JPH10172140A - 磁気記録媒体の製造方法および製造装置 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法および製造装置

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JPH10172140A
JPH10172140A JP32942096A JP32942096A JPH10172140A JP H10172140 A JPH10172140 A JP H10172140A JP 32942096 A JP32942096 A JP 32942096A JP 32942096 A JP32942096 A JP 32942096A JP H10172140 A JPH10172140 A JP H10172140A
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magnetic recording
film
plasma cvd
recording medium
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Hideaki Matsuyama
秀昭 松山
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマCVDによるa−C保護膜を磁気記録
媒体全面にわたり均一に成膜できる磁気記録媒体の製造
方法および製造装置を提供する。 【解決手段】基板上に形成されている磁気記録層上に、
炭化水素ガスを原料ガスとしたプラズマCVDによりア
モルファス状カーボン保護膜を形成する磁気記録媒体の
製造方法において、前記プラズマCVDは反応圧力が
3.5Pa以下のECR−プラズマであることとする。E
CR−プラズマCVDによりa−C保護膜を形成する磁
気記録媒体の製造装置において、基板Bに直接接触して
支持する支持治具42の、直接プラズマに接触する表面
は絶縁シールド42iにより被覆されていることとす
る。41は基板ホルダ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスク装置
を構成するハード磁気記録媒体の製造方法に関し、特に
磁気記録層を保護する保護膜の製造方法に関係する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置はコンピューターの
主要な外部記録装置であり、マルチメディアの進行とと
もに急速に高記録密度化・小型化が進んでいる。これに
ともなって、ハードディスク装置主要部品である磁気記
録媒体に対しても、記録密度の向上とともにトライボロ
ジー的な機械強度の維持が要求される。
【0003】磁気記録媒体は、情報を磁気的に記録する
部品であり、基板にNiPメッキ層、下地膜、磁性膜、
保護膜が積層され、さらに潤滑剤が塗布されている。通
常、基板はAl合金よりなり、NiPメッキ層を施すこ
とにより基板表面は保護されている。情報を記録する磁
性膜はCo系の強磁性体からなり、その磁気的な特性を
向上させるためにCr下地膜が挿入される。また、磁性
膜を保護するために、潤滑性に優れ、磨耗し難いカーボ
ン保護膜がコートされる。
【0004】磁気記録媒体の記録密度の向上に伴い、媒
体からの漏れ磁界は小さくなってきている。このため、
磁気ヘッドをより磁気記録媒体に近づけ、スペーシング
損失を低減することが必要であり、磁気ヘッドと磁気記
録媒体の間の距離は年々縮まり、0.1μm 以下になっ
ている。スペーシング損失の低減には磁気ヘッドの浮上
量をさらに小さくするとともに磁気記録媒体の保護膜の
厚さや潤滑層の厚さを薄くする必要がある。現状の保護
膜には厚さが15nmであるが、更なる薄膜化が必要とな
っている。
【0005】カーボン保護膜の製造方法としてはスパッ
タ法やプラズマCVD法(CVDは化学気相成長の通
称)などがあり、形成されるカーボン膜はアモルファス
状のカーボン(以下a−Cと記す)膜である。通常、カ
ーボン保護膜はCr下地膜や磁性膜と同様にスパッタ法
で蒸着され、これらの膜は連続して形成される。スパッ
タ用のターゲット材料としてグラファイトが用いられ、
形成されたa−C膜もsp2 結合を多く含む。しかし、
保護膜の薄膜化に伴ってカバレージ特性がより優れいる
プラズマCVD法が注目されている。
【0006】a−C膜の製造に適用されるプラズマCV
D法の内最も一般的な方法は13.56MHz の高周波
(RF)を用いたRF−プラズマCVD法であるが、低
圧成膜が可能なECR−プラズマCVD法も適用されて
いる。この方法は電子サイクロトロン共鳴(通常ECR
と記す)によりマイクロ波(μ波)の吸収効率上げてい
るため、1Pa以下の圧力でも膜形成が可能である。通
常、この圧力領域ではRF−プラズマCVD法ではプラ
スマを維持できなくなる。
【0007】また、原料ガスとしてメタンやエチレン等
の炭化水素ガスが使われるため、プラズマCVD法で形
成したa−C膜は多量の水素を含む。また、3次元的な
構造であるsp3 結合を多く含むので、スパッタ法で形
成したsp2 結合が主であるa−C膜に比較して、緻密
な膜となっている。実際、水素を50%含む膜では密度
は約2.1g/cm3 と大きい。また、a−C膜は硬く、特
に成膜中に基板に300 V程度の負バイアスを印加する
ことにより硬度が高くなることが知られているが、a−
C膜の比抵抗は1012Ωcmと絶縁性が高く、直流バイア
スの場合はa−C膜に蓄積した電荷が基板へ異常放電す
ることがあ。電荷蓄積を避けるため。ECRプラズマC
VDの場合は13.56MHz の高周波(RF)バイアス
が印加される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、a−C膜
が磁気記録媒体の保護膜として優れた特性をもつことは
知られているが、実際に磁気記録媒体に適用できる程度
に基板全面にわたり均一な膜厚とすることに関して報告
はまだない。保護膜の厚さがnmオーダーであることから
判るように、磁気記録媒体は極度に汚れや塵を嫌うこ
と、両面同時に成膜すること、さらに磁気記録媒体はそ
の外周近傍まで記録領域として使用されるため外周近傍
も内部と同じ状態であることなどが必要である。しか
し、上記の従来実験例では、基板と電気的導通を確保す
るために、基板に近いサイズの押さえ金具を用いて、あ
るいは直接ねじ止めしたりして、基板を基板ホルダに固
定していた。前者の場合は、押さえ金具の周辺のa−C
膜の膜厚は不均一であり、後者の場合は基板のねじ孔が
実用に適さない。
【0009】上記の必要事項を満たすためには、基板は
外周端でのみ基板サイズに対して小さな支持治具により
支持され、同時にこの支持治具を通じて導通され、安定
してバイアスが印加されなければならない。本発明の目
的は、プラズマCVDによるa−C保護膜を磁気記録媒
体全面にわたり均一に成膜できる磁気記録媒体の製造方
法および製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、基板上に形成されている磁気記録層上に、炭化水
素ガスを原料ガスとしたプラズマCVDによりアモルフ
ァス状カーボン保護膜を形成する磁気記録媒体の製造方
法において、前記プラズマCVDは反応圧力が3.5Pa
以下のECR−プラズマであることとする。
【0011】基板上に形成されている磁気記録層上に、
炭化水素ガスを原料ガスとしたRFプラズマCVDまた
はECR−プラズマCVDによりアモルファス状カーボ
ン保護膜を形成する磁気記録媒体の製造方法において、
前記炭化水素ガスにボロンを成分とするガスを添加し、
かつ負の直流バイアスを基板に印加することとする。前
記ボロンを成分とするガスはジボランであると良い。
【0012】基板上に形成されている磁気記録層上に、
炭化水素ガスを原料ガスとし、基板に直接接触している
導電性の支持治具を通じてバイアスを印加しながら、E
CR−プラズマCVDによりアモルファス状カーボン保
護膜を形成する磁気記録媒体の製造装置において、前記
支持治具の、少なくとも直接プラズマに接触する表面は
絶縁材料により被覆されていることとする。
【0013】前記絶縁材料は四フッ化エチレンであると
良い。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、RF−プラズマCVD
法において現れた膜厚分布の不均一について調べた結
果、その不均一は成膜時における反応圧力が高いことに
原因があることをつきとめたことに基づいている。本発
明によれば、3.5Pa以下のECR−プラズマCVDに
よりa−C膜を成膜するので、原料ガスは分子流体に近
い状態であり、イオンの平均自由行程は10mm以上と長
くなり、基板の幅(基板は円板の中心に穴の空いた円環
であるので、円環部の幅である)と同程度となる。この
ため、活性種は幅の両側から内部まで届くので、膜厚の
均一度が向上すると推測できる。これに反して、反応圧
力が約7Pa以上では粘性流体に近く、平均自由行程は1
mm程度と短い。このため、基板の内外周から数mmの領域
迄しか基板内外周の外側にあるプラズマから活性種は入
射せず、周縁部で膜厚の増加が生じたと推測される。
【0015】本発明は、また、DCバイアス印加時に不
均一放電を起こす場所が膜が厚く堆積する導電性の基板
支持治具の部分であることを発見したことにも基づいて
いる。不均一放電が発生する原因として、a−C膜はそ
の比抵抗が1012Ωcmと高く絶縁体であるので、a−C
膜表面に蓄積された電荷が、膜を貫通して、支持体との
間に放電すると推定できる。この現象の回避のために
は、本発明に係る、支持治具の表面を、放電しない程度
の厚さの絶縁体材料でで被覆すること、あるいは、常に
導電性を保持しておくこと、すなわち本発明に係る、a
−C膜に添加物を導入し導電性としておくことである。 実施例1 磁気記録媒体は円板の中心に穴の空いた円環であるた
め、その周縁部の膜厚分布が問題となる。
【0016】次に、図1はECR−プラズマCVD装置
の断面模式図である。ECR−プラズマCVD装置の真
空容器1にはECRプラズマを形成するキャビティ23
が備えられており、キャビティ23の底にはマイクロ波
電源21(周波数2.45GHz )から発せられるマイク
ロ波を伝送する導波管22および原料ガス(メタンガ
ス)を供給するガス流量制御器3が設けられている。導
波管22とキャビティ23の境界にはマイクロ波を透過
させ、ガスを通過させない絶縁窓25を嵌めてある。ま
た、真空容器1には内部の圧力を制御する排気装置(図
示してない)が接続されている。キャビティ23の外側
には電子サイクロトロン共鳴(ECR)を起こすための
コイル24が設けられている。真空容器1内には、基板
Bを直接支持する複数の導電性の支持治具42を有する
導電性の基板ホルダ41が装着される。バイアス電源5
は基板ホルダ41に接続されており、支持治具42を介
して基板Bはバイアス電位とされる。
【0017】図2はECR−プラズマCVD装置の支持
治具と基板の断面拡大図である。支持治具42はa−C
膜の膜厚均一度を低下させないように基板Bの厚さ程度
のサイズとする必要がある。基板はAlなどの金属板あ
るいは既に導電性のある下地層および磁性体膜により被
覆されているガラス板なので、その外周部のみで支持治
具42と接して、支持治具42と導通を維持できるよう
に、支持治具42は基板Bの外周部が僅か嵌まる溝を有
している。このように、基板の支持は基板サイズに較べ
極めて小さく、基板両面に対称であり、基板の両面に同
時に保護膜を形成することが可能である。
【0018】基板Bとして、ディスク用の基板(外径6
4mm、内径20mm)を用いた。基板Bはキャビティーの
出口から100m m の位置に設置した。主な成膜条件は
以下の通りである。反応ガス:メタン、ガス流量:12
sccm、μ波出力:200W 、基板バイアス電圧:0V 、
磁場:2kGおよび基板温度:200℃とした。成膜時
間は10分とした。反応圧力のみを、0.7Paから7Pa
まで変化させて成膜を行ない、圧力と膜厚分布との関係
を調べた。
【0019】このようにして成膜したa−C膜について
その半径方向の膜厚分布を測定した。図3はECR−プ
ラズマCVDにおける基板中心からの距離とa−C膜々
厚の関係を示すグラフである。膜厚は均一部の膜厚を1
として規格化してある。カーブaは反応圧力0.7Pa、
カーブbは反応圧力2Pa、カーブcは反応圧力4Paおよ
びカーブdは反応圧力7Paの場合である。図4はECR
−プラズマCVDにおける基板外周部の規格化膜厚の反
応圧力依存を示すグラフである。反応圧力約1.5Paで
均一度はもっとも良く、反応圧力の増加とともに外周部
の膜厚は大きくなっている。磁気記録媒体に必要な保護
膜の膜厚均一度は1±0.05以内であるので、これに
対応する反応圧力の高い側の限界は3.5Paであること
が判る。
【0020】上記と同様に、RF−プラズマCVD成膜
における膜厚分布の反応圧力依存性を調べた。図5はR
F−プラズマCVD装置の断面模式図である。RF−プ
ラズマCVD装置は、真空容器1、原料ガス(メタンガ
ス)を吹き出す多数の孔を有する対向電極2とこれに接
続されているRF電源26、ガス流量制御器3、基板ホ
ルダ43、反応圧力を制御する排気装置(図示してな
い)からなっている。基板Bは対向電極27に平行に基
板ホルダ44(支柱43により支持されている)に密着
され、バイアス電源5に接続されている基板ホルダ44
を介してバイアス電位とされる。基板ホルダ44は成膜
面のプラズマ状態を乱さないように、基板面からはみ出
さず、基板Bの非成膜面に密着でき、幾つかの爪45に
より基板を固定するようになっている。
【0021】基板Bとして、ディスク用の基板(外径6
4mm、内径20mm)を用いた。対向電極27は外径20
0mmのアルミニウム製の円盤とした。RF波として1
3.56MHz の高周波を用いた。成膜条件は以下の通り
である。反応ガス:メタン、ガス流量:50sccm、反応
圧力:7Pa、RF出力:50 W、バイアス電圧:0 Vお
よび基板温度:200℃とした。成膜時間は15分であ
る。
【0022】この条件で成膜したa−C膜の基板の半径
方向の膜厚分布を測定した。図6はRF−プラズマCV
Dにおける基板中心からの距離とa−C膜々厚の関係を
示すグラフである。膜厚は平坦部を1として規格化して
ある。この結果基板の内周端近傍では1.26、外周端
近傍では1.43と不均一な膜厚の増加が観察された。
磁気記録媒体に必要な保護膜の膜厚均一度は1±0.0
5以内であるので、使用不能である。
【0023】反応圧力を1Paとした場合は、プラズマは
立たず、成膜できなかった。以上から、反応圧力3.5
Pa以下のECR−プラズマCVDにより、膜厚均一度が
1±0.05以内のa−C膜を得られることが判る。 実施例2 ECR−プラズマCVD成膜においては、基板に負バイ
アスを印加すると、a−C膜が硬質になるが、a−Cが
絶縁性の膜であるため13.56MHz のRFバイアスが
有用であることは知られている。しかし、実施例1の様
な基板と支持治具との接触部の小さい磁気記録媒体の製
造装置においては、基板の電気的な接続が不十分で高周
波を印加した場合、マッチングを合わせることはできな
い。一方、このような装置でも、直流(DC)バイアス
は基板に印加できるが、多数基板の成膜経過後では、絶
縁性a−C膜が厚く付着し不均一放電が発生することが
ある。上記不均一放電は基板ホルダの部分で発生し、基
板では発生しなかった。これは、成膜するa−Cの膜厚
が15nm程度と薄く、膜表面に蓄積される電荷を逃がす
ことができるためと考えられる。図7は本発明に係るE
CR−プラズマCVD装置の基板支持治具と基板の関係
を示す断面図である。支持治具42のプラズマにさらさ
れる部分を絶縁体である四フッ化エチレンよりなる絶縁
シールド42iで被覆した。
【0024】この装置を用いてDCバイアスの印加実験
を行った。実験条件は実施例1のECR−プラズマCV
Dの実験と同様である。初めに、基板に電圧を印加しな
いで1μm 膜を形成し、次に、直流電圧を印加して成膜
した。電圧を−300 Vまで加えたが不均一放電は無か
った。ただし、絶縁シールドをしない支持治具では、こ
の膜厚で−70 Vの電圧を加えると不均一放電が発生す
ることを確認した。
【0025】四フッ化エチレンよりなる絶縁部材の内側
に薄い金属板をはめ込んで同じ外形で同じ機能を有する
支持治具を得ることもできる。 実施例3 a−Cはハンドギャップが約2.1e Vの半導体であ
り、ダイヤモンドと同様にB添加によって膜の抵抗が急
激に低下する。実施例1のECR−プラズマCVDによ
る成膜実験条件において、原料ガス(メタンガス)供給
と同時に、水素希釈ジボランガス(1000ppm)を0.
1sccm供給することによって、a−C膜の抵抗率が約1
6 Ωcmに低下した。これはa−C中に入ったBがアク
セプタとして働き電気抵抗を低下させたものと考えられ
る。そこで、絶縁シールドをしない基板支持治具を用い
てB添加したa−C膜の成膜を行った。その結果、基板
に直流バイアスを−300 Vまで印加して、5μm 膜厚
まで成膜を行ったが不均一放電は起こらなかった。以上
から、B添加したa−C膜は表面に電荷を蓄積せず、直
流バイアス印加を可能とすることが判った。
【0026】また、B添加したa−C膜は、膜厚分布は
必ずしも優れていないRFプラズマCVDにおいても同
様に効果があり、絶縁シールドをしない基板支持治具
(図5の爪45)を用いて負の直流バイアスを印加し
て、硬度の高いa−C膜を得ることができた。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に形成されてい
る磁気記録層上に、炭化水素ガスを原料ガスとしたプラ
ズマCVDによりアモルファス状カーボン保護膜を形成
する磁気記録媒体の製造方法において、前記プラズマC
VDは反応圧力が3.5Pa以下のECR−プラズマであ
ることとしたため、プラズマ中のイオンの平均自由工程
が長くなり、基板面全体に均一な厚さのa−C膜を成膜
することが可能となった。従って、スパッタ保護膜より
信頼性の高い磁気記録媒体を得ることができるようにな
る。
【0028】原料ガスである炭化水素ガスにボロンを成
分とするガスを添加し、かつ負の直流バイアスを基板に
印加することとしたため、a−C膜の抵抗率は低下し、
ECRまたはRF−プラズマCVDにおいて、a−C膜
と支持治具の間で異常放電は起こらなくなり、安定して
多数回成膜にわたりa−C保護膜を成膜できる。あるい
は、基板を直接接触して支持する支持治具の、直接プラ
ズマに接触する表面を絶縁シールドにより被覆したた
め、この部分の耐圧が高くなり、a−C膜と支持治具の
間で異常放電は起こらなくなり、多数回成膜にわたり安
定してa−C保護膜を成膜できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECR−プラズマCVD装置の断面模式図
【図2】ECR−プラズマCVD装置の支持治具と基板
の断面拡大図
【図3】ECR−プラズマCVDにおける基板中心から
の距離とa−C膜々厚の関係を示すグラフ
【図4】ECR−プラズマCVDにおける基板外周部の
規格化膜厚の反応圧力依存を示すグラフ
【図5】RF−プラズマCVD装置の断面模式図
【図6】RF−プラズマCVDにおける基板中心からの
距離とa−C膜々厚の関係を示すグラフ
【図7】本発明に係るECR−プラズマCVD装置の基
板支持治具と基板の関係を示す断面図
【符号の説明】
B 基板 1 真空容器 21 μ波電源 22 導波管 23 キャビティ 24 コイル 25 絶縁窓 26 RF電源 27 電極盤 3 流量制御器 41 基板ホルダ 42 支持治具 42i 絶縁シールド 44 基板ホルダ 43 支柱 45 爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成されている磁気記録層上に、
    炭化水素ガスを原料ガスとしたプラズマCVDによりア
    モルファス状カーボン保護膜を形成する磁気記録媒体の
    製造方法において、前記プラズマCVDは反応圧力が
    3.5Pa以下のECR−プラズマであることを特徴とす
    る磁気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】基板上に形成されている磁気記録層上に、
    炭化水素ガスを原料ガスとしたRFプラズマCVDまた
    はECR−プラズマCVDによりアモルファス状カーボ
    ン保護膜を形成する磁気記録媒体の製造方法において、
    前記炭化水素ガスにボロンを成分とするガスを添加し、
    かつ負の直流バイアスを基板に印加することを特徴とす
    る磁気記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】前記ボロンを成分とするガスはジボランで
    あることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録媒体の
    製造方法。
  4. 【請求項4】基板上に形成されている磁気記録層上に、
    炭化水素ガスを原料ガスとし、基板に直接接触している
    導電性の支持治具を通じてバイアスを印加しながら、E
    CR−プラズマCVDによりアモルファス状カーボン保
    護膜を形成する磁気記録媒体の製造装置において、前記
    支持治具の、少なくとも直接プラズマに接触する表面は
    絶縁材料により被覆されていることを特徴とする磁気記
    録媒体の製造装置。
  5. 【請求項5】前記絶縁材料は四フッ化エチレンであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体の製造装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003262A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 硬質炭素膜被覆部材の製造方法
JP2003030823A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Fuji Electric Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法および製造装置
JP2006351135A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hoya Corp 磁気ディスク及び磁気ディスクの製造方法

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