JPH10174059A - ディジタル信号復号方法及び装置、並びにディジタル信号再生装置 - Google Patents
ディジタル信号復号方法及び装置、並びにディジタル信号再生装置Info
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Abstract
好な再生を可能にする。 【解決手段】 スキップ以前の各ピクチャの符号化デー
タを復号する第1の復号系11と、スキップ以降の各ピ
クチャの符号化データを復号する第2の復号系12と、
スキップ再生に応じて、第1の復号系11の復号データ
列から、第2の復号系12の復号データ列への切り替え
を行う切り替え器9とを有する。第2の復号系12で
は、第1の復号系11にてスキップ前のピクチャの復号
が終了する以前に、スキップ直後のピクチャの復号に必
要な全てのピクチャの復号を終了し、第1の復号系11
にてスキップ前のピクチャの復号が終了した時点でスキ
ップ以降の各ピクチャの復号データを出力し、切り替え
器9では、第1の復号系11にてスキップ前のピクチャ
の復号が終了した時点で第1の復号系11の出力から第
2の復号系12の出力への切り替えを行う。
Description
響信号などを、例えば光磁気ディスクなどのランダムア
クセス可能な記録媒体に記録し、これを再生してディス
プレイ装置などに表示するときに好適な、ディジタル信
号復号方法及び装置、並びにディジタル信号再生装置に
関する。
積媒体に記録された符号化データを復号して表示を行う
従来のシステム構成を表す。
ィスクなどのようにランダムアクセスが可能なものであ
る。この蓄積媒体101に記録された符号化データは、
読み出し装置102によって読み出され、必要に応じて
トラックバッファ103に一旦蓄えられる。ここで、上
記蓄積媒体101から読み出されて上記トラックバッフ
ァ103に蓄えられるデータは、映像・音声などの符号
化データが一本のデータ列として時分割多重されたもの
であるのが普通である。
符号化データは、トラックバッファ103から読み出さ
れた後、分離器104で映像と音声の符号化データにそ
れぞれ分離される。これら分離された映像と音声の符号
化データは、それぞれ対応して設けられている復号バッ
ファ105V,105Aに入力される。これら復号バッ
ファ105V,105Aに格納された符号化データは、
所定のタイミングで読み出され、それぞれ対応する映像
復号器106V,音声復号器106Aに送られ、それぞ
れ復号される。映像復号器106Vでの復号により得ら
れた映像信号は映像表示装置107Vに送られて表示さ
れ、音声復号器106Aでの復号により得られた音声信
号は例えばスピーカ等の音声発生装置107Aから放音
される。
ディスクや磁気テープなどの記録媒体に記録し、それら
を再生してディスプレイに表示等するようなシステムの
場合、或いは、送信側から映像及び音声の信号を所定の
伝送路を介して送信し、受信側にて表示等するような例
えばテレビ会議システムやテレビ電話のようなシステム
の場合において、最近は、これら映像及び音声の信号を
A/D(アナログ/ディジタル)変換した後、いわゆる
MPEG(Moving Pic-ture Experts Group)方式で符
号化することで情報量を圧縮することが多くなりつつあ
る。
/SC29(International Organizationfor Stan-dardizati
on/International Electrotechnical Commission, Join
t Technical Commitee 1/Sub Commitee 29:国際標準化
機構/国際電機標準会議合同技術委員会1/専門部会
29)の蓄積用動画像符号化の検討組織の略称であり、
MPEG1標準としてISO11172が、MPEG2
標準としてISO13818がある。これらの国際標準
において、システム多重化の項目でISO11171−
1及びISO13818−1が、映像符号化の項目でI
SO11172−2及びISO13818−2が、音声
符号化の項目でISO11172−3及びISO138
18−2が、それぞれ標準化されている。
するためとランダムアクセスを実現するために、Iピク
チャ、Bピクチャ、Pピクチャという3種類の符号化の
タイプが用意されている。ここでピクチャとは、動画像
を構成する画面(フレーム或いはフィールドの画面)を
符号化したものである。
結しているもので、他画面とは独立して符号化される。
このため、ランダムアクセスやエラーを回復するための
エントリーポイントとして使われる。ただし、Iピクチ
ャの頻度が高くなると符号化の効率は低下する。
モードで、時間的に過去のIピクチャあるいはPピクチ
ャから予測される。従って、Pピクチャを復号するため
には時間的に過去のIピクチャまたはPピクチャが復号
されていなければならない。Pピクチャを用いることに
より、Iピクチャのみで符号化する場合よりも符号化の
効率は高くなる。
チャは、両方向の予測符号化を行うモードで、時間的に
過去と未来のIピクチャあるいはPピクチャから、前方
向、後方向、あるいは両方向に予測が行われる。このた
め、Bピクチャを復号するためには、前後のIピクチャ
またはPピクチャが復号されている必要がある。このB
ピクチャの導入により符号化効率は著しく改善される。
ては、ランダムアクセスと高い符号化効率を実現するた
めに、上記I、B、Pピクチャの組合せが用いられるの
が普通である。
挙げている。図7の(a)は、上記画面(ピクチャ)を
表示順序に並べたものであり、この図7の(a)の図中
矢印dは予測の方向を表している。ここで、例えばBピ
クチャを復号して表示するためには、そのBピクチャの
前後(時間的な前後)に表示されるIピクチャ或いはP
ピクチャを復号しておかなければならない(当該Bピク
チャの復号を行う前に復号する必要がある)。より具体
的に説明すると、上述の図7の(a)のような表示順を
実現する場合において、例えばピクチャB5の画像を復
号するためには、少なくともI0,P2,P4,P6の
各ピクチャが復号されていることが必要である。すなわ
ち、P2のピクチャはI0のピクチャから予測され、P
4のピクチャはP2のピクチャから予測され、P6のピ
クチャはP4のピクチャから予測されるものであり、さ
らにB5のピクチャはP4のピクチャとP6のピクチャ
とから予測されるものであるため、当該B5のピクチャ
を復号するためにはこれらI0,P2,P4,P6の各
ピクチャが、先に復号されている必要がある。このた
め、図7の(b)に示すように、各ピクチャは、符号化
ストリーム上ではI0,P2,B1,P4,B3,・・
・という順序に並べ換えられている。言い換えれば、記
録媒体上には、この図7の(b)に示すようなピクチャ
順の符号化ストリームが記録されており、したがって、
当該記録媒体を再生して映像をディスプレイ装置に表示
する場合には、この図7の(b)の順番で記録媒体から
再生された符号化ストリームから各ピクチャを復号し、
図7の(a)の順序に並べ換えて表示することが行われ
る。
記のMPEGの他に、いわゆるAC−3(ATSC standar
d Doc.A/52, 20 Dec.1995)などの圧縮方式があるが、
これら圧縮方式は何れも一定の数の標本化データをまと
めて符号化の単位として扱い、復号時もこれを単位とし
て行われる。
オーディオ・フレームの復号周期と、映像データを符号
化したピクチャの復号周期は一致しない。これを時間順
に表現したのが図8である。なお、図8の(a)には、
映像における符号化データの構成単位(ピクチャ)と各
ピクチャの表示開始時刻TPを表し、図8の(b)には
音声における各符号化データの構成単位(オーディオ・
フレーム)と各オーディオ・フレームの開始時刻TAを
表している。すなわちこの図8の(a)及び(b)から
オーディオ・フレームの復号周期とピクチャの復号周期
は一致しないことがわかる。
ゆるビデオCDやDVD(ディジタル・ビデオ・ディス
ク)では、上述のような構造を持つMPEG方式によっ
て映像が符号化され、音声はMPEGあるいはAC−3
によって符号化されて、これらのデータがMPEGシス
テムの規格により時分割多重されてディスク上に記録さ
れている。
うなMPEG方式で符号化された映像データが前記図6
の蓄積媒体101に記録されている場合を考えてみる。
ただし、この場合の記録は、符号化効率とランダムアク
セス性を考慮して、図9の(a)に示すようなピクチャ
の構造にてなされているとする。
クセス可能であるならば、この図9の(a)のようなス
トリームにおいて例えば図中SA点にて示すPピクチャ
まで再生した後、これ以降の各ピクチャの再生を跳ば
し、図中SB点にて示すBピクチャ(ピクチャB3)か
ら再生を再開するようなことが可能となる。なお、上述
のように、各ピクチャの再生を跳ばすことをこれ以降ス
キップと呼び、あるピクチャから別の離れたピクチャま
でスキップさせて再生を行うことをスキップ再生と呼ぶ
ことにする。また、スキップの跳躍が始まる位置をスキ
ップ開始点、スキップの跳躍が終了する位置をスキップ
到達点と呼ぶことにする。
(図9の例ではピクチャB3)を復号するためには、そ
れ以前のIピクチャ或いはPピクチャ(図9の例では少
なくともピクチャI0,P2,P4の各ピクチャ)が復
号されていなければならないので、これらのピクチャ
(I0,P2,P4)を復号している間は、映像の連続
的な再生が途切れてしまうことになる。
号化されている場合を考えたが、例えば、画像間に相関
があることを利用し、画像間の差分を求め、この差分を
符号化するような予測符号化方式を用いた場合であって
も、上述同様の理由によりスキップ再生時の画面の繋ぎ
目において、再生が不連続になってしまう。
に、一定の数の標本化データをまとめて符号化の単位と
する音声の符号化方式では、前述したように映像信号の
復号周期と音声信号の復号周期が必ずしも一致しないの
で、スキップ再生を行う際に、映像信号の連続再生を優
先させると、以下に述べるような音声信号が生成されな
い空白区間が生じてしまう。以下、スキップ再生時に発
生する音声信号が生成されない空白区間のことを、オー
ディオ・ギャップと呼ぶことにする。
上に記録されている映像及び音声の符号化データを時間
順に表している。
して行き、図10の(d)に示すように、あるピクチャ
(スキップ開始点、図10の(d)例ではピクチャ
VA)まで復号して表示した後、図10の(a)に示す
タイミングのスキップ再生によって、図10の(f)に
示す別のピクチャ(スキップ到達点、図10の(f)の
例ではピクチャVC)から再生及び復号を再開する場合
を考える。
した音声信号の復号時には、図10の(e)に示すよう
に上記ピクチャVAに対応するオーディオ・フレームAB
までの復号がなされた後、上記スキップ再生に応じて、
図10の(g)に示すように上記ピクチャVCに対応す
るオーディオ・フレームADから再生及び復号が再開さ
れることになる。
なければならないので、映像信号に対する音声信号の再
生の位相差すなわちピクチャの表示開始時刻とオーディ
オ・フレームの開始時刻の位相差は、上記スキップ再生
をする/しないにかかわらず変化してはならない。
おいて、図10の(h)に示すように映像を優先的に繋
げて、すなわちスキップ再生前後のピクチャVAとピク
チャVCを繋げて連続的な表示を実現しようとすると、
音声データの方は、図10の(i)に示すように音声デ
ータの存在しない時間幅(オーディオ・ギャップAG)
が生じてしまい、連続的な音声再生ができないことにな
る。
復号データの不連続性について説明しているが、それぞ
れ独立に符号化された2つの符号化データを、任意の点
でつないで再生するようなことを行う場合も、全く同じ
原理により同様の問題が生ずる。
なされたものであり、スキップ再生の前後における映像
と音声の良好な再生を可能にするディジタル信号復号方
法及び装置、並びにディジタル信号再生装置を提供する
ことを目的とする。
符号化方法は、所定の符号化単位が連続した少なくとも
一つの符号化データ列を記録してなるランダムアクセス
可能な蓄積媒体から読み出された符号化データ列を復号
するものであり、ランダムアクセスによる跳躍開始点以
前の第1の符号化データ列を符号化単位毎に復号する第
1の復号工程と、ランダムアクセスによる跳躍到達点で
の復号に必要な全ての符号化単位を含む第2の符号化デ
ータ列を符号化単位毎に復号する第2の復号工程と、ラ
ンダムアクセスによる跳躍に応じて、第1の復号工程で
の復号により得られた第1の復号データ列から第2の復
号工程での復号により得られた第2の復号データ列への
切り替えを行う切り替え工程とを有し、第2の復号工程
では、第1の復号工程にて跳躍開始点までの符号化単位
の復号が終了する以前に、跳躍到達点での復号に必要な
全ての符号化単位の復号を終了し、第1の復号工程にて
跳躍開始点までの符号化単位の復号が終了した時点で、
跳躍到達点以降の符号化単位の復号を開始し、切り替え
工程では、第1の復号工程にて跳躍開始点までの符号化
単位の復号が終了した時点で、第1の復号データ列から
跳躍到達点以降の第2の復号データ列への切り替えを行
うことにより、上述した課題を解決する。
は、所定の符号化単位が連続した少なくとも一つの符号
化データ列を記録してなるランダムアクセス可能な蓄積
媒体から読み出された符号化データ列を復号するもので
あり、ランダムアクセスによる跳躍開始点以前の第1の
符号化データ列を符号化単位毎に復号する第1の復号手
段と、ランダムアクセスによる跳躍到達点での復号に必
要な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列を符
号化単位毎に復号する第2の復号手段と、ランダムアク
セスによる跳躍に応じて、第1の復号手段での復号によ
り得られた第1の復号データ列から、第2の復号手段で
の復号により得られた第2の復号データ列への切り替え
を行う切り替え手段とを有し、第2の復号手段では、第
1の復号手段にて跳躍開始点までの符号化単位の復号が
終了する以前に、跳躍到達点での復号に必要な全ての符
号化単位の復号を終了し、第1の復号手段にて跳躍開始
点までの符号化単位の復号が終了した時点で、跳躍到達
点以降の符号化単位の復号を開始し、切り替え手段で
は、第1の復号手段にて跳躍開始点までの符号化単位の
復号が終了した時点で、第1の復号データ列から跳躍到
達点以降の第2の復号データ列への切り替えを行うこと
により、上述した課題を解決する。
は、所定の符号化単位が連続した少なくとも一つの符号
化データ列を記録してなるランダムアクセス可能な蓄積
媒体から符号化データ列を読み出して復号するものであ
り、蓄積媒体から符号化データ列を読み出す読み出し手
段と、蓄積媒体から読み出された符号化データ列を格納
する格納手段と、格納手段から読み出された符号化デー
タ列をそれぞれ独立に復号する第1,第2の復号手段
と、第1の復号手段での復号により得られた第1の復号
データ列と第2の復号手段での復号により得られた第2
の復号データ列との切り替え出力を行う切り替え手段と
を有し、ランダムアクセスによって蓄積媒体から符号化
データ列を読み出す際に、読み出し手段は、このランダ
ムアクセスによる跳躍開始点以前の第1の符号化データ
列とランダムアクセスによる跳躍到達点での復号に必要
な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列とを読
み出し、格納手段は、蓄積媒体から読み出された跳躍開
始点以前の第1の符号化データ列と跳躍到達点での復号
に必要な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列
とを少なくとも格納し、第1の復号手段は、格納手段か
ら読み出された跳躍開始点以前の第1の符号化データ列
を符号化単位毎に復号し、第2の復号手段は、第1の復
号手段にて跳躍開始点までの符号化単位の復号が終了す
る以前に、格納手段から読み出された跳躍到達点での復
号に必要な全ての符号化単位の復号を終了し、第1の復
号手段にて跳躍開始点までの符号化単位の復号が終了し
た時点で、跳躍到達点以降の符号化単位の復号を開始
し、切り替え手段は、第1の復号手段にて跳躍開始点ま
での符号化単位の復号が終了した時点で、第1の復号デ
ータ列から跳躍到達点以降の第2の復号データ列への切
り替えを行うことにより、上述した課題を解決する。
号工程を独立に動作させて、ランダムアクセスによるス
キップ再生の前後のデータを予め復号しておき、所定の
タイミングで復号工程からの出力を切り替えることによ
り、スキップの前後で復号されたデータを連続的に再生
するようにしている。
態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
号装置の一実施の形態として、蓄積媒体に記録された符
号化データを読み出して復号するディジタル信号再生装
置の基本的な構成を示している。ここでは2つの独立す
る復号系11,12を有する構成の実施例を示す。ま
た、この図1の例では、簡単のため、映像信号のみをM
PEG方式で符号化したデータが、蓄積媒体1に記録さ
れているとする。
は、符号化されたディジタル信号(符号化された映像信
号)が記録されているランダムアクセスが可能な蓄積媒
体1上で、連続する1つの符号化データの一部分を跳ば
して再生(スキップ再生)する際に、跳ぶ前に位置(ス
キップ前に位置)する第1の符号化データを跳躍点まで
再生する第1の復号系11と、跳んだ後に位置(スキッ
プ後に位置)する第2の符号化データの符号化単位の先
頭から接続点までの復号を予め行って待機する第2の復
号系12とを有し、スキップ再生の接続点において第1
の復号系11の再生が終了した直後に、待機中の第2の
復号系12の再生を開始し、この2つの復号された信号
が時間的に不連続にならないように、各々の復号系1
1,12からの出力信号を、切り替え器9にて所定のタ
イミングで切り替えて再生するものである。
し装置2は、上記蓄積媒体1に記録されている符号化さ
れた映像信号(以下、符号化データとする)を読み出
し、トラックバッファ3に格納する。この読み出し装置
2は蓄積媒体1に対してランダムアクセス可能であり、
スキップ再生を行うときには、スキップの前後の符号化
データを順次トラックバッファ3に読み込むことが可能
である。ただし、この例のようにMPEG方式で符号化
されている(すなわち画像間の差分が符号化されてい
る)場合には、跳び先(スキップ先)のピクチャをデコ
ードするのに必要なピクチャの符号化データを全て読み
込む。前述した図9の例でいうと、スキップした後のピ
クチャB(ピクチャB3)をデコードするのに最小限必
要な、ピクチャI0,P2,P4の符号化データが上記
トラックバッファ3に読み込まれる。
上記符号化データは、上記第1の復号系11及び第2の
復号系12に送られる。
復号バッファ5と復号器7とを備え、また上記第2の復
号系12も同じく復号バッファ6と復号器8とを備えて
いる。上記復号バッファ5及び6は、それぞれ後段に設
けられた復号器7,8が符号化データを復号する間、上
記トラックバッファ3から読み出された符号化データを
保持する機能を持つ。なお、上記トラックバッファ3か
ら上記第1の復号系11及び第2の復号系12の復号バ
ッファ5及び6へのデータの読み出しは、必要であれば
同時に行われる。上記復号器7及び8は、対応する復号
バッファ5,6から供給された符号化データを、それぞ
れ独立に復号する。
データは、切り替え器9の被切替端子S1に送られ、上
記第2の復号系12から出力された復号データは、切り
替え器9の被切替端子S2に送られる。
1,第2の復号系12からそれぞれ供給された復号デー
タを、後述する所定のタイミングで選択的に切り替えて
表示装置10に出力する。したがって、表示装置10上
の表示は、上記第1の復号系11からの復号データに基
づく表示と、上記第2の復号系12からの復号データに
基づく表示とが、上記所定のタイミングで選択的に切り
替えられたものとなる。
置において、上記蓄積媒体1から時間的に連続する符号
化データを再生し、当該符号化データを復号して、その
まま通常通りに表示させるときは、上記第1の復号系1
1或いは第2の復号系12の何れか一方のみにて復号さ
れた復号データを上記表示装置10に供給する。
ない符号化データを復号するときには、以下のように動
作する。
り前の符号化データの復号を、第1の復号系11にて行
っていたとする。この時点での切り替え器9は、被切替
端子S1側が選ばれている。したがって、表示装置10
には、上記第1の復号系11にて復号された上記スキッ
プ開始点より前の復号データに応じた表示、すなわちス
キップ前に蓄積媒体1から読み取られた符号化データを
復号した映像が表示されている。このように、当該スキ
ップ開始点より前の時点では、上記読み出し装置2によ
って蓄積媒体1から読み取られたスキップ開始点より前
の符号化データが、トラックバッファ3を介して第1の
復号系11の復号バッファ5に読み出された後、復号器
7で復号され、切り替え器9を介して表示装置10に送
られて表示されている。
出し装置2は、スキップを行う前の符号化データを上記
蓄積媒体1から読み取った後に、当該蓄積媒体1をラン
ダムアクセスし、当該スキップ直後(スキップ到達点)
の符号化データを上記蓄積媒体1から読み取り、上記ス
キップ開始点前の符号化データと上記スキップ到達点近
辺の符号化データとを、順にトラックバッファ3に出力
する。
積媒体1から読み取られる符号化データは、当該スキッ
プ到達点で表示される画像を復号するのに必要な全ての
データを含む。すなわち、上記スキップ到達点のピクチ
ャがピクチャB3である前記図9の例を挙げると、読み
出し装置2は、当該ピクチャB3を復号するのに必要な
前記ピクチャI0,P2,P4に対応する符号化データ
を、上記蓄積媒体1から読み取る。より具体的な動作と
して、読み出し装置2は、蓄積媒体1から上記スキップ
到達点のアドレスに対応する記録領域(図9の例ではピ
クチャB3の符号化データが記録された領域)を読み取
る際に、当該ピクチャB3の復号に必要な上記ピクチャ
I0,P2,P4の各符号化データが記録された記録領
域をもランダムアクセスによって同時に再生する。
は、少なくとも上記スキップ開始点とスキップ到達点近
辺の符号化データが同時に格納されていることになる。
すなわち、前記図9の例を用いて説明すると、このとき
のトラックバッファ3上には、前記図9の図中SA点に
て示すスキップ開始点のPピクチャの符号化データと、
図9の図中SB点にて示すスキップ到達点のBピクチャ
(ピクチャB3)の符号化データ及び当該ピクチャB3
の復号に必要なピクチャI0,P2,P4の符号化デー
タとが、少なくとも同時に存在することになる。
述したスキップ開始点及びスキップ到達点近辺の各符号
化データを格納すると同時に、上記スキップ再生のため
に上記読み出し装置2が蓄積媒体1をランダムアクセス
している間でも、上記表示装置10における表示が途切
れない分だけの符号化データを格納しておくことが必要
である。すなわち、上記スキップ前のピクチャとスキッ
プ後のピクチャは、その後、時間的に連続するように接
続されて表示されることになるが、上記スキップ再生の
ために読み出し装置2が蓄積媒体1をランダムアクセス
している間に、表示される映像が途切れていまわないよ
うに、当該トラックバッファ3には複数のピクチャ分の
符号化データを格納しておくようにする。言い換える
と、スキップ前のトラックバッファ3には、少なくとも
ランダムアクセスに必要とされる時間分以上の表示を可
能にするだけの各ピクチャの符号化データを格納してお
くようにし、スキップが発生したときには当該格納して
いた各ピクチャの符号化データを順次読み出して後段の
構成に送り、その間に読み出し装置2でのランダムアク
セスによる上記スキップ先のピクチャのデータ読み取り
を行うようにする。また、読み出し装置2における蓄積
媒体1の読み取り速度を、通常の実時間の映像表示に必
要な速度よりも高速とし、蓄積媒体1から同一の符号化
データを繰り返し読み出し可能にしておけば、トラック
バッファ3は上記ランダムアクセスに必要とされる時間
分以上の記憶容量を備える必要はない。すなわち、スキ
ップが発生したときに上記トラックバッファ3上に上記
ランダムアクセスの時間分に対応できるだけの符号化デ
ータが存在していなくても、読み出し装置2は高速に蓄
積媒体1から必要な符号化データを読み出せるため、表
示映像が途切れることはないからである。
レス指定によりなされるものでない場合においても、例
えば前記図9の例のように、スキップ再生によってBピ
クチャ(ピクチャB3)が読み出されたときには、当該
ピクチャB3の復号に必要なIピクチャ(ピクチャI
0)及びPピクチャ(ピクチャP2,P4)を蓄積媒体
1から読み取る必要がある。この場合、ランダムアクセ
スを行うことによって読み出し装置2の読み出し位置が
到達する蓄積媒体1上の位置は、ランダムアクセスの速
度等によって略々予測されるので、Iピクチャ等の符号
化データの記録位置も予測することができ、この予測に
基づいてIピクチャ等の符号化データの読み取りを行う
ようにすることも可能である。
の復号系12には、前記スキップ到達点近傍のデータす
なわちスキップ直後に表示される画像を復号するのに必
要な全てのデータが、前記トラックバッファ3から読み
出されて、復号バッファ6に送られる。この復号バッフ
ァ6から読み出されたデータは、復号器8に送られて復
号され、さらに必要であれば当該復号器8内のメモリに
蓄えられる。すなわち、前記図9の例を用いて説明する
と、ピクチャB3を表示するために、順にピクチャI
0,ピクチャP2,ピクチャP4を予め復号して蓄えて
おく。
は、切り替え器9によって、所定のタイミングで前記第
1の復号系11からの復号データと切り替えられる。す
なわち、復号器8は、上記復号データを内部メモリに蓄
えて、上記切り替え器9において被切替端子S2側が選
択されるのを待ち、所定のタイミングで切り替え器9が
被切替端子S2側に切り替えられるときに上記メモリに
蓄えた復号データを出力する。また、上記切り替え器9
は、上記所定のタイミングとして前記スキップ前の画像
の表示が全て終了したときに、被切替端子S1からS2
への切り替えを行う。
プ開始点の画像とスキップ到達点の画像とが時間的に連
続した、途切れのないスキップ再生表示がなされること
になる。
号系12での復号が行われるようになると、次回にスキ
ップが行われるまで、当該第2の復号系12での復号が
表示のための処理として続けられることになる。次回の
スキップが生じたときには、前述した第1の復号系11
から第2の復号系12への動作切り替えと同様なこと
が、当該第2の復号系12から第1の復号系11への動
作切り替えとして行われる。
体1から映像データを再生する場合のみを挙げている
が、蓄積媒体1に符号化された映像データと音声データ
とが時分割多重化されて記録されている場合には、以下
の図2のような構成が用いられる。なお、この図2の構
成も、2つの独立する復号系50,60を有している。
また、蓄積媒体1に多重化されて記録されている映像デ
ータと音声データは、MPEG方式やAC−3で符号化
されているものとする。
は、符号化されたディジタル信号(符号化されて多重化
された映像及び音声データ)が記録されているランダム
アクセスが可能な蓄積媒体1上で、連続する1つの符号
化データの一部分を跳ばして再生(スキップ再生)する
際に、跳ぶ前(スキップ前)に位置する第1の符号化デ
ータを跳躍点まで再生する第1の復号系50と、跳んだ
後(スキップ後)に位置する第2の符号化データの符号
化単位の先頭から接続点までの復号を予め行って待機す
る第2の復号系60とを有し、上記接続点において第1
の復号系50の再生が終了した直後に、待機中の第2の
復号系60の再生を開始し、これら2つの復号された信
号が時間的に不連続にならないように、各々の復号系5
0,60からの出力信号を切り替え器70によって所定
のタイミングで切り替えて再生するようにしたものであ
る。
装置20は、前記図1同様に、上記蓄積媒体1から上記
符号化されて時分割多重化された映像及び音声データを
読み出し、トラックバッファ30に格納する。この読み
出し装置20は蓄積媒体1に対してランダムアクセス可
能であり、スキップ再生を行うときには、前述同様に、
スキップの前後の符号化データを順次トラックバッファ
30に読み込むと同時に、スキップ後の符号化データを
復号するのに必要な全ての符号化データをもトラックバ
ッファ30に読み込む。なお、当該読み出し装置20
は、具体的には光ディスク等の蓄積媒体1を回転駆動す
るスピンドルモータ24と、当該回転する蓄積媒体1か
ら光学的に信号を読み取る光ヘッド20と、この光ヘッ
ド20にて蓄積媒体1から再生された信号に基づいて各
種信号処理及びサーボを行う信号処理及びサーボ回路2
3とからなる。上記信号処理及びサーボ回路23は、上
記光ヘッド20によって蓄積媒体1から再生された信号
より、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号
を抽出し、これらエラー信号に基づいて光ヘッド20に
よるフォーカ及びトラッキングサーボを行う。また、当
該信号処理及びサーボ回路23は、上記光ヘッド20に
よって蓄積媒体1から再生された信号より、当該蓄積媒
体1上の再生位置情報(アドレス情報)と再生速度情報
とを抽出し、これら情報に基づいて上記スピンドルモー
タ24を例えば線速度一定となるように回転サーボを行
う。さらに、当該信号処理及びサーボ回路23は、上記
光ヘッド20によって蓄積媒体1から再生された信号よ
り、2値のディジタル信号を取り出し、このディジタル
信号に対して復調と誤り訂正処理とを行う。この復調及
び誤り訂正処理されたディジタル信号が前記符号化デー
タとして当該読み出し装置20から出力される。
た上記符号化データは、上記第1の復号系50及び第2
の復号系51に送られる。
の復号系60では、上記トラックバッファ30から供給
されるデータが、映像及び音声データを時分割多重化し
たものであるため、これらの分離を行う構成を有する。
割多重されている映像及び音声の符号化データを、映像
と音声の符号化データにそれぞれ分離する分離器51
と、当該分離器51にて分離された映像と音声の符号化
データをそれぞれ一旦蓄積する復号バッファ52V,5
2Aと、これら復号バッファ52V,52Aに格納され
て所定のタイミングで読み出された符号化データをそれ
ぞれ復号する映像復号器53V,音声復号器53Aとを
有している。また、第2の復号系60も同様に、上記時
分割多重されている映像及び音声の符号化データを、映
像と音声の符号化データにそれぞれ分離する分離器61
と、当該分離器61にて分離された映像と音声の符号化
データをそれぞれ一旦蓄積する復号バッファ62V,6
2Aと、これら復号バッファ62V,62Aに格納され
て所定のタイミングで読み出された符号化データをそれ
ぞれ復号する映像復号器63V,音声復号器63Aとを
有している。これら第1の復号系50及び第2の復号系
60の各復号バッファ及び復号器は、それぞれ基本的に
は前記図1の第1の復号系11及び第2の復号系の各復
号バッファ及び復号器と同じ動作を行うものであり、異
なるのはそれぞれ扱う信号が映像データか音声データの
何れかであるということである。また、第1の復号系5
0と第2の復号系60はそれぞれ独立に動作するが、第
1の復号系50の内部での復号バッファ52V及び52
Aと復号器53V及び53Aは同時に動作し、また第2
の復号系60の内部での復号バッファ62V及び62A
と復号器63V及び63Aは同時に動作する。
の復号データは切り替え器70のスイッチ71の被切替
端子SV1に送られ、音声の復号データは切り替え器70
のスイッチ72の被切替端子SA1に送られる。また、上
記第2の復号系60から出力された映像の復号データは
切り替え器70のスイッチ71の被切替端子SV2に送ら
れ、音声の復号データは切り替え器70のスイッチ72
の被切替端子SA2に送られる。
おいて、上記第1の復号系50,第2の復号系60から
それぞれ供給された映像及び音声の復号データを、前述
の図1の構成の切り替え器9と同じような所定のタイミ
ングで選択的に切り替えて、映像表示装置80及び音声
発生装置90に出力する。すなわち、スキップ再生時に
おいて、当該切り替え器70のスイッチ71の被切替端
子SV1及びスイッチ72の被切替SA1は、前記図1の切
り替え器9の被切替端子S1に対応し、上記切り替え器
70のスイッチ71の被切替端子SV2及びスイッチ72
の被切替端子SA2は、前記図1の切り替え器9の被切替
端子S2に対応している。
スキップ再生を行ったときに、スキップ前後の復号され
た信号が時間的に不連続にならないようにすることがで
きる。
号周期と音声データの復号周期とは必ずしも一致してい
ないので、スキップ再生を行う際に、映像データの連続
再生を優先させると、前述の従来例で述べたように、音
声データが生成されない区間(オーディオ・ギャップ)
が生じてしまう。
信号再生装置においては、以下のようなことを行って上
記オーディオ・ギャップの発生を防止している。なお、
以下の説明では、簡略化のため上記2系統の復号系5
0,60のうち1系統側のみを用いて説明する。
(a)に示すタイミングでスキップ再生を行った場合の
当該スキップ前後の映像及び音声の符号化単位(ピクチ
ャ及びオーディオ・フレーム)を示している。すなわ
ち、図3の(b)の図中のピクチャVAはスキップ開始
点のピクチャであり、図中のピクチャVBはスキップ到
達点のピクチャである。また、図3の(c)の図中のオ
ーディオ・フレームACはスキップ開始点のオーディオ
・フレームであり、図中のオーディオ・フレームADは
スキップ到達点のオーディオ・フレームである。上記ス
キップ前の符号化データは例えば前記第1の復号系50
にて復号され、一方、スキップ後の符号化データは前記
第2の復号系60にて復号されることになる。さらに、
図3の(d)には、上記図3の(a)のようにスキップ
再生の前後で不連続となっているピクチャを、前述した
実施例のようにして時間的に連続するように接続した状
態を示している。
続性を保つ(映像の連続性を保つ)ように接続する場合
において、本実施例のディジタル信号再生装置では、図
3の(e)及び(h)に示すように、音声データの再生
区間がスキップ前後(オーディオ・フレームAC及び
AD)で重複するように、前記読み出し装置20にて上
記蓄積媒体1から上記音声データが多重化された符号化
データを読み出し、前記トラックバッファ30に格納す
るようにする。言い換えれば、蓄積媒体1から読み出し
た上記映像データが多重化された符号化データを、図中
点線CVに示す映像データの接続点にて時間的に連続す
るように繋げる(ピクチャVAとVBを繋げる)と、この
映像データと多重化されて当該映像データと共に蓄積媒
体1から読み出される音声データについては、この図3
の(e)及び(h)に示すように重複する時間帯(重複
部分OA)が発生する。これら音声データの重複する部
分も含めて、前記第1の復号系50では上記スキップ前
のオーディオ・フレームACを復号し、且つ第2の復号
系60では上記スキップ後のオーディオ・フレームAD
を復号する。
圧縮方式では、オーディオ・フレームは非常に多くの標
本点(数百〜数千)を単位として符号化したものである
ので、それを復号した結果の音声標本は、図3の(f)
や(g)に示すように映像信号の表示間隔(ピクチャ)
に比べ非常に短い時間間隔のデータ列となっている。
図3の上記音声データの重複部分OAの様子を拡大した
図4に示すように、上記映像データの接続点CVに最も
近い標本点(図4の図中CAにて示す点)で、音声デー
タの切り替えを行うようにする。すなわち、音声データ
の標本化周期(標本点の間隔)は、映像データの表示間
隔(ピクチャの区切り)に比べてはるかに短いため、上
述のように映像データの切り替え点(CV)に最も近い
標本点CAで、上記重複した部分OAの音声データの切り
替えを行って接続すれば、これら音声データの接続点で
の変化は連続的であると見なすことができる。
上述したような切り替え動作を、前記切り替え器70に
て行っている。すなわち、スキップ再生時において、映
像データ用のスイッチ71の被切替端子SV1及びSV2に
ついては前記図1の切り替え器9と同様に動作させる
が、音声データ用のスイッチ72の被切替端子SA1及び
SA2については上記図3及び図4にて説明したように映
像データの切り替え点CVに最も近い標本点CAで切り替
えるように切り替え動作制御を行う。
切り替え点(CA)を、映像データの切替え点CVと略々
同時刻に設定したが、上記重複部分OA内であれば、ど
の時刻の標本点で切り替えを行っても良い。
システムコントローラ40において、上述したような読
み出し装置20における蓄積媒体1からの符号化データ
の読み出しの制御と、トラックバッファ30における符
号化データの読み込み/読み出しの制御と、第1の復号
系50及び第2の復号系60における分離器の分離制
御,復号バッファの読み込み/読み出し制御、復号器の
復号制御と、切り替え器70における切り替え制御を行
っている。
された映像データは、例えばブラウン管や液晶表示デバ
イス等を備えた映像表示装置80に送られ、音声データ
は例えばスピーカ等からなる音声発生装置90に送られ
る。これにより、映像表示装置80にはスキップ再生を
行っても途切れのない映像が表示され、また、音声発生
装置90からはスキップ再生を行っても途切れのない音
声が放音される。
連続する1本(一つのストリームの)の符号化データを
スキップ再生する例について説明したが、図5の(a)
及び(b)に示すように、それぞれ独立に符号化されて
蓄積媒体1内に記録されている2つストリームの符号化
データST1及びST2を、当該蓄積媒体1から再生
し、図5の(c)に示すように、符号化データST1の
例えば前半(ST1A)と符号化データST2の例えば
後半(ST2B)を任意の点Jで繋げて再生するときに
も、上述した本実施例の構成を用いれば、連続的な再生
が可能となる。
図2の構成に当てはめて説明すると、前記読み出し装置
20は、蓄積媒体1から上記独立に符号化された符号化
データを読み取り、それぞれトラックバッファ30に格
納し、このトラックバッファ30に格納した符号化デー
タを前記第1の復号系50と第2の復号系60に供給す
る。このとき第1の復号系50は、上記独立に符号化さ
れた符号化データの一方を前記スキップ前の符号化デー
タと同様に扱い、上記第2の復号系60では、他方を前
記スキップ後の符号化データと同様に扱う。すなわち、
上記2つの符号化データを任意の点で接続して再生する
ために、第1の復号系50では上記一方の符号化データ
を当該接続点まで再生し、第2の復号系60では上記他
方の符号化データの復号を当該接続点まで予め行って待
機しており、上記接続点において第1の復号系50の再
生が終了した直後に、上記待機中の第2の復号系60の
再生を開始する。切り替え器70では、これら2つの復
号系50,60にて復号された復号データが時間的に不
連続にならないように、各々の復号系50,60から出
力された復号データを前記所定のタイミングで切り替え
て後段の構成に送る。
チャを使うMPEG方式で映像信号が符号化されている
場合を示したが、IピクチャのみがMPEG方式で符号
化されている場合や、他の予測符号化方式で符号化され
ている場合に対しても、前述同様の効果を得ることが可
能である。
独立に動作させて、ランダムアクセスによるスキップ再
生の前後のデータを予め復号しておき、所定のタイミン
グでこれら復号されたデータ切り替えを行うことによ
り、スキップ再生の前後における例えば映像と音声の良
好な再生が可能になっている。
本構成を示すブロック回路図である。
信号再生装置の具体的構成を示すブロック回路図であ
る。
音声データの復号についての説明に用いる図である。
る音声データの切り替えタイミングについての詳細な説
明に用いる図である。
の接続についての説明に用いる図である。
従来の構成例を示すブロック回路図である。
の説明に用いる図である。
用いる図である。
データをスキップ再生する様子についての説明に用いる
図である。
の空白区間の説明に用いる図である。
トラックバッファ、5,6,52V,52A,62
V,62A 復号バッファ、 7,8,53V,53
A,63V,63A 復号器、 11,50 第1の復
号系、 12,60 第2の復号系、 9,70 切り
替え器、 10,80 表示装置、 51,61 分離
器、 90 音声発生装置
Claims (15)
- 【請求項1】 所定の符号化単位が連続した少なくとも
一つの符号化データ列を記録してなるランダムアクセス
可能な蓄積媒体から読み出された符号化データ列を復号
するディジタル信号復号方法において、 上記ランダムアクセスによる跳躍開始点以前の第1の符
号化データ列を、上記符号化単位毎に復号する第1の復
号工程と、 上記ランダムアクセスによる跳躍到達点での復号に必要
な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列を、上
記符号化単位毎に復号する第2の復号工程と、 上記ランダムアクセスによる跳躍に応じて、上記第1の
復号工程での復号により得られた第1の復号データ列か
ら、上記第2の復号工程での復号により得られた第2の
復号データ列への切り替えを行う切り替え工程とを有
し、 上記第2の復号工程では、上記第1の復号工程にて上記
跳躍開始点までの符号化単位の復号が終了する以前に、
上記跳躍到達点での復号に必要な全ての符号化単位の復
号を終了し、上記第1の復号工程にて上記跳躍開始点ま
での符号化単位の復号が終了した時点で、上記跳躍到達
点以降の符号化単位の復号を開始し、 上記切り替え工程では、上記第1の復号工程にて上記跳
躍開始点までの符号化単位の復号が終了した時点で、上
記第1の復号データ列から上記跳躍到達点以降の第2の
復号データ列への切り替えを行うことを特徴とするディ
ジタル信号復号方法。 - 【請求項2】 上記第2の復号工程では、上記第1の復
号工程にて上記跳躍開始点を含む符号化単位の復号を行
っているときに、上記跳躍到達点を含む符号化単位の復
号を行い、 上記切り替え工程では、上記跳躍開始点を含む符号化単
位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含む符号化単
位を復号した復号単位とをそれぞれ細分化した期間のう
ちの任意のタイミングで、上記第1の復号データ列から
上記第2の復号データ列への切り替えを行うことを特徴
とする請求項1記載のディジタル信号復号方法。 - 【請求項3】 第1の長さの符号化単位が連続した第1
のデータ列と第2の長さの符号化単位が連続した第2の
データ列とを多重化してなる前記符号化データ列から、
上記第1のデータ列と上記第2のデータ列とを分離する
分離工程を設け、 上記分離された第1のデータ列と上記第2のデータ列と
を前記符号化データ列として、上記第1の復号工程及び
第2の復号工程に供給し、 上記第2の復号工程では、上記第1の復号工程にて上記
跳躍開始点までの上記第1の長さの符号化単位の復号が
終了する以前に上記跳躍到達点での復号に必要な全ての
上記第1の長さの符号化単位の復号を終了すると共に、
上記第1の復号工程にて上記跳躍開始点を含む上記第2
の長さの符号化単位の復号を行っているときに上記跳躍
到達点を含む上記第2の長さの符号化単位の復号を行
い、 上記切り替え工程では、上記第1の復号工程にて上記跳
躍開始点までの上記第1の長さの符号化単位の復号が終
了した時点で、上記第1のデータ列を復号して得られた
第1の復号データ列から第2の復号データ列への切り替
えを行うと共に、上記跳躍開始点を含む上記第2の長さ
の符号化単位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含
む上記第2の長さの符号化単位を復号した復号単位とを
それぞれ細分化した期間のうちの任意のタイミングで、
上記第2のデータ列を復号して得られた第1の復号デー
タ列から第2の復号データ列への切り替えを行うことを
特徴とする請求項1記載のディジタル信号復号方法。 - 【請求項4】 上記第1の符号化データ列は、一つの連
続した符号化データ列の一部を上記ランダムアクセスに
より跳ばしたときの上記跳躍開始点以前に上記蓄積媒体
上に記録されていた符号化データ列であり、上記第2の
符号化データ列は、上記一つの連続した符号化データ列
の一部を上記ランダムアクセスにより跳ばしたときの上
記跳躍到達点以降に上記蓄積媒体上に記録されていた符
号化データ列であることを特徴とする請求項1記載のデ
ィジタル信号復号方法。 - 【請求項5】 上記第1の符号化データ列と上記第2の
符号化データ列は、それぞれ独立に符号化された符号化
データ列であることを特徴とする請求項1記載のディジ
タル信号復号方法。 - 【請求項6】 所定の符号化単位が連続した少なくとも
一つの符号化データ列を記録してなるランダムアクセス
可能な蓄積媒体から読み出された符号化データ列を復号
するディジタル信号復号装置において、 上記ランダムアクセスによる跳躍開始点以前の第1の符
号化データ列を、上記符号化単位毎に復号する第1の復
号手段と、 上記ランダムアクセスによる跳躍到達点での復号に必要
な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列を、上
記符号化単位毎に復号する第2の復号手段と、 上記ランダムアクセスによる跳躍に応じて、上記第1の
復号手段での復号により得られた第1の復号データ列か
ら、上記第2の復号手段での復号により得られた第2の
復号データ列への切り替えを行う切り替え手段とを有
し、 上記第2の復号手段では、上記第1の復号手段にて上記
跳躍開始点までの符号化単位の復号が終了する以前に、
上記跳躍到達点での復号に必要な全ての符号化単位の復
号を終了し、上記第1の復号手段にて上記跳躍開始点ま
での符号化単位の復号が終了した時点で、上記跳躍到達
点以降の符号化単位の復号を開始し、 上記切り替え手段では、上記第1の復号手段にて上記跳
躍開始点までの符号化単位の復号が終了した時点で、上
記第1の復号データ列から上記跳躍到達点以降の第2の
復号データ列への切り替えを行うことを特徴とするディ
ジタル信号復号装置。 - 【請求項7】 上記第2の復号手段では、上記第1の復
号手段にて上記跳躍開始点を含む符号化単位の復号を行
っているときに、上記跳躍到達点を含む符号化単位の復
号を行い、 上記切り替え手段では、上記跳躍開始点を含む符号化単
位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含む符号化単
位を復号した復号単位とをそれぞれ細分化した期間のう
ちの任意のタイミングで、上記第1の復号データ列から
上記第2の復号データ列への切り替えを行うことを特徴
とする請求項6記載のディジタル信号復号装置。 - 【請求項8】 第1の長さの符号化単位が連続した第1
のデータ列と第2の長さの符号化単位が連続した第2の
データ列とを多重化してなる前記符号化データ列から、
上記第1のデータ列と上記第2のデータ列とを分離する
分離手段を設け、 上記分離された第1のデータ列と上記第2のデータ列と
を前記符号化データ列として、上記第1の復号手段及び
第2の復号手段に供給し、 上記第2の復号手段では、上記第1の復号手段にて上記
跳躍開始点までの上記第1の長さの符号化単位の復号が
終了する以前に上記跳躍到達点での復号に必要な全ての
上記第1の長さの符号化単位の復号を終了すると共に、
上記第1の復号手段にて上記跳躍開始点を含む上記第2
の長さの符号化単位の復号を行っているときに上記跳躍
到達点を含む上記第2の長さの符号化単位の復号を行
い、 上記切り替え手段では、上記第1の復号手段にて上記跳
躍開始点までの上記第1の長さの符号化単位の復号が終
了した時点で、上記第1のデータ列を復号して得られた
第1の復号データ列から第2の復号データ列への切り替
えを行うと共に、上記跳躍開始点を含む上記第2の長さ
の符号化単位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含
む上記第2の長さの符号化単位を復号した復号単位とを
それぞれ細分化した期間のうちの任意のタイミングで、
上記第2のデータ列を復号して得られた第1の復号デー
タ列から第2の復号データ列への切り替えを行うことを
特徴とする請求項6記載のディジタル信号復号装置。 - 【請求項9】 上記第1の符号化データ列は、一つの連
続した符号化データ列の一部を上記ランダムアクセスに
より跳ばしたときの上記跳躍開始点以前に上記蓄積媒体
上に記録されていた符号化データ列であり、上記第2の
符号化データ列は、上記一つの連続した符号化データ列
の一部を上記ランダムアクセスにより跳ばしたときの上
記跳躍到達点以降に上記蓄積媒体上に記録されていた符
号化データ列であることを特徴とする請求項6記載のデ
ィジタル信号復号装置。 - 【請求項10】 上記第1の符号化データ列と上記第2
の符号化データ列は、それぞれ独立に符号化された符号
化データ列であることを特徴とする請求項6記載のディ
ジタル信号復号装置。 - 【請求項11】 所定の符号化単位が連続した少なくと
も一つの符号化データ列を記録してなるランダムアクセ
ス可能な蓄積媒体から符号化データ列を読み出して復号
するディジタル信号再生装置において、 上記蓄積媒体から符号化データ列を読み出す読み出し手
段と、 上記読み出し手段により上記蓄積媒体から読み出された
符号化データ列を格納する格納手段と、 上記格納手段から読み出された符号化データ列をそれぞ
れ独立に復号する第1,第2の復号手段と、 上記第1の復号手段での復号により得られた第1の復号
データ列と、上記第2の復号手段での復号により得られ
た第2の復号データ列との、切り替え出力を行う切り替
え手段とを有し、 ランダムアクセスによって上記蓄積媒体から符号化デー
タ列を読み出す際に、上記読み出し手段は、当該ランダ
ムアクセスによる跳躍開始点以前の第1の符号化データ
列と、当該ランダムアクセスによる跳躍到達点での復号
に必要な全ての符号化単位を含む第2の符号化データ列
とを読み出し、 上記格納手段は、上記読み出し手段により上記蓄積媒体
から読み出された、上記跳躍開始点以前の第1の符号化
データ列と、上記跳躍到達点での復号に必要な全ての符
号化単位を含む第2の符号化データ列とを、少なくとも
格納し、 上記第1の復号手段は、上記格納手段から読み出された
上記跳躍開始点以前の第1の符号化データ列を上記符号
化単位毎に復号し、 上記第2の復号手段は、上記第1の復号手段にて上記跳
躍開始点までの符号化単位の復号が終了する以前に、上
記格納手段から読み出された上記跳躍到達点での復号に
必要な全ての符号化単位の復号を終了し、上記第1の復
号手段にて上記跳躍開始点までの符号化単位の復号が終
了した時点で、上記跳躍到達点以降の符号化単位の復号
を開始し、 上記切り替え手段は、上記第1の復号手段にて上記跳躍
開始点までの符号化単位の復号が終了した時点で、上記
第1の復号データ列から上記跳躍到達点以降の第2の復
号データ列への切り替えを行うことを特徴とするディジ
タル信号再生装置。 - 【請求項12】 上記第2の復号手段では、上記第1の
復号手段にて上記跳躍開始点を含む符号化単位の復号を
行っているときに、上記跳躍到達点を含む符号化単位の
復号を行い、 上記切り替え手段では、上記跳躍開始点を含む符号化単
位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含む符号化単
位を復号した復号単位とをそれぞれ細分化した期間のう
ちの任意のタイミングで、上記第1の復号データ列から
上記第2の復号データ列への切り替えを行うことを特徴
とする請求項11記載のディジタル信号再生装置。 - 【請求項13】 第1の長さの符号化単位が連続した第
1のデータ列と第2の長さの符号化単位が連続した第2
のデータ列とを多重化してなる前記符号化データ列か
ら、上記第1のデータ列と上記第2のデータ列とを分離
する分離手段を設け、 上記分離された第1のデータ列と上記第2のデータ列と
を前記符号化データ列として、上記第1の復号手段及び
第2の復号手段に供給し、 上記第2の復号手段では、上記第1の復号手段にて上記
跳躍開始点までの上記第1の長さの符号化単位の復号が
終了する以前に上記跳躍到達点での復号に必要な全ての
上記第1の長さの符号化単位の復号を終了すると共に、
上記第1の復号手段にて上記跳躍開始点を含む上記第2
の長さの符号化単位の復号を行っているときに上記跳躍
到達点を含む上記第2の長さの符号化単位の復号を行
い、 上記切り替え手段では、上記第1の復号手段にて上記跳
躍開始点までの上記第1の符号化単位の復号が終了した
時点で、上記第1のデータ列を復号して得られた第1の
復号データ列から第2の復号データ列への切り替えを行
うと共に、上記跳躍開始点を含む上記第2の長さの符号
化単位を復号した復号単位と上記跳躍到達点を含む上記
第2の長さの符号化単位を復号した復号単位とをそれぞ
れ細分化した期間のうちの任意のタイミングで、上記第
2のデータ列を復号して得られた第1の復号データ列か
ら第2の復号データ列への切り替えを行うことを特徴と
する請求項12記載のディジタル信号再生装置。 - 【請求項14】 上記第1の符号化データ列は、一つの
連続した符号化データ列の一部を上記ランダムアクセス
により跳ばしたときの上記跳躍開始点以前に上記蓄積媒
体上に記録されていた符号化データ列であり、上記第2
の符号化データ列は、上記一つの連続した符号化データ
列の一部を上記ランダムアクセスにより跳ばしたときの
上記跳躍到達点以降に上記蓄積媒体上に記録されていた
符号化データ列であることを特徴とする請求項12記載
のディジタル信号再生装置。 - 【請求項15】 上記第1の符号化データ列と上記第2
の符号化データ列は、それぞれ独立に符号化された符号
化データ列であることを特徴とする請求項12記載のデ
ィジタル信号再生装置。
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|---|---|---|---|
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- 1997-12-12 EP EP19970121961 patent/EP0848556B1/en not_active Expired - Lifetime
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