JPH10175205A - セラミック成形体の切断方法及びそれに用いる切断装置 - Google Patents
セラミック成形体の切断方法及びそれに用いる切断装置Info
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- JPH10175205A JPH10175205A JP35444896A JP35444896A JPH10175205A JP H10175205 A JPH10175205 A JP H10175205A JP 35444896 A JP35444896 A JP 35444896A JP 35444896 A JP35444896 A JP 35444896A JP H10175205 A JPH10175205 A JP H10175205A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0306—Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便で量産性に優れ、しかも、セラミック成
形体を精度よく確実に切断することが可能なセラミック
成形体の切断方法及び切断装置を提供する。 【解決手段】 切断刃2を超音波振動させながらセラミ
ック成形体1に侵入させることによりセラミック成形体
1を切断する。切断刃2を、セラミック成形体1の切断
刃2が侵入する上面1aに対して垂直方向に、又は切断
刃2が侵入する面に平行で切断刃2の主面2aに沿った
方向に超音波振動させる。
形体を精度よく確実に切断することが可能なセラミック
成形体の切断方法及び切断装置を提供する。 【解決手段】 切断刃2を超音波振動させながらセラミ
ック成形体1に侵入させることによりセラミック成形体
1を切断する。切断刃2を、セラミック成形体1の切断
刃2が侵入する上面1aに対して垂直方向に、又は切断
刃2が侵入する面に平行で切断刃2の主面2aに沿った
方向に超音波振動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、セラミックグリ
ーンシートを積層してなる積層ブロックなどのセラミッ
ク成形体を切断するための切断方法及び切断装置に関す
る。
ーンシートを積層してなる積層ブロックなどのセラミッ
ク成形体を切断するための切断方法及び切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、チップ型積層セラミックコンデ
ンサやチップ型積層コイル部品のような表面実装型のセ
ラミック電子部品は、通常、導体パターンが配設された
複数のセラミックグリーンシートと、上側及び下側の外
層シート(導体パターン配設されていないセラミックグ
リーンシート)(図示せず)を積層、圧着してなる未焼
成のセラミック成形体を所定の位置で切断した後、切り
出された素子を焼成し、外部電極を形成する工程を経て
製造される。
ンサやチップ型積層コイル部品のような表面実装型のセ
ラミック電子部品は、通常、導体パターンが配設された
複数のセラミックグリーンシートと、上側及び下側の外
層シート(導体パターン配設されていないセラミックグ
リーンシート)(図示せず)を積層、圧着してなる未焼
成のセラミック成形体を所定の位置で切断した後、切り
出された素子を焼成し、外部電極を形成する工程を経て
製造される。
【0003】ところで、チップ型のセラミック電子部品
は、通常、実装機を用いて回路基板などに表面実装され
ることから、チップの長さ、幅、厚みなどの寸法が規格
により定められており、寸法のばらつきが小さいものが
要求されている。そこで、寸法のばらつきの少ないセラ
ミック電子部品を製造しようとすると、セラミック成形
体を所定の位置で正確に切断することが必要になる。
は、通常、実装機を用いて回路基板などに表面実装され
ることから、チップの長さ、幅、厚みなどの寸法が規格
により定められており、寸法のばらつきが小さいものが
要求されている。そこで、寸法のばらつきの少ないセラ
ミック電子部品を製造しようとすると、セラミック成形
体を所定の位置で正確に切断することが必要になる。
【0004】このセラミック成形体の切断方法の一つ
に、図3に示すように、セラミック成形体51を位置決
めガイド53に当接させて位置決めした後、切断刃52
を、モータなどの駆動手段(図示せず)により垂直に下
降させ、セラミック成形体51に対して垂直に侵入させ
ることによりセラミック成形体51を押し切るようにし
た切断方法がある。
に、図3に示すように、セラミック成形体51を位置決
めガイド53に当接させて位置決めした後、切断刃52
を、モータなどの駆動手段(図示せず)により垂直に下
降させ、セラミック成形体51に対して垂直に侵入させ
ることによりセラミック成形体51を押し切るようにし
た切断方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この切断方法
によれば、成形体が薄い場合には正確に切断することが
可能であるが、成形体の厚みが大きくなると切断刃52
をセラミック成形体51に垂直に侵入させることが困難
になり、図4に示すように、セラミック成形体51が斜
めに切断される傾向がある。
によれば、成形体が薄い場合には正確に切断することが
可能であるが、成形体の厚みが大きくなると切断刃52
をセラミック成形体51に垂直に侵入させることが困難
になり、図4に示すように、セラミック成形体51が斜
めに切断される傾向がある。
【0006】なお、このように、セラミック成形体51
が斜めに切断されるのは、図3に示すように、位置決め
ガイド53により位置決めされたセラミック成形体51
を切断刃52により切断する場合において、 セラミック成形体を切断するのに必要な切断力 : F 切断力Fの水平方向分力 : P1,P2 分力P1に対する成形体及び位置決めガイドからの反作用: F1 分力P2に対する成形体からの反作用 : F2 とすると、位置決めガイド53とセラミック成形体51
の摩擦力などにより、 F1>F2 となり、F1とF2の力の差(F1−F2)により切断
刃52のセラミック成形体51への侵入方向が垂直方向
に対して斜めになることによるものである。
が斜めに切断されるのは、図3に示すように、位置決め
ガイド53により位置決めされたセラミック成形体51
を切断刃52により切断する場合において、 セラミック成形体を切断するのに必要な切断力 : F 切断力Fの水平方向分力 : P1,P2 分力P1に対する成形体及び位置決めガイドからの反作用: F1 分力P2に対する成形体からの反作用 : F2 とすると、位置決めガイド53とセラミック成形体51
の摩擦力などにより、 F1>F2 となり、F1とF2の力の差(F1−F2)により切断
刃52のセラミック成形体51への侵入方向が垂直方向
に対して斜めになることによるものである。
【0007】そして、セラミック成形体51を切断した
場合の切断面の傾きが大きくなると実装機での実装精度
が低下するという問題を生じる。
場合の切断面の傾きが大きくなると実装機での実装精度
が低下するという問題を生じる。
【0008】また、例えば、チップ型積層セラミックコ
ンデンサやチップ型積層コイル部品などの場合には、切
断位置のずれにより内部電極が露出し、電気特性の劣化
や機械的強度の低下を引き起こすという問題点がある。
本願発明は、上記問題点を解決するものであり、簡便で
量産性に優れ、しかも、セラミック成形体を精度よく切
断することが可能なセラミック成形体の切断方法及び切
断装置を提供することを目的とする。
ンデンサやチップ型積層コイル部品などの場合には、切
断位置のずれにより内部電極が露出し、電気特性の劣化
や機械的強度の低下を引き起こすという問題点がある。
本願発明は、上記問題点を解決するものであり、簡便で
量産性に優れ、しかも、セラミック成形体を精度よく切
断することが可能なセラミック成形体の切断方法及び切
断装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明のセラミック成形体の切断方法は、切断刃
を超音波振動させながらセラミック成形体に侵入させる
ことによりセラミック成形体を切断することを特徴とし
ている。
に、本願発明のセラミック成形体の切断方法は、切断刃
を超音波振動させながらセラミック成形体に侵入させる
ことによりセラミック成形体を切断することを特徴とし
ている。
【0010】切断刃を超音波振動させながらセラミック
成形体に侵入させることにより、前述のように、水平方
向の分力P1,P2及び反作用F1,F2に偏りがある
場合にも、それらの影響を分散させ、切断刃がセラミッ
ク成形体に対して斜めに侵入することを抑制できるよう
になる。したがって、セラミック成形体を精度よく切断
することが可能になる。
成形体に侵入させることにより、前述のように、水平方
向の分力P1,P2及び反作用F1,F2に偏りがある
場合にも、それらの影響を分散させ、切断刃がセラミッ
ク成形体に対して斜めに侵入することを抑制できるよう
になる。したがって、セラミック成形体を精度よく切断
することが可能になる。
【0011】また、本願発明のセラミック成形体の切断
装置は、本願発明のセラミック成形体の切断方法に用い
られる切断装置であって、セラミック成形体に侵入させ
ることによりセラミック成形体を切断する切断刃と、前
記切断刃に超音波振動を与える超音波振動子と、前記切
断刃を移動させてセラミック成形体に侵入させる切断刃
駆動手段とを具備することを特徴としている。
装置は、本願発明のセラミック成形体の切断方法に用い
られる切断装置であって、セラミック成形体に侵入させ
ることによりセラミック成形体を切断する切断刃と、前
記切断刃に超音波振動を与える超音波振動子と、前記切
断刃を移動させてセラミック成形体に侵入させる切断刃
駆動手段とを具備することを特徴としている。
【0012】本願発明のセラミック成形体の切断装置
は、上述のように、切断刃、超音波振動子、及び切断刃
駆動手段を備えて構成されており、上記本願発明のセラ
ミック成形体の切断方法を確実に実施することが可能
で、セラミック成形体を精度よく切断することができ
る。また、複雑な構成を必要とせず、切断操作が容易で
あり、量産性にも優れている。
は、上述のように、切断刃、超音波振動子、及び切断刃
駆動手段を備えて構成されており、上記本願発明のセラ
ミック成形体の切断方法を確実に実施することが可能
で、セラミック成形体を精度よく切断することができ
る。また、複雑な構成を必要とせず、切断操作が容易で
あり、量産性にも優れている。
【0013】また、本願発明のセラミック成形体の切断
装置は、前記切断刃を、前記セラミック成形体の前記切
断刃が侵入する面に対して垂直方向に、又は前記切断刃
が侵入する面に平行で切断刃の主面に沿った方向に超音
波振動させることを特徴としている。
装置は、前記切断刃を、前記セラミック成形体の前記切
断刃が侵入する面に対して垂直方向に、又は前記切断刃
が侵入する面に平行で切断刃の主面に沿った方向に超音
波振動させることを特徴としている。
【0014】切断刃を、セラミック成形体の切断刃侵入
面に対して垂直方向に、又は切断刃が侵入する面に平行
で切断刃の主面に沿った方向に超音波振動させることに
より、切断刃がセラミック成形体の切断刃侵入面に対し
て斜めに侵入することを確実に抑制できるようになり、
本願発明をさらに実効あらしめることが可能になる。
面に対して垂直方向に、又は切断刃が侵入する面に平行
で切断刃の主面に沿った方向に超音波振動させることに
より、切断刃がセラミック成形体の切断刃侵入面に対し
て斜めに侵入することを確実に抑制できるようになり、
本願発明をさらに実効あらしめることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。な
お、この実施形態では、積層セラミックコンデンサの製
造工程において、導体パターン(内部電極)がマトリッ
クス状に印刷された複数のセラミックグリーンシート
と、上側及び下側の外層シート(内部電極の印刷されて
いないセラミックグリーンシート)を積層、圧着してな
る未焼成のセラミック成形体を切断する場合を例にとっ
て説明する。
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。な
お、この実施形態では、積層セラミックコンデンサの製
造工程において、導体パターン(内部電極)がマトリッ
クス状に印刷された複数のセラミックグリーンシート
と、上側及び下側の外層シート(内部電極の印刷されて
いないセラミックグリーンシート)を積層、圧着してな
る未焼成のセラミック成形体を切断する場合を例にとっ
て説明する。
【0016】図1は本願発明の一実施形態にかかるセラ
ミック成形体の切断装置の構成を示す概略図である。こ
の切断装置は、セラミック成形体1を切断するための切
断刃2と、切断刃2を保持するホーン3を介して切断刃
2に超音波振動を与える超音波振動子4と、上下スライ
ド部5を介して切断刃2を上下方向に駆動させる上下駆
動サーボモータ(切断刃駆動手段)6と、切断すべきセ
ラミック成形体1を載置するテーブル7と、テーブル移
動用モータ8とを備えて構成されている。なお、この実
施形態では、超音波振動子4として、周波数約20kH
zの超音波振動を発生するものが用いられている。
ミック成形体の切断装置の構成を示す概略図である。こ
の切断装置は、セラミック成形体1を切断するための切
断刃2と、切断刃2を保持するホーン3を介して切断刃
2に超音波振動を与える超音波振動子4と、上下スライ
ド部5を介して切断刃2を上下方向に駆動させる上下駆
動サーボモータ(切断刃駆動手段)6と、切断すべきセ
ラミック成形体1を載置するテーブル7と、テーブル移
動用モータ8とを備えて構成されている。なお、この実
施形態では、超音波振動子4として、周波数約20kH
zの超音波振動を発生するものが用いられている。
【0017】この切断装置を用いてセラミック成形体1
の切断を行うにあたっては、まずセラミック成形体1を
テーブル7に載置した後、テーブル移動用モータ8によ
りテーブル7を移動させてセラミック成形体1を所定の
切断位置に移動させる。そして、切断位置にセラミック
成形体1が停止した後、上下駆動サーボモータ6により
切断刃2を下降させる。
の切断を行うにあたっては、まずセラミック成形体1を
テーブル7に載置した後、テーブル移動用モータ8によ
りテーブル7を移動させてセラミック成形体1を所定の
切断位置に移動させる。そして、切断位置にセラミック
成形体1が停止した後、上下駆動サーボモータ6により
切断刃2を下降させる。
【0018】切断刃2がセラミック成形体に接触した時
点で超音波振動子4に通電して超音波振動(約20kH
z)を発生させ、切断刃2に対して、切断刃2が侵入す
るセラミック成形体1の上面(切断刃侵入面)1aに垂
直方向に、周波数約20kHz、振幅5〜15μmの超
音波振動を与えながらセラミック成形体1に侵入させ
る。そして、そのまま超音波振動を与えながら切断刃2
を下死点まで下降させてセラミック成形体1を切断す
る。
点で超音波振動子4に通電して超音波振動(約20kH
z)を発生させ、切断刃2に対して、切断刃2が侵入す
るセラミック成形体1の上面(切断刃侵入面)1aに垂
直方向に、周波数約20kHz、振幅5〜15μmの超
音波振動を与えながらセラミック成形体1に侵入させ
る。そして、そのまま超音波振動を与えながら切断刃2
を下死点まで下降させてセラミック成形体1を切断す
る。
【0019】セラミック成形体1が切断された後、上下
駆動サーボモータ6により切断刃2を上昇させ、切断刃
2が上死点まで上昇するとテーブル移動用モータ8によ
りテーブル7を移動させてセラミック成形体1の位置を
次の切断位置に移動させる。その後上述の切断工程の動
作と同様の操作を繰り返してセラミック成形体の切断を
行う。
駆動サーボモータ6により切断刃2を上昇させ、切断刃
2が上死点まで上昇するとテーブル移動用モータ8によ
りテーブル7を移動させてセラミック成形体1の位置を
次の切断位置に移動させる。その後上述の切断工程の動
作と同様の操作を繰り返してセラミック成形体の切断を
行う。
【0020】そして、セラミック成形体1を所定の位置
で切断した後、切断された個々のセラミック成形体(未
焼成の素子)を取り出す。
で切断した後、切断された個々のセラミック成形体(未
焼成の素子)を取り出す。
【0021】上記実施形態の切断装置を用い、上述の方
法により厚みが4mmのセラミック成形体を切断した。そ
のときの、切断刃の厚み、切断刃の振幅、切断抵抗値、
切断面の傾きの程度(図2のXの値)(以下、「斜めカ
ット値」という)などを調べた。その結果を表1に示す
( No.2,3,4,6,7,8,10,11,12)。
法により厚みが4mmのセラミック成形体を切断した。そ
のときの、切断刃の厚み、切断刃の振幅、切断抵抗値、
切断面の傾きの程度(図2のXの値)(以下、「斜めカ
ット値」という)などを調べた。その結果を表1に示す
( No.2,3,4,6,7,8,10,11,12)。
【0022】また、比較のため、超音波振動を与えない
でセラミック成形体の切断を行った。なお、具体的に
は、図1において、切断刃2を直接に上下スライド部5
に取り付けた構成の切断装置を用いて切断を行った。
でセラミック成形体の切断を行った。なお、具体的に
は、図1において、切断刃2を直接に上下スライド部5
に取り付けた構成の切断装置を用いて切断を行った。
【0023】この比較例についても、切断刃の厚み、切
断抵抗値、斜めカット値などを調べた。その結果を表1
に示す(*印を付したNo.1,5,9)。また、上記の本
願発明の実施例のデータを比較例のデータと比較した場
合の切断抵抗値減少率、斜めカット値減少率を表1に併
せて示す。
断抵抗値、斜めカット値などを調べた。その結果を表1
に示す(*印を付したNo.1,5,9)。また、上記の本
願発明の実施例のデータを比較例のデータと比較した場
合の切断抵抗値減少率、斜めカット値減少率を表1に併
せて示す。
【0024】
【表1】
【0025】なお、表1に示した各データは次の方法に
より求めたものである。 切断刃の振幅 レーザ式変位センサを使用してホーン3の先端の変位量
を測定した値である。 切断抵抗値 歪みゲージ式変換器を使用して上下スライド部5の歪み
量を求め、抵抗値に変換した値である。 斜めカット値 セラミック成形体1の切断端面(側面)を顕微鏡で観察
して測定したX(図2)の値である。
より求めたものである。 切断刃の振幅 レーザ式変位センサを使用してホーン3の先端の変位量
を測定した値である。 切断抵抗値 歪みゲージ式変換器を使用して上下スライド部5の歪み
量を求め、抵抗値に変換した値である。 斜めカット値 セラミック成形体1の切断端面(側面)を顕微鏡で観察
して測定したX(図2)の値である。
【0026】表1に示すように、切断刃に超音波振動を
与えた実施例( No.2,3,4,6,7,8,10,1
1,12)の場合、切断抵抗値が減少するとともに、斜
めカット値も減少することが確認された。
与えた実施例( No.2,3,4,6,7,8,10,1
1,12)の場合、切断抵抗値が減少するとともに、斜
めカット値も減少することが確認された。
【0027】なお、超音波振動を与えた実施例の切断抵
抗値の減少率に関しては、切断刃の厚みが0.25mmの
ものが概して良好な結果が得られており、切断刃の厚み
が0.15mmのもの及び0.45mmのものがそれに次ぐ
結果となっている。
抗値の減少率に関しては、切断刃の厚みが0.25mmの
ものが概して良好な結果が得られており、切断刃の厚み
が0.15mmのもの及び0.45mmのものがそれに次ぐ
結果となっている。
【0028】また、超音波振動を与えた実施例の切断刃
の振幅と切断抵抗値減少率の関係について見ると、切断
刃の厚みが0.15mmの場合には、切断刃の振幅が5μ
mから10μm、15μmと大きくなるにつれて良好な結
果が得られており、切断刃の厚みが0.25mm、及び
0.45mmの場合には、切断刃の振幅が10μmの場合
に最も良好な結果が得られており、切断刃の振幅15μ
m、5μmの順に切断抵抗値減少率が低下している。
の振幅と切断抵抗値減少率の関係について見ると、切断
刃の厚みが0.15mmの場合には、切断刃の振幅が5μ
mから10μm、15μmと大きくなるにつれて良好な結
果が得られており、切断刃の厚みが0.25mm、及び
0.45mmの場合には、切断刃の振幅が10μmの場合
に最も良好な結果が得られており、切断刃の振幅15μ
m、5μmの順に切断抵抗値減少率が低下している。
【0029】また、超音波振動を与えた実施例の場合、
斜めカット値減少率は、切断刃の厚みが0.25mmの場
合と0.45mmの場合に概して良好な結果が得られてお
り、切断刃の厚みが0.15mmの場合にはやや劣る結果
となっている(但し、切断刃の厚みが0.15mmの場合
にも、切断刃の振幅が10μmの場合には良好な結果が
得られている)。
斜めカット値減少率は、切断刃の厚みが0.25mmの場
合と0.45mmの場合に概して良好な結果が得られてお
り、切断刃の厚みが0.15mmの場合にはやや劣る結果
となっている(但し、切断刃の厚みが0.15mmの場合
にも、切断刃の振幅が10μmの場合には良好な結果が
得られている)。
【0030】また、切断刃の振幅と斜めカット値減少率
の関係について見ると、切断刃の厚みが0.15mm及び
0.25mmの場合、切断刃の振幅が10μmの場合に最
も良好な結果が得られており、切断刃の振幅が15μ
m、5μmの順に斜めカット値減少率が低下している。ま
た、切断刃の厚みが0.45mmの場合には、切断刃の振
幅が10μmの場合に最も良好な結果が得られており、
切断刃の振幅が5μm、15μmの順に斜めカット値減少
率が低下している。
の関係について見ると、切断刃の厚みが0.15mm及び
0.25mmの場合、切断刃の振幅が10μmの場合に最
も良好な結果が得られており、切断刃の振幅が15μ
m、5μmの順に斜めカット値減少率が低下している。ま
た、切断刃の厚みが0.45mmの場合には、切断刃の振
幅が10μmの場合に最も良好な結果が得られており、
切断刃の振幅が5μm、15μmの順に斜めカット値減少
率が低下している。
【0031】上記の結果から、切断刃の振幅は5μmで
も効果があるが、振幅を10μm以上とすれば、切断抵
抗値を約13〜22%、斜めカット値を約39〜46%
減少させることが可能であり、さらに好ましい結果が得
られることがわかる。但し、上記切断抵抗値及び斜めカ
ット値減少率は、セラミック成形体の厚み、硬さ、粘り
などの性状、切断刃の形状などにより変動するものであ
ることから、種々の条件を考慮して、切断刃の振幅、切
断刃の厚みなどのを適宜調整することが望ましい。
も効果があるが、振幅を10μm以上とすれば、切断抵
抗値を約13〜22%、斜めカット値を約39〜46%
減少させることが可能であり、さらに好ましい結果が得
られることがわかる。但し、上記切断抵抗値及び斜めカ
ット値減少率は、セラミック成形体の厚み、硬さ、粘り
などの性状、切断刃の形状などにより変動するものであ
ることから、種々の条件を考慮して、切断刃の振幅、切
断刃の厚みなどのを適宜調整することが望ましい。
【0032】また、上記実施形態では、切断刃を、セラ
ミック成形体の切断刃侵入面に垂直方向に超音波振動さ
せるようにした場合について説明したが、セラミック成
形体の切断刃侵入面に対して平行で切断刃の主面に沿っ
た方向に超音波振動させるように構成することも可能で
ある。
ミック成形体の切断刃侵入面に垂直方向に超音波振動さ
せるようにした場合について説明したが、セラミック成
形体の切断刃侵入面に対して平行で切断刃の主面に沿っ
た方向に超音波振動させるように構成することも可能で
ある。
【0033】さらに、上記実施形態では、切断刃を下降
させてセラミック成形体に接触した時点で超音波振動子
を作動させ、切断刃に超音波振動を与えるようにした場
合について説明したが、切断刃を超音波振動させる方向
などの条件次第では、セラミック成形体に接触する前か
ら切断刃を超音波振動させておき、そのまま切断刃をセ
ラミック成形体に侵入させて切断することも可能であ
る。本願発明はさらにその他の点においても上記実施形
態に限定されるものではなく、セラミック成形体の具体
的な形状や構造、切断刃の構造、超音波振動子及び切断
刃駆動手段の構成、切断刃を超音波振動させるための具
体的な方向、超音波振動子の周波数や振幅の大きさなど
に関し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変
形を加えることができる。
させてセラミック成形体に接触した時点で超音波振動子
を作動させ、切断刃に超音波振動を与えるようにした場
合について説明したが、切断刃を超音波振動させる方向
などの条件次第では、セラミック成形体に接触する前か
ら切断刃を超音波振動させておき、そのまま切断刃をセ
ラミック成形体に侵入させて切断することも可能であ
る。本願発明はさらにその他の点においても上記実施形
態に限定されるものではなく、セラミック成形体の具体
的な形状や構造、切断刃の構造、超音波振動子及び切断
刃駆動手段の構成、切断刃を超音波振動させるための具
体的な方向、超音波振動子の周波数や振幅の大きさなど
に関し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変
形を加えることができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本願発明の切断方法は、
切断刃を超音波振動させながらセラミック成形体に侵入
させることによりセラミック成形体を所定の位置で切断
するようにしているので、水平方向の分力及び反作用に
偏りがあるような場合にも、それらの影響を分散させ、
切断刃がセラミック成形体に対して斜めに侵入すること
を抑制して、セラミック成形体を精度よく切断すること
ができる。
切断刃を超音波振動させながらセラミック成形体に侵入
させることによりセラミック成形体を所定の位置で切断
するようにしているので、水平方向の分力及び反作用に
偏りがあるような場合にも、それらの影響を分散させ、
切断刃がセラミック成形体に対して斜めに侵入すること
を抑制して、セラミック成形体を精度よく切断すること
ができる。
【0035】また、本願発明のセラミック成形体の切断
装置は、セラミック成形体に侵入させることによりセラ
ミック成形体を切断する切断刃と、切断刃に超音波振動
を与える超音波振動子と、切断刃を移動させてセラミッ
ク成形体に侵入させる切断刃駆動手段とを備えて構成さ
れているので、本願発明のセラミック成形体の切断方法
を確実に実施することが可能で、セラミック成形体を精
度よく切断することができる。また、複雑な構成を必要
とせず、切断操作が容易であり、量産性にも優れてい
る。
装置は、セラミック成形体に侵入させることによりセラ
ミック成形体を切断する切断刃と、切断刃に超音波振動
を与える超音波振動子と、切断刃を移動させてセラミッ
ク成形体に侵入させる切断刃駆動手段とを備えて構成さ
れているので、本願発明のセラミック成形体の切断方法
を確実に実施することが可能で、セラミック成形体を精
度よく切断することができる。また、複雑な構成を必要
とせず、切断操作が容易であり、量産性にも優れてい
る。
【0036】また、切断刃を、セラミック成形体の切断
刃侵入面に対して垂直方向に、又は前記切断刃侵入面に
平行で切断刃の主面に沿った方向に超音波振動させるよ
うにした場合、切断刃がセラミック成形体の切断刃侵入
面に対して斜めに侵入することを効率よく抑制できるよ
うになり、本願発明をさらに実効あらしめることができ
る。
刃侵入面に対して垂直方向に、又は前記切断刃侵入面に
平行で切断刃の主面に沿った方向に超音波振動させるよ
うにした場合、切断刃がセラミック成形体の切断刃侵入
面に対して斜めに侵入することを効率よく抑制できるよ
うになり、本願発明をさらに実効あらしめることができ
る。
【図1】本願発明の一実施形態にかかるセラミック成形
体の切断装置の概略構成を示す図である。
体の切断装置の概略構成を示す図である。
【図2】切断されたセラミック成形体の斜めカット値の
説明図である。
説明図である。
【図3】従来のセラミック成形体の切断方法を示す図で
ある。
ある。
【図4】従来の切断方法によりセラミック成形体が斜め
に切断されている状態を示す図である。
に切断されている状態を示す図である。
1 セラミック成形体 1a 切断刃が侵入するセラミック成形体の上面
(切断刃侵入面) 2 切断刃 2a 切断刃の主面 3 ホーン 4 超音波振動子 5 上下スライド部 6 上下駆動サーボモータ(切断刃駆動手段) 7 テーブル 8 テーブル移動用モータ X 斜めカット値
(切断刃侵入面) 2 切断刃 2a 切断刃の主面 3 ホーン 4 超音波振動子 5 上下スライド部 6 上下駆動サーボモータ(切断刃駆動手段) 7 テーブル 8 テーブル移動用モータ X 斜めカット値
Claims (3)
- 【請求項1】切断刃を超音波振動させながらセラミック
成形体に侵入させることによりセラミック成形体を切断
することを特徴とするセラミック成形体の切断方法。 - 【請求項2】請求項1記載のセラミック成形体の切断方
法に用いられる切断装置であって、 セラミック成形体に侵入させることによりセラミック成
形体を切断する切断刃と、 前記切断刃に超音波振動を与える超音波振動子と、 前記切断刃を移動させてセラミック成形体に侵入させる
切断刃駆動手段とを具備することを特徴とするセラミッ
ク成形体の切断装置。 - 【請求項3】前記切断刃を、前記セラミック成形体の切
断刃が侵入する面に対して垂直方向に、又は前記切断刃
が侵入する面に平行で切断刃の主面に沿った方向に超音
波振動させることを特徴とする請求項2記載のセラミッ
ク成形体の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35444896A JPH10175205A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | セラミック成形体の切断方法及びそれに用いる切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35444896A JPH10175205A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | セラミック成形体の切断方法及びそれに用いる切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175205A true JPH10175205A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18437638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35444896A Pending JPH10175205A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | セラミック成形体の切断方法及びそれに用いる切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175205A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1504861A1 (en) * | 2003-08-04 | 2005-02-09 | Ropintassco Holdings, L.P. | Tunable cutting device |
| JP2005294523A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Works Ltd | セラミック回路基板の製造方法 |
| JP2006147973A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Kyocera Corp | 複数個取り配線基板およびその製造方法 |
| JP2007125737A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Denso Corp | セラミックハニカム構造体の製造方法 |
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| WO2014157654A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 日本碍子株式会社 | ハニカム成形体の切断方法 |
| JP2016146465A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-12 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置の製造方法 |
| US9755105B2 (en) | 2015-01-30 | 2017-09-05 | Nichia Corporation | Method for producing light emitting device |
| CN109016101A (zh) * | 2018-08-22 | 2018-12-18 | 郭志山 | 一种无毛边的日用陶瓷制坯用圆柱状泥料均切装置 |
| JP2021062982A (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-22 | Hoya株式会社 | ガラスの割断方法及びガラス材料 |
| CN117697935A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 泉州达锋机械有限公司 | 一种水泥砖生产设备及其工作方法 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP35444896A patent/JPH10175205A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPWO2014157654A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-02-16 | 日本碍子株式会社 | ハニカム成形体の切断方法 |
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| CN117697935A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 泉州达锋机械有限公司 | 一种水泥砖生产设备及其工作方法 |
| CN117697935B (zh) * | 2024-02-06 | 2024-05-03 | 泉州达锋机械有限公司 | 一种水泥砖生产设备及其工作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021217 |