JPH1017268A - クレーン吊荷のスキュー振れ止め方法および装置 - Google Patents
クレーン吊荷のスキュー振れ止め方法および装置Info
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- JPH1017268A JPH1017268A JP19400196A JP19400196A JPH1017268A JP H1017268 A JPH1017268 A JP H1017268A JP 19400196 A JP19400196 A JP 19400196A JP 19400196 A JP19400196 A JP 19400196A JP H1017268 A JPH1017268 A JP H1017268A
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Abstract
心のずれ等に起因して発生するスキューを制振して荷役
効率を向上する。 【解決手段】 コンテナクレーン等の4点吊具を有する
クレーンを用いた吊荷の振れ止め装置である。吊具支持
点に対応してトロリー側に設けた昇降ガイドシーブを線
対称配置するとともに、隣接する一対の昇降ガイドシー
ブ間隔を吊具支持点間隔より拡開させておく。前記吊具
の対角線位置に配置されている支持点に巻き掛けられる
巻上げロープの把持操作機構を設ける。また、前記吊荷
のスキュー角および角速度の検出手段を設け、この検出
手段からの検出信号を入力し吊荷の慣性モーメントから
吊荷スキュー固有周期を演算してスキュー減衰信号を前
記吊具の対角線位置に配置されている支持点に巻き掛け
られる巻上げロープの把持操作機構に出力する制御手段
を設ける。
Description
止め方法および装置に係り、特にコンテナヤードにおい
てコンテナ搬送用のガントリクレーン等、吊荷を4点吊
りするクレーンの能率的な運転を行わせるための装置に
関する。
ロリーの懸吊用ロープに吊荷を吊り下げ、トロリーを横
行させて吊荷を運搬するに際しては、吊荷が振れないよ
うに搬送することが荷役効率上要求される。コンテナク
レーンでは、コンテナ上面に装着される吊具をトロリか
ら吊り下げる際、吊具の4ヵ所を懸吊用ロープでトロリ
から吊り下げるようにしており、横行トロリーの加減速
によって吊荷の横行方向の振れ止めを行っているが、コ
ンテナの重心のずれ等に起因して横行時に吊荷のスキュ
ー(捩れ振動)が生ずることがあり、着荷点に正確に荷
下ろしするのに時間がかかり、荷役効率が悪化する欠点
がある。
ナの重心のずれなどがあった場合、横行動作により捩り
振動が発生した場合でも、制御なしで運転を行ってお
り、したがって、横行停止位置で振動が収束するまで待
たなければならず、コンテナ等のハンドリング動作が迅
速に行えない欠点があった。
しているクレーンにおいて、吊荷に重心のずれ等に起因
してスキューが発生した場合に、これを検知してスキュ
ーが最小になるように制御することにより荷役効率を向
上できるクレーン吊荷の振れ止め方法および装置を提供
することを目的とする。
に、本発明に係るクレーン吊荷の振れ止め方法は、コン
テナクレーン等の4点吊具を有するクレーンを用いた吊
荷のスキュー振れ止め方法であって、吊具支持点に対応
してトロリー側に設けた昇降ガイドシーブを線対称配置
するとともに、隣接する一対の昇降ガイドシーブ間隔を
吊具支持点間隔より拡開させてトロリ上の定位置に配設
しておき、前記吊具支持点の対角線位置の巻上げロープ
張力を加減調整することにより吊具のスキュー動作を可
能としておき、吊荷のスキュー角および角速度を計測し
つつ、計測スキュー回転と逆位相となるように前記吊具
対角線位置の巻上げ張力を制御して振れ止めをなすこと
を特徴としている。
ー振れ止め装置は、コンテナクレーン等の4点吊具を有
するクレーンを用いた吊荷の振れ止め装置において、吊
具支持点に対応してトロリー側に設けた昇降ガイドシー
ブを従来と同様、トロリ上の定位置に線対称配置すると
ともに、隣接する一対の昇降ガイドシーブ間隔を吊具支
持点間隔より拡開させておき、前記吊具の対角線位置に
配置されている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの
把持操作機構を設け、前記吊荷のスキュー角および角速
度の検出手段を設け、この検出手段からの検出信号を入
力し吊荷の慣性モーメントから吊荷スキュー固有周期を
演算してスキュー減衰信号を前記吊具の対角線位置に配
置されている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの把
持操作機構に出力する制御手段を設けた構成としたもの
である。この場合において、スキュー角を計測し、これ
が最小になるようにコンピュータによりフィードバック
制御を行うようにすればよい。
(吊具シーブ)を同時に持ち上げるように巻上げロープ
を操作して吊荷を旋回させることができる。これはトロ
リー側に設けた昇降ガイドシーブを吊具シーブと同様に
4ヵ所設けるが、このとき昇降ガイドシーブは線対称配
置としつつ、隣接する一対のガイドシーブ間隔を吊具の
それよりも拡開している。このため、対角線上の吊具シ
ーブを上昇側に、他方の対を下降側に操作して巻上げロ
ープ張力を加減調整すると、上昇側の吊具シーブのみに
より吊り下げ状態となり、このときトロリー側の昇降ガ
イドシーブとの関連で、吊具シーブには偶力が発生して
旋回される。そこで、コンテナのスキュー角および角速
度を計測しておき、巻上げロープ張力を調整して吊荷を
その捩り運動と逆位相となるように強制駆動することに
より、スキューが最小となるように制御できるのであ
る。
荷のスキュー振れ止め方法および装置の具体的実施の形
態を図面を参照して説明する。
荷、例えばコンテナは、その上面に装着される吊り具を
介して吊り下げられているが、吊具の上面の4ヵ所にト
ロリ側からの巻上げロープが連結されている。したがっ
て、吊荷はトロリの下方にロープを介してぶら下がった
振り子を構成し、鉛直軸回りに回転(スキュー)する振
動系すなわち捩り振動系をもつものとなっている。そこ
で、クレーン制御演算をなすコンピュータ内に吊荷の振
れおよび捩り振動の運動方程式をもたせている。吊荷の
捩り運動方程式は、次式のように表すことができる。
し、目標位置においてこれがゼロとなるようにフィード
バック制御を実行するようにすればよい。
配置には、以下の2通りが考えられる。 (1)巻上げロープの固定端を微動可能に把持し、駆動
装置を取り付ける。該駆動装置によりスキュー振れ止め
制御および前後方向傾転動作を行う。該把持点を小馬力
で高速に微動させることができるよう吊荷の重力が該駆
動装置の負荷にならないようなロープ掛けとする。そし
て、ロープの掛け方をスキュー振れ止め制御、手動によ
る前後方向傾転、手動による左右方向傾転が可能なよう
にし、スキューと前後方向の傾転は同じ駆動装置を使
い、左右方向の傾転は別の低速な駆動装置を使う。 (2)巻上げロープの中間折り返し部にスキュー制御用
のシーブおよび駆動装置を配設する。この場合、吊具傾
転用とは共用せず、独立した駆動装置とする。この駆動
方式は、中間折り返し点のシーブは固定配置し、別のス
キュー制御用の張力制御シーブを配設することにより実
現できる。この駆動装置を微動させることにより4本の
巻上げロープの張力を制御し、コンピュータによりスキ
ューが最小になるように制御すればよい。
のように行えばよい。まず、コンピュータに吊荷の荷重
の値を読み込む(荷重検出器またはホストコンピュータ
からのデータ)とともに、ドラムに取り付けたエンコー
ダによりロープ長を計測し、コンピュータに読み込む。
ントを推定する。ロープの弾性定数、ロープ長から、ロ
ープとシーブで構成されるねじり振動系の特性を計算す
る。捩り振動系のスキュー固有周期を計算する。
(下記いずれかの方法)により計測する。 (1)吊荷上面に2個の標的を配置し、トロリ上のCC
Dカメラで撮像し、画像処理によりコンテナの捩れ角と
同時にスキュー角、角速度を計測する。 (2)吊荷上に姿勢角検出器(ジャイロ、加速度計等か
ら構成される)を配置しその出力を使う。 (3)巻上げロープの各微動端に荷重計を配設し、各ロ
ープの荷重からコンピュータによりスキュー角を推定す
る。
が実現されるようにフィードバック制御を行うことによ
り、横行目標位置において迅速に残留スキュー振動が最
小になるように駆動制御することができる。
装置を装備した実施例構成を示している。クレーン本体
10には巻上げドラム12が装備され、これに4本の巻
上げロープ14(14RF、14RB、14LF、14
LB)を接続し、当該ロープ14によって吊具16によ
り吊荷としてのコンテナ18を昇降させるようにしてい
る。
軸、トロリー移動方向がX軸、これに直交する方向がY
軸となるように設定する。前記巻上げドラム12はY軸
と平行に設定され、左右二対(4本)の巻上げロープ1
4がこのドラム12から繰り出されている。各巻上げロ
ープ14R、14Lは左右対称に巻回されており、トロ
リー11の移動方向に沿って縦列配置されたクレーン本
体前端部に固定配置されたフロントエンドシーブ20S
F、後端部に配置された2連シーブからなるバックエン
ドシーブ20SBを備えている。また、これらのエンド
シーブ20SF、20SBの間に位置して移動する横行
トロリー上に前後一対の昇降ガイドシーブ22GF、2
2GBが配置されている。この昇降ガイドシーブ22も
2連シーブからなっている。これらは左右対称に配置さ
れており、付記号(−R若しくは−L)により左右を区
別する。そして、昇降される吊具16には、上面の4隅
部分の定位置に吊具シーブ24(24RF、24RB、
24LF、24LB)を取り付け、これに巻上げロープ
14を巻き掛けて吊り下げるようにしている。
いてみると、巻上げドラム12に一端を固定してロープ
14RBが繰り出され、バックエンドシーブ20SB−
Rを経由して後部昇降ガイドシーブ22GB−Rから吊
具16の後部シーブ24RBに掛け回し、再度後部昇降
ガイドシーブ22GB−Rに巻き掛けた後、スキュー振
れ止め装置30Rの把持具26Rを介して巻上げロープ
14RFに接続され、フロントエンドシーブ20SF−
Rに巻き掛けるようにしている。フロントエンドシーブ
20SF−Rを経由したロープ14RFは前部昇降ガイ
ドシーブ22GF−Rから吊具16の前部シーブ24R
Fに掛け回し、再び前部昇降ガイドシーブ22GF−R
を経由した後、バックエンドシーブ20SB−Rを経て
巻上げドラム12に至り、ここに連結されている。左方
の巻上げロープ14Lについても同様であり、バックエ
ンドシーブ20SB−L→後部昇降ガイドシーブ22G
B−L→後部吊具シーブ24LB→後部昇降ガイドシー
ブ22GB−L→把持具26L→フロントエンドシーブ
20SF−L→前部昇降ガイドシーブ22GF−L→前
部吊具シーブ24LF→前部昇降ガイドシーブ22GF
−L→バックエンドシーブ20SB−L→巻上げドラム
12となるように巻き掛けられている。
ーン本体10側のシーブ20、22は定位置に配置され
ているため、巻上げドラム12を回転させることによ
り、昇降ガイドシーブ22と吊具16のシーブ24間の
ロープ長さが可変となり、コンテナ18が昇降されるの
である。
18の振れ止めをなすため、特に各フロントエンドシー
ブ20SF−R、20SF−Lの近傍にてロープ14
R、14Lに把持具26(26R、26L)を取り付け
るとともに、この把持具26をロープ長方向に駆動する
アクチュエータ28(28R、28L)からなるスキュ
ー振れ止め装置30(30R、30L)を設けている。
この例では、把持具26にナットスリーブを設け、アク
チュエータ28はナットスリーブに螺合するスクリュー
ロッドとその回転駆動部とから構成されており、把持具
26の位置を変更することで、巻上げロープ14がフロ
ントエンドシーブ20SFを挟んで前後逆方向に移送さ
れるものとなる。これにより、巻上げドラム12からの
繰り出しロープ長が一定であれば、左右の振れ止め装置
30の操作により、各ロープ14R(14L)に巻き掛
けられ自由端となっている前後吊具シーブ24RF、2
4RB(24LF、24LB)への張力が変わり、前後
の一方のみの張力が増大するものとなる。
置30Rによりロープ14RをB方向に操作したとする
と、これに支持されている右側の後部吊具シーブ24R
Bの張力が弱く、前部吊具シーブ24RFへの張力が増
して、片吊り状態となる。一方、左側振れ止め装置30
Lによりロープ14LをF方向に操作したとすると、左
側の後部吊具シーブ24LBの張力が強く、前部吊具シ
ーブ24LFへの張力が減少して、片吊り状態となる。
両者が同時に操作されると、吊具16はその一方の対角
線に沿った一対のシーブ24RF、24LBにより吊り
下げられた状態となり、他方の対角線に沿った一対のシ
ーブ24RB、24LFへの張力が減少する。
に位置する4ヵ所の昇降ガイドシーブ22の前後対のシ
ーブ間隔を吊具16側のシーブ間隔より大きく設定して
いると、対角線上で吊り上げられている右前部吊具シー
ブ24RFにはトロリー10の前方に向かう水平分力が
発生し、左後部吊具シーブ24LBにはトロリー10の
後部に向かう水平分力が発生し、これによりZ軸回りの
偶力を吊具16に発生させることができる。したがっ
て、図1において、左右の振れ止め装置30R、30L
を相互に逆方向に操作することで、コンテナ18をZ軸
回りに回転させることができ、スキュー振れ止めが可能
となるのである。
1において)同方向に操作することにより、コンテナ吊
具16の前縁あるいは後縁を持ち上げることができ、こ
れによりコンテナ18をY軸回りに回転させていわゆる
前後傾転(リスト)動作を行わせることができる。した
がって、スキュー振れ止め装置30は前後傾転装置を兼
用している。
B、14RF、14LB、14LF)により吊られてお
り、各ロープの一端は巻上げドラム12に固定され、他
端はスキュー振れ止め装置30の把持具26R、26L
に固定されている。吊荷の平衡状態において把持具26
Rに架かる力は、巻上げロープ14RBと14RFの張
力が等しく逆方向のため、吊荷の重力成分は吊り合って
ゼロとなる。把持具26Rを駆動するのに必要な力は1
4RBと14RFの張力差だけの小さな力であるから、
スキュー振れ止め制御に高速な動作が必要であっても小
馬力の駆動装置で制御可能である。
シーブ20SBには巻上げロープ14RB、14RFの
張力の和が架かるため、これを駆動するには大きな力が
必要であるが、手動操作であるから低速高トルクの駆動
装置を使う。
のバックエンドシーブ20SBを前後移動可能にしてい
る。これはバックエンドシーブ20SBの支持ブラケッ
ト32R、32Lをアクチュエータ34R、34Lによ
って引き込みあるいは押込み可能としているもので、こ
れもブラケット32に設けたスリーブナットにスクリュ
ーロッドを螺合させ、当該スクリューロッドの回転駆動
させるようにしている。左右のアクチュエータ34R、
34Lの一方を押込む(トロリー前方へシーブ20SB
を移動させる)ことにより、対応するロープ14R、1
4Lに巻き掛けられている左右いずれかの吊具シーブ2
4RF、24RB(または24LF、24LB)を下降
させて、コンテナ18をX軸回りに回転させることがで
き、これによっていわゆる左右傾転(トリム)動作を行
わせることができる。したがって、このバックエンドシ
ーブ20SBの位置調整手段は左右傾転振れ止め装置3
6R、36Lを構成している。
コンテナ18は、手動による前後左右の傾転動作を行い
ながら、Z軸回りの回転振れをスキュー振れ止め装置3
0によって抑制することができるが、これを効果的に行
わせるため、コンテナ18の振れの検出手段と、振れ検
出信号から振れ止め駆動制御信号を出力する制御手段が
設けられている。
処理装置を用いており、これは図2(1)に示している
ように、吊具16の上面に2個の標的38を吊具16の
上表面中央に設定した座標の原点からY軸上の当距離位
置にあるように配置している。一方、トロリー11側に
はCCDカメラ40を設置し、前記標的38を撮像でき
るようにしている。CCDカメラ40は画像平面座標の
原点が吊り下げ中心に一致するようにしており、したが
って、静置された吊具16の座標原点と画像原点とは一
致している。画像処理装置による撮像画面では、図2
(2)に示しているように、画像処理することで各標的
38の画像平面座標原点からの変位を検出することがで
き、各標的38の計測位置座標が(x1,y1)、(x
2,y2)として検出される。これにより、コンテナ18
の振れ角と同時にスキュー角、角速度を計測することが
できる。すなわち、
度信号は制御手段に出力され、ここで制振信号を生成し
て振れ止め装置30の駆動系に制振駆動信号が出力され
るのである。
その制御フローチャートを図4に示す。図3に示してい
るようにモータ駆動制御部42により位置制御信号が出
力され、振れ止め装置30の駆動量φmが検出されてい
るが、計測部44にて画像処理によりコンテナ18のス
キュー変位を計測している。計測部44により検出され
た信号は制振駆動信号生成部46に入力され、ここで制
振角信号φmrefが演算されてフィードバックされ、前記
駆動制御部42の入力側に設けている減算器48にて駆
動信号φmから減算され、誤差駆動信号Δφmとして振れ
止め装置30への振れ止め駆動信号が出力されるのであ
る。
に、まず吊り荷重形態や重量データを入手する(ステッ
プ100)。そして慣性モーメント等のパラメータ計算
をなし(ステップ110)、吊り下げ長さをシーブに設
けたエンコーダ等から取得する(ステップ120)。コ
ンテナ18を含む振り子系の固有周期等の制御パラメー
タを推定演算する(ステップ130)。コンテナ18を
所定箇所に吊り下ろす作業に際してCCDカメラ40に
よる撮像信号から計測部44にてスキュー角度、角速度
等の制御状態の計測をなし(ステップ140)、制振駆
動信号生成部46にて所要の制御量を演算するのである
(ステップ150)。これは駆動制御部42にフィード
バックされ、ここで誤差駆動信号Δφmが演算されて振
れ止め装置30に出力され(ステップ160)、スキュ
ーがゼロとなるようにアクチュエータ28を作動させ、
早期にスキュー振れ止めを行うことができるのである。
この制御はスキュー角を検出している間は繰り返し行わ
れる(ステップ170)。
ついては、上記スキュー振れ止め動作とは独立して、従
来通り運転者の手動操作により動作できる。また、前後
方向の振れψxについては、従来通り横行トロリーの動
きを制御することにより振れ止めする。
スキュー振れ止め装置30と左右傾転装置36とを同一
箇所に集中設置した構成としている点が第1実施例と異
なるのみである。すなわち、スキュー振れ止め装置30
のアクチュエータ28をクレーン本体10上に設置され
た台車50に搭載し、前後傾転装置30はこの台車50
の前後方向に移動可能としたものである。制振制御は第
1実施例と同様である。
スキュー振れ止め装置30をクレーン本体10の後端
に、前後左右傾転装置58をクレーン本体10の先端に
設置した例である。スキュー振れ止め装置30のアクチ
ュエータ34Lを駆動し、スキュー用張力制御シーブ5
2SLBを張り側に、52SLFを緩み側に駆動すると
ともに、52SRFを張り側に、52SRBを緩み側に
駆動することにより、吊荷に右旋回の偶力が生じ、第1
および第2実施例と同様に吊荷のスキュー振れ止めを実
現できる。また、前後左右傾転装置58によりスキュー
振れ止めとは全く独立して運転者の手動操作による吊荷
の傾転が可能である。
2には吊荷の重力がかかるが、この重力をバランスさせ
アクチュエータ34の駆動力をロープ張力のアンバラン
ス量のみとするため、張力バランス機構54を配設して
いる。
す。張力バランス機構54Lは、両側に張力制御シーブ
52SLB、52SLFを配設し、該シーブ間の中央の
軸受により回転自由に支持されており、一端をアクチュ
エータ34Lで支えている。
は、それぞれ巻上げロープ14LB、14LFの張力の
合力が下向きに作用するが、張力バランス機構54Lで
吊り合うために、アクチュエータ34Lには作用しな
い。したがって、スキュー振れ止めを行うときにアクチ
ュエータ34Lに必要な動力は、吊荷の重力がキャンセ
ルされているので、実施例1、2と同様にロープ張力の
アンバランス量のみとなり、小馬力で駆動できる。
ナクレーン等の4点吊具を有するクレーンを用いた吊荷
の振れ止め装置において、吊具支持点に対応してトロリ
ー側に設けた昇降ガイドシーブを線対称配置するととも
に、隣接する一対の昇降ガイドシーブ間隔を吊具支持点
間隔より拡開させておき、前記吊具の対角線位置に配置
されている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの把持
操作機構を設け、前記吊荷のスキュー角および角速度の
検出手段を設け、この検出手段からの検出信号を入力し
吊荷の慣性モーメントから吊荷スキュー固有周期を演算
してスキュー減衰信号を前記吊具の対角線位置に配置さ
れている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの把持操
作機構に出力する制御手段を設け、前記吊具支持点の対
角線位置の巻上げロープ張力を加減調整することにより
吊具のスキュー動作を可能としておき、吊荷のスキュー
角および角速度を計測しつつ、計測スキュー回転と逆位
相となるように前記吊具対角線位置の巻上げ張力を制御
して振れ止めをなすようにしているので、吊荷に重心の
ずれ等に起因してスキューが発生した場合に、これを検
知してスキューが最小になるように制御することにより
荷役効率を向上できるものとなる。
トロリー部分の斜視図である。
したクレーンのロープ掛けの斜視図である。
してクレーンのロープ掛けの斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 4点吊具を有するクレーンを用いた吊荷
のスキュー振れ止め方法であって、吊具支持点に対応し
てトロリー側に設けた昇降ガイドシーブを線対称配置す
るとともに、隣接する一対の昇降ガイドシーブ間隔を吊
具支持点間隔より拡開させてトロリ上の定位置に配設し
ておき、前記吊具支持点の対角線位置の巻上げロープ張
力を加減調整することにより吊具のスキュー動作を可能
としておき、吊荷のスキュー角および角速度を計測しつ
つ、計測スキュー回転と逆位相となるように前記吊具対
角線位置の巻上げ張力を制御して振れ止めをなすことを
特徴とするクレーン吊荷のスキュー振れ止め方法。 - 【請求項2】 4点吊具を有するクレーンを用いた吊荷
の振れ止め装置において、吊具支持点に対応してトロリ
ー側に設けた昇降ガイドシーブを線対称配置するととも
に、隣接する一対の昇降ガイドシーブ間隔を吊具支持点
間隔より拡開させておき、前記吊具の対角線位置に配置
されている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの把持
操作機構を設け、前記吊荷のスキュー角および角速度の
検出手段を設け、この検出手段からの検出信号を入力し
吊荷の慣性モーメントから吊荷スキュー固有周期を演算
してスキュー減衰信号を前記吊具の対角線位置に配置さ
れている支持点に巻き掛けられる巻上げロープの把持操
作機構に出力する制御手段を設けたことを特徴とするク
レーン吊荷のスキュー振れ止め装置。 - 【請求項3】 スキュー角を計測し、これが最小になる
ようにコンピュータによりフィードバック制御を行うこ
とを特徴とする請求項2に記載のクレーン吊荷のスキュ
ー振れ止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19400196A JPH1017268A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | クレーン吊荷のスキュー振れ止め方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19400196A JPH1017268A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | クレーン吊荷のスキュー振れ止め方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017268A true JPH1017268A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16317327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19400196A Pending JPH1017268A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | クレーン吊荷のスキュー振れ止め方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017268A (ja) |
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