JPH10175184A - 農作物把持用のロボットハンド - Google Patents

農作物把持用のロボットハンド

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JPH10175184A
JPH10175184A JP8337915A JP33791596A JPH10175184A JP H10175184 A JPH10175184 A JP H10175184A JP 8337915 A JP8337915 A JP 8337915A JP 33791596 A JP33791596 A JP 33791596A JP H10175184 A JPH10175184 A JP H10175184A
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JP
Japan
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finger
lettuce
gripping
robot hand
support
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JP8337915A
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English (en)
Inventor
Akishi Kuromi
晃志 黒見
Kazuaki Matsubara
一晃 松原
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィンガー部の把持に伴う農作物の損傷を回
避できるようにする。 【解決手段】 軟質材からなる複数本の中空フィンガー
部16の基端側連結用孔部を、複数本のフィンガー支持
部材65に各別に外嵌連結するとともに、フィンガー部
16内への流体の供給圧でフィンガー部16が把持状態
に折曲変形し、流体の排出で把持解除状態に復元するよ
う構成し、フィンガー部16の基端部と支持部材65と
の連結部の把持面側部分に、この把持面側部分の段差を
埋めてその部分の農作物側を向く面を前記フィンガー部
16の先端から遠ざかるほど縮径側に位置させるテーパ
ー部66を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟質材からなる複
数本の中空フィンガー部の基端側嵌合連結用孔部を、複
数本のフィンガー支持部材に各別に外嵌連結するととも
に、流体供給部からの前記フィンガー部内への流体の供
給圧で前記フィンガー部が把持状態に折曲変形し、流体
の排出で把持解除状態に復元するよう構成してある農作
物把持用のロボットハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農作物把持用のロボットハンドで
は、フィンガー部の基端側の端縁が内周面に対してほぼ
直角に立ち上がっており、そのために、フィンガー部の
基端部とフィンガー支持部材との連結部の把持面側部分
に段差が形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、フィンガー部の基端部とフィンガー支持部材との連
結部の把持面側部分に段差が形成されていたために、フ
ィンガー部が農作物を把持するに伴って、農作物に前記
段差の角部、すなわち、フィンガー部の基端側端縁の外
周部分が食い込んでいた。そして、前記フィンガー部が
軟質材から成ってはいるものの、前記角部に集中する応
力が大きいことから農作物が損傷しやすかった。
【0004】本発明の目的は、フィンガー部の把持に伴
う農作物の損傷を回避できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1にかかる発明の特徴構成は、冒頭に記
載したに農作物把持用のロボットハンドにおいて、前記
フィンガー部の基端部と支持部材との連結部の把持面側
部分に、この把持面側部分の段差を埋めてその部分の農
作物側を向く面を前記フィンガー部の先端から遠ざかる
ほど縮径側に位置させるテーパー部を設けてあることに
ある。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、前記テーパー部を前記フィ
ンガー部の基端部に一体連設してあることにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、前記テーパー部を前記フィ
ンガー支持部材に一体連設してあることにある。
【0008】〔作用〕請求項1の構成によれば、フィン
ガー部の基端部とフィンガー支持部材との連結部の把持
面側部分に、この把持面側部分の段差を埋めてその部分
の農作物側を向く面を前記フィンガー部の先端から遠ざ
かるほど縮径側に位置させるテーパー部を設けてあるか
ら、フィンガー部の基端部とフィンガー支持部材との間
の把持面側部分に、従来のような角部が形成されること
がなくなり、フィンガー部による農作物の把持に伴っ
て、農作物の一部分にフィンガー部側から応力が集中す
るといったことがなくなる。
【0009】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、前記フィンガー部やフィンガー支持部材とは別個
の部材で前記テーパー部を形成する場合に比べて簡単に
製作することができ、しかも、テーパ部が軟質材からな
るから、前記テーパ部を農作物に柔らかく接当させるこ
とができる。
【0010】請求項3の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、前記フィンガー部やフィンガー支持部材とは別個
の部材で前記テーパー部を形成する場合に比べて簡単に
製作することができ、しかも、フィンガー支持部材側の
前記テーパー部の大径側立ち上がり部分でフィンガー部
の端縁を受け止めて、フィンガー部をその長手方向で位
置決めすることができる。
【0011】〔効果〕従って、請求項1の構成によれ
ば、フィンガー部の把持に伴う農作物の損傷を回避でき
た。
【0012】請求項2の構成によれば、製作コストを低
廉化できるとともに、フィンガー部の把持に伴う農作物
の損傷を、より確実に回避できるようになった。
【0013】請求項3の構成によれば、上記請求項1の
構成による効果と同様の効果を奏することができるのに
加え、製作コストを低廉化できるとともに、フィンガー
支持部材側のテーパー部の大径側立ち上がり部分でフィ
ンガー部の端縁を受け止めて、フィンガー部をその長手
方向で位置決めすることができるから、フィンガー部と
フィンガー支持部材との組み付けの際に位置決め作業を
簡単に行えるとともに、組み付け後にフィンガー部がフ
ィンガー支持部材にさらに深く入り込んでいくのを防止
できた。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、レタス包装装
置1(以下、包装装置と略称する)と、この包装装置1
にレタスを供給するレタス供給装置2とを、互いに独立
して床面に載置するとともに、両装置1,2を制御する
制御装置3を設けてレタス包装設備を構成してある。
【0015】図2にも示すように前記レタス供給装置2
は、包装装置1の前壁に対向した状態で起立する丸パイ
プ製の門形の主フレーム4を包装装置1よりも丈高く設
け、作業者により供給されたレタスを横方向に包装装置
1側まで送るベルトコンベア5の搬送終端側を、主フレ
ーム4の包装装置2とは反対側の側部に設けた丸パイプ
製の第1横向き支持フレーム6に、ボルト連結機構7を
介して取外し自在に支持させるとともに、ベルトコンベ
ア5の搬送始端側に脚部5Aを設け、ベルトコンベア5
で所定の取出し位置Aまで送られたレタスを、複数本の
フィンガー部16で把持し取出して包装装置1のレタス
受入れ部8に送り込むロボットハンド9を、主フレーム
4の包装装置1側の側部に設けた第2横向き支持フレー
ム10に支持させて構成してある。前記ベルトコンベア
5の搬送始端側には、その幅方向両端側に一対の棚板1
1を張出し形成して、レタスの根切り用のナイフや根切
り後のレタスの汁拭き用のタオル等を載置できるように
してある。
【0016】そして、包装装置1の前壁に沿って主フレ
ーム4の両脚部4A間よりも長くなる状態に包装装置本
体1Aにステー12を設け、このステー12に、両脚部
4Aのうち、よりレタス搬送方向上手側に対応する側の
脚部4Aに設けた下向きの第1フック13を係合させる
とともに、他方の脚部4Aに設けた下向きの第2フック
15を、前記ステー12に固着した横向き支持片14の
係合孔14Aに係合させてある。つまり、両フック1
3,15をステー12と係合孔14Aとに係合する構造
で、レタス供給装置2を包装装置1に対し位置決めして
連結、及び連結解除可能な位置決め係合手段Rを構成し
ている。第2フック15の係合孔14Aへの係合作業
は、ベルトコンベア5の搬送終端部の外方側から行うこ
とになるが、上記の構造では、係合孔14Aが前記搬送
終端部の外方側空間に近い位置にありるので、例えば、
前記第1フック13に対応する状態に形成した係合孔に
前記第1フック13を係合させる構造のものに比べる
と、係合作業を行ないやすいという利点がある。
【0017】前記ボルト連結機構7は、ベルトコンベア
5における搬送フレーム17の搬送終端側の下面部分に
支持ブラケット81を介して設けた一対の下向きU字形
部材18を、前記第1横向き支持フレーム6に上方から
嵌合するとともに、U字形部材18の両遊端部と第1横
向き支持フレーム6とをボルト・ナットで連結して構成
してある。ボルト連結機構7を連結解除することで、作
業者が、搬送フレーム17の搬送終端側部分に設けた把
手80を持って、主フレーム4に対するベルトコンベア
5の平面視での向きを180°変更することができる
(図6参照)。つまり前記ボルト連結機構7は、主フレ
ーム4に対するベルトコンベア5の平面視での各向きご
とに前記搬送終端部と主フレーム4とを位置決めして連
結、及び連結解除可能な連結手段を構成している。
【0018】図7,図9に示すように、平面視で分割環
状のレタス支持部19Aを円形状の座板19Bに一体に
設けて成るゴム製のレタス支持部材19を、ベルトコン
ベア5の搬送面に長手方向で一定のピッチで設けて、レ
タスをその切断面が上側となる姿勢にレタス支持部19
Aにより位置決め支持した状態で、ロボットハンド9側
に搬送するよう構成してある。また、図7,図8に示す
ように、レタス支持部19Aの中心部に位置する状態に
前記座板19Bに一体形成した突出リング部19Cに、
底抜けカップ状のゴム製のレタス補助支持部材20の下
端開口部を弾性嵌合自在に設け、レタス支持部19Aと
レタス補助支持部材20とに、それらの径方向外方側か
ら前記ロボットハンド9の複数本のフィンガー部16が
各別に入り込んでレタスを把持するのを許す複数の切欠
部21をそれぞれ設けて、短径がレタス支持部19Aの
内径より小さい紡錘形のレタスの場合は、レタス補助支
持部材20によりレタスを位置決めし縦姿勢に支持した
状態で、ロボットハンド9側に搬送可能に構成してあ
る。なお、前記レタス補助支持部材20の各切欠部21
が前記レタス支持部19Aの各切欠部21に各別に対応
して位置する状態に、レタス補助支持部材20をレタス
支持部19Aに対して位置決めする位置決め手段22を
設け、この位置決め手段22を構成するに、前記座板1
9Bとレタス補助支持部材20の底部とに、互いに係合
する係合ピン23と係合孔24とを振り分けて設けてあ
る。
【0019】図10〜図13に示すように、ベルトコン
ベア5の搬送終端側でレタス供給装置2の主フレーム4
よりも上手側に、一対のレタス支持部19Aで各別に支
持する一対のレタスの切断面からの植物液を除去する拭
き取り装置25を、ベルトコンベア5に跨がる状態にそ
のベルトコンベア5の搬送フレーム17に立設してあ
る。
【0020】前記拭き取り装置25を構成するに、共通
した第1横軸芯X周りに各別に上下自由揺動自在に支持
フレーム26に支持させた一対の揺動アーム27の屈曲
揺動端部に、スポンジ製の衝撃吸収用円柱状部材28
を、搬送面の上方でその搬送面の幅方向に沿う状態に装
着し、この円柱状部材28に、植物液を吸収する吸収材
としてのタオル29を巻き付けるとともにタオル29の
端部に設けたマジックテテープ82で固定し、揺動アー
ム27の揺動基端側に、揺動アーム27を揺動駆動して
一対のタオル29に一対のレタスの切断面を各別に叩き
作動させる揺動駆動機構30を設け、この揺動駆動機構
30を構成するに、前記第1横軸芯Xよりも揺動端部と
は反対側に延出した前記一対の揺動アーム27の基端側
の延出端部を、これら両延出端部に挟み込み接当される
状態に受け止めて両揺動アーム27の自由揺動下降を牽
制阻止するクランクピン31と、その挟み込み接当状態
で両揺動アーム27が交互に上昇揺動するように、クラ
ンクピン31をクランクアーム32を介して第1横軸芯
Xに沿う第2横軸芯Y周りに回転させるクランク機構3
3とを設け、両延出端部をクランクピン31に当接付勢
してそれらの間での打撃の発生を抑制するスプリング3
4を、両揺動アーム27にわたって設けてある。
【0021】前記ベルトコンベア5は、前記一定のピッ
チの1ピッチ分だけ移動した後、設定時間だけ停止する
作動を繰り返して行う間歇作動型であり、ベルトコンベ
ア5の停止時に前記一対の揺動アーム27が揺動駆動さ
れて一対のタオル29が一対のレタスの切断面を各別に
叩くように前記拭き取り装置25を配置構成するととも
に、両タオル29のレタス叩き位置での間隔を、レタス
支持部材19のピッチと同一に設定してある(図13
(イ),(ロ)参照)。
【0022】図1に示すように前記包装装置1は、上面
中央部のレタス受入れ部8に形成したレタス投入口35
からレタスを受入れて透明な包装シート36で包装し、
前記主フレーム4とは反対側の側面に設けた開口37
(図28参照)から包装の終わったレタスを排出する装
置である。この包装装置1と前記制御装置3とには、共
に独立して移動自在にそれぞれキャスター38を設けて
ある(図5参照)。
【0023】図1,図14に示すように前記ロボットハ
ンド9は、前記第2横向き支持フレーム10に支持ブラ
ケット39を固定し、第1電動モータM1及び支持ブラ
ケット39に駆動揺動自在に支持させた揺動アーム40
の揺動端部側に、複数本のフィンガー部16をつり下げ
支持したフィンガー支持体41を設けるとともに、この
フィンガー支持体41を介してフィンガー部16の姿勢
を保持する姿勢保持機構42を設けて、揺動アーム40
の揺動に伴って、フィンガー部16が下向き姿勢のまま
円弧軌跡を描いて前記取出し位置Aと、前記レタス投入
口35に対応する送り込み位置Bとの間を往復移動する
よう構成してある。
【0024】図22に示すように前記フィンガー部16
は、背部側を長手方向に一定の間隔で蛇腹16aに形成
した中空ゴム材から成り、その基端側の開口を、鍔付き
の支持パイプ65(フィンガー支持部材に相当)に外嵌
するとともに、前記基端側を締めつけリング83で締め
つけ固定し、フィンガー部16の基端部と支持パイプ6
5との連結部の把持面側部分に、この把持面側部分の段
差を埋めてその部分のレタス側を向く面をフィンガー部
16の先端から遠ざかるほど縮径側に位置させるテーパ
ー部66をフィンガー部16の基端部に一体連設し、コ
ンプレッサー67(流体供給部に相当、図17参照)か
らのフィンガー部内への空気の供給圧でフィンガー部1
7が把持状態に折曲変形し、空気の排出で把持解除状態
に復元するよう構成してある。
【0025】図14,図16に示すように、前記揺動ア
ーム40がほぼ直立したことを、揺動アーム40に設け
た被検出金具43を介して検出する第1近接センサ44
を設け、この第1近接センサ44の検出情報に基づい
て、ほぼ直立位置で格納停止等させるよう構成し、ま
た、揺動アーム40に一対の被検出板45を、その一端
側が揺動アーム40から横外方側に張り出す状態に並設
するとともに、揺動アーム40がレタス取出し位置A
側、又はレタスの送り込み位置B側に位置したことを、
前記一対の被検出板45のうちの対応する被検出板45
を介して検出する一対の第2近接センサ46を支持ブラ
ケット39側の側面39Aに設け、前記一対の第2近接
センサ46の検出情報に基づいて、揺動アーム40を停
止させるとともに揺動方向を逆方向に切換え制御するよ
う制御装置3を構成してある。なお、図中の86は、オ
ーバーラン防止用のストッパーである。
【0026】前記姿勢保持機構42を構成するに、フィ
ンガー支持体41に、レタス搬送方向に沿う状態に一体
に設けた支軸47を、揺動アーム40の揺動軸芯Oに平
行に沿う姿勢でその支軸軸芯P周りに回動自在に、揺動
アーム40の揺動端部に支持させ、前記支軸軸芯P上に
軸芯が位置する状態に支軸47に一体回転自在に設けた
無端体第1巻き掛け部材としての上側歯付きプーリ48
と、前記揺動軸芯O上に軸芯が位置する状態に揺動アー
ム40とは別体に前記支持ブラケット39に支持板50
を介して位置固定した無端体第2巻き掛け部材としての
下側歯付きプーリ49とにわたって歯付きベルト51を
巻回してある。
【0027】図15に示すように、前記フィンガー支持
体41は縦パイプ部41Aの下端部に中空で傘状のフィ
ンガー保持部41Bを連設して形成してあり、フィンガ
ー支持体41とその周りの構造について説明すると、横
断面が小判形のピストンロッド52(図17参照)の先
端部に、スポンジ53aを表面が平滑なゴム又は軟質樹
脂53bで被覆してなる弾性変形可能なレタス押し出し
体53を設けたエアーシリンダ54を、前記レタス押し
出し体53が複数本のフィンガー部16の基端側に囲ま
れる支持部材部分から出退するように、縦パイプ部41
Aからフィンガー保持部41Bの中空部にわたって下向
き姿勢に支持させるとともに、フィンガー支持体41の
底板55に取り付けたブラケット56の小判形の孔56
Aにピストンロッド52を挿通させ、把持解除もしくは
ほぼ把持解除されたレタスを包装装置1のレタス受入れ
部8側に押し込み可能に構成し、フィンガー部16の初
期開放径を変更調節するフィンガー開放径変更調節機構
57を設けてある。前記レタス押し出し体53には、把
持状態の各フィンガー部16の各別の入り込みを許す切
欠部53Aを形成してある(図14参照)。
【0028】図15,図19,図20に示すように、前
記フィンガー開放径変更調節機構57を構成するに、エ
アーシリンダ54のシリンダチューブ58をフィンガー
支持体41に対してシリンダ軸芯Q周りに回動自在に構
成し、フィンガー部16がフィンガー支持体41に対し
てそのフィンガー支持体41の径方向に各別に移動する
のを許容されるように、各支持パイプ65を、フィンガ
ー支持体41の底板55に設けた前記径方向に沿う複数
のガイド溝59に各別に挿通させ、シリンダ軸芯Qを中
心として渦巻き状に形成した複数の長孔60に各支持パ
イプ65を挿通させた状態で、シリンダチューブ58の
回動に伴って回動することにより、支持パイプ65を前
記径方向に押引きして、前記ガイド溝59内で移動させ
る円板状のカム体61をシリンダチューブ58の下端部
に外嵌固定し、前記主フレーム4の下端側に設けたシリ
ンダチューブ58の回動駆動用の第2電動モータM2
と、シリンダチューブ58のレタス押し出し体53側と
は反対側の上端部に一体回転自在に外嵌した回転円板6
2とをワイヤ63を介して連係してある。
【0029】前記第2電動モータM2は、レタスの周り
に位置した各フィンガー部16の基端側が、レタスに接
触しその接触圧が一定以上になると停止する程度の出力
のもので、この停止を検出する検出手段、即ち、回転円
板62の回転変化がなくなったことを検出するポテンシ
ョメータ64を設けて、前記制御装置3の制御により、
フィンガー部16の初期開放径を大径側に設定し(図1
9,図21(イ))、かつ、フィンガー部16を開放さ
せた状態で各フィンガー部16をレタスの周りに位置さ
せ、その後にフィンガー開放径変更調節機構57を縮径
作動させ(図20,図21(ロ))、フィンガー部16
の基端側がレタスに接近又は接触したことをポテンショ
メータ64が検出すると、その検出結果に基づいて各フ
ィンガー部16を閉じ側に把持折曲作動させるよう構成
してある。このようにしてレタスを把持するのでレタス
を抱き込み把持でき、レタスが小さめであったり大きめ
であったりしても、フィンガー部16は、把持したとき
にレタスの形状に沿った把持に好適な形になる。
【0030】図15,図17,図18に示すように、前
記コンプレッサー67とフィンガー部16の中空部との
間の空気給排経路を形成するに、シリンダチューブ58
と、フィンガー支持体41の縦パイプ部41Aとの間に
環状の空気収容空隙68を形成し、コンプレッサー67
と空気収容空隙68とを第1ホース69を介して連通接
続するとともに、各フィンガー部16の中空部と空気収
容空隙68の複数箇所の部分とを空気分配用の複数本の
第2ホース70を介して各別に連通接続してある。
【0031】図1〜図3に示すように、ベルトコンベア
5の搬送終端側から包装装置1のレタス受入れ部8にわ
たるロボットハンド9のフィンガー部16の移動空間を
その側方から覆う上部開放の透明のカバー71を、第1
横向き支持フレーム6の上方で主フレーム4に片持ち状
に設けた第3横向き支持フレーム72に設けてある。こ
のカバー71は遊端側に把手73を備えており、第3横
向き支持フレーム72の外側フレーム部分72Aを支点
に、ガススプリング74を介して上方に揺動開放した状
態と閉塞した状態とに揺動切換え可能に構成してある。
【0032】図1,図4に示すように、制御装置3の上
部の傾斜した操作盤3Aに、他の操作スイッチ類ととも
に包装装置1の起動スイッチ75とロボットハンド9の
起動スイッチ76とを設け、カバー71を開放し、か
つ、ロボットハンド9の起動スイッチ76を切った状態
で、作業者がレタスを包装装置1のレタス受入れ部8に
投入し、包装装置1の起動スイッチ75を入れることに
よりレタスを包装可能に構成してある。制御装置3は包
装装置1とは独立して移動させることができるので、ス
イッチ操作しやすい場所に制御装置3を移動させた状態
で作業を行うことができる。
【0033】図1に示すように、各レタス支持部材19
は、所定のレタス支持部材19が前記取出し位置Aに位
置すると、先行する隣のレタス支持部材19がベルトコ
ンベア5の戻り行程の始端側の設定位置に下向き姿勢で
位置するように配置してあり、前記設定位置に下向き姿
勢で位置するレタス支持部材19の前端側の支持部19
Aにより光線が遮断されることで、そのレタス支持部材
19が設定位置に位置したことを検出する位置センサ7
7を設けて、所定のレタス支持部材19が、前記取出し
位置Aに到達したことを検出するよう構成してある。
【0034】また、前記取出し位置Aのレタス支持部材
19にレタスがあるか否かを、光線が遮断されることで
検出する投光部78Aと受光部78Bとから成る存否セ
ンサ78を設け、レタスの存在が存否センサ78で検出
され、かつ、レタスを保持するレタス支持部材19が前
記取出し位置Aに達したことが位置センサ77で検出さ
れると、両センサの検出結果に基づいて、前記制御装置
3がベルトコンベア5を制御して停止させるとともに、
ロボットハンド9を制御してフィンガー部16に取出し
作動させるよう構成してある。ベルトコンベア5はレタ
スが取出されると搬送を再開する。前記投光部78Aと
受光部78Bとはそれらを結ぶ線が平面視で搬送方向に
対して傾斜する状態に配置して、かりに、ロボットハン
ド9がレタスを落下させるようなことがあっても、投光
部78Aや受光部78Bの支持ブラケット等の上に落下
することがないようにして、レタスの損傷を防止してあ
る。
【0035】上記ロボットハンド9の動作について簡単
に説明する(図23〜図28参照)揺動アーム40が前
記取出し位置A側に揺動下降して、初期開放径が大径側
に設定されたフィンガー部16がレタスの周りに位置す
る。レタス押し出し体53は、揺動アーム40の前記揺
動下降に伴なって、逆さ姿勢のレタスの基端部に相対的
に押し上げられる。フィンガー開放径変更調節機構57
が縮径作動して、前述のように、各フィンガー部16が
レタスを抱き込み把持する(図24)。次に揺動アーム
14がレタス送り込み位置B側まで揺動して静止し(図
25)、各フィンガー部16がレタスを把持解除もしく
はほぼ把持解除するとエアーシリンダ54が伸長駆動し
て、レタス押し出し体53がレタスを包装装置1のレタ
ス受入れ部8に押し出す(図26)。レタスは包装シー
ト36ごと包装装置1のゴム製絞り込み部材84に絞り
込まれながら可動台85上に送り込まれる(図27)。
そして可動台85が下降するなど、数工程を経てレタス
が包装され、コンテンナ79に回収される(図28)。
包装シート36の上端側の余分な部分は図外のカッター
で切断されその切断片は袋87(図1参照)に回収され
る。
【0036】〔別実施形態〕図29に示すように、前記
テーパー部を支持パイプ65に一体連設してもよい。前
記農作物はレタスに限られるものではなく、キャベツ等
その他の野菜や果実等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】レタス包装設備の全体斜視図
【図2】ベルトコンベアの搬送終端側周りの構造を示す
分解斜視図
【図3】ベルトコンベアの搬送方向下手側から見たレタ
ス包装設備を示す図
【図4】レタス包装設備の平面図
【図5】レタス包装設備の正面図
【図6】主フレームに対するベルトコンベアの平面視で
の向きを180°変更した状態を示す図
【図7】レタス支持部を示す斜視図
【図8】紡錘形のレタスの支持状態を示す縦断面図
【図9】普通の形状のレタスの支持状態を示す縦断面図
【図10】レタスの拭き取り装置を示す図
【図11】レタスの拭き取り装置を示す平面図
【図12】(イ)レタスの拭き取り装置におけるタオル
の取付け前の状態を示す斜視図 (ロ)レタスの拭き取り装置におけるタオルの取付け後
の状態を示す斜視図
【図13】(イ)レタスの拭き取り装置におけるレタス
の叩き作動を示す図 (ロ)レタスの拭き取り装置におけるレタスの叩き作動
を示す図
【図14】ロボットハンドの側面図
【図15】ロボットハンドの縦断側面図
【図16】ロボットハンドにおける揺動アームが直立下
状態を示す図
【図17】コンプレッサーとフィンガー部の中空部との
間の空気給排経路を示す横断平面図
【図18】コンプレッサーとフィンガー部の中空部との
間の空気給排経路を示す図
【図19】フィンガー部の開放径が大径になった状態に
おけるフィンガー開放径変更調節機構を示す図
【図20】フィンガー部の開放径が小径になった状態に
おけるフィンガー開放径変更調節機構を示す図
【図21】(イ)フィンガー部の開放径が大径になった
状態におけるフィンガー部と、これに把持される直前の
レタスを示す横断平面図 (ロ)フィンガー部の開放径が小径になった状態におけ
るフィンガー部と、これに把持されたレタスとを示す横
断平面図
【図22】フィンガー部と支持パイプとの連結構造を示
す図
【図23】ロボットハンドがレタスを把持する前の状態
を示す図
【図24】ロボットハンドが取り出し位置でレタスを把
持した状態を示す図
【図25】ロボットハンドが送り込み位置に位置した状
態を示す図
【図26】レタス押し出し体でレタスをレタス受入れ部
に押し出した状態を示す図
【図27】レタス受入れ部にレタスを受け入れた状態を
示す図
【図28】包装後のレタスがコンテナに回収された状態
を示す図
【図29】別実施形態の縦断面図
【符号の説明】
16 フィンガー部 65 フィンガー支持部材 66 テーパー部 67 流体供給部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質材からなる複数本の中空フィンガー
    部の基端側連結用孔部を、複数本のフィンガー支持部材
    に各別に外嵌連結するとともに、流体供給部からの前記
    フィンガー部内への流体の供給圧で前記フィンガー部が
    把持状態に折曲変形し、流体の排出で把持解除状態に復
    元するよう構成してある農作物把持用のロボットハンド
    であって、 前記フィンガー部の基端部とフィンガー支持部材との連
    結部の把持面側部分に、この把持面側部分の段差を埋め
    てその部分の農作物側を向く面を前記フィンガー部の先
    端から遠ざかるほど縮径側に位置させるテーパー部を設
    けてある農作物把持用のロボットハンド。
  2. 【請求項2】 前記テーパー部を前記フィンガー部の基
    端部に一体連設してある請求項1記載の農作物把持用の
    ロボットハンド。
  3. 【請求項3】 前記テーパー部を前記フィンガー支持部
    材に一体連設してある請求項1記載の農作物把持用のロ
    ボットハンド。
JP8337915A 1996-12-18 1996-12-18 農作物把持用のロボットハンド Pending JPH10175184A (ja)

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