JPH10175247A - 押出成形装置用ダイ - Google Patents
押出成形装置用ダイInfo
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- JPH10175247A JPH10175247A JP8338582A JP33858296A JPH10175247A JP H10175247 A JPH10175247 A JP H10175247A JP 8338582 A JP8338582 A JP 8338582A JP 33858296 A JP33858296 A JP 33858296A JP H10175247 A JPH10175247 A JP H10175247A
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で、膜厚が均一でデッドスペース
に起因する欠陥を防止し、偏肉を確実に減少させること
ができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形することの
できる押出成形装置用ダイを提供すること。 【解決手段】 インサイドマンドレル22と、このイン
サイドマンドレル22の外周面との間に樹脂吐出口26
aに連通する筒状樹脂路26を形成するアウトサイドマ
ンドレル25とを具備し、前記インサイドマンドレル2
2の軸芯樹脂路31へ供給された溶融樹脂を当該軸芯樹
脂路31から前記筒状樹脂路26に導く樹脂供給路35
を形成してなる押出成形装置用ダイにおいて、前記樹脂
供給路35を前記軸芯樹脂路31内の樹脂を複数箇所か
ら流出させた後に合流させて前記筒状樹脂路26に導く
ように形成したことを特徴とする。
に起因する欠陥を防止し、偏肉を確実に減少させること
ができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形することの
できる押出成形装置用ダイを提供すること。 【解決手段】 インサイドマンドレル22と、このイン
サイドマンドレル22の外周面との間に樹脂吐出口26
aに連通する筒状樹脂路26を形成するアウトサイドマ
ンドレル25とを具備し、前記インサイドマンドレル2
2の軸芯樹脂路31へ供給された溶融樹脂を当該軸芯樹
脂路31から前記筒状樹脂路26に導く樹脂供給路35
を形成してなる押出成形装置用ダイにおいて、前記樹脂
供給路35を前記軸芯樹脂路31内の樹脂を複数箇所か
ら流出させた後に合流させて前記筒状樹脂路26に導く
ように形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出成形装置用ダ
イに係り、特に、押出機により供給された溶融樹脂を吐
出することによりチューブ状の樹脂フィルムを成形する
のに好適な押出成形装置用ダイに関する。
イに係り、特に、押出機により供給された溶融樹脂を吐
出することによりチューブ状の樹脂フィルムを成形する
のに好適な押出成形装置用ダイに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、押出機のヘッド部にダイを配設
し、ホッパから供給される熱可塑性樹脂等からなる原料
樹脂を押出機の加熱シリンダ中でスクリューによりダイ
に向けて送給する間に溶融状態とさせ、この溶融状態と
した原料樹脂からなる溶融樹脂をダイに向けて押出し、
このダイの樹脂吐出口から溶融樹脂を筒状に吐出すると
ともに、この内部に膨張用の空気を入れて直径方向と長
手方向とに2軸延伸をかけながら巻き取りを行うことに
より、チューブラフィルムと称されるチューブ状の樹脂
フィルムを形成するインフレーション成形装置と称され
る押出成形装置が多く用いられている。
し、ホッパから供給される熱可塑性樹脂等からなる原料
樹脂を押出機の加熱シリンダ中でスクリューによりダイ
に向けて送給する間に溶融状態とさせ、この溶融状態と
した原料樹脂からなる溶融樹脂をダイに向けて押出し、
このダイの樹脂吐出口から溶融樹脂を筒状に吐出すると
ともに、この内部に膨張用の空気を入れて直径方向と長
手方向とに2軸延伸をかけながら巻き取りを行うことに
より、チューブラフィルムと称されるチューブ状の樹脂
フィルムを形成するインフレーション成形装置と称され
る押出成形装置が多く用いられている。
【0003】図7はこのような従来の押出成形装置に用
いられる押出成形装置用ダイの一例を示したものであ
り、従来の押出成形装置用ダイ1は、ほぼ円柱状をなす
インサイドマンドレル2を有している。このインサイド
マンドレル2は、円盤状の基部3の上面中心に円柱状の
胴部4を形成することにより構成されている。
いられる押出成形装置用ダイの一例を示したものであ
り、従来の押出成形装置用ダイ1は、ほぼ円柱状をなす
インサイドマンドレル2を有している。このインサイド
マンドレル2は、円盤状の基部3の上面中心に円柱状の
胴部4を形成することにより構成されている。
【0004】また、前記インサイドマンドレル2の胴部
4部分の外周側には、ほぼ円筒状のアウトサイドマンド
レル5が嵌合されており、このアウトサイドマンドレル
5の内周面は、前記インサイドマンドレル2の胴部4の
外周面との間に溶融樹脂が流れるほぼ円筒形状の筒状樹
脂路6が形成されており、インサイドマンドレル2とア
ウトサイドマンドレル5の上端との間は、溶融樹脂の樹
脂吐出口6aとされている。また、前記インサイドマン
ドレル2の基部3には、貫通孔7が穿設されており、こ
の貫通孔7に挿通される固定ねじ8を前記アウトサイド
マンドレル5の下面に螺入させることにより、前記イン
サイドマンドレル2とアウトサイドマンドレル5を固着
するようになされている。
4部分の外周側には、ほぼ円筒状のアウトサイドマンド
レル5が嵌合されており、このアウトサイドマンドレル
5の内周面は、前記インサイドマンドレル2の胴部4の
外周面との間に溶融樹脂が流れるほぼ円筒形状の筒状樹
脂路6が形成されており、インサイドマンドレル2とア
ウトサイドマンドレル5の上端との間は、溶融樹脂の樹
脂吐出口6aとされている。また、前記インサイドマン
ドレル2の基部3には、貫通孔7が穿設されており、こ
の貫通孔7に挿通される固定ねじ8を前記アウトサイド
マンドレル5の下面に螺入させることにより、前記イン
サイドマンドレル2とアウトサイドマンドレル5を固着
するようになされている。
【0005】さらに、前記アウトサイドマンドレル5の
側面には、所定の溶融樹脂を導入するための樹脂導入路
9が前記アウトサイドマンドレル5を貫通するように穿
設されており、前記インサイドマンドレル2の前記樹脂
導入路9に対応する位置には、この樹脂導入路9に連通
するとともに、前記インサイドマンドレル2の内部中央
部で上方に曲成される樹脂供給路10が形成されてい
る。また、前記樹脂供給路10のインサイドマンドレル
2の内部側上端部には、インサイドマンドレル2の胴部
4の外周面に連通する放射状の複数の分岐路11、11
…が連結されており、これら各分岐路11は、インサイ
ドマンドレル2の外周面において環状に連通されてい
る。
側面には、所定の溶融樹脂を導入するための樹脂導入路
9が前記アウトサイドマンドレル5を貫通するように穿
設されており、前記インサイドマンドレル2の前記樹脂
導入路9に対応する位置には、この樹脂導入路9に連通
するとともに、前記インサイドマンドレル2の内部中央
部で上方に曲成される樹脂供給路10が形成されてい
る。また、前記樹脂供給路10のインサイドマンドレル
2の内部側上端部には、インサイドマンドレル2の胴部
4の外周面に連通する放射状の複数の分岐路11、11
…が連結されており、これら各分岐路11は、インサイ
ドマンドレル2の外周面において環状に連通されてい
る。
【0006】また、前記インサイドマンドレル2の外周
面には、前記各分岐路11の前記筒状樹脂路6への出口
を起点とする多条と称される複数の螺旋状の螺旋樹脂路
12が形成されている。この螺旋樹脂路12は、インサ
イドマンドレル2の胴部4の上方まで延在されるように
形成れている。また、これら各螺旋樹脂路12は、イン
サイドマンドレル2の上部に向かうにしたがってわずか
に幅寸法および深さ寸法が小さくなるように形成されて
いる。前記樹脂導入路9、樹脂供給路10および分岐路
11をそれぞれ介して各螺旋樹脂路12に供給される溶
融樹脂が、インサイドマンドレル2の胴部4の上方へ送
られるにしたがって次第に螺旋樹脂路12からあふれ出
し、筒状樹脂路6内に均一に充填されるようになされて
いる。
面には、前記各分岐路11の前記筒状樹脂路6への出口
を起点とする多条と称される複数の螺旋状の螺旋樹脂路
12が形成されている。この螺旋樹脂路12は、インサ
イドマンドレル2の胴部4の上方まで延在されるように
形成れている。また、これら各螺旋樹脂路12は、イン
サイドマンドレル2の上部に向かうにしたがってわずか
に幅寸法および深さ寸法が小さくなるように形成されて
いる。前記樹脂導入路9、樹脂供給路10および分岐路
11をそれぞれ介して各螺旋樹脂路12に供給される溶
融樹脂が、インサイドマンドレル2の胴部4の上方へ送
られるにしたがって次第に螺旋樹脂路12からあふれ出
し、筒状樹脂路6内に均一に充填されるようになされて
いる。
【0007】さらに、前記インサイドマンドレル2の上
部中心部には、エア吐出口13が形成されており、前記
インサイドマンドレル2には、前記エア吐出口13の下
端部とインサイドマンドレル2の基部3の下面側とを連
通するエア供給路14が形成されている。そして、前記
エア供給路14に向けて図示しないエア供給装置等によ
り所定のエアを供給することにより、エア吐出口13を
介してインサイドマンドレル2の上方にエアを噴出させ
ることができるようになされている。
部中心部には、エア吐出口13が形成されており、前記
インサイドマンドレル2には、前記エア吐出口13の下
端部とインサイドマンドレル2の基部3の下面側とを連
通するエア供給路14が形成されている。そして、前記
エア供給路14に向けて図示しないエア供給装置等によ
り所定のエアを供給することにより、エア吐出口13を
介してインサイドマンドレル2の上方にエアを噴出させ
ることができるようになされている。
【0008】また、前記インサイドマンドレル2の基部
3およびアウトサイドマンドレル5の外周面にはヒータ
15が取着されている。
3およびアウトサイドマンドレル5の外周面にはヒータ
15が取着されている。
【0009】ところで、このように形成された従来の押
出成形装置用ダイ1においては、溶融樹脂が分岐路11
の直前に位置する樹脂供給路10を通過する際に、樹脂
供給路10の中心部を通過する溶融樹脂の温度と、樹脂
供給路10の壁面部を通過する溶融樹脂の温度との間に
5〜15℃程度の温度差が生じ、この溶融樹脂の温度差
は、溶融樹脂が各螺旋樹脂路12を通過して前記筒状樹
脂路6部に充填されて融合した際に、溶融樹脂の流動特
性を部位によって異ならせ、その結果、ウエルドマーク
や偏肉を生じる原因となるとともに、樹脂フィルムに必
要な膜厚の均一化を図るための図示しない公知の偏肉調
整手段を用いた樹脂吐出口6aから吐出する溶融樹脂の
偏肉調整を容易に行うことができないという問題点があ
った。
出成形装置用ダイ1においては、溶融樹脂が分岐路11
の直前に位置する樹脂供給路10を通過する際に、樹脂
供給路10の中心部を通過する溶融樹脂の温度と、樹脂
供給路10の壁面部を通過する溶融樹脂の温度との間に
5〜15℃程度の温度差が生じ、この溶融樹脂の温度差
は、溶融樹脂が各螺旋樹脂路12を通過して前記筒状樹
脂路6部に充填されて融合した際に、溶融樹脂の流動特
性を部位によって異ならせ、その結果、ウエルドマーク
や偏肉を生じる原因となるとともに、樹脂フィルムに必
要な膜厚の均一化を図るための図示しない公知の偏肉調
整手段を用いた樹脂吐出口6aから吐出する溶融樹脂の
偏肉調整を容易に行うことができないという問題点があ
った。
【0010】また、溶融樹脂が各螺旋樹脂路12の起点
を通過する際に、各螺旋樹脂路12の下端角部に溶融樹
脂が流動しないといういわゆるデッドスペース16が生
じ、このデッドスペース16に留まった溶融樹脂の一部
は、他の流動している溶融樹脂によって不定期的にデッ
ドスペース16から離間して流動し、成形した樹脂フィ
ルムに対して、異物の混入、フィッシュアイの発生、色
ムラの発生などの欠陥を多く生じさせ、樹脂フィルムの
品質を高く保持させることができないという問題点があ
った。
を通過する際に、各螺旋樹脂路12の下端角部に溶融樹
脂が流動しないといういわゆるデッドスペース16が生
じ、このデッドスペース16に留まった溶融樹脂の一部
は、他の流動している溶融樹脂によって不定期的にデッ
ドスペース16から離間して流動し、成形した樹脂フィ
ルムに対して、異物の混入、フィッシュアイの発生、色
ムラの発生などの欠陥を多く生じさせ、樹脂フィルムの
品質を高く保持させることができないという問題点があ
った。
【0011】そこで、このような問題点に対処するため
に、図8に示すように、分岐路11および螺旋樹脂路1
2をほぼ同軸状の二重構成とするとともに、外側に位置
する螺旋樹脂路12aと内側に位置する螺旋樹脂路12
bとのねじれ方向を逆にした、いわゆる二重流路とした
押出成形装置用ダイ1Aが提案されている。
に、図8に示すように、分岐路11および螺旋樹脂路1
2をほぼ同軸状の二重構成とするとともに、外側に位置
する螺旋樹脂路12aと内側に位置する螺旋樹脂路12
bとのねじれ方向を逆にした、いわゆる二重流路とした
押出成形装置用ダイ1Aが提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の流路を二重とした押出成形装置用ダイ1Aにお
いては、二重流路を相反する方向に回転しながら溶融樹
脂を流動させて融合させることができるので、各分岐路
11を通過した溶融樹脂が各螺旋樹脂路12a、12b
を通過した後で均一に融合し前記樹脂吐出口6aから吐
出させる溶融樹脂に生じる部分的な温度差を除去するこ
とができるので、樹脂吐出口6aから吐出する溶融樹脂
の偏肉調整が容易で、ウエルドマークおよび偏肉の少な
い樹脂フィルムを成形することはできるものの、二重流
路を形成するために構造が複雑となり、経済的負担が増
加するという問題点があった。
た従来の流路を二重とした押出成形装置用ダイ1Aにお
いては、二重流路を相反する方向に回転しながら溶融樹
脂を流動させて融合させることができるので、各分岐路
11を通過した溶融樹脂が各螺旋樹脂路12a、12b
を通過した後で均一に融合し前記樹脂吐出口6aから吐
出させる溶融樹脂に生じる部分的な温度差を除去するこ
とができるので、樹脂吐出口6aから吐出する溶融樹脂
の偏肉調整が容易で、ウエルドマークおよび偏肉の少な
い樹脂フィルムを成形することはできるものの、二重流
路を形成するために構造が複雑となり、経済的負担が増
加するという問題点があった。
【0013】また、前述した従来の二重流路とした押出
成形装置用ダイ1Aにおいても、デッドスペース16を
依然として排除することができず、デッドスペース16
に起因する異物の混入、フィッシュアイの発生、色ムラ
の発生などの樹脂フィルムの欠陥を防止することができ
ないという問題点があった。
成形装置用ダイ1Aにおいても、デッドスペース16を
依然として排除することができず、デッドスペース16
に起因する異物の混入、フィッシュアイの発生、色ムラ
の発生などの樹脂フィルムの欠陥を防止することができ
ないという問題点があった。
【0014】そこで、膜厚が均一でデッドスペース16
に起因する欠陥を防止した高品質の樹脂フィルムを容易
に成形することのできる押出成形装置用ダイが求められ
ている。
に起因する欠陥を防止した高品質の樹脂フィルムを容易
に成形することのできる押出成形装置用ダイが求められ
ている。
【0015】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構造で、膜厚が均一でデッドスペースに
起因する欠陥を防止し、偏肉を確実に減少させることが
でき、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止させ、生産
量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を均一化さ
せ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散させること
ができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形することの
できる押出成形装置用ダイを提供することを目的とす
る。
であり、簡単な構造で、膜厚が均一でデッドスペースに
起因する欠陥を防止し、偏肉を確実に減少させることが
でき、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止させ、生産
量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を均一化さ
せ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散させること
ができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形することの
できる押出成形装置用ダイを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の押出成
形装置用ダイの特徴は、ほぼ円柱状をなすインサイドマ
ンドレルと、このインサイドマンドレルの外周面との間
に樹脂吐出口に連通するほぼ円筒形の筒状樹脂路を形成
するほぼ筒状のアウトサイドマンドレルとを具備し、前
記インサイドマンドレルの軸芯樹脂路へ供給された溶融
樹脂を当該軸芯樹脂路から前記筒状樹脂路に導く樹脂供
給路を形成してなる押出成形装置用ダイにおいて、前記
樹脂供給路を前記軸芯樹脂路内の樹脂を複数箇所から流
出させた後に合流させて前記筒状樹脂路に導くように形
成したことを特徴とする。
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の押出成
形装置用ダイの特徴は、ほぼ円柱状をなすインサイドマ
ンドレルと、このインサイドマンドレルの外周面との間
に樹脂吐出口に連通するほぼ円筒形の筒状樹脂路を形成
するほぼ筒状のアウトサイドマンドレルとを具備し、前
記インサイドマンドレルの軸芯樹脂路へ供給された溶融
樹脂を当該軸芯樹脂路から前記筒状樹脂路に導く樹脂供
給路を形成してなる押出成形装置用ダイにおいて、前記
樹脂供給路を前記軸芯樹脂路内の樹脂を複数箇所から流
出させた後に合流させて前記筒状樹脂路に導くように形
成したことを特徴とする。
【0017】そして、このような構成を採用したことに
より、樹脂供給路において溶融樹脂は混合されて温度差
を筒状樹脂路に入る前に均一化される。
より、樹脂供給路において溶融樹脂は混合されて温度差
を筒状樹脂路に入る前に均一化される。
【0018】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1におい
て、前記樹脂供給路は、樹脂流動方向の上流側となる前
記軸芯樹脂路側に複数の入口を有し、樹脂流動方向の下
流側に前記各入口を通過した溶融樹脂が合流する単数の
共通出口を有する複股状の分岐混合路により形成されて
いることを特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1におい
て、前記樹脂供給路は、樹脂流動方向の上流側となる前
記軸芯樹脂路側に複数の入口を有し、樹脂流動方向の下
流側に前記各入口を通過した溶融樹脂が合流する単数の
共通出口を有する複股状の分岐混合路により形成されて
いることを特徴とする。
【0019】そして、このような構成を採用したことに
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が筒状
樹脂路に入る前に均一化することができるとともにデッ
ドスペースの発生を防止することができる。
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が筒状
樹脂路に入る前に均一化することができるとともにデッ
ドスペースの発生を防止することができる。
【0020】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項2におい
て、前記複股状の分岐混合路の複数の入口を、前記軸芯
樹脂路の軸方向に沿って整列配置するとともに、分岐混
合路の各入口と前記共通出口とを連通する複数の流路の
うちの最も先端側に位置する流路を前記インサイドマン
ドレルの軸方向に対して直交する方向に形成したことを
特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項2におい
て、前記複股状の分岐混合路の複数の入口を、前記軸芯
樹脂路の軸方向に沿って整列配置するとともに、分岐混
合路の各入口と前記共通出口とを連通する複数の流路の
うちの最も先端側に位置する流路を前記インサイドマン
ドレルの軸方向に対して直交する方向に形成したことを
特徴とする。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前により均一化することができるとともに
デッドスペースの発生をより確実に防止することができ
る。
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前により均一化することができるとともに
デッドスペースの発生をより確実に防止することができ
る。
【0022】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項2または
請求項3において、前記複股状の分岐混合路を前記軸芯
樹脂路から放射状に形成したことを特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項2または
請求項3において、前記複股状の分岐混合路を前記軸芯
樹脂路から放射状に形成したことを特徴とする。
【0023】そして、このような構成を採用したことに
より、複数の分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂
が螺旋樹脂路に入る前によりさらに均一化することがで
きるとともにデッドスペースの発生をよりさらに確実に
防止することができる。
より、複数の分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂
が螺旋樹脂路に入る前によりさらに均一化することがで
きるとともにデッドスペースの発生をよりさらに確実に
防止することができる。
【0024】また、特許請求の範囲の請求項5に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項4のいずれか1項において、前記樹脂供給路におい
て合流された溶融樹脂を前記筒状樹脂路へ法線方向対し
て傾斜させて回転を付与して流入させることを特徴とす
る。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項4のいずれか1項において、前記樹脂供給路におい
て合流された溶融樹脂を前記筒状樹脂路へ法線方向対し
て傾斜させて回転を付与して流入させることを特徴とす
る。
【0025】そして、このような構成を採用したことに
より、筒状樹脂路内において溶融樹脂が極めて均一に混
合されて、溶融樹脂の温度も均一とされ、ウエルドマー
クの発生を確実に防止することができる。
より、筒状樹脂路内において溶融樹脂が極めて均一に混
合されて、溶融樹脂の温度も均一とされ、ウエルドマー
クの発生を確実に防止することができる。
【0026】また、特許請求の範囲の請求項6に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項5のいずれか1項において、前記樹脂供給路から前
記筒状樹脂路へ流入した溶融樹脂に回転を付与する螺旋
樹脂路を前記筒状樹脂路内に設けたことを特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項5のいずれか1項において、前記樹脂供給路から前
記筒状樹脂路へ流入した溶融樹脂に回転を付与する螺旋
樹脂路を前記筒状樹脂路内に設けたことを特徴とする。
【0027】そして、このような構成を採用したことに
より、筒状樹脂路内において溶融樹脂が極めて均一に混
合されて、溶融樹脂の温度も均一とされ、ウエルドマー
クの発生を確実に防止することができる。
より、筒状樹脂路内において溶融樹脂が極めて均一に混
合されて、溶融樹脂の温度も均一とされ、ウエルドマー
クの発生を確実に防止することができる。
【0028】また、特許請求の範囲の請求項7に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項6のいずれか1項において、前記螺旋樹脂路は、前
記樹脂供給路の出口または前記筒状樹脂路に形成された
マニホールドに接続させられていることを特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項6のいずれか1項において、前記螺旋樹脂路は、前
記樹脂供給路の出口または前記筒状樹脂路に形成された
マニホールドに接続させられていることを特徴とする。
【0029】そして、このような構成を採用したことに
より、多条の螺旋樹脂路により筒状樹脂路内において溶
融樹脂を極めて均一に混合させたり、より多くの多条の
螺旋樹脂路を設けて前記作用をより高くすることができ
る。例えば、インサイドマンドレルの直径が100mm
のものにおいて、従来は4条の螺旋樹脂路を設けていた
が、マニホールドを設けることにより20条もの螺旋樹
脂路を設けることができる。従って、偏肉を確実に減少
させることができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防
止させ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温
度を均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分
散させることができ、結果として高品質の樹脂フィルム
を容易に成形することができる。
より、多条の螺旋樹脂路により筒状樹脂路内において溶
融樹脂を極めて均一に混合させたり、より多くの多条の
螺旋樹脂路を設けて前記作用をより高くすることができ
る。例えば、インサイドマンドレルの直径が100mm
のものにおいて、従来は4条の螺旋樹脂路を設けていた
が、マニホールドを設けることにより20条もの螺旋樹
脂路を設けることができる。従って、偏肉を確実に減少
させることができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防
止させ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温
度を均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分
散させることができ、結果として高品質の樹脂フィルム
を容易に成形することができる。
【0030】また、特許請求の範囲の請求項8に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項7におい
て、前記樹脂供給路と前記螺旋樹脂路とによって溶融樹
脂に付与される回転方向を互いに逆方向としたことを特
徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項7におい
て、前記樹脂供給路と前記螺旋樹脂路とによって溶融樹
脂に付与される回転方向を互いに逆方向としたことを特
徴とする。
【0031】請求項7のように螺旋樹脂路を多条とする
ことにより前記下ような十分な作用効果を発揮すること
ができ、従って、溶融樹脂に付与される回転方向を同方
向としても十分な作用効果を発揮することができるが、
更に溶融樹脂に付与される回転方向を互いに逆方向とさ
せたことにより、一層高い作用効果を発揮させることが
できる。
ことにより前記下ような十分な作用効果を発揮すること
ができ、従って、溶融樹脂に付与される回転方向を同方
向としても十分な作用効果を発揮することができるが、
更に溶融樹脂に付与される回転方向を互いに逆方向とさ
せたことにより、一層高い作用効果を発揮させることが
できる。
【0032】また、特許請求の範囲の請求項9に記載の
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項8のいずれか1項において、前記軸芯樹脂路と複股
状の分岐混合路との組合せを前記インサイドマンドレル
の軸方向に沿って多段に配置したことを特徴とする。
本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1から請
求項8のいずれか1項において、前記軸芯樹脂路と複股
状の分岐混合路との組合せを前記インサイドマンドレル
の軸方向に沿って多段に配置したことを特徴とする。
【0033】そして、このような構成を採用したことに
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前によりさらに均一化することができると
ともにデッドスペースの発生をよりさらに確実に防止す
ることができる。
より、分岐混合路は溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前によりさらに均一化することができると
ともにデッドスペースの発生をよりさらに確実に防止す
ることができる。
【0034】また、特許請求の範囲の請求項10に記載
の本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1乃至
請求項9の何れか1項において、前記軸芯樹脂路内に供
給された溶融樹脂を混合する混合手段を配設したことを
特徴とする。
の本発明の押出成形装置用ダイの特徴は、請求項1乃至
請求項9の何れか1項において、前記軸芯樹脂路内に供
給された溶融樹脂を混合する混合手段を配設したことを
特徴とする。
【0035】そして、このような構成を採用したことに
より、混合手段は、溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前により一層均一化することができる。
より、混合手段は、溶融樹脂の温度差を溶融樹脂が螺旋
樹脂路に入る前により一層均一化することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
形態により説明する。
【0037】図1は本発明に係る押出成形装置用ダイの
実施の形態の一例の要部を示す構造説明図であり、図2
は分岐混合路の配設状態を示す平面図であり。
実施の形態の一例の要部を示す構造説明図であり、図2
は分岐混合路の配設状態を示す平面図であり。
【0038】図1に示すように、本実施の形態の押出成
形装置用ダイ21は、ほぼ円柱状をなすインサイドマン
ドレル22を有している。このインサイドマンドレル2
2は、円盤状の基部23の上面中心にほぼ円柱状の胴部
24を形成することにより構成されている。
形装置用ダイ21は、ほぼ円柱状をなすインサイドマン
ドレル22を有している。このインサイドマンドレル2
2は、円盤状の基部23の上面中心にほぼ円柱状の胴部
24を形成することにより構成されている。
【0039】前記インサイドマンドレル22の胴部24
部分の外周側には、ほぼ円筒状のアウトサイドマンドレ
ル25が嵌合されており、このアウトサイドマンドレル
25の内周面とインサイドマンドレル22の胴部24の
外周面との間に溶融樹脂を送給するほぼ円筒状の筒状樹
脂路26が形成されており、その先端部分は溶融樹脂を
上方に向かって所定形状に成形吐出させる樹脂吐出口2
6aとされている。
部分の外周側には、ほぼ円筒状のアウトサイドマンドレ
ル25が嵌合されており、このアウトサイドマンドレル
25の内周面とインサイドマンドレル22の胴部24の
外周面との間に溶融樹脂を送給するほぼ円筒状の筒状樹
脂路26が形成されており、その先端部分は溶融樹脂を
上方に向かって所定形状に成形吐出させる樹脂吐出口2
6aとされている。
【0040】前記インサイドマンドレル22の基部23
には、複数の貫通孔27(一部のみ図示)が穿設されて
おり、この貫通孔27に挿通される固定ねじ28をアウ
トサイドマンドレル25の下面に螺入させることによ
り、インサイドマンドレル22とアウトサイドマンドレ
ル25とを固着するようになされている。アウトサイド
マンドレル25の上端部は、樹脂吐出口26aの周方向
の間隙の大きさを調整する調整リング25aとされてい
る。
には、複数の貫通孔27(一部のみ図示)が穿設されて
おり、この貫通孔27に挿通される固定ねじ28をアウ
トサイドマンドレル25の下面に螺入させることによ
り、インサイドマンドレル22とアウトサイドマンドレ
ル25とを固着するようになされている。アウトサイド
マンドレル25の上端部は、樹脂吐出口26aの周方向
の間隙の大きさを調整する調整リング25aとされてい
る。
【0041】前記インサイドマンドレル22の基部23
の下面中央部には、所定の溶融樹脂を導入するための樹
脂流入口29が形成されており、この樹脂流入口29の
図1に上方に示す底部の中央部には、ほぼ円柱状の混合
手段30が装着可能な有底の軸芯樹脂路31が同軸状に
形成されている。この混合手段30は、本実施の形態に
おいては、溶融樹脂を混合しつつ流動可能なほぼ円柱状
に形成された多孔質物質が用いられており、上端中央部
に形成されたねじ30aを軸芯樹脂路31の底部に螺入
させることにより、軸芯樹脂路31に固着するようにな
されている。なお、軸芯樹脂路31に対する混合手段3
0の固着方法は、止め輪を用いるなどの公知の各種の方
法から選択すればよい。また、混合手段30としては、
スタティックミキサー、パンチング板をハニカム形状に
形成したものなどの溶融樹脂が流動しつつ混合可能なも
のであればよい。
の下面中央部には、所定の溶融樹脂を導入するための樹
脂流入口29が形成されており、この樹脂流入口29の
図1に上方に示す底部の中央部には、ほぼ円柱状の混合
手段30が装着可能な有底の軸芯樹脂路31が同軸状に
形成されている。この混合手段30は、本実施の形態に
おいては、溶融樹脂を混合しつつ流動可能なほぼ円柱状
に形成された多孔質物質が用いられており、上端中央部
に形成されたねじ30aを軸芯樹脂路31の底部に螺入
させることにより、軸芯樹脂路31に固着するようにな
されている。なお、軸芯樹脂路31に対する混合手段3
0の固着方法は、止め輪を用いるなどの公知の各種の方
法から選択すればよい。また、混合手段30としては、
スタティックミキサー、パンチング板をハニカム形状に
形成したものなどの溶融樹脂が流動しつつ混合可能なも
のであればよい。
【0042】前記軸芯樹脂路31と前記筒状樹脂路26
とは、軸芯樹脂路31へ供給された溶融樹脂を当該軸芯
樹脂路31から前記筒状樹脂路26に導く樹脂供給路3
5としての分岐混合路32によって、周方向を4等分ま
たは6等分する放射状位置においてそれぞれ連通されて
いる。各放射状位置の分岐混合路32は、複数、本実施
の形態においては二股状の流路32a、32bによって
形成されており、一方の軸芯樹脂路31部分に軸方向ほ
ぼ中央部および上部の2箇所に入口33a、33bを有
し、他方の筒状樹脂路26部分に溶融樹脂が合流して流
出する溶融樹脂の共通出口34を有している。
とは、軸芯樹脂路31へ供給された溶融樹脂を当該軸芯
樹脂路31から前記筒状樹脂路26に導く樹脂供給路3
5としての分岐混合路32によって、周方向を4等分ま
たは6等分する放射状位置においてそれぞれ連通されて
いる。各放射状位置の分岐混合路32は、複数、本実施
の形態においては二股状の流路32a、32bによって
形成されており、一方の軸芯樹脂路31部分に軸方向ほ
ぼ中央部および上部の2箇所に入口33a、33bを有
し、他方の筒状樹脂路26部分に溶融樹脂が合流して流
出する溶融樹脂の共通出口34を有している。
【0043】そして、分岐混合路32の図1に上方に示
すインサイドマンドレル22の最も先端側に位置する流
路32aは、インサイドマンドレル22の軸方向に対し
て直交する方向、すなわち、図1に左右方向に示す水平
方向に形成されており、他方の流路32bは上向き傾斜
に形成されている。
すインサイドマンドレル22の最も先端側に位置する流
路32aは、インサイドマンドレル22の軸方向に対し
て直交する方向、すなわち、図1に左右方向に示す水平
方向に形成されており、他方の流路32bは上向き傾斜
に形成されている。
【0044】なお、分岐混合路32としては、1個の共
通出口34を有し、3本以上の流路を有する構成でもよ
い。
通出口34を有し、3本以上の流路を有する構成でもよ
い。
【0045】前記インサイドマンドレル22の胴部24
の外周面には、前記分岐混合路32の共通出口34を起
点とする多条と称される複数、本実施の形態においては
6本の螺旋状の螺旋樹脂路36が形成されており、これ
ら各螺旋樹脂路36は、インサイドマンドレル22の胴
部24の上方まで延在されるようになされている。ま
た、これら各螺旋樹脂路36は、インサイドマンドレル
22の上部に向かうにしたがって徐々に幅寸法および深
さ寸法が小さくなるように形成されている。また、各螺
旋樹脂路36は、幅寸法が小さくなって来た部分におい
て2本または3本の複数の螺旋樹脂路に分岐させるよう
にしてもよい。前記樹脂供給路35を介して各螺旋樹脂
路36に供給される溶融樹脂が、インサイドマンドレル
22の胴部24の上方へ送られるにしたがって次第に螺
旋樹脂路36からあふれ出し、筒状樹脂路26内に均一
に充填されるようになされている。
の外周面には、前記分岐混合路32の共通出口34を起
点とする多条と称される複数、本実施の形態においては
6本の螺旋状の螺旋樹脂路36が形成されており、これ
ら各螺旋樹脂路36は、インサイドマンドレル22の胴
部24の上方まで延在されるようになされている。ま
た、これら各螺旋樹脂路36は、インサイドマンドレル
22の上部に向かうにしたがって徐々に幅寸法および深
さ寸法が小さくなるように形成されている。また、各螺
旋樹脂路36は、幅寸法が小さくなって来た部分におい
て2本または3本の複数の螺旋樹脂路に分岐させるよう
にしてもよい。前記樹脂供給路35を介して各螺旋樹脂
路36に供給される溶融樹脂が、インサイドマンドレル
22の胴部24の上方へ送られるにしたがって次第に螺
旋樹脂路36からあふれ出し、筒状樹脂路26内に均一
に充填されるようになされている。
【0046】さらに、インサイドマンドレル22の上部
中心部には、エア吐出口37が同軸状に形成されてお
り、インサイドマンドレル22には、エア吐出口37の
下端部とインサイドマンドレル22の基部23の側面と
を連通するエア供給路38が形成されている。そして、
エア供給路38に図示しないエア供給装置等により所定
のエアを供給することにより、エア吐出口37を介して
インサイドマンドレル22の上方にエアを噴出させるこ
とができるようになされている。
中心部には、エア吐出口37が同軸状に形成されてお
り、インサイドマンドレル22には、エア吐出口37の
下端部とインサイドマンドレル22の基部23の側面と
を連通するエア供給路38が形成されている。そして、
エア供給路38に図示しないエア供給装置等により所定
のエアを供給することにより、エア吐出口37を介して
インサイドマンドレル22の上方にエアを噴出させるこ
とができるようになされている。
【0047】また、前記インサイドマンドレル22の基
部23およびアウトサイドマンドレル25の外周面に
は、ヒータ39が取着けられている。
部23およびアウトサイドマンドレル25の外周面に
は、ヒータ39が取着けられている。
【0048】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
態の作用について説明する。
【0049】本実施の形態の押出成形装置用ダイ21に
おいては、インサイドマンドレル22の樹脂流入口29
に押出機(図示せず)により溶融状態とされた所定の溶
融樹脂を供給する。この溶融樹脂は、軸芯樹脂路31と
分岐混合路32からなる樹脂供給路35を介してインサ
イドマンドレル22の胴部24の外周面とアウトサイド
マンドレル25の内周面との間の筒状樹脂路26に送ら
れ、続いて筒状樹脂路26および各螺旋樹脂路36を介
してインサイドマンドレル22の上方へ送られる。そし
て、この溶融樹脂は、上方に向かうにしたがって徐々に
各螺旋樹脂路36からあふれ出し、筒状樹脂路26内に
おいて環状に成形され、樹脂吐出口26から環状に吐出
される。一方、前記エア供給路38を介してエア吐出口
37から所定の圧力でエアを溶融樹脂からなる円筒状の
吐出樹脂の内側に噴出させて樹脂を吹膨する。これによ
り、所望のチューブ状の樹脂フィルムを形成するように
なっている。
おいては、インサイドマンドレル22の樹脂流入口29
に押出機(図示せず)により溶融状態とされた所定の溶
融樹脂を供給する。この溶融樹脂は、軸芯樹脂路31と
分岐混合路32からなる樹脂供給路35を介してインサ
イドマンドレル22の胴部24の外周面とアウトサイド
マンドレル25の内周面との間の筒状樹脂路26に送ら
れ、続いて筒状樹脂路26および各螺旋樹脂路36を介
してインサイドマンドレル22の上方へ送られる。そし
て、この溶融樹脂は、上方に向かうにしたがって徐々に
各螺旋樹脂路36からあふれ出し、筒状樹脂路26内に
おいて環状に成形され、樹脂吐出口26から環状に吐出
される。一方、前記エア供給路38を介してエア吐出口
37から所定の圧力でエアを溶融樹脂からなる円筒状の
吐出樹脂の内側に噴出させて樹脂を吹膨する。これによ
り、所望のチューブ状の樹脂フィルムを形成するように
なっている。
【0050】この場合に、軸芯樹脂路31を通過する溶
融樹脂は、軸芯樹脂路31の内部に装着された混合手段
30により、軸芯樹脂路31の中心部を通過する溶融樹
脂と壁面部を通過する溶融樹脂とが混合されて、軸芯樹
脂路31を通過する溶融樹脂の温度が均一化されること
になるとともに、溶融樹脂の分子の配向性を多方向に分
散させることができるので、筒状樹脂路26に入る前
に、溶融樹脂の分子の配向の均一化を図ることができ、
成形した樹脂フィルムの強度を均一にすることができ
る。
融樹脂は、軸芯樹脂路31の内部に装着された混合手段
30により、軸芯樹脂路31の中心部を通過する溶融樹
脂と壁面部を通過する溶融樹脂とが混合されて、軸芯樹
脂路31を通過する溶融樹脂の温度が均一化されること
になるとともに、溶融樹脂の分子の配向性を多方向に分
散させることができるので、筒状樹脂路26に入る前
に、溶融樹脂の分子の配向の均一化を図ることができ、
成形した樹脂フィルムの強度を均一にすることができ
る。
【0051】さらに、混合手段30を通過した溶融樹脂
は、樹脂供給路35の2つの入口33、33を通って二
股の分岐混合路32に流入し、1個の共通出口34にお
いて合流することにより、軸芯樹脂路31の中心部およ
び壁面部を通過する溶融樹脂が再度混合されて、溶融樹
脂の温度がより均一化されることになるとともに、溶融
樹脂の分子の配向性を再度多方向に分散させることがで
きるので、溶融樹脂の分子の配向の均一化をより図るこ
とができ、成形した樹脂フィルムの強度をより均一にす
ることができる。そして、分岐混合路32の共通出口3
4を通過した溶融樹脂は、温度がより均一化されるとと
もに分子の配向性が多方向に分散させられているので、
溶融樹脂をインサイドマンドレル22の外周面とアウト
サイドマンドレル25との間の筒状樹脂路26内に充填
して環状に融合させる際に、溶融樹脂の流動特性を均一
化することができ、これにより、調整リング35aやそ
の他の公知のギャップ調整手段を用いた樹脂吐出口26
から吐出する溶融樹脂の偏肉調整を容易に行うことがで
きるとともに、樹脂吐出口26から吐出された樹脂フィ
ルムにウエルドマークが形成されてしまうことがなく、
樹脂フィルムの膜厚を均一にすることができ、偏肉のな
い高品質の樹脂フィルムを容易に形成することができ
る。
は、樹脂供給路35の2つの入口33、33を通って二
股の分岐混合路32に流入し、1個の共通出口34にお
いて合流することにより、軸芯樹脂路31の中心部およ
び壁面部を通過する溶融樹脂が再度混合されて、溶融樹
脂の温度がより均一化されることになるとともに、溶融
樹脂の分子の配向性を再度多方向に分散させることがで
きるので、溶融樹脂の分子の配向の均一化をより図るこ
とができ、成形した樹脂フィルムの強度をより均一にす
ることができる。そして、分岐混合路32の共通出口3
4を通過した溶融樹脂は、温度がより均一化されるとと
もに分子の配向性が多方向に分散させられているので、
溶融樹脂をインサイドマンドレル22の外周面とアウト
サイドマンドレル25との間の筒状樹脂路26内に充填
して環状に融合させる際に、溶融樹脂の流動特性を均一
化することができ、これにより、調整リング35aやそ
の他の公知のギャップ調整手段を用いた樹脂吐出口26
から吐出する溶融樹脂の偏肉調整を容易に行うことがで
きるとともに、樹脂吐出口26から吐出された樹脂フィ
ルムにウエルドマークが形成されてしまうことがなく、
樹脂フィルムの膜厚を均一にすることができ、偏肉のな
い高品質の樹脂フィルムを容易に形成することができ
る。
【0052】また、本実施の形態の樹脂供給路35を構
成する分岐混合路32は、溶融樹脂を2箇所の入口33
a、33bから入れて1箇所の共通出口34から出すよ
うに二股状に形成されているので、溶融樹脂を混合する
機能を有しているとともに、共通出口34において、水
平に形成された流路32aから流出して共通出口34の
下隅に留まろうとする溶融樹脂を、上向き傾斜に形成さ
れた流路32bから流出する溶融樹脂により強制的に流
動させることができるので、デッドスペースが生じるの
を確実に防止することができ、その結果、デッドスペー
スに起因して生じる、異物の混入、フィッシュアイの発
生、色ムラの発生などの各種の欠陥を確実に防止するこ
とができるので、樹脂フィルムの品質を確実に向上させ
ることができる。
成する分岐混合路32は、溶融樹脂を2箇所の入口33
a、33bから入れて1箇所の共通出口34から出すよ
うに二股状に形成されているので、溶融樹脂を混合する
機能を有しているとともに、共通出口34において、水
平に形成された流路32aから流出して共通出口34の
下隅に留まろうとする溶融樹脂を、上向き傾斜に形成さ
れた流路32bから流出する溶融樹脂により強制的に流
動させることができるので、デッドスペースが生じるの
を確実に防止することができ、その結果、デッドスペー
スに起因して生じる、異物の混入、フィッシュアイの発
生、色ムラの発生などの各種の欠陥を確実に防止するこ
とができるので、樹脂フィルムの品質を確実に向上させ
ることができる。
【0053】さらにまた、本実施の形態によれば、図8
に示す従来の二重流路を形成するものに比べて構造が簡
単なので、経済的負担の増加を確実に防止することがで
きる。
に示す従来の二重流路を形成するものに比べて構造が簡
単なので、経済的負担の増加を確実に防止することがで
きる。
【0054】また、図3は本発明の他の実施の形態の要
部を示したもので、前記軸芯樹脂路31(混合手段30
は内蔵させてもさせなくてもよい)と複股状の分岐混合
路32からなる樹脂供給路35との組合せをインサイド
マンドレル22の軸方向に沿って多段に配置して溶融樹
脂を筒状樹脂路26へ導くようにしたものである。
部を示したもので、前記軸芯樹脂路31(混合手段30
は内蔵させてもさせなくてもよい)と複股状の分岐混合
路32からなる樹脂供給路35との組合せをインサイド
マンドレル22の軸方向に沿って多段に配置して溶融樹
脂を筒状樹脂路26へ導くようにしたものである。
【0055】すなわち、本実施の形態の押出成形装置用
ダイ21Aにおいては、インサイドマンドレル22の下
部に第1軸芯樹脂路31Aが配設されており、この第1
軸芯樹脂路31Aの上方に同軸状に形成された第2軸芯
樹脂路31Bが形成されている。そして、各軸芯樹脂路
31A、31Bには、それぞれ前記実施の形態と同様の
分岐混合路32A、32Bが形成されている。また、第
1軸芯樹脂路31Aに形成された分岐混合路32Aの共
通出口34には、上端が第2軸芯樹脂路31Bの下部に
接続された接続流路40の下端が接続されている。した
がって、本実施の形態においては、樹脂流入口29、第
1軸芯樹脂路31A、分岐混合路32A、接続流路4
0、第2軸芯樹脂路31Bおよび分岐混合路32Bを経
て溶融樹脂が供給される。その他の部分は前記実施の形
態のものと同様であるためその説明を省略する。
ダイ21Aにおいては、インサイドマンドレル22の下
部に第1軸芯樹脂路31Aが配設されており、この第1
軸芯樹脂路31Aの上方に同軸状に形成された第2軸芯
樹脂路31Bが形成されている。そして、各軸芯樹脂路
31A、31Bには、それぞれ前記実施の形態と同様の
分岐混合路32A、32Bが形成されている。また、第
1軸芯樹脂路31Aに形成された分岐混合路32Aの共
通出口34には、上端が第2軸芯樹脂路31Bの下部に
接続された接続流路40の下端が接続されている。した
がって、本実施の形態においては、樹脂流入口29、第
1軸芯樹脂路31A、分岐混合路32A、接続流路4
0、第2軸芯樹脂路31Bおよび分岐混合路32Bを経
て溶融樹脂が供給される。その他の部分は前記実施の形
態のものと同様であるためその説明を省略する。
【0056】このような構成の本実施の形態の押出成形
装置用ダイ21Aによれば、混合手段30を内蔵させた
軸芯樹脂路31A、31Bと複股状の分岐混合路32
A、32Bとからなる樹脂供給路35との組合せをイン
サイドマンドレル22の軸方向に沿って多段に配置して
いるために、前述した実施の形態の押出成形装置用ダイ
21と同様の作用効果を2回以上に亙って奏することが
できるので、溶融樹脂の温度をより一層均一化すること
ができ、偏肉調整をより容易に行うことができるととも
に、ウエルドマークの発生をより確実に防止し、樹脂フ
ィルムの膜厚をより一層均一にすることができるので、
より高品質の樹脂フィルムを容易に形成することができ
る。
装置用ダイ21Aによれば、混合手段30を内蔵させた
軸芯樹脂路31A、31Bと複股状の分岐混合路32
A、32Bとからなる樹脂供給路35との組合せをイン
サイドマンドレル22の軸方向に沿って多段に配置して
いるために、前述した実施の形態の押出成形装置用ダイ
21と同様の作用効果を2回以上に亙って奏することが
できるので、溶融樹脂の温度をより一層均一化すること
ができ、偏肉調整をより容易に行うことができるととも
に、ウエルドマークの発生をより確実に防止し、樹脂フ
ィルムの膜厚をより一層均一にすることができるので、
より高品質の樹脂フィルムを容易に形成することができ
る。
【0057】なお、第2装着孔31Bに混合手段30を
取着しない構成としてもよい。
取着しない構成としてもよい。
【0058】図4は本発明の更に他の実施の形態を示し
ている。
ている。
【0059】本実施の形態においては、樹脂供給路35
を構成する分岐混合路32の共通出口34の直ぐ下流側
(図4において上側)において、インサイドマンドレル
22の外周面に環状のマニホールド41を形成し、この
マニホールド41の下流端部から多条の螺旋樹脂路3
6、36を形成したものであり、その他の構成は図1に
示す実施の形態と同様である。螺旋樹脂路36、36の
本数はマニホールド41を設けない場合の5〜10倍と
することができる。
を構成する分岐混合路32の共通出口34の直ぐ下流側
(図4において上側)において、インサイドマンドレル
22の外周面に環状のマニホールド41を形成し、この
マニホールド41の下流端部から多条の螺旋樹脂路3
6、36を形成したものであり、その他の構成は図1に
示す実施の形態と同様である。螺旋樹脂路36、36の
本数はマニホールド41を設けない場合の5〜10倍と
することができる。
【0060】本実施の形態においては、環状のマニホー
ルド41から螺旋樹脂路36をスタートさせることがで
きるので、螺旋樹脂路36の本数を共通出口34の数と
していた前記各実施の形態に比較してより多くの螺旋樹
脂路36を形成することができる。従って、本実施例に
おいては、例えば4箇所または6箇所の共通出口34に
おいて合流した溶融樹脂はそれぞれマニホールド41に
流入して満たされ、続いて筒状樹脂路26と多数の多条
の螺旋樹脂路36、36を通して樹脂吐出口26aに向
けて流通する間に、多条の螺旋樹脂路36、36のピッ
チが小さくなっているために偏肉が発生しにくくなり、
極めて均一に混合されることとなり、溶融樹脂の温度を
より一層均一化することができ、偏肉調整をより容易に
行うことができるとともに、ウエルドマークの発生をよ
り確実に防止し、樹脂フィルムの膜厚をより一層均一に
することができるので、より高品質の樹脂フィルムを容
易に形成することができる。
ルド41から螺旋樹脂路36をスタートさせることがで
きるので、螺旋樹脂路36の本数を共通出口34の数と
していた前記各実施の形態に比較してより多くの螺旋樹
脂路36を形成することができる。従って、本実施例に
おいては、例えば4箇所または6箇所の共通出口34に
おいて合流した溶融樹脂はそれぞれマニホールド41に
流入して満たされ、続いて筒状樹脂路26と多数の多条
の螺旋樹脂路36、36を通して樹脂吐出口26aに向
けて流通する間に、多条の螺旋樹脂路36、36のピッ
チが小さくなっているために偏肉が発生しにくくなり、
極めて均一に混合されることとなり、溶融樹脂の温度を
より一層均一化することができ、偏肉調整をより容易に
行うことができるとともに、ウエルドマークの発生をよ
り確実に防止し、樹脂フィルムの膜厚をより一層均一に
することができるので、より高品質の樹脂フィルムを容
易に形成することができる。
【0061】更に説明すれば、偏肉を確実に減少させる
ことができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止さ
せ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を
均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散さ
せることができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形す
ることができる。
ことができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止さ
せ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を
均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散さ
せることができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形す
ることができる。
【0062】図5および図6は本発明の更に他の実施の
形態を示している。
形態を示している。
【0063】本実施の形態においては、各樹脂供給路3
5を形成する分岐混合路32の共通出口34から筒状樹
脂路26へ向かう樹脂流方向を、インサイドマンドレル
22の放射方向から接線方向に徐々に変更して筒状樹脂
路26の法線方向吐傾斜させて供給するようにしたもの
である。
5を形成する分岐混合路32の共通出口34から筒状樹
脂路26へ向かう樹脂流方向を、インサイドマンドレル
22の放射方向から接線方向に徐々に変更して筒状樹脂
路26の法線方向吐傾斜させて供給するようにしたもの
である。
【0064】更に説明すると、図5および図6に示すよ
うに、分岐混合路32の共通出口34部分にインサイド
マンドレル22に樹脂流変換体42を固定ボルト43等
により固着して共通出口34をインサイドマンドレル2
2の放射方向から接線方向に徐々に変更する屈曲樹脂路
44を形成し、この屈曲樹脂路44をインサイドマンド
レル22とアウトサイドマンドレル25との間に形成し
たマニホールド45に開口させている。また、本実施の
形態においては、各屈曲樹脂路44を図6において時計
方向に屈曲させて、溶融樹脂を時計方向に回転させなが
らマニホールド45に流入させるようにしている。この
マニホールド45の下流側(図5の上側)には筒状樹脂
路26の流路を一旦絞りその後図4と同様にしてマニホ
ールド41を設け続いて多数の多条の螺旋樹脂路36、
36を設けるようにしている。この多条の螺旋樹脂路3
6、36の回転方向は前記屈曲樹脂路44の回転方向と
逆の図5において反時計方向とされている。その他の構
成は前記実施の形態と同様とされている。
うに、分岐混合路32の共通出口34部分にインサイド
マンドレル22に樹脂流変換体42を固定ボルト43等
により固着して共通出口34をインサイドマンドレル2
2の放射方向から接線方向に徐々に変更する屈曲樹脂路
44を形成し、この屈曲樹脂路44をインサイドマンド
レル22とアウトサイドマンドレル25との間に形成し
たマニホールド45に開口させている。また、本実施の
形態においては、各屈曲樹脂路44を図6において時計
方向に屈曲させて、溶融樹脂を時計方向に回転させなが
らマニホールド45に流入させるようにしている。この
マニホールド45の下流側(図5の上側)には筒状樹脂
路26の流路を一旦絞りその後図4と同様にしてマニホ
ールド41を設け続いて多数の多条の螺旋樹脂路36、
36を設けるようにしている。この多条の螺旋樹脂路3
6、36の回転方向は前記屈曲樹脂路44の回転方向と
逆の図5において反時計方向とされている。その他の構
成は前記実施の形態と同様とされている。
【0065】本実施の形態によれば、各樹脂供給路35
を形成する分岐混合路32の共通出口34に連続して筒
状樹脂路26へ向かう樹脂流方向をインサイドマンドレ
ル22の放射方向から接線方向に徐々に変更する屈曲樹
脂路44を設けているので、4箇所の屈曲樹脂路44か
らマニホールド45内へ樹脂流方向をインサイドマンド
レル22の放射方向から接線方向に徐々に変更して溶融
樹脂が供給され、相互に極めて円滑に合流する。即ち、
マニホールド45内おいて、4箇所から溶融樹脂が時計
方向に回転しながら流入するために、相互の合流点がウ
エルドマークとして現れないようにして樹脂が均一に分
散して合流され、溶融樹脂の温度も局部的な加熱が防止
されて均一性を確保される。前記屈曲樹脂路44を省い
て分岐混合路32の共通出口34から筒状樹脂路26に
対してインサイドマンドレル22の放射方向に溶融樹脂
を流出させると、溶融樹脂がアウトサイドマンドレル2
5に内面に法線方向から突当たることとなり、当該部分
の圧力が他の部分より高くなって圧力の不均一性が起こ
ってしまったり、各共通出口34から筒状樹脂路26に
流入した溶融樹脂はそれぞれ時計方向および反時計方向
に流出してそれぞれの中間部において逆方向から流出し
て来た溶融樹脂と合流するものであるために、その合流
点がウエルドマークとして現れる恐れがある。本実施の
形態によれば、このような不都合が全くなくなる。更に
本実施の形態によれば、下方のマニホールド45におい
て時計方向の流れとされて上のマニホールド41に流入
した溶融樹脂は当該マニホールド41内に充満して滞留
し、その後多数の多条の螺旋樹脂路36、36および筒
状樹脂路26を流通する間に前記とは逆の反時計方向の
回転を付与されることとなり、筒状樹脂路26内におけ
る溶融樹脂の混合がより均一とされるとともに筒状樹脂
路26の全周に亙る溶融樹脂の流量の均一性がより高め
られることとなる。
を形成する分岐混合路32の共通出口34に連続して筒
状樹脂路26へ向かう樹脂流方向をインサイドマンドレ
ル22の放射方向から接線方向に徐々に変更する屈曲樹
脂路44を設けているので、4箇所の屈曲樹脂路44か
らマニホールド45内へ樹脂流方向をインサイドマンド
レル22の放射方向から接線方向に徐々に変更して溶融
樹脂が供給され、相互に極めて円滑に合流する。即ち、
マニホールド45内おいて、4箇所から溶融樹脂が時計
方向に回転しながら流入するために、相互の合流点がウ
エルドマークとして現れないようにして樹脂が均一に分
散して合流され、溶融樹脂の温度も局部的な加熱が防止
されて均一性を確保される。前記屈曲樹脂路44を省い
て分岐混合路32の共通出口34から筒状樹脂路26に
対してインサイドマンドレル22の放射方向に溶融樹脂
を流出させると、溶融樹脂がアウトサイドマンドレル2
5に内面に法線方向から突当たることとなり、当該部分
の圧力が他の部分より高くなって圧力の不均一性が起こ
ってしまったり、各共通出口34から筒状樹脂路26に
流入した溶融樹脂はそれぞれ時計方向および反時計方向
に流出してそれぞれの中間部において逆方向から流出し
て来た溶融樹脂と合流するものであるために、その合流
点がウエルドマークとして現れる恐れがある。本実施の
形態によれば、このような不都合が全くなくなる。更に
本実施の形態によれば、下方のマニホールド45におい
て時計方向の流れとされて上のマニホールド41に流入
した溶融樹脂は当該マニホールド41内に充満して滞留
し、その後多数の多条の螺旋樹脂路36、36および筒
状樹脂路26を流通する間に前記とは逆の反時計方向の
回転を付与されることとなり、筒状樹脂路26内におけ
る溶融樹脂の混合がより均一とされるとともに筒状樹脂
路26の全周に亙る溶融樹脂の流量の均一性がより高め
られることとなる。
【0066】このように本実施の形態によれば、樹脂吐
出口26aに向けて流通する間に極めて均一に混合され
ることとなり、溶融樹脂の温度をより一層均一化するこ
とができ、偏肉調整をより容易に行うことができるとと
もに、ウエルドマークの発生をより確実に防止し、樹脂
フィルムの膜厚をより一層均一にすることができるの
で、より高品質の樹脂フィルムを容易に形成することが
できる。
出口26aに向けて流通する間に極めて均一に混合され
ることとなり、溶融樹脂の温度をより一層均一化するこ
とができ、偏肉調整をより容易に行うことができるとと
もに、ウエルドマークの発生をより確実に防止し、樹脂
フィルムの膜厚をより一層均一にすることができるの
で、より高品質の樹脂フィルムを容易に形成することが
できる。
【0067】また、本実施の形態においては、下方のマ
ニホールド45から上方のマニホールド41との間に図
3に示すような接続流路40、軸芯樹脂路31、分岐混
合路32の組合せを設けて多段構成としてもよいことは
勿論である。
ニホールド45から上方のマニホールド41との間に図
3に示すような接続流路40、軸芯樹脂路31、分岐混
合路32の組合せを設けて多段構成としてもよいことは
勿論である。
【0068】また、本発明は、前記各実施の形態に限定
されるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
されるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の押出成形装
置用ダイによれば、膜厚が均一でデッドスペースに起因
する欠陥を防止することができ、偏肉を確実に減少させ
ることができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止さ
せ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を
均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散さ
せることができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形す
ることができるという極めて優れた効果を奏する。
置用ダイによれば、膜厚が均一でデッドスペースに起因
する欠陥を防止することができ、偏肉を確実に減少させ
ることができ、ダイ背圧を減少させて過剰発熱を防止さ
せ、生産量を増加させることができ、溶融樹脂の温度を
均一化させ、添加物を含めた樹脂の成分を均一に分散さ
せることができ、高品質の樹脂フィルムを容易に成形す
ることができるという極めて優れた効果を奏する。
【図1】 本発明に係る押出成形装置用ダイの実施の形
態の一例を示す構造説明図
態の一例を示す構造説明図
【図2】 図1の分岐混合路の配設状態を示す平面図
【図3】 本発明に係る押出成形装置用ダイの実施の形
態の他の例の要部を示す構造説明図
態の他の例の要部を示す構造説明図
【図4】 本発明に係る押出成形装置用ダイの実施の形
態の更に他の例の要部を示す構造説明図
態の更に他の例の要部を示す構造説明図
【図5】 本発明に係る押出成形装置用ダイの実施の形
態の更に他の例の要部を示す構造説明図
態の更に他の例の要部を示す構造説明図
【図6】 図5のA−A線に沿った断面図
【図7】 従来の押出成形装置用ダイを示す構造説明図
【図8】 従来の二重流路を有する押出成形装置用ダイ
を示す構造説明図
を示す構造説明図
21 押出成形装置用ダイ 22 インサイドマンドレル 25 アウトサイドマンドレル 26 筒状樹脂路樹 26a 樹脂吐出口 29 樹脂流入口 30 混合手段 31、31A、31B 軸芯樹脂路 32、32A、32B 分岐混合路 33 入口 34 共通出口 35、35A 樹脂供給路 36 螺旋樹脂路 40 接続流路 41、45 マニホールド 44 屈曲樹脂路
Claims (10)
- 【請求項1】 ほぼ円柱状をなすインサイドマンドレル
と、このインサイドマンドレルの外周面との間に樹脂吐
出口に連通するほぼ円筒形の筒状樹脂路を形成するほぼ
筒状のアウトサイドマンドレルとを具備し、前記インサ
イドマンドレルの軸芯樹脂路へ供給された溶融樹脂を当
該軸芯樹脂路から前記筒状樹脂路に導く樹脂供給路を形
成してなる押出成形装置用ダイにおいて、 前記樹脂供給路を前記軸芯樹脂路内の樹脂を複数箇所か
ら流出させた後に合流させて前記筒状樹脂路に導くよう
に形成したことを特徴とする押出成形装置用ダイ。 - 【請求項2】 前記樹脂供給路は、樹脂流動方向の上流
側となる前記軸芯樹脂路側に複数の入口を有し、樹脂流
動方向の下流側に前記各入口を通過した溶融樹脂が合流
する単数の共通出口を有する複股状の分岐混合路により
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の押出
成形装置用ダイ。 - 【請求項3】 前記複股状の分岐混合路の複数の入口
を、前記軸芯樹脂路の軸方向に沿って整列配置するとと
もに、分岐混合路の各入口と前記共通出口とを連通する
複数の流路のうちの最も先端側に位置する流路を前記イ
ンサイドマンドレルの軸方向に対して直交する方向に形
成したことを特徴とする請求項2に記載の押出成形装置
用ダイ。 - 【請求項4】 前記複股状の分岐混合路を前記軸芯樹脂
路から放射状に形成したことを特徴とする請求項2また
は請求項3に記載の押出成形装置用ダイ。 - 【請求項5】 前記樹脂供給路において合流された溶融
樹脂を前記筒状樹脂路へ法線方向対して傾斜させて回転
を付与して流入させることを特徴とする請求項1から請
求項4のいずれか1項に記載の押出成形装置用ダイ。 - 【請求項6】 前記樹脂供給路から前記筒状樹脂路へ流
入した溶融樹脂に回転を付与する螺旋樹脂路を前記筒状
樹脂路内に設けたことを特徴とする請求項1から請求項
5のいずれか1項に記載の押出成形装置用ダイ。 - 【請求項7】 前記螺旋樹脂路は、前記樹脂供給路の出
口または前記筒状樹脂路に形成されたマニホールドに接
続させられていることを特徴とする請求項1から請求項
6のいずれか1項に記載の押出成形装置用ダイ。 - 【請求項8】 前記樹脂供給路と前記螺旋樹脂路とによ
って溶融樹脂に付与される回転方向を互いに逆方向とし
たことを特徴とする請求項7に記載の押出成形装置用ダ
イ。 - 【請求項9】 前記軸芯樹脂路と複股状の分岐混合路と
の組合せを前記インサイドマンドレルの軸方向に沿って
多段に配置したことを特徴とする請求項1から請求項8
のいずれか1項に記載の押出成形装置用ダイ。 - 【請求項10】 前記軸芯樹脂路内に供給された溶融樹
脂を混合する混合手段を配設したことを特徴とする請求
項1から請求項9のいずれか1項に記載の押出成形装置
用ダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338582A JPH10175247A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 押出成形装置用ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338582A JPH10175247A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 押出成形装置用ダイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175247A true JPH10175247A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18319539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8338582A Pending JPH10175247A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 押出成形装置用ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005053031A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Bridgestone Corp | 樹脂製薄肉チューブの成形方法 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8338582A patent/JPH10175247A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005053031A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-03-03 | Bridgestone Corp | 樹脂製薄肉チューブの成形方法 |
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