JPH10172834A - 高圧受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造 - Google Patents

高圧受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造

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JPH10172834A
JPH10172834A JP8342566A JP34256696A JPH10172834A JP H10172834 A JPH10172834 A JP H10172834A JP 8342566 A JP8342566 A JP 8342566A JP 34256696 A JP34256696 A JP 34256696A JP H10172834 A JPH10172834 A JP H10172834A
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JP
Japan
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transformer
tap
hole
mounting hole
insulating
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JP8342566A
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Makoto Yamamoto
山本  誠
Isao Karasawa
功 唐澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃や点検作業に際しての感電事故の発生を
防止する。 【解決手段】 トランスTrの絶縁モールド材14に、
高圧ケーブル26が挿入可能な取付穴28が上方に開放
して穿設される。取付穴28の内部に、上下方向に所定
間隔離間して複数のタップ30が、取付穴28の内周面
に露出する状態で配設される。各タップ30は夫々1次
コイル10に接続され、高圧ケーブル26の接続金具3
2を任意のタップ30に接続することでタップ電圧が切
換えられる。絶縁モールド材14に、取付穴28を挟ん
で各タップ30と対向する部位に固定手段42が夫々配
設され、固定手段42により接続金具32をタップ30
に接触状態で位置決め固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧受変電用ト
ランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造に関し、
更に詳細には、トランスのコイルの周りに絶縁モールド
材を充填してブロック化したトランスにおいて、高圧側
および低圧側の端子を密封したことにより安全性を極め
て高いものとした高圧受変電用トランスにおける充電接
続部の防水漏電防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所等に設置されるキュービクルの内
部には、電力分配用のトランスを中心として電流測定用
の変流器、電圧測定用の計器用変圧器等が所要の配置で
配設され、各機器はケーブルで接続されるようになって
いる。なお前記トランスとしては、その劣化および絶縁
保護のために合成樹脂等によりモールドした乾式のモー
ルドトランスが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記トランスにおいて
は、トランスの1次コイル(高圧側)に接続する高圧ケー
ブルおよび2次コイル(低圧側)に接続する低圧ケーブル
は、トランスにおけるモールド材の外部に導出したタッ
プに接続していた。すなわち、高圧の充電部(タップ)が
外部に露出しているため、この部分を別途カバー部材に
より覆う必要があった。この場合において、変電設備を
構成する各機器の清掃や保守点検作業に際し、作業者が
キュービクルの内部に入って作業を行なっているとき
に、誤って電源の供給を開始してしまい、前記露出する
充電部に作業者が誤って触れて感電死傷事故が発生する
ことがあり、極めて危険な作業となっていた。また電源
の供給状態において、キュービクルの扉を開けて作業者
が手のみを入れて、キュービクルの内部に配設される各
機器に計測器の計測ケーブルを接続して計測作業を行な
うことがあり、この場合にも露出する充電部に作業者が
誤って触れて感電死傷事故が発生することがあった。
【0004】更に、キュービクルの内部には昆虫やねず
み等が進入することが往々にあり、このときには該昆虫
やねずみ等が露出する充電部に触れて感電し、当該トラ
ンスが劣化したり破損する事故を招く問題もあった。す
なわち、従来のキュービクル内においては、作業者の感
電死傷事故やねずみ等に起因する感電事故に対する対策
が不充分であり、例えば作業者の感電死傷事故は、年間
数百件にも上っていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、清掃や保守点検作業に際しての感電事
故の発生を防止し得る高圧受変電用トランスにおける充
電接続部の防水漏電防止構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る高圧受変電用トラ
ンスにおける充電接続部の防水漏電防止構造は、トラン
スのコイルの周りに、エポキシやポリイミド等の合成樹
脂やブチルゴム等の合成ゴムを材質とする絶縁モールド
材を充填してブロック化したトランスにおいて、前記絶
縁モールド材に設けられ、ケーブルおよび該ケーブルの
端部に取付けられた接続金具が挿入される取付穴と、前
記コイルに接続すると共に前記ケーブルの接続金具に電
気的に接触可能な状態で、前記取付穴の内部に配設され
るタップと、前記ケーブルを取付穴に挿入した状態で、
前記接続金具とタップとを接触状態で位置決め固定する
固定手段とから構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る高圧受変電用
トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。
【0008】図1は、実施例に係る防水漏電防止構造を
採用した高圧受変電用トランスの概略斜視図、図2は、
受電用トランスの概略構成を示す要部断面図である。電
力分配用の高圧受変電用トランスTr(単相または三相
等の組合わせ)の1次コイル(高圧側)10と2次コイル
(低圧側)12とが、径方向に離間して同心円状に配置さ
れると共に、外側の2次コイル12に近接して、変流器
CTおよび計器用変圧器PTのコイルが非接触状態で配
置されて、これらコイルを電磁誘導原理により電気的に
接続している。なお、変流器CTおよび計器用変圧器P
Tは、図4に示すように複数配設されるが、図2では模
式的に1基づつのみ示す。そして、トランスTrのコイ
ル10,12、変流器CTおよび計器用変圧器PTのコ
イルの周りに、絶縁モールド材14を充填して一体的に
ブロック化することにより、変流器CTおよび計器用変
圧器PTを内蔵した高圧受変電用トランスTrが構成さ
れる。すなわち、トランスTrのコイル10,12、変
流器CTおよび計器用変圧器PTのコイルは、絶縁モー
ルド材14により一体的にモールド化されて、その充電
部が外部に露出しないようになっている。
【0009】前記絶縁モールド材14としては、エポキ
シ、ポリイミド、ポリエステル等の合成樹脂や、ブチル
ゴム、エチレン・プロピレンゴム等の合成ゴムが好適に
使用されるが、その他の絶縁材料も適宜採用可能であ
る。なお、トランスTrのコイル10,12、変流器C
Tおよび計器用変圧器PTのコイルを一体的にブロック
化した際に、外部に磁界が出ないようにしたり、または
出るようにすることも、適宜選択することが可能であ
る。
【0010】前記トランスTrの絶縁モールド材14に
は、図2に示す如く、1次コイル10の中心軸線に沿っ
て軸方向(図の上下方向)に開放する中心通孔16が形成
され、この中心通孔16にコア(鉄心)18が挿通されて
いる。また絶縁モールド材14には、中心通孔16と平
行な複数の通風孔20が、1次コイル10と2次コイル
12との間や2次コイル12の外側に穿設されて、各通
風孔20は外方に開放している。この通風孔20は、外
部空気を流通させることによってトランスTrの内部で
の温度上昇を抑制し、該トランスTrの出力低下を防止
すると共に、使用寿命を向上させるべく機能する。
【0011】前記2次コイル12の外側に位置する通風
孔20を挟んで該コイル12とは反対側の絶縁モールド
材14の内部には、図2に示す如く、前記変流器CTお
よび計器用変圧器PTにモールド材内に配線されたケー
ブル等により電気的に接続する無線式の発信装置22が
配設されている。この発信装置22は、マイコンや半導
体等の電子回路が好適に使用され、該発信装置22に取
込んだ変流器CTおよび計器用変圧器PTの信号を、ト
ランスTrとは完全に独立分離された無線式の受信装置
24に出力するよう構成されている(図3参照)。また受
信装置24では、発信装置22から出力された信号を受
けて、変流器CTおよび計器用変圧器PTで測定された
電流値や電圧値をデジタル等で表示するよう構成され
る。なお、発信装置22では、変流器CTおよび計器用
変圧器PTの信号を符号化したり、またはそのままの信
号を赤外線や電波、または光伝達等によって受信装置2
4に出力するよう設定される。
【0012】ここで、実施例のトランスTrでは、変流
器CTおよび計器用変圧器PTの信号を小さな電力で作
動する発信装置22で取込んだ後に、受信装置24に出
力して該装置24で測定値を表示するから、変流器CT
および計器用変圧器PTから出力される電力を小さく設
定することができる。すなわち、変流器CTおよび計器
用変圧器PTを小型化し得ると共に発熱等も低く抑える
ことができ、併せてコストを低減することもできる。例
えば計器用変圧器PTの電力としては、5V,1A〜1
0mAとすることが可能である。また計器用変圧器PT
は、強磁界の中で使用されるから、図5に示す如く、磁
気シールド材60で囲繞することが推奨される。なお、
変流器CTについても同様に、磁気シールド材で囲繞す
ることが推奨される。
【0013】前記トランスTrの絶縁モールド材14に
は、図6に示す如く、1次コイル10に接続される高圧
ケーブル26が挿入可能な有底の取付穴28が上方に開
放するよう穿設されている。この取付穴28の内部に
は、上下方向(取付穴28の延在方向)に所定間隔離間し
て複数(実施例では4個)のタップ30が、取付穴28の
内周面に露出する状態で夫々配設されている。これら各
タップ30は、夫々1次コイル10に接続され、高圧ケ
ーブル26の端部に取付けた接続金具32を任意のタッ
プ30に接続することで、タップ電圧が切換えられるよ
うになっている。高圧ケーブル26に取付けられる接続
金具32は、図8に示す如く、前記取付穴28に挿入可
能な直径に設定された円筒状を呈し、その内部にケーブ
ル26の導体34を挿入したもとで電気的に接続する状
態でカシメ付けられたものである。またタップ30の取
付穴28を指向する側面は、該取付穴28の内周と略同
一の円弧状に形成されて、前記高圧ケーブル26の接続
金具32との接触面積を稼ぎ得るようになっている。な
お、各タップ30の離間寸法および接続金具32の長さ
寸法は、接続金具32が1個のタップ30にのみ接触す
るよう設定されている。
【0014】前記絶縁モールド材14の取付穴28と対
応する上端部に、図6に示すように雄ねじ部36が形成
され、該雄ねじ部36に、高圧ケーブル26の挿通を許
容する通孔38aを形成した袋ナット38が螺合される
ようになっている。また袋ナット38の内部には、高圧
ケーブル26の挿通を許容する通孔40aを穿設したゴ
ムパッキン40が収容されるよう構成されている。すな
わち、高圧ケーブル26に袋ナット38とゴムパッキン
40をこの順で通孔38a,40aを介して挿通したも
とで、袋ナット38を前記雄ねじ部36に螺合すること
により、ゴムパッキン40が圧縮変形して通孔40aに
挿通されている高圧ケーブル26および雄ねじ部36の
開放端に密着する(図7参照)。これにより、絶縁モール
ド材14の取付穴28と高圧ケーブル26との間を密封
して外部からの水の浸入を防止すると共に、高圧ケーブ
ル26の抜け止めを行なうようになっている。なお、取
付穴28の内部に絶縁グリス等を塗布することにより、
防水性を向上させることができる。
【0015】前記絶縁モールド材14には、取付穴28
を挟んで各タップ30と対向する部位に固定手段42が
夫々配設され、該固定手段42により前記高圧ケーブル
26の接続金具32をタップ30に接触状態で位置決め
固定するよう構成されている。すなわち、前記取付穴2
8の内周面に露出する状態で配設されたタップ30と取
付穴28を挟んで対向する部位の絶縁モールド材14
に、該取付穴28に連通すると共に交差する方向に延在
して外方に開放する補助通孔44が穿設されている。こ
の補助通孔44には、取付穴28の内周面に一側面が露
出する状態で固定金具46が内挿されている。なお、固
定金具46の取付穴28を指向する側面は、図8に示す
如く、該取付穴28の内周と略同一の円弧状に形成され
て、前記高圧ケーブル26の接続金具32に確実に当接
するよう構成されている。
【0016】前記補助通孔44の外端部近傍には、ナッ
ト48が位置決め固定されており、該ナット48にボル
ト50が螺挿されるようになっている。また補助通孔4
4には、例えばセラミックを材質とする絶縁棒52が摺
動自在に挿通され、その一端部を前記固定金具46に当
接するよう設定している。そして、この絶縁棒52は、
ボルト50をナット48に螺挿することにより、該ボル
ト50の端部が当接して補助通孔44の内部側(取付穴
28側)に押込まれるよう構成されている。すなわち、
前記取付穴28に挿入した高圧ケーブル26の接続金具
32をタップ30と固定金具46との間に臨ませた状態
で、ボルト50をナット48に螺挿することにより、絶
縁棒52を介して固定金具46がタップ30に向けて近
接移動して、接続金具32とタップ30とが接触状態で
位置決め固定される(図7参照)。なお、ボルト50とナ
ット48との間にゴムワッシャ54が介挿され、該ワッ
シャ54により補助通孔44と外部との密封がなされ
て、外部からの水の浸入が防止されるようになってい
る。また補助通孔44の内部に絶縁グリスを塗布してお
くことにより、絶縁性および防水性を向上させることが
できる。
【0017】ここで、タップ電圧の切換えを必要としな
い、他の高圧ケーブル26およびトランスTrの2次コ
イル12に接続する低圧ケーブル56を対応のタップ3
0と接続する部位では、図9に示す如く、絶縁モールド
材14に穿設した取付穴28の内部には1個のタップ3
0のみが配設されると共に、これに対応して固定手段4
2も一個所にのみ配設されている。なお、この場合のタ
ップ30の配設位置は、図に示す如く、高圧ケーブル2
6の接続金具32を取付穴28の底部に当接した位置
で、該接続金具32とタップ30とが接触するよう設定
されている。
【0018】実施例の変流器CTは、絶縁モールド材1
4の内部でトランスTrの2次コイル12とタップ30
とを接続するバー部材62に電気的に接続されるように
なっている。バー部材62に対する変流器CTの接続形
態としては、図10〜図12のものがある。例えば図1
0に示す形態例は、バー部材62に弧状の収納部64を
形成し、この収納部64に、変流器CTのコイルを同心
的に収納することで、該コイルにはバー部材62に流れ
る電流に応じた電力が発生する。このようにバー部材6
2を弧状に形成することで、変流器CTのコイルに効率
的に磁束を集めることができ、バー部材62に流れる電
流が小さい場合であっても、前記電子回路からなる発信
装置22を作動させるのに必要な電力を発生させること
が可能となる。
【0019】図11に示す形態例は、真直なバー部材6
2に変流器CTのコイルを隣接配置するものであって、
この形態例はバー部材62に流れる電流が大きい場合に
好適に使用される。また図12に示す形態例は、リング
状のコア66を真直なバー部材62に外嵌すると共に、
このリング状コア66に変流器CTのコイルを配設した
ものである。そして図12に示す形態例は、図10に示
す形態例と同様に、変流器CTのコイルに効率的に磁束
を集めることができ、バー部材62に流れる電流が小さ
い場合に好適に使用可能である。なお、高圧受変電用ト
ランスTrの内部に、変流器CTおよび計器用変圧器P
Tが配設される概略構成を図16に示す。また発信装置
22の配設位置は、図1の位置以外に図16の位置であ
ってもよく、任意の位置に配設し得るものである。
【0020】
【実施例の作用】前述した実施例に係る高圧受変電用ト
ランスTrは、外装体としてのキュービクル(図示せず)
の内部に収納配置するに際し、該トランスTrから独立
分離された受信装置24を、作業者が点検等に際して見
易い位置(例えばキュービクル内に配設される監視盤等)
に取付ける。また高圧受変電用トランスTrは、キュー
ビクルの内部の状況に応じた向きで設置する。この高圧
受変電用トランスTrは、前記変流器CTや計器用変圧
器PTを絶縁モールド材14で一体的にブロック化する
と共に、変流器CTや計器用変圧器PTで測定した電流
値や電圧値を、絶縁モールド材14の内部に一体的に内
蔵した発信装置22により前記受信装置24に出力する
ものであるから、キュービクルの内部には変流器CTや
計器用変圧器PTに関連する充電部が露出することはな
い。
【0021】前記トランスTrにおいて、タップ電圧を
切換える部位の高圧ケーブル26と1次コイル10とを
接続する場合において、例えば図6において上から2番
目のタップ30に高圧ケーブル26を接続する際には、
以下の手順により行なわれる。すなわち、2番目のタッ
プ30に対応する固定手段42、すなわち絶縁棒52お
よびボルト50を補助通孔44から抜いた状態で、袋ナ
ット38およびゴムパッキン40に挿通した高圧ケーブ
ル26を前記取付穴28に挿入する。そして、高圧ケー
ブル26の接続金具32を、2番目のタップ30と補助
通孔44に内挿した固定金具46との間に臨ませる。な
お、タップ30の位置と接続金具32との位置を一致さ
せるためには、予め高圧ケーブル26におけるタップ3
0の配設深さに対応する位置に目印(図示せず)を付して
おき、該目印の位置まで高圧ケーブル26を取付穴28
に挿入すればよい。また、固定金具46を補助通孔44
に対して挿脱自在に構成すれば、補助通孔44から固定
金具46を抜いた状態で外部から補助通孔44を介して
取付穴28の内部を覗き得るので、これにより接続金具
32の位置を確認することができる。
【0022】次に、前記補助通孔44に絶縁棒52を挿
通したもとで、ゴムワッシャ54を介挿したボルト50
をナット48に螺挿することで、絶縁棒52を介して固
定金具46を前記接続金具32に向けて押付ける。これ
により、図8に示す如く、接続金具32はタップ30に
接触した状態で固定金具46との間で確実に挟持されて
位置決め固定される。また、前記高圧ケーブル26が予
め挿通されていた袋ナット38を、前記雄ねじ部36に
螺合することにより、前記ゴムパッキン40が圧縮変形
してその通孔40aに挿通されている高圧ケーブル26
および雄ねじ部36の開放端に密着する。これにより、
絶縁モールド材14の取付穴28と高圧ケーブル26と
の間が密封されて外部からの水の浸入を防止すると共
に、高圧ケーブル26の抜け止めがなされる。また、ボ
ルト50は絶縁棒52を介して固定金具46に接触して
いるから完全な絶縁がなされ、該ボルト50に触れても
感電することはない。なお、高圧ケーブル26とタップ
30との接続に際しては、予め取付穴28や補助通孔4
4の内部に絶縁グリス等を塗布しておくことが推奨され
る。
【0023】前記高圧ケーブル26が接続されない他の
(上から2番目を除く)タップ30と対応する補助通孔4
4には、図7に示す如く、夫々ボルト50がゴムワッシ
ャ54を介挿した状態で螺挿される。これにより、他の
補助通孔44における防水性を確保し得る。なお、他の
補助通孔44の内部にも絶縁グリス等を塗布しておくこ
とが推奨される。
【0024】また、トランスTrにおけるタップ電圧を
切換える必要のない部位の高圧ケーブル26と1次コイ
ル10との接続、および低圧ケーブル56と2次コイル
12との接続は、高圧ケーブル26(低圧ケーブル56)
の接続金具32を取付穴28の底部に当接する位置まで
挿入する。そして、固定手段42の絶縁棒52を補助通
孔44に挿通したもので、ボルト50をナット48に螺
挿することで、図9に示す如く、接続金具32はタップ
30に接触した状態で固定金具46との間で挟持されて
確実に位置決め固定される。
【0025】すなわち、高圧受変電用トランスTrで
は、高圧ケーブル26や低圧ケーブル56をコイル1
0,12と接続するタップ30を、絶縁モールド材14
の内部に配設し、該タップ30とケーブル26,56の
接続金具32とを絶縁モールド材14の内部で接触状態
で接続するよう構成したから、トランスTrの外部には
高圧の充電部は露出しない。しかも前述した如く、キュ
ービクルの内部には変流器CTや計器用変圧器PTに関
連する充電部も露出しないよう構成されているから、各
機器の清掃や保守点検作業に際して、作業者がキュービ
クルの内部に入って作業を行なっても感電するおそれは
全くない。また変流器CTや計器用変圧器PTをモール
ドすることにより、その耐久寿命を向上させることがで
きると共に、昆虫やねずみ等の感電による劣化や破損を
未然に防止することができる。
【0026】更に、トランスTrから外部のメータ等に
接続するケーブルも存在しないから、この部位での感電
事故を防止することができると共に、ケーブルの配線作
業を不要としてトランスTrを設置する際の作業性を向
上させることができる。また作業者が点検に際して誤っ
てケーブルを引掛けたり、ねずみ等が噛って破断するこ
ともなく、変流器CTおよび計器用変圧器PTでの測定
を常に支障なく行ない得る。なお、小さな電力で作動す
る発信装置22により変流器CTおよび計器用変圧器P
Tでの測定値を外部の受信装置24に出力して表示する
ようにしたから、変流器CTおよび計器用変圧器PTの
小型化を図ることができ、トランス全体の小型化および
低コスト化を図り得る。
【0027】更にまた、実施例のように発信装置22と
受信装置24との信号の授受を無線で行なうと共に、高
圧ケーブル26や低圧ケーブル56とコイル10,12
とを絶縁モールド材14の内部で接続するよう構成した
高圧受変電用トランスTrでは、キュービクルの内部に
配設することなく、図17に示すように地中に埋設する
ことが可能となる(図17では、2基の高圧受変電用ト
ランスTrを縦に重ねて接続したものを収納ボックス8
5に収納した状態で埋設したものを示す)。これによ
り、従来は高圧受変電用トランスTrを設置する場合に
は限ず必要であったキュービクルを省略することができ
ると共に、地上での据付け面積を全く無くすことが可能
となる。なお、高圧受変電用トランスTrを地中に埋設
する場合は、遮断器等の機器のみを外部の配電箱81に
収納すればよい。また図18に示すように、高圧受変電
用トランスTrを箱体82の内部に収納し、配電盤83
を箱体82の外部に掛けるようにし、この配電盤83に
設けた中継装置84を介してトランスTr内部の発信装
置22からの信号を、作業者の受信装置24に送信する
ようにすることもできる。この場合に、受信装置24で
は、電流値や電圧値がデジタル表示されるようにするこ
とが推奨される。更に、トランスTrを収納した収納ボ
ックス85に隣接して前記配電箱81を配設し、この配
電箱81に設けた中継装置84を介して受信装置24に
信号を送信するようにしてもよい。更にまた、図20に
示すように、2基の高圧受変電用トランスTrを縦に重
ねて接続したものの全体を、更に絶縁モールド材86で
一体的にモールドすることにより、略完全な絶縁がなさ
れる。なお絶縁モールド材86でモールドする場合は、
通風口(図示せず)を設けて内部の発熱を抑制することが
推奨される。
【0028】実施例では絶縁モールド材14の内部に1
基の発信装置22を配設する場合につき説明したが、複
数の発信装置22を配設し、使用中の発信装置22に故
障等が発生した場合には予備の発信装置22が作動する
構成を採用することができる。またトランスTrの1次
コイル10と2次コイル12とが実施例とは逆で、外側
に高圧の1次コイル10を配置した場合は、発信装置2
2を高耐圧絶縁材や磁気シールド材により囲繞すること
が推奨される。
【0029】更に、実施例ではタップ電圧を切換える部
位に4個のタップを配設した場合につき説明したが、4
個より少なくても、また多くてもよく、任意に数を設定
し得る。また固定金具を省略して、補助通孔に挿入した
絶縁棒を接続金具に直接当ててタップに接触させるよう
にしてもよい。更にまた、取付穴の内部に円筒状に形成
したタップを配設し、該タップの通孔内に接続金具を臨
ませた状態で、絶縁棒をタップに径方向から直接当接す
ることで変形させて該タップと接続金具とを接触状態で
保持する構成も採用し得る。なお、タップと接続金具と
を確実に接触状態に保持するために、タップの接続金具
との接触面に山型歯を並列に多数形成し、該山型歯を接
続金具に喰い込ませるようにしてもよい。
【0030】
【別実施例について】図13は、高圧ケーブルとタップ
との接続構造の別実施例を示すものであって、トランス
Trの絶縁モールド材14に、所要内径の有底穴70
が、図示上方に開放するよう穿設され、この有底穴70
に、絶縁材である例えばセラミックスを材質とする収納
ベース71が嵌挿されている。収納ベース71には、所
要内径の有底の取付穴71aが上方に開放するよう穿設
されると共に、その底部にタップ30が配設されてい
る。このタップ30は1次コイル10に接続され、高圧
ケーブル26の端部に取付けた接続金具72を該タップ
30に接続することで、高圧ケーブル26を1次コイル
10に電気的に接続されるよう構成してある。
【0031】前記高圧ケーブル26に取付けられる接続
金具72は、該ケーブル26にカシメ付けられる小径筒
部72aと、この小径筒部72aの開放端に形成されて
前記取付穴71aに挿入可能な大径の当接部72bとか
ら構成され、該接続金具72を取付穴71aに挿入した
際に、その当接部72bの開放端面が前記タップ30に
接触するようになっている(図14参照)。
【0032】前記収納ベース71および高圧ケーブル2
6には、該高圧ケーブル26の接続金具32をタップ3
0に接触状態で位置決め固定する固定手段79を構成す
る植込みボルト(植込み部材)73、絶縁パイプ74およ
び固定ボルト75が配設さている。すなわち、収納ベー
ス71の上部には、図13に示す如く、取付穴71aと
連通する雌ねじ孔73aを形成した植込みボルト73が
埋込まれて、その軸部を外方に所要長さだけ延出させて
いる。前記高圧ケーブル26には、絶縁材である例えば
セラミックスを材質とする絶縁パイプ74が嵌通され、
該絶縁パイプ74は、前記収納ベース71の取付穴71
aに挿通されると共に、前記接続金具72の当接部72
bの小径筒部72aから径方向突出する部位に軸方向か
ら当接し得るよう設定されている。また高圧ケーブル2
6には、絶縁パイプ74を挟んで接続金具72とは反対
側に、該ケーブル26の挿通を許容する通孔75aを形
成した固定ボルト75が嵌通されている。そして、接続
金具72および絶縁パイプ74を取付孔71aに挿入し
た状態で、固定ボルト75を植込みボルト73の雌ねじ
孔73aに螺挿することにより、図14に示す如く、絶
縁パイプ74を介して接続金具72が前記タップ30に
押付けられて接触した状態で位置決めされるようになっ
ている。
【0033】前記高圧ケーブル26には、固定ボルト7
5を挟んで絶縁パイプ74とは反対側に、該ケーブル2
6の挿通を許容する通孔38aを形成した袋ナット38
が嵌通される。また袋ナット38の内部には、高圧ケー
ブル26の挿通を許容する通孔40aを穿設したゴムパ
ッキン40が収容されるよう構成されている。すなわ
ち、前記固定ボルト75で接続金具72をタップ30に
接続固定した状態で、袋ナット38を前記植込みボルト
73の雄ねじ部73bに螺合することにより、ゴムパッ
キン40が圧縮変形して通孔40aに挿通されている高
圧ケーブル26および植込みボルト73の開放端に密着
する(図14参照)。これにより、収納ベース71の取付
穴71aと高圧ケーブル26との間を密封して外部から
の水の浸入を防止する。なお、取付穴71aの内部に絶
縁グリス等を塗布することにより、防水性を向上させる
ことができる。
【0034】図14において符号76は、高圧ケーブル
26の収納ベース71に対する固定部分を被覆するゴム
ブーツを示し、該ゴムブーツ76で絶縁を図るようにな
っている。なお、ゴムブーツ76は、固定バンド77に
より締付け固定される。
【0035】図13に示す別実施例に係る高圧ケーブル
の接続構造では、高圧ケーブル26に、袋ナット38、
ゴムパッキン40、固定ボルト75および絶縁パイプ7
4を、この順で端部側から嵌通した状態で、該ケーブル
26の端部に接続金具72をカシメ付けする。この高圧
ケーブル26を、前記収納ベース71の取付穴71aに
挿入すると共に、固定ボルト75を植込みボルト73の
雌ねじ孔73aに螺挿することで、図14に示すよう
に、前記絶縁パイプ74を介して接続金具72の当接部
72bは取付穴71aの底部に配設されているタップ3
0に接触した状態で位置決め固定される。
【0036】次に、前記袋ナット38を、前記植込みボ
ルト73の雄ねじ部73bに螺合することにより、前記
ゴムパッキン40が圧縮変形してその通孔40aに挿通
されている高圧ケーブル26および植込みボルト73の
開放端に密着する。これにより、収納ベース71の取付
穴71aと高圧ケーブル26との間が密封されて外部か
らの水の浸入を防止し得る。またゴムパッキン40の圧
縮変形によって、高圧ケーブル26の抜止めもなされ
る。なお、高圧ケーブル26とタップ30との接続に際
しては、予め取付穴71aの内部に絶縁グリス等を塗布
しておくことが推奨される。
【0037】ここで、別実施例に係る高圧ケーブルの接
続構造を、タップ電圧を切換える必要のあるトランスT
rに採用する場合は、絶縁モードル材14に複数の収納
ベース71を埋設し、各ベース71の底部に配設したタ
ップ30を、夫々1次コイル10の必要位置に接続す
る。このようにすれば、高圧ケーブル26の接続金具7
2を、任意の収納ベース71の取付穴71aに挿入して
対応のタップ30に接続させれば、タップ電圧が切換え
られる。この場合において、高圧ケーブル26が取付け
られない収納ベース71の植込みボルト73には、図1
5に示すように、通孔が形成されていないゴムパッキン
80を収容した同じく通孔が形成されていない袋ナット
78を螺合することにより、取付穴71aを密封するこ
とができる。
【0038】なお、前記別実施例では高圧ケーブル26
とタップ30とを接続する場合につき説明したが、低圧
ケーブル56を2次コイル12に接続されているタップ
30に接続する場合にも同様に用いられる。すなわち、
別実施例に係る接続構造においても、高圧ケーブル26
や低圧ケーブル56をコイル10,12と接続するタッ
プ30を、絶縁モールド材14の内部に配設し、該タッ
プ30とケーブル26,56の接続金具32とを絶縁モ
ールド材14の内部で接触状態で接続するよう構成した
から、トランスTrの外部には高圧の充電部は露出する
ことはなく、感電事故の発生や劣化等を未然に防止し得
る。
【0039】また、別実施例では絶縁モールド材に埋設
した収納ベースにタップおよび植込みボルトを配設する
場合につき説明したが、収納ベースを省略してタップお
よび植込みボルトを絶縁モールド材に直に配設してもよ
い。更に、固定ボルトと絶縁パイプとを一体に構成する
ことも可能である。
【0040】前述した各実施例では、トランスのコイル
に変流器および計器用変圧器を電気的に接続したもと
で、トランスのコイル、変流器および計器用変圧器の周
りに絶縁モールド材を充填して一体的にブロック化した
例について説明したが、本願はこれに限定されるもので
ない。すなわち、トランスのコイルのみが絶縁モールド
材によりブロック化され、該トランスとは別体に変流器
および計器用変圧器を電気的に接続した構造のものであ
ってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高圧
受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構
造によれば、トランスのコイルの周りに絶縁モールド材
を充填してブロック化したトランスにおいて、ケーブル
とコイルとを接続するタップを、絶縁モールド材の内部
に配設し、該タップとケーブルの接続金具とを絶縁モー
ルド材の内部で接触状態で接続するよう構成した。すな
わち、トランスの外部には高圧の充電部は全く露出しな
いので、当該トランスを例えばキュービクルに収納した
場合に、各機器の清掃や保守点検作業あるいは計測作業
に際して、作業者がキュービクルの内部に入ったり手の
みを入れて作業を行なっても、該キュービクル内での感
電死傷事故の発生を有効に防止することができ、清掃や
保守点検作業を安全に行ない得る。また、キュービクル
内に進入した昆虫やねずみ等に起因する感電事故の発生
も未然に防止することができ、耐久寿命を向上してラン
ニングコストを低減することが可能となる。そしてこの
場合には、変電設備のフリーメンテナンスを達成し得
る。
【0042】更に、トランスのコイル、変流器および計
器用変圧器を一体化すると共に、タップも絶縁モールド
材の内部に配置したことにより、トランスを小型化して
設置スペースを小さくすることができる利点もある。ま
た、取付穴とケーブルとの間をゴムパッキンで密封する
と共に、補助通孔とボルトとの間をゴムワッシャで密封
したので、トランスの確実な防水性を確保し得る。従っ
て、高圧受変電用トランスをキュービクルの内部ではな
く、風雨に晒される場所に設置したり、あるいは地中に
埋設することも可能であって、設置場所が限定されない
利点がある。これにより、従来は高圧受変電用トランス
を設置する場合には限ず必要であったキュービクルを省
略することが可能となったり、あるいは地上での据付け
面積を全く無くすことが可能となり、設置コストを低減
し得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る高圧受変電用トランスを
示す概略斜視図である。
【図2】実施例に係る高圧受変電用トランスの概略構成
を示す要部断面図である。
【図3】実施例に係る高圧受変電用トランスの概略構成
を示す説明図である。
【図4】実施例に係る高圧受変電用トランスの一例とし
ての回路図である。
【図5】実施例に係る高圧受変電用トランスの計器用変
圧器を示す説明図である。
【図6】実施例に係る高圧ケーブルとタップとを接続前
の状態で示す説明側断面図である。
【図7】実施例に係る高圧ケーブルとタップとを接続後
の状態で示す説明側断面図である。
【図8】実施例に係る高圧ケーブルとタップとを接続後
の状態で示す説明平断面図である。
【図9】実施例に係るタップ電圧を切換える必要のない
高圧ケーブルまたは低圧ケーブルとタップとを接続後の
状態で示す説明側断面図である。
【図10】実施例に係る高圧受変電用トランスのバー部
材に対する変流器の配設例を示す説明図である。
【図11】実施例に係る高圧受変電用トランスのバー部
材に対する変流器の別の配設例を示す説明図である。
【図12】実施例に係る高圧受変電用トランスのバー部
材に対する変流器の更に別の配設例を示す説明図であ
る。
【図13】高圧ケーブルとタップとの接続構造の別実施
例を接続前の状態で示す説明側断面図である。
【図14】高圧ケーブルとタップとの接続構造の別実施
例を接続後の状態で示す説明側断面図である。
【図15】ケーブルが接続されない収納ベースの植込み
ボルトに通孔のない袋ナットを螺合した状態を示す説明
側断面図である。
【図16】実施例に係る高圧受変電用トランスの内部に
変流器や計器用変圧器および発信器を配設した状態を一
部破断して示す説明斜視図である。
【図17】実施例に係る高圧受変電用トランスを地中に
埋設した状態を示す説明図である。
【図18】実施例に係る高圧受変電用トランスを建物の
内部に収納した状態を示す説明図である。
【図19】実施例に係る高圧受変電用トランスを箱体の
内部に収納した状態を示す説明図である。
【図20】実施例に係る高圧受変電用トランスの全体を
更に絶縁モールド材によりモールドした状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 1次コイル 12 2次コイ
ル 14 絶縁モールド材 26 高圧ケー
ブル 28 取付穴 30 タップ 32 接続金具 40 ゴムパッ
キン 42 固定手段 44 補助通孔 46 固定金具 50 ボルト 52 絶縁棒 54 ゴムワッ
シャ 56 低圧ケーブル 71a 取付穴 72 接続金具 73 植込みボ
ルト(植込み部材) 73a 雌ねじ孔 74 絶縁パイ
プ 75 固定ボルト 79 固定手段 Tr トランス CT 変流器 PT 計器用変圧器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランス(Tr)のコイル(10,12)の周り
    に、エポキシやポリイミド等の合成樹脂やブチルゴム等
    の合成ゴムを材質とする絶縁モールド材(14)を充填して
    ブロック化したトランス(Tr)において、 前記絶縁モールド材(14)に設けられ、ケーブル(26,56)
    および該ケーブル(26,56)の端部に取付けられた接続金
    具(32,72)が挿入される取付穴(28,71a)と、 前記コイル(10,12)に接続すると共に前記ケーブル(26,5
    6)の接続金具(32,72)に電気的に接触可能な状態で、前
    記取付穴(28,71a)の内部に配設されるタップ(30)と、 前記ケーブル(26,56)を取付穴(28,71a)に挿入した状態
    で、前記接続金具(32,72)とタップ(30)とを接触状態で
    位置決め固定する固定手段(42,79)とから構成したこと
    を特徴とする高圧受変電用トランスにおける充電接続部
    の防水漏電防止構造。
  2. 【請求項2】 前記取付穴(28)の内周面に露出する状態
    で配設されたタップ(30)と取付穴(28)を挟んで対向する
    部位の絶縁モールド材(14)に穿設され、取付穴(28)と交
    差する方向に延在する補助通孔(44)と、前記補助通孔(4
    4)に内挿されて取付穴(28)の内周面に露出する固定金具
    (46)と、前記補助通孔(44)に摺動自在に挿入され、補助
    通孔(44)に外部側から螺挿されるボルト(50)によって固
    定金具(46)をタップ(30)に向けて近接移動させる絶縁棒
    (52)とからなり、前記取付穴(28)に挿入したケーブル(2
    6,56)の接続金具(32)をタップ(30)と固定金具(46)との
    間に臨ませた状態で、ボルト(50)および絶縁棒(52)を介
    して固定金具(46)をタップ(30)に向けて近接移動するこ
    とにより、接続金具(32)とタップ(30)とを接触状態で位
    置決め固定するよう構成した請求項1記載の高圧受変電
    用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造。
  3. 【請求項3】 前記取付穴(28)には、該取付穴(28)の延
    在方向に所定間隔離間して複数のタップ(30)が配設さ
    れ、前記ケーブル(26,56)の接続金具(32)を任意の位置
    のタップ(30)に接触させ得るよう構成した請求項1また
    は2に記載の高圧受変電用トランスにおける充電接続部
    の防水漏電防止構造。
  4. 【請求項4】 前記取付穴(28)と該取付穴(28)に挿入さ
    れたケーブル(26,56)との間は、ゴムパッキン(40)によ
    り密封されている請求項1〜3の何れかに記載の高圧受
    変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構
    造。
  5. 【請求項5】 前記補助通孔(44)と該通孔(44)に螺挿さ
    れるボルト(50)との間は、ゴムワッシャ(54)により密封
    されている請求項2〜4の何れかに記載の高圧受変電用
    トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造。
  6. 【請求項6】 前記取付穴(71a)の内底部に露出する状
    態でタップ(30)を配設すると共に、取付穴(71a)と連通
    する雌ねじ孔(73a)が形成された植込み部材(73)を絶縁
    モールド材(14)に配設し、前記ケーブル(26,56)に絶縁
    パイプ(74)と固定ボルト(75)とを嵌通すると共に、前記
    接続金具(72)に絶縁パイプ(74)が軸方向から当接する当
    接部(72b)を形成し、前記取付穴(71a)に挿入したケーブ
    ル(26,56)の接続金具(72)をタップ(30)と対向させた状
    態で、固定ボルト(75)を植込み部材(73)の雌ねじ孔(73
    a)に螺挿することで、前記絶縁パイプ(74)を介して接続
    金具(72)の当接部(72b)をタップ(30)に押付けて該接続
    金具(72)とタップ(30)とを接触状態で位置決め固定する
    よう構成した請求項1記載の高圧受変電用トランスにお
    ける充電接続部の防水漏電防止構造。
  7. 【請求項7】 前記トランス(Tr)は、該トランス(Tr)の
    コイル(10,12)に変流器(CT)および計器用変圧器(PT)を
    電気的に接続したもとで、トランス(Tr)のコイル(10,1
    2)、変流器(CT)および計器用変圧器(PT)の周りに、エポ
    キシやポリイミド等の合成樹脂やブチルゴム等の合成ゴ
    ムを材質とする絶縁モールド材(14)を充填して一体的に
    ブロック化したものである請求項1〜6の何れかに記載
    の高圧受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電
    防止構造。
JP8342566A 1996-12-06 1996-12-06 高圧受変電用トランスにおける充電接続部の防水漏電防止構造 Pending JPH10172834A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136283A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 ビジョン テック インコーポレイテッド 浸水した電気設備の相間電流及び漏れ電流の制限装置
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