JPH10172020A - コイン選別装置 - Google Patents

コイン選別装置

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JPH10172020A
JPH10172020A JP8359352A JP35935296A JPH10172020A JP H10172020 A JPH10172020 A JP H10172020A JP 8359352 A JP8359352 A JP 8359352A JP 35935296 A JP35935296 A JP 35935296A JP H10172020 A JPH10172020 A JP H10172020A
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JP
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coin
plate
chute
plastic molded
lever
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JP8359352A
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English (en)
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Tamotsu Tsuchida
保 土田
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Asahi Seiko Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiko Co Ltd
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Priority to DE69700429T priority patent/DE69700429T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の硬貨選別装置は全体が金属製で、とく
に主要部は金属ダイカストであるため、装置の大きさに
比べて重量が重く、部品の搬送、装置の組み立て、装置
製品の運搬などにおいて、取り扱いのネックになってい
ると共に、組み込まれる自動販売機、ゲーム機などの軽
量化のネックにもなっていた。 【解決手段】 本発明は、少なくとも、矩形板状のプラ
スチック成形品からなるフロント部と、ほぼ矩形板状の
プラスチック成形品からなるベース部と、ほぼ尾びれ形
のプラスチック成形品からなるシュートカバー部と、や
や小さな矩形板状のプラスチック成形品からなるドア部
と、を備えていることを特徴としたコイン選別装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、小形の円板体で
あるコインを、選別するためのコイン選別装置に関し、
とくに、所定のコインのみを機械的に選別して、他の種
類のコインをキャンセルするための、コイン選別装置に
関する。本発明は、さらに具体的には、自動販売機、ゲ
ーム機、両替機などに組み込むための、コイン選別装置
に関するものである。したがって、本明細書におけるコ
インの概念には、通貨である国内外の硬貨、ゲーム用の
メタル、トークンなど、小形の円板体に関するものを、
すべて含んでいることは、勿論である。
【従来の技術】 従来、機械式の硬貨選別装置として
は、種々のものが知られているが、たとえば、本件出願
人によるものとして、特公昭63−29308(特願昭
54−65356)号公報に開示されているものがあ
る。
【0002】この硬貨選別装置は、図10、図11、図
12、図13に示されるように、矩形金属のフロント板
1に、硬貨の投入口2と返却口4とが上下に設けられ、
これらの中間位置に返却レバー3が設けられている。こ
のフロント板1の裏面には、図11に示されるように、
ほぼ矩形の金属ダイカストであるベース板6の前縁が固
定され、このベース板6の上縁には、小形矩形の金属ダ
イカストであるドア板7の上縁が、弾性のあるヒンジ1
4で挟まれて連結され、内部に、図13に示されよう
に、硬貨選別のための、斜めの通路25が形成されてい
る。なお、ドア板7の後縁ならびに下縁は、図12に示
されるように、横向きT字形の金属ダイカストであるシ
ュートカバー板8によって囲まれている。
【0003】このシュートカバー板8の前端は、たとえ
ば、ネジ18とナット19でフロント板1に固定され、
後縁は、リング部の孔15とベース板6の突起16とに
よって、互いに連結されている。斜めになる硬貨選別の
通路25は、図13に示されるように、右上方の入り口
側で、投入口2に連通されると共に、その下方で、返却
シュート27を介在して返却口4に連通され、左下方の
出口側で、所定の真正な硬貨を取り込むための、収容シ
ュート26に連通されている。斜めの通路25の上方に
は、ほぼV字形のクレイドル40が、図12に示される
ように、ドア板7を介在して枢軸41されており、選別
される真正な硬貨の直径よりも、やや小さいな距離で離
間された二個の係合片42、43を有している。
【0004】係合片42、43は、ドア板7の円弧孔4
4、45を遊嵌状に貫通して、通路25内に突出してい
る。なお、図中の小さな円柱形の46は、バランス用の
ウエイトである。また、図13のクレイドル40寄りの
35は棒形の磁石で、図12に示されるように、ドア板
7に取り付けられている。鉄片、鉄の疑似硬貨などを吸
着して取り除くためのものである。図13中央の57
は、硬貨を転動するための傾斜レールで、ベース板6の
通路25側に形成されおり、傾斜レール57の下方ほぼ
半分には、硬貨の厚みチェックのためのスリット66が
形成されている。
【0005】なお、このスリット66の幅は、図12の
中央に示される、ドア板7に螺着自在に貫通された、ネ
ジ67の進退自在な調整によって行われる。図13の通
路25の中央には、材質チェック用の磁石50が配設さ
れている。磁石50は、図11に示されるように、ベー
ス板6と保持板53とによって配置されている。ここ
で、図13にもとづいて、この装置による硬貨の選別を
概略的に説明する。要約すると図13は、左下方の受け
入れ用の収容シュート26に落下する、所定の真正な硬
貨Aと、右下方の返却シュート27に落下して、返却口
4に戻される疑似硬貨Bと、のチェック経路を示してい
る。まず硬貨は、投入口2で直径ならびに厚みがチェッ
クされる。これらの何れかが大きいときは、投入口2に
挿入されず、疑似硬貨B1として排除される。
【0006】投入口2を通過した硬貨A1は、ベース板
6の上方で、通路25側に形成されたガイド片99によ
り、クレイドル40に案内され、硬貨A2のように、一
対の係合片42、43間に保持される。このとき、径小
な疑似硬貨Bは、クレイドル40を通過して、矢印B2
で示されるように、返却シュート27に落下する。図中
の89は、ベース板6の下方で通路25側に形成され
る、疑似硬貨Bのスロープ面であり、88は、このスロ
ープ面89の底でもある阻止壁である。これらは、返却
口4からの、ワイア挿入、硬貨投げ込みなどによる侵入
を防止する。また、図12下方の10は、スロープ面8
9ならびに返却シュート27のカバー部で、横向きT字
形のシュートカバー板8の中央端部に形成されている。
【0007】磁石35によって吸着された、鉄製の疑似
硬貨Bは、後記する返却レバー3の操作によるドア板7
の開閉で、疑似硬貨Bを、図13の矢印B2で示される
ように、返却シュート27に落下させる。クレイドル4
0によって、矢印A3の方向に回動された硬貨は、クレ
イドル40から転がり出て、矢印A4に示されるよう
に、傾斜レール57を通過する。このとき、硬貨は、ス
リット66によって、厚みチェックを受け、薄手の疑似
硬貨Bは、矢印B3に示されるように、返却シュート2
7にキャンセルされる。また、硬貨は、傾斜レール57
を転動するとき、磁石50によって強力な磁気を受け、
磁気に影響された疑似硬貨Bは、スピードが制動され
て、ギザチェックの爪79ならびに硬貨の振り分け片7
4を乗り越えることが出来ず、矢印B4に示されるよう
に、返却シュート27に戻される。
【0008】なお、ギザチェックの爪79ならびに硬貨
の振り分け片74は、図11に示されるように、振り子
レバー71の下端に形成され、円弧孔75を揺動自在に
貫通して、通路25内に突出されている。また、この振
り子レバー71の上端はベース板6に枢支72されてお
り、下端にはウエイト73が固定され、さらに、振り分
け片74の元端には、ネジ76が螺着自在に貫通されて
いる。このネジ76は進退されて振り分け片74の位置
を調整するためのものである。かくして、磁気に影響さ
れない真正な所定の硬貨Aは、スピードが制動されず、
ギザチェックの爪79ならびに硬貨の振り分け片74を
乗り越えて、矢印A5から矢印A6へと転動して、真正
な硬貨を受け入れるための、収容シュート26を通過
し、図示を省略した金庫ボックス内に収納されることに
なる。
【0009】なお、このとき、図11に示されている、
検出スイッチ80の作動アーム82が動作されることに
なる。また、図13下方の90は、返却シュート27を
形成する垂直な壁で、この壁90はベース板6の阻止壁
88に連成されている。たとえば、返却口4から硬貨が
弾き込まれたとき、返却シュート27を通過して、収容
シュート26に入り込まないようにするためのものであ
る。なお、図11左にある斜め長手のものは、ブロッカ
30のアーム33で、自動販売機、ゲーム機などの使用
禁止、故障などのときに、投入口2から硬貨が挿入され
るのを防止するためのものだある。通常の使用時には、
電磁石31が通電されて、アーム33の先端は、通路2
5から引っ込められているため、投入口2からの硬貨投
入が可能になる。
【0010】図10の返却レバー3の軸91は、図11
に示されるように、回動自在にフロント板1を貫通し
て、ベース板6に形成されている軸受け92、92に、
回転自在に保持されている。円板のほぼ四分の一形状で
あるカム93は、軸91に固定されて、返却レバー3と
同動する。近くの95は逆三角形状の突片で、ドア板7
の下方に形成されて、カム93と当接する。したがっ
て、返却レバー3が回動されるとカム93が回動し、突
片95を介在して、ドア板7がヒンジ14の弾性に抗し
て開かれる。この結果、磁石35などにより、通路25
内に留まっていた硬貨が、落下することになる。図12
左のやや細長い83は糸吊り防止用のレバーで、上端近
くがシュートカバー板8に揺動自在に枢軸84され、下
端85が収容シュート26内にある。
【0011】通常、レバー83の下端85は、硬貨の収
容シュート26内にあって、落下してくる硬貨によって
外側に弾かれるものの、糸吊りされた硬貨が、引き上げ
られるのを阻止する。こうして、検出スイッチ80が、
不正に操作されるのを防止している。
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した従来の硬貨選別装置は全体が金属製で、とくに主要
部は金属ダイカストであるため、装置の大きさに比べて
重量が重く、部品の搬送、装置の組み立て、装置製品の
運搬などにおいて、取り扱いのネックになっていると共
に、組み込まれる自動販売機、ゲーム機などの軽量化の
ネックにもなっていた。加えて、硬貨の金種ごとに、投
入口のサイズを種々に揃える必要が有り、また、硬貨の
サイズに対応して、たとえば、糸吊り防止レバーを調整
する必要があるなどの問題点があった。
【0012】本発明は、装置の軽量化を図ると共に、コ
インの変更があっても、そのサイズに簡単に対応できる
ようにした、コイン選別装置の提供を目的に開発された
ものである。
【課題を解決するための手段】 本発明は、少なくと
も、矩形板状のプラスチック成形品からなるフロント部
と、ほぼ矩形板状のプラスチック成形品からなるベース
部と、ほぼ尾びれ形のプラスチック成形品からなるシュ
ートカバー部と、やや小さな矩形板状のプラスチック成
形品からなるドア部と、を備えていることを特徴とした
コイン選別装置である。また、本発明は、前記フロント
部の裏側に金属のプレートを備えていることを特徴とし
たコイン選別装置である。加えて、本発明は、前記ドア
部が透明であることを特徴としたコイン選別装置であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下に本発明を、その実施につ
いて、添付の図面を参照して説明する。なお、実施例の
図面に使用されている参照用の数字・符号は、同様な機
能をもつ部分である場合、従来例の説明において使用し
た参照数字・符号を、援用している。図1は、本発明に
よる一実施例を正面にして、右側から見た側面図であ
り、図2は、上記実施例を左側から見た側面図である。
図3から図9はそれぞれ、上記実施例を分解して示す、
主要部分の斜視図である。まず、図3は、本発明による
一実施例のフロント部を、分解して示す斜視図である。
図3右の矩形板状のものはフロント体1で、フロント体
1はプラスチック成形品からなり、上方にコインの投入
口2が形成されると共に、下方に返却口4が形成されて
いる。
【0014】これらの中間位置にはさらに、縦長孔3A
が形成されている。この縦長孔3Aには、後記するよう
に、ほぼ弓矢形状の返却レバー3が元端側から挿入され
て、上下方向にスライド自在になる。なお、フロント体
1の四隅にはそれぞれ、取り付けのための孔1Aが開口
されている。また、返却口4の裏側上方には、矩形にな
る蓋板4Bの上縁両端を、枢支するための一対の窪み4
Aが形成されている。図3左の矩形のプレート1Bは鉄
などの金属からなり、フロント体1の裏側に嵌合自在に
なる。したがって、ここでは説明を省略するが、フロン
ト体1に対応する開口2A、3B、4Cがそれぞれ形成
されている。なお、開口3Bを挟む上下一対の鍵穴1L
は、後記するように、図5左に示される一対のフック片
6Aを、抜け止め自在に挿入するためのものである。
【0015】また、返却口4に対応する大きな開口4B
の両サイドには、鍵穴状の切り欠け1Nがあり、これら
の切り欠け1Nはそれぞれ、後記するように、図5左に
示されるフック片6D、図6右に示されるフック片8A
を、それぞれ抜け止め自在に挿入するためのものであ
る。図3中央の1Cは小形矩形板の厚さゲージで、投入
口2を通過するコインの厚さを規定するためのものであ
り、二個のネジ孔1Dを有している。図3左の1Eは小
形ほぼ矩形板の直径ゲージで、投入口2を通過するコイ
ンの直径を規定するためのものである。直径ゲージ1E
は、二個の縦長孔1Fを有すると共に、表側に突出する
スライド片1Gと、裏側に突出するコインのガイド片9
9とを、それぞれ有している。
【0016】なお、後記するが、二個のネジ1Hはそれ
ぞれ、直径ゲージ1Eの縦長孔1Fを遊嵌状に通り抜け
ると共に、プレート1Bの横長孔1Jを遊嵌状に通り抜
けて、厚さゲージ1Cのネジ孔1Dに螺着される。この
とき、スライド片1Gは、プレート1Bのスリット1K
にスライド自在に挿入される。図4は、前記実施例のベ
ース部を分解して示す斜視図であり、図4の大きなほぼ
矩形板状のものは、ベース体6で、ベース体6はプラス
チック成形品からなる。なお、図4はベース体6の通路
25側である内側を示し、図5はベース体6の外側を示
している。ベース体6の屈曲された前縁には、前述した
ように、取り付け固定用の二個のフック片6A(図5を
参照)が形成されている。
【0017】また、ベース体6の前縁下方には、返却シ
ュート27を形成するための半ボックス6Bが、大きく
外側に突出して形成されている。この半ボックス6Bの
前縁には、前述したように、取り付け固定用の一個のフ
ック片6Dが形成されている。ベース体6の下縁ほぼ中
央には、検出スイッチ80の取り付け片6Cが、外側に
起立して形成されていると共に、内側には、リング部6
Fが形成されている。ベース体6の上縁中央には、後記
するU字形の切り欠け6Eが形成され、後縁には、嵌合
して結合するための突起16が、小さな溝によって形成
されている。なお、図5の中央に示される、角筒形のも
のは、磁石50を埋設するためのケース6Gである。ま
た、ケース6Gの上下近くの枢軸72、枢軸62は金属
で、ベース体6のプラスチック成形時に植設されて固定
される。
【0018】図6は、実施例のシュートカバー部を、分
解して示す斜視図である。図6の大きな尾びれ形のもの
は、シュートカバー体8で、シュートカバー体8はプラ
スチック成形品からなる。図6はシュートカバー体8の
外側を示し、図7はシュートガバー体8の内側である通
路25側を示している。ここで、シュートカバー体8を
概略、説明すると、前端には、返却シュート27のため
の、半ボックス8Bが大きく外側に突出して形成され、
ここ半ボックス8Bの前縁には、前述した、取り付け用
の一個のフック片8Aが形成されると共に、さらに後縁
には、一対のリング部15Aが形成されて、図4、図5
の突起16と嵌合する。
【0019】また、糸吊り防止用の大小のレバー83
A、83Bを取り付けるための、対の軸受け8Cが、外
側に突出して形成されている。加えて、後記するが、検
出スイッチ80を保護すると共に、コインの連続投入を
阻止するための、やや大きなJの字形のシャッタ8Dを
枢軸するための、軸受け8Eが形成されている。図8
は、実施例のドア部を分解して示す斜視図である。図8
に示されるやや小さな矩形板状のものはドア体7で、こ
のドア体7は透明なプラスチック成形品からなる。な
お、図8はドア体7の外側を示し、図9はドア体7の内
側、すなわち硬貨の通路25側を示している。
【0020】図8にもとづいて、概略、説明すると、ド
ア体7の前縁側の中央には、金属のクレイドル40の枢
軸41が、プラスチック成形時に固定されると共に、こ
の周囲には二個の円弧孔44、45が形成されて、ほぼ
V字形のクレイドル40の両端に形成されている、コイ
ンの係合片42、43をそれぞれ遊嵌する。ドア体7の
上縁寄りには、一対の軸受け部14Cが形成されてお
り、長い金属のピン軸14Bを挿入する。図8右の概略
V字形のものは、ヨーク体7Aで、鉄などの金属板から
なり、後縁中央には磁路をつくるための鉄部55が、突
出屈曲されている。
【実施例】 以上に概説したように、上述の構成からな
る本実施例は、まず最初に、図3のフロント体1の縦長
孔3Aに、プラスチック製の返却レバー3の後端3Kか
ら挿入すると共に、弓部3Cを弾性に抗して挿入して、
返却レバー3を抜け止めにしておく。
【0021】一方、図3に示される金属のプレート1B
に、金属の厚さゲージ1C、ならびに金属の直径ケージ
1Eを、あらかじめ取り付けておく。すなわち、まず、
ネジ1Hを直径ゲージ1Eの縦長孔1Fに挿入すると共
に、プレート1Bの横長孔1Jに挿入し、厚さゲージ1
Cのネジ孔1Dに螺着する。このとき、直径ゲージ1E
のスライド片1Gは、プレート1Bのスリット1Kにス
ライド自在に挿入される。つぎに、所定のコインをプレ
ート1Bの開口2Aに挿入しながら、あるいは、所定の
コインと同じ厚さをもつと共に、所定のコインの直径と
同じ幅をもつ、金属製の定規などを使用して、プレート
1Bに、厚さゲージ1Cならびに直径ゲージ1Eを固定
する。言い換えると、直径ゲージ1Eを移動して、コイ
ン直径の開口を決めると共に、厚さゲージ1Cを移動し
て、コイン厚みの開口を決めて、ネジ1Hを締め付け、
プレート1Bに厚さゲージ1C、直径ゲージ1Eを固定
する。
【0022】この結果、所定のコインよりも直径が大き
いもの、厚みが大きいものは、投入口2からは、通路2
5内に挿入されないことになる。他方、図6に示され
る、やや長手なシャッタ8Dをシュートカバー体8に取
り付ける。すなわち、シャッタ8Dを寝かせて、中央の
一対の半円軸8Jを、シュートカバー体8の裏側(図7
を参照)から、一対の軸受け8Eに挿入してのち、シャ
ッタ8Dを半円軸8Jを中心に回転して起こし、ほぼ抜
け止めに枢軸しておく。つぎに、図4のベース体6と図
6のシュートカバー体8とを、一体的に結合する。すな
わち、ベース体6の突起6Hをシュートカバー体8のリ
ング部8Hに嵌合すると共に、シュートカバー体8の突
起8Fをベース体6のリング部6Fに嵌合し、さらに、
ベース体6の突起16をシュートカバー体8のリング部
15Aに嵌合して、一体的に結合する。
【0023】このあと、プレート1Bの鍵穴1Lに、ベ
ース体6のフック片6Aを挿入すると共に、プレート1
Bの切り欠け1Nに、ベース体6のフック片6Dならび
にシュートカバー体8のフック片8Aを挿入して、一体
的になったベース体6、シュートカバー体8を同時にス
ライドして、鍵穴の細い部分にフック部を嵌合して、プ
レート1Bにベース体6とシュートカバー体8とを一体
的に固定する。そして、蓋板4Bをフロント体1の返却
口4内にいれて、窪み4Aに枢片4Dを挿入して、蓋板
4Bを揺動自在に吊り下げておく。つぎに、図4のリン
グ形のスプリング3Dを、ベース体6の軸91の径大部
に外嵌しておき、フロント体1でプレート1Bを覆いつ
つ、返却レバー3の後端3Kを縦長孔3Aに挿入しなが
ら、ベース体6の軸91に、返却レバー3のリング形の
軸受け92を、弾性に抗して嵌め込んで、フロント体1
をプレート1Bに一体的に固定する。
【0024】さらに、図4に示される、鉄などの金属か
らなる、半円形のレバーの押さえ板3Eを、図1に示さ
れるように、弓部3C内にはめると共に、丸穴3Fに軸
受け92を填め、フック部3Hと突片3Jとの間に、返
却レバー3の後端3Kを嵌合する。このとき、スプリン
グ3Dの一端3Gは、押さえ板3Eのフック部3Hに掛
けられ、他端3Lは、図1に示されるように、ベース板
6の軸91近くのフック部6Jに掛けられる。つぎに、
図4に示される、ほぼL字形のリンク3Mの筒部を、図
5に示される、ベース体6の上縁部ほぼ中央の筒部6P
に挿入しつつ、他端の突起3Nを返却レバー3の長孔3
Pに回転自在に挿入する。
【0025】そしてさらに、ベース体6の内側、すなわ
ち、通路25側に出た、リンク3Mの筒部先端の楕円部
3Qに、図3のワイパ3Rの楕円孔3Sをはめて、この
ワイパ3Rを取り付け、ボルト3Tをリンク3Mの筒部
に貫通して、ナット3Uで締め付け固定する。一方、図
8に示されるように、傾斜レール57の調節用の長孔5
7Bに、ボルト57Cをスライド自在に貫通すると共
に、ドア体7の下縁の孔57Dに貫通し、ボルト57E
を締め付けて固定する。つぎに、やや長い調節用のネジ
7Bを、ヨーク7Aの下端に開口されたネジ孔に螺着貫
通しておき、上縁の広いU字形になる取り付け片7C
を、ドア7の軸受け部14C間に挿入すると共に、ほぼ
筒形状のスプリング14Aを取り付け片7C間に挿入し
て、図2に示されるように、長いピン14Bを、軸受け
部14C、取り付け片7Cの孔、スプリング14A、取
り付け片7Cの孔、軸受け部14Cの順に挿入する。
【0026】このとき、スプリング14A中央のフック
部14Dは、弾性に抗してドア体7の外側に掛けられ、
スプリング14Aの一端14Eは、図2に示されるよう
に、弾性に抗してヨーク7Aに掛けられ、他端14F
は、弾性に抗してドア体7に当接される。したがって、
ヨーク7Aは、ドア板7に対して、長ピン14Bを中心
に開閉自在になる。なお、通常は、ヨーク7Aが閉じら
れており、スプリング14Aの弾性に抗して、ヨーク7
Aが開かれる。また、磁路用の鉄部55はドア体7の大
きな窓穴7Dを貫通自在になる。つぎに、ヨーク7Aが
一体的に結合されたドア体7は、フック部14Dの弾性
に抗して、図1、図2に示されるように、ベース体6に
取り付けられる。すなわち、ピン軸14Bをベース体6
の軸受け片6Kに挿入すると共に、フック部14Dを弾
性に抗して、切り欠け6Eに掛けて取り付ける。
【0027】このあと、図1のほぼ中央に示されよう
に、枢軸62に、小形V字形のコインの制動レバー61
を取り付ける。なお、金属製の制動レバー61は、図4
のほぼ中央に示されるような形状をしており、先端63
が、ベース体6に開口された、ほぼ半円の窓孔6L内に
揺動自在に突出されていて、投入口2から来るコインの
動きを押さえ、クレイドル40に落下させるためのもの
である。さらに、図1の中央右寄りに示されるように、
枢軸72に、やや長い振り子レバー71を取り付ける。
金属製の振り子レバー71は、図4の中央左に示される
ように、下端にウエイト73が形成され、コインの振り
分け片74が、円弧孔75内に揺動自在に貫通するよう
に取り付けられる。なお、76は調節用のネジで、振り
分け片74に螺着貫通して設けられ、円弧孔75近くの
突片75A(図5を参照)に当接されて、その進退によ
って振り分け片74の位置を調整する。
【0028】さらに、図1の下方に示されるように、小
形矩形の検出スイッチ80が、取り付け片6Cに小形の
ボルト・ナットで取り付けられる。なお、検出スイッチ
80の斜視図が、図4の左下に示されている。加えて、
図1中央のケース6Gに磁石50を入れて、図4の押さ
え板53を、弾性に抗してはめて蓋をする。さらに、図
2の右中央に示されるように、枢軸41に、小形V字形
のクレイドル40を取り付ける。金属製のクレイドル4
0は、ドア板7に回転自在に枢軸41され、図8の分解
図に示されように、円弧孔44に係合片42が、円弧孔
45に係合片43が、それぞれ動き自在に貫通されて、
通路25内に突出されている。つぎに、図2の左下方に
示されるように、やや細長い糸吊り防止用の二個のレバ
ー83A、83Bが、シュートカバー体8の軸受け8C
を介在して、ピン軸84により揺動自在に取り付けられ
る。
【0029】なお、この場合、図6に示されるように、
樹脂製で全体がややJ字形のレバー83A、83Bは、
下端部85A、85Bが、あらかじめ取り付けられてい
るシャッタ8Dのカバー部8L内に収納される。したが
って、下端部85A、85Bは、シュートカバー体8の
切り欠け8Nから、収容シュート26を貫通して、さら
に切り欠け6Mに露出して、揺動自在になり、落下して
くるコインによって、通常は外側に弾かれる。しかしな
がら、糸吊りされたコインが、検出スイッチ80の作動
アーム82をオンして引き上げられるときに、下端部8
5A、85Bの計三個の溝によって形成された、合計五
個の下縁(下端部85A、85Bの下縁を含む)のいず
れかに、コインの外周の上縁、すなわち、コインのエッ
ヂが当たって、コインの引き上げが阻止されることにな
る。なお、図示の実施例では、コインの直径が20mm
から25mmまでの糸吊りに対応できるように、合計五
個の下縁を形成するために、計三個の溝が作られてい
る。
【0030】したがって、複数個の溝によって形成され
る下縁の個数ならびに位置は、コインのサイズの大小を
考慮して形成されて良く、コインの種類によって適宜に
変更しても良いことは、勿論である。なお、さきに取り
付けられた、樹脂製のシャッタ8Dは、検出スイッチ8
0の動作アーム82を保護する、下方のカバー部8Lが
重いため、カバー部8Lの下端は、切り欠け8Nを移動
自在に通り抜けて、切り欠けMの壁で停止している。し
たがって、シャッタ8D上方の、コインの連続投入を防
止する、ストッパ8Kは、シュートカバー体8の傾斜す
る上縁の、L字形の細孔8Mから、通常は、離れてい
る。しかしながら、収容シュート26にコインが落下し
てくると、コインにより、カバー部8Lが外側に弾かれ
て、ストッパ8Kが細孔8M内に入り込むことになり、
通路25が遮断されて、つぎのコインの侵入が未然に防
止されることになる。
【0031】また、返却レバー3をスプリング3Dに抗
して押し下げると、図1に示されるように、軸91を中
心に回動することになって、リンク3Mがボルト3Tの
軸線を中心に回転する。この結果として、返却レバー3
のカム部93(図3を参照)が、ドア体7の突片95
(図9を参照)を押し下げて、ドア体7を開くことにな
り、同時に、図4のワイパ3Rが、磁石50近くの通路
25を払うことになる。したがって、通路25に留まっ
ているコインが落下されて、キャンセルされることにな
る。なお、図1の左サイド中央の小形矩形のものは、ア
ジャスタ3Vで、返却レバー3のストロークとドア体7
の開閉度との関係を、調整するものものである。アジャ
スタ3Vの斜視図が、図4の左上に示されている。アジ
ャスタ3Vは長孔ならびにネジ3Wによって、押さえ板
3Eに螺着固定されるが、上下方向にスライド自在にな
る。
【0032】したがって、アジャスタ3Vの突起3X
は、押さえ板3Eの縦長孔3Yを貫通してスライド自在
になり、この突起3Xが突片95に接触することになる
から、返却レバー3のストロークが調整可能になる。な
お、図1において、ベース体6の縁ならびに中央に形成
されている線条のものは、適宜に連成される補強リブ6
Zである。同様に、図2において、ドア体7の縁ならび
に中央に形成されている線条のものは、適宜に連成され
る補強リブ7Zである。図4において、右上方の突起6
Yは、ベース体6に連成されて、組み立て時の位置決め
に使用される。この突起6Yの下方に示される、小さい
星形のものは座金7Zで、ベース体6の表面に固着され
て、ヨーク7Aの調整用のビス7Bの先端を受け止め
る。図6において、右上方の突起8Yは、シュートカバ
ー体8に連成されて、組み立て時の位置決めに使用され
る。
【0033】図8において、ヨーク7Aの右縁に形成さ
れる二個の爪7X、7Yは、それぞれ、ドア体7に開口
される丸孔7U、7Vを、遊嵌状に貫通する。返却レバ
ー3の押し下げで、ドア体7が開いても、ヨーク体7A
は動かないため、結果として、爪7X、7Yが、それぞ
れ丸孔7U、7Vを突出することになり、通路25に詰
まるコインなどを落下させることになる。図9におい
て、ドア体7の下縁中央にある突起は、ドア体7に連成
されているストッパ7Wで、このストッパ7Wは、ベー
ス体6とドア体7との隙間、すなわち、コインの通路2
5の幅を規定する。
【発明の効果】 以上のようになる本発明は、主要部品
をプラスチック成形品にしたため、部品自体が極めて軽
くなったと共に、組み立て後の装置全体の重量が、著し
く軽量になったから、部品の搬送、装置の組み立て、装
置製品の運搬などにおいて、実用上の効果大なるものが
ある。加えて、本発明を使用すると、組み込まれる自動
販売機、ゲーム機などの軽量化に大きな利点があること
になる。
【0034】また、本発明は、フロント部と他の部分と
の間に金属板を使用するため、全体の強度が増加し、衝
撃にも強い利点がある。また、本発明は、金属板を使用
するため、静電気対策も容易である。さらに、本発明
は、透明部によって、コインの通過状態を確認できる利
点がある。加えて、本発明は、コインのサイズごとに、
投入口のサイズを種々に変更でき、また、コインのサイ
ズに対応して、糸吊り防止レバーを調整する必要がない
ため、コインの変更に極めて簡単に対応できるという、
大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本発明による一実施例を、右側から見た側
面図である。
【図 2】 上記実施例を左側から見た側面図である。
【図 3】 上記実施例を分解して示す、フロント部分
の斜視図である。
【図 4】 上記実施例を分解して示す、ベース部分の
斜視図である。
【図 5】 上記ベース部外側の斜視図である。
【図 6】 上記実施例を分解して示す、シュートカバ
ー部分の斜視図である。
【図 7】 上記シュートカバー部内側の斜視図であ
る。
【図 8】 上記実施例を分解して示す、ドア部分の斜
視図である。
【図 9】 上記ドア部内側の斜視図である。
【図10】 従来例を示す正面からの斜視図である。
【図11】 上記従来例の背面からの斜視図である。
【図12】 上記従来例の背面からの斜視図である。
【図13】 上記従来例の動作を説明するための、説明
図である。
【符号の説明】
1:フロント体(フロント部を構成する)、1B:プレ
ート、2:投入口(フロント部を構成する)、3:返却
レバー、4:返却口(フロント部を構成する)、6:ベ
ース体(ベース部を構成する)、6A:フック部(ベー
ス部を構成する)、7:ドア体(ドア部を構成する)、
7A:ヨーク体、7B:窓穴(ドア部を構成する)、
8:シュートカバー体(シュートカバー部を構成す
る)、8B:半ボックス(シュートカバー部を構成す
る)、16:突起(ベース部を構成する)、25:通
路、26:収容シュート、27:返却シュート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、 矩形板状のプラスチック成形品からなるフロント部と、 ほぼ矩形板状のプラスチック成形品からなるベース部
    と、 ほぼ尾びれ形のプラスチック成形品からなるシュートカ
    バー部と、 やや小さな矩形板状のプラスチック成形品からなるドア
    部と、を備えていることを特徴としたコイン選別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記フロント
    部の裏側に金属のプレートを備えていることを特徴とし
    たコイン選別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2の記載におい
    て、前記ドア部が透明であることを特徴としたコイン選
    別装置。
JP8359352A 1996-12-12 1996-12-12 コイン選別装置 Pending JPH10172020A (ja)

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JP2007128140A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Asahi Seiko Kk コイン返却装置の返却口シャッタ

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