JPH101749A - 冷間圧延用ロール材 - Google Patents
冷間圧延用ロール材Info
- Publication number
- JPH101749A JPH101749A JP15059196A JP15059196A JPH101749A JP H101749 A JPH101749 A JP H101749A JP 15059196 A JP15059196 A JP 15059196A JP 15059196 A JP15059196 A JP 15059196A JP H101749 A JPH101749 A JP H101749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cold rolling
- roll material
- steel
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷間圧延用ロールの耐凹み性に優れ、ロール
寿命の長い、かつコストパフォーマンスに優れた冷間圧
延用ロール材を提供する。 【解決手段】 ロール材は、重量比で、C:0.7〜
1.3%、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.15〜
1.5%、Ni:0.15〜1.5%、Cr:1.0〜
6.0%、Mo:0.2〜0.8%、V:0.01〜
0.2%、を含有し、さらにTi,Nb,Zr及びRe
のうちの一種以上を合計で0.02〜0.12%を含有
し、残部が実質上Feから構成する。
寿命の長い、かつコストパフォーマンスに優れた冷間圧
延用ロール材を提供する。 【解決手段】 ロール材は、重量比で、C:0.7〜
1.3%、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.15〜
1.5%、Ni:0.15〜1.5%、Cr:1.0〜
6.0%、Mo:0.2〜0.8%、V:0.01〜
0.2%、を含有し、さらにTi,Nb,Zr及びRe
のうちの一種以上を合計で0.02〜0.12%を含有
し、残部が実質上Feから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的性質を損な
うことなく、極めて優れた耐凹み性を示す冷間圧延用ロ
ール材に関するものである。
うことなく、極めて優れた耐凹み性を示す冷間圧延用ロ
ール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷間圧延用ロール材としては、重
量で、C:0.70〜1.20%,Si:0.15〜
1.00%,Mn:0.15〜1.00%,Cr:1.
3〜6.00%,Mo:0.20〜0.50%,V:
0.40%以下からなる鋼が使用されている。近年は、
更なる耐摩耗性向上および高硬化深度のために、高Cr
化やハイス化などの高合金化の傾向にある。しかし、現
状では高合金化のために製造コストが上昇し、十分なコ
ストパフォーマンスが得らえれていない。またその一方
で、冷間圧延用ロール材の重要な課題として耐凹み性が
解決されないままにある。
量で、C:0.70〜1.20%,Si:0.15〜
1.00%,Mn:0.15〜1.00%,Cr:1.
3〜6.00%,Mo:0.20〜0.50%,V:
0.40%以下からなる鋼が使用されている。近年は、
更なる耐摩耗性向上および高硬化深度のために、高Cr
化やハイス化などの高合金化の傾向にある。しかし、現
状では高合金化のために製造コストが上昇し、十分なコ
ストパフォーマンスが得らえれていない。またその一方
で、冷間圧延用ロール材の重要な課題として耐凹み性が
解決されないままにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
を解決するために、上記従来の冷間圧延用ロール材の成
分系で、特に耐凹み性に対して優れた効果を発揮し、コ
ストパフォーマンスに優れた冷間圧延用ロール材を提供
することにある。
を解決するために、上記従来の冷間圧延用ロール材の成
分系で、特に耐凹み性に対して優れた効果を発揮し、コ
ストパフォーマンスに優れた冷間圧延用ロール材を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の冷間圧延用ロール材は、重量比で、C:
0.7〜1.3%、Si:0.3〜1.5%、Mn:
0.15〜1.5%、Ni:0.15〜1.5%、C
r:1.0〜6.0%、Mo:0.2〜0.8%、V:
0.01〜0.2%を含有し、更にTi,Nb,Zr及
びReのうちの一種以上を合計で0.02〜0.12%
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物とするもので
ある。
に、本発明の冷間圧延用ロール材は、重量比で、C:
0.7〜1.3%、Si:0.3〜1.5%、Mn:
0.15〜1.5%、Ni:0.15〜1.5%、C
r:1.0〜6.0%、Mo:0.2〜0.8%、V:
0.01〜0.2%を含有し、更にTi,Nb,Zr及
びReのうちの一種以上を合計で0.02〜0.12%
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物とするもので
ある。
【0005】本発明における各成分含有量の限定理由に
ついて以下に述べる。 C:0.7〜1.3% Cは、冷間圧延用ロールとしての硬さを決定するための
重要成分である。0.7%以下では十分な硬さが得られ
ず、また1.3%を越えると共晶炭化物(Fe、Cr、
Mo、V等の金属と炭素の共晶)が形成されやすく、機
械的強度の低下を招きやすいため、C:0.7〜1.3
%に限定する。
ついて以下に述べる。 C:0.7〜1.3% Cは、冷間圧延用ロールとしての硬さを決定するための
重要成分である。0.7%以下では十分な硬さが得られ
ず、また1.3%を越えると共晶炭化物(Fe、Cr、
Mo、V等の金属と炭素の共晶)が形成されやすく、機
械的強度の低下を招きやすいため、C:0.7〜1.3
%に限定する。
【0006】Si:0.3〜1.5% Mn:0.15〜1.5% Ni:0.15〜1.5% Siは一般に脱酸剤として使用されるが、Mn,Niと
ともに焼入れ性に大きな影響を及ぼす成分である。Si
は特に本発明にかかるロール材の連続冷却変態曲線にお
いて、パーライトノーズを長時間側に移行させる効果が
大きく、またMs点を高温側に移行させる効果を有す
る。しかし、過度の添加は、靭性を低下させるので、S
i:0.3〜1.5%とした。一方、Mn及びNiは焼
入れ性に大きく貢献する元素であるが、Ms点を低温側
に移行させため、残留オーステナイト量を増加させる。
そこでMn:0.15〜1.5%、Ni:0.15〜
1.5%とする。
ともに焼入れ性に大きな影響を及ぼす成分である。Si
は特に本発明にかかるロール材の連続冷却変態曲線にお
いて、パーライトノーズを長時間側に移行させる効果が
大きく、またMs点を高温側に移行させる効果を有す
る。しかし、過度の添加は、靭性を低下させるので、S
i:0.3〜1.5%とした。一方、Mn及びNiは焼
入れ性に大きく貢献する元素であるが、Ms点を低温側
に移行させため、残留オーステナイト量を増加させる。
そこでMn:0.15〜1.5%、Ni:0.15〜
1.5%とする。
【0007】Cr:1.0〜6.0% Crは焼入れ性を向上させ、また耐摩耗性を向上させ
る。一般にCr量と硬化深度はほぼ比例関係にある。し
かし、その一方で6%を越える添加では、共晶炭化物の
出現を招き、著しく研削性を阻害し、耐事故性を低下さ
せるため、Cとのバランスも考慮して、Cr:1.0〜
6.0%とする。
る。一般にCr量と硬化深度はほぼ比例関係にある。し
かし、その一方で6%を越える添加では、共晶炭化物の
出現を招き、著しく研削性を阻害し、耐事故性を低下さ
せるため、Cとのバランスも考慮して、Cr:1.0〜
6.0%とする。
【0008】Mo:0.2〜0.8% Moは耐焼戻し抵抗性及び耐摩耗性を著しく向上させる
が、過度の添加は共晶炭化物の出現を招くため、Mo:
0.2〜0.8%とする。
が、過度の添加は共晶炭化物の出現を招くため、Mo:
0.2〜0.8%とする。
【0009】V:0.01〜0.2% VはMoと同様の効果が期待できるが、0.01%では
効果がなく、0.2%を越えると炭素と結合してロール
の硬度を低下させるので、0.01〜0.2%とする。
効果がなく、0.2%を越えると炭素と結合してロール
の硬度を低下させるので、0.01〜0.2%とする。
【0010】Ti,Nb,Zr及びReのうちの一種以
上:合計0.02〜0.12% これらの元素の微量添加により、オーステナイト結晶粒
の粗大化温度を高めることが出来る。これにより、低合
金鋼において高硬化深度を得る場合に、焼入温度をより
高温にしても、機械的性質を損なわずに耐事故性を維持
することが可能となる。合計量が0.02%未満では効
果がなく、そして0.12%を越えると効果が飽和する
とともにロールの研削性がむしろ悪化する。
上:合計0.02〜0.12% これらの元素の微量添加により、オーステナイト結晶粒
の粗大化温度を高めることが出来る。これにより、低合
金鋼において高硬化深度を得る場合に、焼入温度をより
高温にしても、機械的性質を損なわずに耐事故性を維持
することが可能となる。合計量が0.02%未満では効
果がなく、そして0.12%を越えると効果が飽和する
とともにロールの研削性がむしろ悪化する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷間圧延用ロ
ール材の実施の形態について図面によって説明する。図
1は、焼入温度に対してTi,Nb,Zr,Reの各微
量元素がオーステナイト結晶粒粗大化に及ぼす影響を示
すものである。各微量元素の影響を調べるために、後述
の表1に示す従来鋼No.12〜16にTi,Nb,Z
rまたはReを添加した鋼を用いた。本発明鋼のように
Ti,Nb,ZrまたはReを含有させることにより、
焼入温度を上げても、オーステナイト結晶粒の成長を抑
制することができる。比較のために、他の微量元素の影
響についても示したが、Y,Hf,Taでは大きな効果
は得られない。すなわち図1に示すように、焼入温度を
900℃とする場合、0.05%のTi,Nb,Zr,
Re,Y,Hf,Taのいずれを添加しても、オーステ
ナイト粒度(相対値で1とする)はほぼ同一である。しか
し焼入温度を950℃に上げると、0.05%のTi,
Nb,Zr,Reいずれか添加の4種の鋼では粒度が
1.2程度に抑えられのに対し、0.05%のY,H
f,Taいずれか添加の鋼では粒度が1.3ないし1.
4と大きくなる。
ール材の実施の形態について図面によって説明する。図
1は、焼入温度に対してTi,Nb,Zr,Reの各微
量元素がオーステナイト結晶粒粗大化に及ぼす影響を示
すものである。各微量元素の影響を調べるために、後述
の表1に示す従来鋼No.12〜16にTi,Nb,Z
rまたはReを添加した鋼を用いた。本発明鋼のように
Ti,Nb,ZrまたはReを含有させることにより、
焼入温度を上げても、オーステナイト結晶粒の成長を抑
制することができる。比較のために、他の微量元素の影
響についても示したが、Y,Hf,Taでは大きな効果
は得られない。すなわち図1に示すように、焼入温度を
900℃とする場合、0.05%のTi,Nb,Zr,
Re,Y,Hf,Taのいずれを添加しても、オーステ
ナイト粒度(相対値で1とする)はほぼ同一である。しか
し焼入温度を950℃に上げると、0.05%のTi,
Nb,Zr,Reいずれか添加の4種の鋼では粒度が
1.2程度に抑えられのに対し、0.05%のY,H
f,Taいずれか添加の鋼では粒度が1.3ないし1.
4と大きくなる。
【0012】また図2には、上記4種類の鋼における焼
入温度とシャルピー衝撃値の関係を示した。試験片は、
□3.5×55(mm)でノッチのないもので、高硬度材
に一般に用いられるものである。Ti,Nb,Zr及び
Reの添加により、シャルピー衝撃値は焼入温度を上げ
てもそれ程損なわれないことが確認できた。すなわち、
Ti,Nb,ZrまたはReを含む4種類の鋼は、焼入
温度900℃の場合に室温でのシャルピー衝撃値がおお
よそ25 J/cm2であるのに対して、焼入温度950℃で
は該衝撃値が2〜3 J/cm2だけ低下する。一方、Ti,
Nb,Zr、Re元素を含まない鋼は、焼入温度900
℃の場合に該衝撃値が同じく凡そ25 J/cm2であるのに
対して、焼入温度950℃では該衝撃値が10 J/cm2も
低下する。
入温度とシャルピー衝撃値の関係を示した。試験片は、
□3.5×55(mm)でノッチのないもので、高硬度材
に一般に用いられるものである。Ti,Nb,Zr及び
Reの添加により、シャルピー衝撃値は焼入温度を上げ
てもそれ程損なわれないことが確認できた。すなわち、
Ti,Nb,ZrまたはReを含む4種類の鋼は、焼入
温度900℃の場合に室温でのシャルピー衝撃値がおお
よそ25 J/cm2であるのに対して、焼入温度950℃で
は該衝撃値が2〜3 J/cm2だけ低下する。一方、Ti,
Nb,Zr、Re元素を含まない鋼は、焼入温度900
℃の場合に該衝撃値が同じく凡そ25 J/cm2であるのに
対して、焼入温度950℃では該衝撃値が10 J/cm2も
低下する。
【0013】図3にはTi,Nb,Zr,Reそれぞれ
の添加量とオーステナイト結晶粒度と関係を示す。各元
素とも添加量が0.05%まで増加するにつれて結晶粒
度(結晶粒サイズ)が細かくなり、0.05%を越えて増
加すると結晶粒度が大きくなり、0.15%を越えると
微細化効果が一定となり、むしろ研削性が悪くなる傾向
が見られた。また0.02%以下では効果が小さく、不
可避的に入る可能性が大きい。Ti,Nb,Zr,Re
を0.02%添加した場合のオーステナイト粒度比と、
0.12%添加した場合の粒度比が同じ程度となるの
で、範囲を0.02〜0.12%とした。
の添加量とオーステナイト結晶粒度と関係を示す。各元
素とも添加量が0.05%まで増加するにつれて結晶粒
度(結晶粒サイズ)が細かくなり、0.05%を越えて増
加すると結晶粒度が大きくなり、0.15%を越えると
微細化効果が一定となり、むしろ研削性が悪くなる傾向
が見られた。また0.02%以下では効果が小さく、不
可避的に入る可能性が大きい。Ti,Nb,Zr,Re
を0.02%添加した場合のオーステナイト粒度比と、
0.12%添加した場合の粒度比が同じ程度となるの
で、範囲を0.02〜0.12%とした。
【0014】次に本発明のロール材を実機ロールに適用
した。表1に実機に供した、本発明によるロール材の成
分と比較材としての従来鋼の成分を示す。
した。表1に実機に供した、本発明によるロール材の成
分と比較材としての従来鋼の成分を示す。
【0015】
【表1】
【0016】試料No.1〜8はTi,Nb,Zr,R
eを含む本発明鋼であり、試料No.9〜16はTi,
Nb,Zr,Reを含まない従来鋼である。尚、これら
の成分で製造したロールは、胴径440mm、胴長14
20mm、全長4100mmの冷間シングルレバースミ
ル用のワークロールである。
eを含む本発明鋼であり、試料No.9〜16はTi,
Nb,Zr,Reを含まない従来鋼である。尚、これら
の成分で製造したロールは、胴径440mm、胴長14
20mm、全長4100mmの冷間シングルレバースミ
ル用のワークロールである。
【0017】図4に各ロールの硬さの測定結果を示す。
ショア硬さは反発硬さ、ビッカース硬さは押し込み硬さ
の代表であり、それぞれロール自身の残留応力の影響を
受けることは周知であり、特にショア硬さはその影響の
度合いが大きい。またビッカース硬さは、凹みと相関が
あると考えられる。測定の結果か本発明鋼からなるロー
ルは同一のショア硬さにおいて、従来鋼からなるロール
に比べ、著しくビッカース硬さが向上している。
ショア硬さは反発硬さ、ビッカース硬さは押し込み硬さ
の代表であり、それぞれロール自身の残留応力の影響を
受けることは周知であり、特にショア硬さはその影響の
度合いが大きい。またビッカース硬さは、凹みと相関が
あると考えられる。測定の結果か本発明鋼からなるロー
ルは同一のショア硬さにおいて、従来鋼からなるロール
に比べ、著しくビッカース硬さが向上している。
【0018】図5にロールの耐凹み性についての評価結
果を示す。耐凹み性は、ロール表面が被圧延材によって
傷つけられるのに対する抵抗力を表す。ここでロールの
耐凹み性は、圧延時に生じるロールの凹みが原因で行う
ロール交換の頻度を基に、ロール寿命で評価した。被圧
延材は普通鋼であり、最終仕上げ厚みは0.2〜0.3
mmであった。ロール交換の基準は深さ5μm以上の凹
みがロール表面に発生した場合であり、その都度ロール
は凹みを除去するために研摩される。図中の寿命比と
は、いわば、一度研摩されたロールが圧延できる材料の
処理量を示すもので、ここでは従来鋼No.16のロー
ルが圧延に使用され交換されるまでの寿命を1として、
他のロールの寿命を相対比較値で示している。この結
果、発明鋼No.1〜8からなるロールの寿命は、従来
鋼No.9〜16からなるものに比較して、2〜2.3
倍となり、顕著な効果がみられた。
果を示す。耐凹み性は、ロール表面が被圧延材によって
傷つけられるのに対する抵抗力を表す。ここでロールの
耐凹み性は、圧延時に生じるロールの凹みが原因で行う
ロール交換の頻度を基に、ロール寿命で評価した。被圧
延材は普通鋼であり、最終仕上げ厚みは0.2〜0.3
mmであった。ロール交換の基準は深さ5μm以上の凹
みがロール表面に発生した場合であり、その都度ロール
は凹みを除去するために研摩される。図中の寿命比と
は、いわば、一度研摩されたロールが圧延できる材料の
処理量を示すもので、ここでは従来鋼No.16のロー
ルが圧延に使用され交換されるまでの寿命を1として、
他のロールの寿命を相対比較値で示している。この結
果、発明鋼No.1〜8からなるロールの寿命は、従来
鋼No.9〜16からなるものに比較して、2〜2.3
倍となり、顕著な効果がみられた。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ロール材を、従来のロ
ール材にTi,Nb,Zr及びReのうちの一種以上を
合計で0.02〜0.12%添加したものとすることに
より、耐凹み性に対して優れ、ロール寿命が長く、且つ
コストパフォーマンスに優れた冷間圧延用ロール材を提
供することができる。
ール材にTi,Nb,Zr及びReのうちの一種以上を
合計で0.02〜0.12%添加したものとすることに
より、耐凹み性に対して優れ、ロール寿命が長く、且つ
コストパフォーマンスに優れた冷間圧延用ロール材を提
供することができる。
【図1】本発明のロール材における焼入れ温度とTi,
Nb,Zr、Reを添加した場合のオーステナイト結晶
粒度比との関係を示す図である。
Nb,Zr、Reを添加した場合のオーステナイト結晶
粒度比との関係を示す図である。
【図2】本発明のロール材における焼入温度とシャルピ
ー衝撃値との関係を示す図である。
ー衝撃値との関係を示す図である。
【図3】本発明のロール材におけるTi,Nb,Zr、
Reの添加量とオーステナイト結晶粒度比の関係を示す
図である。
Reの添加量とオーステナイト結晶粒度比の関係を示す
図である。
【図4】本発明のロール材及び比較材それぞれの硬さH
v、Hsを示す図である。
v、Hsを示す図である。
【図5】本発明のロール材および比較材からなる冷間圧
延用ロールの耐凹み性を表す寿命比を示す図である。
延用ロールの耐凹み性を表す寿命比を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 化学組成が重量比で、C:0.7〜1.
3%、Si:0.3〜1.5%、Mn:0.15〜1.
5%、Ni:0.15〜1.5%、Cr:1.0〜6.
0%、Mo:0.2〜0.8%、V:0.01〜0.2
%、を含有し、さらにTi,Nb,Zr及びReのうち
の一種以上を合計で0.02〜0.12%を含有し、残
部がFe及び不可避的不純物である合金よりなる耐凹み
性に優れた冷間圧延用ロール材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15059196A JPH101749A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 冷間圧延用ロール材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15059196A JPH101749A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 冷間圧延用ロール材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101749A true JPH101749A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15500237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15059196A Pending JPH101749A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 冷間圧延用ロール材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101749A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4680507A (en) * | 1983-11-11 | 1987-07-14 | Hitachi, Ltd. | Liquid metal ion source |
| JP2012180586A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-09-20 | Kobe Steel Ltd | 耐スポーリング性に優れた亜鉛めっき鋼板用圧延ロール |
| CN112725708A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-04-30 | 邢台德龙机械轧辊有限公司 | 用于模具钢中厚板粗轧的轧辊的制备方法 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15059196A patent/JPH101749A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4680507A (en) * | 1983-11-11 | 1987-07-14 | Hitachi, Ltd. | Liquid metal ion source |
| JP2012180586A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-09-20 | Kobe Steel Ltd | 耐スポーリング性に優れた亜鉛めっき鋼板用圧延ロール |
| CN112725708A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-04-30 | 邢台德龙机械轧辊有限公司 | 用于模具钢中厚板粗轧的轧辊的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3859040A1 (en) | Wear resistant steel having excellent hardness and impact toughness and method of manufacturing the same | |
| US7014719B2 (en) | Austenitic stainless steel excellent in fine blankability | |
| JP2956324B2 (ja) | 加工性および転動疲労性に優れた軸受用鋼 | |
| CA3113056C (en) | Abrasion resistant steel having excellent hardness and impact toughness and manufacturing method therefor | |
| JP5871085B2 (ja) | 冷間鍛造性および結晶粒粗大化抑制能に優れた肌焼鋼 | |
| EP1156125A2 (en) | Austenitic stainless steel excellent in fine blankability | |
| KR20030020391A (ko) | 형상 동결성과 성형후의 내구피로특성이 우수한 고장력열연강판 및 그 제조방법 | |
| JP3003451B2 (ja) | 加工性および溶接性に優れた耐摩耗鋼 | |
| JPH1180882A (ja) | 曲げ強度と衝撃特性に優れた浸炭部品 | |
| JPH02282447A (ja) | 高耐摩耗性冷間圧延用ロール材 | |
| JP3471576B2 (ja) | 表面高硬度、高耐食性、高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼 | |
| JP3153980B2 (ja) | 靱性の良い低降伏比厚鋼板 | |
| JPH101749A (ja) | 冷間圧延用ロール材 | |
| JP2000129401A (ja) | 高いばね特性を有する高靱性調質圧延マルテンサイト系ステンレス鋼板およびその製造法 | |
| JP3064672B2 (ja) | 高強度ばね用鋼 | |
| JP6791179B2 (ja) | 非調質鋼およびその製造方法 | |
| JPH06145897A (ja) | 軸受用鋼 | |
| JP2000129400A (ja) | 強度・靱性・ばね特性の良好なマルテンサイト系ステンレス鋼焼鈍鋼材 | |
| JP5121275B2 (ja) | 高靱性高速度鋼系焼結合金 | |
| JP2927694B2 (ja) | 耐折損性に優れた強靭耐摩耗鋼 | |
| JPH08134623A (ja) | 炭化物分散浸炭鋼部品 | |
| JP3390779B2 (ja) | 錆発生環境下における耐摩耗性と耐剥離性、耐チャタマーク性に優れた高靱性冷間ロール | |
| KR101776491B1 (ko) | 내식성이 우수한 고강도 스프링강 | |
| JP7744616B1 (ja) | 鋼板及びその製造方法 | |
| JPH06299296A (ja) | 耐脱炭性に優れた高強度ばね用鋼 |