JPH10174375A - 整流子およびその製造方法 - Google Patents
整流子およびその製造方法Info
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- JPH10174375A JPH10174375A JP8328289A JP32828996A JPH10174375A JP H10174375 A JPH10174375 A JP H10174375A JP 8328289 A JP8328289 A JP 8328289A JP 32828996 A JP32828996 A JP 32828996A JP H10174375 A JPH10174375 A JP H10174375A
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- commutator
- terminal
- contact
- terminal portion
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/04—Commutators
- H01R39/045—Commutators the commutators being made of carbon
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K13/00—Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
- H02K13/04—Connections between commutator segments and windings
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- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が容易で安価な整流子を提供する。
【解決手段】 外周に爪部63aを有する円板状の銅製
の端子部母材とカーボン材からなる接触部母材との少な
くとも互いの接続面に錫(Sn)めっきを施して、接合
層63b、62aを形成する。接合層62aと接合層6
3bとを密着させた状態で加熱処理を施し、互いの接合
層を溶融して端子部母材と接触部母材とを接合する。樹
脂モールド後各セグメントに分割し、接触部62、端子
部63を形成する。互いの接続面に形成した接合層を加
熱処理により溶融して接触部母材と端子部母材とを接合
しているので製造が容易になる。さらに、高価なはんだ
付け装置が不要になるので製造コストを低減できる。
の端子部母材とカーボン材からなる接触部母材との少な
くとも互いの接続面に錫(Sn)めっきを施して、接合
層63b、62aを形成する。接合層62aと接合層6
3bとを密着させた状態で加熱処理を施し、互いの接合
層を溶融して端子部母材と接触部母材とを接合する。樹
脂モールド後各セグメントに分割し、接触部62、端子
部63を形成する。互いの接続面に形成した接合層を加
熱処理により溶融して接触部母材と端子部母材とを接合
しているので製造が容易になる。さらに、高価なはんだ
付け装置が不要になるので製造コストを低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流子およびその
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車用の燃料ポンプ
として、モータ部およびポンプ部を内蔵した電磁駆動式
の燃料ポンプが多く使用されている。モータ部の複数に
分割された整流子の接触部がブラシと摺動することによ
りコイルを巻回した電機子に電源から電流が供給され、
電機子が回転する。この電機子の回転により燃料が燃料
タンクから吸い上げられ、内燃機関(以下、「内燃機
関」をエンジンという)に供給される。
として、モータ部およびポンプ部を内蔵した電磁駆動式
の燃料ポンプが多く使用されている。モータ部の複数に
分割された整流子の接触部がブラシと摺動することによ
りコイルを巻回した電機子に電源から電流が供給され、
電機子が回転する。この電機子の回転により燃料が燃料
タンクから吸い上げられ、内燃機関(以下、「内燃機
関」をエンジンという)に供給される。
【0003】整流子の接触部は銅で形成されることが一
般的であるが、銅製の接触部は、例えば酸化した燃料や
硫黄成分を含む燃料と反応して腐食することがある。ま
た、導電性を有する硫化銅が生成されることにより、複
数に分割されている接触部が電気的に接続する可能性が
ある。接触部が燃料と反応することを防止するために、
米国特許番号第5175463号明細書に開示されてい
るように接触部をカーボン材で形成するものが知られて
いる。
般的であるが、銅製の接触部は、例えば酸化した燃料や
硫黄成分を含む燃料と反応して腐食することがある。ま
た、導電性を有する硫化銅が生成されることにより、複
数に分割されている接触部が電気的に接続する可能性が
ある。接触部が燃料と反応することを防止するために、
米国特許番号第5175463号明細書に開示されてい
るように接触部をカーボン材で形成するものが知られて
いる。
【0004】このようなカーボン材で形成した接触部を
金属端子部と電気的に接続する方法として、接触部に予
め金属めっきを施しておき、接触部の金属めっき面と金
属端子部とをはんだ付けして整流子を製造する方法が考
えられる。
金属端子部と電気的に接続する方法として、接触部に予
め金属めっきを施しておき、接触部の金属めっき面と金
属端子部とをはんだ付けして整流子を製造する方法が考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低融点
金属の接合層を形成した接触部と金属端子部とをはんだ
付けする方法では、接触部と金属端子部との間にはんだ
材を挟み込む工数が必要になるので製造が繁雑である。
さらに、高価なはんだ付け装置が必要になるので整流子
の製造コストの低減が困難であるという問題がある。
金属の接合層を形成した接触部と金属端子部とをはんだ
付けする方法では、接触部と金属端子部との間にはんだ
材を挟み込む工数が必要になるので製造が繁雑である。
さらに、高価なはんだ付け装置が必要になるので整流子
の製造コストの低減が困難であるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、製造が容易で安価な整流
子を提供することにある。また本発明の他の目的は、製
造が容易で安価な燃料ポンプを提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、製造が容易で安価な整流子の
製造方法を提供することにある。
子を提供することにある。また本発明の他の目的は、製
造が容易で安価な燃料ポンプを提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、製造が容易で安価な整流子の
製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
整流子によると、カーボン材で形成した接触部と端子部
との電気的接続面に低融点金属の接合層を形成し、この
接合層同士を溶融接合することにより接触部と端子部と
が電気的に接続しているので、はんだ付けにより接合す
る場合に比べ接触部と端子部との接続を容易にかつ安価
に行うことができる。
整流子によると、カーボン材で形成した接触部と端子部
との電気的接続面に低融点金属の接合層を形成し、この
接合層同士を溶融接合することにより接触部と端子部と
が電気的に接続しているので、はんだ付けにより接合す
る場合に比べ接触部と端子部との接続を容易にかつ安価
に行うことができる。
【0008】本発明の請求項2記載の整流子によると、
接触部および端子部に形成する接合層の厚みを10〜5
0μmにすることにより、接触部と端子部とが電気的か
つ物理的に確実に接続するとともに、接合層を形成する
金属が溶融時に接合部分からはみ出すことを防止でき
る。本発明の請求項3または4記載の整流子によると、
接触部に設けた係止部と端子部とをモールド樹脂により
結合することにより、接合層同士の溶融結合に加え接触
部と端子部とをさらに確実に結合することができる。
接触部および端子部に形成する接合層の厚みを10〜5
0μmにすることにより、接触部と端子部とが電気的か
つ物理的に確実に接続するとともに、接合層を形成する
金属が溶融時に接合部分からはみ出すことを防止でき
る。本発明の請求項3または4記載の整流子によると、
接触部に設けた係止部と端子部とをモールド樹脂により
結合することにより、接合層同士の溶融結合に加え接触
部と端子部とをさらに確実に結合することができる。
【0009】本発明の請求項5記載の整流子によると、
接触部と端子部とにそれぞれ形成した凹部と凸部とが嵌
合することにより、接触部と端子部との間に位置する溶
融結合した低融点金属がヒュージング時の熱により溶融
しても接触部と端子部との位置ずれを防止することがで
きる。本発明の請求項6記載の燃料ポンプによると、燃
料ポンプを容易にかつ安価に製造することができる。
接触部と端子部とにそれぞれ形成した凹部と凸部とが嵌
合することにより、接触部と端子部との間に位置する溶
融結合した低融点金属がヒュージング時の熱により溶融
しても接触部と端子部との位置ずれを防止することがで
きる。本発明の請求項6記載の燃料ポンプによると、燃
料ポンプを容易にかつ安価に製造することができる。
【0010】本発明の請求項7または8記載の整流子の
製造方法によると、端子部とカーボン材で形成した接触
部とにそれぞれ低融点金属の接合層を形成しておき、接
合層同士を加熱して溶融接合することにより接触部と端
子部とを電気的に接続するので、整流子を容易にかつ安
価に製造することができる。
製造方法によると、端子部とカーボン材で形成した接触
部とにそれぞれ低融点金属の接合層を形成しておき、接
合層同士を加熱して溶融接合することにより接触部と端
子部とを電気的に接続するので、整流子を容易にかつ安
価に製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例について説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例の整流子をインタン
ク式燃料ポンプに適用した例を図3に示す。
実施例について説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例の整流子をインタン
ク式燃料ポンプに適用した例を図3に示す。
【0012】図3に示すように、燃料ポンプ10はポン
プ部20とこのポンプ部20を駆動する電磁駆動部とし
てのモータ部30とから構成されている。モータ部30
はブラシ付の直流モータであり、円筒状のハウジング1
1内に永久磁石31を環状に配置し、この永久磁石31
の内周側に同心円上に電機子32を配置した構成となっ
ている。
プ部20とこのポンプ部20を駆動する電磁駆動部とし
てのモータ部30とから構成されている。モータ部30
はブラシ付の直流モータであり、円筒状のハウジング1
1内に永久磁石31を環状に配置し、この永久磁石31
の内周側に同心円上に電機子32を配置した構成となっ
ている。
【0013】ポンプ部20は、ケーシング本体21、ケ
ーシングカバー22およびインペラ23等から構成さ
れ、ケーシング本体21およびケーシングカバー22
は、例えばアルミのダイカスト成形により形成されてい
る。ケーシング本体21はハウジング11の一方の端部
内側に圧入固定されており、その中心に嵌着された軸受
24が電機子32の回転シャフト35を回転自在に支持
している。ポンプ部20で吸入された燃料はモータ部3
0内に圧送される。一方、ケーシングカバー22は、ケ
ーシング本体21に被せられた状態でハウジング11の
一端にかしめ等により固定されている。このケーシング
カバー22の中心にはスラスト軸受25が固定され、こ
れによって回転シャフト35のスラスト荷重が受けられ
るようになっている。ケーシングカバー22には吸入口
40が形成されており、図示しない燃料タンク内の燃料
が吸入口40からポンプ部20のポンプ流路41に吸入
される。ケーシング本体21およびケーシングカバー2
2により一つのケーシングが構成され、その内部にイン
ペラ23が回転自在に収容されている。
ーシングカバー22およびインペラ23等から構成さ
れ、ケーシング本体21およびケーシングカバー22
は、例えばアルミのダイカスト成形により形成されてい
る。ケーシング本体21はハウジング11の一方の端部
内側に圧入固定されており、その中心に嵌着された軸受
24が電機子32の回転シャフト35を回転自在に支持
している。ポンプ部20で吸入された燃料はモータ部3
0内に圧送される。一方、ケーシングカバー22は、ケ
ーシング本体21に被せられた状態でハウジング11の
一端にかしめ等により固定されている。このケーシング
カバー22の中心にはスラスト軸受25が固定され、こ
れによって回転シャフト35のスラスト荷重が受けられ
るようになっている。ケーシングカバー22には吸入口
40が形成されており、図示しない燃料タンク内の燃料
が吸入口40からポンプ部20のポンプ流路41に吸入
される。ケーシング本体21およびケーシングカバー2
2により一つのケーシングが構成され、その内部にイン
ペラ23が回転自在に収容されている。
【0014】インペラ23の周縁部には羽根片が形成さ
れており、インペラ23の回転により吸入口40からポ
ンプ流路41に吸入された燃料はモータ部30内に圧送
される。電機子32はモータ部30内に回転自在に収容
され、図示しないコイルがコア32aの外周に巻回され
ている。整流子60は電機子32の図3の上部に配設さ
れており、図示しない電源から、コネクタ45に埋設さ
れたターミナル46、図示しないブラシ、整流子60を
介してコイルに電力が供給される。ブラシおよびブラシ
と摺動する整流子60の後述する接触部62はカーボン
材で形成されている。
れており、インペラ23の回転により吸入口40からポ
ンプ流路41に吸入された燃料はモータ部30内に圧送
される。電機子32はモータ部30内に回転自在に収容
され、図示しないコイルがコア32aの外周に巻回され
ている。整流子60は電機子32の図3の上部に配設さ
れており、図示しない電源から、コネクタ45に埋設さ
れたターミナル46、図示しないブラシ、整流子60を
介してコイルに電力が供給される。ブラシおよびブラシ
と摺動する整流子60の後述する接触部62はカーボン
材で形成されている。
【0015】整流子60は、図1および図2に示すよう
に等角度間隔に分割された8個のセグメント61と、セ
グメント61を支持する樹脂製の支持部69とからな
る。各セグメント61は、接触部62および接触部62
と電気的に接続している銅製の端子部63からなる。各
セグメント61を分割している溝64は支持部69にま
で達しているので、各セグメント61は互いに電気的に
絶縁されている。爪部63aは各端子部63の外周側に
突出しており、コイルと電気的に接続している。
に等角度間隔に分割された8個のセグメント61と、セ
グメント61を支持する樹脂製の支持部69とからな
る。各セグメント61は、接触部62および接触部62
と電気的に接続している銅製の端子部63からなる。各
セグメント61を分割している溝64は支持部69にま
で達しているので、各セグメント61は互いに電気的に
絶縁されている。爪部63aは各端子部63の外周側に
突出しており、コイルと電気的に接続している。
【0016】電機子32のコイルに通電し電機子32が
回転すると、この電機子32の回転シャフト35ととも
にインペラ23が回転する。インペラ23が回転する
と、吸入口40からポンプ流路41内に燃料が吸入さ
れ、この燃料がインペラ23の各羽根片から運動エネル
ギーを受けてポンプ流路41内からモータ部30の内部
に圧送される。モータ部30の内部に圧送された燃料
は、電機子32の周囲を通過して燃料吐出口43から吐
出される。
回転すると、この電機子32の回転シャフト35ととも
にインペラ23が回転する。インペラ23が回転する
と、吸入口40からポンプ流路41内に燃料が吸入さ
れ、この燃料がインペラ23の各羽根片から運動エネル
ギーを受けてポンプ流路41内からモータ部30の内部
に圧送される。モータ部30の内部に圧送された燃料
は、電機子32の周囲を通過して燃料吐出口43から吐
出される。
【0017】次に、整流子60の製造方法について説明
する。 外周に爪部63aを有する円板状の銅製の端子部母材
とカーボン材からなる接触部母材との少なくとも互いの
接続面に低融点金属である錫(Sn)めっきを施して、
接合層63b、62aを形成する。接合層63b、62
aの厚みは10〜50μmである。
する。 外周に爪部63aを有する円板状の銅製の端子部母材
とカーボン材からなる接触部母材との少なくとも互いの
接続面に低融点金属である錫(Sn)めっきを施して、
接合層63b、62aを形成する。接合層63b、62
aの厚みは10〜50μmである。
【0018】接合層62aと接合層63bとを密着さ
せた状態で約230℃まで加熱処理を施し、互いの接合
層を溶融して端子部母材と接触部母材とを接合する。 樹脂をモールドして支持部69を形成する。 支持部69に達するまで接触部母材および端子部母材
を分割し、接触部62および端子部63を形成する。
せた状態で約230℃まで加熱処理を施し、互いの接合
層を溶融して端子部母材と接触部母材とを接合する。 樹脂をモールドして支持部69を形成する。 支持部69に達するまで接触部母材および端子部母材
を分割し、接触部62および端子部63を形成する。
【0019】以上のように整流子60を形成した後、爪
部63aにコイルをヒュージングして接触部62とコイ
ルとを電気的に接続する。ここでヒュージングとは、コ
イルの被覆を加熱しながら爪部63aに圧着して接続す
る方法のことをいう。第1実施例では、接合層62a、
63bを錫(Sn)めっきで形成したが、錫に限らず低
融点金属であれば、マグネシウム(Mg)、アルミニウ
ム(Al)、亜鉛(Zn)、砒素(As)、アンチモン
(Sb)、テルル(Te)、ビスマス(Bi)等をめっ
きしても良い。また、接合層を形成する方法はめっきに
限らず、溶射または蒸着でも良い。
部63aにコイルをヒュージングして接触部62とコイ
ルとを電気的に接続する。ここでヒュージングとは、コ
イルの被覆を加熱しながら爪部63aに圧着して接続す
る方法のことをいう。第1実施例では、接合層62a、
63bを錫(Sn)めっきで形成したが、錫に限らず低
融点金属であれば、マグネシウム(Mg)、アルミニウ
ム(Al)、亜鉛(Zn)、砒素(As)、アンチモン
(Sb)、テルル(Te)、ビスマス(Bi)等をめっ
きしても良い。また、接合層を形成する方法はめっきに
限らず、溶射または蒸着でも良い。
【0020】また、接合層62a、63bの厚みを10
〜50μmにしたが、接合をより確実にするためにめっ
き厚みは20μm以上が望ましく、溶融時のたれを防止
するためにめっき厚みは25μm以下が望ましい。した
がって、めっき厚みは20〜25μmの範囲がより望ま
しい。以上説明した本発明の第1実施例では、カーボン
材からなる接触部母材と銅製の端子部母材とを互いの接
合面に形成した接合層を加熱処理により溶融して接合し
ている。したがって、金属めっきを施したカーボン材か
らなる接触部母材と金属製の端子部母材とをはんだ付け
により接合する方法に比べ、端子部母材と接触部母材と
の間にはんだ材を挟み込む工数が不要になるので製造が
容易になる。さらに、高価なはんだ付け装置が不要にな
るので製造コストを低減できる。
〜50μmにしたが、接合をより確実にするためにめっ
き厚みは20μm以上が望ましく、溶融時のたれを防止
するためにめっき厚みは25μm以下が望ましい。した
がって、めっき厚みは20〜25μmの範囲がより望ま
しい。以上説明した本発明の第1実施例では、カーボン
材からなる接触部母材と銅製の端子部母材とを互いの接
合面に形成した接合層を加熱処理により溶融して接合し
ている。したがって、金属めっきを施したカーボン材か
らなる接触部母材と金属製の端子部母材とをはんだ付け
により接合する方法に比べ、端子部母材と接触部母材と
の間にはんだ材を挟み込む工数が不要になるので製造が
容易になる。さらに、高価なはんだ付け装置が不要にな
るので製造コストを低減できる。
【0021】(第2実施例)本発明の第2実施例を図4
に示す。端子部63と接触部70とはそれぞれの接合面
に形成された低融点金属の接合層を加熱処理で溶融して
接合されている。接触部70の内周および外周には、端
子部63との接合側に向かうにしたがい互いに離れてい
く外周テーパ面70a、内周テーパ面70bが形成され
ている。外周テーパ面70aおよび内周テーパ面70b
は特許請求の範囲に記載した「係止部」を表している。
支持部71は、外周テーパ面70aおよび内周テーパ面
70bを覆うようにモールドされているので、接触部7
0と端子部63とが剥離することを防止している。
に示す。端子部63と接触部70とはそれぞれの接合面
に形成された低融点金属の接合層を加熱処理で溶融して
接合されている。接触部70の内周および外周には、端
子部63との接合側に向かうにしたがい互いに離れてい
く外周テーパ面70a、内周テーパ面70bが形成され
ている。外周テーパ面70aおよび内周テーパ面70b
は特許請求の範囲に記載した「係止部」を表している。
支持部71は、外周テーパ面70aおよび内周テーパ面
70bを覆うようにモールドされているので、接触部7
0と端子部63とが剥離することを防止している。
【0022】接触部70に形成するテーパ面は内周およ
び外周の少なくとも一方に形成されていればよい。ま
た、テーパ面に代えて段差や凸部を接触部の内周および
外周の少なくとも一方に「係止部」として形成してもよ
い。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。
び外周の少なくとも一方に形成されていればよい。ま
た、テーパ面に代えて段差や凸部を接触部の内周および
外周の少なくとも一方に「係止部」として形成してもよ
い。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。
【0023】各セグメントの端子部80に凹部としての
貫通孔80aが設けられており、各セグメントの接触部
81に貫通孔80aと対応した位置に凸部としての突起
81aが形成されている。端子部80と接触部81との
それぞれの接合面に低融点金属の接合層が形成されてお
り、貫通孔80aに突起81aを嵌合した状態で加熱処
理を施して接合層を溶融し、接触部80と端子部81と
を接合している。
貫通孔80aが設けられており、各セグメントの接触部
81に貫通孔80aと対応した位置に凸部としての突起
81aが形成されている。端子部80と接触部81との
それぞれの接合面に低融点金属の接合層が形成されてお
り、貫通孔80aに突起81aを嵌合した状態で加熱処
理を施して接合層を溶融し、接触部80と端子部81と
を接合している。
【0024】貫通孔80aに突起81aが嵌合している
ことにより、端子部80の爪部80bにコイルをヒュー
ジングする際の熱によって低融点金属の融点より高温に
なることで接触部80と端子部81とを接合している溶
融金属が溶融しても端子部80と接触部81との位置ず
れが生じない。言い換えれば、貫通孔80aに突起81
aが嵌合していることにより、より高温にしないと溶け
ないような耐熱性の高い被覆をコイルに施してもヒュー
ジング熱で端子部80と接触部81との位置ずれを生じ
させることなく接合できる。
ことにより、端子部80の爪部80bにコイルをヒュー
ジングする際の熱によって低融点金属の融点より高温に
なることで接触部80と端子部81とを接合している溶
融金属が溶融しても端子部80と接触部81との位置ず
れが生じない。言い換えれば、貫通孔80aに突起81
aが嵌合していることにより、より高温にしないと溶け
ないような耐熱性の高い被覆をコイルに施してもヒュー
ジング熱で端子部80と接触部81との位置ずれを生じ
させることなく接合できる。
【0025】第3実施例では、端子部80に凹部として
の貫通孔80aを形成し、接触部81に凸部としての突
起81aを形成したが、端子部と接触部との位置ずれを
防止できればよいので、端子部に凸部を形成し、接触部
に凹部を形成してもよい。以上説明した本発明の実施の
形態を示す上記実施例では、全体として円板状に形成さ
れた接触部を用いたが、接触部を全体として円筒状に形
成し、円筒状の側面にブラシを摺動させることも可能で
ある。
の貫通孔80aを形成し、接触部81に凸部としての突
起81aを形成したが、端子部と接触部との位置ずれを
防止できればよいので、端子部に凸部を形成し、接触部
に凹部を形成してもよい。以上説明した本発明の実施の
形態を示す上記実施例では、全体として円板状に形成さ
れた接触部を用いたが、接触部を全体として円筒状に形
成し、円筒状の側面にブラシを摺動させることも可能で
ある。
【0026】また上記複数の本実施例は、インタンク式
の燃料ポンプに本発明の整流子の構成を適用したもので
あるが、本発明の整流子の適用分野は燃料ポンプに限る
ものではない。
の燃料ポンプに本発明の整流子の構成を適用したもので
あるが、本発明の整流子の適用分野は燃料ポンプに限る
ものではない。
【図1】本発明の第1実施例による整流子を示す図2の
I−I線断面図である。
I−I線断面図である。
【図2】第1実施例の整流子を示す平面図である。
【図3】第1実施例の燃料ポンプを示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の整流子を示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第3実施例の整流子を示す断面図であ
る。
る。
10 燃料ポンプ 11 ハウジング 20 ポンプ部 30 モータ部 32 電機子 60 整流子 61 セグメント(整流子) 62 接触部(整流子) 62a 接合層 63 端子部(整流子) 63b 接合層 69 支持部(整流子) 70 接触部(整流子) 70a テーパ面(係止部) 70b テーパ面(係止部) 71 支持部(整流子) 80 端子部(整流子) 80a 貫通孔(凹部) 81 接触部(整流子) 81a 突起(凸部) 82 支持部(整流子)
Claims (8)
- 【請求項1】 ブラシと摺動する接触部および前記接触
部と電気的に接続する端子部を有する整流子であって、
前記接触部はカーボン材で形成されており、前記接触部
と前記端子部との電気的接続面にそれぞれ形成された低
融点金属の接合層が溶融接合していることにより前記接
触部と前記端子部とが電気的に接続していることを特徴
とする整流子。 - 【請求項2】 前記接触部および前記端子部に形成する
前記接合層の厚みはそれぞれ10〜50μmであること
を特徴とする請求項1記載の整流子。 - 【請求項3】 前記端子部と前記接触部とを覆うように
モールド成形された樹脂製の支持部を有し、前記支持部
に覆われることにより前記端子部から前記接触部が剥離
することを防止する係止部を前記接触部に形成したこと
を特徴とする請求項1または2記載の整流子。 - 【請求項4】 前記係止部はテーパ面であることを特徴
とする請求項3記載の整流子。 - 【請求項5】 前記接触部および前記端子部のそれぞれ
一方に設けた凹部と凸部とが嵌合していることを特徴と
する請求項1、2または3記載の整流子。 - 【請求項6】 請求項1〜5記載のいずれか一項記載の
整流子を用いることを特徴とする燃料ポンプ。 - 【請求項7】 ブラシと摺動する接触部および前記接触
部と電気的に接続する端子部を有する整流子の製造方法
であって、 カーボン材で形成した前記接触部に低融点金属の接合層
を形成する工程と、 前記端子部に低融点金属の接合層を形成する工程と、 前記接触部および前記端子部の前記接合層同士を当接さ
せ、加熱することにより前記接合層同士を溶融接合し、
前記接触部と前記端子部とを電気的に接続する工程と、 を有することを特徴とする整流子の製造方法。 - 【請求項8】 前記接合層は、めっき、溶射または蒸着
の内いずれか一つの方法で形成されることを特徴とする
請求項7記載の整流子の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8328289A JPH10174375A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 整流子およびその製造方法 |
| KR1019970062148A KR100302636B1 (ko) | 1996-11-29 | 1997-11-22 | 비정질탄소를사용하는모터용정류자와이정류자를사용하는연료펌프장치 |
| US08/976,638 US6114791A (en) | 1996-11-29 | 1997-11-24 | Commutator for motor using amorphous carbon and fuel pump unit using the same |
| DE19752626.8A DE19752626B4 (de) | 1996-11-29 | 1997-11-27 | Kommutator für Motoren, bei welchem amorpher Kohlenstoff verwendet wird, und den Kommutator verwendende Kraftstoffpumpeneinheit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8328289A JPH10174375A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 整流子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174375A true JPH10174375A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18208572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8328289A Pending JPH10174375A (ja) | 1996-11-29 | 1996-12-09 | 整流子およびその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH10174375A (ja) |
| KR (1) | KR100302636B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6222298B1 (en) | 1997-06-08 | 2001-04-24 | Mitsuba Corporation | Carbon commutator and method for producing the same |
| JP2008507246A (ja) * | 2004-07-16 | 2008-03-06 | コレクトール グループ デー.オー.オー. | 平面型整流子ならびに平面型整流子用の導体素材を製造する方法 |
| WO2008093393A1 (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-07 | Mitsubishi Electric Corporation | 電動機、電動送風機並びに電気掃除機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100222622B1 (ko) * | 1994-09-16 | 1999-10-01 | 니시무로 타이죠 | 표시 장치 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP8328289A patent/JPH10174375A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-22 KR KR1019970062148A patent/KR100302636B1/ko not_active Expired - Lifetime
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| US6222298B1 (en) | 1997-06-08 | 2001-04-24 | Mitsuba Corporation | Carbon commutator and method for producing the same |
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| WO2008093393A1 (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-07 | Mitsubishi Electric Corporation | 電動機、電動送風機並びに電気掃除機 |
| JPWO2008093393A1 (ja) * | 2007-01-30 | 2010-05-20 | 三菱電機株式会社 | 電動機、電動送風機並びに電気掃除機 |
Also Published As
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|---|---|
| KR100302636B1 (ko) | 2001-09-22 |
| KR19980042678A (ko) | 1998-08-17 |
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