JPH10170848A - 光ビーム走査装置およびその制御方法 - Google Patents
光ビーム走査装置およびその制御方法Info
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- JPH10170848A JPH10170848A JP8342343A JP34234396A JPH10170848A JP H10170848 A JPH10170848 A JP H10170848A JP 8342343 A JP8342343 A JP 8342343A JP 34234396 A JP34234396 A JP 34234396A JP H10170848 A JPH10170848 A JP H10170848A
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- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音響光学素子の駆動周波数を制御することに
より走査ビームの位置ずれを補正する場合に、ビームウ
エスト径の変化や、ビームウエスト位置の変化を発生さ
せず、画質を向上させる。 【解決手段】 音響光学素子の駆動パワーを一定に保ち
つつその駆動周波数を制御する一方、音響光学素子で回
折された光ビームの光パワーの変化を光源の光パワーに
より補正する。光源として半導体レーザを用いれば、光
ビーム(レーザ光)のパワーを直接変調することができ
る。
より走査ビームの位置ずれを補正する場合に、ビームウ
エスト径の変化や、ビームウエスト位置の変化を発生さ
せず、画質を向上させる。 【解決手段】 音響光学素子の駆動パワーを一定に保ち
つつその駆動周波数を制御する一方、音響光学素子で回
折された光ビームの光パワーの変化を光源の光パワーに
より補正する。光源として半導体レーザを用いれば、光
ビーム(レーザ光)のパワーを直接変調することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ビームが記録
面上に描く走査線の湾曲や位置のずれを、音響光学素子
を用いて補正するようにした光ビーム走査装置に関する
ものである。
面上に描く走査線の湾曲や位置のずれを、音響光学素子
を用いて補正するようにした光ビーム走査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】レーザなどの光ビームを、走査光学系に
よって感光体上に導き、走査させて感光体を露光させる
ことにより画像を形成する光ビーム走査装置が公知であ
る。
よって感光体上に導き、走査させて感光体を露光させる
ことにより画像を形成する光ビーム走査装置が公知であ
る。
【0003】例えば回転多面鏡(ポリゴナルミラー、以
下ポリゴンという)を用いた走査光学系では、ポリゴン
の回転軸に対する鏡面の傾きが変化すること(面倒れ)
により、光ビームの走査軌跡である走査線が直線になら
ず、湾曲したり走査線の位置がずれたりすることがあ
る。そこでこのような走査光学系に起因する走査線の変
動を無くして走査線を正しい直線に修正することが必要
になる。そのために、光ビームを音響光学偏向素子(Ac
oustooptic Deflector, 以下AODともいう)によって
偏向させることが従来より知られている。
下ポリゴンという)を用いた走査光学系では、ポリゴン
の回転軸に対する鏡面の傾きが変化すること(面倒れ)
により、光ビームの走査軌跡である走査線が直線になら
ず、湾曲したり走査線の位置がずれたりすることがあ
る。そこでこのような走査光学系に起因する走査線の変
動を無くして走査線を正しい直線に修正することが必要
になる。そのために、光ビームを音響光学偏向素子(Ac
oustooptic Deflector, 以下AODともいう)によって
偏向させることが従来より知られている。
【0004】一方、円筒内面走査型画像記録装置におい
て、走査ビームを複数として出力の高速化を図ることが
知られている。この場合複数の光ビームによる走査線が
互いに平行かつ等間隔な直線となることが必要である。
また各光ビームが同時に書込む点は副走査方向に並んで
いることが望ましい。そこで、各光ビームを2次元音響
光学偏向素子により2次元に偏向させることを、本願の
出願人は提案した(米国特許第5502709号参
照)。
て、走査ビームを複数として出力の高速化を図ることが
知られている。この場合複数の光ビームによる走査線が
互いに平行かつ等間隔な直線となることが必要である。
また各光ビームが同時に書込む点は副走査方向に並んで
いることが望ましい。そこで、各光ビームを2次元音響
光学偏向素子により2次元に偏向させることを、本願の
出願人は提案した(米国特許第5502709号参
照)。
【0005】このように走査線の湾曲や位置のずれを補
正するために用いる音響光学素子は、その駆動周波数を
変えることにより偏向量を制御するものであるが、実際
にはこの駆動周波数の変化に伴い音響光学素子の回折効
率が変化する。このためこの音響光学素子で回折された
光ビームはその光パワーが変化する。
正するために用いる音響光学素子は、その駆動周波数を
変えることにより偏向量を制御するものであるが、実際
にはこの駆動周波数の変化に伴い音響光学素子の回折効
率が変化する。このためこの音響光学素子で回折された
光ビームはその光パワーが変化する。
【0006】このように光ビームの光パワーが変化する
と、記録面上に記録される画像の濃度が変化することに
なり、画質が劣化する。そこでこの場合に、光パワーを
一定に保つ方法が米国特許第5412501号により提
案されている。
と、記録面上に記録される画像の濃度が変化することに
なり、画質が劣化する。そこでこの場合に、光パワーを
一定に保つ方法が米国特許第5412501号により提
案されている。
【0007】この既提案の方法は、回折効率の変化に伴
い、光源のレーザーダイオード(LD)の光パワーを制
御して音響光学素子の回折光ビームの光パワーを一定に
保つものである。すなわちこの方法は駆動周波数の変化
が回折効率に及ぼす影響を光源の光パワーにより補正し
て、回折ビームの光パワーが一定になるように制御する
ものである。
い、光源のレーザーダイオード(LD)の光パワーを制
御して音響光学素子の回折光ビームの光パワーを一定に
保つものである。すなわちこの方法は駆動周波数の変化
が回折効率に及ぼす影響を光源の光パワーにより補正し
て、回折ビームの光パワーが一定になるように制御する
ものである。
【0008】
【従来技術の問題点】この既提案の方法では、音響光学
素子の駆動パワー(RFパワー、Radio Frequency パワ
ー、高周波パワーともいう)については何も触れていな
い。しかし音響光学素子の駆動パワーが変化すると、次
のような問題が懸念される。すなわちこの駆動パワーの
変化に伴い、音響光学素子内の発熱量が変化し、この発
熱量の変化が種々の問題を生じさせることである。
素子の駆動パワー(RFパワー、Radio Frequency パワ
ー、高周波パワーともいう)については何も触れていな
い。しかし音響光学素子の駆動パワーが変化すると、次
のような問題が懸念される。すなわちこの駆動パワーの
変化に伴い、音響光学素子内の発熱量が変化し、この発
熱量の変化が種々の問題を生じさせることである。
【0009】例えばこの発熱量の変化により回折光に収
差が生じ、これにより集光ビームの、a)ビームウエス
ト径の変化、b)光軸方向のビームウエスト位置の変
化、c)光軸垂直方向のビームウエスト位置の変化、な
どが生じる。このため光ビームによる走査線の線幅の変
化や湾曲が発生し、画質が劣化するという問題が生じ
る。
差が生じ、これにより集光ビームの、a)ビームウエス
ト径の変化、b)光軸方向のビームウエスト位置の変
化、c)光軸垂直方向のビームウエスト位置の変化、な
どが生じる。このため光ビームによる走査線の線幅の変
化や湾曲が発生し、画質が劣化するという問題が生じ
る。
【0010】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、音響光学素子の駆動周波数を制御すること
により走査ビームの位置ずれを補正する場合に、ビーム
ウエスト径の変化や、ビームウエスト位置の変化を発生
させず、画質を向上させることができる光ビーム走査装
置の制御方法を提案することを第1の目的とする。また
この光ビーム走査装置を提案することを第2の目的とす
る。
ものであり、音響光学素子の駆動周波数を制御すること
により走査ビームの位置ずれを補正する場合に、ビーム
ウエスト径の変化や、ビームウエスト位置の変化を発生
させず、画質を向上させることができる光ビーム走査装
置の制御方法を提案することを第1の目的とする。また
この光ビーム走査装置を提案することを第2の目的とす
る。
【0011】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、音響光学
素子の駆動周波数を制御することによって走査ビームの
位置を補正する光ビーム走査装置の制御方法において、
前記音響光学素子の駆動パワーを一定に保ちつつその駆
動周波数を制御する一方、前記音響光学素子で回折され
た光ビームの光パワーの変化を光源の光パワーにより補
正することを特徴とする光ビーム走査装置の制御方法、
により達成される。
素子の駆動周波数を制御することによって走査ビームの
位置を補正する光ビーム走査装置の制御方法において、
前記音響光学素子の駆動パワーを一定に保ちつつその駆
動周波数を制御する一方、前記音響光学素子で回折され
た光ビームの光パワーの変化を光源の光パワーにより補
正することを特徴とする光ビーム走査装置の制御方法、
により達成される。
【0012】この場合光源として半導体レーザを用いれ
ば、光ビーム(レーザ光)のパワーを直接変調すること
ができる。
ば、光ビーム(レーザ光)のパワーを直接変調すること
ができる。
【0013】第2の目的は、音響光学素子の駆動周波数
を制御することにより、走査ビームの位置を補正する光
ビーム走査装置において、走査ビームの位置を補正する
ために必要とする音響光学素子の駆動周波数の時間変化
を記憶する第1のメモリと、この記憶した駆動周波数の
時間変化でかつ音響光学素子の駆動パワーを一定に保ち
つつ音響光学素子を駆動する音響光学素子制御手段と、
音響光学素子の駆動周波数に対する音響光学素子の回折
効率を示すデータを記憶する第2のメモリと、前記第1
のメモリに記憶した駆動周波数の時間変化による変調を
受けた光ビームの光パワーを前記回折効率を示すデータ
を用いて補正して目標値にするように光源の光パワーを
制御する光源制御手段と、を備えることを特徴とする光
ビーム走査装置、により達成される。
を制御することにより、走査ビームの位置を補正する光
ビーム走査装置において、走査ビームの位置を補正する
ために必要とする音響光学素子の駆動周波数の時間変化
を記憶する第1のメモリと、この記憶した駆動周波数の
時間変化でかつ音響光学素子の駆動パワーを一定に保ち
つつ音響光学素子を駆動する音響光学素子制御手段と、
音響光学素子の駆動周波数に対する音響光学素子の回折
効率を示すデータを記憶する第2のメモリと、前記第1
のメモリに記憶した駆動周波数の時間変化による変調を
受けた光ビームの光パワーを前記回折効率を示すデータ
を用いて補正して目標値にするように光源の光パワーを
制御する光源制御手段と、を備えることを特徴とする光
ビーム走査装置、により達成される。
【0014】光ビーム走査装置は複数の光ビームを合波
して走査する円筒内面走査型のものとすることができ、
この場合には各光ビームの光源と合波光学系との間にそ
れぞれの光ビームごとに2次元音響光学素子を介在させ
る。
して走査する円筒内面走査型のものとすることができ、
この場合には各光ビームの光源と合波光学系との間にそ
れぞれの光ビームごとに2次元音響光学素子を介在させ
る。
【0015】音響光学素子の回折効率は、合波した光ビ
ームの一部をビームスプリッタにより分割し、分割した
光ビームの光パワーを光パワー検出手段で検出すること
により求めることができる。この場合に光パワー検出手
段をビーム位置検出素子で形成し、この素子により光ビ
ームの光パワーと共にビーム位置も検出し、この検出し
たビーム位置から音響光学素子の光ビーム偏向量すなわ
ち駆動周波数の時間変化を求めてもよい。
ームの一部をビームスプリッタにより分割し、分割した
光ビームの光パワーを光パワー検出手段で検出すること
により求めることができる。この場合に光パワー検出手
段をビーム位置検出素子で形成し、この素子により光ビ
ームの光パワーと共にビーム位置も検出し、この検出し
たビーム位置から音響光学素子の光ビーム偏向量すなわ
ち駆動周波数の時間変化を求めてもよい。
【0016】求めた音響光学素子の回折効率や光ビーム
偏向量はメモリしておいてもよいが実時間でフィードバ
ックさせて光源の光パワーや音響光学素子の駆動周波数
を制御してもよい。
偏向量はメモリしておいてもよいが実時間でフィードバ
ックさせて光源の光パワーや音響光学素子の駆動周波数
を制御してもよい。
【0017】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様である円筒内面
走査型光ビーム走査装置を示す概念図、図2は音響光学
素子の制御系を示す図、図3は走査線の湾曲を示す図。
図4は音響光学素子に必要な補正量を示す図、図5は駆
動周波数の時間変化を示す図、図6はAODの回折効率
の駆動周波数特性を示す図、図7は回折効率の時間変化
を示す図、図8は光源パワーの補正量を示す図である。
走査型光ビーム走査装置を示す概念図、図2は音響光学
素子の制御系を示す図、図3は走査線の湾曲を示す図。
図4は音響光学素子に必要な補正量を示す図、図5は駆
動周波数の時間変化を示す図、図6はAODの回折効率
の駆動周波数特性を示す図、図7は回折効率の時間変化
を示す図、図8は光源パワーの補正量を示す図である。
【0018】図1、2において10(10a、10b、
10c)は光源としての3個の半導体レーザ(レーザー
ダイオード)であり、これらは同一波長のレーザビーム
すなわち光ビームL(La、Lb、Lc)を出力する。
これらの光ビームLa、Lb、Lcは後記するようにそ
れぞれ独立に光パワーが制御可能である。これらの光ビ
ームLはそれぞれ図示しない光学系、2次元音響光学偏
向素子AOD(AODa、AODb、AODc)を介
し、合波光学系12により合波される。
10c)は光源としての3個の半導体レーザ(レーザー
ダイオード)であり、これらは同一波長のレーザビーム
すなわち光ビームL(La、Lb、Lc)を出力する。
これらの光ビームLa、Lb、Lcは後記するようにそ
れぞれ独立に光パワーが制御可能である。これらの光ビ
ームLはそれぞれ図示しない光学系、2次元音響光学偏
向素子AOD(AODa、AODb、AODc)を介
し、合波光学系12により合波される。
【0019】AODには後記するようにAOD制御手段
16によって制御されたトランスデューサが発生する所
定周波数の超音波が印加され、この時の1次回折光が0
次光カット板(図示せず)で選択されるものである。こ
の1次回折光の偏向量はAODの駆動周波数により変化
する。なお2値画像信号のON/OFFに応じて半導体
レーザ10の出力がON/OFFされる。
16によって制御されたトランスデューサが発生する所
定周波数の超音波が印加され、この時の1次回折光が0
次光カット板(図示せず)で選択されるものである。こ
の1次回折光の偏向量はAODの駆動周波数により変化
する。なお2値画像信号のON/OFFに応じて半導体
レーザ10の出力がON/OFFされる。
【0020】3つのAODは、この実施態様ではそれぞ
れ光ビームLa、Lb、Lcを、後記する合波ビームL
Oの部分で見た時にX軸方向およびY軸方向に2次元的
に偏向させるものである。すなわち、AODにより、光
ビームLを互いに直交する2つの方向(X軸方向および
Y軸方向)に偏向させ、主走査線の湾曲と間隔と長さと
を修正するものである。
れ光ビームLa、Lb、Lcを、後記する合波ビームL
Oの部分で見た時にX軸方向およびY軸方向に2次元的
に偏向させるものである。すなわち、AODにより、光
ビームLを互いに直交する2つの方向(X軸方向および
Y軸方向)に偏向させ、主走査線の湾曲と間隔と長さと
を修正するものである。
【0021】合波光学系12は、全反射ミラーMと、偏
光ビームスプリッタPBSと、ビームスプリッタBSと
で形成される。前記半導体レーザ10a、10b、10
cは直線偏光のレーザビームを出力し、これらの偏光方
向はそれぞれ図1に矢印で示す方向に設定されている。
光ビームスプリッタPBSと、ビームスプリッタBSと
で形成される。前記半導体レーザ10a、10b、10
cは直線偏光のレーザビームを出力し、これらの偏光方
向はそれぞれ図1に矢印で示す方向に設定されている。
【0022】すなわちレーザダイオード10aと10c
は、ビームスプリッタBSおよび全反射ミラーMに対す
る入射平面波の電界の振動面が入射面(入射光と反射光
を含む平面)に平行な偏光(P偏光)となるように、そ
の取付角度が設定されている。またレーザダイオード1
0bは、偏光ビームスプリッタPBSに対する入射平面
波の電界の振動面が入射面に垂直となる偏光(S偏光)
となるように、その取付角度が設定されている。
は、ビームスプリッタBSおよび全反射ミラーMに対す
る入射平面波の電界の振動面が入射面(入射光と反射光
を含む平面)に平行な偏光(P偏光)となるように、そ
の取付角度が設定されている。またレーザダイオード1
0bは、偏光ビームスプリッタPBSに対する入射平面
波の電界の振動面が入射面に垂直となる偏光(S偏光)
となるように、その取付角度が設定されている。
【0023】そしてレーザビームLa、Lb、Lcはこ
の合波光学系12によりほぼ一致したレーザビームすな
わち合波ビームLoに合波される。なおこの合波された
ビームLoは図2では1本のビームとして表している
が、実際には図1に示すように互いに分かれた3本の共
軸ではないビームから成るものである。また図1では3
本のビームLa、Lb、Lcが大きく離れているように
描かれているが、これは誇張して表現したものであって
実際には殆んど一致している。
の合波光学系12によりほぼ一致したレーザビームすな
わち合波ビームLoに合波される。なおこの合波された
ビームLoは図2では1本のビームとして表している
が、実際には図1に示すように互いに分かれた3本の共
軸ではないビームから成るものである。また図1では3
本のビームLa、Lb、Lcが大きく離れているように
描かれているが、これは誇張して表現したものであって
実際には殆んど一致している。
【0024】この合波ビームLoは、さらにビームエキ
スパンダEXを構成するレンズL1およびL2においてビ
ーム径の拡大・変更が行われる。このビームLoはドラ
ム(円筒)Dの中心軸に沿ってドラムD内に導かれる。
ドラムDの中心軸上には、走査光学系を形成する集光レ
ンズL3およびスピナーSPが設けられている。
スパンダEXを構成するレンズL1およびL2においてビ
ーム径の拡大・変更が行われる。このビームLoはドラ
ム(円筒)Dの中心軸に沿ってドラムD内に導かれる。
ドラムDの中心軸上には、走査光学系を形成する集光レ
ンズL3およびスピナーSPが設けられている。
【0025】このスピナーSPは中心軸(回転軸)に対
して45°の反射面を持ち、モータにより高速回転され
る。なおこのモータにはロータリーエンコーダENが取
付けられ、スピナーSPの回転角(θ=ωt)が検出さ
れる。すなわち所定回転角ごとに出力されるパルス信号
と、1回転の基準位置を示す基準位置信号とが出力され
る。このスピナーSPに導かれるビームは、回転軸上に
あるビームエキスパンダEXおよび集光レンズL3を通
って、ドラムDの内周面あるいは記録シートSに合焦す
る。
して45°の反射面を持ち、モータにより高速回転され
る。なおこのモータにはロータリーエンコーダENが取
付けられ、スピナーSPの回転角(θ=ωt)が検出さ
れる。すなわち所定回転角ごとに出力されるパルス信号
と、1回転の基準位置を示す基準位置信号とが出力され
る。このスピナーSPに導かれるビームは、回転軸上に
あるビームエキスパンダEXおよび集光レンズL3を通
って、ドラムDの内周面あるいは記録シートSに合焦す
る。
【0026】このように構成される円筒内面走査型の光
ビーム走査装置において、仮りに3つのAODによる補
正が無ければ、記録シートS上に3本の光ビームLa、
Lb、Lcが記録する走査線a、b、cは、スピナーS
Pの回転角度θすなわち時間tの経過に対して図3に示
すように周期的に湾曲する。すなわち光ビームLbがス
ピナーSPの光軸上に位置し、他の光ビームLa、Lc
がこの光ビームLbを挟んで対称に位置すれば、光ビー
ムLbによる走査線bは直線となり、他の走査線a、c
はスピナーSPの1回転の周期を持って弧状に湾曲す
る。
ビーム走査装置において、仮りに3つのAODによる補
正が無ければ、記録シートS上に3本の光ビームLa、
Lb、Lcが記録する走査線a、b、cは、スピナーS
Pの回転角度θすなわち時間tの経過に対して図3に示
すように周期的に湾曲する。すなわち光ビームLbがス
ピナーSPの光軸上に位置し、他の光ビームLa、Lc
がこの光ビームLbを挟んで対称に位置すれば、光ビー
ムLbによる走査線bは直線となり、他の走査線a、c
はスピナーSPの1回転の周期を持って弧状に湾曲す
る。
【0027】図2において16はAOD制御手段であ
り、光ビームLa、Lb、Lcによる走査線a、b、c
の湾曲を補正してこれらを等間隔の直線にする。なおこ
の実施態様では走査線bは直線となるが一般にはこの走
査線bも湾曲するから、これも補正する必要がある。走
査線a、b、cの湾曲を補正するためのデータは第1の
メモリ18に記憶されている。
り、光ビームLa、Lb、Lcによる走査線a、b、c
の湾曲を補正してこれらを等間隔の直線にする。なおこ
の実施態様では走査線bは直線となるが一般にはこの走
査線bも湾曲するから、これも補正する必要がある。走
査線a、b、cの湾曲を補正するためのデータは第1の
メモリ18に記憶されている。
【0028】各走査線a、b、cの湾曲は、走査光学系
の周期性を考慮すれば正弦波あるいは余弦波となるか
ら、この補正するためのデータは正弦波あるいは余弦波
を示すものとなる。図4の(A)はビームLaに対しA
ODaでX方向に加える補正量xの時間変化を示す。同
様に同図(B)はAODaでY方向に加える補正量yの
時間変化を示す。
の周期性を考慮すれば正弦波あるいは余弦波となるか
ら、この補正するためのデータは正弦波あるいは余弦波
を示すものとなる。図4の(A)はビームLaに対しA
ODaでX方向に加える補正量xの時間変化を示す。同
様に同図(B)はAODaでY方向に加える補正量yの
時間変化を示す。
【0029】AOD制御手段16では、スピナーSPの
回転角度θすなわち時間tに対する補正量x、yをAO
Daが発生するために必要な駆動周波数fx、fyを求め
る(図5)。AODaは駆動周波数fx、fyが変化する
と、前記したようにその回折効率が変化する。この特性
は図6に示されている。図7の(A)、(B)はそれぞ
れx方向およびy方向の回折効率ηx、ηyの時間変化を
示す。
回転角度θすなわち時間tに対する補正量x、yをAO
Daが発生するために必要な駆動周波数fx、fyを求め
る(図5)。AODaは駆動周波数fx、fyが変化する
と、前記したようにその回折効率が変化する。この特性
は図6に示されている。図7の(A)、(B)はそれぞ
れx方向およびy方向の回折効率ηx、ηyの時間変化を
示す。
【0030】このためこのAODaのトータルの回折効
率はηx×ηyとなり、図7(C)のようになる。この結
果光ビームLaのパワーPは、このAODaで回折され
ることにより回折効率ηx×ηyに比例して変化する。同
様に光ビームLb、cも変化する。
率はηx×ηyとなり、図7(C)のようになる。この結
果光ビームLaのパワーPは、このAODaで回折され
ることにより回折効率ηx×ηyに比例して変化する。同
様に光ビームLb、cも変化する。
【0031】従来はこのパワーPの変動を補正して一定
とするために、半導体レーザー10の光パワーを制御し
ていたものであるが、前記したようにAODの駆動パワ
ーを変化させた場合には、AODの発熱量の変化による
ビームウエスト径およびビームウエスト位置の変動が発
生する問題があったものである。そこで本発明ではAO
Dの駆動パワーを一定に保ちつつ、光源である半導体レ
ーザ10の光パワーを図8に示すように補正してAOD
を通過した後の光パワーを一定にするものである。以下
そのための構成を説明する。
とするために、半導体レーザー10の光パワーを制御し
ていたものであるが、前記したようにAODの駆動パワ
ーを変化させた場合には、AODの発熱量の変化による
ビームウエスト径およびビームウエスト位置の変動が発
生する問題があったものである。そこで本発明ではAO
Dの駆動パワーを一定に保ちつつ、光源である半導体レ
ーザ10の光パワーを図8に示すように補正してAOD
を通過した後の光パワーを一定にするものである。以下
そのための構成を説明する。
【0032】図2において20は光源制御手段であり、
半導体レーザ10の光パワーを制御するものである。半
導体レーザ10では、電流を制御することにより、光パ
ワーを制御することができる。
半導体レーザ10の光パワーを制御するものである。半
導体レーザ10では、電流を制御することにより、光パ
ワーを制御することができる。
【0033】この結果走査中には、スピナーSPの回転
角度θ(すなわち時間t)に対して第2のメモリ22は
各半導体レーザ10に対する光パワーの補正量を光源制
御手段20に出力する。光源制御手段20ではこのメモ
リ20から読取った補正データを用いて各半導体レーザ
10の光パワーを制御し、例えば光ビームaに対しては
図8に示す補正を加える。同様に他の光ビームb、cに
対しても光パワーの補正を加える。
角度θ(すなわち時間t)に対して第2のメモリ22は
各半導体レーザ10に対する光パワーの補正量を光源制
御手段20に出力する。光源制御手段20ではこのメモ
リ20から読取った補正データを用いて各半導体レーザ
10の光パワーを制御し、例えば光ビームaに対しては
図8に示す補正を加える。同様に他の光ビームb、cに
対しても光パワーの補正を加える。
【0034】なおこの光源制御手段20には、2値画像
信号が入力され、前記した光パワーの補正と同時にこの
信号に基づいて光ビームLa、Lb、Lcのオン・オフ
制御も行う。
信号が入力され、前記した光パワーの補正と同時にこの
信号に基づいて光ビームLa、Lb、Lcのオン・オフ
制御も行う。
【0035】次にメモリ18、22に記憶するデータを
求めるための構成を説明する。ビームエキスパンダEX
にはビームスプリッタBS1が設けられ、このビームス
プリッタBS1は合波ビームLOの一部を分割する。この
分割されたビームの位置と光パワーは4分割位置検出素
子などのビーム位置検出素子24で検出され、この結果
光ビームLa、Lb、Lcのビーム位置と光パワーとが
求められる。
求めるための構成を説明する。ビームエキスパンダEX
にはビームスプリッタBS1が設けられ、このビームス
プリッタBS1は合波ビームLOの一部を分割する。この
分割されたビームの位置と光パワーは4分割位置検出素
子などのビーム位置検出素子24で検出され、この結果
光ビームLa、Lb、Lcのビーム位置と光パワーとが
求められる。
【0036】26はデータ検出手段であり、ここにはビ
ーム位置検出素子24が出力するビーム位置と光パワー
に対応する信号がそれぞれの増幅器28を介して入力さ
れる。データ検出回路26はこれらの信号に基づいて光
ビームの位置と光パワーを求める。
ーム位置検出素子24が出力するビーム位置と光パワー
に対応する信号がそれぞれの増幅器28を介して入力さ
れる。データ検出回路26はこれらの信号に基づいて光
ビームの位置と光パワーを求める。
【0037】検出した光ビームLa、Lb、Lcの座標
を図4に示したx方向およびy方向の補正量x、yにす
るためのデータが求められ、これらのデータは第1のメ
モリ18に記憶される。また光ビームLa、Lb、Lc
の光パワーの変化から図8に示す光パワーの補正量が求
められ、メモリ22に記憶される。なおこれらメモリ1
8、22に記憶するデータは、適時に入力されるデータ
書換え指令に基づいて光ビームLa、Lb、Lcを1本
づつ別々に射出させ、各光ビームLa、Lb、Lcに対
して別々に順に求められる。
を図4に示したx方向およびy方向の補正量x、yにす
るためのデータが求められ、これらのデータは第1のメ
モリ18に記憶される。また光ビームLa、Lb、Lc
の光パワーの変化から図8に示す光パワーの補正量が求
められ、メモリ22に記憶される。なおこれらメモリ1
8、22に記憶するデータは、適時に入力されるデータ
書換え指令に基づいて光ビームLa、Lb、Lcを1本
づつ別々に射出させ、各光ビームLa、Lb、Lcに対
して別々に順に求められる。
【0038】次にこの実施態様の動作を説明する。書換
え指令が入力されると、1本の光ビームLaだけを出力
させてそのビーム位置をビーム位置検出素子24で検出
する。そしてその時のスピナーSPの角度位置θに対応
した駆動周波数fx、fyの補正量を求め、メモリ18に
記憶する。またビーム位置検出素子24で光ビームLa
の光パワーを検出し、光パワーの補正量を求めてメモリ
22に記憶する。同様に他の光ビームLb、Lcに対し
てもこれらと同様な補正量を求めてメモリ18、22に
記憶する。
え指令が入力されると、1本の光ビームLaだけを出力
させてそのビーム位置をビーム位置検出素子24で検出
する。そしてその時のスピナーSPの角度位置θに対応
した駆動周波数fx、fyの補正量を求め、メモリ18に
記憶する。またビーム位置検出素子24で光ビームLa
の光パワーを検出し、光パワーの補正量を求めてメモリ
22に記憶する。同様に他の光ビームLb、Lcに対し
てもこれらと同様な補正量を求めてメモリ18、22に
記憶する。
【0039】このような準備が終わってから、2値画像
信号生成回路(図示せず)が出力する2値画像信号に基
づいて半導体レーザ10a、10b、10cがオン・オ
フされ、スピナーSPが回転する。またAOD制御手段
16は、メモリ18の内容により補正された正弦波およ
び余弦波を出力し、これらの正弦波および余弦波に対応
して周波数が変化する高周波でAODを駆動する。
信号生成回路(図示せず)が出力する2値画像信号に基
づいて半導体レーザ10a、10b、10cがオン・オ
フされ、スピナーSPが回転する。またAOD制御手段
16は、メモリ18の内容により補正された正弦波およ
び余弦波を出力し、これらの正弦波および余弦波に対応
して周波数が変化する高周波でAODを駆動する。
【0040】一方光源制御手段20は、メモリ22の内
容によって光パワーの補正を行い、AODで回折された
光ビームLの光パワーを常に一定とする。この結果3本
の光ビームLa、Lb、LcはそれぞれのAODa、A
ODb、AODcにより適正に偏向され、相互の距離や
位置が適正に保たれる。また光ビームLa、Lb、Lc
の光パワーはAODa、AODb、AODcを通過した
後も一定に保たれる。
容によって光パワーの補正を行い、AODで回折された
光ビームLの光パワーを常に一定とする。この結果3本
の光ビームLa、Lb、LcはそれぞれのAODa、A
ODb、AODcにより適正に偏向され、相互の距離や
位置が適正に保たれる。また光ビームLa、Lb、Lc
の光パワーはAODa、AODb、AODcを通過した
後も一定に保たれる。
【0041】このように互いにビーム位置が補正されか
つ光パワーが一定に保たれた3本の光ビームLa、L
b、Lcは、合波光学系12で合波され、ビームエキス
パンダEX、走査光学系(L3、SP)を介して記録シ
ートSに導かれる。このため3本の光ビームLa、L
b、Lcにより記録シート上に描かれる3本の走査線を
互いに平行な直線とし、それらの長さや位相も揃えるこ
とができ、また走査線の濃度も一定に保たれるから、記
録画像の画質を向上させることができる。
つ光パワーが一定に保たれた3本の光ビームLa、L
b、Lcは、合波光学系12で合波され、ビームエキス
パンダEX、走査光学系(L3、SP)を介して記録シ
ートSに導かれる。このため3本の光ビームLa、L
b、Lcにより記録シート上に描かれる3本の走査線を
互いに平行な直線とし、それらの長さや位相も揃えるこ
とができ、また走査線の濃度も一定に保たれるから、記
録画像の画質を向上させることができる。
【0042】
【他の実施態様】この実施態様では、AODで回折され
た光ビームの光パワーの補正量をメモリ22に記憶して
おき、このメモリ22のデータを用いて実際の画像を記
録する。しかしこの発明はビーム位置検出素子24で検
出した光パワーが所定の目標値となるように光源10の
光パワーをリアルタイム(実時間)で制御するものであ
ってもよい。
た光ビームの光パワーの補正量をメモリ22に記憶して
おき、このメモリ22のデータを用いて実際の画像を記
録する。しかしこの発明はビーム位置検出素子24で検
出した光パワーが所定の目標値となるように光源10の
光パワーをリアルタイム(実時間)で制御するものであ
ってもよい。
【0043】この場合には図2における第2のメモリ2
2は不要になり、光源制御手段20はビーム位置検出素
子24で検出した光パワーを一定にするように光源10
を直接制御すればよい。この実施態様によれば光源10
やAODの温度変化や経時的特性変化などによる光パワ
ーの変動も正確に補正でき、画質は一層向上する。
2は不要になり、光源制御手段20はビーム位置検出素
子24で検出した光パワーを一定にするように光源10
を直接制御すればよい。この実施態様によれば光源10
やAODの温度変化や経時的特性変化などによる光パワ
ーの変動も正確に補正でき、画質は一層向上する。
【0044】また前記の実施態様では、ビーム位置検出
素子24で光ビームのビーム位置も検出し、スピナーS
Pの角度位置θに対するAODの駆動周波数fx、fyの
補正量を図5に示した補正量にするためのデータを求
め、メモリ18に記憶させている。しかしこの駆動周波
数fx、fyの補正量(図5参照)は走査装置に固有のも
のであり、図3、4の走査線の湾曲量と、これに対応す
るAODの補正量により一義的に決まるものである。従
ってこのデータを予め第1のメモリ18に記憶しておけ
ばビーム位置検出素子24でビーム位置を検出する必要
はなくなる。
素子24で光ビームのビーム位置も検出し、スピナーS
Pの角度位置θに対するAODの駆動周波数fx、fyの
補正量を図5に示した補正量にするためのデータを求
め、メモリ18に記憶させている。しかしこの駆動周波
数fx、fyの補正量(図5参照)は走査装置に固有のも
のであり、図3、4の走査線の湾曲量と、これに対応す
るAODの補正量により一義的に決まるものである。従
ってこのデータを予め第1のメモリ18に記憶しておけ
ばビーム位置検出素子24でビーム位置を検出する必要
はなくなる。
【0045】しかし実際の装置では光学系の温度変化や
経時的特性変化などによりビーム位置が変動する。前記
実施態様ではビーム位置検出素子24でビーム位置を検
出してAODの駆動周波数の補正を行うから、走査線位
置の補正が一層正確になる。
経時的特性変化などによりビーム位置が変動する。前記
実施態様ではビーム位置検出素子24でビーム位置を検
出してAODの駆動周波数の補正を行うから、走査線位
置の補正が一層正確になる。
【0046】なおビーム位置検出素子24の検出結果を
リアルタイム(実時間)にフィードバックさせビーム位
置の修正を行うようにしてもよい。この場合は走査線の
補正はさらに高精度に行うことができる。
リアルタイム(実時間)にフィードバックさせビーム位
置の修正を行うようにしてもよい。この場合は走査線の
補正はさらに高精度に行うことができる。
【0047】以上の実施態様は円筒内面走査型の装置に
適用したものであるが、本発明は円筒外面走査型や平面
走査型などの装置にも適用でき、これらを含む。また光
偏向素子は2次元のものに限らず、1次元のものであっ
てもよい。例えば回転多面鏡(ポリゴン)やピエゾミラ
ー、ガルバノミラーなどを用いて走査する場合には、走
査方向に直交する方向に光ビームを偏向させる1次元の
音響光学素子を用いることができる。なおメモリ18、
22にはAODの駆動周波数や光パワーの補正量をその
まま記憶してもよいが、これらと実質的に同等なデータ
を記憶してもよく本発明はこの場合を含む。
適用したものであるが、本発明は円筒外面走査型や平面
走査型などの装置にも適用でき、これらを含む。また光
偏向素子は2次元のものに限らず、1次元のものであっ
てもよい。例えば回転多面鏡(ポリゴン)やピエゾミラ
ー、ガルバノミラーなどを用いて走査する場合には、走
査方向に直交する方向に光ビームを偏向させる1次元の
音響光学素子を用いることができる。なおメモリ18、
22にはAODの駆動周波数や光パワーの補正量をその
まま記憶してもよいが、これらと実質的に同等なデータ
を記憶してもよく本発明はこの場合を含む。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、音響光
学素子の駆動周波数を制御して光ビームの位置を補正す
る場合に、音響光学素子の駆動パワーを一定に保ちつつ
その駆動周波数を制御する一方、この音響光学素子の回
折効率がその駆動周波数により変化することによる光パ
ワーの変化を、光源の光パワーにより補正するものであ
る。
学素子の駆動周波数を制御して光ビームの位置を補正す
る場合に、音響光学素子の駆動パワーを一定に保ちつつ
その駆動周波数を制御する一方、この音響光学素子の回
折効率がその駆動周波数により変化することによる光パ
ワーの変化を、光源の光パワーにより補正するものであ
る。
【0049】このため音響光学素子内の発熱量が常に一
定となり、ビームウエスト径が変化したり、ビームウエ
ストの光軸方向および光軸に直交する方向への位置が変
化したりするのを防ぐことができる。この結果画質を向
上させることできる。
定となり、ビームウエスト径が変化したり、ビームウエ
ストの光軸方向および光軸に直交する方向への位置が変
化したりするのを防ぐことができる。この結果画質を向
上させることできる。
【0050】ここに光源を半導体レーザとすれば、その
駆動電流を変えることにより光パワーを容易に制御で
き、構成が簡単になる(請求項2)。
駆動電流を変えることにより光パワーを容易に制御で
き、構成が簡単になる(請求項2)。
【0051】請求項3の発明によれば、この方法の実施
に直接使用する光ビーム走査装置が得られる。ここに複
数の光ビームを用いる円筒内面走査型の装置とした場合
には、各光ビームごとに2次元音響光学素子を設けるこ
とができる(請求項4)。また第2のメモリに記憶する
光パワーを補正するためのデータは、ビームスプリッタ
で光ビームの一部を分割して光パワー検出手段に導き、
光ビームの光パワーを検出することにより得られる(請
求項5)。この場合検出した光パワーをリアルタイムに
フィードバックして光源の光パワーを制御すれば、第2
のメモリが不用になり構成が簡単になると共に、光パワ
ーは一層高精度に制御できる。
に直接使用する光ビーム走査装置が得られる。ここに複
数の光ビームを用いる円筒内面走査型の装置とした場合
には、各光ビームごとに2次元音響光学素子を設けるこ
とができる(請求項4)。また第2のメモリに記憶する
光パワーを補正するためのデータは、ビームスプリッタ
で光ビームの一部を分割して光パワー検出手段に導き、
光ビームの光パワーを検出することにより得られる(請
求項5)。この場合検出した光パワーをリアルタイムに
フィードバックして光源の光パワーを制御すれば、第2
のメモリが不用になり構成が簡単になると共に、光パワ
ーは一層高精度に制御できる。
【0052】このビーム検出手段をビーム位置検出素子
として、ビーム位置も同時に検出できるようにしてもよ
い(請求項6)。この検出したビーム位置のデータを用
いてAODの駆動周波数をリアルタイムにフィードバッ
ク制御すれば、一層高精度な制御が可能になる。
として、ビーム位置も同時に検出できるようにしてもよ
い(請求項6)。この検出したビーム位置のデータを用
いてAODの駆動周波数をリアルタイムにフィードバッ
ク制御すれば、一層高精度な制御が可能になる。
【図1】本発明の一実施態様を示す概念図
【図2】音響光学素子の制御系を示す図
【図3】走査線の湾曲を示す図
【図4】音響光学素子に必要な補正量を示す図
【図5】駆動周波数の時間変化を示す図
【図6】AODの回折効率の駆動周波数特性を示す図
【図7】回折効率の時間変化を示す図
【図8】光源の駆動パワーの補正量を示す図
10 半導体レーザ 12 合波光学系 16 AOD制御手段 18 第1のメモリ 20 光源制御手段 22 第2のメモリ 24 ビーム位置検出素子 26 データ検出手段 AOD 2次元音響光学素子 BS、BS1 ビームスプリッタ SP 走査光学系を形成するスピナー a、b、c 走査線 La、Lb、Lc 光ビーム Lo 合波ビーム
Claims (6)
- 【請求項1】 音響光学素子の駆動周波数を制御するこ
とによって走査ビームの位置を補正する光ビーム走査装
置の制御方法において、 前記音響光学素子の駆動パワーを一定に保ちつつその駆
動周波数を制御する一方、前記音響光学素子で回折され
た光ビームの光パワーの変化を光源の光パワーにより補
正することを特徴とする光ビーム走査装置の制御方法。 - 【請求項2】 光源は半導体レーザであり、電流により
光ビームの光パワーを制御する請求項1の光ビーム走査
装置の制御方法。 - 【請求項3】 音響光学素子の駆動周波数を制御するこ
とにより、走査ビームの位置を補正する光ビーム走査装
置において、 走査ビームの位置を補正するために必要とする音響光学
素子の駆動周波数の時間変化を記憶する第1のメモリ
と、 この記憶した駆動周波数の時間変化でかつ音響光学素子
の駆動パワーを一定に保ちつつ音響光学素子を駆動する
音響光学素子制御手段と、 音響光学素子の駆動周波数に対する音響光学素子の回折
効率を示すデータを記憶する第2のメモリと、 前記第1のメモリに記憶した駆動周波数の時間変化によ
る変調を受けた光ビームの光パワーを前記回折効率を示
すデータを用いて補正して目標値にするように光源の光
パワーを制御する光源制御手段と、を備えることを特徴
とする光ビーム走査装置。 - 【請求項4】 複数の光ビームを合波して走査光学系に
導く円筒内面走査型光ビーム走査装置であって、音響光
学素子は各光ビームの光源と合波光学系との間に各光ビ
ームごとに別々に設けられた2次元音響光学素子である
請求項3の光ビーム走査装置。 - 【請求項5】 音響光学素子の駆動周波数を制御するこ
とにより走査ビームの位置を補正する光ビーム走査装置
において、 走査ビームの位置を補正するために必要とする音響光学
素子の駆動周波数の時間変化を記憶する第1のメモリ
と、 この記憶した駆動周波数の時間変化でかつ音響光学素子
の駆動パワーを一定に保ちつつ音響光学素子を駆動する
音響光学素子制御手段と、 光ビームを音響光学素子の後方で分割するビームスプリ
ッタと、 この分割された光ビームの光パワーを検出する光パワー
検出手段と、 この光パワー検出手段で検出した光ビームの光パワーが
目標値になるように光源の光パワーを制御する光源制御
手段と、 を備えることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項6】 音響光学素子の駆動周波数を制御するこ
とにより、走査ビームの位置を補正する光ビーム走査位
置において、 光ビームを音響光学素子の後方で分割するビームスプリ
ッタと、 この分割された光ビームの光パワーおよびビーム位置を
検出するビーム位置検出手段と、 このビーム位置検出手段で検出したビーム位置を目標位
置にするための音響光学素子の駆動周波数でかつその駆
動パワーを一定に保ちつつ音響光学素子を制御する音響
光学素子制御手段と、 前記ビーム位置検出手段で検出した光パワーを目標値に
するように光源の光パワーを制御する光源制御手段と、 を備えることを特徴とする光ビーム走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8342343A JPH10170848A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 光ビーム走査装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8342343A JPH10170848A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 光ビーム走査装置およびその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170848A true JPH10170848A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18352998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8342343A Pending JPH10170848A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 光ビーム走査装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012053331A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像計測装置および静電潜像計測方法 |
| KR102002490B1 (ko) * | 2018-03-20 | 2019-07-23 | 주식회사 이오테크닉스 | 음향 광학 편향기 및 이를 위한 캘리브레이션 방법 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP8342343A patent/JPH10170848A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012053331A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像計測装置および静電潜像計測方法 |
| KR102002490B1 (ko) * | 2018-03-20 | 2019-07-23 | 주식회사 이오테크닉스 | 음향 광학 편향기 및 이를 위한 캘리브레이션 방법 |
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