JPH10172772A - 蛍光灯電子点灯装置 - Google Patents
蛍光灯電子点灯装置Info
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- JPH10172772A JPH10172772A JP35252496A JP35252496A JPH10172772A JP H10172772 A JPH10172772 A JP H10172772A JP 35252496 A JP35252496 A JP 35252496A JP 35252496 A JP35252496 A JP 35252496A JP H10172772 A JPH10172772 A JP H10172772A
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- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定器の過熱防止等のためのPTCサーミス
タを備えた蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換
時の不点灯を防止し、迅速な点灯を可能とする。 【解決手段】 交流電源Eと安定器Lと予熱電極付蛍光
灯FLの直列回路と、予熱電極付蛍光灯の非電源側予熱
電極端子間において、アノード端子を安定器側に接続す
る一方向性制御極付サイリスタThyに一方の抵抗素子
PTCが正の温度係数を持つ並列抵抗回路を直列接続し
た直列回路と、一方向性制御極付サイリスタの制御極に
接続する充電回路とを備えた構成とし、不点灯時に正の
温度係数を持つ抵抗素子に流れる連続ゲート電流の電流
値を減少させることによって温度上昇を抑えると共にサ
イリスタの温度上昇を抑制し、ゲートトリガー電流を上
昇させてサイリスタのトリガー動作を停止させ、蛍光灯
に点灯に充分な電流が流れるように抵抗素子の温度を低
下させ、交換後の蛍光灯の点灯を容易にする。
タを備えた蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換
時の不点灯を防止し、迅速な点灯を可能とする。 【解決手段】 交流電源Eと安定器Lと予熱電極付蛍光
灯FLの直列回路と、予熱電極付蛍光灯の非電源側予熱
電極端子間において、アノード端子を安定器側に接続す
る一方向性制御極付サイリスタThyに一方の抵抗素子
PTCが正の温度係数を持つ並列抵抗回路を直列接続し
た直列回路と、一方向性制御極付サイリスタの制御極に
接続する充電回路とを備えた構成とし、不点灯時に正の
温度係数を持つ抵抗素子に流れる連続ゲート電流の電流
値を減少させることによって温度上昇を抑えると共にサ
イリスタの温度上昇を抑制し、ゲートトリガー電流を上
昇させてサイリスタのトリガー動作を停止させ、蛍光灯
に点灯に充分な電流が流れるように抵抗素子の温度を低
下させ、交換後の蛍光灯の点灯を容易にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯の点灯装置
に関し、特に、半導体スイッチを用いて放電灯を始動さ
せる電子点灯装置に関する。
に関し、特に、半導体スイッチを用いて放電灯を始動さ
せる電子点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯等の予熱電極を備えた放電灯を始
動する装置としてグロースタータが知られている。この
グロースタータは始動時間が長く、寿命が短い等の問題
があるため、この問題点を解決する点灯装置として半導
体スイッチ素子を用いた電子点灯装置が開発されてい
る。
動する装置としてグロースタータが知られている。この
グロースタータは始動時間が長く、寿命が短い等の問題
があるため、この問題点を解決する点灯装置として半導
体スイッチ素子を用いた電子点灯装置が開発されてい
る。
【0003】図4は、従来の電子点灯装置の一構成図で
ある。図4において、従来の電子点灯装置は、交流電源
Eと安定器Lと予熱電極付蛍光灯FLの直列回路と、蛍
光灯FLの予熱電極端子h1,h2の非電源側に接続さ
れるサイリスタThyと、サイリスタThyの制御端子
に接続される充放電回路とを備えており、充放電回路は
一端を電源側とするコンデンサC2と抵抗R6の並列回
路により構成し、サイリスタThyのトリガ回路として
動作するよう構成されている。
ある。図4において、従来の電子点灯装置は、交流電源
Eと安定器Lと予熱電極付蛍光灯FLの直列回路と、蛍
光灯FLの予熱電極端子h1,h2の非電源側に接続さ
れるサイリスタThyと、サイリスタThyの制御端子
に接続される充放電回路とを備えており、充放電回路は
一端を電源側とするコンデンサC2と抵抗R6の並列回
路により構成し、サイリスタThyのトリガ回路として
動作するよう構成されている。
【0004】蛍光灯の点灯は、予熱電極h1,h2を所
定温度以上に予熱した後、ランプ電圧を放電電圧以上に
して放電を生じさせることにより行われる。図4に示す
電子点灯装置では、交流電源Eの順方向電圧時における
充放電回路の充電電流によるサイリスタThyのターン
オンと、逆方向電圧時におけるサイリスタThyのター
ンオフとの繰り返し動作によって予熱電極h1,h2を
予熱し、充分に予熱電極h1,h2が加熱された後、サ
イリスタThyのターンオフにより生じる高圧パルスに
よって放電を生じさせて点灯を行っている。
定温度以上に予熱した後、ランプ電圧を放電電圧以上に
して放電を生じさせることにより行われる。図4に示す
電子点灯装置では、交流電源Eの順方向電圧時における
充放電回路の充電電流によるサイリスタThyのターン
オンと、逆方向電圧時におけるサイリスタThyのター
ンオフとの繰り返し動作によって予熱電極h1,h2を
予熱し、充分に予熱電極h1,h2が加熱された後、サ
イリスタThyのターンオフにより生じる高圧パルスに
よって放電を生じさせて点灯を行っている。
【0005】上記の電子点灯装置において、サイリスタ
Thyのアノード,カソード間やコンデンサC2におい
て短絡故障が発生すると、サイリスタThyのターンオ
ンが続行して安定器に余熱電流が流れ続け、安定器が過
熱状態となる場合がある。そこで、このような安定器の
過熱を防止するために、予熱電極付蛍光灯FLの非電源
側にPTCサーミスタ(Positive Temperature Coeffic
ient Themister) を接続している。PTCサーミスタは
チタン酸バリウム等を主成分とする正の温度係数を持つ
抵抗素子であり、余熱電流が流れ続けた場合にはこの余
熱電流によって発熱し、その正の温度係数により上昇す
る高抵抗値によって余熱電流を微小電流に抑え、これに
より安定器の過熱を防止している。
Thyのアノード,カソード間やコンデンサC2におい
て短絡故障が発生すると、サイリスタThyのターンオ
ンが続行して安定器に余熱電流が流れ続け、安定器が過
熱状態となる場合がある。そこで、このような安定器の
過熱を防止するために、予熱電極付蛍光灯FLの非電源
側にPTCサーミスタ(Positive Temperature Coeffic
ient Themister) を接続している。PTCサーミスタは
チタン酸バリウム等を主成分とする正の温度係数を持つ
抵抗素子であり、余熱電流が流れ続けた場合にはこの余
熱電流によって発熱し、その正の温度係数により上昇す
る高抵抗値によって余熱電流を微小電流に抑え、これに
より安定器の過熱を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蛍光灯電子点灯装置では、蛍光灯の交換時において、交
換後の蛍光灯の点灯が困難であるという問題点がある。
つまり、寿命末期の蛍光灯から寿命初期の蛍光灯に交換
したときに、過熱防止用に設けたPTCによって蛍光灯
に流れる電流が低下しているため点灯が困難となる。
蛍光灯電子点灯装置では、蛍光灯の交換時において、交
換後の蛍光灯の点灯が困難であるという問題点がある。
つまり、寿命末期の蛍光灯から寿命初期の蛍光灯に交換
したときに、過熱防止用に設けたPTCによって蛍光灯
に流れる電流が低下しているため点灯が困難となる。
【0007】図5は、従来の蛍光灯電子点灯装置の動作
を説明するための図であり、図5(a)はサイリスタT
hyとPTCサーミスタの温度変化を示す図であり、図
5(b)はゲート電流IG およびゲートトリガー電流I
GTの温度変化を示す図である。なお、ゲートトリガー電
流IGTはサイリスタThyがターンオンするために要す
る電流値である。
を説明するための図であり、図5(a)はサイリスタT
hyとPTCサーミスタの温度変化を示す図であり、図
5(b)はゲート電流IG およびゲートトリガー電流I
GTの温度変化を示す図である。なお、ゲートトリガー電
流IGTはサイリスタThyがターンオンするために要す
る電流値である。
【0008】時刻t1に電源投入(図5中の)する
と、PTCサーミスタは低温のため低抵抗であり(図5
(b)中の)、サイリスタThyはゲートトリガー電
流IGTよりも高いゲート電流IG によってターンオンし
て余熱電流が流れ、ターンオフ時にパルスが発生する。
正常な蛍光灯の場合には、このパルスによって点灯する
が、寿命末期にある場合には点灯状態に移行しない。該
動作が3秒位続くと(時刻t2)、PTCサーミスタは
余熱電流によって高温となり、抵抗値は数Ωから6KΩ
程度まで上昇する(図5(a)中の)。この高抵抗に
よって、ランプフィラメントおよび安定器に流れる電流
は15mA程度に低下し(図5(b)中の)、安定器
の過熱が防止される。この動作がPTCサーミスタによ
る過熱防止作用である。このとき、サイリスタThyは
コンデンサC2に流れ込む充電電流によってトリガーさ
れ続け、上記した微小電流が持続して流れる。そのた
め、PTCサーミスタは高温,高抵抗の状態を保持する
ことになる(図5(a)中の)。
と、PTCサーミスタは低温のため低抵抗であり(図5
(b)中の)、サイリスタThyはゲートトリガー電
流IGTよりも高いゲート電流IG によってターンオンし
て余熱電流が流れ、ターンオフ時にパルスが発生する。
正常な蛍光灯の場合には、このパルスによって点灯する
が、寿命末期にある場合には点灯状態に移行しない。該
動作が3秒位続くと(時刻t2)、PTCサーミスタは
余熱電流によって高温となり、抵抗値は数Ωから6KΩ
程度まで上昇する(図5(a)中の)。この高抵抗に
よって、ランプフィラメントおよび安定器に流れる電流
は15mA程度に低下し(図5(b)中の)、安定器
の過熱が防止される。この動作がPTCサーミスタによ
る過熱防止作用である。このとき、サイリスタThyは
コンデンサC2に流れ込む充電電流によってトリガーさ
れ続け、上記した微小電流が持続して流れる。そのた
め、PTCサーミスタは高温,高抵抗の状態を保持する
ことになる(図5(a)中の)。
【0009】蛍光灯電子点灯装置において、サイリスタ
ThyとPTCサーミスタは小容量のケース内に収めら
れているため、サイリスタThyはPTCサーミスタの
発熱の影響を受けて温度が高くなり(図5(a)中の
)、図6に示すような、高温度ほど小さくなるゲート
トリガー電流IGTの温度特性によって、ゲートトリガー
電流IGTは低下する。一方、図4に示す従来の電子点灯
装置の回路構成では、充電回路を流れる電流はほぼゲー
ト電流IG となるため、ゲート電流IG はゲートトリガ
ー電流IGTより大きな状態にあり(図5(b)中の
)、サイリスタThyは連続してトリガーされること
になる。
ThyとPTCサーミスタは小容量のケース内に収めら
れているため、サイリスタThyはPTCサーミスタの
発熱の影響を受けて温度が高くなり(図5(a)中の
)、図6に示すような、高温度ほど小さくなるゲート
トリガー電流IGTの温度特性によって、ゲートトリガー
電流IGTは低下する。一方、図4に示す従来の電子点灯
装置の回路構成では、充電回路を流れる電流はほぼゲー
ト電流IG となるため、ゲート電流IG はゲートトリガ
ー電流IGTより大きな状態にあり(図5(b)中の
)、サイリスタThyは連続してトリガーされること
になる。
【0010】この状態で寿命末期の蛍光灯を寿命初期の
蛍光灯に交換すると、上記のようにPTCサーミスタが
高温の状態では蛍光灯に流れる余熱電流は、正常な値よ
り異常に小さいため、蛍光灯を交換したにもかかわらず
点灯しないことになる。
蛍光灯に交換すると、上記のようにPTCサーミスタが
高温の状態では蛍光灯に流れる余熱電流は、正常な値よ
り異常に小さいため、蛍光灯を交換したにもかかわらず
点灯しないことになる。
【0011】通常、蛍光灯の交換作業に要する時間は2
0〜30秒であるのに対して、PTCサーミスタの温度
が低下して、蛍光灯の点灯に充分な電流が流れるまでお
よそ1.5〜2分の時間を要する。そのため、交換時に
蛍光灯を点灯させるためには、PTCサーミスタの温度
が低下した後に電源を再投入する必要があり、蛍光灯の
交換に時間を要するとともに操作が煩雑となるという問
題がある。特に、多数の蛍光灯の交換を行う場合には電
源を切ることなく行う場合が一般的であるため、蛍光灯
の交換と同時に点灯しないという問題は交換作業に大き
な支障を生じることになる。
0〜30秒であるのに対して、PTCサーミスタの温度
が低下して、蛍光灯の点灯に充分な電流が流れるまでお
よそ1.5〜2分の時間を要する。そのため、交換時に
蛍光灯を点灯させるためには、PTCサーミスタの温度
が低下した後に電源を再投入する必要があり、蛍光灯の
交換に時間を要するとともに操作が煩雑となるという問
題がある。特に、多数の蛍光灯の交換を行う場合には電
源を切ることなく行う場合が一般的であるため、蛍光灯
の交換と同時に点灯しないという問題は交換作業に大き
な支障を生じることになる。
【0012】そこで、本発明は前記した従来の問題点を
解決して、安定器の過熱防止等のためのPTCサーミス
タを備えた蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換
時の不点灯を防止し、迅速な点灯を可能とすることを目
的とする。
解決して、安定器の過熱防止等のためのPTCサーミス
タを備えた蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換
時の不点灯を防止し、迅速な点灯を可能とすることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光灯電子点灯
装置は、正の温度係数を持つ抵抗素子による安定器の過
熱保護を行うと同時に、不点灯時に正の温度係数を持つ
抵抗素子に流れる連続ゲート電流の電流値を減少させる
ことによって正の温度係数を持つ抵抗素子の温度上昇を
抑え、これによって、サイリスタの温度上昇を抑制して
ゲートトリガー電流を上昇させてサイリスタのトリガー
動作を停止させ、蛍光灯に点灯に充分な電流が流れるよ
うに正の温度係数を持つ抵抗素子の温度を低下させ、交
換後の蛍光灯の点灯を容易にするものである。
装置は、正の温度係数を持つ抵抗素子による安定器の過
熱保護を行うと同時に、不点灯時に正の温度係数を持つ
抵抗素子に流れる連続ゲート電流の電流値を減少させる
ことによって正の温度係数を持つ抵抗素子の温度上昇を
抑え、これによって、サイリスタの温度上昇を抑制して
ゲートトリガー電流を上昇させてサイリスタのトリガー
動作を停止させ、蛍光灯に点灯に充分な電流が流れるよ
うに正の温度係数を持つ抵抗素子の温度を低下させ、交
換後の蛍光灯の点灯を容易にするものである。
【0014】そこで、本発明の蛍光灯電子点灯装置は、
交流電源と安定器と予熱電極付蛍光灯の直列回路と、予
熱電極付蛍光灯の非電源側予熱電極端子間において、ア
ノード端子を安定器側に接続する一方向性制御極付サイ
リスタに一方の抵抗素子が正の温度係数を持つ並列抵抗
回路を直列接続した直列回路と、一方向性制御極付サイ
リスタの制御極に接続する充電回路とを備えた構成とす
る。この一方の抵抗素子が正の温度係数を持つ並列抵抗
回路を一方向性制御極付サイリスタに接続する回路構成
とすることによって、蛍光灯が不点灯の場合に充電回路
から供給される電流を分流し、一方向性制御極付サイリ
スタに流れる連続ゲート電流の電流値を減少させ、正の
温度係数を持つ抵抗素子の温度上昇を抑え、サイリスタ
のトリガー動作を停止させる。
交流電源と安定器と予熱電極付蛍光灯の直列回路と、予
熱電極付蛍光灯の非電源側予熱電極端子間において、ア
ノード端子を安定器側に接続する一方向性制御極付サイ
リスタに一方の抵抗素子が正の温度係数を持つ並列抵抗
回路を直列接続した直列回路と、一方向性制御極付サイ
リスタの制御極に接続する充電回路とを備えた構成とす
る。この一方の抵抗素子が正の温度係数を持つ並列抵抗
回路を一方向性制御極付サイリスタに接続する回路構成
とすることによって、蛍光灯が不点灯の場合に充電回路
から供給される電流を分流し、一方向性制御極付サイリ
スタに流れる連続ゲート電流の電流値を減少させ、正の
温度係数を持つ抵抗素子の温度上昇を抑え、サイリスタ
のトリガー動作を停止させる。
【0015】本発明の蛍光灯電子点灯装置によれば、充
電回路等の短絡によって蛍光灯に電流が流れ続ける場合
には、一方向性制御極付サイリスタに直列接続した正の
温度係数を持つ抵抗素子の抵抗値が上昇して該電流値を
低下させ、安定器の過熱防止を行う。
電回路等の短絡によって蛍光灯に電流が流れ続ける場合
には、一方向性制御極付サイリスタに直列接続した正の
温度係数を持つ抵抗素子の抵抗値が上昇して該電流値を
低下させ、安定器の過熱防止を行う。
【0016】また、不点灯時に一方向性制御極付サイリ
スタが連続してトリガー動作を行う場合には、トリガー
動作によって流れる電流を並列接続した抵抗素子に分流
させて、正の温度係数を持つ抵抗素子に流れる連続ゲー
ト電流を減少させることにより温度上昇を抑える。これ
によって、該抵抗素子の熱の影響下にある一方向性制御
極付サイリスタの温度特性によってゲートトリガー電流
を上昇させ、トリガー動作を停止させる。このトリガー
動作の停止によって正の温度係数を持つ抵抗素子の温度
を低下させ、蛍光灯を点灯するに充分な電流が流れる状
態とする。この状態で、蛍光灯の交換を行えば、点灯に
充分な電流が流れるため交換と同時に蛍光灯を点灯させ
ることが可能となる。
スタが連続してトリガー動作を行う場合には、トリガー
動作によって流れる電流を並列接続した抵抗素子に分流
させて、正の温度係数を持つ抵抗素子に流れる連続ゲー
ト電流を減少させることにより温度上昇を抑える。これ
によって、該抵抗素子の熱の影響下にある一方向性制御
極付サイリスタの温度特性によってゲートトリガー電流
を上昇させ、トリガー動作を停止させる。このトリガー
動作の停止によって正の温度係数を持つ抵抗素子の温度
を低下させ、蛍光灯を点灯するに充分な電流が流れる状
態とする。この状態で、蛍光灯の交換を行えば、点灯に
充分な電流が流れるため交換と同時に蛍光灯を点灯させ
ることが可能となる。
【0017】従って、本発明の蛍光灯電子点灯装置によ
る正の温度係数を持つ抵抗素子は、安定器の過熱保護を
行うと同時に、不点灯時における温度上昇を抑制して、
蛍光灯の交換時の点灯を容易とすることができる。
る正の温度係数を持つ抵抗素子は、安定器の過熱保護を
行うと同時に、不点灯時における温度上昇を抑制して、
蛍光灯の交換時の点灯を容易とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の蛍光灯電
子点灯装置を説明するための回路図である。 (蛍光灯電子点灯装置の構成例)図1において、蛍光灯
電子点灯装置の構成は、交流電源Eと安定器と予熱電極
付蛍光灯FLの直列回路と、前記予熱電極付蛍光灯FL
の非電源側予熱電極端子h1,h2間に、アノード端子
を安定器側に接続する一方向性制御極付サイリスタTh
yと、第一の抵抗R1と第二の抵抗R2を直列接続して
なる分圧回路と、、第一のコンデンサC2と第三の抵抗
R6の並列回路にダイオードD3を直列接続した充放電
回路とを備え、分圧回路を一方向性制御極付サイリスタ
Thyと並列接続し、分圧回路を第一の抵抗R1と第二
の抵抗R2の接続点Aと一方向性制御極付サイリスタT
hyの制御極との間に接続している。また、第二のコン
デンサC3と第四の抵抗R7の並列回路によって第二の
充放電回路を構成し、その一端を一方向性制御極付サイ
リスタThyの制御極に接続している。
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の蛍光灯電
子点灯装置を説明するための回路図である。 (蛍光灯電子点灯装置の構成例)図1において、蛍光灯
電子点灯装置の構成は、交流電源Eと安定器と予熱電極
付蛍光灯FLの直列回路と、前記予熱電極付蛍光灯FL
の非電源側予熱電極端子h1,h2間に、アノード端子
を安定器側に接続する一方向性制御極付サイリスタTh
yと、第一の抵抗R1と第二の抵抗R2を直列接続して
なる分圧回路と、、第一のコンデンサC2と第三の抵抗
R6の並列回路にダイオードD3を直列接続した充放電
回路とを備え、分圧回路を一方向性制御極付サイリスタ
Thyと並列接続し、分圧回路を第一の抵抗R1と第二
の抵抗R2の接続点Aと一方向性制御極付サイリスタT
hyの制御極との間に接続している。また、第二のコン
デンサC3と第四の抵抗R7の並列回路によって第二の
充放電回路を構成し、その一端を一方向性制御極付サイ
リスタThyの制御極に接続している。
【0019】さらに、一方向性制御極付サイリスタの制
御極と予熱電極端子h2との間に、正の温度係数を持つ
抵抗素子(以下PTCサーミスタという)を第4の抵抗
R7と並列接続する。
御極と予熱電極端子h2との間に、正の温度係数を持つ
抵抗素子(以下PTCサーミスタという)を第4の抵抗
R7と並列接続する。
【0020】安定器はチョークコイルLからなり、コン
デンサC1と抵抗R3とで直列回路を構成している。こ
のコンデンサC1と抵抗R3は、蛍光灯の電流波形の歪
みによって生じるノイズを吸収する雑音防止回路であ
る。また、ダイオードD1と抵抗R4の直列回路が、一
方向性制御極付サイリスタThyの制御極からチョーク
コイルL側の交流電源Eの端子方向を順方向として接続
されている。
デンサC1と抵抗R3とで直列回路を構成している。こ
のコンデンサC1と抵抗R3は、蛍光灯の電流波形の歪
みによって生じるノイズを吸収する雑音防止回路であ
る。また、ダイオードD1と抵抗R4の直列回路が、一
方向性制御極付サイリスタThyの制御極からチョーク
コイルL側の交流電源Eの端子方向を順方向として接続
されている。
【0021】第一の抵抗R1と第二の抵抗R2の直列回
路は、分圧回路を構成し、ランプ電圧を第一の抵抗R1
と第二の抵抗R2の抵抗比で分圧し、該分圧電圧を接続
点Aから第一の充放電回路に印加する。
路は、分圧回路を構成し、ランプ電圧を第一の抵抗R1
と第二の抵抗R2の抵抗比で分圧し、該分圧電圧を接続
点Aから第一の充放電回路に印加する。
【0022】第一の充放電回路は、第一のコンデンサC
2と第三の抵抗R6の並列回路にダイオードD3を直列
接続して構成し、ダイオードD3は接続点Aから制御極
に順方向となるよう接続する。第一の充放電回路の第一
のコンデンサC2には、ダイオードD3の順方向電流に
よって充電が行われ、その時定数は分圧回路および第一
の充放電回路の抵抗値と容量によって定まる。なお、抵
抗R6の両端電圧は第一のコンデンサC2の充電電圧と
等しくなる。
2と第三の抵抗R6の並列回路にダイオードD3を直列
接続して構成し、ダイオードD3は接続点Aから制御極
に順方向となるよう接続する。第一の充放電回路の第一
のコンデンサC2には、ダイオードD3の順方向電流に
よって充電が行われ、その時定数は分圧回路および第一
の充放電回路の抵抗値と容量によって定まる。なお、抵
抗R6の両端電圧は第一のコンデンサC2の充電電圧と
等しくなる。
【0023】一方向性制御極付サイリスタThyのター
ンオンするためのトリガは、第一の充放電回路の充電電
流がゲート電流として制御極に流入することにより行わ
れる。また、一方向性制御極付サイリスタThyのター
ンオフは、交流電源の逆方向電圧の印加によって、制御
極側からダイオードD1の順方向に電流が流れることに
よって行われる。
ンオンするためのトリガは、第一の充放電回路の充電電
流がゲート電流として制御極に流入することにより行わ
れる。また、一方向性制御極付サイリスタThyのター
ンオフは、交流電源の逆方向電圧の印加によって、制御
極側からダイオードD1の順方向に電流が流れることに
よって行われる。
【0024】第一の充放電回路の第一のコンデンサC2
の充電が完了した状態では充電電流が流れないが、第三
の抵抗R6を介して制御極側に電流がゲート電流として
流れる。この抵抗R6を流れる電流によってサイリスタ
がオンしないように、サイリスタをオンさせない程度の
電流値となるよう抵抗R6の抵抗値を調整する。これに
よって、トリガは停止する。また、第一の充放電回路の
第一のコンデンサC2の放電は第三の抵抗R6を介して
行われる。
の充電が完了した状態では充電電流が流れないが、第三
の抵抗R6を介して制御極側に電流がゲート電流として
流れる。この抵抗R6を流れる電流によってサイリスタ
がオンしないように、サイリスタをオンさせない程度の
電流値となるよう抵抗R6の抵抗値を調整する。これに
よって、トリガは停止する。また、第一の充放電回路の
第一のコンデンサC2の放電は第三の抵抗R6を介して
行われる。
【0025】また、第二の充放電回路を構成する第二の
コンデンサC3は、サイリスタのオフにより生じる高圧
パルスやランプ電圧に生じるひげ状電圧を吸収し、これ
によって、サイリスタが誤動作するのを防止する。ま
た、第四の抵抗R7は、第二のコンデンサC3に充電さ
れた電荷を放電するとともに、サイリスタのゲートを保
護する。
コンデンサC3は、サイリスタのオフにより生じる高圧
パルスやランプ電圧に生じるひげ状電圧を吸収し、これ
によって、サイリスタが誤動作するのを防止する。ま
た、第四の抵抗R7は、第二のコンデンサC3に充電さ
れた電荷を放電するとともに、サイリスタのゲートを保
護する。
【0026】PTCサーミスタは、チタン酸バリウム等
を主成分とする正の温度係数を持つ抵抗素子であり、流
れる電流によって発熱し、該発熱によって温度が上昇す
るとともに抵抗値も上昇する抵抗素子である。蛍光灯電
子点灯装置の交流電源Eと安定器と予熱電極付蛍光灯F
Lの直列回路中にPTCサーミスタを直列に接続する
と、余熱電流が流れ続けた場合には、PTCサーミスタ
は余熱電流によって発熱し、その正の温度係数により高
まる抵抗値によって余熱電流を微小電流に抑え、これに
より安定器の過熱を防止する効果を奏する。
を主成分とする正の温度係数を持つ抵抗素子であり、流
れる電流によって発熱し、該発熱によって温度が上昇す
るとともに抵抗値も上昇する抵抗素子である。蛍光灯電
子点灯装置の交流電源Eと安定器と予熱電極付蛍光灯F
Lの直列回路中にPTCサーミスタを直列に接続する
と、余熱電流が流れ続けた場合には、PTCサーミスタ
は余熱電流によって発熱し、その正の温度係数により高
まる抵抗値によって余熱電流を微小電流に抑え、これに
より安定器の過熱を防止する効果を奏する。
【0027】なお、コンデンサC4は、低温点灯時、各
半サイクル毎の再トリガー時に、蛍光灯FLの電圧ピー
ク値がパルス状に高くなるため、この電圧によってサイ
リスタThyが再びターンオンしいなようにするための
積分用のコンデンサである。なお、第一の充放電回路中
のダイオード、抵抗、およびコンデンサの接続順は、電
気的特性を変えない範囲で変更することができる。ま
た、サイリスタThyのトリガ特性等のバラツキは、点
Aにおける分圧電圧の調整や、点AとサイリスタThy
の制御極間への抵抗の挿入によって調整することができ
る。
半サイクル毎の再トリガー時に、蛍光灯FLの電圧ピー
ク値がパルス状に高くなるため、この電圧によってサイ
リスタThyが再びターンオンしいなようにするための
積分用のコンデンサである。なお、第一の充放電回路中
のダイオード、抵抗、およびコンデンサの接続順は、電
気的特性を変えない範囲で変更することができる。ま
た、サイリスタThyのトリガ特性等のバラツキは、点
Aにおける分圧電圧の調整や、点AとサイリスタThy
の制御極間への抵抗の挿入によって調整することができ
る。
【0028】(蛍光灯電子点灯装置の第一の構成例の動
作)以下、第一の構成例の動作例を、(A)蛍光灯の点
灯動作、(B)短絡等による安定器の過熱防止動作、
(C)蛍光灯FLの交換動作の各動作について説明す
る。
作)以下、第一の構成例の動作例を、(A)蛍光灯の点
灯動作、(B)短絡等による安定器の過熱防止動作、
(C)蛍光灯FLの交換動作の各動作について説明す
る。
【0029】(A)蛍光灯の点灯;電源Eの電圧が一方
向性制御極付サイリスタThyの順方向に上昇すると、
蛍光灯FLのランプ電圧が上昇し、分圧回路の抵抗R1
と抵抗R2の抵抗比で分圧された電圧が、各抵抗R1,
R2に形成される。第一のコンデンサC2は、この分圧
電圧によって充電が行われ、充電電流が流れる。
向性制御極付サイリスタThyの順方向に上昇すると、
蛍光灯FLのランプ電圧が上昇し、分圧回路の抵抗R1
と抵抗R2の抵抗比で分圧された電圧が、各抵抗R1,
R2に形成される。第一のコンデンサC2は、この分圧
電圧によって充電が行われ、充電電流が流れる。
【0030】第一のコンデンサC2への充電電流は、サ
イリスタの制御電極にゲート電流として入力し、サイリ
スタをトリガしてターンオンさせる。これによって、電
源E,チョークコイルL,蛍光灯電極h1,サイリスタ
Thyのアノード,サイリスタThyのカソード,ダイ
オードD3,蛍光灯電極h2,電源Eの順で予熱電流が
流れ、蛍光灯電極h1とh2を加熱する。この予熱電流
はチョークコイルLのインダクタンス成分によって遅れ
電流となり、電源電圧が逆方向となってもしばらく流れ
続ける。
イリスタの制御電極にゲート電流として入力し、サイリ
スタをトリガしてターンオンさせる。これによって、電
源E,チョークコイルL,蛍光灯電極h1,サイリスタ
Thyのアノード,サイリスタThyのカソード,ダイ
オードD3,蛍光灯電極h2,電源Eの順で予熱電流が
流れ、蛍光灯電極h1とh2を加熱する。この予熱電流
はチョークコイルLのインダクタンス成分によって遅れ
電流となり、電源電圧が逆方向となってもしばらく流れ
続ける。
【0031】電源電圧が逆方向となると、ダイオードD
1,抵抗R4を通じてサイリスタThyの制御極からチ
ョークコイルLの電源側に予熱電流と逆の電流が流れ
る。この逆電流によって、予熱電流は急速に減少し、サ
イリスタThyはターンオフする。このサイリスタTh
yのターンオフによって、チョークコイルLから高圧パ
ルスが発生し、該高圧パルスは蛍光灯FLの両端に印加
される。また、逆方向の電圧が印加された場合、ダイオ
ードD3はオフとなって第一のコンデンサC2からの放
電を阻止するため、第一のコンデンサC2に充電された
電荷はダイオードD3によって保持される。
1,抵抗R4を通じてサイリスタThyの制御極からチ
ョークコイルLの電源側に予熱電流と逆の電流が流れ
る。この逆電流によって、予熱電流は急速に減少し、サ
イリスタThyはターンオフする。このサイリスタTh
yのターンオフによって、チョークコイルLから高圧パ
ルスが発生し、該高圧パルスは蛍光灯FLの両端に印加
される。また、逆方向の電圧が印加された場合、ダイオ
ードD3はオフとなって第一のコンデンサC2からの放
電を阻止するため、第一のコンデンサC2に充電された
電荷はダイオードD3によって保持される。
【0032】蛍光灯FLは、この高圧パルスによって放
電を開始し、点灯が行われる。高圧パルスの印加によっ
ても放電が開始しない場合には、交流電源Eの次の周期
で前記と同様の動作を繰り返す。通常、約0.7秒間の
35回(50サイクルの場合)程度の繰り返しで蛍光灯
FLは放電を開始する。
電を開始し、点灯が行われる。高圧パルスの印加によっ
ても放電が開始しない場合には、交流電源Eの次の周期
で前記と同様の動作を繰り返す。通常、約0.7秒間の
35回(50サイクルの場合)程度の繰り返しで蛍光灯
FLは放電を開始する。
【0033】蛍光灯FLの放電の開始により蛍光灯FL
のランプ電圧は低下する。このランプ電圧の低下に伴
い、充放電回路中の第一のコンデンサC2に印加される
電圧も低下する。第一のコンデンサC2は0.7秒の充
電時間では充電が未完了であるため、順方向電圧の場合
に約70V程度のランプ電圧の分圧電圧で充電が続行さ
れ、通常、放電開始後約1秒で充電が完了するようコン
デンサと抵抗の値を設定する。
のランプ電圧は低下する。このランプ電圧の低下に伴
い、充放電回路中の第一のコンデンサC2に印加される
電圧も低下する。第一のコンデンサC2は0.7秒の充
電時間では充電が未完了であるため、順方向電圧の場合
に約70V程度のランプ電圧の分圧電圧で充電が続行さ
れ、通常、放電開始後約1秒で充電が完了するようコン
デンサと抵抗の値を設定する。
【0034】第一のコンデンサC2の充電が完了する
と、サイリスタThyの制御極への充電電流が止まる。
この充電完了による充電電流の停止時においても、第一
の充放電回路中の第三の抵抗R6を通して電流が制御極
側に流れる。この電流が大きな場合には、サイリスタT
hyをオンさせて誤動作となる。そこで、抵抗R6を流
れる電流がサイリスタThyをオンさせない程度となる
ように、第三の抵抗R6の抵抗値を調節する。この抵抗
値の調節は、あらかじめ実験等によって設定することが
できる。これによって、第一の充放電回路が充電完了し
た後は、トリガは停止し蛍光灯FLは正常点灯の状態と
なる。
と、サイリスタThyの制御極への充電電流が止まる。
この充電完了による充電電流の停止時においても、第一
の充放電回路中の第三の抵抗R6を通して電流が制御極
側に流れる。この電流が大きな場合には、サイリスタT
hyをオンさせて誤動作となる。そこで、抵抗R6を流
れる電流がサイリスタThyをオンさせない程度となる
ように、第三の抵抗R6の抵抗値を調節する。この抵抗
値の調節は、あらかじめ実験等によって設定することが
できる。これによって、第一の充放電回路が充電完了し
た後は、トリガは停止し蛍光灯FLは正常点灯の状態と
なる。
【0035】(B)短絡等による安定器の過熱の防止動
作;電子点灯装置において、サイリスタThyのアノー
ド,カソード間や充電回路中のコンデンサC2において
短絡故障が発生すると、サイリスタThyにゲート電流
が連続して流れ、サイリスタThyのターンオンが続行
することになる。サイリスタThyがターンオフを続け
ると、電源Eと安定器と蛍光灯FLの直列回路に余熱電
流が流れ続けるため、コイル部分を備えた安定器は発熱
して過熱状態となる。
作;電子点灯装置において、サイリスタThyのアノー
ド,カソード間や充電回路中のコンデンサC2において
短絡故障が発生すると、サイリスタThyにゲート電流
が連続して流れ、サイリスタThyのターンオンが続行
することになる。サイリスタThyがターンオフを続け
ると、電源Eと安定器と蛍光灯FLの直列回路に余熱電
流が流れ続けるため、コイル部分を備えた安定器は発熱
して過熱状態となる。
【0036】そこで、一方向性制御極付サイリスタの制
御極と予熱電極端子h2との間等の電源Eと安定器と蛍
光灯FLの直列回路内に、PTCサーミスタ等の正の温
度係数を持つ抵抗素子を直列に接続しておくと、PTC
サーミスタは余熱電流によって加熱されて温度が上昇す
る。PTCサーミスタの温度係数は正であるため、この
温度上昇によって抵抗値も上昇して高抵抗となる。
御極と予熱電極端子h2との間等の電源Eと安定器と蛍
光灯FLの直列回路内に、PTCサーミスタ等の正の温
度係数を持つ抵抗素子を直列に接続しておくと、PTC
サーミスタは余熱電流によって加熱されて温度が上昇す
る。PTCサーミスタの温度係数は正であるため、この
温度上昇によって抵抗値も上昇して高抵抗となる。
【0037】PTCサーミスタの抵抗値が高抵抗となる
と、余熱電流の電流値が減少し、安定器に流れる電流が
低下する。これによって、安定器は加熱されなくなり、
過熱状態となることを防止することができる。従って、
短絡故障等による安定器の過熱を防止することができ
る。
と、余熱電流の電流値が減少し、安定器に流れる電流が
低下する。これによって、安定器は加熱されなくなり、
過熱状態となることを防止することができる。従って、
短絡故障等による安定器の過熱を防止することができ
る。
【0038】(C)蛍光灯FLの交換動作;図3は、本
発明の蛍光灯電子点灯装置の動作を説明するための図で
あり、図3(a)はサイリスタThyとPTCサーミス
タの温度変化を示す図であり、図3(b)はゲート電流
IG およびゲートトリガー電流IGTの温度変化を示す図
である。なお、ゲートトリガー電流IGTはサイリスタT
hyがターンオンするために要する電流値である。
発明の蛍光灯電子点灯装置の動作を説明するための図で
あり、図3(a)はサイリスタThyとPTCサーミス
タの温度変化を示す図であり、図3(b)はゲート電流
IG およびゲートトリガー電流IGTの温度変化を示す図
である。なお、ゲートトリガー電流IGTはサイリスタT
hyがターンオンするために要する電流値である。
【0039】時刻t1に電源投入(図3中の)する
と、PTCサーミスタは初期状態にあって低温であるた
め低抵抗であり、ゲート電流IG はゲートトリガー電流
IGTよりも高いため(図3(b)中の)、サイリスタ
Thyはターンオンして余熱電流が流れ、電源の半周期
毎の逆方向電圧によるターンオフによってパルスが発生
する。正常な蛍光灯の場合にはこのパルスによって点灯
するが、寿命末期にある場合には点灯状態に移行せず、
コンデンサC2にはVmax =141Vの正弦波が印加さ
れるため、約3秒の充電時間を要する。該動作が3〜6
秒続くと(時刻t2)、PTCサーミスタは余熱電流に
よって加熱されて高温となり、抵抗値は数Ωから6KΩ
程度まで上昇する(図3(a)中の)。この高抵抗に
よって、ランプフィラメントおよび安定器に流れる電流
は15mA程度に低下し(図3(b)中の)、安定器
の過熱が防止される。
と、PTCサーミスタは初期状態にあって低温であるた
め低抵抗であり、ゲート電流IG はゲートトリガー電流
IGTよりも高いため(図3(b)中の)、サイリスタ
Thyはターンオンして余熱電流が流れ、電源の半周期
毎の逆方向電圧によるターンオフによってパルスが発生
する。正常な蛍光灯の場合にはこのパルスによって点灯
するが、寿命末期にある場合には点灯状態に移行せず、
コンデンサC2にはVmax =141Vの正弦波が印加さ
れるため、約3秒の充電時間を要する。該動作が3〜6
秒続くと(時刻t2)、PTCサーミスタは余熱電流に
よって加熱されて高温となり、抵抗値は数Ωから6KΩ
程度まで上昇する(図3(a)中の)。この高抵抗に
よって、ランプフィラメントおよび安定器に流れる電流
は15mA程度に低下し(図3(b)中の)、安定器
の過熱が防止される。
【0040】コンデンサC2の充電電流は、抵抗R7と
PTCサーミスタの並列抵抗回路において各抵抗値に応
じた電流値で分流される。図2は図1中の一点鎖線で囲
んだ回路部の等価回路であり、コンデンサC2の充電電
流は並列抵抗回路の抵抗値に応じてIG とIR7に分流さ
れる。この分流によって抵抗R7に流れる電流IR7とP
TCサーミスタの流れる電流IG の電流比は、サイリス
タThyのゲート・カソート間の内部抵抗RGKおよびP
TCサーミスタの抵抗値の和と、抵抗R7の抵抗値の逆
数の比となるが、このときPTCサーミスタは高抵抗と
なっているため、PTCサーミスタの流れる電流IG は
微小電流となる。なお、PTCサーミスタの抵抗値は、
内部抵抗RGKのおよそ3倍程度の大きさとなる。
PTCサーミスタの並列抵抗回路において各抵抗値に応
じた電流値で分流される。図2は図1中の一点鎖線で囲
んだ回路部の等価回路であり、コンデンサC2の充電電
流は並列抵抗回路の抵抗値に応じてIG とIR7に分流さ
れる。この分流によって抵抗R7に流れる電流IR7とP
TCサーミスタの流れる電流IG の電流比は、サイリス
タThyのゲート・カソート間の内部抵抗RGKおよびP
TCサーミスタの抵抗値の和と、抵抗R7の抵抗値の逆
数の比となるが、このときPTCサーミスタは高抵抗と
なっているため、PTCサーミスタの流れる電流IG は
微小電流となる。なお、PTCサーミスタの抵抗値は、
内部抵抗RGKのおよそ3倍程度の大きさとなる。
【0041】従って、ゲート電流IG は、サイリスタT
hyをトリガーするに要するゲートトリガー電流IGT以
下となり(図3(b)中の)、サイリスタThyのト
リガー動作は停止する。
hyをトリガーするに要するゲートトリガー電流IGT以
下となり(図3(b)中の)、サイリスタThyのト
リガー動作は停止する。
【0042】サイリスタThyとPTCサーミスタは、
通常小容量の同一ケース内に収められているため、サイ
リスタThyはPTCサーミスタの発熱の影響を受けて
温度が高くなるが(図3(a)中の)、サイリスタT
hyのトリガー動作の停止すると発熱による加熱がなく
なるため、サイリスタThyは冷却されて温度が低下す
る(図3(a)中の,時刻t3)。図6のゲートトリ
ガー電流IGTの温度特性に示すように、サイリスタTh
yの温度低下によって、ゲートトリガー電流IGTは上昇
するため、ゲート電流IG との差が益々大きくなりトリ
ガー動作が困難となる(図3(b)中の)。さらに、
コンデンサC2の充電が進むため、トリガー動作は完全
に停止することになる。
通常小容量の同一ケース内に収められているため、サイ
リスタThyはPTCサーミスタの発熱の影響を受けて
温度が高くなるが(図3(a)中の)、サイリスタT
hyのトリガー動作の停止すると発熱による加熱がなく
なるため、サイリスタThyは冷却されて温度が低下す
る(図3(a)中の,時刻t3)。図6のゲートトリ
ガー電流IGTの温度特性に示すように、サイリスタTh
yの温度低下によって、ゲートトリガー電流IGTは上昇
するため、ゲート電流IG との差が益々大きくなりトリ
ガー動作が困難となる(図3(b)中の)。さらに、
コンデンサC2の充電が進むため、トリガー動作は完全
に停止することになる。
【0043】この状態で寿命末期の蛍光灯を寿命初期の
蛍光灯に交換すると、上記のようにPTCサーミスタの
温度が低下しているため抵抗値が下がり、蛍光灯に流れ
る余熱電流が正常になるため、蛍光灯の交換と同時に点
灯が可能となる。
蛍光灯に交換すると、上記のようにPTCサーミスタの
温度が低下しているため抵抗値が下がり、蛍光灯に流れ
る余熱電流が正常になるため、蛍光灯の交換と同時に点
灯が可能となる。
【0044】従って、多数の蛍光灯の交換を電源を切る
ことなく行う場合であっても、本発明の蛍光灯電子点灯
装置によれば、蛍光灯の交換と同時に点灯するため、交
換作業を短時間とし作業量を少なくすることができる。
ことなく行う場合であっても、本発明の蛍光灯電子点灯
装置によれば、蛍光灯の交換と同時に点灯するため、交
換作業を短時間とし作業量を少なくすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安定器の過熱防止等のためのPTCサーミスタを備えた
蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換時の不点灯
を防止し、迅速な点灯を可能とすることができる。
安定器の過熱防止等のためのPTCサーミスタを備えた
蛍光灯電子点灯装置において、蛍光灯の交換時の不点灯
を防止し、迅速な点灯を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光灯電子点灯装置を説明するための
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明の蛍光灯電子点灯装置のPTCサーミス
タ部分の等価回路である。
タ部分の等価回路である。
【図3】本発明の蛍光灯電子点灯装置の動作を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】従来の電子点灯装置を説明するための回路図で
ある。
ある。
【図5】従来の蛍光灯電子点灯装置の動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図6】サイリスタのゲートトリガー電流の温度特性図
である。
である。
E 交流電源 FL 予熱電極付蛍光灯 h1,h2 予熱電極端子 Thy 一方向性制御極付サイリスタ R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7 抵抗 D1,D2,D3 ダイオード C1,C2,C3 コンデンサ L チョークコイル E 交流電源 PTC PTCサーミスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源と安定器と予熱電極付蛍光灯の
直列回路と、前記予熱電極付蛍光灯の非電源側予熱電極
端子間において、アノード端子を安定器側に接続する一
方向性制御極付サイリスタに一方の抵抗素子が正の温度
係数を持つ並列抵抗回路を直列接続した直列回路と、一
方向性制御極付サイリスタの制御極に接続する充電回路
とを備えたことを特徴とする蛍光灯電子点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35252496A JPH10172772A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 蛍光灯電子点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35252496A JPH10172772A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 蛍光灯電子点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172772A true JPH10172772A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18424659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35252496A Withdrawn JPH10172772A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 蛍光灯電子点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172772A (ja) |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP35252496A patent/JPH10172772A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |