JPH10174696A - 排尿吸収パッド - Google Patents
排尿吸収パッドInfo
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- JPH10174696A JPH10174696A JP8338640A JP33864096A JPH10174696A JP H10174696 A JPH10174696 A JP H10174696A JP 8338640 A JP8338640 A JP 8338640A JP 33864096 A JP33864096 A JP 33864096A JP H10174696 A JPH10174696 A JP H10174696A
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Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 横漏れを確実に防ぐことができるようにした
排尿吸収パッドを提供する。 【解決手段】 排尿を吸収する吸水層26の厚み方向一
方側を覆う透水性シート22の一部分22aの幅方向両
側部上に、第1および第2折返し部28,29を形成す
る。第1折返し部28は、透水性シート22が重なるよ
うに折返され、第2折返し部29は、第1折返し部28
の最も幅方向内方の端部30に連なり、不透水性シート
23が重なるように折返されて構成される。第1および
第2折返し部28,29の長手方向両端部は、透水性シ
ート22の一部分22aの両側部に固着される。第2折
返し部29の透水性シート29aと不透水性シート29
b間には、弾発的な伸縮性を有する線状体27が介在さ
れる。この線状体27は、前記透水性シート29aおよ
び不透水性シート29bによって、長手方向両端部27
a,27bが挟持され、長手方向中間部が伸縮自在に保
持される。
排尿吸収パッドを提供する。 【解決手段】 排尿を吸収する吸水層26の厚み方向一
方側を覆う透水性シート22の一部分22aの幅方向両
側部上に、第1および第2折返し部28,29を形成す
る。第1折返し部28は、透水性シート22が重なるよ
うに折返され、第2折返し部29は、第1折返し部28
の最も幅方向内方の端部30に連なり、不透水性シート
23が重なるように折返されて構成される。第1および
第2折返し部28,29の長手方向両端部は、透水性シ
ート22の一部分22aの両側部に固着される。第2折
返し部29の透水性シート29aと不透水性シート29
b間には、弾発的な伸縮性を有する線状体27が介在さ
れる。この線状体27は、前記透水性シート29aおよ
び不透水性シート29bによって、長手方向両端部27
a,27bが挟持され、長手方向中間部が伸縮自在に保
持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己の意志で排尿
を抑制できない尿失禁者および介護を必要とする寝たき
り老人などのための排尿吸収パッドに関する。
を抑制できない尿失禁者および介護を必要とする寝たき
り老人などのための排尿吸収パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は典型的な従来技術の排尿吸収パ
ッド1を示す正面図であり、図11は図10の切断面線
B−Bから見た断面図である。排尿吸収パッド1は基本
的に、透水性を有する第1表面シート2と、透水性を有
する一対の第2表面シート3と、不透水性を有する裏面
シート4と、フラッフパルプなどから成り、第1表面シ
ート2および各第2表面シート3ならびに裏面シート4
とによって被包される吸水層5と、弾発的な伸縮性を有
する糸状の第1線状体6とを含んで構成される。
ッド1を示す正面図であり、図11は図10の切断面線
B−Bから見た断面図である。排尿吸収パッド1は基本
的に、透水性を有する第1表面シート2と、透水性を有
する一対の第2表面シート3と、不透水性を有する裏面
シート4と、フラッフパルプなどから成り、第1表面シ
ート2および各第2表面シート3ならびに裏面シート4
とによって被包される吸水層5と、弾発的な伸縮性を有
する糸状の第1線状体6とを含んで構成される。
【0003】第1表面シート2は、吸水層5の厚み方向
(図11の上下方向)一方側(図11の上側)に設けら
れる。一対の第2表面シート3は、第1表面シート2の
長手方向(図10の上下方向)に垂直な幅方向(図10
および図11の左右方向)両側部に部分的に重なって設
けられ、第1表面シート2と同一方向に延びている。
(図11の上下方向)一方側(図11の上側)に設けら
れる。一対の第2表面シート3は、第1表面シート2の
長手方向(図10の上下方向)に垂直な幅方向(図10
および図11の左右方向)両側部に部分的に重なって設
けられ、第1表面シート2と同一方向に延びている。
【0004】第1表面シート2の幅方向両側部には、各
第2表面シート3の幅方向中間部3bがそれぞれ固着さ
れる。裏面シート4は、吸水層5の前記厚み方向他方側
に第1表面シート2と同一方向に延びて設けられ、裏面
シート4の幅方向両側部は、各第2表面シート3の幅方
向一側部にそれぞれ固着される。さらに裏面シート4
は、その長手方向両端部の幅方向中間部4aでは、第1
表面シート2の長手方向両端部にそれぞれ固着され、前
記長手方向両端部の幅方向両側部4bでは、各第2表面
シート3の長手方向両端部にそれぞれ固着される。この
ようにして吸水層5は第1表面シート2および各第2表
面シート3ならびに裏面シート4によって被包される。
第2表面シート3の幅方向中間部3bがそれぞれ固着さ
れる。裏面シート4は、吸水層5の前記厚み方向他方側
に第1表面シート2と同一方向に延びて設けられ、裏面
シート4の幅方向両側部は、各第2表面シート3の幅方
向一側部にそれぞれ固着される。さらに裏面シート4
は、その長手方向両端部の幅方向中間部4aでは、第1
表面シート2の長手方向両端部にそれぞれ固着され、前
記長手方向両端部の幅方向両側部4bでは、各第2表面
シート3の長手方向両端部にそれぞれ固着される。この
ようにして吸水層5は第1表面シート2および各第2表
面シート3ならびに裏面シート4によって被包される。
【0005】また、排尿吸収パッド1の長手方向中間部
で、各第2表面シート3の前記幅方向一側部と裏面シー
ト4の幅方向両端部との間には、複数の第1線状体6が
それぞれ介在される。各第1線状体6は、その長手方向
両端部6a,6bが第2表面シート3と裏面シート4と
によってそれぞれ挟持され、長手方向中間部が第2表面
シート3と裏面シート4とによって伸縮自在に保持され
る。各第1線状体6は、排尿吸収パッド1が平坦状に伸
展された状態で、伸長した状態となるように設けられて
いる。各第1線状体6が縮退すると、排尿吸収パッド1
は、その長手方向中間部が図10の紙面に垂直な奥行き
方向に突出して湾曲する。なお、図10の排尿吸収パッ
ド1は、その長手方向に伸展されているときの状態を示
す。
で、各第2表面シート3の前記幅方向一側部と裏面シー
ト4の幅方向両端部との間には、複数の第1線状体6が
それぞれ介在される。各第1線状体6は、その長手方向
両端部6a,6bが第2表面シート3と裏面シート4と
によってそれぞれ挟持され、長手方向中間部が第2表面
シート3と裏面シート4とによって伸縮自在に保持され
る。各第1線状体6は、排尿吸収パッド1が平坦状に伸
展された状態で、伸長した状態となるように設けられて
いる。各第1線状体6が縮退すると、排尿吸収パッド1
は、その長手方向中間部が図10の紙面に垂直な奥行き
方向に突出して湾曲する。なお、図10の排尿吸収パッ
ド1は、その長手方向に伸展されているときの状態を示
す。
【0006】このような排尿吸収パッド1は、図12に
示されるようにたとえばパンツ8の内側に装着されて使
用される。吸水層5が排尿を吸収する前の状態では、排
尿吸収パッド1の幅方向両側部1aが、その長手方向全
長にわたり、第1線状体6の縮退力によって使用者9の
肌9aに密着する。使用者9が尿を排出すると、その排
尿は第1表面シート2あるいは第2表面シート3を通過
し、吸水層5に導かれ吸収される。
示されるようにたとえばパンツ8の内側に装着されて使
用される。吸水層5が排尿を吸収する前の状態では、排
尿吸収パッド1の幅方向両側部1aが、その長手方向全
長にわたり、第1線状体6の縮退力によって使用者9の
肌9aに密着する。使用者9が尿を排出すると、その排
尿は第1表面シート2あるいは第2表面シート3を通過
し、吸水層5に導かれ吸収される。
【0007】たとえば排尿を吸収して吸水層5が重くな
るといった場合には、前記排尿吸収パッド1の幅方向両
側部1aが使用者9の肌9aから離反してしまい、排出
された尿が排尿吸収パッド1の幅方向外方へ漏れるおそ
れがある。このようなときにも、排尿が排尿吸収パッド
1の幅方向外方へ漏れてしまうことを防止(以後、「横
漏れ防止」と略称する場合がある)するために、第1表
面シート3の幅方向両側部付近には一対のサイドフラッ
プ10が設けられている。
るといった場合には、前記排尿吸収パッド1の幅方向両
側部1aが使用者9の肌9aから離反してしまい、排出
された尿が排尿吸収パッド1の幅方向外方へ漏れるおそ
れがある。このようなときにも、排尿が排尿吸収パッド
1の幅方向外方へ漏れてしまうことを防止(以後、「横
漏れ防止」と略称する場合がある)するために、第1表
面シート3の幅方向両側部付近には一対のサイドフラッ
プ10が設けられている。
【0008】この各サイドフラップ10は、第1表面シ
ート2の幅方向両側部に固着される各第2表面シート3
の、幅方向中間部3bから排尿吸収パッド1の幅方向内
方へ延びる他側部にわたる一部分3aと、弾発的な伸縮
性を有する各第2線状体7とからなる。前記各第2表面
シート3の幅方向他側部は、前記第2表面シート3の一
部分3aの幅方向中間部に重なるように折り返されて固
着される。各第2線状体7は、前記各第2表面シート3
の一部分3aの折り目部分に介在されるようにそれぞれ
配置され、長手方向両端部7a,7bは第2表面シート
3の一部分3aによってそれぞれ挟持され、長手方向中
間部は第2表面シート3の一部分3aによって伸縮自在
に保持される。このようにして各サイドフラップ10が
形成される。
ート2の幅方向両側部に固着される各第2表面シート3
の、幅方向中間部3bから排尿吸収パッド1の幅方向内
方へ延びる他側部にわたる一部分3aと、弾発的な伸縮
性を有する各第2線状体7とからなる。前記各第2表面
シート3の幅方向他側部は、前記第2表面シート3の一
部分3aの幅方向中間部に重なるように折り返されて固
着される。各第2線状体7は、前記各第2表面シート3
の一部分3aの折り目部分に介在されるようにそれぞれ
配置され、長手方向両端部7a,7bは第2表面シート
3の一部分3aによってそれぞれ挟持され、長手方向中
間部は第2表面シート3の一部分3aによって伸縮自在
に保持される。このようにして各サイドフラップ10が
形成される。
【0009】各サイドフラップ10は、吸水層5が排尿
を吸収して排尿吸収パッド1の幅方向両側部1aが使用
者9の肌9aから離反すると、図12に示されるように
各第2線状体7の縮退力によって各サイドフラップ10
の第2線状体7が介在される幅方向遊端部10aは、そ
の長手方向全長にわたり使用者9の肌9aにそれぞれ密
着したままで、吸水層5の排尿吸収による重量の増加に
よって立ち上り、このようにして肌9aと吸水層5との
間に隙間が生じることを防いで上述した排尿の横漏れを
防ぐことができるように構成されている。
を吸収して排尿吸収パッド1の幅方向両側部1aが使用
者9の肌9aから離反すると、図12に示されるように
各第2線状体7の縮退力によって各サイドフラップ10
の第2線状体7が介在される幅方向遊端部10aは、そ
の長手方向全長にわたり使用者9の肌9aにそれぞれ密
着したままで、吸水層5の排尿吸収による重量の増加に
よって立ち上り、このようにして肌9aと吸水層5との
間に隙間が生じることを防いで上述した排尿の横漏れを
防ぐことができるように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来技
術では、各サイドフラップ10の幅Dが充分大きく選ば
れていなければ、吸水層5が排尿を吸収した際に、各サ
イドフラップ10の立上がり高さが不足し、各サイドフ
ラップ10の遊端部10aが使用者9の肌9aに密着せ
ず、横漏れ防止を充分に達成することができない。
術では、各サイドフラップ10の幅Dが充分大きく選ば
れていなければ、吸水層5が排尿を吸収した際に、各サ
イドフラップ10の立上がり高さが不足し、各サイドフ
ラップ10の遊端部10aが使用者9の肌9aに密着せ
ず、横漏れ防止を充分に達成することができない。
【0011】しかし、各サイドフラップ10は、装着状
態で吸水層5が排尿を吸収していないときには、第1表
面シート2上に重なるように、排尿吸収パッド1の幅方
向内方へ伏倒して使用者9に密着する。したがって、各
サイドフラップ10の幅Dが大きく形成されていると、
排尿が吸水層5へ導かれる際に、サイドフラップ10が
その妨げになるおそれがある。また、排尿が吸水層5へ
導かれる際に妨げにならないように、サイドフラップ1
0を排尿吸収パッド1の幅方向外方へ伏倒するように構
成した場合にも、各サイドフラップ10の幅Dが大きく
形成されていると、各サイドフラップ10の遊端部10
aが、排尿吸収パッド1の幅方向外方に延出してしま
い、装着しにくくなる。このように、各サイドフラップ
10の幅Dを大きく形成することは好ましくなく、した
がって前述のように横漏れ防止を充分に達成することが
できない。
態で吸水層5が排尿を吸収していないときには、第1表
面シート2上に重なるように、排尿吸収パッド1の幅方
向内方へ伏倒して使用者9に密着する。したがって、各
サイドフラップ10の幅Dが大きく形成されていると、
排尿が吸水層5へ導かれる際に、サイドフラップ10が
その妨げになるおそれがある。また、排尿が吸水層5へ
導かれる際に妨げにならないように、サイドフラップ1
0を排尿吸収パッド1の幅方向外方へ伏倒するように構
成した場合にも、各サイドフラップ10の幅Dが大きく
形成されていると、各サイドフラップ10の遊端部10
aが、排尿吸収パッド1の幅方向外方に延出してしま
い、装着しにくくなる。このように、各サイドフラップ
10の幅Dを大きく形成することは好ましくなく、した
がって前述のように横漏れ防止を充分に達成することが
できない。
【0012】また、各サイドフラップ10の遊端部10
aが使用者9の肌9aに密着していても、各サイドフラ
ップ10は透水性シートで構成されているので、短時間
に大量の排尿があった場合、排尿の一部が各サイドフラ
ップ10を通過して外部へ漏れてしまい、充分に排尿の
横漏れを防止することができないことがある。
aが使用者9の肌9aに密着していても、各サイドフラ
ップ10は透水性シートで構成されているので、短時間
に大量の排尿があった場合、排尿の一部が各サイドフラ
ップ10を通過して外部へ漏れてしまい、充分に排尿の
横漏れを防止することができないことがある。
【0013】本発明の目的は、確実に排尿の横漏れを防
止することができるようにした排尿吸収パッドを提供す
ることである。
止することができるようにした排尿吸収パッドを提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、透水性シートおよび不透水性シート間にフラッフパ
ルプなどから成る吸水層が介在され、透水性シートと不
透水性シートとの周縁部が相互に固着され、長手方向中
間部には、前記長手方向に垂直な幅方向両側部で、伸縮
性を有する線状体が、前記透水性シートおよび不透水性
シートによって前記線状体の長手方向両端部を挟持さ
れ、縮退力が付与された状態で設けられる排尿吸収パッ
ドにおいて、排尿吸収パッドの前記幅方向両側部には、
透水性シートおよび不透水性シートが折返されて、吸水
層の幅方向両側部で透水性シートが重なる第1折返し部
と、第1折返し部の最も幅方向内方に連なり、幅方向外
方に不透水性シートが重なり、前記線状体が介在される
第2折返し部とが形成され、第1および第2折返し部
は、その長手方向両端部で、前記吸水層が存在する透水
性シートの幅方向中間部の両側部に固着されることを特
徴とする排尿吸収パッドである。本発明に従えば、第1
折返し部は、吸水層が存在する透水性シートの幅方向中
間部の両側部に、前記透水性シートの幅方向両側部が重
なるように、透水性シートおよび不透水性シートの幅方
向両側部が折り返されて形成される。また、第2折返し
部は、第1折返し部の最も幅方向内方に連なり、第1お
よび第2折返し部を構成する不透水性シートが重なるよ
うに折り返されて形成される。これらの第1および第2
折返し部は、それら各折返し部の長手方向両端部で、吸
水層が存在する透水性シートの幅方向中間部の両側部に
固着される。また、前記第2折返し部の長手方向中間部
の透水性シートと不透水性シートとの間に伸縮性を有す
る線状体が介在され、この線状体の長手方向両端部は前
記透水性シートおよび不透水性シートによって挟持され
る。前記線状体が縮退すると、排尿吸収パッドは、その
長手方向両端部が相互に近接し、これに伴い前記長手方
向中間部は透水性シートが内側となるように湾曲する。
また、排尿吸収パッドの長手方向中間部で、吸水層が存
在する透水性シートの幅方向中間部の両側部上では、折
り返されていた前記第1および第2折返し部の長手方向
中間部が、前記吸水層が存在する透水性シートの幅方向
中間部の両側部から離反する方向へ展開する。本発明の
排尿吸収パッドは、たとえばパンツの内側に装着されて
使用され、線状体が介在される第2折返し部の透水性シ
ートが、その長手方向全長にわたって使用者の肌に密着
して、排尿の横漏れを防止する。さらに、第1および第
2折返し部は、折り重なって構成されているので、上述
した従来技術のような不具合、すなわち伏倒状態で吸水
層への排尿の移動を妨げたり、あるいは装着する際に邪
魔になったりすることがない。したがって第1および第
2折返し部の立上がり高さを大きくすることが可能であ
り、排尿の横漏れを確実に防止することができる。ま
た、上述したように第1および第2折返し部は、不透水
性シートを含んで構成されているので、短時間に大量の
排尿があっても尿が外部へ通過せず、排尿を吸水層に確
実に導くことができる。さらに本発明の排尿吸収パッド
では、透水性シートおよび不透水性シートを単一枚のシ
ートによってそれぞれ構成することが可能であるので、
部品点数を可及的に少なくすることができる。したがっ
て、材料コストを少なくすることができ、かつ製造工程
を簡略化して、不良品発生によるロス率を低減させ、単
位時間当たりの排尿吸収パッドの生産量を増加させるこ
とができる。
は、透水性シートおよび不透水性シート間にフラッフパ
ルプなどから成る吸水層が介在され、透水性シートと不
透水性シートとの周縁部が相互に固着され、長手方向中
間部には、前記長手方向に垂直な幅方向両側部で、伸縮
性を有する線状体が、前記透水性シートおよび不透水性
シートによって前記線状体の長手方向両端部を挟持さ
れ、縮退力が付与された状態で設けられる排尿吸収パッ
ドにおいて、排尿吸収パッドの前記幅方向両側部には、
透水性シートおよび不透水性シートが折返されて、吸水
層の幅方向両側部で透水性シートが重なる第1折返し部
と、第1折返し部の最も幅方向内方に連なり、幅方向外
方に不透水性シートが重なり、前記線状体が介在される
第2折返し部とが形成され、第1および第2折返し部
は、その長手方向両端部で、前記吸水層が存在する透水
性シートの幅方向中間部の両側部に固着されることを特
徴とする排尿吸収パッドである。本発明に従えば、第1
折返し部は、吸水層が存在する透水性シートの幅方向中
間部の両側部に、前記透水性シートの幅方向両側部が重
なるように、透水性シートおよび不透水性シートの幅方
向両側部が折り返されて形成される。また、第2折返し
部は、第1折返し部の最も幅方向内方に連なり、第1お
よび第2折返し部を構成する不透水性シートが重なるよ
うに折り返されて形成される。これらの第1および第2
折返し部は、それら各折返し部の長手方向両端部で、吸
水層が存在する透水性シートの幅方向中間部の両側部に
固着される。また、前記第2折返し部の長手方向中間部
の透水性シートと不透水性シートとの間に伸縮性を有す
る線状体が介在され、この線状体の長手方向両端部は前
記透水性シートおよび不透水性シートによって挟持され
る。前記線状体が縮退すると、排尿吸収パッドは、その
長手方向両端部が相互に近接し、これに伴い前記長手方
向中間部は透水性シートが内側となるように湾曲する。
また、排尿吸収パッドの長手方向中間部で、吸水層が存
在する透水性シートの幅方向中間部の両側部上では、折
り返されていた前記第1および第2折返し部の長手方向
中間部が、前記吸水層が存在する透水性シートの幅方向
中間部の両側部から離反する方向へ展開する。本発明の
排尿吸収パッドは、たとえばパンツの内側に装着されて
使用され、線状体が介在される第2折返し部の透水性シ
ートが、その長手方向全長にわたって使用者の肌に密着
して、排尿の横漏れを防止する。さらに、第1および第
2折返し部は、折り重なって構成されているので、上述
した従来技術のような不具合、すなわち伏倒状態で吸水
層への排尿の移動を妨げたり、あるいは装着する際に邪
魔になったりすることがない。したがって第1および第
2折返し部の立上がり高さを大きくすることが可能であ
り、排尿の横漏れを確実に防止することができる。ま
た、上述したように第1および第2折返し部は、不透水
性シートを含んで構成されているので、短時間に大量の
排尿があっても尿が外部へ通過せず、排尿を吸水層に確
実に導くことができる。さらに本発明の排尿吸収パッド
では、透水性シートおよび不透水性シートを単一枚のシ
ートによってそれぞれ構成することが可能であるので、
部品点数を可及的に少なくすることができる。したがっ
て、材料コストを少なくすることができ、かつ製造工程
を簡略化して、不良品発生によるロス率を低減させ、単
位時間当たりの排尿吸収パッドの生産量を増加させるこ
とができる。
【0015】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明の構成において、前記線状体は、相互に間隔を開け
て、複数設けられることを特徴とする。本発明に従え
ば、線状体が相互に間隔を開けて、複数設けられている
ので、排尿吸収パッドを使用者が使用する際に、使用者
に第2折返し部を広い領域で密着させることができる。
したがって、より確実に排尿の横漏れを防止することが
できる。
発明の構成において、前記線状体は、相互に間隔を開け
て、複数設けられることを特徴とする。本発明に従え
ば、線状体が相互に間隔を開けて、複数設けられている
ので、排尿吸収パッドを使用者が使用する際に、使用者
に第2折返し部を広い領域で密着させることができる。
したがって、より確実に排尿の横漏れを防止することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の排
尿吸収パッド21を示す簡略化した正面図であり、図2
は図1の切断面線II−IIから見た断面図であり、図
3は図1の切断面線III−IIIから見た断面図であ
る。なお、図1〜図3は、排尿吸収パッド21が平坦状
に伸展された状態を示し、図2および図3の排尿吸収パ
ッド21は、その厚み方向に拡大して示す。排尿吸収パ
ッド21は、不織布からなる透水性シート22と、ポリ
エチレンフィルムからなる不透水性シート23と、フラ
ッフパルプ24などからなり、透水性シート22および
不透水性シート23間に介在される吸水層26と、ゴム
紐などによって実現され、糸状で弾発的な伸縮性を有す
る複数(本実施形態では4)の線状体27とを含んで構
成される。
尿吸収パッド21を示す簡略化した正面図であり、図2
は図1の切断面線II−IIから見た断面図であり、図
3は図1の切断面線III−IIIから見た断面図であ
る。なお、図1〜図3は、排尿吸収パッド21が平坦状
に伸展された状態を示し、図2および図3の排尿吸収パ
ッド21は、その厚み方向に拡大して示す。排尿吸収パ
ッド21は、不織布からなる透水性シート22と、ポリ
エチレンフィルムからなる不透水性シート23と、フラ
ッフパルプ24などからなり、透水性シート22および
不透水性シート23間に介在される吸水層26と、ゴム
紐などによって実現され、糸状で弾発的な伸縮性を有す
る複数(本実施形態では4)の線状体27とを含んで構
成される。
【0017】透水性シート22および不透水性シート2
3は、ほぼ同じ大きさをそれぞれ有し、それらの周縁部
は、ホットメルト接着剤を塗布して加圧溶着することに
よって相互に固着される。この透水性シート22および
不透水性シート23間には吸水層26が介在される。
3は、ほぼ同じ大きさをそれぞれ有し、それらの周縁部
は、ホットメルト接着剤を塗布して加圧溶着することに
よって相互に固着される。この透水性シート22および
不透水性シート23間には吸水層26が介在される。
【0018】吸水層26は、フラッフパルプ24からな
る吸水層上層51と、フラッフパルプ24に吸水ポリマ
25が混在された吸水層下層52と、不織布からなる複
数(本実施形態では3)枚のティシュ53a〜53bと
を有する多層構造であって、略長方形の平面形状を有し
ている。吸水層上層51と吸水層下層52とは、排尿吸
収パッド21の厚み方向(図2および図3の上下方向)
にティシュ53bを挟んで積層される。ティシュ53a
は吸水層上層51と透水性シート22との間に介在さ
れ、ティシュ53cは吸水層下層52と不透水性シート
23との間に介在される。また、吸水ポリマ25は、た
とえばアクリル酸ナトリウム塩またはアクリル酸カリウ
ム塩からなる。
る吸水層上層51と、フラッフパルプ24に吸水ポリマ
25が混在された吸水層下層52と、不織布からなる複
数(本実施形態では3)枚のティシュ53a〜53bと
を有する多層構造であって、略長方形の平面形状を有し
ている。吸水層上層51と吸水層下層52とは、排尿吸
収パッド21の厚み方向(図2および図3の上下方向)
にティシュ53bを挟んで積層される。ティシュ53a
は吸水層上層51と透水性シート22との間に介在さ
れ、ティシュ53cは吸水層下層52と不透水性シート
23との間に介在される。また、吸水ポリマ25は、た
とえばアクリル酸ナトリウム塩またはアクリル酸カリウ
ム塩からなる。
【0019】排尿吸収パッド21の長手方向(図1の上
下方向)に垂直な幅方向(図1の左右方向)両側部に
は、透水性シート22および不透水性シート23の幅方
向両側部が折り返されて、第1折返し部28と第2折返
し部29とがそれぞれ形成される。
下方向)に垂直な幅方向(図1の左右方向)両側部に
は、透水性シート22および不透水性シート23の幅方
向両側部が折り返されて、第1折返し部28と第2折返
し部29とがそれぞれ形成される。
【0020】各第1折返し部28は、透水性シート22
の第1折返し部28を構成する部分28aが、吸水層2
6が存在する透水性シート22の幅方向中間部22aの
両側部22bに重なるように折り返されて構成される。
この各第1折返し部28の図1に示される2本の仮想線
31,32よりも長手方向外方である長手方向両端部
は、前記透水性シート22の幅方向中間部22aの両側
部22bに、ホットメルト接着剤によってそれぞれ固着
される。
の第1折返し部28を構成する部分28aが、吸水層2
6が存在する透水性シート22の幅方向中間部22aの
両側部22bに重なるように折り返されて構成される。
この各第1折返し部28の図1に示される2本の仮想線
31,32よりも長手方向外方である長手方向両端部
は、前記透水性シート22の幅方向中間部22aの両側
部22bに、ホットメルト接着剤によってそれぞれ固着
される。
【0021】各第2折返し部29は、排尿吸収パッド2
1の幅方向内方寄りの各第1折返し部28の端部30に
連なり、不透水性シート23の第2折返し部29を構成
する部分29bが、不透水性シート23の第1折返し部
28を構成する部分28bに重なるように、折り返され
て構成される。この各第2折返し部29の図1に示され
る2本の仮想線31,32よりも長手方向外方の長手方
向両端部は、第1折返し部28の長手方向両端部に、ホ
ットメルト接着剤によってそれぞれ固着される。これら
の各第1および各第2折返し部28,29は、排尿吸収
パッド21の幅方向に関して対称になるように、排尿吸
収パッド21の幅方向両側部にそれぞれ形成される。
1の幅方向内方寄りの各第1折返し部28の端部30に
連なり、不透水性シート23の第2折返し部29を構成
する部分29bが、不透水性シート23の第1折返し部
28を構成する部分28bに重なるように、折り返され
て構成される。この各第2折返し部29の図1に示され
る2本の仮想線31,32よりも長手方向外方の長手方
向両端部は、第1折返し部28の長手方向両端部に、ホ
ットメルト接着剤によってそれぞれ固着される。これら
の各第1および各第2折返し部28,29は、排尿吸収
パッド21の幅方向に関して対称になるように、排尿吸
収パッド21の幅方向両側部にそれぞれ形成される。
【0022】各第2折返し部29の長手方向中間部の透
水性シート22の部分29aと不透水性シート23の部
分29bとの間には、複数(本実施形態では各第2折返
し部29にそれぞれ2)の線状体27が相互に間隔をあ
けてそれぞれ介在される。この複数の線状体27の長手
方向両端部27a,27bは、前記第2折返し部29の
透水性シート22の部分29aおよび不透水性シート2
3の部分29bによってそれぞれ挟持される。
水性シート22の部分29aと不透水性シート23の部
分29bとの間には、複数(本実施形態では各第2折返
し部29にそれぞれ2)の線状体27が相互に間隔をあ
けてそれぞれ介在される。この複数の線状体27の長手
方向両端部27a,27bは、前記第2折返し部29の
透水性シート22の部分29aおよび不透水性シート2
3の部分29bによってそれぞれ挟持される。
【0023】各線状体27の長手方向中間部である仮想
線31,32と交わる各線状体27の各部分33a,3
3b間は、第2折返し部29の透水性シート部分29a
および不透水性シート部分29bによって伸縮自在に保
持される。排尿吸収パッド21が平坦状に伸展された状
態で、各線状体27は伸長された状態となるように設け
られている。
線31,32と交わる各線状体27の各部分33a,3
3b間は、第2折返し部29の透水性シート部分29a
および不透水性シート部分29bによって伸縮自在に保
持される。排尿吸収パッド21が平坦状に伸展された状
態で、各線状体27は伸長された状態となるように設け
られている。
【0024】上述したように各線状体27が伸張された
状態となる伸展された状態において排尿吸収パッド21
は、略長方形状であり、長手方向長さL1は約350〜
660mmであり、幅L2は約120〜160mmであ
り、仮想線31,32によって囲まれる長手方向中間部
の長さL3は約150〜300mmであり、長手方向両
端部の長さL4は約100〜180mmであり、第2折
返し部29の幅L5は約20〜50mmである。これら
の長さL1,L3,L4および幅L2,L5は最小値か
ら最大値にそれぞれ対応して変化するものとし、この範
囲程度で用途に応じて適宜選択される。
状態となる伸展された状態において排尿吸収パッド21
は、略長方形状であり、長手方向長さL1は約350〜
660mmであり、幅L2は約120〜160mmであ
り、仮想線31,32によって囲まれる長手方向中間部
の長さL3は約150〜300mmであり、長手方向両
端部の長さL4は約100〜180mmであり、第2折
返し部29の幅L5は約20〜50mmである。これら
の長さL1,L3,L4および幅L2,L5は最小値か
ら最大値にそれぞれ対応して変化するものとし、この範
囲程度で用途に応じて適宜選択される。
【0025】図4は排尿吸収パッド21の斜視図であ
り、図5は図4の切断面線V−Vから見た断面図であ
り、図6は図4の切断面線VI−VIから見た断面図で
ある。なお、図4〜図6は、上述した各線状体27の縮
退に伴って、排尿吸収パッド21の長手方向中間部が湾
曲した状態を示す。また図6の排尿吸収パッド21の吸
収層26は、図解を容易にするため、簡略化して示す。
り、図5は図4の切断面線V−Vから見た断面図であ
り、図6は図4の切断面線VI−VIから見た断面図で
ある。なお、図4〜図6は、上述した各線状体27の縮
退に伴って、排尿吸収パッド21の長手方向中間部が湾
曲した状態を示す。また図6の排尿吸収パッド21の吸
収層26は、図解を容易にするため、簡略化して示す。
【0026】各線状体27が縮退すると、排尿吸収パッ
ド21の長手方向両端部は各線状体27の縮退力によっ
て相互に近接し、これによって前記長手方向中間部の吸
水層26の部分26c、ならびに吸水層26の部分26
cを覆う透水性シート22の部分22cおよび不透水性
シート23の部分23cは、前記各線状体27から離反
する方向へ押し出され、前記透水性シート22の部分2
2cを内側にして湾曲する。
ド21の長手方向両端部は各線状体27の縮退力によっ
て相互に近接し、これによって前記長手方向中間部の吸
水層26の部分26c、ならびに吸水層26の部分26
cを覆う透水性シート22の部分22cおよび不透水性
シート23の部分23cは、前記各線状体27から離反
する方向へ押し出され、前記透水性シート22の部分2
2cを内側にして湾曲する。
【0027】このように各線状体27が縮退し、部分的
に湾曲した状態の排尿吸収パッド21の形状は、長手方
向両端部である使用者の腹側に位置させるべき腹側部3
6および背側に位置させるべき背側部37が、ほぼ平坦
状であり、腹側部36と背側部37との間、すなわち排
尿吸収パッド21の長手方向中間部である股間部38
が、湾曲している。この股間部38が上述した透水性シ
ート22の部分22cを内側にして、湾曲する部分であ
る。
に湾曲した状態の排尿吸収パッド21の形状は、長手方
向両端部である使用者の腹側に位置させるべき腹側部3
6および背側に位置させるべき背側部37が、ほぼ平坦
状であり、腹側部36と背側部37との間、すなわち排
尿吸収パッド21の長手方向中間部である股間部38
が、湾曲している。この股間部38が上述した透水性シ
ート22の部分22cを内側にして、湾曲する部分であ
る。
【0028】排尿吸収パッド21が図1〜図3に示す伸
展状態から、図4〜図6に示されるように湾曲状態へ移
行する際には、前記第1および第2折返し部28,29
の長手方向中間部は、各線状体27の各部分33a,3
3b間に懸吊されて前記透水性シート22の部分22c
から離反し、前記透水性シート22の部分22cの幅方
向両側部上に、たるんだ状態で展開する。このように展
開する第1および第2折返し部28,29の長手方向中
間部によって、排尿の横漏れを防止するための一対のサ
イドフラップ39がそれぞれ構成される。また、股間部
38にはサイドフラップ39と前記透水性シート22の
部分22cとによって囲まれ、サイドフラップ39の展
開方向(図5および図6の上方向)へ開口する収容空間
42が形成される。
展状態から、図4〜図6に示されるように湾曲状態へ移
行する際には、前記第1および第2折返し部28,29
の長手方向中間部は、各線状体27の各部分33a,3
3b間に懸吊されて前記透水性シート22の部分22c
から離反し、前記透水性シート22の部分22cの幅方
向両側部上に、たるんだ状態で展開する。このように展
開する第1および第2折返し部28,29の長手方向中
間部によって、排尿の横漏れを防止するための一対のサ
イドフラップ39がそれぞれ構成される。また、股間部
38にはサイドフラップ39と前記透水性シート22の
部分22cとによって囲まれ、サイドフラップ39の展
開方向(図5および図6の上方向)へ開口する収容空間
42が形成される。
【0029】このような各線状体27が縮退した湾曲状
態において排尿吸収パッド21の大きさは、図1〜図3
に示される伸展状態と比較して、長手方向中間部の長さ
L3が小さくなり、各線状体27の縮退後の長手方向中
間部の長さL3′は約75〜150mmである。また、
各サイドフラップ39の立ち上がり高さH1は、最も大
きくなったときには、約40〜100mmである。
態において排尿吸収パッド21の大きさは、図1〜図3
に示される伸展状態と比較して、長手方向中間部の長さ
L3が小さくなり、各線状体27の縮退後の長手方向中
間部の長さL3′は約75〜150mmである。また、
各サイドフラップ39の立ち上がり高さH1は、最も大
きくなったときには、約40〜100mmである。
【0030】また図6を参照して、腹側部36を構成す
る不透水性シート23の部分23d上には、固定手段4
6が設けられる。固定手段46は、両面テープ47と両
面テープ47を覆う保護テープ48とからなり、排尿吸
収パッド21を使用する際は、保護テープ48を両面テ
ープ47から剥がして、たとえばパンツの内側表面に、
両面テープ47の外部に臨んで露出する表面を貼着す
る。このようにして排尿吸収パッド21は、パンツに容
易に固定される。したがって、たとえば使用者が動くこ
とによって排尿吸収パッド21が、正しい装着位置から
ずれてしまうという不具合を無くすことができる。
る不透水性シート23の部分23d上には、固定手段4
6が設けられる。固定手段46は、両面テープ47と両
面テープ47を覆う保護テープ48とからなり、排尿吸
収パッド21を使用する際は、保護テープ48を両面テ
ープ47から剥がして、たとえばパンツの内側表面に、
両面テープ47の外部に臨んで露出する表面を貼着す
る。このようにして排尿吸収パッド21は、パンツに容
易に固定される。したがって、たとえば使用者が動くこ
とによって排尿吸収パッド21が、正しい装着位置から
ずれてしまうという不具合を無くすことができる。
【0031】図7は、排尿吸収パッド21の装着状態を
示す縦断面図である。なお説明の便宜上、排尿吸収パッ
ド21は模式的に示す。本実施形態の排尿吸収パッド2
1を装着するときは、使用者43の排尿部が股間部38
の収容空間42に臨んで露出するように、腹側部36を
使用者43の腹側に、背側部37を使用者43の背側に
位置させるように股間部38を使用者43の股間にあて
がった後、パンツ44を排尿吸収パッド21の上から着
用する。このパンツ44を着用する際には、上述したよ
うに保護テープ48を両面テープ47から剥がし、この
両面テープ47をパンツ44の内側表面44aに貼着す
る。
示す縦断面図である。なお説明の便宜上、排尿吸収パッ
ド21は模式的に示す。本実施形態の排尿吸収パッド2
1を装着するときは、使用者43の排尿部が股間部38
の収容空間42に臨んで露出するように、腹側部36を
使用者43の腹側に、背側部37を使用者43の背側に
位置させるように股間部38を使用者43の股間にあて
がった後、パンツ44を排尿吸収パッド21の上から着
用する。このパンツ44を着用する際には、上述したよ
うに保護テープ48を両面テープ47から剥がし、この
両面テープ47をパンツ44の内側表面44aに貼着す
る。
【0032】このようにして排尿吸収パッド21がパン
ツ44の内側に装着された状態では、腹側部36および
背側部37の透水性シート22の各部分22d,22f
が、使用者43の肌43aにそれぞれ密着する。またサ
イドフラップ39は、たるんだ状態で展開し、各線状体
27の縮退力によって、第2折返し部29の透水性シー
ト22の部分29aが、使用者43の肌43aに密着す
る。
ツ44の内側に装着された状態では、腹側部36および
背側部37の透水性シート22の各部分22d,22f
が、使用者43の肌43aにそれぞれ密着する。またサ
イドフラップ39は、たるんだ状態で展開し、各線状体
27の縮退力によって、第2折返し部29の透水性シー
ト22の部分29aが、使用者43の肌43aに密着す
る。
【0033】図8は吸水層26が排尿を吸収する前の排
尿吸収パッド21の装着状態を示す横断面図であり、図
9は吸水層26が排尿を吸収した後の排尿吸収パッド2
1の装着状態を示す横断面図である。排尿吸収パッド2
1を使用している使用者43が尿を排出すると、その排
尿は透水性シート22を通過し、吸水層26へ導かれ
る。
尿吸収パッド21の装着状態を示す横断面図であり、図
9は吸水層26が排尿を吸収した後の排尿吸収パッド2
1の装着状態を示す横断面図である。排尿吸収パッド2
1を使用している使用者43が尿を排出すると、その排
尿は透水性シート22を通過し、吸水層26へ導かれ
る。
【0034】前記吸水層26が排尿を吸収し、その重み
で使用者43の肌43aから離反する方向へ変位する
と、各サイドフラップ39のたるみが次第に引き伸ばさ
れながら展開し、サイドフラップ39と使用者43の肌
43aとが密着した状態が維持される。
で使用者43の肌43aから離反する方向へ変位する
と、各サイドフラップ39のたるみが次第に引き伸ばさ
れながら展開し、サイドフラップ39と使用者43の肌
43aとが密着した状態が維持される。
【0035】このようにして本実施形態の排尿吸収パッ
ド21は、各サイドフラップ39が、折り重ねて設けら
れる第1および第2折返し部28,29によって構成さ
れるので、上述した従来技術のようなサイドフラップを
伏倒させる構成と比較して、立ち上がり高さH1を大き
く形成しても、サイドフラップ39が吸水層26への排
尿の移動を妨げたり、あるいは排尿吸収パッド21を装
着する際にサイドフラップ39が邪魔になったりしな
い。したがって各サイドフラップ39の立ち上がり高さ
H1を大きくすることができ、これによって尿の横漏れ
を確実に防止することができる。またこれによって収容
空間42を大きく形成することが可能であり、横漏れ防
止効果が向上される。
ド21は、各サイドフラップ39が、折り重ねて設けら
れる第1および第2折返し部28,29によって構成さ
れるので、上述した従来技術のようなサイドフラップを
伏倒させる構成と比較して、立ち上がり高さH1を大き
く形成しても、サイドフラップ39が吸水層26への排
尿の移動を妨げたり、あるいは排尿吸収パッド21を装
着する際にサイドフラップ39が邪魔になったりしな
い。したがって各サイドフラップ39の立ち上がり高さ
H1を大きくすることができ、これによって尿の横漏れ
を確実に防止することができる。またこれによって収容
空間42を大きく形成することが可能であり、横漏れ防
止効果が向上される。
【0036】また従来の技術では、横漏れ防止用のサイ
ドフラップが透水性シートによって構成されているけれ
ども、本実施形態の排尿吸収パッド21のサイドフラッ
プ39は、不透水性シート23を含んで構成されている
ので、短時間に大量の排尿があっても吸水層26へ確実
に排尿を導くことができる。
ドフラップが透水性シートによって構成されているけれ
ども、本実施形態の排尿吸収パッド21のサイドフラッ
プ39は、不透水性シート23を含んで構成されている
ので、短時間に大量の排尿があっても吸水層26へ確実
に排尿を導くことができる。
【0037】さらに従来の技術では、図10〜図12に
示されるように、サイドフラップと吸水層の厚み方向一
方側を覆うために設けられるシートとが、透水性を有す
る別々のシートによって構成されているけれども、本実
施形態の排尿吸収パッド21では、単一枚の透水性シー
ト22だけで構成されているので、部品点数が減少す
る。したがって排尿吸収パッド21の製造メーカが購入
すべきシート材料の点数を少なくして購入コストを低く
することができる。また単一枚のシート材料を購入して
切断加工する場合に対しても、そのための手間およびコ
ストが不要であり、コストを低減することができる。す
なわち材料コストを低減させることができる。また、シ
ート同士の接着工程が少なくなるとともに、線状体は従
来と比較して少ない箇所に設ければよいので、製造工程
を簡略化することができる。したがって、ロス率、すな
わち不良品が発生する割合を低減させ、かつ単位時間当
たりの排尿吸収パッド21の生産量を向上させることが
できる。本件発明者は、従来に比べて材料コストが1/
10程度低減することを確認している。また部品点数が
少なくなるので、不良品発生などの加工上の損失が1/
2以下に減少することを確認している。
示されるように、サイドフラップと吸水層の厚み方向一
方側を覆うために設けられるシートとが、透水性を有す
る別々のシートによって構成されているけれども、本実
施形態の排尿吸収パッド21では、単一枚の透水性シー
ト22だけで構成されているので、部品点数が減少す
る。したがって排尿吸収パッド21の製造メーカが購入
すべきシート材料の点数を少なくして購入コストを低く
することができる。また単一枚のシート材料を購入して
切断加工する場合に対しても、そのための手間およびコ
ストが不要であり、コストを低減することができる。す
なわち材料コストを低減させることができる。また、シ
ート同士の接着工程が少なくなるとともに、線状体は従
来と比較して少ない箇所に設ければよいので、製造工程
を簡略化することができる。したがって、ロス率、すな
わち不良品が発生する割合を低減させ、かつ単位時間当
たりの排尿吸収パッド21の生産量を向上させることが
できる。本件発明者は、従来に比べて材料コストが1/
10程度低減することを確認している。また部品点数が
少なくなるので、不良品発生などの加工上の損失が1/
2以下に減少することを確認している。
【0038】上述した実施形態では、第2折返し部29
を構成する透水性シート部分29aおよび不透水性シー
ト23の部分29b間には、各2本の線状体27がそれ
ぞれ介在されていたけれども、線状体の数は2本に限ら
ず、各1本あるいは各3本以上であってもよい。また線
状体27は、糸状に限らず、たとえば平ゴム紐などの帯
状の弾性伸縮部材であってもよい。
を構成する透水性シート部分29aおよび不透水性シー
ト23の部分29b間には、各2本の線状体27がそれ
ぞれ介在されていたけれども、線状体の数は2本に限ら
ず、各1本あるいは各3本以上であってもよい。また線
状体27は、糸状に限らず、たとえば平ゴム紐などの帯
状の弾性伸縮部材であってもよい。
【0039】また上述した透水性シート22は、使用者
43の肌43aに、直接接触するため、肌着に近い感触
を有する不織布が使用されている。しかしながら、不織
布に限定されず、透水性を有するシート状のものであれ
ばよく、本発明の実施の他の形態として、織布あるいは
多孔質フィルムであってもよい。
43の肌43aに、直接接触するため、肌着に近い感触
を有する不織布が使用されている。しかしながら、不織
布に限定されず、透水性を有するシート状のものであれ
ばよく、本発明の実施の他の形態として、織布あるいは
多孔質フィルムであってもよい。
【0040】さらに不透水性シート23としては、上述
したポリエチレンフィルムに限定されることはなく、本
発明の実施のさらに他の形態として、強発水性を有する
不織布、フィルムと不織布との複合材あるいはフィルム
と織布との複合材であってもよい。
したポリエチレンフィルムに限定されることはなく、本
発明の実施のさらに他の形態として、強発水性を有する
不織布、フィルムと不織布との複合材あるいはフィルム
と織布との複合材であってもよい。
【0041】また上述した実施形態の排尿吸収パッド2
1の大きさは、上述した各長さL1,L3,L4、幅L
2,L5および高さH1に特に限定されず、たとえば男
性用、女性用および幼児用など、使用者43の大きさお
よび排尿部の位置および形状に応じて任意に選択するこ
とができる。さらに男性用、女性用および乳幼児用など
の用途に応じて構成される各種の排尿吸収パッドの種類
毎に、不透水性シート23を、たとえば男性用は水色、
女性用はピンクおよび乳幼児用は白色などとして色分け
することによって、購入者に前記種類の違いを容易に認
識させることができる。
1の大きさは、上述した各長さL1,L3,L4、幅L
2,L5および高さH1に特に限定されず、たとえば男
性用、女性用および幼児用など、使用者43の大きさお
よび排尿部の位置および形状に応じて任意に選択するこ
とができる。さらに男性用、女性用および乳幼児用など
の用途に応じて構成される各種の排尿吸収パッドの種類
毎に、不透水性シート23を、たとえば男性用は水色、
女性用はピンクおよび乳幼児用は白色などとして色分け
することによって、購入者に前記種類の違いを容易に認
識させることができる。
【0042】また吸水層26のフラッフパルプ24に
は、吸水ポリマ25の他に、たとえばフィトンチッドな
どの成分を含む樹液を濃縮した細粒を介在させてもよ
い。前記細粒は、乾燥状態であっても樹木の香りを発生
し、尿などの水分によって溶解されると、アンモニアな
どの匂いの主成分を中和させるとともに、樹木の香り成
分の蒸発が促進され、芳香性が高まるので、吸水層26
の排尿吸収能力を増加させ、さらに排尿のアンモニア臭
などの異臭を抑えて、樹木の香りを発生させることがで
きる。
は、吸水ポリマ25の他に、たとえばフィトンチッドな
どの成分を含む樹液を濃縮した細粒を介在させてもよ
い。前記細粒は、乾燥状態であっても樹木の香りを発生
し、尿などの水分によって溶解されると、アンモニアな
どの匂いの主成分を中和させるとともに、樹木の香り成
分の蒸発が促進され、芳香性が高まるので、吸水層26
の排尿吸収能力を増加させ、さらに排尿のアンモニア臭
などの異臭を抑えて、樹木の香りを発生させることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、第1および第2折返し
部は、折り重なって構成されているので、上述した従来
技術のような不具合、すなわち伏倒状態で吸水層への排
尿の移動を妨げたり、あるいは装着する際に邪魔になっ
たりすることがない。したがって第1および第2折返し
部の立上がり高さを大きくすることが可能であり、排尿
の横漏れを確実に防止することができる。
部は、折り重なって構成されているので、上述した従来
技術のような不具合、すなわち伏倒状態で吸水層への排
尿の移動を妨げたり、あるいは装着する際に邪魔になっ
たりすることがない。したがって第1および第2折返し
部の立上がり高さを大きくすることが可能であり、排尿
の横漏れを確実に防止することができる。
【0044】また、第1および第2折返し部は、不透水
性シートを含んで構成されているので、短時間に大量の
排尿があっても尿が外部へ通過せず、排尿を吸水層に確
実に導くことができる。
性シートを含んで構成されているので、短時間に大量の
排尿があっても尿が外部へ通過せず、排尿を吸水層に確
実に導くことができる。
【0045】さらに本発明の排尿吸収パッドでは、透水
性シートおよび不透水性シートを単一枚のシートによっ
てそれぞれ構成することが可能であるので、部品点数を
可及的に少なくすることができる。したがって、材料コ
ストを少なくすることができ、かつ製造工程を簡略化し
て、不良品発生によるロス率を低減させ、単位時間当た
り排尿吸収パッドの生産量を増加させることができる。
性シートおよび不透水性シートを単一枚のシートによっ
てそれぞれ構成することが可能であるので、部品点数を
可及的に少なくすることができる。したがって、材料コ
ストを少なくすることができ、かつ製造工程を簡略化し
て、不良品発生によるロス率を低減させ、単位時間当た
り排尿吸収パッドの生産量を増加させることができる。
【0046】また本発明によれば、線状体が相互に間隔
を開けて、複数設けられているので、排尿吸収パッドを
使用者が使用する際に、使用者に第2折返し部を広い領
域で密着させることができる。したがって、より確実に
排尿の横漏れを防止することができる。
を開けて、複数設けられているので、排尿吸収パッドを
使用者が使用する際に、使用者に第2折返し部を広い領
域で密着させることができる。したがって、より確実に
排尿の横漏れを防止することができる。
【図1】本発明の実施の一形態である排尿吸収パッド2
1の正面図である。
1の正面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
る。
【図3】図1の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
である。
【図4】排尿吸収パッド21の斜視図である。
【図5】図4の切断面線V−Vから見た断面図である。
【図6】図4の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
る。
【図7】排尿吸収パッド21の装着状態を示す縦断面図
である。
である。
【図8】排尿吸収パッド21の装着状態を示す横断面図
である。
である。
【図9】排尿吸収パッド21の装着状態を示す横断面図
である。
である。
【図10】典型的な従来技術である排尿吸収パッド1を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図11】図10の切断面線B−Bから見た断面図であ
る。
る。
【図12】排尿吸収パッド1の装着状態を示す横断面図
である。
である。
21 排尿吸収パッド 22 透水性シート 23 不透水性シート 24 フラッフパルプ 25 吸水ポリマ 26 吸水層 27 線状体 28 第1折返し部 29 第2折返し部 39 サイドフラップ
Claims (2)
- 【請求項1】 透水性シートおよび不透水性シート間に
フラッフパルプなどから成る吸水層が介在され、透水性
シートと不透水性シートとの周縁部が相互に固着され、
長手方向中間部には、前記長手方向に垂直な幅方向両側
部で、伸縮性を有する線状体が、前記透水性シートおよ
び不透水性シートによって前記線状体の長手方向両端部
を挟持され、縮退力が付与された状態で設けられる排尿
吸収パッドにおいて、 排尿吸収パッドの前記幅方向両側部には、透水性シート
および不透水性シートが折返されて、吸水層の幅方向両
側部で透水性シートが重なる第1折返し部と、第1折返
し部の最も幅方向内方に連なり、幅方向外方に不透水性
シートが重なり、前記線状体が介在される第2折返し部
とが形成され、 第1および第2折返し部は、その長手方向両端部で、前
記吸水層が存在する透水性シートの幅方向中間部の両側
部に固着されることを特徴とする排尿吸収パッド。 - 【請求項2】 前記線状体は、相互に間隔を開けて、複
数設けられることを特徴とする請求項1記載の排尿吸収
パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338640A JPH10174696A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 排尿吸収パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338640A JPH10174696A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 排尿吸収パッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174696A true JPH10174696A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18320084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8338640A Pending JPH10174696A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 排尿吸収パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10174696A (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8338640A patent/JPH10174696A/ja active Pending
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