JPH1017375A - 熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材 - Google Patents
熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材Info
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- JPH1017375A JPH1017375A JP8188608A JP18860896A JPH1017375A JP H1017375 A JPH1017375 A JP H1017375A JP 8188608 A JP8188608 A JP 8188608A JP 18860896 A JP18860896 A JP 18860896A JP H1017375 A JPH1017375 A JP H1017375A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量にして且つ取り扱いが容易である多孔性の
熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材を提
供する。 【解決手段】短繊維の交差点が融着した絡合マトリック
ス中に熱膨張黒鉛を担持して成る熱膨張黒鉛複合成形
体。この熱膨張黒鉛複合成形体は、熱膨張黒鉛と熱可塑
性樹脂系短繊維との混合物を金型に充填し、押圧成形す
ると共に前記短繊維同士が融着する温度以上に加熱する
ことにより製造される。
熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材を提
供する。 【解決手段】短繊維の交差点が融着した絡合マトリック
ス中に熱膨張黒鉛を担持して成る熱膨張黒鉛複合成形
体。この熱膨張黒鉛複合成形体は、熱膨張黒鉛と熱可塑
性樹脂系短繊維との混合物を金型に充填し、押圧成形す
ると共に前記短繊維同士が融着する温度以上に加熱する
ことにより製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱膨張黒鉛複合成
形体、その製造方法および吸油材に関するものであり、
詳しくは、軽量にして且つ取り扱いが容易である多孔性
の熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材に
関する。
形体、その製造方法および吸油材に関するものであり、
詳しくは、軽量にして且つ取り扱いが容易である多孔性
の熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材に
関する。
【0002】
【従来の技術】大型船の海難事故や海上原油生産基地の
事故に伴う油の流出による大規模な海洋汚染の問題は、
沿岸漁業の他、海苔、カキ、ハマチ等の養殖漁業に対し
ても直接的な被害を与え、更に、自然の生体系にも大き
な影響を与えている。
事故に伴う油の流出による大規模な海洋汚染の問題は、
沿岸漁業の他、海苔、カキ、ハマチ等の養殖漁業に対し
ても直接的な被害を与え、更に、自然の生体系にも大き
な影響を与えている。
【0003】従来、上記の様な海上汚染に対しては、オ
イルフェンスで流出油を包囲し、ポンプで汲み上げて回
収する方法などが採用され、各種のオイルフェンスや回
収方法が提案されている。しかしながら、流出油の回収
が完全ではないため、油補集材を使用したり、油処理剤
を散布して油を中和させる方法などが提案され、油補集
材としては、無機質や有機質の粒状物などが提案されて
いる。
イルフェンスで流出油を包囲し、ポンプで汲み上げて回
収する方法などが採用され、各種のオイルフェンスや回
収方法が提案されている。しかしながら、流出油の回収
が完全ではないため、油補集材を使用したり、油処理剤
を散布して油を中和させる方法などが提案され、油補集
材としては、無機質や有機質の粒状物などが提案されて
いる。
【0004】しかしながら、これらの油補集材は、取り
扱いが不便な上、吸油後の回収が困難であったり、吸油
量が十分ではないと言った問題がある。一方、油処理剤
においては、油処理剤自体が海中に浮遊したり海底に沈
殿し、植物や環境に悪影響を及ぼすと言う新たな被害を
惹起させる憂いがある。
扱いが不便な上、吸油後の回収が困難であったり、吸油
量が十分ではないと言った問題がある。一方、油処理剤
においては、油処理剤自体が海中に浮遊したり海底に沈
殿し、植物や環境に悪影響を及ぼすと言う新たな被害を
惹起させる憂いがある。
【0005】本発明者等は、先に、効率的に流出油の回
収処理を行うため、油の吸収材として熱膨張黒鉛を使用
する方法を提案した(例えば、特開平4−22403号
公報)。熱膨張黒鉛は、油を極めてよく吸収し、しか
も、油を吸収した後に塊状に凝集するため回収が極めて
容易であり、上記の方法は、油汚染水の処理方法として
優れた方法である。
収処理を行うため、油の吸収材として熱膨張黒鉛を使用
する方法を提案した(例えば、特開平4−22403号
公報)。熱膨張黒鉛は、油を極めてよく吸収し、しか
も、油を吸収した後に塊状に凝集するため回収が極めて
容易であり、上記の方法は、油汚染水の処理方法として
優れた方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱膨張
黒鉛は、それ自体、嵩高で極めて軽い粉体であるため、
油汚染水の処理に際し、取り扱いが困難であると言う問
題が見出された。本発明は、上記の実情に鑑みなされた
ものであり、その目的は、軽量にして且つ取り扱いが容
易である多孔性の熱膨張黒鉛複合成形体を提供するにあ
る。本発明の他の目的は、前記の熱膨張黒鉛複合成形体
の製造方法を提供するにあり、本発明の更に他の目的は
前記の熱膨張黒鉛複合成形体より成る吸油材を提供する
にある。
黒鉛は、それ自体、嵩高で極めて軽い粉体であるため、
油汚染水の処理に際し、取り扱いが困難であると言う問
題が見出された。本発明は、上記の実情に鑑みなされた
ものであり、その目的は、軽量にして且つ取り扱いが容
易である多孔性の熱膨張黒鉛複合成形体を提供するにあ
る。本発明の他の目的は、前記の熱膨張黒鉛複合成形体
の製造方法を提供するにあり、本発明の更に他の目的は
前記の熱膨張黒鉛複合成形体より成る吸油材を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、短繊維の交差点が融着した絡合マトリックス
中に熱膨張黒鉛を担持して成ることを特徴とする熱膨張
黒鉛複合成形体に存し、第2の要旨は、熱膨張黒鉛と熱
可塑性樹脂系短繊維との混合物を金型内に充填し、押圧
成形すると共に前記短繊維同士が融着する温度以上に加
熱することを特徴とする熱膨張黒鉛複合成形体の製造方
法に存し、さらに、第3の要旨は、前記の熱膨張黒鉛複
合成形体から成ることを特徴とする吸油材に存する。
の要旨は、短繊維の交差点が融着した絡合マトリックス
中に熱膨張黒鉛を担持して成ることを特徴とする熱膨張
黒鉛複合成形体に存し、第2の要旨は、熱膨張黒鉛と熱
可塑性樹脂系短繊維との混合物を金型内に充填し、押圧
成形すると共に前記短繊維同士が融着する温度以上に加
熱することを特徴とする熱膨張黒鉛複合成形体の製造方
法に存し、さらに、第3の要旨は、前記の熱膨張黒鉛複
合成形体から成ることを特徴とする吸油材に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
先ず、説明の便宜上、本発明の熱膨張黒鉛複合成形体
(以下、複合成形体と略称する)の製造方法について説
明する。
先ず、説明の便宜上、本発明の熱膨張黒鉛複合成形体
(以下、複合成形体と略称する)の製造方法について説
明する。
【0009】本発明において使用される、熱膨張黒鉛と
は、熱膨張性黒鉛を加熱膨張して得られる黒鉛を指し、
また、上記の熱膨張性黒鉛とは、天然黒鉛、熱分解黒
鉛、キッシュ黒鉛などの原料黒鉛を強酸の存在下に酸化
処理した後、水洗、乾燥して得られる熱膨張性黒鉛を指
す。そして、原料黒鉛を硫酸と酸化剤との混合物で処理
した後、水洗、乾燥して得られる熱膨張性黒鉛は、既
に、工業的に利用されているので容易に入手することが
出来る。
は、熱膨張性黒鉛を加熱膨張して得られる黒鉛を指し、
また、上記の熱膨張性黒鉛とは、天然黒鉛、熱分解黒
鉛、キッシュ黒鉛などの原料黒鉛を強酸の存在下に酸化
処理した後、水洗、乾燥して得られる熱膨張性黒鉛を指
す。そして、原料黒鉛を硫酸と酸化剤との混合物で処理
した後、水洗、乾燥して得られる熱膨張性黒鉛は、既
に、工業的に利用されているので容易に入手することが
出来る。
【0010】上記の熱膨張性黒鉛は、例えば、原料黒鉛
を約20〜150メッシュに粉砕した後、45℃以下の
温度条件下において98%濃硫酸と60%過酸化水素水
の混合物と10〜30分間接触させ、次いで、水洗、乾
燥を行うことにより製造することが出来る。
を約20〜150メッシュに粉砕した後、45℃以下の
温度条件下において98%濃硫酸と60%過酸化水素水
の混合物と10〜30分間接触させ、次いで、水洗、乾
燥を行うことにより製造することが出来る。
【0011】熱膨張性黒鉛は、約500℃以上に急激に
加熱した際、黒鉛結晶のC軸方向に数10〜数100倍
に膨張する性質を有する。本発明で使用される熱膨張性
黒鉛は、その特性として、1000℃で10秒間、急激
に加熱した際、2.5〜1000cc/g程度の膨張度
を有する熱膨張性黒鉛が好ましい。そして、熱膨張後の
嵩密度(熱膨張黒鉛の嵩密度)は、通常0.001〜
0.4g/cc、好ましくは0.002〜0.2g/c
cの範囲である。
加熱した際、黒鉛結晶のC軸方向に数10〜数100倍
に膨張する性質を有する。本発明で使用される熱膨張性
黒鉛は、その特性として、1000℃で10秒間、急激
に加熱した際、2.5〜1000cc/g程度の膨張度
を有する熱膨張性黒鉛が好ましい。そして、熱膨張後の
嵩密度(熱膨張黒鉛の嵩密度)は、通常0.001〜
0.4g/cc、好ましくは0.002〜0.2g/c
cの範囲である。
【0012】なお、上記の膨張度は、1000℃に保持
された電気炉内に10分以上放置して加熱された150
ccの石英ビ−カーを炉外に取り出し、直ちに、これに
熱膨張性黒鉛0.5gを投入し、同じく1000℃に保
持された電気炉内に素早く入れ、そのまま10秒間放置
した後、炉外に取り出し、次いで、自然冷却した後の熱
膨張黒鉛の容積/重量比(cc/g)を意味する。
された電気炉内に10分以上放置して加熱された150
ccの石英ビ−カーを炉外に取り出し、直ちに、これに
熱膨張性黒鉛0.5gを投入し、同じく1000℃に保
持された電気炉内に素早く入れ、そのまま10秒間放置
した後、炉外に取り出し、次いで、自然冷却した後の熱
膨張黒鉛の容積/重量比(cc/g)を意味する。
【0013】本発明において使用される熱可塑性樹脂系
短繊維(以下、短繊維と略称する)としては、例えば、
アセテート、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリウ
レタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の短繊維が挙げられる。繊維長は、短繊維の交差点の
融着後に複合成形体に必要な強度を与えるだけの網状物
を繊維間で形成するのに十分な長さであればよい。前記
の繊維は異種繊維を混合して使用してもよいが、繊維同
士の十分な融着を達成する観点から、融点差の余りない
物同士の組合せが好ましい。
短繊維(以下、短繊維と略称する)としては、例えば、
アセテート、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリウ
レタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の短繊維が挙げられる。繊維長は、短繊維の交差点の
融着後に複合成形体に必要な強度を与えるだけの網状物
を繊維間で形成するのに十分な長さであればよい。前記
の繊維は異種繊維を混合して使用してもよいが、繊維同
士の十分な融着を達成する観点から、融点差の余りない
物同士の組合せが好ましい。
【0014】繊維長は、具体的には、通常10μm 〜2
0mm、好ましくは20μm 〜10mmの範囲から選ばれ
る。繊維長が10μm 未満では、複合成形体にある程度
の強度を与えるだけの網状物が形成されず、繊維長が2
0mmを超えると短繊維の均一な混合が困難になる。繊維
径は、通常1〜200μm 、好ましくは5〜100μm
の範囲から選ばれる。繊維径が1μm 未満では、複合成
形体にある程度の強度を与えるだけの網状物が得られ
ず、繊維径が200μm を超えると熱膨張黒鉛および短
繊維の均一な混合が困難となる。
0mm、好ましくは20μm 〜10mmの範囲から選ばれ
る。繊維長が10μm 未満では、複合成形体にある程度
の強度を与えるだけの網状物が形成されず、繊維長が2
0mmを超えると短繊維の均一な混合が困難になる。繊維
径は、通常1〜200μm 、好ましくは5〜100μm
の範囲から選ばれる。繊維径が1μm 未満では、複合成
形体にある程度の強度を与えるだけの網状物が得られ
ず、繊維径が200μm を超えると熱膨張黒鉛および短
繊維の均一な混合が困難となる。
【0015】本発明の複合成形体の製造方法は、熱膨張
黒鉛と短繊維とを混合する第1工程、前記混合物を押圧
成形する第2工程および前記押圧成形物を加熱する第3
工程から成る。以下、これらの各工程について順次説明
する。
黒鉛と短繊維とを混合する第1工程、前記混合物を押圧
成形する第2工程および前記押圧成形物を加熱する第3
工程から成る。以下、これらの各工程について順次説明
する。
【0016】<第1工程>第1工程は、熱膨張黒鉛と短
繊維を混合する工程である。短繊維の含有率は、熱膨張
黒鉛と短繊維の合計に対して重量比率で、通常5〜80
重量%、好ましくは10〜75重量%の範囲である。短
繊維の含有率が5重量%未満になると、複合成形体の強
度が不足して型崩れが生じる虞がある。
繊維を混合する工程である。短繊維の含有率は、熱膨張
黒鉛と短繊維の合計に対して重量比率で、通常5〜80
重量%、好ましくは10〜75重量%の範囲である。短
繊維の含有率が5重量%未満になると、複合成形体の強
度が不足して型崩れが生じる虞がある。
【0017】また、短繊維の含有率が80重量%を超え
ると、熱膨張黒鉛の孔内に溶融樹脂が侵入するため複合
成形体の多孔性が失われる虞がある。混合方法は、特に
限定されないがこの工程で熱膨張黒鉛が著しく破断され
ない方法であれば何れの方法であってもよい。
ると、熱膨張黒鉛の孔内に溶融樹脂が侵入するため複合
成形体の多孔性が失われる虞がある。混合方法は、特に
限定されないがこの工程で熱膨張黒鉛が著しく破断され
ない方法であれば何れの方法であってもよい。
【0018】<第2工程>第2工程は、第1工程で得ら
れた混合物を所望の金型に充填して元の容積の1/2乃
至1/5の容積に押圧成形して押圧成形物を得る工程で
ある。元の容積の1/2未満の容積に押圧する場合に
は、押圧成形物の強度が不足して型崩れが生じる虞があ
る。元の容積の1/5を超える容積に押圧する場合に
は、押圧成形物の多孔性が失われる虞がある。押圧成形
物の形状および大きさは、適宜採用すればよい。押圧成
形物の形状としては、例えば、直方体状、球状、シート
状、ブロック状などが挙げられる。
れた混合物を所望の金型に充填して元の容積の1/2乃
至1/5の容積に押圧成形して押圧成形物を得る工程で
ある。元の容積の1/2未満の容積に押圧する場合に
は、押圧成形物の強度が不足して型崩れが生じる虞があ
る。元の容積の1/5を超える容積に押圧する場合に
は、押圧成形物の多孔性が失われる虞がある。押圧成形
物の形状および大きさは、適宜採用すればよい。押圧成
形物の形状としては、例えば、直方体状、球状、シート
状、ブロック状などが挙げられる。
【0019】<第3工程>第3工程は、第2工程で得ら
れた押圧成形物を加熱し、短繊維同士を融着する工程で
ある。加熱温度は、短繊維同士を融着するために十分な
温度であればよく、短繊維同士が融着する温度以上であ
る。加熱方法としては、例えば、オーブン加熱、押圧成
形物を電極間に挟み電流を通して行うジュール熱加熱な
どが挙げられる。なお、上記の第2工程と第3工程と
は、必ずしも、別工程として行う必要はなく、押圧成形
と同時に加熱を行ってもよい。
れた押圧成形物を加熱し、短繊維同士を融着する工程で
ある。加熱温度は、短繊維同士を融着するために十分な
温度であればよく、短繊維同士が融着する温度以上であ
る。加熱方法としては、例えば、オーブン加熱、押圧成
形物を電極間に挟み電流を通して行うジュール熱加熱な
どが挙げられる。なお、上記の第2工程と第3工程と
は、必ずしも、別工程として行う必要はなく、押圧成形
と同時に加熱を行ってもよい。
【0020】次に、本発明の複合成形体について説明す
る。本発明の複合成形体は、上記の様な製造方法で得ら
れ、短繊維の交差点が融着した絡合マトリックス中に熱
膨張黒鉛を担持して成ることを特徴とする。図1及び図
2は、後記の実施例で得られた本発明の複合成形体の断
面の図面代用写真であり、倍率95倍(図1)及び85
倍(図2)の走査型電子顕微鏡写真によるものである。
そして、図1は、短繊維としてポリエチレンを使用した
複合成形体、図2は、短繊維としてポリプロピレンを使
用した複合成形体に関するものである。これらの図から
明らかな様に、短繊維の交差点が融着していることが分
かる。
る。本発明の複合成形体は、上記の様な製造方法で得ら
れ、短繊維の交差点が融着した絡合マトリックス中に熱
膨張黒鉛を担持して成ることを特徴とする。図1及び図
2は、後記の実施例で得られた本発明の複合成形体の断
面の図面代用写真であり、倍率95倍(図1)及び85
倍(図2)の走査型電子顕微鏡写真によるものである。
そして、図1は、短繊維としてポリエチレンを使用した
複合成形体、図2は、短繊維としてポリプロピレンを使
用した複合成形体に関するものである。これらの図から
明らかな様に、短繊維の交差点が融着していることが分
かる。
【0021】上記の各図に示されている通り、本発明の
複合成形体は、短繊維の交差点が融着した絡合マトリッ
クス構造を備え、そして、当該マトリックス構造中に熱
膨張黒鉛が担持された構造を有する。上記のマトリック
ス構造を構成する短繊維の種類、繊維径、繊維長、およ
び、上記の熱膨張黒鉛の特性、短繊維と熱膨張黒鉛との
量関係などについては、前述の通りである。
複合成形体は、短繊維の交差点が融着した絡合マトリッ
クス構造を備え、そして、当該マトリックス構造中に熱
膨張黒鉛が担持された構造を有する。上記のマトリック
ス構造を構成する短繊維の種類、繊維径、繊維長、およ
び、上記の熱膨張黒鉛の特性、短繊維と熱膨張黒鉛との
量関係などについては、前述の通りである。
【0022】本発明においては、好ましい態様の一つと
して、液通シート包囲複合成形体を包含する。上記の通
液シートは、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、セルロース等の繊維で構成されて
いる網および網状物、織布、不織布などの構造を有す
る。上記の繊維は、種類、繊維長または繊維径の異なる
もの同士を混合して使用してもよい。異種繊維を混合し
て使用する場合には、繊維同士の十分な融着を達成する
観点から、融点差の余りない物同士の組合せが好まし
い。さらに、上記の通液シートは、金属、セラミックス
繊維またはワイヤ等で構成されている網および網状物、
織布、不織布などであってもよい。
して、液通シート包囲複合成形体を包含する。上記の通
液シートは、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、セルロース等の繊維で構成されて
いる網および網状物、織布、不織布などの構造を有す
る。上記の繊維は、種類、繊維長または繊維径の異なる
もの同士を混合して使用してもよい。異種繊維を混合し
て使用する場合には、繊維同士の十分な融着を達成する
観点から、融点差の余りない物同士の組合せが好まし
い。さらに、上記の通液シートは、金属、セラミックス
繊維またはワイヤ等で構成されている網および網状物、
織布、不織布などであってもよい。
【0023】上記の液通シート包囲複合成形体は、前記
の各工程中、第2工程において、第1工程で得られた混
合物を通液シートで包囲して金型へ充填することにより
製造することが出来る。複合成形体と通液シートとの接
触面において、複合成形体中の短繊維と通液シートの構
成繊維とは、全面的に融着しても部分的に融着していて
もよいが、後者の方が好ましい。通液シートの形状維持
の観点から、通常、通液シートの繊維としては、短繊維
よりも高い融点のものが選ばれるが、上記の部分的融着
を達成するためには、融点差の余りない繊維同士の組合
せが好ましい。
の各工程中、第2工程において、第1工程で得られた混
合物を通液シートで包囲して金型へ充填することにより
製造することが出来る。複合成形体と通液シートとの接
触面において、複合成形体中の短繊維と通液シートの構
成繊維とは、全面的に融着しても部分的に融着していて
もよいが、後者の方が好ましい。通液シートの形状維持
の観点から、通常、通液シートの繊維としては、短繊維
よりも高い融点のものが選ばれるが、上記の部分的融着
を達成するためには、融点差の余りない繊維同士の組合
せが好ましい。
【0024】また、本発明においては、前記の第3工程
で得られた本発明の複合成形体を前記の通液シートで包
囲することにより、通液シート包囲複合成形体を製造す
ることも出来る。
で得られた本発明の複合成形体を前記の通液シートで包
囲することにより、通液シート包囲複合成形体を製造す
ることも出来る。
【0025】次に、本発明の吸油材について説明する。
本発明の吸油材は、前記の複合成形体から構成される。
本発明の吸油材には、エマルジョンブレーカーを含有し
ているのが好ましい。エマルジョンブレーカーとして
は、例えば、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、塩化カ
リウム、炭酸カルシウム等が挙げられる。そして、エマ
ルジョンブレーカーを含有する前記の複合成形体は、前
記の第1工程における熱膨張黒鉛と短繊維との混合物に
上記のエマルジョンブレーカーを配合することにより製
造することが出来る。
本発明の吸油材は、前記の複合成形体から構成される。
本発明の吸油材には、エマルジョンブレーカーを含有し
ているのが好ましい。エマルジョンブレーカーとして
は、例えば、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、塩化カ
リウム、炭酸カルシウム等が挙げられる。そして、エマ
ルジョンブレーカーを含有する前記の複合成形体は、前
記の第1工程における熱膨張黒鉛と短繊維との混合物に
上記のエマルジョンブレーカーを配合することにより製
造することが出来る。
【0026】本発明の吸油材は、高速度吸油性、高吸油
性、生物無害性、浮上性などの特徴を有する。通常、本
発明の吸油材は、油汚染水域に投入して使用され、極め
て容易に回収することが出来る。そして、通液シート包
囲複合成形体から成る本発明の吸油材は、油汚染水で膨
潤した際、熱膨張黒鉛の離散が特に少なく、したがっ
て、海水を汚染する危険が殆どないと言う特徴を有す
る。
性、生物無害性、浮上性などの特徴を有する。通常、本
発明の吸油材は、油汚染水域に投入して使用され、極め
て容易に回収することが出来る。そして、通液シート包
囲複合成形体から成る本発明の吸油材は、油汚染水で膨
潤した際、熱膨張黒鉛の離散が特に少なく、したがっ
て、海水を汚染する危険が殆どないと言う特徴を有す
る。
【0027】前記した本発明の複合成形体は、上記の吸
油材の他、電磁波遮蔽材、放熱材、制振材、防音材、衝
撃吸収材、発熱材、静電防止材、壁材などへの利用が可
能である。
油材の他、電磁波遮蔽材、放熱材、制振材、防音材、衝
撃吸収材、発熱材、静電防止材、壁材などへの利用が可
能である。
【0028】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0029】実施例1〜7 熱膨張性黒鉛には、粒度36〜80メッシュ、固定炭素
分90重量%、灰分8重量%であるカナダ産出の天然鱗
片状黒鉛を酸処理した後、水洗、乾燥して使用した。熱
膨張黒鉛には、前記の熱膨張性黒鉛を1000℃に加熱
して得た嵩密度0.004g/ccの熱膨張黒鉛を使用
した。
分90重量%、灰分8重量%であるカナダ産出の天然鱗
片状黒鉛を酸処理した後、水洗、乾燥して使用した。熱
膨張黒鉛には、前記の熱膨張性黒鉛を1000℃に加熱
して得た嵩密度0.004g/ccの熱膨張黒鉛を使用
した。
【0030】上記の熱膨張黒鉛、ポリエチレン短繊維(
三井石油化学社製「ケミベストFD990」 、繊維長:
2 .2 mm、繊維径:約10〜100 μm )又はポリプロピレ
ン短繊維(チッソポリプロピレン社製「RP852」、
繊維長:3 mm、繊維径:22 μm )を表1に示す割合で均
一に混合した。次いで、115×85×50mmの金型へ
上記の混合物を充填した後、表1に示す条件で加熱処理
して115×85×10mmの押圧成形物を得た。
三井石油化学社製「ケミベストFD990」 、繊維長:
2 .2 mm、繊維径:約10〜100 μm )又はポリプロピレ
ン短繊維(チッソポリプロピレン社製「RP852」、
繊維長:3 mm、繊維径:22 μm )を表1に示す割合で均
一に混合した。次いで、115×85×50mmの金型へ
上記の混合物を充填した後、表1に示す条件で加熱処理
して115×85×10mmの押圧成形物を得た。
【0031】上記の加熱処理は、オーブンを使用し、ポ
リエチレン短繊維を含有する場合は140℃、ポリプロ
ピレン短繊維を含有する場合は165℃、ポリエチレン
とポリプロピレンとの短繊維の混合物を含有する場合は
165℃にて約15分間行った。得られた各複合成形体
を吸油材として使用し、その吸油量および吸油速度を測
定した。測定方法は以下の通りである。
リエチレン短繊維を含有する場合は140℃、ポリプロ
ピレン短繊維を含有する場合は165℃、ポリエチレン
とポリプロピレンとの短繊維の混合物を含有する場合は
165℃にて約15分間行った。得られた各複合成形体
を吸油材として使用し、その吸油量および吸油速度を測
定した。測定方法は以下の通りである。
【0032】<吸油量(g/g)>吸油量は、試験片を
19〜21℃のC重油を満たした容器内に浮かべて5分
間静置した後、目開き15mmの金網上に5分間放置し、
試験片の重量を測定して最初の試験片の重量に対する増
加重量比を求めた。結果を表1に示す。
19〜21℃のC重油を満たした容器内に浮かべて5分
間静置した後、目開き15mmの金網上に5分間放置し、
試験片の重量を測定して最初の試験片の重量に対する増
加重量比を求めた。結果を表1に示す。
【0033】<吸油速度(sec)>吸油速度は、試験
片をC重油を満たした容器内に浮かべてから試験片上部
まで重油が浸透するまでの時間(sec) で示した。結
果を表1に示す。実施例1〜7の吸油材は、複合成形体
の密度が小さく、強度および吸油量が良好であった。
片をC重油を満たした容器内に浮かべてから試験片上部
まで重油が浸透するまでの時間(sec) で示した。結
果を表1に示す。実施例1〜7の吸油材は、複合成形体
の密度が小さく、強度および吸油量が良好であった。
【0034】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 <製造条件> 熱膨張黒鉛(g) 0.93 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4 1.86 PE短繊維(g) 0.93 0.6 1.4 3.23 0 0.7 0.8 PP短繊維(g) 0 0 0 0 1.4 0.7 0 繊維含有率(%) 50 30 50 70 50 50 30 押圧比 1/2 1/3 1/3 1/3 1/3 1/3 1/4 <成形体> 重量 (g) 1.86 2.0 2.8 4.63 2.8 4.6 2.66 体積 (cc) 97.75 97.75 97.7 97.75 97.75 97.75 97.75 密度 (g/cc) 0.019 0.020 0.028 0.047 0.028 0.028 0.027 <性能> 吸油量 (g/g) 32 28 24 11 26 27 16 吸油速度(sec) 2 〜3 2〜3 2 〜3 6〜7 2 〜3 2〜3 30< 強度 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ────────────────────────────────────
【0035】
【表2】 ×:強度不足で製造中に崩壊する (以下同じ)。 △:取り扱い中に亀裂などが生じる(以下同じ)。 ○:通常の取り扱いに耐える (以下同じ)。 ◎:通常の取り扱いに十分耐える (以下同じ)。
【0036】実施例3及び5で得られた本発明の複合成
形体の断面の倍率95倍(図1)及び85倍(図2)の
走査型電子顕微鏡写真を図1及び図2に示す。これらの
図から短繊維の交差点の融着が確認された。
形体の断面の倍率95倍(図1)及び85倍(図2)の
走査型電子顕微鏡写真を図1及び図2に示す。これらの
図から短繊維の交差点の融着が確認された。
【0037】実施例8〜9 実施例8〜9は、実施例3において、表3に示す製造条
件に変更した以外は、実施例3と同様にして複合成形体
を作製した。なお、実施例8においては、表3に示す布
を使用したヒートシールにより、13.5×10.5c
m の通液シート様の袋を作製し、当該袋に複合成形体を
充填して開口部をヒートシールした。実施例9において
は、第1工程で得られた混合物を表3に示す不織布で包
囲し、次いで、金型へ充填して押圧成形した後、加熱処
理した。測定結果を表3に示す。
件に変更した以外は、実施例3と同様にして複合成形体
を作製した。なお、実施例8においては、表3に示す布
を使用したヒートシールにより、13.5×10.5c
m の通液シート様の袋を作製し、当該袋に複合成形体を
充填して開口部をヒートシールした。実施例9において
は、第1工程で得られた混合物を表3に示す不織布で包
囲し、次いで、金型へ充填して押圧成形した後、加熱処
理した。測定結果を表3に示す。
【0038】
【表3】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 8 9 <製造条件> 熱膨張黒鉛(g) 1.4 1.4 PE短繊維(g) 1.4 1.4 繊維含有率(%) 50 50 押圧比 1/3 1/3 通液シート ホ゜リ エステル 布(約 70g/m2 ) PE不織布(約25g/m2 ) 使用重量 (g) 0.99 0.28 <成形性> 重量 (g) 3.79 3.08 体積 (cc) − − 密度 (g/cc) − − <性能> 吸油量 (g/g) 20 25 吸油速度(sec) 22〜23 12〜13 強度 ◎ ◎ ────────────────────────────────────
【0039】実施例10〜12 実施例10〜12は、実施例3において、表4に示す製
造条件に変更した以外は、実施例3と同様にして複合成
形体を作製した。測定結果を表4に示す。エマルジョン
ブレーカーを添加することにより吸油性が高められる。
造条件に変更した以外は、実施例3と同様にして複合成
形体を作製した。測定結果を表4に示す。エマルジョン
ブレーカーを添加することにより吸油性が高められる。
【0040】
【表4】 ──────────────────────────────────── 実 施 例 10 11 12 <製造条件> 熱膨張黒鉛(g) 1.4 1.4 1.4 PE短繊維(g) 1.4 1.4 1.4 繊維含有率(%) 50 50 50 押圧比 1/3 1/3 1/3エマルシ゛ョンフ゛レーカー 塩化カルシウム 炭酸カルシウム − 使用重量 (g) 0.45 0.45 − 添加率 (%) 13.8 13.8 − <成形体> 重量 (g) 3.25 3.25 2.8 体積 (cc) 97.75 97.75 97.75 密度 (g/cc) 0.033 0.033 0.028 <性能> 残油量 (ppm) 163 150 1500 吸油速度 (sec) 2〜3 2〜3 2〜3 強度 ○ ○ ○ ────────────────────────────────────
【0041】表4の残油量( ppm) は、次の様にして
測定した。熱膨張超黒鉛0.5gPE短繊維0.5g、
エマルジョンブレーカー0.16gと内径3cmの金型
を使用して、約外径3cm、高さ4.9cmの円筒型の
複合成形体を作製した。上記の複合成形体は、内径3c
m、高さ30cmの化学実験用のカラム管の底部に充填
した。
測定した。熱膨張超黒鉛0.5gPE短繊維0.5g、
エマルジョンブレーカー0.16gと内径3cmの金型
を使用して、約外径3cm、高さ4.9cmの円筒型の
複合成形体を作製した。上記の複合成形体は、内径3c
m、高さ30cmの化学実験用のカラム管の底部に充填
した。
【0042】サラダ油5000ppm及び界面活性剤
(花王社製「ネオぺレックスNo.6Fパウダー」)5
00ppmを溶解した分散油の水溶液1000gを使用
して前記のカラム管の上部から5cm/minの線流速
で通液した。残油濃度は、カラムの下部から流出した通
液をヘキサンで抽出し、得られたヘキサンを80℃にお
いて0.5時間加熱して乾燥し、サラダ油の重量を測定
した。
(花王社製「ネオぺレックスNo.6Fパウダー」)5
00ppmを溶解した分散油の水溶液1000gを使用
して前記のカラム管の上部から5cm/minの線流速
で通液した。残油濃度は、カラムの下部から流出した通
液をヘキサンで抽出し、得られたヘキサンを80℃にお
いて0.5時間加熱して乾燥し、サラダ油の重量を測定
した。
【0043】
【発明の効果】以上、説明した本発明の複合成形体は、
軽量にして多孔性であり、且つ取り扱いが容易で優れた
吸収性を有す。したがって、吸油材として有用である。
軽量にして多孔性であり、且つ取り扱いが容易で優れた
吸収性を有す。したがって、吸油材として有用である。
【図1】実施例3で得られた本発明の複合成形体の断面
の図面代用写真であり、倍率95倍の走査型電子顕微鏡
写真によるものである。
の図面代用写真であり、倍率95倍の走査型電子顕微鏡
写真によるものである。
【図2】実施例5で得られた本発明の複合成形体の断面
の図面代用写真であり、倍率85倍の走査型電子顕微鏡
写真によるものである。
の図面代用写真であり、倍率85倍の走査型電子顕微鏡
写真によるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01B 31/04 101 C01B 31/04 101A C02F 1/28 C02F 1/28 N 1/40 1/40 E
Claims (6)
- 【請求項1】 短繊維の交差点が融着した絡合マトリッ
クス中に熱膨張黒鉛を担持して成ることを特徴とする熱
膨張黒鉛複合成形体。 - 【請求項2】 通液シートで包囲されている請求項1記
載の熱膨張黒鉛複合成形体。 - 【請求項3】 複合成形体と通液シートが少なくとも部
分的に融着している請求項1又は2記載の熱膨張黒鉛複
合成形体。 - 【請求項4】 熱膨張黒鉛と熱可塑性樹脂系短繊維との
混合物を金型内に充填し、押圧成形すると共に前記短繊
維同士が融着する温度以上に加熱することを特徴とする
請求項1〜3の何れかに記載の熱膨張黒鉛複合成形体の
製造方法。 - 【請求項5】 熱膨張黒鉛と熱可塑性樹脂系短繊維との
混合物を通液シートで包囲して金型内に充填し、押圧成
形すると共に前記短繊維同士が融着する温度以上に加熱
する請求項1〜4の何れかに記載の熱膨張黒鉛複合成形
体の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の熱膨張黒
鉛複合成形体から成ることを特徴とする吸油材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8188608A JPH1017375A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8188608A JPH1017375A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017375A true JPH1017375A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16226658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8188608A Withdrawn JPH1017375A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 熱膨張黒鉛複合成形体、その製造方法および吸油材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017375A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150210551A1 (en) * | 2008-02-28 | 2015-07-30 | Basf Se | Graphite Nanoplatelets and Compositions |
| JP2015207428A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 東ソー株式会社 | リチウムイオン2次電池用カーボンシリコン系負極活物質およびその製造方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8188608A patent/JPH1017375A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150210551A1 (en) * | 2008-02-28 | 2015-07-30 | Basf Se | Graphite Nanoplatelets and Compositions |
| JP2015207428A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 東ソー株式会社 | リチウムイオン2次電池用カーボンシリコン系負極活物質およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |