JPH10172407A - 電磁継電器とその製造方法 - Google Patents
電磁継電器とその製造方法Info
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- JPH10172407A JPH10172407A JP33062296A JP33062296A JPH10172407A JP H10172407 A JPH10172407 A JP H10172407A JP 33062296 A JP33062296 A JP 33062296A JP 33062296 A JP33062296 A JP 33062296A JP H10172407 A JPH10172407 A JP H10172407A
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- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄心および継鉄の開放端に対向させた接極子
が可動接点ばねを介して継鉄に揺動自在に固定された電
磁継電器に関し、可動接点ばねまたはコイルからの放熱
性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器の提供を目
的とする。 【解決手段】 上記課題はベース1に搭載された電磁継
電器本体2と、ベース1に装着され電磁継電器本体2を
覆うカバー3とを有し、電磁継電器本体2が、コイルボ
ビン21に巻回され少なくとも外周部が保護層33により被
覆されたコイル22と、コイルボビン21を貫通する鉄心23
と、鉄心23の一端に固定された継鉄24と、継鉄24に固着
された可動接点ばね27と、可動接点ばね27を介して揺動
自在に支承され鉄心23および継鉄24の開放端に対向する
接極子28とを有し、少なくともコイル22の周囲が熱伝導
性の樹脂層4によって被覆され、かつ樹脂層4がベース
1またはカバー3に密着している本発明の電磁継電器に
よって達成される。
が可動接点ばねを介して継鉄に揺動自在に固定された電
磁継電器に関し、可動接点ばねまたはコイルからの放熱
性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器の提供を目
的とする。 【解決手段】 上記課題はベース1に搭載された電磁継
電器本体2と、ベース1に装着され電磁継電器本体2を
覆うカバー3とを有し、電磁継電器本体2が、コイルボ
ビン21に巻回され少なくとも外周部が保護層33により被
覆されたコイル22と、コイルボビン21を貫通する鉄心23
と、鉄心23の一端に固定された継鉄24と、継鉄24に固着
された可動接点ばね27と、可動接点ばね27を介して揺動
自在に支承され鉄心23および継鉄24の開放端に対向する
接極子28とを有し、少なくともコイル22の周囲が熱伝導
性の樹脂層4によって被覆され、かつ樹脂層4がベース
1またはカバー3に密着している本発明の電磁継電器に
よって達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄心および継鉄の開
放端に対向させた接極子が可動接点ばねを介して継鉄に
固定された電磁継電器に係り、特に可動接点ばねまたは
コイルからの放熱性能を高めることによって信頼性の向
上を図った電磁継電器に関する。
放端に対向させた接極子が可動接点ばねを介して継鉄に
固定された電磁継電器に係り、特に可動接点ばねまたは
コイルからの放熱性能を高めることによって信頼性の向
上を図った電磁継電器に関する。
【0002】近年、モータやソレノイド等の動力部を制
御する手段として制御用回路に数多くの電磁継電器が組
み込まれているが、制御用回路の小型軽量化に伴って動
力部を制御する電磁継電器においても高電流容量化や小
型化の実現が望まれている。
御する手段として制御用回路に数多くの電磁継電器が組
み込まれているが、制御用回路の小型軽量化に伴って動
力部を制御する電磁継電器においても高電流容量化や小
型化の実現が望まれている。
【0003】電磁継電器はコイルに通電するとコイル内
部の抵抗に起因するジュール熱により電流値に対応して
コイル自体が発熱し、接点の抵抗や接点間接触抵抗、固
定接点ばねや可動接点ばねの抵抗に起因するジュール熱
が可動接点ばねを加熱する。
部の抵抗に起因するジュール熱により電流値に対応して
コイル自体が発熱し、接点の抵抗や接点間接触抵抗、固
定接点ばねや可動接点ばねの抵抗に起因するジュール熱
が可動接点ばねを加熱する。
【0004】電磁継電器内で発生した熱はベースやカバ
ーによる熱拡散や熱放射、各端子を介した熱伝導等によ
って放熱されるが、電磁継電器内に放熱能力以上の熱を
発生させるとコイルの絶縁不良やコイルボビン等の絶縁
材を変形させる要因になる。
ーによる熱拡散や熱放射、各端子を介した熱伝導等によ
って放熱されるが、電磁継電器内に放熱能力以上の熱を
発生させるとコイルの絶縁不良やコイルボビン等の絶縁
材を変形させる要因になる。
【0005】そこで可動接点ばねまたはコイルからの放
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器の開発が
要望されている。
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器の開発が
要望されている。
【0006】
【従来の技術】図6は従来の電磁継電器の主要部を示す
側断面図である。従来の電磁継電器は図6に示す如くベ
ース1に搭載された電磁継電器本体2とベース1に装着
されたカバー3とを有し、電磁継電器本体2はコイルボ
ビン21に巻回されたコイル22とコイルボビン21の中央を
貫通する鉄心23とを具えている。
側断面図である。従来の電磁継電器は図6に示す如くベ
ース1に搭載された電磁継電器本体2とベース1に装着
されたカバー3とを有し、電磁継電器本体2はコイルボ
ビン21に巻回されたコイル22とコイルボビン21の中央を
貫通する鉄心23とを具えている。
【0007】L字状の継鉄24は長軸25側が鉄心23と平行
にボビン21に添設されると共に短軸26側が鉄心23の下端
にかしめられており、弾性を有する金属板で形成された
L字状をなす可動接点ばね27の一辺が継鉄24の長軸25側
に添設され固定されている。
にボビン21に添設されると共に短軸26側が鉄心23の下端
にかしめられており、弾性を有する金属板で形成された
L字状をなす可動接点ばね27の一辺が継鉄24の長軸25側
に添設され固定されている。
【0008】また、鉄心23と継鉄24との開放端端面に対
向する接極子28は可動接点ばね27の他の辺に固定されて
揺動自在に支承され、可動接点ばね27の自由端、即ち接
極子28を揺動自在に支承してなる側の辺の先端近傍に可
動接点29が固着されている。
向する接極子28は可動接点ばね27の他の辺に固定されて
揺動自在に支承され、可動接点ばね27の自由端、即ち接
極子28を揺動自在に支承してなる側の辺の先端近傍に可
動接点29が固着されている。
【0009】接点支持ばね27の先端に固着された可動接
点29を挟むようにブレーク側固定接点30とメーク側固定
接点31とが配設され、コイル22に通電する前は接極子28
が鉄心23および継鉄24から離れ可動接点29はブレーク側
固定接点30に当接している。
点29を挟むようにブレーク側固定接点30とメーク側固定
接点31とが配設され、コイル22に通電する前は接極子28
が鉄心23および継鉄24から離れ可動接点29はブレーク側
固定接点30に当接している。
【0010】コイル22に通電すると接極子28が鉄心23お
よび継鉄24に吸引されて接極子28に固着された可動接点
ばね27と共に移動し、コイル22に通電する前はブレーク
側固定接点30に当接していた可動接点29が移動してメー
ク側固定接点31に当接する。
よび継鉄24に吸引されて接極子28に固着された可動接点
ばね27と共に移動し、コイル22に通電する前はブレーク
側固定接点30に当接していた可動接点29が移動してメー
ク側固定接点31に当接する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の電磁継電器は一
般に動作状態においてコイルに印加される電流、および
接点を介して流れる電流によって発熱し、コイルにおけ
る発熱はコイル内部の抵抗に起因するジュール熱で印加
される電流が増加するに伴い発熱量が増大する。
般に動作状態においてコイルに印加される電流、および
接点を介して流れる電流によって発熱し、コイルにおけ
る発熱はコイル内部の抵抗に起因するジュール熱で印加
される電流が増加するに伴い発熱量が増大する。
【0012】また、接点部における発熱は接点まわりの
抵抗や固定接点ばねおよび可動接点ばねの抵抗に起因す
るジュール熱であり、接点を介して流れる電流が増加す
るに伴って、或いは接点が閉鎖している時間が長くなる
に伴って発熱量が増大する。
抵抗や固定接点ばねおよび可動接点ばねの抵抗に起因す
るジュール熱であり、接点を介して流れる電流が増加す
るに伴って、或いは接点が閉鎖している時間が長くなる
に伴って発熱量が増大する。
【0013】電磁継電器内で発生した熱はベースやカバ
ーによる熱拡散や熱放射、各端子を介した熱伝導等によ
って放熱されるが、構造や形状が同じであれば放熱能
力、即ち単位時間内にベースやカバーおよび端子を介し
放熱される熱量は一定である。
ーによる熱拡散や熱放射、各端子を介した熱伝導等によ
って放熱されるが、構造や形状が同じであれば放熱能
力、即ち単位時間内にベースやカバーおよび端子を介し
放熱される熱量は一定である。
【0014】このような電磁継電器において構造を変え
ることなく高電流容量化や小型化を図ると発熱量が放熱
能力より大きくなり、電磁継電器の内部温度が上昇して
コイルの絶縁不良を生じコイルボビン等の絶縁材を変形
させるという問題があった。
ることなく高電流容量化や小型化を図ると発熱量が放熱
能力より大きくなり、電磁継電器の内部温度が上昇して
コイルの絶縁不良を生じコイルボビン等の絶縁材を変形
させるという問題があった。
【0015】本発明の目的は可動接点ばねまたはコイル
からの放熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器
を提供することにある。
からの放熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる電磁
継電器を示す側断面図である。なお全図を通し同じ対象
物は同一記号で表している。
継電器を示す側断面図である。なお全図を通し同じ対象
物は同一記号で表している。
【0017】上記課題はベース1に搭載された電磁継電
器本体2と、ベース1に装着され電磁継電器本体2を覆
うカバー3とを有し、電磁継電器本体2が、コイルボビ
ン21に巻回され少なくとも外周部が保護層33により被覆
されたコイル22と、コイルボビン21を貫通する鉄心23
と、鉄心23の一端に固定された継鉄24と、継鉄24に固着
された可動接点ばね27と、可動接点ばね27を介して揺動
自在に支承され鉄心23および継鉄24の開放端に対向する
接極子28とを有し、少なくともコイル22の周囲が熱伝導
性の樹脂層4によって被覆され、かつ樹脂層4がベース
1またはカバー3に密着している本発明の電磁継電器に
よって達成される。
器本体2と、ベース1に装着され電磁継電器本体2を覆
うカバー3とを有し、電磁継電器本体2が、コイルボビ
ン21に巻回され少なくとも外周部が保護層33により被覆
されたコイル22と、コイルボビン21を貫通する鉄心23
と、鉄心23の一端に固定された継鉄24と、継鉄24に固着
された可動接点ばね27と、可動接点ばね27を介して揺動
自在に支承され鉄心23および継鉄24の開放端に対向する
接極子28とを有し、少なくともコイル22の周囲が熱伝導
性の樹脂層4によって被覆され、かつ樹脂層4がベース
1またはカバー3に密着している本発明の電磁継電器に
よって達成される。
【0018】このようにコイルの周囲が熱伝導性のすぐ
れた樹脂層によって被覆され、かつ樹脂層がベースまた
はカバーに密着する本発明の電磁継電器は、コイルまた
は可動接点ばねに発生した熱が樹脂層を介して放熱され
るため放熱性能が向上する。
れた樹脂層によって被覆され、かつ樹脂層がベースまた
はカバーに密着する本発明の電磁継電器は、コイルまた
は可動接点ばねに発生した熱が樹脂層を介して放熱され
るため放熱性能が向上する。
【0019】その結果、コイルの印加電流を大きくして
吸引力を高め接点部を高容量化することが可能になり、
電磁継電器の小型化や高容量化を図っても、内部温度上
昇をコイルの絶縁不良や絶縁材の変形が発生しない範囲
内に抑制することができる。
吸引力を高め接点部を高容量化することが可能になり、
電磁継電器の小型化や高容量化を図っても、内部温度上
昇をコイルの絶縁不良や絶縁材の変形が発生しない範囲
内に抑制することができる。
【0020】即ち、可動接点ばねまたはコイルからの放
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器を実現す
ることができる。
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器を実現す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例
について説明する。なお図2は本発明の第1の実施例を
示す側断面図、図3は第1の実施例でのコイルの温度上
昇を示す図、図4は本発明の第2の実施例を示す側断面
図、図5は第2の実施例での可動接点ばねの温度上昇を
示す図である。
について説明する。なお図2は本発明の第1の実施例を
示す側断面図、図3は第1の実施例でのコイルの温度上
昇を示す図、図4は本発明の第2の実施例を示す側断面
図、図5は第2の実施例での可動接点ばねの温度上昇を
示す図である。
【0022】本発明の電磁継電器は図1に示す如くベー
ス1に搭載された電磁継電器本体2とベース1に装着さ
れたカバー3を有し、電磁継電器本体2はコイルボビン
21に巻回されたコイル22とコイルボビン21の中央を貫通
する鉄心23とを具えている。
ス1に搭載された電磁継電器本体2とベース1に装着さ
れたカバー3を有し、電磁継電器本体2はコイルボビン
21に巻回されたコイル22とコイルボビン21の中央を貫通
する鉄心23とを具えている。
【0023】L字状の継鉄24は長軸25側が鉄心23と平行
にコイルボビン21に添設されると共に短軸26側が鉄心23
の下端にかしめられ、弾性を有する金属板で形成された
L字状をなす可動接点ばね27の一辺が継鉄24の長軸25側
に添設され固定されている。
にコイルボビン21に添設されると共に短軸26側が鉄心23
の下端にかしめられ、弾性を有する金属板で形成された
L字状をなす可動接点ばね27の一辺が継鉄24の長軸25側
に添設され固定されている。
【0024】また、鉄心23と継鉄24との開放端端面に対
向する接極子28は可動接点ばね27の他の辺に固定されて
揺動自在に支承され、可動接点ばね27の自由端、即ち接
極子28を揺動自在に支承してなる側の辺の先端近傍に可
動接点29が固着されている。
向する接極子28は可動接点ばね27の他の辺に固定されて
揺動自在に支承され、可動接点ばね27の自由端、即ち接
極子28を揺動自在に支承してなる側の辺の先端近傍に可
動接点29が固着されている。
【0025】可動接点ばね27の先端に固着された可動接
点29を挟むようにブレーク側固定接点30とメーク側固定
接点31とが配設され、コイル22に通電する前は接極子28
が鉄心23および継鉄24から離れ可動接点29はブレーク側
固定接点30に当接している。
点29を挟むようにブレーク側固定接点30とメーク側固定
接点31とが配設され、コイル22に通電する前は接極子28
が鉄心23および継鉄24から離れ可動接点29はブレーク側
固定接点30に当接している。
【0026】コイル22に通電すると接極子28が鉄心23お
よび継鉄24に吸引されて接極子28に固着された可動接点
ばね27と共に移動し、コイル22に通電する前はブレーク
側固定接点30に当接していた可動接点29が移動してメー
ク側固定接点31に当接する。
よび継鉄24に吸引されて接極子28に固着された可動接点
ばね27と共に移動し、コイル22に通電する前はブレーク
側固定接点30に当接していた可動接点29が移動してメー
ク側固定接点31に当接する。
【0027】従来の電磁継電器と本発明の電磁継電器と
の相違点はベース1とカバー3の少なくとも一方がセラ
ミックスからなり、電磁継電器本体2とベース1または
カバー3との間に熱伝導性と電気絶縁性にすぐれた樹脂
層4を介在させた点にある。
の相違点はベース1とカバー3の少なくとも一方がセラ
ミックスからなり、電磁継電器本体2とベース1または
カバー3との間に熱伝導性と電気絶縁性にすぐれた樹脂
層4を介在させた点にある。
【0028】即ち、SiO2粉末またはAl2O3 粉末を充填し
たエポキシ系樹脂からなる樹脂層4によって、少なくと
もコイル22の周囲と可動接点ばね27の継鉄24に固定され
た領域とが被覆され、樹脂層4の表面にベース1または
カバー3を密着させている。
たエポキシ系樹脂からなる樹脂層4によって、少なくと
もコイル22の周囲と可動接点ばね27の継鉄24に固定され
た領域とが被覆され、樹脂層4の表面にベース1または
カバー3を密着させている。
【0029】ベース1に搭載された電磁継電器本体2と
ベース1に装着されたカバー3の間に樹脂層を形成する
最も一般的な方法は、電磁継電器本体2とベース1との
間に介在する空間に定量の液状樹脂を注入して硬化させ
るポッティング方法である。
ベース1に装着されたカバー3の間に樹脂層を形成する
最も一般的な方法は、電磁継電器本体2とベース1との
間に介在する空間に定量の液状樹脂を注入して硬化させ
るポッティング方法である。
【0030】しかし、この方法はカバー3をベース1に
装着したあとで樹脂が注入されるため注入したあと注入
孔を塞ぐ必要があり、また樹脂が毛細管現象により可動
接点ばねやコイルボビンに沿ってはい上がり可動接点ば
ねのばね特性を変化させる。
装着したあとで樹脂が注入されるため注入したあと注入
孔を塞ぐ必要があり、また樹脂が毛細管現象により可動
接点ばねやコイルボビンに沿ってはい上がり可動接点ば
ねのばね特性を変化させる。
【0031】しかも、ベース1を貫通するリード端子32
とベース1に設けられた貫通孔(図示省略)との間に若
干の隙間が介在し、リード端子32が斜めにベース1を貫
通し樹脂層が形成された場合は電磁継電器のプリント基
板等への実装が困難になる。
とベース1に設けられた貫通孔(図示省略)との間に若
干の隙間が介在し、リード端子32が斜めにベース1を貫
通し樹脂層が形成された場合は電磁継電器のプリント基
板等への実装が困難になる。
【0032】このような問題点を解決する方法として電
磁継電器本体2を成形金型に装着してリード端子32を所
定の位置に固定し、加熱され流動可能になった樹脂を成
形金型のキャビティに射出することにより樹脂層を形成
するモールド成形法がある。
磁継電器本体2を成形金型に装着してリード端子32を所
定の位置に固定し、加熱され流動可能になった樹脂を成
形金型のキャビティに射出することにより樹脂層を形成
するモールド成形法がある。
【0033】モールド成形法の採用によって前記問題点
は解決されるが高温の樹脂が高圧で成形金型のキャビテ
ィに射出されるため、コイルを形成している線径約 0.1
mmのポリウレタン銅線が断線したり或いは線間の絶縁
が破壊される可能性がある。
は解決されるが高温の樹脂が高圧で成形金型のキャビテ
ィに射出されるため、コイルを形成している線径約 0.1
mmのポリウレタン銅線が断線したり或いは線間の絶縁
が破壊される可能性がある。
【0034】そこで本発明における電磁継電器の製造方
法では室温で硬化する樹脂をコイル22の表面に含浸させ
て保護層33を形成し、コイルが保護された電磁継電器本
体2を図示省略された成形金型に装着しモールド成形法
で樹脂層4を形成している。
法では室温で硬化する樹脂をコイル22の表面に含浸させ
て保護層33を形成し、コイルが保護された電磁継電器本
体2を図示省略された成形金型に装着しモールド成形法
で樹脂層4を形成している。
【0035】本発明の効果を確認するため形成された第
1の実施例は図2に示す如くコイル22の周囲が樹脂層4
で被覆されており、搭載に際しコイルボビン21をベース
1に密着させると共にベース1に装着されたカバー3を
樹脂層4に密着させている。
1の実施例は図2に示す如くコイル22の周囲が樹脂層4
で被覆されており、搭載に際しコイルボビン21をベース
1に密着させると共にベース1に装着されたカバー3を
樹脂層4に密着させている。
【0036】樹脂層で被覆されていない従来のコイルは
図3に実戦で示す如く電流を1000秒間印加すると温度が
80℃まで上昇するが、第1の実施例における樹脂層で被
覆されたコイルの場合は同図に破線で示す如く温度上昇
が40℃になって半減される。
図3に実戦で示す如く電流を1000秒間印加すると温度が
80℃まで上昇するが、第1の実施例における樹脂層で被
覆されたコイルの場合は同図に破線で示す如く温度上昇
が40℃になって半減される。
【0037】また、本発明の第2の実施例は図4に示す
如く可動接点ばね27の継鉄24に固定された領域が樹脂層
4により被覆され、搭載に際し樹脂層4をベース1に密
着させると共にベース1に装着されたカバー3の内壁を
樹脂層4に密着させている。
如く可動接点ばね27の継鉄24に固定された領域が樹脂層
4により被覆され、搭載に際し樹脂層4をベース1に密
着させると共にベース1に装着されたカバー3の内壁を
樹脂層4に密着させている。
【0038】樹脂層のない従来の可動接点ばねは20Aの
電流を図5に実戦で示す如く1000秒間印加すると温度が
90℃まで上昇するが、樹脂層で被覆された第2の実施例
の可動接点ばねでは同図に破線で示す如く温度上昇が50
℃になってほぼ半減される。
電流を図5に実戦で示す如く1000秒間印加すると温度が
90℃まで上昇するが、樹脂層で被覆された第2の実施例
の可動接点ばねでは同図に破線で示す如く温度上昇が50
℃になってほぼ半減される。
【0039】このようにコイルの周囲、または可動接点
ばねの継鉄に固定された領域、または両方が、熱伝導性
のすぐれた樹脂層によって被覆され、かつ樹脂層をベー
スまたはカバーに密着させた本発明の電磁継電器は、コ
イルまたは可動接点ばねに発生した熱が樹脂層を介して
放熱されるため放熱性能が向上する。
ばねの継鉄に固定された領域、または両方が、熱伝導性
のすぐれた樹脂層によって被覆され、かつ樹脂層をベー
スまたはカバーに密着させた本発明の電磁継電器は、コ
イルまたは可動接点ばねに発生した熱が樹脂層を介して
放熱されるため放熱性能が向上する。
【0040】その結果、コイルの印加電流を大きくして
吸引力を高め接点部を高容量化することが可能になり、
電磁継電器の小型化や高容量化を図っても、内部温度上
昇をコイルの絶縁不良や絶縁材の変形が発生しない範囲
内に抑制することができる。
吸引力を高め接点部を高容量化することが可能になり、
電磁継電器の小型化や高容量化を図っても、内部温度上
昇をコイルの絶縁不良や絶縁材の変形が発生しない範囲
内に抑制することができる。
【0041】即ち、可動接点ばねまたはコイルからの放
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器を実現す
ることができる。
熱性能を高め信頼性の向上を図った電磁継電器を実現す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば可動接点ばね
またはコイルからの放熱性能を高め信頼性の向上を図っ
た電磁継電器を提供することができる。
またはコイルからの放熱性能を高め信頼性の向上を図っ
た電磁継電器を提供することができる。
【図1】 本発明になる電磁継電器を示す側断面図であ
る。
る。
【図2】 本発明の第1の実施例を示す側断面図であ
る。
る。
【図3】 第1の実施例でのコイルの温度上昇を示す図
である。
である。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す側断面図であ
る。
る。
【図5】 第2の実施例での可動接点ばねの温度上昇を
示す図である。
示す図である。
【図6】 従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図で
ある。
ある。
1 ベース 2 電磁継電器本体 3 カバー 4 樹脂層 21 コイルボビン 22 コイル 23 鉄心 24 継鉄 25 長軸 26 短軸 27 可動接点ばね 28 接極子 29 可動接点 30 ブレーク側固定接点 31 メーク側固定接点 32 リード端子 33 保護層
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースに搭載された電磁継電器本体と、
該ベースに装着され該電磁継電器本体を覆うカバーとを
有し、 該電磁継電器本体が、コイルボビンに巻回され少なくと
も外周部が保護層により被覆されたコイルと、該コイル
ボビンを貫通する鉄心と、該鉄心の一端に固定された継
鉄と、該継鉄に固着された可動接点ばねと、該可動接点
ばねを介して揺動自在に支承され該鉄心および該継鉄の
開放端に対向する接極子とを有し、 少なくとも該コイルの周囲が熱伝導性の樹脂層によって
被覆され、かつ該樹脂層が該ベースまたは該カバーに密
着していることを特徴とする電磁継電器。 - 【請求項2】 前記可動接点ばねは、継鉄に固着された
領域が熱伝導性の樹脂層によって被覆され、該樹脂層が
ベースまたはカバーに密着している請求項1記載の電磁
継電器。 - 【請求項3】 前記樹脂層は、SiO2粉末またはAl2O3 粉
末が充填されたエポキシ系樹脂で形成されている請求項
1記載の電磁継電器。 - 【請求項4】 前記ベースまたはカバーは、セラミック
スで形成されている請求項1記載の電磁継電器。 - 【請求項5】 請求項1記載の電磁継電器の製造方法で
あって、 電磁継電器本体のベースへの搭載に先立って行われる保
護層形成工程と樹脂層形成工程とを有し、保護層形成工
程では、室温または室温に近い温度で硬化する樹脂を、
コイルに含浸、または塗布してコイル表面に保護層を形
成し、 樹脂層形成工程では、該保護層が形成された該電磁継電
器本体を成形金型に装着し、少なくとも該コイルの周囲
にベースまたはカバーに密着可能な樹脂層を、形成する
ことを特徴とする電磁継電器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33062296A JPH10172407A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電磁継電器とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33062296A JPH10172407A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電磁継電器とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172407A true JPH10172407A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18234728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33062296A Pending JPH10172407A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 電磁継電器とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172407A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006331782A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nec Tokin Corp | 電磁リレー |
| JP2007294425A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電磁リレー、及び電磁リレーユニット |
| JP2012069287A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Nec Tokin Corp | 電磁継電器 |
| WO2020116021A1 (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電磁継電器 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP33062296A patent/JPH10172407A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006331782A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nec Tokin Corp | 電磁リレー |
| JP2007294425A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-11-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電磁リレー、及び電磁リレーユニット |
| JP2012069287A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Nec Tokin Corp | 電磁継電器 |
| WO2020116021A1 (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電磁継電器 |
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