JPH10172836A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents
ガス絶縁変圧器Info
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- JPH10172836A JPH10172836A JP33190596A JP33190596A JPH10172836A JP H10172836 A JPH10172836 A JP H10172836A JP 33190596 A JP33190596 A JP 33190596A JP 33190596 A JP33190596 A JP 33190596A JP H10172836 A JPH10172836 A JP H10172836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属製のボルトの絶縁特性を向上させ、タン
クの小形化に貢献でき、且つ製作コストが安価である優
れたガス絶縁変圧器を提供する。 【解決手段】 鉄心5を押える押え板6には金属製のボ
ルト7が設置されており、ボルト7に近接してリード線
4が配置されている。前記ボルト7の頭部には該頭部を
覆うようにして絶縁性を有するプラスチック製の絶縁キ
ャップ8aが取付けられている。このようなガス絶縁変
圧器ではボルト7頭部に絶縁キャップ8aが接触してい
るため、ボルト7頭部から放出された電荷が絶縁キャッ
プ8aの内面に帯電し、ボルト7の電界を緩和すること
ができる。したがって、ボルトとリード線4との絶縁距
離を短くすることができる。しかも、プラスチック製の
絶縁キャップ8aは適当な可塑性を持つことができるた
め、ボルト7頭部への取付作業を短時間で簡単に行うこ
とができる。
クの小形化に貢献でき、且つ製作コストが安価である優
れたガス絶縁変圧器を提供する。 【解決手段】 鉄心5を押える押え板6には金属製のボ
ルト7が設置されており、ボルト7に近接してリード線
4が配置されている。前記ボルト7の頭部には該頭部を
覆うようにして絶縁性を有するプラスチック製の絶縁キ
ャップ8aが取付けられている。このようなガス絶縁変
圧器ではボルト7頭部に絶縁キャップ8aが接触してい
るため、ボルト7頭部から放出された電荷が絶縁キャッ
プ8aの内面に帯電し、ボルト7の電界を緩和すること
ができる。したがって、ボルトとリード線4との絶縁距
離を短くすることができる。しかも、プラスチック製の
絶縁キャップ8aは適当な可塑性を持つことができるた
め、ボルト7頭部への取付作業を短時間で簡単に行うこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線やリード線と
いった高電圧充電部に近接して金属製のボルトが配置さ
れるガス絶縁変圧器に係り、特に、前記ボルトに対する
絶縁構成に改良を加えたガス絶縁変圧器に関するもので
ある。
いった高電圧充電部に近接して金属製のボルトが配置さ
れるガス絶縁変圧器に係り、特に、前記ボルトに対する
絶縁構成に改良を加えたガス絶縁変圧器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、直流送電における交直変換所に
は交流と直流とを変換するための変圧器が設置されてい
る。このような変圧器としては従来より、絶縁媒体とし
て絶縁油を用いた油絶縁変圧器が知られている。しかし
近年では、防災上の理由から、油絶縁変圧器に代わって
絶縁媒体に不燃性の絶縁ガスを用いたガス絶縁変圧器が
提案されている。
は交流と直流とを変換するための変圧器が設置されてい
る。このような変圧器としては従来より、絶縁媒体とし
て絶縁油を用いた油絶縁変圧器が知られている。しかし
近年では、防災上の理由から、油絶縁変圧器に代わって
絶縁媒体に不燃性の絶縁ガスを用いたガス絶縁変圧器が
提案されている。
【0003】このガス絶縁変圧器には様々なタイプがあ
り、例えば、絶縁ガスにより冷却と絶縁の両方を行うド
ライタイプ、冷却液と絶縁ガスとを組み合わせて構成す
るセミプールタイプやスプレータイプ、さらには冷却と
絶縁とを別々に行うセパレートタイプなどがある。この
うち、ドライタイプのガス絶縁変圧器は、他のタイプの
ものに比べて、高価な冷却液を使用することがなく、構
成が簡単で且つ安価であり、高電圧大容量の変圧器に適
用できるといった長所を有しており、広く注目を集めて
いる。
り、例えば、絶縁ガスにより冷却と絶縁の両方を行うド
ライタイプ、冷却液と絶縁ガスとを組み合わせて構成す
るセミプールタイプやスプレータイプ、さらには冷却と
絶縁とを別々に行うセパレートタイプなどがある。この
うち、ドライタイプのガス絶縁変圧器は、他のタイプの
ものに比べて、高価な冷却液を使用することがなく、構
成が簡単で且つ安価であり、高電圧大容量の変圧器に適
用できるといった長所を有しており、広く注目を集めて
いる。
【0004】ここでドライタイプのガス絶縁変圧器の従
来例について、図10を参照して具体的に説明する。な
お、ドライタイプのガス絶縁変圧器は、絶縁媒体を絶縁
油から絶縁ガスに変えた以外は、従来の油絶縁変圧器と
ほぼ同じ巻線構成であって、銅製のワイヤに高分子フィ
ルムを重ねて巻いた素線を用いたものである。
来例について、図10を参照して具体的に説明する。な
お、ドライタイプのガス絶縁変圧器は、絶縁媒体を絶縁
油から絶縁ガスに変えた以外は、従来の油絶縁変圧器と
ほぼ同じ巻線構成であって、銅製のワイヤに高分子フィ
ルムを重ねて巻いた素線を用いたものである。
【0005】図に示すように、密閉されたタンク2には
絶縁ガス10が充填されており、接続タンク3が接続さ
れている。タンク2内には高電圧充電部として鉄心5の
周囲に巻線1が複数層配置されてなるコイルが収納され
ている。なお、鉄心5は油絶縁変圧器のそれと同様に、
厚さの薄い珪素鋼板やアモルファス磁性体を複数束ねて
構成されており、押え板6によって押えられている。押
え板6は、鉄心5の上端部および下端部に配置されてお
り、鉄心5に対し金属製のボルト7によって機械的に固
定されている。
絶縁ガス10が充填されており、接続タンク3が接続さ
れている。タンク2内には高電圧充電部として鉄心5の
周囲に巻線1が複数層配置されてなるコイルが収納され
ている。なお、鉄心5は油絶縁変圧器のそれと同様に、
厚さの薄い珪素鋼板やアモルファス磁性体を複数束ねて
構成されており、押え板6によって押えられている。押
え板6は、鉄心5の上端部および下端部に配置されてお
り、鉄心5に対し金属製のボルト7によって機械的に固
定されている。
【0006】以上のようなガス絶縁変圧器は不燃性の絶
縁ガス10を使用するため、防災面から見れば油絶縁変
圧器よりも非常に有利である反面、油絶縁変圧器よりも
大型化し、重量が重くなり易いことが指摘されている。
これは、絶縁ガス10の熱容量が絶縁油の熱容量よりも
小さいので、タンク2内に絶縁ガス10を流すための通
路を大きく確保しなくてはならず、これに伴ってタンク
2が大きくなるからである。つまり、油絶縁変圧器と同
じ電圧電流容量のガス絶縁変圧器を得るためには、絶縁
油に比べて単位時間当たりに大量の絶縁ガス10を循環
させ、巻線1で発生する損失による熱を十分に冷却する
必要がある。この必要を満たすためには絶縁ガス10の
流路を大きくするほかなく、タンク2は大型化せざるを
得なかった。
縁ガス10を使用するため、防災面から見れば油絶縁変
圧器よりも非常に有利である反面、油絶縁変圧器よりも
大型化し、重量が重くなり易いことが指摘されている。
これは、絶縁ガス10の熱容量が絶縁油の熱容量よりも
小さいので、タンク2内に絶縁ガス10を流すための通
路を大きく確保しなくてはならず、これに伴ってタンク
2が大きくなるからである。つまり、油絶縁変圧器と同
じ電圧電流容量のガス絶縁変圧器を得るためには、絶縁
油に比べて単位時間当たりに大量の絶縁ガス10を循環
させ、巻線1で発生する損失による熱を十分に冷却する
必要がある。この必要を満たすためには絶縁ガス10の
流路を大きくするほかなく、タンク2は大型化せざるを
得なかった。
【0007】したがって、ガス絶縁変圧器においてはタ
ンク2の小型化が重要な課題の一つとなっており、タン
ク2内に構造物を収納する場合、そのスペース効率を十
分に考慮して配置がなされている。例えば、巻線1の口
出し用のリード線4は物理的に空いた空間に通すことが
望ましく、鉄心5の上端部および下端部に近接して配置
されるのが一般的である。
ンク2の小型化が重要な課題の一つとなっており、タン
ク2内に構造物を収納する場合、そのスペース効率を十
分に考慮して配置がなされている。例えば、巻線1の口
出し用のリード線4は物理的に空いた空間に通すことが
望ましく、鉄心5の上端部および下端部に近接して配置
されるのが一般的である。
【0008】ところで上述したように、鉄心5の上端部
および下端部には押え板6が配置されており、ここには
金属製のボルト7が取付けられている。したがって、鉄
心5の上端部および下端部に近接するリード線4は、ボ
ルト7の近くを通ることになる。この状態の拡大図を図
11に示す。なお、図11中の符号17はワッシャであ
る。
および下端部には押え板6が配置されており、ここには
金属製のボルト7が取付けられている。したがって、鉄
心5の上端部および下端部に近接するリード線4は、ボ
ルト7の近くを通ることになる。この状態の拡大図を図
11に示す。なお、図11中の符号17はワッシャであ
る。
【0009】このようにリード線4とボルト7とが接近
していると、リード線4に試験電圧などの電圧を引加し
た場合、ボルト7に電界が加わる。このとき、ボルト7
の頭部のエッジ部分は電界が非常に不平等であるため、
部分放電が発生することがある。そのため従来より、ボ
ルト7の電界緩和を図る絶縁構成がとられている。具体
的には、リード線4とボルト7との絶縁距離を大きくと
ったり、図12に示すようにボルト7に対し機械加工し
た金属製の静電シールド11を取付けるといったことが
行われている。また、ボルト7自体の絶縁特性を向上さ
せることを目的として、ボルト7を絶縁フィルムで覆う
ことや、ボルト7の表面に絶縁塗料を塗るといったこと
も行われている。
していると、リード線4に試験電圧などの電圧を引加し
た場合、ボルト7に電界が加わる。このとき、ボルト7
の頭部のエッジ部分は電界が非常に不平等であるため、
部分放電が発生することがある。そのため従来より、ボ
ルト7の電界緩和を図る絶縁構成がとられている。具体
的には、リード線4とボルト7との絶縁距離を大きくと
ったり、図12に示すようにボルト7に対し機械加工し
た金属製の静電シールド11を取付けるといったことが
行われている。また、ボルト7自体の絶縁特性を向上さ
せることを目的として、ボルト7を絶縁フィルムで覆う
ことや、ボルト7の表面に絶縁塗料を塗るといったこと
も行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなガス絶縁変圧器におけるボルト7の絶縁構成に
は、次のような課題があった。まず、リード線4とボル
ト7との絶縁距離を大きくとると、タンク2の大型化を
招くことになり、ガス絶縁変圧器の重要課題であるタン
ク2の小型化を図ることができなかった。
ようなガス絶縁変圧器におけるボルト7の絶縁構成に
は、次のような課題があった。まず、リード線4とボル
ト7との絶縁距離を大きくとると、タンク2の大型化を
招くことになり、ガス絶縁変圧器の重要課題であるタン
ク2の小型化を図ることができなかった。
【0011】また、静電シールド11を用いた構成で
は、静電シールド11はボルト7の電界を緩和するため
に形状が大きく、狭い部分に取付けることが困難であっ
た。しかも、金属製の静電シールド11の価格は高く、
ボルト7ごとにこれを取付けるとなると、ガス絶縁変圧
器の製作コストが高騰した。
は、静電シールド11はボルト7の電界を緩和するため
に形状が大きく、狭い部分に取付けることが困難であっ
た。しかも、金属製の静電シールド11の価格は高く、
ボルト7ごとにこれを取付けるとなると、ガス絶縁変圧
器の製作コストが高騰した。
【0012】さらに、ボルト7の頭部を絶縁フィルムに
より覆う場合では、頭部にエッジ部分が含まれるため、
絶縁フィルムの取付に際して作業時間が長くかかること
になる。その結果、金属製の静電シールド11を取付け
る以上に製作コストが高くなる可能性が高かった。
より覆う場合では、頭部にエッジ部分が含まれるため、
絶縁フィルムの取付に際して作業時間が長くかかること
になる。その結果、金属製の静電シールド11を取付け
る以上に製作コストが高くなる可能性が高かった。
【0013】また、ボルト7の表面に絶縁塗料を塗るこ
とに関しては、ボルト7を押え板6に取付ける前に予め
絶縁塗料を塗っておく場合と、ボルト7を締め付けた後
に絶縁塗料を塗装する場合とが考えられるが、それぞれ
以下の問題点がある。すなわち、前者ではボルトの締め
付け作業により絶縁塗料が剥がれるおそれがある。ま
た、後者では作業領域が限られ、塗装作業が困難になる
ため、製作コストが高くなった。
とに関しては、ボルト7を押え板6に取付ける前に予め
絶縁塗料を塗っておく場合と、ボルト7を締め付けた後
に絶縁塗料を塗装する場合とが考えられるが、それぞれ
以下の問題点がある。すなわち、前者ではボルトの締め
付け作業により絶縁塗料が剥がれるおそれがある。ま
た、後者では作業領域が限られ、塗装作業が困難になる
ため、製作コストが高くなった。
【0014】本発明は、以上のような従来技術が持つ課
題を解決するために提案されたものであり、その目的
は、金属製のボルトの絶縁特性を向上させ、タンクの小
型化に貢献でき、且つ製作コストが安価である優れたガ
ス絶縁変圧器を提供することにある。
題を解決するために提案されたものであり、その目的
は、金属製のボルトの絶縁特性を向上させ、タンクの小
型化に貢献でき、且つ製作コストが安価である優れたガ
ス絶縁変圧器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、絶縁ガスが充填されたタンクが
設けられ、このタンク内に高電圧充電部を含む構造物が
収納され、前記高電圧充電部に近接して前記構造物を固
定するための金属製のボルトが配置されたガス絶縁変圧
器において、前記ボルトの頭部には該頭部を覆うように
して絶縁性を有するプラスチック製の絶縁キャップが取
付けられたことを特徴とする。
に、請求項1の発明は、絶縁ガスが充填されたタンクが
設けられ、このタンク内に高電圧充電部を含む構造物が
収納され、前記高電圧充電部に近接して前記構造物を固
定するための金属製のボルトが配置されたガス絶縁変圧
器において、前記ボルトの頭部には該頭部を覆うように
して絶縁性を有するプラスチック製の絶縁キャップが取
付けられたことを特徴とする。
【0016】このような請求項1の発明では、ボルトの
頭部にプラスチック製の絶縁物である絶縁キャップが接
触しているため、ボルト頭部から放出された電荷が絶縁
キャップの内面に帯電し、電界を緩和することができ
る。したがって、部分放電の発生を抑制し、部分放電の
発生電界を上昇させることができる。また仮に、ボルト
の頭部に部分放電が発生して進展しても、絶縁キャップ
がボルトの頭部を覆っているため、プラスチックを貫通
するまで絶縁破壊が起きることはなく、ボルトの絶縁特
性は大幅に向上する。これにより、ボルトと高電圧充電
部との絶縁距離を短くすることができる。しかも、プラ
スチック製の絶縁キャップは適当な可塑性を持つことが
できるので、ボルト頭部への取付作業を短時間で簡単に
行うことができる。
頭部にプラスチック製の絶縁物である絶縁キャップが接
触しているため、ボルト頭部から放出された電荷が絶縁
キャップの内面に帯電し、電界を緩和することができ
る。したがって、部分放電の発生を抑制し、部分放電の
発生電界を上昇させることができる。また仮に、ボルト
の頭部に部分放電が発生して進展しても、絶縁キャップ
がボルトの頭部を覆っているため、プラスチックを貫通
するまで絶縁破壊が起きることはなく、ボルトの絶縁特
性は大幅に向上する。これにより、ボルトと高電圧充電
部との絶縁距離を短くすることができる。しかも、プラ
スチック製の絶縁キャップは適当な可塑性を持つことが
できるので、ボルト頭部への取付作業を短時間で簡単に
行うことができる。
【0017】請求項2の発明では、請求項1記載のガス
絶縁変圧器において、前記絶縁キャップの内面に曲面部
が形成されたことを特徴とする。
絶縁変圧器において、前記絶縁キャップの内面に曲面部
が形成されたことを特徴とする。
【0018】このような請求項2の発明において、ボル
トの頭部で発生した部分放電は絶縁キャップの内面に沿
って進展し、絶縁キャップの曲面部に放電が存在するよ
うになる。この放電はあたかも曲面を有する電極のよう
に振る舞う。そのため、ボルトの絶縁特性は非常に向上
する。
トの頭部で発生した部分放電は絶縁キャップの内面に沿
って進展し、絶縁キャップの曲面部に放電が存在するよ
うになる。この放電はあたかも曲面を有する電極のよう
に振る舞う。そのため、ボルトの絶縁特性は非常に向上
する。
【0019】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップの内面に
導電層が形成されたことを特徴とする。
のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップの内面に
導電層が形成されたことを特徴とする。
【0020】このような請求項3の発明では、絶縁キャ
ップの内面に導電層を形成することにより、金属製の静
電シールドをボルトに取付けた場合と同様に、ボルトの
電界を緩和することができる。しかもプラスチック製の
絶縁キャップは金属製の静電シールドに比べて安価であ
り、ボルトに対する取付作業も極めて容易に行うことが
できる。
ップの内面に導電層を形成することにより、金属製の静
電シールドをボルトに取付けた場合と同様に、ボルトの
電界を緩和することができる。しかもプラスチック製の
絶縁キャップは金属製の静電シールドに比べて安価であ
り、ボルトに対する取付作業も極めて容易に行うことが
できる。
【0021】請求項4の発明は、請求項1または2記載
のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップが導電性
を有するプラスチックから構成されたことを特徴とす
る。
のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップが導電性
を有するプラスチックから構成されたことを特徴とす
る。
【0022】このような請求項4の発明では、絶縁キャ
ップ自体が導電性を有するため、絶縁キャップに導電層
を形成するといった工程が不要となり、極めて簡単に上
記請求項3の発明と同様の作用を得ることができる。
ップ自体が導電性を有するため、絶縁キャップに導電層
を形成するといった工程が不要となり、極めて簡単に上
記請求項3の発明と同様の作用を得ることができる。
【0023】請求項5の発明は、1、2、3または4記
載のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップに該絶
縁キャップを前記ボルト側に固定するための固定爪が形
成されたことを特徴とする。
載のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャップに該絶
縁キャップを前記ボルト側に固定するための固定爪が形
成されたことを特徴とする。
【0024】このような請求項5の発明では、固定爪の
働きにより絶縁キャップを確実にボルト側に固定するこ
とができる。また、固定爪が形成された分だけ絶縁キャ
ップの厚みが増大するので、絶縁キャップは割れ難くな
り、絶縁キャップをボルトに取付ける際のキャップの破
損を防止することができる。
働きにより絶縁キャップを確実にボルト側に固定するこ
とができる。また、固定爪が形成された分だけ絶縁キャ
ップの厚みが増大するので、絶縁キャップは割れ難くな
り、絶縁キャップをボルトに取付ける際のキャップの破
損を防止することができる。
【0025】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
または5記載のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャ
ップに貫通穴が形成されたことを特徴とする。
または5記載のガス絶縁変圧器において、前記絶縁キャ
ップに貫通穴が形成されたことを特徴とする。
【0026】このような請求項6の発明では、絶縁キャ
ップをボルトに取付けた後から、貫通穴にテスタを差込
み、ボルトが接地電位になっているかどうかを確認する
ことができる。つまり、絶縁キャップをボルトから取外
すことなく、接地電位の確認作業を行うことができ、点
検作業性が向上する。
ップをボルトに取付けた後から、貫通穴にテスタを差込
み、ボルトが接地電位になっているかどうかを確認する
ことができる。つまり、絶縁キャップをボルトから取外
すことなく、接地電位の確認作業を行うことができ、点
検作業性が向上する。
【0027】請求項7の発明は、請求項1、2、3、
4、5または6記載のガス絶縁変圧器において、前記絶
縁キャップが熱収縮性を有するプラスチックから構成さ
れたことを特徴とする。
4、5または6記載のガス絶縁変圧器において、前記絶
縁キャップが熱収縮性を有するプラスチックから構成さ
れたことを特徴とする。
【0028】このような請求項7の発明では、絶縁キャ
ップは熱収縮性を有するので、絶縁キャップをボルトに
取付けた後に、絶縁キャップを加熱して収縮させること
により、絶縁キャップを簡単にボルト頭部に密着させる
ことができ、ボルト頭部から放出された電荷を絶縁キャ
ップの内面に帯電させ、確実に電界緩和を果たすことが
できる。
ップは熱収縮性を有するので、絶縁キャップをボルトに
取付けた後に、絶縁キャップを加熱して収縮させること
により、絶縁キャップを簡単にボルト頭部に密着させる
ことができ、ボルト頭部から放出された電荷を絶縁キャ
ップの内面に帯電させ、確実に電界緩和を果たすことが
できる。
【0029】請求項8の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載のガス絶縁変圧器において、前
記絶縁キャップが透明のプラスチックから構成されたこ
とを特徴とする。
4、5、6または7記載のガス絶縁変圧器において、前
記絶縁キャップが透明のプラスチックから構成されたこ
とを特徴とする。
【0030】このような請求項8の発明では、絶縁キャ
ップが透明なので、絶縁キャップがボルトに適正に取付
けられているかどうか、目視により確認することができ
る。したがって、取付作業性をいっそう高めることがで
きる。
ップが透明なので、絶縁キャップがボルトに適正に取付
けられているかどうか、目視により確認することができ
る。したがって、取付作業性をいっそう高めることがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガス絶縁変圧
器の実施形態について、図面を参照して具体的に説明す
る。なお、図11に示した従来例と同一部材に関して
は、同一の符号で記し、説明は省略する。
器の実施形態について、図面を参照して具体的に説明す
る。なお、図11に示した従来例と同一部材に関して
は、同一の符号で記し、説明は省略する。
【0032】(1)第1の実施形態 [構成]請求項1の発明に対応する第1の実施形態につ
いて、図1、図2を参照して具体的に説明する。図1は
第1の実施形態における絶縁キャップ、ボルトおよびリ
ード線の配置を示す模式図、図2は第1の実施形態にお
ける絶縁キャップの断面図およびボルトの正面図であ
る。
いて、図1、図2を参照して具体的に説明する。図1は
第1の実施形態における絶縁キャップ、ボルトおよびリ
ード線の配置を示す模式図、図2は第1の実施形態にお
ける絶縁キャップの断面図およびボルトの正面図であ
る。
【0033】図1および図2に示すように、ボルト7の
頭部にはこの頭部を覆うようにして絶縁性を有する絶縁
キャップ8aが取付けられている。この絶縁キャップ8
aはポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチ
レン(PE)などの厚さ100μm以上のプラスチック
材料から構成されている。
頭部にはこの頭部を覆うようにして絶縁性を有する絶縁
キャップ8aが取付けられている。この絶縁キャップ8
aはポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチ
レン(PE)などの厚さ100μm以上のプラスチック
材料から構成されている。
【0034】[作用効果]このような第1の実施形態で
は、ボルト7の頭部のエッジ部分に絶縁キャップ8aが
接触しているので、エッジ部分から放出された電荷が絶
縁キャップ8aの内面に帯電する。そのため、ボルト7
の電界緩和を行うことができ、部分放電の発生を抑制で
きる。また、発生した部分放電が進展しても、絶縁キャ
ップ8aはボルト7の頭部を覆っているので、この絶縁
キャップ8aを貫通するまで絶縁破壊が発生することが
なく、ボルト7の絶縁特性は大幅に向上する。その結
果、リード線4とボルト7間の絶縁距離を大幅に短縮化
することができ、これによりタンク2の小型化を導くこ
とができる。しかも、プラスチック製の絶縁キャップ8
aは適当な可塑性を持つことができるので、ボルト7頭
部への取付作業を短時間で簡単に行うことができる。し
たがって、ガス絶縁変圧器の製作コストを安く抑えるこ
とができる。
は、ボルト7の頭部のエッジ部分に絶縁キャップ8aが
接触しているので、エッジ部分から放出された電荷が絶
縁キャップ8aの内面に帯電する。そのため、ボルト7
の電界緩和を行うことができ、部分放電の発生を抑制で
きる。また、発生した部分放電が進展しても、絶縁キャ
ップ8aはボルト7の頭部を覆っているので、この絶縁
キャップ8aを貫通するまで絶縁破壊が発生することが
なく、ボルト7の絶縁特性は大幅に向上する。その結
果、リード線4とボルト7間の絶縁距離を大幅に短縮化
することができ、これによりタンク2の小型化を導くこ
とができる。しかも、プラスチック製の絶縁キャップ8
aは適当な可塑性を持つことができるので、ボルト7頭
部への取付作業を短時間で簡単に行うことができる。し
たがって、ガス絶縁変圧器の製作コストを安く抑えるこ
とができる。
【0035】(2)第2の実施形態 請求項2の発明に対応する第2の実施形態について、図
3を参照して具体的に説明する。図3は第2の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
3を参照して具体的に説明する。図3は第2の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
【0036】[構成]第2の実施形態の絶縁キャップ8
bでは、その内面の上部側に半球部81bが形成された
ことを構成上の特徴としている。
bでは、その内面の上部側に半球部81bが形成された
ことを構成上の特徴としている。
【0037】[作用効果]このような第2の実施形態に
おいては、ボルト7の頭部で発生した部分放電は絶縁キ
ャップ8bの内面に沿って進展し、絶縁キャップ8bの
半球部81b全面に放電が存在するようになる。この放
電は半球の電極のように振る舞うため、ボルト7の絶縁
特性は大きく向上する。
おいては、ボルト7の頭部で発生した部分放電は絶縁キ
ャップ8bの内面に沿って進展し、絶縁キャップ8bの
半球部81b全面に放電が存在するようになる。この放
電は半球の電極のように振る舞うため、ボルト7の絶縁
特性は大きく向上する。
【0038】[第2の実施形態の変形例]第2の実施形
態の変形例としては、図4に示すように上面が滑らかな
曲線を描く曲面部81cを有する絶縁キャップ8cや、
図5に示すよう上面の周縁部にのみ曲面部81dを有す
る絶縁キャップ8dがある。これらの絶縁キャップ8
c,8dによっても、上記第2の実施形態と同様の作用
効果を発揮することができる。
態の変形例としては、図4に示すように上面が滑らかな
曲線を描く曲面部81cを有する絶縁キャップ8cや、
図5に示すよう上面の周縁部にのみ曲面部81dを有す
る絶縁キャップ8dがある。これらの絶縁キャップ8
c,8dによっても、上記第2の実施形態と同様の作用
効果を発揮することができる。
【0039】(3)第3の実施形態 請求項3の発明に対応する第3の実施形態について、図
6を参照して具体的に説明する。図6は第3の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
6を参照して具体的に説明する。図6は第3の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
【0040】[構成]第3の実施形態の絶縁キャップ8
eでは、前記絶縁キャップ8cと同じように、上面が滑
らかな曲線を描く曲面部81eが形成されている。ま
た、この曲面部81eに沿って、絶縁キャップ8eの内
面には導電層12が形成されている。
eでは、前記絶縁キャップ8cと同じように、上面が滑
らかな曲線を描く曲面部81eが形成されている。ま
た、この曲面部81eに沿って、絶縁キャップ8eの内
面には導電層12が形成されている。
【0041】[作用効果]以上のような第3の実施形態
では曲面部81eを有するので、上記第2の実施形態と
同様の作用効果を持つことができる。これに加えて、第
3の実施形態においては、絶縁キャップ8e内面に導電
層12を形成しているため、従来の静電シールド11を
ボルト7に取付けた場合と同じく、ボルト7の電界緩和
を実現することができる。しかもプラスチック製である
絶縁キャップ8eは金属製の静電シールド11に比べて
安価であり、ボルト7に対する取付作業も極めて容易に
行うことができる。したがって、ガス絶縁変圧器の製作
コストを従来に比べて大幅に削減することができる。
では曲面部81eを有するので、上記第2の実施形態と
同様の作用効果を持つことができる。これに加えて、第
3の実施形態においては、絶縁キャップ8e内面に導電
層12を形成しているため、従来の静電シールド11を
ボルト7に取付けた場合と同じく、ボルト7の電界緩和
を実現することができる。しかもプラスチック製である
絶縁キャップ8eは金属製の静電シールド11に比べて
安価であり、ボルト7に対する取付作業も極めて容易に
行うことができる。したがって、ガス絶縁変圧器の製作
コストを従来に比べて大幅に削減することができる。
【0042】(4)第4の実施形態 請求項5の発明に対応する第4の実施形態について、図
7を参照して具体的に説明する。図7は第4の実施形態
における絶縁キャップの断面図およびボルトの正面図で
ある。
7を参照して具体的に説明する。図7は第4の実施形態
における絶縁キャップの断面図およびボルトの正面図で
ある。
【0043】[構成]図7に示すように、絶縁キャップ
8fの下部周縁部には、内方に突出した固定爪13が形
成されている。ボルト7頭部の下縁部には下方に向かっ
て切欠かれた切欠部71が設けられており、ここに固定
爪13が嵌め込まれるようになっている。なお、絶縁キ
ャップ8fの形状は、前記絶縁キャップ8c(図4参
照)とほぼ同様である。
8fの下部周縁部には、内方に突出した固定爪13が形
成されている。ボルト7頭部の下縁部には下方に向かっ
て切欠かれた切欠部71が設けられており、ここに固定
爪13が嵌め込まれるようになっている。なお、絶縁キ
ャップ8fの形状は、前記絶縁キャップ8c(図4参
照)とほぼ同様である。
【0044】[作用効果]このような第4の実施形態で
は、ボルト7頭部の切欠部に固定爪13が嵌め込まれる
ことにより、絶縁キャップ8fを確実にボルト7頭部に
固定することができる。また、固定爪13が形成された
分だけ絶縁キャップ8fの下部周縁部の厚みは増大す
る。そのため、絶縁キャップ8fは割れ難くなり、絶縁
キャップ8fをボルト7に取付ける際に、絶縁キャップ
8fの破損を防ぐことができる。なお、絶縁キャップ8
fの形状は、前記絶縁キャップ8c(図4参照)とほぼ
同様であるため、上記第2の実施形態と同様の作用効果
も持つことができる。
は、ボルト7頭部の切欠部に固定爪13が嵌め込まれる
ことにより、絶縁キャップ8fを確実にボルト7頭部に
固定することができる。また、固定爪13が形成された
分だけ絶縁キャップ8fの下部周縁部の厚みは増大す
る。そのため、絶縁キャップ8fは割れ難くなり、絶縁
キャップ8fをボルト7に取付ける際に、絶縁キャップ
8fの破損を防ぐことができる。なお、絶縁キャップ8
fの形状は、前記絶縁キャップ8c(図4参照)とほぼ
同様であるため、上記第2の実施形態と同様の作用効果
も持つことができる。
【0045】(5)第5の実施形態 請求項6の発明に対応する第5の実施形態について、図
8を参照して具体的に説明する。図8は第5の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
8を参照して具体的に説明する。図8は第5の実施形態
における絶縁キャップの断面図である。
【0046】[構成]図8に示すように、絶縁キャップ
8gの側面部には貫通穴14が形成されている。なお、
絶縁キャップ8gの形状は、前記絶縁キャップ8c(図
4参照)とほぼ同様である。
8gの側面部には貫通穴14が形成されている。なお、
絶縁キャップ8gの形状は、前記絶縁キャップ8c(図
4参照)とほぼ同様である。
【0047】[作用効果]このような第5の実施形態で
は、絶縁キャップ8gをボルト7に取付けた後からで
も、絶縁キャップ8gをボルト7から取外すことなく、
貫通穴14からテスタを差込んで、ボルト7の接地電位
を確認することができる。これにより、点検作業性を高
めることができる。なお、絶縁キャップ8gの形状は、
前記絶縁キャップ8c(図4参照)とほぼ同様であるた
め、上記第2の実施形態と同様の作用効果も持つことが
できる。
は、絶縁キャップ8gをボルト7に取付けた後からで
も、絶縁キャップ8gをボルト7から取外すことなく、
貫通穴14からテスタを差込んで、ボルト7の接地電位
を確認することができる。これにより、点検作業性を高
めることができる。なお、絶縁キャップ8gの形状は、
前記絶縁キャップ8c(図4参照)とほぼ同様であるた
め、上記第2の実施形態と同様の作用効果も持つことが
できる。
【0048】(6)他の実施の形態 本発明は、以上のような実施形態に限定されるものでは
なく、各実施形態の組合わせは適宜選択可能であり、各
構成部材の形状、寸法も適宜自由である。例えば絶縁キ
ャップの形状に関していえば、図9に示す絶縁キャップ
8hのように外形が六角形であっても良い。また、絶縁
性能の異なる絶縁キャップを複数用いる場合は、絶縁キ
ャップの種類ごとに、色分けをしたり、付けるマークを
変えるなどして、個数確認や在庫管理を行い易くするこ
ともできる。
なく、各実施形態の組合わせは適宜選択可能であり、各
構成部材の形状、寸法も適宜自由である。例えば絶縁キ
ャップの形状に関していえば、図9に示す絶縁キャップ
8hのように外形が六角形であっても良い。また、絶縁
性能の異なる絶縁キャップを複数用いる場合は、絶縁キ
ャップの種類ごとに、色分けをしたり、付けるマークを
変えるなどして、個数確認や在庫管理を行い易くするこ
ともできる。
【0049】絶縁キャップの材質に関していえば、絶縁
キャップが熱収縮性を有するプラスチックから構成され
る実施形態(請求項7の発明に対応)や、絶縁キャップ
が透明のプラスチックから構成される実施形態(請求項
8の発明に対応)がある。前者の実施形態によれば、絶
縁キャップが熱収縮性を有するので、絶縁キャップをボ
ルトに取付けた後に、絶縁キャップを加熱して収縮させ
ることができる。そのため、絶縁キャップを簡単にボル
ト頭部に密着させることができ、ボルト頭部から放出さ
れた電荷を絶縁キャップ内面に帯電させ、確実に電界を
緩和することができる。一方、後者の実施形態によれ
ば、絶縁キャップが透明なので、絶縁キャップがボルト
に適正に取付けられているかどうか、目視により確認す
ることができ、取付作業性がいっそう向上する。
キャップが熱収縮性を有するプラスチックから構成され
る実施形態(請求項7の発明に対応)や、絶縁キャップ
が透明のプラスチックから構成される実施形態(請求項
8の発明に対応)がある。前者の実施形態によれば、絶
縁キャップが熱収縮性を有するので、絶縁キャップをボ
ルトに取付けた後に、絶縁キャップを加熱して収縮させ
ることができる。そのため、絶縁キャップを簡単にボル
ト頭部に密着させることができ、ボルト頭部から放出さ
れた電荷を絶縁キャップ内面に帯電させ、確実に電界を
緩和することができる。一方、後者の実施形態によれ
ば、絶縁キャップが透明なので、絶縁キャップがボルト
に適正に取付けられているかどうか、目視により確認す
ることができ、取付作業性がいっそう向上する。
【0050】さらに、請求項4の発明を含む実施形態と
して、絶縁キャップに導電層を形成するのではなく、絶
縁キャップそのものが導電性を有するプラスチックから
構成されたものも提案できる。このような実施形態で
は、絶縁キャップに導電層を形成するといった工程を経
ることなく、極めて簡単に上記第3の実施形態と同様の
作用効果を得ることができる。
して、絶縁キャップに導電層を形成するのではなく、絶
縁キャップそのものが導電性を有するプラスチックから
構成されたものも提案できる。このような実施形態で
は、絶縁キャップに導電層を形成するといった工程を経
ることなく、極めて簡単に上記第3の実施形態と同様の
作用効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明のガス絶縁変圧器によれば、構造
物を固定するための金属製のボルトの頭部に、この頭部
を覆うようにして絶縁性を有するプラスチック製の絶縁
キャップを取付けるといった簡単な構成により、金属製
のボルトの絶縁特性を向上させ、タンクを小形化するこ
とができると同時に、製作コストの低減化を図ることが
できる。
物を固定するための金属製のボルトの頭部に、この頭部
を覆うようにして絶縁性を有するプラスチック製の絶縁
キャップを取付けるといった簡単な構成により、金属製
のボルトの絶縁特性を向上させ、タンクを小形化するこ
とができると同時に、製作コストの低減化を図ることが
できる。
【図1】本発明の第1の実施形態における絶縁キャッ
プ、ボルトおよびリード線の配置を示す模式図
プ、ボルトおよびリード線の配置を示す模式図
【図2】第1の実施形態における絶縁キャップの断面図
およびボルトの正面図
およびボルトの正面図
【図3】本発明の第2の実施形態における絶縁キャップ
の断面図
の断面図
【図4】第2の実施形態の変形例における絶縁キャップ
の断面図
の断面図
【図5】第2の実施形態の変形例における絶縁キャップ
の断面図
の断面図
【図6】本発明の第3の実施形態における絶縁キャップ
の断面図
の断面図
【図7】本発明の第4の実施形態における絶縁キャップ
の断面図およびボルトの正面図
の断面図およびボルトの正面図
【図8】本発明の第5の実施形態における絶縁キャップ
の断面図
の断面図
【図9】本発明の他の実施形態における絶縁キャップの
斜視図
斜視図
【図10】一般的なガス絶縁変圧器の模式図
【図11】図10に示したガス絶縁変圧器におけるボル
トおよびリード線の配置を示す模式図
トおよびリード線の配置を示す模式図
【図12】静電シールドを取付けたボルトの模式図
1…巻線 2…タンク 3…接続タンク 4…リード線 5…鉄心 6…押え板 7…ボルト 71…切欠部 8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g,8h…絶
縁キャップ 9…曲面部 10…絶縁ガス 11…静電シールド 12…導電層 13…固定爪 14…貫通穴 17…ワッシャ
縁キャップ 9…曲面部 10…絶縁ガス 11…静電シールド 12…導電層 13…固定爪 14…貫通穴 17…ワッシャ
Claims (8)
- 【請求項1】 絶縁ガスが充填されたタンクが設けら
れ、このタンク内に高電圧充電部を含む構造物が収納さ
れ、前記高電圧充電部に近接して前記構造物を固定する
ための金属製のボルトが配置されたガス絶縁変圧器にお
いて、 前記ボルトの頭部には該頭部を覆うようにして絶縁性を
有するプラスチック製の絶縁キャップが取付けられたこ
とを特徴とするガス絶縁変圧器。 - 【請求項2】 前記絶縁キャップの内面に曲面部が形成
されたことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁変圧
器。 - 【請求項3】 前記絶縁キャップの内面に導電層が形成
されたことを特徴とする請求項1または2記載のガス絶
縁変圧器。 - 【請求項4】 前記絶縁キャップが導電性を有するプラ
スチックから構成されたことを特徴とする請求項1また
は2記載のガス絶縁変圧器。 - 【請求項5】 前記絶縁キャップに該絶縁キャップを前
記ボルト側に固定するための固定爪が形成されたことを
特徴とする1、2、3または4記載のガス絶縁変圧器。 - 【請求項6】 前記絶縁キャップに貫通穴が形成された
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
ガス絶縁変圧器。 - 【請求項7】 前記絶縁キャップが熱収縮性を有するプ
ラスチックから構成されたことを特徴とする請求項1、
2、3、4、5または6記載のガス絶縁変圧器。 - 【請求項8】 前記絶縁キャップが透明のプラスチック
から構成されたことを特徴とする請求項1、2、3、
4、5、6または7記載のガス絶縁変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33190596A JPH10172836A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ガス絶縁変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33190596A JPH10172836A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ガス絶縁変圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172836A true JPH10172836A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18248951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33190596A Pending JPH10172836A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | ガス絶縁変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172836A (ja) |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP33190596A patent/JPH10172836A/ja active Pending
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