JPH10174779A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10174779A
JPH10174779A JP35767497A JP35767497A JPH10174779A JP H10174779 A JPH10174779 A JP H10174779A JP 35767497 A JP35767497 A JP 35767497A JP 35767497 A JP35767497 A JP 35767497A JP H10174779 A JPH10174779 A JP H10174779A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 価値物体に残された使用単位額未満の有価価
値を使用できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技者が玉貸操作ボタンを操作すればS
3によりYESの判断がなされてS4に進み、カード残
額が単位貸玉額の値以上であるか否かの判断がなされ
る。カード残額が単位貸玉額の値未満であった場合に
は、カード残額から単位貸玉額を引落すわけにはいかな
いため、S6により、カード残額を払出額カウンタに加
算する処理がなされてS7に進む。つまり、カード等が
有する有価価値を使用して遊技が可能となる遊技機にお
いて、有価価値を遊技者が使用する旨の操作がなされた
ときに、カード等の有する有価価値が使用単位額に相当
する有価価値よりも小さい場合には、カード等の有する
有価価値がすべて引落されて使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機さらにはスロットマシン等で代表される遊
技機に関し、詳しくは、所定の価値物体が有する有価価
値を使用して遊技が可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の価値物体が有する有価価値を使用
して遊技が可能となる従来の遊技機の中には、価値物体
が有する有価価値を遊技者が使用する旨の操作を行なっ
た場合に、所定の使用単位額分の有価価値が引落され、
その引落された有価価値を使用して遊技が可能となる遊
技機があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の遊技機においては、前述の使用単位額分ずつ価値物体
の有価価値を使用していった場合、価値物体の有価価値
が、使用単位額分の有価価値よりも小さい有価価値だけ
残る場合があった。つまり、価値物体が有する有価価値
は、必ずしも使用単位額分の整数倍ではなかった。この
ような場合、従来の遊技機では、有価価値の引落しが所
定の使用単位額分ずつしか行なえず、価値物体において
有価価値が残されているのに、当該残された有価価値
が、使用単位額分よりも小さいという理由で使用できな
いという不都合があった。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み、価値物体に残
された使用単位額未満の有価価値を使用できる遊技機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る遊技機は、所定の価値物体が有する有価価値を使
用して遊技が可能となる遊技機であって、前記有価価値
を遊技者が使用する旨の操作を検出する操作検出手段
と、前記操作検出手段の検出出力に基づいて、使用単位
額に相当する有価価値を前記価値物体が有する有価価値
から引落して使用することが可能な有価価値引落し使用
手段とを含み、前記有価価値引落し使用手段は、前記操
作検出手段の検出出力があったときに、前記価値物体の
有する有価価値が前記使用単位額に相当する有価価値よ
りも小さい場合には、前記価値物体が有する有価価値を
すべて引落して使用することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明に係る遊技機は、
請求項1に記載の遊技機に加えて、前記使用単位額が、
遊技場側で所望の値に選択設定されることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、有価価値引
落し使用手段の働きにより、操作検出手段の検出出力が
あったときに価値物体の有する有価価値が使用単位額に
相当する有価価値よりも小さい場合には、価値物体が有
する有価価値がすべて引落されて使用される。
【0008】また、請求項2に記載の本発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用に加えて、有価価値の使用
単位額が遊技場側で所望の値に設定される。つまり、遊
技者が遊技開始前に有価価値の引落し使用額を選択操作
する必要がなく、しかも、有価価値の使用単位額を遊技
場側で所望の値に選択設定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】なお、本実施の形態では、遊技機の一例と
してパチンコ遊技機を取上げて説明するが、本発明はこ
れに限らず、コイン遊技機やスロットマシン等、所定の
価値物体が有する有価価値を使用して遊技が可能となる
遊技機であればすべて含まれる。
【0011】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機を
示す正面図である。パチンコ遊技機100の左右方向一
側部にはカード処理機5がパチンコ遊技機100に対し
分離可能な状態で設けられている。図中210は作動表
示ランプであり、カード処理機5が作動中である旨を点
灯表示するためのものである。このカード処理機5は、
2台のパチンコ遊技機100の間に設置され、左右に設
置されているパチンコ遊技機100の両方に対応できる
ものである。すなわち、このカード処理機5には右台用
のカードリーダライタ203aが設けられており、カー
ド挿入・排出口202aから挿入された価値物体の一例
のカードに記録されている記録情報がこのカードリーダ
ライタ203aにより読取られる。このカードは全国の
遊技場で共通的に使用可能なものであり、カード番号、
カード残額、セキュリティー情報等の所定のカード情報
が記録されている。また、カードリーダライタ203a
により読取られたカード情報に含まれているカード残額
は残額表示器204aにより表示される。つまり、この
残額表示器204aは、挿入されたカードの挿入時にお
ける残額を表示するものである。一方、カード処理機5
には、左台用のカードリーダライタ203bが設けられ
ており、カード挿入・排出口202bから挿入されたカ
ードに記録されている記録情報がこのカードリーダライ
タ203bにより読取られる。その読取られたカード情
報に含まれているカード残額が残額表示器204bによ
り表示される。これら残額表示器204a,204b
は、パチンコ遊技機100側に設けてもよく、また、幕
板等の他の場所に設けてもよい。
【0012】遊技者がカード処理機5の右側に設置され
ているパチンコ遊技機100により遊技を行ないたい場
合には、自己の所持しているカードをカード挿入・排出
口202aに挿入してカード処理機5の右側のパチンコ
遊技機100に設けられている玉貸操作ボタン120を
押圧操作する。すると、予め遊技場において選択設定さ
れている使用単位金額だけ挿入カードの残額が引落とさ
れてその引落し額に相当するパチンコ玉が打球供給皿1
22内に払出される。前記引落し額だけ引落された残り
の挿入カードの残額が残額表示器1により表示される。
この残額表示器1により表示される残額は玉貸操作ボタ
ン120が押圧操作されて玉貸が行なわれる毎に減額更
新される。一方、遊技者の持玉数が持玉数表示器2によ
り表示される。この持玉数表示器2により表示される持
玉数とは、玉貸操作ボタン120を押圧操作することに
よって払出された貸玉と遊技盤401前面の遊技領域3
に打込まれたパチンコ玉が入賞することによって払出さ
れた賞品玉との和すなわち遊技者の所持する総持玉数か
ら打球供給皿122または玉受皿300内に実際に払出
された払出玉数を減算した残りの玉数のことである。こ
の持玉数表示器2により表示される持玉数は、玉受皿3
00が満タンとなった後のパチンコ玉の入賞時あるいは
玉貸時に加算され、打球供給皿の玉が所定量以下になっ
た場合に持玉数の範囲内で打球供給皿122内にパチン
コ玉が払出されてその払出玉分減算される。なお、打球
供給皿122内のパチンコ玉が前記所定量以下になった
ことに代えて、打球供給皿122や玉受皿300が満タ
ン状態でなくなったことに基づいて持玉数の範囲内でパ
チンコ玉を打球供給皿122や玉受皿300内に払出し
てもよい。
【0013】一方、遊技者がカード処理機5の向かって
左側に設置されているパチンコ遊技機により遊技を行な
いたい場合には、カードをカード挿入・排出口202b
の方に挿入してカード処理機5の向かって左側のパチン
コ遊技機100に設けられている玉貸操作ボタン120
を押圧操作した後に遊技を行なう。なお、この玉貸操作
ボタン120は必ずしも設けなくてもよく、カードをカ
ード挿入・排出口202a,202bに挿入したことに
基づいて何らボタン操作を行なうことなく前記使用単位
額に相当するパチンコ玉を打球供給皿122内に払出す
ように構成してもよい。
【0014】図中118はカード返却操作ボタンであ
り、このカード返却操作ボタン118を押圧操作するこ
とによりカード処理機5へ挿入されたカードが遊技者側
に返却される。一方、遊技者が遊技を終了したい場合等
には、打球供給皿122内の貯留されているパチンコ玉
を玉受皿300側に抜取るために玉抜レバー4aをスラ
イドさせて玉抜操作を行なう。すると、打球供給皿12
2内に貯留されているパチンコ玉が玉受皿300内に払
出されるとともに、打球供給皿122内のパチンコ玉が
少なくなるために持玉数表示器2により持玉数が表示さ
れている場合にはその持玉数に相当するパチンコ玉が打
球供給皿122内に払出されて打球供給皿122から玉
受皿300側に抜取られる。玉受皿300に抜取られた
パチンコ玉は、玉抜レバー4bをスライドさせることに
より玉箱等に抜取ることができる。前述の打球供給皿1
22内に放出されるパチンコ玉は玉タンク6内に貯留さ
れており、この玉タンク6内に貯留されたパチンコ玉が
玉払出装置7により玉供給樋8を通して打球供給皿12
2に払出される。
【0015】本実施の形態では、左右に設置された2台
のパチンコ遊技機に対応できるカード処理機5を示した
が、それに代えて、パチンコ遊技機1台に対応するカー
ド処理機5をパチンコ遊技機1台毎に対応して設けても
よい。また、前記価値物体は貨幣であってもよく、貨幣
を投入してパチンコ遊技機100による遊技ができるよ
うにしてもよい。
【0016】図2は、カード処理機が設けられた状態の
パチンコ遊技機の内部構造を示す背面図である。
【0017】パチンコ遊技機100の機構板40には、
玉タンク6,タンクレール9,玉払出装置7等が設けら
れている。島に設けられている補給樋28からパチンコ
玉が補給装置27を介して玉タンク6に供給される。そ
の玉タンク6に供給された補給玉の数が補給装置27の
補給玉検出器(図示せず)により検出される。玉タンク
6内のパチンコ玉はタンクレール9を通って玉払出装置
7の働きにより玉供給樋8から打球供給皿122上に払
出される。なお図中41は玉払出モータであり、この玉
払出モータ41により玉払出装置7が駆動する。遊技領
域3に打込まれた打込玉は入賞口に入賞して入賞玉とな
って入賞玉集合樋24により集合されて入賞玉検出器1
4により検出された後、打込玉タンク42に落下する。
前記入賞玉検出器14の出力に基づいて、入賞玉1個に
つき所定個数(たとえば15個)の賞品玉が打球供給皿
122内に払出される。なお打球供給皿122が満杯の
ときには、打球供給皿122上に払出される賞品玉が溢
流して溢流玉誘導樋301を通って玉受皿300内に払
出される。玉受皿300も満杯のときはその溢流玉が玉
受皿満タン検出器15により検出され、その検出出力に
基づいて前述したように賞品玉を打球供給皿122内に
払出す代わりに持玉数として持玉数表示器2により表示
する。一方、アウト口25から回収されたアウト玉も打
込玉タンク42内に落下し、入賞玉とアウト玉とからな
る打込玉が打込玉検出器25により検出された後に島に
設けられている集合樋26上に落下する。なお、図中1
1は遊技制御基板、12は遊技機制御用回路基板ケース
である。
【0018】パチンコ遊技機100には、パチンコ遊技
機側コネクタ45が設けられており、このパチンコ遊技
機側コネクタ45と前記遊技機制御用回路基板ケース1
2内の遊技機制御用回路基板とが電気的に接続されてい
る。カード処理機5側には、カード処理機側コネクタ1
8,20が設けられており、カード処理機5をパチンコ
遊技機100の横に設置してカード処理機側コネクタ1
8とパチンコ遊技機側コネクタ45とを接続する。一
方、カード処理機側コネクタ20とこのカード処理機5
の図示右側に設置されている図示しないパチンコ遊技機
のパチンコ遊技機側コネクタとを接続する。このカード
処理機側コネクタ18,20にはカード処理機制御用回
路基板16が電気的に接続されている。さらに、このカ
ード処理機制御用回路基板16はカード処理機側コネク
タ19にも接続されており、カード処理機側コネクタ1
9がホール用管理コンピュータに接続される。このカー
ド処理機5とパチンコ遊技機100にはそれぞれフォト
カプラが設けられており、両者間でデータのやと取りを
行なう場合にフォトカプラを介して一旦光情報に変換し
た後再度電気情報に変換するように構成されており、カ
ード処理機5とパチンコ遊技機100との間において、
一方の装置に故障が生じた場合の悪影響が他方の装置に
及ばないように構成されている。なお、フォトカプラを
介した情報のやり取りは、カード処理機5とホール用管
理コンピュータとの間にも採用してもよい。なお、フォ
トカプラの代わりにリレーを用いて一方の装置の故障が
他方の装置に影響を及ぼさないように構成してもよい。
さらに、フォトカプラを用いることなく通常の電気的接
続により情報のやり取りを行なってもよい。
【0019】遊技機制御用回路基板ケース12には、単
位貸玉額設定スイッチ13が設けられている。この単位
貸玉額設定スイッチ13は、遊技者が玉貸操作ボタン1
20(図1参照)を1回押圧操作して行なわれる1回の
貸玉の払出で何円分の玉を貸出すかを設定するためのも
のであり、図示するように1,2,3,5の4段階に切
換えることができるロータリースイッチで構成されてい
る。この単位貸玉額設定スイッチ13をたとえば「1」
に設定すれば、1回の玉貸操作で100円分の玉を貸出
し、「2」に設定すれば1回の玉貸操作で200円分の
玉を貸出し、「3」で300円分、「5」で500円分
の玉を貸出すように設定される。この単位貸玉額設定ス
イッチ13は、本実施の形態では遊技場の係員のみが操
作可能な機構板裏面側箇所に設けたが、それに代えて、
この単位貸玉額の設定をホール用管理コンピュータで設
定できるようにしてもよい。また、単位貸玉額設定スイ
ッチ13の他の例としては、複数の押ボタンを設けて、
その押ボタンを選択操作することにより単位貸玉額の切
換設定を行なったり、また、1つの押ボタンと表示部と
が設けられてその押ボタンの押圧操作回数で単位貸玉額
の切換設定を行ないその設定額を前記表示部で表示でき
るようにしたもの等がある。
【0020】遊技領域3に打込まれた打玉が所定の入賞
口に入賞すれば賞品玉が払出されるのであるが、その賞
品玉数に相当する賞品玉パルスを導出するための賞品玉
パルス導出用コネクタ30がパチンコ遊技機100に設
けられている。そして、このパチンコ遊技機100を島
に設置したときに、補給検出信号導出用コネクタ29に
接続されているコネクタ31を賞品玉パルス導出用コネ
クタ30側に接続し直す。このようにすることにより、
パチンコ遊技機100からの賞品玉パルス信号がホール
用管理コンピュータに送信されて、遊技場にとって不利
益となる不利益玉情報の算出に用いられる。つまり、カ
ード処理機5を用いない従来から一般的なパチンコ遊技
機の場合には、玉貸機から貸出されたパチンコ玉を遊技
者が打球供給皿122内に投入して遊技を行ない、パチ
ンコ玉の入賞に伴って払出される賞品玉(不利益玉)の
みが補給装置27の補給玉検出器により検出された後に
玉タンク6に供給されるため、コネクタ29とコネクタ
31とを接続して補給玉検出器からの検出信号をホール
用管理コンピュータに送信することによりホール用管理
コンピュータ側で不利益玉情報を演算することが可能と
なるのであるが、カード処理器5を用いたパチンコ遊技
機の場合には、パチンコ玉の入賞に伴って払出される賞
品玉ばかりでなく玉貸操作ボタン120を押圧操作した
際に貸出される貸玉も補給玉検出器を通って玉タンク6
に供給されるため、補給玉検出器からの検出信号をホー
ル用管理コンピュータに送信したのでは正確な不利益玉
(賞品玉)に関するデータを算出することができないの
である。ゆえに、パチンコ玉の入賞のみに基づいて払出
される賞品玉に関する情報を賞品玉パルス導出用コネク
タ30,コネクタ31を介してホール用管理コンピュー
タに送信するようにしたのである。このように構成する
ことにより、カード処理器5を用いない従来から一般的
なパチンコ遊技機を島に設置した場合にはコネクタ29
とコネクタ31とを接続し、カード処理機5を用いるパ
チンコ遊技機を島に設置した場合には賞品玉パルス導出
用コネクタ30とコネクタ31とを接続することで事足
り、コネクタの差換えという簡単な作業で対処可能とな
る。図中400は遊技盤固定レバーであり、この遊技盤
固定レバー400を回動操作することにより遊技盤40
1を遊技盤保持枠に対し着脱自在に取付けられるように
し、台交換に際しては、遊技盤部分のみの交換で事足り
るように構成されている。
【0021】図3および図4は、パチンコ遊技機に用い
られている玉払出装置を示し、図3はその横断面図、図
4はその縦断面図である。
【0022】玉払出装置7は、駆動源としてステッピン
グモータからなる払出モータ41が設けられており、こ
の払出モータ41の駆動力によりスターホイール51が
回転する。このスターホイール51には、突起部52と
パチンコ玉が嵌合保持される嵌合凹部53とが形成され
ており、タンクレール9から流下してきたパチンコ玉が
嵌合凹部53に嵌合する。嵌合凹部53に嵌合したパチ
ンコ玉は、払出モータ41が回転してスターホイール5
1が図示反時計回り方向に回転することにより打球供給
樋8内に放出されて打球供給皿122(図1参照)上に
放出される。なお、図中50は、払出玉検出器であり、
スターホイール51の回転により払出されるパチンコ玉
が1つずつこの払出玉検出器50により検出される。
【0023】図5は、パチンコ遊技機の制御回路を示す
ブロック図である。パチンコ遊技機制御用のマイクロコ
ンピュータ60は以下に述べる各種装置の動作を制御す
る機能を有する。このため、マイクロコンピュータ60
は、たとえば数チップのLSIで構成されており、その
中には制御動作を所定の手順で実行することのできるC
PU61と、CPU61の動作プログラムデータを格納
すROM62と、必要なデータの書込みおよび読出しが
できるRAM63とを含む。
【0024】さらに、マイクロコンピュータ60は、入
力信号を受けてCPU61に入力データを与えるととも
にCPU61からの出力データを受けて外部に出力する
入出力回路64と、図示しないがパワーオンリセット回
路,クロック発生回路,パルス分周回路(割込パルス発
生回路),アドレスデコーダ回路等を含む。なお、マイ
クロコンピュータ60を少なくともCPU61とRAM
63と入出力回路64とをワンチップ化したワンチップ
マイクロコンピュータにより構成してもよい。
【0025】CPU61は、パルス分周回路から定期的
に与えられる割込みパルスによって、割込み制御ルーチ
ンの動作を実行することが可能となる。また、アドレス
デコード回路はCPU61からのアドレスデータをデコ
ードし、ROM62,RAM63,入出力回路64にそ
れぞれチップセレクト信号を与える。
【0026】なお、この実施の形態では、ROM62
は、その内容の書換えができる、すなわち必要が生じた
場合にはその中に格納されたCPU61のためのプログ
ラムデータを変更することができるプログラマブルRO
Mが用いられる。そして、CPU61は、このROM6
2内に格納されたプログラムデータに従って、以下に述
べる各制御信号の入力に応答して、種々の機器に対し制
御信号を与える。
【0027】マイクロコンピュータ60には、入力信号
として次のような信号が与えられる。
【0028】まず、遊技場の係員が単位貸玉額設定スイ
ッチ13(図2参照)を操作して単位貸玉額を選択設定
すれば、その選択設定信号が検出回路80を介してマイ
クロコンピュータ60に与えられる。遊技者がカード返
却操作ボタン118(図1参照)を操作すれば、返却操
作検出器118aによりその操作が検出されてその検出
信号が検出回路81を介してマイクロコンピュータ60
に与えられる。遊技者が玉貸操作ボタン120(図1参
照)を操作すれば、その操作が玉貸操作検出器120a
により検出され、その検出信号が検出回路82を介して
マイクロコンピュータ60に与えられる。この玉貸操作
検出器120aにより、前記所定の価値物体が有する有
価価値を遊技者が使用する旨の操作を検出する操作検出
手段が構成されている。また、玉受皿300内のパチン
コ玉が満杯になれば玉受皿満タン検出器15によりその
旨が検出され、その検出信号が検出回路83を介してマ
イクロコンピュータ60に与えられる。遊技領域3に打
込まれたパチンコ玉が所定の入賞口に入賞すれば入賞玉
検出器14により検出され、その検出信号が検出回路8
4を介してマイクロコンピュータ60に与えられる。玉
払出装置7によりパチンコ玉が払出されれば、払出玉検
出器50(図3参照)によりその払出玉が検出されてそ
の検出信号は検出回路85を介してマイクロコンピュー
タ60に与えられる。また、マイクロコンピュータ60
は、カード処理機制御用回路基板16に設けられている
カード処理機制御用マイクロコンピュータ16aから残
額情報が入力され、ホール用管理コンピュータ70から
打止指令信号や開放指令信号が入力される。
【0029】マイクロコンピュータ60は以下の機器に
対し制御信号を与える。まずモータ駆動回路86を介し
て払出モータ41(図4参照)にモータ駆動制御信号を
与える。7セグLED駆動回路87を介して、持玉数表
示器2と残額表示器1とにそれぞれ表示用制御信号を与
える。カード処理機制御用マイクロコンピュータ16a
に対して遊技中のカードの残額情報を出力するととも
に、カード返却指令信号を出力し、さらにホール用管理
コンピュータ70に対し遊技場にとっての不利益球数デ
ータとしての賞品玉パルスを出力する。
【0030】図6は、図5に示した制御回路の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0031】ステップS(以下単にSという)1によ
り、カード処理機制御用マイクロコンピュータから残額
の入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはS
3に進む。一方、遊技者がカードをカード挿入・排出口
202a,202bに挿入すれば、そのカードに記録さ
れているカード残額が遊技機制御用のマイクロコンピュ
ータ60に入力されてS2に進む。そして、S2では、
入力されたカード残額を残額カウンタにセットする処理
がなされる。S3では玉貸操作の検出が行なわれたか否
かの判断がなされ、行なわれていない場合にはS7に進
むが、遊技者が玉貸操作ボタン120(図1参照)を操
作すればS3によりYESの判断がなされてS4に進
み、残額カウンタの値が単位貸玉額の値以上であるか否
かの判断がなされる。このS4における「単位貸玉額」
とは、前述した単位貸玉額設定スイッチ13(図2参
照)により遊技場において選択設定された単位貸玉額の
ことである。そして、残額カウンタの値が単位貸玉額の
値以上であった場合にはS5に進み、単位貸玉額を払出
カウンタに加算する処理がなされてS7に進む。一方、
残額カウンタの値が単位貸玉額の値未満であった場合に
は、カード残額の方が単位貸玉額よりも少ないためにカ
ード残額から単位貸玉額を引落すわけにはいかないた
め、S6により、残額カウンタの値を払出額カウンタに
加算する処理がなされてS7に進む。
【0032】このS5とS6の「払出額カウンタ」と
は、1回の玉貸操作ボタン120(図1参照)の押圧操
作に伴って払出すべきパチンコ玉の額をカウントするた
めのものであり、たとえば100円分払出す場合には払
出額カウンタの値が「1」となり、200円分払出す場
合には払出し額カウンタの値が「2」となり、300円
分払出する場合には払出額カウンタの値が「3」とな
る。
【0033】次に、S7により、払出玉カウンタが
「0」であるか否かの判断がなされる。この払出玉カウ
ンタとは、実際に打球供給皿に払出した払出玉を計数す
るためのものであり後述するS10によりセットされ、
S20により「1」ずつ減算され、S16によりクリア
される。S10による払出玉カウンタのセットが行なわ
れていない段階では、S7によりYESの判断がなされ
S8に進み、インターバルタイマが終了したか否かの判
断が行なわれる。このインターバルタイマとは、S10
における残額1(たとえば100円)当りの貸玉数(た
とえば25個)を払出す毎に一旦払出しを停止させるた
めに用いられるタイマであり、必ずしも設けなくてもよ
い。このインターバルタイマはS17またはS22によ
りセットされるが、このインターバルタイマが終了して
いる場合にはS9に進み、払出額カウンタが「0」であ
るか否かの判断がなされ、払出額カウンタが「0」でな
ければS10に進み、払出額カウンタから「1」を減算
し、残額カウンタから「1」を減算し、残額1当りの貸
玉数を払出玉カウンタにセットする処理がなされる。次
にS11により、残額カウンタの現在値をカード処理機
制御用マイクロコンピュータ16aに出力する処理がな
され、S12により払出モータを回転させてパチンコ玉
を実際に払出す。次にS19により、払出玉が払出玉検
出器50(図3参照)により検出されたか否かの判断が
なされて、検出されない場合にはS23に進むが、検出
されればS20に進み、払出玉カウンタから「1」を減
算する処理がなされる。つまり、パチンコ玉が1個払出
される毎に払出玉カウンタから「1」が減算される。次
にS21により、払出玉カウンタが「0」になったか否
かの判断がなされ、いまだに「0」になっていない場合
にはS23に進む。一方、残額1当りの貸玉数(たとえ
ば25個)だけのパチンコ玉が玉払出装置7により払出
されてその払出玉が払出玉検出器50により検出されれ
ば、払出玉カウンタが「0」となり、S22に進み、イ
ンターバルタイマがセットされる。
【0034】次にS23に進み、返却操作検出があった
か否かの判断がなされ、返却操作検出がない場合にS2
8に進むが、遊技者がカード返却操作ボタン118(図
1参照)を操作すればS23によりYESの判断がなさ
れS24に進み、払出額カウンタが「0」か否かの判断
がなされる。払出額カウンタの値がいまだに「0」にな
っていない場合にはS28に進むが、玉貸操作に伴う貸
玉の払出が終了すれば払出額カウンタが「0」となるた
めにS25に進み、残額カウンタが「0」か否かの判断
がなされる。カード処理機5に挿入されたカードのカー
ド残額から玉貸に使用された残りの残額が既に「0」と
なっている場合にはS28に進むが、その残額がまだ残
っている場合にはS26に進む。S26では、カード返
却指令信号をカード処理機制御用マイクロコンピュータ
16aに出力する処理がなされ、この信号を受けてカー
ド処理機5では、挿入カードの残額を、玉貸に使用され
た残りの残額に更新した後にそのカードを遊技者側に払
出す。なお、S11においてカード処理機制御用マイク
ロコンピュータ16aに出力された残額カウンタの値が
0である場合には、カード処理機5に挿入されているカ
ードは、使用済カードとしてカード処理機5内に回収さ
れる。なお、この0カードも遊技者側に排出してもよ
い。本実施の形態では、S24によりYESと判断され
た場合のみ、すなわち玉貸操作分の貸玉が払出された後
にのみ挿入カードが遊技者側に返却されるが、玉貸操作
分の貸玉の払出を待つことなく即座に挿入カードを遊技
者に返却するように制御してもよい。
【0035】次に、S27により、残額カウンタがクリ
アされて、S28により、残額カウンタの値を残額表示
器1に表示し、持玉数カウンタの値を持玉数表示器2に
表示する処理がなされてS1に戻る。
【0036】一方、S10によりセットされた払出玉カ
ウンタの値がまだ「0」になっていない場合にはS14
に進み、玉受皿満タン検出器15からの玉受皿満タン検
出があるか否かの判断がなされ、玉受皿満タン検出器1
5からの検出信号がない場合にはS12に進むが、打球
供給皿122(図1参照)内のパチンコ玉が満タンとな
っている場合にはS15に進み、払出玉カウンタの値を
持玉数カウンタに加算する処理がなされ、S16により
払出玉カウンタをクリアし、S17によりインターバル
タイマがセットされ、S18により払出モータが停止制
御された後にS19に進む。つまり、玉受皿300内に
貯留されているパチンコ玉が満タンとなった場合には、
それ以上パチンコ玉を払出すわけにはいかないために、
払出すべきパチンコ玉に相当する払出玉カウンタの値を
持玉数カウンタに加算して記憶しておくのであり、パチ
ンコ玉を遊技領域3内に弾発発射して打球供給皿122
内のパチンコ玉が所定量以下になった場合にその持玉数
カウンタのカウンタ値に相当するパチンコ玉を打球供給
皿122内に払出すのである。前述したS10で説明し
たように、本実施の形態では、S12による払出モータ
41の回転に伴うパチンコ玉の払出以前においてS10
により、払出カウンタと残額カウンタとからそれぞれ
「1」を減算する処理を行なうが、その代わりに、パチ
ンコ玉の払出が終了した後に各カウンタから「1」を減
算するように制御してもよい。
【0037】S3ないしS22により、前記操作検出手
段の検出出力に基づいて、使用単位額に相当する有価価
値を前記価値物体が有する有価価値から引落して使用す
ることが可能な有価価値引落し使用手段が構成されてい
る。なお、S6において、残額カウンタの値が単位貸玉
額の値未満であった場合には残額カウンタの値を払出額
カウンタに加算する処理がなされるため、有価価値引落
し使用手段は、操作検出手段の検出出力があったときに
前記価値物体の有する有価価値が前記使用単位額に相当
する有価価値よりも小さい場合には、前記価値物体が有
する有価価値をすべて引落して使用することになる。
【0038】また、単位貸玉額設定スイッチ13によっ
て1回の貸玉の払出で何円分の玉を貸出すかを設定する
ことができることから、本発明の有価価値の使用単位額
は、遊技場側で所望の値に選択設定されることができ
る。
【0039】なお、遊技機の一例としてはパチンコ遊技
機に限らずスロットマシンであってもよい。スロットマ
シンの場合にも、予め選択設定された使用単位額に相当
する有価価値が挿入カードのカード残額から引落されて
遊技に使用可能となるが、遊技の結果獲得した有価価値
は獲得する毎に遊技者に払出してもよく、または、所定
の上限値になるまでは獲得有価価値を累積加算してクレ
ジットしておいてもよい。また、パチンコ遊技機の場合
と同様に、コイン受皿が満タンになった後に持コイン数
として累積加算を行なうようにしてもよい。また、景品
玉や景品コインを実際に払出すことなく、すべて持玉数
や持コイン数に対する加減算を行ないその持玉数、持コ
イン数の範囲内で遊技を行なわせるカード式遊技機であ
ってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1では、操作検出手段の
検出出力があったときに価値物体の有する有価価値が使
用単位額に相当する有価価値よりも小さい場合には、価
値物体が有する有価価値がすべて引落されて使用される
ため、価値物体に使用単位額未満の有価価値が残った場
合でも、当該残った有価価値をすべて使用できる。
【0041】さらに、本発明の請求項2では、請求項1
に加えて、遊技者が有価価値の引落し使用額を選択操作
する必要がないために、遊技開始前における遊技者の操
作を簡便化でき、しかも、有価価値の使用単位額を遊技
場側で所望の値に選択設定できるために、客層に合わせ
た有価価値の引落し使用を行ないたいという遊技場の要
望にも応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一例のパチンコ遊技機を
示す全体正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の一部内部構造を示す背面図で
ある。
【図3】玉払出装置を示す横断面図である。
【図4】玉払出装置を示す縦断面図である。
【図5】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示した制御回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
5 カード処理機 7 玉払出装置 50 払出玉検出器 60 マイクロコンピュータ 100 パチンコ遊技機 120 玉貸操作ボタン 120a 玉貸操作検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の価値物体が有する有価価値を使用
    して遊技が可能となる遊技機であって、 前記有価価値を遊技者が使用する旨の操作を検出する操
    作検出手段と、 前記操作検出手段の検出出力に基づいて、使用単位額に
    相当する有価価値を前記価値物体が有する有価価値から
    引落して使用することが可能な有価価値引落し使用手段
    とを含み、 前記有価価値引落し使用手段は、前記操作検出手段の検
    出出力があったときに、前記価値物体の有する有価価値
    が前記使用単位額に相当する有価価値よりも小さい場合
    には、前記価値物体が有する有価価値をすべて引落して
    使用することを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記使用単位額が、遊技場側で所望の値
    に選択設定されることを特徴とする、請求項1に記載の
    遊技機。
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