ10は、火薬5が充填さ
れた金属筒4と、金属筒4に嵌められ対の電極導体3が
貫通した絶縁体2と、火薬5に接触し絶縁体2の表面で
前記対の電極導体3の架橋位置に設けられた厚膜抵抗か
らなる発熱体1とを有する。発熱体1の抵抗値は、0.
5〜2.0Ωであることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば爆薬や燃料
に点火するための鈍感型スクイブに関するものである。
に点火するための鈍感型スクイブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鈍感型スクイブは、エアバッグのガス発
生器内の燃焼剤やロケットの固体燃料を点火するための
点火装置の着火に用いられる装置であり、設定された電
流値よりも高い電流を流さない限り、雷や静電気などの
外来ノイズにより点火系ケーブルに誘導電流が発生して
も誤作動することがない。エアバッグの作動やロケット
固体燃料の着火は確実に行われなければならないため、
鈍感型スクイブは複数個連結して用いられることがあ
る。
生器内の燃焼剤やロケットの固体燃料を点火するための
点火装置の着火に用いられる装置であり、設定された電
流値よりも高い電流を流さない限り、雷や静電気などの
外来ノイズにより点火系ケーブルに誘導電流が発生して
も誤作動することがない。エアバッグの作動やロケット
固体燃料の着火は確実に行われなければならないため、
鈍感型スクイブは複数個連結して用いられることがあ
る。
【0003】従来の鈍感型スクイブ20は、図4に示す
ように、金属筒4の下端に絶縁体11が嵌められ、金属
筒4内部に鈍感な火薬5が充填され樹脂製の蓋6がされ
ている。絶縁体11には、対の電極ピン3が貫通しその
先端には電極ピン9が接合している。電極ピン9の先端
には直径数十μmのニクロム線12が溶接架橋され火薬
5に接触している。電極ピン3の他端は不図示の電源に
接続されている。
ように、金属筒4の下端に絶縁体11が嵌められ、金属
筒4内部に鈍感な火薬5が充填され樹脂製の蓋6がされ
ている。絶縁体11には、対の電極ピン3が貫通しその
先端には電極ピン9が接合している。電極ピン9の先端
には直径数十μmのニクロム線12が溶接架橋され火薬
5に接触している。電極ピン3の他端は不図示の電源に
接続されている。
【0004】この鈍感型スクイブ20は以下のように動
作する。電極ピン3に一定値以上の電流を流すとニクロ
ム線12が発熱し、火薬5の燃焼温度に達するとニクロ
ム線12周囲の火薬5から燃焼して発火する。特開昭6
1−83697号公報には、鈍感な火薬5としてジルコ
ニウム、タンタル、ニオブなどの金属の粒子と酸化剤と
の混成体を使用した鈍感型スクイブが開示されている。
作する。電極ピン3に一定値以上の電流を流すとニクロ
ム線12が発熱し、火薬5の燃焼温度に達するとニクロ
ム線12周囲の火薬5から燃焼して発火する。特開昭6
1−83697号公報には、鈍感な火薬5としてジルコ
ニウム、タンタル、ニオブなどの金属の粒子と酸化剤と
の混成体を使用した鈍感型スクイブが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな鈍感型スクイブ20は、発火時の衝撃でニクロム線
12が電極ピン9から外れたり、切断してしまうことが
あった。このため直列に接続してあると複数個同時に作
動させることができず、斉発させるには並列に接続しな
ければならないので、大きな電流を流さねばならず、大
型の電源が必要であった。またニクロム線12を電極ピ
ン9に溶接するには、熟練作業者の技術か必要であっ
た。さらに、鈍感型スクイブ20に斉発性を付与するた
めには、火薬5として低温でも発火する敏感な火薬を用
いる必要があり、保守管理に危険を伴い安全性が低かっ
た。
うな鈍感型スクイブ20は、発火時の衝撃でニクロム線
12が電極ピン9から外れたり、切断してしまうことが
あった。このため直列に接続してあると複数個同時に作
動させることができず、斉発させるには並列に接続しな
ければならないので、大きな電流を流さねばならず、大
型の電源が必要であった。またニクロム線12を電極ピ
ン9に溶接するには、熟練作業者の技術か必要であっ
た。さらに、鈍感型スクイブ20に斉発性を付与するた
めには、火薬5として低温でも発火する敏感な火薬を用
いる必要があり、保守管理に危険を伴い安全性が低かっ
た。
【0006】本発明は前記の課題を解決するためなされ
たもので、雷や静電気などによって誤作動することが無
く、小型の電源で複数個を直列接続でき、斉発性を有
し、製造に熟練作業が必要なく、しかも保守管理が容易
で安全性が高い鈍感型スクイブを提供することを目的と
する。
たもので、雷や静電気などによって誤作動することが無
く、小型の電源で複数個を直列接続でき、斉発性を有
し、製造に熟練作業が必要なく、しかも保守管理が容易
で安全性が高い鈍感型スクイブを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の鈍感型スクイブ10は、図1に示
すように、火薬5が充填された金属筒4と、金属筒4に
嵌められ対の電極導体3が貫通した絶縁体2と、火薬5
に接触し絶縁体2の表面で前記対の電極導体3の架橋位
置に設けられた厚膜抵抗からなる発熱体1とを有する。
めになされた本発明の鈍感型スクイブ10は、図1に示
すように、火薬5が充填された金属筒4と、金属筒4に
嵌められ対の電極導体3が貫通した絶縁体2と、火薬5
に接触し絶縁体2の表面で前記対の電極導体3の架橋位
置に設けられた厚膜抵抗からなる発熱体1とを有する。
【0008】発熱体1の抵抗値は、0.5〜2.0Ωで
あることが好ましい。抵抗値が0.5Ω以下だと鈍感型
スクイブ10の発火に時間がかかってしまい斉発性も得
られない。また2.0Ω以上だと雷や静電気などの微量
な電流によって発火してしまうことがある。
あることが好ましい。抵抗値が0.5Ω以下だと鈍感型
スクイブ10の発火に時間がかかってしまい斉発性も得
られない。また2.0Ω以上だと雷や静電気などの微量
な電流によって発火してしまうことがある。
【0009】発熱体1の材質は、酸化ルテニウムまたは
/および酸化ケイ素と、金、銀、銅、ニッケル、クロ
ム、鉄、アルミニウムの中から選ばれる少なくとも一種
類との混合物からなることが好ましい。
/および酸化ケイ素と、金、銀、銅、ニッケル、クロ
ム、鉄、アルミニウムの中から選ばれる少なくとも一種
類との混合物からなることが好ましい。
【0010】鈍感型スクイブ10は、発熱体1を厚膜抵
抗体とすることにより、斉発性を具備させていることが
好ましい。
抗体とすることにより、斉発性を具備させていることが
好ましい。
【0011】発熱体1の形状は、電極導体3に完全に接
触する形状であれば良く、例えば図2に示す長方形や、
図3に示す長方形の中心部がくびれた形状のものが挙げ
られる。
触する形状であれば良く、例えば図2に示す長方形や、
図3に示す長方形の中心部がくびれた形状のものが挙げ
られる。
【0012】火薬5は、発火温度が200℃以上の耐熱
性が高く鈍感なもの、例えばトリシネート系、アジ化鉛
が挙げられる。
性が高く鈍感なもの、例えばトリシネート系、アジ化鉛
が挙げられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は、本発明を適用する鈍感型スクイブ10
の実施例を示す断面図である。同図に示すように、鈍感
型スクイブ10はトリシネート系の火薬5が充填された
金属筒4の下端にセラミックス製の絶縁体2が嵌めら
れ、金属筒4の上端には樹脂製の蓋6が嵌められてい
る。絶縁体2には対の電極ピン3が貫通しその先端に
は、材質が酸化ルテニウム、酸化ケイ素および銀の混合
物で抵抗値が0.8〜2.0Ωの厚膜抵抗の発熱体1が
架橋し、火薬5に接触している。発熱体1の形状は図2
に示す長方形である。電極ピン3の他端は不図示の電源
に接続されている。
明する。図1は、本発明を適用する鈍感型スクイブ10
の実施例を示す断面図である。同図に示すように、鈍感
型スクイブ10はトリシネート系の火薬5が充填された
金属筒4の下端にセラミックス製の絶縁体2が嵌めら
れ、金属筒4の上端には樹脂製の蓋6が嵌められてい
る。絶縁体2には対の電極ピン3が貫通しその先端に
は、材質が酸化ルテニウム、酸化ケイ素および銀の混合
物で抵抗値が0.8〜2.0Ωの厚膜抵抗の発熱体1が
架橋し、火薬5に接触している。発熱体1の形状は図2
に示す長方形である。電極ピン3の他端は不図示の電源
に接続されている。
【0014】鈍感型スクイブ10は以下のように製造さ
れる。まず成型時にピンホールが開けられたセラミック
ス製の絶縁体2に対の電極ピン3を貫通させ、対の電極
ピン3を架橋するように厚膜抵抗の発熱体1を印刷す
る。次に金属筒4に蓋6を嵌めて火薬5を充填させた後
に、火薬5に発熱体1を接触するように絶縁体2を嵌め
る。
れる。まず成型時にピンホールが開けられたセラミック
ス製の絶縁体2に対の電極ピン3を貫通させ、対の電極
ピン3を架橋するように厚膜抵抗の発熱体1を印刷す
る。次に金属筒4に蓋6を嵌めて火薬5を充填させた後
に、火薬5に発熱体1を接触するように絶縁体2を嵌め
る。
【0015】鈍感型スクイブ10は以下のように動作す
る。電極ピン3に電流を流して発熱体1を発熱させ、発
熱体1の温度が火薬5の発火温度に達すると、発熱体1
の周囲の火薬5から燃焼して発火する。
る。電極ピン3に電流を流して発熱体1を発熱させ、発
熱体1の温度が火薬5の発火温度に達すると、発熱体1
の周囲の火薬5から燃焼して発火する。
【0016】この鈍感型スクイブ10の発熱体1とし
て、抵抗値が0.8Ω、1.1Ω、1.5Ωおよび2.
0Ωのものを使用し、それぞれの抵抗値の発熱体1に3
ミリ秒電流を流したときの鈍感型スクイブ10が発火し
た電流値である発火電流を測定した。その結果を表1に
示す。
て、抵抗値が0.8Ω、1.1Ω、1.5Ωおよび2.
0Ωのものを使用し、それぞれの抵抗値の発熱体1に3
ミリ秒電流を流したときの鈍感型スクイブ10が発火し
た電流値である発火電流を測定した。その結果を表1に
示す。
【0017】
【表1】
【0018】同表に示したように、発熱体1の抵抗値が
2.0以下の鈍感型スクイブ10は、1.0A以上の電
流が流れないと発火することはない。
2.0以下の鈍感型スクイブ10は、1.0A以上の電
流が流れないと発火することはない。
【0019】次に、抵抗値が0.8、1.1、1.5Ω
の鈍感型スクイブ10を10個直列接続し、それぞれ
5、3、2Aの電流を流したところ、10個全てが同時
に発火し、直列接続して使用可能なことが確認できた。
の鈍感型スクイブ10を10個直列接続し、それぞれ
5、3、2Aの電流を流したところ、10個全てが同時
に発火し、直列接続して使用可能なことが確認できた。
【0020】比較のため、図4に示す発熱体がニクロム
線である従来の鈍感型スクイブ20において、火薬5と
してジルコニウム/過塩素酸カリウム混合物(バインダ
はフッ素ゴム)を使用したものを、2個直列に連結し
5.0Aの電流を流して発火させた。その結果1個目の
鈍感型スクイブ20は発火したが、2個目は発火しなか
った。
線である従来の鈍感型スクイブ20において、火薬5と
してジルコニウム/過塩素酸カリウム混合物(バインダ
はフッ素ゴム)を使用したものを、2個直列に連結し
5.0Aの電流を流して発火させた。その結果1個目の
鈍感型スクイブ20は発火したが、2個目は発火しなか
った。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の鈍
感型スクイブは、発熱体を厚膜抵抗としたため、小型の
電源で複数個を直列接続して確実に発火させることがで
き、斉発性を有している。比較的鈍感な耐熱性のある火
薬を使用することができるため、雷や静電気などによっ
て誤作動することが無く、安全性も高く保守管理が容易
である。また製造に熟練作業が必要なく、大量生産でき
るため安価に提供できる。
感型スクイブは、発熱体を厚膜抵抗としたため、小型の
電源で複数個を直列接続して確実に発火させることがで
き、斉発性を有している。比較的鈍感な耐熱性のある火
薬を使用することができるため、雷や静電気などによっ
て誤作動することが無く、安全性も高く保守管理が容易
である。また製造に熟練作業が必要なく、大量生産でき
るため安価に提供できる。
【図1】本発明を適用する鈍感型スクイブの実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明を適用する鈍感型スクイブの実施例の一
部品を示す正面図である。
部品を示す正面図である。
【図3】本発明を適用する鈍感型スクイブの実施例の別
の一部品を示す正面図である。
の一部品を示す正面図である。
【図4】従来の鈍感型スクイブの実施例を示す断面図で
ある。
ある。
1・8は発熱体、2・11は絶縁体、3・9は電極ピ
ン、4は金属筒、5は火薬、6は蓋、10・20は鈍感
型スクイブ、12はニクロム線である。
ン、4は金属筒、5は火薬、6は蓋、10・20は鈍感
型スクイブ、12はニクロム線である。
Claims (4)
- 【請求項1】 火薬が充填された金属筒と、該金属筒に
嵌められ対の電極導体が貫通した絶縁体と、該火薬に接
触し該絶縁体の表面で前記対の電極導体の架橋位置に設
けられた厚膜抵抗からなる発熱体とを有することを特徴
とする鈍感型スクイブ。 - 【請求項2】 前記発熱体の抵抗値が0.5〜2.0Ω
であることを特徴とする請求項1に記載の鈍感型スクイ
ブ。 - 【請求項3】 前記発熱体の材質が、酸化ルテニウムま
たは/および酸化ケイ素と、金、銀、銅、ニッケル、ク
ロム、鉄、アルミニウムの中から選ばれる少なくとも一
種類との混合物からなることを特徴とする請求項1に記
載の鈍感型スクイブ。 - 【請求項4】 前記発熱体を厚膜抵抗体とすることによ
り、斉発性を具備させたことを特徴とする請求項1に記
載の鈍感型スクイブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32293196A JPH10170197A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 鈍感型スクイブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32293196A JPH10170197A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 鈍感型スクイブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170197A true JPH10170197A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18149238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32293196A Pending JPH10170197A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 鈍感型スクイブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170197A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018020780A (ja) * | 2012-05-16 | 2018-02-08 | ティーアールダブリュー・エアバッグ・システムズ・ゲーエムベーハー | 点火器、および、インフレータのための点火器を製造する方法 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32293196A patent/JPH10170197A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018020780A (ja) * | 2012-05-16 | 2018-02-08 | ティーアールダブリュー・エアバッグ・システムズ・ゲーエムベーハー | 点火器、および、インフレータのための点火器を製造する方法 |
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