JPH10170412A - ガス捕集器具 - Google Patents
ガス捕集器具Info
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- JPH10170412A JPH10170412A JP8327262A JP32726296A JPH10170412A JP H10170412 A JPH10170412 A JP H10170412A JP 8327262 A JP8327262 A JP 8327262A JP 32726296 A JP32726296 A JP 32726296A JP H10170412 A JPH10170412 A JP H10170412A
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調査対象を傷付けること無く、当該調査対象
から放散される検査対象ガスを捕集することができるガ
ス捕集器具を提供する 【解決手段】 透明材により所定厚の半球状に捕集カバ
ー12を形成し、捕集カバー12に浄化空気を取り込む
導入口14と、捕集カバー12内の有害ガスが混入した
空気をガス検査装置に供給する排出口16とを設ける。
捕集カバー12の開口部12aの周縁部に、軟質ゴム等
で形成するパッキング18を取付け、調査しようとする
対象20の表面にパッキング18を介して開口部12a
を押し当てる。導入口14から捕集カバー12内に導入
する浄化空気は、プレフィルター24内に充填された触
媒を通して外気を浄化したものを用いる。
から放散される検査対象ガスを捕集することができるガ
ス捕集器具を提供する 【解決手段】 透明材により所定厚の半球状に捕集カバ
ー12を形成し、捕集カバー12に浄化空気を取り込む
導入口14と、捕集カバー12内の有害ガスが混入した
空気をガス検査装置に供給する排出口16とを設ける。
捕集カバー12の開口部12aの周縁部に、軟質ゴム等
で形成するパッキング18を取付け、調査しようとする
対象20の表面にパッキング18を介して開口部12a
を押し当てる。導入口14から捕集カバー12内に導入
する浄化空気は、プレフィルター24内に充填された触
媒を通して外気を浄化したものを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の検査対象
ガスを捕集して分析するガス検査装置に用いられ、ガス
採集部分に設けられるガス捕集器具に関する。
ガスを捕集して分析するガス検査装置に用いられ、ガス
採集部分に設けられるガス捕集器具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新建材を用いた住宅等では、ホル
ムアルデヒド等の揮発性有機化合物が建材から放散し、
これが有害ガスとなって人体に悪影響を及ぼす恐れがあ
る。また、コンクリートや塗料から発生するアンモニア
ガスは美術館や博物館で展示物の劣化を促進し、半導体
製造工場等のクリーンルームでは製品不良の原因となる
恐れがある。これら有害ガスの問題についての対策を検
討する上では、有害ガス成分の空気中の濃度を測定する
だけでなく、発生源の調査とガス放散速度を明らかにす
ることが極めて重要となる。
ムアルデヒド等の揮発性有機化合物が建材から放散し、
これが有害ガスとなって人体に悪影響を及ぼす恐れがあ
る。また、コンクリートや塗料から発生するアンモニア
ガスは美術館や博物館で展示物の劣化を促進し、半導体
製造工場等のクリーンルームでは製品不良の原因となる
恐れがある。これら有害ガスの問題についての対策を検
討する上では、有害ガス成分の空気中の濃度を測定する
だけでなく、発生源の調査とガス放散速度を明らかにす
ることが極めて重要となる。
【0003】建物内部の空気中の有害ガスを捕集して分
析する技術は、従来では様々な方法が実用化されている
が、発生源や放散量(発生速度)を特定するための効果
的な技術はなかった。唯一、JIS A 5980「パーティクル
ボード」によって、木質建材から発生するホルムアルデ
ヒドの発散量を測定する方法が規定されている。その方
法は、調査しようとする材料を短冊状の小片に切断し
て、皿に入れた蒸留水とともに密閉容器(ガラスデシケ
ータ)に入れ、所定の時間だけ放置して蒸留水にホルム
アルデヒドを自然に溶解させて捕集するというものであ
る。
析する技術は、従来では様々な方法が実用化されている
が、発生源や放散量(発生速度)を特定するための効果
的な技術はなかった。唯一、JIS A 5980「パーティクル
ボード」によって、木質建材から発生するホルムアルデ
ヒドの発散量を測定する方法が規定されている。その方
法は、調査しようとする材料を短冊状の小片に切断し
て、皿に入れた蒸留水とともに密閉容器(ガラスデシケ
ータ)に入れ、所定の時間だけ放置して蒸留水にホルム
アルデヒドを自然に溶解させて捕集するというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の有害ガスを調査する方法にあっては、捕集した蒸
留水を検査することにより、単位時間当たりのホルムア
ルデヒド放散量を検出することができるが、この方法で
は調査しようとする材料から試片を切り取る必要があ
る。このように試片を切断することから既存の建物に傷
を付けて検査することができず、適用範囲が極めて限定
されてしまうという課題があった。
従来の有害ガスを調査する方法にあっては、捕集した蒸
留水を検査することにより、単位時間当たりのホルムア
ルデヒド放散量を検出することができるが、この方法で
は調査しようとする材料から試片を切り取る必要があ
る。このように試片を切断することから既存の建物に傷
を付けて検査することができず、適用範囲が極めて限定
されてしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、調査対象を傷付けること無く、当該調査対象から放
散される検査対象ガスを捕集することができるガス捕集
器具を提供することを目的とする。
て、調査対象を傷付けること無く、当該調査対象から放
散される検査対象ガスを捕集することができるガス捕集
器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1に示す本発明のガス捕集器具は、調査対象
の表面に押し当てて、検査部位を所定面積をもって密閉
状態で覆い、当該調査対象から自然放散する検査対象ガ
スを捕集する捕集カバーを備え、該捕集カバーには、基
準ガスを捕集カバー内に取り込む導入口と、該捕集カバ
ー内の検査対象ガスが混入した基準ガスをガス検査装置
に供給する排出口とを設けることにより構成する。
めに請求項1に示す本発明のガス捕集器具は、調査対象
の表面に押し当てて、検査部位を所定面積をもって密閉
状態で覆い、当該調査対象から自然放散する検査対象ガ
スを捕集する捕集カバーを備え、該捕集カバーには、基
準ガスを捕集カバー内に取り込む導入口と、該捕集カバ
ー内の検査対象ガスが混入した基準ガスをガス検査装置
に供給する排出口とを設けることにより構成する。
【0007】また、請求項2に示す本発明のガス捕集器
具は、前記排出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーか
ら排出される検査対象ガスが混入した基準ガスの流速を
調整する構成とする。
具は、前記排出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーか
ら排出される検査対象ガスが混入した基準ガスの流速を
調整する構成とする。
【0008】以上の構成になる本発明のガス捕集器具の
作用を以下に述べる。請求項1のガス捕集器具は、捕集
カバーを調査対象の表面に押し当てることにより該捕集
カバー内は密閉状態となり、調査対象から放散させる検
査対象ガスを捕集カバー内に閉じ込めることができる。
そして、捕集カバー内に捕集された検査対象ガスは、導
入口から取り込まれた基準ガスに混合されて排出口から
ガス検査装置へと供給される。従って、ガス検査装置で
は基準ガスに混合された検査対象ガスを分離して検出す
ればよく、調査しようとする対象の単位時間当たりの放
散量を簡単に、かつ、調査対象を傷付けることなく検出
できる。
作用を以下に述べる。請求項1のガス捕集器具は、捕集
カバーを調査対象の表面に押し当てることにより該捕集
カバー内は密閉状態となり、調査対象から放散させる検
査対象ガスを捕集カバー内に閉じ込めることができる。
そして、捕集カバー内に捕集された検査対象ガスは、導
入口から取り込まれた基準ガスに混合されて排出口から
ガス検査装置へと供給される。従って、ガス検査装置で
は基準ガスに混合された検査対象ガスを分離して検出す
ればよく、調査しようとする対象の単位時間当たりの放
散量を簡単に、かつ、調査対象を傷付けることなく検出
できる。
【0009】また、請求項2のガス捕集器具は、前記排
出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーから排出される
検査対象ガスが混入された基準ガスの流速を調整する構
成としたので、排出口から捕集カバー内部の基準ガスが
吸引された場合に、捕集カバー内の負圧が過剰に大きく
なるのを防止することができる。従って、捕集カバーの
開口部周縁の密閉部分から外気が該捕集カバー内に侵入
してしまうのを防止できると共に、侵入する外気によっ
て調査対象から検査対象ガスを強制的に放散させてしま
うのを防止することができ、検査対象ガスの検査精度を
高めることができる。
出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーから排出される
検査対象ガスが混入された基準ガスの流速を調整する構
成としたので、排出口から捕集カバー内部の基準ガスが
吸引された場合に、捕集カバー内の負圧が過剰に大きく
なるのを防止することができる。従って、捕集カバーの
開口部周縁の密閉部分から外気が該捕集カバー内に侵入
してしまうのを防止できると共に、侵入する外気によっ
て調査対象から検査対象ガスを強制的に放散させてしま
うのを防止することができ、検査対象ガスの検査精度を
高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明のガ
ス捕集器具の一実施形態を示し、図1はガス捕集器具の
斜視図、図2は本実施形態に用いられる抵抗管の長さと
流量との関係を示す特性図である。
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明のガ
ス捕集器具の一実施形態を示し、図1はガス捕集器具の
斜視図、図2は本実施形態に用いられる抵抗管の長さと
流量との関係を示す特性図である。
【0011】即ち、本実施形態のガス捕集器具10は図
1に示すように、透明材により所定厚の半球状に形成さ
れる捕集カバー12を備え、該捕集カバー12には基準
ガスとして用いる浄化空気を捕集カバー12内に取り込
む導入口14と、該捕集カバー12内の有害ガスが混入
した空気を図外のガス検査装置に供給する排出口16と
が対向して設けられている。該ガス検査装置はエアポン
プにより強制的に捕集カバー12内の空気を吸引するよ
うになっている。
1に示すように、透明材により所定厚の半球状に形成さ
れる捕集カバー12を備え、該捕集カバー12には基準
ガスとして用いる浄化空気を捕集カバー12内に取り込
む導入口14と、該捕集カバー12内の有害ガスが混入
した空気を図外のガス検査装置に供給する排出口16と
が対向して設けられている。該ガス検査装置はエアポン
プにより強制的に捕集カバー12内の空気を吸引するよ
うになっている。
【0012】上記捕集カバー12の開口部12aの周縁
部には、軟質ゴム等で形成されるパッキング18が取付
けられ、調査しようとする対象20の表面に該パッキン
グ18を介して開口部12aが押し当てられる。また、
前記排出口16には抵抗管として螺旋状に巻回したキャ
ピラリーチューブ22が接続され、該キャピラリーチュ
ーブ22によって前記エアポンプ吸引による空気の流速
を低速に抑制するようになっている。
部には、軟質ゴム等で形成されるパッキング18が取付
けられ、調査しようとする対象20の表面に該パッキン
グ18を介して開口部12aが押し当てられる。また、
前記排出口16には抵抗管として螺旋状に巻回したキャ
ピラリーチューブ22が接続され、該キャピラリーチュ
ーブ22によって前記エアポンプ吸引による空気の流速
を低速に抑制するようになっている。
【0013】前記導入口14から捕集カバー12内に導
入される浄化空気は、プレフィルター24内に充填され
た触媒を通して外気を浄化したものが用いられる。この
場合、前記プレフィルター24に充填される触媒として
は、測定対象ガスの種類に応じて、活性炭,ポーラスポ
リマービーズ,モレキュラシーブ,ケミカルフィルター
等が適宜選択して用いられる。図1中二点鎖線に示すよ
うに前記プレフィルター24に代えて、基準ガスとして
用いた浄化空気または基準ガスとして用いることができ
る窒素ガス等を充満したガスバッグ26を用い、このガ
スバッグ26を前記導入口14に接続して、ガスバッグ
26内の基準ガスを捕集カバー12内に取り入れること
ができる。
入される浄化空気は、プレフィルター24内に充填され
た触媒を通して外気を浄化したものが用いられる。この
場合、前記プレフィルター24に充填される触媒として
は、測定対象ガスの種類に応じて、活性炭,ポーラスポ
リマービーズ,モレキュラシーブ,ケミカルフィルター
等が適宜選択して用いられる。図1中二点鎖線に示すよ
うに前記プレフィルター24に代えて、基準ガスとして
用いた浄化空気または基準ガスとして用いることができ
る窒素ガス等を充満したガスバッグ26を用い、このガ
スバッグ26を前記導入口14に接続して、ガスバッグ
26内の基準ガスを捕集カバー12内に取り入れること
ができる。
【0014】以上の構成により本実施形態のガス捕集器
具10は、捕集カバー12の排出口16に接続されたキ
ャピラリーチューブ22を図外のガス検査装置に接続し
た状態で、前記捕集カバー12の開口部12aを調査し
ようとする対象20の検査部位に押し当てる一方、捕集
カバー12の導入口14にはプレフィルター24を接続
しておく。このとき、前記捕集カバー12の開口部12
aには軟質のパッキング18が設けられているため、該
開口部12aを調査対象20の表面に押し当てた際、該
パッキング18によって該開口部12aを密閉すること
ができる。また、前記捕集カバー12は透明に形成した
ことにより、捕集カバー12を調査対象20に押し当て
た際に、設置状況の確認や調査対象20の表面の様子を
容易に観察することができる。
具10は、捕集カバー12の排出口16に接続されたキ
ャピラリーチューブ22を図外のガス検査装置に接続し
た状態で、前記捕集カバー12の開口部12aを調査し
ようとする対象20の検査部位に押し当てる一方、捕集
カバー12の導入口14にはプレフィルター24を接続
しておく。このとき、前記捕集カバー12の開口部12
aには軟質のパッキング18が設けられているため、該
開口部12aを調査対象20の表面に押し当てた際、該
パッキング18によって該開口部12aを密閉すること
ができる。また、前記捕集カバー12は透明に形成した
ことにより、捕集カバー12を調査対象20に押し当て
た際に、設置状況の確認や調査対象20の表面の様子を
容易に観察することができる。
【0015】そして、ガス検査装置のエアポンプによっ
て排出口16から空気が吸引されると、この吸引された
分だけ導入口14からプレフィルター24で浄化された
空気が導入口14から捕集カバー12内に取り入れられ
る。このとき、調査対象20から放散される有害ガスは
密閉された捕集カバー12内に捕集され、この捕集され
た有害ガスは導入口14から取り込まれる浄化空気に混
入して前記排出口16から前記ガス検査装置に吸引され
る。そして、エアポンプによって所定時間だけ吸引した
空気をガス検査装置で捕集し、捕集した空気中に含まれ
る有害ガスの検査が化学的な方法で定量分析される。
て排出口16から空気が吸引されると、この吸引された
分だけ導入口14からプレフィルター24で浄化された
空気が導入口14から捕集カバー12内に取り入れられ
る。このとき、調査対象20から放散される有害ガスは
密閉された捕集カバー12内に捕集され、この捕集され
た有害ガスは導入口14から取り込まれる浄化空気に混
入して前記排出口16から前記ガス検査装置に吸引され
る。そして、エアポンプによって所定時間だけ吸引した
空気をガス検査装置で捕集し、捕集した空気中に含まれ
る有害ガスの検査が化学的な方法で定量分析される。
【0016】このとき、前記捕集カバー12で覆われた
部位からの有害ガス放散量は、次の式によって求めるこ
とができる。 ガス放散量=捕集したガス量/(捕集カバーの開口部面
積×捕集操作時間)
部位からの有害ガス放散量は、次の式によって求めるこ
とができる。 ガス放散量=捕集したガス量/(捕集カバーの開口部面
積×捕集操作時間)
【0017】ところで、本実施形態では前記捕集カバー
12の排出口16にキャピラリーチューブ22を接続し
て、捕集カバー12内からガス検査装置に吸引される空
気の流れに抵抗を付加して流速を低く抑制するようにし
たので、排出口16から捕集カバー12内部の空気が吸
引された場合に、該捕集カバー12内の負圧が過剰に高
くなるのを防止することができる。従って、捕集カバー
12の開口部12a周縁にパッキング18を設けて密閉
したとはいえ、過剰負圧によって当該密閉部分から外気
が該捕集カバー12内に侵入してしまうのを防止でき
る。また、このように侵入する外気によって、有害ガス
が強制的に放散されてしまうのを防止できることと相俟
って、ガス検査の精度を高めることができる。
12の排出口16にキャピラリーチューブ22を接続し
て、捕集カバー12内からガス検査装置に吸引される空
気の流れに抵抗を付加して流速を低く抑制するようにし
たので、排出口16から捕集カバー12内部の空気が吸
引された場合に、該捕集カバー12内の負圧が過剰に高
くなるのを防止することができる。従って、捕集カバー
12の開口部12a周縁にパッキング18を設けて密閉
したとはいえ、過剰負圧によって当該密閉部分から外気
が該捕集カバー12内に侵入してしまうのを防止でき
る。また、このように侵入する外気によって、有害ガス
が強制的に放散されてしまうのを防止できることと相俟
って、ガス検査の精度を高めることができる。
【0018】前記キャピラリーチューブ16は、図2に
示すようにチューブの内径と長さを適宜選択することに
より、空気の流速を低速でかつ安定して任意に設定する
ことができる。図2はポリテトラフルオロカーボン(商
品名テフロン)製のチューブをキャピラリーチューブ2
2として用いた場合の長さと流量との関係を測定した結
果を示す。
示すようにチューブの内径と長さを適宜選択することに
より、空気の流速を低速でかつ安定して任意に設定する
ことができる。図2はポリテトラフルオロカーボン(商
品名テフロン)製のチューブをキャピラリーチューブ2
2として用いた場合の長さと流量との関係を測定した結
果を示す。
【0019】前記キャピラリーチューブ22を排出口1
6に接続した場合を示したが、これに限ること無く、測
定対象ガスがキャピラリーチューブ22内側に吸着して
測定誤差を生ずる恐れがある場合には、該キャピラリー
チューブ22をガス検査装置のエアポンプの下流側に接
続してもよい。
6に接続した場合を示したが、これに限ること無く、測
定対象ガスがキャピラリーチューブ22内側に吸着して
測定誤差を生ずる恐れがある場合には、該キャピラリー
チューブ22をガス検査装置のエアポンプの下流側に接
続してもよい。
【0020】従って、本実施形態のガス捕集器具10
は、捕集カバー12を単に調査対象20の表面に押し当
てることにより、有害ガスを捕集してガス検査装置によ
り検査することができるため、調査対象20から試片を
切り取る必要が無くなる。このため、建築される前の材
料検査のみならず、建築後の既存建物にあっても任意の
部位でガス放散量の測定を簡単に行うことができる。
は、捕集カバー12を単に調査対象20の表面に押し当
てることにより、有害ガスを捕集してガス検査装置によ
り検査することができるため、調査対象20から試片を
切り取る必要が無くなる。このため、建築される前の材
料検査のみならず、建築後の既存建物にあっても任意の
部位でガス放散量の測定を簡単に行うことができる。
【0021】また、建材は異種材料を複合して用いる場
合が多く、例えば、コンクリートの上に接着剤を塗布し
て仕上げ材を張付ける組み合わせの場合にあっても、実
際に施工された状態での測定が可能となるので、ガス放
散現象の究明に極めて有益となる。更に、従来では建物
内の有害ガス濃度の測定は、大きな空間の平均的な濃度
として検出されているのみであるが、本実施形態の捕集
ガス器具10を用いることにより、個々の材料から放散
する単位面積当たりのガス量を調査可能となるので、有
害ガスの防止対策を検討し易くなる。
合が多く、例えば、コンクリートの上に接着剤を塗布し
て仕上げ材を張付ける組み合わせの場合にあっても、実
際に施工された状態での測定が可能となるので、ガス放
散現象の究明に極めて有益となる。更に、従来では建物
内の有害ガス濃度の測定は、大きな空間の平均的な濃度
として検出されているのみであるが、本実施形態の捕集
ガス器具10を用いることにより、個々の材料から放散
する単位面積当たりのガス量を調査可能となるので、有
害ガスの防止対策を検討し易くなる。
【0022】ところで、前記捕集カバー12の導入口1
4にはプレフィルター24を接続して、浄化した外気を
捕集カバー12内に取り入れるようにした場合を説明し
たが、前記プレフィルター24に代えてガスバッグ26
を用いた場合は、排出口16から空気が吸引されるに伴
ってガスバッグ26内のガスが捕集カバー12内に取り
入れられることになる。
4にはプレフィルター24を接続して、浄化した外気を
捕集カバー12内に取り入れるようにした場合を説明し
たが、前記プレフィルター24に代えてガスバッグ26
を用いた場合は、排出口16から空気が吸引されるに伴
ってガスバッグ26内のガスが捕集カバー12内に取り
入れられることになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示すガス捕集器具にあっては、調査対象の表面に押し当
てる捕集カバーを設け、該捕集カバーに基準ガスを取り
込む導入口と、検査対象ガスが混入した基準ガスをガス
検査装置に供給する排出口とを設けたので、該捕集カバ
ーを調査対象の表面に押し当てることにより、該捕集カ
バー内に捕集した検査対象ガスを、導入口から取り込ま
れた基準ガスに混合して排出口からガス検査装置へと供
給することができる。従って、捕集カバーを単に調査対
象の表面に押し当てることにより、該調査対象から放散
される検査対象ガスを捕集してガス検査装置により検査
することができるため、調査対象から試片を切り取る必
要が無くなる。このため、建築される前の材料検査のみ
ならず、建築後の既存建物にあっても任意の部位でガス
放散量の測定を簡単に行うことができる。また、調査対
象が異種材料を複合して用いる場合にあっても、実際に
施工された状態での測定が可能となり、かつ、構築され
た建物内の個々の材料から放散する単位面積当たりのガ
ス量を調査可能となるので、ガス放散現象の究明に極め
て有益となる。
示すガス捕集器具にあっては、調査対象の表面に押し当
てる捕集カバーを設け、該捕集カバーに基準ガスを取り
込む導入口と、検査対象ガスが混入した基準ガスをガス
検査装置に供給する排出口とを設けたので、該捕集カバ
ーを調査対象の表面に押し当てることにより、該捕集カ
バー内に捕集した検査対象ガスを、導入口から取り込ま
れた基準ガスに混合して排出口からガス検査装置へと供
給することができる。従って、捕集カバーを単に調査対
象の表面に押し当てることにより、該調査対象から放散
される検査対象ガスを捕集してガス検査装置により検査
することができるため、調査対象から試片を切り取る必
要が無くなる。このため、建築される前の材料検査のみ
ならず、建築後の既存建物にあっても任意の部位でガス
放散量の測定を簡単に行うことができる。また、調査対
象が異種材料を複合して用いる場合にあっても、実際に
施工された状態での測定が可能となり、かつ、構築され
た建物内の個々の材料から放散する単位面積当たりのガ
ス量を調査可能となるので、ガス放散現象の究明に極め
て有益となる。
【0024】また、本発明の請求項2に示すガス捕集器
具は、前記排出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーか
ら排出される検査対象ガスが混入した基準ガスの流速を
調整する構成としたので、排出口から内部の基準ガスが
吸引された場合に、捕集カバー内の負圧が過剰に大きく
なるのを防止することができる。従って、捕集カバーの
開口部周縁の密閉部分から外気が該捕集カバー内に侵入
するのを防止できると共に、侵入する外気によって検査
対象ガスが強制的に放散されてしまうのを防止すること
ができ、検査対象ガスの検査精度を高めることができる
という各種優れた効果を奏する。
具は、前記排出口に抵抗管を設けて、前記捕集カバーか
ら排出される検査対象ガスが混入した基準ガスの流速を
調整する構成としたので、排出口から内部の基準ガスが
吸引された場合に、捕集カバー内の負圧が過剰に大きく
なるのを防止することができる。従って、捕集カバーの
開口部周縁の密閉部分から外気が該捕集カバー内に侵入
するのを防止できると共に、侵入する外気によって検査
対象ガスが強制的に放散されてしまうのを防止すること
ができ、検査対象ガスの検査精度を高めることができる
という各種優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態を示すガス捕集器具の斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施形態のガス捕集器具に用いられ
る抵抗管の長さと流量との関係を示す特性図である。
る抵抗管の長さと流量との関係を示す特性図である。
10 ガス捕集器具 12 捕集カバー 14 導入口 16 排出口 18 パッキング 20 調査対象 22 キャピラリーチューブ(抵抗管)
Claims (2)
- 【請求項1】 調査対象の表面に押し当てて、検査部位
を所定面積をもって密閉状態で覆い、当該調査対象から
自然放散する検査対象ガスを捕集する捕集カバーを備
え、該捕集カバーには、基準ガスを捕集カバー内に取り
込む導入口と、該捕集カバー内の検査対象ガスが混入し
た基準ガスをガス検査装置に供給する排出口とを設けた
ことを特徴とするガス捕集器具。 - 【請求項2】 前記排出口に抵抗管を設けて、前記捕集
カバーから排出される検査対象ガスが混入した基準ガス
の流速を調整することを特徴とする請求項1に記載のガ
ス捕集器具。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327262A JPH10170412A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ガス捕集器具 |
| PCT/JP1997/004118 WO1998022794A1 (en) | 1996-11-19 | 1997-11-12 | Gas collecting apparatus |
| EP97912431A EP0884576A4 (en) | 1996-11-19 | 1997-11-12 | GAS COLLECTING DEVICE |
| AU49644/97A AU720646B2 (en) | 1996-11-19 | 1997-11-12 | Gas collecting system |
| US09/101,108 US6139801A (en) | 1996-11-19 | 1997-11-12 | Gas collecting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327262A JPH10170412A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | ガス捕集器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170412A true JPH10170412A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18197160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8327262A Pending JPH10170412A (ja) | 1996-11-19 | 1996-12-06 | ガス捕集器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170412A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11118681A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Ohbayashi Corp | ガス発生量簡易試験方法 |
| JP2011137740A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Tokyo Institute Of Technology | プラズマを用いたサンプリング法およびサンプリング装置 |
| WO2018159066A1 (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-07 | 株式会社島津製作所 | ガス圧調整器 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP8327262A patent/JPH10170412A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11118681A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Ohbayashi Corp | ガス発生量簡易試験方法 |
| JP2011137740A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Tokyo Institute Of Technology | プラズマを用いたサンプリング法およびサンプリング装置 |
| WO2018159066A1 (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-07 | 株式会社島津製作所 | ガス圧調整器 |
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