JPH10171494A - 音響信号処理装置 - Google Patents

音響信号処理装置

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JPH10171494A
JPH10171494A JP8346677A JP34667796A JPH10171494A JP H10171494 A JPH10171494 A JP H10171494A JP 8346677 A JP8346677 A JP 8346677A JP 34667796 A JP34667796 A JP 34667796A JP H10171494 A JPH10171494 A JP H10171494A
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JP
Japan
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time
address value
memory
signal
digital data
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JP8346677A
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Katsuyuki Shudo
勝行 首藤
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速再生された音響信号について良好なピッ
チ変換を行なう。 【解決手段】 記録媒体から高速再生された時間軸圧縮
音響信号をAD変換して、メモリのアドレス値の最大値
と最小値とを連続させた環状の状態でアクセスが行なわ
れるメモリ10に書込む。メモリ10から時間軸伸長さ
れた状態でピッチ変換された音響信号のデジタルデータ
の読出しは、メモリのアドレス値の最大値と最小値とを
連続させた環状の状態で連続的に行なう。書込みアドレ
ス値と読出しアドレス値とが一致した時点に、メモリ1
0に書込まれているデータを読出して、それを徐々に音
響レベルを漸減させたデータとし、また、前記の時点か
らの音響信号のデジタルデータは徐々に音響レベルを漸
増させたデータとして、前記の両データを合成して再度
メモリ10に書込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響信号が記録され
ている記録媒体の記録情報を、記録時に要した時間より
も短い時間で再生することにより、ピッチが高くなった
音響信号に信号処理を施し、良好に聞き取れることがで
きる再生信号が得られるようにする音響信号処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号が記録されている記録媒体の記
録情報を、記録時に要した時間よりも短い時間で再生す
ることは、例えば、ビデオテープレコーダ(VTR)や
テープレコーダ等からの再生時に、従来から広く行なわ
れて来ていることは周知のとおりである。すなわち、ド
ラムの周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定
の走行速度で走行させて、回転磁気ヘッドを用いて記録
再生動作を行なうようにしている所謂ヘリカル・スキャ
ン型のビデオ・テープ・レコーダ(VTR)[またはビデオ
・カセット・レコーダ(VCR)]では、走行する磁気テ
ープの基準縁に対して、回転磁気ヘッドの回転軌跡が9
0度以下の傾斜角を示すような状態で記録再生を行なう
ような構成とされているヘリカルスキャン方式のVT
R,VCRでは、1本の記録跡に1フィールド期間の映
像信号を記録している。それで記録動作時における磁気
テープの走行速度よりも早い磁気テープの走行速度で再
生させる、所謂、高速再生動作を行なった場合でも、磁
気テープに記録されている画像内容を確め得る程度の再
生画像を見ることが可能であるために、磁気テープに記
録されている画像内容を、画像の記録時に要した時間に
比べて短い時間内に確めたい、というような場合に、高
速再生動作が行なわれていた。
【0003】ところで、前記したようなヘリカル・スキ
ャン型のVTRの回転磁気ヘッドの回転軌跡に従って磁
気テープに形成される記録跡のパターンは、ドラムの直
径、回転磁気ヘッドの回転数、回転磁気ヘッドの回転方
向、磁気テープの走行速度、磁気テープの走行方向、ト
ラック角度、ヘッドトラック幅、磁気テープの記録領域
幅等の諸条件によって定まるから、VTRの動作モード
(ノーマル再生モード、高速再生モード、その他の各種
のトリックプレー動作モード)の変更により、例えば、
磁気テープの走行方向や走行速度等の条件が変化した場
合には、回転磁気ヘッドによって磁気テープに描かれる
回転磁気ヘッドの回転軌跡のパターンが変化することに
なる。
【0004】それで、記録動作時における磁気テープの
走行速度と同一の走行速度で再生動作を行なう通常記録
再生時(ノーマル記録再生時)に、回転磁気ヘッドによ
って磁気テープ上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡
と、記録動作時における磁気テープの走行速度と異なる
走行速度で再生動作を行なうトリックプレイ時に回転磁
気ヘッドによって磁気テープ上に描かれる回転磁気ヘッ
ドの回転軌跡とは交叉した状態になる。前記したトリッ
クプレイ時に再生される再生信号の周波数被変調波信号
の信号レベルは、回転磁気ヘッドが記録跡を横切る度毎
に大きく変化しており、1垂直走査期間における再生信
号の周波数被変調波信号のエンベロープをみると、1垂
直走査期間中に大きな起伏が生じているものになるか
ら、トリックプレイ時における再生画像としては、画像
中にノイズバーが生じている品質の悪い再生画像しか得
られない。
【0005】前述の問題点を解決するのに、回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡と磁気テープTの記録跡とを一致させる
ようにした各種の解決手段が提案されており、前記の解
決手段の適用により、高速再生モード時においても、バ
ーノイズの無い良好な再生画像が得られるようなVTR
が提供されるようになったが、前述のようにVTRが高
速再生動作を行なっている際におけるVTRから再生さ
れる音響信号は、ピッチが高くなっているので、そのま
までは使用できないことから、VTRが高速再生動作を
行なっている際における再生音響信号は、ミューティン
グにより音響信号が出力されないようにしているのが一
般的であった。
【0006】ところが、前記のように、高速再生モード
時においても、バーノイズの無い良好な再生画像が得ら
れるようなVTRが提供されるようになって、ノイズの
無い良好な画質の高速再生画像による早見が実現される
ようになると、再生画像に音声が付随していないのが、
何かしら物足りない、というように思われるようになっ
た他に、映像信号に付随する音響信号も記録されている
磁気テープを高速再生したときに音響信号についても、
その情報内容を明確に知ることができれば様々な用途の
拡大も可能となることから、高速再生時にも音響信号が
再生できるようにすることが要望された。
【0007】そして、VTRにおける記録済み磁気テー
プの記録内容の早見動作は、磁気テープの走行速度を
1.5倍速程度の高速再生状態として行なわれることが
多い。そして、前述のように回転磁気ヘッドの回転軌跡
と磁気テープTの記録跡とを一致させるようにした各種
の解決手段の適用により、高速再生モード時においても
バーノイズの無い良好な再生画像が得られるようなVT
Rで、磁気テープの走行速度を1.5倍速程度の高速再
生状態として、高画質の状態で記録内容の早見が行なわ
れる場合には、映像信号に付随する音響信号も明瞭に聞
きとれる状態で再生されることによって、記録内容の把
握を一層良好にすることができる。
【0008】ところが、前記のように高速再生が行なわ
れた場合に磁気テープから再生された音響信号は、周波
数が高い方にピッチ変換された状態になっているため
に、単に、磁気テープの走行速度を記録時に比べて早く
しただけでは、その情報内容を良好に把握することがで
きないので、従来から磁気テープから高速再生された時
間軸圧縮音響信号を短い標本化周期で標本化量子化して
得たデジタルデータをメモリに記憶させ、前記の時間軸
圧縮音響信号のデジタルデータを、標本化周期よりも長
い周期で読み出して周波数を低下させ、良好に聞き取れ
るような原音響信号が得られるようなピッチ変換を行な
う音響信号処理装置を備えたテープレコーダやVTRが
提案されて来ている。
【0009】ところで、磁気テープから高速再生された
時間軸圧縮音響信号を短い標本化周期で標本化量子化し
て得たデジタルデータを前記の標本化周期と同じ周期の
書込みクロックのタイミングでメモリに記憶させ、前記
の時間軸圧縮音響信号のデジタルデータを、標本化周期
よりも長い周期で読み出して周波数を低下させ、良好に
聞き取れるような原音響信号が得られるようなピッチ変
換を行なうようにした従来の音響信号処理装置は、例え
ば特開昭60ー4997号公報に開示されているよう
に、メモリの記憶領域へのアクセスが、メモリのアドレ
ス値の最大値と最小値とを連続させた環状の状態で行な
われるメモリに、音響信号のデジタルデータを連続的に
書込み、前記のメモリに記憶された音響信号のデジタル
データを、前記した標本化周期よりも長い読出し周期
(1.5倍の周期)で読出す際に使用される読出しアド
レス値を、適当な間隔でジャンプさせることにより時間
遅れを解消させるようにして、時間軸圧縮された状態の
音響信号を時間軸伸長した状態の音響信号が再生される
ようにしている。
【0010】図5は、前記した従来の音響信号処理装置
が、1.5倍速で再生動作を行なった場合に出力される
時間軸圧縮再生音響信号のデジタルデータを、1.5倍
に時間軸伸長した状態にピッチ変換を行なう場合の説動
作明のための図であり、図5における横軸は時間、縦軸
はメモリのアドレス値の最大値MAXからと最小値MI
Nまでのアドレス領域を示している。また、図5の縦軸
中に示してあるA1,A2,A3…は、説明に使用され
ているアドレス値を表わしている。図5中において、時
刻t1におけるイの点→時刻t3におけるロの点とハの点
→時刻t6におけるニの点とホの点→ヘの点を結ぶ一点
鎖線の折線(折曲線)は、メモリに時間軸圧縮音響信号
のデジタルデータを書込む場合の書込みアドレス値の時
間軸上での変化状態を示しており、メモリへの書込み動
作は、前記した図5中の一点鎖線図示の折線のように、
メモリの記憶領域へのアクセスが、メモリのアドレス値
の最大値と最小値とを連続させた環状の状態で行なわれ
る。
【0011】図5に示す設例では、時刻t1にメモリの
最小アドレスMINのイの点からメモリに対する書込み
動作が開始されると同時に、前記のイの点から読出し動
作が開始されている。そして、メモリからの読出し動作
は、メモリに記憶されている音響信号のデジタルデータ
が、既述のように1.5倍に時間軸伸長された状態で読
出されるように、図5中で書込みアドレス値の時間軸上
での変化態様を示すイの点とロの点とを結ぶ一点鎖線図
示の直線の傾斜に対して1/1.5の傾斜を示す直線、
すなわち、時刻t1のイの点と時刻t2のトの点とを結ぶ
直線に平行な直線上で変化する読出しアドレス値により
メモリの記憶領域にアクセスされることによって行なわ
れる。
【0012】ところで、図5中において、時刻t2のト
の点と時刻tbのカの点とを結ぶ想像線(二点鎖線)は、
時刻t1のイの点で示されているメモリの最小アドレス
値MINから開始された読出しアドレス値の変化が、時
間軸上で同一の変化率を保ってメモリの最大アドレス値
MAXにまで達したとした場合の読出しアドレス値の時
間軸上の変化態様を示すために参考までに記載したもの
である。すなわち、1.5倍速で再生動作を行なって得
た時間軸圧縮再生音響信号のデジタルデータを時間軸上
で連続的に記憶しているメモリから、1.5倍に時間軸
伸長した状態にピッチ変換が行なわれた状態のデジタル
データを読出すことができるようにするためには、メモ
リの書込みアドレス値の最小値と最大値との間の書込み
アドレス値の時間軸上での変化を示すイの点とロの点と
を結ぶ直線の傾斜に対して、メモリの読出しアドレス値
の最小値と最大値との間の読出しアドレス値の時間軸上
での変化を示すイの点とカの点とを結ぶ直線は1/1.
5の傾斜にされていることが必要とされる。
【0013】そして、前記した時刻t1のイの点におけ
る最小アドレス値MINから時刻t3のロの点における
最大アドレス値MAXまでに対応するメモリの全記憶領
域に書込まれた時間軸圧縮音響信号のデジタルデータ
を、前記した時刻t1のイの点における最小アドレス値
MINから時刻tbのカの点における最大アドレス値M
AXまでに対応するメモリの全記憶領域から読出すこと
により、1.5倍に時間軸伸長した状態にピッチ変換が
行なわれた状態のデジタルデータを得ることができるの
であるが、当然のことながら図5中における時刻t3の
ロの点に書込まれた音響信号のデジタルデータは、時刻
tbのカの点に読出されることになり、本来、時刻t3に
再生された画像内容に付随しているべき音響信号が、t
3→tbで示されるような大幅な時間遅れを生じて再生さ
れることになり、画像内容と音響信号とが対応しないも
のになってしまう。それで、前記した既提案の音響信号
処理装置では、画像に付随する音響信号が画像内容に対
して大幅な時間遅れを生じないように、書込みアドレス
値と読出しアドレス値との差が予め定められた大きさに
なったときに、図5中における時刻t2,t5に例示され
ているように、読出しアドレス値をその時点の書込みア
ドレス値に強制的に変化させるようにしている。
【0014】例えば、書込みアドレス値がA2となった
ヨの点の時刻taから遅れた時刻t2に、読出しアドレス
値がA2となるトの点において、読出しアドレス値はト
の点におけるアドレス値A2から、時刻t2におけるチ
の点の書込みアドレス値A3に強制的に変化されてお
り、また、時刻t4においても、読出しアドレス値はリ
の点におけるアドレス値の最大値MAXから、時刻t4
におけるヌの点の書込みアドレス値A1に強制的に変化
されている。さらに時刻t5においても、読出しアドレ
ス値はルの点におけるアドレス値A3から、時刻t5に
おけるヲの点の書込みアドレス値A4に強制的に変化さ
れている。なお、図5中における時刻t1におけるイの
点→時刻t2におけるトの点とチの点→時刻t4における
リの点とヌの点→時刻t5におけるルの点とヲの点→ワ
の点を結ぶ実線の折線は、読出しアドレス値の時間軸上
での変化状態を示す折線である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のように既提案の
音響信号処理装置では、書込みアドレス値と読出しアド
レス値との差が予め定められた大きさになったときに、
読出しアドレス値をその時点の書込みアドレス値に強制
的に変化させることにより、画像に付随する音響信号を
画像内容に対して大幅な時間遅れを生じないような状態
にすることができたが、前記した読出しアドレス値が強
制的に急変する時点における音響信号の接続部では、当
然のことながら音響信号の内容が急変することになるた
めに、再生音響が聞取りづらいものになるということが
問題になる。
【0016】ところで、ピッチ変換動作の前後における
音響信号の時間長Tが同一となるようにして、T/Nに
時間軸圧縮されている音響信号をN倍に時間軸伸長して
ピッチ変換を行なう場合には、信号処理の対象にされて
いるT/Nに時間軸圧縮されている状態の音響信号の時
間長Tの信号の内で、[T−(T/N)]の時間長の信
号は捨てられるから、前記した時間長Tが、どのように
設定されるのかに応じて、ピッチ変換された音響信号の
聞取り易さに大きな影響を与える。そして、前記した音
響信号の時間長Tとしては例えば30ミリ秒〜40ミリ
秒程度が適しており、前記の時間長よりも大きく離れた
時間長の場合には、ピッチ変換された音響信号の聞取り
易さに問題が生じる。
【0017】それで、前記した既提案の音響信号処理装
置のように、書込みアドレス値と読出しアドレス値との
差が予め定められた大きさになったときに、読出しアド
レス値をその時点の書込みアドレス値に強制的に変化さ
せるようにした場合における前記の時間長Tとしても、
図5中における時刻t1から時刻t2までの時間長(ある
いは時刻t2から時刻t4までの時間長、時刻t4から時
刻t5までの時間長でも同じ)とされることが必要とされ
るから、既提案の音響信号処理装置で使用されるべきメ
モリとしては、少なくとも前記の時間長Tの数倍の時間
長と対応する音響信号のデジタルデータを記憶できる大
きな記憶容量のものが必要となる。
【0018】ところで、この種の電子機器の製作技術に
関する最近の傾向としては、信号処理回路とメモリとを
1チップの大規模集積回路に組み込む構成が採用される
ことが多くなって来ているが、前記した従来の音響信号
処理装置のような構成態様のものでは、信号処理回路と
メモリとを1チップの大規模集積回路として構成するこ
とができないために、小さな記憶容量のメモリによって
所定のピッチ変換ができるような構成態様を有する音響
信号処理装置の出現が待望された。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は記録時における
記録速度よりも大きな速度で記録媒体から再生された時
間軸圧縮音響信号を、予め定められた標本化周期で標本
化量子化して音響信号のデジタルデータを得るアナログ
デジタル変換手段と、メモリの記憶領域へのアクセス
が、メモリのアドレス値の最大値と最小値とを連続させ
た環状の状態で行なわれるメモリに対して、前記した音
響信号のデジタルデータを書込む手段と、前記のメモリ
に記憶された音響信号のデジタルデータを、前記した標
本化周期よりも長い読出し周期で読出して、メモリから
時間軸伸長された状態でピッチ変換された音響信号のデ
ジタルデータを読出す手段と、メモリから読出された音
響信号のデジタルデータをデジタルアナログ変換してア
ナログ信号形態の音響信号として出力するデジタルアナ
ログ変換手段とを備えて構成される音響信号処理装置に
おいて、メモリの全アドレス領域のアドレス値の最大値
と最小値とを連続させた環状の状態で順次のアドレス値
を、第1の周期で連続的に発生させる書込みアドレス発
生手段と、メモリの全アドレス領域のアドレス値の最大
値と最小値とを連続させた環状の状態で順次のアドレス
値を、前記した第1の周期よりも周期の長い第2の周期
で連続的に発生させる読出しアドレス発生手段と、書込
みアドレス値と読出しアドレス値とが一致した時点にお
けるアドレス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値
が、前記した時点以前に最後に現われた時点付近から、
前記した書込みアドレス値に読出しアドレス値が達した
時点付近までの期間の音響信号のデジタルデータに対応
する音響信号について、徐々に音響レベルを漸減させた
データと、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス
値とが一致した時点付近から、前記した書込みアドレス
値と読出しアドレス値とが一致した時点におけるアドレ
ス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値が、前記し
た時点以後に最初に現われた時点付近までの期間の音響
信号のデジタルデータに対応した音響信号について、徐
々に音響レベルを漸増させたデータとを合成してメモリ
に書込む手段とを備えてなる音響信号処理装置、及び、
前記した音響信号処理装置において、メモリの全アドレ
ス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた環
状の状態で順次のアドレス値を、第1の周期で連続的に
発生させる書込みアドレス発生手段と、メモリの全アド
レス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた
環状の状態で順次のアドレス値を、前記した第1の周期
よりも周期の長い第2の周期で連続的に発生させる読出
しアドレス発生手段と、書込みアドレス値と読出しアド
レス値とが一致した時点付近から、前記した書込みアド
レス値と読出しアドレス値とが一致した時点におけるア
ドレス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値が、前
記した時点以後に最初に現われた時点付近までの期間
に、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス値とが
一致した時点におけるアドレス値と同一のアドレス値の
書込みアドレス値が、前記した時点以前に最後に現れた
時点付近から、前記した書込みアドレス値に読出しアド
レス値に達した時点付近までの期間に、メモリに書込ま
れた音響信号のデジタルデータを読出した音響信号のデ
ータに対応した音響信号について、徐々に音響レベルを
漸減させたデータと、前記した書込みアドレス値と読出
しアドレス値とが一致した時点付近から、前記した書込
みアドレス値と読出しアドレス値とが一致した時点にお
けるアドレス値と同一のアドレス値が、前記した時点以
後に最初に現れた時点付近までの期間の音響信号のデジ
タルデータに対応した音響信号について、徐々に音響レ
ベルを漸増させたデータとを合成してメモリに書込む手
段とを備えてなる音響信号処理装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の音響信号処理装置の具体的な内容を詳細に説明する。
図1は本発明の音響信号処理装置のブロック図であり、
また図2は動作説明用の波形図であり、図3及び図4は
本発明の音響信号処理装置の動作説明用の図である。図
1に示す本発明の音響信号処理装置において、1は音響
信号の入力端子、2は出力端子、3は低域通過濾波器、
4はアナログデジタル変換器、5,6は演算部、7,8
はデータ保持部、9は加算部、10はメモリ、11は制
御部、12は書込みアドレスカウンタ、13はアドレス
選択部、14は読出しアドレスカウンタ、15,17は
比較部、16は読出しアドレス値の保持部、18はデジ
タルアナログ変換器、19は低域通過濾波器である。
【0021】前記した図1に示す本発明の音響信号処理
装置において、制御部11では、音響信号処理装置の各
構成部分の動作に必要とされる各種の制御信号、例え
ば、書込みクロック信号WCK、読出しクロック信号R
CK、メモリ読出し/書込み選択信号RW、メモリ制御
信号CS、AD変換信号ADCKならびにDA変換信号
DACK、アドレス選択信号S等を発生する他に、後述
の一致信号C1,C2に基づいて、レベルデータK1,
K2を発生する。前記のレベルデータK1,K2は図
3,図4中に示されているように、レベルデータK1は
レベルが最小の状態(利得0の状態…レベル0の状態)
からレベルが最大の状態(利得1の状態…レベル1の状
態)にまで変化するレベル漸増期間と、最大のレベルの
期間とが時間軸上に配列しているような変化態様を示す
ものであり、また、レベルデータK2はレベルが最大の
状態(利得1の状態…レベル1の状態)からレベルが最
小の状態(利得0の状態…レベル0の状態)にまで変化
するレベル漸減期間と、最小のレベルの期間とが時間軸
上に配列しているような変化態様を示すものである。
【0022】図1に示す本発明の音響信号処理装置にお
いて、音響信号処理の対象にされている入力信号、例え
ば記録再生装置によって磁気テープに記録されている音
響信号による記録情報を、記録時に要した時間よりも短
い時間(例えば1.5倍速での再生時間は記録時間の1
/1.5の時間)で再生して得た時間軸圧縮音響信号
は、前記の低域通過濾波器3に供給される。前記の低域
通過濾波器3は後続回路中に用いられているアナログデ
ジタル変換器4におけるアナログデジタル変換動作に対
するアンチエリアジングフィルタとして機能する。
【0023】前記の低域通過濾波器3によって所定の帯
域制限を受けた状態の時間軸圧縮音響信号は、アナログ
デジタル変換器4に供給され、前記のアナログデジタル
変換器4では、制御部11から与えられるAD変換パル
スADCKに基づいて、信号処理の対象にされている音
響信号(時間軸圧縮音響信号)を所定の標本化周期毎に
所定のビット数のデジタル信号(音響信号によるデジタ
ルデータ)に変換して演算部5に供給する。前記の演算
部5では、制御部11から供給されているレベルデータ
K1を用いて、アナログデジタル変換器4から供給され
る音響信号によるデジタルデータに演算を施した後にデ
ータ保持部7に保持させる。また、演算部6には、メモ
リ10から読出された音響信号によるデジタルデータが
供給され、この演算部6では、制御部11から供給され
ているレベルデータK2を用いて、メモリ10から読出
された音響信号によるデジタルデータに演算を施した後
にデータ保持部8に保持させる。
【0024】前記した各データ保持部7,8としては、
例えばラッチ回路(ラッチメモリ)が用いられてもよい
のであり、前記の各データ保持部7,8がラッチ回路の
場合には、制御部11から前記した各データ保持部7,
8に対して供給されるラッチパルスによって、各データ
保持部7,8に対してそれぞれ所定の音響信号によるデ
ジタルデータが保持される。そして、前記の各データ保
持部7,8に保持された音響信号によるデジタルデータ
は、加算部9で加算されてからメモリ10に書込まれる
ようにされている。
【0025】前記したメモリ10は、アドレス値の最大
値と最小値とを連続させた環状の状態で、記憶領域への
書込み動作のためのアクセスが連続的に行なわれるよう
にされている前記のメモリ10には、信号処理の対象に
されている時間軸圧縮音響信号によるデジタルデータ
が、時間軸上において一定の書込み速度で連続的に書込
まれる。また、前記のメモリ10に書込まれた時間軸圧
縮音響信号によるデジタルデータは、アドレス値の最大
値と最小値とを連続させた環状の状態で行なわれるメモ
リ10の記憶領域に対する読出し動作のためのアクセス
を、前記のメモリ10の記憶領域からの音響信号による
デジタルデータの読出し速度が、前記した書込み速度よ
りも遅い速度で連続的に行なわれるようにすることによ
り、時間軸伸長された状態の音響信号によるデジタルデ
ータが連続的に読出され、前記の読出された時間軸伸長
された状態の音響信号によるデジタルデータがデジタル
アナログ変換器18に供給される。前記のデジタルアナ
ログ変換器18から出力されたアナログ信号形態の音響
信号は、低域通過濾波器19を介して出力端子2に出力
される。
【0026】さて、本発明の音響信号処理装置では、書
込み動作時におけるメモリ10の記憶領域へのアクセス
が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと最小値M
INとを連続させた環状の状態で行なわれ、信号処理の
対象にされている音響信号によるデジタルデータが、時
間軸上で一定の書込み速度でメモリ10に連続的に書込
まれているので、信号処理の対象にされている音響信号
のメモリ10への書込み動作時におけるメモリ10の書
込みアドレス値の時間軸上での変化状態は、図3及び図
4中の一点鎖線図示の折曲線(折線)WADで示すよう
な鋸歯波状のものとして表現されるものとなる。
【0027】図3は、本発明の音響信号処理装置におい
て音響信号処理の対象にしている信号が、記録再生装置
によって磁気テープに記録されている音響信号の記録情
報を、記録時に要した時間の2/3(1.5倍速での再
生)で再生して得た時間軸圧縮音響信号である場合の動
作を説明するための図であり、また、図4は、本発明の
音響信号処理装置において音響信号処理の対象にしてい
る信号が、記録再生装置によって磁気テープに記録され
ている音響信号の記録情報を、記録時に要した時間の3
/4(4/3倍速での再生)で再生して得た時間軸圧縮
音響信号である場合の動作を説明するための図である。
【0028】前記した図3において、信号処理の対象に
されている音響信号のメモリ10への書込み動作時にお
けるメモリ10の書込みアドレス値の時間軸上での変化
の状態は、図3中における一点鎖線WADで示されてい
るように、図3中の時刻t1のイの点→時刻t2のロの点
及びハの点→時刻t3のニの点及びホの点→時刻t4のヘ
の点及びトの点→時刻t5のチの点及びリの点→時刻t6
のヌの点及びルの点→時刻t7のヲの点及びワの点→時
刻t8のカの点及びヨの点→時刻t9のタの点及びレの点
→時刻t10のソの点及びツの点、というように、時間軸
に対して一定の傾斜を示している鋸歯状波形として表わ
されており、メモリ10のアドレス値については、それ
の最大値と最小値とを連続させた環状の状態で変化して
いて、前記のメモリ10には信号処理の対象にされてい
る音響信号によるデジタルデータが、時間軸上において
一定の書込み速度で連続的に書込まれる。
【0029】また、前記した図4において、信号処理の
対象にされている音響信号のメモリ10への書込み動作
時におけるメモリ10の書込みアドレス値の時間軸上で
の変化の状態は、図4中における一点鎖線WADで示さ
れているように、図4中の時刻t1のイの点→時刻t2の
ロの点及びハの点→時刻t3のニの点及びホの点→時刻
t4のヘの点及びトの点→時刻t5のチの点及びリの点→
時刻t6のヌの点及びルの点というように、時間軸に対
して一定の傾斜を示している鋸歯状波形として表わされ
ており、メモリ10のアドレス値については、それの最
大値と最小値とを連続させた環状の状態で変化してい
て、前記のメモリ10には信号処理の対象にされている
音響信号によるデジタルデータが、時間軸上において一
定の書込み速度で連続的に書込まれる。
【0030】前記した図3及び図4中において、実線図
示の鋸歯波状の折曲線(折線)RADは、メモリ10の
記憶領域からの読出し動作時におけるメモリ10の記憶
領域へのアクセスが、メモリ10のアドレス値の最大値
MAXと最小値MINとを連続させた環状の状態で行な
われる状態を示している。図3においてメモリ10から
の読出し動作時におけるメモリ10の書込みアドレス値
の時間軸上での変化の状態は、図3中における実線RA
Dで示されているように、図3中の時刻t1のイの点→
ネの点及びナの点→時刻t4のヘの点及びトの点→ラの
点及びムの点→時刻t7のヲの点及びワの点→ウの点及
びノの点→時刻t10のソの点及びツの点、というよう
に、時間軸に対して一定の傾斜を示している鋸歯状波形
として表わされており、メモリ10のアドレス値につい
ては、それの最大値と最小値とを連続させた環状の状態
で変化していて、前記のメモリ10からは音響信号によ
るデジタルデータが、時間軸上において一定の読出し速
度で連続的に読出される。
【0031】また、前記した図4においてメモリ10か
らの読出し動作時におけるメモリ10からの読出しアド
レス値の時間軸上での変化の状態は、図4中における実
線RADで示されているように、図4中の時刻t1のイ
の点→カの点及びヨの点→タの点及びレの点→時刻t5
のチの点及びリの点→ソの点及びツの点というように、
時間軸に対して一定の傾斜を示している鋸歯状波形とし
て表わされており、メモリ10のアドレス値について
は、それの最大値と最小値とを連続させた環状の状態で
変化していて、前記のメモリ10からは時間軸上におい
て一定の読出し速度で連続的に読出される。
【0032】そして、前記した図3及び図4において、
実線図示の折線RADの時間軸に対する傾斜は、一点鎖
線図示の折線WADの時間軸に対する傾斜よりも緩やか
なものになっている。すなわち、メモリ10のアドレス
値の最大値MAXと最小値MINとを連続させた環状の
状態で行なわれる書込みアドレス値の最小値MINから
最大値MAXまで変化する時間(書込みアドレス値が最
小値MINから最大値MAXまで一巡する時間…周期)
が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと最小値M
INとを連続させた環状の状態で行なわれる読出しアド
レス値の最小値MINから最大値MAXまで変化する時
間(読出しアドレス値が最小値MINから最大値MAX
まで一巡する時間…周期)よりも小さい。
【0033】図3は、既述のように本発明の音響信号処
理装置において音響信号処理の対象にしている信号が、
1.5倍速で再生して得た時間軸圧縮音響信号である場
合の動作を説明するための図であり、図4は、本発明の
音響信号処理装置において音響信号処理の対象にしてい
る信号が、4/3倍速で再生して得た時間軸圧縮音響信
号である場合の動作を説明するための図であるから、図
3に示す設例において読出しアドレス値が最小値MIN
から最大値MAX(=最小値MIN)までに変化する周
期は、書込みアドレス値が最小値MINから最大値MA
X(=最小値MIN)までに変化する周期の1.5倍で
あり、また図4に示す設例において読出しアドレス値が
最小値MINから最大値MAX(=最小値MIN)まで
に変化する周期は、書込みアドレス値が最小値MINか
ら最大値MAX(=最小値MIN)までに変化する周期
の4/3倍である。
【0034】前記したメモリ10は、以下の説明ではメ
モリ読出し/書込み選択信号RWがローレベルの状態
で、かつ、メモリ制御信号CSがハイレベルの状態のと
きに、メモリ10にデジタルデータが書込まれ、また、
メモリ読出し/書込み選択信号RWがハイレベルの状態
で、かつ、メモリ制御信号CSがハイレベルの状態のと
きに、メモリ10からデジタルデータが読出されるもの
とされている。なお、前記したメモリ10へのデジタル
データの書込み、及びメモリ10からのデジタルデータ
の読出しは、アドレス選択部13を介してメモリ10に
供給されているアドレス信号ADRによって指定された
記憶領域について行なわれることはいうまでもない。
【0035】メモリ10に供給される前記のアドレス信
号ADRは、後述のように書込みアドレスカウンタ12
から出力された書込みアドレス値(アドレス信号)WA
Dと、読出しアドレスカウンタ14から出力された読出
しアドレス値(読出しアドレス信号)RADとの内か
ら、アドレス選択部13によって選択されたアドレス信
号である。前記の書込みアドレスカウンタ12は、制御
部11から供給される書込みクロック信号WCK(図2
参照)の周期で順次の書込みアドレス値WADを発生
し、それをアドレス選択部13と、比較部15,17と
に供給する。また、前記の読出しアドレスカウンタ14
は、制御部11から供給される読出しクロック信号RC
K(図2参照)の周期で順次の読出しアドレス値RAD
を発生し、それをアドレス選択部13と、比較部15
と、RAD保持部16とに供給する。
【0036】前記のように、書込みアドレスカウンタ1
2から出力された書込みアドレス値WADと、読出しア
ドレスカウンタ14から出力された読出しアドレス値R
ADとが供給されるアドレス選択部13では、制御部1
1からアドレス選択部13に対して与えられるアドレス
選択信号Sによって、例えば図2中の最下部に図示して
あるアドレス信号ADRのように、書込みアドレス値W
ADと、読出しアドレス値RADとが、順次交互に時間
軸上に配列された状態のアドレス信号ADRを出力して
メモリ10に与える。すなわち、前記した図2中の最下
部に図示してあるアドレス信号ADRにおける書込みア
ドレス値WADと、読出しアドレス値RADとの時間軸
上における配列状態が、アドレス選択信号Sによる選択
状態を示していることになる。
【0037】図2の最下方に、アドレス信号ADRとし
て示されている書込みアドレスカウンタ12から出力さ
れた書込みアドレス値WADと、読出しアドレスカウン
タ14から出力された読出しアドレス値RADとの配列
において、書込みアドレス値WADは、図2中に示され
ている書込みクロック信号WCK毎に「1」ずつ書込み
アドレ値がインクリメントされ、また、読出しアドレス
値RADは、図2中に示されている読出しクロック信号
RCK毎に「1」ずつ読出しアドレ値がインクリメント
される。
【0038】したがって、図2中に示されているアドレ
ス信号ADRを構成している書込みアドレス値WAD
と、読出しアドレスRADとの時間軸上での配列WA
D,RAD,WAD,RAD,WAD,RAD,WA
D,RAD…において、相隣る書込みクロック信号WC
K間に存在している2個所の書込みアドレス値WAD
は、同一のアドレス値を有しており、また、相隣る読出
しクロック信号RCK間に存在している3個所の読出し
アドレス値RADは、同一のアドレス値を有している。
メモリ10における書込み動作と読出し動作とのタイミ
ング関係を説明するための図2において、WCKは書込
みクロック信号、RCKは読出しクロック信号、CSは
メモリ制御信号、RWはメモリ読出し/書込み選択信
号、ADRはアドレス信号である。
【0039】なお、図2では、読出しクロック信号RC
Kの周期が書込みクロック信号WCKの周期の1.5倍
であるような読出しクロック信号RCKと、書込みクロ
ック信号WCKとを例示している(図3を参照して行な
われている本発明の音響信号処理装置の実施例の説明
は、信号処理の対象にされている音響信号が、1.5倍
速の早送り再生モードでVTRを動作させている状態の
ときにVTRから再生された音響信号である場合につい
てのものである)。
【0040】ところで、既述のようにメモリ読出し/書
込み選択信号RWがローレベルの状態で、かつ、メモリ
制御信号CSがハイレベルの状態のときに、メモリ10
にデジタルデータが書込まれ、メモリ読出し/書込み選
択信号RWがハイレベルの状態で、かつ、メモリ制御信
号CSがハイレベルの状態のときに、メモリ10からデ
ジタルデータが読出されるとした場合に、前記したメモ
リ読出し/書込み選択信号RWと、メモリ制御信号CS
と、アドレス信号ADRとの相互の関係が図2中に示さ
れている状態においては、メモリ制御信号CSがハイレ
ベルの状態の期間の内で符号Rが付されている期間に
は、メモリ10からの読出し動作が行なわれ、また、メ
モリ制御信号CSがハイレベルの状態の期間の内で符号
Wが付されている期間には、メモリ10に対する書込み
動作が行なわれることになる。
【0041】そして、図2中において、前記のようにメ
モリ制御信号CSがハイレベルの状態の期間の内で、符
号Rが付されていてメモリ10からの読出し動作が行な
われるべき期間において、符号αを付して示してある期
間に、メモり10からデジタルデータが読出される記憶
領域は、書込みアドレスカウンタ12から出力された書
込みアドレス値WADによるアドレス信号ADRによっ
て指定される記憶領域であり、また、前記したメモリ制
御信号CSがハイレベルの状態の期間の内で、符号Rが
付されていてメモリ10からの読出し動作が行なわれる
べき期間において、符号βを付して示してある期間に、
メモり10からデジタルデータが読出される記憶領域
は、読出しアドレスカウンタ14から出力された読出し
アドレス値RADによるアドレス信号ADRによって指
定される記憶領域である。
【0042】また、図2中におけるメモリ制御信号CS
がハイレベルの状態の期間の内で、符号Wが付されてい
てメモリ10に対する書込み動作が行なわれるべき期間
において、メモり10に対してデジタルデータが書込ま
れるべき記憶領域は、書込みアドレスカウンタ12から
出力された書込みアドレス値WADによるアドレス信号
ADRによって指定される記憶領域である。
【0043】そして、前記したメモリ制御信号CSがハ
イレベルの状態の期間であって符号Rが付されていてメ
モリ10からの読出し動作が行なわれるべき期間の内で
符号αを付して示してある期間におけるアドレス信号A
DRと、前記の符号αが付されている読出し動作期間に
対し時間軸上で直後に位置していて、メモリ10に書込
み動作が行なわれ期間、すなわち、メモリ制御信号CS
がハイレベルの状態の期間の内で、符号Wが付されてい
てメモリ10に対する書込み動作が行なわれるべき期間
におけるアドレス信号ADRとは、図2中に示されてい
るように、書込みアドレスカウンタ12から出力された
同一の書込みアドレス値WADによるアドレス信号AD
Rである。
【0044】前記した書込みアドレスカウンタ12から
出力された書込みアドレス値WADと、読出しアドレス
カウンタ14から出力された読出しアドレス値RADと
が与えられる比較部15では、それに供給された書込み
アドレス値WADと、読出しアドレス値RADとが一致
したときに、一致信号C1を発生して、その一致信号C
1を制御部11とRAD保持部16とに与える。前記の
一致信号C1が与えられた制御部11では、それに前記
の一致信号C1が与えられた時点から、レベルデータK
1,K2(信号レベル変化用の係数信号K1,K2)が
時間軸上で所定の変化態様で変化するようにさせる。ま
た、前記した一致信号C1が供給されたRAD保持部1
6では、前記の一致信号C1が供給された時点に、前記
の一致信号をラッチ信号として、読出しアドレスカウン
タ14から出力された読出しアドレス値RAD(書込み
アドレスカウンタ12から出力された書込みアドレス値
WADと同じアドレス値)をラッチする。
【0045】前記したRAD保持部16で保持した読出
しアドレス値RADhは、比較部17に供給される。そ
して、前記の比較部17では、RAD保持部16から与
えられた読出しアドレス値RADhと、書込みアドレス
カウンタ12から出力された書込みアドレス値WADと
を比較して、両者が一致した時点で一致信号C2を発生
すして、それを制御部11に供給する。比較部17から
前記の一致信号C2が与えられた制御部11では、一致
信号C2が与えられた時点にレベルデータK1,K2
(信号レベル変化用の係数信号K1,K2)の時間軸上
での変化を行なわないようにさせる。なお、前記した一
致信号C1と一致信号C2との双方が同時に発生した状
態においては、一致信号C2よりも、一致信号C1の方
を優先させて、レベルデータK1,K2を発生させるよ
うにする。
【0046】次に、本発明の音響信号処理装置において
音響信号処理の対象にしている信号が、記録再生装置の
1.5倍速での再生動作によって得た時間軸圧縮音響信
号出あり、それが図1中の入力端子1に供給されている
場合における本発明の音響信号処理装置における音響信
号処理動作について図3を参照して説明する。図3に示
してある設例において、音響信号処理装置における読出
しアドレスカウンタ14から出力される順次の読出しア
ドレス値が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと
最小値MINとを連続させた環状の状態として、読出し
アドレス値の最小値MINから最大値MAXまで一巡す
る時間(周期)は、音響信号処理装置における書込みア
ドレスカウンタ12から出力される順次の書込みアドレ
ス値が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと最小
値MINとを連続させた環状の状態として、書込みアド
レス値の最小値MINから最大値MAXまで一巡する時
間(周期)の1.5倍とされている。
【0047】そして、図3において、信号処理の対象に
されている音響信号のメモリ10への書込み動作時にお
けるメモリ10の書込みアドレス値の時間軸上での変化
の状態は、既述のように図3中において点イ→ロ→ハ→
ニ→… …ソ→ツを結ぶ一点鎖線の鋸歯状波形の線WA
Dで示されており、また、メモリ10からの読出し動作
時におけるメモリ10の読出しアドレス値の時間軸上で
の変化の状態は、既述のように図3中において点イ→ネ
→ナ→ヘ→ト→ラ→ム→ヲ→ワ→ウ→ノ→ソ→ツを結ぶ
実線の鋸歯状波形RADの線で示されている。なお、図
3(後述されている図4についても同じ)においては、
書込みアドレス値WADと読出しアドレス値RADとの
一致するアドレス値が、メモリ10のアドレス値の最小
値MINである、として図示してあり、動作の説明も、
そのようにされている。しかし、本発明の実施に当っ
て、書込みアドレス値WADと読出しアドレス値RAD
との一致するアドレス値は、任意のアドレス値であって
もよいのである。
【0048】図3に示してある設例の場合に、図1に示
す本発明の音響信号処理装置の入力端子1に供給された
時間軸圧縮音響信号は、低域通過濾波器3によって所定
の帯域制限を受けた状態の時間軸圧縮音響信号とされて
から、アナログデジタル変換器4に供給される。前記の
アナログデジタル変換器4では、制御部11から与えら
れるAD変換パルスADCKに基づいて、信号処理の対
象にされている音響信号(時間軸圧縮音響信号)を所定
の標本化周期毎に所定のビット数のデジタル信号(音響
信号によるデジタルデータ)に変換して演算部5に供給
する。
【0049】図3の時刻t1に書込みアドレスカウンタ
12から出力された書込みアドレス値WADと、読出し
アドレスカウンタ14から出力された読出しアドレス値
RADとが、同一のアドレス値になったので、前記の書
込みアドレス値WADと、読出しアドレス値RADとが
供給されている比較部15からは、時刻t1に一致信号
C1が出力されて、その一致信号C1が制御部11とR
AD保持部16とに供給される。前記のRAD保持部1
6では、前記した時刻t1に読出しアドレスカウンタ1
4から出力された読出しアドレス値RAD(時刻t1に
書込みアドレスカウンタ12から出力された書込みアド
レス値WADと同じアドレス値)をラッチして、そのア
ドレス値を比較部17に与える。
【0050】時刻t1に、前記した一致信号C1が供給さ
れた制御部11では、時刻t1から図3中に例示してあ
るようなレベルデータK1,K2(信号レベル変化用の
係数信号K1,K2)を発生して、前記のレベルデータ
K1を演算部5に供給し、また前記のレベルデータK2
を演算部6に供給する。そして、前記の演算部5ではア
ナログデジタル変換器4から供給されている音響信号に
よるデジタルデータAに対して、時間軸上で漸増状態の
レベル変化を与える演算を施した後にデータ保持部7に
供給する。データ保持部7では、それに対して演算部5
から供給された、時間軸上で漸増状態のレベル変化が与
えられた状態の音響信号によるデジタルデータAを保持
して、それを加算部9に与える。
【0051】時刻t1から時刻t2までの期間に、書込み
アドレスカウンタ12から出力される書込みアドレス値
は、図3のイの点におけるメモリ10の最小のアドレス
値MINからロの点及びハの点におけるメモリ10の最
大のアドレス値MAX→メモリ10の最小のアドレス値
MINまで変化する。それで、時刻t2における書込み
アドレスカウンタ12から出力される書込みアドレス値
が、時刻t1から前記したRAD保持部16に保持され
ていた時刻t1に読出しアドレスカウンタ14から出力
された読出しアドレス値RADと同一のアドレス値(図
3に示す設例では、メモリ10の最小のアドレス値MI
N)と同一となり、比較部17からは時刻t2に一致信
号C2が出力されて制御部11に供給される。それによ
り制御部11では、レベルデータK1,K2(信号レベ
ル変化用の係数信号K1,K2)が、時刻t2に時間軸
上で変化しない状態にさせる。
【0052】それで、前記した時刻t1から時刻t2まで
の期間に、メモリ10の最小のアドレス値MINから最
大のアドレス値MAXまでに対応する記憶領域に対して
書込まれる音響信号によるデジタルデータは、演算部5
におけるレベルデータK1による演算によって時間軸上
で漸増状態のレベル変化が与えられた状態の音響信号に
よるデジタルデータAとなる。ところで、前記した時刻
t1に書込みアドレスカウンタ12から出力された書込
みアドレス値WADと、同一のアドレス値の読出しアド
レス値RADを発生させた読出しアドレスカウンタ14
からは、時刻t1以後に図3中のイの点とネの点とを結
ぶ実線上のアドレス値の読出しアドレス値RADが発生
されているから、前記のように時刻t1から時刻t2の期
間中に、メモリ10の全記録領域に対して書込まれた、
時間軸上で漸増状態のレベル変化が与えられた状態の音
響信号によるデジタルデータAは、前記した時刻t1か
ら時刻t2の期間の1.5倍の時間にわたりメモリ10
から読出されてピッチ変換された状態の音響信号による
デジタルデータとして読出されてデジタルアナログ変換
器18に供給される。
【0053】前記した時刻t2のハの点から時刻t3のニ
の点及びホの点までの期間には、アナログデジタル変換
器4からの音響信号によるデジタルデータB(図3中の
B参照)が演算部5に供給される。前記した時刻t2か
ら時刻t3の期間において、制御部11から演算部5に
与えられるレベルデータK1は、図3中に図示されてい
るように最大値1の一定値であり、前記のようにアナロ
グデジタル変換器4から供給されている音響信号による
デジタルデータBは、演算部5における演算によって
も、それの信号レベルに変化が与えられない状態で、演
算部5からデータ保持部7に供給された後に、データ保
持部7で保持される。そして、前記したデータ保持部7
で保持された音響信号によるデジタルデータBは、加算
部9を介して時刻t2から時刻t3の期間中に、メモリ1
0の全記録領域に対して音響信号によるデジタルデータ
Bが書込まれる。
【0054】前記した時刻t2から時刻t3の期間にメモ
リ10の全記録領域に対して書込まれた音響信号による
デジタルデータBは、図3中の時刻t2から時刻t3まで
の期間の中間点のナの点から時刻t4のヘの点までの期
間に、前記した時刻t2から時刻t3の期間の1.5倍の
時間にわたって、メモリ10からピッチ変換された状態
の音響信号によるデジタルデータとして読出されてデジ
タルアナログ変換器18に供給される。また、前記のよ
うにメモリ10から音響信号によるデジタルデータBが
読出される、時刻t2から時刻t3までの期間の中間のナ
の点から時刻t4のヘの点までの期間中に存在してい
る、時刻t3のホの点から時刻t4のヘの点及びトの点ま
での期間には、アナログデジタル変換器4から供給され
ている音響信号によるデジタルデータC(図3中のC参
照)が演算部5に供給される。
【0055】そして、前記した時刻t3から時刻t4の期
間において、制御部11から演算部5に与えられるレベ
ルデータK1は図3中に図示されているように最大値1
の一定値であり、アナログデジタル変換器4から供給さ
れている音響信号によるデジタルデータCは、演算部5
における演算によっても、それの信号レベルに変化が与
えられない状態で、演算部5からデータ保持部7に供給
された後に、データ保持部7で保持される。そして、前
記したデータ保持部7で保持された音響信号によるデジ
タルデータCは、加算部9を介して時刻t3から時刻t4
の期間中に、メモリ10の全記録領域に対して音響信号
によるデジタルデータCが書込まれる。ところで、メモ
リ10に対して音響信号によるデジタルデータCが書込
まれている前記した時刻t3から時刻t4の期間中には、
前記の音響信号によるデジタルデータCがメモリ10か
ら読出される状態が生じない。そこで、本発明では前記
の時刻t4のトの点から時刻t5のチの点及びリの点まで
の期間を利用して、時刻t3から時刻t4の期間中にメモ
リ10に書込まれた音響信号によるデジタルデータCを
メモリ10から読出して、それに時刻t4から時刻t5ま
での期間に、後述されているように、アナログデジタル
変換器4から供給される音響信号によるデジタルデータ
Dとを加算したデジタルデータを作り、そのデータを前
記した音響信号によるデジタルデータCが記憶されてい
た記憶領域のアドレスと同一アドレスの記憶領域に書込
むようにする。
【0056】ところで、前記の時刻t4には、書込みア
ドレスカウンタ12から出力された書込みアドレス値W
ADと、読出しアドレスカウンタ14から出力された読
出しアドレス値RADとが同一のアドレス値になって、
前記の書込みアドレス値WADと、読出しアドレス値R
ADとが供給されている比較部15からは、時刻t4に
一致信号C1が出力され、その一致信号C1が制御部1
1とRAD保持部16とに供給される。それで、前記の
RAD保持部16では、前記した時刻t4に読出しアド
レスカウンタ14から出力された読出しアドレス値RA
D(時刻t4に書込みアドレスカウンタ12から出力さ
れた書込みアドレス値WADと同じアドレス値)をラッ
チして、そのアドレス値を比較部17に与える。
【0057】それで、時刻t4に前記した一致信号C1が
供給された制御部11では、時刻t4から図3中に例示
してあるようなレベルデータK1,K2(信号レベル変
化用の係数信号K1,K2)を発生して、前記のレベル
データK1を演算部5に供給するとともに、前記のレベ
ルデータK2を演算部6に供給する。時刻t4から時刻
t5までの期間に前記したメモリ10から読出された音
響信号によるデジタルデータCが、供給される演算部6
には、時刻t4から時刻t5までの期間に時間軸上で漸減
状態のレベル変化を示すレベルデータK2が制御部11
から供給されているから、前記した演算部6における演
算によって、演算部6からは時間軸上で漸減状態のレベ
ル変化を行なっている音響信号によるデジタルデータC
がデータ保持部8に供給される。
【0058】また、時刻t4から時刻t5までの期間に、
アナログデジタル変換器4から音響信号によるデジタル
データDが供給された演算部5には、時刻t4から時刻
t5までの期間に時間軸上で漸増状態のレベル変化を示
すレベルデータK1が制御部11から供給されているか
ら、前記した演算部5における演算によって、演算部5
からは時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている
音響信号によるデジタルデータDがデータ保持部7に供
給される。
【0059】前記したデータ保持部7に保持された時間
軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている音響信号
(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータDと、デ
ータ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態のレベル
変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響信号)に
よるデジタルデータCとは、加算部9で加算されて時刻
t4から時刻t5の期間中に、メモリ10の全記録領域に
対して、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なってい
る音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデー
タDと、データ保持部8に保持された時間軸上で漸減状
態のレベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音
響信号)によるデジタルデータCとが加算された状態の
音響信号によるデジタルデータが書込まれる。
【0060】ところで、前記した時刻t4から時刻t5の
期間中に、メモリ10から音響信号によるデジタルデー
タCが読出されるタイミングは、図2を参照して既述し
たように、メモリ制御信号CSがハイレベルの状態の期
間の内で、符号Rが付されていてメモリ10からの読出
し動作が行なわれるべき期間において、符号αを付して
示してある期間であり、そのタイミングでメモり10か
らデジタルデータが読出される記憶領域は、書込みアド
レスカウンタ12から出力された書込みアドレス値WA
Dによるアドレス信号ADRによって指定される記憶領
域である。
【0061】また、前記した時刻t4から時刻t5の期間
中に、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている
音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータ
Dと、データ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態
のレベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響
信号)によるデジタルデータCとが加算部9で加算され
た状態のデジタルデータがメモリ10に書込まれるタイ
ミングは、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイレベ
ルの状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方を付し
て示してある期間の直後に位置しており、符号Wを付し
てあるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間で
ある。
【0062】すなわち、時刻t4から時刻t5の期間にお
いては、時刻t3から時刻t4の期間にメモリ10に書込
まれていた音響信号によるデジタルデータCを、メモリ
10から読出した直後に、前記の音響信号によるデジタ
ルデータCが読出されたメモリ10におけるアドレスと
同一のアドレスの記憶領域に対して、既述した溶明状態
の音響信号によるデジタルデータDと、溶暗状態の音響
信号によるデジタルデータCとが加算された状態のデジ
タルデータを、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイ
レベルの状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方の
符号が付されている期間の直後に位置し、符号Wを付し
てあるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間毎
にメモリ10に書込まれる。そして、前記のようにして
メモり10に書込まれた溶明状態の音響信号によるデジ
タルデータDと、溶暗状態の音響信号によるデジタルデ
ータCとが加算された状態のデジタルデータは、時刻t
4から時刻t5と時刻t6との間のラの点及びムの点まで
の期間において、図2中に示すメモリ制御信号CSがハ
イレベルの状態の期間の内で、符号Rと符号βとの双方
の符号が付されている期間毎に読出される。
【0063】前記した時刻t4に書込みアドレスカウン
タ12から出力された書込みアドレス値WADと、同一
のアドレス値の読出しアドレス値RADを発生させた読
出しアドレスカウンタ14からは、時刻t4以後に図3
中のトの点とラの点とを結ぶ実線上のアドレス値の読出
しアドレス値RADが発生されているから、前記のよう
に時刻t4から時刻t5の期間中に、メモリ10の全記録
領域に対して書込まれた、溶明状態の音響信号によるデ
ジタルデータDと、溶暗状態の音響信号によるデジタル
データCとが加算された状態のデジタルデータは、前記
した時刻t4から時刻t5の期間の1.5倍の時間にわた
りメモリ10から読出されてピッチ変換された状態の音
響信号によるデジタルデータとして読出されてデジタル
アナログ変換器18に供給される。
【0064】次に、前記した時刻t5のリの点から時刻
t6のヌの点及びルの点までの期間には、アナログデジ
タル変換器4から供給されている音響信号によるデジタ
ルデータE(図3中のE参照)が演算部5に供給され
る。前記した時刻t5から時刻t6の期間において、制御
部11から演算部5に与えられるレベルデータK1は、
図3中に図示されているように最大値1の一定値であ
り、アナログデジタル変換器4から供給されている音響
信号によるデジタルデータEは、演算部5における演算
によっても、それの信号レベルに変化が与えられない状
態で、演算部5からデータ保持部7に供給された後に、
データ保持部7で保持される。そして、前記したデータ
保持部7で保持された音響信号によるデジタルデータE
は、加算部9を介して時刻t5から時刻t6の期間中に、
メモリ10の全記録領域に対して音響信号によるデジタ
ルデータEが書込まれる。
【0065】前記した時刻t5から時刻t6の期間に、メ
モリ10の全記録領域に対して書込まれた音響信号によ
るデジタルデータEは、図3中の時刻t5から時刻t6ま
での期間の中間点のムの点から時刻t7のヲの点までの
期間に、前記した時刻t5から時刻t6の期間の1.5倍
の時間にわたりメモリ10から読出されて、ピッチ変換
された状態の音響信号によるデジタルデータとして読出
されてデジタルアナログ変換器18に供給される。ま
た、前記のようにメモリ10から音響信号によるデジタ
ルデータEが読出される時刻t5から時刻t6までの期間
の中間点のムの点から時刻t7のヲの点までの期間にお
ける時刻t6のルの点から時刻t7のヲの点及びワの点ま
での期間には、アナログデジタル変換器4から供給され
ている音響信号によるデジタルデータF(図3中のF参
照)が演算部5に供給される。
【0066】そして、前記した時刻t6から時刻t7の期
間において、制御部11から演算部5に与えられるレベ
ルデータK1は、図3中に図示されているように最大値
1の一定値であり、アナログデジタル変換器4から供給
されている音響信号によるデジタルデータFは、演算部
5における演算によっても、それの信号レベルに変化が
与えられない状態で、演算部5からデータ保持部7に供
給された後に、データ保持部7で保持される。そして、
前記したデータ保持部7で保持された音響信号によるデ
ジタルデータFは、加算部9を介して時刻t6から時刻
t7の期間中に、メモリ10の全記録領域に対して音響
信号によるデジタルデータFが書込まれる。ところで、
メモリ10に対して音響信号によるデジタルデータFが
書込まれている前記した時刻t6から時刻t7の期間中に
は、前記の音響信号によるデジタルデータFがメモリ1
0から読出されることがない。
【0067】そして、前記の時刻t7に書込みアドレス
カウンタ12から出力された書込みアドレス値WAD
と、読出しアドレスカウンタ14から出力された読出し
アドレス値RADとが同一のアドレス値になって、前記
の書込みアドレス値WADと、読出しアドレス値RAD
とが供給されている比較部15からは、時刻t7に一致
信号C1が出力され、その一致信号C1が制御部11と
RAD保持部16とに供給される。前記のRAD保持部
16では、前記した時刻t7に読出しアドレスカウンタ
14から出力された読出しアドレス値RAD(時刻t7
に書込みアドレスカウンタ12から出力された書込みア
ドレス値WADと同じアドレス値)をラッチして、その
アドレス値を比較部17に与える。
【0068】それで、時刻t7に前記した一致信号C1が
供給された制御部11では、時刻t7から図3中に例示
してあるようなレベルデータK1,K2(信号レベル変
化用の係数信号K1,K2)を発生して、前記のレベル
データK1を演算部5に供給し、また、前記のレベルデ
ータK2を演算部6に供給する。そして、アナログデジ
タル変換器4から供給されている音響信号によるデジタ
ルデータGが供給される演算部5には、時刻t7から時
刻t8までの期間に時間軸上で漸増状態のレベル変化を
示すレベルデータK1が制御部11から供給されている
から、前記した演算部5における演算によって、演算部
5からは時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なってい
る音響信号によるデジタルデータGがデータ保持部7に
供給され、データ保持部7では、それに対して演算部5
から供給された、時間軸上で漸増状態のレベル変化が与
えられた状態の音響信号によるデジタルデータGを保持
して、それを加算部9に与える。
【0069】また、前記したメモリ10から読出された
音響信号によるデジタルデータFが、供給された演算部
6には、時刻t7から時刻t8までの期間に時間軸上で漸
増状態のレベル変化を示すレベルデータK2が制御部1
1から供給されているから、前記した演算部6における
演算によって、演算部6からは時間軸上で漸減状態のレ
ベル変化を与える演算を音響信号によるデジタルデータ
Fがデータ保持部8に供給され、データ保持部8では、
それに対して演算部6から供給された、時間軸上で漸減
状態のレベル変化が与えられた状態の音響信号によるデ
ジタルデータFを保持して、それを加算部9に与える。
【0070】前記したデータ保持部7に保持された時間
軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている音響信号
(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータGと、デ
ータ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態のレベル
変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響信号)に
よるデジタルデータFとは、加算部9で加算されて時刻
t7から時刻t8の期間中に、メモリ10の全記録領域に
対して、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なってい
る音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデー
タGと、データ保持部8に保持された時間軸上で漸減状
態のレベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音
響信号)によるデジタルデータFとが加算された状態の
音響信号によるデジタルデータが書込まれる。
【0071】ところで、前記した時刻t7から時刻t8の
期間中に、メモリ10から音響信号によるデジタルデー
タFが読出されるタイミングは、図2を参照して既述し
たように、メモリ制御信号CSがハイレベルの状態の期
間の内で、符号Rが付されていてメモリ10からの読出
し動作が行なわれるべき期間において、符号αを付して
示してある期間であり、そのタイミングでメモり10か
らデジタルデータが読出される記憶領域は、書込みアド
レスカウンタ12から出力された書込みアドレス値WA
Dによるアドレス信号ADRによって指定される記憶領
域である。
【0072】また、前記した時刻t7から時刻t8の期間
中に、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている
音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータ
Gと、ータ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態の
レベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響信
号)によるデジタルデータFとが加算部9で加算された
状態のデジタルデータがメモリ10に書込まれるタイミ
ングは、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイレベル
の状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方を付して
示してある期間の直後に位置しており、符号Wを付して
あるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間であ
る。
【0073】すなわち、時刻t7から時刻t8の期間にお
いては、時刻t6から時刻t7の期間にメモリ10に書込
まれていた音響信号によるデジタルデータFを、メモリ
10から読出した直後に、前記の音響信号によるデジタ
ルデータFが読出されたメモリ10におけるアドレスと
同一のアドレスの記憶領域に対して、既述した溶明状態
の音響信号によるデジタルデータGと、溶暗状態の音響
信号によるデジタルデータFとが加算された状態のデジ
タルデータを、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイ
レベルの状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方の
符号が付されている期間の直後に位置し、符号Wを付し
てあるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間毎
にメモリ10に書込まれる。そして、前記のようにして
メモり10に書込まれた溶明状態の音響信号によるデジ
タルデータGと、溶暗状態の音響信号によるデジタルデ
ータFとが加算された状態のデジタルデータは、時刻t
7から時刻t8の期間において、図2中に示すメモリ制御
信号CSがハイレベルの状態の期間の内で、符号Rと符
号βとの双方の符号が付されている期間毎に読出され
る。
【0074】前記した時刻t7に書込みアドレスカウン
タ12から出力された書込みアドレス値WADと、同一
のアドレス値の読出しアドレス値RADを発生させた読
出しアドレスカウンタ14からは、時刻t7以後に図3
中のワの点とウの点とを結ぶ実線上のアドレス値の読出
しアドレス値RADが発生されているから、前記のよう
に時刻t7から時刻t8の期間中に、メモリ10の全記録
領域に対して書込まれた、溶明状態の音響信号によるデ
ジタルデータGと、溶暗状態の音響信号によるデジタル
データFとが加算された状態のデジタルデータは、前記
した時刻t7から時刻t8の期間の1.5倍の時間にわた
りメモリ10から読出されてピッチ変換された状態の音
響信号によるデジタルデータとして読出されてデジタル
アナログ変換器18に供給される。
【0075】次に、前記した時刻t8のヨの点から時刻
t9のタの点及びレの点までの期間には、アナログデジ
タル変換器4から供給されている音響信号によるデジタ
ルデータH(図3中のH参照)が演算部5に供給され
る。前記した時刻t8から時刻t9の期間において、制御
部11から演算部5に与えられるレベルデータK1は図
3中に図示されているように最大値1の一定であり、ア
ナログデジタル変換器4から供給されている音響信号に
よるデジタルデータHはそれの信号レベルに変化が与え
られない状態でデータ保持部7に保持され、加算部9を
介して時刻t8から時刻t9の期間中に、メモリ10の全
記録領域に対して音響信号によるデジタルデータHが書
込まれる。
【0076】そして、前記した時刻t8から時刻t9の期
間にメモリ10の全記録領域に対して書込まれた音響信
号によるデジタルデータHは、図3中の時刻t8から時
刻t9までの期間の中間点のノの点から時刻t10のソの
点までの期間に、前記した時刻t8から時刻t9の期間の
1.5倍の時間にわたりメモリ10から読出されてピッ
チ変換された状態の音響信号によるデジタルデータとし
て読出されてデジタルアナログ変換器18に供給され
る。これまでの記述より明らかなように、時刻t2から
時刻t3までの期間における信号処理態様と、時刻t5か
ら時刻t6までの期間における信号処理態様と、時刻t8
から時刻t9までの期間における信号処理態様とは同様
であり、また、時刻t3から時刻t4までの期間における
信号処理態様と、時刻t6から時刻t7までの期間におけ
る信号処理態様と、時刻t9から時刻t10までの期間に
おける信号処理態様とは同様であり、さらに、時刻t4
から時刻t5までの期間における信号処理態様と、時刻
t7から時刻t8までの期間における信号処理態様とは同
様である、というように、時間軸上で順次に行なわれる
信号処理態様は、これまでに説明した信号処理態様の繰
返しとなる。
【0077】次に、本発明の音響信号処理装置において
音響信号処理の対象にしている信号が、記録再生装置の
4/3倍速での再生動作によって得た時間軸圧縮音響信
号が、図1中の入力端子1に供給されている場合におけ
る本発明の音響信号処理装置における音響信号処理動作
について図4を参照して説明する。図4に示してある設
例において、音響信号処理装置における読出しアドレス
カウンタ14から出力される順次の読出しアドレス値
が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと最小値M
INとを連続させた環状の状態として、読出しアドレス
値の最小値MINから最大値MAXまで一巡する時間
(周期)は、音響信号処理装置における書込みアドレス
カウンタ12から出力される順次の書込みアドレス値
が、メモリ10のアドレス値の最大値MAXと最小値M
INとを連続させた環状の状態として、書込みアドレス
値の最小値MINから最大値MAXまで一巡する時間
(周期)の4/3倍とされている。
【0078】そして、図4において、信号処理の対象に
されている音響信号のメモリ10への書込み動作時にお
けるメモリ10の書込みアドレス値の時間軸上での変化
の状態は、既述のように図4中において点イ→ロ→ハ→
ニ→… …ヌ→ルを結ぶ一点鎖線の鋸歯状波形の線WA
Dで示されており、また、メモリ10からの読出し動作
時におけるメモリ10の読出しアドレス値の時間軸上で
の変化の状態は、既述のように図4中において点イ→カ
→ヨ→タ→レ→チ→リ→ソ→ツを結ぶ実線の鋸歯状波形
RADの線で示されている。図4においては、書込みア
ドレス値WADと読出しアドレス値RADとの一致する
アドレス値が、メモリ10のアドレス値の最小値MIN
である、として図示してあり、動作の説明も、そのよう
にされているが、本発明の実施に当って、書込みアドレ
ス値WADと読出しアドレス値RADとの一致するアド
レス値は、任意のアドレス値であってもよいことは、い
うまでもない。
【0079】図4に示してある設例の場合に、図1に示
す本発明の音響信号処理装置の入力端子1に供給された
時間軸圧縮音響信号は、低域通過濾波器3によって所定
の帯域制限を受けた状態の時間軸圧縮音響信号とされて
から、アナログデジタル変換器4に供給される。前記の
アナログデジタル変換器4では、制御部11から与えら
れるAD変換パルスADCKに基づいて、信号処理の対
象にされている音響信号(時間軸圧縮音響信号)を所定
の標本化周期毎に所定のビット数のデジタル信号(音響
信号によるデジタルデータ)に変換して演算部5に供給
する。
【0080】図4の時刻t1に書込みアドレスカウンタ
12から出力された書込みアドレス値WADと、読出し
アドレスカウンタ14から出力された読出しアドレス値
RADとが、同一のアドレス値になったので、前記の書
込みアドレス値WADと、読出しアドレス値RADとが
供給されている比較部15からは、時刻t1に一致信号
C1が出力されて、その一致信号C1が制御部11とR
AD保持部16とに供給される。前記のRAD保持部1
6では、前記した時刻t1に読出しアドレスカウンタ1
4から出力された読出しアドレス値RAD(時刻t1に
書込みアドレスカウンタ12から出力された書込みアド
レス値WADと同じアドレス値)をラッチして、そのア
ドレス値を比較部17に与える。
【0081】時刻t1に、前記した一致信号C1が供給さ
れた制御部11では、時刻t1から図4中に例示してあ
るようなレベルデータK1,K2(信号レベル変化用の
係数信号K1,K2)を発生して、前記のレベルデータ
K1を演算部5に供給し、また前記のレベルデータK2
を演算部6に供給する。そして、前記の演算部5ではア
ナログデジタル変換器4から供給されている音響信号に
よるデジタルデータAに対して、時間軸上で漸増状態の
レベル変化を与える演算を施した後にデータ保持部7に
供給する。データ保持部7では、それに対して演算部5
から供給された、時間軸上で漸増状態のレベル変化が与
えられた状態の音響信号によるデジタルデータAを保持
して、それを加算部9に与える。
【0082】時刻t1から時刻t2までの期間に、書込み
アドレスカウンタ12から出力される書込みアドレス値
は、図4のイの点におけるメモリ10の最小のアドレス
値MINからロの点及びハの点におけるメモリ10の最
大のアドレス値MAX→メモリ10の最小のアドレス値
MINまで変化する。それで、時刻t2における書込み
アドレスカウンタ12から出力される書込みアドレス値
が、時刻t1から前記したRAD保持部16に保持され
ていた時刻t1に読出しアドレスカウンタ14から出力
された読出しアドレス値RADと同一のアドレス値(図
4に示す設例では、メモリ10の最小のアドレス値MI
N)と同一となり、比較部17からは時刻t2に一致信
号C2が出力されて制御部11に供給される。それによ
り制御部11では、レベルデータK1,K2(信号レベ
ル変化用の係数信号K1,K2)が、時刻t2に時間軸
上で変化しない状態にさせる。
【0083】それで、前記した時刻t1から時刻t2まで
の期間に、メモリ10の最小のアドレス値MINから最
大のアドレス値MAXまでに対応する記憶領域に対して
書込まれる音響信号によるデジタルデータは、演算部5
におけるレベルデータK1による演算によって時間軸上
で漸増状態のレベル変化が与えられた状態の音響信号に
よるデジタルデータAとなる。ところで、前記した時刻
t1に書込みアドレスカウンタ12から出力された書込
みアドレス値WADと、同一のアドレス値の読出しアド
レス値RADを発生させた読出しアドレスカウンタ14
からは、時刻t1以後に図4中のイの点とカの点とを結
ぶ実線上のアドレス値の読出しアドレス値RADが発生
されているから、前記のように時刻t1から時刻t2の期
間中に、メモリ10の全記録領域に対して書込まれた、
時間軸上で漸増状態のレベル変化が与えられた状態の音
響信号によるデジタルデータAは、前記した時刻t1か
ら時刻t2の期間の4/3倍の時間にわたりメモリ10
から読出されてピッチ変換された状態の音響信号による
デジタルデータとして読出されてデジタルアナログ変換
器18に供給される。
【0084】前記した時刻t2のハの点から時刻t3のニ
の点及びホの点までの期間には、アナログデジタル変換
器4からの音響信号によるデジタルデータB(図4中の
B参照)が演算部5に供給される。前記した時刻t2か
ら時刻t3の期間において、制御部11から演算部5に
与えられるレベルデータK1は、図4中に図示されてい
るように最大値1の一定値であり、前記のようにアナロ
グデジタル変換器4から供給されている音響信号による
デジタルデータBは、演算部5における演算によって
も、それの信号レベルに変化が与えられない状態で、演
算部5からデータ保持部7に供給された後に、データ保
持部7で保持される。そして、前記したデータ保持部7
で保持された音響信号によるデジタルデータBは、加算
部9を介して時刻t2から時刻t3の期間中に、メモリ1
0の全記録領域に対して音響信号によるデジタルデータ
Bが書込まれる。
【0085】前記した時刻t2から時刻t3の期間にメモ
リ10の全記録領域に対して書込まれた音響信号による
デジタルデータBは、図4中の時刻t2から時刻t3まで
の期間中のヨの点から、時刻t3から時刻t4までの期間
中のタの点までの期間に、前記した時刻t2から時刻t3
の期間の4/3倍の時間にわたって、メモリ10からピ
ッチ変換された状態の音響信号によるデジタルデータと
して読出されてデジタルアナログ変換器18に供給され
る。次に、時刻t3のホの点から時刻t4のヘの点及びト
の点までの期間には、アナログデジタル変換器4から供
給されている音響信号によるデジタルデータC(図4中
のC参照)が演算部5に供給される。
【0086】そして、前記した時刻t3から時刻t4の期
間において、制御部11から演算部5に与えられるレベ
ルデータK1は図4中に図示されているように最大値1
の一定値であり、アナログデジタル変換器4から供給さ
れている音響信号によるデジタルデータCは、演算部5
における演算によっても、それの信号レベルに変化が与
えられない状態で、演算部5からデータ保持部7に供給
された後に、データ保持部7で保持される。そして、前
記したデータ保持部7で保持された音響信号によるデジ
タルデータCは、加算部9を介して時刻t3から時刻t4
の期間中に、メモリ10の全記録領域に対して音響信号
によるデジタルデータCが書込まれる。前記した時刻t
3から時刻t4の期間にメモリ10の全記録領域に対して
書込まれた音響信号によるデジタルデータCは、図4中
の時刻t3から時刻t4までの期間中のレの点から、時刻
t5のチの点及びリの点までの期間に、前記した時刻t3
から時刻t4の期間の4/3倍の時間にわたって、メモ
リ10からピッチ変換された状態の音響信号によるデジ
タルデータとして読出されてデジタルアナログ変換器1
8に供給される。
【0087】次いで、時刻t4のトの点から時刻t5のチ
の点及びリの点までの期間には、アナログデジタル変換
器4から供給されている音響信号によるデジタルデータ
D(図4中のD参照)が演算部5に供給される。前記し
た時刻t4から時刻t5の期間において、制御部11から
演算部5に与えられるレベルデータK1は図4中に図示
されているように最大値1の一定値であり、アナログデ
ジタル変換器4から供給されている音響信号によるデジ
タルデータDは、演算部5における演算によっても、そ
れの信号レベルに変化が与えられない状態で、演算部5
からデータ保持部7に供給された後に、データ保持部7
で保持される。そして、前記したデータ保持部7で保持
された音響信号によるデジタルデータDは、加算部9を
介して時刻t4から時刻t5の期間中に、メモリ10の全
記録領域に対して音響信号によるデジタルデータDが書
込まれる。
【0088】ところが、前記のようにメモリ10に対し
て音響信号によるデジタルデータDが書込まれた前記し
た時刻t4から時刻t5の期間中には、前記の音響信号に
よるデジタルデータDがメモリ10から読出されない状
態になっており、メモリ10には時刻t5のリの点から
時刻t6のヌの点及びルの点までの期間に、アナログデ
ジタル変換器4から供給されている音響信号によるデジ
タルデータEが書込まれる状態になっている。そこで、
前記の時刻t5のリの点から時刻t6のヌの点及びルの点
までの期間を利用して、時刻t4から時刻t5の期間中に
メモリ10に書込まれた音響信号によるデジタルデータ
Dをメモリ10から読出して、それに時刻t5から時刻
t6までの期間に、後述されているように、アナログデ
ジタル変換器4から供給される音響信号によるデジタル
データEとを加算したデジタルデータを作り、そのデー
タを前記した音響信号によるデジタルデータDが記憶さ
れていた記憶領域のアドレスと同一アドレスの記憶領域
に書込むようにする。
【0089】ところで、前記の時刻t5では、書込みア
ドレスカウンタ12から出力された書込みアドレス値W
ADと、読出しアドレスカウンタ14から出力された読
出しアドレス値RADとが同一のアドレス値になって、
前記の書込みアドレス値WADと、読出しアドレス値R
ADとが供給されている比較部15からは、時刻t5に
一致信号C1が出力され、その一致信号C1が制御部1
1とRAD保持部16とに供給される。それで、前記の
RAD保持部16では、前記した時刻t5に読出しアド
レスカウンタ14から出力された読出しアドレス値RA
D(時刻t5に書込みアドレスカウンタ12から出力さ
れた書込みアドレス値WADと同じアドレス値)をラッ
チして、そのアドレス値を比較部17に与える。
【0090】時刻t5に前記した一致信号C1が供給され
た制御部11では、時刻t5から図4中に例示してある
ようなレベルデータK1,K2(信号レベル変化用の係
数信号K1,K2)を発生して、前記のレベルデータK
1を演算部5に供給するとともに、前記のレベルデータ
K2を演算部6に供給する。そして、時刻t5から時刻
t6までの期間に前記したメモリ10から読出された音
響信号によるデジタルデータDが、供給される演算部6
には、時刻t5から時刻t6までの期間に時間軸上で漸減
状態のレベル変化を示すレベルデータK2が制御部11
から供給されているから、前記した演算部6における演
算によって、演算部6からは時間軸上で漸減状態のレベ
ル変化を行なっている音響信号によるデジタルデータD
がデータ保持部8に供給される。
【0091】また、時刻t5から時刻t6までの期間に、
アナログデジタル変換器4から音響信号によるデジタル
データEが供給された演算部5には、時刻t4から時刻
t5までの期間に時間軸上で漸増状態のレベル変化を示
すレベルデータK1が制御部11から供給されているか
ら、前記した演算部5における演算によって、演算部5
からは時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている
音響信号によるデジタルデータDがデータ保持部7に供
給される。
【0092】前記したデータ保持部7に保持された時間
軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている音響信号
(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータEと、デ
ータ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態のレベル
変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響信号)に
よるデジタルデータDとは、加算部9で加算されて時刻
t5から時刻t6の期間中に、メモリ10の全記録領域に
対して、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なってい
る音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデー
タEと、データ保持部8に保持された時間軸上で漸減状
態のレベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音
響信号)によるデジタルデータDとが加算された状態の
音響信号によるデジタルデータが書込まれる。
【0093】ところで、前記した時刻t5から時刻t6の
期間中に、メモリ10から音響信号によるデジタルデー
タDが読出されるタイミングは、図2を参照して既述し
たように、メモリ制御信号CSがハイレベルの状態の期
間の内で、符号Rが付されていてメモリ10からの読出
し動作が行なわれるべき期間において、符号αを付して
示してある期間であり、そのタイミングでメモり10か
らデジタルデータが読出される記憶領域は、書込みアド
レスカウンタ12から出力された書込みアドレス値WA
Dによるアドレス信号ADRによって指定される記憶領
域である。
【0094】また、前記した時刻t5から時刻t6の期間
中に、時間軸上で漸増状態のレベル変化を行なっている
音響信号(溶明状態の音響信号)によるデジタルデータ
Eと、データ保持部8に保持された時間軸上で漸減状態
のレベル変化を行なっている音響信号(溶暗状態の音響
信号)によるデジタルデータDとが加算部9で加算され
た状態のデジタルデータがメモリ10に書込まれるタイ
ミングは、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイレベ
ルの状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方を付し
て示してある期間の直後に位置しており、符号Wを付し
てあるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間で
ある。
【0095】すなわち、時刻t5から時刻t6の期間にお
いては、時刻t4から時刻t5の期間にメモリ10に書込
まれていた音響信号によるデジタルデータDを、メモリ
10から読出した直後に、前記の音響信号によるデジタ
ルデータDが読出されたメモリ10におけるアドレスと
同一のアドレスの記憶領域に対して、既述した溶明状態
の音響信号によるデジタルデータEと、溶暗状態の音響
信号によるデジタルデータDとが加算された状態のデジ
タルデータを、図2中に示すメモリ制御信号CSがハイ
レベルの状態の期間の内で、符号Rと符号αとの双方の
符号が付されている期間の直後に位置し、符号Wを付し
てあるメモリ制御信号CSのハイレベルの状態の期間毎
にメモリ10に書込まれる。そして、前記のようにして
メモり10に書込まれた溶明状態の音響信号によるデジ
タルデータEと、溶暗状態の音響信号によるデジタルデ
ータDとが加算された状態のデジタルデータは、時刻t
5から時刻t6と時刻t7との間のソの点及びツの点まで
の期間において、図2中に示すメモリ制御信号CSがハ
イレベルの状態の期間の内で、符号Rと符号βとの双方
の符号が付されている期間毎に読出される。
【0096】前記した時刻t5に書込みアドレスカウン
タ12から出力された書込みアドレス値WADと、同一
のアドレス値の読出しアドレス値RADを発生させた読
出しアドレスカウンタ14からは、時刻t5以後に図4
中のリの点とソの点とを結ぶ実線上のアドレス値の読出
しアドレス値RADが発生されているから、前記のよう
に時刻t5から時刻t6の期間中に、メモリ10の全記録
領域に対して書込まれた、溶明状態の音響信号によるデ
ジタルデータEと、溶暗状態の音響信号によるデジタル
データDとが加算された状態のデジタルデータは、前記
した時刻t5から時刻t6の期間の4/3倍の時間にわた
りメモリ10から読出されてピッチ変換された状態の音
響信号によるデジタルデータとして読出されてデジタル
アナログ変換器18に供給される。
【0097】次に、前記した時刻t6のルの点から時刻
t7までの期間には、アナログデジタル変換器4から供
給されている音響信号によるデジタルデータF(図4中
のF参照)が演算部5に供給される。前記した時刻t6
から時刻t7の期間において、制御部11から演算部5
に与えられるレベルデータK1は、図4中に図示されて
いるように最大値1の一定値であり、アナログデジタル
変換器4から供給されている音響信号によるデジタルデ
ータFは、演算部5における演算によっても、それの信
号レベルに変化が与えられない状態で、演算部5からデ
ータ保持部7に供給された後に、データ保持部7で保持
される。そして、前記したデータ保持部7で保持された
音響信号によるデジタルデータEは、加算部9を介して
時刻t6から時刻t7の期間中に、メモリ10の全記録領
域に対して音響信号によるデジタルデータEが書込まれ
る。
【0098】前記した時刻t6から時刻t7の期間に、メ
モリ10の全記録領域に対して書込まれた音響信号によ
るデジタルデータFは、図4中の時刻t6から時刻t7ま
での期間中のツの点から始まる、前記した時刻t6から
時刻t7の期間の4/3倍の時間にわたりメモリ10か
ら読出されて、ピッチ変換された状態の音響信号による
デジタルデータとして読出されてデジタルアナログ変換
器18に供給される。時刻t7以降においても、これま
でに時刻t1から時刻t7までの各期間について記述した
ような信号処理態様による信号処理が、時間軸上で順次
に繰返して行なわれる。
【0099】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
にように、本発明の音響信号処理装置は、記録時におけ
る記録速度よりも大きな速度で記録媒体から再生された
時間軸圧縮音響信号を、予め定められた標本化周期で標
本化量子化して音響信号のデジタルデータを得るアナロ
グデジタル変換手段と、メモリの記憶領域へのアクセス
が、メモリのアドレス値の最大値と最小値とを連続させ
た環状の状態で行なわれるメモリに対して、前記した音
響信号のデジタルデータを書込む手段と、前記のメモリ
に記憶された音響信号のデジタルデータを、前記した標
本化周期よりも長い読出し周期で読出して、メモリから
時間軸伸長された状態でピッチ変換された音響信号のデ
ジタルデータを読出す手段と、メモリから読出された音
響信号のデジタルデータをデジタルアナログ変換してア
ナログ信号形態の音響信号として出力するデジタルアナ
ログ変換手段とを備えて構成される音響信号処理装置に
おいて、メモリの全アドレス領域のアドレス値の最大値
と最小値とを連続させた環状の状態で順次のアドレス値
を、第1の周期で連続的に発生させる書込みアドレス発
生手段と、メモリの全アドレス領域のアドレス値の最大
値と最小値とを連続させた環状の状態で順次のアドレス
値を、前記した第1の周期よりも周期の長い第2の周期
で連続的に発生させる読出しアドレス発生手段と、書込
みアドレス値と読出しアドレス値とが一致した時点にお
けるアドレス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値
が、前記した時点以前に最後に現われた時点付近から、
前記した書込みアドレス値に読出しアドレス値が達した
時点付近までの期間の音響信号のデジタルデータに対応
する音響信号について、徐々に音響レベルを漸減させた
データと、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス
値とが一致した時点付近から、前記した書込みアドレス
値と読出しアドレス値とが一致した時点におけるアドレ
ス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値が、前記し
た時点以後に最初に現われた時点付近までの期間の音響
信号のデジタルデータに対応した音響信号について、徐
々に音響レベルを漸増させたデータとを合成してメモリ
に書込む手段とを備えたり、メモリの全アドレス領域の
アドレス値の最大値と最小値とを連続させた環状の状態
で順次のアドレス値を、第1の周期で連続的に発生させ
る書込みアドレス発生手段と、メモリの全アドレス領域
のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた環状の状
態で順次のアドレス値を、前記した第1の周期よりも周
期の長い第2の周期で連続的に発生させる読出しアドレ
ス発生手段と、書込みアドレス値と読出しアドレス値と
が一致した時点付近から、前記した書込みアドレス値と
読出しアドレス値とが一致した時点におけるアドレス値
と同一のアドレス値の書込みアドレス値が、前記した時
点以後に最初に現われた時点付近までの期間に、前記し
た書込みアドレス値と読出しアドレス値とが一致した時
点におけるアドレス値と同一のアドレス値の書込みアド
レス値が、前記した時点以前に最後に現れた時点付近か
ら、前記した書込みアドレス値に読出しアドレス値に達
した時点付近までの期間に、メモリに書込まれた音響信
号のデジタルデータを読出した音響信号のデータに対応
した音響信号について、徐々に音響レベルを漸減させた
データと、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス
値とが一致した時点付近から、前記した書込みアドレス
値と読出しアドレス値とが一致した時点におけるアドレ
ス値と同一のアドレス値が、前記した時点以後に最初に
現れた時点付近までの期間の音響信号のデジタルデータ
に対応した音響信号について、徐々に音響レベルを漸増
させたデータとを合成してメモリに書込む手段とを備え
てなるものであるから、本発明の音響信号処理装置では
VTR等の高速再生時における音響信号の聞取りを可能
とするばかりでなく、時間軸圧縮された状態の音響信号
を時間軸伸長する際に切捨てられる信号部分の接続部分
における音響信号のデジタルデータに対して、演算を施
して得た溶明状態のデジタルデータと、溶暗状態のデジ
タルデータとを重ね合わせて、順次の音響信号間の接続
部分に位相ずれや急激な信号レベルが生じさせることが
ないから、聞き易い再生音を再生でき、また、前記の信
号処理は読出しアドレスを連続的に動作させて、前記し
たデジタルデータに対する演算処理を行なっているか
ら、音響信号処理動作に用いられるメモリとして、小さ
な記憶容量のものを使用して構成できるのであり、本発
明により既述した問題点を良好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響信号処理装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明の音響信号処理装置の動作説明用の図で
ある。
【図3】本発明の音響信号処理装置の動作説明用の図で
ある。
【図4】本発明の音響信号処理装置の動作説明用の図で
ある。
【図5】従来の音響信号処理装置の動作説明用の図であ
る。
【符号の説明】
1…入力端子、2…出力端子、3,19…低域通過濾波
器、4…アナログデジタル変換器、5,6…演算部、
7,8…データ保持部、9…加算部、10…メモリ、1
1…制御部、12…書込みアドレスカウンタ、15,1
7…比較部、16…RAD保持部、18…デジタルアナ
ログ変換器、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時における記録速度よりも大きな速
    度で記録媒体から再生された時間軸圧縮音響信号を、予
    め定められた標本化周期で標本化量子化して音響信号の
    デジタルデータを得るアナログデジタル変換手段と、メ
    モリの記憶領域へのアクセスが、メモリのアドレス値の
    最大値と最小値とを連続させた環状の状態で行なわれる
    メモリに対して、前記した音響信号のデジタルデータを
    書込む手段と、前記のメモリに記憶された音響信号のデ
    ジタルデータを、前記した標本化周期よりも長い読出し
    周期で読出して、メモリから時間軸伸長された状態でピ
    ッチ変換された音響信号のデジタルデータを読出す手段
    と、メモリから読出された音響信号のデジタルデータを
    デジタルアナログ変換してアナログ信号形態の音響信号
    として出力するデジタルアナログ変換手段とを備えて構
    成される音響信号処理装置において、メモリの全アドレ
    ス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた環
    状の状態で順次のアドレス値を、第1の周期で連続的に
    発生させる書込みアドレス発生手段と、メモリの全アド
    レス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた
    環状の状態で順次のアドレス値を、前記した第1の周期
    よりも周期の長い第2の周期で連続的に発生させる読出
    しアドレス発生手段と、書込みアドレス値と読出しアド
    レス値とが一致した時点におけるアドレス値と同一のア
    ドレス値の書込みアドレス値が、前記した時点以前に最
    後に現われた時点付近から、前記した書込みアドレス値
    に読出しアドレス値が達した時点付近までの期間の音響
    信号のデジタルデータに対応する音響信号について、徐
    々に音響レベルを漸減させたデータと、前記した書込み
    アドレス値と読出しアドレス値とが一致した時点付近か
    ら、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス値とが
    一致した時点におけるアドレス値と同一のアドレス値の
    書込みアドレス値が、前記した時点以後に最初に現われ
    た時点付近までの期間の音響信号のデジタルデータに対
    応した音響信号について、徐々に音響レベルを漸増させ
    たデータとを合成してメモリに書込む手段とを備えてな
    る音響信号処理装置。
  2. 【請求項2】 記録時における記録速度よりも大きな速
    度で記録媒体から再生された時間軸圧縮音響信号を、予
    め定められた標本化周期で標本化量子化して音響信号の
    デジタルデータを得るアナログデジタル変換手段と、メ
    モリの記憶領域へのアクセスが、メモリのアドレス値の
    最大値と最小値とを連続させた環状の状態で行なわれる
    メモリに対して、前記した音響信号のデジタルデータを
    書込む手段と、前記のメモリに記憶された音響信号のデ
    ジタルデータを、前記した標本化周期よりも長い読出し
    周期で読出して、メモリから時間軸伸長された状態でピ
    ッチ変換された音響信号のデジタルデータを読出す手段
    と、メモリから読出された音響信号のデジタルデータを
    デジタルアナログ変換してアナログ信号形態の音響信号
    として出力するデジタルアナログ変換手段とを備えて構
    成される音響信号処理装置において、メモリの全アドレ
    ス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた環
    状の状態で順次のアドレス値を、第1の周期で連続的に
    発生させる書込みアドレス発生手段と、メモリの全アド
    レス領域のアドレス値の最大値と最小値とを連続させた
    環状の状態で順次のアドレス値を、前記した第1の周期
    よりも周期の長い第2の周期で連続的に発生させる読出
    しアドレス発生手段と、書込みアドレス値と読出しアド
    レス値とが一致した時点付近から、前記した書込みアド
    レス値と読出しアドレス値とが一致した時点におけるア
    ドレス値と同一のアドレス値の書込みアドレス値が、前
    記した時点以後に最初に現われた時点付近までの期間
    に、前記した書込みアドレス値と読出しアドレス値とが
    一致した時点におけるアドレス値と同一のアドレス値の
    書込みアドレス値が、前記した時点以前に最後に現れた
    時点付近から、前記した書込みアドレス値に読出しアド
    レス値に達した時点付近までの期間に、メモリに書込ま
    れた音響信号のデジタルデータを読出した音響信号のデ
    ータに対応した音響信号について、徐々に音響レベルを
    漸減させたデータと、前記した書込みアドレス値と読出
    しアドレス値とが一致した時点付近から、前記した書込
    みアドレス値と読出しアドレス値とが一致した時点にお
    けるアドレス値と同一のアドレス値が、前記した時点以
    後に最初に現れた時点付近までの期間の音響信号のデジ
    タルデータに対応した音響信号について、徐々に音響レ
    ベルを漸増させたデータとを合成してメモリに書込む手
    段とを備えてなる音響信号処理装置。
JP8346677A 1996-12-10 1996-12-10 音響信号処理装置 Pending JPH10171494A (ja)

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